JP4641744B2 - パック電池、パック電池に用いる感熱体及び感熱体 - Google Patents

パック電池、パック電池に用いる感熱体及び感熱体 Download PDF

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Description

本発明は、素電池の異常温度上昇時にパック電池の入出力を遮断する技術に関する。
携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、また電動工具、電気自動車などの電源として、パック電池が広く用いられている。
パック電池は、直列または並列に電気接続された複数の素電池、特に二次電池を主として構成されるが、素電池の種類や使用条件等によって、素電池を管理する必要が生じることがある。このためパック電池は、場合によっては前記素電池に加え、温度ヒューズ、温度センサや保護回路を電気的に接続した状態で、これをプラスチックケースや樹脂フィルム等の絶縁素材で被覆して構成される。
保護回路は、例えばリチウムイオン電池等の過充電・過放電を防止するための電圧管理等の目的で用いられる。
温度ヒューズや温度センサは、素電池の温度管理を行うためのものであって、異常温度上昇時における安全機構動作を目的として、パック電池のメイン回路における外部入力経路や外部出力経路を遮断するように配設される。これについては例えば特許文献1において、複数の二次電池を薄板テープ状の熱伝導体で共通に熱結合させ、当該熱伝導体の一部領域に温度センサ(サーミスタ素子)を設け、電池の温度管理を行う技術が開示されている。
なお温度ヒューズの種類としては、いわゆるPTC素子(Positive TemperatureCoefficient)やNTC素子(Negative TemperatureCoefficient)、サーミスタ素子の他、特許文献2に開示されているように、容器内に温度ペレットとリード線、電極線を配した構成を持ち、温度上昇に伴い温度ペレットが昇華することで、リード線と電極線の通電が解かれるようにする技術が考案されている。
特開平7−307171号公報 特開平9−63441号公報
しかしながら従来のパック電池においては、これに含まれる各素電池について、良好な温度管理がなされているとは言い難い現状にある。
例えば特許文献1の技術では、各素電池を熱導電体で熱結合させ、これを温度センサで間接的に熱管理する構成であるため、センサが設けられる位置から遠ざかるにつれて、その素電池の温度管理にずれが生じやすくなる。
このような温度管理の不備を改善するためには、各素電池のそれぞれに対して、特許文献2に示す温度ヒューズやPTC素子を熱結合させて、個別管理することが考えられるが、素電池の数に比例して素子が必要となるのでコストの問題も生じるほか、回路構成もその分複雑になる。
本発明は以上の課題に鑑みて為されたものであって、その目的は、比較的低コストでありながら、複数の素電池の温度管理を従来に比べて確実に行い、良好に安全機構を作動させることの可能なパック電池を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、電気的に接続された複数の素電池を内蔵するパック電池であって、長手方向の全域が感熱域とされ、当該感熱域の任意の部位での異常温度検知を電気信号として取得することのできる長尺状の感熱体が、前記素電池の2個以上に跨ってその周面に這設され、前記素電池と出入力端子との間の電流路中に挿入された遮断回路に対し、前記感熱体から取得される電気信号を制御信号として入力されており、前記感熱体の感熱域の任意の部位において、素電池が異常温度に達したときに、当該異常温度検知にかかる電気信号を前記感熱体より受けた遮断回路が前記電流路を遮断する構成とした。
また本発明は、前記感熱体は、相互に接近する方向に付勢された複数本の同じ方向に延在する導電線の間に熱可溶性部材を介在させて各導電線を離間させた構造を有し、素電池が異常温度に達すると、前記熱可溶性部材の溶融に伴って導電線同士が近接接触し、当該感熱体が前記近接接触を導電線同士の短絡として検知する構成とすることもできる。
また、本発明のパック電池に用いる感熱体は、電気的に接続された複数の素電池を内蔵するパック電池に用いる感熱体であって、長手方向の全域が感熱域とされ、当該感熱域の任意の部位での異常温度検知を電気信号として取得することのできる長尺状の感熱体であり、前記素電池の2個以上に跨ってその周面に這設され、該感熱体は、前記パック電池の前記素電池と出入力端子との間の電流路中に挿入された遮断回路に対し、電気信号を制御信号として入力し、前記感熱体の感熱域の任意の部位において、素電池が異常温度に達したときに、当該異常温度検知にかかる電気信号を、前記電流路を遮断する遮断回路が、受けるようにし、相互に接近する方向に付勢された複数本の同じ方向に延在する導電線の間に熱可溶性部材を介在させて各導電線を離間させた構造を有し、素電池が異常温度に達すると、前記熱可溶性部材の溶融に伴って、導電線同士が近接接触し、当該感熱体が前記近接接触を導電線同士の短絡として検知する構成であることを特徴とする。
また、本発明の感熱体は、長手方向の全域が感熱域とされ、当該感熱域の任意の部位での異常温度検知を電気信号として取得することのできる長尺状の感熱体であって、前記感熱体は、相互に接近する方向に付勢された複数本の同じ方向に延在する導電線の間に熱可溶性部材を介在させて各導電線を離間させた構造を有し、異常温度に達すると、前記熱可溶性部材の溶融に伴って導電線同士が近接接触することを特徴とする。
具体的には前記導電線は、第一の金属線と第二の金属線とからなり、前記感熱体は、前記第一の金属線を被覆するように熱可溶性部材が配設され、且つ、前記第二の金属線が当該熱可溶性部材の表面に螺旋状に巻回されることで構成できる。
また、本発明のパック電池に用いる感熱体は、電気的に接続された複数の素電池を内蔵するパック電池に用いる感熱体であって、長手方向の全域が感熱域とされ、当該感熱域の任意の部位での異常温度検知を電気信号として取得することのできる長尺状の感熱体であり、前記素電池の2個以上に跨ってその周面に這設され、該感熱体は、前記パック電池の前記素電池と出入力端子との間の電流路中に挿入された遮断回路に対し、電気信号を制御信号として入力し、前記感熱体の感熱域の任意の部位において、素電池が異常温度に達したときに、当該異常温度検知にかかる電気信号を、前記電流路を遮断する遮断回路が、受けるようにし、相互に接近する方向に付勢された複数本の導電線の間に熱可溶性部材を介在させて各導電線を離間させた構造を有し、素電池が異常温度に達すると、前記熱可溶性部材の溶融に伴って、導電線同士が近接接触し、当該感熱体が前記近接接触を導電線同士の短絡として検知する構成であり、前記導電線は、第一の金属線と第二の金属線とからなり、前記感熱体は、前記第一の金属線を被覆するように熱可溶性部材が配設され、且つ、前記第二の金属線が当該熱可溶性部材の表面に螺旋状に巻回されてなることを特徴とする。
また、本発明の感熱体は、長手方向の全域が感熱域とされ、当該感熱域の任意の部位での異常温度検知を電気信号として取得することのできる長尺状の感熱体であって、前記感熱体は、相互に接近する方向に付勢された複数本の導電線の間に熱可溶性部材を介在させて各導電線を離間させた構造を有し、異常温度に達すると、前記熱可溶性部材の溶融に伴って導電線同士が近接接触し、前記導電線は、第一の金属線と第二の金属線とからなり、前記感熱体は、前記第一の金属線を被覆するように熱可溶性部材が配設され、且つ、前記第二の金属線が当該熱可溶性部材の表面に螺旋状に巻回されてなることを特徴とする。
お、前記可溶性部材としてはポリエチレン或いはPETを用い、前記一定温度は90±10℃に設定することが可能である。

さらに前記遮断回路は、フリップフロップ回路と、複数のFET素子を備えて構成されており、感熱体の通電状態の反転をデジタル信号としてフリップフロップ回路が検出すると、当該回路が各FET素子のON/OFFを切り替えることで、前記入力線および出力線の少なくともいずれかの導通遮断を行う構成とすることもできる。
本発明では、パック電池に含まれる複数の素電池に対し、少なくとも2個以上の素電池にわたって熱結合するように、共通して感熱体を這設(具体的には巻回など)するように配される。したがって、感熱体が熱結合するように這設された各素電池のいずれが異常温度に達しても、バラツキ無く検知できる構成となっている。このため本発明では、感熱体と熱結合して配された素電池に関しては、特許文献1のように温度管理の程度にずれを生じるおそれが無く、良好な温度管理のもとに安全機構を作動できることとなる。
なお、パック電池内の全ての素電池の温度管理を良好に行うためには、上記理由から、パック内の全ての素電池に共通して熱結合するように感熱体を設けることが望ましい。
また本発明では、感熱体は少なくとも二個以上の素電池に共通して設けられるため、従来の温度素子を各素電池に対して個別に設ける必要がない。このため本発明のパック電池によれば、比較的安価にこれを実現することができるとともに、当該感熱体を設ける際に、不必要に接続回路が複雑化することも防げる。この利点は、感熱体を共有させる素電池の数に比例して大きくなる。
このような感熱体は、具体的には一方の金属線と、これを被覆するようにポリエチレン或いはPET等からなる可溶性樹脂を設け、当該樹脂を巻回するように他方の金属線を配するだけで構成することが可能である。したがって、上記のようにパック電池のコストを低減できる他、感熱体自体も安価で製造することが可能なメリットもある。
1.実施の形態1
1-1.パック電池の構成
図1は、本実施の形態1のパック電池1の構成を示す図である。図中、Aはテープ6と素電池2との間の感熱体5を直接示すためのテープ切り欠き領域である。
当該パック電池1は、合計6個の素電池2(2a〜2f)、保護回路基板3、接続部材4、入出力線7a、7b、コネクタ8等から構成される。
なお、素電池2および保護回路基板3は、実際にはPP、PE、PETフィルムや熱収縮フィルムでパックされているが、ここでは内部構成を示すため当該フィルムを不図示としている。
本実施の形態1のパック電池1は、感熱体5が配されている点に主な特徴を有するものである。
素電池2(2a〜2f)は、公知のJIS規格におけるCセル(単二型電池)のサイズで構成された円筒型アルカリ二次電池(ニッケル−水素電池、公称容量3000mAh、1.2V、パック出力7.2V)である。
各素電池の内部には所定の発電要素が収納されているとともに、発電要素の正極板が正極端子(2aでは手前側端部)、負極板が外装缶底部(2aでは奥側端部)にそれぞれ接続されている。
発電要素の構成例としては、芯体に水酸化ニッケルを活物質として充填されてなる正極板、ポリプロピレン不織布からなるセパレータ、芯体に水素吸蔵合金を活物質として充填してなる負極板を帯状に形成して順次重ね、これを巻回してなる巻回体に対し、電解液を含浸させたものが挙げられる。
図1に示す素電池2(2a〜2f)は、隣接セル毎に前後逆向きに併設されており、且つ、隣接セルと接続部材4a〜4eで接続されている。
このうち、素電池2aの負極および2fの正極には、それぞれリード線7c、7dが接続されている。そして、当該リード線7c、7dは保護回路基板3の遮断回路300を介して、パック電池1の外部入力経路および外部出力経路を兼ねる外部出入力線7a、7bと接続されている。当該外部出入力線7a、7bの先端には、外部機器側と接続するための入出力端子であるコネクタ8が取着されている。
保護回路基板3は、公知の無機フィラーおよび樹脂組成物を含むコンポジット材料で構成された基板を有する。当該基板上には、素電池2(2a〜2f)の通電状態、電圧・電流の各値を監視する所定の回路素子等の他、感熱体5の通電状態に基づき作動する遮断回路300が備えられている。
ここで、パック電池1の特徴は、素電池2(2a〜2f)の異常温度上昇時における安全機構として、感熱体5および遮断回路300等が設けられていることにある。
図2は、感熱体5と素電池(当図では2aの外周部分を示す)の部分拡大図である。
当図に示すように感熱体5は、素電池2(2a〜2f)の異常温度検知線として作動するものであって、全体として並行に配された金属線(A線)50、金属線(B線)51の間に可溶体52を介在させ、前記金属線50、51を離間させて構成される。
金属線50、51としては、例えば直径0.5mm程度の単線を用いる。ここでは金属線50を直線、金属線51を螺旋状にしている。これらの金属線50、51は、両者とも直線状のまま用いてもよいが、両方を螺旋状にしてそれぞれ縒り線の形態としてもよく、その形態に限定されない。材料としては、ともに導電性に優れる銅線などを用いるのが望ましい。
可溶体52は、通常は固体を維持しているが、所定の高温時に可溶性を呈する材料で構成されている。ここでは、電池の一般的な異常温度を90±10℃とし、この温度域で可溶性を有する材料として、ポリエチレン或いはPET等の樹脂を使用している。また、可溶体52としては昇華性の温度ペレットを用いることもできる。この構成によって、感熱体5の感熱域は、その長さ方向のほぼ全域にわたる。
なお、素電池2(2a〜2f)として二次電池を使用する場合には、通常の駆動でも大電流放電時には60℃付近にまで温度上昇することがあるので、駆動時の正常な温度上昇を考慮して、これより高い温度範囲を異常温度として感熱体5が検知できるように設定しておく必要がある。
感熱体5における可溶体52は、金属線50を芯体とし、例えばインサート成形により形成することができる。或いは先に線状の可溶体52を形成しておき、長手方向に沿って径方向に切れ込みを入れ、後から当該切れ込み部分に金属線50を挿入して構成することもできる。可溶体52のサイズ例としては、直径1.2mm(金属線50の直径を含む)である。また、可溶体52はこれ以外のサイズに設定してもよいが、素電池2(2a〜2f)との密着性を得るために細く、且つ、金属線50、51との絶縁距離が小さいサイズであることが、当該感熱体5の良好な作動を得るために望ましい。
図2に示す具体例においては、金属線51は可溶体52の表面に対して適度な巻き付け強度で螺旋状に巻回されている。このとき金属線51の端部を延伸方向に付勢しておくことが望ましい。金属線50、51は、可溶体52が介設されていることで、通常は絶縁状態に保たれる。
なお、当図では構造の説明上、感熱体5の内部構造が見えるように模式的に描いているが、実際は感熱体5の全体にわたり可溶体52および金属線51が配設されている。
この金属線50、51の端部は、保護回路基板3に設けられた後述の遮断回路300に接続されている。当図の例では、金属線50、51のそれぞれ一端のみを遮断回路300に接続するものとしているが、各金属線50、51の両端を接続するようにしてもよい。
以上の構成を持つ感熱体5は、全体としてワイヤー状に形成され、図1に示すように、各素電池2(2a〜2f)の外周面にわたり共通して巻回するように配される。感熱体5の巻回数は1回巻き以上であればよい。このとき、感熱体5の全体が各素電池2(2a〜2f)に対して接触し、且つ適度なテンションを保つように巻回する必要がある。
このように各素電池2(2a〜2f)に対して配設された感熱体5は、これを被覆し、且つ素電池2(2a〜2f)に対して押圧するように、テープ6(ここでは強度及び耐性に優れるグラステープを用いている)で素電池2(2a〜2f)表面に貼着され、熱結合される。
1-2.遮断回路300について
図4は、感熱体5、素電池2(2a〜2f)に接続された遮断回路300の構成を模式的に示す回路図である。遮断回路300は、フリップフロップ素子301、分圧抵抗R1、Pチャネル型FET素子Q1〜Q4等より構成される。当該遮断回路300は、各素電池2(2a〜2f)(ここではV1〜Vnとして表記)とパック電池の電流路として外部入力経路および外部出力経路となる外部出入力線7a、7bとの間に挿入して接続され、感熱体5の導通状態が変化したときに当該外部出入力経路を遮断するものである。
回路300の具体的な構成としては、各素電池2(2a〜2f)(ここではV1〜Vnとして表記)に対し、感熱体(ThermosensitiveDevice)を分圧抵抗R1とともに並列接続することができる。
さらに外部出入力線7a、7bには、コネクタ側との間において図4に示すように、ゲートの向きは同じでソース・ドレインの向きを互いに対称的にして、電流制御するためのFET素子Q1、Q2が配される。当該FET素子Q1、Q2には、通常は各ゲートに負極性が掛かるので、素電池或いは外部供給電力を通すようにON状態となる。
一方、感熱体5と分圧抵抗R1の間には、例えば既存の制御用IC等からなるフリップフロップ回路(素子)が接続され、感熱体5の導通状態を示す信号が入力されるようになっている。
当該フリップフロップ素子301は、感熱体5からの入力信号に基づき、High/Lowいずれかのデジタル信号を出力するために利用される。図4の例では、通常は接地電位に保たれているが、感熱体5が作動すれば正極性電位となる。
フリップフロップ素子301の出力側には、前記Q1、Q2と同様に、FET素子Q3、Q4がゲートの向きを揃えつつ、且つ対称的に外部端子の正極と負極の間に接続される。FET素子Q3、Q4は、通常はOFF状態に保たれているが、フリップフロップ素子301からのデジタル出力があったときにON状態になるように設定されている。通常は、FET素子Q1、Q2がON状態となり、かつ感熱体5では金属線50、52が絶縁状態にあるので、感熱体5からフリップフロップ素子301への入力信号はない。
なおFET素子Q1とQ3、およびFET素子Q2とQ4は、それぞれ充電時、放電時の導通処理に関し、充電制御スイッチ或いは放電制御スイッチのセットとして作動するものである。したがって、当該遮断回路300を充電時或いは放電時のいずれかのみで作動させるためには、FET素子Q1とQ3、或いはFET素子Q2とQ4のいずれかのセットのみを配設するようにしてもよい。
1-3.本発明の効果について
以上の構成を持つ本実施の形態1のパック電池1によれば、通常は感熱体5の金属線50、51が絶縁状態にあるため、感熱体5からのデジタル信号は入力されず、遮断回路300のフリップフロップ素子301は接地電位に保たれている。このとき、FET素子Q3、Q4はOFF状態であり、反対にFET素子Q1、Q2はON状態にそれぞれ保持されている。したがって、素電池2(2a〜2f)の入出力線7a、7bは外部と通電状態にあり、素電池2(2a〜2f)に対して普通に充電あるいは放電がなされる。
そして、素電池2(2a〜2f)の少なくともいずれかに故障が発生し、その温度に異常上昇が生じたときは、図3に示すように、感熱体5は当該異常温度の発生した素電池2(2a〜2f)に対し、熱結合するように巻回された任意の部分で溶融する。このように可溶体5が溶解して状態変化を起こせば、金属線50、51はテープ6からの押圧力により近接接触し、短絡して導通状態が反転する。ここで、金属線50、51自体が互いに短絡する方向に十分に付勢されているときは、テープ6が必須でなくても短絡させることが可能である。
このように短絡が生じると、図4における感熱体5の両端が通電状態となり、フリップフロップ素子301にその旨を伝える信号が入力される。フリップフロップ素子301はこの入力信号をデジタル化し、これに接続されたFET素子Q3、Q4へ出力する。これによりFET素子Q3、Q4がON状態となるとともに、FET素子Q1、Q2がOFF状態となる。したがって、パック電池1が放電時のときはその外部への出力がQ3により遮断され、またパック電池1が充電時のときはその入力がQ4により遮断され、安全機構が作動することになる。
本実施の形態1ではこのような検知作動を行うことにより、各素電池の配設位置に関係なく、各素電池2(2a〜2f)に個別に感熱素子を配した場合と同等の高精度で、各素電池の異常温度上昇を検知することができる。当該異常が発生したときはそれ以上の通電(本実施形態では充電/放電の両方)が遮断されるので、ユーザーに速やかに後処理を行うよう促す。
このように感熱体5は、これが素電池に対して熱結合するように配設されていれば、当該素電池の配置位置に関係なく、すべての素電池に対して同じ精度でその異常温度上昇を検知することが可能な特徴を有する。したがって、従来のように局所的に感熱素子を設ける技術や、伝熱体を介して検温する構成に比べ、飛躍的に良好な作動が期待できるものである。
なお、感熱体5の作動にかかる溶解樹脂量は極微量であるため、パック電池の内部に広く拡散したり、当該パック外に漏れ出すなどの問題を生じる恐れは小さい。
1-4.感熱体のバリエーションについて
本発明で用いられる感熱体は、上記図2に示したワイヤー状の構成に限定するものではなく、以下に示すように、これ以外の形態で2個以上の素電池に共通して這設できる程度に長尺状に形成されていればよい。
図5は、感熱体のその他の構成例について、具体的なバリエーションを示す部分拡大図である。
図5(a)は、縒り線状に形成されたA線とB線が互いに近接且つ可溶体で絶縁した状態で、当該可溶体中に両線を保持されてなる感熱体の構成を示す。
このような感熱体をグラステープで素電池に押圧接触させておいても、電池の異常温度発生時に可溶体が溶け、A線とB線を短絡させることが可能である。特に、A線とB線を縒る際に締まり勝手にテンションを掛けた状態で可溶体を成形しておくと、可溶体の溶解時にはより確実に短絡させることができると思われる。また、A線とB線に掛けるテンションの強度が十分であれば、押圧手段としての上記テープを設けなくても短絡を検知することが可能であると思われる。
図5(b)は、直線上のA線と、これに対して配した螺旋状のB線を可溶体で絶縁された状態で、ともに当該可溶体で被覆してなる感熱体の構成を示す。このような構成によっても、作動時には実施の形態1とほぼ同様の効果が奏される。また、この例ではB線が外部に露出しないので、通常は可溶体により保護されるという効果もある。
図5(c)は、帯状のA部材およびB部材を、同様に帯状の可溶体を挟むように配した構成を示す。このような構成を持つ感熱体は、A部材またはB部材のいずれかの表面を素電池に接触させた状態で、実施の形態1と同様に、テープにより押圧して保持させることができる。当該構成によれば、接触面積が確保されるので、より素電池に対する熱結合性を高めることが可能である。さらに、テープの厚みを薄くすることによって、ワイヤー状の可溶体に比べ、パック電池に対してよりスリムに配設することが可能である。このため、この形態の感熱体を利用すれば、パック電池の薄型化に貢献できる。
また、可溶体の帯の幅を広げることで検知可能な面積を増大できるため、より高い検知精度を期待することができる。
この他にも、フリップフロップ素子301を用いる構成では、当該回路が感熱体の通電状態の変化を検知できればよいので、感熱体を熱可溶性の導電線(例えばBi-Pb-Sn-Cd系合金や、低融点はんだ等の材料が利用可能)で作製してもよい。このような導電線を可溶体に用いる場合には、当該導電線を素電池に対して熱結合するように這設し、且つ、当該導電線の両端を遮断回路300のフリップフロップ素子に接続する。そして、通常時には当該導電線に対して通電を行い、これを基準状態とし、素電池の異常温度上昇により当該導電線が溶融切断されて通電状態が遮断され、この状態変化をフリップフロップ素子が検出する構成とする。この場合、フリップフロップ素子に対して接続されるFET素子Q3、Q4は、感熱体からの通電が遮断されたときにONする構成として設定しておく。
2.その他の事項
上記実施の形態では、素電池にニッケル水素蓄電池を用いる構成例を示したが、素電池にはこれ以外の種類、例えばニッケルカドミウム蓄電池や、リチウムイオン二次電池でもよい。
また、素電池としては二次電池に限定されず、一次電池を用いるようにしてもよい。
本発明のパック電池において、素電池に二次電池を用いる場合には、充放電時のいずれにおいても電池の異常温度上昇に対応することが望ましいので、遮断回路はできれば入出力線の双方ともに対して(すなわち図4に示す回路構成例のように)も受けるのが望ましいが、当該遮断回路は当該パック電池の出力線(放電用)および入力線(充電用)の少なくともいずれかに設ければよい。
一方、本発明のパック電池の素電池に一次電池を用いる場合は、当然ながら充電は行われないので、遮断回路はパック電池の出力線に挿入して設ければよい。
さらに、素電池の形状も円筒型に限定されず、角形等、他の形状のものに適用してもよい。
なお、感熱体5を上記のように巻回せず、素電池2(2a〜2f)の少なくとも2個以上に対して熱結合するように接触して這設させるだけでもある程度の効果は得られるが、より本発明の効果を高めるには、上記実施の形態のように、素電池2(2a〜2f)に巻回して、熱結合による接触領域を広く確保することが望ましい。
また、上記感熱体は、電池異常温度上昇時に可溶体が溶けることで2本の金属線が短絡する例を示したが、当該短絡をフリップフロップ素子301で検出してデジタル信号を出力する構成では、短絡状態がそれ以上に持続する必要はない。したがって、いったん感熱体が短絡を発生し、これをフリップフロップ素子が検知したのちは、再び2本の金属線が例えば弾性力により離間してもよい。
本発明のパック電池は、携帯電話機や携帯情報端末(PDA)、また電動工具の電源として利用可能であるが、特に電池異常温度上昇により使用機器が熱損失するのを効果的に防止するために利用することが可能である。
パック電池の構成図である。 感熱体の構成(通常時)の構成を示す図である。 感熱体の構成(作動時)の構成を示す図である。 遮断回路の構成を示す図である。 感熱体のバリエーションを示す図である。
符号の説明
1 パック電池
2 素電池
3 保護回路基板
4 接続部材
5 感熱体
6 グラステープ
7a、7b 外部出入力線
7c、7d リード線
8 コネクタ
50 金属線(A線)
51 金属線(B線)
52 可溶体
300 遮断回路

Claims (7)

  1. 電気的に接続された複数の素電池を内蔵するパック電池であって、
    長手方向の全域が感熱域とされ、当該感熱域の任意の部位での異常温度検知を電気信号として取得することのできる長尺状の感熱体が、前記素電池の2個以上に跨ってその周面に這設され、
    前記素電池と出入力端子との間の電流路中に挿入された遮断回路に対し、前記感熱体から取得される電気信号を制御信号として入力されており、
    前記感熱体の感熱域の任意の部位において、素電池が異常温度に達したときに、当該異常温度検知にかかる電気信号を前記感熱体より受けた遮断回路が前記電流路を遮断する構成であり、
    前記感熱体は、
    相互に接近する方向に付勢された複数本の同じ方向に延在する導電線の間に熱可溶性部材を介在させて各導電線を離間させた構造を有し、
    素電池が異常温度に達すると、前記熱可溶性部材の溶融に伴って導電線同士が近接接触し、当該感熱体が前記近接接触を導電線同士の短絡として検知する構成であることを特徴とするパック電池。
  2. 電気的に接続された複数の素電池を内蔵するパック電池に用いる感熱体であって、
    長手方向の全域が感熱域とされ、当該感熱域の任意の部位での異常温度検知を電気信号として取得することのできる長尺状の感熱体であり、前記素電池の2個以上に跨ってその周面に這設され、
    該感熱体は、
    前記パック電池の前記素電池と出入力端子との間の電流路中に挿入された遮断回路に対し、電気信号を制御信号として入力
    前記感熱体の感熱域の任意の部位において、素電池が異常温度に達したときに、
    当該異常温度検知にかかる電気信号を、前記電流路を遮断する遮断回路が、受けるようにし
    互に接近する方向に付勢された複数本の同じ方向に延在する導電線の間に熱可溶性部材を介在させて各導電線を離間させた構造を有し、
    素電池が異常温度に達すると、前記熱可溶性部材の溶融に伴って、導電線同士が近接接触し、当該感熱体が前記近接接触を導電線同士の短絡として検知する構成であることを特徴とするパック電池に用いる感熱体
  3. 長手方向の全域が感熱域とされ、当該感熱域の任意の部位での異常温度検知を電気信号として取得することのできる長尺状の感熱体であって、
    前記感熱体は、
    相互に接近する方向に付勢された複数本の同じ方向に延在する導電線の間に熱可溶性部材を介在させて各導電線を離間させた構造を有し、
    常温度に達すると、前記熱可溶性部材の溶融に伴って導電線同士が近接接触することを特徴とする感熱体
  4. 電気的に接続された複数の素電池を内蔵するパック電池であって、
    長手方向の全域が感熱域とされ、当該感熱域の任意の部位での異常温度検知を電気信号として取得することのできる長尺状の感熱体が、前記素電池の2個以上に跨ってその周面に這設され、
    前記素電池と出入力端子との間の電流路中に挿入された遮断回路に対し、前記感熱体から取得される電気信号を制御信号として入力されており、
    前記感熱体の感熱域の任意の部位において、素電池が異常温度に達したときに、当該異常温度検知にかかる電気信号を前記感熱体より受けた遮断回路が前記電流路を遮断する構成であり、
    前記感熱体は、
    相互に接近する方向に付勢された複数本の導電線の間に熱可溶性部材を介在させて各導電線を離間させた構造を有し、
    素電池が異常温度に達すると、前記熱可溶性部材の溶融に伴って導電線同士が近接接触し、当該感熱体が前記近接接触を導電線同士の短絡として検知する構成であり、
    前記導電線は、第一の金属線と第二の金属線とからなり、
    前記感熱体は、前記第一の金属線を被覆するように熱可溶性部材が配設され、且つ、前記第二の金属線が当該熱可溶性部材の表面に螺旋状に巻回されてなる
    ことを特徴とするパック電池。
  5. 前記熱可溶性部材は、90±10℃の範囲で溶解するポリエチレン或いはPETであることを特徴とする請求項1または4に記載のパック電池。
  6. 電気的に接続された複数の素電池を内蔵するパック電池に用いる感熱体であって、
    長手方向の全域が感熱域とされ、当該感熱域の任意の部位での異常温度検知を電気信号として取得することのできる長尺状の感熱体であり、前記素電池の2個以上に跨ってその周面に這設され、
    該感熱体は、
    前記パック電池の前記素電池と出入力端子との間の電流路中に挿入された遮断回路に対し、電気信号を制御信号として入力
    前記感熱体の感熱域の任意の部位において、素電池が異常温度に達したときに、
    当該異常温度検知にかかる電気信号を、前記電流路を遮断する遮断回路が、受けるようにし
    互に接近する方向に付勢された複数本の導電線の間に熱可溶性部材を介在させて各導電線を離間させた構造を有し、
    素電池が異常温度に達すると、前記熱可溶性部材の溶融に伴って、導電線同士が近接接触し、当該感熱体が前記近接接触を導電線同士の短絡として検知する構成であり、
    前記導電線は、第一の金属線と第二の金属線とからなり、
    前記感熱体は、前記第一の金属線を被覆するように熱可溶性部材が配設され、且つ、前記第二の金属線が当該熱可溶性部材の表面に螺旋状に巻回されてなる
    ことを特徴とするパック電池に用いる感熱体
  7. 長手方向の全域が感熱域とされ、当該感熱域の任意の部位での異常温度検知を電気信号として取得することのできる長尺状の感熱体であって、
    前記感熱体は、
    相互に接近する方向に付勢された複数本の導電線の間に熱可溶性部材を介在させて各導電線を離間させた構造を有し、
    常温度に達すると、前記熱可溶性部材の溶融に伴って導電線同士が近接接触し
    前記導電線は、第一の金属線と第二の金属線とからなり、
    前記感熱体は、前記第一の金属線を被覆するように熱可溶性部材が配設され、且つ、前記第二の金属線が当該熱可溶性部材の表面に螺旋状に巻回されてなる
    ことを特徴とする感熱体
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