JP4639888B2 - ユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室等のユニットルームのドア下枠と建築床とを連結部材で連結するようにした連結構造に関するものである。
従来の浴室ユニットルームでは、脱衣室側でドア下枠を建築床と取り付け固定するために、ドア下枠の建築床側端部と建築床のドア下枠側端部とを連結部材で連結している。特許文献1には、ドア下枠と建築床との連結構造が開示されている。
図3は、本特許文献に開示された従来のドア下枠連結部分の断面を示した図である。
図3に示すように、ドア下枠102の上段面102aは、建築床103に固定された下額縁材104と、L字状の補助枠101の水平片101aとの間に挟み込んでネジ止めされている。すなわち、3つの部材を重ね合わせて、ドア下枠102と建築床103とを連結する構造となっている。また、補助枠101の垂直片101bは、引き戸のガイドレールを形成している。
実開平5−78889号公報
ところで、上記下額縁材104は、美観を高めるために建築床端部に設けられたものであるが、ドア下枠102と建築床103との間に介在して、上記補助枠101とともに、実質的にドア下枠102と建築床103とを連結する機能も有している。
しかしながら、下額縁材104は、美観を高めるためのものであるにもかかわらず、ユニットルーム施工後に最も傷つけられやすい箇所でもあり、しかも、建築床103に固定されているため、施工後に傷つけられた場合などに、容易に取り替えることはできない。
また、2枚折りドア方式のユニットルームでは、隣接したドア下枠端部と建築床端部とを、段違い状に形成したアングル材で連結するとともに、両端部を面一に調整する方法が知られている。この方法では、アングル材の下段面(ドア枠連結片)をドア下枠端部の下方に配置させてドア下枠とネジ止着し、上段面を建築床端部の表面に配置させ、ネジ調整によりドア下枠と建築床とのレベル調整を可能としているが、アングル材のドア枠連結片がドア下枠端部の下方に配置して固定する構造であるため、施工後は、ドア下枠を取り外さない限りアングル材の交換が不可能であった。
本発明は、このような問題を解決すべく提案されたもので、その目的は、連結部材の取り替えを容易にできる、ユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造を提供することにある。
また、ドア下枠と建築床とのレベル調整が簡単にできるようにすることも、目的に含まれる。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造は、ユニットルームのドア下枠と建築床とを、連結部材を用いて連結させるようにしたユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造であって、連結部材は、ドア枠連結片と、建築床連結片とを備えてなり、上記ドア枠連結片と、上記建築床連結片とは、軟質素材で形成された可動支軸部を介して相互に可動に結合されており、上記ドア枠連結片および建築床連結片をして、ドア下枠の建築床側端部と、建築床のドア下枠側端部とに着脱自在に跨設されることを特徴としている。
請求項2では、上記建築床連結片の先端部には、建築床面に先端を当接させるようにした湾曲片が形成され、これによって、上記建築床連結片と上記建築床のドア下枠側端部との間に空間が形成されていることを特徴としている。
請求項3では、カバー部材をさらに備え、このカバー部材とドア枠連結片およびドア下枠の連結部分とは、相互に嵌合する構造を有しており、このカバー部材を、ドア連結片およびドア下枠の連結部分に対して上方より嵌合することにより該連結部分が隠蔽されるようにしたことを特徴としている。
請求項1〜3に記載のユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造によれば、連結部材の着脱を可能としているため、連結部材が傷ついた場合などに、簡易に交換することができる。また、連結部材はドア下枠固定用の連結片と、建築床固定用の連結片とを備えており、ドア下枠端部と建築床端部とを並べた状態にして、上方から連結部材を連結するようにしているので、簡単に取り外しが行える。
また、連結部材はドア枠連結片と建築床連結片とを相互に可動に結合した構造であるため、建築床のレベル高さに合わせて、建築床連結片を上下に可動させて、レベル調整することができる。
請求項3では、ドア下枠に連結したドア枠連結片およびドア下枠の連結部分をカバー部材で隠蔽する構造となっているため、見栄えがよくなり、ドア枠連結片の損傷を防止できるとともに、連結部分への湯水、ゴミなどの進入を防止することができる。
以下に、本発明の実施の形態を、図面とともに説明する。
図1は、本発明のユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造要部を示す図で、(a)はドア下部周辺の構造を示す縦断面図、(b)は(a)のX部の拡大斜視図である。なお、この実施例は、2枚折りドアにおけるドア下枠と建築床との連結構造を示している。
2枚折りドア12は、ドア下枠10に連結されたレール13上をスライド移動して、ドア中央で浴室A側に折れて開、閉できる構造となっている。
脱衣室B側への出口床面には、ドア下枠10に対して、起伏自在に装着した水止め部材11が配置されており、さらにドア下枠10の脱衣室B側端部には、その長手方向に沿ってU形部10Aが形成されている。なお、11aは水止め部材11の起伏支点としての枢支軸部である。
浴室ユニットルームは、U形部10Aと建築床20の浴室A側端部20aとが隣接して並んだ状態に施工される。そして、隣接する端部10A、20a同士の上方から連結部材1を跨設して連結する構造となっている。
この連結部材1は、金属、樹脂等の硬質素材で成形されたドア枠連結片1aと、これと同様の硬質素材で成形された建築床連結片1bとを有し、両片1a、1bは、ゴム等の軟質素材の可動支軸部1cで、相互に可動に結合されている。
建築床連結片1bは、ネジ孔1b1を設けており、建築床端部20aに対してネジ(不図示)止着される。また、建築床連結片1bの先端部には、建築床面に先端を当接させるようにした湾曲片1b2が形成され、これによって、建築床連結片1bと建築床20の端部20aとの間に空間Sが形成されるような構造となっている。この空間Sを形成させることによって、建築床連結片1bにクッション性を持たせている。
一方、ドア枠連結片1aは、ドア下枠10のU形部10Aに形成された空間に収容される連結基部1a1を有し、さらに該連結基部1a1には、その長手方向に沿った凹溝状の雌嵌合部1a2が形成され、一方、上記U形部10Aの内壁には、その長手方向に沿って、該雌嵌合部1a2に嵌合する凸条体の雄嵌合部10Aaが形成され、両嵌合部1a2、10Aaの嵌合によって、上記連結基部1a1のU形部10A内での安定した収容状態が維持される。
さらに、ドア下枠連結側では、U形部10Aに連結されたドア枠連結片1aに対して、樹脂等で成形されたカバー部材2を上方より覆った構造となっている。カバー部材2をドア下枠連結部分に係合させるために、ドア枠連結片1aには、連結基部1a1の上方に長手方向に沿った係合部1a3を設け、カバー部材2Aには、U形部10Aの長手方向に形成された鉤状の折曲片10Abと係合させるための第1係合部2Aaと、連結基部1a1の上記係合部1a3と係合させるための第2係合部2Abとを設けている。
このカバー部材2Aにより、ドア枠連結片1aとその連結部分を上方より固定し、かつ隠蔽し、保護するとともに、この連結部分への湯水やゴミの進入を防止することが可能となっている。
以上のように、ドア下枠10のドア下枠側端部10Aと建築床20の端部20aとを並べた状態にして、その上方から、連結部材1のドア枠連結片1aと建築床連結片1bとで連結するようにした構造であるため、ユニットルームの施工後でも、連結部材1はドア下枠10を設置したことによって移動できなくなることはなく、たとえ連結部材1の表面が傷つけられても、簡単に取り外しができ、新しいものに取り替えることができる。
また、ドア枠連結片1aと建築床連結片1bとは可動支軸部1cで結合されているため、建築床20の仕上げレベル高さに合わせて、可動支軸部1cの弾性変形により建築床連結片1bを上下に可動させて、建築床20に沿わせるようレベル調整することができる。
図2は、本発明のユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造の他例の要部を示す図で、(a)はドア下部周辺の構造を示す断面図、(b)は(a)のY部の拡大斜視図である。
本実施例では、ドア下枠10の脱衣室B側の端部に、その長手方向に沿った上段面部10Bが形成されており、この上段面部10Bと建築床20の端部20aとを、連結部材1で連結する構造となっている。連結部材1の素材は図1の例と同様、両連結片1a、1bが硬質素材、可動支軸部1cがゴム等の軟質素材である。なお、建築床連結片1bと可動支軸部1cは、図1の例と同様であるため、説明を割愛する。
ドア枠連結片1aは、ドア下枠側端部10Bの階段形状に係合可能な段部1a11が長手方向に沿って形成されており、その段部1a11には、カバー部材2Bの長手方向に沿って形成された雌嵌合部2Baと嵌合結合できるように、雄嵌合部1a12を形成している。
また、ドア枠連結片1aは、適所にネジ孔1a13を設けており、ドア下枠10の端部に形成された上段面部10Bに対してネジ止着して固定され、さらにその上方からカバー部材2Bによって保護される。
以上の2例では2枚折りドアに適用した連結構造を示しているが、本発明はこれには限定されず、引き戸、スイングドアなどの他の浴室ドアにも適用可能である。
本発明のユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造要部を示す図で、(a)はドア下部周辺の構造を示す縦断面図、(b)は(a)のX部の拡大斜視図である。 本発明のユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造の他例の要部を示す図で、(a)はドア下部周辺の構造を示す縦断面図、(b)は(a)のY部の拡大斜視図である。 従来の連結構造を示す図である。
符号の説明
10 ドア下枠
10A ドア下枠側端部(U形部
10B ドア下枠側端部(上段面部)
20 建築床
20a 建築床端部
1 連結部材
1a ドア枠連結片
1b 建築床連結片
1c 可動支軸部
2A、2B カバー部材
A 浴室
B 脱衣室

Claims (3)

  1. ユニットルームのドア下枠と建築床とを、連結部材を用いて連結させるようにしたユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造であって、
    上記連結部材は、ドア枠連結片と、建築床連結片とを備えてなり、
    上記ドア枠連結片と、上記建築床連結片とは、軟質素材で形成された可動支軸部を介して相互に可動に結合されており、
    上記ドア枠連結片および建築床連結片をして、上記ドア下枠の建築床側端部と、上記建築床のドア下枠側端部とに着脱自在に跨設されることを特徴とする、ユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造。
  2. 請求項1において、
    上記建築床連結片の先端部には、建築床面に先端を当接させるようにした湾曲片が形成され、これによって、上記建築床連結片と上記建築床のドア下枠側端部との間に空間が形成されていることを特徴とする、ユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造。
  3. 請求項1または2において、
    カバー部材をさらに備え、
    このカバー部材と上記ドア枠連結片およびドア下枠の連結部分とは、相互に嵌合する構造を有しており、
    このカバー部材を、上記ドア連結片およびドア下枠の連結部分に対して上方より嵌合することにより該連結部分が隠蔽されるようにしたことを特徴とする、ユニットルームのドア下枠と建築床との連結構造。
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