JP4639006B2 - Packaging bag with string and method for manufacturing the same - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒモ付き包装袋及びその製造方法に関し、更に詳しくは、従来の様に、ヒモ代やヒモ取付け作業代に高い費用を掛けることなく、見栄えがよく、吊下げ時、使用時、持ち運び時、及び廃棄時に便利で、ループ部によりひっかけることができ、ヒモをパンチ穴に挿入し固定した場合にヒモがパンチ穴にひかかり抜け難く、且つ抜きたい場合はヒモとパンチ穴の相対的位置をずらせば容易に抜け、ヒモ及び袋自体の強度も十分であり、製造コストも低いヒモ付き包装袋及びその低コストの製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、マヨネーズ、コーヒー、ジュース、シャンプー、リンス、ボディソープ等の液体調味料、飲料品、洗濯用や台所用の液体洗剤等は、プラスチック製のボトルや袋に充填されて販売・使用されてきた。ボトル入りは、高級感があり、自立性があるので店頭にてディスプレイしやすく、使用時においてもキャップの脱着により、所望量を注ぎだすことができ、液漏れしない状態で保存できるが、コストが高いこと、流通・保管・廃棄時にデッドスペースを生じること、資源の浪費になること等の問題があった。
【０００３】
これを解決するためのものとして、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリアミド、ポリエステル等の単層又は多層フィルムを重合し、周囲を溶着し、底部の構造を自立できる様にし、上部には、ボトルと同じ構造のキャツプを付けたスタンディングパウチが、コストがやすく、容積も嵩張らなく、省資源的であるので、ボトルの需要の一部を置換して使用されてきている。
その１つとしては、本出願人が開発し製品化した、長方形の２枚のプラスチックフィルムを重合し、その周辺を溶着して、流体を入れる袋を形成し、上側の溶着部に、非溶着部の流出通路をその基端を袋内に連通すると共にその閉鎖先端を隅角部に配置して形成した流出通路付き流体包装袋がある。これは、図１に示す如き構造を有しており、その形状から判るように、流体充填後、上側の隅角部を切って流出通路の先端を開放し、袋を握って袋内の流体を圧迫すると、流体が流出通路から流出し、一方、袋を握る力を弱めると、流体の流出が停止し、次いで流出通路に残っている流体を絞り出すと、袋を任意の位置にしても、袋内の流体を圧迫しない限り、流体が流出通路から流出しない自己閉鎖性流出通路付きの流体包装袋である。そして、この製品を使用するときは、図２に示すような操作・工程に従い、袋を押せば内容物が流出し、押すことを止めれば流出がとまるので、その都度キャップをしめる煩わしさがなく、ボトルの様に転倒により内容物が流出し周囲を汚すことなく、内容物の損失も発生しないので、近年、大量に使用されるようになってきた。
【０００４】
しかしながら、自己閉鎖性流出通路付きスタンディングパウチは、そのまま使うことは少なく、ボトルへの詰め替え用として使われたり、自己閉鎖性流出通路付きの袋に機能を絞り、例えば、図３に示すように、風呂場などで、シャンプー入りヒモ付きパウチを逆さまに吊下げて使用する製品が登場してきた。シャンプー入り包装体を逆さに吊し、流出通路の出口を鋏で切断し、袋の胴部を握り、目をつむったままシャンプーを片手で流出させ、一方の手の、手のひらで受け取ることができ、袋から手をはなすと、シャンプーの流出は自然に停止し、漏れることはなく、両手で頭を洗うことができるので非常に便利である。
【０００５】
また、自己閉鎖性流出通路付きスタンディングパウチや、普通の詰め替え用内容物の入ったスタンディングパウチは、逆様にしないでスタンディング構造を下にして床面に置いて又は床面から離して使用する（以降、正常位置使用と呼称することもある。）とき、パウチを手で掴んで使用したり、他の場所に移動させたりする場合、パウチは変形し、内容物の重量と移動により掴み難く、手から滑って落としたりし、不便であった。
従来、スタンディングパウチを逆様に吊下げて使用する場合、図３の様にヒモを通すパンチ穴１６にヒモを通し、ヒモをループ状１５にして使用する形態は公知である。しかしながら、この形態のヒモ付きパウチを作るには、ヒモ代が高く、またヒモ取付けは手作業のため手間が非常にかかり、最終的にヒモ付きパウチはコスト高となっていた。
また、スタンディングパウチを逆様にしないでスタンディング構造を下にして床面に置いて使用する形態においても、図４に示す様に、パウチの側面１７にスリット１９を入れた形態もあったが、フィルム自身の絶対強度が足りず、途中で切れてしまうことが多かった。それを防ぐため周囲にテープ１８を貼ったタイプも見られるが、手間がかかり、その効果はあまり顕著ではなかった。また使用時にスリット部で手を切り怪我をする問題もあった。
特に台所や風呂場で使用する場合は、手がふやけているので手を切りやすい。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の事情に鑑み、ヒモ代やヒモ取付け作業代に高い費用を掛けることなく、見栄えがよく、吊下げ時、使用時、持ち運び時、及び廃棄時に便利で、ループ部によりひっかけることができ、ヒモをパンチ穴に挿入し固定した場合にヒモがパンチ穴にひかかり抜け難く、且つ抜きたい場合はヒモとパンチ穴の相対的位置をずらせば容易に抜け、ヒモ及び袋自体の強度も十分であり、製造コストも低いヒモ付き包装袋及びその製造方法の提供を課題とする。
【０００７】
【発明が解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、２枚のプラスチックフィルムを重合し、その周辺を溶着して作る包装袋において、該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部の更に外側に、袋を吊下げるヒモとなる部分を設けると、所望とする良い結果が得られることを見出し、本発明を完成させた。
【０００８】
すなわち、本発明の第１の発明によれば、２枚のプラスチックフィルムを重合し、その周辺を溶着して作る包装袋において、該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部の更に外側に、袋を吊下げるヒモとなる部分を設けるとともに、袋を吊下げるヒモとなる部分の始まる部分の該包装袋内部寄り点を中心点として、第１のパンチ穴を穿ち、ヒモの使用時に、袋を吊下げるヒモとなる部分の始まる部分が該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部から引きちぎられないようにし、かつ、第１のパンチ穴の近傍の袋の溶着部に、袋を吊下げるヒモとなる部分を通しヒモの固定を助ける第２のパンチ穴を穿つたことを特徴とするヒモ付き包装袋が提供される。
【０００９】
また、本発明の第２の発明によれば、第１の発明において、袋を吊下げるヒモとなる部分は、長方形であり、かつ包装袋の少なくとも一辺に設けられていることを特徴とするヒモ付き包装袋が提供される。
【００１０】
また、本発明の第３の発明によれば、第１の発明において、袋を吊下げるヒモとなる部分は、二つの長方形をＬ字形に組合わせた形状であり、かつ包装袋の二辺にわたり設けられていることを特徴とするヒモ付き包装袋が提供される。
【００１１】
また、本発明の第４の発明によれば、第１の発明において、袋を吊下げるヒモとなる部分は、三つの長方形をコ字形に組合わせた形状であり、かつ包装袋の三辺にわたり設けられていることを特徴とするヒモ付き包装袋が提供される。
【００１２】
また、本発明の第５の発明によれば、第１〜３のいずれかに記載の発明において、袋を吊下げるヒモとなる部分は、展開するとヒモの長さが長くなるような、トグロ状に巻いた形状、御幣状となる形状、ジグザグ状となる形状、渦巻状となる形状であることを特徴とするヒモ付き包装袋が提供される。
【００１３】
また、本発明の第６の発明によれば、第１〜５のいずれかの発明において、袋を吊下げるヒモとなる部分は、非溶着の２枚のプラスチックフィルムからなり、ヒモとなる部分の始まる部分は、該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部の一部から始まり、終わる部分はフィルム同士が溶着されており、ループを形成することを特徴とするヒモ付き包装袋が提供される。
【００１４】
また、本発明の第７の発明によれば、第１〜５のいずれかの発明において、袋を吊下げるヒモとなる部分は、２枚のプラスチックフィルムが溶着された１枚のプラスチックフィルムからなり、ヒモとなる部分の始まる部分は、該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部の一部から始まり、ヒモとなる部分は非ループ状となっていることを特徴とするヒモ付き包装袋が提供される。
【００１５】
また、本発明の第８の発明によれば、第１〜７のいずれかの発明において、袋を吊下げるヒモとなる部分の側辺と、該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部の境界は、人手で容易に分離できる程度に複数のスリット又はミシン目が入れられていることを特徴とするヒモ付き包装袋が提供される。
【００１８】
また、本発明の第９の発明によれば、第１の発明において、該包装袋の廃棄時に、その周囲をヒモで巻き、ヒモの先端を差込みヒモの固定をたすける第３のパンチ穴が、溶着部の任意の位置に穿たれていることを特徴とするヒモ付き包装袋が提供される。
【００１９】
また、本発明の第１０の発明によれば、第１又は９の発明において、第２または第３のパンチ穴の形状が、円形、楕円形、長方形、正方形、三角形若しくは、それらの内部に三角台状の弁を有する形状のいずれかであることを特徴とするヒモ付き包装袋が提供される。
【００２０】
また、本発明の第１１の発明によれば、第１〜１０のいずれかの発明において、袋を吊下げるヒモとなる部分の終わる部分の溶着部の長さを、ヒモとなる部分の長さの１／５〜１／３とし、溶着部の縁部には、第２または第３のパンチ穴に挿入したとき、ヒモの抜け難い形状が形成されていることを特徴とするヒモ付き包装袋が提供される。
【００２１】
また、本発明の第１２の発明によれば、第１１の発明において、ヒモの抜け難い形状が、それぞれ複数個の半円形、平行四辺形、三角形、及び溝形から選ばれる切り欠けのいずれかからなることを特徴とするヒモ付き包装袋が提供される。
【００２２】
また、本発明の第１３の発明によれば、第１〜１２のいずれかの発明において、１枚の長尺フィルム原反を長手方向に平行に半分２つ折りし、その折目部をフィルム間にＶ字状に折り込んでガゼット部を形成する第１工程、袋の右辺溶着部、左辺溶着部、下辺溶着部、自立構造部、流出通路部、及びヒモとなる部分の溶着部を形成する熱溶着を行う第２工程、袋の外形及びスリットを刃物で切断しトリミングする第３工程、及びトリミングした袋を型抜きし取出す第４工程からなることを特徴とするヒモ付き包装袋の製造方法が提供される。
【００２３】
また、本発明の第１４の発明によれば、第１〜１２のいずれかの発明において、２枚の長尺フィルム原反を重ね第１の重合フィルムを作る第１工程、上記の第１の重合フィルムの長手方向に平行な一方の解放端のフィルム間に、Ｖ字形に折り込んでガゼット部を形成させた第２の重合フィルムを第１の重合フィルムの解放端に平行かつ両者の解放端が一致するように挿入する第２工程、袋の右辺溶着部、左辺溶着部、下辺溶着部、自立構造部、及びヒモとなる部分の熱溶着を形成する第３工程、袋の外形及びスリットを刃物で切断しトリミングする第４工程、型抜きした袋を取出す第５工程からなることを特徴とするヒモ付き包装袋の製造方法が提供される。
【００２４】
また、本発明の第１５の発明によれば、第１〜１２のいずれかの発明において記載のヒモ付き包装袋に流体を充填し、袋の上部を下に、下部を上にし、袋を逆様につりさげるためのヒモで袋を吊下げ、隅角部を切って流出通路の先端を開放し、手で袋の胴部を圧迫し流体を注出させる方法が提供される。
【００２５】
また、本発明の第１６の発明によれば、第９〜１２のいずれかの発明に記載のヒモ付き包装袋の廃棄時に、袋をロール巻きにし、ヒモでロール巻きの周囲を縛り、ヒモの先端部を廃棄用パンチ穴に貫入させ解けないようにすることを特徴とする使用済み包装袋の廃棄方法が提供される。
【００２６】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のヒモ付き包装袋、それの製造方法、及びその使用方法、並びに廃棄方法について、各項目毎に、詳細に説明する。
【００２７】
１．プラスチックフィルム
本発明のヒモ付き包装袋を作るために使用するプラスチックフィルムは、高圧法低密度ポリエチレン（ＨＰ−ＬＤＰＥ）、直鎖状低密度ポリエチレン（ＬＬＤＰＥ）、直鎖状超低密度ポリエチレン（ＶＬＤＰＥ）、メタロセン触媒によるポリエチレン（ＭＣＡＴ−ＰＥ）、高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）、エチレン−酢酸ビニル共重合体（ＥＶＡ）、エチレン−エチルアクリレート共重合体（ＥＥＡ）、エチレン−アクリル酸共重合体（ＥＡＡ）、アイオノマー（ＩＯＮＯＭＥＲ）、エチレン−ビニールアルコール共重合体（ＥＶＯＨ）、ポリアミド（ＰＡ）、ポリイミド（ＰＩＭ）、ポリエステル（ＰＥＴ）、ポリカーボネート（ＰＣ）、ポリプロピレン（ＰＰ）、アルミニウム（ＡＬ）等の単層フィルム、又はそれらから選択された樹脂の多層フィルムを使用する。
単層フィルム、又はそれらから選択された樹脂の多層フィルムは、延伸されていてもよい。特に、２軸延伸ポリアミドフィルム（ＯＰＡ）、２軸延伸ポリエステルフィルム（ＯＰＥＴ）、２軸延伸ポリプロピレン（ＯＰＰ）等を使用した積層フィルムが、引裂強度、耐突刺強度、引張強度、柔軟性、透明性、耐熱性、耐寒性、耐破裂性、低水蒸気透過性、低酸素透過性等の性質において優れており好ましい。積層フィルムの代表的な例としては、以下の構成が挙げられる。
【００２８】
・ＯＰＡ／ポリウレタン接着剤／ＯＰＡ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ
・ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＨＰ−ＬＤＰＥ
・ＯＰＡ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ
・ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＨＰ−ＬＤＰＥ
・ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＡＬ箔／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・シリカ蒸着ＯＰＡ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ
・ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＯＰＰ／アイオノマー接着剤／ＥＶＡ
・アルミナ蒸着ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・ＯＰＥＴ／ポリウレタン接着剤／ＯＰＥＴ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ
・ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＥＥＡ
・ＯＰＥＴ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ
・ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＨＰ−ＬＤＰＥ
・ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＡＬ箔／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・シリカ蒸着ＯＰＥＴ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ
・ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＯＰＰ／アイオノマー接着剤／ＥＶＡ
・アルミナ蒸着ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・ＯＰＥＴ／ポリウレタン接着剤／ＥＶＯＨ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ
・ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＥＶＯＨ／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・ＬＬＤＰＥ／ポリウレタン接着剤／ＥＶＯＨ／ポリウレタン接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
【００２９】
・ＭＣＡＴ−ＰＥ／アイオノマー接着剤／ＥＶＯＨ／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・ＭＣＡＴ−ＰＥ／アイオノマー接着剤／ＯＰＡ／ポリウレタン接着剤／ＯＰＡ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ
・ＭＣＡＴ−ＰＥ／アイオノマー接着剤／ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・ＭＣＡＴ−ＰＥ／アイオノマー接着剤／ＯＰＡ／ポリウレタン接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・ＭＣＡＴ−ＰＥ／アイオノマー接着剤／ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・ＭＣＡＴ−ＰＥ／アイオノマー接着剤／ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＡＬ箔／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・ＭＣＡＴ−ＰＥ／アイオノマー接着剤／シリカ蒸着ＯＰＡ／ポリウレタン接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・ＥＶＡ／アイオノマー接着剤／ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＯＰＰ／アイオノマー接着剤／ＥＶＡ
・ＭＣＡＴ−ＰＥ／アイオノマー接着剤／アルミナ蒸着ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・ＬＬＤＰＥ／アイオノマー接着剤／ＯＰＥＴ／ポリウレタン接着剤／ＯＰＥＴ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ
・ＥＥＡ／アイオノマー接着剤／ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＥＥＡ
・ＬＬＤＰＥ／アイオノマー接着剤／ＯＰＥＴ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ
・ＭＣＡＴ−ＰＥ／アイオノマー接着剤／ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＨＰ−ＬＤＰＥ
・ＭＣＡＴ−ＰＥ／アイオノマー接着剤／ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＡＬ箔／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・ＬＬＤＰＥ／アイオノマー接着剤／シリカ蒸着ＯＰＥＴ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ
【００３０】
・ＭＣＡＴ−ＰＥ／アイオノマー接着剤／ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＯＰＰ／アイオノマー接着剤／ＥＶＡ
・ＭＣＡＴ−ＰＥ／アイオノマー接着剤／アルミナ蒸着ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
・ＬＬＤＰＥ／アイオノマー接着剤／ＯＰＥＴ／ポリウレタン接着剤／ＥＶＯＨ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ
・ＭＣＡＴ−ＰＥ／アイオノマー接着剤／ＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＥＶＯＨ／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥ
本発明において、袋に使用するフィルムの厚さは、特に限定されるものではないが、単層フィルムの場合、厚さは３０〜５００μｍ、好ましくは１００〜２００μｍ程度であり、積層フィルムの場合、構成する各層の厚さは５〜３００μｍ、好ましくは１００〜２００μｍ程度であり、合計の厚さは５０〜５００μｍ、好ましくは１００〜２００μｍ程度が好ましい。フィルムの厚みは、小容量で、比重の小さい流体を入れる袋の場合、比較的薄くてよく、大容量で、比重の大きい流体を入れる袋の場合は、比較的厚いものが望ましい。
【００３１】
２． 袋を吊下げるヒモとなる部分
本発明において、袋を吊下げるヒモとなる部分は、袋の原材料となる２枚のプラスチックフィルムの一部からなり、袋の製造工程において、順次、形成される。
通常は、袋を吊下げるヒモとなる部分がついた袋、すなわち、本発明のヒモ付き包装袋として製造され、化粧品会社、洗剤会社、飲料・食品会社等に販売され、そこにおいて内容物の各種流体が充填され、それを購入した消費者が袋を吊下げるヒモとなる部分を、ヒモの始点を包装袋に結合したままで、その他の部分は包装袋から分離し、ループ状にして風呂場の壁に付いているフック又中空にある吊下棒に吊下げて使用する。
【００３２】
２．１ 袋を吊下げるヒモとなる部分の形状及び設けられる袋の部分
袋を吊下げるヒモとなる部分の形状は長方形であり、かつ包装袋の周辺の溶着部の更に外側に、少なくとも一辺に設けられている。
長方形の幅は１〜２０ｍｍ、好ましくは２〜１０ｍｍ、最も好ましくは４〜６ｍｍである。長方形の幅が１ｍｍ未満であると、機械的強度が弱くなり、ヒモが切れてしまい、２０ｍｍを超えると、材料費がかさみコスト高となり、また強度的には過剰品質となり望ましくない。
【００３３】
袋を吊下げるヒモとなる部分の形状が一つの長方形であり、一辺にのみある場合を図５に示した。
また、袋を吊下げるヒモとなる部分の形状が一つの長方形であり、左右の二辺にある場合を図６に示した。二個所に袋を吊下げるヒモがあるので、一個所の場合より二倍の重さに耐えることができる利点がある。
更に、袋を吊下げるヒモとなる部分は、二つの長方形をＬ字形に組合わせた形状であり、かつ包装袋の二辺にわたり設けられている場合を、図１５（Ｂ）に示した。二辺にわたり設けられているので、ヒモの長さは長くなる利点がある。
また、袋を吊下げるヒモとなる部分は、三つの長方形をコ字形に組合わせた形状であり、かつ包装袋の三辺にわたり設けられている場合を、図７に示した。
ヒモの長さは更に長くなり、袋の両肩を支え、ヒモは連続しているので、フックや棒に掛けやすく、手でさげたり、肩にかける場合に非常に便利である。
【００３４】
更にまた、袋を吊下げるヒモとなる部分を特別に長くしたい場合は、図１５の（Ａ）、（Ｂ）、及び（Ｃ）のようにすればよい。（Ｂ）は二辺を利用しており、（Ａ）は、三辺を利用しているのでさらに長くなり、（Ｃ）は複数の長方形をトグロ状に巻いた形状であり、（Ｄ）は展開すると御幣となる形状でなり、それぞれ包装袋の下辺溶着部先端に連続した平面又は包装袋の左辺溶着部先端に連続してに設けられているので、ヒモの幅を狭くしたり、連続した平面の面積を大きくとれば、ヒモの長さは非常に長くすることができる。この場合、ヒモの幅が狭いので、引張強度が弱くなるので、プラスチックフィルムの材質を、ポリアミド、ポリイミド、ポリエステル等の高強度で引裂き抵抗性のあるものを使用することが好ましい。
【００３５】
２．２ 袋を吊下げるヒモとなる部分の溶着について
袋を吊下げるヒモとなる部分は、通常は、図１３（Ａ）に示す様に、２枚の非溶着プラスチックフィルムからなり、ヒモとなる部分の始まる部分は、該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部の一部から始まり、終わる部分はフィルム同士が溶着されており、ヒモとなる部分はループ状となっている。
ループ状となっていると、フックや棒に掛けやすく、手でさげたり、肩にかける場合に非常に便利である。
また、別の溶着形態としては、図１３（Ｂ）に示す様に、袋を吊下げるヒモとなる部分の終わる部分の溶着部の長さを、ヒモとなる部分の長さの１／５〜１／３とし、溶着部の縁部には、第２または第３のパンチ穴に挿入したとき、抜け難い形状が形成されている形態がある。
このタイプは、ループ機能と、ヒモの固定機能の両方をもつ利点がある。
上記の抜け難い形状としては、図１３（Ｄ）、（Ｅ）、（Ｆ）、及び（Ｇ）に示す様に、半円形、平行四辺形、三角形、溝形から選択された形状の切り欠けの形状が好ましい。
【００３６】
また、別の溶着形態としては、図１３（Ｃ）に示す様に、袋を吊下げるヒモとなる部分は、２枚のプラスチックフィルムが溶着された１枚のプラスチックフィルムからなり、ヒモとなる部分の始まる部分は、該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部の一部から始まり、ヒモとなる部分は非ループ状となっているものである。
この場合、２枚のプラスチックフィルムが溶着された１枚のプラスチックフィルムとなっているので、機械的強度は倍贈し、特に袋の下部のスタンディング構造部分のフィルムは４枚あるので、２枚を一組として溶着すれば、強度も強くなり、しかもループ状にできる利点がある。
【００３７】
２．３ ヒモとなる部分と、包装袋周辺溶着部との境界について
袋を吊下げるヒモとなる部分の側辺と、該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部の境界は、人手で容易に分離できる程度に複数のスリット又はミシン目が入れられている。
スリットは、図１６（Ａ）に３９として示してあるが、長さが、５〜５０ｍｍ、好ましくは１５〜４０ｍｍ、最も好ましくは２０〜３０ｍｍである。５ｍｍ未満であると、トムソン刃で切断してスリットを形成したとき、スリットとスリットの間に残る溶着部の数が多くなり、ヒモとなる部分を包装袋周辺溶着部から簡単に手で引きちぎり分離するのが困難となり望ましくなく、５０ｍｍを超えると、ヒモとなる部分が、包装袋周辺溶着部から簡単に分離し、ヒモ付き包装袋の製造工程中にトラブルをおこしたり、ユーザーで包装袋に内容物を充填するときトラブルを起こしたり、ディスプレイしたときヒモがぶらぶらしていると見栄えが良くなく望ましくない。
【００３８】
スリットの幅は、図１６（Ａ）では、スリットの存在場所を示すために１ｍｍ程度の幅をとったが、実際はスリットの幅は無いに等しく、フィルムの表面から裏面に貫通するトムソン刃による裁断面があり、裁断面同士の隙間は見えないほど接近している。スリットとスリットとの間にある点接着４０の長さは０．１〜３ｍｍ、好ましくは０．２〜２ｍｍ、最も好ましくは０．５〜１ｍｍである。０．１ｍｍ未満であると、ヒモとなる部分が、包装袋周辺溶着部から簡単に分離し、３ｍｍを超えると、ヒモとなる部分を包装袋周辺溶着部から簡単に手で引きちぎり分離するのが困難となり望ましくない。
【００３９】
また、スリットの代わりに図１６（Ｂ）に示すミシン目を開けてもよい。
また、レーザー光線を使用して、スリット、ミシン目と類似する形状の切断手段を形成させてもよい。
スリットは、パウチ製造工程で形成され、生産性が高くコストが低いが、スリット間隔が長いとヒモを袋の側辺から分離するのが難しくなるので、適当な間隔を袋の用途毎に調整しなければならないが、ミシン目の形成は手間がかかり、ヒモを袋の側辺から分離するのが難しくなるが、充填時や店頭にてのディスプレイ時にはずれると都合が悪い場合は、ミシン目を採用した方がよい。
レーザー光線は、任意の形状の裁断線や裁断点を形成できる利点はあるがコストアップとなる。
【００４０】
２．４ 第１のパンチ穴について
図５（Ａ）の２４に示す様に、袋を吊下げるヒモとなる部分の始まる部分の該包装袋内部寄り点を中心点として、第１のパンチ穴２４が穿いてある。
これは、ヒモの使用時に、袋を吊下げるヒモとなる部分の始まる部分が該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部から引きちぎられないように応力を分散させるための穴である。
【００４１】
２．５ 第２のパンチ穴について
図５（Ａ）の２６に示す様に、第１のパンチ穴２４の近傍の袋の溶着部に、第２のパンチ穴２６が穿いてある。これは、袋を吊下げるヒモとなる部分を通しヒモの固定を助け、ヒモが袋の溶着部から引きちぎられるのを防止する機能がある。また、第２のパンチ穴は、袋を廃棄する場合は、第３のパンチ穴と同じように袋をロール巻きにしたり、折り畳んだりし容積を小さくした後、ヒモで縛り、ヒモの先端を固定するための穴ともなる。
また、図１１（Ｂ）に示す様に、ヒモの先端２８をパンチ穴２６に通してひっかけることもできる。すなわち、ヒモの固定機能を有する。
【００４２】
２．６ 第３のパンチ穴について
図１０（Ａ）の２７に示す様に、第２のパンチ穴２６の対称的位置の溶着部に、第３のパンチ穴２７が穿いてある。これは、図１２（Ｂ）に示す様に、該包装袋を使用後、廃棄物としての容量を少なくするため該包装袋をロール巻きにし、その周囲をヒモで巻き、ヒモの先端を差込みヒモの固定を助けるための穴である。第３のパンチ穴は、第２のパンチ穴と同じ固定機能をゆうするので、第２のパンチ穴として利用してもよい。
【００４３】
２．７ 各パンチ穴の形状について
第１のパンチ穴２４は、ヒモの使用時に、袋を吊下げるヒモとなる部分の始まる部分が該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部から引きちぎられないように応力を分散させるための穴であるから、その形状は円形、楕円形が応力を分散するので望ましく、三角形、四角形等のように角があり、応力を集中させる形状は望ましくない。
第１のパンチ穴２４の大きさは、ヒモの幅にもよるが、概ね０．５〜５ｍｍ、好ましくは１．５〜３ｍｍ程度がよい。
第２または第３のパンチ穴は、ヒモを固定するものであるから、図１４に示す様に、円形、楕円形、長方形、正方形、三角形若しくは、それらの内部に三角台状の弁を有する形状のものが好ましい。第２または第３のパンチ穴は、固定されるヒモの側面の形状とも関係があるので、図１３のヒモの各種形状と、図１４のパンチ穴の各種形状を比較して、相互にペアとして使った場合にヒモがパンチ穴に適合し、結合しやすく抜け難いペアを選択して使用することが好ましい。
例えば、図１３（Ｃ）のヒモの断面は、図１４（Ｃ）の形と類似しているので抜け難く、図１３（Ｄ）のヒモの半円形の切り欠けに、図１４（Ｄ）の円形穴の内部にある三角台状の弁がくい込み抜け難くなる。
【００４４】
また、、図１３（Ｅ）の平行四辺形状の切り欠けを、図１４（Ｅ）の楕円形状穴の内部にある２個の対向する三角台状の弁の一方にくい込ませると、他の弁からも後方から押され、非常に抜け難くなるので、抜けると困る用途に特に利用価値がある。同様に、図１３（Ｆ）と、図１４（Ｆ）の組み合わせ、図１３（Ｇ）と、図１４（Ｇ）の組み合わせも、非常に抜け難い組み合わせである。
図１３（Ｈ）の先端が出刃包丁の様な形と、図１４（Ｂ）の楕円形との組み合わせは、ループ機能と結合機能を兼備した良い組み合わせである。
【００４５】
３．液体
本発明において、液体とは本発明の包装体に入れる内容物であり、マヨネーズ、コーヒー、ミルク、ジュース、シャンプー、リンス、ボディソープ、洗濯用や台所用の液体洗剤、ナチュラルウォーター、ミネラルウォーター、清涼飲料、味噌、液体スープ、醤油、ラー油、そばつゆ、うどんつゆ、天ぷらつゆ、ジャム、甘酒、酒、ウイスキー、ワイン、焼酎、溶剤、化学薬品、ゲル状物、写真現像液、パーマ液等であり、粘度の低いものから高いものまで包装可能である。
【００４６】
４．自己閉鎖性流出通路
本発明において、自己閉鎖性流出通路とは、図２に示す様に、流出通路の出口をハサミできって開口し（Ａ）袋を握って袋内の流体を圧迫すると（Ｂ）、流体が流出通路から流出し（Ｂ）、袋を握る力を弱めると、流体の流出が停止し、次いで流出通路に残っている流体を絞り出すと（Ｃ）、袋を任意の位置にしても、袋内の流体を圧迫しない限り、流体が流出通路から流出しない機能を有する液体の通路である。したがって、内容物の流体を袋外に流出させた後、袋を倒したり、流出通路の出口を下にして袋を吊下げても、内容物の流体が流出する事がないので、ボトル容器の場合の様に、使用後、その都度キャップを閉める手間が省け、能率が上がり便利である。
自己閉鎖性流出通路の形状は、例えば、Ｓ、Ｃ、Ｖ、Ｌ、Ｎ、Ｍ、Ｗ、く、へ、て、ん、し、つ、ひ、ろ、２、３、７等の形状か、それらを変形したものであり、直線状ではなく、流出通路の入口から出口の途中に液体の流動に対して抵抗を生じさせる屈曲部分を有することが必要である。
大きな抵抗を生じさせるには、流出通路の幅を狭くし、屈曲部分を多個所にすればよく、小さい抵抗を生じさせるには、流出通路の幅を大きくし、屈曲部分を１個所にすればよい。
【００４７】
流出通路の幅は、袋の容量・寸法によって異なるが、それの幅は、２〜２０ｍｍ程度であることが望ましい。
また、流出通路は２枚のプラスチックフィルムの間に形成されるので、通常は流体が通過しないときは、フィルム同士が密着している様に設計されているが、フィルムの流出通路形成部分を外面側に所定量だけ膨張させて突出させることもできる。突出させると、液体の流動に対して抵抗を低減できる効果があるが、突出量が多過ぎる場合は、内容物の流体を袋外に流出させた後、袋を倒したり、流出通路の出口を下にして袋を吊下げた場合に、袋内の内容物を圧迫しなくても、内容物が流出通路の出口から流出してしまうので、注意が必要である。
【００４８】
５．流体充填口
本発明において流体充填口３とは、図１の右上部に設けられており、液体を袋内に充填するための口であり、本発明のヒモ付き包装袋は、流体充填口３は溶着されてないが、パウチのユーザーで液体充填後は、ヒートシールされ溶着部となる。
【００４９】
６．自立構造
本発明において自立構造とは、袋の下部に袋が自立できる構造体を付加したもので、商品として陳列したり、使用するとき倒れないので便利である。
本発明の１形態である袋を逆さに吊下げて使用する場合は、自立構造は、必ずしも必要ではない。自立構造袋（スタンディングパウチ）については、本発明の出願人が先に出願し公開された特開２０００−２５７８５号公報に詳細に説明してあるが、自立構造はこれに限定されるものではなく、他の自立構造であってもよい。なお、本発明のヒモ付き包装袋は、自立構造機能を持たない包装袋であってもよい。
【００５０】
７．ヒモ付き包装袋
本発明のヒモ付き包装袋は、図面では、自己閉鎖性流出通路を有する自立構造袋（スタンディングパウチ）を記載したが、それらに限定されるものではなく、通常の三方シール袋、四方シール袋、ドイパック袋、船底レール袋、テトラパック袋、合掌袋、ガゼット袋、封筒貼り袋、二重袋貼り袋、ラベルサイドシール袋、バックインボックス袋、変形袋など各種の袋に本発明の製造方法でつくられるヒモが付けられた包装体が包含される。
【００５１】
８．ヒモ付き包装袋の製造方法
本発明のヒモ付き包装袋は、２枚のプラスチックフィルムを重合し、その周辺を溶着して作る包装袋において、該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部の更に外側に、袋を吊下げるヒモとなる部分が設けられている構造のものであれば、その製法は特別の方法に限定されないが、ロール状素材フィルムが利用でき連続工程を採用できること、複雑な形状の袋や特別な形状の袋が容易にできること、厚手のフィルムでも加工できること、製造コストが安価であること、袋の仕上がりが綺麗でかつ寸法安定精度がよいこと等の理由で、本発明の下記の製造方法を採用することが望ましい。
まず、袋の素材となる前記した単層または積層フィルムを準備する。この単層または積層フィルムは、長い帯状であり、ロール巻きとなっている。
【００５２】
まず、一枚の長尺フィルムを使用する場合を説明する。このケースは、、本発明の第１５発明に相当する。
１枚の長尺フィルム４５を長手方向に平行に半分２つ折りし（図２１に示す。
ただし実際の長尺フィルムは左右に長いので、左右をカットした状態で示してある。）、その折目部をフィルム間にＶ字状に折り込んでガゼット部を形成する第１工程（図２２に示す。４６ガゼット部である。）、袋の右辺溶着部、左辺溶着部、下辺溶着部、自立構造部、及び袋を吊下げるヒモとなる部分を形成する熱溶着を行う第２工程、袋の外形とスリットをトムソン刃等の刃物で切断しトリミング加工を行う第３工程、及び及びトリミングした袋を型抜きし取出す第４工程を順次行う。
上記製法において、１枚の長尺フィルムを長手方向に平行に半分に２つ折りしたものの代わりにチューブラーフィルムを押し潰し半分にしたものを素材フィルムとして使用しても同じ結果となるので、このケースも本発明の範囲内である。
【００５３】
次ぎに、性質が同じ又は異なる２枚のフィルムを使用する場合を説明する。
このケースは、本発明の第１６発明に相当する。
２枚の長尺フィルム原反を重ね第１の重合フィルムを作る第１工程（図２３に示す。ただし実際の長尺フィルムは左右に長いので、左右をカットした状態で示してある。各フィルムは４７で示した。）、上記の第１の重合フィルムの長手方向に平行な一方の解放端のフィルム間に、Ｖ字形に折り込んでガゼット部を形成させた第２の重合フィルムを第１の重合フィルムの解放端に平行かつ両者の解放端が一致するように挿入する第２工程（図２４に示す。４８がガゼット部である。）、袋の右辺溶着部、左辺溶着部、下辺溶着部、自立構造部、及び袋を吊下げるヒモとなる部分を形成する熱溶着を行う第３工程、及び袋の外形とスリットをトムソン刃等の刃物で切断しトリミング加工を行う第４工程、及びトリミングした袋を型抜きし取出す第５工程を順次行う。このケースは、袋の前面、背面、ガゼット部分（袋の底面）をそれぞれ異質の素材フィルムから選択できるので、多様な性質を持つ袋が製造できるメリットがある。
【００５４】
９．ヒモ付き包装袋の使用方法
本発明のヒモ付き包装袋は、流体を充填し、袋の上部を上にし、下部を下にして、ヒモを手で掴み袋をぶらさげたり、ヒモのロープ部をフックや中空にある棒に掛けてもよい。
本発明のヒモ付き包装袋は、流体を充填し、袋の上部を下に、下部を上にし、袋を逆様に吊下げるためのヒモで袋を吊下げ、隅角部を切って流出通路の先端を開放し、手で袋の胴部を圧迫し流体を注出させることができるので便利である。
【００５５】
１０．ヒモ付き包装袋の廃棄方法
また、本発明のヒモ付き包装袋は、袋をロール巻きにし、ヒモでロール巻きの周囲を縛り、ヒモの先端部を廃棄用パンチ穴に貫入させ解けないようにすることができるので、廃棄物の容量を少なくできる利点がある。
【００５６】
【実施例】
以下、実施例により更に本発明を説明するが、本発明の主旨を超えない限り、それらに限定されるものではない。
【００５７】
実施例１
厚み２００μｍ、幅５０ｃｍ、長さ５０ｍのＯＰＥＴ／アイオノマー接着剤／ＯＰＡ／アイオノマー接着剤／ＭＣＡＴ−ＰＥの構成からなる長尺フィルム４５を準備した。
この長尺フィルム４５を長手方向に平行に半分２つ折りし（図２１に示す。ただし実際の長尺フィルムは左右に長いので、左右をカットした状態で示してある。）、その折目部をフィルム間にＶ字状に折り込んでガゼット部を形成する第１工程（図２２に示す。４６がガゼット部である。）、袋の右辺溶着部、左辺溶着部、下辺溶着部、自立構造部、流出通路部及び袋を吊下げるヒモとなる部分を形成する熱溶着を行う第２工程、袋の外形とスリットをトムソン刃で切断しトリミング加工を行う第３工程、及び及びトリミングした袋を型抜きし取出す第４工程を順次行い、図５（Ａ）に示すヒモ付き包装袋を得た。
【００５８】
この袋は、幅は１０ｃｍで、長さは１５ｃｍ、ヒモの長さは１３．６ｃｍ、ヒモの幅は１ｃｍ、ヒモのループ部の長さは１１ｃｍ、１つのスリットの長さは２．１ｃｍで合計６本入れられており、ヒモと袋の間の点接着部分（スリットとスリットの間に存在）の長さは０．２ｃｍで、合計５個所に残されていた。
この袋の充填口からシャンプーを２００ｇ入れ充填口を熱溶着した。
次いで、手でヒモの先端を掴み、袋の平面に対して３０〜１５０度の角度をつけて引っ張ったところ、ヒモと袋の間の点接着部分（スリットとスリットの間に存在）は容易に切断され、ヒモはその始点は袋の左下方の溶着部に連続して溶着しており、ヒモの始点にて１８０度の角度で上方に折り返し、図５（Ｂ）に示すように、袋を逆様にして壁のフックに吊した。
１ヶ月間そのままの状態でパウチからシャンプーを出し、実際に使用を続けたが、ヒモの付根（始点）にある第１のパンチ穴から、裂け目が発生することはなく、またヒモが伸長したり、切れたりすることはなかった。
【００５９】
また、ヒモの始点にて９０度の角度で左方に曲げて、ヒモの先端を第２のパンチ穴に通し、図５（Ｃ）に示すように、袋を逆様にして壁のフックに吊した。
１ヶ月間そのままの状態を続けたが、ヒモの付根（始点）にある第１のパンチ穴から、裂け目が発生することはなく、またヒモが伸長したり、切れたりすることはなかった。
【００６０】
実施例２
実施例１において、ヒモとなる左側の長方形部分を右側にも付けた以外は、実施例１と同様な実験を行い図６（Ａ）に示すヒモ付き包装袋を得た。ヒモは左右の２個所に付いているので、２倍の荷重に耐えることができ、吊下げられる袋の角度を希望する角度にコントロールすることができる利点がある。
【００６１】
実施例３（参考例）
実施例１において、ヒモとなる左側の長方形部分を右側にも付け、更に上方にも付け、かつコ字形に連続させた以外は、実施例１と同様な実験を行い図７（Ａ）に示すヒモ付き包装袋を得た。ヒモはコ字形に付いているので、袋を逆様にして吊下げたり、手でぶらさげたり、肩にかけたりする場合に便利であり、ヒモ同士の先端を結束する手間が省ける。
【００６２】
実施例４（参考例）
実施例３において、ヒモとなる部分が、２枚のフィルムが熱溶着されている以外は、実施例３と同様な実験を行い図８（Ａ）に示すヒモ付き包装袋を得た。但し、流体充填口の上部のヒモ部分は熱溶着すると、流体が充填できないので熱溶着してない。ヒモは熱溶着されているので、剛性が増し、帯の様な感じがでる利点がある。ヒモはコ字形に付いているので、袋を逆様にして吊下げたり、手でぶらさげたり、肩にかけたりする場合に便利であり、ヒモ同士の先端を結束する手間が省ける。なお、ヒモの非熱溶着部を溶着したい場合は、流体充填時に溶着することができる。
【００６３】
実施例５
２枚の長尺フィルム原反（厚み２００μｍ、幅５０ｃｍ、長さ５０ｍのＯＰＡ／ポリウレタン接着剤／ＥＶＯＨ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ（ロール巻き））を重ね第１の重合フィルムを作る第１工程（図２３に示す。ただし実際の長尺フィルムは左右に長いので、左右をカットした状態で示してある。各フィルムは４７で示した。）、上記の第１の重合フィルムの長手方向に平行な一方の解放端のフィルム間に、Ｖ字形に折り込んでガゼット部を形成させた第２の重合フィルム（厚み２００μｍ、幅２０ｃｍ、長さ５０ｍのＯＰＥＴ／ポリウレタン接着剤／ＥＶＯＨ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ（ロール巻き））を第１の重合フィルムの解放端に平行かつ両者の解放端が一致するように挿入する第２工程（図２４に示す。４８がガゼット部である。）、袋の右辺溶着部、左辺溶着部、下辺溶着部、自立構造部、及び袋を吊下げるヒモとなる部分を形成する熱溶着を行う第３工程、及び袋の外形とスリットをトムソン刃等の刃物で切断しトリミング加工を行う第４工程、及びトリミングした袋を型抜きし取出す第５工程を順次行い、図１０（Ａ）に示すパウチの下部にスリットの入ったヒモ付き包装袋を得た。
【００６４】
この袋は、幅は１３ｃｍで、長さは１９ｃｍ、ヒモの長さは１６ｃｍ、ヒモの幅は０．６ｃｍ、ヒモのループ部の長さは１２ｃｍ、１つのスリットの長さは２．１ｃｍで合計７本入れられており、ヒモと袋の間の点接着部分（スリットとスリットの間に存在）の長さは０．２２ｃｍで、合計６個所に残されていた。
この袋の充填口からボディーシャンプーを３５０ｇ入れ充填口を熱溶着した。
次いで、手でヒモの先端を掴み、袋の平面に対して３０〜１５０度の角度をつけて引っ張ったところ、ヒモと袋の間の点接点（スリットとスリットの間に存在）は容易に切断され、ヒモはその始点は袋の左下方の溶着部に下方に向かって連続して溶着しており、ヒモの始点にて折り返しすることなく、図１０（Ｂ）に示すように、袋を逆様にして吊下げることができた。
本実施例５では、ヒモの始点にて１８０度の角度で上方に折り返してないので、ヒモの始点で引き裂き応力は発生しない利点がある。
【００６５】
また、ヒモとなる長方形部分は、下部のスタンディング構造のガゼット部を使用しているので、フィルムは４枚からなり、実施例１の場合は２枚であるから、強度は倍になる利点がある。
また、図１８に示す様に、下部にヒモがあるため、コンパクトでまとまりがよく、ヒモを第２のパンチ穴と第３のパンチ穴に通し、前面からみると帯を締めた様に見え、見栄えがよくディスプレイ効果がある。
【００６６】
実施例６
実施例２において、袋の左右両側に付いているヒモとなる部分を上下逆様にして付けた以外は、実施例２と同様な実験を行い図１９（Ａ）に示すヒモ付き包装袋を得た。実施例２では、袋は逆様にして使用したが、本実施例では、逆様にしないで、正常位で使用できる。ヒモは左右の２個所に付いているので、２倍の荷重に耐えることができ、吊下げられる袋の角度を希望する角度にコントロールすることができる利点がある。
【００６７】
実施例７（参考例）
実施例３において、袋の左右両側に付いているヒモとなる部分を上下逆様にして付けた以外は、実施例３と同様な実験を行い図２０（Ａ）に示すヒモ付き包装袋を得た。実施例３では、袋は逆様にして使用したが、本実施例では、逆様にしないで、正常位で使用できる。ヒモはコ字形に付いているので、手でぶらさげたり、肩にかけたりする場合に便利であり、ヒモ同士の先端を結束する手間が省ける利点がある。
【００６８】
実施例８
実施例１において、袋の左側辺にあるヒモとなる部分の幅を３倍にし、ジグザグ構造になるようにスリットを１５個所に入れ、図１５（Ｄ）に示すヒモ付き包装袋を作った。ヒモを展開したとき、ヒモの長さは、約４０ｃｍであり、非常に長いヒモを持つ包装袋が得られた。包装袋を高い場所に吊したり、多人数で使う場合に、一個所に吊していても、遠くまで届くので便利である。
【００６９】
実施例９
図１２（Ａ）に示すヒモ付き包装袋を作り、シャンプーを入れ使いきった後、図１２（Ｂ）に示す様に、袋をロール巻きにし、ヒモでロール巻きの周囲を縛り、ヒモの先端部を廃棄用パンチ穴２７に貫入させ解けないようにした。廃棄物の容量を少なくできる利点があった。
【００７０】
実施例１０
２枚のそれぞれが厚み２００μｍ、幅５０ｃｍ、長さ５０ｍのシリカ蒸着ＰＥＴ／ポリウレタン接着剤／裏面印刷ＯＰＡ／ポリウレタン接着剤／ＬＬＤＰＥ（ロール巻き）を準備した。
この長尺フィルムを長手方向に平行に半分２つ折りし（図２３に示す。ただし実際の長尺フィルムは左右に長いので、左右をカットした状態で示してある。）、その折目部をフィルム間にＶ字状に折り込んでガゼット部を形成する第１工程（図２４に示す。４８がガゼット部である。）、袋の右辺溶着部、左辺溶着部、下辺溶着部、自立構造部、流出通路部及び袋を吊下げるヒモとなる部分（袋下部）を形成する熱溶着を行う第２工程、袋の外形とスリットをトムソン刃で切断しトリミング加工を行う第３工程、及び及びトリミングした袋を型抜きし取出す第４工程を順次行い、図２５（Ａ）に示すヒモ付き包装袋を得た。
【００７１】
この袋は、幅は１０ｃｍで、長さは１６ｃｍ、ヒモの長さは１４ｃｍ、ヒモの幅は０．６ｃｍ、ヒモのループ部の長さは７ｃｍ、１つのスリットの長さは１．５ｃｍで合計５本入れられており、ヒモと袋の間の線接着部分（スリットとスリットの間に存在）の長さは０．２ｃｍで、合計４個所に残されていた。
ヒモの先端は、図１３（Ｈ）に示すように出刃包丁の様な形をしており、これを挿入し固定する第２のパンチ穴の形状は図１４（Ｂ）の様な楕円形であった。
図２５（Ｂ）は、ループ機能を持つことを示し、図２５（Ｃ）は、先端を第２の穴（楕円形穴）に挿入しようとしているところを示し、図２５（Ｄ）は、挿入したところを示した図であり先端を引き抜こうとしても、出刃包丁の直角の所かが楕円形の上部分にひかかり抜けなくなった状態を示している。先端を抜く場合は、先端を少し下方に移動させ出刃の部分を水平方向に押し出せばよい。
この袋の充填口からシャンプーを３５０ｇ入れ充填口を熱溶着した。
次いで、手でヒモの先端を掴み、袋の平面に対して３０〜１５０度の角度をつけて引っ張ったところ、ヒモと袋の間の点接点（スリットとスリットの間に存在）は容易に切断され、ヒモはその始点は袋の左下方の溶着部に連続して溶着しており、ヒモの始点にて１８０度の角度で上方に折り返し、図２５（Ｂ）に示すように、袋を逆様にして壁のフックに吊した。
１ヶ月間そのままの状態でパウチからシャンプーを出し、実際に使用を続けたが、ヒモの付根（始点）にある第１のパンチ穴から、裂け目が発生することはなく、またヒモが伸長したり、切れたりすることはなかった。
【００７２】
実施例５と同様な方法で図１７（Ａ）のヒモ付き包装袋を製造するとき、図１７（Ｂ）にその袋の下部の拡大図を示したが、底部のヒモとなる部分の底辺線４３と、水平線４２とで挟まれて形成される角度４４が５度になるように、すなわち、底部のヒモとなる部分の底辺線４３を浮かせて袋を製作した。この袋に内容物を充填したとき、袋の自立構造の底部が平行となり、ミシン目に負荷がかかりにくく、ヒモが容易に袋から外れることはなかった。
【００７３】
【発明の効果】
流体の包装袋、特にスタンディングパウチを、袋の上下の位置関係をそのままに正常位置で使用したり、袋の上下を逆にして逆様に吊下げて使用したり、又は店頭でディスプレイするとき、ヒモを取り付ける必要があるが、本発明のヒモ付き包装袋は、従来の様に、ヒモ代やヒモ取付け作業代に高い費用を掛けることなく、袋の製造工程において機械でヒモとなる部分が形成されるので、低コストで製造することができる。得られたヒモ付き包装袋は、ヒモ自体が既にループ状になっているタイプはループをフック等にそのまま掛けて袋をつりさげたり、手でもって吊下げ運ぶことができる。また、ヒモ自体がループ状になっていないタイプは、ヒモの先端部分のヒモの側面に各種形状の切り欠け部分やひかかり部分が設けてあるので、ヒモの先端部分をパンチ穴に挿入するとヒモはパンチ穴にひかかり抜けなくなる固定機能があり、且つ抜きたい場合はヒモとパンチ穴の相対的位置をずらせば容易に抜ける脱着機能もある。また、ヒモの先端部分をパンチ穴に挿入することにより、ループが形成されるので、フック等にそのまま掛けて袋をつりさげたり、手でもって吊下げ運ぶことができる。本発明のヒモ付き包装袋は、ヒモ及び袋自体の強度も十分であり、見栄えがよく、吊下げ時、使用時、持ち運び時、及び廃棄時に便利である。
【００７４】
【図面の簡単な説明】
【図１】 自己閉鎖性流出通路付き流体包装体の１例を示す正面図。
【図２】 自己閉鎖性流出通路付き流体包装体を開封し、流体を放出する工程を示す図。
【図３】 従来のヒモ付き流体包装体。
【図４】 従来の袋の左側辺溶着部の外側長方形部にスリット部とテープ貼着部を有する流体包装体。
【図５】 本発明の請求項２のヒモ付き包装袋の左側辺溶着部の外側にヒモとなる部分が設けられている平面図（Ａ）。（Ｂ）は袋を逆様にし、ヒモをそのまま折り返し、吊下げる状態にした斜視図。（Ｃ）は袋を逆様にし、ヒモを第２のパンチ穴に通し、吊下げる状態にした斜視図。
【図６】 図５の本発明のヒモ付き包装袋の右側辺溶着部の外側にもヒモとなる部分が設けられている流体包装体の平面図（Ａ）。（Ｂ）は袋を逆様にし、ヒモをそのまま折り返し、吊下げる状態にした斜視図。（Ｃ）は袋を逆様にし、ヒモを第２のパンチ穴に通し、吊下げる状態にした斜視図。
【図７】 本発明（参考例）である袋において、三辺溶着部の外側にヒモとなる部分がループ状となっており、しかもコ字形に設けられているヒモ付き包装袋の平面図（Ａ）。（Ｂ）は袋を逆様にし、ヒモをそのまま折り返し、吊下げる状態にした斜視図。
【図８】 本発明（参考例）である袋において、三辺溶着部の外側にヒモとなる部分が非ループ状（溶着部）となっており、しかもコ字形に設けられているヒモ付き包装袋の平面図（Ａ）。（Ｂ）は袋を逆様にし、ヒモをそのまま折り返し、吊下げる状態にした斜視図。
【図９】 図５のヒモになる部分と、包装袋本体の機能は同じであるが、意匠が異なる本発明のヒモ付き包装体の平面図（Ａ）。（Ｂ）は袋を逆様にし、ヒモをそのまま折り返し、吊下げる状態にした斜視図。（Ｃ）は袋を逆様にし、ヒモを第２のパンチ穴に通し、吊下げる状態にした斜視図。
【図１０】 本発明の請求項２のヒモ付き包装袋の下辺溶着部の下側にヒモとなる部分が設けられている平面図（Ａ）。（Ｂ）は袋を逆様にし、ヒモをそのまま折り返し、吊下げる状態にした斜視図。（Ｃ）は袋を逆様にし、ヒモを第２のパンチ穴に通し、吊下げる状態にした斜視図。
【図１１】 本発明の請求項１１のヒモ付き包装袋を示す平面図（Ａ）。（Ｂ）は袋を逆様にし、ヒモを棒に引っ掛け、ヒモの先端の溶着部を第２のパンチ穴に差込み袋を吊す斜視図。
【図１２】 本発明の請求項１６のヒモ付き包装袋を示す平面図（Ａ）。（Ｂ）は袋をロール巻きにし、容量を小さくして廃棄する方法を示す斜視図。
【図１３】 本発明の請求項１２のヒモの各種形状を示す平面図。
【図１４】 本発明のヒモ付き包装袋の第２および第３のパンチ穴の各種形状を示す平面図。
【図１５】 本発明のヒモ付き包装袋のヒモを長くするための、ヒモとなる部分の配置及びスリット場所を示す平面図。
【図１６】 本発明のヒモ付き包装袋のスリット部及びミシン目を入れる場所を示す平面図。
【図１７】 本発明のヒモ付き包装袋の底部のヒモとなる部分を浮かせて配置することを示す平面図。
【図１８】 本発明のヒモ付き包装袋の底部のヒモを第２及び第３のパンチ穴にとおし、袋の底部に帯を締めた様に配置し袋の見栄えをよくしたことを示す平面図。
【図１９】 左右両辺溶着部の外側にヒモとなる部分が設けられている、逆様にしないで使用する流体包装体であり、ヒモとなる部分の始点が袋の上辺の左右に設けられていることを示す平面図（Ａ）。（Ｂ）は袋を逆様にし、ヒモをそのまま折り返し、袋を吊下げる状態にした斜視図。
【図２０】 図１９のヒモとなる部分がコ字形になっている本発明（参考例）のヒモ付き包装袋を示す平面図（Ａ）。（Ｂ）は袋を逆様にし、ヒモをそのまま折り返し、袋を吊下げる状態にした斜視図。
【図２１】 １枚の長尺フィルム原反を長手方向に平行に半分２つ折りし、その折目部をフィルム間にＶ字状に折り込んだ図の斜視図。
【図２２】 ガゼットが形成され２枚のフィルムが重合された状態を示す斜視図。
【図２３】 ２枚の長尺フィルム間に、Ｖ字形に折り込んでガゼット部を形成させた重合フィルムを挿入する図。
【図２４】 ２枚の長尺フィルム間に、ガゼット部が形成された図。
【図２５】 本発明の請求項２のヒモ付き包装袋であり、下辺溶着部の下側にヒモとなる部分が設けられて平面図（Ａ）。（Ｂ）は袋を逆様に吊下げる状態で、ループ機能があることを示している図。（Ｃ）は、ヒモの先端がパンチ穴に挿入したとき、抜けない出刃包丁形となっており、楕円形パンチ穴２６に挿入しようとしていることを示す図。（Ｄ）は、パンチ穴に挿入したとき、出刃包丁の刃の直角部分が楕円形パンチ穴２６の上側に引っかかり抜けなくなって固定されたことを示す図。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a packaging bag with a string and a method of manufacturing the same, and more specifically, as before, without being expensive for a string and a string attaching work, it looks good and is suspended, used, and carried. Convenient at the time of disposal and disposal, it can be hooked by the loop part, and when the string is inserted and fixed in the punch hole, the string is difficult to get caught in the punch hole, and if you want to remove it, the relative position of the string and the punch hole The present invention relates to a packaging bag with a string that can be easily removed by shifting, the strength of the string and the bag itself is sufficient, and the manufacturing cost is low, and a low-cost manufacturing method thereof.
[0002]
[Prior art]
Traditionally, liquid seasonings such as mayonnaise, coffee, juice, shampoo, rinse, body soap, beverages, laundry and kitchen detergents have been sold and used in plastic bottles and bags. . The bottled bottle has a high-class feeling and is self-supporting, so it is easy to display at the store, and even during use, the desired amount can be poured out by removing the cap, and it can be stored without leaking, but the cost is low. There are problems such as high cost, generation of dead space during distribution, storage and disposal, and waste of resources.
[0003]
In order to solve this, a single layer or multilayer film of polyethylene, ethylene-vinyl acetate copolymer, ethylene-vinyl alcohol copolymer, polyamide, polyester, etc. is polymerized, and the periphery is welded to form the bottom structure. A standing pouch with a cap that has the same structure as the bottle at the top is used to replace the part of the bottle demand because it is cost-effective, bulky and resource-saving. It is coming.
As one of them, two rectangular plastic films developed and commercialized by the present applicant are polymerized, their periphery is welded to form a bag for containing fluid, and the upper welded part is not welded There is a fluid packaging bag with an outflow passage formed by communicating the base end of the outflow passage with a base end thereof in the bag and disposing the closed tip at a corner portion. This has a structure as shown in FIG. 1, and as can be seen from its shape, after filling the fluid, the upper corner is cut to open the tip of the outflow passage, and the fluid in the bag is grasped by grasping the bag. When the pressure is pressed, the fluid flows out from the outflow passage.On the other hand, when the force for gripping the bag is weakened, the outflow of the fluid stops, and when the fluid remaining in the outflow passage is squeezed out, the bag is placed at an arbitrary position. This is a fluid packaging bag with a self-closing outflow passage in which the fluid does not flow out of the outflow passage unless the fluid in the bag is compressed. When using this product, the contents flow out by pressing the bag according to the operation and process shown in FIG. 2, and the flow stops when the pressing is stopped. In recent years, the bottles have been used in large quantities because they do not cause the contents to flow out due to overturning and do not pollute the surroundings and cause loss of the contents.
[0004]
However, the standing pouch with a self-closing outflow passage is rarely used as it is, and is used for refilling a bottle, or the function is limited to a bag with a self-closing outflow passage. For example, as shown in FIG. Products that use shampoo pouches with straps upside down in bathrooms have appeared. Hang the shampoo package upside down, cut the exit of the outflow passage with scissors, grasp the bag body, let the shampoo flow out with one hand while holding your eyes, and receive it with the palm of one hand When the hand is released from the bag, the shampoo spillage stops spontaneously, does not leak, and it is very convenient because the head can be washed with both hands.
[0005]
Standing pouch with a self-closing outflow passage or standing pouch with normal refill contents should be placed on the floor or away from the floor without changing the standing structure. Hereinafter, it may be referred to as normal position use.) When the pouch is used by grabbing by hand or moved to another place, the pouch is deformed and is difficult to grasp due to the weight and movement of the contents. I slipped from my hand and dropped it, which was inconvenient.
Conventionally, when the standing pouch is suspended in the opposite direction, a form in which the string is passed through the punch hole 16 through which the string passes as shown in FIG. However, to make a pouch with a strap of this form, the strap cost is high, and attaching the strap is very laborious due to manual work. Finally, the pouch with a strap is expensive.
In addition, even in the form of using the standing pouch on the floor surface with the standing pouch down without using the standing pouch in the reverse direction, as shown in FIG. In many cases, the absolute strength of the film itself was insufficient and it was cut off halfway. In order to prevent this, a type in which the tape 18 is attached to the periphery can be seen, but it takes time and the effect is not so remarkable. There was also a problem of injury by cutting the hand at the slit during use.
Especially when used in the kitchen or bathroom, it is easy to cut the hands because the hands are soft.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above circumstances, the present invention has good appearance without incurring high costs for straps and strap attachment work, and is convenient for hanging, using, carrying, and discarding, and is hooked by the loop portion. When the strap is inserted into the punch hole and fixed, the strap will not easily get caught in the punch hole, and if you want to remove the strap, the relative position of the strap and the punch hole will be easily removed, and the strap and bag itself will be strong. It is an object of the present invention to provide a stringed packaging bag having a sufficient manufacturing cost and a low manufacturing cost, and a method for manufacturing the same.
[0007]
[Means for Solving the Invention]
As a result of intensive research to solve the above-mentioned problems, the present inventor is a packaging bag formed by polymerizing two plastic films and welding the periphery of the two plastic films. Further, the present inventors have found that a desired good result can be obtained by providing a portion to be a strap for hanging the bag on the outside, and the present invention has been completed.
[0008]
  That is, according to the first invention of the present invention, in a packaging bag made by polymerizing two plastic films and welding the periphery thereof, the bag is further outside the welded portion around the plastic film of the packaging bag. The part that becomes the string that hangsAnd the first punch hole is formed around the point closer to the inside of the packaging bag of the portion that becomes the strap that suspends the bag, and when the strap is used, the portion that becomes the strap that suspends the bag starts. The portion is not torn off from the welded portion around the plastic film of the packaging bag, and the strap is fixed to the welded portion of the bag near the first punch hole through a portion that becomes a strap for hanging the bag. I made a second punch hole to helpA packaging bag with a string is provided.
[0009]
According to the second invention of the present invention, in the first invention, the string that suspends the bag is rectangular and is provided on at least one side of the packaging bag. A wrapping bag is provided.
[0010]
Further, according to the third invention of the present invention, in the first invention, the part that becomes a strap for hanging the bag is a shape in which two rectangles are combined in an L shape, and extends over two sides of the packaging bag. There is provided a packaging bag with a string, which is provided.
[0011]
Further, according to the fourth invention of the present invention, in the first invention, the part that becomes a strap for hanging the bag is a shape in which three rectangles are combined in a U-shape, and extends over three sides of the packaging bag. There is provided a packaging bag with a string, which is provided.
[0012]
According to a fifth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects, the portion that becomes a string for suspending the bag has a toroidal shape that increases the length of the string when deployed. There is provided a stringed packaging bag having a shape wound around, a shape like a bill, a shape like a zigzag, and a shape like a spiral.
[0013]
According to the sixth invention of the present invention, in any one of the first to fifth inventions, the portion that becomes the strap for hanging the bag is composed of two non-welded plastic films, and the portion that becomes the strap. The beginning portion starts from a part of the welded portion around the plastic film of the packaging bag, and the end portion is formed by welding the films to form a loop.
[0014]
According to the seventh invention of the present invention, in any one of the first to fifth inventions, the part that becomes the strap for hanging the bag is made of one plastic film in which two plastic films are welded. A strap with a strap is provided, wherein the strap starts from a part of the welded portion around the plastic film of the packaging bag, and the strap becomes non-looped. Is done.
[0015]
According to the eighth invention of the present invention, in any one of the first to seventh inventions, the boundary between the side of the portion that becomes a strap for hanging the bag and the welded portion around the plastic film of the packaging bag Is provided with a strap having a plurality of slits or perforations so as to be easily separated by hand.
[0018]
  In addition, the first of the present invention9According to the first invention, in the first invention, when the packaging bag is discarded, the third punch hole for winding the periphery of the packaging bag with a string and inserting the tip of the string to fix the string is located at an arbitrary position of the welded portion.WornA stringed packaging bag is provided.
[0019]
  In addition, the first of the present invention10According to the invention of No.1 or 9In the invention, the shape of the second or third punch hole is any one of a circle, an ellipse, a rectangle, a square, a triangle, or a shape having a triangular trapezoidal valve inside thereof. A stringed packaging bag is provided.
[0020]
  In addition, the first of the present invention11According to the invention,10In any of the inventions, the length of the welded portion at the end of the portion that becomes the strap for hanging the bag is 1/5 to 1/3 of the length of the portion that becomes the strap, and the edge of the welded portion is When inserted into the second or third punch hole,StringA stringed packaging bag is provided in which a shape that is difficult to remove is formed.
[0021]
  In addition, the first of the present invention12According to the invention of No.11In the invention ofStringThere is provided a stringed packaging bag characterized in that the shape which is difficult to come out of consists of any one of a plurality of semicircles, parallelograms, triangles and grooves.
[0022]
  In addition, the first of the present invention13According to the invention,12In any one of the inventions, a first step of forming a gusset portion by folding a sheet of a long original film into two halves parallel to the longitudinal direction and folding the fold portion into a V-shape between the films, a bag The second step of performing the thermal welding to form the right side welded portion, the left side welded portion, the lower side welded portion, the self-standing structure portion, the outflow passage portion, and the welded portion of the string, cutting the outer shape of the bag and the slit with a blade There is provided a method for producing a stringed packaging bag, characterized by comprising a third step of trimming and a fourth step of punching and removing the trimmed bag.
[0023]
  In addition, the first of the present invention14According to the invention,12In any one of the inventions, a first step of stacking two long film originals to form a first polymer film, between the films at one open end parallel to the longitudinal direction of the first polymer film, A second step of inserting a second polymerized film folded into a V-shape to form a gusset portion so that the first polymerized film is parallel to the open end of the first polymerized film and the two open ends coincide with each other; The third step of forming the welded portion, the lower side welded portion, the self-standing structure portion, and the portion that becomes the string, the fourth step of cutting and trimming the outer shape and slit of the bag with a blade, the fifth step of taking out the punched bag The manufacturing method of the packaging bag with a string characterized by consisting of a process is provided.
[0024]
  In addition, the first of the present invention15According to the invention,12Filling the packaging bag with a string as described in any of the inventions above, suspending the bag with a string for suspending the bag in the opposite direction, with the upper part of the bag facing down and the lower part facing up, There is provided a method of cutting and opening the tip of the outflow passage and pressing the body of the bag by hand to dispense the fluid.
[0025]
  In addition, the first of the present invention16According to the invention of No.9~12When discarding the packaging bag with a strap described in any of the inventions, roll the bag, bind the periphery of the roll with a strap, and penetrate the tip of the strap into the disposal punch hole so that it cannot be unwound. A method of disposing of used packaging bags is provided.
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Below, the packaging bag with a string of the present invention, Manufacturing method thereof, method of using the same, and disposal methodWill be described in detail for each item.
[0027]
1. Plastic film
The plastic film used to make the stringed packaging bag of the present invention is a high pressure method low density polyethylene (HP-LDPE), linear low density polyethylene (LLDPE), linear very low density polyethylene (VLDPE), metallocene. Catalyst-based polyethylene (MCAT-PE), high-density polyethylene (HDPE), ethylene-vinyl acetate copolymer (EVA), ethylene-ethyl acrylate copolymer (EEA), ethylene-acrylic acid copolymer (EAA), ionomer (IONOMER), ethylene-vinyl alcohol copolymer (EVOH), polyamide (PA), polyimide (PIM), polyester (PET), polycarbonate (PC), polypropylene (PP), aluminum (AL) single layer film, Or a tree selected from them To use the multi-layer film.
A single layer film or a multilayer film of a resin selected from them may be stretched. In particular, laminated films using biaxially stretched polyamide film (OPA), biaxially stretched polyester film (OPET), biaxially stretched polypropylene (OPP), etc. are tear strength, puncture resistance, tensile strength, flexibility, transparency. It is excellent in properties such as heat resistance, cold resistance, burst resistance, low water vapor permeability, low oxygen permeability and the like. The following structures are mentioned as a typical example of a laminated film.
[0028]
・ OPA / Polyurethane adhesive / OPA / Polyurethane adhesive / LLDPE
・ OPA / ionomer adhesive / OPA / ionomer adhesive / HP-LDPE
・ OPA / Polyurethane adhesive / LLDPE
・ OPA / ionomer adhesive / HP-LDPE
・ OPA / ionomer adhesive / AL foil / ionomer adhesive / MCAT-PE
・ Silica vapor deposition OPA / Polyurethane adhesive / LLDPE
・ OPA / Ionomer Adhesive / OPP / Ionomer Adhesive / EVA
・ Alumina-deposited OPA / ionomer adhesive / MCAT-PE
・ OPET / Polyurethane Adhesive / OPET / Polyurethane Adhesive / LLDPE
・ OPET / Ionomer Adhesive / OPET / Ionomer Adhesive / EEA
・ OPET / Polyurethane Adhesive / LLDPE
・ OPET / Ionomer Adhesive / HP-LDPE
・ OPET / Ionomer Adhesive / AL foil / Ionomer Adhesive / MCAT-PE
・ Silica Vaporized OPET / Polyurethane Adhesive / LLDPE
・ OPET / Ionomer Adhesive / OPP / Ionomer Adhesive / EVA
・ Alumina-deposited OPET / ionomer adhesive / MCAT-PE
・ OPET / Polyurethane adhesive / EVOH / Polyurethane adhesive / LLDPE
・ OPET / Ionomer Adhesive / EVOH / Ionomer Adhesive / MCAT-PE
・ OPET / Ionomer Adhesive / OPA / Ionomer Adhesive / MCAT-PE
・ LLDPE / Polyurethane adhesive / EVOH / Polyurethane adhesive / MCAT-PE
[0029]
・ MCAT-PE / Ionomer Adhesive / EVOH / Ionomer Adhesive / MCAT-PE
・ MCAT-PE / Ionomer Adhesive / OPA / Polyurethane Adhesive / OPA / Polyurethane Adhesive / LLDPE
・ MCAT-PE / Ionomer Adhesive / OPA / Ionomer Adhesive / OPA / Ionomer Adhesive / MCAT-PE
・ MCAT-PE / Ionomer Adhesive / OPA / Polyurethane Adhesive / MCAT-PE
・ MCAT-PE / Ionomer Adhesive / OPA / Ionomer Adhesive / MCAT-PE
・ MCAT-PE / Ionomer Adhesive / OPA / Ionomer Adhesive / AL Foil / Ionomer Adhesive / MCAT-PE
・ MCAT-PE / Ionomer Adhesive / Silica Deposition OPA / Polyurethane Adhesive / MCAT-PE
EVA / ionomer adhesive / OPA / ionomer adhesive / OPP / ionomer adhesive / EVA
・ MCAT-PE / Ionomer Adhesive / Alumina Deposition OPA / Ionomer Adhesive / MCAT-PE
・ LLDPE / ionomer adhesive / OPET / polyurethane adhesive / OPET / polyurethane adhesive / LLDPE
・ EEA / Ionomer Adhesive / OPET / Ionomer Adhesive / OPET / Ionomer Adhesive / EEA
・ LLDPE / ionomer adhesive / OPET / polyurethane adhesive / LLDPE
・ MCAT-PE / Ionomer Adhesive / OPET / Ionomer Adhesive / HP-LDPE
・ MCAT-PE / Ionomer Adhesive / OPET / Ionomer Adhesive / AL foil / Ionomer Adhesive / MCAT-PE
・ LLDPE / Ionomer Adhesive / Silica Deposition OPET / Polyurethane Adhesive / LLDPE
[0030]
・ MCAT-PE / Ionomer Adhesive / OPET / Ionomer Adhesive / OPP / Ionomer Adhesive / EVA
・ MCAT-PE / Ionomer Adhesive / Alumina Deposition OPET / Ionomer Adhesive / MCAT-PE
・ LLDPE / ionomer adhesive / OPET / polyurethane adhesive / EVOH / polyurethane adhesive / LLDPE
・ MCAT-PE / Ionomer Adhesive / OPET / Ionomer Adhesive / EVOH / Ionomer Adhesive / MCAT-PE
In the present invention, the thickness of the film used for the bag is not particularly limited, but in the case of a single layer film, the thickness is about 30 to 500 μm, preferably about 100 to 200 μm. The thickness of each constituent layer is 5 to 300 μm, preferably about 100 to 200 μm, and the total thickness is 50 to 500 μm, preferably about 100 to 200 μm. The thickness of the film may be relatively thin in the case of a bag containing a fluid having a small capacity and a small specific gravity, and is preferably relatively thick in the case of a bag containing a fluid having a large capacity and a large specific gravity.
[0031]
2. The part that becomes the string that hangs the bag
In the present invention, a portion that becomes a strap for hanging the bag is composed of a part of two plastic films that are raw materials of the bag, and is formed sequentially in the bag manufacturing process.
Usually, it is manufactured as a bag with a strap part to suspend the bag, that is, as a packaging bag with a strap of the present invention, and sold to a cosmetic company, a detergent company, a beverage / food company, etc. The part filled with fluid and used by the consumer who purchases it as a string is left connected to the packaging bag while the other part is separated from the packaging bag. It is used by hanging it on a hook attached to the wall or a hanging rod in the hollow.
[0032]
2.1 Shapes of straps that suspend bags and portions of bags to be provided
The shape of the part which becomes the string which suspends a bag is a rectangle, and is provided in the outer side of the welding part around a packaging bag at least on one side.
The width of the rectangle is 1-20 mm, preferably 2-10 mm, most preferably 4-6 mm. When the width of the rectangle is less than 1 mm, the mechanical strength becomes weak and the string is cut off. When the width exceeds 20 mm, the material cost is increased and the cost is increased.
[0033]
FIG. 5 shows a case in which the shape of the strap that suspends the bag is one rectangle and is only on one side.
Moreover, the shape of the part used as the string which suspends a bag is one rectangle, and the case where it exists in two right and left sides was shown in FIG. Since there is a strap that suspends the bag at two places, there is an advantage that it can withstand twice as much weight as the case of one place.
Furthermore, the part used as the string which suspends a bag is the shape which combined two rectangles into the L shape, and the case where it was provided over two sides of the packaging bag was shown in FIG.15 (B). Since it is provided over two sides, there is an advantage that the length of the string becomes long.
Moreover, the part used as the string which suspends a bag is the shape which combined three rectangles in U shape, and the case where it was provided over three sides of the packaging bag was shown in FIG.
The strap is even longer, supports both shoulders of the bag, and since the strap is continuous, it is easy to hang it on a hook or stick, and it is very convenient when you put it on your hand or hang it on your shoulder.
[0034]
Furthermore, when it is desired to lengthen a portion that becomes a string for hanging the bag, it may be as shown in (A), (B), and (C) of FIG. (B) uses two sides, (A) uses three sides and becomes even longer, (C) is a shape in which a plurality of rectangles are wound in a toggro form, and (D) is It has a shape that becomes money when unfolded, and it is provided on a flat surface that is continuous to the tip of the lower welded portion of the packaging bag or continuously to the tip of the welded portion of the left side of the packaging bag. If the area of a plane is taken large, the length of a string can be made very long. In this case, since the string has a narrow width, the tensile strength becomes weak. Therefore, it is preferable to use a material having high strength and tear resistance, such as polyamide, polyimide, or polyester.
[0035]
2.2 About the welding of the part that becomes the string that hangs the bag
As shown in FIG. 13 (A), the portion that becomes the strap for hanging the bag is usually made of two non-welded plastic films, and the portion that starts the strap becomes the periphery of the plastic film of the packaging bag. The film starts with a part of the welded part and ends with the films being welded together, and the part that becomes a string has a loop shape.
The loop shape makes it easy to hang on a hook or stick, and is very convenient when you hang it on your hand or on your shoulder.
Moreover, as another welding form, as shown in FIG. 13 (B), the length of the welded portion at the end of the portion that becomes the strap for hanging the bag is 1/5 of the length of the portion that becomes the strap. There is a form in which the shape of the edge of the welded portion is formed to be difficult to come out when inserted into the second or third punch hole.
This type has the advantage of having both a loop function and a strap fixing function.
As shown in FIGS. 13 (D), (E), (F), and (G), the above-mentioned shape that is difficult to be removed is a notch having a shape selected from a semicircular shape, a parallelogram shape, a triangular shape, and a groove shape. The shape is preferred.
[0036]
As another welding form, as shown in FIG. 13C, the part that becomes the strap for hanging the bag is made of one plastic film in which two plastic films are welded, and the part that becomes the strap. The part starting from is started from a part of the welded part around the plastic film of the packaging bag, and the part that becomes a string is non-looped.
In this case, since it is a single plastic film in which two plastic films are welded, the mechanical strength is doubled. In particular, there are four films of the standing structure at the bottom of the bag. If they are welded as a set, there is an advantage that the strength is increased and a loop shape can be obtained.
[0037]
2.3 About the boundary between the strap and the welded area around the packaging bag
A plurality of slits or perforations are provided at the boundary between the side portion of the strap that suspends the bag and the welded portion around the plastic film of the packaging bag to such an extent that it can be easily separated manually.
The slit is shown as 39 in FIG. 16 (A) but has a length of 5-50 mm, preferably 15-40 mm, most preferably 20-30 mm. When it is less than 5 mm, when a slit is formed by cutting with a Thomson blade, the number of welded portions remaining between the slits increases, and the portion that becomes a string is easily torn off from the welded portion around the packaging bag by hand. Undesirably difficult to separate, and if it exceeds 50 mm, the part that becomes a string can easily be separated from the welded part around the packaging bag, causing trouble during the manufacturing process of the packaging bag with a string, If the contents are filled with trouble, or if the string is hanging when displayed, it does not look good and is not desirable.
[0038]
In FIG. 16A, the width of the slit is about 1 mm in order to indicate the location of the slit. However, the width of the slit is not actually equal to the width of the slit and is cut by a Thomson blade penetrating from the front surface to the back surface of the film. There is a surface, and the gap between the cut surfaces is so close that it cannot be seen. The length of the point bond 40 between the slits is 0.1 to 3 mm, preferably 0.2 to 2 mm, and most preferably 0.5 to 1 mm. If it is less than 0.1 mm, the part that becomes a string is easily separated from the welding part around the packaging bag, and if it exceeds 3 mm, the part that becomes a string is easily separated from the welding part around the packaging bag by hand. Is difficult and undesirable.
[0039]
Further, a perforation shown in FIG. 16B may be opened instead of the slit.
Moreover, you may form the cutting means of the shape similar to a slit and a perforation using a laser beam.
The slits are formed in the pouch manufacturing process and are high in productivity and low in cost.However, if the slit interval is long, it will be difficult to separate the strap from the side of the bag, so adjust the appropriate interval for each use of the bag. Although it is necessary to form the perforation, it is difficult to separate the string from the side of the bag. You should do it.
The laser beam is advantageous in that it can form a cutting line or cutting point having an arbitrary shape, but the cost increases.
[0040]
2.4 About the first punch hole
As shown at 24 in FIG. 5 (A), a first punch hole 24 is formed centering on a point closer to the inside of the packaging bag at a portion where a portion that becomes a strap for hanging the bag starts.
This is a hole for dispersing the stress so that when the strap is used, the portion where the strap that suspends the bag starts is not torn from the welded portion around the plastic film of the packaging bag.
[0041]
2.5 Second punch hole
As shown at 26 in FIG. 5A, a second punch hole 26 is formed in the welded portion of the bag in the vicinity of the first punch hole 24. This has the function of helping to fix the strap through the portion that becomes the strap for hanging the bag and preventing the strap from being torn off from the welded portion of the bag. The second punch hole, when discarding the bag, rolls or folds the bag in the same way as the third punch hole, reduces the volume, and then binds it with a strap to fix the tip of the strap. It also becomes a hole to do.
Further, as shown in FIG. 11B, the tip 28 of the strap can be hooked through the punch hole 26. That is, it has a strap fixing function.
[0042]
2.6 Third punch hole
As shown at 27 in FIG. 10A, the third punch hole 27 is formed in the welded portion at the symmetrical position of the second punch hole 26. This is because, as shown in FIG. 12 (B), after using the packaging bag, the packaging bag is rolled in order to reduce the capacity as waste, the circumference is wound with a string, and the tip of the string is inserted into the string. It is a hole to help fix. Since the third punch hole has the same fixing function as the second punch hole, it may be used as the second punch hole.
[0043]
2.7 Shape of each punch hole
The first punch hole 24 is a hole for dispersing stress so that, when the strap is used, the portion where the strap that suspends the bag starts is not torn from the welded portion around the plastic film of the packaging bag. For this reason, a circular shape or an elliptical shape is desirable because the stress is dispersed, and a shape such as a triangle, a quadrangle, or the like having corners and stress concentration is not desirable.
Although the magnitude | size of the 1st punch hole 24 is based also on the width | variety of a string, about 0.5-5 mm, Preferably about 1.5-3 mm is good.
Since the 2nd or 3rd punch hole fixes a string, as shown in FIG. 14, the shape which has a circular trapezoid valve | bulb in a circle, an ellipse, a rectangle, a square, a triangle, or those inside Are preferred. Since the second or third punch hole is also related to the shape of the side surface of the strap to be fixed, the various shapes of the strap shown in FIG. 13 and the various shapes of the punch holes shown in FIG. When used, it is preferable to select and use a pair in which the strap fits into the punch hole and is easy to combine and difficult to come off.
For example, the cross section of the string shown in FIG. 13C is similar to the shape shown in FIG. 14C, so that it is difficult to remove. The string shown in FIG. 13D has a semicircular cutout shown in FIG. The triangular trapezoidal valve inside the circular hole is difficult to penetrate.
[0044]
Further, when the parallelogram-shaped notch shown in FIG. 13 (E) is inserted into one of the two opposing triangular trapezoidal valves inside the elliptical hole shown in FIG. 14 (E), the other valves Because it is pushed from the back and it becomes very difficult to come off, it is especially useful for applications that are troubled by coming off. Similarly, the combination of FIG. 13F and FIG. 14F and the combination of FIG. 13G and FIG. 14G are also combinations that are very difficult to remove.
The combination of the shape in which the tip of FIG. 13 (H) has a shape like a cutting knife and the oval shape of FIG. 14 (B) is a good combination having both a loop function and a coupling function.
[0045]
3. liquid
In the present invention, the liquid is the content to be put in the package of the present invention, mayonnaise, coffee, milk, juice, shampoo, rinse, body soap, laundry or kitchen liquid detergent, natural water, mineral water, refreshment Beverages, miso, liquid soup, soy sauce, chili oil, buckwheat soup, udon soup, tempura soup, jam, amazake, sake, whiskey, wine, shochu, solvent, chemicals, gel, photographic developer, perm solution, etc. It can be packaged from low to high viscosity.
[0046]
4). Self-closing outflow passage
In the present invention, as shown in FIG. 2, the self-closing outflow passage means that the outlet of the outflow passage can be scissored and opened (A) and the fluid in the bag is compressed by holding the bag (B). When the force that flows out of the outflow passage (B) and grips the bag is weakened, the outflow of the fluid stops, and then when the fluid remaining in the outflow passage is squeezed out (C), even if the bag is placed at an arbitrary position, The liquid passage has a function of preventing the fluid from flowing out of the outflow passage unless the fluid is compressed. Therefore, after the contents fluid has flowed out of the bag, the contents fluid will not flow out even if the bag is tilted down or the bag is suspended with the outlet passage facing down. As in the case, after use, the trouble of closing the cap each time can be saved, which increases the efficiency and is convenient.
The shape of the self-closing outflow passage may be, for example, S, C, V, L, N, M, W, K, H, T, H, H, H, H, 2, 3, 7, etc. It is a modification of them, and it is necessary to have a bent portion that creates resistance against the flow of the liquid in the middle of the outlet passage from the inlet to the outlet instead of being linear.
In order to generate a large resistance, the width of the outflow passage may be narrowed and the bent portions may be formed in multiple places. To generate a small resistance, the width of the outflow passage may be increased and the bent portion should be provided in one place. Good.
[0047]
Although the width | variety of an outflow channel changes with the capacity | capacitance and dimension of a bag, it is desirable that the width | variety is about 2-20 mm.
In addition, since the outflow passage is formed between two plastic films, it is usually designed so that the films are in close contact with each other when fluid does not pass through. It can also be made to expand and protrude by a predetermined amount to the side. Protruding has the effect of reducing resistance to the flow of the liquid, but if the amount of protrusion is too large, after the fluid of the contents has flowed out of the bag, the bag is tilted or the outlet of the outflow passage is opened. When the bag is suspended downward, the contents flow out from the outlet of the outflow passage even if the contents in the bag are not pressed, so care must be taken.
[0048]
5. Fluid filling port
In the present invention, the fluid filling port 3 is provided in the upper right part of FIG. 1 and is a port for filling a liquid into the bag. In the packaging bag with a strap of the present invention, the fluid filling port 3 is welded. However, after the liquid is filled by the user of the pouch, it is heat sealed and becomes a welded portion.
[0049]
6). Self-supporting structure
In the present invention, the self-supporting structure is a structure in which a structure capable of self-supporting the bag is added to the bottom of the bag, and is convenient because it does not fall down when displayed as a product or used.
When using the bag which is 1 form of this invention hanging upside down, a self-supporting structure is not necessarily required. The self-supporting structure bag (standing pouch) is described in detail in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-25785 filed and published by the applicant of the present invention, but the self-supporting structure is not limited thereto. Other self-supporting structures may be used. In addition, the packaging bag with a string of this invention may be a packaging bag which does not have a self-supporting structure function.
[0050]
7. Packaging bag with string
Although the packaging bag with a strap of the present invention describes a self-standing structure bag having a self-closing outflow passage (standing pouch) in the drawings, the present invention is not limited thereto, and a normal three-side seal bag, a four-side seal bag, With the manufacturing method of the present invention, various bags such as doi pack bags, ship bottom rail bags, tetra pack bags, jointed bags, gusset bags, envelope bags, double bag bags, label side seal bags, back-in-box bags, deformation bags, etc. Included are strings that are made of string.
[0051]
8). Manufacturing method of packaging bag with string
The packaging bag with a strap of the present invention is a packaging bag made by polymerizing two plastic films and welding the periphery of the two, and the strap that suspends the bag further outside the welded portion around the plastic film of the packaging bag. However, the manufacturing method is not limited to a special method, but a roll-shaped material film can be used and a continuous process can be used, and a bag having a complicated shape or a bag having a special shape can be used. The following manufacturing method of the present invention can be adopted because it can be easily processed, even a thick film can be processed, the manufacturing cost is low, the finish of the bag is clean and the dimensional stability accuracy is good, etc. desirable.
First, the above-described single layer or laminated film as a bag material is prepared. This single layer or laminated film has a long band shape and is wound in a roll.
[0052]
First, a case where a single long film is used will be described. This case corresponds to the fifteenth aspect of the present invention.
One long film 45 is folded in half in half parallel to the longitudinal direction (shown in FIG. 21).
However, since an actual long film is long on the left and right, the left and right are shown in a cut state. ), The first step of forming the gusset portion by folding the fold portion into a V shape between the films (shown in FIG. 22; 46 gusset portion), the right side welded portion, the left side welded portion, and the lower side welded portion of the bag. A second step of performing thermal welding to form a strap, a self-supporting structure portion, and a portion that becomes a strap for hanging the bag, a third step of performing trimming by cutting the outer shape and slit of the bag with a blade such as a Thomson blade, and A fourth step of sequentially removing the trimmed bag is performed.
In the above manufacturing method, the same result can be obtained even if a long film is crushed and halved instead of one long film folded in half in parallel with the longitudinal direction. Are also within the scope of the present invention.
[0053]
Next, the case where two films having the same or different properties are used will be described.
This case corresponds to the sixteenth aspect of the present invention.
The first step of making a first polymer film by superimposing two long film substrates (shown in FIG. 23. However, since an actual long film is long from side to side, the left and right sides are shown in a cut state. 47)), a second polymer film formed into a V shape by forming a gusset portion between one open end film parallel to the longitudinal direction of the first polymer film was formed as a first polymer film. A second step (shown in FIG. 24, 48 is a gusset portion), the right side welded portion, the left side welded portion, and the lower side welded portion inserted so as to be parallel to the open end of the polymerized film and to coincide with the open end of both. , A third step of performing heat welding to form a self-supporting structure portion and a portion that becomes a strap for hanging the bag, a fourth step of performing trimming by cutting the outer shape and slit of the bag with a blade such as a Thomson blade, and the trimming Die and take out the bag Sequentially performed five steps. This case has an advantage that bags having various properties can be manufactured because the front, back and gusset portions (bottom of the bag) of the bag can be selected from different material films.
[0054]
9. How to use packaging bags with straps
The strap with a strap of the present invention is filled with fluid, with the top of the bag facing up, the bottom at the bottom, grabbing the strap by hand, hanging the bag, and hanging the strap on the hook or hollow stick May be.
The packaging bag with a strap of the present invention is filled with fluid, the bag is hung with a strap for hanging the bag in the opposite direction, with the top of the bag facing down and the bottom of the bag up, and the corner is cut off to flow out. This is convenient because the tip of the bag can be opened and the body of the bag can be pressed by hand to pour out the fluid.
[0055]
10. Disposal of packaging bags with straps
In addition, the packaging bag with a strap of the present invention can roll the bag, bind the periphery of the roll with the strap, and penetrate the tip of the strap into the disposal punch hole so that it cannot be unwound. There is an advantage that the capacity can be reduced.
[0056]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example demonstrates this invention further, unless it exceeds the main point of this invention, it is not limited to them.
[0057]
Example 1
A long film 45 having a configuration of OPET / ionomer adhesive / OPA / ionomer adhesive / MCAT-PE having a thickness of 200 μm, a width of 50 cm, and a length of 50 m was prepared.
The long film 45 is folded in half in parallel to the longitudinal direction (shown in FIG. 21. However, since the actual long film is long on the left and right, it is shown in a state where the left and right are cut), and the fold portion is shown. A first step of forming a gusset portion by folding it in a V shape between films (shown in FIG. 22, 46 is a gusset portion), a right side welded portion, a left side welded portion, a lower side welded portion, a self-standing structure portion, The second step of performing heat welding to form the outflow passage and the string that suspends the bag, the third step of trimming by cutting the outer shape and slit of the bag with a Thomson blade, and the trimmed bag is punched The fourth step was then sequentially performed to obtain a stringed packaging bag shown in FIG.
[0058]
This bag has a width of 10 cm, a length of 15 cm, a strap length of 13.6 cm, a strap width of 1 cm, a strap loop length of 11 cm, and a slit length of 2.1 cm. A total of 6 pieces were put in, and the length of the point adhesion part (existing between the slits) between the string and the bag was 0.2 cm, and was left in a total of 5 places.
200 g of shampoo was added from the filling port of this bag and the filling port was heat-welded.
Next, when the tip of the strap is grabbed by hand and pulled at an angle of 30 to 150 degrees with respect to the plane of the bag, the point bonding part (existing between the slit and the slit) between the strap and the bag is easy. When the string is cut, the starting point is continuously welded to the welded portion at the lower left of the bag, the string is folded upward at an angle of 180 degrees at the starting point of the string, and as shown in FIG. In reverse, it was hung on a wall hook.
The shampoo was taken out from the pouch as it was for one month, and continued to be used, but the tear did not occur from the first punch hole at the base (start point) of the strap, and the strap stretched. , Never cut out.
[0059]
Also, bend leftward at a 90 degree angle at the starting point of the strap, pass the tip of the strap through the second punch hole, and turn the bag upside down to hook the wall as shown in FIG. Hanging.
The state was kept as it was for one month, but no tear was generated from the first punch hole at the base (starting point) of the strap, and the strap did not stretch or break.
[0060]
Example 2
In Example 1, the same experiment as in Example 1 was performed except that the left rectangular portion to be a string was also attached to the right side, and a packaging bag with a string shown in FIG. 6 (A) was obtained. Since the string is attached to the left and right two places, it can withstand twice the load, and there is an advantage that the angle of the bag to be hung can be controlled to a desired angle.
[0061]
Example 3(Reference example)
  In Example 1, an experiment similar to that in Example 1 was performed except that the left rectangular portion to be a string was also attached to the right side, further upwards, and continued in a U-shape, and shown in FIG. A stringed packaging bag was obtained. Because the string is attached to the U-shape, it is convenient when hanging the bag upside down, hanging it with your hand, or hanging it on your shoulder, and saves you the trouble of binding the tips of the strings.
[0062]
Example 4(Reference example)
  In Example 3, the same experiment as in Example 3 was performed, except that the part to be a string was heat-sealed, and a stringed packaging bag shown in FIG. 8A was obtained. However, the string portion at the top of the fluid filling port is not thermally welded because the fluid cannot be filled when it is thermally welded. Since the string is heat-welded, it has the advantage of increased rigidity and a belt-like feel. Because the string is attached to the U-shape, it is convenient when hanging the bag upside down, hanging it with your hand, or hanging it on your shoulder, and saves you the trouble of binding the tips of the strings. In addition, when it is desired to weld the non-thermally welded portion of the string, it can be welded at the time of fluid filling.
[0063]
Example 5
The first step of making a first polymer film by laminating two long film originals (OPA / polyurethane adhesive / EVOH / polyurethane adhesive / LLDPE (rolled)) having a thickness of 200 μm, a width of 50 cm, and a length of 50 m ( It is shown in Fig. 23. However, since the actual long film is long on the left and right, it is shown in a state where the left and right are cut off, and each film is indicated by 47.), parallel to the longitudinal direction of the first polymerized film A second polymerized film (200 μm thick, 20 cm wide, 50 m long OPET / polyurethane adhesive / EVOH / polyurethane adhesive / LLDPE (with a thickness of 200 μm) formed into a V-shape between films at one open end. The second step (shown in FIG. 24 is 48), in which the roll winding) is inserted so that the release ends of the first polymer film are parallel to and coincident with the release ends. Gusset part), the third step of performing the thermal welding to form the right side welded part, the left side welded part, the lower side welded part, the lower side welded part, the self-standing structure part, and the string that suspends the bag, and the outer shape of the bag The fourth step in which the slit is cut with a blade such as a Thomson blade and trimming is performed, and the fifth step in which the trimmed bag is punched out and taken out are sequentially performed, and the string having the slit in the lower part of the pouch shown in FIG. A packaging bag was obtained.
[0064]
This bag has a width of 13 cm, a length of 19 cm, a strap length of 16 cm, a strap width of 0.6 cm, a strap loop length of 12 cm, and a slit length of 2.1 cm. A total of 7 pieces were put, and the length of the point adhesion part (existing between the slits) between the string and the bag was 0.22 cm, and was left in a total of 6 places.
350 g of body shampoo was added from the filling port of this bag and the filling port was heat-welded.
Next, when the tip of the strap is grabbed by hand and pulled at an angle of 30 to 150 degrees with respect to the plane of the bag, the point contact between the strap and the bag (existing between the slit and the slit) is easily cut. As shown in FIG. 10 (B), the string has its starting point continuously welded downward to the welded portion on the lower left side of the bag. Could be hung.
Since the fifth embodiment does not fold upward at an angle of 180 degrees at the starting point of the string, there is an advantage that no tearing stress is generated at the starting point of the string.
[0065]
Moreover, since the rectangular part which becomes a string uses the gusset part of the lower standing structure, since the film is composed of four sheets and in the case of Example 1, the number is two, there is an advantage that the strength is doubled. .
In addition, as shown in FIG. 18, since there is a string at the bottom, it is compact and well-organized, and the string is passed through the second punch hole and the third punch hole. It looks good and has a display effect.
[0066]
Example 6
In Example 2, the same experiment as in Example 2 was performed, except that the straps attached to the left and right sides of the bag were turned upside down, and the stringed packaging bag shown in FIG. 19A was obtained. It was. In Example 2, the bag was used upside down, but in this example, it can be used in the normal position without going upside down. Since the string is attached to the left and right two places, it can withstand twice the load, and there is an advantage that the angle of the bag to be hung can be controlled to a desired angle.
[0067]
Example 7(Reference example)
  In Example 3, the same experiment as in Example 3 was performed, except that the straps attached to the left and right sides of the bag were turned upside down, and the stringed bag shown in FIG. 20A was obtained. It was. In Example 3, the bag was used upside down, but in this example, it can be used in the normal position without going upside down. Since the string is attached in a U-shape, it is convenient when hanging by hand or hanging on the shoulder, and there is an advantage that the labor of binding the ends of the strings can be saved.
[0068]
Example 8
In Example 1, the width of the string portion on the left side of the bag was tripled, and 15 slits were formed so as to form a zigzag structure, thereby producing a stringed packaging bag shown in FIG. When the string was unfolded, the string length was about 40 cm, and a packaging bag having a very long string was obtained. When the packaging bag is hung in a high place or used by many people, it is convenient because it can reach far away even if it is hung in one place.
[0069]
Example 9
After making the packaging bag with the strap shown in Fig. 12 (A), putting the shampoo and using it up, roll the bag as shown in Fig. 12 (B), tie the roll around with the strap, and the tip of the strap The part was inserted into the disposal punch hole 27 so that it could not be unwound. There was an advantage that the volume of waste could be reduced.
[0070]
Example 10
Each of the two sheets prepared silica-deposited PET / polyurethane adhesive / backside printing OPA / polyurethane adhesive / LLDPE (rolled) having a thickness of 200 μm, a width of 50 cm, and a length of 50 m.
This long film is folded in half in parallel to the longitudinal direction (shown in FIG. 23. However, since the actual long film is long on the left and right, it is shown in a state where the left and right are cut), and the fold portion is the film. 1st process (shown in FIG. 24. 48 is a gusset part) which folds in V shape between them, the right side welding part of a bag, the left side welding part, a lower side welding part, a self-supporting structure part, outflow A second step of performing heat welding to form a passage portion and a string (lower portion of the bag) that suspends the bag, a third step of trimming the outer shape and slit of the bag with a Thomson blade, and the trimmed bag The fourth step of removing the mold from the mold was sequentially performed to obtain a stringed packaging bag shown in FIG.
[0071]
This bag has a width of 10 cm, a length of 16 cm, a strap length of 14 cm, a strap width of 0.6 cm, a strap loop length of 7 cm, and a slit length of 1.5 cm. A total of 5 pieces were put, and the length of the line bonding part (existing between the slits) between the string and the bag was 0.2 cm, and was left in a total of 4 places.
The tip of the string has a shape like a knife as shown in FIG. 13 (H), and the shape of the second punch hole for inserting and fixing the tip is an ellipse as shown in FIG. 14 (B). there were.
FIG. 25 (B) shows that it has a loop function, FIG. 25 (C) shows that the tip is about to be inserted into the second hole (elliptical hole), and FIG. 25 (D) shows the insertion It is the figure which showed the place, and even if it is going to pull out a front-end | tip, the right angle part of the blade knife has shown the state which cannot be caught by the upper part of an ellipse. When pulling out the tip, the tip should be moved slightly downward and the blade portion should be pushed out in the horizontal direction.
350 g of shampoo was added from the filling port of this bag, and the filling port was thermally welded.
Next, when the tip of the strap is grabbed by hand and pulled at an angle of 30 to 150 degrees with respect to the plane of the bag, the point contact between the strap and the bag (existing between the slit and the slit) is easily cut. The starting point of the strap is continuously welded to the welded portion at the lower left of the bag. The strap is folded upward at an angle of 180 degrees at the starting point of the strap, and the bag is reversed as shown in FIG. In the same way, it was hung on a wall hook.
The shampoo was taken out from the pouch as it was for one month, and continued to be used, but the tear did not occur from the first punch hole at the base (start point) of the strap, and the strap stretched. , Never cut out.
[0072]
  When the string-attached packaging bag of FIG. 17 (A) is manufactured by the same method as in Example 5, FIG. 17 (B) shows an enlarged view of the lower part of the bag. 43 and the horizontal line 42 are formed so that the angle 44 formed by the horizontal line 42 is 5 degrees, that is, the bottom line 43 of the part that becomes the bottom string is floated. When the bag was filled with the contents, the bottom part of the self-supporting structure of the bag was parallel, the load on the perforation was not easily applied, and the string did not easily come off the bag.
[0073]
【The invention's effect】
When a fluid packaging bag, especially a standing pouch, is used in a normal position with the upper and lower positions of the bag as it is, hung upside down with the bag upside down, or displayed at the storefront, Although it is necessary to attach a strap, the packaging bag with a strap of the present invention forms a portion that becomes a strap in the machine in the bag manufacturing process without spending a high cost on the strap fee and the strap attachment work cost as in the past. Therefore, it can be manufactured at low cost. As for the obtained packaging bag with a string, the type in which the string itself is already in a loop shape can be hung with a hand by suspending the bag by hanging the loop directly on a hook or the like. Also, in the type where the strap itself is not in a loop shape, notches and hooks of various shapes are provided on the side of the strap at the tip of the strap, so if you insert the tip of the strap into the punch hole, the strap Has a fixing function that prevents it from getting caught in the punch hole, and if it is desired to remove it, it has a detaching function that allows it to be easily removed by shifting the relative positions of the strap and the punch hole. Moreover, since a loop is formed by inserting the tip portion of the string into the punch hole, the bag can be hung on the hook or the like as it is, or can be hung by hand. The packaging bag with a strap of the present invention has sufficient strength of the strap and the bag itself, has a good appearance, and is convenient when suspended, used, carried, and discarded.
[0074]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an example of a fluid package with a self-closing outflow passage.
FIG. 2 is a view showing a process of opening a fluid packaging body with a self-closing outflow passage and discharging a fluid.
FIG. 3 shows a conventional fluid package with string.
FIG. 4 is a fluid packaging body having a slit portion and a tape adhering portion in an outer rectangular portion of a left side welding portion of a conventional bag.
FIG. 5 is a plan view (A) in which a portion that becomes a strap is provided on the outer side of the left side welding portion of the packaging bag with a strap according to claim 2 of the present invention; (B) is the perspective view which made the bag the other way, folded the string as it was, and made it the state suspended. (C) is a perspective view in which the bag is reversed and the string is passed through the second punch hole and suspended.
6 is a plan view (A) of a fluid packaging body in which a portion that becomes a string is also provided on the outer side of the welded portion on the right side of the packaging bag with a string of the present invention in FIG. 5; (B) is the perspective view which made the bag the other way, folded the string as it was, and made it the state suspended. (C) is a perspective view in which the bag is reversed and the string is passed through the second punch hole and suspended.
FIG. 7(Reference example)bagInThe top view (A) of the packaging bag with a string in which the part used as a string becomes the loop shape on the outer side of a three-side weld part, and is provided in U shape. (B) is the perspective view which made the bag the other way, folded the string as it was, and made it the state suspended.
FIG. 8(Reference example)bagInThe top view (A) of the packaging bag with a string in which the part used as a string is the non-loop shape (welding part) on the outer side of a three-side welding part, and is provided in U shape. (B) is the perspective view which made the bag the other way, folded the string as it was, and made it the state suspended.
FIG. 9 is a plan view (A) of the package with string according to the present invention, which has the same function as that of the string shown in FIG. 5 but has a different design. (B) is the perspective view which made the bag the other way, folded the string as it was, and made it the state suspended. (C) is a perspective view in which the bag is reversed and the string is passed through the second punch hole and suspended.
FIG. 10 is a plan view (A) in which a strap portion is provided on the lower side of the lower side welded portion of the packaging bag with strap of claim 2 of the present invention. (B) is the perspective view which made the bag the other way, folded the string as it was, and made it the state suspended. (C) is a perspective view in which the bag is reversed and the string is passed through the second punch hole and suspended.
FIG. 11 claims of the present invention11The top view which shows a packaging bag with a string (A). (B) The perspective view which reverses a bag, hooks a string on a stick, inserts the welding part of the tip of a string into a 2nd punch hole, and hangs a bag.
FIG. 12 claims of the present invention16The top view which shows a packaging bag with a string (A). (B) is a perspective view which shows the method of winding a bag and making it reduce capacity | capacitance and discarding.
FIG. 13 claims of the present invention12The top view which shows the various shapes of a string.
FIG. 14 is a plan view showing various shapes of second and third punch holes of the packaging bag with straps of the present invention.
FIG. 15 is a plan view showing the arrangement of the straps and the slit locations for lengthening the straps of the packaging bag with straps of the present invention.
FIG. 16 is a plan view showing a place where a slit part and a perforation are put in the packaging bag with a string of the present invention.
FIG. 17 is a plan view showing that a string portion at the bottom of the packaging bag with string of the present invention is placed in a floating state.
FIG. 18 is a plan view showing that the strap at the bottom of the packaging bag with a strap of the present invention is placed through the second and third punch holes and the band is fastened to the bottom of the bag to improve the appearance of the bag. .
FIG. 19 is a fluid packaging body that is used in a reverse manner in which a portion to become a strap is provided outside the welded portions on both the left and right sides, and the starting point of the portion to become a strap is provided on the left and right sides of the upper side of the bag. FIG. (B) is the perspective view which made the bag the other side, folded the string as it was, and made the bag suspended.
FIG. 20 shows the present invention in which the part to be a string in FIG. 19 is a U-shape.(Reference example)The top view which shows a packaging bag with a string (A). (B) is the perspective view which made the bag the other side, folded the string as it was, and made the bag suspended.
FIG. 21 is a perspective view of a drawing in which one long film original is folded in half in parallel to the longitudinal direction, and the fold portion is folded in a V shape between the films.
FIG. 22 is a perspective view showing a state in which a gusset is formed and two films are polymerized.
FIG. 23 is a diagram in which a polymerization film that is folded in a V shape to form a gusset portion is inserted between two long films.
FIG. 24 is a diagram in which a gusset portion is formed between two long films.
FIG. 25 is a packaging bag with a string according to claim 2 of the present invention, and is a plan view in which a part to be a string is provided below the lower side welded part (A). (B) is the figure which shows having a loop function in the state which hangs a bag reversely. (C) is a figure which shows that it is trying to insert into the elliptical punch hole 26 which has become a knife shape which cannot be removed when the tip of the string is inserted into the punch hole. (D) shows that when inserted into the punch hole, the right-angle portion of the blade of the leading knife is on the upper side of the elliptical punch hole 26.Get caughtThe figure which shows having lost and was fixed.

Claims (16)

２枚のプラスチックフィルムを重合し、その周辺を溶着して作る包装袋において、
該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部の更に外側に、袋を吊下げるヒモとなる部分を設けるとともに、
袋を吊下げるヒモとなる部分の始まる部分の該包装袋内部寄り点を中心点として、第１のパンチ穴を穿ち、ヒモの使用時に、袋を吊下げるヒモとなる部分の始まる部分が該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部から引きちぎられないようにし、かつ、第１のパンチ穴の近傍の袋の溶着部に、袋を吊下げるヒモとなる部分を通しヒモの固定を助ける第２のパンチ穴を穿つたことを特徴とするヒモ付き包装袋。In a packaging bag made by polymerizing two plastic films and welding them around,
In addition to providing a portion to be a strap for hanging the bag, further outside the welded portion around the plastic film of the packaging bag ,
A first punch hole is made around the point closer to the inside of the packaging bag of the part that becomes the string that suspends the bag, and the part that starts the string that suspends the bag when the string is used is the packaging. A second portion that prevents tearing from the welded portion around the plastic film of the bag and helps to fix the strap through a portion that becomes a strap for hanging the bag to the welded portion in the vicinity of the first punch hole. A packaging bag with a string characterized by having punch holes . 袋を吊下げるヒモとなる部分は、長方形であり、かつ包装袋の少なくとも一辺に設けられていることを特徴とする請求項１に記載のヒモ付き包装袋。  The portion of the strap that suspends the bag is rectangular and is provided on at least one side of the packaging bag. 袋を吊下げるヒモとなる部分は、二つの長方形をＬ字形に組合わせた形状であり、かつ包装袋の二辺にわたり設けられていることを特徴とする請求項１に記載のヒモ付き包装袋。  The packaging bag with a string according to claim 1, wherein the string that suspends the bag has a shape in which two rectangles are combined in an L shape and is provided over two sides of the packaging bag. . 袋を吊下げるヒモとなる部分は、三つの長方形をコ字形に組合わせた形状であり、かつ包装袋の三辺にわたり設けられていることを特徴とする請求項１に記載のヒモ付き包装袋。  The packaging bag with a string according to claim 1, wherein the string that suspends the bag has a shape obtained by combining three rectangles into a U-shape and is provided over three sides of the packaging bag. . 袋を吊下げるヒモとなる部分は、展開するとヒモの長さが長くなるような、トグロ状に巻いた形状、御幣状となる形状、ジグザグ状となる形状、渦巻状となる形状であることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載のヒモ付き包装袋。  The strap that suspends the bag should have a shape that is rolled up in the shape of a tuna, a shape that becomes a coin, a shape that becomes a zigzag shape, and a shape that becomes a spiral shape. The packaging bag with a string in any one of Claims 1-3 characterized by the above-mentioned. 袋を吊下げるヒモとなる部分は、非溶着の２枚のプラスチックフィルムからなり、ヒモとなる部分の始まる部分は、該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部の一部から始まり、終わる部分はフィルム同士が溶着されており、ループを形成することを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載のヒモ付き包装袋。  The strap that suspends the bag consists of two non-welded plastic films, the beginning of the portion that becomes the strap starts from a portion of the welded portion around the plastic film of the packaging bag, and the end The packaging bag with a string according to any one of claims 1 to 5, wherein the films are welded to form a loop. 袋を吊下げるヒモとなる部分は、２枚のプラスチックフィルムが溶着された１枚のプラスチックフィルムからなり、ヒモとなる部分の始まる部分は、該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部の一部から始まり、ヒモとなる部分は非ループ状となっていることを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載のヒモ付き包装袋。  The strap that suspends the bag is made of a single plastic film with two plastic films welded, and the portion that starts the strap is a part of the welded portion around the plastic film of the packaging bag. The packaging bag with a string according to any one of claims 1 to 5, wherein a part that becomes a string starts from a non-loop shape. 袋を吊下げるヒモとなる部分の側辺と、該包装袋のプラスチックフィルムの周辺の溶着部の境界は、人手で容易に分離できる程度に複数のスリット又はミシン目が入れられていることを特徴とする請求項１〜７のいずれかに記載のヒモ付き包装袋。  A plurality of slits or perforations are provided at the boundary between the side portion of the strap that suspends the bag and the welded portion around the plastic film of the packaging bag to such an extent that it can be easily separated manually. The packaging bag with a string in any one of Claims 1-7. 該包装袋の廃棄時に、その周囲をヒモで巻き、ヒモの先端を差込みヒモの固定をたすける第３のパンチ穴が、溶着部の任意の位置に穿たれていることを特徴とする請求項１に記載のヒモ付き包装袋。At the time of disposal of the packaging bag, the claims winding around straps, a third punch holes help the fixing of the insert string tip straps, characterized in that it bored at an arbitrary position of the welded portion The packaging bag with a string as described in 1 . 第２または第３のパンチ穴の形状が、円形、楕円形、長方形、正方形、三角形若しくは、それらの内部に三角台状の弁を有する形状のいずれかであることを特徴とする請求項１又は９に記載のヒモ付き包装袋。Shape of the second or third punch holes, circular, oval, rectangular, square, triangular or claim 1 or, characterized in that any one shape with their tripod-shaped valve inside 9. A packaging bag with a string according to 9 . 袋を吊下げるヒモとなる部分の終わる部分の溶着部の長さを、ヒモとなる部分の長さの１／５〜１／３とし、溶着部の縁部には、第２または第３のパンチ穴に挿入したとき、ヒモの抜け難い形状が形成されていることを特徴とする請求項１〜１０のいずれかに記載のヒモ付き包装袋。The length of the welded portion at the end of the portion that becomes the strap to suspend the bag is set to 1/5 to 1/3 of the length of the portion that becomes the strap, and the edge of the welded portion has the second or third The packaging bag with a string according to any one of claims 1 to 10, wherein a shape in which a string is difficult to be removed is formed when the string is inserted into a punch hole. ヒモの抜け難い形状が、それぞれ複数個の半円形、平行四辺形、三角形、及び溝形から選ばれる切り欠けのいずれかからなることを特徴とする請求項１１に記載のヒモ付き包装袋。 The packaging bag with a string according to claim 11 , wherein the string that is difficult to remove is formed of any one of a plurality of semicircles, parallelograms, triangles, and grooves. １枚の長尺フィルム原反を長手方向に平行に半分２つ折りし、その折目部をフィルム間にＶ字状に折り込んでガゼット部を形成する第１工程、袋の右辺溶着部、左辺溶着部、下辺溶着部、自立構造部、流出通路部、及びヒモとなる部分の溶着部を形成する熱溶着を行う第２工程、袋の外形及びスリットを刃物で切断しトリミングする第３工程、及びトリミングした袋を型抜きし取出す第４工程からなることを特徴とする請求項１〜１２のいずれかに記載のヒモ付き包装袋の製造方法。1st long film original fabric is folded in half in parallel to the longitudinal direction, and the fold portion is folded in a V shape between the films to form a gusset portion, the right side welding portion of the bag, the left side welding A second step of performing thermal welding to form a welded portion of the portion, lower side welded portion, self-standing structure portion, outflow passage portion, and string, third step of cutting and trimming the outer shape and slit of the bag with a blade, and The manufacturing method of the packaging bag with a string according to any one of claims 1 to 12 , comprising a fourth step of removing the trimmed bag by die cutting. ２枚の長尺フィルム原反を重ね第１の重合フィルムを作る第１工程、上記の第１の重合フィルムの長手方向に平行な一方の解放端のフィルム間に、Ｖ字形に折り込んでガゼット部を形成させた第２の重合フィルムを第１の重合フィルムの解放端に平行かつ両者の解放端が一致するように挿入する第２工程、袋の右辺溶着部、左辺溶着部、下辺溶着部、自立構造部、及びヒモとなる部分の溶着部を形成する熱溶着を行う第３工程、袋の外形及びスリットを刃物で切断しトリミングする第４工程、及びトリミングした袋を型抜きし取出す第５工程からなることを特徴とする請求項１〜１２のいずれかに記載のヒモ付き包装袋の製造方法。A first step of making a first polymer film by laminating two long film originals, and a gusset portion by folding it into a V-shape between one open end film parallel to the longitudinal direction of the first polymer film A second step of inserting the second polymerized film formed in parallel with the open end of the first polymerized film so that the two open ends coincide with each other, the right side welded part of the bag, the left side welded part, the lower side welded part, A third step of performing thermal welding to form a self-standing structure portion and a welded portion of a string, a fourth step of cutting and trimming the outer shape and slit of the bag with a blade, and a fifth step of extracting and trimming the trimmed bag straps with a manufacturing method of the packaging bag according to any one of claims 1 to 12, characterized in that comprising the step. 請求項１〜１２のいずれかに記載のヒモ付き包装袋に流体を充填し、袋の上部を下に、下部を上にし、袋を逆様につりさげるためのヒモで袋を吊下げ、隅角部を切って流出通路の先端を開放し、手で袋の胴部を圧迫し流体を注出させる方法。13. Filling the packaging bag with a string according to any one of claims 1 to 12 , with the upper part of the bag facing down, the lower part facing up, and hanging the bag with a string for suspending the bag in the opposite direction, A method in which a corner is cut to open the tip of the outflow passage, and the body of the bag is pressed by hand to pour out the fluid. 請求項９〜１２のいずれかに記載のヒモ付き包装袋の廃棄時に、袋をロール巻きにし、ヒモでロール巻きの周囲を縛り、ヒモの先端部を廃棄用パンチ穴に貫入させ解けないようにすることを特徴とする使用済み包装袋の廃棄方法。When discarding the packaging bag with a string according to any one of claims 9 to 12 , the bag is wound in a roll, and the periphery of the wound roll is tied with a string, so that the tip of the string penetrates into the disposal punch hole and cannot be unwound. A method for disposing of used packaging bags.

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