JP4638616B2 - 薬剤分包装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、病院、調剤薬局等の医療施設で使用する錠剤分包機や散剤分包機のように、錠剤、カプセル剤、散剤等の薬剤について、服用時期毎に必要な薬剤を分割供給して分包紙で包装する薬剤分包装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、薬剤分包機では、「朝」「昼」「夕」「寝る前」等の服用時期(投与時期)に応じて薬剤を供給するようにしている。
【0003】
特公平4−8282号公報には、供給する薬剤種ごとに供給間隔を指定する手段を設けるとともに、この供給間隔の値を示す進数にてカウントするカウンタを備えて、このカウンタのカウンタ値にて薬剤の分包袋への取出しを制御することにより、各分包袋には異なった種類の薬剤が注入可能とした薬剤供給装置が開示されている。
【0004】
特開昭64−84802号公報には、入力される分包データを服用日付ごとに分類して記憶する手段を設けることにより、調剤された薬剤の管理を容易にする薬剤分包機が開示されている。
【0005】
実開平1−96801号公報には、最初の1回分の薬剤の服用開始時期を指定する部材と、指定部材によって指定された服用開始時期を薬包体に印字する部材とを具えたもので、医師による処方の発生に基づく最初の1回分の薬剤を服用(投薬)すべき時期がいつであっても、その服用開始時期を薬包体に明示できる薬剤分包機の印字装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、処方は、薬剤の種類、用量、用法、及び日数(又は回数)から成る。そして、人工透析等の患者への投与には、曜日を指定して投与する曜日指定投与が少なからず存在する。
【0007】
しかしながら、前述の薬剤分包機では、「朝」「昼」「夕」等の服用時期を単位として間隔や開始を指定するだけであって、服用する曜日を指定したり、服用の開始曜日を指定することはできない。このため、曜日指定投与のような特殊な処方では、薬剤分包機に備える錠剤手撒き分割装置を用いて薬剤師が手作業で分割して包装しなければならず、手間と時間が掛かっていた。
【0008】
また、分包順序には、服用時期を時間順に「朝、昼、夕、朝、昼、夕」と繰り返す反復分包と、服用時期を「朝、朝、昼、昼、夕、夕」と連続させる連続分包とがあり、両方の指定に対応できなければならない。一般に、外来患者のように自己管理で服用する場合は反復分包が多く、入院患者のように看護婦が配って服用させる場合は連続分包が多い。しかし、前記第1の従来例では、服用時期の間隔を空ける分包しかできない。また、第2の従来例では、分包データを服用日毎に分類して記憶する管理しかできない。さらに、第3の従来例では、服用開始日を指定する印字しかできない。
【0009】
そこで、本発明は、曜日指定投与を可能とする薬剤分包装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
z 服用薬剤及び服用時期を含む処方データを入力するための入力手段と、
前記入力手段によって入力された処方データを記憶する記憶手段と、
薬剤を供給する薬剤供給手段と、
前記薬剤供給手段から供給された薬剤を分包する分包手段と、
前記入力手段によって入力された処方データに基づいて、前記薬剤供給手段から該当する薬剤を供給させ、前記分包手段にて服用時期毎に分包させる制御手段と、
を備えた薬剤分包装置において、
前記入力手段により、処方データを、同一薬剤について1日の服用時期が同じものを1まとまりの1処方単位で入力可能とし、
前記記憶手段は、処方データを、服用曜日又は服用日を含み、前記1処方単位として記憶し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶した処方データから得た、服用薬剤と、服用時期と、指定曜日とに基づいて、該指定曜日の各服用時期での服用時期分割量に従って、前記薬剤供給手段から該当する薬剤を供給し、前記分包手段により供給された薬剤を分包するようにしたものである。
【0011】
前記入力手段により入力する処方データを表示する表示手段を備え、
前記表示手段は、前記入力手段によって入力された1処方単位毎に表示可能であるのが好ましい。
前記記憶手段は、処方データ毎に反復分包又は連続分包のいずれで分包するのかを示す分包順序記憶し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶した分包順序に従って、反復分包処理又は連続分包処理を実行するのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
【0013】
図1は、本実施形態に係る薬剤分包装置を示す。この薬剤分包装置(図1)は、薬剤分割包装機構装置1、液晶ディスプレイやCRTディスプレイ等の表示装置2、キーボード・マウスやタッチパネル等の入力装置3、ハードディスクやフラッシュメモリ等の記憶装置4を備え、薬剤分包装置全体としては中央処理装置(CPU)5によって制御する。なお、11はホストコンピュータである。
【0014】
薬剤分割包装機構装置1は、薬剤供給部6、薬剤包装部7、及び分包紙印字部8を備え、多種多数の薬剤を服用時期毎に分割して分包紙で包装する機構の装置である。
【0015】
薬剤供給部6は、錠剤フィーダ、錠剤手撒き分割装置、散剤分割装置等を備え、錠剤・カプセル剤、及び散剤を服用時期毎に分割して薬剤包装部7に供給する。錠剤フィーダは、錠剤・カプセル剤毎にある多数の錠剤フィーダの中から指定された錠剤・カプセル剤を指定された個数だけ薬剤包装部7に供給する。錠剤手撒き分割装置は、薬剤包装の1包毎に対応する分割枡に必要な個数の錠剤・カプセル剤を手作業で撒いて薬剤包装部7に供給する。散剤分割装置は、分配円盤上に均一に堆積した散剤を円盤の回転時に定量づつ円盤から掻き落としたり、小容器を分割数に対応させて並べた分割容器の中に散剤を落として定量に分割し、薬剤包装部7に供給する。薬剤包装部7は、服用時期毎に供給された薬剤を、分包紙ロールから引き出した熱融着性の分包紙(包装シート)に薬剤シュートから投下し、分包紙の縦・横を熱融着シールして、薬剤を包装した分包袋を連続的に形成する。分包紙印字部8は、薬剤を包装する前に分包紙の各薬包部分に服用曜日、服用時期、患者名等をプリンタで印字する。
【0016】
表示装置2と入力装置3は、薬剤分包装置全体の操作入力、処方データの入力、及び各種マスタファイルのデータ入力に使用する。
【0017】
中央処理装置(CPU)5は各種データを一時的に記憶するためのメモリ(RAM)9を内蔵し、このメモリ9は、処方データを記憶する処方データメモリや処理上の作業メモリ等に使用する。さらに、中央処理装置(CPU)5は、薬剤分包装置全体を制御する制御プログラム(ROM)10を内蔵する。
【0018】
記憶装置4には、処方データを入力する際の関連情報を記憶する各種マスタデータをファイルとして記憶する。各種マスタファイルには、薬剤マスタ、用法マスタ、患者マスタ、医療機関マスタ、診療科マスタ、医師マスタ、病棟マスタ、処方箋区分マスタ等がある。
【0019】
表示装置2、入力装置3、中央処理装置(CPU)5、及び記憶装置4はパーソナルコンピュータで構成してもよい。なお、ハードウェア機器はこれらに限らず種類と台数は任意に使用できる。
【0020】
ホストコンピュータ11は、処方データを送信する機能を有するコンピュータであり、その処方データを利用して薬剤分包を行う運用の場合に接続する。このホストコンピュータ11には、病院の処方オーダリングシステムや医事会計システムが稼働する病院ホスト、調剤薬局の医療事務用(レセプト)コンピュータ等がある。
【0021】
なお、処方データは薬剤分包装置だけでも入力できるので、ホストコンピュータ11は必ずしも必要なものではない。また、記憶装置4が独立したファイル/データベース用のサーバ装置(CPU内蔵)であって、表示装置2、入力装置3、及び中央処理装置(CPU)5がクライアント端末として、サーバ装置とネットワーク(LAN)で接続したようなクライアント・サーバ構成でもよい。
【0022】
次に、前記薬剤分包装置の薬剤分包の処理を、図2のフローチャートに従って説明する。
【0023】
薬剤分包の処理では、まず、メニュー画面(起動ボタンが並ぶだけの画面なので図示省略)から入力画面を起動する。すなわち、図3に示す「処方データの入力」画面を、「患者番号」欄以下の表示・入力欄を空にした状態で初期表示する(ステップS1)。
【0024】
「処方データの入力」画面中、調剤日には、中央処理装置(CPU)5に内蔵したカレンダ時計が刻む本日の日付を表示する。操作者(薬剤師)は、任意の処方データを患者番号から入力する。例えば、患者番号「98038671」とキーボード入力すると、患者名(カナ、漢字)、性別(男=1、女=2)、生年月日(年号:明治=1、大正=2、昭和=3、平成=4)を患者マスタファイルから読み出して表示する。年齢は、生年月日と本日の日付とから計算して表示する。処方日は、医師が処方箋を発行した日付である。最初は本日の日付を表示するが、任意の日付を上書き入力できる。医療機関、診療科、医師、病棟、処方箋区分の欄は、各コードを入力すると、対応する各種マスタファイルから名称データを読み出して表示する。例えば、「診療科コード」欄で「01」を入力すると「内科」と表示する。外来/入院コード(外来=1、入院=2)は、患者の区分コードである。引換番号は、外来患者の場合のみ、会計終了時に予め渡しておく「おくすり引換券」の番号である。この例は外来処方箋なので、入院患者用の病棟コードと病室番号は空欄である。分包順序(反復=1、連続=2)は、服用時期の分包の順序が反復「朝、昼、夕、朝、昼、夕」か連続「朝、朝、昼、昼、夕、夕」の指定を入力する。「処方No.」欄は、1個以上の薬剤と用法とが一組みになった「処方」の連続番号を入力する。この「処方」は複数個の入力ができる。そして、基本的に「処方」単位、即ち処方No.データを単位として分包する。「コード」欄は、薬剤コード、又は用法コードを入力するための欄である。コードを入力すると薬剤マスタファイル又は用法マスタファイルから名称データを読み出して表示する。「コード」欄は、通常は薬剤コードを入力するのだが(例えば「シヨウエ」)、先頭に「/」記号を入力すると、その後に用法コードを入力する(例えば「201」。そして、用法コード「201」に対応する用法名が「朝・昼・ 食後」)。「用量/日数」欄は、薬剤コードを入力した薬剤行では、その薬剤の1日量を入力する(例えば「2T」)。単位(錠=「T」、カプセル=「CAP」、グラム=「g」等)は薬剤マスタファイルから読み出して表示する。なお、用法コードを入力した用法行では、「用量/日数」欄に日数を入力する(例えば「5日分」)。さらに、特殊な用法として、「コード」欄に「//2」と入力すると、用法名に「曜日指定」と表示し、「曜日指定」欄に投薬する曜日を入力する(例えば「日 火水木 土」)。「//2」曜日指定を入力しない場合は全曜日が指定される(例えば、カプセル剤Bでは曜日指定が入力されないので、図4に示す処方データでは「日月火水木金土」が指定される。)。「服用時期分割量/服用開始曜日」欄は、薬剤行の場合には、用量(1日量)を服用時期毎に分割した分割量を入力する。用法行の場合には、服用開始曜日として最初は調剤日(本日)の翌日の日付と曜日を表示するが、任意の日付を入力すると、曜日が表示される
【0025】
続いて、処方データを入力する(ステップS2)。処方データの入力では、データ入力欄が全て空の「処方データの入力」画面で、ホストコンピュータ11からのデータ受信やキーボード・マウス入力により、図3に示す例のような処方データを入力する。入力した処方データはメモリに書き込む。
【0026】
処方データ(図4)は、データ量を少なくするため、各種コードのみで構成しているので、処方データの内容を画面に表示する際には、各種コードを検索キーとして各種マスタファイルから名称データの読み出し処理を行う。例えば、処方データ内に格納した薬剤コード「シヨウエ」であれば、薬剤マスタファイルから薬剤名「錠剤A」を読み出す。
【0027】
処方No.データの取得では、反復/連続分包処理を実行するため、最初の処方No.データを取得する(ステップS3)。例えば、処方データ(図4)では、処方No.1の8行データを取得する。
【0028】
次いで、分包順序が反復/連続のいずれに該当するのかを判断する(ステップS4)。反復ならば後述する「反復分包処理」(図8)に進み(ステップS5)、そうでなければ後述する「連続分包処理」(図13)に進む(ステップS6)。
【0029】
さらに、全ての処方No.データを取得したか否かを判断する(ステップS7)。全て取得したならばステップS9に進み、取得していなければ次の処方No.データを取得し(ステップS8)、前記ステップS4に戻って分包順序の判断から繰り返す。例えば、処方データ(図4)では、処方No.2以降のデータがなく、処方No.1のデータのみなので、ステップS9に進む。
【0030】
その後、「処方データの入力」画面(図3)の「終了」ボタンが操作者によってマウスでクリックされるまで(ステップS9)、前記ステップS2の処方データ入力から繰り返し、「終了」ボタンがクリックされれば、薬剤分包の処理を終了してメニュー画面(図示省略)に戻る。
【0031】
前記反復分包処理のフローチャートを図8に示す。
【0032】
図8中、iは処方No.データ中の各薬剤についてのデータを繰り返し処理するためのインデックス変数を示す。W(i)は処方No.データ中の各薬剤に対応する次服用曜日(配列データ)(日=1、月=2、火=3、水=4、木=5、金=6、土=7)、すなわち次に分包の対象とする服用曜日を意味する。N(i)は処方No.データ中の各薬剤に対応する残服用日数(配列データ)、すなわち残りの服用日数を意味する。残服用日数N(i)は服用日数から始め、服用日毎に1ずつ0まで減らす。CTは処理対象とする、現在の服用時期(起床時=1、朝=2、昼=3、夕=4、寝る前=5、夜=6、7回目=7、8回目=8)を示す。CWは処理対象とする、現在の服用曜日(日=1、月=2、火=3、水=4、木=5、金=6、土=7)を示す。Q(i,CT)は、処方No.データ中の各薬剤に対応する服用時期分割量(2次元の配列データ)を示す。
【0033】
そして、反復分包処理(図8)に於ける変数は図12に示すように変化する。次服用曜日「W(i)」は、基本的に服用開始曜日から始まって曜日が順次進む。但し、指定曜日しか設定しない。残服用日数「N(i)」は「1」づつ減る。そして、残服用日数「N(i)」が「0」以外の場合の服用曜日に、その薬剤を分包する。なお、服用曜日毎に服用時期が変化して服用曜日・服用時期(CW・CT)分の薬剤を分包する。具体的に、処方No.1では、1番目の錠剤Aは日・火・水・木・土なので、次服用曜日「W(1)」は「水」「木」「土」「日」「火」「水」と変化し、2番目の錠剤Aは月・金なので、次服用曜日「W(2)」は「金」「月」「金」と変化し、カプセル剤Bの次服用曜日「W(3)」は「水」「木」「金」「土」「日」「月」「火」「水」のように連日で「水」まで変化する。なお、服用曜日毎の服用時期は「朝」「昼」「夕」又は「朝」「夕」と変化してCW・CT分の薬剤を分包する。
【0034】
反復分包処理では、まず、W・N・CW初期設定処理を行う(ステップS11)。
【0035】
W・N・CW初期設定処理では、図9に示すように、インデックス変数iを「1」に初期設定する(ステップS21)。例えば、処方No.1では、まず1番目の錠剤Aを対象とする。そして、次服用曜日W(i)に、処方No.データ中の服用開始曜日(i)を設定する(ステップS22)。例えば、処方No.1では、錠剤A「W(1)←水」、錠剤A「W(2)←水」、カプセル剤B「W(3)←水」を設定する。
【0036】
ここで、次服用曜日W(i)が、処方No.データ中の指定曜日と同じか否かを判断する(ステップS23)。同じでなければ薬剤供給の対象外なので、次服用曜日の曜日W(i)を1つ進め(ステップS24)、ステップS23に戻って前記処理を繰り返す。同じならば、インデックス変数iが最終値である薬剤数と一致しているか否かを判断する(ステップS25)。一致しないならば、インデックス変数iを1つ増やし(ステップS26)、次服用開始曜日設定から繰り返す。例えば、処方No.1では、錠剤A「W(2)=水」は同じでないので、「1」を「2」に増やして、2番目の錠剤A「W(2)=金」を対象とする。一致するならば、全ての残服用日数N(i)に、処方No.データ中の服用日数を設定する(ステップS27)。例えば、処方No.1では、「3」で一致するので、錠剤A「N(1)←5」、錠剤A「N(2)←2」、カプセル剤B「N(2)←7」を設定する。
続いて、現在の服用曜日CWに、全ての服用開始曜日の中から最小の曜日を設定する。例えば、処方No.1では、「CW←水」を設定する(ステップS28)。
【0037】
このようにしてW・N・CW初期設定処理が済めば、全て(i=1〜薬剤数)の次服用曜日W(i)が、現在の服用曜日CWと相違するか否かを判断する(図8:ステップS12)。全て相違するならば、現在の服用曜日は分包の対象外なので、ステップS19に進む。例えば、曜日指定投与のみの場合は、間の曜日は分包の対象外である。一方、1つでも同じならば、分包の対象なので、現在の服用時期CTを起床時「1」に初期設定する(ステップS13)。
【0038】
ここで、現在の服用時期CTにおける、全ての服用時期分割量Q(i,CT)が「0」か判断する(ステップS14)。全て「0」ならば、分包の対象外なので、ステップS16に進む。例えば、処方No.1では、起床時は「全Q(i,1)=0」なので分包の対象外である。一方、1つでも「0」でなければ、分包の対象なので、ステップS15に進んでCW・CT薬剤供給包装処理を行う。
【0039】
CW・CT薬剤供給包装処理では、図10に示すように、インデックス変数iを「1」に初期設定する(ステップS31)。例えば、処方No.1では、まず1番目の錠剤Aを対象とする。そして、次服用曜日W(i)が、現在の服用曜日CWと同じか否かを判断する(ステップS32)。同じでなければ、薬剤供給の対象外なので、ステップS35に進む。例えば、処方No.1では、「W(1)=土」かつ「CW=金」の場合は薬剤供給の対象外である。同じならば、現在の服用時期CTにおける、服用時期分割量Q(i,CT)が「0」か判断する(ステップS33)。「0」ならば、薬剤供給の対象外なので、ステップS35に進む。例えば、処方No.1では、カプセル剤Bの「昼」は無いので「Q(3,3)=0」であり、薬剤供給の対象外である。一方、「0」でなければ、現在の服用時期CTにおける、服用時期分割量の薬剤を供給する(ステップS34)。
【0040】
続いて、インデックス変数iが最終値である薬剤数と一致するか判断する(ステップS35)。一致しないならば、インデックス変数iを1つ増やし(ステップS36)、ステップS32に戻って前記処理を繰り返す。例えば、処方No.1では、「1」を「2」に増やして、2番目の錠剤Aを対象とする。一方、例えば、処方No.1では、「3」で一致するので、1つでも薬剤を供給するか判断する(ステップS37)。1つも供給しないならば、前記図8に示す反復分包処理に戻る。1つでも供給するならば、分包紙の薬剤包装部分に、現在の服用曜日CW、現在の服用時期CT、患者名等を印字する(ステップS38)。そして、現在の服用曜日・服用時期の薬剤を分包紙で包装する(ステップS39)。
【0041】
CW・CT薬剤供給包装処理が終了すれば、現在の服用時期CTが最終の「8」(8回目)か判断する(ステップS16)。「8」でなければ、現在の服用時期CTを1つ進め(ステップS17)、ステップS14に戻って前記処理を繰り返す。例えば、「1」起床時を「2」朝に進めて、処理を繰り返す。「8」ならば、ステップS18に進んでW・N更新処理を行う。
【0042】
W・N更新処理では、図11に示すように、まずインデックス変数iを「1」に初期設定する(ステップS40)。そして、次服用曜日W(i)が、現在の服用曜日CWと同じか否かを判断する(ステップS41)。同じでなければ、更新の対象外なのでステップS45に進む。例えば、処方No.1では、「W(1)=土」かつ「CW=金」の場合は更新の対象外である。一方、同じであれば、次服用曜日W(i)の曜日を1つ進める(ステップS42)。このとき、「土」から「日」への循環更新も行う。
【0043】
続いて、次服用曜日W(i)が、処方No.データ中の指定曜日と同じか判断する(ステップS43)。例えば、処方No.1では、錠剤A「W(1)=木」は指定曜日と同じである。一方、錠剤A「W(2)=土」は同じでないが、錠剤A「W(2)=月」で同じとなる。
【0044】
次服用曜日W(i)が、処方No.データ中の指定曜日と同じでなければ、薬剤供給の対象外なので、前記ステップS42に戻って次服用曜日W(i)の曜日を1つ進める。同じならば、残服用日数N(i)を1つ減らす(ステップS44)。そして、インデックス変数iが最終値である薬剤数と一致するか判断する(ステップS45)。一致しないならば、インデックス変数iを1つ増やし(ステップS46)、ステップS41に戻って前記処理を繰り返す。一致するならば、前記図8に示す反復分包処理のステップS19に進む。
【0045】
ステップS19では、全ての残服用日数N(i)が「0」か否かを判断する。全て「0」ならば、反復分包処理を終了し、図2に示す薬剤分包処理に戻る。例えば、処方No.1では、「N(1)=N(2)=N(3)=0」になれば、薬剤分包処理に戻る。1つでも「0」でなければ、現在の服用曜日CWを1つ進める(ステップS20)。このとき、「土」から「日」への循環更新も行う。そして、ステップS12に戻って前記処理を繰り返す。
【0046】
連続分包処理のフローチャートを図13に示す。なお、連続分包処理に於ける変数は、前記反復分包処理(図8)の場合と同様に、図14に示すように変化する。
【0047】
連続分包処理では、まず現在の服用時期CTを起床時に初期設定する(ステップS51)。そして、現在の服用時期CTにおける、全て(i=1〜薬剤数)の服用時期分割量が「0」か判断する(ステップS52)。全て「0」ならば、現在の服用時期CTは分包の対象外なので、ステップS59に進む。一方、1つでも「0」でなければ、分包の対象なので、前述の図9に示すW・N・CW初期設定処理(ステップS53)に進む。
【0048】
続いて、全ての次服用曜日W(i)が、現在の服用曜日CWと相違するか否かを判断する(ステップS54)。全て相違するならば、現在の服用曜日CWは分包の対象外なので、ステップS56に進む。1つでも同じならば、分包の対象なので、前述の図10に示すCW・CT薬剤供給包装処理を行った後(ステップS55)、前述の図11に示すW・N更新処理を行う(ステップS56)。
【0049】
その後、全ての残服用日数N(i)が「0」か否かを判断する(ステップS57)。1つでも「0」でなければ、現在の服用曜日CWの曜日を1つ進め(ステップS58)、ステップS54に戻って前記処理を繰り返す。またこのとき、「土」から「日」への循環更新も行う。一方、全て「0」ならば、現在の服用時期CTが最終の「8」(8回目)か否かを判断する(ステップS59)。「8」ならば、前記図2の薬剤分包処理に戻り、「8」でなければ、現在の服用時期CTを1つ進め(ステップS60)、ステップS52に戻って前記処理を繰り返す。
【0050】
以上の処理により、例えば、図5に示す処方No.1の曜日指定投与の例では、次のようにして分包順序が決定される。なお、処方No.1では、「水」曜日の「朝」は「錠剤A=1」と「カプセル剤B=1」を分包し、「昼」は「錠剤A=1」を分包し、「夕」は「カプセル剤B=1」を分包する。「金」曜日の「朝」は「錠剤A=2」と「カプセル剤B=1」を分包し、「夕」は「カプセル剤B=1」を分包するが、「昼」は分包しない。
【0051】
反復分包する場合、図6に示すように、月・金が「朝」「夕」で他の曜日が「朝」「昼」「夕」なので、「水」曜日から開始する分包は、「水」「木」曜日の「朝」「昼」「夕」、「金」曜日の「朝」「夕」、「土」「日」曜日の「朝」「昼」「夕」、「月」曜日の「朝」「夕」、「火」曜日の「朝」「昼」「夕」の順序となる。
【0052】
連続分包する場合、図7に示すように、「朝」「夕」が連日投与の7日分であり、「昼」は月・金が無い5日分なので、「水」曜日から開始する分包は、まず「水」「朝」、「木」「朝」のように「火」「朝」まで「朝」が7日分続き、その次に「水」「昼」、「木」「昼」、「土」「昼」、「日」「昼」、「火」「昼」と「昼」が5日分あり、さらに「水」「夕」、「木」「夕」のように「火」「夕」まで「夕」が7日分続く、順序となる。
なお、前記実施形態では、処方データに曜日を含めるようにしたが、服用日(西暦YYYYMMDD)から曜日を求めるようにしても構わない。
【0053】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、服用曜日を指定して分包するようにしたので、曜日指定投与の特殊な処方を自動的に分包することが可能となる。このため、薬剤師が手作業で分割して包装することがなくなり、調剤の労力と時間を削減できる。また、分包順序の反復分包と連続分包を指定して両方に対応できるので、患者や医療施設の投薬・服用事情に適した分包袋帯を簡単に作成可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 薬剤分包装置の機器構成を示すブロック図である。
【図2】 薬剤分包の処理を示すフローチャートである。
【図3】 「処方データの入力」の画面を示す図である。
【図4】 処方データの記憶内容を示す図表である。
【図5】 薬剤供給を示す図表である。
【図6】 反復分包による分包順序を示す図表である。
【図7】 連続分包による分包順序を示す図表である。
【図8】 反復分包の処理を示すフローチャートである。
【図9】 W・N・CW初期設定の処理を示すフローチャートである。
【図10】 CW・CT薬剤供給包装の処理を示すフローチャートである。
【図11】 W・N更新の処理を示すフローチャートである。
【図12】 反復分包処理における変数の値の変化を説明する図表である。
【図13】 連続分包の処理を示すフローチャートである。
【図14】 連続分包処理における変数の値の変化を説明する図表である。
【符号の説明】
1…薬剤分割包装機構装置
2…表示装置
3…入力装置
4…記憶装置
5…中央処理装置(CPU)
6…薬剤供給部
7…薬剤包装部
8…分包紙印字部
Claims (4)
- 服用薬剤及び服用時期を含む処方データを入力するための入力手段と、
前記入力手段によって入力された処方データを記憶する記憶手段と、
薬剤を供給する薬剤供給手段と、
前記薬剤供給手段から供給された薬剤を分包する分包手段と、
前記入力手段によって入力された処方データに基づいて、前記薬剤供給手段から該当する薬剤を供給させ、前記分包手段にて服用時期毎に分包させる制御手段と、
を備えた薬剤分包装置において、
前記入力手段により、処方データを、同一薬剤について1日の服用時期が同じものを1まとまりの1処方単位で入力可能とし、
前記記憶手段は、処方データを、服用曜日又は服用日を含み、前記1処方単位として記憶し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶した処方データから得た、服用薬剤と、服用時期と、指定曜日とに基づいて、該指定曜日の各服用時期での服用時期分割量に従って、前記薬剤供給手段から該当する薬剤を供給し、前記分包手段により供給された薬剤を分包することを特徴とする薬剤分包装置。 - 前記入力手段により入力する処方データを表示する表示手段を備え、
前記表示手段は、前記入力手段によって入力された1処方単位毎に表示可能であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤分包装置。 - 前記記憶手段は、処方データ毎に反復分包又は連続分包のいずれで分包するのかを示す分包順序を記憶し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶した分包順序に従って、反復分包処理又は連続分包処理を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の薬剤分包装置。 - 服用薬剤と、服用時期と、服用曜日又は服用日とを含む処方データを入力するための入力手段と、
該入力手段によって入力された処方データを、同一薬剤について1日の服用時期が同じものを1まとまりの1処方単位として記憶する記憶手段と、
薬剤を供給する薬剤供給手段と、
該薬剤供給手段から供給された薬剤を分包する分包手段と、
前記入力手段によって入力された処方データに基づいて、前記薬剤供給手段から該当する薬剤を供給させ、前記分包手段にて服用時期毎に分包させる制御手段と、
を備えた薬剤分包装置で行う薬剤分包方法であって、
前記制御手段により、
前記記憶手段から処方データを読み込むステップと、
読み込んだ処方データから服用薬剤と、服用時期と、指定曜日とを抽出し、同一薬剤について1日の服用時期が同じものを1まとまりの1処方単位として入力可能に表示するステップと、
前記指定曜日の各服用時期での服用時期分割量に従って、前記薬剤供給手段から該当する薬剤を供給するステップと、
供給された薬剤を分包するステップと、
を実行することを特徴とする薬剤分包方法。
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