JP4637729B2 - 情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理方法、情報処理装置、及びプログラムに関し、とくに地震や台風等の災害により電力に関する設備に被害が発生した際に、災害により被害を受けた設備の復旧に関する情報を生成するための技術に関する。
電力、ガス、水道、電話等、広域に展開されたインフラからなる設備を取り扱う事業者においては、地震や台風等の災害による被害が発生した際、被害にあった設備を効率よく迅速に復旧させることが要請される。また、設備を利用する顧客等に対しては、被害状況や復旧状況の報告を正確かつ迅速に行うことが求められる。
ここで例えば、特許文献1には、事故復旧業務に関し、電力系統の監視制御装置と接続した中央装置を電力司令所に設け、中央装置と電話回線で接続したハンディターミナル付の端末装置を保守区に設け、中央装置は、端末装置への情報提供と、端末装置側からの現場巡視状況の取り込みにより、事故復旧業務に必要な情報を自動処理により提供することが記載されている。
また、特許文献2には、携帯電話端末からインターネットを介して保守支援システムに対してアクセスがあったときに、電力形態設備の状態と保守に関する保守支援情報を電力管理システムからの管理情報に従って加工し、加工された保守支援情報を、インターネットを介して携帯電話端末に送信することが記載されている。
特開平9−84267号公報 特開2003−216696号公報
被害設備の復旧に際しては、被害状況を調べるための巡視が行われ、巡視結果に基づいて、具体的な復旧計画が立案される。ここで被害設備の復旧に際しては、復旧のための人的資源の配置や資材供給を適切に行えるようにするために、巡視に要する時間や復旧に要する時間をできる限り正確に見積もる必要がある。また、電力、ガス、水道、電話等のインフラの利用者に対して復旧までにかかる時間を可能な限り正確に通知する必要もある。
この発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、災害時における被害状況を把握するための巡視に要する時間や復旧に要する時間を正確に見積もることが可能な情報処理方法、情報処理装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための、本発明のうち請求項1に記載の発明は、害により被害を受けた設備の復旧に関する情報を生成する情報処理方法であって、
CPUとメモリを含んで構成されるコンピュータが、
停電区間を電柱番号で表した停電区間データが登録されたデータベースから前記停電区間データを取得し、この停電区間データで特定される停電区間内に存在する各電柱について、電柱間の距離を示す情報が登録されたデータベースから取得される電柱間の距離を足し合わせることによって求められる巡視対象区間の距離を、平均の巡視スピードで除すことにより求められる第1の時間を算出するステップと、
前記停電区間データで特定される停電区間に含まれる電柱本数に、予め設定された、電柱1本当たりの調査時間を乗算することにより求められる第2の時間を算出するステップと、
巡視作業員の現地までの移動時間である第3の時間を受け付けるステップと、
前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求めるステップと、を実行することとする。
本発明によれば、配電自動化システム等によって提供される停電区間を示すデータを利用して求められる巡視対象区間の距離を平均の巡視スピードで除すことにより求められる第1の時間と、調査対象となる電柱本数に、電柱1本当たりの調査時間を乗算することにより求められる第2の時間と、巡視作業員の現地までの移動時間である第3の時間とによって、巡視に要する時間を正確に求めることができ、復旧のための人的資源の配置や資材供給を適切に行えるようにすることができる。また、電力、ガス、水道、電話等のインフラの利用者に対して復旧までにかかる正確な時間を通知することができる。
本発明のうち請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理方法であって、前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求める前記ステップは、前記第1の時間に現地地形に応じた補正値を乗算して求められる時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求めるステップであることとする。
本発明によれば、現地地形に応じた補正値によって、巡視に要する時間をより正確に見積もることができる。
本発明のうち請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報処理方法であって、
前記コンピュータが、前記現地地形に応じた補正値を、前記電柱番号に対応付けて記憶された前記電柱の種類に基づいて求めるステップを実行する。
本発明によれば、例えば、電柱がコンクリート柱であるか、複合柱であるかといった電柱の種類を示す情報を利用して、現地地形に応じた補正を容易に行うことができる。
本発明のうち請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理方法であって、前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求める前記ステップは、前記第1の時間、前記第2の時間に気象状態に応じた補正値を乗算して求められる時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求めるステップであることとする。
本発明によれば、現地の作業員から通知される情報やインターネットから取得される現地の気象状態に応じた補正値によって、巡視に要する時間をより正確に見積もることができる。
本発明のうち請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理方法であって、前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求める前記ステップは、前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に交通情報に応じた補正値を乗算して求められる時間に基づいて、巡視に要する時間を求めるステップであることとする。
本発明によれば、インターネットから取得される交通情報に応じた補正値によって、巡視に要する時間をより正確に見積もることができる。
本発明のうち請求項に記載の発明は、CPUとメモリを含んで構成され、災害により被害を受けた設備の復旧に関する情報を生成する情報処理装置であって、
停電区間を電柱番号で表した停電区間データが登録されたデータベースから前記停電区間データを取得し、この停電区間データで特定される停電区間内に存在する各電柱間について、電柱間の距離を示す情報が登録されたデータベースから取得される電柱間の距離を足し合わせることによって求められる巡視対象区間の距離を、平均の巡視スピードで除すことにより求められる第1の時間を算出する手段と、
前記停電区間データで特定される停電区間に含まれる電柱本数に、予め設定された、電柱1本当たりの調査時間を乗算することにより求められる第2の時間を算出する手段と、
巡視作業員の現地までの移動時間である第3の時間を受け付ける手段と、
前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求める手段とを有することとする。
本発明のうち請求項に記載の発明は、プログラムであって、CPUとメモリを含んで構成されるコンピュータに、
電区間を電柱番号で表した停電区間データが登録されたデータベースから前記停電区間データを取得し、この停電区間データで特定される停電区間内に存在する各電柱間について、電柱間の距離を示す情報が登録されたデータベースから取得される電柱間の距離を足し合わせることによって求められる巡視対象区間の距離を、平均の巡視スピードで除すことにより求められる第1の時間を算出する機能と、
前記停電区間データで特定される停電区間に含まれる電柱本数に、予め設定された、電柱1本当たりの調査時間を乗算することにより求められる第2の時間を算出する機能と、
巡視作業員の現地までの移動時間である第3の時間を受け付ける機能と、
前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求める機能と、を実現するためのプログラムであることとする。
本発明によれば、災害時における被害状況を把握するための巡視に要する時間や復旧に要する時間を正確に見積もることができる。
以下、本発明の一実施形態として、電力会社に適用され、電力設備の巡視や復旧に関する情報を生成する情報処理システムにつき詳細に説明する。
==システム構成==
図1に情報処理システム1のハードウエア構成を示している。同図において、情報処理システム1の主な役割を担う情報処理装置であるサーバコンピュータ10は、営業所で運用される配電自動化システム15、本店や営業所におけるクライアントコンピュータ20、2地点間の距離を算出することが可能な地図情報システム23と、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークを介して通信可能に接続している。サーバコンピュータ10は、インターネット25に接続しており、顧客のコンピュータ等のインターネット25上の他の装置と通信を行うことができる。また、サーバコンピュータ10は、携帯電話網30に接続しており、巡視作業員や復旧作業員によって携帯される携帯端末40との間で無線通信を介してデータ通信を行うことができる。
なお、図1に示す情報処理システム1におけるいずれの通信も、認証サーバやファイアウォール等の設置、暗号化通信やVPN(Virtual Private Network)の利用などによって必要なセキュリティ対策が施され、通信はセキュアに行われる。
配電自動化システム15は、送電線や変電設備等の配電設備の監視や制御を行うシステムである。配電自動化システム15は、停電している配電線(以下、「停電配電線」という)や電柱、停電している区間(以下、「停電区間」という)、及び停電が発生している地域などの停電発生箇所を特定する情報(以下、「停電情報」という)を、サーバコンピュータ10に随時提供する。なお、配電自動化システム15は、情報処理システム1の一部として構成されていることもあるし、情報処理システム1とは別のシステムとして構成されていることもある。
サーバコンピュータ10及びクライアントコンピュータ20のハードウエアは、パーソナルコンピュータやワークステーション、メインフレームなどである。図2にサーバコンピュータ10、又はクライアントコンピュータ20として用いられるコンピュータの一例を示している。同図に示すコンピュータ60は、CPU61、RAM・ROM等のメモリ62、ハードディスク63、データを入力するためのユーザインタフェースであるキーボードやマウス等の入力装置64、データを表示するためのユーザインタフェースである液晶ディスプレイやブラウン管ディスプレイ等の表示装置65、通信ネットワーク50に接続して通信するための通信インタフェース66などを有している。
サーバコンピュータ10では、データベース管理システム(以下、「DBMS(DataBase Management System)」という)が動作している。DBMSによって管理されるデータベースの内容を図3に示している。同図において、停電区間データベース310には、配電自動化システム15から送信されてくる停電区間を示すデータ(以下、停電区間データという)が登録された停電区間テーブル3101が格納されている。図3Aに停電区間テーブル3101の一例を示している。停電区間テーブル3101には、停電区間を電柱番号で表したデータが登録されている。停電区間テーブル3101の各レコードはそれぞれ停電区間を示している。停電区間テーブル3101には、停電区間の開始点となる電柱区間番号(自)の項目31011と、停電区間の終了点となる電柱区間番号(至)の項目31012とが含まれる。
設備台帳データベース320には、電柱間の距離を示す情報が登録された電柱間距離テーブル3201と、開閉器や変圧器、避雷器などの配電機器が取り付けられている電柱(電柱番号)が登録された機器取付箇所テーブル3202とが格納されている。図3Bに電柱間距離テーブル3201、及び機器取付箇所テーブル3202の一例を示している。電柱間距離テーブル3201は、2つの電柱番号の項目32011,32012、及びこれらの電柱間の距離32013の項目を有している。また、機器取付箇所テーブル3202は、機器名称の項目32021と、その機器を有する電柱の電柱番号の項目32022とを有している。
修理票データベース330には、修理が必要な箇所(電柱番号)が登録された修理必要箇所テーブル3301と、伐採が必要な箇所(電柱番号)が登録された伐採必要箇所テーブル3302とが格納されている。ここで電力会社においては、日常の定期的な巡視/点検などにより、設備の改修が必要な箇所が修理票という形で管理されている。修理票が存在する箇所は、修理が必要とされている箇所であり、台風等の災害による被害を受けやすい箇所ということになる。修理必要箇所テーブル3301の内容は、このような修理票に基づいて作成される。伐採必要箇所についても修理必要箇所と同様である。日常の定期的な巡視/点検などにより、伐採が必要な箇所が修理票という形で管理されている。そして、伐採が必要な箇所も台風等の災害による被害を受けやすい箇所である。伐採必要箇所テーブル3302の内容は、このような修理票に基づいて作成される。
図3Cに修理必要箇所テーブル3301及び伐採必要箇所テーブル3302の一例をそれぞれ示している。修理必要箇所テーブル3301は、電柱番号の項目33011を有している。また、伐採必要箇所テーブル3302は、電柱番号の項目33021を有している。
被害設備データベース340には、電力設備ごとの被害の状況が登録された被害設備テーブル3401が格納されている。図3Dに被害設備テーブル3401の一例を示している。被害設備テーブル3401は、被害設備の種類が設定される項目34011、被害状況が設定される項目34012、及び被害数量が設定される項目34013を有している。
復旧単位工量データベース350には、各電力設備の復旧に要する単位工量が登録された復旧単位工量テーブル3501が格納されている。図3Eに復旧単位工量テーブル3501の一例を示している。復旧単位工量テーブル3501は、被害設備の種類が設定される項目35011、被害状況が設定される項目35012、及び単位数当たりの復旧に要する時間(単位工量)が設定される項目35013を有している。
復旧班数データベース360には、各営業所における復旧作業班の電力設備ごとの作業対応能力が登録された復旧班数テーブル3601が格納されている。図3Fに復旧班数テーブル3601の一例を示している。復旧班数テーブル3601には、作業班の項目36011に設定される作業班ごとに、電力設備の種類36012〜36015別の作業対応能力が登録されている。なお、同図では、作業対応能力を、「○」(工事能力あり)、「△」(工事能力多少あり)、「×」(工事能力なし)といった記号で表している。
図4はサーバコンピュータ10のソフトウエア構成である。同図において、停電区間受信部411は、配電自動化システム15から送信されてくる停電区間データを受信して、受信した停電区間データを停電区間データベース310の停電区間テーブル3101に登録する。
巡視区間総距離算出部412は、停電区間データベース310の停電区間テーブル3101、及び設備台帳データベース320の電柱間距離テーブル3201に基づいて、巡視区間の総距離を算出する。具体的には、巡視区間総距離算出部412は、停電区間テーブル3101に格納されている停電区間内に存在する各電柱について、電柱間距離テーブル3201から把握される電柱間の距離を足し合わせることにより、巡視区間の総距離を求める。
巡視ポイント箇所取得部413は、停電区間データベース310の停電区間テーブル3101に登録されている停電区間中に存在する修理必要箇所(電柱番号)を、修理票データベース330の修理必要箇所テーブル3301から抽出する。また、巡視ポイント箇所取得部413は、停電区間テーブル3101に登録されている停電区間中に存在する伐採必要箇所(電柱番号)を伐採必要箇所テーブル3302から抽出する。巡視ポイント箇所取得部413は、抽出された電柱番号の総数を、調査対象の電柱本数(以下、調査対象電柱本数という)とする。
巡視時間算出部414は、巡視ポイント箇所取得部413によって求められる調査対象電柱本数に、電柱1本の調査に要する時間(単位調査時間)を乗算することにより、巡視に要する時間を停電区間ごとに算出する。なお、本実施形態では、手入力等により単位調査時間はあらかじめ固定値として与えられるものとする。
現地地形補正部415は、現地地形による補正値を求める。現地地形は例えば電柱がコンクリート柱であるかどうかによって判断することができる。すなわち、一般に、コンクリート柱は一本柱であり、継ぎ目がないため、大型車でないと搬送することができない。従って、電柱がコンクリート柱であるならば、その電柱が存在する現場は車輛が侵入できるような地形であると推測できる。また、電柱がコンクリート柱ではなく、複合柱であるならば、その電柱が存在する現場は車輛が侵入できない地域であると推測できる。本実施形態では、電柱がコンクリート柱である場合には、補正値を1.0とし、そうでなければ補正値を2.0としている。
気象状態補正部416は、気象状態に応じた補正値を求める。気象状態補正部416は、例えば、天候が晴れの場合は1.0、雨の場合は1.5、強風の場合は2.0というように、気象状態に応じた補正値を求める。気象状態補正部416が上記補正値を求めるための気象状態(晴れ、雨、強風等)は手入力によって入力されるか、もしくは、インターネット上の情報源(例えばアメダス等)から提供される。
交通情報補正部417は、交通情報に応じた補正値を求める。交通情報補正部417は、交通情報に応じた巡視時間の補正値を提供する。本実施形態では、例えば、通行止めがない場合は補正値を+1.0(時間)とし、通行止めがある場合は補正値を+1.5(時間)とする。
移動時間補正部418は、巡視作業員が現地まで移動するのに要する時間(以下、移動時間という)を求める。移動時間補正部418は、例えば、手入力や地図情報システム23によって与えられる移動時間を提供する。
巡視時間算出部419は、調査時間算出部414、現地地形補正部415、気象状態補正部416、交通情報補正部417、及び移動時間補正部418によって提供される値を次式(1)に代入することにより、作業区間ごとに巡視時間を求める。
総巡視時間=((巡視区間総距離(A)/平均巡視スピード(B))×現地地形による補正値(C)+(調査対象電柱本数(D)×調査時間(E))×気象状態による補正値(F)+現地までの移動時間(G)×交通情報による補正値(H) ・・・(1)
被害状況受信部421は、携帯端末40から送信されてくる、被害にあった電力設備の種類、被害の種類、及び被害数量を受信する。なお、電力設備の種類には、例えば、電柱、電線、開閉器、変圧器などがある。また、被害の種類には、電柱の場合には、折損や流出、倒壊、傾斜などがあり、電線の場合には、断線、混線、外れなどがある。
気象悪条件補正部422は、インターネット25から取得した気象情報や、携帯端末40から送信されてくる気象情報に基づいて、復旧時間の補正値を算出する。現地移動時間加算部423は、携帯端末40から送信されてくる現地までの移動時間を取得している。復旧時間算出部424は、復旧時間を算出する。
図5に携帯端末40のハードウエア構成を示している。携帯端末40は、例えば、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistance)、携帯型コンピュータである。携帯端末40は、CPU511、ROMやRAM等のメモリ512、入力装置513、表示装置514、通信装置515、通信アンテナ516を有する。このうち、メモリ512には、携帯端末40が備える各種の機能を実現するためのプログラムやデータが記憶される。入力装置513は、操作ボタンやダイヤル等の入力インタフェースである。表示装置514は、液晶ディスプレイ等の表示インタフェースである。通信装置515は、無線通信に関する処理を行う。
図6に携帯端末40のソフトウエア構成を示している。現地地形送信部610は、例えば、電柱の種類(コンクリート柱、複合柱)などの現地地形を特定する情報をサーバコンピュータ10に送信する。被害状況送信部611は、被害にあった電力設備の種類、被害の種類、及び被害数量をサーバコンピュータ10に送信する。気象情報送信部612は、現地の気象情報をサーバコンピュータ10に送信する。
==処理説明==
図7Aは、災害が発生した際、被害状況を把握するための巡視に要する時間(以下、総巡視時間という)を見積もる際にサーバコンピュータ10において行われる処理を説明するフローチャートである。
まず、処理711では、停電区間受信部411が、配電自動化システム15から送信されてくる停電区間データを受信して、これを停電区間データベース310の停電区間テーブル3101に登録する。
次に、処理712では、巡視区間総距離算出部412が、停電区間データベース310の停電区間テーブル3101、及び設備台帳データベース320の電柱間距離テーブル3201に基づいて、巡視区間の総距離(A)を算出する。
処理713では、巡視ポイント箇所取得部413が、停電区間データベース310の停電区間テーブル3101に登録されている停電区間中に存在する修理必要箇所(電柱番号)を、修理票データベース330の修理必要箇所テーブル3301から抽出する。また、巡視ポイント箇所取得部413は、停電区間テーブル3101に登録されている停電区間中に存在する伐採必要箇所(電柱番号)を伐採必要箇所テーブル3302から抽出する。そして、巡視ポイント箇所取得部413は、抽出された電柱番号の総数を、調査対象の電柱本数(D)とする。
処理714では、巡視時間算出部414が、巡視ポイント箇所取得部413によって求められる調査対象電柱本数に、電柱1本の調査に要する時間(単位調査時間)を乗算することにより、巡視に要する時間(D)×(E)を停電区間ごとに算出する。なお、単位調査時間は、サーバコンピュータ10が固定値として記憶している。
処理715では、現地地形補正部415が、現地地形による補正値(C)を求める。処理716では、気象状態補正部416が、気象状態による補正値(F)を求める。処理717では、交通情報補正部417が、通行止め等の交通情報による補正値(H)を求める。処理718では、移動時間補正部418が、現地までの移動時間(G)を求める。なお、現地までの移動時間(G)は、例えば、地図情報システム23から取得する。
処理719では、巡視時間算出部419が、調査時間算出部414、現地地形補正部415、気象状態補正部416、交通情報補正部417、及び移動時間補正部418によって提供される値を上述の式(1)に代入することにより、作業区間ごとの総巡視時間を求める。
以上のようにして求められる作業区間ごとの総巡視時間は、サーバコンピュータ10に記憶される。サーバコンピュータ10は、記憶している総巡視時間を、本店内やカスタマーセンターにおけるクライアントコンピュータ20や巡視作業員によって携帯される携帯端末40からの要求に応じて適宜配信する。
このように、この情報処理システム1によれば、災害が発生した際、被害状況を把握するための巡視に要する時間である総巡視時間の見積もりを、事前に知ることができる。ここで復旧までにかかる時間は総巡視時間を含めて予測可能となるので、総巡視時間が予め把握できることにより復旧までに要する時間を事前に知ることが可能となり、本店等において、復旧計画を立てるための情報として役立てることができる。また、カスタマーセンターにおいては、インターネット25などを通じて総巡視時間を復旧に要する時間を顧客に提供する際の目安として利用することができる。
サーバコンピュータ10は、以上のようにして求めた総巡視時間を、現地にいる巡視作業員が携帯端末40を利用してサーバコンピュータ10に送信されてくる情報や、インターネット25を通じて取得される情報に基づいてリアルタイムに補正する。これにより、総巡視時間をより正確に求めることが可能となり、正確に復旧計画を立てることが可能となる。また、正確な復旧時間を顧客に通知することができる。
図7Bは、総巡視時間を現地にいる巡視作業員が携帯端末40を利用してサーバコンピュータ10に通知してくる情報に基づいて補正する処理を説明するフローチャートである。
処理751では、現地地形補正部415が、巡視作業員が携帯端末40を利用してサーバコンピュータ10に通知してくる現地地形に関する情報に基づいて、現地地形による補正値を更新している。処理752では、気象状態補正部416が、インターネット25を通じて受信した新たな気象情報に基づいて、気象状態による補正値を更新している。そして、処理753では、巡視時間算出部419が、更新された新たな補正値に基づいて、上述の式(1)により総巡視時間を算出し直す。以上の処理によって求められる総巡視時間の算定例を図8に示している。
次に、復旧時間を算出する処理について説明する。総復旧時間の算出は、巡視完了後だけでなく、巡視作業員による巡視中も行われる。図9Aは、巡視完了前に行われる復旧時間の算出処理を説明するフローチャートである。
まず、処理911では、サーバコンピュータ10の被害状況受信部が、携帯端末40から送信されてくる、被害にあった電力設備の種類、被害の種類、及び被害数量(A)を受信している。
処理912では、サーバコンピュータ10の気象悪条件補正部422が、インターネット25から取得した気象情報や、携帯端末40から送信されてくる気象情報に基づいて、復旧時間の補正値(気象状態による補正値(C))を算出する。
処理913では、サーバコンピュータ10の現地移動時間加算部423が、携帯端末40から送信されてくる現地までの移動時間を取得している。なお、現地までの移動時間は、例えば、巡視車に搭載されているカーナビゲーションシステムによって生成される。
処理914では、復旧時間算出部424が、次式(2)により、作業区間ごとの総復旧時間を算出している。
(被害数量(A)×設備ごとの単位工数(B)×気象状態による補正値(C))/復旧作業班数(D)+現地までの移動時間(E) ・・・(2)

上式において、設備ごとの単位工数(B)は、復旧単位工量テーブル3501の値が用いられる。気象状態による補正値(C)は、処理912において取得される値である。この例では、晴れの場合は1.0、雨の場合は1.5、強風の場合は2.0に設定している。復旧作業班数(D)は、例えば、ユーザが復旧班数テーブル3601を参照して手入力する。現地までの移動時間(E)は、処理913において取得した現地までの移動時間が用いられる。
なお、巡視完了前に復旧時間を算出する場合には、未巡視の電力設備の復旧に要する復旧時間を予測する必要がある。ここでこの予測は、例えば、巡視済の電力設備について求めた復旧時間を、その時点における巡視率(既に巡視した電力設備の数/電力設備の総数)で除すことにより求めることができる。このように、本実施形態の情報処理システム1によれば、巡視完了前においても総復旧時間を算定することができる。
巡視完了後は、確定した情報に基づいて総復旧時間を算出し、これにより総復旧時間が確定する。図9Bは、巡視完了後に行われる復旧時間の算出処理を説明するフローチャートである。
処理951では、サーバコンピュータ10の被害状況受信部421が、携帯端末40から送信されてくる、被害にあった電力設備の種類、被害の種類、及び被害数量を受信している。
処理952では、サーバコンピュータ10の気象悪条件補正部422が、インターネット25から取得した気象情報や、携帯端末40から送信されてくる気象情報に基づいて、復旧時間の補正値(気象状態による補正値(C))を算出している。処理953では、サーバコンピュータ10の現地移動時間加算部423が、携帯端末40から送信されてくる現地までの移動時間(E)を取得している。なお、現地までの移動時間(E)は、例えば、巡視車に搭載されているカーナビゲーションシステムから取得する。処理954では、復旧時間算出部424が、式(2)により、作業区間ごとの総復旧時間を算出している。
以上の処理によって求められる総復旧時間の算定例を図10に示している。
以上詳細に説明したように、本実施形態の情報処理システム1によれば、巡視完了前においても総復旧時間を求めることができる。このため、復旧時間を早期に知ることが可能となり、本店等においては、復旧計画を立てるために必要な情報を早期に取得することができ、早い段階で復旧計画を立てることができる。また、巡視完了後は、確定した被害状況報告に基づいて正確な復旧時間を知ることが可能となり、精密な復旧計画を立てることが可能となる。また、正確な復旧時間を顧客に通知することができる。
なお、以上の実施形態の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
例えば、以上に説明した災害復旧支援システムと同様の仕組みは、ガス会社や水道会社、電話会社等の電力会社以外の事業者における災害復旧業務に適用することもできる。
本発明の一実施形態として示す、情報処理システム1のハードウエア構成を示す図である。 本発明の一実施形態として示す、サーバコンピュータ10又はクライアントコンピュータ20として用いられるコンピュータの一例を示す図である。 本発明の一実施形態として示す、データベースの内容を示す図である。 本発明の一実施形態として示す、停電区間データベース310の内容を示す図である。 本発明の一実施形態として示す、設備台帳データベース320の内容を示す図である。 本発明の一実施形態として示す、修理票データベース330の内容を示す図である。 本発明の一実施形態として示す、被害設備データベース340の内容を示す図である。 本発明の一実施形態として示す、復旧単位工量データベース350の内容を示す図である。 本発明の一実施形態として示す、復旧班数データベース360の内容を示す図である。 本発明の一実施形態として示す、サーバコンピュータ10のソフトウエア構成を示す図である。 本発明の一実施形態として示す、携帯端末40のハードウエア構成を示す図である。 本発明の一実施形態として示す、携帯端末40のソフトウエア構成を示す図である。 本発明の一実施形態として示す、災害が発生した際、被害状況を把握するための巡視に要する時間(以下、総巡視時間という)を見積もるためにサーバコンピュータ10において行われる処理を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態として示す、総巡視時間を現地にいる巡視作業員が携帯端末40を利用してサーバコンピュータ10に通知してくる情報に基づいて補正する処理を説明するフローチャートである 本発明の一実施形態として示す、総巡視時間の算定例である。 本発明の一実施形態として示す、巡視完了前に行われる復旧時間の算出処理を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態として示す、巡視完了後に行われる復旧時間の算出処理を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態として示す、総復旧時間の算定例である。
符号の説明
1 情報処理システム、10 サーバコンピュータ、
15 配電自動化システム、20 クライアントコンピュータ、
25 インターネット、23 地図情報システム、
30 携帯電話網、40 携帯端末、
310 停電情報データベース、3101 停電区間テーブル、
320 設備台帳データベース、
3201 電柱間距離テーブル、3202 機器取付箇所テーブル、
330 修理票データベース、
3301 修理必要箇所テーブル、3302 伐採必要箇所テーブル、
340 被害設備データベース、3401 被害設備テーブル、
350 復旧単位工量データベース、3501 復旧単位工量テーブル、
360 復旧班数データベース、3601 復旧班数テーブル、
411 停電区間受信部、412 巡視区間総距離算出部、
413 巡視ポイント箇所取得部、414 巡視時間算出部、
415 現地地形補正部、416 気象状態補正部、
417 交通情報補正部、418 移動時間補正部、
419 巡視時間算出部、421 被害状況受信部、
422 気象悪条件補正部、423 現地移動時間加算部、
424 復旧時間算出部

Claims (7)

  1. 災害により被害を受けた設備の復旧に関する情報を生成する情報処理方法であって、
    CPUとメモリを含んで構成されるコンピュータが、
    停電区間を電柱番号で表した停電区間データが登録されたデータベースから前記停電区間データを取得し、この停電区間データで特定される停電区間内に存在する各電柱について、電柱間の距離を示す情報が登録されたデータベースから取得される電柱間の距離を足し合わせることによって求められる巡視対象区間の距離を、平均の巡視スピードで除すことにより求められる第1の時間を算出するステップと、
    前記停電区間データで特定される停電区間に含まれる電柱本数に、予め設定された、電柱1本当たりの調査時間を乗算することにより求められる第2の時間を算出するステップと、
    巡視作業員の現地までの移動時間である第3の時間を受け付けるステップと、
    前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求めるステップと、
    を実行すること
    を特徴とする情報処理方法。
  2. 請求項1に記載の情報処理方法であって、
    前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求める前記ステップは、
    前記第1の時間に現地地形に応じた補正値を乗算して求められる時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求めるステップであること
    を特徴とする情報処理方法。
  3. 請求項2に記載の情報処理方法であって、
    前記コンピュータが、前記現地地形に応じた補正値を、前記電柱番号に対応付けて記憶された前記電柱の種類に基づいて求めるステップを実行すること
    を特徴とする情報処理方法。
  4. 請求項1に記載の情報処理方法であって、
    前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求める前記ステップは、
    前記第1の時間、前記第2の時間に気象状態に応じた補正値を乗算して求められる時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求めるステップであること
    を特徴とする情報処理方法。
  5. 請求項1に記載の情報処理方法であって、
    前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求める前記ステップは、
    前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に交通情報に応じた補正値を乗算して求められる時間に基づいて、巡視に要する時間を求めるステップであること
    を特徴とする情報処理方法。
  6. CPUとメモリを含んで構成され、災害により被害を受けた設備の復旧に関する情報を生成する情報処理装置であって、
    停電区間を電柱番号で表した停電区間データが登録されたデータベースから前記停電区間データを取得し、この停電区間データで特定される停電区間内に存在する各電柱間について、電柱間の距離を示す情報が登録されたデータベースから取得される電柱間の距離を足し合わせることによって求められる巡視対象区間の距離を、平均の巡視スピードで除すことにより求められる第1の時間を算出する手段と、
    前記停電区間データで特定される停電区間に含まれる電柱本数に、予め設定された、電柱1本当たりの調査時間を乗算することにより求められる第2の時間を算出する手段と、
    巡視作業員の現地までの移動時間である第3の時間を受け付ける手段と、
    前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求める手段と
    を有すること
    を特徴とする情報処理装置。
  7. CPUとメモリを含んで構成されるコンピュータに、
    電区間を電柱番号で表した停電区間データが登録されたデータベースから前記停電区間データを取得し、この停電区間データで特定される停電区間内に存在する各電柱間について、電柱間の距離を示す情報が登録されたデータベースから取得される電柱間の距離を足し合わせることによって求められる巡視対象区間の距離を、平均の巡視スピードで除すことにより求められる第1の時間を算出する機能と、
    前記停電区間データで特定される停電区間に含まれる電柱本数に、予め設定された、電柱1本当たりの調査時間を乗算することにより求められる第2の時間を算出する機能と、
    巡視作業員の現地までの移動時間である第3の時間を受け付ける機能と、
    前記第1の時間、前記第2の時間、及び前記第3の時間に基づいて、巡視に要する時間を求める機能と、
    を実現するためのプログラム。
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