JP4635588B2 - チャックのワーク把持確認装置 - Google Patents

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Description

この発明は、旋盤等のワーク把持用のチャックを有する工作機械において、チャックまたは相手側チャックがワークを把持したことを確認するチャックのワーク把持確認装置に関する。
旋盤等の工作機械において、チャックとローダチャック等の間でワークを受け渡した場合、チャックの把持の確認の後、次の動作に移行する。従来、このような場合のチャックの把持の確認は、ソフトウェアタイマーによる開閉推測による方法が殆どであった。
タイマーによる開閉推測では、タイマー時間が短いと確認が不正確となるため、タイマー時間を長めに設定することになる。このため、最適なタイマー設定値でなければ、無駄な時間が発生し、生産性を落とすという問題点があった。
把持確認用のカメラなど、特別な機構,装置を設けると、把持確認が迅速かつ確実に行えるが、コスト高となる。
この発明の目的は、特別な装置を設けることなく、チャックがワークを把持したことを検知して次の工程に素早く進めることを可能にするチャックのワーク把持確認装置を提供することである。
この発明の他の目的は、把持確認のためにワークに傷を付けることがないようにすることである。
この発明における第1の発明のチャックのワーク把持確認装置は、主軸(3)の先端にワーク(W)を把持するチャック(4)を有する工作機械(1)と、前記チャック(4)に対してワーク(W)の受渡しを行うチャック(13)を有するローダ(8)とを備える設備の制御装置(15)に設けられて、両方のチャック(4,13)でワーク(W)を掴む状態を経て両チャック(4,13)間でワーク(W)の受渡しを行うときに、いずれかのチャック(4,13)がワーク(W)を把持したことを確認する装置であって、 前記チャック(4)を有する主軸(3)の駆動用のモータ(5)を、前記ワーク(W)の受渡しを行うときに回転させる回転手段(22)と、前記主軸(3)のチャック(4)が前記主軸(3)と共に回転している状態で、このチャック(4)が閉じた時、またはこのチャック(4)からワーク(W)を受け取るローダ(8)のチャック(13)である相手側チャック(13)が閉じた時に、前記主軸のチャック(4)の回転動作が抑制されることを検知する回転抑制検知手段(23)と、この検知手段(23)の回転動作抑制の検知により、チャック(4)または相手側チャックがワーク(W)を把持したと判定するワーク把持判定手段(24)とを備える。
この構成によると、チャック(4)へのワーク(W)ローディング時、およびアンローディング時にそれぞれ次のように把持判定が行われる。
ローディング時は、チャック(4)が開いている状態で前記回転手段(22)がチャック(4)を例えば低速で回転させ、この回転している状態で、相手側チャック(13)、例えばローダチャック(13)がチャック(4)へワーク(W)を搬送する。この搬送されたワーク(W)を、チャック(4)が閉じることで把持する。この把持により、ワーク(W)はチャック(4)と相手側チャック(13)との両方で掴まれた状態となるため、チャック(4)の回転動作が抑制される。この回転動作が抑制されることを回転抑制検知手段(23)が検知する。回転抑制検知手段(23)が回転抑制を検知すると、ワーク把持判定手段(24)は、チャック(4)がワーク(W)を把持したと判定する。
アンローディング時は、チャック(4)が閉じた状態で前記回転手段(22)がチャック(4)を回転させ、この回転している状態で、相手側チャック(13)、例えばローダチャック(13)がチャック(4)のワーク(W)を把持可能な位置へ来る。相手側チャック(13)が閉じると、ワーク(W)はチャック(4)と相手側チャック(13)との両方で掴まれた状態となるため、チャック(4)の回転動作が抑制される。この回転動作が抑制されることを回転抑制検知手段(23)が検知する。回転抑制検知手段(23)が回転抑制を検知すると、ワーク把持判定手段(24)は相手側チャックがワーク(W)を把持したと判定する。
このように、チャック(4)の回転動作の抑制を検出してチャック(4,13)の把持確認を行うようにしたため、特別な装置を設けることなく、チャック(4,13)がワーク(W)を把持したことを検知して次の工程に素早く進めることが可能なる。なおワーク(W)を回転状態でチャック(4,13)により掴むが、チャック(4)の回転を十分に低速にしておけば、掴み時に傷が生じることが回避される。特に、素材ワーク(W)の場合は、後に削られるため、僅かな傷があっても問題とはならない。
この発明における第2の発明のチャック(4)のワーク把持確認装置は、主軸(3)の先端にワーク(W)を把持するチャック(4)を有する工作機械(1)と、前記チャック(4)に対してワーク(W)の受渡しを行うチャック(13)を有するローダ(8)とを備える設備の制御装置(15)に設けられて、両方のチャック(4,13)でワーク(W)を掴む状態を経て両チャック(4,13)間でワーク(W)の受渡しを行うときに、いずれかのチャック(4,13)がワーク(W)を把持したことを確認する装置であって、前記チャック(4)を有する主軸(3)の駆動用のモータ(5)を、前記ワーク(W)の受渡しを行うときに発振させる発振手段(27)と、この主軸(3)のチャック(4)が前記主軸(3)と共に発振している状態で、前記主軸(3)のチャック(4)が閉じた時、または前記主軸(3)のチャック(4)からワークを受け取るローダのチャック(13)である相手側チャック(13)が閉じた時に、チャック(4)の発振動作が抑制されることを検知する発振抑制検知手段(23B)と、この検知手段(23B)の発振動作抑制の検知により、チャック(4)または相手側チャック(13)がワーク(W)を把持したと判定するワーク把持判定手段(24B)とを備える。
この構成の場合、チャック(4)へのローディング時、およびアンローディング時にそれぞれ次のように把持判定を行う。ローディング時は、チャック(4)が開いている状態で前記発振手段(27)がチャック(4)を発振させる。この発振は、例えば位置ループゲインを大きくすることなどで行える。この発振している状態で、相手側チャック(13)、例えばローダチャック(13)がチャック(4)へワーク(W)を搬送する。この搬送されたワーク(W)を、チャック(4)が閉じることで把持する。この把持により、ワーク(W)はチャック(4)と相手側チャック(3)との両方で掴まれた状態となるため、チャック(4)の発振動作が抑制される。この発振動作が抑制されることを発振抑制検知手段(23B)が検知する。発振抑制検知手段(23B)が発振抑制を検知すると、ワーク把持判定手段(24B)は、チャック(4)がワーク(W)を把持したと判定する。
アンローディング時は、チャック(4)が閉じて状態で前記発振手段(27)がチャック(4)を発振させ、この発振している状態で、相手側チャック(13)、例えばローダチャック(13)がチャック(4)のワーク(W)を把持可能な位置へ来る。相手側チャック(13)が閉じると、ワーク(W)はチャック(4)と相手側チャック(13)との両方で掴まれた状態となるため、チャック(4)の発振動作が抑制される。この発振動作が抑制されることを発振抑制検知手段(23B)が検知する。発振抑制検知手段(23B)が振動抑制を検知すると、ワーク把持判定手段(24B)は相手側チャックがワーク(W)を把持したと判定する。
このように、チャック(4)の発振動作の抑制を検出してチャック(4,13)の把持確認を行うようにしたため、特別な装置を設けることなく、チャック(4,13)がワーク(W)を把持したことを検知して次の工程に素早く進めることが可能なる。また、発振動作状態でチャック(4)と相手側チャック(13)とで両掴みを行うため、一方向に回転させた状態で掴む場合に比べてワーク(W)に傷が付き難い。
この発明における第3の発明のチャックのワーク把持確認装置は、主軸(3)の先端にワーク(W)を把持する第1のチャック(4)を有する工作機械(1)と、前記チャック(4)に対してワーク(W)の受渡しを行う第2のチャック(13)を有するローダ(8)とを備える設備の制御装置(15)に設けられて、両方のチャック(4,13)でワーク(W)を掴む状態を経て両チャック(4,13)間でワーク(W)の受渡しを行うときに、いずれかのチャック(4,13)がワーク(W)を把持したことを確認する装置であって、前記第1のチャック(4)を移動させる駆動源(5)に対して移動の命令を与える判定用移動手段(29)と、第1のチャック(4)が移動している状態で、第1のチャック(4)が閉じた時、または第1のチャック(4)からワーク(W)を受け取る相手側チャックである第2のチャック(13)が閉じた時に、第1のチャック(4)の移動動作が抑制されることを検知する移動抑制検知手段(23C)と、この検知手段(23C)の移動抑制の検知により、第1のチャック(4)または第2のチャック(13)がワーク(W)を把持したと判定するワーク把持判定手段(24C)とを備える。
記判定用移動手段(29)で行わせるチャック(4)の移動は、第1の発明と同様に回転であっても、第2の発明の同様に発振であっても、さらに直線移動であっても良い。 第3の発明の場合も、第1および第2の発明と同様に、特別な装置を設けることなく、チャックがワーク(W)を把持したことを検知して次の工程に素早く進めることが可能なる。
なお、上記第1ないし第3の発明のいずれも、ローディング時の判定およびアンローディング時の判定の両方を行うようにしても良いが、いずれか片方のみのワーク把持判定を行うものとしても良い。
この発明における第1の発明のチャックのワーク把持確認装置は、主軸の先端にワークを把持するチャックを有する工作機械と、前記チャックに対してワークの受渡しを行うチャックを有するローダとを備える設備の制御装置に設けられて、両方のチャックでワークを掴む状態を経て両チャック間でワークの受渡しを行うときに、いずれかのチャックがワークを把持したことを確認する装置であって、前記チャックを有する主軸の駆動用のモータを、前記ワークの受渡しを行うときに回転させる回転手段と、前記主軸のチャックが前記主軸と共に回転している状態で、このチャックが閉じた時、またはこのチャックからワークを受け取るローダのチャックである相手側チャックが閉じた時に、前記主軸のチャックの回転動作が抑制されることを検知する回転抑制検知手段と、この検知手段の回転動作抑制の検知により、前記主軸のチャックまたは相手側チャックがワークを把持したと判定するワーク把持判定手段とを備えるため、特別な装置を設けることなく、チャックがワークを把持したことを検知できて、次の工程に素早く進めることが可能なる。
この発明における第2の発明のチャックのワーク把持確認装置は、主軸の先端にワークを把持するチャックを有する工作機械と、前記チャックに対してワークの受渡しを行うチャックを有するローダとを備える設備の制御装置に設けられて、両方のチャックでワークを掴む状態を経て両チャック間でワークの受渡しを行うときに、いずれかのチャックがワークを把持したことを確認する装置であって、前記チャックを有する主軸の駆動用のモータを、前記ワークの受渡しを行うときに発振させる発振手段と、この主軸のチャックが前記主軸と共に発振している状態で、前記主軸のチャックが閉じた時、または前記主軸のチャックからワークを受け取るローダのチャックである相手側チャックが閉じた時に、チャックの発振動作が抑制されることを検知する発振抑制検知手段と、この検知手段の発振動作抑制の検知により、前記主軸のチャックまたは相手側チャックがワークを把持したと判定するワーク把持判定手段とを備えるため、特別な装置を設けることなく、チャックがワークを把持したことを検知できて、次の工程に素早く進めることが可能なり、またワークに傷が付き難い。
この発明における第3の発明のチャックのワーク把持確認装置は、主軸の先端にワークを把持する第1のチャックを有する工作機械と、前記チャックに対してワークの受渡しを行う第2のチャックを有するローダとを備える設備の制御装置に設けられて、両方のチャックでワークを掴む状態を経て両チャック間でワークの受渡しを行うときに、いずれかのチャックがワークを把持したことを確認する装置であって、前記第1のチャックを移動させる駆動源に対して移動の命令を与える判定用移動手段と、第1のチャックが移動している状態で、第1のチャックが閉じた時、または第1のチャックからワークを受け取る相手側チャックである第2のチャックが閉じた時に、第1のチャックの移動動作が抑制されることを検知する移動抑制検知手段と、この検知手段の移動抑制の検知により、第1のチャックまたは第2のチャックがワークを把持したと判定するワーク把持判定手段とを備えるため、特別な装置を設けることなく、チャックがワークを把持したことを検知できて、次の工程に素早く進めることが可能なる。
この発明における第1の発明に対応する実施形態を図1および図2と共に説明する。工作機械1は旋盤からなり、主軸台2に支持された主軸3の先端にチャック4を有している。チャック4は、主軸モータ5によりベルト等の伝達機構6を介して回転駆動される。チャック4は、ワークWを把持する開閉可能なチャック爪4aを有し、主軸3内に挿通されたチャックドローバ(図示せず)を介して、油圧シリンダ等のチャック開閉装置7により、チャック爪4aの開閉が行われる。
ローダ8はガントリ形式のものであり、架設レール9上を走行する走行台10に、前後移動台11が前後(Z軸方向)移動自在に設置され、前後移動台11に昇降自在に設置された昇降ロッド12の下端にローダチャック13が設けられている。ローダチャック13は、ワークWを把持する開閉可能なチャック爪13aを有している。
工作機械制御装置15は、コンピュータ式の数値制御装置(NC)およびプログラマブルコントローラ(PC)からなり、加工プログラム16を演算制御部17で解読して実行する。加工プログラム16における各軸の駆動に関する命令は、各軸毎に設けられたサーボコントローラを介して、工作機械1の各軸のモータに伝えられる。図では、主軸モータ5を制御するサーボコントローラ9のみを示してある。サーボコントローラ9は、主軸モータ5に設けられたパルスコーダ等の位置検出器5aの検出値を用い、位置フィードバック制御を行うものとされている。加工プログラム16におけるシーケンス制御命令は、演算制御部17からシーケンス制御部18に転送され、シーケンス制御部18から工作機械1の各部の制御指令が与えられる。シーケンス制御部18は、チャック開閉指令部18aを有していて、主軸チャック4を開閉させるチャック開閉装置7は、チャック開閉指令部18aの指令に従って開閉動作を行う。
ローダ制御装置20は、ローダプログラム(図示せず)に従ってローダ8を制御する装置であり、工作機械制御装置15と交信を行いながら、工作機械1の動作に応じてローダ8の制御を行う。ローダ制御装置20は、チャック開閉指令部21を有し、その指令によりローダチャック13を開閉させる。
このチャックのワーク把持確認装置は、上記構成において、チャック4を把持確認のために回転させる回転手段22と、チャック4が回転している状態で、チャック4が閉じた時に、チャック4の回転動作が抑制されることを検知する回転抑制検知手段23と、この検知手段23の回転動作抑制の検知により、チャック4がワークWを把持したと判定するワーク把持判定手段24とを設けたものである。
回転手段22は、例えば加工プログラム16に、チャック閉命令25に続いて記述されたチャック回転命令からなる。回転手段22は、微低速で回転させる命令とされるが、さらにトルク制限を掛ける命令を含むものとしても良い。
回転抑制検知手段23は、例えば、主軸モータ5のモータ電流の変化の検出により、チャック4の回転動作が抑制されることを検知するものとされる。回転抑制検知手段23は、サーボコントローラ9に設けられ、またはサーボコントローラ9と主軸モータ5との間に設けらる。
ワーク把持判定手段24は、チャック開閉指令部18aよりチャック閉指令が出力された状態で、回転抑制検知手段23より回転抑制の検知信号を受けることで、チャック4がワークWを把持したと判定する。また、ワーク把持判定手段24は、把持したと判定したときに、回転手段22によるチャック4の回転を停止させる。
回転抑制検知手段23の出力する回転抑制の検知信号は、電流値などを示すアナログ信号であっても良く、また電流値などを所定の閾値で判定したオンオフの2値信号であっても良い。回転抑制検知手段23の出力がアナログ信号の場合は、ワーク把持判定手段24により2値信号に変換して把持判定に用いる。
上記の構成は、ローディング時の把持確認を行う場合につき説明したが、アンローディング時におけるローダチャック13の把持確認を行わせる場合は、次の構成とする。この場合、回転手段22は、上記と同じく例えば加工プログラム16に記述されたチャック回転命令からなるが、チャック閉命令25の後ではなく、アンローディングを行う命令記述箇所に記述される。また、回転抑制検知手段23は、チャック4からワークWを受け取る相手側チャックであるローダチャック13が閉じた時に、チャックの回転動作が抑制されることを検知するものとされる。ワーク把持判定手段24は、回転抑制検知手段23の回転動作抑制の検知により、ローダチャック13がワークを把持したと判定する。
上記構成の動作を説明する。ローディング時は、図1(B)に示すように、チャック4が開いている状態で、前記回転手段22がチャック4を低速で回転させる。この回転状態で、ローダチャック13がチャック4へワークWを搬送する。この搬送されたワークWを、チャック4が閉じて把持する。この把持により、同図(A)に想像線で示すように、ワークWはチャック4とローダチャック13との両方で掴まれた状態となる。このため、チャック4の回転動作が抑制される。この回転動作が抑制されることを、回転抑制検知手段23が、主軸モータ5の電流値が増大したことなどから検知する。回転抑制検知手段23が回転抑制を検知すると、ワーク把持判定手段24は、チャック4がワークWを把持したと判定する。判定後は、主軸モータ5を停止させる。
このように、チャック4の回転動作の抑制を検出して同チャック4の把持確認を行うようにしたため、特別な装置を設けることなく、チャック4がワークWを把持したことを検知でき、次の工程に素早く進めることが可能なる。なお、ワークWを回転状態のチャック4により掴むが、チャック4の回転を十分に低速にしておけば、掴み時に傷が生じることが回避される。特に、ワークWが素材の場合は、後に削られるため、僅かな傷があっても問題とはならない。チャック4を低速で回転させるときに、トルク制限を掛けておけば、傷が付くことがさらに確実に防止できる。
アンローディング時は、同図(A)のようにチャック4が閉じた状態で、回転手段22がチャック4を回転させる。この回転している状態で、ローダチャック13がチャック4のワークWを把持可能な位置へ来る。ローダチャック13が閉じると、ワークWはチャック4とローダチャック13との両方で掴まれた状態となるため、チャック4の回転動作が抑制される。この回転動作が抑制されることを回転抑制検知手段23が検知する。回転抑制検知手段23が回転抑制を検知すると、ワーク把持判定手段24は、ローダチャック13がワーク3を把持したと判定する。
図2は、アンロード時の各部の命令および動作を示すタイムチャートである。回転命令(同図(A))(図1のチャック回転命令(22))から、応答時間を経て主軸3が回転する。主軸3の回転により、主軸モータ5には外乱負荷(C)が生じる。この外乱負荷は、ローダチャック13が閉じることで大きくなる。この外乱負荷の変化から、ローダチャック13によるワークWの把持が確認できる。これにより、従来のようなタイマー確認による大雑把な判断シーケンスを排除し、最適な動作確認をさせることが可能となる。
図3は、この発明における第2の発明に対応する実施形態を示す。この実施形態において、特に説明した事項の他は、図1,図2に示す第1の実施形態と同様であり、図1と対応する部分は同一符号を付して重複する説明を省略する。
この実施形態のチャックのワーク把持確認装置は、チャック4を発振させる発振手段27と、チャック4が発振している状態で、チャック4が閉じた時に、チャック4の発振動作が抑制されることを検知する発振抑制検知手段23Bと、この検知手段23Bの発振動作抑制の検知により、チャック4がワークWを把持したと判定するワーク把持判定手段24Bとを備える。
発振手段27は、例えばサーボコントローラ19における主軸モータ5を位置フィードバック制御するループゲインについて、チャック4の回転停止時に止まらずに発振状態が続く程度の大きな値に設定する手段とされる。すなわち、加工プログラム16の回転停止命令26の後に、チャック閉命令25が記述されるが、回転停止命令26によるチャック4の回転停止時に、発振が生じるようにルーフゲインを設定する。サーボコントローラ19は、位置ループゲインが可変のものとされ、例えば加工プログラム16における回転停止命令26の前に、上記位置ルーフゲインを発振が生じる値に変更する命令(図示せず)を設けておく。
発振抑制検知手段23Bは、第1の実施形態と同様に、主軸モータ5のモータ電流の変化から発振の抑制を検知するか、あるいはサーボコントーラ19における位置偏差の変化により発振の抑制を検知するものとされる。
ワーク把持判定手段24Bは、検知信号を発振抑制検知手段23Bから得るが、把持の判定後は、サーボコントローラ19のループゲインを正常値に戻す。これらの他は、第1の実施形態におけるワーク把持判定手段24と同様である。
上記の構成は、ローディング時の把持確認を行う場合の構成であるが、アンローディング時におけるローダチャック13の把持確認を行わせる場合は、次の構成とする。この場合、発振手段27は、上記と同じくサーボコントローラ19における位置ループゲインとされるが、チャック閉命令25のスピンドル回転停止命令26ではなく、アンローディングを行う前の回転停止命令による回転停止時に発振させる。回転抑制検知手段23Bは、チャック4からワークWを受け取る相手側チャックであるローダチャック13が閉じた時に、チャック4の発振動作が抑制されることを検知するものとされる。ワーク把持判定手段24Bは、発振抑制検知手段23Bの発振動作抑制の検知により、ローダチャック13がワークを把持したと判定する。
この構成の場合、チャック4とローダチャック13とのワークWの受渡し前に、位置ループゲインを上げて僅かに発振させておき、両チャック4,13による両掴みとなった状態で発振が抑制されることを発振抑制検知手段23Bが検知し、ワーク把持反転手段24Bにより把持が確認される。そのため、この実施形態においても、特別な装置を設けることなく、チャック4がワークWを把持したことを検知でき、次の工程に素早く進めることが可能なる。この実施形態の場合は、周波数の高い振動状態でワークWを把持するため、第1の実施形態のように一方向に低速回転させる場合に比べて、把持したときにワークWに傷が付く可能性が低い。
図4は、この発明における第3の発明に対応する実施形態を示す。この実施形態において、特に説明した事項の他は、図1,図2に示す第1の実施形態と同様であり、図1と対応する部分は同一符号を付して重複する説明を省略する。
この実施形態のチャックのワーク把持確認装置は、ワークWを把持する第1のチャックであるチャック4を移動させる判定用移動手段29と、チャック4が移動している状態で、チャック4が閉じた時に、チャック4のチャックの移動動作が抑制されることを検知する移動抑制検知手段23Cと、この検知手段23Cの移動抑制の検知により、チャック4がワークWを把持したと判定するワーク把持判定手段24Cとを備える。
判定用移動手段29で行わせるチャック4の移動は、第1の実施形態と同様に回転であっても、第2の実施形態と同様に発振であっても、さらに直線移動であっても良い。直線移動は、例えば主軸台2が進退可能とされた形式の工作機械の場合に、その主軸台2を進退させる機構に適用される。
上記の構成は、ローディング時の把持確認を行う場合の構成であるが、アンローディング時の把持確認を行わせる場合は、移動抑制検知手段23Cは、第2のチャックであるローダチャック13が閉じた時に、第1のチャックであるチャック4の移動動作が抑制されることを検知するものとされる。また、ワーク把持判定手段24Cは、移動抑制検知手段23Cの移動抑制の検知により、第2のチャックであるローダチャック13がワークWを把持したと判定する。
この実施形態の場合も、第1および第2の実施形態と同様に、特別な装置を設けることなく、チャック4またはローダチャック13がワークWを把持したことを検知して次の工程に素早く進めることが可能なる。
(A)はこの発明の第1の実施形態にかかるチャックのワーク把持確認装置の概念構成を示すブロック図、(B)はその動作説明図である。 同ワーク把持確認装置で用いる各部の指令および動作状態を示すタイムチャートである。 この発明の他の実施形態にかかるチャックのワーク把持確認装置の概念構成を示すブロック図である。 この発明のさらに他の実施形態にかかるチャックのワーク把持確認装置の概念構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…工作機械
2…主軸台
3…主軸
4…チャック
5…主軸モータ
7…チャック開閉装置
8…ローダ
13…ローダチャック
13a…チャック
15…工作機械制御装置
16…加工プログラム
17…演算制御部
18…シーケンス制御部
18a…チャック開閉指令部
19…サーボコントローラ
20…ローダ制御装置
21…チャック開閉指令部
22…回転手段
23…回転抑制検知手段
23B…発振抑制検知手段
23C…移動抑制検知手段
24,24B,24C…ワーク把持判定手段
27…発振手段
29…判定用移動手段
W…ワーク

Claims (3)

  1. 主軸の先端にワークを把持するチャックを有する工作機械と、前記チャックに対してワークの受渡しを行うチャックを有するローダとを備える設備の制御装置に設けられて、両方のチャックでワークを掴む状態を経て両チャック間でワークの受渡しを行うときに、いずれかのチャックがワークを把持したことを確認する装置であって、
    前記チャックを有する主軸の駆動用のモータを、前記ワークの受渡しを行うときに回転させる回転手段と、前記主軸のチャックが前記主軸と共に回転している状態で、このチャックが閉じた時、またはこのチャックからワークを受け取るローダのチャックである相手側チャックが閉じた時に、前記主軸のチャックの回転動作が抑制されることを検知する回転抑制検知手段と、この検知手段の回転動作抑制の検知により、前記主軸のチャックまたは相手側チャックがワークを把持したと判定するワーク把持判定手段とを備えたチャックのワーク把持確認装置。
  2. 主軸の先端にワークを把持するチャックを有する工作機械と、前記チャックに対してワークの受渡しを行うチャックを有するローダとを備える設備の制御装置に設けられて、両方のチャックでワークを掴む状態を経て両チャック間でワークの受渡しを行うときに、いずれかのチャックがワークを把持したことを確認する装置であって、
    前記チャックを有する主軸の駆動用のモータを、前記ワークの受渡しを行うときに発振させる発振手段と、この主軸のチャックが前記主軸と共に発振している状態で、前記主軸のチャックが閉じた時、または前記主軸のチャックからワークを受け取るローダのチャックである相手側チャックが閉じた時に、チャックの発振動作が抑制されることを検知する発振抑制検知手段と、この検知手段の発振動作抑制の検知により、前記主軸のチャックまたは相手側チャックがワークを把持したと判定するワーク把持判定手段とを備えたチャックのワーク把持確認装置。
  3. 主軸の先端にワークを把持する第1のチャックを有する工作機械と、前記チャックに対してワークの受渡しを行う第2のチャックを有するローダとを備える設備の制御装置に設けられて、両方のチャックでワークを掴む状態を経て両チャック間でワークの受渡しを行うときに、いずれかのチャックがワークを把持したことを確認する装置であって、
    前記第1のチャックを移動させる駆動源に対して移動の命令を与える判定用移動手段と、第1のチャックが移動している状態で、第1のチャックが閉じた時、または第1のチャックからワークを受け取る相手側チャックである第2のチャックが閉じた時に、第1のチャックの移動動作が抑制されることを検知する移動抑制検知手段と、この検知手段の移動抑制の検知により、第1のチャックまたは第2のチャックがワークを把持したと判定するワーク把持判定手段とを備えたチャックのワーク把持確認装置。
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