JP4634204B2 - 電子部品実装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品を装着ヘッドに設けた吸着ノズルで吸着して、基板に実装する電子部品実装装置に関するものであり、特に、電子部品の吸着ミスを確実に検知することができる電子部品実装装置に関するものである。
従来より、電子部品の吸着状態を認識するものとして、特許3038905号(特許文献1)や、特許3269041号(特許文献2)や、特開2003−133791号(特許文献3)が知られている。
特許文献1は、垂直方向に設けた、投光部と受光部を相対させた、複数の走査線からなる一次元光センサを備えている。そして、吸着された電子部品が、この一次元光センサの走査線を横切るように移動し、電子部品の二次元画像情報を得るものである。
特許文献2は、吸引エアーの流量を流量センサで計測し、その実流量と予め記憶された設計流量を比較して、ノズル詰まり等を検出するものである。
特許文献3は、吸引エアーの流量を流量センサで計測し、その実流量と予め記憶された設計流量を比較して、電子部品の吸着有無や吸着状態の良否を検出するものである。
特許3038905号 特許3269041号 特開2003−133791号
しかしながら、特許文献1の装置は、二次元画像情報を得るために、その処理に時間を要し、また、装置が高価なものになった。
特許文献2、3の装置は、流量センサだけで電子部品の有無や吸着状態の良否を検出しているので、検出流量の増減が僅かな場合等に、信頼性に欠けるという問題があった。また、部品の横立ちによる、吸着ミスを確実に検知することができないという問題があった。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、電子部品の吸着ミスを確実に検出することができる安価な装置を提供することを目的とする。
また、電子部品の吸着ミスを短時間に検出することができる装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
電子部品を吸着する吸着ノズル(10)と、
前記吸着ノズルを上下動させる上下動手段(13)と、
前記吸着ノズルを保持して水平方向に移動可能な装着ヘッド(7)と、
前記装着ヘッドに設けられ、投光部と受光部とからなる光センサ(19、25、27、28)と、
前記吸着ノズルと真空発生装置を接続する空気吸引通路に配置された流量センサ(16)と、
前記吸着ノズルに吸着された電子部品を基板に搭載するように制御する制御手段を備えた電子部品実装装置において、
前記制御手段は、前記光センサにより吸着された電子部品の高さデータを取得する工程と、前記流量センサにより空気流量を計測する工程と、これらの実測値を予め設定された設定値と比較する比較工程と、前記比較工程に基づき電子部品の吸着有無と、その吸着姿勢の良否を判定する判定工程を備え、
前記制御手段は、
前記電子部品の高さデータの実測値と予め設定された設定値との比較により電子部品の非吸着と横立ちを判定し、当該判定の結果、電子部品の非吸着と横立ちの何れでもないと判定された場合、前記空気流量の実測値と予め設定された設定値との比較により電子部品の正常吸着と斜立ちを判定する。
請求項1記載の発明によれば、安価な装置で電子部品の吸着ミスを確実かつ、短時間に検出することができる。
また、電子部品の横立ち、斜め立ち等の吸着ミスを確実に検出することができる。
この発明の第1実施形態を図1から図6に基づいて説明する。
図1は電子部品実装装置の概要を示す斜視図である。
図2はその装着ヘッドの拡大斜視図である。
図3は吸着ノズルと流量センサの配置を示す斜視図である。
図4、図5は電子部品の吸着状態を検出する手順を示すフローチャートである。
図6は電子部品の吸着状態を示す正面図である。
電子部品実装装置は、基台1の中央部のX方向に一対の搬送路2が設置されている。搬送路2は、電子部品を実装する基板3をX方向に搬送する。また、搬送路2の上端部には、不図示の基板保持部が設置されている。この基板保持部は、搬送された基板3を所定位置で、保持し、位置決めするものである。
搬送路2の両側には、電子部品の供給部4が配置されている。各供給部4には、多数のテープフィーダ5が並設されている。テープフィーダ5は、電子部品を収納したテープを支持し、このテープをピッチ送りして電子部品を供給する。
基台1上面の両端部には、Y方向に、一対のY軸フレーム8が設置されている。一対のY軸フレーム8上には、X軸フレーム6がその両端部を支持されている。Y軸フレーム8には、不図示のモータとベルト等によるY軸移動手段が設けられている。Y軸移動手段を駆動すると、X軸フレーム6がY方向に水平移動する。
X軸フレーム6には、装着ヘッド7が設けられている。X軸フレーム6には、不図示のモータとベルト等によるX軸移動手段が設けられている。X軸移動手段を駆動すると、装着ヘッド7がX方向に移動する。
基台1上面の搬送路2と供給部4の間には、カメラ9が配置されている。カメラ9は、装着ヘッド9の移動経路に、対向するように配置されている。そして、カメラ9は、装着ヘッド7や吸着ノズル10を下方から撮像し、電子部品を認識して、その位置ズレを検出する。
次に、図2を参照して装着ヘッド7の構成を説明する。
装着ヘッド7は、マルチタイプであり、4組の単位装着ヘッド7aから構成されている。各単位装着ヘッド7aには、上下方向にノズルシャフト11が設けられている。このノズルシャフト11上端部には、独立して駆動するθ軸モータ12が連結されている。θ軸モータ12が回転すると、ノズルシャフト11はその軸心を中心に回転する。
また、ノズルシャフト11は、不図示のギアを介して、上下動手段としてのZ軸モータ13に連結されており、Z軸モータ13を駆動するとノズルシャフト13が上下動する。各ノズルシャフト11の先端には、吸着ノズル10が装着されている。
吸着ノズル10の下端側には、単位装着ヘッド7aごとに、投光器17、受光器18からなる、光センサとしての光電センサ19が配されている。
光電センサ19の投光器17から発せられた光は、受光器18に入光するように、一直線上に配置され、それぞれ装着ヘッド7に固定されている。また、光電センサ19は、点発光するポイントタイプであり、その光軸が吸着ノズル10の下端側と交差可能である。
装着ヘッド7には、不図示の基板認識カメラが備え付けられており、装着ヘッド7を移動させて、この基板認識カメラにより、基板マークを撮像し、位置決め保持された基板の位置を認識する。
次に、図3を参照して、吸着ノズル10に付設された吸引機構について説明する。
ノズルシャフト11は中空で、その下端には吸着ノズル10が装着されている。吸着ノズル10は、先端に向けて貫通する吸着孔が形成されている。この吸着孔とノズルシャフトを貫通する中空孔11aで、空気吸引通路を形成する。この空気吸引通路のノズルシャフト11には、上流側から順に真空発生装置15、流量センサ16が取付けられている。真空発生装置15は、圧縮空気を噴射して、真空を発生するエジェクタ式真空装置である。また、流量センサ16は、下流側と上流側の温度差に基づいて、空気吸引通路の流量を計測するものである。そして、真空発生装置15の作動により、空気吸引通路に発生した空気流量を流量センサ16が計測する。
次に、電子部品実装装置を制御する不図示のコントローラ(制御手段)を説明する。
コントローラは、装置全体を制御するマイクロコンピュータ(CPU)とRAM、ROMやフラッシュメモリから構成されている。これらのメモリには、電子部品ごとに、予め設定された設計値としての高さデータや空気流量データ等が記憶されている。
また、コントローラには、X軸移動手段のモータ、Y軸移動手段のモータ、θ軸モータ12、Z軸モータ13、光電センサ19、真空発生装置15、流量センサ16等が接続されている。
次に、図4、図5、図6を参照して、電子部品の吸着状態を検出する手順を説明する。
以下の動作は、制御手段としてのコントローラにより実行される。
電子部品の実装動作が開始されると、最初に搬送路2に基板3が搬入され、基板3は、X方向に搬送される。そして、所定位置で、不図示の基板保持部により、位置決め保持される(S1)。
次に、装着ヘッド7を移動させて、不図示の基板認識カメラにより、基板マークを撮像し、位置決め保持された基板の位置を認識する(S2)。
次に、装着ヘッド7を供給部4に向けて移動する(S3)。
次に、供給部4への移動中に、電子部品を吸着していない吸着ノズル10に対して、Z軸モータ13を駆動させる。そして、ノズルシャフト11を徐々に下降させて、光電センサ19の出力値が急激に変化した場合、この時のZ軸高さをZ軸モータ13のエンコーダより出力する。このZ軸高さをZ0(吸着ノズル下端を認識した値)とし、フラッシュメモリに記憶させる(S4)。
次に、前回の同種の吸着ノズルを用いて測定した、電子部品を吸着してない状態でのZ0a値と、S4でのZ0値とを比較し、その差|Z0a−Z0|が設定値より大きい場合は異常(電子部品の持ち帰り等)と判断してS13に進み、設定値範囲内の場合S6に進む(S5)。
次に、供給部4への移動中に、真空発生装置15を駆動させる。そして、電子部品を吸着していない吸着ノズル10に対して、流量センサ16を用いて、空気吸引通路の流量を計測する。この空気流量をF0とし、フラッシュメモリに記憶させる(S6)。
次に、前回の同種の吸着ノズルを用いて測定した、電子部品を吸着してない状態でのF0a値と、S7でのF0値とを比較し、その差|F0a−F0|が設定値より大きい場合は異常(ノズル詰まり)と判断してS13に進み、設定値範囲内の場合S8に進む(S7)。
次に、装着ヘッド7が供給部4に移動した後、吸着ノズル10を下降させて、電子部品を吸着した後、吸着ノズル10を上昇させる(S8)。
次に、S9で吸着ノズル10を上昇させる際に、光電センサ19の出力値が急激に変化した場合、この時のZ軸高さをZ軸モータ13のエンコーダより出力する。このZ軸高さをZ1(吸着した電子部品の下端面を認識した値)とし、フラッシュメモリに記憶させる(S9)。
次に、S9で吸着ノズル10を上昇させる際に、真空発生装置15を駆動させる。そして、電子部品を吸着している吸着ノズル10に対して、流量センサ16を用いて、空気吸引通路の流量を計測する。この空気流量をF1とし、フラッシュメモリに記憶させる(S10)。
次に、図5のフローチャートに基づき、先に計測した、Z0、Z1、F0、F1値を用いて、電子部品の吸着状態を判定する(S11)。
最初に、Z軸高さデータの差|Z0−Z1|(電子部品厚さデータ)と、部品種ごとに予め設定された値(設定値:Zx〜Zy)を比較し、設定値より小さい場合は非吸着と判断し、設定値より大きい場合は図6(b)に示す横立ち、図6(c)に示す縦立ちと判断し、設定値の範囲内の場合は次のステップS11Bに進む(S11A)。
なお、図6(b)に示す横立ち状態とは、電子部品の一側面を吸着ノズルが吸着し、底面基準で、通常よりΔZ1吸着ノズルが上昇している状態である。また、図6(c)に示す縦立ち状態とは、電子部品の他の側面を吸着ノズルが吸着し、底面基準で、通常よりΔZ2吸着ノズルが上昇している状態である。
次に、電子部品吸着前と吸着後の、流量センサの出力差|F0−F1|と、部品種ごとに予め設定された値(設定値:Fx)を比較し、設定値以下の場合は図6(d)に示す斜め立ちと判断し、設定値より大きい場合は図6(a)に示す正常吸着と判断する(S11B)。
斜め立ち状態とは、図6(d)に示すように、電子部品の角部を吸着し、高さデータが正常吸着と略同一のものである。
次に、図4に戻り、部品吸着状態が正常かどうか判断する。上記ステップで、非吸着、横立ち、縦立ち、斜め立ちの場合、正常でないと判断しS13に進み、正常吸着の場合S14に進む(S12)。
S5でZ0が正常でない場合や、S7でF0が正常でない場合や、S12で正常吸着でない場合は、吸着姿勢不良としての横立ち、縦立ち、斜め立ちと、非吸着等の吸着ミスや、ノズル装着不良やノズル選択不良等と判断する。そして、実装動作を停止し、警報装置により異常を作業者に知らせ、エラー処理が終了したらS3に進む(S13)。
次に、正常吸着の場合、装着ヘッド7をカメラ9と対向する位置に移動させた後、吸着した電子部品の認識を行う(S14)。
次に、認識結果に基づいて、装着ヘッド7が基板3の所定位置に移動し、θ軸モータ12を駆動させて位置調整した後、Z軸モータ13を駆動させて電子部品を基板3に搭載する(S15)。
次に、全部品の実装が完了したかどうかを判断し、完了してない場合はS3に戻り、完了した場合は、実装動作を終了する。
上記第1実施形態によれば、光センサ19により吸着された電子部品の高さデータを取得する工程と、前記流量センサ16により空気流量を計測する工程と、これらの実測値を予め設定された設計値と比較する比較工程と、前記比較工程に基づき電子部品の吸着有無と、その吸着姿勢の良否を判定する判定工程を備えている。このため、電子部品の吸着ミスを確実かつ、短時間に検出することができる。
また、前記電子部品の高さデータの比較により電子部品の非吸着と横立ちを判定し、前記空気流量データの比較により電子部品の正常吸着と斜立ちを判定している。このため、電子部品の横立ち等の吸着ミスを確実に検出することができる。
次に、この発明の第2実施形態を図7、図8、図9に基づいて説明する。
第2実施形態は、第1実施形態と異なるタイプの光センサを使用しており、その構造と吸着状態の判定のみ説明し、他は省略する。
図7は、アナログ出力タイプ光電センサ(光センサ)の斜視図である。図8は、同タイプの光センサを用いて電子部品の認識を行う場合の説明図である。図9は、同タイプの光センサを用いた場合のセンサ出力と遮光面積の関係を示す説明図である。
アナログ出力タイプの光センサ(光電センサ)25は、投光部21と、不図示の受光部からとから構成されている。投光部21は、発光ダイオード等からなる光源と、光源から発せられた、光軸23を絞るために形成された長方形の窓を有するスリット(可変手段)22からなる。また、不図示の受光部の受光範囲は、投光部の投光範囲22aと略一致する。そして、光電センサ25の投光器から発せられた光は、受光器に入光するように、一直線上に配置され、それぞれ装着ヘッド7に固定されている。
光電センサ25の投光部からは光が発せられ、投光側の窓と受光側の窓とを直線上に結んだ範囲を検出範囲22aとする。検出範囲22aは、図8(a)に示すように正常吸着された電子部品20の側面と同形状の長方形に設定され、その大きさは電子部品より僅かに大きく設定されている。そして、図8(b)の横立ち、(c)の縦立ち、(d)の斜め立ちの場合、検出範囲22aから電子部品がはみ出してしまい、受光量が増加し、センサ出力が増加する。一方、電子部品が吸着されなかった場合、電子部品が光軸を遮る面積、遮光面積が0となり、センサ出力は最大Gmaxとなる。
次に、第2実施形態の動作について説明する。
第2実施形態は、第1実施形態と、吸着測定位置と吸着状態の判定工程が異なる。この異なる部分を説明し、他は省略する。
以下の動作は、制御手段としのコントローラにより実行される。
電子部品20を吸着した吸着ノズル10は、Z軸モータ13が駆動されると上昇する。そして、吸着ノズル10の下端と、光電センサ25の投光範囲22aの上端部が一致する位置に移動すると、光電センサ25から光が照射される。そして、電子部品の吸着状態(遮断面積)に応じて、光電センサ25の受光部の受光量が変化し、光電センサ25の出力値が変化する。例えば、正常吸着はGa、横立ち吸着Gb、縦立ち吸着Gc、斜め立ち吸着Gd、非吸着Gmaxとなる。
そして、計測値と、コントローラに予め設定された正常吸着の設定値Gx〜Gy(Ga±0.5V)と比較し、Gx〜Gyの範囲内にあるGa値は正常吸着と判定する。また、Gx1〜Gy1の範囲内であるGbを横立ち吸着と、Gx2〜Gy2の範囲内であるGdを斜め立ち吸着と、Gx3〜Gy3の範囲内であるGcを縦立ち吸着と、Gmaxを非吸着と判定することができる。
第2実施形態は、第1実施形態に比べて、吸着ノズル10を所定高さに設定して、部品吸着有無や、吸着姿勢の良否判定することができ、認識時間を短縮することができる。また、第2実施形態では、吸着される電子部品の形状に応じて、可変手段としてのスリット22を変更して、検出範囲22aを変更することもできる。
また、第2実施形態では、複数の受光量設定値、正常吸着設定範囲、斜め立ち吸着範囲、横立ち吸着範囲、斜め立ち吸着範囲、非吸着設定範囲を有しているので、電子部品の正常吸着と、横立ち吸着、縦立ち吸着、斜め立ち吸着、非吸着等の吸着ミスとをより短時間に検出することができる。
この発明は上記実施形態に限定されることなく、種々変更可能である。
例えば、第1実施形態では、電子部品を吸着していない状態でのZ軸高さデータZ0とZ0aを比較して電子部品の持ち帰りを判定していた。これに代えて、電子部品を吸着した状態でのZ軸高さデータZ1と前回のZ軸高さデータZ1aを比較して、大きく異なる場合は、電子部品の持ち帰りであると判定することも容易に考えられる。
また、第1実施形態では、電子部品を吸着していない状態での空気流量F0とF0aを比較してノズル詰まりを判定していた。これに代えて、電子部品を吸着した状態での空気流量F1と前回の空気流量F1aを比較して、大きく異なる場合は、ノズル詰まりであると判定することも容易に考えられる。
また、Z1とZ1a、F1とF1aの比較結果に大きな差がない場合は、フラッシュメモリ内の記憶されている値は、それぞれ上書き保存された後、次の実装動作を行うことも容易に考えられる。
また、上記実施形態では、光センサ19,25を各吸着ノズルごとに設けたが、これに代えて、図10のように、一組の光センサ28、29を設置し、各Z軸モータ13を昇降させて、個別に吸着された電子部品を認識することも容易に考えられる。
また、第2実施形態の投光範囲22aの形状は、長方形に限らず種々変更可能である。
例えば、図12に示すように、検出範囲が吸着した電子部品に比べて、大きすぎたり、小さすぎたりした場合、検出範囲を変更することができる可変手段を用いることもできる。
この可変手段は、複数のスリットを設けた一対の遮光板29、30から構成されている。電子部品の大きさに応じて、この遮光板29、30を回転させて、最適な検出範囲22aを得るようにすることも容易に考えられる。そして、検出範囲を小さくした場合は、光センサのアンプゲインを上げ、検出範囲を大きくした場合は、光センサのアンプゲインを下げ、最適な検出感度にすることも容易に考えられる。
また、第2実施形態では、複数の受光量設定値、正常吸着設定範囲、斜め立ち吸着範囲、横立ち吸着範囲、斜め立ち吸着範囲、非吸着設定範囲を有しているが、これに代えて、正常吸着設定範囲と、それ以外の吸着ミス範囲とに設定することも容易に考えられる。
また、第1実施形態に第2実施形態の光センサを用いることも容易に考えられる。
また、上記実施形態のエラー処理に関して、吸着ミスの場合部品廃棄をしたり、ノズル詰まりの場合ノズル洗浄やノズルシャフト内のフィルター交換等を実施しても良い。
第1実施形態の電子部品実装装置の概要を示す斜視図である。 第1実施形態の装着ヘッドの拡大斜視図である 第1実施形態の吸着ノズルと流量センサの配置を示す斜視図である。 第1実施形態のフローチャートである。 第1実施形態のフローチャートである。 第1実施形態の電子部品の吸着状態を示す正面図である。 第2実施形態の光電センサ(光センサ)の斜視図である。 第2実施形態の電子部品の認識を行う場合の説明図である。 第2実施形態のセンサ出力と遮光面積の関係を示す説明図である。 他の実施形態の、装着ヘッドの拡大斜視図である。 他の実施形態のノズル先端詳細図である。 他の実施形態の、装着ヘッドの拡大斜視図である。
符号の説明
10・・・吸着ノズル
13・・・Z軸モータ(上下動手段)
7・・・・装着ヘッド
19・・・光電センサ(光センサ)
16・・・流量センサ
25・・・光センサ
27・・・光センサ
28・・・光センサ
22・・・スリット(変換手段)
29・・・変換手段
30・・・変換手段

Claims (1)

  1. 電子部品を吸着する吸着ノズルと、
    前記吸着ノズルを上下動させる上下動手段と、
    前記吸着ノズルを保持して水平方向に移動可能な装着ヘッドと、
    前記装着ヘッドに設けられ、投光部と受光部とからなる光センサと、
    前記吸着ノズルと真空発生装置を接続する空気吸引通路に配置された流量センサと、
    前記吸着ノズルに吸着された電子部品を基板に搭載するように制御する制御手段を備えた電子部品実装装置において、
    前記制御手段は、
    前記光センサにより吸着された電子部品の高さデータを取得する工程と、前記流量センサにより空気流量を計測する工程と、これらの実測値を予め設定された設定値と比較する比較工程と、前記比較工程に基づき電子部品の吸着有無と、その吸着姿勢の良否を判定する判定工程を備え、
    前記制御手段は、
    前記電子部品の高さデータの実測値と予め設定された設定値との比較により電子部品の非吸着と横立ちを判定し、当該判定の結果、電子部品の非吸着と横立ちの何れでもないと判定された場合、前記空気流量の実測値と予め設定された設定値との比較により電子部品の正常吸着と斜立ちを判定することを特徴とする電子部品実装装置。
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