JP4631225B2

JP4631225B2 - Twin rings and notebooks

Info

Publication number: JP4631225B2
Application number: JP2001210887A
Authority: JP
Inventors: 隆大濱
Original assignee: Kokuyo Co Ltd
Current assignee: Kokuyo Co Ltd
Priority date: 2001-07-11
Filing date: 2001-07-11
Publication date: 2011-02-16
Anticipated expiration: 2021-07-11
Also published as: JP2003025781A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はツインリング及びノート類に係り、更に詳しくは、用紙の一端側に形成された多数の綴じ穴に挿入されるツインリング及びノート類に関する。
【０００２】
【従来の技術】
周知のノート類においては、線材からなるリング状の綴じ具を用いて綴じられたタイプのものが知られている。この綴じ具は、金属等からなる線材を軸方向に沿って螺旋状に形成してなるスパイラルリングが存在し、当該スパイラルリングを用紙の一端側に形成された多数の綴じ穴に挿入することで一冊に綴じられたノート類を製作することができる。
【０００３】
しかしながら、スパイラルリングからなる綴じ具は、螺旋状に延びている構造であるため、ノート類を構成する用紙を見開き状態としたときに、左右の各用紙が上下方向に相対的にずれてしまうという不都合がある。また、スパイラルリングは、用紙からの抜け防止を図るために、螺旋の向きに対し、端部を反対側の向きとする必要があり、この逆向きの端部の存在によって用紙が部分的に捲り難くなるという不都合もある。そのため、最近では、図１０に示されるツインリング５０を綴じ具として採用することが主流となっている。
【０００４】
前記ツインリング５０は、従来のスパイラルリングと同様に、一本の線材（図１１参照）を用いて構成されるが、用紙Ｐの綴じ込み側縁ＰＥに沿って長さ若しくは幅が異なる二種のリング端５１，５２を交互且つ規則的な間隔をおいて位置させることで、各リング部５３が用紙Ｐの綴じ込み側縁ＰＥに対して略直交する方向（図１０では左右方向に沿う略水平方向）に位置可能となり、これにより、用紙Ｐを見開き状態にしても、左右の用紙Ｐ,Ｐが上下方向にずれることがないようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなツインリング５０は、図１１に示されるように、一本の線材を同一平面内でジグザグに形成した中間素材Ｌを用いること、及び、製造上の便宜から、円環状に加工する前の長尺な中間素材Ｌを用いて必要な長さ分に応じて切断したものを採用することから、最終形状として、線材の端部５４及び端Ｅ（図１０参照）がツインリング５０の両端にそのまま表れることなる。これらの端部５４，５４及び端Ｅ,Ｅは、ノート類Ｎの上端側及び下端側に向いた状態に突出する形状となり、そのため、端Ｅに別のノート、手帳、ペンケース、携帯電話のストラップ、衣服、印刷物等の他物が引っ掛かる虞を回避し得る対策を採ることが望ましい。
【０００６】
また、ツインリング５０に用いる線材は、金属線の外周に樹脂等で被覆したものを通常用いるが、端Ｅは前述した切断によって金属が露出することとなり、当該露出した線材の端面に経時的な錆等を発生する場合を生ずる。そのため、前述のように、端Ｅがノート類Ｎの上端側及び下端側にそれぞれ突出した形状では、他の書類等に錆が移り易いものとなる。
【０００７】
更に、ユーザーの取り扱い方によっては、用紙Ｐを捲り操作したときに、端Ｅに接する用紙Ｐ部分の綴じ穴５５回りを破いてしまったり、用紙Ｐの綴じ穴５５が端Ｅを乗り越えてしまう不都合も招来する。
【０００８】
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、線材の端に対して他物の引っ掛かりを生じ難くすることのできるツインリング及びノート類を提供することにある。
【０００９】
本発明の他の目的は、線材の端に発生し得る錆が、他の書類等に転移し難くする他、必要に応じて端の防錆を行うことのできるツインリング及びノート類を提供することにある。
【００１０】
本発明の更に他の目的は、用紙の綴じ穴周辺の部分的な破れを防止するとともに、綴じ穴が線材の端部から抜け出ることを防止することのできるツインリング及びノート類を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、線材により構成されるとともに、所定の綴じ穴に挿入された複数の略円環状リング部を備えてなるノート類のツインリングにおいて、
前記線材の端部は、線材の端が直近内側のリング部を形成する線材に向かうように曲げられて引っ掛かり防止形状とされる、という構成を採っている。このような構成とすることで、線材の端に他物が引っ掛かる虞を効果的に防止することができる。
【００１３】
また、本発明は、線材により構成されるとともに、所定の綴じ穴に挿入された複数の略円環状リング部を備えてなるノート類のツインリングにおいて、
前記線材の端部は、線材の端が直近内側のリング部を形成する線材に略接するように曲げられて引っ掛かり防止形状とされる、という構成を採ることができる。このような構成によれば、線材の端向きが従来のツインリングとは逆向きとなるため、前述した引っ掛かりを確実に防止することが可能となる。
【００１４】
更に、本発明は、線材により構成されるとともに、所定の綴じ穴に挿入された複数の略円環状リング部を備えてなるノート類のツインリングにおいて、前記線材の端部は、線材が少なくとも二本重なるように曲げられて引っ掛かり防止形状とされる、という構成も採用することができる。このような構成では、使用する線材が細いものであっても、端部を太くすることが可能となり、仮に、端部に他物が触れることがあっても引っ掛かりを生ずる虞も回避することができる。
【００１５】
また、本発明は、線材により構成されるとともに、所定の綴じ穴に挿入された複数の略円環状リング部を備えてなるノート類のツインリングにおいて、
前記線材の端は、対向隣接するリング部のリング端と、直近内側のリング端との間若しくはこれの近傍に位置して引っ掛かり防止形状とされる構成を採用することもできる。
【００１６】
更に、本発明は、請求項１ないし６の何れかに記載のツインリングを、用紙に備えられた多数の綴じ穴に挿入して構成されたノート類において、前記用紙は、表表紙、裏表紙及びこれら表紙間に位置する多数枚の筆記用紙により構成される、という構成を採っている。
【００１７】
また、前記線材の端部にカバーを設けてもよい。このような構成を採用した場合には、線材の端面もカバーによって覆われる構造となり、防錆対策をも講ずることができ、従来例のように、経時的に発生し得る錆が他の書類に転移するような虞も解消可能となる。
【００１８】
更に、前記線材の端を滑らかな円弧面に形成する、という構成も採ることができる。この円弧面の形成に際しては、線材の端自体を円弧状に加工する他、線材の端に樹脂等を接触させて当該樹脂等を溶融させること等で達成することができる。この場合、溶融した樹脂は、線材の外周面に設けられている樹脂製の被膜に溶け合って一体化するようになり、線材の端をカバーした状態を確実に維持することができる。
【００１９】
なお、本明細書において、「ツインリング」とは、一つの綴じ穴に対して、相互に略平行となる複数本の線材、例えば、二本の線材が通過するように構成されたものについて用いられる。また、「ノート類」とは、ノート、手帳の他、スケッチブック、書籍、写真集、カレンダー等、およそツインリングを用いて綴じ込むことのできるものを含む広い概念として用いられる。
【００２０】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【００２１】
図１には、本発明の実施例に係るノート類の概略斜視図が示され、図２には、その一部を拡大した概略斜視図が示されている。また、図３には、要部拡大平面図が示されている。これらの図において、ノート類Ｎは、多数の綴じ穴１０を備えた用紙Ｐと、前記綴じ穴１０内に挿入されたツインリング１１とにより構成されている。用紙Ｐは、表表紙Ｐ１及び裏表紙Ｐ２と、これら表紙Ｐ１，Ｐ２間に位置する多数枚の筆記用紙Ｐ３とにより構成されている。
【００２２】
前記ツインリング１１は、図４に示されるように、金属線の外周に樹脂被膜が設けられた一本の線材からなる中間素材Ｌを形成した後、仮想直線Ｃ位置を中心として中間素材Ｌの幅方向両側を図４中矢印で示す方向に湾曲することによって形成することができる。このツインリング１１は、中間素材Ｌの状態では短寸幅方向に延びて相互に略平行な位置をとる直線部１５と、これら直線部１５の軸方向両端側に位置して当該直線部１５と交差する第１及び第２の屈曲部１６，１７とからなり、これを湾曲してツインリング１１としたときに、前記直線部１５によりリング部２０が形成される一方、第１及び第２の屈曲部１６，１７によりリング端２１，２２が形成されることとなる。
【００２３】
前記第１及び第２の屈曲部１６，１７は、前記直線Ｃに沿って交互に所定ピッチで形成されている。そして、中間素材Ｌの状態で同一平面内に位置するジグザグ形状に設けられるとともに、第１の屈曲部１６の長さ若しくは幅は、第２の屈曲部１７の長さ若しくは幅よりも長く形成され、ツインリング１１として完成したときに、前記リング端２１，２２が相互に干渉することなく側面視略円環状の外形を保有することとなる。
【００２４】
また、中間素材Ｌからツインリング１１への形成は以下のようにして行われる。すなわち、ジグザグ形状の中間素材Ｌを予め略Ｃ字状に予備形成し、その後に必要な長さに応じて切断を行う。この切断によって生じた線材の両端部２５，２５を、直近内側の線材に向くように曲げ、次いで、最終的に側面視円環状となるように最終形成を行う。なお、図４では、本実施例に係るツインリング１１を平面的にそのまま展開した状態を示しているが、これは、図面を見易い状態にすべく便宜上示したことを了解されたい。
【００２５】
ツインリング１１として完成した状態では、両端部２５，２５がリング部２０の円周軌跡上に位置してノート類Ｎの上端側及び下端側に突出することがない引っ掛かり防止形状となる。本実施例では、前記両端部２５，２５の端Ｅ,Ｅは、図３に示されるように、直近内側の線材すなわちリング部２０に突き当たるように設けられているが、端Ｅとリング部２０との間に若干の隙間が生じるようにしてもよい。
【００２６】
従って、このような実施例によれば、ツインリング１１の両端Ｅ,Ｅが、ノート類Ｎの上端側及び下端側に突出しないため、従来のような突出に伴う他物との引っ掛かりを確実に防止することができる。
【００２７】
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。例えば、図５に示されるように、端部２５を緩やかに傾斜した形状とし、その端Ｅが直近内側のリング部２０を形成する線材に突き当たるように、或いは、リング部２０に対して若干の隙間が生じるように形成することもできる。これによれば、前記実施例と同様の効果を得ることができる他、特に、端部２５が平面視で湾曲した状態になるため、他物が接しても、当該他物に傷を付ける虞も防止することができる。
【００２８】
また、図６に示されるように、リング部２０を構成する最も外側の線材に対して端部２５を内方に曲げて二本がぴったりと重なるように形成してもよい。この例では、端部２５はリング部２０の円環状軌跡、すなわち円周軌跡上に一致する位置に設けられているが、図６中紙面直交方向に二本重なるようにする構成、つまり、端部２５が円周軌跡に沿う構成も採用できる。このような構成によっても、前記実施例と同様の効果を得ることができる。この際、端部２５の長さによっては、前記重なり本数が増加する場合も考えられる。
【００２９】
更に、図７に示されるように、前述した端部２５相当部分を切除した構成も採用することができる。この構成では、線材の端部はリング部２０の先端部により構成され、その端Ｅ１が対向隣接する図中右側のリング部２０と、そのリング端２２との交差部Ｃに略接する状態に設けられる。また、この構成では、端Ｅ１を湾曲面に形成する構成、或いは、端Ｅ１に樹脂塊を溶融することで、線材を被覆している図示しない樹脂被膜に一体化させて端面をカバーしたり、更には、端Ｅ１に湾曲面を形成する等の構成を採用することもできる。このような実施例によっても、他物との引っ掛かりを効果的に防止することができる。また、端Ｅ１及びリング部２０の端部回りに適宜なキャップ等を被せる構成も考えられる。
【００３０】
更に、図８に示されるように、端Ｅが対向隣接する図中右側のリング部２０のリング端２２と、直近内側（図中下側）のリング２１端との間若しくはこれの近傍に位置するように設けることもでき、このような構成によっても前述した引っ掛かり防止を図ることができる。
【００３１】
また、図９に示されるように、例えば、前述した綴じ穴１０の二つを一つに連続する大きさに形成し、この綴じ穴１０を通過するリング部２０を形成する線材の本数を増加させることもできる。この例では、特に限定されるものではないが、四本通過するように形成されているが、綴じ穴１０の大きさと、これを通過する線材の本数は、更に変更することができる。
【００３２】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、線材の端又は端部が引っ掛かり防止形状に設けられているため、線材の端に他物が引っ掛かる虞を防止することができる。
【００３３】
また、前記線材の端がリング部の略円周軌跡若しくは円周軌跡又はこれの近傍に位置する構成を採用したから、ノート類の上端側及び下端側に向かって突出する構成をなくすことができ、用紙の捲り操作に起因した用紙の破れ等も効果的に防止することができる。また、用紙捲り時に、最上段及び最下段の綴じ穴から線材の端部が外れることも効果的に防止し得る。
【００３４】
更に、線材の端部が二本重なるように曲げられる構成とした場合には、細い線材であっても、端部を太くすることが可能となり、仮に他物が引っ掛かることがあっても、当該他物に傷を付けたりする虞を回避することができる。
【００３５】
また、線材の端が直近内側のリング部を形成する線材に向かって曲げられる構成、或いは、線材の端が、直近内側のリング部に略接するように設けられた構成、又は、線材の端が対向隣接するリング部のリング端と、直近内側のリング端との間若しくはこれの近傍に位置する構成では、線材の端位置が従来のツインリングとは逆向きとなるため、前述した引っ掛かりを確実に防止することが可能となる。
【００３６】
更に、線材の端部にキャップなどからなるカバーを設けた場合には、線材の端面もカバーによって覆われる構造となり、防錆対策をも講ずることができ、経時的に発生し得る錆が他の書類に転移するような虞も解消可能となる。
【００３７】
加えて、線材の端を滑らかな円弧面に形成した構成では、意図的に他物に接触させても当該他物への傷付きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るツインリングが適用されたノート類の概略斜視図。
【図２】図１の要部拡大斜視図。
【図３】図１の要部拡大平面図。
【図４】ツインリングを形成する前の中間素材を示す概略斜視図。
【図５】前記実施例の変形例を示す要部拡大平面図。
【図６】前記実施例の他の変形例を示す要部拡大平面図。
【図７】前記実施例の更に他の変形例を示す要部拡大平面図。
【図８】前記実施例の他の変形例を示す要部拡大平面図。
【図９】前記実施例の更に他の変形例を示す要部拡大平面図。
【図１０】従来のツインリングを示す要部拡大平面図。
【図１１】従来のツインリングを形成する前の中間素材の概略斜視図。
【符号の説明】
１０綴じ穴
１１ツインリング
２０リング部
２１リング端
２２リング端
２５端部
Ｃ交差部
Ｅ端
Ｅ１端
Ｎノート類[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to twin rings and notebooks, and more particularly to twin rings and notebooks that are inserted into a large number of binding holes formed on one end side of a sheet.
[0002]
[Prior art]
Among known notebooks, a type of notebook that is bound using a ring-shaped binding tool made of a wire is known. This binding tool has a spiral ring formed by spirally forming a wire rod made of metal or the like along the axial direction, and the spiral ring is inserted into a large number of binding holes formed on one end side of the paper. Notebooks bound in one book can be produced.
[0003]
However, since the binding tool composed of a spiral ring has a structure extending in a spiral shape, when left and right sheets are spread apart, the left and right sheets are relatively displaced in the vertical direction. There is an inconvenience. In addition, in order to prevent the spiral ring from coming off from the paper, it is necessary that the end of the spiral ring be opposite to the direction of the spiral. There is also the inconvenience that it becomes difficult. Therefore, recently, it has become mainstream to employ the twin ring 50 shown in FIG. 10 as a binding tool.
[0004]
The twin ring 50 is configured by using a single wire (see FIG. 11) as in the conventional spiral ring. However, the twin ring 50 is different in length or width along the binding side edge PE of the paper P. The ring ends 51 and 52 are positioned alternately and at regular intervals, so that each ring portion 53 is substantially orthogonal to the binding side edge PE of the paper P (in FIG. 10, a substantially horizontal direction along the left-right direction). Therefore, even if the paper P is spread apart, the left and right papers P, P are prevented from shifting in the vertical direction.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, as shown in FIG. 11, such a twin ring 50 uses an intermediate material L in which a single wire is formed in a zigzag in the same plane, and is processed into an annular shape for convenience of manufacturing. Since it uses what was cut | disconnected according to the required length using the long intermediate | middle raw material L before carrying out, as the final shape, the edge part 54 and the end E (refer FIG. 10) of a wire rod are the twin rings 50. It will appear as it is at both ends. The end portions 54 and 54 and the ends E and E protrude so as to face the upper end side and the lower end side of the notebooks N. Therefore, another note, notebook, pen case, mobile phone It is desirable to take measures that can avoid the possibility of other objects such as straps, clothes, and printed matter getting caught.
[0006]
Further, the wire used for the twin ring 50 is usually a metal wire whose outer periphery is coated with a resin or the like. However, the end E exposes the metal by the above-described cutting, and the exposed end surface of the wire is over time. It may cause rust. Therefore, as described above, in the shape in which the end E protrudes from the upper end side and the lower end side of the notebooks N, rust easily moves to other documents.
[0007]
Further, depending on how the user handles the paper P, when the paper P is turned, the periphery of the binding hole 55 of the paper P portion in contact with the edge E is broken, or the binding hole 55 of the paper P gets over the edge E. Also invites.
[0008]
The present invention has been devised by paying attention to such inconveniences, and an object of the present invention is to provide a twin ring and a notebook that can hardly catch other objects on the end of the wire. It is in.
[0009]
Another object of the present invention is to provide twin rings and notebooks that can prevent rust that may occur at the end of the wire from being transferred to other documents, and can also prevent rust at the end if necessary. There is.
[0010]
Still another object of the present invention is to provide a twin ring and notebooks that can prevent partial tearing around the binding hole of the paper and prevent the binding hole from coming out of the end of the wire. is there.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the present invention is a twin ring of a notebook comprising a plurality of substantially annular ring parts inserted into a predetermined binding hole while being constituted by a wire.
Ends of the wire are taken the edge of the wire is bent to face the wire forming the ring portion of the nearest inner Ru is as caught prevent shape, the configuration of. By setting it as such a structure, a possibility that another thing may be caught on the edge of a wire can be prevented effectively.
[0013]
Further, the present invention is a twin ring of a notebook that is constituted by a wire and includes a plurality of substantially annular ring portions inserted into a predetermined binding hole.
The end portion of the wire rod can be configured such that the end portion of the wire rod is bent so as to be substantially in contact with the wire rod that forms the nearest inner ring portion to have a hook-preventing shape. According to such a configuration, since the end direction of the wire is opposite to the conventional twin ring, it is possible to reliably prevent the above-described catching.
[0014]
Furthermore, the present invention provides a twin ring of a notebook which is constituted by a wire and includes a plurality of substantially annular ring portions inserted into a predetermined binding hole. The end of the wire has at least two wires. bent so as to overlap the Ru is as caught prevented shape, also configurations that can be adopted. In such a configuration, even if the wire used is thin, it is possible to make the end thick, and even if another end touches the end, the possibility of being caught can be avoided. it can.
[0015]
Further, the present invention is a twin ring of a notebook that is constituted by a wire and includes a plurality of substantially annular ring portions inserted into a predetermined binding hole.
It is also possible to adopt a configuration in which the ends of the wire rods are formed between the ring ends of the adjacent ring portions and the inner ring ends or in the vicinity thereof so as to have a catching prevention shape.
[0016]
Furthermore, the present invention relates to a notebook or the like constructed by inserting the twin ring according to any one of claims 1 to 6 into a number of binding holes provided on a sheet, wherein the sheet includes a front cover and a back cover. And a large number of writing sheets located between the covers.
[0017]
Moreover, you may provide a cover in the edge part of the said wire. When such a configuration is adopted, the end face of the wire is also covered with a cover, and rust prevention measures can be taken. It is possible to eliminate the possibility of transfer.
[0018]
Furthermore, the structure which forms the edge of the said wire in a smooth circular arc surface can also be taken. The formation of the arc surface can be achieved by processing the end of the wire itself into an arc shape, or by bringing a resin or the like into contact with the end of the wire to melt the resin or the like. In this case, the melted resin is fused and integrated with the resin coating provided on the outer peripheral surface of the wire, and the state where the end of the wire is covered can be reliably maintained.
[0019]
In the present specification, “twin ring” is used for a plurality of wires that are substantially parallel to each other, for example, two wires that pass through one binding hole. It is done. The “notebooks” are used as a wide concept including notebooks, notebooks, sketch books, books, photo books, calendars, and the like that can be bound using a twin ring.
[0020]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0021]
FIG. 1 is a schematic perspective view of a notebook according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a schematic perspective view in which a part thereof is enlarged. Moreover, the principal part enlarged plan view is shown by FIG. In these drawings, the notebooks N are composed of a sheet P having a large number of binding holes 10 and a twin ring 11 inserted into the binding holes 10. The paper P is composed of a front cover P1 and a back cover P2, and a large number of writing papers P3 located between the covers P1 and P2.
[0022]
As shown in FIG. 4, the twin ring 11 is formed by forming an intermediate material L made of a single wire having a resin coating on the outer periphery of a metal wire, and then forming the intermediate material L around the virtual straight line C position. It can be formed by bending both sides in the width direction in a direction indicated by arrows in FIG. In the state of the intermediate material L, the twin ring 11 extends in the short width direction and takes a position substantially parallel to each other, and the straight portions 15 are positioned on both ends in the axial direction of the straight portions 15. When the twin ring 11 is formed by bending the first and second bent portions 16 and 17 intersecting with each other, the linear portion 15 forms the ring portion 20, while the first and second The ring ends 21 and 22 are formed by the bent portions 16 and 17.
[0023]
The first and second bent portions 16 and 17 are alternately formed at a predetermined pitch along the straight line C. The intermediate material L is provided in a zigzag shape located in the same plane, and the length or width of the first bent portion 16 is longer than the length or width of the second bent portion 17. When the twin ring 11 is completed, the ring ends 21 and 22 have a substantially annular outer shape in a side view without interfering with each other.
[0024]
Further, the formation from the intermediate material L to the twin ring 11 is performed as follows. That is, the intermediate material L having a zigzag shape is preliminarily formed in a substantially C shape, and then cut according to a required length. The both ends 25, 25 of the wire generated by this cutting are bent so as to face the nearest inner wire, and then finally formed so as to finally have an annular shape in a side view. 4 shows a state in which the twin ring 11 according to the present embodiment is unfolded as it is, it should be understood that this is shown for convenience in order to make the drawing easy to see.
[0025]
In the state completed as the twin ring 11, the both end portions 25, 25 are positioned on the circumferential locus of the ring portion 20, and become a catch prevention shape that does not protrude to the upper end side and the lower end side of the notebooks N. In this embodiment, the ends E, E of the both end portions 25, 25 are provided so as to abut against the innermost wire rod, that is, the ring portion 20, as shown in FIG. A slight gap may be formed between the two.
[0026]
Therefore, according to such an embodiment, since both ends E and E of the twin ring 11 do not protrude toward the upper end side and the lower end side of the notebooks N, it is possible to reliably catch the other objects due to the protrusion as in the prior art. Can be prevented.
[0027]
In addition, this invention is not limited to the said Example. For example, as shown in FIG. 5, the end 25 is shaped to be gently inclined so that the end E abuts against the wire forming the nearest inner ring part 20 or slightly with respect to the ring part 20. It can also form so that a clearance gap may arise. According to this, in addition to obtaining the same effect as in the above embodiment, in particular, since the end portion 25 is in a curved state in plan view, there is a risk of damage to the other object even if the other object contacts. Can also be prevented.
[0028]
Further, as shown in FIG. 6, the end portion 25 may be bent inward with respect to the outermost wire constituting the ring portion 20 so that the two are exactly overlapped. In this example, the end portion 25 is provided at a position that coincides with the annular locus of the ring portion 20, that is, the circumferential locus, but is configured to overlap two in the direction orthogonal to the paper surface in FIG. A configuration in which the portion 25 follows a circumferential locus can also be adopted. Even with such a configuration, it is possible to obtain the same effects as in the above-described embodiment. At this time, depending on the length of the end portion 25, the number of overlaps may increase.
[0029]
Furthermore, as shown in FIG. 7, a configuration in which the portion corresponding to the end portion 25 described above is excised can be employed. In this configuration, the end portion of the wire is formed by the tip portion of the ring portion 20, and the end E1 is provided in a state of being substantially in contact with the intersection portion C between the ring portion 20 on the right side in the drawing facing and adjacent to the ring end 22. It is done. Further, in this configuration, the end E1 is formed on the curved surface, or the end E1 is integrated with a resin film (not shown) covering the wire by melting the resin mass at the end E1, Furthermore, it is also possible to adopt a configuration such as forming a curved surface at the end E1. Also according to such an embodiment, it is possible to effectively prevent catching with other objects. Moreover, the structure which covers a suitable cap etc. around the edge E1 and the edge part of the ring part 20 is also considered.
[0030]
Further, as shown in FIG. 8, the end E is located between or adjacent to the ring end 22 of the ring portion 20 on the right side in the drawing and the ring 21 end on the nearest inner side (lower side in the drawing). Such a configuration can also prevent the above-described catching.
[0031]
Further, as shown in FIG. 9, for example, two of the above-described binding holes 10 are formed in a continuous size, and the number of wires forming the ring portion 20 that passes through the binding holes 10 is increased. It can also be made. In this example, although not particularly limited, the four holes are formed so as to pass therethrough, but the size of the binding hole 10 and the number of wires passing therethrough can be further changed.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the end or end of the wire is provided in a catching-preventing shape, it is possible to prevent the possibility of other objects being caught on the end of the wire.
[0033]
In addition, since the configuration in which the end of the wire rod is located at the approximate circumferential locus of the ring portion or the circumferential locus or in the vicinity thereof, the configuration of protruding toward the upper end side and the lower end side of the notebooks can be eliminated. Further, it is possible to effectively prevent the tearing of the sheet due to the sheet turning operation. In addition, it is possible to effectively prevent the end of the wire from coming off from the uppermost and lowermost binding holes during paper turning.
[0034]
Furthermore, when it is configured to be bent so that two ends of the wire are overlapped, even if it is a thin wire, it is possible to thicken the end, even if other objects are caught, The risk of scratching other objects can be avoided.
[0035]
Also, the configuration in which the end of the wire is bent toward the wire forming the nearest inner ring portion, or the configuration in which the end of the wire is substantially in contact with the nearest inner ring portion, or the end of the wire is In the configuration located between or near the ring end of the adjacent ring part and the inner ring end, the end position of the wire is opposite to that of the conventional twin ring. Can be prevented.
[0036]
Furthermore, when a cover made of a cap or the like is provided at the end of the wire, the end surface of the wire is also covered with the cover, so that rust prevention measures can be taken and rust that may occur over time is other than that. The possibility of transferring to a document can also be eliminated.
[0037]
In addition, in the configuration in which the end of the wire is formed in a smooth circular arc surface, it is possible to prevent the other object from being damaged even if it is intentionally brought into contact with the other object.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view of notebooks to which a twin ring according to the present invention is applied.
FIG. 2 is an enlarged perspective view of a main part of FIG.
FIG. 3 is an enlarged plan view of a main part of FIG.
FIG. 4 is a schematic perspective view showing an intermediate material before forming a twin ring.
FIG. 5 is an enlarged plan view of a main part showing a modification of the embodiment.
FIG. 6 is a main part enlarged plan view showing another modification of the embodiment.
FIG. 7 is a main part enlarged plan view showing still another modification of the embodiment.
FIG. 8 is a main part enlarged plan view showing another modification of the embodiment.
FIG. 9 is an enlarged plan view of a main part showing still another modification of the embodiment.
FIG. 10 is an enlarged plan view of a main part showing a conventional twin ring.
FIG. 11 is a schematic perspective view of an intermediate material before forming a conventional twin ring.
[Explanation of symbols]
10 Binding hole 11 Twin ring 20 Ring part 21 Ring end 22 Ring end 25 End part C Intersection E End E1 End N Notes

Claims

線材により構成されるとともに、所定の綴じ穴に挿入された複数の略円環状リング部を備えてなるノート類のツインリングにおいて、
前記線材の端部は、線材の端が直近内側のリング部を形成する線材に向かうように曲げられて引っ掛かり防止形状とされていることを特徴とするツインリング。In a twin ring of notebooks comprising a plurality of substantially annular ring parts inserted into a predetermined binding hole while being constituted by a wire rod,
The twin ring is characterized in that the end portion of the wire is bent so that the end of the wire is directed toward the wire forming the nearest inner ring portion, and has a shape that prevents catching.

線材により構成されるとともに、所定の綴じ穴に挿入された複数の略円環状リング部を備えてなるノート類のツインリングにおいて、
前記線材の端部は、線材の端が直近内側のリング部を形成する線材に略接するように曲げられて引っ掛かり防止形状とされていることを特徴とするツインリング。 In a twin ring of notebooks comprising a plurality of substantially annular ring parts inserted into a predetermined binding hole while being constituted by a wire rod,
End, wherein the to Ruth in rings that end of the wire is substantially in contact so bent and caught prevent shape the wire forming the ring portion of the nearest inside of the wire.

線材により構成されるとともに、所定の綴じ穴に挿入された複数の略円環状リング部を備えてなるノート類のツインリングにおいて、
前記線材の端部は、線材が少なくとも二本重なるように曲げられて引っ掛かり防止形状とされていることを特徴とするツインリング。 In a twin ring of notebooks comprising a plurality of substantially annular ring parts inserted into a predetermined binding hole while being constituted by a wire rod,
End, wherein the to Ruth in ring that wire is at least two overlapping manner bent by being caught prevent the shape of the wire.

線材により構成されるとともに、所定の綴じ穴に挿入された複数の略円環状リング部を備えてなるノート類のツインリングにおいて、
前記線材の端は、対向隣接するリング部のリング端と、直近内側のリング端との間若しくはこれの近傍に位置して引っ掛かり防止形状とされていることを特徴とするツインリング。 In a twin ring of notebooks comprising a plurality of substantially annular ring parts inserted into a predetermined binding hole while being constituted by a wire rod,
End of the wire is opposite to the ring ends of the adjacent ring portions, features and to Ruth in rings that are the caught prevented shape during or positioned in the vicinity of this with immediate inner ring edge.

前記線材の端部にカバーが設けられていることを特徴とする請求項１ないし４の何れかに記載のツインリング。The twin ring according to any one of claims 1 to 4 , wherein a cover is provided at an end of the wire.

前記線材の端面が滑らかな円弧面に形成されていることを特徴とする請求項１ないし４の何れかに記載のツインリング。The twin ring according to any one of claims 1 to 4 , wherein an end surface of the wire is formed in a smooth arc surface.

請求項１ないし６の何れかに記載のツインリングを、用紙に備えられた多数の綴じ穴に挿入して構成されたノート類において、前記用紙は、表表紙、裏表紙及びこれら表紙間に位置する多数枚の筆記用紙により構成されていることを特徴とするノート類。A notebook configured by inserting the twin ring according to any one of claims 1 to 6 into a number of binding holes provided in a sheet, wherein the sheet is located on a front cover, a back cover, and between these covers. Notebooks characterized by being composed of a large number of writing papers.