JP4629770B2 - 通信管理方法および通信管理サーバ - Google Patents

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Description

本発明は通信管理方法および通信管理サーバに関し、特に、発信者端末装置が所定の通知対象端末装置を指定してメッセージの通知を行う通信管理方法および通信管理サーバに関する。
例えば緊急の要件がある等の理由で受信者の携帯端末装置(携帯端末機器)に連絡を取りたい場合に、受信者の携帯端末装置の待ち受け状態が例えば振動や音声を禁止するモードである場合、単に発呼を行うのみでは、受信者が気づきにくく、対応が遅れてしまうという問題がある。この問題を解決する方法として、受信者のプレゼンス(現在状態)に応じて携帯端末装置の着信時の音声の大きさや振動状態を変化させる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、受信者が通話できない状態にある等の理由により受信者と連絡がとれない場合、送信者は通話できるまで何度も再発呼を行う必要が生じる。このため、通信相手に接続できるまで再送を所定回数繰り返す方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−303668号公報 特開2003−271531号公報
しかしながら、特許文献2に記載する方法では、受信者の状況に関わらず単に同じメッセージの再送を繰り返すだけであるため、通信資源(通信帯域)が無駄になってしまうという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、通信資源を有効に活用することができる通信管理方法および通信管理サーバを提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、図1に示すような通信管理方法が提供される。
通信管理装置1は、発信者端末装置2が通知対象端末装置(受信者端末装置)3を指定してメッセージの通知を行うために用いられるものである。
通信管理装置1は、通知対象端末装置3のプレゼンス情報を管理している。
通信管理装置1は、発信者端末装置2が送信するメッセージの通知依頼を受信すると、プレゼンス情報を取得し、第1のメッセージを通知対象端末装置3に送信する。
そして、通信管理装置1は、通知対象端末装置3がプレゼンスの変化に応じて出力するプレゼンス情報更新依頼を受信する度に、第2のメッセージを通知対象端末装置3に送信する。
そして、通信管理装置1は、通知対象端末装置3からの第2のメッセージに対する応答を受信すると、通知対象端末装置3に対する第2のメッセージの送信を終了する。
このような通信管理方法によれば、通信管理装置1により、発信者端末装置2が送信するメッセージの通知依頼が受信されると(ステップS1)、プレゼンス情報が取得され(ステップS2)、第1のメッセージが通知対象端末装置3に送信される(ステップS3)。そして、通知対象端末装置3によってプレゼンスの変化に応じて出力されるプレゼンス情報更新依頼が通信管理装置1により受信される度に(ステップS4)、第2のメッセージが通知対象端末装置3に送信される(ステップS5)。そして、通信管理装置1により通知対象端末装置3からの第2のメッセージに対する応答が受信されると(ステップS6)、通知対象端末装置3に対する第2のメッセージの送信が終了される。
また、上記課題を解決するために、発信者端末装置が所定の通知対象端末装置を指定してメッセージの通知を行う際に用いる通信管理サーバにおいて、前記発信者端末装置が前記メッセージの通知を行う際に出力するメッセージ通知依頼を受信する通知依頼受信手段と、前記通知対象端末装置のプレゼンス情報を管理するプレゼンス管理サーバから前記プレゼンス情報を受信するプレゼンス情報受信手段と、第1のメッセージを前記通知対象端末装置に送信し、かつ、前記通知対象端末装置のプレゼンスの変化に応じて前記プレゼンス管理サーバが出力する更新プレゼンス情報を、前記プレゼンス情報受信手段が受信する度に、第2のメッセージを前記通知対象端末装置に送信する送信手段と、前記通知対象端末装置からの前記第2のメッセージに対する応答を受信する応答メッセージ受信手段と、前記応答メッセージ受信手段が前記応答を受信すると、前記通知対象端末装置に対する前記第2のメッセージの送信を終了するメッセージ終了手段と、を有することを特徴とする通信管理サーバが提供される。
このような通信管理サーバによれば、通知依頼受信手段により、発信者端末装置が送信するメッセージの通知依頼が受信される。そして、プレゼンス情報受信手段により、通知対象端末装置のプレゼンス情報を管理するプレゼンス管理サーバからのプレゼンス情報が受信される。その後、送信手段により、第1のメッセージが通知対象端末装置に送信される。また、通知対象端末装置のプレゼンスの変化に応じてプレゼンス管理サーバが出力する更新プレゼンス情報がプレゼンス情報受信手段によって受信される度に、通信手段により、第2のメッセージが通知対象端末装置に送信される。そして、応答メッセージ受信手段により、通知対象端末装置からの第2のメッセージに対する応答が受信される。応答メッセージ受信手段によって応答が受信されると、メッセージ終了手段により、通知対象端末装置に対する第2のメッセージの送信が終了される。
本発明によれば、プレゼンスの変化に応じたメッセージを通知対象端末装置に送信するようにしたので、効率よくメッセージの通知を行うことができ、通信資源を有効に活用することができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
実施の形態に適用される発明を示す原理図である。 第1の実施の形態の通信管理システムを示すブロック図である。 キャリアセンタの機能を示すブロック図である。 緊急通知サーバのハードウェア構成例を示す図である。 携帯端末装置を示すブロック図である。 第1の実施の形態の通信管理システムの動作を示すシーケンス図である。 プレゼンス情報を示す図である。 パターン情報テーブルを示す図である。 発光情報テーブルを示す図である。 端末特性情報テーブルを示す図である。 応答情報テーブルを示す図である。 緊急通知別管理テーブルを示す図である。 通知依頼の送信処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の通信管理システムの動作を示すシーケンス図である。 第3の実施の形態の通信管理システムの動作を示すシーケンス図である。 第1の実施の形態〜第3の実施の形態における緊急通知サーバの動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態〜第3の実施の形態における緊急通知サーバの動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態〜第3の実施の形態における緊急通知サーバの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
まず、実施の形態に適用される発明の概要について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、実施の形態に適用される発明を示す原理図である。
図1に示す通信管理システムは、通信管理装置1と、発信者端末装置2と、通知対象端末装置3とを有しており、発信者端末装置2が通知対象端末装置3を指定してメッセージの通知を行う際に用いられるシステムを例示したものである。このシステムは、本発明の通信管理方法に従って動作する。
発信者端末装置2は、通知対象端末装置3に通知するメッセージの通知依頼を、通信管理装置1に対して送信する。この発信者端末装置2としては、例えばダイヤル式固定電話、IP電話、携帯電話、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)等が挙げられる。
通知対象端末装置3は、通信管理装置1との通信機能を備えている。通知対象端末装置3は、自身のプレゼンスの変化に応じてプレゼンス情報更新依頼を通信管理装置1に送信する。また、通知対象端末装置3は、通知対象者(受信者)からの操作等によりメッセージに対する応答を通信管理装置1に送信する。
この通知対象端末装置3としては、発信者端末装置2として例示したものと同様のものが挙げられるが、特に、携帯電話、PDA等の携帯性を備えているものが好ましい。
通信管理装置1は、通知対象端末装置3のプレゼンス情報を管理する機能を有している。通信管理装置1は、発信者端末装置2が送信するメッセージの通知依頼を受信すると、プレゼンス情報を取得し(取り出し)、メッセージ(第1のメッセージ)を通知対象端末装置3に送信する。また、通信管理装置1は、プレゼンス情報更新依頼を受信する度に、メッセージ(第2のメッセージ)を通知対象端末装置3に送信する。さらに、通知対象端末装置3からのメッセージに対する応答を受信すると、通知対象端末装置3に対するメッセージの送信を終了する。
このような通信管理システムによって動作する通信管理方法によれば、通信管理装置1により、発信者端末装置2が送信するメッセージの通知依頼が受信されると(ステップS1)、プレゼンス情報が取得され(ステップS2)、メッセージが通知対象端末装置3に送信される(ステップS3)。そして、通信管理装置1により、通知対象端末装置3によりプレゼンスの変化に応じて出力されるプレゼンス情報更新依頼が受信される度に(ステップS4)、メッセージが通知対象端末装置3に送信される(ステップS5)。すなわち、このメッセージはプレゼンス情報に応じて繰り返し通知対象端末装置3に送信される。そして、通信管理装置1により通知対象端末装置3からの第2のメッセージに対する応答が受信されると(ステップS6)、通知対象端末装置3に対する第2のメッセージの送信が終了される。
プレゼンス状態の変化に伴って通知対象端末装置3の通信状態が変化する可能性が高いので、このように、通知対象端末装置3のプレゼンスの変化に応じてメッセージを通知対象端末装置3に送信し、通信可能になる可能性が高い場合に再送信を行うことで効率よくメッセージの通知を行うことができ、通信資源の無駄な利用を抑え、通信資源を有効に活用することができる。特に、通知対象端末装置3のプレゼンスの変化に応じたメッセージを通知対象端末装置3に送信する場合、例えば受信者に配慮したメッセージを送信することによって、さらに効率よくメッセージの通知を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を具体的に説明する。
図2は、第1の実施の形態の通信管理システムを示すブロック図である。
通信管理システム500では、キャリアセンタ100に複数の携帯端末装置(本実施の形態では携帯端末装置21、22、23)が携帯端末キャリア網10を介して接続されている。キャリアセンタ100は、携帯端末装置21〜23のプレゼンス情報を管理している。
また、キャリアセンタ100にはプッシュ式電話31が公衆電話網20を介して接続されており、PC41がインタネット30を介して接続されている。インタネット30にはパケット網40が接続されており、キャリアセンタ100には携帯端末装置51がパケット網40、インタネット30を介して接続されている。
ここで、携帯端末装置21〜23がそれぞれ図1の通知対象端末装置3、すなわち通知対象となる受信者の携帯端末装置(以下「対象端末装置」という)を構成しており、プッシュ式電話31とPC41と携帯端末装置51とがそれぞれ図1の発信者端末装置2、すなわち発信者の端末装置を構成している。なお、対象端末装置、発信者の端末装置ともキャリアセンタ100と通信可能な装置であれば、上記例に限るものではない。
この通信管理システム500では、発信者(発信側)は、プッシュ式電話31、PC41、携帯端末装置51のいずれかを用いて受信者(受信側)の携帯端末装置21、22、23のいずれか1つまたは複数に対して緊急通知(メッセージ通知)を行う。なお、以下では受信者を「ユーザ」とも言う。
発信者は、プッシュ式電話31を用いる場合は、所定の方法に従って操作を行うことにより、またPC41または携帯端末装置51を用いる場合は例えば専用アプリケーション等を用いることにより、受信者に通知させたい緊急性を示す緊急度と、対象端末装置を利用するユーザのプレゼンスに応じて実行する応答方法と、対象端末装置またはユーザを特定するための情報とを指定した緊急通知依頼をキャリアセンタ100に送信する。
緊急度は、本実施の形態では緊急度の低い緊急性(低)、緊急性(低)の次に緊急度の低い緊急性(中)、緊急度の高い緊急性(高)の3つの緊急度のうちのいずれかを指定する。
応答方法は、受信者が通話可能であるときと、受信者が通話困難であるときとにおいて異なるリアクションを希望する場合に指定する。
キャリアセンタ100は、緊急通知依頼を受信すると緊急信号(第1のメッセージ)を対象端末装置に送信する。また、第1のメッセージ送信のタイミングとは関わり無く、対象端末装置はプレゼンスの変更を検知すると、または所定のタイミングで、その情報をプレゼンス情報更新依頼として送信しており、キャリアセンタ100は対象端末装置からプレゼンス情報を更新するプレゼンス情報更新依頼があると、プレゼンス情報を更新する。第1のメッセージ送信後に、プレゼンス情報更新依頼を受け付けると、プレゼンス情報に応じた新たな緊急信号(第2のメッセージ)を対象端末装置に送信する。そして、対象端末装置から緊急通知に対する応答があると、緊急信号の送信を終了する。
このような緊急通知サービスを行うために、キャリアセンタ100内には、以下のような機能が設けられる。
図3は、キャリアセンタの機能を示すブロック図である。
キャリアセンタ100は、緊急通知サーバ110と、プレゼンスサーバ120と、SMS(ショートメッセージサービス)サーバ130とを有している。
図4は、緊急通知サーバのハードウェア構成例を示す図である。
緊急通知サーバ110は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、および通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。また、HDD103内には、プログラムファイルが格納される。
グラフィック処理装置104には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード12とマウス13とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。
通信インタフェース106は、携帯端末キャリア網10と公衆電話網20とインタネット30とに接続されている。通信インタフェース106は、携帯端末キャリア網10を介して、携帯端末装置21、22、23との間でデータの送受信を行う。公衆電話網20を介してプッシュ式電話31との間でデータの送受信を行う。インタネット30を介してPC41と携帯端末装置51との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図4には緊急通知サーバ110のハードウェア構成を示したがプレゼンスサーバ120およびSMSサーバ130についても同様のハードウェア構成で実現することができる。
再び図3に戻って説明する。
緊急通知サーバ110は、緊急通知サービス全体の制御を行うサーバである。緊急通知サーバ110は、アラートパターンを決定するための情報として、後述のパターン情報テーブル111や、発光情報テーブル112や、端末特性情報テーブル113や、応答情報テーブル114や、緊急通知別管理テーブル115を備えている。これら各テーブルは、それぞれ、パターン情報DB(データベース)111a、発光情報DB112a、端末特性情報DB113a、応答情報DB114a、緊急通知別管理DB115aに格納されている。
緊急通知サーバ110は、発信者端末装置2から緊急通知依頼を受信すると、プレゼンスサーバ120に対して対象端末装置を保持するユーザのプレゼンス情報を要求する。そして、対象端末装置を保持するユーザのプレゼンス情報を受信すると、受信したプレゼンス情報と緊急度とに応じて対象端末装置のアクションを決定するアラートパターン情報と、対象端末装置が、その装置自身のプレゼンスに応じて実行する応答方法に関する応答情報とを含む第1の通知依頼をプレゼンスサーバ120に送信する。
また、緊急通知サーバ110は、前記第1の通知依頼送信後にプレゼンスサーバ120からプレゼンス情報が更新されたことを示す更新プレゼンス情報を受信すると、更新プレゼンス情報に基づいて新たなアラートパターン情報と応答方法を決定し、第2の通知依頼をプレゼンスサーバ120に送信する。
また、緊急通知サーバ110は、プレゼンスサーバ120から対象端末装置からの応答確認情報を受信すると、プレゼンスサーバ120へのプレゼンス情報の要求を解除する。
プレゼンスサーバ120は、緊急通知サービスに用いるプレゼンス情報を管理するサーバである。対象端末装置とこの対象端末装置を保持するユーザに関する情報とは、後述するプレゼンス情報テーブルとしてプレゼンスサーバ120が利用可能な状態で記憶されているものとする。このプレゼンス情報テーブルは、プレゼンスサーバ120が備えるプレゼンス情報DB121aに格納されている。
プレゼンスサーバ120は、緊急通知サーバ110から通知依頼を受信すると、その通知依頼をSMSサーバ130に対応した信号送信依頼に変換し、SMSサーバ130に送信する。
また、プレゼンスサーバ120は、対象端末装置から、対象端末装置のプレゼンスが変化したことを示すプレゼンス情報更新依頼を受信する度に、管理しているプレゼンス情報テーブルのこの対象端末装置を利用しているユーザに対応するプレゼンス情報のデータを更新し、また、前記第1の通知依頼を緊急通知サーバ110から受信した後にはさらに、その更新プレゼンス情報を緊急通知サーバ110に送信する。
また、プレゼンスサーバ120は、対象端末装置から応答確認依頼を受信すると、管理しているプレゼンス情報テーブルのこの対象端末装置を利用しているユーザに対応する確認の情報を更新し、また、応答確認情報を緊急通知サーバ110に送信する。
SMSサーバ130は、プレゼンスサーバ120から信号送信依頼を受信すると、対象端末装置に対して緊急信号をショートメッセージに同封して送信する。このとき対象端末装置が通信可能範囲に存在しない場合は通信可能になり次第送信する。
次に、携帯端末装置21、22、23の機能について説明する。
図5は、携帯端末装置を示すブロック図である。
なお、携帯端末装置21、22、23が有する機能は互いに等しいため代表的に携帯端末装置21について説明する。
携帯端末装置21は、緊急通知信号受信部211と、位置検出部212と、状態切替部213と、緊急通知制御部214と、アラート制御部215とを有している。
緊急通知信号受信部211は、SMSサーバ130から送られてきたショートメッセージを受信するインタフェースを構成しており、受信したショートメッセージを緊急通知制御部214に送信する。
位置検出部212は、携帯端末装置21の位置を検出するGPS(Global Positioning System)機能および無線LAN接続機能を備えており、現在の位置が所定の領域(例えば受信者の勤務する建物)内であるのか所定の領域外であるのか等の位置検出情報を緊急通知制御部214に送信する。
状態切替部213は、ユーザの状態(プレゼンス)を切り替えるためにタッチパネルやボタン等で構成される操作部(図示せず)を有している。ユーザが操作部を操作することにより、例えば、会議等の特定の業務を実行していることを示す「Busy」と、昼食時等、特定の業務を実行していないことを示す「Free」との2つのモードを切り替えることができる。状態切替部213は、操作部の操作をトリガーとしてプレゼンスの更新信号を緊急通知制御部214に送信する。
緊急通知制御部214は、ショートメッセージを受信すると、その緊急信号に含まれるアラートパターン情報をアラート制御部215に送信する。また、緊急通知制御部214は位置検出情報を受信すると、後述するプレゼンス情報テーブルに設定された項目についてはその項目のプレゼンスが変化したときに、位置情報を含むプレゼンス情報更新依頼をプレゼンスサーバ120に送信する。プレゼンス情報テーブルに設定されていない項目のプレゼンスが変化した場合は、所定時間毎に(例えば定期的に)位置情報を含むプレゼンス情報更新依頼をプレゼンスサーバ120に送信する。また、緊急通知制御部214は、状態切替部213からプレゼンスの更新信号を受信すると、「Free」または「Busy」を含むプレゼンス情報更新依頼をプレゼンスサーバ120に送信する。さらに、緊急通知制御部214は、緊急信号を受信すると緊急信号着信履歴を記憶する。
アラート制御部215は、スピーカ等の音声出力手段とLED等の発光手段とバイブレータ等の振動手段とを有しており、アラートパターン情報に応じた手段を用いたアラートを出力し、ユーザにショートメッセージの受信を報知する。
緊急通知制御部214は、報知の結果、受信者が例えば対象端末装置の確認ボタン(図示せず)を押下する等の操作(応答操作)による応答確認を受信すると、プレゼンスサーバ120に応答確認依頼を送信する。
次に、第1の実施の形態の通信管理システム500の動作について説明する。
以下では代表的にプッシュ式電話31が、携帯端末装置21に緊急通知を実行する場合について説明する。
図6は、第1の実施の形態の通信管理システムの動作を示すシーケンス図である。
まず、プッシュ式電話31が緊急通知サーバ110に緊急通知依頼を送信する(ステップS11)。次に、緊急通知サーバ110が緊急通知依頼を受信すると、緊急通知依頼に含まれている対象端末装置(この場合は携帯端末装置21)またはユーザを特定するための情報に基づき、プレゼンスサーバ120に携帯端末装置21を保持するユーザのプレゼンス情報を要求する(ステップS12)。次にプレゼンスサーバ120が緊急通知サーバ110に携帯端末装置21を保持するユーザのプレゼンス情報を送信する(ステップS13)。すると、緊急通知サーバ110が、緊急通知依頼とプレゼンス情報とに基づいて第1の通知依頼を作成し、プレゼンスサーバ120に送信する(ステップS14)。プレゼンスサーバ120が第1の通知依頼を受信すると、第1の信号送信依頼を生成しSMSサーバ130に送信する(ステップS15)。SMSサーバ130は、第1の信号送信依頼を受信すると、第1の緊急信号として携帯端末装置21に送信する(ステップS16)。携帯端末装置21が第1の緊急信号を受信すると、アラートを出力してユーザに報知する。
携帯端末装置21は前述したプレゼンスの変化に応じてプレゼンス情報更新依頼をプレゼンスサーバ120に所定の間隔で送信している(ステップS17)。プレゼンスサーバ120はプレゼンス情報更新依頼の受信に応じて、プレゼンス情報を更新して管理している。ユーザが、第1の緊急信号に関する報知に気づかず応答操作が実行されない場合、携帯端末装置21からのプレゼンス情報更新依頼をプレゼンスサーバ120が受信すると、プレゼンスサーバ120はプレゼンス情報を更新するとともに、更新プレゼンス情報を作成し、緊急通知サーバ110に送信する(ステップS18)。
そして、緊急通知サーバ110が、更新プレゼンス情報に基づいて第2の通知依頼を作成し、プレゼンスサーバ120に送信する(ステップS19)。プレゼンスサーバ120が第2の通知依頼を受信すると、第2の信号送信依頼をSMSサーバ130に送信し(ステップS20)、SMSサーバ130が、第2の信号送信依頼を受信すると、第2の緊急信号を携帯端末装置21に送信する(ステップS21)。
ここで、報知に気づいたユーザにより応答操作が実行されると、携帯端末装置21が応答確認依頼をプレゼンスサーバ120に送信する(ステップS22)。プレゼンスサーバ120が応答確認依頼を受信すると、少なくとも応答を受け付けたユーザまたは対象端末装置を特定するための情報を含んだ応答確認情報を緊急通知サーバ110に送信する(ステップS23)。緊急通知サーバ110が応答確認情報を受信すると、この応答確認情報に示されるユーザに関するプレゼンスサーバ120へのプレゼンス情報の要求を解除する(ステップS24)。
以上で通信管理システムの動作を終了する。
なお、ステップS21にてユーザにより応答操作が実行されない場合は、ステップS17〜ステップS21の動作が繰り返し実行される。また、受信した緊急信号に含まれる応答方法に関する情報に基づき、ステップS22で応答操作を実行したユーザは、実際に電話を掛けるなどの対応を取ることになる。
本発明は上記の処理によって、緊急通知に対して応答を得られなかった相手への緊急通知の再送を、相手の状況(プレゼンス)の変化に応じて行えるようになる。
次に、プレゼンス情報と、アラートパターン情報と応答情報とについて詳しく説明する。
まず、プレゼンス情報について説明する。プレゼンスサーバ120ではプレゼンス情報がテーブル化されて格納されている。
図7は、プレゼンス情報を示す図である。
プレゼンス情報テーブル121には、ユーザ、携帯端末装置、時間内、位置/状態、確認、端末特性の欄が設けられており、各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。プレゼンス情報テーブル121に格納する情報はこの例示に限るものではない。その他に関連づけられる情報として、例えば、ユーザへ送信している緊急通知を識別するための情報を登録してもよい。
ユーザの欄には携帯端末装置21〜23をそれぞれ保持するユーザを一意に識別するための情報が設定される。図7では、ユーザA、ユーザB、ユーザCがそれぞれ設定されている。携帯端末装置の欄には、これらのユーザが利用する携帯端末装置を一意に識別するための情報として例えば固有のIDが設定される。図7では、携帯端末装置21を識別する「#1」が設定され、携帯端末装置22を識別する「#2」が設定され、携帯端末装置23を識別する「#3」が設定されている。時間内の欄には、ユーザA、ユーザB、ユーザCの各勤務時間が設定される。図7では、ユーザAの勤務時間として9:00−18:00が設定されている。なお、時間内の欄に設定された時間以外は勤務時間外となる。
位置/状態の欄には、携帯端末装置21〜23を保持しているユーザのプレゼンス情報として現在位置と状態とが設定される。位置の欄には、例えば、携帯端末装置21〜23を保持するユーザが建物内にいることを示す「屋内」、建物の外にいることを示す「屋外」および屋内、屋外を識別不能な「不明」のうちのいずれかが設定される。また、状態の欄には携帯端末装置21〜23の状態切替部213で設定された状態「Busy」および「Free」が設定される。図7ではユーザAの位置/状態として「屋内/Busy」が設定されている。プレゼンスサーバ120は、対象端末装置からプレゼンス情報更新依頼を受信すると、この受信内容に基づき、プレゼンス情報テーブル121の該当ユーザと対応づけられている「位置/状態」欄のデータを受信した更新後のプレゼンス情報で更新し、さらに必要に応じて、この更新後のプレゼンス情報に関する更新プレゼンス情報を緊急通知サーバ110へ送信する。
確認の欄にはこのユーザから応答確認依頼を受信したか否かを示すフラグが設定される。応答確認依頼を受信していないときは「1」が設定され、応答確認依頼を確認したときは「0」が設定される。プレゼンスサーバ120は、対象端末装置から応答確認依頼を受信すると、プレゼンス情報テーブル121の該当ユーザと対応づけられている確認欄のデータを「0」に更新し、さらに、応答確認情報を緊急通知サーバ110へ送信する。図7のユーザAの例では「1」が設定されており、まだユーザAから応答確認依頼を受信していないことを示している。
端末特性の欄には、携帯端末装置固有の端末特性を示す特性名が設定されている。図7では、端末特性として「デフォルト」が設定されている。なお、端末特性については後述する。
次に、アラートパターン情報について説明する。
アラートパターン情報は、パターン情報と端末特性情報とによって作成される。
まず、パターン情報について説明する。
緊急通知サーバ110では、パターン情報がテーブル化されて格納されている。
図8は、パターン情報テーブルを示す図である。
パターン情報テーブル111の横方向の見出しには、発信者が指定した通知メッセージの緊急度に対応する緊急性(低)、緊急性(中)、緊急性(高)の欄が設けられており、縦方向の見出しには、送信先ユーザのプレゼンス情報に対応する時間および状態を識別する時間内、時間外、着信困難の欄が設けられている。時間内の欄にはさらにFree、Busyの欄が設けられている。
緊急通知サーバ110は、発信者端末装置2から送信されてきた緊急通知依頼から緊急度の情報を取り出し、また、プレゼンスサーバ120から受信した、プレゼンス情報に含まれるユーザのプレゼンス情報から時間内、時間外、着信困難のうちのいずれかの情報を取り出し、パターン情報テーブル111上でこれらが一致する部分のパターンを、パターン情報として取り出す。ここで、図8中パターン1は、バイブレーション、LED点滅を対象端末装置に実行させるパターンであり、パターン2は、パターン1に加えて所定の大きさの音量を発生させるパターンであり、パターン3は、パターン1に加えて最大の音量を発生させるパターンである。なお、これらのパターンはプロファイルにより別途管理されていて自由に変更することができる。
この例では、緊急性(高)の場合は、対象端末装置の状態に関係なくパターン3が設定されている。これにより、ユーザにメッセージの着信を確実に報知することができる。緊急性(中)の場合、対象端末装置が「Free」の場合にはパターン3が設定され、「Busy」の場合にはパターン2が設定され、それ以外の場合にはパターン1が設定されている。緊急性(低)の場合、対象端末装置が「Free」の場合にのみパターン3が設定され、それ以外の場合にはパターン1が設定されている。例えば会議中などであることが想定される「Busy」の状態の時には、緊急性(低)の通知であれば、他の会議参加者の迷惑にならないように、音を鳴らさないで振動や発光のみでユーザに着信を通知することが望ましい場合が考えられる。図8に示すパターン情報テーブルによれば、そのようなユーザの状況や周囲の環境にも配慮した鳴動のさせ方を設定することができる。
次に、端末特性情報について説明するが、最初に発光情報について説明する。
緊急通知サーバ110では、LEDの発光色の情報である発光情報がテーブル化されて格納されている。
図9は、発光情報テーブルを示す図である。
発光情報テーブル112には、横方向には対象端末装置の場所(位置)に対応した不明、室内、屋外の欄が設けられており、縦方向には時間に対応した昼、夜の欄が設けられている。図9中、場所が不明の場合は「青」(寒色)が設定され、場所が室内の場合には「赤」が設定され、場所が屋外の場合にあっては、昼は「赤」が設定され夜は「黄」(暖色)が設定されている。対象端末装置の周囲の状況として、昼と夜と、また室内と屋外とでは、対象端末装置が発光する光によってユーザに認識され易い場合とされにくい場合とがあることが考えられる。図9に示す発光情報テーブルによれば、そのような周囲状況を考慮して発光のさせ方を設定できるので、ユーザに着信を確実に報知することができる。なお、発光情報テーブル112では色の情報のみが設定されているが、さらに種々の発光パターンの情報が設定されていてもよい。また、昼と夜との区別はユーザが指定してもよいし、緊急通知サーバ110の他の方法によって自動的に設定されるものであってもよい。
緊急通知サーバ110は、プレゼンスサーバ120から受信した、プレゼンス情報に含まれるユーザのプレゼンス情報から位置の情報を取り出し、位置の情報と別途取得した現在時刻の情報とが一致する部分の発光色を、発光情報テーブル112から発光情報として取り出す。
また、緊急通知サーバ110では、端末特性情報がテーブル化されて格納されている。
図10は、端末特性情報テーブルを示す図である。
端末特性情報テーブル113には、特性、音、発光、バイブの欄が設けられており、各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
特性の欄には、対象端末装置の端末特性を識別する名称が設定される。図10では「デフォルト」、「消音」、「発光禁止」がそれぞれ設定されている。
音、発光、バイブの欄は、携帯端末装置21〜23のアラート制御部215が有する報知手段に対応して設定されている。携帯端末装置21〜23が使用可能な手段には「○」が設定され、使用不可能なまたは使用しない機能には「×」が設定されている。端末特性情報テーブル113に設定されている情報は、例えば、対象端末装置を利用するユーザが聴覚に障害がある場合に、このユーザのプレゼンス情報として「消音」を、視覚に障害がある場合には「発光禁止」を設定するために利用することができる。
次に、応答情報について説明する。
緊急通知サーバ110では、応答情報がテーブル化されて格納されている。
図11は、応答情報テーブルを示す図である。
本発明では、緊急信号では緊急に連絡をとる必要がある旨や緊急事態の概要のみをユーザへ通知し、緊急事態の具体的な内容や具体的な指示内容については、緊急信号に対して応答したユーザが応答方法に示される方法に従って所定の連絡先へアクセスして情報を入手することを想定している。
応答情報テーブル114には、横方向には緊急通知(SMSサーバ130から送信した緊急信号)に応答したユーザへ、具体的な緊急情報の内容を通知する方法として電話、メッセージ配信、アプリ配信の欄が設けられており、縦方向には緊急通知を受信した対象端末装置の状態として通話可、通話困難の欄が設けられており、送信した緊急通知に対する対象端末装置からの応答方法に関する情報を管理している。
通話可は受信者がアラートに応答したときに通話が可能な状態である場合を示している。通話困難は受信者がアラートに応答したときに通話が困難な状態である場合を示している。
電話、メッセージ配信、アプリ配信の欄には、受信者がアラートに応答したときに発信者が希望するアクションが設定される。
例えば発信者が、受信者から電話によるコールバックを希望する場合、受信者が通話可能である場合は、発信者に通話を行わせるアクション(例えば、受信者からの応答電話呼を発信者につなげる)が設定されている。なお、プレゼンス情報のメッセージの欄に設定された番号に電話を掛けさせるアクションを設定することもできる。
この応答情報テーブル114は、例えばキャリアセンタ100の管理者等が自由に書き換えることができる。図11に示す応答情報テーブル114によれば、発信者が受信者へ所望する応答方法を緊急信号に含めて受信者が利用する対象端末装置へ通知することが可能になる。
図12は、緊急通知別管理テーブルを示す図である。緊急通知サーバ110は、発信者端末装置2から受信した緊急通知をそれぞれ管理するためのデータテーブルとして、緊急通知別管理テーブル115を備えている。緊急通知別管理テーブル115では、発信者端末装置2から受信した緊急通知依頼ごとに、発信者を識別するための情報である「発信者」と、受信者のうち応答希望者数を示す情報である「応答希望数」と、通知内容のデータの格納先を表す情報である「内容」と、この緊急通知の送信先である受信者を識別するための情報である「受信者」と、この受信者のプレゼンス情報である「プレゼンス」と、この受信者から応答確認を受信したか否かを示すフラグである「確認」とを関連づけて保持している。
緊急通知サーバ110は、プレゼンスサーバ120からユーザのプレゼンス情報(または更新プレゼンス情報)を受信すると、該当するユーザの「プレゼンス」欄のデータを受信したデータで更新する。また、プレゼンスサーバ120から対象端末装置からの応答確認情報を受信すると、該当するユーザの「確認」欄のデータを未受信を表す「1」から受信済を表す「0」へ更新する。
なお、緊急通知別管理テーブル115は、そのテーブルに示される緊急通知を送信する必要がなくなった場合には、削除される。
図12に示す緊急通知別管理テーブル115によれば、緊急通知サーバ110は、緊急通知ごとに、送信すべきユーザの情報や、このユーザのプレゼンス情報や、このユーザからの応答有無を管理することが可能になる。
次に、緊急通知サーバ110における通知依頼の送信処理についてフローチャートを用いて説明する。
図13は、通知依頼の送信処理を示すフローチャートである。
まず、プレゼンスサーバ120から、通信相手であるユーザのプレゼンス情報を受信する(ステップS31)。
次に、受信したプレゼンス情報に基づき、パターン情報テーブル111および端末特性情報テーブル113を参照して論理和(AND)を取り、対象端末装置に送信するアラートパターン情報を決定する(ステップS32)。次に、対象端末装置が発光機能を使用可能か否か、すなわちプレゼンス情報の端末特性が「デフォルト」または「消音」であるか否かを判断する(ステップS33)。対象端末装置が発光機能を使用可能ではない場合(端末特性に「発光禁止」が設定されている場合)(ステップS33のNo)、ステップS35に移行する。一方、対象端末装置が発光機能を使用可能な場合(ステップS33のYes)、発光情報テーブル112を参照し発光情報を決定し、この情報をアラートパターン情報に付加する(ステップS34)。そして、アラートパターン情報と応答情報とを含む通知依頼を決定し(ステップS35)。この通知依頼をプレゼンスサーバ120に送信する(ステップS36)。
以上で通知依頼の送信処理を終了する。
以上述べたように、通信管理システム500によれば、緊急通知サーバ110が、緊急通知依頼を受信すると、対象端末装置のプレゼンス情報更新依頼に応じた通知依頼を送信することにより、対象端末装置に対して効率よく緊急信号の再送信を行うことで通信資源を有効に活用することができる。
特に、緊急通知サーバ110が受信するプレゼンス情報更新依頼送信のトリガーとして「Busy」から「Free」に変更があった場合や、「時間外」から「時間内」に変わった場合等、これらのタイミングで受信者が携帯端末装置の着信履歴の確認や、Eメールまたはショートメッセージの送受信の確認をしたり、発呼を行ったりする等、何らかの目的で携帯端末装置を操作する確率が高いと思われる状況を選択し、これらを予めプレゼンス情報テーブル121に設定しておくことにより、ユーザが気づき易い環境でプレゼンス更新依頼をプレゼンスサーバ120に送信させることができるため、対象端末装置の受信者への報知をより確実に行うことができる。
また、プレゼンス情報更新依頼送信のトリガーとしては、前述したものに限定されず、例えば受信者の携帯端末装置の電源がOFFからONになった場合や、受信者の携帯端末装置から発呼が行われたりEメールやショートメッセージの送信が行われたりした場合等をトリガーとしてもよい。この場合、これらをプレゼンス情報更新依頼送信のトリガーとするよう、プレゼンス情報テーブル121に設定し、緊急通知制御部214がプレゼンス情報更新依頼を送信するように構成することにより前述した実施の形態と同様の効果が得られる。
さらに、単に緊急信号を再送する場合とは異なり、受信者のプレゼンスが変化したこと、例えば、対象端末装置を保持する受信者が室内から屋外に移動した場合やモードを「Busy」から「Free」に変更した場合等に、それを契機として、報知効果の高いパターンに切り替えて報知を実行するように、これらを予めパターン情報テーブル111に設定しておくことができるので、緊急通知サーバ110が、プレゼンス情報に応じたパターン情報を選択して再送することができ、ひいては対象端末装置の受信者への報知をより確実に行うことができる。
また、会議中等の場合には受信者や周囲の環境に配慮した報知を行うことができる。このようにTPO(Time Place Occasion)に応じた受信者への緊急信号の送信を実現することができる。
また、通知依頼に応答情報を含ませることにより、受信者が通話可能な場合と通話困難な場合とで異なる応答を実行させることができるため、発信者は、受信者が通話困難な場合にも所望の応答を容易に実行させることができる。
次に、第2の実施の形態の通信管理システムについて説明する。
以下、第2の実施の形態の通信管理システム500について、前述した第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2の実施の形態の通信管理システム500は、緊急通知の相手先が複数である、すなわち、発信者の端末装置により緊急通知サーバ110が携帯端末装置21〜23の全てに緊急信号を送信する点が第1の実施の形態の通信管理システムと異なっており、それ以外は第1の実施の形態と同様である。
次に、第2の実施の形態の通信管理システムの動作を説明する。
以下では代表的にプッシュ式電話31が、携帯端末装置21、22に緊急通知依頼を送信する場合について説明する。
図14は、第2の実施の形態の通信管理システムの動作を示すシーケンス図である。
まず、プッシュ式電話31が、携帯端末装置21、22にそれぞれの緊急通知依頼を送信する(ステップS41)。
次に、緊急通知サーバ110が緊急通知依頼を受信すると、プレゼンスサーバ120に携帯端末装置21、22のそれぞれのプレゼンス情報の要求を行う(ステップS42)。次に、プレゼンスサーバ120が緊急通知サーバ110に携帯端末装置21、22のプレゼンス情報をそれぞれ送信する(ステップS43)。すると、緊急通知サーバ110が、緊急通知依頼と携帯端末装置21のプレゼンス情報とに基づいて第3の通知依頼を作成し、プレゼンスサーバ120に送信する(ステップS44)。また、緊急通知依頼と携帯端末装置22のプレゼンス情報とに基づいて第4の通知依頼を作成し、プレゼンスサーバ120に送信する(ステップS45)。
プレゼンスサーバ120が第3の通知依頼を受信すると、携帯端末装置21に向けた第3の信号送信依頼をSMSサーバ130に送信する(ステップS46)。また、プレゼンスサーバ120が第4の通知依頼を受信すると、携帯端末装置22に向けた第4の信号送信依頼をSMSサーバ130に送信する(ステップS47)。SMSサーバ130は、第3の信号送信依頼を受信すると、第3の緊急信号を携帯端末装置21に送信する(ステップS48)。また、第4の信号送信依頼を受信すると、第4の緊急信号を携帯端末装置22に送信する(ステップS49)。
そして携帯端末装置21が第3の緊急信号を受信すると、緊急信号に示されるアラートを出力してユーザに報知する。携帯端末装置22が第4の緊急信号を受信すると、緊急信号に示されるアラートを出力してユーザに報知する。
ここで、報知に気づいた携帯端末装置21のユーザにより応答操作が実行されると、携帯端末装置21が応答確認依頼をプレゼンスサーバ120に送信する(ステップS50)。プレゼンスサーバ120が応答確認依頼を受信すると、応答確認情報を緊急通知サーバ110に送信する(ステップS51)。緊急通知サーバ110が応答確認情報を受信すると、プレゼンスサーバ120へのプレゼンス情報の要求を解除する(ステップS52)。
また、ステップS49の後に、携帯端末装置22のユーザが、その報知に気づかず応答操作が実行されない場合、携帯端末装置22はプレゼンスの変化に応じたプレゼンス情報更新依頼を緊急通知サーバ110に送信する(ステップS53)。プレゼンスサーバ120がプレゼンス情報更新依頼を受信すると、プレゼンス情報を更新して、更新プレゼンス情報を作成し、緊急通知サーバ110に送信する(ステップS54)。
そして、緊急通知サーバ110が、更新プレゼンス情報に基づいて第5の通知依頼を作成し、プレゼンスサーバ120に送信する(ステップS55)。プレゼンスサーバ120が第5の通知依頼を受信すると、第5の信号送信依頼をSMSサーバ130に送信する(ステップS56)。SMSサーバ130が、第5の信号送信依頼を受信すると、第5の緊急信号を対象端末装置に送信する(ステップS57)。
ここで、報知に気づいた携帯端末装置22のユーザにより応答操作が実行されると、ステップS50〜S52と同様の動作を実行する(ステップS58〜S60)。
以上で第2の実施の形態の通信管理システムの動作を終了する。
この第2の実施の形態の通信管理システム500によれば、第1の実施の形態の通信管理システム500と同様の効果が得られる。
そして、第2の実施の形態の通信管理システム500によれば、緊急通知サーバ110が、対象端末装置にそれぞれ応じたプレゼンス情報をプレゼンスサーバ120から取得し、対象端末装置それぞれに対して通知依頼を送信するようにしたので、複数の対象端末装置に対してもそれぞれ緊急信号を送信することができる。また、対象端末装置を指定することができるため、全ての携帯端末装置に対して緊急信号を送信する場合に比べて通信資源を有効に活用することができる。
次に、第3の実施の形態の通信管理システムについて説明する。
以下、第3の実施の形態の通信管理システム500について、前述した第2の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第3の実施の形態の通信管理システムは、発信者が、緊急通知を行う相手の中で、応答を希望する対象端末装置の数(以下「応答希望数」という)を予め設定しておき、応答した対象端末装置の数が応答希望数に達した場合にキャリアセンタ100が、未応答の対象端末装置に対し、対象端末装置の緊急信号着信履歴を消去する通知履歴消去依頼を送信する点が第2の実施の形態の通信管理システムと異なっており、それ以外は第2の実施の形態と同様である。
次に、第3の実施の形態の通信管理システム500の動作を説明する。
以下では代表的にプッシュ式電話31が、携帯端末装置21〜23に同報通知を実行し、応答希望数が1の場合について説明する。
図15は、第3の実施の形態の通信管理システムの動作を示すシーケンス図である。
まず、プッシュ式電話31が、携帯端末装置に21〜23それぞれの緊急通知依頼を送信する(ステップS61)。
次に、緊急通知サーバ110が緊急通知依頼を受信すると、緊急通知依頼に含まれるユーザを指定する情報を元にプレゼンスサーバ120に携帯端末装置21〜23を保持するユーザのそれぞれのプレゼンス情報の要求を行う(ステップS62)。次にプレゼンスサーバ120が緊急通知サーバ110に携帯端末装置21〜23を保持するユーザのプレゼンス情報をそれぞれ送信する(ステップS63)。すると、緊急通知サーバ110が、緊急通知依頼とプレゼンス情報とに基づいて第6〜第8の通知依頼を作成し、それぞれプレゼンスサーバ120に送信する(ステップS64〜S66)。
プレゼンスサーバ120が第6の通知依頼を受信すると、携帯端末装置21に向けた第6の信号送信依頼を、SMSサーバ130に送信する(ステップS67)。プレゼンスサーバ120が第7の通知依頼を受信すると、携帯端末装置22に向けた第7の信号送信依頼を、SMSサーバ130に送信する(ステップS68)。プレゼンスサーバ120が第8の通知依頼を受信すると、携帯端末装置23に向けた第8の信号送信依頼を、SMSサーバ130に送信する(ステップS69)。
SMSサーバ130は、第6の信号送信依頼を受信すると、第6の緊急信号を携帯端末装置21に送信する(ステップS70)。第7の信号送信依頼を受信すると、第7の緊急信号を携帯端末装置22に送信する(ステップS71)。第8の信号送信依頼を受信すると、第8の緊急信号を対象端末装置23に送信する(ステップS72)。
そして携帯端末装置21は、第6の緊急信号を受信すると、緊急信号に示されるアラートを出力してユーザに報知する。携帯端末装置22は、第7の緊急信号を受信すると、緊急信号に示されるアラートを出力してユーザに報知する。携帯端末装置23は、第8の緊急信号を受信すると、緊急信号に示されるアラートを出力してユーザに報知する。そして、携帯端末装置21〜23のユーザが報知に気づかない場合は、携帯端末装置21〜23について第1の実施の形態と同様に、再通知が実行される。
ここで、報知に気づいた携帯端末装置21のユーザにより応答操作が実行されると、携帯端末装置21が応答確認依頼をプレゼンスサーバ120に送信する(ステップS73)。プレゼンスサーバ120が応答確認依頼を受信すると、応答確認情報を緊急通知サーバ110に送信する(ステップS74)。
緊急通知サーバ110が応答確認情報を受信すると、緊急通知サーバ110は、この応答確認情報に関する緊急通知につき、応答確認情報の受信数(累計数)が応答希望数に一致したか否かを判断する。そして、応答確認情報の受信数が応答希望数に一致していればプレゼンスサーバ120への、この緊急通知の送信先であるユーザに関するプレゼンス情報の要求を解除する(ステップS75)とともに、緊急通知サーバ110は、プレゼンスサーバ120に、この緊急通知につき応答確認情報をまだ受信していない端末である携帯端末装置22の緊急信号着信履歴を消去する第1の通知履歴消去依頼を送信し(ステップS76)、同様に携帯端末装置23の緊急信号着信履歴を消去する第2の通知履歴消去依頼を送信する(ステップS77)。
プレゼンスサーバが第1の通知履歴消去依頼を受信すると、第1の履歴消去信号送信依頼をSMSサーバ130に送信する(ステップS78)。プレゼンスサーバ120が第2の通知履歴消去依頼を受信すると、第2の履歴消去信号送信依頼をSMSサーバ130に送信する(ステップS79)。
SMSサーバ130は、第1の履歴消去信号送信依頼を受信すると、履歴消去信号を携帯端末装置22に送信する(ステップS80)。これにより、携帯端末装置22の緊急通知に関する緊急信号着信履歴が消去される。また、同様に第2の履歴消去信号送信依頼を受信すると、履歴消去信号を携帯端末装置23に送信する(ステップS81)。これにより、携帯端末装置23の緊急信号送信履歴が消去される。
以上で第3の実施の形態の通信管理システム500の動作を終了する。
この第3の実施の形態の通信管理システム500によれば、第1の実施の形態の通信管理システム500と同様の効果が得られる。
また、第3の実施の形態の通信管理システム500によれば、例えば、緊急の対応が必要になった案件につき、10名から構成される担当者グループのうちのいずれか3人が対応すればよい場合に、10名全員を受信者として緊急通知を送信し、そのうちの応答希望者数である3人から応答確認を受けた場合に、残りの7人への緊急通知の再送を停止するという通信方法を実現することができるので、緊急通知を送信する必要がなくなった相手への通信を抑止し、通信資源の無駄な消費を抑止することが可能になる。
そして、第3の実施の形態の通信管理システム500によれば、さらに、応答確認依頼を送信する必要がなくなった対象端末装置の緊急信号着信履歴を削除することで、着信履歴を参照したことによるユーザからの無駄なコールバックを抑制し、通信資源の無駄な消費を抑止することができる。
なお、本実施の形態では緊急通知サーバ110が、3つの携帯端末装置21、22、23のうちの1つから応答があった場合に通知履歴消去依頼を送信する場合について説明したが、応答希望数はこれに限るものではなく、2つ(複数)の対象端末装置から応答が有った場合に緊急履歴消去依頼を送信する場合も同様にして実現することができることは言うまでもない。
また、本実施の形態では、緊急通知サーバ110が、応答確認依頼を送信した対象端末装置の情報を記録するよう構成されているのが好ましい。これにより、どの対象端末装置から応答確認依頼の送信があったのかを容易に確認することができる。
次に、第1の実施の形態〜第3の実施の形態における緊急通知サーバ110の動作をまとめて説明する。
図16〜図18は、第1の実施の形態〜第3の実施の形態における緊急通知サーバの動作を示すフローチャートである。
まず、緊急通知依頼を受信すると、緊急通知依頼が複数の携帯端末装置に対する依頼か否かを判断する(ステップS91)。緊急通知依頼が複数の携帯端末装置に対する依頼ではない場合(ステップS91のNo)(第1の実施の形態に相当)、対象端末装置のプレゼンス情報を要求する(ステップS92)。次に、プレゼンスサーバ120に通知依頼を送信する(ステップS93)。
次に、プレゼンスサーバ120から応答確認情報を受信したか否かを判断する(ステップS94)。すなわち、緊急通知別管理テーブル115で、このユーザに対応する「確認」欄のデータが「0」であるかどうかを確認する。「確認」欄のデータが「1」で応答確認情報を受信していない場合(ステップS94のNo)、プレゼンスサーバ120から更新プレゼンス情報を受信したか否かを判断する(ステップS95)。更新プレゼンス情報を受信した場合(ステップS95のYes)、緊急通知別管理テーブル115のユーザに対応する更新プレゼンス情報に示される更新後のプレゼンス情報に基づいて、ステップS93に移行して新たな通知依頼を送信する。更新プレゼンス情報を受信していない場合(ステップS95のNo)、ステップS94に移行して動作を継続する。一方、応答確認情報を受信した場合(ステップS94のYes)、対象端末装置のプレゼンス情報の要求を解除して(ステップS96)動作を終了する。
ステップS91で緊急通知依頼が複数の携帯端末装置に対する依頼の場合(ステップS91のYes)(第2、第3の実施の形態に相当)、端子Aを介して図17に示す処理に移行し、対象端末装置の数だけプレゼンス情報を要求する(ステップS97)。
次に、対象端末装置の数と応答希望数とが一致するか否かを判断する(ステップS98)。対象端末装置の数と応答希望数とが一致する場合(ステップS98のYes)(第2の実施の形態に相当)、携帯端末装置21〜23についてそれぞれステップS93〜S96と同様の動作を行う(ステップS99〜S102)。
そして対象端末装置のうちの1つの携帯端末装置について応答確認情報を受信し(ステップS100)プレゼンス情報の要求を解除したとき(ステップS102)、送信対象としている緊急通知につき緊急通知別管理テーブル115を参照し、全ての対象端末装置について応答確認情報を受信したか否か、すなわち「確認」欄のデータが「0」であるか否かを判断する(ステップS103)。全ての対象端末装置について応答確認情報を受信していない場合、すなわち「確認」欄のデータが「1」であるデータがある場合(ステップS103のNo)、ステップS100に移行して動作を継続する。一方、全ての対象端末装置について応答確認情報を受信した場合(ステップS103のYes)、動作を終了する。
ステップS98で、対象端末装置の数と応答希望数とが一致しない場合(ステップS98のNo)(第3の実施の形態に相当)、端子Bを介して図18に示す処理に移行し、その対象端末装置についてそれぞれステップS99〜S102と同様の動作を行う(ステップS104〜S107)。ステップS107で対象端末装置のうちの1つの携帯端末装置についてプレゼンス情報の要求を解除したとき、送信対象としている緊急通知につき緊急通知別管理テーブル115を参照し、応答確認情報の合計受信数、すなわち、緊急通知別管理テーブル115の該当緊急通知に関するデータのうち、「確認」欄のデータが「0」であるユーザの数が応答希望数に一致したか否かを判断する(ステップS108)。応答確認情報の受信数が応答希望数に一致していない場合(ステップS108のNo)、ステップS105に移行して動作を継続する。
一方、応答確認情報の受信数が応答希望数に一致した場合(ステップS108のYes)、応答確認依頼を送信してきていない対象端末装置、すなわち、緊急通知別管理テーブル115の該当緊急通知に関するデータのうち、「確認」欄のデータが「1」であるユーザに対応づけられている対象端末装置に対して通知履歴消去依頼を送信し(ステップS109)、さらに、応答確認依頼を送信してきていない全ての対象端末装置のプレゼンス情報のプレゼンスサーバ120への要求を解除して(ステップS110)動作を終了する。
以上本発明の好適な実施の形態について詳述したが、本発明は、その特定の実施の形態に限定されるものではない。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって(コンピュータに所定の通信管理プログラムを実行させることにより)実現することができる。その場合、緊急通知サーバ110が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等が挙げられる。磁気記録装置としては、例えば、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等が挙げられる。光ディスクとしては、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等が挙げられる。光磁気記録媒体としては、例えば、MO(Magneto-Optical disk)等が挙げられる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
通信管理プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
符号の説明
1 通信管理装置
2 発信者端末装置
3 通知対象端末装置
10 携帯端末キャリア網
20 公衆電話網
30 インタネット
21、22、23 携帯端末装置
31 プッシュ式電話
40 パケット網
41 PC
51 携帯端末装置
100 キャリアセンタ
110 緊急通知サーバ
111 パターン情報テーブル
112 発光情報テーブル
113 端末特性情報テーブル
114 応答情報テーブル
120 プレゼンスサーバ
121 プレゼンス情報テーブル
130 SMSサーバ
211 緊急通知信号受信部
212 位置検出部
213 状態切替部
214 緊急通知制御部
215 アラート制御部

Claims (9)

  1. 発信者端末装置が所定の通知対象端末装置を指定してメッセージの通知を行う通信管理方法において、
    前記通知対象端末装置のプレゼンス情報を管理し、
    前記発信者端末装置が送信する前記メッセージの通知依頼を受信すると、第1のメッセージを前記通知対象端末装置に送信し、
    前記通知対象端末装置がプレゼンスの変化に応じて出力するプレゼンス情報更新依頼を受信する度に、第2のメッセージを前記通知対象端末装置に送信し、
    前記通知対象端末装置からの前記第2のメッセージに対する応答を受信すると、前記通知対象端末装置に対する前記第2のメッセージの送信を終了する、
    ことを特徴とする通信管理方法。
  2. 前記プレゼンス情報に基づいた前記第1のメッセージを前記通知対象端末装置に送信し、前記プレゼンス情報を更新した更新プレゼンス情報に基づいた前記第2のメッセージを前記通知対象端末装置に送信することを特徴とする請求の範囲第1項記載の通信管理方法。
  3. 前記メッセージの通知依頼は、前記通知の緊急性に関する緊急度情報を有し、
    前記緊急度情報および前記プレゼンス情報に基づいて第1の報知方法を決定し、前記第1の報知方法を有する前記第1のメッセージを前記通知対象端末装置に送信し、
    前記緊急度情報および前記更新プレゼンス情報に基づいて第2の報知方法を決定し、前記第2の報知方法を有する前記第2のメッセージを前記通知対象端末装置に送信することを特徴とする請求の範囲第1項記載の通信管理方法。
  4. 前記メッセージの通知依頼は、前記通知対象端末装置が、前記通知対象端末装置のプレゼンスに応じて実行する応答方法に関する応答情報を有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の通信管理方法。
  5. 複数の前記通知対象端末装置を指定した前記メッセージの通知依頼を受信すると、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージを前記通知対象端末装置毎に送信することを特徴とする請求の範囲第1項記載の通信管理方法。
  6. 前記メッセージの通知依頼は、さらに、前記通知対象端末装置の前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージに対する応答の数を指定する指定情報を有し、
    複数の前記通知対象端末装置のうちの1つの通知対象端末装置から前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージに対する応答を受信したとき、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージに対する応答を送信した前記通知対象端末装置の累計数が、前記指定情報で指定した数に達したか否かを判断し、前記累計数が前記指定情報で指定した数に満たない場合、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージに対する応答のない前記通知対象端末装置に前記第2のメッセージを送信し、前記累計数が前記指定情報で指定した数に一致した場合、前記第2のメッセージの送信を終了することを特徴とする請求の範囲第5項記載の通信管理方法。
  7. 前記累計数が前記指定情報で指定した数に一致した場合、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージに対する応答のない前記通知対象端末装置に対し、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージの着信履歴の削除指示を送信することを特徴とする請求の範囲第6項記載の通信管理方法。
  8. 発信者端末装置が所定の通知対象端末装置を指定してメッセージの通知を行う際に用いる通信管理サーバにおいて、
    前記発信者端末装置が前記メッセージの通知を行う際に出力するメッセージ通知依頼を受信する通知依頼受信手段と、
    前記通知対象端末装置のプレゼンス情報を管理するプレゼンス管理サーバから前記プレゼンス情報を受信するプレゼンス情報受信手段と、
    第1のメッセージを前記通知対象端末装置に送信し、かつ、前記通知対象端末装置のプレゼンスの変化に応じて前記プレゼンス管理サーバが出力する更新プレゼンス情報を、前記プレゼンス情報受信手段が受信する度に、第2のメッセージを前記通知対象端末装置に送信する送信手段と、
    前記通知対象端末装置からの前記第2のメッセージに対する応答を受信する応答メッセージ受信手段と、
    前記応答メッセージ受信手段が前記応答を受信すると、前記通知対象端末装置に対する前記第2のメッセージの送信を終了するメッセージ終了手段と、
    を有することを特徴とする通信管理サーバ。
  9. 発信者端末装置が所定の通知対象端末装置を指定してメッセージの通知を行う際に用いる通信管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    前記発信者端末装置が前記メッセージの通知を行う際に出力するメッセージ通知依頼を受信する通知依頼受信手段、
    前記通知対象端末装置のプレゼンス情報を管理するプレゼンス管理サーバから前記プレゼンス情報を受信するプレゼンス情報受信手段、
    第1のメッセージを前記通知対象端末装置に送信し、かつ、前記通知対象端末装置のプレゼンスの変化に応じて前記プレゼンス管理サーバが出力する更新プレゼンス情報を、前記プレゼンス情報受信手段が受信する度に、第2のメッセージを前記通知対象端末装置に送信する送信手段、
    前記通知対象端末装置からの前記第2のメッセージに対する応答を受信する応答メッセージ受信手段、
    前記応答メッセージ受信手段が前記応答を受信すると、前記通知対象端末装置に対する前記第2のメッセージの送信を終了するメッセージ終了手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とする通信管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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