JP4629659B2 - 1個の固定子と少なくとも1個の回転子を有する同期電機及び関連制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は回転電機の分野に関する。
本発明は、特に、それに限るものではないが、広範囲な速度範囲に亙り、実質的に定出力で運転することができる永久磁石同期機に関し、例えば、昇降機又は電気式牽引機に関する。
昇降に関連して、負荷が小さい場合に持上げ時間を減少するために、持ち上げる負荷に対して持上げ時間を整合させ、しかも更に重い物品を持ち上げることができることが有用である。
電気牽引に関連して、始動時、即ち車輌が起動しようとする時、電動機は低速で高トルクを伝達しなければならない。対照的に、水平経路上で、伝達される負荷はより小さく、そして、車輌は電動機からそれ以上の出力を必要とすることなくより早く走行することができる。
同期機は基底速度を云われる或る速度まで一定のトルクで運転することができる。この基底速度まで、出力は回転子の回転速度に略比例して増加する。この基底速度を越えると、略定出力でトルクは減少する。
電機子の各相は、自己インダクタンス、相間相互インダクタンス及び洩れインダクタンスの項を一緒にしたインダクタンスによってモデル化することができる。このインダクタンスは、固定子に対する回転子の角度位置に依存し、かつ、電気角周波数に関係した基準座標系で、直軸インダクタンスLd及び横軸インダクタンスLqの成分を有している。直軸リアクタンスXdは、直軸インダクタンスLdに電気角周波数ωを乗じた積を表わし、横軸リアクタンスXqは、横軸インダクタンスLqに電気角周波数ωを乗じた積を表わす。回転子の回転速度Ωは、zを極対数とすると、ω=zΩ の関係で、電気角周波数ωに関係している。
電気角周波数に関係した基準座標系において、電機子の1相の直軸インダクタンスLdは、直軸と云われるd軸上のインダクタンスの値であり、すなわち、電機子極の軸が同相の固定子コイルの軸と一致するときである。横軸インダクタンスLqは、横軸と云われるq軸上のインダクタンスの値であり、すなわち、誘導子極の軸が同相に対する固定子コイルの軸と垂直のときである。
昇降用及び電気牽引用の公知の永久磁石回転電機は、大部分は「非突極」機と云われる機械であり、その機械では直軸リアクタンスXdはほぼ横軸リアクタンスXqに等しい。
非突極機の他に、逆突極機と云われる機械もあり、その機械では、直軸リアクタンスXdは横軸リアクタンスXqよりかなり小さい。それらの主な利点は、リアクタンスXq及びXdの差に比例するリラクタンストルクが、通常の運転で磁石によって生じる起電力トルクに加わることである。これは、必要な同一トルクに対して、磁石の量を減少し、従って、機械の費用を減少することができる。この種類の機械では、トルクが最大になるような起電力に対する最適な電流位相進みがある。その動作点が基底速度まで保持される。
基底速度を越えると、機械の相端子両端の電圧は、他のすべてのことが等しいとして、制御装置を介して電源から機械に供給される利用できる電圧より大きくなるが、これは、起電力が速度に比例して変わるからである。
機械の相端子両端の電圧を減少するために、固定子巻線の電流と、電機子磁束、即ち磁石の磁束、に対する電流の位相差とを変えて、電機子磁束に或る程度対抗する磁束を生じさせることである。この操作を「減磁束」と云い、減磁束に必要な電流が大きくなると生じる電流損失も大きくなる。
同期機を改良する必要があり、それらを広範囲な速度に亙り、特に基底速度を越えて、実質的に定出力で高い効率で運転させる必要がある。
本発明は、これらの必要を満たすもので、それは、固定子と永久磁石を有する少なくとも1つの回転子とを有し、Xdは直軸リアクタンス、Xqは横軸リアクタンスとすると、Xd>Xqとなるようにされていることを特徴とする同期電気機械によるものである。例えば、Xd/Xq>1.1であり、更によくは、Xd/Xq>1.5である。例えば、Xd/Xq=約3とすることができる。
本発明によって得られる利点は下記の通りである。
第一に、力率cosΦが直軸リアクタンスXqとは逆に変化するとすると、低いXqの値は高力率が得られるようにできる。例えば、所望の力率レベルによるが、Xqo/Eは0.33から0.6の間にあり、ここで、Ioは制御器の定格によって印加される最大線電流強さであり、Eは機械の相当りに誘導される起電力を表わす。
第二に、磁石の磁束は直軸dに沿って方向付けされているので、電機子に電流を流して、直軸リアクタンスXd及び直軸に沿う電流成分Idに比例する磁束を直軸dに沿って発生するようにして減磁束は達成される。大きな直軸リアクタンスXdでは、より小さな直軸電流Idでかなりの減磁束が得られ、従って、対応する損失も更に少なくなる。その結果、制御装置の定格が減少し、効率を改善する。
更に、短絡時、大きな直軸リアクタンスXdは、短絡電流の値に依存する減磁のリスクを減少する。この電流は起電力と直軸リアクタンスとの比に比例し、従って、直軸リアクタンスXdが大きい場合には、電流は小さくなる。例えば、所要の減磁束範囲に亙り、Xdo/Eは0.66から1の間にあり、ここで、Ioは制御器の定格によって印加される最大線電流強さであり、Eは機械の相当りに誘導される起電力を表わす。
基底速度まで、機械は起電力と同相の電流で運転することができる。起電力トルクは最大で、リラクタンストルクは零である。基底速度は、例えば、毎分100又は200回転より大きい。
具体的な一実施の形態では、固定子は、それぞれが少なくとも1個の個別コイルを支持する歯を有し、これらの歯に磁極片が無い。これは、特に、予め製作したコイルを歯に装着することを可能とし、これにより機械の製造が簡単になる。
回転子は、好適なのは回転子の永久磁石がポールピース間に配置されている磁束集中回転子である。これは磁石の数を減らし、従って、機械のコストを減らすことができる。
直軸及び横軸リアクタンスの値は、回転子のポールピースの形状で決めることができ、特にそれらポールピースの突出部の形状によって決めることができる。
2個の連続するポールピースの突出部は、その突出部の間に、半径方向部分を含む2つの対抗縁部と、少なくとも1個の永久磁石の一面によって部分的に形成される底部とを有するノッチを画定することができる。
そのようなポールピースの形状は、直軸及び横軸リアクタンス間に非対称性と、直軸及び横軸リアクタンス間に比較的大きな正数の差をもたらす。
回転子のポールピースは、それぞれ固定子に向いた面を有することができ、その面は凸状部を有する。ポールピースの凸状部は、固定子の半径、特に固定子内径の20%乃至30%、或いは、その約25%の曲率半径を有することができる。
その凸状部の円周方向端は、そのポールピースに隣接する永久磁石に対して角度的に変位していてもよい。隣接永久磁石に対する円周方向端の角度変位は、次の範囲にすることができる:固定子の歯数nteethと回転子の極数npolesの比が3/2か、或いは、nが2以上の整数で、nteeth/npoles=6n/(6n−2)の関係を満たす機械に対して、80°/nteethから100°/nteethまでの間にあり、例えば、約90°/nteethであり、
nが2以上の整数で、nteeth/npoles=6n/(6n+2)の関係を満たす機械に対して、50°/nteethから70°/nteethまでの間にあり、例えば、約60°/nteethである。
回転子の各永久磁石は2個の隣接ポールピースの凸状部の円周方向端から半径方向に後退させることができる。凸状部の円周方向端に対して磁石の半径方向の後退値は、固定子の半径、具体的には固定子の内径の10%から20%までの間にあり、例えば約15%にすることができる。
回転子の各ポールピースは2つの肩部を有することができる。永久磁石は2個のポールピースの肩部間に位置するようにすることができる。
回転子の各ポールピースは、固定子に向かって延在する突出部を有し、その突出部の半径方向縁部が、ポールピースに隣接する永久磁石の半径方向に向かう縁部に対して角度的に変位すことができる。
回転子の回転軸に沿って機械を見たときに、回転子の永久磁石は半径方向に長い形状断面を有することができる。具体的には、回転子の回転軸に沿って機械を見たときに、回転子の永久磁石は機械の半径に平行に方向付けされた長辺を有する長方形断面とすることができる。
本発明の特定の一実施の形態では、Xd/Xq比は、回転子の最大回転速度で、同じ電圧及び同じ電流で、基底速度で得られるのと実質的に同じ出力が得られるように選択される。
上記の結果を得るための可能なXd/Xq比の値の中から最小の値を選んで、高い突出部を有するのを避けるのが好ましいが、それは、高い突出部は、より小さな開口の極及び等価的により大きな間隙をもたらすし、かつ、その結果、磁石の量を増加し、従って、機械のコストと重量を増やすからである。更に、高い突出部は、過負荷が生じる可能性を抑えるであろう機械が供給することができる最大トルクを減少することになるであろう。
nを2以上の整数とすると、固定子は6nの歯を有し、回転子は6n±2の極を有するものとすることができる。そのような構成は、トルクリップル及び高調波電圧を共に減少させることができる。
機械は、単一の内側回転子を有することができるが、変形として、固定子の半径方向の両側に配置され、回転的に結合された内側回転子及び外側回転子を有していてもよい。二重回転子を使用して、鉄損を減少することができる。
機械は、発電機、或いは、電動機を構成するものとすることができる。
機械の出力は0.5kW以上、例えば約1.5kWとすることができるが、その値に限定されるものではない。
本発明の対象は、上述したものとは独立に、或いは、組み合わせて、電気機械が、少なくとも1個の固定子と、少なくとも1個の回転子とを有し、その回転子はポールピースと、ポールピース間に配置された永久磁石とを有し、各ポールピースは突出部を有し、その突出部の両側に肩部がある。
2個の隣接ポールピースの肩部は、それらの間に配置された永久磁石と同一平面にすることことができる。
各突出部は半径方向に存在する縁部によって円周方向が区画される。
各ポールピースが隣接永久磁石を円周方向で覆わないようにすることができる。
各突出部は連続湾曲縁部によって半径方向で区画される。
各ポールピースは半径方向にある中央の平面に対して対称にすることができる。
各ポールピースは磁性積層体とすることができる。
突出部は、回転中心とは異なる曲率中心を有する半径方向外側の円形縁部を有することができ、その曲率中心は、例えば、回転子の回転中心と最大の半直径との間の半径上に位置する。
2個の隣接突出部間の角度方向距離は、対応するポールピース間に配置された永久磁石の角度方向幅よりも大きい。
永久磁石は固定子に向かう外面を有することができる。
本発明の対象は、前記した機械を制御する制御装置でもある。
本発明の対象は、前記したものとは独立に、或いは、組み合わせた、同期電動機を制御する制御装置でもあり、それは、回転子の回転速度範囲に亙りほぼ一定の出力Poで電動機を運転することができ、電動機供給電流の直軸電流成分Id及び横軸電流成分Iqを決めるように設計されたコンピュータを含み、電流成分Id及びIqは、Id=約ido=約−i・sinαIo及びIq=約iqo=約i・cosαIo に等しく、その20%以内に、更に良くは10%以内に、一層良くは5%以内にあり、ここで、Io は制御装置の定格によって与えられる電流の最大値であり、
Figure 0004629659
Figure 0004629659
(x,y)は次式の実根の1つであり、
Figure 0004629659
mは回転子の回転速度の基底速度に対する比を表わし、
eは、一方は起電力であり、他方はmに主電源から印加される相当りの最大電圧Voを乗じた積との比であり、
vは、電機子の1相両端の電圧と、主電源から印加される電圧Voとの比であり、
pはrms出力と機械を運転するのに望ましい定出力Poとの比であり、
αは電流と起電力との位相差である。
用語「直軸成分」及び「横軸成分」は、電気角周波数に関係付けられた基準座標系の直軸d及び横軸q上へ電流の大きさを投影したものを意味すると了解されたい。
上記の、xdは、商
Figure 0004629659
であって、Xd は直軸リアクタンスである。
同様に、xqは、商
Figure 0004629659
であって、Xq は横軸リアクタンスである。
そのような制御装置は、電圧を一定に保ちながら起電力に対して電流を角度αだけ移相し、そして、iの直軸d上の成分idは主磁束に対抗する磁束を発生する。起磁力は、従って、減少し、その結果、全体の誘導電圧が低下する。
電流の単位値iは、機械の温度上昇及び制御装置の定格に関連した理由により、その公称値より単に増加する。
トルクを生じるのを助勢することになる、さらに大きな横軸電流とするために、最小移相α、即ち、最小の単位直軸強さidで、所望の電圧を得ることができる。
減磁束比は、前に定義したVo及びIoと同じ電圧及び電流で、基底速度で得られるのと同じ出力Poを得るためのmの最大値である。これらから、起電力の値並びに直軸及び横軸リアクタンスの値が所定の機械に対して導くことができる。このようにして所定のPo、Vo及びIoに対して得られたXd/Xq比は、所望の減磁束比の増加関数であり、減磁束比は、場合により、例えば、2より大きく、例えば、6に等しい。
可能な解(x,y)のうち、iを最小にするものを選択するのが好ましい。
前述した制御装置は、好ましくは、前に規定したXd>Xqの同期電動機と一緒に使用する。
制御装置が、更に、含むことができるのは、三相インバータ、及びそのインバータの電子スィッチに、電流成分id及びiqに従って制御信号を伝達するようにされたベクトル制御器である。
本発明の対象は、上記したものとは独立に、或いは、組み合わせた電動機を制御する方法で、少なくとも電動機に接続されたインバータの供給電圧及び電動機の回転速度が測定され、基底速度を超える所定の速度設定値Ω*に対して定出力を維持するための供給電流の直軸電流成分id及び横軸電流成分iqが、実時間計算によって、及び/又は、レジスタにアクセスすることによって決定される。
トルク設定値t*は、回転子の測定した回転速度と回転速度設定値Ω*との少なくとも差の関数として決定することができる。出力設定値は、少なくともトルク設定値と測定した回転速度の関数として決定することができる。単位直軸電流成分id値及び横軸電流成分iq値が、出力設定値、測定した回転速度及びインバータの直流供給電圧から実時間で計算することができる。直軸及び横軸電流成分は、負荷及びインバータの供給電圧の関数として、制御法則に従って決定することができる。それら制御法則をコンピュータに組み込んで動的性能を改良することができる。
本発明の対象は、また、上記したものとは独立に、或いは、組み合わせて、電動機を有する電気車輌であり、その電動機は、固定子と、永久磁石を有する少なくとも1個の回転子を有し、その電動機は、Xdを直軸リアクタンス、Xqを横軸リアクタンスとすると、Xd>Xqとなるようにされている。
車輌は、回転子の回転速度範囲に亙りほぼ一定の出力で電動機を運転することができるようにする同期電動機制御用制御装置も有することができ、制御装置は電動機に投入される電動機供給電流の直軸電流成分id及び横軸電流成分iqを決定するように設計されたコンピュータを含み、電流成分Id及びIqは、Id=約ido=約−i・sinαIo及びIq=約iqo=約i・cosαIoに等しく、その20%以内に、更に良くは10%以内に、一層良くは5%以内にあり、
ここで、Ioは制御装置の定格によって与えられる電流の最大値であり、
Figure 0004629659
Figure 0004629659
(x,y)は次式の実根の1つであり、
Figure 0004629659
mは、回転子の回転速度の基底速度に対する比を表わし、
eは、一方は起電力であり、他方はmに主電源から印加される相当りの最大電圧Voを乗じた積との比であり、
vは、電機子の1相両端の電圧と、主電源から印加される電圧Voとの比であり、
pは、rms出力と機械を運転するのに望ましい定出力との比であり、
αは、電流と起電力との位相差である。
本発明は、限定するものではない本発明の例示的実施例の下記の詳細な説明を読み、かつ、添付の図面を詳査すれば更に明瞭に理解される。
電気機械
図1は固定子10と永久磁石21を有する回転子20とを含む同期電気機械1を示す。
固定子10はそれぞれが個別コイル12を支持する歯11を有し、三相電流が供給されるようにコイル12は電気的に一緒に接続されている。
回転子20は磁束集中型回転子であり、永久磁石21がポールピース22の間に配置されている。永久磁石21及びポールピース22は機械の軸23に適切に固定される。
ポールピース22は軸23上の適所に、接着によるか、或いは、軸とポールピースに相補的な形状を形成することによって保持することができるが、或いは、それらポールピースは、ポールピース22に係合し、回転子のフランジにその両端で結合されるロッドによって適所に保持することができる。
ポールピース22は、それぞれが誘導電流損を制限するために絶縁ワニスを塗布した磁性薄板の積層体よって作られる。
磁石21それらは同じ種類の両極性を有し、図1に見られるように、これらは磁石間に配置されたポールピース22に向けられている。
ポールピース22は、それぞれ突出部27を有し、それらの固定子10に向かっている面は凸状部24を有している。ポールピース22の凸状部24は、固定子の半径、具体的には固定子の内径の20%から30%の間の、或いは、その約25%の曲率半径とすることができる。
各凸状部24は、隣接永久磁石21に対して角度的に変位した円周方向端25を有している。隣接永久磁石21に対する円周方向端25の角度変位βは、固定子の歯数nteethと回転子の極数npolesの比が3/2か、或いは、nが2以上の整数、例えば、2又は3で、nteeth/npoles=6n/(6n−2)の関係を満たす機械に対しては、80°/nteethから100°/nteethまでの間にあり、例えば、約90°/nteethであり、nが2以上の整数、例えば2又は3で、nteeth/npoles=6n/(6n+2)の関係を満たす機械に対して、50°/nteethから70°/nteethまでの間にあり、例えば、約60°/nteethである。
これらの式中、nteethは固定子の歯11の数を表し、npolesはポールピース27の数を表す。
永久磁石21は凸状部24の円周方向端25から半径方向に後退して存在している。凸状部24の円周方向端25に対する永久磁石21の半径方向の後退値rは固定子の内径Rの10%から20%の間にあり、或いは、約15%でもよい。
各ポールピース22は、更に、突出部27の両側に存在する2つの肩部26を有し、各永久磁石21が2つの肩部26間にある。
回転子の各ポールピース22の突出部27は、円周方向端25と同様に、隣接永久磁石21の半径方向の面29に対して角度的に変位した半径方向縁部28を有する。
永久磁石21は、機械を回転軸Xに沿って見たときに、半径方向に長い形状の断面を有している。この断面は、記載の実施例では、その長辺が機械の半径と平行に方向付けられた長方形である。変形として、永久磁石はそれぞれ楔形とすることができる。
当該実施例では、回転子は10の極を有し、固定子は12の歯を有し、nを2に等しいとすると、従って固定子は6nの歯を有し、回転子は6n±2の極を有する。nが2よりも大であったとしても、本発明の範囲外となるものではない。
記載の実施例では、回転子は内側回転子であるが、回転子が外側回転子であったとしても、或いは、機械が内側回転子と外側回転子の両方を有し、それぞれ固定子の半径方向の一方の側に配置され、回転的に結合されたものであったとしても、本発明の範囲外となるものではない。好適なのは、本発明によれば、電動機はXd>Xqの関係を満たすことである。
制御装置
図1に関して前述した機械は、図2及び図3に関して記述するように、回転子の回転速度の広範囲に亙り定出力で運転できるようにすることができる制御装置によって制御することができる。制御装置は、特に、Xd>Xqである機械に適している。
より一層明瞭にするため、図2は電気角周波数ωに関係付けた周知の基準座標系を表し、電機子の一相を通る電機子磁束Φ即ち主磁束と同じ方向で同じ向きの直軸d、及び、直軸に対して+π/2の角度だけ移相している横軸qを有している。図において、正弦波量は、固定ベクトルで表わすことができる。
以下において、単位値e、xd及びxqは前に定義したものを用いる。
単位起電力eに対する単位電流iの移相は、基底速度を越える速度で電圧を一定に維持するように選択されるが、それは、直軸d上のiの単位成分idが主磁束に対抗する磁束を生じ、従って、全起磁力は減少し、その結果、誘導単位電圧vの減少をもたらすが、これは電動機トルクを過度に減少させることがなく、基底速度を越えて、可能な最大トルクで機械を運転することができる様に制御装置が設計されているからである。特に、制御装置の目的は、基底速度を超えたところで、基底速度での出力に略等しい出力で運転することができる様にすることである。
同期電動機1はインバータ35からの三相電流を供給され、そのインバータ35は、6個の電子スイッチ60、例えば1個以上のIGBT、を含み、それぞれの電子スイッチはダイオード61が付設されていて、ベクトル制御器37からの6個の制御信号62によって制御される。
ベクトル制御器は、主コンピュータ45から受け取る直軸電流成分id設定値及び横軸電流成分iq設定値に、3相のうちの2相に対する測定電流ia及びibに、及び角度位置データθに従って電動機に供給する電流の強さを修正するのに使用される。
角度位置データθは位置検出器39に接続された位置計算器40によって伝達される。
位置検出器39は速度計算器41にも接続される。
速度計算器41によって計算される回転速度Ωの値は主コンピュータ45、乗算器46及び減算器47に伝達される。
減算器47で、回転子の回転速度設定値Ω*から回転速度Ωが減算され、そして、差Ω*−ΩはPID(比例−積分−微分)型の調整回路48によって処理されて、トルク計算器49に伝達され、そこで回転子の測定回転速度Ωと回転速度設定値Ω*との差に従ってトルク設定値t*が決定される。トルク設定値t*は、機械が供給できる最大トルクtmaxに制限される。
トルク設定値t*は、回転子の測定回転速度Ωに従って出力設定値p*を計算する乗算器46に伝達される。
出力設定値p*は主コンピュータ45に伝達される。
更に、発生しうる変動を平滑にするために、インバータ35両端の電圧VDCが測定され、PID型の調整回路50に伝達される。この調整回路50は、主電源電圧によって変わるかもしれない単位電圧vを供給する。
主コンピュータ45は、受信したデータから出力p*での運転に対応する直軸id及びiq電流成分を決定する。
これらid及びiqの値はベクトル制御器37に伝達され、前述したように、インバータ35を制御できるようにする。
主コンピュータ45は、図4に例示すように、予め計算した値が入っているレジスタ53にアクセスしてid及びiqの値を決定することができる。レジスタ53には、多数の入力v,p*及びΩに対するid及びiqの値が入っている。v,p*及びΩの値に対して、そのコンピュータは、レジスタ53において既知のid(v,p*,Ω)及びiq(v,p*,Ω)に対してv、p*及びΩの最も近い値を決定する。
主コンピュータ45は、次の式を用いて、実時間計算によりid及びiqを解析的に決定することもできる。
d=−i・sinα及びiq=i・cosα
Figure 0004629659
Figure 0004629659
(x,y)は次式の実根の1つであり、
Figure 0004629659
用語「計算器」、「レジスタ」、「調整回路」、「減算器」、及び「乗算器」はその言葉の広義に理解すべきである。これらの機能はすべて、1つ以上の電子カードにある1つ以上の特定の電子回路によって実行することができる。これらの機能はハードウエア及び/又はソフトウエアの形式で実行することができる。具体的には、構成要素40,41,47,48,49,46,45,50及び37は、一つ以上のマイクロコントローラ及び/又はマイクロプロセッサを有する1個の同じ電子カードに一体化することができる。
当該実施例では、減磁束比は6であり、すなわち、回転子の最大回転速度は、基底速度の6倍であり、例えば、毎分約1350回転である。
勿論、減磁束比が6とは異なっていたとしても、特に、例えば2以上であったとしても、本発明の範囲外となるものではない。従って、インバータ35の電子スィッチ60はそれに応じて設計される。
勿論、本発明は前述した例示の実施例に限定されるものではない。例えば、電気機械は、やはりXd>Xqでありながら、異なるように製作してもよい。
全記載を通して、別に特に明記していなければ、「1つを有する」と言う表現は、「少なくとも1つを有する」と同義であると考えられたい。
本発明による機械の部分断面の略図。 電気角周波数に関係した基準座標系に於ける種々の正弦波量を表わすブロンデル線図。 本発明による同期電動機用制御装置の簡略ブロック図。 図3の制御装置の主コンピュータの例示的実施例を略図的に示す図。

Claims (25)

  1. それぞれが少なくとも1個の個別のコイル(12)を支持する歯(11)を有する固定子(10)と、永久磁石(21)を備えた少なくとも1つの回転子(20)とを有する同期電気機械であって、
    dは直軸リアクタンス、Xqは横軸リアクタンスとすると、Xd>Xqとなるようにされていること、
    前記回転子(20)が磁束集中型回転子であり、前記回転子の永久磁石(21)がポールピース(22)の間に配置されていること
    前記回転子(20)のそれぞれのポールピース(22)は、固定子(10)に向かって延在する突出部(27)を有し、該突出部は、前記ポールピース(22)に隣接する永久磁石(21)の半径方向に向かう縁部(29)に対して角度的に変位している半径方向縁部(28)を有していること
    前記回転子のそれぞれのポールピース(22)は、それぞれ前記固定子(10)に向かう面を有し、その面は凸状部(24)を有すること、
    前記凸状部(24)は、前記固定子の内側半径(R)の20%から30%までの間の曲率半径を有することを特徴とする同期電気機械。
  2. d/Xq>1.1であることを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  3. d /X q >1.5であることを特徴とする請求項2に記載の電気機械。
  4. qo/Eが0.33から0.6までの間にあること、ここで、I o は制御器の定格によって印加される最大線電流強さであり、Eは機械の相当りに誘導される起電力を表わす、を特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  5. do/Eが0.66から1までの間にあること、ここで、I o は制御器の定格によって印加される最大線電流強さであり、Eは機械の相当りに誘導される起電力を表わす、を特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  6. 前記固定子(10)の前記歯(11)が磁極片を有さないことを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  7. 前記ポールピース(22)の凸状部(24)の円周方向端(25)は、そのポールピース(22)に隣接する永久磁石(21)に対して角度的に変位していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気機械。
  8. 前記隣接永久磁石(21)に対しての前記円周方向端(25)の角度変位βは、
    固定子の歯数nteethと回転子の極数npolesの比が3/2か、或いは、nが2以上の整数で、nteeth/npoles=6n/(6n−2)の関係を満たす機械について、80°/nteethから100°/nteethまでの間にあり、nが2以上の整数で、nteeth/npoles=6n/(6n+2)の関係を満たす機械に対して、50°/nteethから70°/nteethまでの間にある、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気機械。
  9. 前記回転子(20)の各永久磁石(21)の夫々は2個の隣接ポールピース(22)の凸状部(24)の円周方向端から半径方向に後退して存在することを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  10. 前記凸状部(24)の円周方向端(25)に対して前記磁石(21)の半径方向の後退値(r)は、前記固定子(10)の内側半径(R)の10%から20%までの間にあることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の電気機械。
  11. 前記回転子(20)のそれぞれの前記ポールピース(22)は、2つの段部(26)を有し、少なくとも1個の永久磁石(21)が2個の隣接ポールピース(22)の段部の間にあることを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  12. 前記電気機械を前記回転子の回転軸(X)に沿って見たときに、前記永久磁石(21)は、長軸が半径方向に在る細長形状の断面を有することを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  13. 前記電気機械を前記回転子の回転軸(X)に沿って見たときに、前記回転子(20)の前記永久磁石(21)は、前記電気機械の半径に平行に方向付けされた長辺を有する矩形断面を有することを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  14. nは2以上とすると、前記固定子(10)は6nの歯(11)を有し、前記回転子(20)は6n±2個の極(22)を有することを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  15. 電気機械がただ1個の内側回転子を有することを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  16. 前記電気機械の出力が0.5kW以上であることを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  17. 前記電気機械が発電機を構成することを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  18. 前記電気機械が電動機を構成することを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
  19. 請求項1に記載の電気機械であって、同期電動機である電気機械と、
    前記回転子の回転速度範囲で、略一定の出力Poで前記電動機を運転させることができる同期電動機を制御する制御装置とを有するアッセンブリーであって、前記制御装置が、電動機供給電流の直軸電流成分Id及び横軸電流成分Iqを決定するように設計されたコンピュータ(45)を有し、前記電流成分Id及びIqは、Id=約ido=約−isinαIo及びIq=約iqo=約icosαIoに、20%以内で等しく、
    ここで、Ioは前記制御装置の定格によって与えられる電流の最大値であり、
    Figure 0004629659
    Figure 0004629659
    (x,y)は次式の実根の1つであり、
    Figure 0004629659
    mは、回転子の回転速度の基底速度に対する比を表わし、
    eは、一方は起電力と、他方はmに主電源から印加される電圧Voを乗じた積との比であり、
    vは、電機子の1相両端の間の電圧と、主電源から印加される相当りの最大電圧Voとの比であり、
    pはrms出力と出力Poとの比であり、
    αは電流と起電力との位相差であり、
    dは商
    Figure 0004629659
    であって、Xdは直軸リアクタンスであり、
    qは商
    Figure 0004629659
    であって、Xqは横軸リアクタンスである、上記アッセンブリー。
  20. 選択された前記根(x,y)がiを最小にすることを特徴とする請求項19に記載のアッセンブリー。
  21. 前記アッセンブリーが、三相インバータ(35)及びベクトル制御器(37)を有し、前記ベクトル制御器が、電流成分id及びiqに従って、前記インバータ(35)の電子スィッチ(60)に制御信号を伝達するように設計されている、ことを特徴とする請求項19に記載のアッセンブリー。
  22. 請求項18に記載の電動機を制御する方法であって、
    少なくとも前記電動機に接続されたインバータの供給電圧(VDC)及び前記電動機の回転速度(Ω)を測定し、
    前記基底速度を越える所定の速度設定値(Ω*)に対して一定出力を維持するための供給電流の直軸電流成分id及び横軸電流成分iqを、少なくとも前記電圧VDC及び前記測定速度に基づいて、実時間計算により及び/又はレジスタにアクセスすることにより決定する方法。
  23. トルク設定値t*が、少なくとも前記回転子の測定した回転速度(Ω)と回転速度設定値(Ω*)との差の関数として決定されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 出力設定値(p*)が、少なくとも前記トルク設定値及び前記測定した回転速度の関数として決定されることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 直軸電流成分値id及び横軸電流成分値iqは、前記電力設定値、前記測定した回転速度及び前記インバータの直流供給電圧から実時間で計算されることを特徴とする請求項24に記載の方法。
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