JP4629539B2 - パイプクランプ - Google Patents

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Description

本発明は、パイプクランプに関する。詳細には、ブレーキフルードパイプ等の長尺のパイプをその長手方向の適宜箇所を保持するために使用されるパイプクランプに関する。
この技術に関する従来のパイプクランプの基本的構成を図4に示す。図4は、パイプクランプ1の正面図である(なお、図面の便宜上、パイプPの部分だけは断面形状で示している)。図4に示すように、パイプクランプ1は、長尺のパイプPを保持することのできる空間容積Cを内部に有し、一端が開口して形成されたクランプ本体10と、クランプ本体10のパイプを保持する空間容積位置にパイプPを挿入させるためのパイプ挿入保持部位片20と、クランプ本体10のパイプを保持する空間容積Cに挿入されたパイプを受けて支持するパイプ支持部位片30とを備えている。そして、パイプ挿入保持部位片20はパイプPの挿入時には開口寸法が拡張変形することができる構成とされており、パイプPは開口位置Kから図4で見て上方向に挿入されて、パイプ挿入保持部位片20とパイプ支持部位片30との間にある空間容積Cの位置で挟まれるように保持される。
また、このパイプクランプ1では、通常使用されるパイプ径の大きさを想定して、その大きさに合わせてパイプ支持部位片30の形状が形成されている。例えば、図4示したパイプクランプ1は、パイプ支持部位片30の形状の種類により、3種類のパイプを収容可能な構成としている。すなわち、図4で見て左から1つ目と2つ目のパイプ支持部位片30の形状は同じとなっており、パイプ径の異なる3種類のパイプが収容可能な構成となっている。そして、パイプクランプ1が自動車の床面などに固定されて、パイプPをパイプクランプ1に収容させる。パイプクランプ1は、このような構成により、パイプクランプ1は空間容積CにパイプPを保持してパイプPのガタつきや抜け落ちを防止している。
この種の関連技術として、下記の特許文献1に示されるものがある。
特開平9−152064号公報
しかしながら、図4に示した従来のパイプクランプ1では、パイプ支持部位片30の形状が定まっているために、新型の車種などが開発されて新しいタイプのパイプを使用する場合、パイプ径の大きさが変わる度に新しいパイプクランプを設計しなければならないという問題がある。すなわち、通常使用されるパイプのパイプ径とは異なるパイプ径の新しいタイプのパイプを使用する場合、その都度新しいタイプのパイプに合わせたパイプクランプを用意しなければならないという問題がある。また、従来からパイプクランプにパイプを確実に保持させておくという要請もある。
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、パイプクランプにおいて、新しいタイプのパイプにも対応しつつ、パイプを確実に保持させることにある。
本発明は前記課題を解決するために、次の手段をとる。
まず、第1の発明は、長尺のパイプをその長手方向の適宜箇所を保持するためのパイプクランプであって、前記長尺のパイプを保持することのできる空間容積を内部に有し、一端が開口した概略門型形状に形成されたクランプ本体と、パイプを前記クランプ本体のパイプを保持する空間容積位置に挿入するために、前記クランプ本体の門型形状の開口位置から板形状の部材として内部の前記パイプを保持する空間容積位置方向に延びて配設され、かつ、自由状態では保持すべきパイプの径よりその開口寸法が小さい状態で配設されているが、パイプの挿入時には開口寸法が拡張変形することができる構成とされているパイプ挿入保持部位片と、前記クランプ本体のパイプを保持する空間容積に挿入されたパイプを受けて支持するために、前記パイプ挿入保持部位片の配設位置より前記クランプ本体の内部位置のパイプを保持する空間容積に対応した位置に配設されており、前記クランプ本体の門型形状の両側から板形状の部材として延びて連接結合した状態でパイプの挿入方向に凸形状として配設され、挿入されるパイプに対して縮径方向の弾発力が付与されていると共に、挿入されるパイプの径の大きさに応じてパイプを受ける保持角度が変化する構成とされているパイプ支持部位片と、とからなり、前記クランプ本体のパイプを保持する空間容積に挿入されたパイプは、その径の大きさに応じて前記パイプ支持部位片が変化して支持すると共に、パイプを挿入する前記パイプ挿入保持部位片の自由状態時状態におけるその先端で保持することを特徴とする。
この第1の発明によれば、パイプ挿入保持部位片と、このパイプ挿入保持部位片よりクランプ本体の内部にあるパイプ支持部位片との間の空間容積の位置でパイプが保持される。そして、このパイプ支持部位片は、パイプが保持されるときに空間容積に対応した位置に配設されている。すなわち、パイプ支持部位片は、挿入されるパイプのパイプ径に合わせた空間容積を形成させることのできる位置とされている。
また、パイプ支持部位片は、パイプの挿入方向に凸形状として配設されているため、パイプを空間容積内にスムーズに挿入させることができる。そして、パイプ支持部位片は、挿入されるパイプに対して縮径方向に弾発力が付与されている構成となっている。この弾発力によりパイプ挿入保持部位片とパイプ支持部位片との間でパイプが挟まれる格好となるので、確実にパイプを保持することができる。さらに、パイプ支持部位片は、挿入されるパイプの径の大きさに応じてパイプを受ける保持角度が変化する構成となっているため、いわゆる新しいタイプのパイプにも対応することができる。
空間容積に挿入されるパイプは、パイプ支持部位片がパイプの大きさに応じて変化することにより支持される。これにより、パイプを空間容積内で確実に保持させることができる。また、パイプ挿入支持部位片の自由状態時状態におけるその先端でパイプが保持されるため、空間容積内でパイプをバランスよく保持させることができる。
次に、第2の発明は、上記した第1の発明に係るパイプクランプにおいて、前記パイプ支持部位片の前記クランプ本体の門型形状の両側から延びて配設される板形状の部材の連接結合は、その両者の中央位置で弾性変形可能な部材によりパイプの挿入方向に対して逆U字形状に配設された構成として連接結合され、該逆U字形状箇所が弾性変形して挿入されるパイプの径の大きさに対応可能としていることを特徴とする。
この第2の発明によれば、パイプ支持部位片は、クランプ本体の門型形状の両側から板形状の部材として延びて連接結合され、この連接結合されたパイプ支持部位片は弾性変形可能な部材とされている。そして、この両側から延びた板形状の部材の中央位置にパイプの挿入方向に対して逆U字形状となる箇所が配置構成される。これにより、挿入されるパイプに対する縮径方向の弾発力が強く作用するようになるので、空間容積内でパイプをしっかりと保持することができる。また、この逆U字形状箇所が、挿入されるパイプの径の大きさに対応可能な構成で適宜変形して空間容積に挿入されるので、新しいタイプのパイプにも対応することができる。
次に、第3の発明は、上記した第2の発明に係るパイプクランプにおいて、前記パイプ支持部位片の中央位置の連接結合箇所である逆U字形状箇所は、パイプ挿入方向からみて背部に前記クランプ本体から一体的に突設形成された反力支持部位が当接状態で配設されており、挿入されたパイプの保持反力を受けることを特徴とするパイプクランプ。
この第3の発明によれば、逆U字形状箇所と反力支持部位とが当接状態で挿入されたパイプの保持反力を受ける構成となるので、パイプを安定した状態で保持することができる。
次に、第4の発明は、上記した第1の発明から第3の発明のいずれかに係るパイプクランプにおいて、前記パイプ挿入保持部位片は、前記クランプ本体の門型形状の両側位置から延びて配設されていることを特徴とする。
この第4の発明によれば、クランプ本体の門型形状の両側位置から延びて配設されたパイプ挿入保持部位片により、パイプをより確実に保持することができる。
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
まず、第1の発明においては、新しいタイプのパイプにも対応しつつ、パイプを確実に保持させることができる。
次に、第2の発明によれば、空間容積内でパイプをしっかりと保持することができる。
次に、第3の発明によれば、パイプを安定した状態で保持することができる。
次に、第4の発明によれば、パイプをより確実に保持することができる。
以下、本発明の最良の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るパイプクランプ1を示す斜視図である。図2は本実施形態に係るパイプクランプ1を示す正面図である。
パイプクランプ1は、自動車のブレーキフルードパイプ等のパイプを保持して、パイプのガタつきや抜け落ちを防止するために使用されるものである。例えば、パイプクランプ1を車体の床面に固定し、このパイプクランプ1にブレーキフルードパイプを保持させて使用させることができる。また、普通自動車、軽自動車、大型自動車など車両の種類に応じてパイプクランプ1の大きさを適宜変更して使用することもできる。
図1に示すように、パイプクランプ1は、長尺のパイプを保持することのできる空間容積Cを内部に有し、一端が開口して形成されたクランプ本体10と、クランプ本体10のパイプを保持する空間容積位置にパイプを挿入させるためのパイプ挿入保持部位片20と、クランプ本体10のパイプを保持する空間容積Cに挿入されたパイプを受けて支持するパイプ支持部位片30とを備えている。
また、パイプクランプ1は、合成樹脂材によって一体的に形成されており、図1で見て左右方向に設けられたクランプ本体10、10は、それぞれ同じ大きさ形状とされている。これにより、自動車の床面等の構成部材に安定した状態で、しかもバランスよく固定させることができる。
また、図1に示すようにパイプクランプ1の図1で見て略中央位置には、自動車の床面等の構成部材から突出して形成される係止軸(例えば、スタッドボルトなど)に取り付けられるための取付部70が設けられている。取付部70の底面略中央には、円形状の穴部(図示省略)がパイプクランプ1の内部に形成され、この穴部がスタッドボルト等の係止軸と嵌合される構成となっている。
パイプ挿入保持部位片20は、クランプ本体10の門型形状の開口位置Kから空間容積Cのある門型形状の内部に向かって延びて形成されている。詳細には、図1で見て右側のクランプ本体10では、図1で見て左側のパイプ挿入支持部位片20はクランプ本体10の左下の開口位置Kから右上の空間容積Cに向かって延びて形成されている。そして、図1で見て右のパイプ挿入支持部位片20はクランプ本体10の右下の開口位置Kから左上の空間容積Cに向かって延びて形成されている。なお、右側と左側の両パイプ挿入保持部位片20は、板形状で形成されており、自由状態では保持すべきパイプの径よりその開口寸法が小さい状態で配設されているが、パイプの挿入時には開口寸法が拡張変形することができる構成とされている。
パイプ挿入保持部位片20は、クランプ本体10の門型形状の両側位置から延びて配設されている。これにより、空間容積C内に収容されるパイプをより確実に保持することができる。なお、より安定した状態でパイプを保持するためには、パイプ挿入保持部位片20は互いに対向する位置関係にある構成とすることが望ましい。
パイプ支持部位片30は、空間容積Cに挿入されるパイプを受けて支持するための部材である。すなわち、パイプ支持部位片30は、パイプ挿入保持部位片20よりもクランプ本体10の門型形状の内部に配設され、パイプ挿入保持部位片20とパイプ支持部位片30との間にある空間容積C内でパイプが支持される構成となっている。
また、パイプ支持部位片30は、クランプ本体10の門型形状の両側から板形状の部材として延びて連接結合した状態でパイプの挿入方向に凸形状として配設されている。これにより、パイプの外径形状に沿った挿入が可能となるので、パイプを空間容積C内へスムーズに挿入させることができる。
図2に示すように、パイプ支持部位片30におけるクランプ本体10の門型形状の両側から延びて配設される板形状の部材の連接結合は、その両者の中央位置でパイプの挿入方向に対して逆U字形状に形成された部位で接結合されている。この逆U字形状部位32は弾性変形可能な部材で形成されており、逆U字形状部位32を開ける作用力に対して戻す弾性力が働くようになっている。これにより、挿入されるパイプに対する縮径方向の弾発力が強く作用するので、空間容積C内でパイプをしっかりと保持することができる。また、逆U字形状に配設された逆U字形状部位32は、挿入されるパイプの径の大きさに対応可能な構成で適宜変形するので、新しいタイプのパイプにも対応することができる。
詳しくは、パイプ支持部位片30は、挿入されるパイプに対して縮径方向の作用力を働かせる。図2で見て左側のクランプ本体10において、パイプが空間容積Cに挿入されるとき、パイプ支持部位片30は図中の矢印で示す縮径方向Aの作用力が働く。これにより、パイプ挿入保持部位片20とパイプ支持部位片30がパイプ挿入時にそのパイプの径の大きさに対応して空間容積Cを形成するので、パイプ径の大きさにとらわれることなく多くの種類のパイプを保持させることができる。これに加え、空間容積C内でパイプを確実に保持することができる。
従って、パイプ支持部位片30は、挿入されるパイプの径の大きさに応じてパイプを受ける保持角度が変化する。例えば、パイプ支持部位片30は、パイプ径の大きいパイプが空間容積C内に挿入されると、拡張変形して保持角度(パイプを左右のパイプ支持部位片30、30で包囲する角度)が徐々に小さくなるように変化する。これにより、いわゆる新しいタイプのパイプを使用する場合でも、パイプクランプを新たに設計する手間を省くことができる。
逆U字形状部位32は、パイプ挿入方向からみて背部にクランプ本体10から一体的に突設形成された反力支持部位12が当接状態で配設されており、挿入されたパイプの保持反力を受ける構成となっている。すなわち、図2においては、パイプが挿入される開口位置Kの方向から見て上方向にあるクランプ本体10の上側の部位から反力支持部位12が突設形成されている。これにより、逆U字形状部位32と反力支持部位12とが当接状態で挿入されたパイプの保持反力を受ける構成となるので、パイプをより安定した状態で保持することができる。
また、逆U字形状部位32の図2で見て右側と左側の両パイプ支持部位片30ともパイプと当接して支持する部位34は肉厚に形成されている。逆に、両パイプ支持部位片30のクランプ本体10へ結合部位36は肉薄に形成されており、パイプの挿入に伴ってパイプ支持部位片30が拡張変形しやすくなっている。これにより、やや小さめのパイプが挿入されたときには、パイプがパイプ支持部位片30でフィットしやすくなる。
続いて、本実施形態に係るパイプクランプ1の使用方法について説明する。
図3は、パイプP1、P2が空間容積Cに収容された状態を示す正面図である。なお、図面の便宜上、パイプP1、P2の部分は断面図で示している。ここでは、図2に示したパイプクランプ10にパイプ径の大きさの異なるパイプP1、P2がパイプクランプ1に挿入されて図3に示した状態となる態様について説明する。
まず、図2で見て左側のクランプ本体10にややパイプ径の大きいパイプP1が空間容積Cに挿入される態様について説明する。開口位置KからパイプP1を押し込むように図2で見て上方向へ挿入させていくと、パイプ挿入保持部位片20が拡張変形して開口位置Kの開口寸法が大きくなる。そのまま、挿入し続けると、パイプP1はパイプ支持部位片30と当接し、パイプ支持部位片30は、反力支持部位12と当接した状態で弾性変形してパイプP1を受ける保持角度が変化していく。保持角度が変化しない態様になるまで挿入されてパイプP1が空間容積C内に収まると、パイプ挿入保持部位片20は、自由状態に戻った状態となり、図3で見てパイプP1の下側付近を受けて支持する。上記の使用方法によりパイプP1は、パイプ挿入保持部位片20とパイプ支持部位30との間で保持されることとなる。
次に、図2で見て右側のクランプ本体10にパイプP1に比べてパイプ径が小さいパイプP2が空間容積Cに挿入される態様について説明する。開口位置KからパイプP2を押し込むように図2で見て上方向へ挿入させていくと、パイプ挿入保持部位片20が拡張変形して開口位置Kの開口寸法が大きくなる。ただ、パイプP2はパイプP1に比べてパイプ径が小さいため、上述したパイプP1の場合よりは開口寸法は小さくなる。そのまま、挿入し続けると、パイプP1はパイプ支持部位片30と当接し、パイプ支持部位片30は、反力支持部位12と当接した状態で弾性変形してパイプを受ける保持角度が変化していく。ただ、この場合もパイプP2はパイプP1比べてパイプ径が小さいため、上述したパイプP1の場合より保持角度は大きくなる。パイプP2を続けて挿入して、パイプP2が空間容積C内に収まると、パイプ挿入保持部位片20は、自由状態に戻った状態となり図3で見てパイプP2の下側付近を受けて支持する。上記の使用方法によりパイプP2は、パイプ挿入保持部位片20とパイプ支持部位30との間で保持されることとなる。
以上の説明より、本実施形態に係るパイプクランプ1は、同じ大きさ形状のクランプ本体を使用した場合でも、パイプの種類に合わせた対応が可能なものであり、しかもパイプを確実に保持することができる。
本発明は上記実施の形態の構成に限定されることはなく、その他種々の形態で実施ができるものである。
例えば、上記実施形態では、パイプクランプ1にクランプ本体10が2箇所設けられた構成を示したが、この構成に限定されるものではない。すなわち、クランプ本体10が1箇所又は3箇所以上の複数箇所設けられた構成としてもよい。具体的には、図1に示したパイプクランプ1において、取付部70を対称として図1で見て左右方向にクランプ本体10を各2箇所ずつ設けて合計4箇所配置した構成としてもよい。この場合、パイプクランプ1に4本のパイプを保持することができる。
また、上記実施形態では、図1で見て左右方向に設けられたクランプ本体10は、共に同じ大きさ形状とした構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、図1で見て右側のクランプ本体10の幅方向の幅を狭くした構成とすることもできる。この場合、パイプ径のやや大きいパイプを収容する場合には、図1で見て左側のクランプ本体10で対応し、ややパイプ径が小さいパイプを収容する場合には図1で見て右側の幅を狭くしたクランプ本体10で対応することできる。
また、上記実施形態では、逆U字形状部位32と反力支持部位12が当接状態で配設された構成を示したが、両者が当接状態で配設されていない構成であっても良い。
本実施形態に係るパイプクランプを示す斜視図である。 本実施形態に係るパイプクランプを示す正面図である。 パイプクランプにパイプが収容された状態を示す正面図である。 従来のパイプクランプを示す正面図である。
符号の説明
1 パイプクランプ
10 クランプ本体
12 反力支持部位
20 パイプ挿入保持部位片
30 パイプ支持部位片
32 逆U字形状部位
70 取付部
A 縮径方向
K 開口位置
P、P1、P2 パイプ

Claims (4)

  1. 長尺のパイプをその長手方向の適宜箇所を保持するためのパイプクランプであって、
    前記長尺のパイプを保持することのできる空間容積を内部に有し、一端が開口した概略門型形状に形成されたクランプ本体と、
    パイプを前記クランプ本体のパイプを保持する空間容積位置に挿入するために、前記クランプ本体の門型形状の開口位置から板形状の部材として内部の前記パイプを保持する空間容積位置方向に延びて配設され、かつ、自由状態では保持すべきパイプの径よりその開口寸法が小さい状態で配設されているが、パイプの挿入時には開口寸法が拡張変形することができる構成とされているパイプ挿入保持部位片と、
    前記クランプ本体のパイプを保持する空間容積に挿入されたパイプを受けて支持するために、前記パイプ挿入保持部位片の配設位置より前記クランプ本体の内部のパイプを保持する空間容積に対応した位置に配設されており、前記クランプ本体の門型形状の両側から板形状の部材として延びて連接結合した状態でパイプの挿入方向に凸形状として配設され、挿入されるパイプに対して縮径方向の弾発力が付与されていると共に、挿入されるパイプの径の大きさに応じてパイプを受ける保持角度が変化する構成とされているパイプ支持部位片と、からなり、
    前記クランプ本体のパイプを保持する空間容積に挿入されたパイプは、その径の大きさに応じて前記パイプ支持部位片が変化して支持すると共に、パイプを挿入する前記パイプ挿入保持部位片の自由状態時状態におけるその先端で保持することを特徴とするパイプクランプ。
  2. 請求項1に記載のパイプクランプであって、
    前記パイプ支持部位片の前記クランプ本体の門型形状の両側から延びて配設される板形状の部材の連接結合は、その両者の中央位置で弾性変形可能な部材によりパイプの挿入方向に対して逆U字形状に配設された構成として連接結合され、該逆U字形状箇所が弾性変形して挿入されるパイプの径の大きさに対応可能としていることを特徴とするパイプクランプ。
  3. 請求項2に記載のパイプクランプであって、
    前記パイプ支持部位片の中央位置の連接結合箇所である逆U字形状箇所は、パイプ挿入方向からみて背部に前記クランプ本体から一体的に突設形成された反力支持部位が当接状態で配設されており、挿入されたパイプの保持反力を受けることを特徴とするパイプクランプ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のパイプクランプであって、
    前記パイプ挿入保持部位片は、前記クランプ本体の門型形状の両側位置から延びて配設されていることを特徴とするパイプクランプ。
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