JP4629319B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池を有する電源装置に関する。
現在、パーソナルコンピュータなどの携帯用電子機器・電気機械においては、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池などの二次電池が電源として使用されている。しかし、二次電池は、連続して最大4時間程度しかパーソナルコンピュータに電力を供給できない。
最近、20〜40時間連続してパーソナルコンピュータに電力を供給できる燃料電池が注目されている。燃料電池本体は、電解質層を燃料極(−)と空気極(+)とで狭持した単セルを積層した構成を有し、燃料極に燃料を、空気極に空気をそれぞれ供給し、電気化学反応させることにより電力を生じさせる。燃料として、水素、メタノールが使用される。燃料電池は、負荷電流密度が上昇すると、出力電圧が低下する特性を持っている。このため、燃料電池を電源として外部負荷出力を行うシステムでは、燃料電池から出力される直流電力をDC−DCコンバータ又はDC−ACコンバータを用いて変換し、一定電圧又は一定電流の電力を出力する。
図8に、特開2000−173636号公報に開示された、従来例の燃料電池装置の構成を示すブロック図を示す。定常状態では、燃料電池本体801で生じた直流電力(電圧V)は、直直流変換器(DC−DCコンバータ)803により、所定の電圧Vbの直流電力に変換され、回路切り換え制御部807を通り、外部負荷出力端子804に定常的に供給される。急激な負荷変動が生じ、一時的に燃料電池本体801の出力電圧Vaが低下し、所定の電圧V3以下になった場合、センサー部809からの信号により充電制御部806への出力を、回路切り換え制御部807にて停止する。更に出力電圧Vaが低下し、ある定められた電圧V4以下になった場合、センサー部809からの信号により補器802への出力を回路切り換え制御部807にて停止し、同時に補器802への出力電圧を二次電圧805からの出力電力に切り換える。従来例の燃料電池装置は、燃料電池本体801の出力電圧Vaに基づき、外部負荷に安定して電力供給を行う。
特開2000−173636号公報
燃料電池は、燃料電池に供給する燃料の量の増減に対する、出力電力の増減の応答が遅いという特性を持っている。従来例の燃料電池装置においては、負荷変動に応じて燃料電池が直ちに供給電力を変化させる必要がある。従来例の燃料電池装置においては、負荷が急激に増大した場合に即応できるように、燃料電池に、常に必要量を相当上回る燃料を供給する必要があった。このことは、燃料電池の燃料利用率を劣化させた。特に、燃料としてメタノールを使用する燃料電池の場合、多くのメタノールが使用されずに排出される。このため、排出されたメタノールの浄化方法が問題となった。燃料電池が排出したメタノールを再利用する循環式燃料電池が開発されている。しかし、循環式燃料電池においても、二酸化炭素を分離して排出する際、二酸化炭素のみを分離することが困難である故に、二酸化炭素を排出する時にメタノールも排出するという問題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、排出がクリーンな電源装置を提供することを目的とする。
本発明は、燃料利用率が優れた電源装置を提供することを目的とする。
本発明は、負荷の電力変動に対して安定した電力を供給でき、且つ簡単な構成の電源装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を有する。請求項1に記載の発明は、メタノールを料とし、所定の供給量の燃料が供給されたときに、(a)出力電流の増加とともに出力電圧が減少する出力電流−出力電圧特性と、(b)出力電圧の増加とともに出力電力が増加して最大出力電力になった後、出力電圧の増加とともに出力電力が減少する出力電圧−出力電力特性と、(c)出力電流の増加とともに、排出されるメタノールの量が減少するメタノール排出率の特性とを有する燃料電池と、負荷に電力を供給する二次電池とを備えた電源装置において、前記燃料電池からの出力電圧が目標入力電圧になるように、前記燃料電池の出力電流を制御することにより、前記燃料電池からの出力電力に対して電力変換を行って前記負荷及び/又は前記二次電池に出力するDC−DCコンバータと、前記燃料電池に供給する燃料の供給量及び前記DC−DCコンバータの目標入力電圧を設定する制御部とを備え、前記制御部は、それぞれ前記燃料の供給量をパラメータとする前記燃料電池の出力電流−出力電圧特性及び出力電圧−出力電力特性に基づいて、前記燃料電池の出力電力が最大出力電力となるときの前記燃料電池の出力電圧以下で、かつ当該出力電圧より所定の電圧だけ低い電圧以上の値に設定される前記燃料電池の目標出力電圧を、前記燃料の供給量に対応させて記憶し、前記二次電池の残存容量に基づいて前記燃料の供給量を決定し、当該決定された供給量の燃料を前記燃料電池に供給するように制御し、前記DC−DCコンバータの目標入力電圧を、前記決定された燃料の供給量に対応して記憶された前記燃料電池の目標出力電圧に設定することを特徴とする電源装置である。
請求項2に記載の発明は、前記DC−DCコンバータは、前記燃料電池の出力端子に接続される入力端子と、前記入力端子間の電圧と前記目標入力電圧との間の誤差を増幅して誤差信号を出力する誤差増幅器と、入力電流制御回路とを有し、前記入力電流制御回路は前記誤差信号を入力し前記誤差信号の絶対値が所定の値以下になるように前記燃料電池の出力電流を調整することを特徴とする、請求項1に記載の電源装置である。
請求項3に記載の発明は、前記DC−DCコンバータの出力電圧が、前記二次電池の電圧により定まり、入力電圧が前記目標入力電圧に近づくようにその入力電流を制御することを特徴とする請求項1に記載の電源装置である。
なお本装置は、従来のDC−DCコンバータのように、出力電圧が所定値になるように制御するのではなく、出力電圧は二次電池の電圧によって定まり、燃料電池の発電電力を二次電池に充電するもので、DC−DCコンバータの電力変換効率を1として、充電電流は燃料電池の発電電力を二次電池の電圧で割ったものになる。
請求項4に記載の発明は、前記DC−DCコンバータは、前記燃料電池が出力する電圧を入力する入力端子と、前記二次電池の1端と接続された出力端子と、入力電圧と前記目標入力電圧との差分を検出する差分検出器と、前記差分に応じたデューティ比で、第1の期間に第1のレベルになり、前記第1の期間以外の期間である第2の期間に第2のレベルになるパルス信号を発生するパルス信号発生器と、1端が前記入力端子に接続されたコイルと、1端が前記コイルの他端に接続され、他端が接地され、前記第1の期間に導通し、前記第2の期間に非導通になる第1のスイッチ素子と、1端が前記コイルの他端に接続され、他端が前記出力端子に接続され、前記第1の期間に非導通になり、前記第2の期間に導通する第2のスイッチ素子と、を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電源装置である。
請求項5に記載の発明は、前記DC−DCコンバータは、前記燃料電池が出力する電圧を入力する入力端子と、前記二次電池の1端と接続された出力端子と、入力電圧と前記目標入力電圧との差分を検出する差分検出器と、前記差分に応じたデューティ比で、第1の期間に第1のレベルになり、前記第1の期間以外の期間である第2の期間に第2のレベルになるパルス信号を発生するパルス信号発生器と、1端が前記入力端子に接続され、前記第1の期間に導通し、前記第2の期間に非導通になる第1のスイッチ素子と、1端が前記第1のスイッチ素子の他端に接続され、他端が接地され、前記第1の期間に非導通になり、前記第2の期間に導通する第2のスイッチ素子と、1端が前記第1のスイッチ素子の他端に接続され、他端が前記出力端子に接続されたコイルと、を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電源装置である。
請求項6に記載の発明は、前記DC−DCコンバータは、前記燃料電池が出力する電圧を入力する入力端子と、前記二次電池の1端と接続された出力端子と、入力電圧と前記目標入力電圧との差分を検出する差分検出器と、前記差分に応じたデューティ比で、第1の期間に第1のレベルになり、前記第1の期間以外の期間である第2の期間に第2のレベルになるパルス信号を発生するパルス信号発生器と、1端が前記入力端子に接続されたコイルと、1端が前記コイルの他端に接続され、他端が接地され、前記第1の期間に導通し、前記第2の期間に非導通になる第1のスイッチ素子と、1端が前記コイルの他端に接続され、他端が前記出力端子に接続された整流素子と、を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電源装置である。
請求項7に記載の発明は、前記DC−DCコンバータは、前記燃料電池が出力する電圧を入力する入力端子と、前記二次電池の1端と接続された出力端子と、入力電圧と前記目標入力電圧との差分を検出する差分検出器と、前記差分に応じたデューティ比で、第1の期間に第1のレベルになり、前記第1の期間以外の期間である第2の期間に第2のレベルになるパルス信号を発生するパルス信号発生器と、1端が前記入力端子に接続され、前記第1の期間に導通し、前記第2の期間に非導通になる第1のスイッチ素子と、1端が前記第1のスイッチ素子の他端に接続され、他端が接地された整流素子と、1端が前記第1のスイッチ素子の他端に接続され、他端が前記出力端子に接続されたコイルと、を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電源装置である。
請求項8に記載の発明は、前記DC−DCコンバータは、その出力電圧が一定の上限出力電圧値を超えるか否かを検出する過電圧検出器を更に有し、前記DC−DCコンバータの出力電圧が前記上限出力電圧値を超えた場合、前記制御部は前記燃料電池への燃料供給を停止することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかの請求項に記載の電源装置である。
請求項9に記載の発明は、前記DC−DCコンバータの出力電圧が一定の上限出力電圧値に制限されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかの請求項に記載の電源装置である。
請求項1に記載の発明は、 前記燃料電池の出力電力を測定する電力測定部を更に有し、前記制御部は、前記DC−DCコンバータの目標入力電圧を、前記決定された燃料の供給量に対応して記憶された前記燃料電池の目標出力電圧を含む複数の互いに異なる目標出力電圧に順次設定して、前記燃料電池の出力電力を順次測定し、前記DC−DCコンバータの目標入力電圧を、前記各測定された燃料電池の出力電力のうちの最大の出力電力を与える目標入力電圧に変更することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかの請求項に記載の電源装置である。
電力測定部は、典型的には、燃料電池の出力電流と出力電圧とを測定し、その積(燃料電池の出力電力)を算出する。電力測定部は、DC−DCコンバータの出力電圧と出力電流とを測定し、その積をDC−DCコンバータの電力変換効率で割って、燃料電池の出力電力を算出しても良い。DC−DCコンバータの電力変換効率がほぼ一定であれば、DC−DCコンバータの出力電圧と出力電流とを測定し、その積を近似的に燃料電池の出力電力としても良い。
請求項1に記載の発明は、前記制御部は、前記燃料電池の最大出力電力を、前記燃料の供給量に対応させてさらに記憶し、前記各測定された燃料電池の出力電力のうちの最大の出力電力と、前記決定された燃料の供給量に対応して記憶された前記燃料電池の最大出力電力との差に基づいて、前記燃料の供給量を変更することを特徴とする請求項1に記載の電源装置である。
本発明によれば、簡単な構成で排出がクリーンな燃料電池を有する電源装置を実現できるという有利な効果が得られる。
本発明によれば、燃料電池に供給された燃料がほとんど使い切られるように制御するので、燃料利用率が優れた燃料電池を有する電源装置を実現できるという有利な効果が得られる。
本発明によれば、燃料電池をある程度一定の状態で駆動しながら、負荷の電力変動に対して安定した電力を供給できる燃料電池を有する電源装置を実現できるという有利な効果が得られる。
本発明によれば、燃料電池の経時変化等に応じて適応的に動作点を補正する電源装置を実現できるという有利な効果が得られる。
以下本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施の形態について、図面とともに記載する。
《実施の形態1》
図1及び図2を用いて、本発明の実施の形態1の電源装置を説明する。図1は、本発明の実施の形態1の電源装置の構成を示すブロック図である。
図1において、100は電源装置、190は本体装置である。電源装置100は、燃料電池電源101、制御部120、DC−DCコンバータ(電力変換器)130、過電圧保護回路150及び二次電池180を有する。本体装置190は、負荷191を有する。
本体装置190は、パーソナルコンピュータである。二次電池180は、リチウムイオン二次電池である。
燃料電池電源101は、燃料電池102、リターンポンプ105、希釈タンク106、メタノールポンプ107、メタノールタンク108、浄化部109、燃料供給装置110を有する。燃料電池102は、スタック111、燃料ポンプ103、空気ポンプ104を有する。燃料電池102は、メタノールを原料とするバランス式燃料電池(非循環式であって、使用する燃料の量と出力する電力量とをバランスさせる燃料電池)である。
DC−DCコンバータ130は、設定電圧(目標入力電圧)131、誤差増幅器132及び電流制御回路140を有する。電流制御回路140は、定電流源141を有する。過電圧保護回路150は、遮断設定電圧151と比較器152とを有する。遮断設定電圧151は、4.25Vである。
DC−DCコンバータ130は、燃料電池102が出力した直流電圧を入力し、入力電圧が設定電圧(目標入力電圧)131になるように、入力電流を制御する。電源装置100は、燃料電池102が出力した電力を本体装置190に供給し、本体装置190に電力を供給してもDC−DCコンバータ130から出力された電力が余る場合、余りの電力で二次電池180を充電する。本体装置190に供給する電力が燃料電池102から出力された電力だけでは足りない場合、二次電池180は不足分の電力を放電する。電源装置100は、燃料電池102が出力した電力と二次電池180が放電した電力とを合わせた電力を、本体装置190に供給する。二次電池180は、負荷191に供給する電力の急激な変化を吸収する。
制御部120は3つの発電モード(3W発電モード、13W発電モード及び17W発電モード)を有し、各発電モードにおいて異なる値である単位時間当たり一定量の燃料を燃料電池102に供給する。制御部120は、二次電池180の出力電圧から二次電池180の残存容量を求める。一般に二次電池180(例えばリチウムイオン二次電池)は、その出力電圧および電流積算に基づいて残存容量を求めることが出来る。制御部120は、二次電池180の残存容量に基づき発電モードを選択する(燃料電池102の出力電力を制御する)。制御部120は、選択した発電モードに応じて、DC−DCコンバータ130に入力目標電流の値を指示する。燃料電池に一定の燃料を供給した場合、その出力電圧と出力電流との関係はグラフ上で一定の関数で表される(図2参照)。
DC−DCコンバータ130は、燃料電池102の出力電圧(DC−DCコンバータ130の入力電圧)が入力目標電圧にできるだけ一致するように、その出力電流(DC−DCコンバータ130の入力電流)を制御する。即ち、燃料電池102は所定の出力電力(=燃料電池102の出力電流×その出力電流に対応した出力電圧)を出力し、DC−DCコンバータ130は、燃料電池102の出力電力を変換して、負荷191及び/又は二次電池180に供給する。DC−DCコンバータ130の出力端子は二次電池180の出力端子と直接接続されており、DC−DCコンバータ130の出力電圧は、二次電池180の出力電圧(又は充電電圧)に一致する(例えば二次電池180の出力電圧が8Vであれば、DC−DCコンバータ130の出力電圧は8Vになる。)。
DC−DCコンバータ130は、その出力電流を制御して、燃料電池102の出力電圧(DC−DCコンバータ130の入力電圧)を入力目標電圧に一致させる。実施の形態1において、DC−DCコンバータ130の出力電流は、下記の式で表せる。
(DC−DCコンバータ130の出力電流)=(電力変換効率η)×(燃料電池102の出力電流)×(燃料電池102の出力電圧)/(二次電池180の出力電圧)
二次電池180が過充電又は過放電されないようにするため、及び例えば燃料電池102が起動した時燃料電池102が電力を供給できるようになるまで、二次電池180が単独で負荷に電力を供給できる程度の電力量を常に有するようにするため、本発明の実施の形態1の電源装置100は、二次電池180の残存容量が35%〜95%の範囲内になるように制御する。
実施の形態1の電源装置の燃料電池の発電モードの決定方法について説明する。本体装置190の電源が投入された時、スタック111の温度が40℃〜60℃に上昇するまで(通常、電源投入後この温度に達するまでに15分程度の時間を要する。)、制御部120は燃料電池102を3W発電モードとする。スタック111の温度が40℃〜60℃に上昇した後、通常の発電モード制御に移る。通常の発電モード制御において、制御部120は、二次電池180の残存容量SOCが95%に達すると、燃料電池102を3W発電モードとする。3W発電モードにおいて、二次電池180の残存容量SOCが65%に達すると、燃料電池102を13W発電モードとする。二次電池180の残存容量SOCが35%になると、燃料電池102を17W発電モードとする。17W発電モードにおいて、二次電池180の残存容量SOCが65%に達すると、燃料電池102を13W発電モードとする。
以下、電源装置100の各ブロックの動作を詳細に説明する。制御部120は、発電モードに応じて、燃料電池102に供給する単位時間当たりの燃料の量(以下、「燃料の供給量」という。)を燃料供給装置110に指令する。更に制御部120は、燃料の供給量に応じた設定電圧(目標入力電圧)131を設定する。図2を用いて、燃料の供給量及び設定電圧131の設定方法について説明する。
図2(a)は、本発明の実施の形態1の電源装置のバランス式燃料電池の燃料の供給量による出力電流−出力電圧特性、出力電流−出力電力特性、出力電流−メタノール排出率特性を示す図、図2(b)は、本発明の実施の形態1の電源装置のバランス式燃料電池の燃料の供給量による出力電圧−出力電力特性を示す図である。図2(a)において、横軸は出力電流(A)、縦軸は出力電圧(V)、出力電力(W)及びメタノール排出率(%)を表す。201、202、203は、燃料の供給量がそれぞれ0.1cc/min、0.2cc/min、0.3cc/minの場合の出力電流−出力電圧特性を示す。204、205、206は、燃料の供給量がそれぞれ0.1cc/min、0.2cc/min、0.3cc/minの場合の出力電流−出力電力特性を示す。207は、燃料の供給量が0.3cc/minの場合の燃料電池102が排出するメタノール排出率を示す。図2(b)において、横軸は出力電圧(V)、縦軸は出力電力(W)を表す。211、212、213は、燃料の供給量がそれぞれ0.1cc/min、0.2cc/min、0.3cc/minの場合の出力電圧−出力電力特性を示す。燃料電池102の出力電流−出力電圧特性、出力電流−出力電力特性及び出力電圧−出力電力特性は、燃料電池102に供給される燃料の量によって変化する。燃料の供給量がある値に決まれば、その燃料の供給量での出力電流−出力電圧特性、出力電流−出力電力特性及び出力電圧−出力電力特性は一意に決まる。
以下、燃料の供給量が0.3cc/minの場合について説明する。出力電流−出力電力特性206において、出力電流が0〜A3の時は、出力電流の増加に伴い出力電力は増加する。出力電流がA3の時、出力電力は最大値となる。出力電流がA3を超えると、出力電流の増加に伴い出力電力は減少する。
出力電流−出力電圧特性203において、出力電流が0〜A3の時は、出力電流の増加に伴い出力電圧はやや減少するが、安定した電圧が保たれる。出力電流がA3の時、出力電圧はV3である。出力電流がA3を超えると、出力電流の増加に伴い、出力電圧の減少率は増大する。
出力電圧−出力電力特性213において、出力電圧が0〜V3の時は、出力電圧の増加に伴い出力電力も増加する。出力電圧V3の時、出力電力は最大値となる。出力電圧がV3を超えると、出力電圧の増加に伴い出力電力は減少する。
メタノール排出率207において、燃料電池102の出力電流が0〜A3の時は、出力電流の増加に伴いメタノール排出率は減少する。出力電流がA3になった時点で、排出するメタノールの量は微量になる。出力電流がA3を超えると、排出するメタノールの量はわずかだが減少する。つまり、出力電流が0〜A3の時は、燃料電池102は供給されたメタノールを使い切れず、残りのメタノールを排出する。出力電流がA3以上の時、燃料電池102は供給されたメタノールをほぼ使い切り、微量のメタノールしか排出しない。
燃料の供給量が0.3cc/minの場合、燃料電池102の出力電力が最大となる点の出力電圧はV3、出力電流はA3である。図2(a)及び(b)において、燃料電池102の出力電力が最大になる点より右側に動作点を設定した場合(燃料電池102の出力電圧を、最大出力電力での電圧V3以下になるように制御した場合)、燃料電池102は、微量のメタノールしか排出しない。
供給する燃料の供給量が0.1cc/min又は0.2cc/minの場合も、0.3cc/minの場合と同様である。
制御部120は、燃料の供給量をパラメータとする、出力電流−出力電圧特性、出力電圧−出力電力特性(例えば、図2(a)及び図2(b))に基づき、各燃料の供給量と、それに対応する目標出力電圧値(DC−DCコンバータ130の目標入力電圧)と、を対応させて記憶している。実施の形態1では、目標出力電圧値は、燃料電池102に供給する燃料の量における出力電圧−出力電力特性で、出力電力が最大となる電圧値から、その電圧値より所定量だけ低い電圧値までの範囲内(例えばV3−β0からV3の範囲内、β0は正数)の値である。実施の形態1において制御部120は、燃料電池102に供給する燃料の供給量を0.3cc/minと設定する。図2(b)の出力電圧−出力電力特性213において、燃料の供給量が0.3cc/minの場合に燃料電池102の出力電力が最大となる電圧はV3である。即ち、目標設定電圧値はV3−β1(0≦β1<β0)である。制御部120は、燃料供給装置110に、燃料の供給量を指示し、DC−DCコンバータ130に目標出力電圧値(設定電圧(目標入力電圧)131)V3−β1を指示する。β1は0Vでも良い。
燃料供給装置110は、制御部120からの指示に基づき、リターンポンプ105、メタノールポンプ107、燃料ポンプ103、空気ポンプ104を用い、燃料電池102に供給する燃料及び空気の量を調節する。メタノールタンク108には、数%〜100%のメタノール(CHOH)が貯蔵されている。メタノールポンプ107は、燃料供給装置110からの指示に基づき、メタノールタンク108からメタノールを希釈タンク106に送り込む。希釈タンク106は、数%〜100%のメタノールを、6%wtメタノールに希釈する。燃料ポンプ103は、燃料供給装置110からの指令に基づき空気をスタック111に送り込む。
スタック111において、燃料極(−)にメタノール、空気極(+)に空気が供給される。空気極(−)では、メタノールは水と反応し、二酸化炭素、水素イオン及び電子が生成される(CHOH+HO→CO+6H+6e)。水素イオンは高分子膜を通り、電子は外部の負荷191を通り、空気極(+)に到着する。空気極(+)では、水素イオンと空気中の酸素が出会い、電極表面から電子を奪って反応し、水となる(3/2O+6H+6e→3H)。高分子膜を水素イオンが移動する駆動力は、水素と酸素から水が生成する反応のギブスエネルギー変化ΔGである。燃料電池102において、ΔGは電気エネルギーに変換される。
スタック111は、燃料極(−)側から消費され更に濃度が薄くなったメタノール、二酸化炭素及び水を排出する。浄化部109は、排出されたメタノールを触媒により二酸化炭素及び水に変化させ、浄化する。スタック111は、空気極(+)側から水及び空気を排出する。リターンポンプ105は、空気極(+)側から排出された水を希釈タンク106に送り込む。空気極(+)から排出された水は、希釈タンク106でメタノールを希釈するための溶媒として再利用される。
燃料電池102の出力端子は、DC−DCコンバータ130の入力端子に接続される。誤差増幅器132は、設定電圧(目標入力電圧)131とDC−DCコンバータ130の入力電圧(即ち、燃料電池102の出力電圧Vfc)とを比較し、その誤差成分に応じた制御信号(誤差信号)を出力する。定電流源141は、誤差信号に基づき、燃料電池102の出力電圧が設定電圧(目標入力電圧)131になるように、出力電流を制御する。DC−DCコンバータ130の出力電圧をVout(二次電池180の出力電圧と等しい。)とする。
比較器152は、DC−DCコンバータ130の出力電圧Voutと遮断設定電圧151とを比較し、Voutが遮断設定電圧151以上の場合に、過電圧検出信号を制御部120に送信する。制御部120は、過電圧保護回路150から過電圧検出信号を受信すると、燃料供給装置110に燃料電池102への燃料供給の停止を指令し、DC−DCコンバータ130の出力を停止させる。
実施の形態1では、設定電圧(目標入力電圧)131を、供給する所定の燃料の量で電力が最大となる電圧値から所定の電圧(電力がそれほど低下しない範囲の値とする。)を差し引いた電圧(実施の形態1ではV3−β)としたので、燃料利用率に優れ、排出がクリーンな電源装置が実現された。
設定電圧(目標入力電圧)131を、供給する所定の燃料の量で電力が最大となる電圧値から、その電圧値より所定量だけ低い電圧値までの範囲内(V3−β0からV3の範囲内)の値とする。このことは、燃料電池102の出力電流をA3からA3+α0(α0は正数)の間で制御することと等価である(図2(a)の出力電圧−出力電流特性203参照)。しかし、燃料電池102の出力電流が、出力電力が最大となる点の電流値以上であり、且つ燃料電池102の出力電圧が一定の値以上を維持する電流範囲は狭い。即ち、出力電流が所定の範囲を超えると出力電圧は急激に低くなる。そのため、定電流制御を高い精度で行う必要がある。これに対し、実施の形態1では燃料電池102の出力を定電圧制御する。図2に示すように、燃料電池102の出力電力が最大となる点より出力電圧が低い領域においては、燃料電池102の出力電圧が、出力電力が最大となる点の電圧値以下であり、且つ燃料電池102の出力電圧が一定値以上を維持する電圧範囲は比較的広い。従って、実施の形態1の電源装置は、制御が容易であり、安定した電力を供給することが可能である。
実施の形態1では、燃料電池102は出力電圧が目標出力電圧値(設定電圧(目標入力電圧)131)になるように制御され、二次電池180は、負荷に供給する電力の急激な変化を吸収する。従って、電源装置100は簡単な構成で安定して電力を供給できる。
《実施の形態2》
図3を用いて、本発明の実施の形態2の電源装置を説明する。図3は、本発明の実施の形態2の電源装置の構成を示すブロック図である。
図3において、300は電源装置、190は本体装置である。電源装置300は、燃料電池電源101、制御部120、DC−DCコンバータ330及び二次電池180を有する。本体装置190は、負荷191を有する。実施の形態2の電源装置300は、実施の形態1の電源装置100(図1)の、DC−DCコンバータ130をDC−DCコンバータ330に置き換えたものである。それ以外の点において、実施の形態2の電源装置300は実施の形態1と同一である(図3において、過電圧保護回路150の記載を省略している。)。図3において、実施の形態1と同一のブロックには同一の符号を付し、説明を省略する。図3において、燃料電池電源101の構成は図1と同様であるので、簡略化して表記する。
DC−DCコンバータ330は昇圧型DC−DCコンバータである。DC−DCコンバータ330は、設定電圧(目標入力電圧)131、誤差増幅器132及び電流制御回路340を有する。電流制御回路340は、鋸歯状波発生器341、比較器342、コイル343、第1のスイッチ344、第2のスイッチ345及びコンデンサ346を有する。誤差増幅器132は、設定電圧(目標入力電圧)131を非反転入力端子に入力し、DC−DCコンバータ330の入力電圧(即ち、燃料電池102の出力電圧Vfc)を反転入力端子に入力し、2つの信号の誤差(差分)を演算し、その誤差成分に応じた制御信号(誤差信号)を比較器342に出力する。鋸歯状波発生器341は、一定の周波数の鋸歯状波信号を発生する。比較器342は、鋸歯状波信号を非反転入力端子に入力し、誤差信号(誤差増幅器132が出力する制御信号)を反転入力端子に入力し、2つの信号の比較結果を出力する。比較器342は、鋸歯状波信号に対する誤差信号の電圧の大小に応じて異なるデューティ比のパルス信号を発生し、第1のスイッチ344及び第2のスイッチ345のON/OFFを制御する(図3においては、比較器342がHighレベルの時第1のスイッチ344がONし、Lowレベルの時第2のスイッチ345がONする。)。DC−DCコンバータ330は、入力電圧が設定電圧(目標入力電圧)131に近づくよう制御する。
実施の形態2の電源装置300は、実施の形態1の電源装置100と同様の効果を有する。なお、第2のスイッチ345をダイオード(整流素子)に置き換えても良い。アノードをコイル343と第1のスイッチ344との接続点に接続し、カソードをDC−DCコンバータ330の出力端子に接続する。
《実施の形態3》
図4を用いて、本発明の実施の形態3の電源装置を説明する。図4は、本発明の実施の形態3の電源装置の構成を示すブロック図である。
図4において、400は電源装置、190は本体装置である。電源装置400は、燃料電池電源101、制御部120、DC−DCコンバータ430及び二次電池180を有する。本体装置190は、負荷191を有する。実施の形態3の電源装置300は、実施の形態1の電源装置100(図1)の、DC−DCコンバータ130をDC−DCコンバータ430に置き換え、過電圧保護回路150を除いたものである。それ以外の点において、実施の形態2の電源装置400は実施の形態1と同一である。図4において、実施の形態1と同一のブロックには同一の符号を付し、説明を省略する。図4において、燃料電池電源101の構成は図1と同様であるので、簡略化して表記する。
DC−DCコンバータ430は降圧型DC−DCコンバータである。DC−DCコンバータ430は、設定電圧(目標入力電圧)131、誤差増幅器132及び電流制御回路440を有する。電流制御回路440は、鋸歯状波発生器441、比較器442、コイル443、第1のスイッチ444、第2のスイッチ445及びコンデンサ446を有する。誤差増幅器132は、設定電圧(目標入力電圧)131を非反転入力端子に入力し、DC−DCコンバータ430の入力電圧(即ち、燃料電池102の出力電圧Vfc)を反転入力端子に入力し、2つの信号の誤差(差分)を演算し、その誤差成分に応じた制御信号(誤差信号)を比較器442に出力する。鋸歯状波発生器441は、一定の周波数の鋸歯状波信号を発生する。比較器442は、鋸歯状波信号を非反転入力端子に入力し、誤差信号(誤差増幅器132が出力する制御信号)を反転入力端子に入力し、2つの信号の比較結果を出力する。比較器442は、鋸歯状波信号に対する誤差信号の電圧の大小に応じて異なるデューティ比のパルス信号を発生し、第1のスイッチ444及び第2のスイッチ445のON/OFFを制御する(図4においては、比較器442がHighレベルの時第1のスイッチ444がONし、Lowレベルの時第2のスイッチ445がONする。)。DC−DCコンバータ430は、入力電圧が設定電圧(目標入力電圧)131に近づくよう制御する。
実施の形態3の電源装置400は、実施の形態1の電源装置100と同様の効果を有する。なお、第2のスイッチ445をダイオード(整流素子)に置き換えても良い。アノードを接地し、カソードを第1のスイッチ444とコイル443との接続点に接続する。
《実施の形態4》
図5、図6及び図7を用いて、本発明の実施の形態4の電源装置を説明する。図5は、本発明の実施の形態4の電源装置の構成を示すブロック図である。
図5において、500は電源装置、190は本体装置である。電源装置500は、燃料電池電源101、制御部520、DC−DCコンバータ130、二次電池180、電圧検出部501及び電流検出部502を有する。本体装置190は、負荷191を有する。実施の形態4の電源装置500は、実施の形態1の電源装置100(図1)の、制御部120を制御部520に置き換え、過電圧保護回路150を除き、電圧検出部501及び電流検出部502を追加したものである。それ以外の点において、実施の形態4の電源装置500は実施の形態1と同一である。図5において、実施の形態1と同一のブロックには同一の符号を付し、説明を省略する。図5において、燃料電池電源101の構成は図1と同様であるので、簡略化して表記する。
電圧検出部501は、燃料電池102の出力電圧を検出し制御部520に送信する。電流検出部502は、燃料電池102の出力電流を検出し、制御部520に送信する。
図6及び図7を用いて、実施の形態4の電源装置の制御方法を説明する。
図6は、本発明の実施の形態4の電源装置の制御方法を示すフローチャートである。制御部520は、二次電池180の出力電圧に基づいて発電モード(二次電池180及び負荷191へ出力する電力の目標値をW0とする。)を決定する。制御部520は、燃料の供給量をパラメータとする、燃料電池102の出力電流−出力電圧特性、出力電圧−出力電力特性(例えば、図2(a)及び図2(b))に基づき、各燃料の供給量と、それに対応する燃料電池102の目標出力電圧値(DC−DCコンバータ130の目標入力電圧値)及び出力電力の最大値と、を対応させて記憶している。制御部520は、燃料電池102の出力電力がW0となる燃料の供給量を、R0として設定する(ステップ601)。更に、燃料の供給量がR0の時の目標出力電圧値をV0と設定する(ステップ602)。説明の容易のため、目標出力電圧値V0は、燃料電池の出力電力が最大となる電圧であるとする(β1=0)。制御部520は、燃料供給装置110に、燃料電池102への燃料の供給量R0を指示すると共に、DC−DCコンバータ130の設定電圧(目標入力電圧)131をV0に設定する。燃料電池102が燃料の供給量R0、目標設定電圧値V0での発電を開始し、3分経過後、ステップ603からステップ604に進む。ステップ604で制御部520は、電圧検出部501が検出した電圧及び電流検出部502が検出した電流に基づき、所定時間内の平均電力P0を算出する。
ステップ605で、目標設定電圧値を、V1(=V0−ΔV)に変更する。ΔVは、電圧変化量(正数)を表す。実施の形態4では、ΔVは0.1Vである。制御部520は、DC−DCコンバータ130の設定電圧(目標入力電圧)131をV1に設定する。目標設定電圧値をV1に変更し、3分経過後にステップ606からステップ607に進む。ステップ607で制御部520は、電圧検出部501が検出した電圧及び電流検出部502が検出した電流に基づき、所定時間内の平均電力P1を算出する。
ステップ608で、目標設定電圧値を、V2(=V0+ΔV)に変更する。制御部520は、DC−DCコンバータ130の設定電圧(目標入力電圧)131をV2に設定する。目標設定電圧値をV2に変更し、3分経過後にステップ609からステップ610に進む。ステップ610で制御部520は、電圧検出部501が検出した電圧及び電流検出部502が検出した電流に基づき、所定時間内の平均電力P2を算出する。
ステップ611で、平均電力P0、P1及びP2の中で最も大きい値をPmax、平均電力がPmaxの時の目標設定電圧値をVmaxとする。ステップ612で、目標設定電圧値V0をVmaxに置き換える。ステップ613で、燃料の供給量をR0+K(W0−Pmax)に変更する。Kは正の係数である。制御部520は、燃料供給装置110に、燃料電池102への燃料の供給量を指示すると共に、DC−DCコンバータ130の設定電圧(目標入力電圧)131をV0に設定する。燃料電池102は、変更された燃料の供給量R0、変更された目標設定電圧値V0での発電を開始する。ステップ603に戻る。
図7は、実施の形態5の電源装置のバランス式燃料電池の出力電圧−出力電力特性の一例を示す図である。図7において、横軸は出力電圧(V)、縦軸は出力電力(W)を表す。701は、燃料の供給量がR0(ステップ601での値)の場合の出力電圧−出力電力特性を示す。図7に示した例では、ステップ604、607及び610で制御部520がそれぞれ算出した平均電力P0、P1及びP2の大小関係は、P2>P0>P1である。従って、ステップ611で、Pmax=P2、Vmax=V2となる。
燃料電池102の出力電圧−出力電力特性は、電池温度、触媒の劣化、運転の履歴、電解質膜が含有する水の量及び劣化等により、変化する。実施の形態4の電源装置の制御方法によれば、9分に1回、平均出力電力の実測値に基づき、燃料電池102への燃料の供給量が微調整される。燃料電池102は常に最適な動作点で動作するので、電源装置500は、負荷の電力変動に対して安定した電力を供給できる。
実施の形態4では、ステップ603、ステップ606及びステップ609で、燃料電池102への燃料の供給量及び/又は目標設定電圧値が変更された後、平均出力電力を算出するまでの設定時間を3分とした。設定時間は、燃料電池102への燃料の供給量及び/又は目標設定電圧値が変更されてから、燃料電池102が安定して電力を出力するまでの所要時間より大きければ良い。
目標出力電圧値V0が、燃料電池の出力電力が最大となる電圧から所定の電圧β1(0でない正値)を差し引いた電圧である場合、DC−DCコンバータ130は、通常動作モードと、最大電力検索モードとを有する。通常動作モードでは出力電力が最大となる電圧から所定の電圧β1(0でない正値)を差し引いた電圧を目標出力電圧値V0とする。最大電力検索モードでは、図6の方法で、燃料電池の出力電力が最大となる電圧を検索する。
目標出力電圧の調整インターバルを短くし、燃料電池102への燃料の供給量の調整インターバルをそれより長くしても良い。
なお、実施の形態1〜実施の形態3の電源装置に対して、実施例4の電源装置の制御方法を適用しても良い。実施例4の電源装置の制御方法を示すフローチャートは、図6に示したフローチャートに限られない。
上記の実施の形態において、過電圧保護回路に替え、リミッタ回路を設置しても良い。リミッタ回路は、DC−DCコンバータの出力電圧が、所定の上限電圧(例えば4.25V)以上にならないように制限する。
実施の形態1〜実施の形態4において二次電池180は、リチウムイオン二次電池であったが、鉛蓄電池、ニッケルカドミウム蓄電池、ニッケル水素蓄電池などの他の二次電池でも良い。
実施の形態1〜実施の形態4において本体装置190は、パーソナルコンピュータであったが、電源を必要とする他の装置であっても良い。
本発明の電源装置は、例えばパーソナルコンピュータなどの様々な機器の電源装置として有用である。
本発明の実施の形態1の電源装置の構成を示すブロック図 図2(a)は、本発明の実施の形態1〜実施の形態4の電源装置のバランス式燃料電池の燃料の供給量による出力電流−出力電圧特性、出力電流−出力電力特性、出力電流−メタノール排出率特性を示す図、図2(b)は、本発明の実施の形態1〜実施の形態4の電源装置のバランス式燃料電池の燃料の供給量による出力電圧−出力電力特性を示す図 本発明の実施の形態2の電源装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3の電源装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4の電源装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4の電源装置の制御方法を示すフローチャート 本発明の実施の形態4の電源装置のバランス式燃料電池の出力電圧−出力電力特性の一例を示す図 従来例の燃料電池装置の構成を示すブロック図
符号の説明
100、300、400、500 電源装置
101 燃料電池電源
102 燃料電池
103 燃料ポンプ
104 空気ポンプ
105 リターンポンプ
106 希釈タンク
107 メタノールポンプ
108 メタノールタンク
109 浄化部
110 燃料供給装置
111 スタック
120、520 制御部
130、330、430 DC−DCコンバータ(電力変換器)
131 設定電圧
132 誤差増幅器
140、340、440 電流制御回路
141 定電流源
150 過電圧保護回路
151 遮断設定電圧
152 比較器
180 二次電池
190 本体装置
191 負荷
341、441 鋸歯状波発生器
342、442 比較器
343、443 コイル
344、444 第1のスイッチ
345、445 第2のスイッチ
346、446 コンデンサ
501 電圧検出部
502 電流検出部

Claims (11)

  1. メタノールを料とし、所定の供給量の燃料が供給されたときに、(a)出力電流の増加とともに出力電圧が減少する出力電流−出力電圧特性と、(b)出力電圧の増加とともに出力電力が増加して最大出力電力になった後、出力電圧の増加とともに出力電力が減少する出力電圧−出力電力特性と、(c)出力電流の増加とともに、排出されるメタノールの量が減少するメタノール排出率の特性とを有する燃料電池と、
    負荷に電力を供給する二次電池とを備えた電源装置において、
    前記燃料電池からの出力電圧が目標入力電圧になるように、前記燃料電池の出力電流を制御することにより、前記燃料電池からの出力電力に対して電力変換を行って前記負荷及び/又は前記二次電池に出力するDC−DCコンバータと、
    前記燃料電池に供給する燃料の供給量及び前記DC−DCコンバータの目標入力電圧を設定する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    それぞれ前記燃料の供給量をパラメータとする前記燃料電池の出力電流−出力電圧特性及び出力電圧−出力電力特性に基づいて、前記燃料電池の出力電力が最大出力電力となるときの前記燃料電池の出力電圧以下で、かつ当該出力電圧より所定の電圧だけ低い電圧以上の値に設定される前記燃料電池の目標出力電圧を、前記燃料の供給量に対応させて記憶し、
    前記二次電池の残存容量に基づいて前記燃料の供給量を決定し、当該決定された供給量の燃料を前記燃料電池に供給するように制御し、
    前記DC−DCコンバータの目標入力電圧を、前記決定された燃料の供給量に対応して記憶された前記燃料電池の目標出力電圧に設定することを特徴とする電源装置。
  2. 前記DC−DCコンバータは、前記燃料電池の出力端子に接続される入力端子と、前記入力端子間の電圧と前記目標入力電圧との間の誤差を増幅して誤差信号を出力する誤差増幅器と、入力電流制御回路とを有し、前記入力電流制御回路は前記誤差信号を入力し前記誤差信号の絶対値が所定の値以下になるように前記燃料電池の出力電流を調整することを特徴とする、請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記DC−DCコンバータの出力電圧が、前記二次電池の電圧により定まり、入力電圧が前記目標入力電圧に近づくようにその入力電流を制御することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  4. 前記DC−DCコンバータは、
    前記燃料電池が出力する電圧を入力する入力端子と、
    前記二次電池の1端と接続された出力端子と、
    入力電圧と前記目標入力電圧との差分を検出する差分検出器と、
    前記差分に応じたデューティ比で、第1の期間に第1のレベルになり、前記第1の期間以外の期間である第2の期間に第2のレベルになるパルス信号を発生するパルス信号発生器と、
    1端が前記入力端子に接続されたコイルと、
    1端が前記コイルの他端に接続され、他端が接地され、前記第1の期間に導通し、前記第2の期間に非導通になる第1のスイッチ素子と、
    1端が前記コイルの他端に接続され、他端が前記出力端子に接続され、前記第1の期間に非導通になり、前記第2の期間に導通する第2のスイッチ素子と、
    を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記DC−DCコンバータは、
    前記燃料電池が出力する電圧を入力する入力端子と、
    前記二次電池の1端と接続された出力端子と、
    入力電圧と前記目標入力電圧との差分を検出する差分検出器と、
    前記差分に応じたデューティ比で、第1の期間に第1のレベルになり、前記第1の期間以外の期間である第2の期間に第2のレベルになるパルス信号を発生するパルス信号発生器と、
    1端が前記入力端子に接続され、前記第1の期間に導通し、前記第2の期間に非導通になる第1のスイッチ素子と、
    1端が前記第1のスイッチ素子の他端に接続され、他端が接地され、前記第1の期間に非導通になり、前記第2の期間に導通する第2のスイッチ素子と、
    1端が前記第1のスイッチ素子の他端に接続され、他端が前記出力端子に接続されたコイルと、
    を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電源装置。
  6. 前記DC−DCコンバータは、
    前記燃料電池が出力する電圧を入力する入力端子と、
    前記二次電池の1端と接続された出力端子と、
    入力電圧と前記目標入力電圧との差分を検出する差分検出器と、
    前記差分に応じたデューティ比で、第1の期間に第1のレベルになり、前記第1の期間以外の期間である第2の期間に第2のレベルになるパルス信号を発生するパルス信号発生器と、
    1端が前記入力端子に接続されたコイルと、
    1端が前記コイルの他端に接続され、他端が接地され、前記第1の期間に導通し、前記第2の期間に非導通になる第1のスイッチ素子と、
    1端が前記コイルの他端に接続され、他端が前記出力端子に接続された整流素子と、
    を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電源装置。
  7. 前記DC−DCコンバータは、
    前記燃料電池が出力する電圧を入力する入力端子と、
    前記二次電池の1端と接続された出力端子と、
    入力電圧と前記目標入力電圧との差分を検出する差分検出器と、
    前記差分に応じたデューティ比で、第1の期間に第1のレベルになり、前記第1の期間以外の期間である第2の期間に第2のレベルになるパルス信号を発生するパルス信号発生器と、
    1端が前記入力端子に接続され、前記第1の期間に導通し、前記第2の期間に非導通になる第1のスイッチ素子と、
    1端が前記第1のスイッチ素子の他端に接続され、他端が接地された整流素子と、
    1端が前記第1のスイッチ素子の他端に接続され、他端が前記出力端子に接続されたコイルと、
    を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電源装置。
  8. 前記DC−DCコンバータは、その出力電圧が一定の上限出力電圧値を超えるか否かを検出する過電圧検出器を更に有し、
    前記DC−DCコンバータの出力電圧が前記上限出力電圧値を超えた場合、前記制御部は前記燃料電池への燃料供給を停止することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかの請求項に記載の電源装置。
  9. 前記DC−DCコンバータの出力電圧が一定の上限出力電圧値に制限されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかの請求項に記載の電源装置。
  10. 前記燃料電池の出力電力を測定する電力測定部を更に有し、
    前記制御部は、
    前記DC−DCコンバータの目標入力電圧を、前記決定された燃料の供給量に対応して記憶された前記燃料電池の目標出力電圧を含む複数の互いに異なる目標出力電圧に順次設定して、前記燃料電池の出力電力を順次測定し、
    前記DC−DCコンバータの目標入力電圧を、前記各測定された燃料電池の出力電力のうちの最大の出力電力を与える目標入力電圧に変更することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかの請求項に記載の電源装置。
  11. 前記制御部は
    前記燃料電池の最大出力電力を、前記燃料の供給量に対応させてさらに記憶し、
    前記各測定された燃料電池の出力電力のうちの最大の出力電力と、前記決定された燃料の供給量に対応して記憶された前記燃料電池の最大出力電力との差に基づいて、前記燃料の供給量を変更することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
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