JP4629200B2 - ダブルデッキエレベータの階間停止時の適切階自動走行運転方法 - Google Patents

ダブルデッキエレベータの階間停止時の適切階自動走行運転方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つの隣接する階に同時に搬送される上部デッキ及び下部デッキを有したダブルデッキエレベータの階間停止時の適切階自動走行運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ダブルデッキエレベータは、上部デッキおよび下部デッキを有しており、シングルデッキエレベータに比べて、非常に多くの乗客をより少ない停止動作で目的階へ搬送できるため、例えば高層・高収容能力ビルに使用されている。
【0003】
このダブルデッキエレベータは、建物内に例えば複数台並設され、それら各エレベータ毎に設けたエレベータコントローラを介してかご(エレベータかご)位置、走行方向、かご呼び、乗り場呼び等の情報を収集し、それらに基づく各種の制御指令を群管理制御部が送信し、該制御指令によって各エレベータが運転制御されるように構成される。
【0004】
ダブルデッキエレベータが例えば非常停止ボタン等により、隣接する階の間で停止した場合、各デッキの乗客を速やかに下車させるために、従来はエレベータ停止位置から最も近い階まで走行させるように復帰運転がなされていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のダブルデッキエレベータにおける、隣接する階の間で停止した後の復帰運転は、シングルデッキエレベータ用の制御プログラムをそのまま適用して運転制御されていたため、上部デッキおよび下部デッキの両方の乗客を降ろすことができるかどうかを判断していなかった。このため、手操作による再度の走行および扉の開放(以下、戸開と称する)が必要となることがあった。
【0006】
すなわち例えば図10に示すように、ダブルデッキエレベータが図示矢印のように上方向に走行中に、上部デッキ1Uが4階と5階の間に、下部デッキ1Lが3階と4階の間に、異常、故障等により停止した場合、図10(c)のように上部デッキ1Uを5階に、下部デッキ1Lを4階に走行制御すれば通常どおり戸開できる。
【0007】
しかし例えば図11に示すように、4階が不停止階となっているビル仕様の場合は、前記と同様にダブルデッキエレベータの各デッキが異常、故障等により停止すると、従来の制御方式では、図11(c)のように下部デッキ1Lを3階に走行させて該デッキの乗客を3階のフロアーに降ろす。しかしこのとき上部デッキ1Uの乗客をデッキ外に降ろすことができないので、その後手動操作を行って上部デッキ1Uを5階に走行させる必要があった。
【0008】
このため手動操作が煩わしいだけでなく、上部デッキおよび下部デッキの両方の乗客を全員デッキ外に降ろすまでの所要時間が非常に長くなってしまうという問題点があった。
【0009】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものでその目的は、上部デッキおよび下部デッキの両方の乗客を同時に降ろすこと、又は上部デッキの乗客、下部デッキの乗客を交互に降ろすことが最短時間で行える適切階を自動的に選択し、該適切階へエレベータかごを走行させて戸開を行うことができるダブルデッキエレベータの階間停止時の適切階自動走行運転方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、2つの隣接する階に同時に搬送される上部デッキ及び下部デッキを有したダブルデッキエレベータの階間停止時の適切階自動走行運転方法において、
前記ダブルデッキエレベータが隣接する階の間で停止したときに、前記上部デッキおよび下部デッキの扉が両方とも開放していない場合に、
前記上部デッキおよび下部デッキの扉を同時に開放することができる階のうち最も到達時間が短い第1の走行階と、前記上部デッキ又は下部デッキのいずれか一方の扉を開放することができる階のうち最も上部デッキ、下部デッキとも扉を開放して終了する時間が短い第2の走行階とを求め、
前記第1および第2の走行階のうち、到達または終了時間が短いほうの走行階を適切階と決定する適切階決定処理を実行し、
前記ダブルデッキエレベータを、前記適切階決定処理で決定された適切階に走行制御することを特徴としている。
【0011】
また前記ダブルデッキエレベータが前記決定された適切階に到達した後に前記各デッキの扉の開放制御を行うことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照しながら本発明の一実施形態例を説明する。図1は本発明の一実施形態例の全体の流れを表すフローチャートであり、当該フローチャートで示す処理は、ダブルデッキエレベータの前述したエレベータコントローラや群管理制御部が実行するプログラムを示している。
【0013】
まずステップS1においてダブルデッキエレベータが2つの隣接する階間で停止しているか否かを判定する。その結果階間で停止していない場合はこのプログラムは終了する。また階間で停止している場合は、ステップS2において、上部デッキおよび下部デッキともに戸開したか否かを判定する。その結果戸開している場合はこのプログラムを終了し、また戸開していない場合はステップS3において適切階決定処理を実行し、該処理で決定された適切階にダブルデッキエレベータを走行制御する。
【0014】
前記ステップS3の適切階決定処理は、図2〜図7において後述する、上部デッキおよび下部デッキの扉の開閉状況に応じて、デッキの扉を開放することができる階であって、最小時間で到達することができる適切階を決定するものである。そしてステップS3で走行制御がなされた後は、ステップS4において下部デッキが戸開可能か否かを判定し、可能な場合はステップS5において下部デッキの戸開を行う。
【0015】
そしてステップS4において下部デッキの戸開が不可能であると判定された(例えばすでに戸開されている)か又はステップS5の戸開が終了した後は、ステップS6において上部デッキが戸開可能か否かを判定し、可能な場合はステップS7において上部デッキの戸開を行う。
【0016】
そしてステップS6において上部デッキの戸開が不可能であると判定された(例えばすでに戸開されている)か又はステップS7の戸開が終了した後は、再び前記ステップS2の判定を行って、上部デッキおよび下部デッキがともに戸開したときに当該プログラムは終了する。
【0017】
図2は前記図1のステップS3で行われる、上部デッキおよび下部デッキの扉の開閉状況を判定するプログラムを示しており、下部デッキが戸開したか否かをステップS11で判定した後、ステップS12において上部デッキが戸開したか否かを判定する。
【0018】
その結果、上部デッキおよび下部デッキがともに戸開していない場合(図示アの場合)は図3〜図5の処理を行い、上部デッキは戸開しているが下部デッキは戸開していない場合(図示イの場合)は図6と図5の処理を行い、上部デッキは戸開していないが下部デッキは戸開している場合(図示ウの場合)は図7と図5の処理を行うものである。
【0019】
次に、上部デッキおよび下部デッキの扉の開閉状況別に、適切階を決定する適切階決定処理および走行制御のようすを詳述する。
【0020】
(ア)上部デッキおよび下部デッキがともに戸開していない場合
この場合は、図3に示す、上部デッキおよび下部デッキの扉を同時に開放することができる階のうち最も到達時間が短い第1の走行階TPOS1を求める処理を行った後、図4に示す、上部デッキ又は下部デッキのいずれか一方の扉を開放することができる階のうち最も上部デッキ、下部デッキとも扉を開放して終了する時間が短い第2の走行階TPOS2を求める処理を行った後、図5に示す、前記第1および第2の走行階TPOS1,TPOS2のうち、到達または終了時間が短いほうの走行階を適切階と決定する処理と、該決定された適切階への走行制御とを行う。
【0021】
まず図3のステップS21〜ステップS26において、ダブルデッキエレベータが階間で停止しているときの当該階から順次上方の階について、上部デッキおよび下部デッキを同時に戸開することができるか否かを調べ、同時戸開可能な階を探し当てた時点でその階を上方階P1(第1の走行階TPOS1となり得る階)と決定する処理を行う。
【0022】
すなわち、ステップS21において階間で停止しているときの当該階(現在階)の階床番号をPOSとし、ステップS22において上部デッキおよび下部デッキが同時に戸開可能か否かを判定し、同時戸開可能であれば当該階POSをステップS26において上方階P1と決定する。
【0023】
また同時戸開不能であればステップS23において階床番号を1つ加算(POS+1)した後、ステップS24においてその加算された階床番号の階へ走行できるか否かを判定し、走行可能である場合は再び前記ステップS22の判定を行う。そしてステップS22において同時戸開可能階が見つかるまでの間、前記加算した階床番号の階への走行が可能であることを条件に、ステップS22〜ステップS24の処理が繰り返される。
【0024】
尚ステップS24において走行不可能と判定された場合はステップS25において前記POSを無効階とする。
【0025】
上記のようにステップS21〜ステップS26によれば、現在階からスタートしその階から上方の階について順次判定処理を行っているので、同時戸開可能な階が見つかった時点で上方階P1が決定され、その同時戸開可能な階よりも上方の階についての判定処理は行わないので、処理時間が短くて済む。
【0026】
次にステップS27〜ステップS32において、ダブルデッキエレベータが階間で停止しているときの当該階から順次下方の階について、上部デッキおよび下部デッキを同時に戸開することができるか否かを調べ、同時戸開可能な階を探し当てた時点でその階を下方階P2(第1の走行階TPOS1となり得る階)と決定する処理を行う。
【0027】
すなわち、ステップS27において階間で停止しているときの当該階(現在階)の階床番号をPOSとし、ステップS28において上部デッキおよび下部デッキが同時に戸開可能か否かを判定し、同時戸開可能であれば当該階POSをステップS32において下方階P2と決定する。
【0028】
また同時戸開不能であればステップS29において階床番号を1つ減算(POS−1)した後、ステップS30においてその減算された階床番号の階へ走行できるか否かを判定し、走行可能である場合は再び前記ステップS28の判定を行う。そしてステップS28において同時戸開可能階が見つかるまでの間、前記減算した階床番号の階への走行が可能であることを条件に、ステップS28〜ステップS30の処理が繰り返される。
【0029】
尚ステップS30において走行不可能と判定された場合はステップS31において前記POSを無効階とする。
【0030】
上記のようにステップS27〜ステップS32によれば、現在階からスタートしその階から下方の階について順次判定処理を行っているので、同時戸開可能な階が見つかった時点で下方階P2が決定され、その同時戸開可能な階よりも下方の階についての判定処理は行わないので、処理時間が短くて済む。
【0031】
次にステップS33において、前記求められた上方階P1が下方階P2よりも小さいか否かを判定する。その結果、上方階P1が下方階P2よりも小さい場合は、ステップS34において上方階P1が第1の走行階TPOS1と決定され、そのときの走行時間T1はP1までの時間である。また上方階P1が下方階P2よりも小さくない場合は、ステップS35において下方階P2が第1の走行階TPOS1と決定され、そのときの走行時間T1はP2までの時間である。
【0032】
このようにステップS33〜ステップS35の処理によれば、第1の走行階TPOS1の候補である上方階P1、下方階P2のうち、隣接する2つの階間で停止している位置からの距離が近い方の階(到達時間が短い方の階)を、適切階となり得る第1の走行階TPOS1と決定することができる。
【0033】
次に、第1の走行階TPOS1が決定された後は(図示エ)、図4に示す、上部デッキ又は下部デッキのいずれか一方の扉を開放することができる階のうち最も上部デッキ、下部デッキとも扉を開放して終了する時間が短い第2の走行階TPOS2を求める処理を行う。
【0034】
図4のステップS41〜ステップS46において、ダブルデッキエレベータが階間で停止しているときの当該階から順次上方の階について、上部デッキ又は下部デッキのいずれか一方を戸開することができるか否かを調べ、戸開可能な階を探し当てた時点でその階を上方階P3(第2の走行階TPOS2となり得る階)と決定する処理を行う。
【0035】
すなわち、ステップS41において階間で停止しているときの当該階(現在階)の階床番号をPOSとし、ステップS42において上部デッキ又は下部デッキのいずれか一方が戸開可能か否かを判定し、戸開可能であれば当該階POSをステップS46において上方階P3と決定する。
【0036】
また戸開不能であればステップS43において階床番号を1つ加算(POS+1)した後、ステップS44においてその加算された階床番号の階へ走行できるか否かを判定し、走行可能である場合は再び前記ステップS42の判定を行う。そしてステップS42において戸開可能階が見つかるまでの間、前記加算した階床番号の階への走行が可能であることを条件に、ステップS42〜ステップS44の処理が繰り返される。
【0037】
尚ステップS44において走行不可能と判定された場合はステップS45において前記POSを無効階とする。
【0038】
上記のようにステップS41〜ステップS46によれば、現在階からスタートしその階から上方の階について順次判定処理を行っているので、戸開可能な階が見つかった時点で上方階P3が決定され、その戸開可能な階よりも上方の階についての判定処理は行わないので、処理時間が短くて済む。
【0039】
次にステップS47〜ステップS52において、ダブルデッキエレベータが階間で停止しているときの当該階から順次下方の階について、上部デッキ又は下部デッキのいずれか一方を戸開することができるか否かを調べ、戸開可能な階を探し当てた時点でその階を下方階P4(第2の走行階TPOS2となり得る階)と決定する処理を行う。
【0040】
すなわち、ステップS47において階間で停止しているときの当該階(現在階)の階床番号をPOSとし、ステップS48において上部デッキ又は下部デッキのいずれか一方が戸開可能か否かを判定し、戸開可能であれば当該階POSをステップS52において下方階P4と決定する。
【0041】
また戸開不能であればステップS49において階床番号を1つ減算(POS−1)した後、ステップS50においてその減算された階床番号の階へ走行できるか否かを判定し、走行可能である場合は再び前記ステップS48の判定を行う。そしてステップS48において戸開可能階が見つかるまでの間、前記減算した階床番号の階への走行が可能であることを条件に、ステップS48〜ステップS50の処理が繰り返される。
【0042】
尚ステップS50において走行不可能と判定された場合はステップS51において前記POSを無効階とする。
【0043】
上記のようにステップS47〜ステップS52によれば、現在階からスタートしその階から下方の階について順次判定処理を行っているので、戸開可能な階が見つかった時点で下方階P4が決定され、その戸開可能な階よりも下方の階についての判定処理は行わないので、処理時間が短くて済む。
【0044】
次にステップS53において、前記求められた上方階P3が下方階P4よりも小さいか否かを判定する。その結果、上方階P3が下方階P4よりも小さい場合は、ステップS54において上方階P3が第2の走行階TPOS2と決定され、そのときの走行時間T2はP3までの時間+αである。また上方階P3が下方階P4よりも小さくない場合は、ステップS55において下方階P4が第2の走行階TPOS2と決定され、そのときの走行時間T2はP4までの時間+αである。
【0045】
上記の処理を繰り返す事により上部デッキ、下部デッキとも扉を開放して終了する時間T2を求める。
【0046】
このようにステップS53〜ステップS55の処理によれば、第2の走行階TPOS2の候補である上方階P3、下方階P4のうち、隣接する2つの階間で停止している位置からの距離が近い方の階(到達時間が短い方の階)を、適切階となり得る第2の走行階TPOS2と決定することができる。
【0047】
次に、第2の走行階TPOS2が決定された後は(図示オ)、図5に示す、前記第1および第2の走行階TPOS1,TPOS2のうち、到達または終了時間が短いほうの走行階を適切階と決定する処理と、該決定された適切階への走行制御とを行う。
【0048】
まずステップS61において、第1の走行階TPOS1までの走行時間T1が、第2の走行階TPOS2まで走行後、上部デッキ、下部デッキとも扉を開放して終了する時間T2以下であるか否かを判定する。その結果、第1の走行階TPOS1までの走行時間T1が、第2の走行階TPOS2まで走行後、上部デッキ、下部デッキとも扉を開放して終了する時間T2以下である場合(到達時間の最も短い同時戸開可能な階までの到達時間が、到達時間の最も短いいずれか一方を戸開できる階まで走行して上部デッキ、下部デッキとも扉を開放して終了する時間以下である場合)は、ステップS62において第1の走行階TPOS1が適切階(Target)と決定される。
【0049】
また第2の走行階TPOS2まで走行後、上部デッキ、下部デッキとも扉を開放して終了する時間T2が、第1の走行階TPOS1までの走行時間T1よりも小さい場合(到達時間の最も短いいずれか一方を戸開できる階まで走行して、上部デッキ、下部デッキとも扉を開放して終了する時間が、到達時間の最も短い同時戸開可能な階までの到達時間よりも小さい場合)は、ステップS63において第2の走行階TPOS2が適切階(Target)と決定される。
【0050】
尚前記ステップS61においてT1=T2の場合も、ステップS62において第1の走行階TPOS1を適切階と決定しているのは、到達時間が同じである場合は、上部デッキ、下部デッキのいずれか一方を戸開できる階よりも同時戸開可能な階のほうを優先して採用するためである。
【0051】
また同様に、上部デッキ、下部デッキのいずれか一方を戸開できる階よりも同時戸開可能な階のほうを優先して採用できるようにするために、第2の走行階TPOS2を決定する図4のステップS54,S55においてのみ上部デッキ、下部デッキとも扉を開放して終了する時間を求める為、走行時間T2に上部デッキ、下部デッキのいずれか一方を戸開している時間αを加算している。
【0052】
次にステップS64において、前記決定された適切階は走行可能な階であるか否かを判定する。その結果走行可能な場合はステップS65において前記決定された適切階へ走行させる制御を行い、走行可能階ではない場合はステップS66において現在地で待機する。
【0053】
尚ステップS64の判定結果が走行可能階ではない場合とは、例えば前記決定された適切階=停止中の階である場合であり、この場合は走行制御無しで即座に戸開を行うことができる。
【0054】
その後は前記図1のステップS4〜ステップS7およびステップS2を実行し処理を終了する。
【0055】
上記のように上部デッキおよび下部デッキがともに戸開していない場合に、上部デッキおよび下部デッキの両方の乗客を同時に降ろすこと、又は上部デッキの乗客、下部デッキの乗客を交互に降ろすことが最短時間で行える適切階を自動的に選択し、該適切階へエレベータかごを走行させて戸開を行うことができる。
【0056】
(イ)上部デッキは戸開しているが下部デッキは戸開していない場合
この場合は、図6に示す、下部デッキの扉を開放することができる階のうち、最も到達時間が短い走行階を適切階と決定する処理を行った後、図5に示す、決定された適切階への走行制御行う。
【0057】
まず図6のステップS71〜ステップS76において、ダブルデッキエレベータが階間で停止しているときの当該階から順次上方の階について、下部デッキを戸開することができるか否かを調べ、戸開可能な階を探し当てた時点でその階を上方階P5(適切階Targetとなり得る階)と決定する処理を行う。
【0058】
すなわち、ステップS71において現在階の階床番号をPOSとし、ステップS72において下部デッキが戸開可能か否かを判定し、戸開可能であれば当該階POSをステップS76において上方階P5と決定する。
【0059】
また戸開不能であればステップS73において階床番号を1つ加算(POS+1)した後、ステップS74においてその加算された階床番号の階へ走行できるか否かを判定し、走行可能である場合は再び前記ステップS72の判定を行う。そしてステップS72において下部デッキの戸開可能階が見つかるまでの間、前記加算した階床番号の階への走行が可能であることを条件に、ステップS72〜ステップS74の処理が繰り返される。
【0060】
尚ステップS74において走行不可能と判定された場合はステップS75において前記POSを無効階とする。
【0061】
上記のようにステップS71〜ステップS76によれば、現在階からスタートしその階から上方の階について順次判定処理を行っているので、下部デッキの戸開可能な階が見つかった時点で上方階P5が決定され、その戸開可能な階よりも上方の階についての判定処理は行わないので、処理時間が短くて済む。
【0062】
次にステップS77〜ステップS82において、現在階から順次下方の階について、下部デッキを戸開することができるか否かを調べ、戸開可能な階を探し当てた時点でその階を下方階P6(適切階Targetとなり得る階)と決定する処理を行う。
【0063】
すなわち、ステップS77において現在階の階床番号をPOSとし、ステップS78において下部デッキが戸開可能か否かを判定し、戸開可能であれば当該階POSをステップS82において下方階P6と決定する。
【0064】
また下部デッキが戸開不能であればステップS79において階床番号を1つ減算(POS−1)した後、ステップS80においてその減算された階床番号の階へ走行できるか否かを判定し、走行可能である場合は再び前記ステップS78の判定を行う。そしてステップS78において下部デッキの戸開可能階が見つかるまでの間、前記減算した階床番号の階への走行が可能であることを条件に、ステップS78〜ステップS80の処理が繰り返される。
【0065】
尚ステップS80において走行不可能と判定された場合はステップS81において前記POSを無効階とする。
【0066】
上記のようにステップS77〜ステップS82によれば、現在階からスタートしその階から下方の階について順次判定処理を行っているので、下部デッキの戸開可能な階が見つかった時点で下方階P6が決定され、その戸開可能な階よりも下方の階についての判定処理は行わないので、処理時間が短くて済む。
【0067】
次にステップS83において、前記求められた上方階P5が下方階P6よりも小さいか否かを判定する。その結果、上方階P5が下方階P6よりも小さい場合は、ステップS84において上方階P5が適切階と決定され、また上方階P5が下方階P6よりも小さくない場合は、ステップS85において下方階P6が適切階と決定される。
【0068】
このようにステップS83〜ステップS85の処理によれば、適切階の候補である上方階P5、下方階P6のうち、停止している現在位置からの距離が近い方の階(到達時間が短い方の階)を、適切階と決定することができる。
【0069】
次に、前記適切階が決定された後は(図示カ)、図5のステップS64〜ステップS66に示す、決定された適切階への走行制御を行う。すなわちステップS64において、前記決定された適切階は走行可能な階であるか否かを判定する。その結果走行可能な場合はステップS65において前記決定された適切階へ走行させる制御を行い、走行可能階ではない場合はステップS66において現在地で待機する。
【0070】
尚ステップS64の判定結果が走行可能階ではない場合とは、例えば前記決定された適切階=停止中の階である場合であり、この場合は走行制御無しで即座に戸開を行うことができる。
【0071】
その後は前記図1のステップS4〜ステップS7およびステップS2を実行し処理を終了する。
【0072】
上記のように下部デッキのみが戸開していない場合に、下部デッキの乗客を降ろすことが最短時間で行える適切階を自動的に選択し、該適切階へエレベータかごを走行させて戸開を行うことができる。
【0073】
(ウ)上部デッキは戸開していないが下部デッキは戸開している場合
この場合は、図7に示す、上部デッキの扉を開放することができる階のうち、最も到達時間が短い走行階を適切階と決定する処理を行った後、図5に示す、決定された適切階への走行制御行う。
【0074】
まず図7のステップS91〜ステップS96において、ダブルデッキエレベータが階間で停止しているときの当該階から順次上方の階について、上部デッキを戸開することができるか否かを調べ、戸開可能な階を探し当てた時点でその階を上方階P7(適切階Targetとなり得る階)と決定する処理を行う。
【0075】
すなわち、ステップS91において現在階の階床番号をPOSとし、ステップS92において上部デッキが戸開可能か否かを判定し、戸開可能であれば当該階POSをステップS96において上方階P7と決定する。
【0076】
また戸開不能であればステップS93において階床番号を1つ加算(POS+1)した後、ステップS94においてその加算された階床番号の階へ走行できるか否かを判定し、走行可能である場合は再び前記ステップS92の判定を行う。そしてステップS92において上部デッキの戸開可能階が見つかるまでの間、前記加算した階床番号の階への走行が可能であることを条件に、ステップS92〜ステップS94の処理が繰り返される。
【0077】
尚ステップS94において走行不可能と判定された場合はステップS95において前記POSを無効階とする。
【0078】
上記のようにステップS91〜ステップS96によれば、現在階からスタートしその階から上方の階について順次判定処理を行っているので、上部デッキの戸開可能な階が見つかった時点で上方階P7が決定され、その戸開可能な階よりも上方の階についての判定処理は行わないので、処理時間が短くて済む。
【0079】
次にステップS97〜ステップS102において、現在階から順次下方の階について、上部デッキを戸開することができるか否かを調べ、戸開可能な階を探し当てた時点でその階を下方階P8(適切階Targetとなり得る階)と決定する処理を行う。
【0080】
すなわち、ステップS97において現在階の階床番号をPOSとし、ステップS98において上部デッキが戸開可能か否かを判定し、戸開可能であれば当該階POSをステップS102において下方階P8と決定する。
【0081】
また上部デッキが戸開不能であればステップS99において階床番号を1つ減算(POS−1)した後、ステップS100においてその減算された階床番号の階へ走行できるか否かを判定し、走行可能である場合は再び前記ステップS98の判定を行う。そしてステップS98において上部デッキの戸開可能階が見つかるまでの間、前記減算した階床番号の階への走行が可能であることを条件に、ステップS98〜ステップS100の処理が繰り返される。
【0082】
尚ステップS100において走行不可能と判定された場合はステップS101において前記POSを無効階とする。
【0083】
上記のようにステップS97〜ステップS102によれば、現在階からスタートしその階から下方の階について順次判定処理を行っているので、上部デッキの戸開可能な階が見つかった時点で下方階P8が決定され、その戸開可能な階よりも下方の階についての判定処理は行わないので、処理時間が短くて済む。
【0084】
次にステップS103において、前記求められた上方階P7が下方階P8よりも小さいか否かを判定する。その結果、上方階P7が下方階P8よりも小さい場合は、ステップS104において上方階P7が適切階と決定され、また上方階P7が下方階P8よりも小さくない場合は、ステップS105において下方階P8が適切階と決定される。
【0085】
このようにステップS103〜ステップS105の処理によれば、適切階の候補である上方階P7、下方階P8のうち、停止している現在位置からの距離が近い方の階(到達時間が短い方の階)を、適切階と決定することができる。
【0086】
次に、前記適切階が決定された後は(図示カ)、図5のステップS64〜ステップS66に示す、決定された適切階への走行制御を行う。すなわちステップS64において、前記決定された適切階は走行可能な階であるか否かを判定する。その結果走行可能な場合はステップS65において前記決定された適切階へ走行させる制御を行い、走行可能階ではない場合はステップS66において現在地で待機する。
【0087】
尚ステップS64の判定結果が走行可能階ではない場合とは、例えば前記決定された適切階=停止中の階である場合であり、この場合は走行制御無しで即座に戸開を行うことができる。
【0088】
その後は前記図1のステップS4〜ステップS7およびステップS2を実行し処理を終了する。
【0089】
上記のように上部デッキのみが戸開していない場合に、上部デッキの乗客を降ろすことが最短時間で行える適切階を自動的に選択し、該適切階へエレベータかごを走行させて戸開を行うことができる。
【0090】
ここで本実施形態例を適用した実際のエレベータ運転状況を図8、図9とともに説明する。例えば図8のように、ダブルデッキエレベータが、3階と不停止階となっている4階との間付近で停止した場合、従来の方法では下部デッキ1Lを一番近い3階に走行させて下部デッキ1Lを戸開するだけで自動制御が終了するため、その後手動で上部デッキ1Uを戸開可能階に走行させる必要があった。
【0091】
しかし本発明の方法によれば、前記図2および(ア)で述べた処理によって、上部デッキ1Uおよび下部デッキ1Lを同時に戸開することができる階のうち最も到達時間が短い階である「上部デッキ3階、下部デッキ2階」という適切階が決定され、自動的に図8(c)のように当該決定階に走行制御がなされ、戸開が実施される。
【0092】
また例えば図9のように、12階の上方が20階までの間で不停止階であり、12階の下方が2階までの間で不停止階であるようなビルにおいて、ダブルデッキエレベータが12階付近で停止した場合、従来の方法では下部デッキ1Lを12階に走行させて下部デッキ1Lを戸開するだけで自動制御が終了するため、その後手動で上部デッキ1Uを戸開可能階に走行させる必要があった。
【0093】
しかし本発明の方法によれば、前記図2および(イ)、(ウ)で述べた処理によって、下部デッキ1Lを戸開することができる階のうち最も到達時間が短い階である「下部デッキ12階」という適切階が決定され、自動的に図9(c)のように当該決定階に走行制御がなされ、戸開が実施された後、上部デッキ1Uを戸開することができる階のうち最も到達時間が短い階である「上部デッキ12階」という適切階が決定され、自動的に図9(d)のように当該決定階に走行制御がなされ、戸開が実施される。
【0094】
以上のように本発明によれば、上部デッキ、下部デッキの扉の開閉状況がいかなる状況であっても、また不停止階の有無等のいかなる条件であっても、各デッキの乗客を降ろすことが最短時間で行える適切階を自動的に選択し、該適切階へエレベータかごを走行させて戸開を行うことができる。
【0095】
尚前記実施形態例においては、適切階となり得る、上方階(P1,P3,P5,P7)を求めた後に下方階(P2,P4,P6,P8)を求めていたが、これに限らず下方階(P2,P4,P6,P8)を求めた後に上方階(P1,P3,P5,P7)を求めるように構成しても良い。
【0096】
また前記実施形態例においては、適切階を決定する際に、上部デッキ、下部デッキのいずれか一方を戸開できる階よりも同時戸開可能な階のほうを優先して採用するようにしたが、本発明はこれに限るものではない。
【0097】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ダブルデッキエレベータが2つの隣接する階間に故障、事故等により停止したときに、手動操作による再度の走行および扉の開放を必要とすることなく、各デッキの乗客を降ろすことが最短時間で行える適切階を自動的に選択し、該適切階へエレベータかごを走行させて戸開を行うことができる。
【0098】
このため上部デッキおよび下部デッキの両方の乗客を全員デッキ外に降ろすまでの所要時間が非常に短縮され、ダブルデッキエレベータシステムの安全性および信頼性が著しく向上する。
【0099】
しかも上部デッキ、下部デッキの扉の開閉状況がいかなる状況であっても、また不停止階の有無等がいかなる条件であっても、各デッキの乗客を降ろすことが最短時間で行える適切階を自動的に選択し、該適切階へエレベータかごを走行させて戸開を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示し、全体の処理のフローチャート。
【図2】本発明の一実施形態例を示し、各デッキの扉の開閉状況を判定するフローチャート。
【図3】本発明の一実施形態例を示し、上部デッキおよび下部デッキの両方が戸開していない場合に適切階となり得る第1の走行階TPOS1を求めるフローチャート。
【図4】本発明の一実施形態例を示し、上部デッキおよび下部デッキの両方が戸開していない場合に適切階となり得る第2の走行階TPOS2を求めるフローチャート。
【図5】本発明の一実施形態例を示し、適切階決定処理および該適切階への走行制御のフローチャート。
【図6】本発明の一実施形態例を示し、下部デッキが戸開していないときに適切階を求めるフローチャート。
【図7】本発明の一実施形態例を示し、上部デッキが戸開していないときに適切階を求めるフローチャート。
【図8】本発明の一実施形態例を示し、実際の運転状況の一例を表す説明図。
【図9】本発明の一実施形態例を示し、実際の運転状況の他の例を表す説明図。
【図10】従来方法による実際の運転状況の一例を表す説明図。
【図11】従来方法による実際の運転状況の他の例を表す説明図。
【符号の説明】
U…上部デッキ
L…下部デッキ

Claims (2)

  1. 2つの隣接する階に同時に搬送される上部デッキ及び下部デッキを有したダブルデッキエレベータの階間停止時の適切階自動走行運転方法において、
    前記ダブルデッキエレベータが隣接する階の間で停止したときに、前記上部デッキおよび下部デッキの扉が両方とも開放していない場合に、
    前記上部デッキおよび下部デッキの扉を同時に開放することができる階のうち最も到達時間が短い第1の走行階と、前記上部デッキ又は下部デッキのいずれか一方の扉を開放することができる階のうち最も上部デッキ、下部デッキとも扉を開放して終了する時間が短い第2の走行階とを求め、
    前記第1および第2の走行階のうち、到達または終了時間が短いほうの走行階を適切階と決定する適切階決定処理を実行し、
    前記ダブルデッキエレベータを、前記適切階決定処理で決定された適切階に走行制御することを特徴とするダブルデッキエレベータの階間停止時の適切階自動走行運転方法。
  2. 前記ダブルデッキエレベータが前記決定された適切階に到達した後に前記各デッキの扉の開放制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のダブルデッキエレベータの階間停止時の適切階自動走行運転方法。
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