JP4628327B2 - 加湿機能付き空気清浄機 - Google Patents

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Description

本発明は加湿機能を備えた空気清浄機に関するものである。
従来の加湿機能付き空気清浄機においては、本体ケーシングに加湿部を備えたものが知られている。この加湿機能付き空気清浄機は、本体ケーシング内に加湿を行うためのタンクを背面側に配置し、前面側の空気清浄部の前面から空気を吸い込んで清浄化した後、上面に設けられた吹出口から上方に向かって吹き出す。このとき、上記加湿部の上方から蒸気を吹き出して、清浄化された空気と共に室内に供給される(例えば特許文献1参照)。
特開2006-52915号公報(図2、段落0006、0024)
従来の加湿機能付き空気清浄機では、本体前面側から、空気清浄ユニット、ファン、タンクの順に配置された構成になっていた。このため本体前面から見ると、タンクが清浄ユニットやファンに隠れてしまうため、前面側からタンクの水量を確認することが難しく、また、タンクは本体の奥側に配置されていたため、タンクの取り出しや収納などの作業にかなりの労力を必要とするという問題があった。また、室内の自由空間をできるだけ広く確保したいというユーザの要請から加湿機能付き空気清浄機は背面側のタンクを壁に可能な限り近接して配置されるケースが多い。従って、ユーザが介在することが殆どない本体背面側では、騒音はタンクや壁に遮られて小さくなるが、ユーザの居住空間に近い本体前面側は騒音を遮るものがないため、ファンなどの騒音が遮蔽されることなくそのまま本体の前に居るユーザに伝えられ、当該ユーザには耳障りで不快感を抱くという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するために為されたものであり、本体の前に居るユーザが騒音を殆ど意識しないで済む加湿機能付き空気清浄機を提供することを第1の目的とする。また、ユーザがタンクの水量を目視で容易に確認できる加湿機能付き空気清浄機を提供することを第2の目的とする。
本発明に係る加湿機能付き空気清浄機は、本体ケーシングと、前面に水量を示す水量計を有するタンクと、タンクの下部に設けられ、タンクから滴下する水を受ける水受け皿と、本体ケーシングの背面側に設けられ背面から空気を吸い込んで清浄する空清フィルタと、水受け皿の水を吸い取り吸い取った水を前記空清フィルタによって清浄化された空気により気化させる気化フィルタと、気化フィルタによって生成された水蒸気を含む清浄化された空気を吸い込み強制的に本体ケーシングの上部の空気吐出口から部屋などの外部空間へ排出するファンと、を備え、タンクは本体ケーシングの前面側に設けられ、タンクの背面と一方の面が接する風路仕切り板を設け、該風路仕切り板は、少なくとも他方の面が、気化フィルタを通過した空気をファンへ供給するための風路の一面を成し、ファンと対向する位置まで延設されたものである。
本発明によれば、タンクは本体ケーシングの前面側に設けられ、タンクの背面と一方の面が接する風路仕切り板を設け、該風路仕切り板は、少なくとも他方の面が、気化フィルタを通過した空気をファンへ供給するための風路の一面を成し、ファンと対向する位置まで延設されるようにしたので、本体から発生する騒音はタンクやタンク内の水によって遮蔽されるため、加湿機能付き空気清浄機の前面に居るユーザは加湿機能付き空気清浄機から発生する騒音を殆ど意識することがない。また、ユーザはタンクの水量を目視で容易に確認することができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における加湿機能付き空気清浄機の前面側斜視図であり、図2は加湿機能付き空気清浄機の背面側斜視図である。また、図3は加湿機能付き空気清浄機の正面図であり、図4は加湿機能付き空気清浄機の背面図である。また、図5は水受け皿と気化フィルタと風路仕切り板との配置関係を示す斜視図であり、同時に空気の移動方向を示している。また、図6は加湿機能付き空気清浄機を横方向から見た側面断面図であり、同時に空気の移動方向を示している。また、図7は図6において、タンクを取り外した場合を示す側面断面図である。
次に、本発明の実施の形態1における加湿機能付き空気清浄機の構成を図1〜図7を用いて説明する。
加湿機能付き空気清浄機は、本体ケーシング1の前面側に設けられた扉2と、扉2の背面側に設けられ、水量計301を前面に備えたタンク3と、タンク3の下部に設けられた水受け皿4と、本体ケーシング1の背面側に着脱自在に設けられたフィルタカバー5と、フィルタカバー5の前面側に設けられた脱臭フィルタ6と、脱臭フィルタ6の前面側に設けられ、空中に浮遊する微細塵を捕集する空気清浄用の空清フィルタ7と、この空清フィルタ7の前面側に設けられ、ファンモータ8によって駆動される吸排気用シロッコファン9と、このシロッコファン9の下方に設けられ、空清フィルタ7の前面側に設けられた気化フィルタ10と、タンク3の背面に接して設けられ、気化フィルタ10の前面側との間で風路11を形成する風路仕切り板12と、上記ファンモータ8の運転制御用の電源基板13及び操作基板14とから構成されている。操作基板14には操作部141が設けられている。タンク3の背面側の表面には風路仕切り板12の一方の面が接し、この風路仕切り板12は、少なくとも他方の面がシロッコファン9と対向する位置まで延設されている。また、扉2には把手15が取り付けられており、タンク3には把手16が取り付けられている。また、図3に示すように扉2の左側が支持部17及び171によって軸支されており、ユーザが扉2の右側に取り付けられている把手15に手をかけて手前に引くことで扉2の右側が支持部17及び171を軸として回転して手前に開くように構成されている。なお、扉にタンク3の水量計301を確認する窓を形成しても良い。この場合、窓を単なる開口としてもよいし、窓に透明板を取り付けてもよい。これにより、ユーザは扉2を開けることなく、タンク3内の水量をいつでも確認できるようになる。また、図4に示すように、本体背面の吸い込み部18から空気が吸い込まれ、本体上部の空気吐出口19から空気が吐出される。また、シロッコファン9と気化フィルタ10を一直線上に配置する。これにより、風路11も一直線上に形成されるので、排気流の風路抵抗を低減することが可能になる。
図5に示すように気化フィルタ11は毛管現象により水を吸い込み易いフィルタ材と、このフィルタ材を収納し固定する枠体とによって構成されている。運転中、空気は背面から水平に気化フィルタ10を通過し、気化フィルタ10を通過した空気は気化フィルタ10と風路仕切り板121とによって構成される風路11を上昇して上方に位置するシロッコファン9に吸い込まれる。なお、風路仕切り板121を上方に延設させて風路仕切り板12を兼ねるようにしてもよい。
次に、本実施の形態1の機能について説明する。給水のためタンク3を水受け皿4から取り外す場合には、まず扉2の把手15に手をかけて手前に引き扉2を開く。次に、タンク3の把手16に手をかけてタンク3を上方に持ち上げながら前方へ引き出す。これにより、タンク3の下部の孔に貫入していた突起部20が抜けてタンク3を手前に取り出すことができる。図7はタンク3を取り出した後の様子を示している。
また、給水の完了したタンク3を再び収納する場合には、上記と同様にして扉2を開いた後、タンク3の把手16に手をかけたままタンク3を後方へ押し込みながらタンク3の下部を水受け皿4の凹部に合わせて落とす。これにより、タンク3の下部の孔に水受け皿4の突起部20が貫入し、タンク2内の水が水受け皿4に滴下するようになる。
空気は図5および図6に示すように本体の背面側(背面および背面側の両側端の少なくとも一方)からシロッコファン9の吸引力によって太い白抜きの矢印で示す方向に吸い込まれ、脱臭フィルタ6によって脱臭され、空清フィルタ7によって清浄化される。このように背面だけでなく、背面側の両側端を含むようにすることで、吸い込み有効面積が拡大するので吸入効率を高めることができる。
空清フィルタ7の上部を通過して脱臭且つ清浄化された空気は直接シロッコファン9へ導かれる。
また、空清フィルタ7の下部を通過して脱臭かつ清浄化された空気は、気化フィルタ10を通過する。このとき、気化フィルタ10が水受け皿4から吸い込んだ水分は上記脱臭及び清浄化された空気によって気化され、風路11を通って、シロッコファン9へ導かれる。シロッコファン9はファン用モーター8によって駆動され、乾燥した清浄空気と加湿された清浄空気は混合された状態で本体上部の空気吐出口19から吐出され、部屋に供給される。
また、シロッコファン9や本体ケーシング1などから発生する騒音は風路仕切り板12により遮蔽されるので、相当減衰できる。さらに、風路仕切り板12の前方にはタンク3および扉2が配置されており、扉が閉まっている場合には2重遮蔽効果により騒音を相当減衰できる。特に、タンク3には水が貯えられており、この水によりかなり吸収されるので、前面側に居るユーザは騒音を殆ど意識しないで済む。
なお、熱発生源の1つである電源基板13を冷却するために、風路11を通過した空気の一部が風路11の上方に設置されている電源基板13に到達してこの電源基板13から発生する熱を冷却する。電源基板13で熱交換された空気はシロッコファン9により吸い込まれ、上部の空気吐出口19から上方に吐出され、室内に供給される。
本実施の形態1によれば、タンクを加湿機能付き空気清浄機の本体ケーシングの前面側に配置するようにし、本体から発生する騒音は騒音仕切り板によって遮蔽されるため、加湿機能付き空気清浄機の前に居るユーザは加湿機能付き空気清浄機から発生する騒音を殆ど意識しなくて済むという効果を奏する。また、加湿機能付き空気清浄機の前に居るユーザはタンクの水量を目視で容易に確認できるという効果を奏する。
実施の形態2.
図1〜4は本実施の形態2でも用いられる。図8は本発明の実施の形態3における加湿機能付き空気清浄機の構成を示す図であり、風路仕切り板以外は図6の構成と同じであるため、説明を省略する。本実施の形態2では、実施の形態1で用いられた風路仕切り板12の一部をカットした風路仕切り板122を用い、風路仕切り板12のカットされた部分をタンク3の背面部によって補ったものである。即ち、風路11は気化フィルタ10の前面側とタンク3の背面側および風路仕切り板122の背面側で構成され、シロッコファン9に連通するように構成されている。図9は図8において、タンクを取り外した場合を示す側面断面図である。
次に、本実施の形態2の機能について図1〜4及び図8〜9を用いて説明する。各構成要素の機能および空気の流れは実施の形態1のそれと同様であるため、異なる点のみについて説明する。タンク3と取り出す場合には実施の形態1と同様に行う。図9はタンク3を取り出した後の様子を示している。気化フィルタ4で加湿・清浄化された空気は風路11を通り、シロッコファン9に導かれる。以後の動作は実施の形態1と同様である。
また、シロッコファン9や本体ケーシング1などから発生する騒音は風路仕切り板121、タンク3により相当減衰できる。特に、タンク3には水が貯えられており、この水によりかなり吸収されるので、前面側に居るユーザは騒音を殆ど意識しないで済む。また、タンクのない部分は扉も閉まっている場合には風路仕切り板と扉の2重遮蔽効果により騒音の減衰を相当大きくできる。
本実施の形態2によれば、タンクを加湿機能付き空気清浄機の本体ケーシングの前面側に配置し、かつタンクの背面側を空気が通過するようにしたので、本体から発生する騒音はタンクの背面及びタンク内の水によって遮蔽され相当減衰されるため、加湿機能付き空気清浄機の前面側に居るユーザが加湿機能付き空気清浄機本体から発生する騒音を意識しなくて済むという効果を奏する。また、加湿機能付き空気清浄機の前に居るユーザはタンクの水量を目視で容易に確認できるという効果を奏する。
実施の形態3.
図1〜4は本実施の形態3でも用いられる。図10は本発明の実施の形態3における加湿機能付き空気清浄機の構成を示す図であり、騒音遮蔽板21が追加された以外は図8と同じなので、相違点のみについて説明する。図10に示すように本実施の形態3では、タンク3の背面上部とシロッコファン9のタンク3に対向する側の上部とを接続し、本体の両側面に渡って広がる騒音遮蔽板21を設けたので、シロッコファン9から前方に到達する騒音はすべて水を含んだタンク3に導かれる。タンク3は水が満たされており、水の騒音吸収効率は図8の風路仕切り板121よりも高いため、実施の形態1及び2よりも騒音の吸収効率が高くなる。従って、加湿機能付き空気清浄機の前面に居るユーザが加湿機能付き空気清浄機から発生する騒音をさらに意識しなくて済むという効果を奏する。また、加湿機能付き空気清浄機の前に居るユーザはタンクの水量を目視で容易に確認できるという効果を奏する。
実施の形態4.
図1〜4は本実施の形態4でも用いられる。図11は本発明の実施の形態4における加湿機能付き空気清浄機の構成を示す図である。ここでは、構成上異なる部分のみについて説明する。タンク31の下部は半球状の凸部を構成し、水受け皿41のタンク当接部411はタンクの半球状下部に嵌合するように半球状の凹部を形成している。また、突起部20によって貫入されるタンク31の下部孔は水受け皿4を引き出すときに突起部20がタンク3下部孔から抜けやすいように突起部20よりも大きめのサイズの孔が開けられている。また、気化フィルタ101の丈は実施の形態1〜3よりも短く下部は半球状の凸部を構成し、水受け皿41の気化フィルタ当接部412は気化フィルタ101の半球状下部に嵌合するように半球状の凹部を構成している。
また、気化フィルタ41は上部の本体ケーシング22に着脱自在に固定されている。
また、タンク31の下部は少し細く構成されており、このタンク31を本体ケーシング22に固定して取り付けられたストッパ23の先端がタンク31の細身の部分の近傍に張り出しており、タンク31が下がった場合、タンク31の太身の部分にストッパ23の先端が当接して停止することでタンク31がこれ以上、下がらないように構成されている。
次に、本実施の形態4の機能について図11を用いて説明する。水受け皿41を引き出す場合には、タンク3を取り外すことなく、水受け皿41の把手に手をかけて実施の形態1〜3のときよりも少し力強く引き出す。これにより、タンク31下部の半球状凸部が水受け皿41のタンク当接部411により徐々に押し上げられ、タンク下部の孔に貫入していた突起部20が孔から外れる。また、同時に気化フィルタ101は弾性材で構成されているため、気化フィルタ101下部の半球状凸部が水受け皿41の気化フィルタ当接部412により徐々に押し上げられ、弾性部材が歪むことにより気化フィルタ101は上部の本体ケーシング22に固定された状態で水受け皿41から外れる。これにより、水受け皿41は前方に引き出すことが可能である。なお、タンク31は水受け皿41によって一端上に持ち上げられた後、重力により自然に下がり、ストッパ23の位置で停止する。また、気化フィルタ101の下部も水受け皿41によって一端上方に持ち上げられた後、重力により自然に下がるが、気化フィルタ101は上部の本体ケーシング22に固定されているので宙吊り状態になる。なお、この気化フィルタ101はネジや爪や挟持などにより着脱自在に取り付けられている。例えば、挟持の場合には気化フィルタ101の上部枠体が本体ケーシング22の両側に設けられ奥になるほど狭くなるレール状のガイドに合わせて奥に押し込むことでガイドに挟まれた状態で取り付けられる。この気化フィルタ101を清掃する場合には、タンク31を取り出した上で、気化フィルタ101の後ろに手を入れて少し力を入れて気化フィルタ101を前方に引き出すことで、気化フィルタ101を容易に取り出すことができる。取り付ける場合には逆の手順で行えばよい。
本実施の形態4によれば、実施の形態1〜2の効果に加え、水受け皿を取り出したり収納したりする場合には、タンクをいちいち取り外さなくてもよいので、作業効率が良くなり、なお且つ作業負荷が軽減されるという効果を奏する。
実施の形態5.
図1〜4、図8は本実施の形態5でも用いられる。室内が暑い場合には、予め加湿機能付き空気清浄機のタンク3に冷水を入れることで、気化フィルタ10を通過した空気は風路11を通過する過程で、タンク3の背面において、タンクの冷水との熱交換により冷やされる。これにより、冷えた空気がシロッコファン9に吸い込まれ、本体上部の空気吐出口19より上方に吐出されて室内に供給される。これにより、加湿された清浄化空気で室内の冷房が可能になり、ユーザの快適度を向上させることができる。
逆に、室内が寒い場合には、予め加湿機能付き空気清浄機のタンク3に温水を入れることで、気化フィルタ10を通過した空気は風路11を通過する過程で、タンク3の背面において、タンクの温水との熱交換により温められる。これにより、温められた空気がシロッコファン9に吸い込まれ、本体上部の空気吐出口19より上方に吐出されて室内に供給される。これにより、加湿された清浄化空気で室内の暖房が可能になり、ユーザの快適度を向上させることができる。
なお、上記の例では、風路内の空気が直接タンクと接する場合について説明したが、図6に示すように風路仕切り板12を介して風路の空気とタンク3の水が熱交換してもよい。この場合には、風路仕切り板12は下方に行くほど徐々に風路が広くなるようにわずかに傾斜するようにしてもよい。これにより、タンク3を収納するときに奥に押し込みながら落とし込む際に、タンク3の背面と風路仕切り板とがより密接に接触することになる。これにより、タンク3から風路仕切り板12への熱伝導において、無駄が少なくなり、冷水または温水と空気との熱交換効率が向上する。なお、この場合にはタンクが多少斜めになっても問題ないようにタンク3と扉の間に余裕の空間を設けておく。
また、図12に示すように風路仕切り板12の風路側の面にフィンを付加してもよい。フィンを付加することにより、熱交換効率が向上する。
なお、上記の例ではシロッコファンを例に挙げて説明したが、これに限るものではないことはいうまでもない。例えば、プロペラ型ファンを用いてもよい。
本発明の実施の形態1〜4における加湿機能付き空気清浄機の前面側斜視図である。 本発明の実施の形態1〜4における加湿機能付き空気清浄機の背面側斜視図である。 本発明の実施の形態1〜4における加湿機能付き空気清浄機の正面図である。 本発明の実施の形態1〜4における加湿機能付き空気清浄機の背面図である。 本発明の実施の形態1における水受け皿と気化フィルタと風路仕切り板との配置関係を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における加湿機能付き空気清浄機を横方向から見た側面断面図である。 図6において、タンクを取り外した場合を示す側面断面図である。 図8は本発明の実施の形態3における加湿機能付き空気清浄機の構成を示す図である。 図8において、タンクを取り外した場合を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態3における加湿機能付き空気清浄機の構成を示す図である。 本発明の実施の形態4における加湿機能付き空気清浄機の構成を示す図である。 本発明の実施の形態5における加湿機能付き空気清浄機の構成を示す図である。
符号の説明
1 本体ケーシング、2 扉、3 タンク、4 水受け皿、5 フィルタカバー、6 脱臭フィルタ、7 空清フィルタ、8 ファンモータ、9 シロッコファン、10 気化フィルタ、11 風路、12 風路仕切り板、13 電源基板、14 操作基板、15 把手、16 把手、17 支持部、18 吸い込み部、19 空気吐出口、20 突起部、21 騒音遮蔽板、22 本体ケーシング、23 ストッパ、31 タンク、41 水受け皿、101 気化フィルタ、121 風路仕切り板、122 風路仕切り板、141 操作部、171 支持部、301、水量計、411 タンク当接部、412 気化フィルタ当接部。

Claims (7)

  1. 本体ケーシングと、
    水を貯留し、前面に水量を示す水量計を有するタンクと、
    このタンクの下部に設けられ、前記タンクから滴下する水を受ける水受け皿と、
    前記本体ケーシングの背面側に設けられ、背面から空気を吸い込んで清浄する空清フィルタと、
    前記水受け皿の水を吸い取り、吸い取った水を前記空清フィルタによって清浄化された空気により気化させる気化フィルタと、
    駆動装置により駆動され、前記気化フィルタによって生成された水蒸気を含む清浄化された空気を吸い込み強制的に前記本体ケーシングの上部の空気吐出口から部屋などの外部空間へ排出するファンと、を備え、
    前記タンクは前記本体ケーシングの前面側に設けられ、前記タンクの背面と一方の面が接する風路仕切り板を設け、該風路仕切り板は、少なくとも他方の面が、前記気化フィルタを通過した空気を前記ファンへ供給するための風路の一面を成し、前記ファンと対向する位置まで延設されたことを特徴とする加湿機能付き空気清浄機。
  2. 前記タンクは、冷水または温水を貯え、
    前記風路仕切り板の他方の面と前記気化フィルタの前面との間で、前記気化フィルタを通過した空気を前記ファンへ供給するための前記ファンに連通する風路が形成され、
    前記風路仕切り板において、前記冷水または温水が前記風路を通過する前記気化フィルタを通過した空気と熱交換することを特徴とする請求項記載の加湿機能付き空気清浄機。
  3. 本体ケーシングと、
    水を貯留し、前面に水量を示す水量計を有するタンクと、
    このタンクの下部に設けられ、前記タンクから滴下する水を受ける水受け皿と、
    前記本体ケーシングの背面側に設けられ、背面から空気を吸い込んで清浄する空清フィルタと、
    前記水受け皿の水を吸い取り、吸い取った水を前記空清フィルタによって清浄化された空気により気化させる気化フィルタと、
    駆動装置により駆動され、前記気化フィルタによって生成された水蒸気を含む清浄化された空気を吸い込み強制的に部屋などの外部空間へ排出するファンと、を備え、
    前記タンクは前記本体ケーシングの前面側に設けられ、前記タンクの背面と一方の面が接する風路仕切り板を設け、該風路仕切り板は、少なくとも他方の面が、前記ファンと対向する位置まで延設され、
    前記タンクは、冷水または温水を貯え、
    前記風路仕切り板の他方の面と前記気化フィルタの前面との間で前記ファンに連通する風路が形成され、
    前記風路仕切り板において、前記冷水または温水が前記風路を通過する空気と熱交換し、
    前記風路仕切り板は、風路側の面にフィンを備えたことを特徴とする加湿機能付き空気清浄機。
  4. 本体ケーシングと、
    水を貯留し、前面に水量を示す水量計を有するタンクと、
    このタンクの下部に設けられ、前記タンクから滴下する水を受ける水受け皿と、
    前記本体ケーシングの背面側に設けられ、背面から空気を吸い込んで清浄する空清フィルタと、
    前記水受け皿の水を吸い取り、吸い取った水を前記空清フィルタによって清浄化された空気により気化させる気化フィルタと、
    駆動装置により駆動され、前記気化フィルタによって生成された水蒸気を含む清浄化された空気を吸い込み強制的に部屋などの外部空間へ排出するファンと、を備え、
    前記タンクは前記本体ケーシングの前面側に設けられ、前記タンクの背面と前記気化フィルタの前面との間で、前記気化フィルタを通過した空気を前記ファンへ供給するための前記ファンに連通する風路を形成したことを特徴とする加湿機能付き空気清浄機。
  5. 前記タンクの背面上部と前記ファンの前記タンクと対向する側の上部とを接続し、本体の両側面に渡って広がる騒音遮蔽板を備えたことを特徴とする請求項記載の加湿機能付き空気清浄機。
  6. 前記タンクの下部は略半球状に形成された第1の凸部を有し、
    前記水受け皿の前記タンクの下部と接する部分は前記第1の凸部に嵌合する第1の凹部を有し、
    前記気化フィルタの下部は略半球状に形成された第2の凸部を有し、
    前記水受け皿の前記気化フィルタの下部と接する部分は前記第2の凸部に嵌合する第2の凹部を有することを特徴とする請求項のいずれかに記載の加湿機能付き空気清浄機。
  7. 前記本体ケーシングの正面に、前記ファンと対向する位置まで延設された扉を備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の加湿機能付き空気清浄機。
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