JP4628286B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品に関する。
従来、ウイング部を備えた生理用ナプキンが広く知られている。この種の生理用ナプキンは、吸収性本体とその長手方向の両側縁に設けられている一対のウイング部とから形成されている。ウイング部には、その片面にずれ止め材が設けられており、ナプキンの使用の際にショーツ等の下着(以下、単にショーツともいう)における股下部の縁部に沿って折り曲げられ、該ずれ止め材を介して該下着の外表面に固定されるものである。
例えば、特許文献1には、液透過性トップシートとバックシートと両シートの間に挟まれた吸収層とからなる本体、および本体の両側部に設けられて本体から幅方向の外方に延出するウイング部材が設けられおり、ウイング部材は本体の両側部において、トップシートとバックシートとの間に挟まれて接合されている生理用ナプキンが開示されている。この生理用ナプキンにおけるウイング部の肌当接面側の面には、ナプキン幅方向に延びる複数の熱シール部が形成されている。
また、特許文献2には、透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、両側部にそれぞれ下着に対する固定のために側方に突出する1つ以上のウイング部が形成されており、不透液性裏面シートは生理用ナプキンの両側部において吸収体側縁を若干越えた位置をシート端とし、生理用ナプキンの表面がわ両側部にそれぞれ長手方向に沿って、かつ生理用ナプキンのほぼ全長に亘ってサイド防漏部としてのサイド不織布を設けるとともに、サイド不織布の一部を側方に延在させることによりウイング部を形成した生理用ナプキンが開示されている。
また、特許文献3には、液体透過性トップシートおよび液体不透過性バックシート間に吸収体を収容した吸収体本体と、トップシート上に配置された液体不透過性シートからなるピースとを備え、ピースは、両側縁から外方に延びるウイング部を構成する第1の部分と、トップシート上に位置し、かつその両側縁の一部に沿って延びるように配置されたサイド防漏部を構成する第2の部分とからなり、第1および第2の部分との境界線に沿って吸収体本体に接合されている生理用ナプキンが開示されている。
特開2001−61884号公報 特開2002−272786号公報 特開平6−47072号公報
特許文献1に記載の生理用ナプキンは、ウイング部における肌当接面側の面にナプキン幅方向に延びる複数の熱シール部を有しており、ウイング部の肌触り及び柔軟性が損なわれている。
特許文献2及び3に記載の生理用ナプキンは、サイド防漏部とウイング部とが、ひとつの部材から一体的に形成されている。サイド防漏部は、***された体液がおむつ幅方向外方に移動することを防止するために、撥水性を有することが好ましい。一方、ウイング部は、着用者の肌と接し且つ折り曲げて使用されるため、良好な肌触り、柔軟性又は伸張性を有することが好ましい。しかしながら、ひとつの部材で、サイド防漏部及びウイング部それぞれに対する要求物性を満足する材料は少なく、またあっても安価ではない。
従って、本発明の目的は、サイド防漏部とウイング部とが別部材から形成されており、それぞれに対する要求物性を満足するように設計可能であり、肌触りが良好な吸収性物品を提供することにある。
本発明は、吸収層及び防漏層を具備し、実質的に縦長に形成されている吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向の両側部を覆う一対のサイド防漏部と、該吸収性本体の長手方向の側縁から外方に延出するウイング部とからなる吸収性物品であって、一対の前記サイド防漏部それぞれは、サイド防漏部形成シートから形成されており、該サイド防漏部形成シートは、折り返された部分が折り返されていない部分の上に位置するように、前記吸収性本体の幅方向の外方に折り返されており、前記ウイング部は、ウイング部形成シートから形成されており、該ウイング部形成シートにおける前記吸収性本体側の端部は、前記サイド防漏部形成シートの折り返された部分により覆われており、該サイド防漏部形成シートの折り返された部分の端縁は、該シートの折り返されていない部分の端縁よりも、前記吸収性本体の幅方向の内方に位置している吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品によれば、サイド防漏部とウイング部とが別部材から形成されており、それぞれに対する要求物性を満足するように設計可能であり、肌触りが良好である。また、本発明の吸収性物品によれば、サイド防漏部とウイング部とは、それぞれ別部材から設計できるため、例えば、ウイング部を柔軟な材料から形成することにより、ウイング部の折り曲げられた部分と接する脚部への肌刺激性が小さくなる。
以下、本発明の吸収性物品をその好ましい実施形態に基づいて、図面を参照しながら説明する。
第1実施形態の吸収性物品1は、図1〜図4に示すように、生理用ナプキン(以下、ナプキン1ともいう)であり、液保持性の吸収層11及び液不透過性の防漏層12を具備し、実質的に縦長に形成されている吸収性本体10と、該吸収性本体10の長手方向(以下、本体長手方向ともいう)の両側部を覆う一対のサイド防漏部5,5と、該吸収性本体10の長手方向の側縁10aから外方に延出するウイング部6とからなる。該サイド防漏部5,5は、実質的に吸収層11上を覆うように、該吸収性本体10の長手方向の両側部を覆うことが好ましく、該両側部は、吸収層11上の両端に幅をもった領域である。ここで、吸収性本体10の長手方向の側縁10aは、吸収層11の幅方向最外部位を示している。
また、本実施形態のナプキン1における一対のサイド防漏部5,5それぞれは、サイド防漏部形成シート51から形成されており、該サイド防漏部形成シート51は、折り返された部分52が折り返されていない部分53の上に位置するように、吸収性本体10の幅方向(以下、本体幅方向ともいう)の外方に折り返されており、ウイング部6は、ウイング部形成シート61から形成されており、該ウイング部形成シート61における吸収性本体10側の端部61a(ウイング部形成シート61の内側端部)は、サイド防漏部形成シート51の折り返された部分52により覆われており、該サイド防漏部形成シート51の折り返された部分52の端縁52aは、該シート51の折り返されていない部分53の端縁53aよりも、吸収性本体10の幅方向の内方に位置している。
本実施形態のナプキン1について、更に説明すると、吸収層10は、図3に示すように、液透過性の表面シート2と液保持性の吸収体4とから形成されており、防漏層11は、液不透過性の裏面シート3から形成されている。
吸収性本体10は、図3に示すように、表面シート2、裏面シート3及び両シート間に介在された吸収体4から構成されている。吸収性本体10の長手方向は、ナプキン1の長手方向と一致する。尚、図3には、ナプキン1の幅方向における一方の側のみを示しているが、他方の側も同様に形成されている。
吸収体4は、図2に示すように、縦長矩形形状をしており、その長手方向が吸収性本体10の長手方向と一致している。吸収体4の幅方向中央領域の肌当接面側の面は、図3に示すように、表面シート2により覆われている。表面シート2は、吸収体4における肌当接面側の面の全域を被覆しており、吸収体4における長手方向の両側縁とほぼ同位置に直線状の両側縁を有している。
裏面シート3は、その肌当接面側の面における全周縁部に、接着剤が塗布されて、表面シート2及び一対のサイド防漏部5,5と接着されている。
次に、一対のサイド防漏部5,5について説明する。
一対のサイド防漏部5,5それぞれは、撥水性を有するサイド防漏部形成シート51から形成されている。サイド防漏部5は、縦長であり、その長手方向が吸収性本体10の長手方向と一致している。
サイド防漏部形成シート51の折り返されていない部分53の端縁53aは、図3に示すように、吸収性本体10における長手方向の側縁10aと略揃っている。サイド防漏部形成シート51は、吸収性本体10の側縁10aから、本体幅方向の内方に向かって延び、自由端54が形成されるように、上方に向かって本体幅方向の外方に折り返された後、本体幅方向の外方に向かって延びている。自由端54は、図2に示すように、吸収性本体10の長手方向の両端部間に亘り直線状に形成されている。また、折り返された部分52の端縁52aも、吸収性本体10の長手方向の両端部間に亘り直線状に形成されている。
自由端部54は、図3に示すように、丸みを帯び、表面シート2に対して所定の高さを有する壁となっていることが、表面シート2上を流れる液の堰き止め性及び良好な装着感を得る上で好ましい。また、サイド防漏部形成シート51は、自由端部54を起点としたおりしわ(特に、概ね本体幅方向に延びるしわ)が生じない材料であることが、防漏性及び良好な装着感を得る上で好ましい。
サイド防漏部形成シート51の折り返された部分52の端縁52aは、図2及び図3に示すように、吸収性本体10における長手方向の側縁10aよりも、本体幅方向の内方に位置している。具体的には、端縁52aは、図3に示すように、吸収体4における長手方向の側縁とほぼ同位置に位置している。
サイド防漏部形成シート51の折り返された部分52は、該シート51の折り返されていない部分53及び吸収層11を構成する表面シート2と、複数の第1エンボス部7,7…である具象エンボス部により部分的に接合されている。具象エンボス部7は、図2に示すように、サイド防漏部形成シート51の折り返された部分52において、本体長手方向に間隔を空けて複数形成されている。
即ち、サイド防漏部5は、図2及び図3に示すように、本体幅方向の内方側の所定幅の部分(折り返された部分52)が、表面シート2上に重ねられており、表面シート2上に重ねられた部分において、複数の具象エンボス部7,7…により表面シート2と部分的に接合されている。サイド防漏部5は、具象エンボス部7により表面シート2と接合されている部分を除いて、表面シート2とは接合されていない。
サイド防漏部5は、複数の具象エンボス部7,7…による接合部分と共に本体幅方向の内方側に表面シート2上に接合されていない部分を有していることによって、ナプキン1の長手方向が湾曲し易く装着者の身体形状にフィットするため、接合部の硬さによる違和感を生じることがなく、接合部間でサイド防漏部5が表面シート2から離間し易いため、表面シート2上を流れる液や表面シート2内を拡散する液の堰き止め性に優れている。
具象エンボス部7は、植物、動物、星などの意味のある模様を図柄化したものであり、エンボスの外周を曲線で表すことができる。そのため、ナプキン1が折り曲げられる際に発生するしわが具象エンボス部7の外周曲線にぶつかり細かく分散するため、サイド防漏部5が柔軟に曲げられ、柔らかい表面にすることができる。本実施形態のナプキン1において、具象エンボス部7は、4つの花弁からなる花びら形状を有している。
具象エンボス部7によれば、サイド防漏部5に防漏性及び柔軟性が付与されるばかりでなく、見た目にも柔らかい視的効果が付与される。具象エンボス部7は、花びら形状のように分割して構成することにより柔軟性を得やすく、その形状の浮き上がりもよくなり視認性を高めることができる。
また、サイド防漏部5において、折り返された部分52に覆われていない部分にも、図2に示すように、具象エンボス部7が、本体長手方向に間隔を空けて複数形成されている。
前述したサイド防漏部5を、本体長手方向において略同じ幅を有していることが好ましい。具体的には、本体幅方向に測定した長さは、10〜40mm、特に15〜25mmであることが優れた防漏性を得る上で好ましい。尚、サイド防漏部5の幅は、本体長手方向の前後端部においては、前述した範囲よりも狭くなっている。
次に、一対のウイング部6,6について説明する。
一対のウイング部6,6は、図1及び図2に示すように、吸収性本体10の長手方向中央部に配されており、吸収性本体10の長手方向の側縁10aから本体幅方向の外方に延出している。一対のウイング部6,6それぞれは、伸縮性を有するウイング部形成シート61から形成されている。ウイング部形成シート61は、サイド防漏部形成シート51の長手方向中央部に接合されている。
ウイング部形成シート61は、図3に示すように、吸収性本体10の長手方向の側縁10aよりも本体幅方向の内方に位置する内方部62と、側縁10aから延出してウイング部6を形成している外方部63とからなる。
内方部62は、吸収性本体10の長手方向と同方向に縦長であり、折り返されていない部分53の肌当接面側に配されている。ウイング部形成シート61における吸収性本体10側の端部61aは、内方部62における幅方向の内方側の端部である。
一方、外方部63は、略台形状をなしている。
内方部62における幅方向の内方側の端部61aと、サイド防漏部形成シート51の折り返されていない部分53とは、図2及び図3に示すように、吸収性本体10の長手方向に間隔をあけて形成された複数の第2エンボス部8,8…により接合されている。複数の第2エンボス部8,8…は、内方部62における幅方向の内方側の端縁に沿って並んでおり、端部61aの長手方向の略全域にわたるように不連続的に配置されている。第2エンボス部8は、端部61aにおける本体長手方向の前後端縁それぞれにおいて、該端縁を跨ぐように形成されており、ウイング部形成シート61とサイド防漏部形成シート51との接合がより確実になされている。
複数の第2エンボス部8,8…は、ウイング部形成シート61及びサイド防漏部形成シート51に、一体的に加熱及び加圧処理を施して形成されている。第2エンボス部8を形成する加熱及び加圧処理としては、熱エンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等を挙げることができ、特に熱エンボスが加工性及び接合部の安定性の観点から好ましい。また、接着剤を塗布した後、加熱及び加圧処理を施すことが、第2エンボス部8の接合を安定化させる観点からより好ましい。
ウイング部6は、その内方部62が複数の第2エンボス部8,8…により、サイド防漏部形成シート51と本体長手方向に不連続的に接合されているため、ウイング部6が外れないようにしっかりと固定されると共に、ナプキン1がその長手方向へ湾曲する際の柔軟性が損なわれない。
第2エンボス部8は、その平面視形状が略円形であり、直径は0.2〜3mm、特に0.5〜2mmであることが、接合を安定化させ、着用者への装着性及び装着感を良好にする点から好ましい。
また、エンボス8同士の本体長手方向の間隔は、0.5〜10mm、特に1〜7mmであることが、ナプキン1が長手方向において曲がりやすく、装着する際や着用中にナプキン1がショーツに沿った形状や着用者の肌に沿った形状に柔軟に変形し、良好な装着操作性を得る上で好ましい。
また、内方部62における非肌当接面側の面とサイド防漏部形成シート51とは、ホットメルト接着剤により接着されており、ウイング部6とサイド防漏部形成シート51との接合が一層確実にされている。
更に、サイド防漏部形成シート51の折り返されている部分52に覆われている内方部62の部分は、前述した具象エンボス部7により、サイド防漏部5及び表面シート2と部分的に接合されている。
ウイング部形成シート61における内方部62の本体長手方向の長さは、サイド防漏部形成シート51の長さよりも短い。内方部62における本体幅方向の内方側の端部61aは、その本体長手方向の全体に亘り、図3に示すように、サイド防漏部形成シート51の折り返されている部分52により覆われている。同様に、内方部62における幅方向の内方側の端縁に沿って形成されている複数の第2エンボス部8,8…も、折り返されている部分52により覆われている。
従って、ウイング部形成シート61の端部61a及び複数の第2エンボス部8,8…は、着用者の肌には接しないため、着用者の肌に対して刺激を与え不快感を与えたりすることはない。
サイド防漏部形成シート51の折り返された部分52を、本体幅方向に測定した長さは、2〜20mm、特に5〜15mmであることが、ウイング部形成シート61の端部61a及び第2エンボス部8を確実に覆う上で好ましい。
ウイング部形成シート61の内方部62において、吸収性本体10の長手方向の側縁10aに沿った部分62aは、図2及び図3に示すように、サイド防漏部形成シート51の折り返されている部分52に覆われていない。
内方部62の前記部分62aは、ナプキン着用中に着用者の脚部と接し、肌と擦れ合う部位である。従って、ウイング部形成シート61として、柔軟性を有し、肌触りが良い材料を用いることにより、装着感の優れたナプキンにすることができる。
また、内方部62の前記部分62aは、装着する際や着用中にナプキン1がショーツに沿った形状や着用者の肌に沿った形状に柔軟に変形する部位である。従って、ウイング部形成シート61として、伸縮性を有する材料を用いることにより、装着操作性及び装着感の優れたナプキンにすることができる。これにより、装着中におけるナプキン1のずれにくさ(安定性)、吸収体4/ウイング部形成シート61のヨレにくさを向上させることができると共に、ショーツ等の下着が汚れることを一層効果的に防止することができる。
内方部62における前記部分62aとして、十分な領域を確保する観点から、サイド防漏部形成シート51の折り返された部分52の端縁52aと、該シート51の折り返されていない部分53の端縁53aとの間を、本体幅方向に測定した長さは、5〜30mm、特に7〜15mmであることが好ましい。
また、一対のウイング部6,6には、図2に示すように、前述した具象エンボス部7が、複数形成されている。
本実施形態のナプキン1は、ウイング部6の非肌当接面側の面に、従来のウイング部付きのナプキンと同様にずれ止め材(図示省略)を有しており、該ずれ止め材を介してショーツ等の下着の股間部分に固定して用いられる。また、ずれ止め材に代えて他の止着手段(機械的面ファスナー等)を用いることもできる
次に、本実施形態のナプキン1を構成する部材について、以下に説明する。
まず、ウイング部6を形成するウイング部形成シート61としては、肌触りや柔軟性等の観点から、伸縮性の不織布が好ましく用いられる。伸縮性の不織布としては、3次元的に捲縮した繊維を含有し、該繊維の絡み合いにより伸縮性を示す不織布や、天然ゴム、合成ゴム、スパンデックス等のエラストマー材料により伸縮性を示す不織布等を好ましく用いることができる。
3次元的に捲縮した繊維により伸縮性を示す不織布の好ましい例としては、3次元的に捲縮した捲縮繊維を含む第1繊維層と、3次元的に捲縮した捲縮繊維を含まないか又は3次元的に捲縮した捲縮繊維を第1繊維層中よりも低い含有率で含む第2繊維層とからなり、第1繊維層と第2繊維層とが部分的に熱融着されて一体化された伸縮性の積層不織布を挙げることができる。この積層不織布は、例えば、構成成分の熱収縮により捲縮を発現する潜在捲縮性繊維を含む第1繊維層形成材と、前記潜在捲縮性繊維の収縮開始温度以下では熱収縮しない繊維を含む第2繊維層形成材とを互いに積層した状態で、両者を熱又は超音波エンボス等により部分的に熱融着して、多数の熱融着部が分散状態に形成された中間体を製造した後、該中間体に熱処理を施して、第1繊維層形成材を熱収縮させて得ることができ、第2繊維層側には、独立した多数の又は連続した多数の凸部を有する。積層不織布は、第2繊維層側を肌当接面側にして用いる。潜在捲縮性繊維は、加熱される前は、従来の不織布用の繊維と同様に取り扱うことができ、且つ所定温度での加熱によって螺旋状の捲縮が発現して収縮する性質を有する繊維である。潜在捲縮性繊維は、例えば収縮率の異なる2種類の熱可塑性ポリマー材料を成分とする偏心芯鞘型複合繊維又はサイド・バイ・サイド型複合繊維からなる。熱可塑性ポリマー材料としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミド等が挙げられる。このような構成の積層不織布としては、例えば特開2002-187228号公報又は特開2003-275239号公報の明細書記載のものを用いることができる。
エラストマー材料により伸縮性を示す不織布としては、エラストマー材料からなるシートの片面又は両面に伸縮性を有する繊維集合体(不織布や繊維ウエブ)を積層して一体化してなる伸縮性の複合不織布等を用いることもできる。エラストマー材料としては、天然ゴム、ブタジエン、イソプレン等の合成ゴム等が好ましく用いられる。エラストマー材料からなるシートとしては、エラストマー材料をフィルム化して得られる弾性フィルム、エラストマー材料からなる弾性繊維を、ネット状に成形したり不織布化したシート等が好ましく用いられる。前記繊維集合体としては、熱可塑性ポリウレタン繊維、高捲縮性のポリエチレン繊維、高捲縮性のポリエステル繊維等を用いることができる。エラストマー材料からなるシートに繊維集合体を固定する方法としては、シートに繊維集合体を熱融着により固定する方法等が挙げられる。
また、サイド防漏部5を形成するサイド防漏部形成シート51としては、防漏性のシート材が好ましく、撥水性の不織布や樹脂フィルム製のシート等が好ましく用いられる。特に撥水性の不織布を用いることが、肌触りのよさと横モレ防止の点から好ましい。サイド防漏部形成シート51として、不織布と樹脂フィルムのラミネート体を用いることもできる。撥水性の不織布としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどからなる親水性処理のなされていないスパンボンド不織布やスパンボンド―メルトブロー複合不織布、撥水処理されたエアスルー不織布等が挙げられる。
サイド防漏部5の自由端部54が尖った折り目と成らないためには、サイド防漏部形成シート51がある程度の嵩高さを有していることが好ましい。具体的には、サイド防漏部形成シート51の坪量は、5〜40g/m2、特に10〜25g/m2であることが好ましい。
また、表面シート2、裏面シート3、吸収体4又はずれ止め材としては、従来の吸収性物品等において用いられている各種材料を特に制限なく用いることができる。
次に、前述した本実施形態のナプキン1の好ましい製造方法の一例の要部を、図4(a)〜(d)を参照しながら、以下に説明する。尚、図4(a)〜(d)には、ナプキン1の幅方向における一方の側のみを示しているが、他方の側も同様に製造される。
まず、常法に従い製造したサイド防漏部形成シート51及びウイング部形成シート61を用意する。サイド防漏部形成シート51は縦長矩形形状を有している。ウイング部形成シート61は、矩形形状を有しており、4辺の長さは何れも、サイド防漏部形成シート51の長手方向の長さよりも短い。
次に、図4(a)に示すように、ウイング部形成シート61を、その一対の辺と、サイド防漏部形成シート51の長手方向(以下、シート長手方向ともいう)とを揃えて、サイド防漏部形成シート51の長手方向の中央部にホットメルト接着剤により接着する。ウイング部形成シート61がサイド防漏部形成シート51と重なっている部分である内方部62は、シート長手方向と同方向に縦長矩形形状を有している。
ウイング部形成シート61のサイド防漏部形成シート51側の端縁は、サイド防漏部形成シート51をその幅方向(以下、シート幅方向ともいう)に不等分している。サイド防漏部形成シート51において、内方部62に覆われている部分を、シート幅方向に測定した長さは、内方部62左側のウイング部形成シート61に覆われていないサイド防漏部形成シート51の部分よりも長くなっている。
以下、シート幅方向において、ウイング部形成シート61が配されている側を外方ともいい、ウイング部形成シート61が配されていない側を内方ともいう。
次に、ウイング部形成シート61とサイド防漏部形成シート51とを、内方部62におけるシート幅方向の内方側の端部61aに沿って間隔をあけて形成した複数の第2エンボス部8,8…により接合する。
次に、図4(b)に示すように、サイド防漏部形成シート51を、その折り返された部分52が折り返されていない部分53の上に位置するように、内方部62におけるシート幅方向の内方側の端縁に沿って折り返し、シート51の折り返された部分52により、内方部62におけるシート幅方向の内方側の端部61aを覆い、サイド防漏部ユニット55を製造する。
サイド防漏部形成シート51の折り返された部分52の端縁52aは、該シート51の折り返されていない部分53の端縁53aよりも、シート幅方向の内方に位置している。
また、サイド防漏部形成シート51の折り返された部分52と、折り返されていない部分53との間を、ホットメルト接着剤により部分的に接着し、サイド防漏部形成シート51の折り返された状態を維持しておくことも好ましい。
次に、別途常法に従い製造した表面シート材20を用意する。表面シート材20は、縦長矩形形状を有している。前述したように製造した一対のサイド防漏部ユニット55,55を、図4(c)に示すように、表面シート材20の長手方向の両側部を覆うように載置し、表面シート材20と一対のサイド防漏部ユニット55,55とを、複数の具象エンボス部7,7…を形成して接合し、表面材ユニット21を製造する。
この際、サイド防漏部ユニット55におけるサイド防漏部形成シート51の折り返された部分52において、具象エンボス部7を、シート長手方向に間隔を空けて複数形成する。また、折り返された部分52に覆われていないサイド防漏部形成シート51の部分においても、具象エンボス部7を、シート長手方向に間隔を空けて複数形成する。更に、ウイング部形成シート61におけるサイド防漏部形成シート51からシート幅方向の外方に延出している部分である外方部63にも、具象エンボス部7を複数形成する。
次に、別途常法に従い製造した裏面シート材30及び吸収体4を用意する。裏面シート材30は、縦長矩形形状を有している。前述したように製造した表面材ユニット21と、裏面シート材30とを、図4(d)に示すように、両部材間に吸収体4を介在させて接着剤により接着して、ナプキンユニット13を製造する。この際、接着剤は、表面材ユニット21と対抗する裏面シート30の面における全周縁部に塗布する。
然る後、図4(d)に示すように、ナプキンユニット13の外周部分を切断し、本実施形態のナプキン1を得る。
この際、ナプキンユニット13は、ウイング部形成シート61の外方部63が、略台形形状となるように切断し、外方部63以外の部分は、接着剤により接着されている周縁部の部分で切断する。
前述したナプキン1の製造方法によれば、図4(d)に示すように、外方部63がウイング部6の輪郭と内接するように、ウイング部形成シート61の寸法を設計することによって、該シート61を切断することによるトリムロス64を低減できる。その結果、製造コストの低減が図られる。
尚、ナプキン1の製造は、個々に行なってもよし、例えば、長尺状のシート材及び吸収体等を用いて、連続的に行なっても良い。
前述した本実施形態のナプキン1によれば、サイド防漏部5とウイング部6とは、別部材から形成されているため、サイド防漏部5とウイング部6それぞれに対する要求物性を満足するように、それぞれの形成材料を選択することが可能である。サイド防漏部5とウイング部6それぞれ形成材料として、最適な材料を選択することにより、操作性、装着感及び防漏性に優れたナプキン1が得られる。
次に本発明の第2及び第3実施形態の生理用ナプキンを、図5及び図6を参照しながら説明する。第2及び第3実施形態について、特に説明しない点については、前述した実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図5及び図6において、図1〜4と同じ部材に同じ符号を付してある。
本発明の好ましい第2実施形態のナプキン1において、ウイング部6における非肌当接面側の面は、図5に示すように、吸収性本体10の長手方向の側縁10aから延出したサイド防漏部形成シート51により形成されている。
ウイング部6におけるウイング部形成シート61の非肌当接面側の面は、その周縁部において接着剤により、サイド防漏部形成シート51と接着されている。そのため、ウイング部形成シート61は、サイド防漏部5と十分な接合強度を持って固定されているので、本実施形態では第2エンボス部は形成されていない。
本実施形態のナプキン1について更に説明する。
ウイング部6における肌当接面側の面を形成するウイング部形成シート61は、嵩高な材料であるため、ずれ止め材が粘着され難い場合がある。例えば、嵩高な繊維集合体は、該集合体を構成する繊維同士の間の空間が比較的大きいため、ずれ止め材と粘着される繊維の数が少なくなる。
そこで、ずれ止め材が粘着しやすい材料からなるサイド防漏部形成シート51によって、ウイング部6の非肌当接面側の面を形成し、ウイング部6の非肌当接面側の面にずれ止め材を確実に粘着する。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
サイド防漏部形成シート51としては、前述した第1実施形態と同様のものを用いることができるが、特に目開きが小さく表面が平滑なものが、ずれ止め材との粘着性の観点から好ましい。
本発明の好ましい第3実施形態のナプキン1において、ウイング部6における非肌当接面側の面は、図5に示すように、吸収性本体10の長手方向の側縁10aから延出した裏面シート3により形成されている。
ウイング部6におけるウイング部形成シート61の非肌当接面側の面は、その周縁部において接着剤により、裏面シート3と接着されている。そのため、ウイング部形成シート61は、吸収性本体10と十分な接合強度を持って固定されているので、本実施形態では第2エンボス部は形成されていない。
ずれ止め材は、ウイング部6の非肌当接面側の面を形成している裏面シート3の部分に粘着されている。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
裏面シート3としては、前述した第1実施形態と同様のものを用いることができる。
本発明は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、本発明の吸収性物品としての生理用ナプキンは、前述した各実施形態において、裏面シート3と表面シート2及び一対のサイド防漏部5,5とは接着剤により接着されていたが、裏面シート3と表面シート2及び一対のサイド防漏部5,5とは、裏面シート3の全周縁部に沿ったエンボスにより接合されていても良い。また、裏面シート3と表面シート2及び一対のサイド防漏部5,5とは、接着剤及びエンボスを併用して接合されていても良い。接着剤及びエンボスを併用する際には、エンボスの強さは、エンボスを単独で用いる場合よりも弱めに形成することが、ナプキン1の装着感を高める上で好ましい。
また、前述した各実施形態において、サイド防漏部形成シート51における折り返された部分52と折り返されていない部分53とは、具象エンボス部7により接合されていたが、接着剤により接着されていても良い。また、サイド防漏部5と表面シート2とは、具象エンボス部7により接合されていたが、接着剤により接着されていても良い。
本発明の吸収性物品は、生理用ナプキンであっても良いが、パンティライナー、失禁パッド等であっても良い。
前述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。
図1は、本発明の第1実施形態の吸収性物品としての生理用ナプキンを示す斜視図である。 図2は、図1の生理用ナプキンを示す平面図である。 図3は、図2のX−X線拡大断面図である。 図4(a)〜(d)は、図1の生理用ナプキンの製造方法の一例を示す模式図であり、(a)はウイング部形成シートとサイド防漏部形成シートとを接合する工程であり、(b)はサイド防漏部形成シートを折り返して、サイド防漏部ユニットを製造する工程であり、(c)はサイド防漏部ユニットを表面シート材に接合して、表面材ユニットを製造する工程であり、(d)は表面材ユニットと裏面シート材とを両部材間に吸収体を挟んで接合する工程及び切断工程を示している。 図5は、本発明の第2実施形態の吸収性物品としての生理用ナプキンを示す図3に相当する断面図である。 図6は、本発明の第3実施形態の吸収性物品としての生理用ナプキンを示す図3に相当する断面図である。
符号の説明
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
10 吸収性本体
11 吸収層
12 防漏層
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 サイド防漏部
51 サイド防漏部形成シート
52 折り返された部分
53 折り返されていない部分
54 自由端
6 ウイング部
61 ウイング部形成シート
62 内方部
63 外方部
7 第1エンボス部
8 第2エンボス部

Claims (7)

  1. 吸収層及び防漏層を具備し、縦長に形成されている吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向の両側部を覆う一対のサイド防漏部と、該吸収性本体の長手方向の側縁から外方に延出するウイング部とからなる吸収性物品であって、
    一対の前記サイド防漏部それぞれは、サイド防漏部形成シートから形成されており、該サイド防漏部形成シートは、折り返された部分が折り返されていない部分の上に位置するように、前記吸収性本体の幅方向の外方に折り返されており、
    前記ウイング部は、ウイング部形成シートから形成されており、該ウイング部形成シートにおける前記吸収性本体側の端部は、前記サイド防漏部形成シートの折り返された部分により覆われており、
    前記サイド防漏部形成シートの折り返された部分の端縁は、該シートの折り返されていない部分の端縁よりも、前記吸収性本体の幅方向の内方に位置している吸収性物品。
  2. 前記サイド防漏部形成シートの前記折り返された部分は、該シートの前記折り返されていない部分と、複数の第1エンボス部により部分的に接合されている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記ウイング部形成シートにおける前記吸収性本体側の端部と、前記サイド防漏部形成シートの折り返されていない部分とは、前記吸収性本体の長手方向に間隔をあけて形成された複数の第2エンボス部により接合されている請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記サイド防漏部形成シートが、撥水性を有する請求項1〜3の何れか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記ウイング部形成シートが、伸縮性を有する請求項1〜4の何れか1項に記載の吸収性物品。
  6. 前記ウイング部における非肌当接面側の面は、前記吸収性本体の長手方向側縁から延出した前記サイド防漏部形成シートにより形成されている請求項1〜5の何れか1項に記載の吸収性物品。
  7. 前記防漏層は裏面シートにより形成されており、前記ウイング部における非肌当接面側の面は、前記吸収性本体の長手方向側縁から延出した該裏面シートにより形成されている請求項1〜6の何れか1項に記載の吸収性物品。
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