JP4628286B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
また、本実施形態のナプキン1における一対のサイド防漏部5,5それぞれは、サイド防漏部形成シート51から形成されており、該サイド防漏部形成シート51は、折り返された部分52が折り返されていない部分53の上に位置するように、吸収性本体10の幅方向(以下、本体幅方向ともいう)の外方に折り返されており、ウイング部6は、ウイング部形成シート61から形成されており、該ウイング部形成シート61における吸収性本体10側の端部61a(ウイング部形成シート61の内側端部)は、サイド防漏部形成シート51の折り返された部分52により覆われており、該サイド防漏部形成シート51の折り返された部分52の端縁52aは、該シート51の折り返されていない部分53の端縁53aよりも、吸収性本体10の幅方向の内方に位置している。
吸収性本体10は、図3に示すように、表面シート2、裏面シート3及び両シート間に介在された吸収体4から構成されている。吸収性本体10の長手方向は、ナプキン1の長手方向と一致する。尚、図3には、ナプキン1の幅方向における一方の側のみを示しているが、他方の側も同様に形成されている。
一対のサイド防漏部5,5それぞれは、撥水性を有するサイド防漏部形成シート51から形成されている。サイド防漏部5は、縦長であり、その長手方向が吸収性本体10の長手方向と一致している。
一対のウイング部6,6は、図1及び図2に示すように、吸収性本体10の長手方向中央部に配されており、吸収性本体10の長手方向の側縁10aから本体幅方向の外方に延出している。一対のウイング部6,6それぞれは、伸縮性を有するウイング部形成シート61から形成されている。ウイング部形成シート61は、サイド防漏部形成シート51の長手方向中央部に接合されている。
内方部62は、吸収性本体10の長手方向と同方向に縦長であり、折り返されていない部分53の肌当接面側に配されている。ウイング部形成シート61における吸収性本体10側の端部61aは、内方部62における幅方向の内方側の端部である。
一方、外方部63は、略台形状をなしている。
また、エンボス8同士の本体長手方向の間隔は、0.5〜10mm、特に1〜7mmであることが、ナプキン1が長手方向において曲がりやすく、装着する際や着用中にナプキン1がショーツに沿った形状や着用者の肌に沿った形状に柔軟に変形し、良好な装着操作性を得る上で好ましい。
更に、サイド防漏部形成シート51の折り返されている部分52に覆われている内方部62の部分は、前述した具象エンボス部7により、サイド防漏部5及び表面シート2と部分的に接合されている。
従って、ウイング部形成シート61の端部61a及び複数の第2エンボス部8,8…は、着用者の肌には接しないため、着用者の肌に対して刺激を与え不快感を与えたりすることはない。
また、内方部62の前記部分62aは、装着する際や着用中にナプキン1がショーツに沿った形状や着用者の肌に沿った形状に柔軟に変形する部位である。従って、ウイング部形成シート61として、伸縮性を有する材料を用いることにより、装着操作性及び装着感の優れたナプキンにすることができる。これにより、装着中におけるナプキン1のずれにくさ(安定性)、吸収体4/ウイング部形成シート61のヨレにくさを向上させることができると共に、ショーツ等の下着が汚れることを一層効果的に防止することができる。
まず、ウイング部6を形成するウイング部形成シート61としては、肌触りや柔軟性等の観点から、伸縮性の不織布が好ましく用いられる。伸縮性の不織布としては、3次元的に捲縮した繊維を含有し、該繊維の絡み合いにより伸縮性を示す不織布や、天然ゴム、合成ゴム、スパンデックス等のエラストマー材料により伸縮性を示す不織布等を好ましく用いることができる。
以下、シート幅方向において、ウイング部形成シート61が配されている側を外方ともいい、ウイング部形成シート61が配されていない側を内方ともいう。
この際、ナプキンユニット13は、ウイング部形成シート61の外方部63が、略台形形状となるように切断し、外方部63以外の部分は、接着剤により接着されている周縁部の部分で切断する。
ウイング部6におけるウイング部形成シート61の非肌当接面側の面は、その周縁部において接着剤により、サイド防漏部形成シート51と接着されている。そのため、ウイング部形成シート61は、サイド防漏部5と十分な接合強度を持って固定されているので、本実施形態では第2エンボス部は形成されていない。
ウイング部6における肌当接面側の面を形成するウイング部形成シート61は、嵩高な材料であるため、ずれ止め材が粘着され難い場合がある。例えば、嵩高な繊維集合体は、該集合体を構成する繊維同士の間の空間が比較的大きいため、ずれ止め材と粘着される繊維の数が少なくなる。
そこで、ずれ止め材が粘着しやすい材料からなるサイド防漏部形成シート51によって、ウイング部6の非肌当接面側の面を形成し、ウイング部6の非肌当接面側の面にずれ止め材を確実に粘着する。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
ウイング部6におけるウイング部形成シート61の非肌当接面側の面は、その周縁部において接着剤により、裏面シート3と接着されている。そのため、ウイング部形成シート61は、吸収性本体10と十分な接合強度を持って固定されているので、本実施形態では第2エンボス部は形成されていない。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
例えば、本発明の吸収性物品としての生理用ナプキンは、前述した各実施形態において、裏面シート3と表面シート2及び一対のサイド防漏部5,5とは接着剤により接着されていたが、裏面シート3と表面シート2及び一対のサイド防漏部5,5とは、裏面シート3の全周縁部に沿ったエンボスにより接合されていても良い。また、裏面シート3と表面シート2及び一対のサイド防漏部5,5とは、接着剤及びエンボスを併用して接合されていても良い。接着剤及びエンボスを併用する際には、エンボスの強さは、エンボスを単独で用いる場合よりも弱めに形成することが、ナプキン1の装着感を高める上で好ましい。
また、前述した各実施形態において、サイド防漏部形成シート51における折り返された部分52と折り返されていない部分53とは、具象エンボス部7により接合されていたが、接着剤により接着されていても良い。また、サイド防漏部5と表面シート2とは、具象エンボス部7により接合されていたが、接着剤により接着されていても良い。
前述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。
10 吸収性本体
11 吸収層
12 防漏層
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 サイド防漏部
51 サイド防漏部形成シート
52 折り返された部分
53 折り返されていない部分
54 自由端
6 ウイング部
61 ウイング部形成シート
62 内方部
63 外方部
7 第1エンボス部
8 第2エンボス部
Claims (7)
- 吸収層及び防漏層を具備し、縦長に形成されている吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向の両側部を覆う一対のサイド防漏部と、該吸収性本体の長手方向の側縁から外方に延出するウイング部とからなる吸収性物品であって、
一対の前記サイド防漏部それぞれは、サイド防漏部形成シートから形成されており、該サイド防漏部形成シートは、折り返された部分が折り返されていない部分の上に位置するように、前記吸収性本体の幅方向の外方に折り返されており、
前記ウイング部は、ウイング部形成シートから形成されており、該ウイング部形成シートにおける前記吸収性本体側の端部は、前記サイド防漏部形成シートの折り返された部分により覆われており、
前記サイド防漏部形成シートの折り返された部分の端縁は、該シートの折り返されていない部分の端縁よりも、前記吸収性本体の幅方向の内方に位置している吸収性物品。 - 前記サイド防漏部形成シートの前記折り返された部分は、該シートの前記折り返されていない部分と、複数の第1エンボス部により部分的に接合されている請求項1記載の吸収性物品。
- 前記ウイング部形成シートにおける前記吸収性本体側の端部と、前記サイド防漏部形成シートの折り返されていない部分とは、前記吸収性本体の長手方向に間隔をあけて形成された複数の第2エンボス部により接合されている請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- 前記サイド防漏部形成シートが、撥水性を有する請求項1〜3の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記ウイング部形成シートが、伸縮性を有する請求項1〜4の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記ウイング部における非肌当接面側の面は、前記吸収性本体の長手方向側縁から延出した前記サイド防漏部形成シートにより形成されている請求項1〜5の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記防漏層は裏面シートにより形成されており、前記ウイング部における非肌当接面側の面は、前記吸収性本体の長手方向側縁から延出した該裏面シートにより形成されている請求項1〜6の何れか1項に記載の吸収性物品。
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