JP4628169B2 - ユーザプログラム用検索装置及びこれに適用されるプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザプログラム用検索装置及びこれに適用されるプログラムに係り、更に詳しくは、プログラマブル・ロジック・コントローラを制御するためのユーザプログラムに含まれる文字列を検索する方法の改良に関する。
工場等に設置される各種制御装置を統括的に制御するためのPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)が知られている(例えば、特許文献1参照)。PLCは、CPUが内蔵されたCPUユニットを備え、このCPUユニットに対して拡張ユニットが着脱可能に構成されている。ユーザは、各種制御装置の機能ごとに拡張ユニットを用意してCPUユニットに取り付けるとともに、拡張ユニットに対応する制御装置を接続することにより、拡張ユニットを介して各制御装置をCPUユニットに接続する。
拡張ユニットを介してCPUユニットに接続される制御装置には、センサなどの入力装置や、アクチュエータなどの出力装置が含まれる。CPUユニットに内蔵されたCPUは、入力装置から拡張ユニットを介して入力される入力信号に基づいてプログラムを実行することにより、所定の出力装置の動作を拡張ユニットを介して制御する。
PLCを制御するためのユーザプログラムとしては、ラダー図を用いて作成されるラダープログラムが知られている。ラダープログラムは、たとえば、パーソナルコンピュータを用いて作成され、パーソナルコンピュータの表示画面上にマトリックス状に表示される複数のセル内に仮想デバイスのシンボルを適宜配置して、視覚的なリレー回路を表すラダー図を構築することにより作成される。
パーソナルコンピュータにおいて作成されたラダープログラムは、パーソナルコンピュータ内でニモニックコードに変換される。そして、パーソナルコンピュータをPLCのCPUユニットに接続し、ニモニックコードに変換されたプログラムをパーソナルコンピュータからCPUユニットに送ると、そのプログラムがCPUユニット内でマシンコードに変換され、CPUユニットに備えられたメモリ内に記憶される。これにより、CPUユニットのCPUは、メモリ内に記憶されているマシンコードに変換されたプログラムに基づいて制御装置の動作を制御することが可能になる。
PLC内のメモリに割り当てられる各仮想デバイスには、その機能に応じたラベルがマスターラベルとして初期設定されており、ラダープログラムを作成するパーソナルコンピュータ内のメモリには、各仮想デバイスにマスターラベルが対応付けられたマスターラベルテーブルが記憶されている。ラダー図を用いたラダープログラムの作成時に、各仮想デバイスのシンボルをセル内に配置したときには、マスターラベルテーブルに基づいて、その仮想デバイスに対応するマスターラベルをシンボルの近傍に表示させることができる。これにより、ラダー図上の各仮想デバイスの機能を明瞭に表示することができるので、そのラダープログラムを作成した者以外の者、たとえば、PLCが設置されている工場の従業員などがラダープログラムを編集するような場合でも、ラダー図で表されたラダープログラムの内容を容易に理解することができる。
ユーザの中には、各仮想デバイスに対応して初期設定されているマスターラベルの変更を望む者もいる。この様なユーザの要望に応えるために、パーソナルコンピュータ上でのマスターラベルの変更を許容し、マスターラベルが変更された仮想デバイスのシンボルをラダー図上のセル内に配置したときに、そのシンボルの近傍に変更後の変更ラベルを表示させることができるようになっているものもある。この場合、パーソナルコンピュータのメモリに記憶されているマスターラベルテーブルは、マスターラベルが変更された仮想デバイスに変更後の変更ラベルが対応付けられるように書き換えられる。
特開2005−85076号公報
ラダープログラムの編集中に、その編集中のラダープログラムにおいて先に使用した仮想デバイスと同じ仮想デバイスを使用しようとする場合や、過去に作成したラダープログラムに含まれる仮想デバイスと同じ仮想デバイスを使用しようとする場合などに、その仮想デバイスを検索したい場合がある。
この様な場合、検索したい仮想デバイスのマスターラベルが変更されているときには、変更前のマスターラベルを入力してラダープログラムを検索しても、書き換えられたマスターラベルテーブルには変更前のマスターラベルが存在しないので、マスターラベルに基づいて仮想デバイスの検索を良好に行うことができないというという問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、仮想デバイスのマスターラベルが変更された場合でも、マスターラベルに基づいて仮想デバイスの検索を良好に行うことができるユーザプログラム用検索装置及びこれに適用されるプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、利便性が向上されたユーザプログラム用検索装置及びこれに適用されるプログラムを提供することを目的とする。
本発明によるユーザプログラム用検索装置は、ユーザにより作成されるプログラマブル・ロジック・コントローラを制御するためのユーザプログラムに含まれる文字列を検索するためのユーザプログラム用検索装置において、上記プログラマブル・ロジック・コントローラ内の仮想デバイスにマスターラベルが対応付けられたマスターラベルテーブルを記憶するマスターラベルテーブル記憶手段と、上記マスターラベルが変更された場合に、そのマスターラベルに対応する仮想デバイスに変更後の変更ラベルが対応付けられた変更ラベルテーブルを記憶する変更ラベルテーブル記憶手段と、ユーザプログラムを画面表示する際に、上記変更ラベルテーブルに変更ラベルが対応付けられている仮想デバイスに対して、上記変更ラベルテーブルに基づいてラベル表示を行うユーザプログラム表示手段と、検索すべき文字列を入力するための入力手段と、上記入力手段により入力された文字列を、上記マスターラベルテーブルに基づいて仮想デバイスに変換する仮想デバイス変換手段と、上記仮想デバイス変換手段により変換された後の仮想デバイスに基づいて、ユーザプログラムを検索するユーザプログラム検索手段とを備えて構成される。
この様な構成によれば、マスターラベルが変更された場合には、ユーザプログラムを画面表示する際に、そのマスターラベルに対応する仮想デバイスに変更後の変更ラベルが対応付けられた変更ラベルテーブルに基づいてラベル表示が行われる。したがって、仮想デバイスに変更後の変更ラベルを対応付けて表示させることができるので、マスターラベルの変更を望むユーザにとって利便性が向上する。
また、マスターラベルが変更された場合でも、変更前のマスターラベルを入力してユーザプログラムを検索すれば、その入力された文字列、すなわちマスターラベルが、マスターラベルテーブルに基づいて仮想デバイスに変換され、その変換された後の仮想デバイスに基づいてユーザプログラムが検索される。したがって、仮想デバイスのマスターラベルが変更された場合でも、マスターラベルに基づいて仮想デバイスの検索を良好に行うことができ、検索を行うユーザにとっても利便性が向上する。
また、本発明によるユーザプログラム用検索装置は、上記ユーザプログラム検索手段による検索結果を画面表示する検索結果表示手段を備えて構成される。
この様な構成によれば、変更前のマスターラベルに基づいて仮想デバイスの検索を行った場合でも、変更後の変更ラベルが対応付けられた仮想デバイスを検索結果として画面表示することができる。
また、本発明によるユーザプログラム用検索装置は、上記入力手段により入力された文字列に基づいて、ヘルプファイルを検索するヘルプファイル検索手段を備えて構成される。
この様な構成によれば、変更前のマスターラベルを入力してユーザプログラムを検索した場合、その入力されたマスターラベルに基づいて仮想デバイスを良好に検索できる上に、その入力されたマスターラベルに関するヘルプ情報をヘルプファイルから検索し閲覧することができる。したがって、検索を行うユーザにとって利便性がさらに向上する。
また、本発明において、上記プログラマブル・ロジック・コントローラは、制御ユニットを備え、この制御ユニットに対して拡張ユニットを着脱可能に構成されており、上記制御ユニットは、上記制御ユニットに取り付けられた拡張ユニットごとに割当領域が割り当てられ、各割当領域内に仮想デバイスが割り当てられるメモリを備え、上記マスターラベルテーブルには、上記制御ユニットに取り付けられた拡張ユニットごとに、上記割当領域内における仮想デバイスの相対的な位置情報が記憶されており、上記仮想デバイス変換手段は、上記メモリ内における拡張ユニットごとの上記割当領域の位置情報と、上記マスターラベルテーブルに記憶されている上記割当領域内における仮想デバイスの相対的な位置情報とに基づいて、上記入力手段により入力された文字列を仮想デバイスに変換するように構成される。
この様な構成によれば、プログラマブル・ロジック・コントローラごとに制御ユニットに取り付ける拡張ユニットが異なる場合でも、メモリ内における拡張ユニットごとの割当領域の位置情報と、マスターラベルテーブルに記憶されている割当領域内における仮想デバイスの相対的な位置情報とに基づいて、仮想デバイスの検索を良好に行うことができる。
また、本発明によるプログラムは、ユーザにより作成されるプログラマブル・ロジック・コントローラを制御するためのユーザプログラムに含まれる文字列を検索するためのユーザプログラム用検索装置を、上記プログラマブル・ロジック・コントローラ内の仮想デバイスにマスターラベルが対応付けられたマスターラベルテーブルを記憶するマスターラベルテーブル記憶手段と、上記マスターラベルが変更された場合に、そのマスターラベルに対応する仮想デバイスに変更後の変更ラベルが対応付けられた変更ラベルテーブルを記憶する変更ラベルテーブル記憶手段と、ユーザプログラムを画面表示する際に、上記変更ラベルテーブルに変更ラベルが対応付けられている仮想デバイスに対して、上記変更ラベルテーブルに基づいてラベル表示を行うユーザプログラム表示手段と、検索すべき文字列が入力された場合に、その入力された文字列を、上記マスターラベルテーブルに基づいて仮想デバイスに変換する仮想デバイス変換手段と、上記仮想デバイス変換手段により変換された後の仮想デバイスに基づいて、ユーザプログラムを検索するユーザプログラム検索手段として機能させるするように構成される。
この様な構成によれば、マスターラベルが変更された場合には、ユーザプログラムを画面表示する際に、そのマスターラベルに対応する仮想デバイスに変更後の変更ラベルが対応付けられた変更ラベルテーブルに基づいてラベル表示が行われる。したがって、仮想デバイスに変更後の変更ラベルを対応付けて表示させることができるので、マスターラベルの変更を望むユーザにとって利便性が向上する。
また、マスターラベルが変更された場合でも、変更前のマスターラベルを入力してユーザプログラムを検索すれば、その入力された文字列、すなわちマスターラベルが、マスターラベルテーブルに基づいて仮想デバイスに変換され、その変換された後の仮想デバイスに基づいてユーザプログラムが検索される。したがって、仮想デバイスのマスターラベルが変更された場合でも、マスターラベルに基づいて仮想デバイスの検索を良好に行うことができ、検索を行うユーザにとって利便性が向上する。
本発明によれば、ユーザプログラムを画面表示する際に、仮想デバイスに変更後の変更ラベルを対応付けて表示させることにより、マスターラベルの変更を望むユーザにとって利便性を向上させることができるとともに、仮想デバイスのマスターラベルが変更された場合でも、マスターラベルに基づいて仮想デバイスの検索を良好に行うことができ、検索を行うユーザにとっても利便性を向上させることができるユーザプログラム用検索装置及びこれに適用されるプログラムを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態によるラダープログラム用検索システムの一構成例を示す概念図である。
図1に示すように、このラダープログラム用検索システムは、パーソナルコンピュータ1と、工場等に設置される各種制御装置を統括的に制御するためのPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)2とを備えている。
PLC2は、CPUが内蔵されたCPUユニット3を備え、このCPUユニット3に対して1つないし複数の拡張ユニット4が着脱可能に構成されている。
CPUユニット3には、表示部5及び操作部6が備えられている。表示部5には、CPUユニット3に取り付けられている各拡張ユニット4の動作状況などを表示することができ、表示部5の表示内容は、操作部6を操作することにより切り替えることができる。
拡張ユニット4は、PLC2の機能を拡張するために機能ごとに用意され、CPUユニット3に対して側方から取り付けられる。1つ目の拡張ユニット4は、CPUユニット3に対して側方から直接取り付けられる。2つ目以降の拡張ユニット4は、既に取り付けられている拡張ユニット4に対して、側方から直列的に順次取り付けられる。このようにして、CPUユニット3と複数の拡張ユニット4が直列的に取り付けられると、各拡張ユニット4内に備えられた配線を介して、各拡張ユニット4がCPUユニット3に対して通信可能に接続される。各拡張ユニット4には、その拡張ユニット4の機能に対応する制御装置が接続され、これにより、各制御装置が拡張ユニット4を介してCPUユニット3に接続される。
パーソナルコンピュータ1は、たとえば、携帯可能ないわゆるノートタイプのパーソナルコンピュータであって、表示部7及び操作部8が備えられている。PLC2を制御するためのラダープログラムは、このパーソナルコンピュータ1を用いて作成され、作成されたラダープログラムは、パーソナルコンピュータ1内でニモニックコードに変換される。そして、パーソナルコンピュータ1を、USB(Universal Serial Bus)などのケーブル9を介してPLC2のCPUユニット3に接続し、ニモニックコードに変換されたプログラムをパーソナルコンピュータ1からCPUユニット3に送ると、そのプログラムがCPUユニット3内でマシンコードに変換され、CPUユニット3に備えられたメモリ内に記憶される。
なお、図1では図示していないが、パーソナルコンピュータ1の操作部8には、パーソナルコンピュータ1に接続されたマウスが含まれていてもよい。
図2は、図1のPLC2の電気的構成について説明するためのブロック図である。
図2に示すように、CPUユニット3には、CPU10、表示部5、操作部6及びメモリ11が備えられている。表示部5、操作部6及びメモリ11は、それぞれCPU10に対して電気的に接続されている。
メモリ11は、少なくともRAMを含む構成であり、概念的に、CPU10が実行するプログラムを記憶するプログラムメモリ12と、制御時に必要なデータが書き込まれるフラグなどの内部メモリ13と、CPUユニット3に取り付けられた拡張ユニット4ごとに割当領域15が割り当てられ、各割当領域15内に仮想デバイスが割り当てられる入出力メモリ14とを備えている。
拡張ユニット4を介してCPUユニット3に接続される制御装置16には、センサなどの入力装置や、アクチュエータなどの出力装置が含まれる。CPUユニット3のCPU10は、入力装置16から拡張ユニット4を介して入力される入力信号に基づいて、プログラムメモリ12に記憶されているプログラムを実行することにより、拡張ユニット4を介して出力装置16の動作を制御する。
各拡張ユニット4は、外観上、図1に示すように、CPUユニット3に対して直列的に取り付けられているが、概念的には、図2に示すように、入出力メモリ14の対応する割当領域15にそれぞれ接続されている。各拡張ユニット4に接続された制御装置16のうち、入力装置16からの入力信号に基づいて、その入力装置16に対応する拡張ユニット4に割り当てられた割当領域15内の仮想デバイスがオン/オフされ、それに基づいて、CPU10が、所定の出力装置16に対応する拡張ユニット4に割り当てられた割当領域15内の仮想デバイスをオン/オフすることにより、出力装置16の動作が制御される。
なお、図2では、各拡張ユニット4に制御装置16が一対一に対応付けられて接続されているが、この様な構成に限らず、1つの拡張ユニット4に対して複数の制御装置16が接続されていてもよい。
また、仮想デバイスが割り当てられるメモリは、1つの入出力メモリ14により構成されるものに限らず、入力装置16が接続される拡張ユニット4に対応付けられた入力メモリと、出力装置16が接続される拡張ユニット4に対応付けられた出力メモリとにより構成されていてもよい。
図3は、ラダープログラムの作成時にパーソナルコンピュータ1の表示部7に表示されるラダー図17の一例を示す図である。
図3に示すように、PLC2を制御するためのラダープログラムは、パーソナルコンピュータ1の表示部7にマトリックス状に表示される複数のセル18内に仮想デバイスのシンボル19を適宜配置して、視覚的なリレー回路を表すラダー図17を構築することにより作成される。
ラダー図17には、たとえば、10列×N行(Nは任意の自然数)のセル18が配置されている。そして、各行のセル18内に、図3に示す左側から右側に向かって、時系列的に仮想デバイスのシンボル19を適宜配置することにより、視覚的なリレー回路を作成することができる。作成されるリレー回路は、1行で表される直列的なリレー回路であってもよいし、複数行に並列的に表されたリレー回路を、いずれかのセル18内(図3に示す例では、たとえば2列目の1行目)で結合することにより作成された、並列的なリレー回路であってもよい。
ラダー図17のいずれかの行には、仮想デバイスのシンボル19を配置せずに、任意の文字列を行コメントとして表示させることもできる。
ラダー図17は、機能ごとに、10列×M行(Mは任意の自然数であって、M<N)のセル18からなる複数のモジュール20に分割することができる。このように、ラダー図17を複数のモジュール20により構成すれば、PLC2が実行する機能の変更に応じてモジュール20を適宜入れ替えることにより、ラダープログラムを容易に編集することができる。
図4の(a),(b)は、ラダー図17を用いて作成されるリレー回路の具体例を示す図である。
図4(a)に示すリレー回路は、入力装置16からの入力信号に基づいてオン/オフされる3つの仮想デバイス(以下、「入力デバイス」と呼ぶ。)のシンボル19a,19b,19cと、出力装置16の動作を制御するためにオン/オフされる仮想デバイス(以下、「出力デバイス」と呼ぶ。)のシンボル19dとが、適宜結合されることにより構成されている。
各入力デバイスのシンボル19a,19b,19cの上方に表示されている文字(「R0001」、「R0002」及び「R0003」)は、その入力デバイスのデバイス名(アドレス名)21を表している。各入力デバイスのシンボル19a,19b,19cの下方に表示されている文字(「フラグ1」、「フラグ2」及び「フラグ3」)は、その入力デバイスに対応付けられたデバイスコメント22を表している。出力デバイスのシンボル19dの上方に表示されている文字(「原点復帰」)は、その出力デバイスの機能を表す文字列からなるラベル23である。
このように、ラダー図17上に配置される各仮想デバイスのシンボル19の近傍には、デバイス名21、デバイスコメント22及びラベル23などを適宜配置することができる。図4に示す出力デバイスのシンボル19dのように、仮想デバイスのシンボル19の近傍に、その仮想デバイスの機能を表すラベル23を表示すれば、その仮想デバイスの機能を明瞭に表示することができるので、ラダープログラムを作成した者以外の者、たとえば、PLC2が設置されている工場の従業員などがラダープログラムを編集するような場合でも、ラダー図17で表されたラダープログラムの内容を容易に理解することができる。
図4(a)に示す例では、デバイス名「R0001」及び「R0002」にそれぞれ対応する2つの入力デバイスのシンボル19a,19bが直列的に結合されることにより、AND回路が構成されている。また、これらの2つの入力デバイスのシンボル19a,19bからなるAND回路に対して、デバイス名「R0003」に対応する入力デバイスのシンボル19cが並列的に結合されることにより、OR回路が構成されている。すなわち、このリレー回路では、2つのシンボル19a,19bに対応する入力デバイスがいずれもオンした場合、又は、シンボル19cに対応する入力デバイスがオンした場合にのみ、シンボル19dに対応する出力デバイスがオンされるようになっている。
各仮想デバイスには、メーカにより、その機能に応じたラベル23がマスターラベル23aとして初期設定されており、図4(a)に示す例において、出力デバイスのシンボル19dの上方に表示されている「原点復帰」というラベル23は、この出力デバイスのマスターラベル23aを示している。
ここで、「原点復帰」の仮想デバイスは、対象物の2次元的な位置決めを行うためのXYステージなどの位置決め装置を制御装置(出力装置)16としてPLC2に接続した場合に、その位置決め装置を予め定められた初期位置に戻すためにオンされる仮想デバイスである。
ユーザの中には、各仮想デバイスに対応して初期設定されているマスターラベル23aの変更を望む者もいる。この様なユーザの要望に応えるために、本実施の形態では、パーソナルコンピュータ1上でのマスターラベル23aの変更を許容し、マスターラベル23aが変更された仮想デバイスのシンボル19をラダー図17上に配置したときに、そのシンボル19の上方に変更後のラベル23を変更ラベル23bとして表示させることができるようになっている。すなわち、図4(a)に示す例において、ユーザが、「原点復帰」のマスターラベル23aを「位置リセット」というラベル23に変更した場合には、図4(b)に示すように、対応する仮想デバイスのシンボル19dの上方に、その変更後のラベル23(「位置リセット」)が変更ラベル23bとして表示される。
図5は、図1のパーソナルコンピュータ1の電気的構成について説明するためのブロック図である。
図5に示すように、パーソナルコンピュータ1には、CPU24、表示部7、操作部8及びメモリ25が備えられている。表示部7、操作部8及びメモリ25は、それぞれCPU24に対して電気的に接続されている。
メモリ25は、少なくともRAMを含む構成であり、概念的に、マスターラベルテーブルを記憶するマスターラベルテーブル記憶部26と、変更ラベルテーブルを記憶する変更ラベルテーブル記憶部27と、CPUユニット3の入出力メモリ14における各拡張ユニット4の割当領域15の位置情報を記憶する割当位置記憶部28と、編集中のラダープログラムを記憶する編集中プログラム記憶部29と、過去に作成したラダープログラムを記憶する過去作成プログラム記憶部30と、メーカが用意したサンプル用のラダープログラムを記憶するサンプルプログラム記憶部31と、ヘルプファイルを記憶するヘルプファイル記憶部32とを備えている。
マスターラベルテーブル記憶部26に記憶されるマスターラベルテーブルは、CPUユニット3の入出力メモリ14に記憶される各仮想デバイスにマスターラベル23aが対応付けられたテーブルであって、メーカにより予め用意されるものである。マスターラベルテーブルには、拡張ユニット4ごとに、CPUユニット3の入出力メモリ14に割り当てられた割当領域15内における仮想デバイスの相対的な位置情報が記憶されている。たとえば、制御装置16としての位置決め装置が接続される拡張ユニット4に対応するマスターラベルテーブルには、その拡張ユニット4に対応するCPUユニット3の入出力メモリ14の割当領域15内において、相対的にK番目(Kは自然数)のアドレスに、「原点復帰」の仮想デバイスが記憶されているといった情報が記憶されている。
変更ラベルテーブル記憶部27に記憶される変更ラベルテーブルは、マスターラベルテーブルをメモリ25内でコピーすることにより作成され、マスターラベル23aが変更された場合に、そのマスターラベル23aに対応する仮想デバイスに変更後の変更ラベル23bが対応付けられるように書き換えられる。
パーソナルコンピュータ1のCPU24は、ラダープログラムをラダー図17として表示部7に表示する際、変更ラベルテーブルに基づいてラベル表示を行う。これにより、マスターラベル23aが変更されている仮想デバイスに対しては、変更ラベルテーブルにその仮想デバイスに対応付けて記憶されている変更ラベル23bが表示され、マスターラベル23aが変更されていない仮想デバイスに対しては、変更ラベルテーブルにその仮想デバイスに対応付けて記憶されているマスターラベル23aが表示される。
ただし、マスターラベル23aが変更されていない仮想デバイスに対するラベル表示は、変更ラベルテーブルに基づいて行われるような構成に限らず、マスターラベルテーブルに基づいて行われるようになっていてもよい。
割当位置記憶部28に記憶される位置情報は、PLC2のCPUユニット3からパーソナルコンピュータ1に通知(入力)されることにより自動的に割り当てられてもよいし、パーソナルコンピュータ1で指定して、その情報がCPUユニット3に転送されるようになっていてもよい。拡張ユニット4は、ユーザの好みに応じて任意に選択され、CPUユニット3に取り付けられるため、PLC2ごとにCPUユニット3に取り付けられる拡張ユニット4の個数及び順序が異なる。したがって、CPUユニット3の入出力メモリ14内において拡張ユニット4ごとに割り当てられる割当領域15の位置もPLC2ごとに異なることとなるが、各拡張ユニット4ごとの割当領域15の位置情報が割当位置記憶部28に記憶されるので、この割当位置記憶部28に記憶されている各拡張ユニット4ごとの割当領域15の位置情報と、マスターラベルテーブルに記憶されている割当領域15内における仮想デバイスの相対的な位置情報とに基づいて、CPUユニット3の入出力メモリ14内における各仮想デバイスを特定することができる。
たとえば、制御装置16としての位置決め装置が接続される拡張ユニット4がCPUユニット3に取り付けられ、CPUユニット3の入出力メモリ14内におけるL番目(Lは自然数)のアドレスを開始点として、その拡張ユニット4に割当領域15が割り当てられた場合について説明する。この場合、割当位置記憶部28に記憶されているその拡張ユニット4の割当領域15の位置情報(入出力メモリ14内におけるL番目のアドレス)と、マスターラベルテーブルに記憶されているその割当領域15内における「原点復帰」の仮想デバイスの相対的な位置情報(割当領域15内におけるK番目のアドレス)とに基づいて、CPUユニット3の入出力メモリ14内における「原点復帰」の仮想デバイスを特定することができる。
パーソナルコンピュータ1は、たとえばLANなどの通信回線33を介して、サーバ34と通信可能に接続されている。サーバ34には、PLC2に関する情報が格納されたデータベース35が備えられており、パーソナルコンピュータ1のCPU24は、サーバ34との通信により、データベース35からパーソナルコンピュータ1のメモリ25内に情報を読み込むことができる。
このラダープログラム用検索システムにおいて、パーソナルコンピュータ1は、ラダープログラム用検索装置として機能し、パーソナルコンピュータ1の操作部8を操作することにより、検索リソース36からラダープログラムに含まれる文字列を検索することができる。検索リソース36には、編集中プログラム記憶部29に記憶されている編集中のラダープログラム、過去作成プログラム記憶部30に記憶されている過去に作成したラダープログラム、サンプルプログラム記憶部31に記憶されているサンプル用のラダープログラム、ヘルプファイル記憶部32に記憶されているヘルプファイル、及び、サーバ34に備えられたデータベース35などが含まれる。
図6は、ラダープログラムを検索する際にパーソナルコンピュータ1の表示部7に表示される検索画面37の一例を示す図である。
図6に示すように、ラダープログラムを検索する際にパーソナルコンピュータ1の表示部7に表示される検索画面37には、検索すべき文字列をキーワードとして入力するためのキーワード入力部38と、検索リソース36の中から検索対象を選択して入力するための検索対象入力部39と、検索を開始させるために選択される検索開始キー40と、検索の実行をキャンセルするために選択されるキャンセルキー41とが配置されている。
パーソナルコンピュータ1の操作部8を操作して、キーワード入力部38に検索すべき文字列を入力するとともに、検索対象入力部39に検索対象を入力し、検索開始キー40を選択すると、パーソナルコンピュータ1のCPU24は、検索対象入力部39に入力された検索対象内において、キーワード入力部38に入力された文字列に基づく検索を行う。
このとき、パーソナルコンピュータ1のCPU24は、キーワード入力部38に入力された文字列を、マスターラベルテーブル記憶部26に記憶されているマスターラベルテーブルに基づいて仮想デバイスに変換し、その変換後の仮想デバイスに基づいて検索を行う。たとえば、図6に示すように、キーワード入力部38に「原点復帰」という文字列が入力されて検索が行われた場合には、上述したように、割当位置記憶部28に記憶されている位置決め装置が接続される拡張ユニット4の割当領域15の位置情報(入出力メモリ14内におけるL番目のアドレス)と、マスターラベルテーブルに記憶されているその割当領域15内における「原点復帰」の仮想デバイスの相対的な位置情報(割当領域15内におけるK番目のアドレス)とに基づいて、CPUユニット3の入出力メモリ14内における「原点復帰」の仮想デバイスを特定し、入力された文字列をその特定した仮想デバイスに変換して検索を行う。
図7は、パーソナルコンピュータ1の表示部7に表示されるラダープログラムの検索結果の表示例を示す図である。
図7に示すように、ラダープログラムの検索結果は、ラダー図17上に表示されるとともに、ラダー図17とは別のウィンドウにより構成される検索結果表示部42にも表示される。
たとえば、「原点復帰」という文字列がキーワードとして入力されて検索が行われた場合には、上述の通り、マスターラベルテーブルに基づいて、その文字列が「原点復帰」の仮想デバイスに変換され、その変換後の仮想デバイスに基づいて検索が行われる。そして、検索結果表示部42には、検索画面37において検索対象入力部39に入力された検索対象に対するすべての検索結果が列記される。検索結果表示部42に列記される検索結果には、入力された文字列に対応する仮想デバイスのシンボル19が存在するモジュール名44、モジュール20内の位置(行列)45及びその仮想デバイスのニモニックコード46などが含まれる。
検索対象としてヘルプファイル記憶部32を選択した場合には、入力された文字列に基づいて、ヘルプファイル記憶部32に記憶されているヘルプファイルが検索され、その検索結果が検索結果表示部42に表示される。また、検索対象としてサーバ34のデータベース35を選択した場合には、そのデータベース35に対して検索が行われ、検索結果が検索結果表示部42に表示される。
検索後、パーソナルコンピュータ1の操作部8を操作して、検索結果表示部42に列記されているいずれかの検索結果を選択すると、パーソナルコンピュータ1の表示部7に表示されたラダー図17上において、「原点復帰」に対応する仮想デバイスのシンボル19が配置されているセル18にカーソル43が合わせられることにより、強調表示が行われる。
このとき、「原点復帰」というマスターラベル23aが、「位置リセット」という変更ラベル23bに変更され、変更ラベルテーブルにおいて、そのマスターラベル23aに対応する仮想デバイスに変更後の変更ラベル23bが対応付けられている場合には、図7に示すように、カーソル43が合わせられたセル18内の仮想デバイスのシンボル19には、検索時のキーワードに対応する「原点復帰」というマスターラベル23aではなく、「位置リセット」という変更ラベル23bが対応付けて表示されている。
本実施の形態では、マスターラベル23aが変更された場合には、ラダープログラムをパーソナルコンピュータ1の表示部7上に画面表示する際に、そのマスターラベル23aに対応する仮想デバイスに変更後の変更ラベル23bが対応付けられた変更ラベルテーブルに基づいてラベル表示が行われる。したがって、仮想デバイスに変更後の変更ラベル23bを対応付けて表示させることができるので、マスターラベル23aの変更を望むユーザにとって利便性が向上する。
また、マスターラベル23aが変更された場合でも、変更前のマスターラベル23aを入力してラダープログラムを検索すれば、その入力された文字列、すなわちマスターラベルが、マスターラベルテーブルに基づいて仮想デバイスに変換され、その変換された後の仮想デバイスに基づいてラダープログラムが検索される。したがって、仮想デバイスのマスターラベル23aが変更された場合でも、マスターラベル23aに基づいて仮想デバイスの検索を良好に行うことができ、検索を行うユーザにとっても利便性が向上する。
また、変更前のマスターラベル23aに基づいて仮想デバイスの検索を行った場合でも、変更後の変更ラベル23bが対応付けられた仮想デバイスをラダー図17上に検索結果として表示することができる。
また、変更前のマスターラベル23aを入力してラダープログラムを検索した場合、その入力されたマスターラベル23aに基づいて仮想デバイスを良好に検索できる上に、検索対象としてヘルプファイル記憶部32を選択した場合には、その入力されたマスターラベル23aに関するヘルプ情報をヘルプファイルから検索し閲覧することができる。したがって、検索を行うユーザにとって利便性がさらに向上する。
また、PLC2ごとにCPUユニット3に取り付ける拡張ユニット4が異なる場合でも、入出力メモリ14内における拡張ユニット4ごとの割当領域15の位置情報と、マスターラベルテーブルに記憶されている割当領域15内における仮想デバイスの相対的な位置情報とに基づいて、仮想デバイスの検索を良好に行うことができる。
本実施の形態では、ラダープログラム用検索装置がノートタイプのパーソナルコンピュータ1により構成される場合について説明したが、ラダープログラム用検索装置は、ノートタイプのパーソナルコンピュータに限らず、たとえば、デスクトップタイプのパーソナルコンピュータであってもよいし、PDA(Personal Digital Assistance)などの他の情報端末装置であってもよい。
また、ラダープログラム用検索装置は、パーソナルコンピュータ1などの汎用の情報端末装置に限らず、ラダープログラムを検索するための専用の検索装置であってもよい。
また、PLC2を制御するためのプログラムは、ユーザにより作成されるユーザプログラムであれば、ラダープログラムに限らず、他のプログラムであってもよい。例えば、PLC2を制御するためのプログラムは、SFC(Sequential Function Chart)、FBD(Function Block Diagram)、LD(Ladder Diagram)、IL(Instruction List)、ST(Struction Text)などのプログラム言語で作成されていてもよい。
本発明は、以上の実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
本発明の実施の形態によるラダープログラム用検索システムの一構成例を示す概念図である。 図1のPLCの電気的構成について説明するためのブロック図である。 ラダープログラムの作成時にパーソナルコンピュータの表示部に表示されるラダー図の一例を示す図である。 ラダー図を用いて作成されるリレー回路の具体例を示す図である。 図1のパーソナルコンピュータの電気的構成について説明するためのブロック図である。 ラダープログラムを検索する際にパーソナルコンピュータの表示部に表示される検索画面の一例を示す図である。 パーソナルコンピュータの表示部に表示されるラダープログラムの検索結果の表示例を示す図である。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ
2 PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)
3 CPUユニット(制御ユニット)
4 拡張ユニット
7 表示部
8 操作部
14 入出力メモリ
15 割当領域
17 ラダー図
23a マスターラベル
23b 変更ラベル
26 マスターラベルテーブル記憶部
27 変更ラベルテーブル記憶部
32 ヘルプファイル記憶部

Claims (5)

  1. ユーザにより作成されるプログラマブル・ロジック・コントローラを制御するためのユーザプログラムに含まれる文字列を検索するためのユーザプログラム用検索装置において、
    上記プログラマブル・ロジック・コントローラ内の仮想デバイスにマスターラベルが対応付けられたマスターラベルテーブルを記憶するマスターラベルテーブル記憶手段と、
    上記マスターラベルが変更された場合に、そのマスターラベルに対応する仮想デバイスに変更後の変更ラベルが対応付けられた変更ラベルテーブルを記憶する変更ラベルテーブル記憶手段と、
    ユーザプログラムを画面表示する際に、上記変更ラベルテーブルに変更ラベルが対応付けられている仮想デバイスに対して、上記変更ラベルテーブルに基づいてラベル表示を行うユーザプログラム表示手段と、
    検索すべき文字列を入力するための入力手段と、
    上記入力手段により入力された文字列を、上記マスターラベルテーブルに基づいて仮想デバイスに変換する仮想デバイス変換手段と、
    上記仮想デバイス変換手段により変換された後の仮想デバイスに基づいて、ユーザプログラムを検索するユーザプログラム検索手段とを備えたことを特徴とするユーザプログラム用検索装置。
  2. 上記ユーザプログラム検索手段による検索結果を画面表示する検索結果表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のユーザプログラム用検索装置。
  3. 上記入力手段により入力された文字列に基づいて、ヘルプファイルを検索するヘルプファイル検索手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のユーザプログラム用検索装置。
  4. 上記プログラマブル・ロジック・コントローラは、制御ユニットを備え、この制御ユニットに対して拡張ユニットを着脱可能に構成されており、
    上記制御ユニットは、上記制御ユニットに取り付けられた拡張ユニットごとに割当領域が割り当てられ、各割当領域内に仮想デバイスが割り当てられるメモリを備え、
    上記マスターラベルテーブルには、上記制御ユニットに取り付けられた拡張ユニットごとに、上記割当領域内における仮想デバイスの相対的な位置情報が記憶されており、
    上記仮想デバイス変換手段は、上記メモリ内における拡張ユニットごとの上記割当領域の位置情報と、上記マスターラベルテーブルに記憶されている上記割当領域内における仮想デバイスの相対的な位置情報とに基づいて、上記入力手段により入力された文字列を仮想デバイスに変換することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のユーザプログラム用検索装置。
  5. ユーザにより作成されるプログラマブル・ロジック・コントローラを制御するためのユーザプログラムに含まれる文字列を検索するためのユーザプログラム用検索装置を、
    上記プログラマブル・ロジック・コントローラ内の仮想デバイスにマスターラベルが対応付けられたマスターラベルテーブルを記憶するマスターラベルテーブル記憶手段と、
    上記マスターラベルが変更された場合に、そのマスターラベルに対応する仮想デバイスに変更後の変更ラベルが対応付けられた変更ラベルテーブルを記憶する変更ラベルテーブル記憶手段と、
    ユーザプログラムを画面表示する際に、上記変更ラベルテーブルに変更ラベルが対応付けられている仮想デバイスに対して、上記変更ラベルテーブルに基づいてラベル表示を行うユーザプログラム表示手段と、
    検索すべき文字列が入力された場合に、その入力された文字列を、上記マスターラベルテーブルに基づいて仮想デバイスに変換する仮想デバイス変換手段と、
    上記仮想デバイス変換手段により変換された後の仮想デバイスに基づいて、ユーザプログラムを検索するユーザプログラム検索手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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