JP4627094B2 - ダイバーシティ受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、フェーズダイバーシティ方式を採用したダイバーシティ受信機に関する。
従来、ダイバーシティ方式は移動体受信機特有のドップラー効果によって発生するチョッピングノイズ等の改善を目的に開発されたが、マルチパスノイズに対しても効果があることから、近年、マルチパス対策として、1チューナダイバーシティおよび2チューナダイバーシティ等のダイバーシティ方式を採用して改善を図っている。基本的には、各アンテナに到来するノイズ(マルチパスノイズ等)や急激な電界変動を検出してアンテナを選択するシステムであるが、近年のチューナのデジタル化対応に伴い、デジタル技術を用いたアルゴリズムを使用したフェーズダイバーシティ方式が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このフェーズダイバーシティ方式の利点としては、
(1)2つのアンテナから入力される位相を最大比合成し、マルチパス等のノイズを改善することができる、
(2)2つのアンテナで受信した信号を合成するため電力が2倍になり、弱電界感度を向上させることができる、
などがあげられる。
特開平10−322255号公報(第4−9頁、図1−19)
ところで、フェーズダイバーシティ方式の受信機では、マルチパスやチョッピングノイズに対する対策として有効であるが、その反面、同一周波数局に対するキャプチャーレシオが低下し、所望の放送波を良好に受信することができないという問題があった。すなわち、放送局のアンテナは、移動体受信機を対象に設置されているわけではないため、受信機の弱電界感度が向上すると、同一周波数で異なる内容の放送波が受信可能な領域が拡大することになり、この領域に受信機が存在する場合にキャプチャーレシオが低下することになる。特に、FM受信機を考えた場合には、2つの放送波のいずれか一方を選択的に受信することになるが、移動体受信機の場合にはこの選択状態がアンテナと放送局との相対位置等に応じて頻繁に切り替わる場合があり、非常に聞きづらいものになってしまう。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、フェーズダイバーシティ方式を用いた場合に所望の放送波を良好に受信することができるダイバーシティ受信機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明のダイバーシティ受信機は、別々のアンテナが接続された複数のチューナ部と、複数のチューナ部の少なくとも一方の出力信号の位相を調整して合成する合成手段と、入力される信号に対して復調処理を行う復調処理手段と、複数のチューナ部のそれぞれから出力される複数の信号のオーディオ信号レベルが同じであるときに、合成手段から出力される信号を復調処理手段による復調処理の対象として設定し、複数の信号のオーディオ信号レベルが異なるときに、複数のチューナ部のいずれかから出力される信号を復調処理手段による復調処理の対象として設定する切替手段とを備えている。フェーズダイバーシティ受信を行った場合であってそれぞれのチューナ部によって受信される信号のオーディオ信号レベルが異なるときにフェーズダイバーシティ受信を中止していずれかのチューナ部を用いたシングルチューナ受信に切り替わるため、それぞれのチューナ部によって異なる信号を別々に受信することを防止することができ、所望の放送波のみを良好に受信することができるようになる。
また、上述した合成手段は、合成後の信号の振幅が最大となるように位相を調整することが望ましい。これにより、各チューナ部によって同じオーディオ信号レベルの信号を受信した場合に、これらの信号を合成することで良好な受信感度を実現することが可能となる。
また、上述した複数のチューナ部のそれぞれから出力される信号に対して検波処理を行ってこれらの信号に対応するオーディオ信号レベルを検出する検波手段をさらに備え、切替手段は、検波手段によって検出されたオーディオ信号レベルに基づいて、複数のチューナ部のそれぞれから出力される複数の信号のオーディオ信号レベルが同じであるか否かを判定することが望ましい。これにより、オーディオ音を内容とする信号の同一性を判定することが可能となる。
また、所定の検出感度でマルチパス発生の有無を判定するとともに、切替手段による設定内容に応じてマルチパス発生の有無を判定する検出感度を変更するマルチパス判定手段をさらに備えることが望ましい。また、上述した複数のチューナ部のいずれかから出力される信号を復調処理手段による復調処理の対象とする設定が切替手段によってなされたときに、検出感度を上げることが望ましい。また、上述した復調処理手段による復調処理にはFMステレオ復調処理が含まれており、マルチパス判定手段は、マルチパスが発生した旨の判定をしたときに、復調処理手段に指示を送って、FMステレオ復調処理によって得られる信号のチャンネルセパレーションを低下させることが望ましい。あるいは、上述した復調処理手段による復調処理にはFMステレオ復調処理が含まれており、マルチパス判定手段は、マルチパスが発生した旨の判定をしたときに、復調処理手段に指示を送って、FMステレオ復調処理によって得られる信号をモノラルにすることが望ましい。これにより、ダイバーシティ受信とシングルチューナ受信のそれぞれにおいて適したマルチパスの検出感度を設定することができ、マルチパスに対する有効な対策を実現することができる。
また、所定の検出感度で隣接妨害発生の有無を判定するとともに、切替手段による設定内容に応じて隣接妨害発生の有無を判定する検出感度を変更する隣接妨害判定手段をさらに備えることが望ましい。また、上述した複数のチューナ部のいずれかから出力される信号を復調処理手段による復調処理の対象とする設定が切替手段によってなされたときに、検出感度を上げることが望ましい。また、上述した復調処理手段による復調処理の対象となる信号の帯域を可変する帯域可変手段をさらに備え、隣接妨害判定手段は、隣接妨害が発生した旨の判定をしたときに、帯域可変手段に指示を送って、帯域を狭くすることが望ましい。これにより、ダイバーシティ受信とシングルチューナ受信のそれぞれにおいて適した隣接妨害の検出感度を設定することができ、隣接妨害に対する有効な対策を実現することができる。
また、強電界状態であるか否かを判定する強電界判定手段をさらに備え、切替手段は、強電界判定手段によって強電界状態でない旨の判定がなされたときに、合成手段から出力される信号を復調処理手段による復調処理の対象として設定し、強電界状態である旨の判定がなされたときに、複数のチューナ部のいずれかから出力される信号を復調処理手段による復調処理の対象として設定することが望ましい。これにより、相互変調が発生しやすい強電界状態においてダイバーシティ受信を中止してシングルチューナ受信に切り替えることにより、相互変調の発生を防止することができる。
また、上述したチューナ部には、アンテナを通して入力された信号の中から同調周波数近傍の周波数成分を通過させる同調回路と、同調回路に入力する信号の利得を制御電圧を可変することにより制御する自動利得制御回路とが含まれており、強電界判定手段は、制御電圧の値に応じて強電界状態であるか否かを判定することが望ましい。電界強度に応じて動作する自動利得制御回路の制御電圧を監視することにより、強電界状態を容易に検出することができる。
また、FM放送波を受信して復調処理手段によってFM復調およびステレオ復調を行うことによりオーディオ信号を再生することが望ましい。FM放送波の受信を考えた場合には、アンテナに到達した複数の放送波が存在する場合にいずれか一の放送波を選択的に受信して復調することになるため、各アンテナの設置状態等によっては、各チューナ部の出力信号を合成して得られた信号を復調した内容が頻繁に切り替わるおそれがあるが、このような場合にダイバーシティ受信を中止してシングルチューナ受信に切り替えることにより受信状態を安定させることが可能になる。
また、車両に搭載されていることが望ましい。特に、車両に搭載された場合には、複数のアンテナの向きが頻繁に変更されるため、各アンテナにおいて最も良好に受信可能な放送波が一定せずに受信状態が不安定になりやすいが、このような場合であっても、ダイバーシティ受信を中止してシングルチューナ受信に切り替えることにより受信状態を安定させることが可能になる。
以下、本発明を適用した一実施形態のダイバーシティ受信機について、図面を参照しながら説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、第1の実施形態のダイバーシティ受信機の詳細構成を示す図である。図1に示すダイバーシティ受信機は、車両に搭載されており、チューナ部10、20、アナログ−デジタル変換器(ADC)12、22、位相シフタ14、24、加算器30、位相制御回路32、バンドパスフィルタ(BPF)40、検波回路42、60、ソフトミュート回路44、ノイズキャンセラ(NC)46、ステレオ復調回路48、マルチパス検出回路62、隣接妨害検出回路64、制御部70を含んで構成されている。これらの構成の中で、チューナ部10、20、アナログ−デジタル変換器12、22、制御部70以外の各構成は、デジタル信号処理装置(DSP)90によって実現されている。
チューナ部10は、アンテナ11を用いて放送波を受信して局部発振信号を混合することにより中間周波信号に変換するフロントエンド部(F/E)である。例えば、チューナ部10は、所定の放送帯域に含まれるFM放送波を受信して10.7MHzの中間周波信号に変換する。チューナ部20も基本的にチューナ部10と同じ構成を有しており、所定の放送帯域に含まれるFM放送波をアンテナ21を介して受信して10.7MHzの中間周波信号に変換する。但し、チューナ部10、20のそれぞれに対応するアンテナ11、21は、互いに隔たった位置および異なる向きに設置されている。
アナログ−デジタル変換器12は、一方のチューナ部10から出力されるアナログの中間周波信号をデジタルの中間周波信号に変換する。位相シフタ14は、このアナログ−デジタル変換器12から出力された中間周波信号に対して位相をシフトさせる。同様に、アナログ−デジタル変換器22は、他方のチューナ部20から出力されるアナログの中間周波信号をデジタルの中間周波信号に変換する。位相シフタ24は、このアナログ−デジタル変換器22から出力された中間周波信号に対して位相をシフトさせる。
加算器30は、位相シフタ14、24を通した後の2種類の中間周波信号を加算(合成)する。位相制御回路32は、この加算器30から出力される合成後の中間周波信号の振幅が最大となるように、位相シフタ14、24の少なくとも一方の位相シフト量を設定する。なお、本実施形態では、2つの位相シフタ14、24を備えるようにしたが、これらは2種類の中間周波信号の相対的な位相差を調整するために用いられるため、いずれか一方を用いて位相差の調整が可能な場合には他方を省略するようにしてもよい。
バンドパスフィルタ40は、通過帯域幅が変更可能であり、入力される中間周波信号の帯域制限用に用いられる。隣接妨害発生時に、このバンドパスフィルタ40の通過帯域幅を狭くすることにより、隣接妨害の発生原因となっている放送波を除去することが可能となる。検波回路42は、バンドパスフィルタ40を通した後の中間周波信号に対してFM検波処理を行ってステレオ複合信号を出力する。ソフトミュート回路44は、ステレオ複合信号に対して、必要に応じてソフトミュート処理を行う。ノイズキャンセラ46は、ステレオ複合信号に含まれるノイズ成分を除去する。ステレオ復調回路48は、ステレオ複合信号に対してステレオ復調処理を行ってL信号とR信号を分離する。実際には、これらのL信号、R信号をスピーカから出力するための構成(デジタル−アナログ変換器や増幅器等)がステレオ復調回路48の後段に接続されているが、これらの構成は図1では省略されている。
検波回路60は、アナログ−デジタル変換器12、22から出力される中間周波信号をFM検波してオーディオ信号レベルを抽出する。このFM検波処理は、アナログ−デジタル変換器12、22から出力される2種類の中間周波信号のそれぞれについて並行して行われる。
マルチパス検出回路62は、アナログ−デジタル変換器12、22から出力される中間周波信号に基づいてマルチパスを検出するためのものであり、例えば、図2に示すように、バンドパスフィルタ(BPF)62Aとピーク検波回路62Bを用いて構成されている。マルチパスが発生すると、中間周波信号に含まれる19kHzのパイロット信号成分が歪んでしまい、その周辺の信号レベルが増加する。バンドパスフィルタ62Aは、その周辺の周波数成分(例えば15〜18kHzの周波数成分)を抽出する。ピーク検波回路62Bは、バンドパスフィルタ62Aによって抽出された周波数成分に対してピーク検波を行う。これにより、15〜18kHzの周波数成分のピーク値が検出される。
隣接妨害検出回路64は、アナログ−デジタル変換器12、22から出力される中間周波信号に基づいて隣接妨害を検出するためのものであり、例えば、図3に示すように、ハイパスフィルタ(HPF)64Aとピーク検波回路64Bを用いて構成されている。隣接妨害は、受信を希望している放送波の周波数に他の放送波等の周波数が接近している場合に発生するものであり、国によっても異なるが、通常は受信を希望している周波数との差が50、100、200kHzの放送波等が存在する場合に発生する。ハイパスフィルタ64Aは、これらの放送波等に対応する50kHz以上の周波数成分を抽出する。ピーク検波回路64Bは、ハイパスフィルタ64Aによって抽出された周波数成分に対してピーク検波を行う。これにより、隣接妨害の発生時に含まれる50、100、200kHz等の周波数成分のピーク値が検出される。
制御部70は、ダイバーシティ受信機全体を制御するためのものであり、利用者の操作指示に対応する選局、音量調整等の動作を行う。本実施形態では、2つのアンテナ11、21を介して同じ放送波を受信可能な場合には2つのチューナ部10、20を用いたダイバーシティ受信を行い、2つのアンテナ11、21のそれぞれを介して別々の放送波を受信する場合にはこれら2つのチューナ部10、20のいずれか一方のみを用いて放送波を受信しており、このようなチューナ部の切り替えを行うために、制御部70は、ダイバーシティ切替判定部72、マルチパス判定部74、隣接妨害判定部76を備えている。
ダイバーシティ切替判定部72は、検波回路60による検波処理によって得られた2種類の中間周波信号に対応するオーディオ信号レベルを比較し、2つのアンテナ11、21を介して同じ放送波を受信可能であるか否かを判定する。
本実施形態のダイバーシティ受信機は、ダイバーシティ受信方式を採用しているため、受信感度が向上している。しかし、放送局の配置や周波数の割り当ては、このような受信感度が良好な受信機のみを対象として設定されているわけではなく、大多数を占めるシングルチューナの受信機を対象とした設定がなされている。図4は、放送波と受信範囲の概要を示す図である。図4に示すように、放送局Aのアンテナから送信される放送波を、シングルチューナの受信機を用いて受信可能な範囲をaとする。また、放送局Bのアンテナから送信される放送波を、シングルチューナの受信機を用いて受信可能な範囲をbとする。放送局A、Bから送信される放送波の周波数が同一の場合には、これらの範囲a、bは重複しないように設定されている。ところが、本実施形態のようにダイバーシティ受信方式を採用した受信機は、受信感度が向上しているため、同じ出力の放送波でも受信可能な範囲a、bが拡大する。拡大後のそれぞれの範囲をa’、b’とする。その結果、図4に示すように、これらの範囲a’、b’が重複するようになると、この重複領域cでは同一周波数の2つの放送波を受信可能な状態になる。FM放送波を受信する場合には、同一周波数の2つの放送波が存在すると、その中の受信状態が良好な放送波のみを選択的に受信することになるが、車載のダイバーシティ受信機の場合には車両の向きによって2つのアンテナ11、21の向きが変化するため、受信状態が良好な放送波が車両の向き等に応じて頻繁に切り替わる場合があり、受信状態が不安定になって出力音声を聴取している利用者にとっては非常に聴きづらいものとなる。
ダイバーシティ切替判定部72は、検波回路60による検波処理によって得られた2種類の中間周波信号に対応するオーディオ信号レベルを比較し、これらのオーディオ信号レベルが同じである場合にはダイバーシティ受信を維持する制御を行い、これらのオーディオ信号レベルが異なる場合にはダイバーシティ受信を中止する制御を行う。
図5は、2種類の中間周波信号に対応するオーディオ信号レベルが同じ場合の説明図である。ダイバーシティ受信機の設置場所が図4に示す範囲aあるいは範囲bに含まれる場合には、一方のチューナ部10から出力される一方の中間周波信号に対応するオーディオ信号レベル(図5(A))と、他方のチューナ部20から出力される他方の中間周波信号に対応するオーディオ信号レベル(図5(B))とが同じになる。
図6は、2種類の中間周波信号に対応するオーディオ信号レベルが異なる場合の説明図である。2つのアンテナ11、21の向きが異なるため、ダイバーシティ受信機の設置場所が図4に示す範囲cに含まれる場合には、一方のチューナ部10から出力される一方の中間周波信号に対応するオーディオ信号レベル(図6(A))と、他方のチューナ部20から出力される他方の中間周波信号に対応するオーディオ信号レベル(図6(B))とが異なる場合が生じる。ダイバーシティ切替判定部72は、図6に示すように2種類の中間周波信号に対応するオーディオ信号レベルが異なる状態を検出すると、加算器30に指示を送って、2つの中間周波信号を加算する動作を中止し、代わりにいずれか一方の中間信号のみをそのまま出力する切替動作を行う。例えば、加算器30からは、この切替動作によって、一方のチューナ部10から出力される中間周波信号のみが選択的に出力されるようになる。
マルチパス判定部74は、マルチパス検出回路62の出力レベルと所定の基準レベルとの比較を行ってマルチパス発生の有無を判定するとともに、ダイバーシティ切替判定部72によって一方のチューナ部10から出力される中間周波信号のみが選択されたときにマルチパス検出の感度を変更する。ダイバーシティ受信を行うことによりマルチパスによる影響を軽減することができる。なお、ダイバーシティ受信を行っている場合には、マルチパス検出回路62には、加算器30から出力される中間周波信号が入力されている。ところが、シングルチューナによる受信を行う場合にはマルチパスの影響が強くでるため、検出感度を上げてマルチパス発生時の対策を行う必要がある。具体的には、マルチパス検出回路62の出力レベルと比較される基準レベルを下げることにより検出感度を向上させている。マルチパスが発生していると判定されると、マルチパス判定部74からステレオ復調回路48に指示を送り、ステレオ復調の際のチャンネルセパレーションの値を低く(モノラルに近づける)したり、モノラルに変更する制御が行われる。例えば、複数の基準レベルを設定することでマルチパスの程度が判定するようにすれば、程度に応じてチャンネルセパレーションの値を設定したりモノラルに設定したりすることができる。また、1種類の基準レベルを用いる場合には、マルチパス発生時に強制的にモノラルに変更したり、チャンネルセパレーションを所定値まで低下させるようにすればよい。
隣接妨害判定部76は、隣接妨害検出回路64の出力レベルと所定の基準レベルとの比較を行って隣接妨害発生の有無を判定するとともに、ダイバーシティ切替判定部72によって一方のチューナ部10から出力される中間周波信号のみが選択されたときに隣接妨害検出の感度を変更する。ダイバーシティ受信を行うことにより隣接妨害による影響を軽減することができる。なお、ダイバーシティ受信を行っている場合には、隣接妨害検出回路64には、加算器30から出力される中間周波信号が入力されている。ところが、シングルチューナによる受信を行う場合には隣接妨害の影響が強くでるため、検出感度を上げて隣接妨害発生時の対策を行う必要がある。具体的には、隣接妨害検出回路64の出力レベルと比較される基準レベルを下げることにより検出感度を向上させている。隣接妨害が発生していると判定されると、隣接妨害判定部76からバンドパスフィルタ40に指示を送り、通過帯域幅を狭くする制御が行われる。なお、帯域制限を行うと同時に、ステレオ復調回路48に指示を送って、ステレオ復調処理をモノラルに切り替えるようにしてもよい。
上述した位相シフタ14、24、加算器30、位相制御回路32が合成手段に、検波回路42、ステレオ復調回路48が復調処理手段に、ダイバーシティ切替判定部72が切替手段に、検波回路60が検波手段に、マルチパス判定部74がマルチパス判定手段に、隣接妨害判定部76が隣接妨害判定手段に、バンドパスフィルタ40が帯域可変手段にそれぞれ対応する。
本実施形態でのダイバーシティ受信機はこのような構成を有しており、次に、主にダイバーシティ受信とシングルチューナによる受信とを切り替える動作について説明する。図7は、第1の実施形態のダイバーシティ受信機においてダイバーシティ受信とシングルチューナによる受信とを切り替える動作手順を示す流れ図である。本実施形態のダイバーシティ受信機の電源が投入されると、ダイバーシティ切替判定部72は、加算器30に2つの入力信号を加算して出力する旨の指示を送って、2つのチューナ部10、20を用いたダイバーシティ受信を有効(フェーズダイバーシティ オン)にする(ステップ100)。
次に、検波回路60は、2つのチューナ部10、20から出力されるそれぞれの中間周波信号を検波してそれらのオーディオ信号レベルを検出し(ステップ101)、ダイバーシティ切替判定部72は、これら2種類のオーディオ信号レベルが一致しているか否かを判定する(ステップ102)。一致している場合には肯定判断が行われ、このオーディオ信号レベル検出と一致判定が繰り返される。また、不一致の場合にはステップ102の判定において否定判断が行われ、ダイバーシティ切替判定部72は、加算器30に一方の入力信号をそのまま出力する指示を送って、ダイバーシティ受信を無効(フェーズダイバーシティ オフ)にする(ステップ103)。加算器30はDSP90によって実現されるものであるため、加算器30による加算処理において、チューナ部20側から入力された中間周波信号を全ビットが“0”のデータに置き換えて、一方のチューナ部10側から入力された中間周波信号との間で加算処理をするようにすれば、結果的に一方のチューナ部10から出力される中間周波信号のみが選択されて、この中間周波信号のみを用いた受信動作が行われる(ステップ104)。
また、シングルチューナ受信用に、マルチパス判定部74はマルチパス検出用の基準レベル(マルチパス検出レベル)を下げ(ステップ105)、隣接妨害判定部76は隣接妨害検出用の基準レベル(隣接妨害検出レベル)を下げる(ステップ106)。これにより、マルチパスや隣接妨害の検出感度が向上し、それぞれの現象を検出した際に、チャンネルセパレーションを低下させたりモノラルに切り替えたり、バンドパスフィルタ40の通過帯域幅を狭くしたりする対策が講じられる。
その後、検波回路60は、2つのチューナ部10、20から出力されるそれぞれの中間周波信号を検波してそれらのオーディオ信号レベルを検出し(ステップ107)、ダイバーシティ切替判定部72は、これら2種類のオーディオ信号レベルが一致しているか否かを判定する(ステップ108)。不一致の場合には否定判断が行われ、このオーディオ信号レベル検出と一致判定が繰り返される。また、一致の場合にはステップ108の判定において肯定判断が行われ、ステップ100に戻ってダイバーシティ受信を有効にする。なお、このとき、ステップ105、106において下げられた検出レベルがダイバーシティ受信用に元のレベルに戻される。
このように、本実施形態のダイバーシティ受信機では、フェーズダイバーシティ受信を行った場合であってそれぞれのチューナ部10、20によって受信される信号のオーディオ信号レベルが異なるときにフェーズダイバーシティ受信を中止して一方のチューナ部10を用いたシングルチューナ受信に切り替わるため、それぞれのチューナ部10、20によって異なる信号を別々に受信することを防止することができ、所望の放送波のみを良好に受信することができるようになる。
また、シングルチューナ受信に切り替えた際にマルチパスの検出感度を上げることにより、ダイバーシティ受信とシングルチューナ受信のそれぞれにおいて適したマルチパスの検出感度を設定することができ、マルチパスに対する有効な対策を実現することができる。
また、シングルチューナ受信に切り替えた際に隣接妨害の検出感度を上げることにより、ダイバーシティ受信とシングルチューナ受信のそれぞれにおいて適した隣接妨害の検出感度を設定することができ、隣接妨害に対する有効な対策を実現することができる。
〔第2の実施形態〕
図8は、第2の実施形態のダイバーシティ受信機の部分的な構成を示す図である。図8に示すダイバーシティ受信機は、図1に示したダイバーシティ受信機に対して、チューナ部10、20内のAGC回路10F、20Fから出力されたAGC電圧をデジタルデータに変換するアナログ−デジタル変換器(ADC)80、82を追加した点と、制御部70を制御部70Aに置き換えた点が異なっている。以下、これらの変更点に着目して説明を行うものとする。
図8に示すように、一方のチューナ部10は、同調回路10A、局部発振回路(LO)10B、ミキサ10C、バンドパスフィルタ10D、中間周波増幅回路(IFA)10E、AGC(自動利得制御)回路10F、PINダイオード10Gを含んで構成されている。局部発振回路10Bの発振周波数を可変することにより、選局対象となる放送波の周波数を変更することができる。バンドパスフィルタ10Dは、ミキサ10Cから出力される信号の中から10.7MHz近傍(例えば±75kHzの帯域)の周波数成分である中間周波信号を抽出する。AGC回路10Fは、バンドパスフィルタ10Dから出力される中間周波信号の振幅レベルに応じた利得制御を行うためのものであり、この振幅レベルに応じたAGC電圧をPINダイオード10Gに印加することにより、アンテナ11から同調回路10Aに入力される受信信号の減衰量を可変する。放送波の送信アンテナ近傍の強電界地域を、本実施形態のダイバーシティ受信機を搭載した車両が走行する場合には、AGC電圧が高くなる。このような状況下において、インターモジュレーション(IM、相互変調)が発生しやすくなるため、本実施形態では、強電界地域においてダイバーシティ受信を中止してシングルチューナによる受信に切り替えるために、制御部70AによってこのAGC電圧を監視している。なお、他方のチューナ部20も同じ構成を有しており、同調回路20A、局部発振回路(LO)20B、ミキサ20C、バンドパスフィルタ20D、中間周波増幅回路(IFA)20E、AGC(自動利得制御)回路20F、PINダイオード20Gを含んで構成されている。
また、制御部70Aは、ダイバーシティ切替判定部72A、マルチパス判定部74、隣接妨害判定部76、強電界判定部78を備えている。強電界判定部78は、AGC回路10F、20Fのそれぞれから出力される制御電圧としてのAGC電圧を監視しており、少なくとも一方のAGC電圧が強電界基準値を超えたときに強電界状態であると判定する。ダイバーシティ切替判定部72Aは、図1に示したダイバーシティ切替判定部72の動作(検波回路60による検波処理によって得られたオーディオ信号レベルに基づいてダイバーシティ受信とシングルチューナによる受信を切り替える動作)に加えて、強電界判定部78による判定結果に基づいて同様の切替動作を行っている。具体的には、ダイバーシティ切替判定部72Aは、強電界判定部78によって強電界状態である旨の判定がなされたときに、ダイバーシティ受信を中止してシングルチューナによる受信に切り替える動作を行う。この切替動作においていは、AGC回路10F、20Fのそれぞれから出力されるAGC電圧の値が低い方のチューナ部が選択される。上述した強電界判定部78が強電界判定手段に対応する。
図9は、第2の実施形態のダイバーシティ受信機においてダイバーシティ受信とシングルチューナによる受信とを切り替える動作手順を示す流れ図である。図9に示した流れ図は、図7に示した流れ図に対して、ステップ109とステップ110を追加したものである。以下では、これらの追加されたステップ109、110について説明する。
ダイバーシティ切替判定部72Aは、ステップ102において2種類のオーディオ信号レベルが一致しているか否かを判定し、一致している場合には肯定判断を行った後、強電界状態か否かを判定する(ステップ109)。強電界状態でない場合には否定判断が行われ、ステップ101に戻ってオーディオ信号レベル検出と一致判定が繰り返される。また、強電界状態の場合にはステップ109の判定において肯定判断が行われ、ステップ103以降のシングルチューナの受信に移行する動作が行われる。
また、ダイバーシティ切替判定部72Aは、ステップ108において2種類のオーディオ信号レベルが一致しているか否かを判定し、不一致の場合には否定判断を行ってシングルチューナによる受信を維持するとともにステップ107に戻ってオーディオ信号レベル検出と一致判定を繰り返す。また、2種類のオーディオ信号レベルが一致している場合にはステップ108の判定において肯定判断が行われ、次に、ダイバーシティ切替判定部72Aは、強電界状態か否かを判定する(ステップ110)。強電界状態の場合には肯定判断が行われ、シングルチューナによる受信を維持するとともにステップ107に戻ってオーディオ信号レベル検出と一致判定を繰り返す。また、強電界状態でない場合にはステップ110の判定において否定判断が行われ、ステップ100に戻ってダイバーシティ受信を有効にする。な
お、このとき、ステップ105、106において下げられた検出レベルがダイバーシティ受信用に元のレベルに戻される。
このように、本実施形態のダイバーシティ受信機では、相互変調が発生しやすい強電界状態においてダイバーシティ受信を中止してシングルチューナ受信に切り替えることにより、相互変調の発生を防止することができる。特に、電界強度に応じて動作するAGC回路10F、20Fの制御電圧を監視することにより、強電界状態を容易に検出することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、2つのチューナ部10、20を備えるダイバーシティ受信機について説明したが、3つ以上のチューナ部を備えるダイバーシティ受信機に本発明を適用するようにしてもよい。
第1の実施形態のダイバーシティ受信機の詳細構成を示す図である。 マルチパス検出回路の具体的な構成を示す図である。 隣接妨害検出回路の具体的な構成を示す図である。 放送波と受信範囲の概要を示す図である。 2種類の中間周波信号に対応するオーディオ信号レベルが同じ場合の説明図である。 2種類の中間周波信号に対応するオーディオ信号レベルが異なる場合の説明図である。 第1の実施形態のダイバーシティ受信機においてダイバーシティ受信とシングルチューナによる受信とを切り替える動作手順を示す流れ図である。 第2の実施形態のダイバーシティ受信機の部分的な構成を示す図である。 第2の実施形態のダイバーシティ受信機においてダイバーシティ受信とシングルチューナによる受信とを切り替える動作手順を示す流れ図である。
符号の説明
10、20 チューナ部
11、21 アンテナ
12、22 アナログ−デジタル変換器(ADC)
14、24 位相シフタ
30 加算器
32 位相制御回路
40 バンドパスフィルタ(BPF)
42、60 検波回路
44 ソフトミュート回路
46 ノイズキャンセラ(NC)
48 ステレオ復調回路
62 マルチパス検出回路
64 隣接妨害検出回路
70 制御部
72 ダイバーシティ切替判定部
74 マルチパス判定部
76 隣接妨害判定部

Claims (14)

  1. 別々のアンテナが接続された複数のチューナ部と、
    前記複数のチューナ部の少なくとも一方の出力信号の位相を調整して合成する合成手段と、
    入力される信号に対して復調処理を行う復調処理手段と、
    前記複数のチューナ部のそれぞれから出力される複数の信号のオーディオ信号レベルが同じであるときに、前記合成手段から出力される信号を前記復調処理手段による復調処理の対象として設定し、前記複数の信号のオーディオ信号レベルが異なるときに、前記複数のチューナ部のいずれかから出力される信号を前記復調処理手段による復調処理の対象として設定する切替手段と、
    を備えることを特徴とするダイバーシティ受信機。
  2. 請求項1において、
    前記合成手段は、合成後の信号の振幅が最大となるように位相を調整することを特徴とするダイバーシティ受信機。
  3. 請求項1または2において、
    前記複数のチューナ部のそれぞれから出力される信号に対して検波処理を行ってこれらの信号に対応するオーディオ信号レベルを検出する検波手段をさらに備え、
    前記切替手段は、前記検波手段によって検出されたオーディオ信号レベルに基づいて、前記複数のチューナ部のそれぞれから出力される複数の信号のオーディオ信号レベルが同じであるか否かを判定することを特徴とするダイバーシティ受信機。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    所定の検出感度でマルチパス発生の有無を判定するとともに、前記切替手段による設定内容に応じてマルチパス発生の有無を判定する前記検出感度を変更するマルチパス判定手段をさらに備えることを特徴とするダイバーシティ受信機。
  5. 請求項4において、
    前記複数のチューナ部のいずれかから出力される信号を前記復調処理手段による復調処理の対象とする設定が前記切替手段によってなされたときに、前記検出感度を上げることを特徴とするダイバーシティ受信機。
  6. 請求項4または5において、
    前記復調処理手段による復調処理にはFMステレオ復調処理が含まれており、
    前記マルチパス判定手段は、マルチパスが発生した旨の判定をしたときに、前記復調処理手段に指示を送って、前記FMステレオ復調処理によって得られる信号のチャンネルセパレーションを低下させることを特徴とするダイバーシティ受信機。
  7. 請求項4または5において、
    前記復調処理手段による復調処理にはFMステレオ復調処理が含まれており、
    前記マルチパス判定手段は、マルチパスが発生した旨の判定をしたときに、前記復調処理手段に指示を送って、前記FMステレオ復調処理によって得られる信号をモノラルにすることを特徴とするダイバーシティ受信機。
  8. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    所定の検出感度で隣接妨害発生の有無を判定するとともに、前記切替手段による設定内容に応じて隣接妨害発生の有無を判定する前記検出感度を変更する隣接妨害判定手段をさらに備えることを特徴とするダイバーシティ受信機。
  9. 請求項8において、
    前記複数のチューナ部のいずれかから出力される信号を前記復調処理手段による復調処理の対象とする設定が前記切替手段によってなされたときに、前記検出感度を上げることを特徴とするダイバーシティ受信機。
  10. 請求項8または9において、
    前記復調処理手段による復調処理の対象となる信号の帯域を可変する帯域可変手段をさらに備え、
    前記隣接妨害判定手段は、隣接妨害が発生した旨の判定をしたときに、前記帯域可変手段に指示を送って、帯域を狭くすることを特徴とするダイバーシティ受信機。
  11. 請求項1〜10のいずれかにおいて、
    強電界状態であるか否かを判定する強電界判定手段をさらに備え、
    前記切替手段は、前記強電界判定手段によって強電界状態でない旨の判定がなされたときに、前記合成手段から出力される信号を前記復調処理手段による復調処理の対象として設定し、強電界状態である旨の判定がなされたときに、前記複数のチューナ部のいずれかから出力される信号を前記復調処理手段による復調処理の対象として設定することを特徴とするダイバーシティ受信機。
  12. 請求項11において、
    前記チューナ部には、前記アンテナを通して入力された信号の中から同調周波数近傍の周波数成分を通過させる同調回路と、前記同調回路に入力する信号の利得を制御電圧を可変することにより制御する自動利得制御回路とが含まれており、
    前記強電界判定手段は、前記制御電圧の値に応じて強電界状態であるか否かを判定することを特徴とするダイバーシティ受信機。
  13. 請求項1〜12のいずれかにおいて、
    FM放送波を受信して前記復調処理手段によってFM復調およびステレオ復調を行うことによりオーディオ信号を再生することを特徴とするダイバーシティ受信機。
  14. 請求項1〜12のいずれかにおいて、
    車両に搭載されていることを特徴とするダイバーシティ受信機。
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