JP4625369B2 - 商品陳列什器 - Google Patents

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Description

本発明は、スーパーマーケットやデパートの食品売場等で使用される商品陳列什器に関し、特に果物や野菜を山積み陳列するための什器に関する。
左右1対の支柱および上下の横連結材により形成される方形枠の前方に、支柱前面の係止孔に係止されたブラケットによって、商品陳列用の棚板を支持してなる商品陳列什器は、公知公用である。また、本願出願人は、特許文献1に記載されるように、左右1対の支柱の前面下端に、前方を向くベース脚を設け、このベース脚の前端に、前記支柱よりも短寸の補助支柱を立設し、商品陳列板の後端部を、前記支柱の前面に設けられた係止孔に係止された支持金具により支持するとともに、前端部を前記補助支柱の上端により支持するようにした商品陳列什器について提案している。
一方、果物や野菜の鮮度維持のために、クローズドタイプのショーケース内を冷蔵室として、陳列棚等を設けた鮮度維持専用のショーケースも公知である(たとえば、特許文献2)。
しかし、特許文献1に記載される商品陳列什器は、果物や野菜等の陳列商品の鮮度維持については、特に考慮されておらず、また特許文献2に記載されるショーケースは、鮮度維持専用としてクローズドタイプに製作されているため、コスト高になるとともに、汎用性に劣る。
特開2004−261283号公報 特開平11−206529号公報
本発明は、前記の現状に鑑み、従来の商品陳列什器を利用して、一部の部材の交換や追加だけで、果物や野菜等の鮮度維持を可能とし、かつメンテナンスが容易な商品陳列什器を、安価に提供することを目的とする。
上記課題は、特許請求の範囲における各請求項に示すように、下記の構成を備える発明によって解決される。
(1) 左右1対の支柱および上下の横連結材により形成される方形枠内に、前後に離間させて、前面板および後面板を保持するとともに、左右の支柱に設けた係止孔に係止した左右1対の支持金具により、商品陳列板を支持し、かつ前記前面板における、商品陳列板の上方および下方の位置に、それぞれ上部開口部、下部開口部を形成して、前面板と後面板間に形成される空間を通風路とし、さらに、後面を開口させた箱体の中に、光触媒除菌付与器具と送風用ファンとを内蔵させて構成した光触媒ユニットを、前記前面板の前方に、前記箱体の下端を支点として前方に回動しうるように取付けることにより着脱可能として設け、かつ使用状態においては、箱体の開口した後面を、前面板に当接または近接させて下部開口部に連通させ、前方に回動させた状態においては、開口した後面からメンテナンス可能とした商品陳列什器とする。
(2) 上記(1)項において、左右1対の支柱の下端に、前方を向くベース脚を設け、このベース脚の前端に、前記支柱よりも短寸の補助支柱を立設し、商品陳列板の後端部を、前記支柱の前面に設けられた係止孔に係止された支持金具により支持するととともに、前端部を前記補助支柱の上端により支持する。
() 上記(1)または(2)項において、箱体の上部に通孔と送風用ファンを設けるとともに、光触媒除菌付与器具を、光触媒膜が塗布されたフィルターと、光触媒励起用蛍光灯とにより構成し、箱体の開口された後面を当接または近接させる前面板に、フィルター支持部材を設け、かつフィルターの下方において下部開口部と連通させる。
本発明によると、次のような効果が奏せられる。
請求項1記載の発明によれば、左右1対の支柱および上下の横連結材により形成される方形枠内に、背面板が設けられ、左右の支柱の前面に設けられた係止孔に係止された左右1対の支持金具により支持される商品陳列板を有してなる従来の商品陳列什器において、背面板を本発明における後面板として用い、この後面板に対して前方に前面板を離間して設け、この前面板における、商品陳列板の上方および下方の位置に、それぞれ上部開口部、下部開口部を形成し、この下部開口部に連通させて、光触媒ユニットを設けるだけで、従来の商品陳列什器を利用して、簡単に、果物や野菜等の鮮度維持が可能な本発明の商品陳列什器を、安価に得ることができる。また、光触媒ユニットが着脱可能に設けてあるため、光触媒ユニットを取り外して容易にメンテナンスを行うことができる。
さらに、箱体を前方に回動させて、箱体における開口した後面から、触媒フィルターや光触媒励起用蛍光灯などの交換、ならびにメンテナンスを容易に行うことができる。
メンテナンス後は、箱体を回動させて元の状態に戻すだけの簡単な操作で、再度、使用に供することができる。
請求項2記載の発明によれば、左右1対の支柱の前面下端に、前方を向くベース脚が設けられ、このベース脚の前端に、前記支柱よりも短寸の補助支柱が立設されており、商品陳列板の後端部が、前記支柱の前面に設けられた係止孔に係止された支持金具により支持されるとともに、前端部が前記補助支柱の上端により支持されるようになっている従来の商品陳列什器を利用して、請求項1記載の発明における効果について記載したと同様に、部品の追加等により、簡単に本発明の商品陳列什器を、安価に得ることができ、かつ光触媒ユニットを取り外して容易にメンテナンスを行うことができる。
請求項記載の発明によれば、フィルター支持部材により、フィルターが良好に支持されるとともに、フィルターの後端縁と前面板部材の前面との間隙を空気が通過するのを防ぎ、ファンによって吸引された空気の全量が前記フィルターを通過して、良好な除菌機能が付与されるようにすることができる。
図1は、本発明の商品陳列什器の斜視図、図2は、図1に示した商品陳列什器の分解斜視図、図3は、同じく、縦断側面図である。
図2に示すように、商品陳列什器は、左右1対の支柱(1)(1)と、その上下端を連結する横連結材(2)(3)とにより形成される方形枠を備え、左右の支柱(1)(1)の下端には、それぞれ前方を向くベース脚(4)(4)が設けられている。各ベース脚(4)の下面の前後端には、キャスター(5)(5)が取付けられている。各ベース脚(4)の前端には、前記支柱(1)よりも短寸の補助支柱(6)が立設されている。
支柱(1)は、角筒状をなし、その前面には、上下方向を向く左右2列のスリット状の係止孔(7)が、等間隔に多数列設されている。
この係止孔(7)には、支持金具(8)の後端のフック(図示省略)を係止して、支持金具(8)が支柱(1)に固定され、この左右1対の支持金具(8)(8)により、商品陳列板(9)の後端部(9a)が支持されている。商品陳列板(9)の前端部(9b)は、左右1対のベース脚(4)(4)の前端に立設された補助支柱(6)(6)の上端(6a)により支持されている。
商品陳列板(9)には、多数の通風孔(9c)が穿設され、かつ、その前端には、商品落下防止用のフェンス(10)が立設されている。
商品陳列板(9)の傾斜角度は、その後端部(9a)を支持する支持金具(8)(8)の高さ位置を、支柱(1)における多数の係止孔(7)の中から種々選択することにより、容易に変更することができる。
左右の支柱(1)(1)における対向面(1a)には、それぞれ側サッシ(11)が取付けられている。側サッシ(11)は、支柱(1)との対向面に、上下に複数設けられた係合片(11a)を、支柱(1)の対向面(1a)に、上下に複数設けられた係合孔(1b)に係合させることによって、支柱(1)に取付けられている。
左右の側サッシ(11)(11)の内側面(11b)における前後縁には、上下方向の嵌合溝(12a)(12b)が設けられている。
下部横連結材(3)の上面の前後縁には、左右方向の嵌合溝(3a)(3b)が設けられている。下部横連結材(3)は、その左右端に設けられた係合片(3c)(3c)を、左右の支柱(1)(1)における対向面(1a)の下端に設けられた係合孔(1c)に係合させることによって、支柱(1)(1)に取付けられている。
左右1対の側サッシ(11)(11)における前部嵌合溝(12a)、および下部横連結材(3)における前部嵌合溝(3a)に、それぞれ前面板(13)の左右縁、および下端を嵌合し、同様に、側サッシ(11)(11)と下部横連結材(3)の後部嵌合溝(12b)(3b)に、後面板(14)の左右縁、および下縁を嵌合することにより、前面板(13)と後面板(14)とは、左右1対の支柱(1)(1)と上下の横連結材(2)(3)により形成される方形枠内に取付けられている。なお、前面板(13)は、符号(13a)〜(13d)で示す4枚の前面板部材に分割されている。
上部横連結材(2)は、その左右端に設けられた係合片(2a)(2a)を、左右の支柱(1)(1)における対向面(1a)の上端から下向きに切り込んだ係合部(1d)に上方から係合させることにより、支柱(1)(1)に取付けられている。支柱(1)(1)の上端開口は、支柱キャップ(15)により閉塞されている。
前面板(13)を構成する4枚の板部材(13a)〜(13d)のうち、最下部の板部材(13a)における下部には、左右方向を向く長方形状の下部開口部(16)が設けられている。
この下部開口部(16)の前方には、光触媒除菌付与機能および送風機能を有する光触媒ユニット(17)が設けられている。
図4は、商品陳列什器における光触媒ユニット(17)付近を示す要部拡大斜視図であり、光触媒ユニット(17)を少し前方に傾けた状態を示す。
図2〜図4に示すように、光触媒ユニット(17)は、左右の支柱(1)(1)間の長さより、やや短い左右幅を有し、商品陳列板(9)の下面と、光触媒ユニット(17)の上面との間に、若干の間隔が存在する程度の高さを有する、後面が開口した箱体(18)の中に、光触媒除菌付与器具(19)と送風のためのファン(20)とを内蔵させて形成されている。光触媒除菌付与器具(19)は、箱体(18)を形成する前板(18a)の後面における上下方向の中央に取付けられた光触媒励起用蛍光灯(19a)と、その上下に取付けられた酸化チタン等の光触媒膜が塗布されたフィルター(19b)(19b)とよりなっている。
光触媒励起用蛍光灯(19a)から発せられる紫外光により、フィルター(19b)における酸化チタン等の光触媒膜が、電子・ホール対を発生し、空気中の酸素や水分と反応して、活性種と呼ばれる物質を作り、この活性種の強力な酸化力により、空気中の菌類の細胞膜などの有機物は分解される。
箱体(18)の上板(18b)には、左右方向に3個の円状通孔(18c)が穿設され、上板(18b)の下面における、前記各円状通孔(18c)の位置には、それぞれファン(20)が取付けられている。
光触媒ユニット(17)の箱体(18)は、左右のベース脚(4)(4)の上面における後端部間に掛け渡して取付けられた台板(21)に、箱体(18)の前板(18a)における下端に、左右方向に2個取付けられた蝶番(22)(22)を用いて、箱体(18)が、図3において、仮想線で示すように、前方に回動しうるように取付けられている。
光触媒ユニット(17)の触媒フィルター(19b)等の交換は、次のようにして行う。
光触媒ユニット(17)の前方には、下部にキャスター(27a)を設けた箱状のストッカー(27)が配設されている。
まず、ストッカー(27)を手前に引き出す。次に、箱体(18)における前板(18a)の上端に取付けられている取手(23)を掴んで、前記仮想線で示す位置まで回動させ、取手(23)を床面に当接させる。この状態で、箱体(18)における開口された後面側から、触媒フィルター(19b)や光触媒励起用蛍光灯(19a)などの交換、ならびにメンテナンスを容易に行うことができる。
図2,図4に示すように、最下部の前面板部材(13a)の前面には、光触媒ユニット(17)における上下のフィルター(19b)(19b)の各後端縁を支持するフィルター支持部材(19c)(19c)が設けられている。このフィルター支持部材(19c)は、フィルター(19b)を支持するとともに、フィルター(19b)の後端縁と前面板部材(13a)の前面との間隙を空気が通過するのを防ぎ、ファン(20)によって吸引された空気の全量が、これらのフィルター(19b)(19b)を良好に通過するようにする作用をなしている。
前面板(13)の上部には、上部開口部(24)が設けられている。図5は、上部開口部(24)付近を拡大した要部斜視図である。図2,図3および図5に示すように、上部開口部(24)は、吹出口ダクト(25)を利用して形成されている。
図6は、吹出口ダクト(25)の拡大斜視図である。図6に示すように、吹出口ダクト(25)は、前面板(13)とほぼ同じ左右幅を有する後部天板(25a)、前部天板(25c)、前部底板(25f)、背面板(25b)、および左右の側板(25e)(25e)とにより構成されている。
後部天板(25a)は、前面板(13)と後面板(14)間の前後間隔とほぼ同じ前後幅を有する左右方向の水平板からなり、この後縁には、背面板(25b)が垂設され、前縁には、前部天板(25c)が、やや前下がりに傾斜して連設されている。後部天板(25a)の上面前縁には、上向きコ字状アングル材(25d)が左右方向に取付けられている。
これら後部天板(25a)、背面板(25b)、前部天板(25c)の左右端には、側板(25e)が設けられ、側板(25e)の下端前部には、前部底板(25f)が取付けられている。
前部底板(25f)における、前記上向きアングル材(25d)の真下に位置する後縁には、下向きコ字状アングル材(25g)が左右方向に取付けられている。
後部天板(25a)の下方は、開口しており、前部天板(25c)と前部底板(25f)により、前向きの吹出口(25h)が形成されている。前部天板(25c)がやや前下がりに傾斜しており、かつ前部底板(25f)が前部天板(25c)よりも、前後方向の幅が短かく、吹出口(25h)は、前方下向きとなっている。
吹出口ダクト(25)を、前面板(13)に取付けるには、次のようにする。
まず、左右の側サッシ(11)(11)の前部嵌合溝(12a)に、左右縁が嵌合されて、左右の支柱(1)(1)間に取付けられている最下部の前面板部材(13a)の上端縁に、吹出口ダクト(25)における下向きコ字状アングル材(25g)の凹溝を嵌合する。
次いで、同じく、左右の側サッシ(11)(11)の前部嵌合溝(12a)に、左右縁が嵌合されている下側から2枚目の前面板部材(13b)の下端縁を、吹出口ダクト(25)における上向きコ字状アングル材(25d)の凹溝内に嵌合する。このようにして、吹出口ダクト(25)は、両前面板部材(13a)(13b)間に安定的に取付けられる。
吹出口ダクト(25)の位置を高くしたい場合には、前記前面板部材(13a)(13b)間から吹出口ダクト(25)を取り外し、同様にして、上方の2枚の前面板部材(13b)(13c)間に取付け換えることにより、簡単に吹出口ダクト(25)の高さ位置を変更することができる。
支柱(1)、ベース脚(4)、補助支柱(6)からなる左右1対の側フレームの外側面には、側面板(26)(26)が取付けられている。
光触媒励起用蛍光灯(19a)とフィルター(19b)からなる光触媒除菌付与器具(19)によって、除菌機能を付与された空気は、次のようにして循環する。すなわち、図3において矢印で示すように、光触媒ユニット(17)におけるファン(20)によって、空気が箱体(18)内に吸引されて、上下の両フィルター(19b)(19b)を通過することにより、除菌機能を付与され、次いで、箱体(18)の後面開口は、前面板(13)の下部開口部(16)に連通しているため、この下部開口部(16)から、前面板(13)と後面板(14)間の通風路内に送られる。
次いで、前記通風路内を上昇した空気は、吹出口ダクト(25)における後部天板(25a)と前部天板(25c)とが導風板として作用し、上部開口部(24)である、前方の吹出口(25h)から、前方下向きに吹出されて、商品陳列板(9)上に陳列された商品(28)(図3において仮想線で示す)に接触して、同時に除菌を行う。
除菌作用によって除菌機能が低下し、汚染された空気は、商品陳列板(9)に穿設されている通風孔(9c)(図2参照)を通った後、再び、光触媒ユニット(17)内に吸引され、以下、同様にして循環が繰り返され、商品に対する継続した除菌がなされる。そのため、果物や野菜等の鮮度を良好に維持することができる。
また、前面板(13)および後面板(14)に、断熱板を用いるとともに、光触媒ユニット(17)を、光触媒除菌付与機能、送風機能に加えて冷却機能を付加したものとすることにより、一層、果物や野菜等の鮮度を長時間に亘って維持することが可能である。
ストッカー(27)は、商品陳列板(9)上に陳列された商品(28)が、販売により減少したときに補充するための予備の商品等を貯蔵しておくためのものであるが、光触媒ユニット(17)により、光触媒除菌機能を付与された空気は、商品陳列板(9)の通風孔(9c)を通過した後、ファン(20)によって吸引され、再び光触媒ユニット(17)内に戻る過程において、ストッカー(27)に貯蔵されている商品の除菌にも有効に作用する。
ストッカー(27)の前板(27b)の上端(27c)の位置を高くし、商品陳列板(9)の下面との間の間隙を少なくするとともに、前記前板(27b)の左右幅を、左右の補助支柱(6)(6)間の間隔幅とほぼ同じか、あるいはそれよりもやや大きくすることにより、支柱(1)、ベース脚(4)、補助支柱(6)からなる左右1対の側フレームの外側面に設けた側面板(26)(26)の作用と相俟って、商品陳列板(9)の下方の空間を実質的に閉空間となし、外部からの空気の流入を可及的に防ぎ、光触媒ユニット(17)のファン(20)による商品陳列板(9)の通風孔(9c)からの吸引力を高めて、図3において矢印で示す光触媒ユニット(17)、下部開口部(16)、前面板(13)と後面板(14)間の通風路、上部開口部(24)、商品(28)、商品陳列板(9)の通風孔(9c)および光触媒ユニット(17)からなる、光触媒除菌機能を有する空気の循環経路の循環効率を向上させることができる。特に、ストッカー(25)における後板(27e)の上端を、前板(27b)の上端よりも高さを低くするとともに、後板(27e)の上端とほぼ同じ高さの位置に、ストッカー(25)の蓋板(27f)を設け、この蓋板(27f)と、商品陳列板(9)との間に、通風路を形成することにより、前記空気の循環経路の循環が一層円滑になされる。
また、前記蓋板(27f)に通風孔(27g)(図2参照)を設けておくことにより、ストッカー(27)内に貯蔵されている商品の除菌を有効に行わせることができる。
なお、前記の実施形態では、光触媒ユニット(17)から、前面板(13)と後面板(14)間の通風路を経由して、上部開口部(24)から、商品(28)に向けて空気を吹出す実施例を示したが、光触媒ユニット(17)より、商品陳列板(9)の下方から、光触媒機能を付与された空気を、直接商品(28)に吹付けるようにしてもよい。
本発明の商品陳列什器の斜視図である。 図1に示した商品陳列什器の分解斜視図である。 同じく、商品陳列什器の縦断側面図である。 商品陳列什器の光触媒ユニット付近を示す要部拡大斜視図であり、光触媒ユニットを少し前方に傾けた状態を示す。 商品陳列什器における上部開口部付近を示す要部拡大斜視図である。 吹出口ダクトの拡大斜視図である。
(1)支柱
(1a)対向面
(1b)(1c)係合孔
(1d)係合部
(2)上部横連結材
(2a)係合片
(3)下部横連結材
(3a)(3b)嵌合溝
(3c)係合片
(4)ベース脚
(5)キャスター
(6)補助支柱
(6a)上端
(7)係止孔
(8)支持金具
(9)商品陳列板
(9a)後端部
(9b)前端部
(9c)通風孔
(10)フェンス
(11)側サッシ
(11a)係合片
(11b)内側面
(12a)(12b)嵌合溝
(13)前面板
(13a)〜(13d)板部材
(14)後面板
(15)支柱キャップ
(16)下部開口部
(17)光触媒ユニット
(18)箱体
(18a)前板
(18b)上板
(18c)円状通孔
(19)光触媒除菌付与器具
(19a)光触媒励起用蛍光灯
(19b)フィルター
(19c)フィルター支持部材
(20)ファン
(21)台板
(22)蝶番
(23)取手
(24)上部開口部
(25)吹出口ダクト
(25a)後部天板
(25b)背面板
(25c)前部天板
(25d)上向きコ字状アングル材
(25e)側板
(25f)前部底板
(25g)下向きコ字状アングル材
(25h)吹出口
(26)側面板
(27)ストッカー
(27a)キャスター
(27b)前板
(27c)上端
(27d)取手
(27e)後板
(27f)蓋板
(27g)通風孔
(28)商品

Claims (3)

  1. 左右1対の支柱および上下の横連結材により形成される方形枠内に、前後に離間させて、前面板および後面板を保持するとともに、左右の支柱に設けた係止孔に係止した左右1対の支持金具により、商品陳列板を支持し、かつ前記前面板における、商品陳列板の上方および下方の位置に、それぞれ上部開口部、下部開口部を形成して、前面板と後面板間に形成される空間を通風路とし、さらに、後面を開口させた箱体の中に、光触媒除菌付与器具と送風用ファンとを内蔵させて構成した光触媒ユニットを、前記前面板の前方に、前記箱体の下端を支点として前方に回動しうるように取付けることにより着脱可能として設け、かつ使用状態においては、箱体の開口した後面を、前面板に当接または近接させて下部開口部に連通させ、前方に回動させた状態においては、開口した後面からメンテナンス可能としたことを特徴とする商品陳列什器。
  2. 左右1対の支柱の下端に、前方を向くベース脚を設け、このベース脚の前端に、前記支柱よりも短寸の補助支柱を立設し、商品陳列板の後端部を、前記支柱の前面に設けられた係止孔に係止された支持金具により支持するととともに、前端部を前記補助支柱の上端により支持したことを特徴とする請求項1記載の商品陳列什器。
  3. 箱体の上部に通孔と送風用ファンを設けるとともに、光触媒除菌付与器具を、光触媒膜が塗布されたフィルターと、光触媒励起用蛍光灯とにより構成し、箱体の開口された後面を当接または近接させる前面板に、フィルター支持部材を設け、かつフィルターの下方において下部開口部と連通させたことを特徴とする請求項1または2記載の商品陳列什器。
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