JP4625314B2 - 画像形成装置及び作像プロセス機器の情報の記録方法 - Google Patents

画像形成装置及び作像プロセス機器の情報の記録方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置及び作像プロセス機器の情報の記録方法に関し、特に、不揮発性メモリを有する作像プロセス機器を着脱可能な画像形成装置及び前記画像形成装置における作像プロセス機器の情報の記録方法に関する。
複写機の感光体に顕像を形成する作像機器を、本体に対して着脱容易に構成したプロセスカートリッジ(作像プロセス機器)には、ICタグが搭載されることが多くなってきている。ICタグは、データ(例えばID)の読み出しばかりでなく、プロセス条件,使用履歴,故障履歴,使用環境などを蓄積できるようにもなった。
例えば、特許文献1には、着脱可能なプロセスカートリッジに設けた不揮発性メモリに、使用履歴、プロセス条件等のデータの書き込み/読み出しを行う制御回路と、この制御回路とプリンタ本体の制御部間の通信内容を暗号化する伝送部とを有する画像形成装置に関する発明が記載されている。なお、当該画像形成装置では、原文と暗号キーとを用いて暗号文が生成されるが、暗号キーは暗号キーを生成しない制御回路からのデータ(各個体の固有の値等)を元に生成される。
特開2002−014576号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、本体とプリンタとの通信の暗号化について開示されているのみであり、不揮発性メモリに書き込まれるデータそのものの暗号化については考慮されていない。すなわち、第三者にプロセスカートリッジを抜き取られた場合、プロセスカートリッジ内の不揮発性メモリに保持されているデータが外部に漏洩したり、改ざんされたうえで再使用されたりすることが想定され得る。
したがって、プロセスカートリッジがリサイクル等のために流通した場合、不揮発性メモリ内のデータが容易に読み取られ、個人データ等が流出してしまうという問題が考えられる。また、リサイクルの際に悪意のある業者等が介在した場合は、プロセスカートリッジ内の寿命データ等が改ざんされ、新品同様と偽って販売される恐れがある等の問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、プロセスカートリッジ等の作像プロセス機器の不揮発性メモリに記録されている情報の漏洩や改ざんをより困難なものとすることのできる画像形成装置及び作像プロセス機器の情報の記録方法の提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、不揮発性メモリを有する作像プロセス機器を着脱可能な画像形成装置であって、前記不揮発性メモリに記録されている情報の少なくとも一部は暗号化されていることを特徴とする。
このような画像形成装置では、作像プロセス機器の不揮発性メモリに記録されている情報は暗号化されているため、当該情報の漏洩や改ざんをより困難なものとすることができる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、上記画像形成装置に装着され得る作像プロセス機器、又は上記画像形成装置における作像プロセス機器の情報の記録方法としてもよい。
本発明によれば、プロセスカートリッジ等の作像プロセス機器の不揮発性メモリに記録されている情報は暗号化されているため、当該情報の漏洩や改ざんをより困難なものとすることができる。
−第一の実施の形態−
図1に、本発明の一実施例の複合機能フルカラーデジタル複写機の外観を示す。このフルカラー複写機は、大略で、自動原稿送り装置(ADF)400と、操作ボード610と、カラースキャナ300と、カラープリンタ100(以下、単に「プリンタ100」という。)と、給紙バンク200の各ユニットで構成されている。機内のシステムコントローラ630(図3)には、パソコンPCが接続したLAN(Local Area Network)が接続されている。この複写機のシステムコントローラ630(図3)は、通信網(インターネット)に接続することができ、該通信網を介して、管理センタの管理サーバ500と通信してデータを交換することができる。また、機内のファクシミリコントローラFCU(図3)は、交換機PBXおよび公衆通信網PNを介して、ファクシミリ通信をすることが出来る。
図2に、図1に示す複写機の機構部の概要を示す。複写機のプリンタ100には、中央に、無端ベルトである中間転写ベルト10がある。中間転写ベルト10は、3つの支持ローラ14〜16に掛け廻されており、時計廻りに回動駆動される。第2の支持ローラ15の左に、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置17がある。
第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15との間の中間転写ベルト10には、その移動方向に沿って、ブラック(K),イエロー(Y),マゼンタ(M)およびシアン(C)の、作像プロセス機器である各色作像ユニットがあり、これらがフルカラー作像装置20を構成している。各色作像ユニットは、それぞれ個別に交換用にユニット化され、プリンタ本体に対して脱着可能に装着されている。各色作像ユニットには、感光体ドラム40、ならびに、該感光体ドラムを荷電する帯電器,潜像を現像する現像器,クリーニング装置およびその他の周辺機器でなる作像関連機器18がある。
作像装置20の上方には、各色作像ユニットの各感光体ドラムに画像形成のためのレーザ光を照射するレーザ露光装置21がある。これも作像プロセス機器であり、交換用にユニット化されている。
作像プロセス機器であり交換用にユニット化された中間転写ベルト10の下方には、作像プロセス機器であって交換用にユニット化された2次転写装置22がある。2次転写装置22は、2つのローラ23間に、無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡して、中間転写ベルト10を押し上げて第3の支持ローラ16に押当てるように配置したものである。この2次転写ベルト24は、中間転写ベルト10上の画像を、用紙上に転写する。2次転写装置22の横には、用紙上の転写画像を定着する定着装置25があり、トナー像が転写された用紙がそこに送り込まれる。
定着装置25も作像プロセス機器であって交換用にユニット化されている。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加熱,加圧ローラ27を押し当てたものである。2次転写装置22および定着装置25の下方に、表面に画像を形成した直後の用紙を、裏面にも画像を記録するために表裏を反転して送り出すシート反転装置28がある。このシート反転装置28も、作像プロセス機器であって、交換用にユニット化されている。
スタートスイッチが押されると、原稿自動搬送装置(ADF)400に原稿があるときは、それをコンタクトガラス32上に搬送してから、ADFに原稿が無いときにはコンタクトガラス32上に手置きの原稿を読むために直ちに、スキャナ300を駆動し、第1キャリッジ33および第2キャリッジ34を、読み取り走査駆動する。そして、第1キャリッジ33上の光源からコンタクトガラスに光を発射するとともに原稿面からの反射光を第1キャリッジ33上の第1ミラーで反射して第2キャリッジ34に向け、第2キャリッジ34上のミラーで反射して結像レンズ35を通して読取りセンサであるCCD36に結像する。CCD36で得た画像信号に基づいてK,Y,M,C各色記録データが生成される。
また、スタートスイッチが押されたときに、中間転写ベルト10の回動駆動が開始されるとともに、作像装置20の各作像ユニットの作像準備が開始され、そして各色作像ユニットの作像シーケンスが開始されて、各色作像ユニットに各色記録データに基づいて変調された露光レーザが投射され、各色作像プロセスにより、各色トナー像が中間転写ベルト10上に一枚の画像として、重ね転写される。このトナー画像の先端が2次転写装置22に進入するときに同時に先端が2次転写装置22に進入するようにタイミングをはかって用紙が2次転写装置22に送り込まれ、これにより中間転写ベルト10上のトナー像が用紙に転写する。トナー像が移った用紙は定着装置25に送り込まれ、そこでトナー像が用紙に定着する。
なお、上述の用紙は、給紙バンク200の給紙ローラ42の1つを選択回転駆動し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つからシートを繰り出し、分離ローラ45で1枚だけ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で搬送してプリンタ100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて止めてから、前述のタイミングで2次転写装置22に送り出されるものである。手差しトレイ51上に用紙を差し込んで給紙することもできる。ユーザが手差しトレイ51上に用紙を差し込んでいるときには、プリンタ100が給紙ローラ50を回転駆動して手差しトレイ51上のシートの一枚を分離して手差し給紙路53に引き込み、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
定着装置25で定着処理を受けて排出される用紙は、切換爪55で排出ローラ56に案内して排紙トレイ57上にスタックする。または、切換爪55でシート反転装置28に案内して、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出する。
一方、画像転写後の中間転写ベルト10上に残留する残留トナーは、中間転写体クリーニング装置17で除去し、再度の画像形成に備える。
図3に、図1に示す複写機の、画像読み取り,画像処理,画像蓄積および画像形成、のシステム構成を示す。カラー原稿スキャナ300の、原稿を光学的に読み取る読み取りユニット11は、原稿に対する原稿照明光源の走査を行い、SBU(センサボードユニット)のCCD36に原稿像を結像する。原稿像すなわち原稿に対する光照射の反射光をCCD36で光電変換してR,G,B画像信号を生成し、SBU上でRGB画像データに変換しかつシェーディング補正し、そして出力I/F(インターフェイス)12で画像データバスを介して画像データ処理器IPP(Image Processing Processor;以下では単にIPPと記述)に送出する。
IPPは、分離生成(画像が文字領域か写真領域かの判定:像域分離),地肌除去,スキャナガンマ変換,フィルタ,色補正,変倍,画像加工,プリンタガンマ変換および階調処理を行う。IPPは画像処理をおこなうプログラマブルな演算処理手段である。スキャナ300からIPPに転送された画像データは、IPPにて光学系およびデジタル信号への量子化に伴う信号劣化(スキャナ系の信号劣化)を補正され、フレームメモリ601に書き込まれる。
システムコントローラ630は、スキャナアプリケーション,ファクシミリアプリケーション,プリンタアプリケーションおよびコピーアプリケーション等の複数アプリケーションの機能を有し、システム全体の制御を行う。操作パネル制御装置631は、操作ボード610の入力を解読して本システムの設定とその状態内容を表示する装置である。画像データバス/制御コマンドバスは、画像データと制御コマンドが時分割で転送されるバスである。
システムコントローラ630のCPU605は、システムコントローラ630の制御を行う。ROM604にはシステムコントローラ630の制御プログラムが書かれている。RAM603は、CPU605が使用する作業用メモリである。NVRAM602は、不揮発性メモリであり、システム全体の情報の保管を行う。
外部機器通信制御606は、画像読み取り,画像蓄積或いは画像印刷を要求する外部機器(たとえば同種の複写機,画像スキャナ,パソコン,プリンタ,ファクシミリ)ならびに管理センタの管理サーバ500との通信制御を行うものであり、ネットワークに接続するための物理I/Fの制御を行う。ネットワーク接続された外部機器通信制御606がネットワークからデータを受信すると、電気的な信号より通信データの内容だけシステムI/F607に送る。システムI/F607では、規定されたプロトコルに従い受信データを論理変換しCPU605に送る。CPU605では、論理変換された受信データを判断し処理を行う。また、CPU605が、ネットワークにデータを送信する時は、受信とは逆の手順で、システムI/F607、外部機器通信制御606に送信データが伝達され、電気信号としてネットワーク上に送出される。
システムI/F607は、CPU605の命令によりシステム内で処理される、原稿読み取りデータ,ファクシミリ受信データ,パソコンのドキュメントデータ(印刷命令)の転送制御、ならびに、パソコンのドキュメントデータの印刷用のイメージデータ(画像データ)への変換と転送を行う。ワークメモリ600は、プリンタで使用する画像展開(ドキュメントデータからイメージデータへの変換)の作業用メモリである。フレームメモリ601は、電源が供給され続けている状態で即座に印刷される読み取り画像や書込み画像のイメージデータを、一時蓄える作業用メモリである。
HDDC650は、システムのアプリケーションプログラムならびにプリンタ100の作像プロセス機器の機器付勢情報を格納するアプリケーションデータベース、ならびに、読み取り画像や書き込み画像のイメージデータ、すなわち画像データ、ならびにドキュメントデータを蓄える画像データベースとして用いられるハードディスクHDDとそのコントローラである。イメージデータおよびドキュメントデータは、符号化されたりドットイメージであったりする。FIFOバッファメモリ609は、入力画像をフレームメモリ601へ書込む時のデータ転送速度変換を行う。すなわち、転送元と転送先のデータ送出/受入れタイミングの差,転送単位のデータ量の相違,転送速度差等を吸収するデータの一時蓄積を行い、転送元の転送タイミングおよび速度でデータを受け入れ、転送先の転送タイミングおよび速度でデータを送り出す。同様にFIFOバッファメモリ608は、フレームメモリ601の画像データを出力画像としてデータ転送する時の速度変換を行う。
メモリコントローラ610は、CPU605の制御なしにフレームメモリ601及び、HDDC650とバス間の画像の入出力をコントロールする。また、操作ボード610の入力装置614が受けたコマンドに応じて、フレームメモリ601を利用して、HDDCに蓄積している画像の編集,加工あるいは画像合成を行う。メモリコントローラ610は、HDDC650のHDDからワークメモリ600又はフレームメモリ601への画像情報の読出しと、おもに画像データアドレス変更操作による、転写紙に対する画像の印刷方向の変更,画像の回転,画像の組み合わせ編集と、画像データに対する濃度変換,画像トリミングおよび合成と、このように処理した画像情報のHDDへの書込みとによって、各種の画像加工および編集を行うことができる。画像の読み取り変倍は画像読み取りユニット624が行い、印刷変倍は画像書込みユニット623が行う。
CPU617は、操作ボード610の入出力制御を行う。すなわち、操作ボード610の入力読込みおよび表示出力を制御する。ROM616には、操作ボード610の制御プログラムが書かれている。RAM618は、CPU617で使用する作業用メモリである。入力装置614は、操作ボード610の入力キーおよび入力パネルを操作して使用者がシステム設定の入力を行う入力装置である。表示装置615は、操作ボード610にあって、使用者にシステムの設定内容,状態を表示するものであり、表示灯および表示パネルを含む。主走査及び副走査の基本倍率調整値は、システム調整工程でサンプル画像による倍率測定が行われ、操作パネル制御装置611により設定が行われる。
図2に示すプリンタ100の作像装置20の各色作像ユニット(K,Y,M,Cの4種),レーザ露光装置21,レジストローラ49,中間転写ベルト10,2次転写ベルト24,定着装置25およびシート反転装置28はそれぞれ、作像プロセス機器としてプリンタ本体に対して着脱可能にユニット化されて装着されている。各ユニットには、発受信回路81〜84,・・・(図3,図4)が一体に組み込まれている。なお、図4においては、複数の発受信回路(81〜84)、すなわち、複数の作像プロセス機器が表示されている。しかし、必ずしも複数の作像プロセス機器がプリンタ100に装着されている必要はなく、一つの作像プロセス機器のみを有するプリンタにおいても、本発明は有効に適用され得る。
図3を再度参照すると、これらの発受信回路81〜84,・・・が発信する管理情報を受信するリーダ/ライタモジュール70が、I/O70に接続されている。このI/O70は、プリンタ100内にあって作像プロセス機器の作像シーケンスを制御するプロセスコントローラ131に接続されている。プロセスコントローラ131は、RAM132に書込んだ制御プログラムならびに作像プロセス機器付勢パラメータおよびタイミングデータに基づいて、作像プロセス機器を付勢しあるいは動作を設定し、動作シーケンスを制御する。
各発受信回路81,82,83,・・・の管理チップ95(図4)の、不揮発メモリである管理メモリ98には、それを装備する作像プロセス機器の管理情報が暗号化して格納されている。管理情報は、全ユニットに共通の、機器ID(機種コード+個体コード,個体コード=ロット番号+製品番号),状態情報,使用実績値D,設定寿命値A,複写機のIDおよび所在地の他に、ユニット個別の特性情報を含む。2次転写ベルト24のユニットは、カラーの画像を形成する上で位置ずれの原因等、精度の高い制御が必要である。この制御を行うための基礎データとして、ベルトの厚み、抵抗値等の特性をあらわす特性情報を、特定の区間で区切り、区間宛てに管理メモリ98に書込んでいる。感光体ドラムおよびその周辺のプロセス機器を1ユニットにした各色作像ユニットの特性情報は、感光体特性,帯電ローラ特性および現像特性を含む。レジストローラ49のユニットの特性情報は、接地型かバイアス型かの特性識別情報と、バイアス型の場合には、バイアス電圧を定める指標となる特性(ローラ抵抗,表面抵抗等)を含む。中間転写ベルト10のユニットの特性情報は、各色転写ローラ又は転写ブレードの転写特性を含む。定着装置25のユニットの特性情報は、定着特性(定着温度/電源電圧/環境温度)を含む。
図4に、作像プロセス機器に組み込まれた発受信回路81〜84,・・・から、図3に示すシステムコントローラ630までの、ユニット管理情報伝送系の概要を示す。1つの発受信回路81には、超小型無線管理チップ95と、それに動作電圧を与えるための、受電コイル91,整流平滑回路93および定電圧回路94がある。受電コイル91はユニットケースの端面にあり、プリンタ本体側の給電コイル77aとの磁気結合が密になるように、磁性体コアに巻回されている。受電コイル91には、整流平滑回路93が接続されている。
プリンタ本体には、発受信回路81を装備した作像プロセス機器が装着されたときに前記受電コイル91が対向する位置に、給電コイル77aが配設されており、作像プロセス機器がプリンタ本体に装着されているときには、受電コイル91が接するほどの近距離で給電コイル77aに対向する。他のユニットにも発受信回路81と同一仕様の発受信回路82,83,84,・・・が備わっており、それらのユニットがプリンタ本体に装着されたときに各発受信回路の各受電コイルに対向する給電コイル77b,77c,77d,・・・がプリンタ本体に配設されている。
給電コイル77a〜77d,・・・は、選択接続回路76の第1〜第Npdの入出力ポートの各ポートに接続されている。システムコントローラ630がプロセスコントローラ131に、状態読取を指示すると、プロセスコントローラ131は、開閉スイッチ回路73を閉じる。そして、選択接続回路76を入出力ポート0から第1ポートへの電圧出力に切換えて第1ポートに結合されたユニットの発受信回路81に対するデータ転送を終えると、第2ポートへの電圧出力に切換えて、第2ポートでのデータ転送を終えると第3ポートへの電圧出力に切換えるという具合に、第Npdポートまで電圧出力を切換えてデータ転送をしてから、開閉スイッチ回路73を開く。
開閉スイッチ回路73を閉じている間、交流電圧発生器74が交流電圧を発生し、これによって第1番の給電コイル77aに交流電流が流れ、交流磁界が発生する。この交流磁界によって、発受信回路81の受電コイル91に交流電流が誘起されて、整流平滑回路93の平滑コンデンサを充電する。平滑コンデンサの充電電圧が所定値に達してから定電圧回路94が管理チップ95への電圧印加を開始する。
発受信回路81,82,83,・・・には、通信信号送信用の発光ダイオードと受信用のフォトトランジスタを対にした送受信端99があって、受電コイル91と並んでおり、これに対応する同様な送受信端78aがプリンタ本体にあって、送電コイル77aと並んでいる。作像プロセス機器の送受信端99とプリンタ本体側の送受信端78aとは、送信用および受信用あわせて2対のフォトカプラを構成する。すなわち無線通信の中の光通信を行うものとした。
但し、作像プロセス機器とプリンタ本体側との通信は、必ずしも無線である必要はなく、例えば、一般的に行われているように、コネクタ等により両者を直接接続してもよい。
プロセスコントローラ131は、読み出し命令又は書込み命令を管理チップ95に送信する。管理チップ95は、読み出し命令に応答してその内部の不揮発メモリである管理メモリ98のデータを読み出してプロセスコントローラ131に送出し、また、書込み命令に応答してプロセスコントローラ131が送り込んでくるデータを管理メモリ98に更新書込みする。
プロセスコントローラ131は、第1ポート(に通信結合しているユニット)に対する管理データの読み書きを終えると、今度は、選択接続回路76を第1ポートから第2ポートへの電圧出力とデータ転送接続に切換えて、発受信回路82に対してデータの送受信を行う。
プロセスコントローラ131は、このような作像プロセス機器に対するデータ転送(管理メモリ98の読み書き)を、選択接続回路76の、データ読み書きに設定された最後の、第Npd番の入出力ポートまで行い、これを終了すると、スイッチ73を開に戻す。
各発受信回路81,82,83,・・・の管理チップ95の管理メモリ98には、管理テーブルTpが格納されている。管理テーブルTpのデータが、この実施例では、前述の、機器ID(機種コード+個体コード,個体コード=ロット番号+製品番号),状態情報,使用実績値D,設定寿命値A,複写機のID,所在地およびユニット個別の特性情報でなる管理情報であり、暗号化されている。また、管理情報には、作像プロセス機器の使用条件等も含まれ得る。例えば、転写電圧値、現像バイアス値、及び帯電電圧値等の条件値としての最適値や、感光体の経時劣化情報及びトナー残量情報等の使用している間に経時変化していく情報も暗号化されて管理情報に含まれ得る。
状態情報は、新品,使用中,故障および寿命のいずれかを表わすものである。使用実績値Dは、使用回数=印刷枚数を表すものであり、設定寿命値Aは、使用環境対応の設計上の寿命値である。
プリンタ100の不揮発メモリ133bには、選択接続回路76の各ポートNo.1〜Npdに接続された各作像プロセス機器の使用管理データを書込んだ登録テーブルTmが有る。登録テーブルTmの各ポートNo.1〜Npd宛てのデータは、この実施例では、そこに結合されたユニットの機器IDと、使用中,故障および寿命のいずれかを表わす状態情報と、使用実績値d(使用回数=印刷枚数)と、割当寿命値eである。不揮発メモリ133bにはまた、操作ボード610から入力された暗号キー(暗号コード)が登録されている。不揮発メモリ133bとともに暗号化装置133cおよび復号化装置133dがバスSbに接続されている。暗号化装置133cは、与えられる管理情報を暗号キーを用いて暗号化し、復号化装置133dは与えられる暗号化管理情報を暗号キーを用いて管理情報に復号する。
なお、暗号キーについては、例えば、プリンタ100内に、各プリンタ固有の暗号キーを内蔵させておいてもよい。または、ネットワークを介して取得するようにしてもよい。この場合、ユーザは、操作ボード610から暗号キーを入力する必要はない。但し、セキュリティ上の観点よりプリンタ100内に保持されている暗号キーの利用(すなわち、作像プロセス機器の管理メモリに対する暗号化データの書き込みや、管理メモリに保持されている暗号化データの復号化等の操作)を制限するために、例えば、暗号キーの入力に代えて、パスワードの入力等、所定の認証をクリアしたユーザに対してのみ、暗号キーの利用を許可するようにしてもよい。具他的には、保守点検の際のサービスマンが使用するサービスモードになっている場合にのみ、暗号キーの利用を許可するといった具合である。
−復号化処理−
プロセスコントローラ131は、各発受信回路81,82,83,・・・の管理チップ95の管理メモリ98の暗号化した管理情報を読出すときには、不揮発メモリ133bから暗号キーを読み出して復号化装置133dにロードし、管理メモリ98の暗号化した管理情報の転送先を復号化装置133dとし、復号化装置133dが暗号キーを用いて復号化した管理情報をプロセスコントローラ131に読み込む。これが、本実施例での管理情報の復号化処理である。プロセスコントローラ131は、復号化した管理情報は、システムコントローラ630に転送する。
−暗号化処理−
管理メモリ98に管理情報を書き込むときには、プロセスコントローラ131は、不揮発メモリ133bから暗号キーを読み出して暗号化装置133cにロードし、管理情報の転送先を暗号化装置133cとし、暗号化装置133cが暗号化した管理情報を読み込む。これが、本実施例での管理情報の暗号化処理である。暗号化した管理情報は、メモリ98に書き込む。
新品のプリンタ100がユーザに提供されるときには、原則として、各作像プロセス機器の管理テーブルTpの状態情報は新品、使用実績値D=0,設定寿命値A=出荷時の設計上の寿命値であり、登録テーブルTmの各ポート宛ての状態情報は使用中、使用実績値d=0,割当寿命値e=設定寿命値Aである。ただし、設定寿命値Aは、作像プロセス機器ごとに定められたものであり、作像プロセス機器ごとに異なるが、第iポートに結合された作像プロセス機器の管理テーブルTpの設定寿命値Aと、登録テーブルTmに第iポート宛てに登録された割当寿命値eとは、同一である。
図5および図6に、システムコントローラ630(のCPU605)の制御動作の概要を示す。まず図5を参照すると、自身に動作電圧が印加されるとシステムコントローラ630は、出力ポ−トのクリア,RAM603の初期化等を行ない(2)、操作ボード610の液晶タッチパネルに「お待ち下さい!」を表示してプリントキーの赤ランプを点灯する(ステップ1&2)。 以下、カッコ内には、ステップという語を省略して、ステップNo.数字のみを記す。
次にシステムコントローラ630は、装置各部の状態を読み取り、異常検出を行なう(3)。以下においては、異常およびメンテ要の事項を、一括して異常等と表現する。電源オフの間に、作像プロセス機器の交換がありえるので、それがあったかを確認するために、各部状態読み取り(3)では、図7に示す「ユニット情報の読み取り」(3a)を実行するが、その内容は、図7を参照して後述する。各部状態読み取り(3)で、装置に異常又はメンテ要(用紙補充要,ユニット交換用,給紙カセット切り換え等々)があると、メンテ要請通知を行なうとの登録(通知登録)があるかをチェックして(20)、それが無いときには、異常等の表示或いはメンテ要の内容をセットして表示する(21)。
異常等が修復されて準備ル−プを抜けると異常等の表示をリセットする(6)。通知登録があったときには、図6を参照すると、該異常等がNVRAM602の1領域に割り当てたメンテ要請項目テ−ブルに登録された異常等であるかをチェックして(22)、登録があるものであると、管理サーバ500への通知情報を編集して(24)、管理センタの管理サーバ500に送信する(25)。そして異常等の表示をセットする(21)。
異常等が無かったときには、標準モ−ドにおけるコピー処理の初期条件として、コピー枚数:1,自動濃度,自動用紙選択,等倍を設定する(7)。そして表示装置615に「コピーできます」を表示し、スタ−トキーの赤ランプ表示に換えて緑ランプを点灯して、複写,プリントレディをセットする(8)。そして、HDDの画像メモリ領域に、出力すべき画像デ−タがあるかをチェックし(9)、無いと、ホストPCからの印刷コマンドおよび操作ボード610の入力ならびに管理サーバ500からの送信を待つ(10〜13)。ここで、複写入力があると、それを読込み、入力対応の処理(複写条件の設定)を行なう(13)。
「操作ボ−ド読取」(11)でスタ−トキーの押下を検知するとシステムコントローラ630は、「コピー出力処理」(14)に進む(12−14)。「コピー出力処理」(14)の概要は、一般のコピー処理と同様である。原稿コピーを終了すると、システムコントローラ630は、ステップ9〜13のチェックを行なう。ホストPCから印刷コマンドを受けるとシステムコントローラ630は、「P出力処理」(プリンタ出力処理)(15)に進む(10−15)。「P出力処理」(15)の概要は、一般のプリンタ出力処理と同様である。プリント出力を終了すると、システムコントローラ630は、ステップ9〜13のチェックを行なう。
上述の「コピー出力処理」(14)又は「P出力処理」(15)を行なっているときに、他の印刷コマンドを受けたときには、システムコントローラ630は、印刷コマンドおよびプリントドキュメントデ−タをハードディスクHDDに蓄積する。また、「P出力処理」(15)を行なっているときにコピースタートキーの押下があると、ADF400およびスキャナ300を駆動して原稿画像デ−タをハードディスクHDDの画像メモリ領域に蓄積する。そして、現行の「コピー出力処理」(14)又は「P出力処理」(15)を終えると、ハードディスクHDDの蓄積デ−タを書込みが早いものから順次に読出して、「コピー出力処理」(14)又は「P出力処理」(15)にて順次に印刷出力する(9−16−14/15)。
「コピー出力処理」(14)又は「P出力処理」(15)を実行している間、ならびにそれを終了し待機しているときに、プロセスコントローラ131が状態読取を行ない(17)、異常等を認識すると、これをシステムコントローラ630に報知し、これに応答してシステムコントローラ630がメンテ交信テ−ブルの「サ−ビスセンタに通知」の項に「1」(通知登録あり)があるかをチェックする(20)。
図6も参照すると、「1」(通知登録あり)があると、今回認知した異常等が、メンテ要請項目テ−ブルに登録(指定)されたものであるかをチェックする(22)。メンテ要請項目テ−ブルに登録された異常等であると、それがすでに管理サ−バ500に通知済かをチェックして(23)、未通知であると、メンテ交信テーブル上の複写機(対象機)ID(回線番号)および管理者ID(E-Mailアドレス又は回線番号)、該異常等を表わすデ−タを、送信情報フレ−ムに編集して(24)、管理センタの管理サ−バ500と交信して、該送信情報フレ−ムを管理サ−バ500に送信する。すなわち、メンテ要請通知を行なう。その後システムコントローラ630は、「各部状態読取」(図5の17)で、管理サ−バ500からの返信を認知する。
図7に、「各部状態読み取り」(3)で実行する「ユニット情報の読み取り」(3a)の概要を示す。ここでシステムコントローラ630は、プロセスコントローラ131に管理情報の読み取りを指示する(3a1)。この指示に応答してプロセスコントローラ131は、図9〜図12に示す各部状態読み取り(32)で作像プロセス機器のそれぞれに装着されている発受信回路81,82,83,・・・の各管理メモリ98の管理テーブルTp(管理情報:ここでは暗号化されている)を読み取って復号化装置133dを用いて管理テーブルTpを復号化して、そのデータと登録テーブルTmのデータを照合してユニットの交換要否をチェックして、必要に応じて管理テーブルTpおよび登録テーブルTmの情報を更新し、管理情報を編集してシステムコントローラ630に転送する(3a1)。
システムコントローラ630は、管理情報を受けると、その中にユニットの故障,寿命あるいは交換済(交換直後)との情報があると、該情報を転送するための送信情報フレームを生成して、インターネットを介して管理サーバ500に送信する(3a2)。
管理サーバ500は、作像プロセス機器の機器IDの機種コードに、機器付勢情報である機器付勢パラメータ(モータ回転速度,帯電ローラ印加電圧,現像バイアス電圧,色別1次転写電圧,2次転写電圧,レジストローラバイアス電圧,定着目標温度およびその他の作像パラメータ)、ならびに、設定寿命値Aを対応付けて格納した付勢情報抽出テーブルを持ち、また、複写機ID(回線番号)宛ての管理データベースを持つ。
上記付勢情報抽出テーブルは、複写機の動作環境(例えば温度,湿度,気圧,電源電圧,電圧,電圧の安定性等)の大まかな区分で作成されているものであり、テーブルの内容(ユニットの特性に対する機器付勢パラメータ値および設定寿命値A)は、動作環境によって一部異なる。例えば、寒冷地用と暖地用とでは定着目標温度が異なり、商用電源電圧が低傾向の電源不安定地域用では、モータ回転速度や付勢電圧が高めに設定されている。また、環境が悪く寿命劣化が早いと推定される動作環境宛てには、設定寿命値Aが短く設定される。そして、管理サーバ500がある地域の動作環境に宛てられた付勢情報抽出テーブルが、該管理サーバ500のデータベースに格納されている。
管理サーバ500は、送信情報フレームを送ってきた複写機ID(回線番号)宛ての管理データベースを、受信した情報に基づいて更新すると共に、受信した情報が、故障又は寿命であると、それに対処する管理センタの処置方報告情報又はユーザに対する対策報知情報をシステムコントローラ630に送信する(3a3)。受信した情報がユニット交換があったことを表わす「交換済」であると、そのユニットの機種コードに宛てられた機器付勢パラメータおよび設定寿命値Aを、上記付勢情報抽出テーブルから読み出して、システムコントローラ630に送信する(3a3)。
システムコントローラ630は、受信した処置方報告情報又は対策報知情報は操作ボード610に表示し(3a4)、機器付勢パラメータはHDDに書込み、設定寿命値Aはプロセスコントローラ131を介して、該当ユニットの管理テーブルTpに更新書込みする(3a5)。HDDに書込んだ機器付勢パラメータはRAM132にも書込む(3a6)。
なお、コピー或いはプリントアウトの像形成において、プロセスコントローラ131は、「初期化」(2)でHDDから読み出してRAM132に書き込んでいる機器付勢パラメータおよび作像制御プログラムにしたがって作像プロセス機器を付勢し作像シーケンスを進めるので、上述のようにユニット交換に対応してHDDおよびRAM132の機器付勢パラメータが更新されると、それに従った作像プロセス機器の付勢が行われる。
図8に、プロセスコントローラ131の制御動作の概要を示す。自身に動作電圧が印加されるとプロセスコントローラ131は、出力ポ−トのクリア,RAM132の初期化等を行ない(31)、プリンタ内の「各部状態読み取り」(32)を行う。ここでシステムコントローラ630からコピー条件やプリント条件が与えられると、それをRAM132にセーブし、プリンタ内の機構あるいは回路を、与えられた条件に設定する。プリンタ内に異常またはメンテ要(異常等)が有るとそれをシステムコントローラ630に報知して、操作ボード610に表示する(34,44)。異常等が無いと、あるいは異常等がなくなると、レディをシステムコントローラ630に報知して異常等の表示は消去し(35,36)、システムコントローラ630から、印刷命令(コピースタート/プリントスタート)が到来するとプロセスコントローラ131は、指定された条件のコピープロセス又はプリントプロセスの制御を実行し(37,38)、作像プロセス機器の使用実績値の更新要を示す「1」を、レジスタFRe(RAM上の1領域)に書込んで(39)、プリンタ内の「各部状態読み取り」(40)を行う。
上記プリンタ内の「各部状態読み取り」(32)および(40)では、前述の管理テーブルTpおよび登録テーブルTmのデータ管理を行う。その内容は、図9以降を参照して後述する。
「各部状態読み取り」(40)を終えると、その中で作像プロセス機器の使用実績値の更新が済んでいるので(図9の53,87)、レジスタFReのデータを「0」に初期化する(41)。そして、各部が正常(レディ)であるとすなわち異常等がないと、「各部状態読み取り」(32)で、システムコントローラ630から印刷命令が到来するのを待ち、その間操作ボード610の入力,プリンタの前カバーの開閉などの変化があると、それに対応した処理を行う。
図9〜図12に、「各部状態読み取り」(32)又は(40)に進んだときに実行する、管理テーブルTpおよび登録テーブルTmの更新処理を示す。この更新処理に進むとプロセスコントローラ131は、前述の「復号化処理」を行って、選択接続回路76の第1ポートに結合した作像プロセス機器の発受信回路81の管理メモリ98の管理テーブルTpの機器ID,状態情報,使用実績値Dおよび設定寿命値Aを読込む(51,52)。そして、作像プロセス機器の使用実績値の更新要であると、すなわち、印刷(38)を実行した直後であると、読込んだ使用実績値Dを、印刷(38)での印刷回数(作像回数)を加えた値に更新して、管理テーブルTp(暗号化前)に更新書込みするとともに、登録テーブルTmの第1ポート宛ての使用実績値dも、印刷回数を加えた値に更新する(53,87)。
次にプロセスコントローラ131は、管理テーブルTpの機器IDを登録テーブルTmの第1ポート宛てのIDと照合して、IDの中の機種コードが不一致であると、「不正部品」との、システムコントローラ630への報知情報を生成して(55,86)、管理テーブルTpの読み書きを、選択接続回路76の第2ポートに切替えて(図10の63,64)、同様に第2ポートに結合した作像プロセス機器の管理テーブルTpの読取と使用実績値D,dの更新を行う(52〜54)。
次に、図10も参照する。機器IDの機種コードが合致していた場合には、正規の作像プロセス機器を装備しているので、登録テーブルTmの第1ポート宛ての状態情報を参照して(56)、それが「使用中」を示すものであると、使用実績管理(図10の57〜66)を行う。
すなわち、第1ポートの作像プロセス機器の管理テーブルTp(暗号化前の管理情報)の状態情報が、使用可を意味する「新品」又は「使用中」であって、故障していないとすなわち異常なしである場合は、管理テーブルTpの使用実績値Dが作像プロセス機器の設定寿命値A以上になっているときには、「部品交換要」との、システムコントローラ630への報知情報を生成し管理テーブルTpの状態情報を「寿命」に更新する(57〜60)。また、登録テーブルTmの第1ポート宛ての使用実績値dが割当寿命値e以上になっているときには、「部品交換要」との、システムコントローラ630への報知情報を生成し登録テーブルTmの第1ポート宛ての状態情報を「寿命」に更新する(61,62)。使用実績値D<設定寿命値Aかつ使用実績値d<割当寿命値eであると、第1ポートの作像プロセス機器の交換は不要であるので、管理テーブルTp,登録テーブルTmのデータ更新はせず、報知情報も生成しないで、次の第2ポートの作像プロセス機器の管理テーブルTpの読込をする(57,58,59,61,63,64,52)。
しかし、第1ポートの作像プロセス機器を故障と判定しているときには、プロセスコントローラ131は、システムコントローラ630への異常報知情報を生成し管理テーブルTpおよび登録テーブルTmの第1ポート宛ての各状態情報を「故障」を表わすものに更新する(58,66)。また、読込んだ管理テーブルTpの状態情報が「故障」であると、同様に、システムコントローラ630への異常報知情報を生成し管理テーブルTpおよび登録テーブルTmの第1ポート宛ての各状態情報を「故障」を表わすものに更新する(57,65,66)。管理テーブルTp(暗号化前)のデータを更新した場合には、管理テーブルTpのデータを、前述の「暗号化処理」を実施して暗号化して、第1ポートに接続した発受信回路A1の管理メモリ98に書き込む(86)。
生成したシステムコントローラ630への報知情報は、第1ポートから第Npdポートに結合した各作像プロセス機器の管理テーブルTpの読取と使用実績値の更新をすべて完了した時点に、プロセスコントローラ131からシステムコントローラ630に送られ、操作ボード610に報知される(63,85)。この報知があると、報知があった作像プロセス機器の交換が必要であり、交換が完了するまで、プリンタ100は作像プロセスに進行しない、交換待機状態(異常等の修復のための待機状態の一態様)となる。
ユーザ又はサービスマンがプリンタ100の前カバーを開いて該当の作像プロセス機器を交換して前カバーを閉じると、このカバー開から閉への切換りに応答して、プロセスコントローラ131およびシステムコントローラ630が各部状態読取を行う。
このとき、登録テーブルTmの、管理テーブルTpを読込んだポート宛ての状態情報が、「故障」であると、今回の前カバー開閉は、該故障の作像プロセス機器の交換であったと考えることが出来る。この場合には、プロセスコントローラ131は、図11に示す「故障」登録後の、作像プロセス機器交換に対応するための管理テーブルTpおよび登録テーブルTmの更新(56,67〜77)を実行する。しかし「寿命」であったときには、今回の前カバー開閉は、該寿命の作像プロセス機器の交換であったと考えることが出来る。この場合には、プロセスコントローラ131は、図12に示す「寿命」登録後の、作像プロセス機器交換に対応するための管理テーブルTpおよび登録テーブルTmの更新(56,78〜84)を実行する。
図11を参照する。登録テーブルTmの、管理テーブルTpを読込んだポート宛ての状態情報が「故障」であるとプロセスコントローラ131は、ID(機種コード+個体コード)が合致する場合には、「故障」と報知したにもかかわらず作像プロセス機器の交換は行われていないので、部品交換要とのシステムコントローラ630への報知情報を生成する(67,77)。IDが不一致(機種コードは合致するが、個体コードは不一致)である場合には、作像プロセス機器が交換されているので、交換された作像プロセス機器(読込んだ管理テーブルTp)の状態情報が使用可を表す「新品」又は「使用中」のときには、システムコントローラ630に、データ更新要求とともに交換された作像プロセス機器の管理テーブルTpを与える。システムコントローラ630が、図7に示す「ユニット情報の読み取り」(3a)と同様な通信処理により、プロセスコントローラ131が与えた情報を管理サーバ500に送信し、管理サーバ500が、該管理テーブルTpの機器IDの機種コードと使用実績値Dに対応する駆動付勢パラメータと機種コード対応の設定寿命値Aをシステムコントローラ630に送信する。システムコントローラ630は、機器付勢パラメータはHDDに書込み、設定寿命値Aはプロセスコントローラ131を介して、該当ユニットの管理テーブルTpに更新書込みし、HDDに書込んだ機器付勢パラメータはRAM132にも書込む。この過程で、プロセスコントローラ131は、システムコントローラ630がサーバ500から受信した設定寿命値Aを、交換された作像プロセス機器の管理テーブルTpに更新書込みする(図11の68a〜68c)。
そして、該管理テーブルTpの使用実績値Dが設定寿命値A未満であると登録テーブルTmの前記状態情報と管理テーブルTpの状態情報をともに「使用中」に更新する(67〜70)。使用実績値Dが設定寿命値A以上であると使用不可の作像プロセス機器に交換されているので、部品交換要とのシステムコントローラ630への報知情報を生成して管理テーブルTpの状態情報を「寿命」に更新する(69,76)。
上述の、適正な作像プロセス機器に交換が行われたとして、テーブルTp,Tmの状態情報をともに「使用中」に更新した流れ(67〜70)は、作像プロセス機器が故障して、別の作像プロセス機器に交換が行われた、ユニット交換直後のものである。ここで、プリンタ100として、交換後の作像プロセス機器に対する使用期限を、割当寿命値eとして設定する。
この実施例では、「自動」が設定されているときには、本来補償さるべき割当寿命e(過去に故障実績がないとe=設計寿命値A)から、先の、故障ユニットの使用実績値dを差引いた差値c=e−d(過去に故障実績がないとc=A−d)とする、残り値を割当寿命値eに設定する保証残値設定態様と、交換した作像プロセス機器の設定寿命値Aを割当寿命値eに設定するユニット寿命設定態様、の一方を選択するようにしており、「手動」が設定されているときには、オペレータが入力した値を割当寿命値eに設定するようにしている。
すなわち、不揮発メモリ133bの登録テーブルTmには、選択接続回路76の第1〜第Npdポートのそれぞれ宛に、設定指定レジスタFAsおよび割当値指定レジスタFPesが割当てられており、プロセスコントローラ131は、自動選択レジスタFAsのデータが、「自動」を指定する「1」である場合には、割当値指定レジスタFPesのデータが「設定寿命」を指定する「1」であると割当寿命値eを設定寿命値Aに更新して使用実績値dを基点値0に初期化し(71,73,75)、割当値指定レジスタFPesのデータが「保証残値」を指定する「0」であると割当寿命値eを、ユニット故障時の割当寿命値eから使用実績値dを減算した差値c=e−dに更新して使用実績値dを基点値0に初期化する(71,73,74)。
設定指定レジスタFAsのデータが、「手動」を指定する「0」である場合には、プロセスコントローラ131は、交換した作像プロセス機器に割当てる使用回数をオペレータに入力させるための入力催告画面の表示要求をシステムコントローラ630に報知し、システムコントローラ630がこれを操作ボード610に転送し、操作ボード610がその表示装置615の液晶タッチパネルに、割当寿命値入力画面を表示する。オペレータが画面上の割当寿命値入力欄に数値を入力してエンターキーにタッチすると、入力値がシステムコントローラ630を介してプロセスコントローラ131に報知され、プロセスコントローラ131が、割当寿命値eを入力値に更新して使用実績値dを基点値0に初期化する(71,72a,72b)。
なお、上述の設定指定レジスタFAsおよび割当値指定レジスタFPesへのデータ設定は、図13を参照して後述する。
図12を参照して、「寿命」を登録テーブルTmに登録した後の、作像プロセス機器交換に対応するための管理テーブルTpおよび登録テーブルTmの更新(56,78〜84)を説明する。登録テーブルTmの、管理テーブルTpを読込んだポート宛ての状態情報が「寿命」であるとプロセスコントローラ131は、図10のステップ56から図12のステップ78に進んで、ID(機種コード+個体コード)が合致する場合には、「寿命」と報知したにもかかわらず作像プロセス機器の交換は行われていないので、部品交換要とのシステムコントローラ630への報知情報を生成する(78,84)。IDが不一致(機種コードは合致するが、個体コードは不一致)である場合には、作像プロセス機器が交換されているので、交換された作像プロセス機器(読込んだ管理テーブルTp)の状態情報が使用可を表す「新品」又は「使用中」のときには、システムコントローラ630に、データ更新要求とともに交換された作像プロセス機器の管理テーブルTpを与える。システムコントローラ630が、与えられた情報を管理サーバ500に送信し、管理サーバ500が、該管理テーブルTpの機器IDの機種コードと使用実績値Dに対応する駆動付勢パラメータと機種コード対応の設定寿命値Aをシステムコントローラ630に送信する。システムコントローラ630は、機器付勢パラメータはHDDに書込み、設定寿命値Aはプロセスコントローラ131を介して、該当ユニットの管理テーブルTpに更新書込みし、HDDに書込んだ機器付勢パラメータはRAM132にも書込む。この過程で、プロセスコントローラ131は、システムコントローラ630がサーバ500から受信した設定寿命値Aを、交換された作像プロセス機器の管理テーブルTpに更新書込みする(図12の79a〜79c)。
そして、該管理テーブルTpの使用実績値Dが設定寿命値A未満であると登録テーブルTmの前記状態情報と管理テーブルTpの状態情報をともに「使用中」に更新する(78〜82)。そして割当寿命値eを設定寿命値Aに更新して使用実績値dを基点値0に初期化する(83)。
使用実績値Dが設定寿命値A以上であると、使用不可の作像プロセス機器に交換されているので、部品交換要とのシステムコントローラ630への報知情報を生成して管理テーブルTpの状態情報を「寿命」に更新する(81)。
再度図10を参照する。以上に説明した、1つの作像プロセス機器の管理テーブルTpの読み込みと、読み込んだ情報と該作像プロセス機器に宛てた登録テーブルTm上の情報とを照合した「作像プロセス機器の使用管理」を、選択接続回路76の第1番〜第Npd番の入出力ポートのそれぞれに結合した作像プロセス機器のすべてについて終了すると、プロセスコントローラ131は、その間に生成した報知情報をシステムコントローラ630に送信し(63,85)、システムコントローラ630が操作ボード610に表示する。この表示に応答して、ユーザ又はサービスマンが、作像プロセス機器の交換などの、対応処置を行い、これによってプリンタ100の前カバーの開から閉への切換り(状態変化)があると、プロセスコントローラ131が各部状態読取を行い、その中で、上述の「作像プロセス機器の使用管理」を再度実行する。
通常は、プリンタ100に登録してある割当寿命値eと、作像プロセス機器をユニット単位で寿命とする設定寿命値Aは同一である。これに差異が生じる場合とは、即ち作像プロセス機器において、ユニットの寿命Aとなる以前にプリンタ100から取り出され、再び同一或いは別のプリンタに入れて使用した場合である。
前述の通り、使用して寿命となる以前のユニットにおいて、ユニット故障等の異常が発生し、ユニットが使用不可能であると判断した場合には、操作ボード610が異常等を表示し、機械停止する。この後、ユニットが交換された時、プロセスコントローラ131は、設定寿命値Aと、これまでに使用してきた回数dから、残り使用回数(保証残値c=A−d)を算出する。別途予めの設定により、これを用いる設定(FPes=「1」)とされていた場合には、これを新たにプリンタ100に設定してあるユニット毎の割当寿命値e(=c=A−d)とする。交換されたユニットに使用履歴が全くない場合には、この回数eだけ使用すると、プロセスコントローラ131は、保証寿命の完了と判断してプリンタを停止する。斯様にして、ユニットの設計寿命とは異なる残存寿命を持ったユニットが発生する。
プリンタ100において、該残存寿命を持ったユニットを新品ユニットに交換すると、プロセスコントローラ131は、新品ユニットの設定寿命値Aを、プリンタに設定してある割当寿命値eとする。
実使用としては、寿命回数A使用する以前にユニットが故障した場合に、残り回数c=A−d分だけ、ユーザに作像プロセス機器を貸し出し、そこで交換を行う事で、ユーザは支払った金額に見合うだけ当該ユニットを使用することができる。又、ユーザにユニットを貸し出したサービス側は、当該ユニットを回収した後、その使用実績値Dと設定寿命値Aから残り寿命値A−Dを確認することが出来、ユニットの寿命Aとなるまで、別途故障の発生したユーザに当該ユニットを貸し出す事が可能になる。更に、ユーザが、貸し出されたユニットの使用後に、当該ユニットを新品ユニットに交換を行った後には、設定寿命値Aまで、新規購入した部品を使用できるようになる。
図13に、図5の「操作ボ−ド読取」(11)で、システムコントローラ630が操作ボード610を用いて行う、スタートキー以外のキーが操作されたときに実行する「他のキーの読取処理」(13)の内容の一部を示す。入力を待っているとき、操作ボード610の初期設定キーが押されると、操作ボード610の液晶タッチパネルに設定メニューの第1頁(初期設定メニューNo.0)を表示する(91,92)。そして操作ボード610へのオペレータ入力を読込む(93)。該設定メニューNo.0の中に、「部品使用回数の選択設定」の処理指定があり、それにオペレ−タがタッチすると、操作ボード610の液晶タッチパネルに、「自動/手動」指定キー,故障時設定値選択のための「部品寿命/不足寿命」キーおよびエンターキーを表示する。オペレータが「自動/手動」指定キーの「自動」又は「手動」にタッチし、かつ「部品寿命/不足寿命」キーの「部品寿命」又は「不足寿命」にタッチしてからエンターキーにタッチすると、これらの入力情報が操作ボード630からシステムコントローラ630に与えられ、システムコントローラ630がこれらの情報を、設定指定レジスタFAsおよび割当値指定レジスタFPesへの書込データ(「1」,「0」)にエンコードしてプロセスコントローラ131を介して不揮発メモリ133bの登録テーブルTmに登録する(94〜102)。
また、設定メニューNo.0の中に、「管理,登録情報の出力」の処理指定があり、それにオペレ−タがタッチすると、システムコントローラ630は、操作ボード610の液晶タッチパネルに、スクロール形式の管理テーブルTpおよび登録テーブルTmの表示画面を表示し、プロセスコントローラ131に管理テーブルTpおよび登録テーブルTmを要求する。これに応答してプロセスコントローラ131は、選択接続回路76を介して、その第1〜Npd番の入出力ポートに結合した各作像プロセス機器の管理テーブルTpを読んで復号化して読み込んでシステムコントローラ630を介して操作ボード610に転送し、また、不揮発メモリ133bの登録テーブルTmを操作ボード610に転送する。操作ボード610はこれらのテーブルのデータをテーブル表示画面に表示する(103,104)。表示画面上のタスクバーにある「印刷」にオペレータがタッチすると、システムコントローラ630は、プロセスコントローラ131がレディ(印刷可)を報知してきている場合には、プロセスコントローラ131に印刷を指示して、表示情報をプリント用の画像データに変換して送出する。これにより表示情報のプリントが得られる(105〜107)。
また、設定メニューの中に、「暗号キー更新」の項目があり、それにオペレ−タがタッチすると、システムコントローラ630は、操作ボード610の液晶タッチパネルに、不揮発メモリ133bに登録している暗号キーを表示するコード更新画面を表示する。表示中の暗号キーに所要の修正を加えてコード更新画面上のエンターキーをオペレータがタッチすると、システムコントローラ630は更新した暗号コードをプロセスコントローラ131に転送し、かつ、管理センタに通知するデータに該暗号コードを新たな暗号コードとして加える。プロセスコントローラ131は該暗号キー(新たな暗号キー)を保持し、そして各発受信回路A1〜A4に対して、その管理テーブルTpを読み取って前記「復号化処理」をしてから、復号化した管理テーブルデータ(管理情報)を、新たな暗号キーを用いて「暗号化処理」してから発受信回路に更新書き込みする。すなわち、各発受信回路A1〜A4の管理テーブルTpのデータを、新たな暗号キーで暗号化したものに書き換える。そして、不揮発メモリ133bの暗号キーを新たな暗号キーに更新する。
また、設定メニューの中に、「管理センタに登録」の処理指定があり、それにオペレ−タがタッチすると、システムコントローラ630は、操作ボード610の液晶タッチパネルに、複写機の管理者と管理センタとのメンテナンス契約に基づいて、複写機および管理者と管理センタのサーバ500との間の交信を設定する画面を表示する。サーバ500に通知登録を行なうときには、まず「サ−ビスセンタに通知」の項に「1」を入力する。そして、メンテナンスサ−ビスを提供する管理センタの管理サ−バ500のPBXの回線番号,IPアドレスならびに管理センタの音声会話のための電話番号(電話通話番号)を、「管理センタ」の欄に入力する。次に、複写機の管理者のパソコン又はファクシミリの回線番号,IPアドレス)ならびに音声会話のための電話番号(電話通話番号)を、「管理者」の欄に入力する。更に、複写機のPBX45の回線番号,IPアドレスならびにその場所の音声会話のための電話番号(電話通話番号)を、「対象機」の欄に入力する。「問合せ」を選択する場合には、管理サ−バ500からの問合せ情報を、複写機に接続したPC宛てのE−Mailの名宛て(回線番号)にするか、複写機の操作ボードのディスプレイ(液晶パネル)にするか、あるいは、複写機によるプリントアウトにするかを、各出力手段宛てのID(回線番号)を入力することによって、選択指定する。入力デ−タは、NVRAM602に、設定メニュー宛てに書込まれる。これらのデ−タ群を書込んだメモリ領域を、以下においてはメンテ交信テ−ブルと称す。画面上の「登録」キーにオペレ−タがタッチすると、システムコントローラ630が、外部機器通信制御606を介して、管理センタ(の管理サ−バ500)の回線番号に、メンテ交信テ−ブルと、メンテ要請項目、ならびに存在すれば暗号キー、を送信する(33〜36)。管理サ−バ500はその内部のメンテ登録メモリ(デ−タベ−ス)に、受信した各テ−ブル,リスト,暗号キーを、送信元の複写機宛てに書込む。なお、暗号キーの更新があったときには、上述の「登録」処理の場合に限らず、管理センタに通信するときに、更新があった暗号キーが管理センタに送信され、管理センタに登録している暗号キーが更新される。
操作ボード610の表示画面上の「閉じる」ボタンにオペレータがタッチすると、システムコントローラ630は、初期設定メニューNo.0の入力画面を閉じる(108)。
複写機又はそれに装備していた一部の作像プロセス機器を管理センタに回収したときには、管理センタにおいて、管理センタに登録されている暗号キーを用いて作像プロセス機器の管理情報(テーブルTp)の管理情報を読み出して復号化することができる。
この第一の実施の形態によれば、作像プロセス機器が装置本体から抜き取られて持ち出されたとしても、当該作像プロセス機器の不揮発性メモリ内の情報は暗号化されているため、当該情報の漏洩や改ざん等をより困難なものとすることができる。したがって、個人情報の流出等に対するセキュリティが向上し、作像プロセス機器をリサイクルする場合の作像プロセス機器の内臓情報の信頼性を確保できる。
−第二の実施の形態−
第二の実施の形態のハードウェアは、上述の第一の実施の形態と同様なものである。しかし第二の実施の形態は、暗号キーの生成機能が第一の実施の形態とは異なり、操作ボード入力ではなく、システムコントローラ630が、複写機IDと、全作像プロセス機器(A1〜A4)の各管理情報に含まれるユニットIDに基づいて生成し、不揮発メモリ133bおよび管理センタに登録する。この第二の実施の形態では、システムプロセッサ630は、複写機IDデータMと、各作像プロセス機器の個体IDデータPi(i=1,2,3,・・・)の全てとの積Eを表すデータを暗号キーコードとする。
図14に、第二の実施の形態の、作像プロセス機器に組み込まれた発受信回路81〜84,・・・から、システムコントローラ630までの、ユニット管理情報伝送系の概要を示す。システムコントローラ630は、複写機IDと全作像プロセス機器のユニットIDに基づいて暗号キーを生成するので、何れかの作像プロセス機器が交換される度に、暗号キーを新たに生成して不揮発メモリ133bに登録し、管理センタに送信して登録する。
図15に、第二の実施の形態のシステムコントローラ630が実行する「ユニット情報の読み取り」3aの内容を示す。この処理のステップ3a1〜3a6は、図7に示す第一の実施の形態のものと同様である。しかし、第二の実施の形態では、何れかの作像プロセス機器に入れ替え(交換)があるとシステムコントローラ630は、新たな作像プロセス機器を含む全作像プロセス機器の個体IDデータPiと複写機IDデータMとの積Mを表わすデータのコードを新規暗号キーとして生成する(3a7,3a8)。そして、プロセスコントローラ131を用いて、交換がなかった作像プロセス機器の暗号化した管理情報を読み出して復号化しそして新規暗号キーで暗号化して作像プロセス機器に更新書き込みする。交換があった新規作像プロセス機器の管理情報も新規暗号キーで暗号化して新規作像プロセス機器に更新書き込みする。そして新規暗号キーを不揮発メモリ133bに更新登録する(3a9)。また、新規暗号キーを管理センタに送信して、管理サーバ500に、複写機ID宛てに登録する(3a10)。
システムコントローラ630が上述のように暗号キーを自動生成するので、図13に示すステップ112,113(キーボード入力による暗号キー設定)は、第二の実施の形態では省略されている。すなわち、ステップ103の「NO」のラインは直接にステップ108の入り側につながっている。第二の実施の形態のその他の機能は、第一の実施の形態と同様である。
この第二の実施の形態によれば、プリントユニット群の一部が入れ替われば暗号キーも変わることになり、複写機から作像プロセス機器を抜き取ってそのまま他の複写機に装着しても、暗号キーが異なるので、復号化して読み取ることができない。抜き取った作像プロセス機器の管理情報のセキュリティが向上する。
−第三の実施の形態−
この第三の実施の形態は、第二の実施の形態と同様にシステムコントローラ630が暗号キーを自動生成し、不揮発メモリ133bおよび管理センタの管理サーバ500に登録するが、図16に示すように、プリンタ電源が投入された直後に、管理センタの管理サーバ500から登録中の暗号キーを入手して不揮発メモリ133bに登録し(2a)、これを暗号化装置133c,復号化装置133dによる暗号化,復号化に用いる。その他の機能は第二の実施の形態と同様である。
この第三の実施の形態によれば、リサイクル等で回収された作像プロセス機器の使用履歴等を読み取る必要がある場合、また、他の複写機でその作像プロセス機器を使いたい場合は、管理センタにユーザ側のIDコードを送付して回線経由で暗号キーを管理センタから取得して該作像プロセス機器の管理情報を復号化する。あるいは、該作像プロセス機器の暗号化管理情報を管理センタに送って復号化してもらい、復号化した管理情報を得る。このようにすると、特定ユーザは、作像プロセス機器を他の複写機に移設してもその管理情報を読み取る事はできるが、他のユーザは、管理情報を読み取ることは不可能である。また、メーカ側はリサイクルセンター等で、回収された作像プロセス機器の内容を管理センタの協力を得て読み取ることができリサイクルの参考情報にすることができる。
−第四の実施の形態−
この第四の実施の形態のシステムコントローラ630は、図17に示すように、作像プロセス機器から情報を読み出すときは、読み出した暗号化管理情報を管理サーバ500に送信し、管理サーバ500は、受信した暗号化管理情報を管理情報に復号化してシステムコントローラ630に返送し、この管理情報を受信するとシステムコントローラ630はそれを複写機の管理に用いる。作像プロセス機器に処置を終えた管理情報を書込む時は、システムコントローラ630は、管理情報を管理サーバ500に送信し、管理サーバ500は、受信した管理情報を暗号化管理情報に暗号化してシステムコントローラ630に返送し、この暗号化管理情報を受信するとシステムコントローラ630はそれを作像プロセス機器に格納(書き込み)する。
第四の実施の形態では、操作ボード入力による暗号キーの設定やシステムコントローラ630による暗号キーの自動生成はないので、第一の実施の形態の図3および図4に示す暗号化装置133c,133dは複写機にはなく、代わりに管理サーバ500に存在する。第一の実施の形態の図13のステップ112,113は第四の実施の形態では省略されており、また、第四の実施の形態では上述のように、作像プロセス機器からの管理情報の読み出しのときには、読み出し情報の復号化に管理サーバ500が利用され、作像プロセス機器への管理情報の書き込みのときには、書き込み情報の暗号化に管理サーバ500が利用される。その他の機能は、第一の実施の形態と同様である。
なお、第四の実施の形態では、管理サーバ500が複写機IDおよび作像プロセス機器IDを用いて、第二の実施の形態のシステムコントローラ630と同様な暗号キーMを生成し、不揮発メモリに登録し、この暗号キーを該複写機IDから送り込まれる暗号化管理情報/復号化管理情報の復号化/暗号化を行うが、暗号キーは、管理サーバ500が、複写機IDに対して固定の暗号キーを割り当てても良い。 第四の実施の形態でも、複写機から作像プロセス機器を取り外して単独で管理情報の内容を読み取ることは不可能である。
−第五の実施の形態−
本発明を適用した第五の実施の形態に係る画像形成装置及び該画像形成装置のプロセスカートリッジの構成を図18に示す。
第五の実施の形態に係る画像形成装置1000は、画像形成装置1000全体の動作を制御する制御部(CPU)1001、外部との通信を行う通信部1002、プロセスカートリッジ2000、プロセスカートリッジ2000が有する不揮発性メモリ3000へ格納するデータの暗号化及び格納されているデータの復号化を実行する暗号化・復号化装置1003、及び不揮発性メモリ3000に格納されているデータを復号化するための暗号キーを保持するHDD1004とRAM1005を有している。なお、HDD1004には、暗号キー1006及び暗号キー1007が格納されている。RAM1005には、暗号キー1008が格納されている。
第五の実施の形態に係るプロセスカートリッジ2000は、記憶内容の保持に、外部からの電源供給を必要としない不揮発性メモリ3000を有している。なお、不揮発性メモリ3000は、暗号化されていない通常のデータを保持するための非暗号化領域3001、及びプライベート情報等の外部への漏洩及び改ざんを防止するために暗号化したデータを保持するための暗号化領域3002を有している。
次に、図19を用い、暗号化・復号化装置1003を用いた不揮発性メモリ3000への書込動作について説明する。
CPU1001から不揮発性メモリ3000へのデータの書き込みが要求されると(ステップS300)、暗号化・復号化装置1003は、画像形成装置1000のユーザからデータを暗号化する必要があるかを判断する(ステップS301)。なお、暗号化・復号化装置1003は、データの内容、データの作成者等から暗号化する必要があるデータであるかを判断することもできる。さらに、ユーザが自ら図示しない操作部からデータを暗号化することも要求できる。暗号化する必要がないデータである場合は(ステップS301/NO)、暗号化・復号化装置1003は、データの暗号化を行わず、非暗号化領域3001にデータを書き込む(ステップS305)。一方、暗号化する必要があるデータである場合は(ステップS301/YES)、暗号化・復号化装置1003は、HDD1004又はRAM1005から画像形成装置1000のユーザに対応する暗号キーを選択する(ステップS302)。暗号化・復号化装置1003は、選択した暗号キーに基づいてデータを暗号化する(ステップS303)。データの暗号化が完了すると、暗号化・復号化装置1003は、暗号化したデータを暗号化領域3002に書き込む(ステップS304)。
次に、図20を用い、暗号化・復号化装置1003を用いた不揮発性メモリ3000からの読込動作について説明する。
CPU1001から不揮発性メモリ3000からのデータの読み込みが要求されると(ステップS400)、暗号化・復号化装置1003は、該データが暗号化領域3002に格納されているデータであるか否かを判断する(ステップS401)。該データが非暗号化領域3001に格納されている場合は(ステップS401/NO)、暗号化・復号化装置1003は、非暗号化領域3001からデータを読出し(ステップS405)、データをCPU1001へ送信する(ステップS406)。一方、データが暗号化領域3002に格納されている場合は(ステップS401/YES)、暗号化領域3002から暗号化されたデータを読み出す(ステップS402)。暗号化されたデータが読み出されると、暗号化・復号化装置1003は、HDD1004又はRAM1005から画像形成装置1000のユーザに対応する暗号キーを選択し(ステップS403)、その暗号キーを用いて該データを復号化する(ステップS404)。データの復号化が完了すると、暗号化・復号化装置1003は、復号化したデータをCPU1001に送信する(ステップS406)。
図18に示したプロセスカートリッジ2000の不揮発性メモリ3000は、非暗号化領域3001と暗号化領域3002とに分割されているが、図21に示すように暗号キーごとの暗号化領域と非暗号化領域とに分割することもできる。
例えば、暗号化領域5001には、他の業者やユーザが勝手に内容を変更できない総合使用履歴等のデータが格納され、該データは暗号キー1008で暗号化・復号化される。暗号化領域5002には、再生業者や販売者固有のデータが格納され、該データは暗号キー1007で暗号化・復号化される。暗号領域5003には、ユーザのプライベート情報が格納され、暗号キー1006で暗号化・復号化される。非暗号化領域5004には、全てのユーザが自由にアクセス可能なデータが暗号化されずに格納される。
したがって、暗号化・復号化装置1003は、暗号化領域5001に総合使用履歴等を書き込む場合、暗号キー1008を用いて該データを暗号化し、暗号化領域5001から総合使用履歴等を読み込む場合、暗号キー1008を用いて該データを復号化する。また、暗号化・復号化装置1003は、暗号化領域5002に再生業者や販売者固有のデータを書き込む場合、暗号キー1007を用いて該データを暗号化し、暗号化領域5002から再生業者や販売者固有のデータを読み込む場合、暗号キー1007を用いて該データを復号化する。さらに、暗号化・復号化装置1003は、暗号化領域5003にユーザのプライベート情報を書き込む場合、暗号キー1006を用いて該データを暗号化し、暗号化領域5003からユーザのプライベート情報を読み込む場合、暗号キー1006を用いて該データを復号化する。
上述したように、不揮発性メモリ3000に格納されるデータを非暗号化領域3001と暗号化領域3002とに分けて保持することによって、使用済みのプロセスカートリッジ2000が再生業者に引き渡された場合であっても、データの漏洩・改ざんを防止できる。
また、不揮発性メモリ3000に暗号化データと非暗号化データとが混在して記録されている場合であっても、暗号化データと非暗号化データとが暗号化領域3002と非暗号化領域とに明確に区別されて記録されているため、不揮発性メモリ3000に記録されているデータを読み出す際に、当該データが暗号化されているのか否かを容易に判断することができる。
更に、暗号化データは暗号キーごとに分類されて記録されているため、当該暗号化データを復号する際の暗号キーを容易に特定することができる。
次に、図22を用い、画像形成装置1000をネットワークに接続し、画像形成装置1000の管理者から暗号キー1008を取得する動作について説明する。なお、ユーザのプライベート情報が格納された暗号化領域5003の暗号キー1006は、HDD1004に格納されているため、プロセスカートリッジ2000が再生業者に回収されてもプライベート情報の漏洩を防止できる。
例えば、再生業者、プロセスカートリッジの販売者、サービスマン等が画像形成装置1000の総合使用履歴等を読み取る場合、通信部1002からネットワークを通じて管理者にアクセスして暗号キー1008を取得し、RAM1005に一時的に格納する。そして、図19及び図20に示した動作過程において、RAM1005に一時的に格納した暗号キー1008を用いて暗号化領域5001への書き込み及び暗号化領域5001からの読み込みを行う。
なお、再生業者、プロセスカートリッジの販売者、サービスマン等は、ネットワークに接続された暗号化・復号化装置を用いて回収されたプロセスカートリッジ又は販売されるプロセスカートリッジに格納されている総合使用情報等の書込・読込を実行することもできる。具体的には、ネットワークに接続された暗号化・復号化装置によって管理者にアクセスして暗号キーを取得し、該暗号キーを用いてプロセスカートリッジの暗号化領域に格納されている使用履歴、機種、カートリッジの形状、トナーのカラー、トナーの種類等のデータを復号化して読み込む。また、必要に応じて読み出したデータに充填したトナー等の情報の書き込みを行い、暗号化して再び暗号化領域に格納することもできる(図23及び図24に示す)。
以上の構成により、再生業者、プロセスカートリッジの販売者、サービスマン等は、プロセスカートリッジを装備していた画像形成装置以外の暗号化・復号化装置によってプロセスカートリッジの暗号化領域に格納された総合使用情報等の書込・読込を実行することができる。
なお、例えば、画像形成装置1000における(図18)、CPU1001、通信部1002、暗号化・復号化装置1003、HDD1004、RAM1005は、第一〜第四の実施の形態の複写機における(図3、図4)、CPU605、外部機器通信制御606、暗号化装置133c及び復号化装置133d、HDDC650、RAM603に相当する。また、プロセスカートリッジ2000は、第一〜第四の実施の形態における作像プロセス機器に相当し、その不揮発性メモリ3000は、管理メモリ98に相当する。
すなわち、第五の実施の形態の画像形成装置1000においる発明は、第一〜第四の実施の形態における複写機における発明と排他的・択一的なものでなく、両者を組み合わせて一台の機器に実装してもよい。
本発明の第一の実施の形態の複合機能があるカラー複写機の外観を示す正面図である。 図1に示す複写機の機構概要を示す縦断面図である。 図1に示す複写機の画像処理システムの概要を示すブロック図である。 図3に示す、作像プロセス機器に装備した発受信回路81,82,83,・・・からシステムコントローラ630までの、ユニット情報伝送経路の概要を示すブロック図である。 図3に示すシステムコントローラ630の、システム制御の概要の一部を示すフローチャートである。 図3に示すシステムコントローラ630の、システム制御の概要の残部を示すフローチャートである。 図5に示す「各部状態読み取り」(3)の中で実行する「ユニット情報の読み取り」(3a)の概要を示すフローチャートである。 図3に示すプロセスコントローラ131の、作像プロセス機器の管理および制御の概要を示すフローチャートである。 図8に示す「各部状態読み取り」(32)および(40)の中で実行する「作像プロセス機器の使用管理」の中の一部を示すフローチャートである。 図8に示す「各部状態読み取り」(32)および(40)の中で実行する「作像プロセス機器の使用管理」の中の他の一部を示すフローチャートである。 図8に示す「各部状態読み取り」(32)および(40)の中で実行する「作像プロセス機器の使用管理」の中の他の一部を示すフローチャートである。 図8に示す「各部状態読み取り」(32)および(40)の中で実行する「作像プロセス機器の使用管理」の中の残部を示すフローチャートである。 図3に示すシステムコントローラ630が図5の「他のキーの読取処理」(13)で実行する初期設定処理の一部を示すフローチャートである。 第二の実施の形態の、作像プロセス機器に装備した発受信回路81,82,83,・・・からシステムコントローラ630までの、ユニット情報伝送経路の概要を示すブロック図である。 第二の実施の形態の、「各部状態読み取り」(3)の中で実行する「ユニット情報の読み取り」(3a)の概要を示すフローチャートである。 第三の実施の形態の、システムコントローラ630の、システム制御の概要の一部を示すフローチャートである。 第四の実施の形態の、作像プロセス機器に装備した発受信回路81,82,83,・・・からシステムコントローラ630までの、ユニット情報伝送経路の概要を示すブロック図である。 第五の実施の形態に係る画像形成装置及びプロセスカートリッジの構成を示すブロック図である。 プロセスカートリッジにデータを書き込む動作のフローチャートである。 プロセスカートリッジからデータを読み込む動作のフローチャートである。 第五の実施の形態に係る不揮発性メモリの構成を示す図である。 第五の実施の形態に係る画像形成装置をネットワークに接続した場合の構成を示すブロック図である。 第五の実施の形態に係る不揮発性メモリからデータを読み出す様子を示す図である。 第五の実施の形態に係る不揮発性メモリにデータを書き込む様子を示す図である。
符号の説明
10 中間転写ベルト
14〜16 支持ローラ
17 中間転写体クリーニング装置
18 作像関連機器
20 作像装置
21 レーザ露光装置
22 2次転写装置
23 ローラ
24 2次転写ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
28 シート反転装置
32 コンタクトガラス
33 第1キャリッジ
34 第2キャリッジ
35 結像レンズ
36 CCD
40 感光体ドラム
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ
48 給紙路
49 レジストローラ
50 給紙ローラ
51 手差しトレイ
55 切換爪
56 排出ローラ
57 排紙トレイ
77a,77b,77c,・・・ 給電コイル
91 受電コイル
1000 画像形成装置
1001 CPU
1002 通信部
1003 暗号化・復号化装置
1004 HDD
1005 RAM
1006、1007、1008 暗号キー
2000 プロセスカートリッジ
3000 不揮発性メモリ
3001 非暗号化領域
3002 暗号化領域

Claims (9)

  1. 不揮発性メモリを有する複数の作像プロセス機器を着脱可能な画像形成装置であって、
    各画像形成装置を識別する装置識別情報と全ての前記作像プロセス機器のプロセス機器識別情報とに基づいて暗号キーを生成する暗号キー生成手段と、
    複数の前記不揮発性メモリに書き込む情報を前記暗号キーに基づいて暗号化する暗号化手段と、
    前記不揮発性メモリより読み出された暗号化された情報を前記暗号キーに基づいて復号化する復号化手段とを有し、
    少なくとも一部の前記作像プロセス機器の交換があると、前記暗号キー生成手段は、新たな前記作像プロセス機器の前記プロセス機器識別情報に基づいて前記暗号キーを生成し、前記暗号化手段は、複数の前記不揮発性メモリに記録されている情報を前記暗号キーに基づいて暗号化する画像形成装置。
  2. 前記暗号キー生成手段が生成した暗号キーを記憶する記憶手段を更に備え、
    少なくとも一部の前記作像プロセス機器の交換があると、前記暗号キー生成手段は、新たな前記作像プロセス機器の前記プロセス機器識別情報に基づいて前記暗号キーを生成し、前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記暗号キーを、ネットワークを介して接続する情報処理装置に送信する暗号キー送信手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記情報処理装置より前記暗号キーを取得する暗号キー取得手段を有し、
    前記暗号化手段及び前記復号化手段は、前記暗号キー取得手段により取得された前記暗号キーに基づいて、暗号化又は復号化を行うことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記不揮発性メモリは、暗号化された情報が記録される暗号化領域と、
    暗号化されていない情報が記録される非暗号化領域とを有することを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の画像形成装置。
  6. 前記暗号化領域に記録された情報は、当該情報の暗号化に用いられた暗号キーごとに分類されていることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 所定の情報の暗号化が必要であるかを判断する第一の判断手段を有し、
    前記第一の判断手段によって前記所定の情報の暗号化が必要であると判断されたときは、前記所定の情報を暗号化して前記暗号化領域に書き込み、
    前記第一の判断手段によって前記所定の情報の暗号化が不要であると判断されたときは、前記所定の情報を暗号化しないで前記非暗号化領域に書き込むことを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。
  8. 前記不揮発性メモリより取得すべき情報が前記暗号化領域に記録されているか否かを判断する第二の判断手段を有し、
    前記第二の判断手段によって前記取得すべき情報が前記暗号化領域に記録されていると判断されたときは、前記不揮発性メモリより取得された情報を復号化し、
    前記第二の判断手段によって前記取得すべき情報が前記非暗号化領域に記録されていると判断されたときは、前記不揮発性メモリより取得された情報を復号化しないことを特徴とする請求項5乃至7いずれか一項記載の画像形成装置。
  9. 不揮発性メモリを有する複数の作像プロセス機器を着脱可能な画像形成装置が実行する作像プロセス機器の情報の記録方法であって、
    各画像形成装置を識別する装置識別情報と全ての前記作像プロセス機器の前記プロセス機器識別情報とに基づいて暗号キーを生成する暗号キー生成手順と、
    複数の前記不揮発性メモリに書き込む情報を前記暗号キーに基づいて暗号化する暗号化手順と、
    前記不揮発性メモリより読み出された暗号化された情報を前記暗号キーに基づいて復号化する復号化手順とを有し、
    少なくとも一部の前記作像プロセス機器の交換があると、前記暗号キー生成手順は、新たな前記作像プロセス機器の前記プロセス機器識別情報に基づいて前記暗号キーを生成し、前記暗号化手順は、複数の前記不揮発性メモリに記録されている情報を前記暗号キーに基づいて暗号化する作像プロセス機器の情報の記録方法。
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