JP4624568B2 - 遠心分離機の遠心ロータ用の駆動ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
発明の背景および従来技術
本発明は、遠心ロータを支持するように配置され、少なくとも1つの支持部材に回転可能に支持された駆動シャフトと、駆動シャフトおよび第1の支持部材が位置する上側空間と液体オイルを貯蔵する下側空間とを形成するケーシングとを含み、オイルミストを形成するために空気とオイルの流れを生じさせ、かつ支持部材を冷却し潤滑するためにこのオイルミストが支持部材を通って流れるようにするように構成された第1の手段を有する、遠心分離機の遠心ロータ用の駆動ユニットに関する。
【0002】
遠心分離機用のこのような公知の駆動ユニットの支持部材の冷却は、オイルミストが形成されるように、駆動ユニット内の下側空間内の油溜めからオイルの液滴が供給される内部循環空気流に依存することが多い。オイルミストを含む空気流は、ファンまたは任意の類似の部材によって当該の支持部材を通って循環し、支持部材を潤滑するのと同時に支持部材に生じた熱を吸収する。オイルミストを含む空気流は、支持部材の後に、駆動ユニットのケーシングによって形成された内部空間内をさらに循環し、オイル液滴および空気によって吸収された熱は、駆動ユニットの他の部分に放出される。そのため、オイル液滴の一部は、オイルが、オイルが収集される油溜めまで流れ落ちるときに流れる部分の表面上に付着する。しかしながら、現在利用可能な遠心分離機では、空気流から分離壁への熱放出はそれほど効率的ではない。
【0003】
米国特許第4541736号は、遠心分離機の遠心ロータ用の駆動ユニットを開示している。この公知の装置は、オイル液滴を、ロータスピンドルを支持する支持部材を介して、流れのない大気中に供給するように構成されている。
【0004】
発明の概要
本発明の目的は、上述の問題を解消し、遠心分離機内の支持部材の冷却効率を高めることである。
【0005】
この目的は、オイルミストの大部分を、支持部材の出口から、ケーシングの外側の周囲空間と熱伝導するように接触して延びている少なくとも1つの通路を通って下側空間まで移送させることを可能にすることによってオイルミストを冷却するように構成された第2の手段を有することを特徴とする、冒頭で定義された駆動ユニットによって達成される。このような構成によって、支持部材を通って流れたオイルミストから効率的な熱放出が行われ、すなわち、オイルの冷却が、公知の遠心分離機の対応する冷却と比べて向上する。オイルミストはこのように比較的低い温度になるので、支持部材を通る比較的少ない流量によって支持部材を効率的に冷却することができる。
【0006】
本発明の一実施態様によれば、上記の通路は上側空間の上部から上側空間の下部まで延びている。この通路は、上側の自由空間、すなわち液体オイルの上にある空間の大部分に沿って延びているので、オイルミストを確実に効率的に冷却することが可能である。そのため、この通路はケーシングの実質的に垂直な方向の長さの大部分に沿って延びていることが有利である。
【0007】
本発明の他の実施態様によれば、この通路は、ケーシングの外側の周囲空間と熱伝導するように接触した壁部材によって少なくとも一部が形成されている。このような壁部材はケーシングの壁によって形成することができ、すなわち、この通路は、ケーシングの内側を直接延びているか、あるいはケーシングの壁の中の流路を通って延びている。しかしながら、この通路は本発明によって多数の種々の方法で形成することができる。たとえば、壁部材はたとえばケーシングの実質的に外側に延びているパイプ導管で形成することができ、この場合、オイルは上側空間の上部にあるケーシング内の通路を通ってパイプ導管内に導入され、上側空間の下部、すなわち下側空間内のオイルのすぐ上にあるケーシングを通る通路を通してパイプ導管から外に排出される。
【0008】
本発明の他の実施態様によれば、第2の手段は、支持部材から外側にケーシングの内壁の方へ延びている第1の遮蔽部材を備えている。このように、オイルは支持部材から外側に比較的低温のケーシングの方へ押しやられる。さらに、第2の手段は、上記の通路を形成するために駆動シャフトとケーシングの内壁との間に延びている第2の遮蔽部材を有していることが有利である。このような遮蔽部材によって、比較的低温のケーシングと遮蔽部材との間の通路が簡単にかつ適切に得られる。そのため、第2の遮蔽部材は、第1の遮蔽部材の半径方向外側の縁部から実質的に軸方向下向きに延びていてもよい。さらに、第2の遮蔽部材は、第2の遮蔽部材の下縁部と下側空間内の液体オイルとの間に隙間が形成される距離だけ下向きに延びていてもよい。このようにして、オイルの効率的な冷却が確実に行われ、さらに、オイルの大部分が下側空間内の液体オイル中に収集される。第2の遮蔽部材は、駆動シャフトの周囲の少なくとも大部分にわたって延びていることが有利である。このようにして、周囲空間の近くのケーシングの壁のほぼ全体をオイルの冷却面として利用することができる。
【0009】
本発明の他の実施態様によれば、駆動ユニットは、たとえばオイルからの熱伝導を高めるために上記の通路に設けられた突出フランジなどの形態の表面積増大部材、および/または、たとえば周囲空間への熱放出を高めるために周囲空間の近くのケーシングの外側に設けられた突出フランジなどの形態の表面積増大部材を有している。
【0010】
本発明の他の実施態様によれば、第1の手段は、空気およびオイルの流れの1つを、支持部材および上記の通路を通して送り込むように構成されたファン部材を有している。それにより、支持部材からの熱は空気およびオイルを介して周囲空間に伝導される。ファン部材は、駆動シャフト上に固定されて設けられていることが有利である。
【0011】
発明の様々な実施形態の詳細な説明
次に、実施形態について説明し、添付の図面を参照することによって、本発明についてさらに詳しく説明する。
【0012】
図1は、部分的に示された遠心ロータ2用の駆動ユニットを示している。駆動ユニット1と遠心ロータ2は共に、遠心分離機の大部分の構成部材を形成している。
【0013】
駆動ユニット1は、遠心ロータ2を支持し、回転軸zの周りで回転することができ、第1の上側支持部材4および第2の下側支持部材5(図2参照)によって支えられた駆動シャフト3を含んでいる。さらに、駆動ユニット1は、内部空間を画定するケーシング6を含んでいる。内部空間は、駆動シャフト3、第1の支持部材4、および第2の部材5が位置している上側空間7と、油溜めとして構成されある量の液体オイルを貯蔵するように配置された下側空間8とで構成されている。駆動ユニット1は、ベルトプーリ9に連結された駆動モータ(不図示)も含んでいる。駆動モータおよびベルトプーリ9は、ケーシング6の外側に設けられており、ケーシング6内の通路12を通って延びている駆動ベルト11の形態の伝達部材によって、駆動シャフト3上に固定されて設けられたベルトプーリ10に連結されている。駆動ベルト11は、2つの歯車を介して駆動モータおよび駆動シャフト3と動力を伝えるように係合する駆動ロッドに置き換えてもよいことに留意されたい。
【0014】
上側支持部材4、いわゆるネックベアリングは、支持ハウジング13によって支持されている。支持ハウジング13は、上側支持部材4から外側に、好ましくは実質的に半径方向外側に、ケーシング6の内壁の方へ延びている少なくとも1つの保護部分を含んでいる第1の遮蔽部材14に連結されている。支持ハウジング13および遮蔽部材14は、図示されている例では、それ自体は公知の減衰要素(不図示)を収容するようになっている空間15を形成するように構成されている。上側支持部材4は、支持ハウジング13、減衰要素、および第1の遮蔽部材14を介してケーシング6に連結されている。
【0015】
第2の遮蔽部材16が、駆動シャフト3とケーシング6の内壁との間に環状通路17が形成されるように、駆動シャフト3とケーシング6の内壁との間を第1の遮蔽部材14の半径方向外側縁部から実質的に軸方向下向きに延びている。第2の遮蔽部材16は、図示されている例では、駆動シャフト3の周りに、かつ第2の遮蔽部材16の下縁部と下側空間8内のオイルとの間に比較的小さい隙間が形成される距離だけ下向きに延びている。
【0016】
図示されている例では、駆動シャフト3(図2参照)は、上側空間7の全体を通って下向きに下側空間8内のオイルの中まで延びている。さらに、駆動シャフト3は、下側空間8内の少なくとも1つのオリフィスと、上側空間7内の、ベルトプーリ10よりも上で上側支持部材4よりも下にある空間内の複数のオリフィス19とを有する内部流路18を有している。駆動シャフト3は、オイルが、遠心分離機の動作時に内部流路18を通って移送され、上側のオリフィス19のオイルの少なくとも出口で小さいオイル液滴を形成するように構成されている。
【0017】
さらに、駆動ユニット1は、駆動シャフト3上の、図示されている例では上側支持部材4よりも上に固定されて配置されたファンホイール20を備えている。ファンホイール20は、上側支持部材4を冷却し潤滑する、上側支持部材4を通って流れるオイルミストを形成する空気とオイル液滴の流れを生じさせるように構成されている。さらに、ファンホイール20は、支持部材4の出口からの上記の流れを、半径方向外側にケーシング6の内壁の方に、かつ軸方向下向きに、ケーシング6の内壁と第2の遮蔽部材16との間の通路17を通って、下側空間8内のオイルのちょうど上、すなわち、第2の遮蔽部材16と下側空間8内のオイルとの間の隙間まで押しやるように配置されている。それによって、上記の流れ中に存在するオイルの一部が、下側空間8内のオイルに回収され、別の一部が、以下に詳しく説明するように下側支持部材5をも冷却し潤滑するように、上記の空気流れとともに上向きに下側支持部材5へさらに移送される。オイルミストは、下側支持部材5の出口から、ベルトプーリ10を通って延びているいくつかの流路21を通って、上側支持部材4の入口までさらに移送される。したがって、オイル液滴を含む空気流は、オイルミストとして、ケーシング6によって形成されている内部空間7,8内の経路であって、2つの支持部材4,5と、オイルミストがその熱を放出しケーシング6の内壁と接触することによって冷却される通路17とを通って延びている経路内を循環する。オイルミストの冷却を高めるために、ケーシング6の外壁上にフランジ22またはこれに類似する任意の表面積増大部材を設けてもよい。図1では、一例としてそのような1つのフランジ22のみが示されている。このような複数のフランジ(不図示)またはこれに類似する任意の複数の表面積増大部材を、ケーシング6の内壁および/または第2の遮蔽部材16の上に設けることも可能である。
【0018】
通路17を多数の異なる方法で実現できることに留意されたい。たとえば、その通路は、ケーシング6の上部および下部の開口によってケーシング6の外側に実質的に垂直に延びているパイプ導管で形成することができる。外側に位置するこのようなパイプ導管は、周囲空間の空気によって効率的に冷却することができる。この通路は、ケーシング6の壁の中をケーシング6の上部から下部まで実質的に垂直に延びる流路によって形成することもできる。これらの実施形態では、第2の軸方向の遮蔽部材16を省略することができる。通路6は、ケーシング6の内壁の内側を実質的に垂直に延びるいくつかの別個の流路として構成することもできる。このような実施形態では、第2の遮蔽部材16は、複数の遮蔽部材、たとえばこのような別個の各流路ごとの別個の遮蔽部材によって形成することができる。
【0019】
さらに、駆動ユニット1は、そのようなケーシング6内に設けられ、駆動ベルト11がケーシング6の内部空間7,8から隔てられるように、駆動ベルト11の、ケーシング6の内部に延びている部分を収納するように配置された隔離部材23を備えている。隔離部材23は、上述の通路12およびそれに直径方向に向かい合う通路24の周りに延びているそれぞれの連結部によって、直径方向両側でケーシング6の内壁に連結されている。したがって、隔離部材23は、回転軸zに対して実質的に直径方向にケーシング6の内部空間7,8を通って延びており、この空間7,8から隔てられている流路25を形成している。さらに、隔離部材23は、細長い箱のような形状を有しており、すなわち、図2に示されている断面図で見るとほぼ長方形であり、互いに実質的に平行な上側区画壁および下側区画壁と、2つの実質的に平行な横側区画壁とを有している。隔離部材23は長方形とは別の断面形状を有していてもよいことに留意すべきであり、隔離部材23はたとえば長円形であってもよい。
【0020】
さらに、隔離部材23は、上側区画壁を通って延びている上側開口26と、下側区画壁を通って延びている下側開口27とを有している。駆動シャフト3は、これらの開口26,27を通って隔離部材23を貫通して延びており、上側開口26はまた、ベルトプーリ10の上部を収容するように配置されている。図2に示されているように、ギャップシール28、たとえばラビリンスシールが、ベルトプーリ10と隔離部材23の上側区画壁との間に設けられている。隔離部材23の下側区画壁は、下側開口27を形成する円筒状部分29を有している。円筒状部分29は、図2を見るとわかるように、下側支持部材5を支えている。さらに、円筒状部分29はベルトプーリ10の円筒状凹部30内に延びている。円筒状部分29の外面と円筒状凹部30の内面との間にギャップシール31が設けられている。さらに、図2を見るとわかるように、駆動ベルト11は下側支持部材5のほぼ半径方向外側でベルトプーリ10に当接している。
【0021】
したがって、オイルミストを含んで循環する空気流は、下側開口27から隔離部材23を通過し、下側支持部材5を通り、ベルトプーリ10の上部の流路21を通って外に出る。しかしながら、シール部28および31により、オイルミストを含む空気流が、隔離部材23によって形成されている流路25内に流入することはない。しかし、駆動ユニット1の周囲の空気からの空気流は、通路12および24ならびに流路25を通過することができる。このようにして、オイルをさらに冷却することができ、同時に、下側支持部材5をより冷却することができる。
【0022】
そのため、図示された駆動ベルト11は、ポンプ部材として働き、このような空気流を流路25を通して押しやる働きをする。それにより、駆動ベルト11の、流路25内を内向きに走行する部分は空気流を流路25内に導入し、駆動ベルトの、流路25内を外向きに走行する部分は空気流を流路25から排出する。流路25を通る空気の流れをよりよくするために、流路25が2つの部分流路に分割されるように、壁部材32が流路25内のほぼ中央に設けられている。壁部材32は、実質的に回転軸zに対して軸方向かつ半径方向の平面内を、ベルトプーリ10に近接した領域から通路12に近接した領域まで延びている。したがって、駆動ベルト11は、一方の部分流路内を内向きに走行し、他方の部分流路内を外向きに走行する。
【0023】
流路25は、ケーシング6によって形成されている内部空間7,8を横切って延びることは必ずしも必要でなく、すなわち、必要なのは通路12および24の一方だけであることに留意されたい。流路25を通る空気流れを増大させるように構成されたファン部材により隔離部材23によって冷却効果を高めることも可能である。さらに、隔離部材23も、流路25および/またはケーシング6によって形成されている内部空間7,8内に延びる複数のフランジまたはこれに類似する複数の表面積増大部材を備えていてもよい。
【0024】
本発明は、開示された実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲内で変形し修正することができる。本発明の範囲内で、開示されたファンホイール20の代わりに、加圧によってオイルを移送することが可能である。その場合、オイルは支持部材5および4を通って押しやられ、その後、駆動ユニット1内の表面に沿って流れ、下側空間8に戻る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遠心分離機の遠心ロータ用の駆動ユニットの、部分的に断面を示す概略斜視図である。
【図2】 図1の駆動ユニットの下側部分の断面図である。

Claims (12)

  1. 遠心ロータ(2)を支持するように配置され、実質的に垂直な軸(z)の周りを回転可能に少なくとも1つの支持部材(4)に支持された駆動シャフト(3)と、前記駆動シャフト(3)および前記支持部材(4)が位置する上側空間(7)とオイルを貯留する下側空間(8)とを形成するケーシング(6)と、空気および前記オイルの流れを生じさせるように配置されてオイルミストを形成するとともに前記支持部材(4)を通る前記オイルミストの流れを引き起こすように配置されて前記支持部材(4)を冷却し潤滑する第1の手段(18,19,20)を有する、遠心分離機の遠心ロータ(2)用の駆動ユニット(1)において、
    前記オイルミストを冷却するように配置された第2の手段であって、前記オイルミストの大部分を、前記支持部材(4)の出口から、前記ケーシング(6)の外側の周囲空間と熱伝導するように接触して延びている少なくとも1つの通路(17)を通過させて前記下側空間(8)まで移送する第2の手段(14,16,17)を有し、
    前記第2の手段が、前記ケーシング(6)の内側に向かって前記支持部材(4)から外側に延びる第1の遮蔽部材(14)と、前記駆動シャフト(3)と前記ケーシング(6)の内側との間に延び、前記通路(17)を形成する第2の遮蔽部材(16)と、を有することを特徴とする、遠心分離機の遠心ロータ用の駆動ユニット。
  2. 前記通路(17)は、前記上側空間(7)の上部から前記上側空間(7)の下部まで延びていることを特徴とする、請求項1に記載の駆動ユニット。
  3. 前記通路(17)は、前記ケーシング(6)の実質的に垂直な方向の長さの大部分に沿って延びていることを特徴とする、請求項1または2に記載の駆動ユニット。
  4. 前記通路(17)は、前記ケーシング(6)の外側の周囲空間と熱伝導するように接触した壁部材によって少なくとも一部が形成されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  5. 前記壁部材は前記ケーシング(6)によって形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の駆動ユニット。
  6. 前記第2の遮蔽部材(16)は、前記第1の遮蔽部材(14)の半径方向外側の縁部から実質的に軸方向下向きに延びていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  7. 前記第2の遮蔽部材(16)は、前記第2の遮蔽部材(16)の下縁部と前記下側空間(8)内の前記オイルとの間に隙間が形成される距離だけ下向きに延びていることを特徴とする、請求項に記載の駆動ユニット。
  8. 前記第2の遮蔽部材(16)は、前記駆動シャフト(3)の周囲の少なくとも大部分にわたって延びていることを特徴とする、請求項からのいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  9. 前記オイルからの熱伝導を高めるために前記通路(7)に設けられた表面積増大部材を有することを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  10. 前記周囲空間の近くの前記ケーシング(6)の外側に設けられた表面積増大部材(22)を有することを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  11. 前記第1の手段は、前記支持部材(4,5)および前記通路(17)を通る空気とオイルの前記流れを生じさせるように構成されたファン部材(20)を有していることを特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  12. 前記ファン部材(20)は、前記駆動シャフト(3)上に固定されて設けられていることを特徴とする、請求項11に記載の駆動ユニット。
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