JP4623718B2 - スライドレールの着脱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばシステムキッチン等においてキャビネットにスライド式の計量米びつや収納ラック等のスライド収納庫を取り付ける場合にスライドレールと共に使用されるスライドレールの着脱装置に関するものであって、特に間口が広く取れない部位に設けられる幅狭のスライド収納庫を取り付ける場合に好適なスライドレールの着脱装置に係る。
システムキッチンにおいては、流し台、レンジ台及び各種の収納庫等が一体に納められたキャビネットが据え付けられている。このうちレンジ台はレイアウトの関係でキャビネットの左端側あるいは右端側に配置される場合が多い。
この場合、レンジ台に載置されるガスレンジ等の加熱調理器は部屋の壁面から150mm以上離すことが消防法の規定によって定められている。従ってレンジ台の外方には間口150mm程度の幅狭な空きスペースが形成されることになる。
上記空きスペースも収納空間として使用されており、例えば前面に片開きタイプの開き扉を設け、内部に棚を設けて、据付固定式の収納ボックスとして使用したり、スライド式の計量米びつや収納ラック等のスライド収納庫を配置したりして上記キャビネットの空きスペースの有効利用が図られていた。
しかしながら、スライド収納庫の幅寸法はキャビネットの空きスペースの間口寸法が150mm、そしてキャビネットの側板や仕切板の板厚寸法を差し引くと、板厚の違い等によって119mm、114mm、109mmと極めて幅狭であるため、従来は比較的簡単な構造のスライドレールしか使用できなかった。
このスライドレールはスチール家具の引出し等において広く使用されている汎用タイプのスライドレールであり、スライド動作時にゴトゴトと比較的大きな動作音を発するため、システムキッチンの高級感を損ねる問題がある
しかしながら、市販の消音設計タイプのスライドレールは、上記空きスペースの間口寸法等の制約があるため、その実現は困難とされていた。
即ち、市販のスライドレールの着脱装置が元々幅狭のスライド収納庫への適用を想定したものではなく、左右一対設けられるスライドレールの着脱装置を2個並設しただけで、上記空きスペースに対応したスライド収納庫の幅寸法を超えてしまう。
更に左右に位置するそれぞれの操作レバーの可動方向が内側であり、省力化を得るためにてこ比を大きく取って大きな可動ストロークを必要とする構造としたことから使用に必要な間口寸法は上記スライド収納庫の幅寸法を大きく上回ってしまうことになる。
この他、上記市販のスライドレールの着脱装置は数多くの部品が組み合わさった複雑な構造を有しているため、比較的高価である問題もある。
また上記市販のスライドレールの着脱装置には幅調整機能が備えられていないため、上述のようにキャビネットの側板や仕切板の板厚の違いによって生ずる119mm、114mm、109mmのスライド収納庫の幅寸法の違いに対応できることはできない。
本発明は、上記の背景技術及び背景技術が抱えていた問題点の存在を踏まえてなされたものであって、幅狭のスライド収納庫に対して消音設計のスライドレールを使用できるようにし、構造が簡単で安価であり、スライド収納庫の幅寸法の違いにも対応でき、部品の共通化を通じてスライド収納庫の製品コストの削減にも寄与するスライドレールの着脱装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に記載した発明は、スライド収納庫をスライドレールに接続して一体化させると共に、接続を解除してスライドレールからスライド収納庫を取り外すことのできるスライドレールの着脱装置において、スライドレールの着脱装置には、スライドレールの可動レールに形成された係合穴部に入り込んで係合する係合爪と、回動支点を中心に係合爪を所定の角度回動させて係合爪の係合状態を解除する操作レバーと、係合解除方向に回動した係合爪を係合方向に戻すように回動付勢する弾性片とを一体に備える単一部品によって構成されるレールキャッチが設けられ、さらに、レールキャッチが係合解除状態にある時は、スライドレールにおける可動レールの移動を案内し、レールキャッチが係合状態にある時は、レールキャッチと共にスライドレールとの接続状態を確保するレールガイドが設けられており、レールガイドは剛性材料によって形成されており、座板と、座板の外側端縁を上方に立ち上げて形成され、可動レールの外側外側面を広範囲に亘って案内する外側ガイドリブと、レールキャッチが取り付けられる側における座板の内側端縁の一部を上方に立ち上げて形成され、可動レールの内側内側面を部分的に案内すると共に可動レールの前側端面に当接することでレールキャッチと共に可動レールとの接続状態を確保する内側ガイド片とを有していることを特徴とするスライドレールの着脱装置である。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載したスライドレールの着脱装置において、前記レールキャッチにおける弾性片の自由端側の端部には、前記レールガイドにおける内側ガイド片を被覆し、直接可動レールの内側内側面と摺接するガイドキャップが設けられていることを特徴とするスライドレールの着脱装置である。
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載したスライドレールの着脱装置において、前記レールガイドは、間口方向左右に配されるスライドレールに対応して左右一対、対称に設けられており、それぞれのレールガイドにおける座板の前端部及び後端部には、間口方向及び奥行方向に所定にピッチずつずらした複数個の取付位置調整穴が設けられていることを特徴とするスライドレールの着脱装置である。
請求項4に記載した発明は、スライド収納庫をスライドレールに接続して一体化させると共に、接続を解除してスライドレールからスライド収納庫を取り外すことのできるスライドレールの着脱装置において、スライドレールの着脱装置には、スライドレールの可動レールに形成された係合穴部に入り込んで係合する係合爪と、回動支点を中心に係合爪を所定の角度回動させて係合爪の係合状態を解除する操作レバーと、係合解除方向に回動した係合爪を係合方向に戻すように回動付勢する弾性片とを一体に備える単一部品によって構成されるレールキャッチが設けられ、さらに、種々のスライド収納庫を取り付けることができる取付底板が設けられ、その取付底板には、レールガイドの座板に設けられている複数個の取付位置調整穴に対応した複数個の取付受け穴と、レールキャッチにおける回動支点の間口方向左右への所定ピッチの移動を可能にする可動長穴とが設けられており、このうち取付受け穴は、レールガイドを間口方向左右に対称移動させることによって複数個の取付位置調整穴のうち対応する1つの取付位置調整穴とのみ一致するように配設されていることを特徴とするスライドレールの着脱装置である。
請求項5に記載した発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載したスライドレールの着脱装置において、前記レールキャッチは、間口方向左右に配されるスライドレールに対応して左右一対、対称に設けられており、それぞれのレールキャッチの操作レバーを外側に拡げることによって係合爪を内側に移動させて係合爪の係合状態を解除するようにしたことを特徴とするスライドレールの着脱装置である。
本発明のスライドレールの着脱装置によれば、単一部品によって構成されるレールキャッチを設けているから、構造が簡単、コンパクトで安価なスライドレールの着脱装置を提供できるようになる。
左右のレールキャッチの操作レバーを外側に拡げる構成としたことによりスライド収納庫の幅寸法の制約を受けない外側のスペースが操作レバーの可動スペースとなるため、幅狭のスライド収納庫に対して消音設計のスライドレールを適用できるようになる。
またスライドレールを案内し、保持する部分には剛性材料によって形成されているレールガイドが作用するように構成したことによってレールキャッチに過度の負荷を掛けることなく、スライドレールとスライドレールの着脱装置との接続を図ることができる。
更にレールガイドに複数個の取付位置調整穴を設け、取付底板にこれらに対応する複数個の取付受け穴を設けた場合には、キャビネットの板厚の違いによって生ずるスライド収納庫の幅寸法の変化に対応できるようになり、取付底板の共通化を通じてスライド収納庫の製品コストの削減を図ることが可能となる。
以下、下記に示す実施の形態を例にとって、本発明に係るスライドレールの着脱装置について具体的に説明する。以下の説明では、スライド収納庫の一例としてスライド式の計量米びつと収納ラックを採り上げ、これらの構成の概略を併せて説明する。
本実施の形態に係るスライドレールの着脱装置1は、システムキッチンにおいて流し台、レンジ台及び各種の収納庫等が一体に納められたキャビネット3に対してスライド収納庫5を設置する場合にスライドレール7と共に使用される。
具体的にはスライド収納庫5をスライドレール7に接続して一体化させると共に、接続を解除してスライドレール7からスライド収納庫5を取り外す場合に使用される。
図1に示すようにキャビネット3の左右の何れかの端部寄りにレンジ台が配置されており、レンジ台外方のキャビネット3の空きスペース9を利用して、空きスペース9に収容できる幅狭のスライド収納庫5を設置する場合を例にとって説明する。
空きスペース9のキャビネット3の板厚を含めた間口寸法Aは、上述のように150mm程度と狭く、キャビネット3の側板11及び仕切板13の厚さを考慮すると、スライド収納庫5の幅寸法Bは119mm、114mm、109mmの3種類にほぼ限定される。
空きスペース9は側板11、仕切板13、背板15、天板17及び底板19によって区画された幅狭で高さ方向と奥行方向の寸法の大きな偏平角箱状の空間である。また空きスペース9の前面は、スライド収納庫5の前面に位置する化粧パネル21によって被覆されるようになっている。
空きスペース9の間口方向左右に位置する側板11と仕切板13の内壁面の上部には、奥行方向に向けて平行に延びる一例として断面コの字状のガイド部材23が設けられている。また空きスペース9の底板19の上面には、間口方向左右に2基設けられるスライドレール7の固定レール25が取り付けられている。
スライドレール7はキャビネット3に対して取り付けられる固定レール25と、後述する本発明のスライドレールの着脱装置1に接続される可動レール27と、固定レール25と可動レール27との間に介在される中間レール29と、これらの間に介在されるローラスライダ31とによって構成されている。
固定レール25は断面略凹字状の部材で外側板33は端部を90°内側に折り曲げた内側板35に比べてかなり高めに形成されている。固定レール25には、キャビネット3の側板11ないし仕切板13の内壁面に対してビス止めするための多数の取付穴37が形成されている。また固定レール25の底面板39は、空きスペース9の底板19上に載置される部分であり、適宜の係合構造あるいはビス止め等によって底板19に固定される。
可動レール27は、門型断面をした部材で、前面側の端部には幅方向の中間付近の位置から下方に向けて垂直に折り曲げられた奥行方向に延びる係合片41が設けられている。
係合片41には角穴状の係合穴部43が設けられていて後述するレールキャッチ45の係合爪47が入り込むことによって可動レール27とスライドレールの着脱装置1との一体化が図られる。
中間レール29は可動レール27の内側に配置される可動レール27より一回り小さな門型断面をした部材であり、この中間レール29の存在によってスライド収納庫5を完全にキャビネット3の手前側に引き出すことのできる、いわゆるフルオープンスライドを可能にしている。
ローラスライダ31は保持具49に複数個のローラベアリング51を保持させたもので、精密なローラベアリング51をコロとして利用することでスライド動作時の動作音が殆どしない消音設計のスライドレール7としている。
スライド収納庫5として本実施の形態ではスライド式の計量米びつ53を採用している。図示の計量米びつ53は一例として本体55の幅寸法Wが100mm、奥行寸法Dが480mm、高さ寸法Hが507mmである。
本体55は、上面及び底面が開放された角筒状のケーシング57と、ケーシング57の開放された上面を覆う上蓋59と、ケーシング57の内部に設けられ被収納物である米Rを収納するホッパ61と、ホッパ61の取出口下方に設けられる計量升63と、ケーシング57の左右の側面を一部凹陥して設けられる計量レバー65とを有している。
更に、本体55は、計量レバー65の動きを計量升63に伝える図示しない駆動伝達機構と、計量升63の下方に設けられ、ケーシング57の左右の側面から引き出して取り出すことのできる取出し容器67とを有している。
またケーシング57の下端縁69はケーシング57の開放された底面内側に向けて90°折り曲げられていて、この下端縁69に設けられる図示しない係合穴やビス止め用の下穴を利用して後述する取付底板71と接続される。
この他、ケーシング57の前面には前記化粧パネル21が取り付けられる他、上蓋59の左右の側部前方寄りにガイド部材73が設けられている。このガイド部材73は、空きスペース9の側板11及び仕切板13に設けられているガイド部材23と同様、一例として断面コの字状をした部材で、格納状態近辺においてガイド部材23の上面に当接しガイド作用をなす。
そしてこのようなスライド収納庫5をスライドレール7に対して接続する場合に使用されるスライドレールの着脱装置1は、スライド収納庫5の底面に取り付けられる取付底板71と、取付底板71の底面に取り付けられる2本のレールガイド75と、取付底板71の前端面に取り付けられる左右一対、対称に設けられるレールキャッチ45と、取付底板71の後端側に取り付けられるレールガイド75の後端部固定用の固定プレート77とを備えている。
取付底板71はスライド収納庫5の本体55の開放された底面を覆う部材で、本体55の骨格を形作っている枠部材や上蓋59、あるいは取出し容器67と同様、ポリスチレン等のプラスチック成形材料によって形成されている浅底のトレイ状の部材である。
取付底板71の幅寸法と奥行寸法は本体55の幅寸法Wと奥行寸法Dとほぼ同一であり、高さ寸法は一例として25mm程度に設定されている。尚この取付底板71は図1〜3に示す計量米びつ53に限らず、後述する図10に示す収納ラック201等、同一の外形寸法及び接合構造を有する各種のスライド収納庫5に対応できる。
取付底板71の上縁はフランジ状に外側に向けて張り出すように形成されており、側方に張り出したフランジ部79の上面には一例として6個の鉤状をした係合フック81が上方に向けて立ち上げられている。
この係合フック81は、上述したスライド収納庫5のケーシング57底面の下端縁69に設けられている図示しない係合穴と係合し係合状態を形成する。
また前後に張り出したフランジ部79の中央には、ビス止め用のビス穴83が形成されており、ケーシング57底面の下端縁69に設けられている図示しない下穴とを貫通する固定ビス85によってスライド収納庫5と取付底板71は接続され一体化される。
取付底板71の底面には、レールガイド75の座板87に形成されている前端部と後端部に3個ずつ計6個の取付位置調整穴89に対応した前端側左右に対称に3個ずつ6個、後端側左右に対称に3個ずつ6個、計12個の取付受け穴91が設けられている。
この取付受け穴91はレールガイド75を間口方向左右に対称移動させることによって各部3つの取付位置調整穴89のうち対応する1つの取付位置調整穴89とのみ一致するように配設されている。
取付底板71の底面には、前端側に位置する3つの取付受け穴91の近傍に間口方向に延びる可動長穴93が左右に1個ずつ2個設けられている。この可動長穴93は後述するレールキャッチ45における回動支点95の間口方向左右への所定ピッチの移動を可能にするために設けられている。
レールガイド75は、剛性材料、例えば金属製材料によって形成されており、長尺平板状の座板87と、座板87の外側端縁を上方に立ち上げて形成される外側ガイドリブ97と、レールキャッチ45を取り付ける取付底板71の前端側における座板87の内側端縁の一部を上方に立ち上げて形成される内側ガイド片99とを備えている。
座板87の前端部と後端部は段差状に折り曲げられていて、折り曲げられた前端部には3つの取付位置調整穴89と、回動支点95となる支点ネジNの雄ネジ部と螺合する雌ネジが刻設されたネジ穴101とが設けられている。
一方、座板87の後端部には3つの取付位置調整穴89のみが設けられており、3つずつ設けられる取付位置調整穴89は、前端部と後端部とで奥行方向のピッチは異なるが間口方向のピッチは等しくなるように設定されている。
また取付底板71に対して設けられる取付受け穴91との関係では、取付位置調整穴89と取付受け穴91の奥行方向のピッチは等しく、間口方向のピッチのみが異なるように設定されている。
このように取付位置調整穴89のピッチと取付受け穴91のピッチを設定することによってレールガイド75の前後誤装着が防止される。更に、レールガイド75を間口方向にスライドさせると、1つの取付位置調整穴89に対して必ず1つの取付受け穴91が一致する。これにより、左右に設けられる2つのレールガイド75の間隔がキャビネット3の側板11と仕切板13の板厚の違いによる3段階の変化に対応できる。
外側ガイドリブ97は、レールキャッチ45が係合解除状態にある時にスライドレール7における可動レール27の移動を案内する部材である。そして可動レール27の外側外側面を広範囲に亘って案内できるように長尺のガイドリブとなっている。
内側ガイド片99は図示のような短寸のフック状をした部材で、レールキャッチ45が係合解除状態にある時は可動レール27の内側内側面に摺接し、内側内側面を部分的に案内している。またレールキャッチ45が係合状態にある時は可動レール27の前側端面に当接することでレールキャッチ45と共にスライドレール7における可動レール27との接続状態を確保する。
レールキャッチ45は、スライドレール7の可動レール27に形成された係合穴部43に入り込んで係合する係合爪47と、回動支点95を中心に係合爪47を所定の角度回動させて係合爪47の係合状態を解除する操作レバー103とを備えている。更に、レールキャッチ45は、係合解除方向Jに回動した係合爪47を係合方向Kに戻すように回動付勢する弾性片105と、弾性片105の自由端側の端部に設けられ、上記レールガイド75における内側ガイド片99を被覆するガイドキャップ107とを備えている。
またレールキャッチ45は一例としてコポリマータイプのポリアセタール樹脂であるPOM(ポリオキシメチレン)によって一体成形された単一部品によって構成されている。
レールキャッチ45は間口方向左右に配される2本のスライドレール7に対応して左右一対、対称に設けられている。そして、それぞれのレールキャッチ45の操作レバー103を外側に拡げることによって係合爪47を内側に移動させて係合爪47の係合状態を解除できる。
係合爪47は、回動支点95から奥行方向後方に直線的に延びる幅広で剛性を有する主幹部109の先端に設けられる楔状をした部分であり、頂点Pから外方手前側に向けて案内傾斜面111が形成されていて案内傾斜面111の端部に段差状の鉤部113を有している。
回動支点95から外方には主幹部109に対してほぼ直角に延びる同じく幅広で剛性を有する支幹部115が設けられていて、その先端に操作レバー103が設けられている。操作レバー103は指が掛け易いように高さ寸法を大きくした略平板状の部材で、支幹部115と同様剛性を有している。
回動支点95の近傍の主幹部109の内側にはU字状に湾曲した後、奥行方向後方に向けて直線的に延びる幅狭で弾性変形可能な弾性片105が設けられている。
弾性片105の自由端側の端部には矩形平板状をしており、内部に内側ガイド片99を収容し得る肉薄の偏平矩形空間が形成されたガイドキャップ107が設けられている。
回動支点95には支点ネジNを取り付けるための取付穴117が形成されている。この取付穴117の内径は支点ネジNの雄ネジ部の外径より幾分大きめになっていて、レールキャッチ45は支点ネジNによって規制を受けることなく回動支点95を中心に自由に回動できる。
固定プレート77はレールガイド75と同様、金属製の平板材料によって形成されており、取付底板71の上面側後端部に宛がわれ、取付底板71における座板87を挟むようにしてレールガイド75との間でビス止めされる。
固定プレート77には取付底板71の後端部に形成されている取付受け穴91と同一ピッチ、同一個数の固定受け穴119が設けられている。そしてレールガイド75に設けられている取付位置調整穴89と取付底板71に設けられている取付受け穴91と同様、1つの固定受け穴119が選択され、対応する取付位置調整穴89と取付受け穴91と共にビス止めされ一体化される。
次に、このスライドレールの着脱装置1を使用して取付底板71をスライドレール7における可動レール27に取り付ける場合と、可動レール27から取付底板71を取り外す場合とに分けてスライドレールの着脱装置1の操作手順を説明する。
(1)取付底板を取り付ける場合(図9、10参照)
図9に示すようにレールガイド75をスライドレール7の可動レール27に合わせて上方から被せ、レールガイド75に案内させて取付底板71を奥部側に向けて押し込む。
取付底板71を最後まで押し込む直前の段階に至ると、レールキャッチ45における係合爪47の案内傾斜面111が可動レール27の係合片41の前端に当接する。レールキャッチ45は弾性片105の係合方向Kへの付勢力に抗して係合解除方向Jへ回動支点95を中心にして回動するようになり、係合爪47は内側に向けて移動する。
係合爪47の案内傾斜面111の終端に至ると、係合爪47の鉤部113が係合片41の内壁面に当接し摺接する。更に取付底板71が押し込まれることによって図10に示すように係合爪47は係合片41の係合穴部43に入り込み、鉤部113によって取付底板71の引抜き方向の移動が制限される。
また同時にレールガイド75の内側ガイド片99とレールキャッチ45におけるガイドキャップ107が可動レール27の内側板と上面板との間に入り込み可動レール27における前側端面の一部がレールガイド75の内側ガイド片99の対向する端面に当接することによって取付底板71のそれ以上の押込み方向への移動が制限される。
これにより取付底板71と可動レール27との接続状態が完了し、スライドレール7の可動レール27とスライドレールの着脱装置1の取付底板71との一体化が図られる。
そして、可動レール27に接続された取付底板71を手前に引き出し、その上方にスライド収納庫5を載置して両者を接続すればスライド収納庫5は図1に示すようにキャビネット3に対してスライド自在にいっぱいまで引き出すことができ、キャビネット3内に完全に格納できる。
(2)取付底板を取り外す場合(図11参照)
取付底板71を取り外す場合には、図11に示すように取付底板71の下に両手の指(例えば親指あるいは人差し指と中指)を入れ、内側から外方に向けて操作レバー103を押し広げる。
左右のレールキャッチ45は回動支点95を中心にして弾性片105による係合方向Kへの付勢力に抗して係合解除方向Jへ回動するようになり、係合爪47の鉤部113が係合片41の係合穴部43から外れて係合解除状態となる。
そして、この係合解除状態を保って操作レバー103を指で摘んで手前に引っ張ると、レールガイド75によって案内されながら取付底板71は可動レール27から切り離された状態でキャビネット3外に引き抜かれる。
以上、本発明を実施するための最良の形態である実施の形態1について詳述してきたが、具体的な構成は上述した構成に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内における設計の変更などがあっても本発明に含まれる。
例えば、スライド収納庫5は図1〜3に示すようなスライド式の計量米びつ53に限らず、種々の構造のスライド式の収納庫が適用可能である。図12はスライド収納庫5としてスライド式の収納ラック201を適用したものを示している。この収納ラック201は、フレーム203と、フレーム203に取り付ける2種類のバスケット205及びS字状の吊下げフック207とを形成し備えている。そして、収納ラック201の前面には計量米びつ53と同様の化粧パネル21が設けられ、収納ラック201の上部前面寄りのコーナー部付近の側方には前記計量米びつ53と同様のガイド部材73が設けられている。
また取付底板71に対するレールガイド75とレールキャッチ45の幅調整の構成は上述の構成に限らず種々の構成が可能である。具体的には図13(a)に示すようにレールガイド75に設けた挿込み片121を取付底板71に複数設けた挿込み穴123を適宜選択して挿し込むようにしたものであってもよいし、図13(b)に示すようにレールガイド75の座板87に予めナット125を溶接しておき、一方取付底板71に設ける取付受け穴を可動長穴93と同様の間口方向に延びる長穴状の取付受け長穴127とし、これらを固定ネジ129によって締結固定することでレールガイド75の幅調整を無段階に行えるようにしたものであってもよい。
本発明の実施の形態1に係るスライドレールの着脱装置を使用した施工例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るスライドレールの着脱装置を計量米びつに適用した実施の形態を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係るスライドレールの着脱装置を計量米びつに適用した実施の形態を示す正面図である。 同上、スライドレールの着脱装置周辺を拡大して示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係るスライドレールの着脱装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るのスライドレールの着脱装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係るのスライドレールの着脱装置を示す側断面図である。 同上、前端部及び後端部を拡大して示す側断面図である。 スライドレールの着脱装置における取付底板を取り付ける前の状態を示す底面図である。 スライドレールの着脱装置における取付底板を取り付けた状態を示す底面図である。 スライドレールの着脱装置における取付底板を取り外した状態を示す底面図である。 本発明の実施の形態1に係るスライドレールの着脱装置を収納ラックに適用した実施の形態を示す側面図である。 レールガイド及びレールキャッチの他の幅調整の構成を示す底面図である。
符号の説明
1 スライドレールの着脱装置 3 キャビネット
5 スライド収納庫 7 スライドレール
9 空きスペース 11 側板 13 仕切板
15 背板 17 天板 19 底板 21 化粧パネル
23 ガイド部材 25 固定レール 27 可動レール
29 中間レール 31 ローラスライダ 33 外側板
35 内側板 37 取付穴 39 底面板 41 係合片
43 係合穴部 45 レールキャッチ 47 係合爪
49 保持具 51 ローラベアリング 53 計量米びつ
55 本体 57 ケーシング 59 上蓋 61 ホッパ
63 計量升 65 計量レバー 67 取出し容器
69 下端縁 71 取付底板 73 ガイド部材
75 レールガイド 77 固定プレート 79 フランジ部
81 係合フック 83 ビス穴 85 固定ビス
87 座板 89 取付位置調整穴 91 取付受け穴
93 可動長穴 95 回動支点 97 外側ガイドリブ
99 内側ガイド片 101 ネジ穴 103 操作レバー
105 弾性片 107 ガイドキャップ 109 主幹部
111 案内傾斜面 113 鉤部 115 支幹部
117 取付穴 119 固定受け穴 121 挿込み片
123 挿込み穴 125 ナット 127 取付受け長穴
129 固定ネジ 201 収納ラック 203 フレーム
205 バスケット 207 吊下げフック
A (板厚を含めた)間口寸法 B (全体の)幅寸法
W (本体の)幅寸法 D (本体の)奥行寸法
H (本体の)高さ寸法 R 米 N 支点ネジ
J 係合解除方向 K 係合方向 P 頂点

Claims (5)

  1. スライド収納庫をスライドレールに接続して一体化させると共に、接続を解除してスライドレールからスライド収納庫を取り外すことのできるスライドレールの着脱装置において、スライドレールの着脱装置には、スライドレールの可動レールに形成された係合穴部に入り込んで係合する係合爪と、回動支点を中心に係合爪を所定の角度回動させて係合爪の係合状態を解除する操作レバーと、係合解除方向に回動した係合爪を係合方向に戻すように回動付勢する弾性片とを一体に備える単一部品によって構成されるレールキャッチが設けられ、さらに、レールキャッチが係合解除状態にある時は、スライドレールにおける可動レールの移動を案内し、レールキャッチが係合状態にある時は、レールキャッチと共にスライドレールとの接続状態を確保するレールガイドが設けられており、レールガイドは剛性材料によって形成されており、座板と、座板の外側端縁を上方に立ち上げて形成され、可動レールの外側外側面を広範囲に亘って案内する外側ガイドリブと、レールキャッチが取り付けられる側における座板の内側端縁の一部を上方に立ち上げて形成され、可動レールの内側内側面を部分的に案内すると共に可動レールの前側端面に当接することでレールキャッチと共に可動レールとの接続状態を確保する内側ガイド片とを有していることを特徴とするスライドレールの着脱装置。
  2. 請求項1に記載したスライドレールの着脱装置において、前記レールキャッチにおける弾性片の自由端側の端部には、前記レールガイドにおける内側ガイド片を被覆し、直接可動レールの内側内側面と摺接するガイドキャップが設けられていることを特徴とするスライドレールの着脱装置。
  3. 請求項1または2に記載したスライドレールの着脱装置において、前記レールガイドは、間口方向左右に配されるスライドレールに対応して左右一対、対称に設けられており、それぞれのレールガイドにおける座板の前端部及び後端部には、間口方向及び奥行方向に所定にピッチずつずらした複数個の取付位置調整穴が設けられていることを特徴とするスライドレールの着脱装置。
  4. スライド収納庫をスライドレールに接続して一体化させると共に、接続を解除してスライドレールからスライド収納庫を取り外すことのできるスライドレールの着脱装置において、スライドレールの着脱装置には、スライドレールの可動レールに形成された係合穴部に入り込んで係合する係合爪と、回動支点を中心に係合爪を所定の角度回動させて係合爪の係合状態を解除する操作レバーと、係合解除方向に回動した係合爪を係合方向に戻すように回動付勢する弾性片とを一体に備える単一部品によって構成されるレールキャッチが設けられ、さらに、種々のスライド収納庫を取り付けることができる取付底板が設けられ、その取付底板には、レールガイドの座板に設けられている複数個の取付位置調整穴に対応した複数個の取付受け穴と、レールキャッチにおける回動支点の間口方向左右への所定ピッチの移動を可能にする可動長穴とが設けられており、このうち取付受け穴は、レールガイドを間口方向左右に対称移動させることによって複数個の取付位置調整穴のうち対応する1つの取付位置調整穴とのみ一致するように配設されていることを特徴とするスライドレールの着脱装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載したスライドレールの着脱装置において、前記レールキャッチは、間口方向左右に配されるスライドレールに対応して左右一対、対称に設けられており、それぞれのレールキャッチの操作レバーを外側に拡げることによって係合爪を内側に移動させて係合爪の係合状態を解除するようにしたことを特徴とするスライドレールの着脱装置。
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