JP4623461B2 - 情報処理装置および印刷制御方法およびプリンタドライバプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および印刷制御方法およびプリンタドライバプログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、類似機能を有する複数のプリンタの基本機能を制御するための共通のプリンタドライバを利用可能な論理プリンタを検索することが可能なプリンタドライバがインストールされ、且つ前記プリンタドライバを利用可能な論理プリンタが登録されている情報処理装置および印刷制御方法およびプリンタドライバプログラムおよび記録媒体に関する。
近年、マイクロソフト社のWindows(登録商標)におけるActive Directoryなどのディレクトリサービスでネットワークに接続されているプリンタを条件検索し、ユーザの希望条件にあったプリンタで印刷できるようになっている。しかし、単一のメーカの機能の類似するプリンタ(モデル)が複数存在した場合、それぞれのプリンタを利用するためには、利用するコンピュータに、それぞれのプリンタに適合したプリンタドライバが全てインストールされていることが必須となる。
しかしながら、現実には、ユーザの利用するコンピュータには、ネットワークに接続されているプリンタの全てのプリンタドライバがインストールされていない場合(論理プリンタが登録されていない場合も含む)が多い。実際、ネットワーク上にある全てのプリンタのプリンタドライバをインストールするには相当な手間が必要である。特に、一般のユーザには管理者権限が与えられていない場合が多く、このような場合、一般のユーザではプリンタドライバをインストールすることができず、全て管理者が行う必要がある。そのため、管理者はプリタドライバのインストール作業に大変な手間を要してしまう。
また、管理上の理由から、クライアント端末の構成を変更したくないといった要望が多い。特に、出張等で他の拠点で作業をする場合のように、一時しかあるネットワークに接続しない場合がある。このような場合、たった一時の接続のために、クライアント端末に、該ネットワークに接続されたプリンタのプリンタドライバをインストールすること(論理プリンタを登録することも含む)は避けたい。
そこで、このような状態に対応すべく、特許文献1には、どのプリンタにも共通して適用可能な機能だけに限定して印刷を行うプリンタ制御システムが開示されている。
この特許文献1に記載のプリンタ制御システムにおいては、ユーザの利用する各コンピュータに、プリンタドライバを複数インストールしなくとも、そのコンピュータから複数のプリンタを利用することが可能となった。
特開2002−91732公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のプリンタ制御システムでは、基本設定のみに基づいて印刷を制御するので、仮にプリンタがステイプルや両面印刷等の基本設定のみでは利用できない機能を備えていたとしても、上記機能を利用(設定)することができないという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、情報処理装置にプリンタドライバを複数インストールすることなく、また、論理プリンタを複数登録することなく、複数のプリンタの固有の機能を利用するができる仕組を提供することである。
本発明は、類似機能を有する複数のプリンタの基本機能を制御するための共通のプリンタドライバを利用可能な論理プリンタを検索することが可能なプリンタドライバがインストールされ、且つ前記プリンタドライバを利用可能な論理プリンタが登録されている情報処理装置において、前記検索された論理プリンタから一時的に利用したい論理プリンタを選択する選択手段と、前記選択された論理プリンタに設定されている印刷設定のための情報を示す第2の論理プリンタ情報を取得する取得手段と、前記登録されている論理プリンタに設定されている印刷設定のための情報を示す第1の論理プリンタ情報を前記取得した第2の論理プリンタ情報に一時的に置き換える置き換え手段とを有し、前記置き換え手段による論理プリンタ情報の置き換え状況に応じて、印刷設定の入力制御およびプリントジョブの生成を行うことを特徴とする。
また、本発明は、類似機能を有する複数のプリンタの基本機能を制御するための共通のプリンタドライバを利用可能な論理プリンタを検索する検索手段を有するサーバ装置と通信可能に接続され、前記プリンタドライバがインストールされ、且つ前記プリンタドライバを利用可能な論理プリンタが登録されている情報処理装置において、前記サーバ装置の検索手段により検索された論理プリンタから一時的に利用したい論理プリンタを選択する選択手段と、前記選択された論理プリンタに設定されている印刷設定のための情報を示す第2の論理プリンタ情報を取得する取得手段と、前記登録されている論理プリンタに設定されている印刷設定のための情報を示す第1の論理プリンタ情報を前記取得した第2の論理プリンタ情報に一時的に置き換える置き換え手段とを有し、前記置き換え手段による論理プリンタ情報の置き換え状況に応じて、印刷設定の入力制御およびプリントジョブの生成を行うことを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置にプリンタドライバを複数インストールすることなく、また、論理プリンタを複数登録することなく、情報処理装置から複数のプリンタの固有の機能を含めて利用可能となる。
従って、複数のプリンタドライバを追加する手間を省き、管理者の手間を軽減させることができる。また、プリンタ固有の設定に関する情報をサーバ装置に登録されている論理プリンタより一時的に取得することで、他のプリンタの固有設定を利用することが可能となる。よって、情報処理装置の構成を変更することなく、類似機能を有する複数のプリンタを使用することができ、管理上の理由等により、クライアントPCの構成を変更したくないというユーザや管理者の要望を満足することができる等の効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の詳細を説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す情報処理装置を適用可能なネットワーク印刷システムの構成の一例を示すブロック図である。
なお、本発明ではOS(Operating System)が提供するディレクトリサービスの利用を前提としているが、本実施形態ではこのディレクトリサービスの一例としてマイクロソフト社のWindows(登録商標)が提供するActiveDirectoryサービスの利用を前提として説明する。
図1において、10はLAN等のネットワークで、このネットワーク10上に存在するクライアントPC3,PC4ならびにPC5はいずれも一般利用者が文書作成やその印刷に用いる端末である。印刷が実行される際の印刷命令もクライアントPC3〜5にて発行される。
1はサーバPCで、ネットワーク10内の構成情報を一元管理している。このサーバPC1は、ネットワークの管理者のみが操作するのが通例である。なお、上記サーバPC1が管理している構成情報とは、クライアントPC3〜5を識別するための情報や利用者であるユーザの情報、ネットワーク10上に公開している共有資源の情報等を示す。なお、この共有資源の情報の種類の1つとして共有プリンタに関する情報が存在する。このような構成情報は、サーバPCに接続されているデータベース2に保存されている。
そして、サーバPC1は、データベース2上のデータにレコードを追加・削除ならびに編集を行うことができる。また、サーバPC1は、クライアントPC3〜5からの要求に応じて、このデータベース2内の検索も実施することができる。
6,7はプリンタで、このプリンタ6,7は、ネットワーク10に接続されているが、クライアントPC3〜5から直接印刷命令を受け付けるような構成にはなっていない。サーバPC1がプリントサーバとなって、一旦クライアントPC3〜5からの印刷命令を受け取ってからそれをプリンタ6,7本体に送信する、という形態である。
<サーバPC1,クライアントPC3〜5のハードウェア構成について>
次に、図2を参照して、図1に示したサーバPC1ならびにクライアントPC3〜5のハードウェア構成について説明する。
図2は、図1に示したサーバPC1ならびにクライアントPC3〜5のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、サーバPC1もクライアントPC3〜5もハードウェア構成としての差異はない。
図2において、11はCPUで、演算処理を行う。なお、CPU11の演算に用いるデータやその結果等はRAM12に保持される。また、RAM12に保持されるデータは揮発するため、CPU11は、最終的な演算結果等のデータについてはHDD13に格納するように制御する。
HDD13には、OSを構成するシステムファイルや周辺機器類を操作するためのドライバファイルが格納されており、CPU11はそれらのファイルをRAM12にロードして処理を行う。
コンピュータ内部は、バス16で連結されており、CPU11がバス16を制御することによって各構成要素間の通信を行う。また、バス16には記憶媒体15を読み出すためのCD−ROMドライブ14が接続されており、記憶媒体に格納されたファイルやプログラムをRAM12やHDD13にロードすることができる。
その他に入力用I/F17を通してマウス21が、入力用I/F18を通してキーボード22が入力用機器として接続されている。また、出力用I/F19を通してディスプレイ23が出力用機器として接続されている。さらに、通信用I/F20を通してコンピュータはネットワーク10と接続されており、クライアントPC3〜5上で生成された印刷命令は、ネットワーク10を通して、サーバPC1側の通信用I/Fにて受信される。
<統合プリンタドライバについて>
本発明のポイントとして、統合プリンタドライバを利用することが挙げられる。統合プリンタの定義について以下に説明する。
従来、プリンタドライバは、1プリンタモデル(製品)につき1つというのが通例である。似たような機能を持つ複数のプリンタモデルがあっても多少の機能差異があるため、それぞれのプリンタモデルに向けてプリンタドライバを用意する。
一方、統合プリンタドライバとは、類似機能を持つ複数のプリンタグループ(所定のカテゴリ)に対して提供する単一のプリンタドライバであり、基本機能については全てのプリンタモデルについて対応するものである。ここでの基本機能とは、カラー印刷や両面印刷、ホチキス止めといった、モデルによって可能になるものとならないものや、全てのモデルで可能な機能の両方を含む。
上記で説明した基本機能以外の各プリンタモデルに特化した機能(例えば、パンチ穴をあける機能,用紙を折る機能等)については、拡張モジュールを利用することによって実現可能とする。拡張モジュールについては後述する。
<ネットワーク印刷について>
次に、図3のデータフローを用いて、サーバ/クライアントで構成されるネットワークにおける印刷処理の流れを説明する。
図3は、図1に示したようなサーバ/クライアントで構成されるネットワークにおける印刷処理の流れを説明するデータフローである。なお、以下、クライアントPC3を代表して説明するがクライアントPC4,5でも同等である
一般利用者がクライアントPC3を操作して、文書を作成し印刷を行うとき、クライアントPC3〜5には少なくとも1つの論理プリンタ31が必要となる。論理プリンタが存在しない場合はサーバPC1上で公開・共有されている論理プリンタに接続することによってクライアントPC3上に論理プリンタを作成する。
サーバPC1上の論理プリンタが複数ある場合、各プリンタが持つ能力などによって利用者はプリンタを選択する。この際、利用者はプリンタ能力などを条件としてプリンタの検索を行うことができる。なお、プリンタ検索については後述する。
まず、サーバPC1上の論理プリンタへの接続について説明する。クライアントPC3がサーバPC1の論理プリンタ32に接続する際にクライアントPC3側にプリンタドライバ33が存在しない場合は、まずサーバPC1からプリンタドライバ35をダウンロードし、格納する。次に、クライアントPC3は、サーバPC1からプリンタ情報ならびに印刷設定36を取得し、クライアントPC3に格納する。
クライアントPC3では、ユーザが、印刷設定を印刷の目的に合うように変更操作し、その設定の下に印刷する文書からプリンタドライバ33が印刷ジョブ37を生成する。そして、クライアントPC3は、印刷ジョブ37をサーバPC1に送信する。サーバPC1は、印刷ジョブ38を実際のプリンタ6又は7に送信する。
<プリンタ検索について>
クライアントPC3がサーバPC1の論理プリンタに接続する前に、利用者が利用したいプリンタ機能を指定して検索することができる。本発明の特徴的構成を説明する前に、以下に、図4のフローチャートを用いて、このプリンタ検索と論理プリンタへの接続について説明する。
図4は、クライアントPC3からのプリンタ検索と論理プリンタへの接続手順を示すフローチャートである。なお、S1〜S12は各ステップを示し、このフローチャートの処理は、クライアントPC3のCPUがHDDに格納されるプログラムをRAMにロードして処理することにより実行される。
ユーザは、利用するクライアントPC3上に論理プリンタが存在しない場合、あるいは存在しているプリンタの持つ機能が利用者の要求に見合わない場合、要求に見合うプリンタを検索する。
まず、ステップS1において、利用者からのプリンタ検索要求を受けたクライアントPC3のCPUは、ディスプレイに検索設定画面を表示させ、利用者からの検索条件の入力を受け付ける。この検索設定画面(プリンタ検索ダイアログ)を図5に示す。
図5は、クライアントPC3のディスプレイに表示される検索設定画面の一例を示す模式図である。
利用者は、図5の検索設定画面で、両面印刷、ホチキス止め、カラー印刷、ならびに印刷速度のうち、利用者が必要とする項目401に入力を行い、「検索開始」ボタン402を押下する。
すると、クライアントPC3のCPUは、図5の検索設定画面で入力された検索条件を取得し、ステップS2において、クライアントPC3からサーバPC1に検索条件情報を送信してプリンタ検索を依頼し、サーバPC1からの検索結果の返信を待機する。
サーバPC1は、サーバPC1内に構成されているActiveDirectoryサービスを用いてデータベース2と検索条件を照合し、結果を得る。ここでの結果とは、検索条件に合致するプリンタのリストとなる。そして、サーバPC1は、検索結果をクライアントPC3に返信する。なお、ここでは、一例としてActiveDirectoryサービスを想定しているため、クライアントPC3は、サーバPC1に依頼し、サーバPC1はデータベース2を参照して検索しているが、クライアントPC3が直接プリンタを検索可能なような構成(例えば、ブロードキャスト等を行ってプリンタからの返信を受信して通信可能なプリタを検索する構成)であれば、データベースに登録されていないプリンタも検索、利用可能になる。
そして、クライアントPC3のCPUは、サーバPC1から検索結果を受信し、ステップS3において、利用者が指定した機能条件に合致したプリンタの有無を判定し、利用者が指定した機能条件に合致したプリンタが無いと判定した場合には、ステップS5において、クライアントPC3のCPUは、クライアントPC3から利用者に対して検索条件に合致する機能を持ったプリンタがなかった旨を通知する(例えば、ディスプレイにメッセージ表示)。
そして、ステップS7において、クライアントPC3のCPUは、利用者が検索条件を変えて再度検索するか否かの入力を受け付ける。そして、利用者からの入力を受け取ると、クライアントPC3のCPUは、再検索を希望する旨の入力であったか否かを判定し、再検索を希望する旨の入力であったと判定した場合には、処理をステップS1に戻し、再度検索条件を入力させる。
一方、ステップS9で、クライアントPC3のCPUが、利用者から再検索を希望する旨の入力でなかった(再検索を希望しない旨の入力であった)と判定した場合には、そのまま処理を終了させる。
一方、ステップS3で、クライアントPC3のCPUが、利用者が指定した機能条件に合致したプリンタがあったと判定した場合には、ステップS4において、クライアントPC3のCPUは、図5に示した検索設定画面の下部に設けられたリスト403に、その結果を列挙し(検索結果をユーザにフィードバック)、ステップS6において、ユーザからのプリンタの選択を受け付ける。
そして、利用者がリスト403に列挙されたプリンタの中から接続するプリンタを1つ選択する。プリンタが選択されると図5に示すように「接続」ボタン404が押下可能となる。この接続ボタン404を利用者が押下すると実際の接続処理に入ると共にこのダイアログは終了する。
ステップS6で、クライアントPC3のCPUが、ユーザからのプリンタの選択結果を受け取ると、クライアントPC3のCPUは、検索設定画面を閉じ、ステップS8において、クライアントPC3のCPUは、クライアントPC3に統合プリンタドライバが構成されているかの確認を統合プリンタドライバファイルがクライアントPC3のHDDに格納されているか否かにより行う。統合プリンタドライバファイルがクライアントPC3のHDDに格納されていれば、以前に統合プリンタドライバがサポートするプリンタモデルを利用したことがあり、統合プリンタドライバを構成されているため、ここでの統合プリンタドライバの構成は必要ない。
ステップS8で、クライアントPC3のCPUが、クライアントPC3に統合プリンタドライバが構成されていると判定した場合には、そのままステップS11に処理を移行させる。
一方、ステップS8で、クライアントPC3のCPUが、クライアントPC3に統合プリンタドライバが構成されていないと判定した場合には、ステップS10において、クライアントPC3のCPUは、サーバPC1から統合プリンタドライバのファイル(例えば、図3に示したプリンタドライバ35)をダウンロードしてクライアントPC3のHDDに格納する(図3に示したプリンタドライバ31)。
次に、ステップS11において、クライアントPC3のCPUは、サーバPC1からプリンタに関する情報をダウンロードする(例えば、図3に示したプリンタ情報36)。ダウンロードする情報の詳細は後述する図6に示してある。クライアントPC3のCPUは、参照用の情報としてプリンタ情報を取得する。プリンタ情報には、図6の論理プリンタ「プリンタA」810等に示すように、接続に必要な接続先情報(サーバPC1側の論理プリンタにおける共有名の情報がクライアント側では接続先となる)や、プリンタモデル名、能力情報等が含まれる。クライアントPC3のCPUは、プリンタ情報をサーバPC1からダウンロードした後HDDに格納する。なお、このプリンタ情報は、クライアントPC3側では編集できない(一時的に情報を差し替えることができるが、それについては後述する)。また、ステップS11では、この時、サーバPC1から印刷設定情報も併せて取得し、HDDに格納する。この情報はクライアント側の印刷設定画面で利用者が印刷設定を行う上での初期値となる。例えば、ステップS11では、図6に示すように、サーバPC1から論理プリンタ「プリンタA」810のプリンタ情報810a,印刷設定情報810bをクライアントPC3にダウンロードし、クライアントPC3のHDD(図7に示すレジストリ1201)にプリンタ情報801a,印刷設定情報801bとして格納する。
次に、ステップS12において、クライアントPC3のCPUは、得られたプリンタ情報とプリンタドライバから論理プリンタを作成する。これにより、例えば、図6に示す例では、論理プリンタ「プリンタA'」801(図3に示した例では論理プリンタ31)がクライアントPC3に作成されることとなる。
<印刷実行時の一時的なプリンタ切り替えと機能拡張について>
論理プリンタは、一般的に印刷を行おうとする前に予め追加しておくべきものである。この状態を、図6,図7を用いて説明する。
図6,図7は、本発明の情報処理装置におけるプリンタ関連情報のメモリ格納状態の一例を示す模式図である。なお、図6,図7において、同一のものには同一の符号を付してある。
クライアントPC3に論理プリンタが追加されている状態は、図6,図7に示す論理プリンタ「プリンタA'」801が、クライアントPC3のレジストリ1202に登録されている状態に対応する。なお、この時点では、プリンタドライバが利用するメモリ領域1202は確保されておらず何も記憶されていない。即ち、図6,図7に示すクライアントPC3上には、レジストリ1201内に論理プリンタ「プリンタA'」801のみが存在する状態である。
そして、印刷する文書を作成したアプリケーションの印刷画面(後述する図9に示すプリンタ選択欄1901)から、印刷する論理プリンタを選択し、必要に応じて印刷設定を変更して印刷を実行可能である。なお、後述する図9に示すプロパティボタン1902が指示された時点、又は、印刷ボタン1903が指示された時点で、クライアントPC3のCPUは、RAM内にプリンタドライバが利用するメモリ領域1202を確保し、該メモリ領域1202内に、論理プリンタ「プリンタA'」801の印刷設定情報801bをコピーし、印刷設定情報(プリンタA')802として記憶させる。
本発明では、統合プリンタドライバに対応する論理プリンタが1つでも構成されている場合で、且つ、その論理プリンタで対応できない機能を利用したいと利用者が考えている場合、プリンタドライバが提供する印刷設定画面(後述する図10に示す)から利用者の要求に合致した論理プリンタを、サーバPC1上からActiveDirectoryサービスを用いて検索し、一時的に、論理プリンタの接続先を別の論理プリンタに変更することが可能である。例えば、図6の例では、クライアントPC3の論理プリンタ「プリンタA'」801の接続先を、サーバPC1の論理プリンタ「プリンタA」810から、サーバPC1の論理プリンタ「プリンタB」811に一時的に変更することが可能である。
以下、図8〜図17を参照して、本発明の特徴である一時的なプリンタ切り替えについて説明する。
図8は、本発明の情報処理装置における第1制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、一時的なプリンタ切り替え処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、クライアントPC3のCPUがHDDに格納されるプログラムをRAMにロードして処理することにより実行される。また、図中、S101〜S110はユーザの各操作ステップに対応し、S151〜S160は、クライアントPC3の各ステップに対応する。
まず、利用者はアプリケーションにより印刷する文書を作成し、アプリケーションの印刷画面を開く。このアプリケーションの印刷画面を図9に示す。
図9は、図1に示したクライアントPC3のディスプレイに表示されるアプリケーションの印刷画面の一例を示す模式図である。
そして、ステップS101において、利用者は、この印刷画面のプリンタ選択欄1901で統合プリンタドライバに対応する論理プリンタを選択し、プロパティボタン1902を指示し、印刷設定開始を要求する。
クライアントPC3のCPU(アプリケーション)は、プロパティボタン1902の指示(印刷設定の開始要求)を受け取ると、これに応じて、対応するプリンタドライバを起動するとともに、レジストリ1201(図6)内の対応する論理プリンタ「プリンタA'」801の印刷設定情報801bのコピーを、対応するプリンタドライバに投入する。
そして、起動されたクライアントPC3のプリンタドライバは、アプリケーションから投入された印刷設定情報を、自身が管理するRAM内のプリンタドライバが利用するメモリ領域1202(図7)の一部1203に格納して、印刷設定情報(プリンタA')802(図6)として保持する。
次に、ステップS151において、クライアントPC3のプリンタドライバは、印刷設定画面(図10)をクライアントPC3のディスプレイに表示する。
<印刷設定について>
以下、図10を参照して、クライアントPC3側で印刷時に行う印刷設定について説明する。
図10は、図1に示したクライアントPC3のディスプレイに表示される印刷設定画面の一例を示す模式図である。
印刷設定とは用紙に関する情報や出力体裁、印字品質などの情報の総称である。例えば、用紙に関しては用紙サイズと用紙の向きが設定可能であり、その他の設定については両面印刷、カラーならびにホチキス止めの設定が可能となっている。なお、図10に示した例では、カラーならびにホチキスの設定が無効化されており、これは対応するプリンタがカラーならびにホチキス止めを行う能力を持たないため、設定ができないことを意味している。
この印刷設定画面を開いた時に表示される設定値は、上述したようにレジストリ1201内に保持される論理プリンタの印刷設定情報で初期化されているが、この印刷設定画面上で利用者が必要に応じて設定を変更してから印刷を行うことができる。また、クライアントPC3に論理プリンタが構成されてから初めてこの印刷画面を開いた場合、設定値はサーバPC1上で構成されている設定値で初期化されている。この印刷設定上で利用者が必要に応じて設定を変更し、レジストリ1201にデフォルトの印刷設定として記憶させることができる。
以下、図8のフローチャートの説明に戻る。
ステップS102において、利用者が求める機能が利用可能であると利用者が判断した場合は、利用者は、ステップS106において、当該印刷設定を実施することができる。プリンタ機能が利用可能か否かについては、上述したように、印刷設定画面上で視覚的に表現されている。図10の例では、503に示すように「両面印刷」機能は利用可能であるが、「カラー」ならびに「ホチキス止め」については利用不可であるため、操作部が無効化されている。これにより、利用者は視覚的に、求める機能が利用可能か判断可能となる。
ステップS102で、利用者が求める機能が利用不可能であると判定した場合には、利用者は、プリンタ検索タブ502を指示して、利用者の要求に合致する機能が利用可能である統合プリンタドライバをサポートするサーバPC1上の他の論理プリンタを検索するための検索画面を表示するようにクライアントPC3のプリンタドライバに要求することができる。
クライアントPC3のプリンタドライバは、プリンタ検索タブ502への指示(検索画面表示要求)を受け取ると、ステップS152において、プリンタ検索画面(図11)をクライアントPC3のディスプレイに表示する。このプリンタ検索画面を図11に示す。
図11は、図1に示したクライアントPC3のディスプレイに表示されるプリンタ検索画面の一例を示す模式図であり、利用者の要求する機能用件(検索条件)を入力するためのものである。
図10に示した印刷設定画面と図11に示すプリンタ検索画面は同じプロパティシート上に存在し、上部のタブ(印刷設定タブ501,プリンタ検索タブ502)で設定する画面を切り替えることができ、図10と同一のものには同一の符号を付してある。
以下、図8のフローチャートの説明に戻る。
そして、ステップS103において、利用者が、図11に示したプリンタ検索画面内の601において、プリンタ検索条件を入力し、検索開始ボタン602を指示すると、クライアントPC3のプリンタドライバは、この検索要求に応じて、利用者により入力されたプリンタ検索条件を受け取り、ステップS153において、プリンタ検索処理を行う。クライアントPC3のプリンタドライバは、検索処理を開始すると、ActiveDirectoryサービスが動作しているサーバPC1に対して、検索要求を行う。ActiveDirectoryサービスは、共有されたプリンタに関する情報を内部のデータベース2に保持しているため、そのデータベースに対応する検索処理を行い、検索要求のあったクライアントPCのプリンタタドライバに検索結果を渡す。
そして、ステップS154において、クライアントPC3のプリンタドライバは、ステップS153のプリンタ検索処理にて、ActiveDirectoryサービスから得られた検索結果を、ディスプレイに表示させる。このとき、クライアントPCのプリンタドライバは、検索条件に合致したプリンタが見つからなかった場合には、その旨をディスプレイに表示し、再検索を行うか否かを利用者に入力させる。一方、検索条件に合致したプリンタが見つかったと判断した場合には、合致したプリンタを図11に示したプリンタ検索画面の検索結果リスト603に表示する。
そして、利用者は、ステップS104において、利用者の要求する機能を持つプリンタが見つからなかったと判断し、再検索も希望しない場合には、ステップS106において、印刷設定タブ501を指示して印刷設定を実行する。また、フローチャートには示していないが、利用者が、再検索を希望する場合は、ステップS103に戻り、再度、検索条件を入力することができる。
一方、ステップS104で、利用者が利用するプリンタが見つかったと判断した場合には、ステップS105において、図11に示したプリンタ検索画面の検索結果リスト603からプリンタを選択して「接続先変更」ボタン604を指示することによって、プリンタドライバに対して、接続するプリンタを一時的に変更する旨の要求を行うことができる。
この接続先変更の要求を受けたクライアントPC3のプリンタドライバは、ステップS155の接続先の切り替え処理に移行する。このプリンタ切り替え処理を以下に図12のフローチャートを参照して詳細に説明する。
<プリンタ切り替え処理について>
図12は、本発明の情報処理装置における第2制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図8のステップS155のプリンタ切り替え処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、クライアントPC3のCPUがHDDに格納されるプログラムをRAMにロードして処理することにより実行される。また、図中、S201〜S205は、クライアントPC3の各ステップに対応する。
上述したように、図8のステップS151にて、プリンタドライバの印刷設定画面の処理を開始した段階で、アプリンケーションは、論理プリンタ「プリンタA'」801の印刷設定情報801bのコピーをプリンタドライバに投入している。そして、クライアントPC3のプリンタドライバは、アプリケーションにより投入された印刷設定情報を印刷設定情報(プリンタA')802(図6,図7)としてメモリ領域1203(図7)に保持している。なお、ここで述べるプリンタの切り替え処理が無い場合においては、印刷設定画面(図10)にて利用者が設定した情報がこの領域に反映され、利用者が設定を終えて保存することを選択した場合に、この領域にある印刷設定情報がアプリケーションに返却され、印刷実行時に投入されることとなる。以下、プリンタの切り替え処理について説明する。
まず、ステップS201において、クライアントPC3のプリンタドライバは、接続先のプリンタ情報ならびに印刷設定情報を一時的に格納するため、クライアントPC3のRAMからこれらの情報を格納するための領域を割り当てる。これが、図7の1204,1205に示す領域である。
次に、ステップS202において、クライアントPC3のプリンタドライバは、一時的に接続するサーバPC1側プリンタのプリンタ情報811aを取得し、ステップS201にて確保したメモリ領域1204にプリンタ情報(プリンタB)803として保存する。なお、この領域1204に保存した情報803はクライアントPC3側では参照のみ行い、編集は行わない。
次に、ステップS203において、クライアントPC3のプリンタドライバは、現在の印刷設定情報である印刷設定情報(プリンタA')802をコピーし、ステップS201にて確保した領域1205に印刷設定情報(プリンタB)804(図6,図7)として保存する。なお、この領域に格納した情報は後で編集されることとなる。
次に、ステップS204において、クライアントPC3のプリンタドライバは、サーバPC1側のプリンタから印刷設定情報811b(図6)を取得し、RAM内のワークエリアに保持し、ステップS203で格納した印刷設定情報804とのマージ処理を行う。このマージ処理において、クライアントPC3のプリンタドライバは、クライアントPC3側でなされた印刷設定については、新たにステップS202にて取得したプリンタ情報(プリンタB)803が含む能力情報が許す限りは(能力情報が「可」となっている機能に関しては)、それを保持させ、許されない場合は(能力情報が「不可」となっている機能に関しては)、サーバPC1側のプリンタから取得した印刷設定項目811b内の情報で上書きするように印刷設定情報804を編集し、さらに、該編集した印刷設定情報804で印刷設定情報(プリンタB)802を上書きするように制御する。
なお、印刷設定情報の構成については、統合プリンタドライバをサポートするプリンタモデルであればほとんど差はないものの、拡張モジュールを利用する機種については拡張モジュールが個別に管理する領域が存在する。この領域は、印刷設定情報とは別に拡張モジュールが管理するものであり、領域の割りあて、設定、開放、並びに参照は、全て、この拡張モジュールが実行する。図7の領域1206がこの領域に該当する。なお、上記拡張設定情報(図6,図7の805)の扱いについては後述する拡張モジュールの詳細についての説明にて行うものとする。
また、クライアントPC3のプリンタドライバは、ステップS204での印刷設定情報のマージ処理の際に、ステップS202にて取得したプリンタ情報(プリンタB)803を格納する領域1204の先頭メモリアドレス「AD0016」を図6の802aに示すように、印刷設定情報(プリンタA')802の「参照情報」に格納する。なお、この「参照情報」802aは、一時的なサーバPC1側プリンタへの接続以外では使われず、この処理の前にはヌルデータで初期化されているものとする。
次に、ステップS205において、クライアントPC3のプリンタドライバは、図10に示した印刷設定画面の表示に用いていたプリンタ情報についても、それまで参照していたプリンタ情報(プリンタA')801aの情報から、ステップS202にて取得,格納したプリンタ情報(プリンタB)803の情報(メモリ上の「AD0016」に配置される)に参照先を切り替え、該プリンタ情報(プリンタB)803により印刷設定画面を変更する。この結果、図10に示した印刷設定画面におけるユーザ設定の可否は変化する。
図10の例では、「カラー」ならびに「ホチキス止め」の設定について、プリンタ能力が不足しているためにユーザは設定できなかったが、ここでのプリンタ情報の参照先はプリンタ情報(プリンタB)803のものであるため、カラーもホチキス止めも利用可能となり、両方のリストは操作可能となる。但し、両面印刷については、利用不可能となってしまう(後述する図14参照)。
即ち、クライアントPC3のプリンタドライバは、ステップS202にて取得,格納したプリンタ情報(プリンタB)803が含む能力情報に応じて、印刷に関する詳細な設定503の各項目を有効化したり、無効化したりし、さらに、有効化された項目に関しては、ステップS204にマージ処理された印刷設定情報(プリンタB)802を反映させる。これにより、利用者が、印刷設定タブ501を指示して再度「印刷設定」のシートに切り替えて、印刷設定を行う場合は、ステップS204でマージした印刷設定情報がその操作対象となる。
そして、ステップS205の処理を終えると、図8のフローチャートに処理を戻す。
以下、図8のフローチャートの説明に戻る。
ステップS155の接続先の切り替え処理が終了し、利用者が印刷設定タブ501を指示して印刷設定画面の表示を要求すると、該要求に応じて、クライアントPC3のプリンタドライバは、ステップS156において、利用者が要求した機能が有効となった印刷設定画面(図12のステップS205で更新済み)を表示することにより、利用者が要求した機能が利用可能なことを利用者に通知する。これにより、利用者は、ステップS106において、この印刷設定画面から一時的に切り替えたプリンタに対する印刷設定を実施することができる。
また、クライアントPC3のプリンタドライバは、ステップS155のプリンタの切り替え処理を終えて印刷設定画面に戻った時点で、ステップS157の拡張機能設定処理に移行する。
<拡張機能の設定処理について>
上述したように、図8のステップS155で切り替えたプリンタが、プリンタに特化した機能を有する場合、サーバPC1側で拡張モジュールが構成されていれば、拡張機能の利用が可能となる。
ここで、拡張モジュールの実際の役割について具体的に説明する。プリンタを機能拡張するためのものであるが、限られたプリンタモデルにしか導入されない特殊な機能であり、上述のディレクトリサービスの検索対象とならないような機能が対象となる。
拡張モジュールの実体は、関数を集めたライブラリであり、本実施形態のWindows(登録商標)の場合では、DLL(ダイナミックリンクライブラリ)がこれに該当する。この拡張モジュールは、プリンタドライバ本体とのみ情報をやり取りするため、拡張モジュールは決められたインタフェース関数を定義しなければならない。プリンタドライバは、印刷設定画面の表示時や、初期化、印刷実行といったタイミングにおいて、インタフェース関数群が定義されたライブラリが存在するかを確認し、拡張モジュール、そして拡張モジュールの提供する拡張機能の有無を判断する。
例として、排紙機能であるパンチ穴を開ける機能や、排紙の際に用紙を任意の設定に折る機能を併せ持った1つの拡張モジュールがあるとする。
この拡張モジュールは、1つのモジュールで複数の機能をサポートすることが可能である。拡張モジュールに必要な機能は、「拡張機能を設定するためのユーザ・インターフェースを提供する」ことと、「拡張機能に対応するプリンタコマンド等の発行を行う」ことの2つに分かれる。前者はプリンタドライバ本体のユーザ・インターフェースモジュール(印刷設定画面などの設定画面を提供する)と連携し、後者はグラフィックスモジュール(実際にプリンタコマンド発行や描画処理を行う)と連携する。
ユーザ・インターフェースモジュールとグラフィックスモジュールは、その間の情報のやり取りを印刷設定情報を用いて行うが、拡張モジュール用の印刷設定情報(図6,図7の拡張機能情報805)を規定し、管理することも拡張モジュールが行う。
以下、図13のフローチャートを参照して、この拡張機能設定処理を詳細に説明する。
図13は、本発明の情報処理装置における第3制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図8のステップS157の拡張機能設定処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、クライアントPC3のCPUがHDDに格納されるプログラムをRAMにロードして処理することにより実行される。また、図中、S401〜S405はクライアントPC3のプリンタドライバによるステップに対応し、S501〜S504はクライアントPC3の拡張モジュールによるステップに対応する。
まず、ステップS401において、クライアントPC3のプリンタドライバは、プリンタ情報を参照する。ここで参照するプリンタ情報は、印刷設定情報(プリンタA')802の参照情報802aに参照するプリンタ情報を示すデータが格納されている場合(即ち、プリンタが切り替えられている場合)には、そのデータの示すプリンタ情報をクライアントPC3のプリンタドライバは参照し、参照情報に参照するプリンタ情報を示すデータが格納されていない場合には、レジストリ1201内のプリンタ情報(プリンタA')801aをクライアントPC3のプリンタドライバは参照する。図6に示した例では、参照情報802aに「AD0016」が格納されているので、クライアントPC3のプリンタドライバは、プリンタ情報(プリンタB)803を参照する。そして、ここでプリンタ情報の「拡張モジュール」という設定項目803aをクライアントPC3のプリンタドライバは参照する。
そして、ステップS402において、クライアントPC3のプリンタドライバは、プリンタ情報の「拡張モジュール」設定項目に拡張モジュールを示す情報が登録されているか否かを判定し、「拡張モジュール」設定項目に拡張モジュールを示す情報が登録されていないと判断した場合には、そのまま図8のフローチャートの処理に戻る。この場合、図8のステップS107において、利用者に拡張モジュールが利用不可能と判断される。
一方、ステップS402で、クライアントPC3のプリンタドライバが、プリンタ情報の「拡張モジュール」設定項目に拡張モジュールを示す情報が登録されていると判断した場合には(図6の803aでは拡張モジュールを示す情報「M1」が登録されている)、ステップS403において、クライアントPC3のプリンタドライバは、印刷設定画面を通して、利用者に拡張機能が利用可能である旨を通知する。
詳細には、クライアントPC3のプリンタドライバは、印刷設定画面の拡張機能ボタン1301を有効にすることによって、拡張機能が利用可能である旨を通知する。この拡張機能が利用可能となった印刷設定画面を図14に示す。
図14は、拡張機能が利用可能となった印刷設定画面の一例を示す模式図である。
そして、利用者が拡張機能を利用するために拡張機能ボタン1301を押下した時点で、拡張モジュールが必要となるため、ステップS404において、クライアントPC3のプリンタドライバは、サーバPC1から対応する拡張モジュール(上述したDLL)をダウンロードし、クライアントPC3上で、プリンタドライバが格納されている場所(HDD)に格納する。
そして、図8のステップS107において、利用者が拡張モジュール利用可能であることを判断し、ステップS108において、拡張機能ボタン1301を指示して拡張機能を利用する旨の要求を行うと、図13のステップS405において、クライアントPC3のプリンタドライバは、ステップS404でダウンロードした拡張モジュールに対して、拡張設定画面の表示要求を行う(これにより、クライアントPC3上で拡張モジュールが起動される)。拡張設定画面の表示処理は拡張モジュールが行う。
なお、図8のステップS108で、利用者が拡張機能を利用しないと判断し、拡張設定画面の表示要求を行わない場合には、そのまま処理を図8のフローチャートに戻す。
また、クライアントPC3のプリンタドライバは、ステップS405にて拡張設定画面の表示を拡張モジュールに依頼する際に、拡張モジュールに対して、現在、編集中である印刷設定情報を格納しているメモリ領域のアドレスを渡す。ここでは、図7の領域802の先頭アドレス「AD0000」がこれにあたる。
クライアントPC3のプリンタドライバからの拡張設定画面表示要求を受けて、クライアントPC3の拡張モジュールは、ステップS501において、拡張設定用のメモリ領域を確保・初期化する。このメモリ領域は、図7の領域1206に相当する。なお、この領域1206は、拡張モジュールのみが操作・参照可能な領域であり、プリンタドライバからは操作・参照できない。
そして、クライアントPC3の拡張モジュールは、拡張設定保存用のメモリ領域1206の初期化を終えると、ステップS502において、実際にダイアログボックス(拡張設定用画面)を表示して、利用者の設定を促す。この拡張設定用画面を図15に示す。
図15は、図1に示したクライアントPC3のディスプレイに表示される拡張設定用画面の一例を示す模式図である。
そして、利用者が図8のステップS109において、拡張設定用画面の設定項目1401を操作し、「OK」ボタン1402を押下してこの画面を終了させ、拡張機能設定の完了を要求すると、この要求に応じて、クライアントPC3の拡張モジュールは、図13のステップS503において、利用者の設定内容を受け取り、図7のメモリ領域1206に拡張設定情報805として保存する。
そして、印刷実行時に再度、メモリ領域1206に保存した設定内容(拡張設定情報805)を参照する必要があるため、クライアントPC3の拡張モジュールは、ステップS504において、拡張設定情報用のメモリ領域1206のアドレス「AD0048」をプリンタドライバから渡された印刷設定情報(プリンタA')802の「拡張設定」という項目に保存(図8の802b参照)する(印刷設定情報の変更処理)。
そして、この印刷設定情報の変更が終了した時点で、クライアントPC3の拡張モジュールの設定用処理は終わり、制御をクライアントPC3のプリンタドライバに返す。そして、図8のフローチャートの処理に戻る。
以下、図8のフローチャートの説明に戻る。
ユーザにより印刷設定画面のOKボタン1302が指示されて、印刷設定が全て終了すると(印刷設定の完了が要求されると)、この要求に応じて、クライアントPC3のプリンタドライバは、ステップS158において、印刷設定画面で設定された印刷設定情報を受け取り、印刷設定情報(プリンタA')802に上書き保存し、拡張設定情報用のメモリ領域1206へのアドレスを含んだ印刷設定情報(プリンタA')802の情報を、呼び出し元のアプリケーションに返却する。
そして、ステップS110において、利用者が図9に示したアプリケーションの印刷画面でOKボタン1903を指示して印刷実行を要求すると、この印刷実行要求に応じて、クライアントPC3のプリンタドライバは、ステップS159において、印刷処理に移行する。
<印刷処理について>
以下、図16のフローチャートを参照して、この印刷処理を詳細に説明する。
図16は、本発明の情報処理装置における第4制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図8のステップS159の印刷処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、クライアントPC3のCPUがHDDに格納されるプログラムをRAMにロードして処理することにより実行される。また、図中、S301〜S304はクライアントPC3のプリンタドライバによる各ステップに対応する。
利用者が印刷設定を終え、ユーザが印刷実行を開始すると、まず、クライアントPC3のプリンタドライバは、前のステップまでで設定を行った印刷設定情報である印刷設定情報(プリンタA')802の情報をアプリケーションから渡される。
ここでクライアントPC3のプリンタドライバは、プリンタ情報についても参照が可能であるが、通常は、通常のプリンタ情報(プリンタA')801を参照するようになっており、そのままでは、本実施形態のように、一時的にプリンタを切り替えた際に割り当ててあるプリンタ情報については参照することができない。
そこで、ステップS301において、クライアントPC3のプリンタドライバは、アプリケーションから渡された印刷設定情報(プリンタA')802を確認する。この印刷設定情報(プリンタA')802に含まれる「参照情報」項目に802aは、サーバPC1側プリンタの参照用に一時的にメモリが割り当てられたケースでのみ有効なアドレス値が入っており、それ以外の場合はヌルデータが入っている。
ステップS302において、クライアントPC3のプリンタドライバは、この参照情報802aに有効なアドレス値が入っているか否かをチェックし、有効なアドレス値が入っていると判断した場合には、ステップS303において、クライアントPC3のプリンタドライバは、プリンタ情報の参照先を通常のプリンタ情報(プリンタA')801から一時的に割り当てられた参照情報802aに示すプリンタ情報(即ち、プリンタ情報(プリンタB)803)に切り替える。
そして、ステップS304において、クライアントPC3のプリンタドライバは、印刷設定情報(プリンタA')802とプリンタ情報(プリンタB)803からプリンタに対するコマンド発行・描画といった印刷処理を行う。この場合に、主にプリンタ情報で参照されるのが接続先の情報であり、クライアントPC3のプリンタドライバは、一時的に変更された接続先に印刷ジョブを送信する。
そして、ステップS304にて実際の出力処理を行う過程で、クライアントPC3のプリンタドライバは、プリンタドライバ自身の出力処理の最後に、拡張設定がなされている場合は、拡張モジュールに制御を渡し、拡張モジュールが拡張機能を用いた出力処理を実施する拡張機能利用処理を行う。
<拡張機能を用いた印刷処理について>
この拡張モジュールによる出力処理(拡張機能利用処理)の詳細について、図17のフローチャートを用いて説明する。
図17は、本発明の情報処理装置における第5制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図16のステップS304の拡張機能利用処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、クライアントPC3のCPUがHDDに格納されるプログラムをRAMにロードして処理することにより実行される。また、図中、S601〜S605はクライアントPC3のプリンタドライバによる各ステップに対応し、S701〜S705はクライアントPC3の拡張モジュールによる各ステップに対応する。
図16のステップS304にて行われている出力処理の最後に、クライアントPC3のプリンタドライバは、ステップS601において、印刷処理の開始の際に、アプリケーションから渡された印刷設定情報(プリンタA')802を参照する。この印刷設定情報(プリンタA')802に含まれる「拡張設定」項目802bには、拡張設定が成されたケースでのみ有効なアドレス値が入っており(これは拡張モジュールが図13のステップS504にて保存したものである)、それ以外の場合はヌルデータが入っている。
ステップS602において、クライアントPC3のプリンタドライバは、この拡張情報に有効なアドレス値が入っているか否かで拡張設定情報が登録されているか否かをチェックし、有効なアドレス値が入っていない(即ち、拡張設定情報が登録されていない)と判断した場合には、そのままステップS605に処理を移行させる。
一方、ステップS602で、クライアントPC3のプリンタドライバが、拡張情報802bに有効なアドレス値が入っている(即ち、拡張設定情報が登録されている)と判断した場合には、拡張機能を利用するものとし、ステップS603において、クライアントPC3のプリンタドライバは、印刷設定情報(プリンタA')802が格納されているメモリ領域1203を拡張モジュールに渡し、拡張機能による処理を要求する。
そして、クライアントPC3のプリンタドライバからの処理要求を受けたクライアントPC3の拡張モジュールは、ステップS701において、クライアントPC3のプリンタドライバから渡された印刷設定情報を参照する。この印刷設定情報の「拡張設定」の項目802bには、図13のステップS503にて拡張モジュール自身が保存した拡張設定情報へのメモリアドレス(AD0048)が記録されている。
次に、クライアントPC3の拡張モジュールは、このメモリアドレスの示す拡張設定情報805を参照する。
そして、ステップS703において、クライアントPC3の拡張モジュールは、ステップS702で参照した拡張設定情報803に基づいて、コマンド発行などの出力処理を行う。そして、出力処理が終わるとクライアントPC3の拡張モジュールは、制御をクライアントPC3のプリンタドライバに返す。
クライアントPC3のプリンタドライバは、クライアントPC3の拡張モジュールからの制御が帰り、最終的に印刷処理を終えた段階で、終了処理に移行する。まず、ステップS604において、クライアントPC3の拡張モジュールに対して、印刷終了の通知を行う。
クライアントPC3のプリンタドライバからの印刷終了通知を受けたクライアントPC3の拡張モジュールは、ステップS704において、自身が管理するメモリ領域1206の拡張設定情報805を削除し、メモリ領域1206を解放する。
そして、クライアントPC3の拡張モジュールは、印刷設定情報(プリンタA')802にも、拡張設定情報へのアドレス情報802bが残っているため、これも削除する。ここまでの処理を終えた時点で、クライアントPC3の拡張モジュールは、終了処理を終え、クライアントPC3のプリンタドライバ本体に制御を返す。
すると、クライアントPC3のプリンタドライバは、ステップS605において、不要になったクライアントPC3の拡張モジュール(上述のDLL)をクライアントPC3のHDDから削除する。この時点で、拡張モジュールを構成するファイルならびに拡張モジュールに関する情報はすべてクライアントPC3から削除されたこととなり、後続する接続先変更処理(図8のステップS160)と併せて、クライアントPC3を、印刷前の状態に戻すことができる。
以下、図8のフローチャートの説明に戻る。
印刷処理が終了して、アプリケーションから論理プリンタが開放される時点で、クライアントPC3のプリンタドライバは、ステップS160において、クライアントPC3のプリンタドライバ自身がメモリに確保した情報802〜805を削除し、該メモリ領域1202を全て開放することによって、一時的なプリンタの接続に関する情報を削除して、プリンタの接続先を元に戻し(プリンタ切り替え前と同じクライアント環境に戻す)、処理を終了する。
以上示したように、クライアントPC3のCPUが、クライアントPC3にインストールされている統合プリンタドライバを実行し、レジストリに登録されている論理プリンタ情報を用いて印刷設定の入力を制御して印刷設定入力情報としてRAMに保持させる印刷設定入力処理,また、前記論理プリンタ情報,印刷設定入力情報を用いてプリントジョブを生成し、サーバPC1に送信する印刷実行処理,前記第1の論理プリンタ情報に紐付けられている論理プリンタ情報とは異なる第2の論理プリンタ情報をサーバPC1から取得し、前記印刷設定入力処理,前記印刷実行処理の際に用いる第1の論理プリンタ情報を前記印刷実行処理終了まで、前記第2の論理プリンタ情報に置き換えるプリンタ切り替え処理を行うことにより、クライアントPCにプリンタドライバを複数インストールすることなく、また、論理プリンタを複数登録することなく、複数のプリンタの固有の機能を含めて利用するができる。
従って、複数のプリンタドライバを追加する手間を省き、管理者の手間を軽減させることができる。特に、クライアントPCのユーザに管理者権限がない場合等には有効となる。また、プリンタ固有の設定に関する情報をサーバ装置に登録されている論理プリンタより一時的に取得することで、他のプリンタの固有設定を利用することが可能となる。よって、情報処理装置の構成を変更することなく、類似機能を有する複数のプリンタを使用することができ、管理上の理由等により、クライアントPCの構成を変更したくないというユーザや管理者の要望を満足することができる。
なお、以下の構成を追加してもよい。
プリンタ管理者が論理プリンタを追加し、公開(共有)する際に、プリンタの場所を示す情報を入力するようにする。例えば、「建物の名前:フロア:場所」といった書式で入力する。この情報は、ActiveDirectoryデータベース2に保存される。
そして、クライアントでプリンタを検索する場合(図4に示した通常の検索の場合も、図8のステップS153に示した一時的に切り替えるプリンタの検索の場合も含む)、「検索条件に合致した、通常使うプリンタの最も近くにあるプリンタに自動的に接続する」というオプションの有無を利用者に設定させて検索処理に移行する。
そして、検索終了後、プリンタドライバは、検索結果で得られた各プリンタの場所を示す情報から、通常利用するプリンタの近くにあるプリンタを抽出し、利用者に通知した上で、そのプリンタに自動的に(利用者の選択操作なく)接続して印刷実行を行うように構成してもよい。
また、プリンタドライバが選択する構成でなくとも、プリンタドライバが、検索結果を、各プリンタの場所を示す情報とともに、利用者に通知し、利用者の選択の判断材料を提供し、選択を容易にするように構成してもよい。
上記実施形態内に示した各変形例の全て又はいずれかを組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
さらに、上記実施形態内で示した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以下、図18に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図18は、本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図8,図12,図13,図16,図17に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
上記実施形態では、プリンタドライバを他の周辺機器(例えばスキャナ)のデバイスドライバと置き換えることにより、1つのデバイスドライバで、他の周辺機器(例えばスキャナ)を固有の機能を含めて使用可能にする用途にも適用できる。
即ち、類似機能を有する複数の周辺機器の基本機能を制御するための共通のデバイスドライバと前記各周辺機器の機能情報および印刷設定情報を含む前記各プリンタ毎の周辺機器登録情報とを記憶保持して入力されるジョブに応じて前記各周辺機器の動作を制御するサーバ装置に対して、ジョブを送信可能となるように前記デバイスドライバがインストールされ且つ前記いずれかの周辺機器登録情報に紐付けられた第1の周辺機器登録情報が登録された情報処理装置において、前記情報処理装置にインストールされたデバイスドライバプログラムを用いて、一時的に利用したい周辺機器を選択し、前記サーバ装置から前記選択された一時的に利用したい周辺機器に紐付けられた第2の周辺機器登録情報を取得して、情報処理装置に登録されている第1の周辺機器登録情報を前記取得した第2の周辺機器登録情報に一時的に置き換えて、周辺機器の動作設定の入力制御,周辺機器を使用するためのプリントジョブの生成及び送信制御を行う制御手段を有することを特徴とする情報処理装置を構成することができる。
これにより、クライアントとしての情報処理装置に類似機能を有する複数の周辺機器のデバイスドライバがインストールされていなくても(1つの周辺機器のデバイスドライバしかインストールされていなくても)、情報処理装置から前記類似機能を有する複数の周辺機器の固有の機能を含めて利用可能となる。
従って、類似機能を有する複数の周辺機器のデバイスドライバを追加する手間を省き、管理者の手間を軽減させることができる。また、周辺機器固有の設定に関する情報をサーバ装置に登録されている周辺機器登録情報より一時的に取得することで、他の周辺機器の固有設定を利用することが可能となる。
よって、情報処理装置の構成を変更することなく、類似機能を有する複数の周辺機器を使用することができ、管理上の理由等により、クライアントPCの構成を変更したくないというユーザや管理者の要望を満足することができる等の効果を奏する。
本発明の一実施形態を示す情報処理装置を適用可能なネットワーク印刷システムの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示したサーバPCならびにクライアントPCのハードウェア構成を示すブロック図である。 図1に示したようなサーバ/クライアントで構成されるネットワークにおける印刷処理の流れを説明するデータフローである。 クライアントPCからのプリンタ検索と論理プリンタへの接続手順を示すフローチャートである。 クライアントPCのディスプレイに表示される検索設定画面の一例を示す模式図である。 本発明の情報処理装置におけるプリンタ関連情報のメモリ格納状態の一例を示す模式図である。 本発明の情報処理装置におけるプリンタ関連情報のメモリ格納状態の一例を示す模式図である。 本発明の情報処理装置における第1制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示したクライアントPCのディスプレイに表示されるアプリケーションの印刷画面の一例を示す模式図である。 図1に示したクライアントPCのディスプレイに表示される印刷設定画面の一例を示す模式図である。 図1に示したクライアントPCのディスプレイに表示されるプリンタ検索画面の一例を示す模式図である。 本発明の情報処理装置における第2制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置における第3制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 拡張機能が利用可能となった印刷設定画面の一例を示す模式図である。 図1に示したクライアントPCのディスプレイに表示される拡張設定用画面の一例を示す模式図である。 本発明の情報処理装置における第4制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置における第5制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
1 サーバPC
2 データベース
3〜5 クライアントPC
6,7 プリンタ
10 ネットワーク

Claims (14)

  1. 類似機能を有する複数のプリンタの基本機能を制御するための共通のプリンタドライバを利用可能な論理プリンタを検索することが可能なプリンタドライバがインストールされ、且つ前記プリンタドライバを利用可能な論理プリンタが登録されている情報処理装置において、
    前記検索された論理プリンタから一時的に利用したい論理プリンタを選択する選択手段と、
    前記選択された論理プリンタに設定されている印刷設定のための情報を示す第2の論理プリンタ情報を取得する取得手段と、
    前記登録されている論理プリンタに設定されている印刷設定のための情報を示す第1の論理プリンタ情報を前記取得した第2の論理プリンタ情報に一時的に置き換える置き換え手段とを有し
    前記置き換え手段による論理プリンタ情報の置き換え状況に応じて、印刷設定の入力制御およびプリントジョブの生成を行うことを特徴とする情報処理装置。
  2. 類似機能を有する複数のプリンタの基本機能を制御するための共通のプリンタドライバを利用可能な論理プリンタを検索する検索手段を有するサーバ装置と通信可能に接続され、前記プリンタドライバがインストールされ、且つ前記プリンタドライバを利用可能な論理プリンタが登録されている情報処理装置において、
    前記サーバ装置の検索手段により検索された論理プリンタから一時的に利用したい論理プリンタを選択する選択手段と、
    前記選択された論理プリンタに設定されている印刷設定のための情報を示す第2の論理プリンタ情報を取得する取得手段と、
    前記登録されている論理プリンタに設定されている印刷設定のための情報を示す第1の論理プリンタ情報を前記取得した第2の論理プリンタ情報に一時的に置き換える置き換え手段とを有し
    前記置き換え手段による論理プリンタ情報の置き換え状況に応じて、印刷設定の入力制御およびプリントジョブの生成を行うことを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記1の論理プリンタ情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記インストールされたプリンタドライバを用いて、印刷設定入力処理,印刷実行処理,プリンタ切り替え処理を実行する制御手段とを有し、
    前記印刷設定入力処理は、前記第1の記憶手段から前記第1の論理プリンタ情報を読み出し、該読み出した第1の論理プリンタ情報を用いて印刷設定の入力を制御して印刷設定入力情報として第2の記憶手段に保持させるものであり、
    前記印刷実行処理は、前記第1の記憶手段から前記第1の論理プリンタ情報を読み出し、また、前記第2の記憶手段に保持された印刷設定入力情報を読み出し、該読み出した第1の論理プリンタ情報,印刷設定入力情報を用いてプリントジョブを生成して印刷実行するものであり、
    前記プリンタ切り替え処理は、前記第2の論理プリンタ情報を取得し、前記印刷設定入力処理,前記印刷実行処理の際に用いる第1の論理プリンタ情報を前記印刷実行処理終了まで、前記第2の論理プリンタ情報に置き換えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記印刷設定入力処理は、前記置き換えた第2の論理プリンタ情報に応じて、前記第2の記憶手段に保持される印刷設定入力情報を編集することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記印刷設定入力処理は、前記置き換えた第2の論理プリンタ情報に含まれるプリンタの機能に関する能力情報に設定された項目に応じて、前記第1の論理プリンタ情報に含まれる印刷設定情報の設定が前記第2の論理プリンタ情報に対応するプリンタにおいて有効であると判定される設定項目については前記印刷設定入力情報を編集せず、一方、前記第2の論理プリンタ情報に対応するプリンタにおいて無効であると判定される設定項目については、前記印刷設定入力情報を前記第2の論理プリンタ情報に含まれる印刷設定情報で上書きすることを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記選択手段により論理プリンタが選択されその利用が指示された際に、前記プリンタ切り替え処理の実行を開始することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記選択手段による論理プリンタの選択と利用の指示は、前記印刷設定入力処理内で提供される印刷設定入力画面から行うことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記印刷設定入力処理は、前記プリンタ切り替え処理が実行された際には、該プリンタ切り替え処理により置き換えられた第2の論理プリンタ情報に応じて、入力可能な印刷設定項目を変更制御することを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1の論理プリンタ情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記インストールされたプリンタドライバを用いて、印刷設定入力処理,印刷実行処理,プリンタ切り替え処理を実行する制御手段とを有し、
    前記印刷設定入力処理は、前記第1の記憶手段から前記第1の論理プリンタ情報を読み出し、該読み出した第1の論理プリンタ情報を用いて印刷設定の入力を制御して印刷設定入力情報として第2の記憶手段に保持させるものであり、
    前記印刷実行処理は、前記第1の記憶手段から前記第1の論理プリンタ情報を読み出し、また、前記第2の記憶手段に保持された印刷設定入力情報を読み出し、該読み出した第1の論理プリンタ情報,印刷設定入力情報を用いてプリントジョブを生成して印刷実行するものであり、
    前記プリンタ切り替え処理は、前記第2の論理プリンタ情報を取得し、前記印刷設定入力処理,前記印刷実行処理の際に用いる第1の論理プリンタ情報を前記印刷実行処理終了まで、前記第2の論理プリンタ情報に置き換えるものであり、
    前記サーバ装置は、前記複数のプリンタのいずれかが備える拡張機能を制御する拡張モジュールプログラムを記憶保持するものであり、
    前記制御手段は、前記置き換えた第2の論理プリンタ情報に対応するプリンタが拡張機能を備える場合には、前記サーバ装置より前記拡張モジュールプログラムを取得し、前記印刷実行処理内で実行することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御手段は、前記置き換えた第2の論理プリンタ情報内の機能情報に応じて、前記置き換えた第2の論理プリンタ情報に対応するプリンタが拡張機能を備えるか否かを判定することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  11. 類似機能を有する複数のプリンタの基本機能を制御するための共通のプリンタドライバを利用可能な論理プリンタを検索することが可能なプリンタドライバがインストールされ、且つ前記プリンタドライバを利用可能な論理プリンタが登録されている情報処理装置の印刷制御方法において、
    前記検索された論理プリンタから一時的に利用したい論理プリンタを選択する選択ステップと、
    前記選択された論理プリンタに設定されている印刷設定のための情報を示す紐付けられた第2の論理プリンタ情報を取得する取得ステップと、
    前記登録されている論理プリンタに設定されている印刷設定のための情報を示す第1の論理プリンタ情報を前記取得した第2の論理プリンタ情報に一時的に置き換える置き換えステップとを有し
    前記置き換えステップによる論理プリンタ情報の置き換え状況に応じて、印刷設定の入力制御およびプリントジョブの生成を行うことを特徴とする印刷制御方法。
  12. 類似機能を有する複数のプリンタの基本機能を制御するための共通のプリンタドライバを利用可能な論理プリンタを検索する検索手段を有するサーバ装置と通信可能に接続され、前記プリンタドライバがインストールされ、且つ前記プリンタドライバを利用可能な論理プリンタが登録されている情報処理装置における印刷制御方法において、
    前記サーバ装置の検索手段により検索された論理プリンタから一時的に利用したい論理プリンタを選択する選択ステップと、
    前記選択された論理プリンタに設定されている印刷設定のための情報を示す第2の論理プリンタ情報を取得する取得ステップと、
    前記登録されている論理プリンタに設定されている印刷設定のための情報を示す第1の論理プリンタ情報を前記取得した第2の論理プリンタ情報に一時的に置き換える置き換えステップとを有し
    前記置き換えステップによる論理プリンタ情報の置き換え状況に応じて、印刷設定の入力制御およびプリントジョブの生成を行うことを特徴とする印刷制御方法。
  13. 請求項11又は12に記載された印刷制御方法をコンピュータに実行させるためのプリンタドライバプログラム。
  14. 請求項11又は12に記載された印刷制御方法をコンピュータに実行させるためのプリンタドライバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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