JP4622830B2 - 現像カートリッジ、プロセスユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

現像カートリッジ、プロセスユニットおよび画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4622830B2
JP4622830B2 JP2005346131A JP2005346131A JP4622830B2 JP 4622830 B2 JP4622830 B2 JP 4622830B2 JP 2005346131 A JP2005346131 A JP 2005346131A JP 2005346131 A JP2005346131 A JP 2005346131A JP 4622830 B2 JP4622830 B2 JP 4622830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
roller
developing cartridge
input gear
electrode member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005346131A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007148287A (ja
Inventor
史和 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2005346131A priority Critical patent/JP4622830B2/ja
Priority to US11/565,025 priority patent/US7599640B2/en
Publication of JP2007148287A publication Critical patent/JP2007148287A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4622830B2 publication Critical patent/JP4622830B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/1661Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus
    • G03G21/1676Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus for the developer unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/065Arrangements for controlling the potential of the developing electrode
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/1642Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements for connecting the different parts of the apparatus
    • G03G21/1652Electrical connection means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
    • G03G2221/1651Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts for connecting the different parts
    • G03G2221/166Electrical connectors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置、ならびに、これに備えられる現像カートリッジおよびプロセスユニットに関する。
従来より、レーザプリンタなどの画像形成装置には、感光ドラムを有するドラムカートリッジが装置本体に着脱可能に装着され、このドラムカートリッジに対して現像ローラを有する現像カートリッジが着脱可能に装着されるものがある(たとえば、特許文献1参照)。
現像カートリッジには、たとえば、ドラムカートリッジに設けられた支持部に当接して、その支持部に支持される被支持部が形成されている。また、現像カートリッジには、装置本体に設けられた駆動ギヤから回転力が入力される入力ギヤと、装置本体に設けられた電力供給部材に当接して、電力供給部材からのバイアスを現像ローラに供給するための電極部材とが備えられている。
現像カートリッジの被支持部がドラムカートリッジの支持部に支持されることにより、現像カートリッジが所定の姿勢でドラムカートリッジに装着され、現像ローラが感光ドラムに対向して接触する。そして、現像カートリッジとともにドラムカートリッジが装置本体に装着された状態では、入力ギヤと駆動ギヤとが噛合し、電極部材が電力供給部材に当接する。画像形成時には、駆動ギヤから入力ギヤに入力される回転力がギヤ機構を介して現像ローラに伝達されて、現像ローラが感光ドラムと逆方向に回転駆動され、また、電力供給部材からのバイアスが電極部材を介して現像ローラに供給される。これにより、現像ローラの表面にトナーが担持され、そのトナーは、感光ドラムの表面に転移して、感光ドラムの表面に形成された静電潜像をトナー像に現像する。このトナー像は、感光ドラムに対向配置された転写ローラと対向したときに、それらの間に搬送されてくる用紙に転写される。その後、用紙に転写されたトナー像が定着されることにより、用紙への画像の形成が達成される。
特開2000−250378号公報
ところが、従来の現像カートリッジでは、装置本体における支持部、駆動ギヤおよび電力供給部材の配置に合わせて、被支持部、入力ギヤおよび電極部材の配置が決められているため、駆動ギヤから入力ギヤに回転力が入力されて、現像カートリッジに回転モーメントが生じたときに、被支持部から支持部に与えられる押圧力と電極部材から電力供給部材に与えられる押圧力とがアンバランスとなり、その結果、現像カートリッジの姿勢が不安定になるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、入力ギヤへの回転力の入力時の姿勢を安定に保つことができる現像カートリッジおよびその現像カートリッジを備えるプロセスユニット、ならびに、それらの現像カートリッジまたはプロセスユニットを備える画像形成装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、カートリッジ被装着部材に着脱可能に装着される現像カートリッジであって、現像ローラと、外部から回転力が入力される入力ギヤと、前記カートリッジ被装着部材に設けられた電力供給部材に対して前記入力ギヤの回転方向の上流側から当接し、前記電力供給部材から前記現像ローラに印加すべきバイアスが供給される電極部材と、前記カートリッジ被装着部材に設けられた支持部に対して前記入力ギヤの回転方向の上流側から当接し、前記支持部により支持される被支持部材とを備え、前記入力ギヤ、前記電極部材および前記被支持部材は、前記入力ギヤの回転軸線と直交する同一平面に投影したときに、略同一直線上に並び、前記電極部材および前記被支持部材が前記入力ギヤを挟んで互いに反対側に配置されることを特徴としている。
このような構成によると、入力ギヤ、電極部材および被支持部材が略同一直線上に並び、かつ、電極部材および被支持部材が入力ギヤを挟んで互いに反対側に配置されて、電極部材が電力供給部材に対して入力ギヤの回転方向の上流側から当接し、被支持部材が支持部に対して入力ギヤの回転方向の上流側から当接するので、入力ギヤに回転力が入力されて、現像カートリッジに回転モーメントが生じたときに、電極部材から電力供給部材に与えられる押圧力と被支持部材から支持部に与えられる押圧力とが互いに反対方向となり、それらの押圧力を相殺することができる。そのため、現像カートリッジの姿勢を安定に保つことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記電極部材および前記被支持部材は、前記同一平面に投影したときに、前記入力ギヤに対して互いに略点対称な位置に配置されることを特徴としている。
このような構成によると、電極部材と被支持部材とを同一平面に投影したときに、それらが入力ギヤに対して互いに略点対称な位置に配置されるので、入力ギヤに回転力が入力されたときに、電極部材の位置における回転モーメントと被支持部材の位置における回転モーメントとを相殺することができる。すなわち、電極部材から電力供給部材に与えられる押圧力と被支持部材から支持部に与えられる押圧力とが互いに反対方向の同じ大きさの力となり、それらの押圧力が過不足なく相殺される。そのため、現像カートリッジの姿勢をより安定に保つことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記現像ローラを挟んで、前記現像ローラの軸方向に互いに対向して配置された第1および第2の現像壁部を備え、前記被支持部材は、前記第1および第2の現像壁部のそれぞれに設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、第1および第2の現像壁部のそれぞれに被支持部材が設けられているので、現像ローラの軸方向の2点で、現像カートリッジを安定して支持することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記現像ローラの軸端部に装着され、当該軸端部を保護するための保護部材を備え、前記保護部材は、前記電極部材を兼ねることを特徴としている。
このような構成によると、保護部材が電極部材を兼ねているので、部品点数の削減を図ることができながら、現像ローラへのバイアスの印加および現像ローラの軸端部の保護を達成することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明において、前記現像ローラの軸端部を受けるための軸受部材を備え、前記電極部材は、前記軸受部材と一体に形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、電極部材が軸受部材と一体に形成されているので、それらを別部材とした構成に比べて、部品点数の削減および構成を簡素化を図ることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の発明において、前記現像ローラの軸方向に直交して配置された現像壁部を備え、前記電極部材は、前記現像壁部に対して前記軸方向の一方側に突出状に設けられ、前記現像ローラの軸端部は、前記現像壁部を貫通して前記電極部材と同じ側に突出し、当該現像カートリッジが前記カートリッジ被装着部材に装着されたときに、前記入力ギヤおよび前記電極部材を通る直線に対して、前記電力供給部材と反対側に配置されることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジがカートリッジ被装着部材に装着された状態で、現像ローラの軸端部が入力ギヤおよび電極部材を通る直線に対して電力供給部材と反対側に配置されるので、その現像ローラの軸端部が電極部材と電力供給部材との当接の妨げになることを防止することができる。
すなわち、現像カートリッジがカートリッジ被装着部材に装着された状態で、入力ギヤおよび電極部材を通る直線に対して現像ローラの軸端部と電力供給部材とが同じ側に配置される構成では、現像カートリッジの装着時に、現像ローラの軸端部と電力供給部材とが干渉して、電極部材と電力供給部材との当接の妨げになるおそれがある。これに対し、請求項6に記載の構成によると、現像ローラの軸端部と電力供給部材との干渉を防止することができるので、現像カートリッジのスムーズな着脱を確保することができ、電極部材と電力供給部材との良好な当接を達成することができる。
請求項7に記載の発明は、画像形成装置に対して着脱可能に装着されるプロセスユニットであって、現像剤像が形成される像担持体を保持する像担持体保持ユニットと、前記像担持体保持ユニットに着脱可能に装着される、請求項1ないし6のいずれかに記載の現像カートリッジと、前記電極部材にバイアスを供給するための電力供給部材と、前記被支持部材を支持するための支持部とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、入力ギヤへの回転力の入力時の姿勢を安定に保つことができる現像カートリッジを備えているので、良好な現像を達成することができる。そのため、像担持体の表面に高品質な現像剤像を形成することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記像担持体保持ユニットは、前記像担持体を挟んで互いに対向して配置された第1および第2のユニット壁部を備え、前記支持部は、前記第1および第2のユニット壁部のそれぞれに設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、第1および第2のユニット壁部のそれぞれに支持部が設けられているので、それらのユニット壁部の対向方向の2点で、現像カートリッジを安定して支持することができる。
請求項9に記載の発明は、画像形成装置であって、請求項1ないし6のいずれかに記載の現像カートリッジ、または、請求項7もしくは8に記載のプロセスユニットを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、入力ギヤへの回転力の入力時の姿勢を安定に保つことができる現像カートリッジまたはこれを備えるプロセスユニットを備えているので、良好な現像を達成することができる。そのため、像担持体の表面に高品質な現像剤像を形成することができ、ひいては高品質な画像を形成することができる。
請求項1に記載の発明によれば、入力ギヤに回転力が入力されたときに、現像カートリッジの姿勢を安定に保つことができる。
請求項2に記載の発明によれば、現像カートリッジの姿勢をより安定に保つことができる。
請求項3に記載の発明によれば、現像カートリッジを安定して支持することができる。
請求項4に記載の発明によれば、部品点数の削減を図ることができながら、現像ローラへのバイアスの印加および現像ローラの軸端部の保護を達成することができる。
請求項5に記載の発明によれば、部品点数の削減および構成を簡素化を図ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、現像ローラの軸端部と電力供給部材との干渉を防止することができるので、現像カートリッジのスムーズな着脱を確保することができ、電極部材と電力供給部材との良好な当接を達成することができる。
請求項7に記載の発明によれば、像担持体の表面に高品質な現像剤像を形成することができる。
請求項8に記載の発明によれば、現像カートリッジを安定して支持することができる。
請求項9に記載の発明によれば、像担持体の表面に高品質な現像剤像を形成することができ、ひいては高品質な画像を形成することができる。
1.カラーレーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。
このカラーレーザプリンタ1は、後述する複数のドラムサブユニット28が水平方向において並列的に配置される、横置きタイプのタンデム型カラーレーザプリンタであって、カートリッジ被装着部材としての本体ケーシング2内に、用紙3を給紙するための給紙部4と、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5と、画像が形成された用紙3を排紙するための排紙部6とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、側面視略矩形状のボックス形状をなしており、その内部に、後述するドラムユニット26を収容するドラム収容空間7が形成されている。
本体ケーシング2の一方側面には、ドラム収容空間7に連通する着脱口8が形成されている。また、その着脱口8が形成されている側面には、着脱口8を開閉するためのフロントカバー9が設けられている。このフロントカバー9は、本体ケーシング2の側方に傾倒して、着脱口8を開放し、本体ケーシング2の一方側面に沿って起立して、着脱口8を閉鎖する。着脱口8を開放した状態で、この着脱口8を介して、ドラムユニット26をドラム収容空間7に対して着脱させることができる。
なお、以下の説明において、フロントカバー9が設けられる側(図1における右側)を前側とし、その反対側(図1における左側)を後側とする。また、このカラーレーザプリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。さらに、ドラムユニット26および現像カートリッジ27に関しては、特に言及がない限り、本体ケーシング2に装着されている状態で前後左右上下を規定する。
(2)給紙部
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に設けられている。この給紙部4は、用紙3を収容する給紙トレイ10と、その給紙トレイ10の前端部上方に設けられ、互いに対向配置される分離ローラ11および分離パッド12と、分離ローラ11の後側に設けられる給紙ローラ13と、用紙3が通過する給紙側搬送経路14とを備えている。
給紙側搬送経路14は、側面視略U字状に形成されており、その上流側端部が分離ローラ11に隣接し、その下流側端部が後述する搬送ベルト58に前側から隣接している。
給紙側搬送経路14の途中には、分離ローラ11の前側上方に設けられ、互いに対向配置される紙粉取りローラ15およびピンチローラ16と、それらの上方に設けられる1対のレジストローラ17とが設けられている。
給紙トレイ10の内部には、用紙3が積層状に載置される用紙押圧板18が設けられている。この用紙押圧板18は、後端部において揺動自在に支持されることによって、前端部が下方に配置され、給紙トレイ10の底板に沿う載置位置と、前端部が上方に配置され、傾斜する給紙位置との間で移動自在とされている。
また、給紙トレイ10の前端部下方には、用紙押圧板18の前端部を上方に持ち上げるレバー19が設けられている。このレバー19は、用紙押圧板18の前端部下方において、上下方向に揺動自在に支持されている。
そして、レバー19の揺動により、用紙押圧板18の前端部が、レバー19によって持ち上げられ、用紙押圧板18が給紙位置に位置される。
用紙押圧板18が給紙位置に位置されると、用紙押圧板18上の最上位の用紙3は、給紙ローラ13に押圧され、給紙ローラ13の回転によって、分離ローラ11と分離パッド12との間に向けて給紙される。
なお、給紙トレイ10を本体ケーシング2から離脱させると、用紙押圧板18が載置位置に位置される。用紙押圧板18が載置位置に位置されると、用紙押圧板18上に用紙3を積層状に載置することができる。
給紙された用紙3は、分離ローラ11の回転によって、分離ローラ11と分離パッド12との間に挟まれ、1枚ごとに捌かれて搬送される。搬送された用紙3は、紙粉取りローラ15とピンチローラ16との間を通過し、紙粉が除去された後、給紙側搬送経路14に沿ってレジストローラ17に向けて搬送される。
レジストローラ17は、用紙3を、レジスト後に、搬送ベルト58に搬送する。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部20、プロセスユニットとしてのプロセス部21、転写部22および定着部23を備えている。
(3−1)スキャナ部
スキャナ部20は、本体ケーシング2の上部に配置されている。このスキャナ部20は、前後左右方向に延びる支持板24と、この支持板24の上面に固定されるスキャナユニット25とを備えている。スキャナユニット25内には、たとえば、4つの光源、ポリゴンミラー、fθレンズ、反射鏡、面倒れ補正レンズなどの光学部材が配置されており、各光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、ポリゴンミラーで偏向および走査されて、fθレンズおよび面倒れ補正レンズを通過し、また、反射鏡で反射された後、後述する各色の感光ドラム29の表面上に高速走査にて照射される。
(3−2)プロセス部
プロセス部21は、スキャナ部20の下方であって、給紙部4の上方に配置されており、1つのカートリッジ被装着部材および像担持体保持ユニットとしてのドラムユニット26と、各色に対応する4つの現像カートリッジ27とを備えている。
(3−2−1)ドラムユニット
ドラムユニット26は、各色に対応して、4つのドラムサブユニット28を備えている。すなわち、ドラムサブユニット28は、イエロードラムサブユニット28Y、マゼンタドラムサブユニット28M、シアンドラムサブユニット28Cおよびブラックドラムサブユニット28Kの4つからなる。
各ドラムサブユニット28は、互いに前後方向に間隔を隔てて並列的に配置されており、より具体的には、前側から後側に向かって、イエロードラムサブユニット28Y、マゼンタドラムサブユニット28M、シアンドラムサブユニット28Cおよびブラックドラムサブユニット28Kが、順次配置されている。
各ドラムサブユニット28は、後述するように、1対のサイドフレーム75と、1対のサイドフレーム75間に架設されるセンタフレーム76とを備えている(図3参照)。なお、図1では、図面の煩雑化を回避するために、サイドフレーム75の図示が概略化されて示されている。
図2は、現像カートリッジ27およびドラムサブユニット28の側断面図である。
各ドラムサブユニット28は、図2に示すように、像担持体としての感光ドラム29と、スコロトロン型帯電器30と、クリーニングブラシ31とを保持している。
感光ドラム29は、左右方向に沿って配置され、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネートからなる正帯電性の感光層により形成されるドラム本体32と、このドラム本体32の軸線方向に沿って配置されるドラム軸33とを備えている。ドラム本体32は、ドラム軸33に対して回転自在に設けられている。ドラム軸33は、軸方向両端部が、サイドフレーム75(図3参照)に挿通され、後述する側板74(図3参照)に回転不能に支持されている。そして、感光ドラム29は、画像形成時において、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力により回転される。
スコロトロン型帯電器30は、感光ドラム29の斜め上側後方に、感光ドラム29と間隔を隔てて対向配置され、センタフレーム76に保持されている。このスコロトロン型帯電器30は、感光ドラム29と間隔を隔てて対向配置された放電ワイヤ34と、放電ワイヤ34と感光ドラム29との間に設けられるグリッド35とを備えている。画像形成時には、放電ワイヤ34に高電圧が印加されて、放電ワイヤ34がコロナ放電するとともに、グリッド35に電圧が印加されて、感光ドラム29に供給される電荷量が制御されつつ、感光ドラム29の表面が一様に正極性に帯電される。
クリーニングブラシ31は、感光ドラム29の後方において、感光ドラム29と対向して接触するように配置され、センタフレーム76に保持されている。画像形成時には、クリーニングブラシ31にクリーニングバイアスが印加される。
(3−2−2)現像カートリッジ
現像カートリッジ27は、図1に示すように、各色に対応するドラムサブユニット28に対応して、それぞれ着脱自在に設けられている。すなわち、現像カートリッジ27は、イエロードラムサブユニット28Yに着脱自在に装着されるイエロー現像カートリッジ27Y、マゼンタドラムサブユニット28Mに着脱自在に装着されるマゼンタ現像カートリッジ27M、シアンドラムサブユニット28Cに着脱自在に装着されるシアン現像カートリッジ27C、および、ブラックドラムサブユニット28Kに着脱自在に装着されるブラック現像カートリッジ27Kの4つからなる。
各現像カートリッジ27は、図2に示すように、現像フレーム36と、その現像フレーム36内に設けられる、アジテータ37、供給ローラ38、現像ローラ39および層厚規制ブレード40とを備えている。
現像フレーム36は、下端部に開口部41が開口されるボックス形状に形成されており、隔壁42によって、トナー収容室43と現像室44とに区画されている。また、隔壁42には、トナー収容室43と現像室44とを連通する連通口45が形成されている。
トナー収容室43には、各色に対応するトナーが収容されている。より具体的には、各現像カートリッジ27に対応して、イエロー現像カートリッジ27Yにはイエロー、マゼンタ現像カートリッジ27Mにはマゼンタ、シアン現像カートリッジ27Cにはシアン、ブラック現像カートリッジ27Kにはブラックのトナーが、それぞれ収容されている。
各色に対応するトナーは、正帯電性の非磁性1成分の重合トナーが用いられる。重合トナーは、略球形であり、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる、結着樹脂を主成分とし、これに、各色に対応する着色剤や、荷電制御剤、ワックスなどが配合されることによりトナー母粒子が形成され、さらに、流動性の向上を図るべく外添剤が添加されてなる。
着色剤としては、上記した、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各着色剤が、各色に対応して配合されている。また、荷電制御剤としては、たとえば、アンモニウム塩などのイオン性官能基を有するイオン性単量体と、スチレン系単量体やアクリル系単量体などのイオン性単量体と共重合可能な単量体との共重合によって得られる荷電制御樹脂が配合されている。また、外添剤としては、たとえば、シリカ、酸化アルミニウム、酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、酸化セリウム、酸化マグネシウムなどの金属酸化物の粉末や、炭化物の粉末、金属塩の粉末などの無機粉末が配合されている。
アジテータ37は、トナー収容室43内に設けられている。アジテータ37は、現像フレーム36の後述する両側壁107に回転自在に支持されるアジテータ回転軸47と、そのアジテータ回転軸47の軸方向にわたって設けられ、回転軸から径方向外方に延びる攪拌部材48とを備えている。画像形成時において、アジテータ回転軸47には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が、入力ギヤ133(図7および図8参照)を介して伝達され、攪拌部材48がトナー収容室43内を周回移動する。
供給ローラ38は、現像室44内において、連通口45の下方に設けられている。この供給ローラ38は、現像フレーム36の両側壁107に回転自在に支持される金属製の供給ローラ軸49と、その供給ローラ軸49の周りを被覆する導電性のスポンジからなるスポンジローラ50とを備えている。画像形成時には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が、入力ギヤ133(図7および図8参照)を介して供給ローラ軸49に伝達され、供給ローラ38が回転される。
現像ローラ39は、現像室44内において、供給ローラ38に対して斜め後側下方に設けられている。この現像ローラ39は、現像フレーム36に回転自在に支持される金属製の現像ローラ軸51と、その現像ローラ軸51の周りを被覆する導電性のゴムからなるゴムローラ52とを備えている。
ゴムローラ52は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴム、シリコーンゴムまたはEPDMゴムなどからなるゴムローラ層と、そのゴムローラ層の表面に被覆され、ウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などを主成分とするコート層との2層構造からなる。
現像ローラ39は、供給ローラ38に対して、ゴムローラ52とスポンジローラ50とが互いに圧接するように配置されている。また、現像ローラ39は、現像室44の開口部41から下方に向けて露出するように配置されている。
画像形成時には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が、入力ギヤ133(図7および図8参照)を介して現像ローラ軸51に伝達され、現像ローラ39が回転される。また、現像ローラ39には、現像バイアスが印加される。
層厚規制ブレード40は、現像室44内において、現像ローラ39に上方から圧接するように設けられている。層厚規制ブレード40は、金属製の板ばね部材からなるブレード53と、ブレード53の遊端部に設けられる絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部54とを備えている。
ブレード53の基端部が、固定部材55によって隔壁42に固定されており、ブレード53の弾性力により、ブレード53の遊端部に設けられる押圧部54が、現像ローラ39のゴムローラ52に対して上方から圧接される。
(3−2−3)プロセス部での現像動作
そして、各現像カートリッジ27では、トナー収容室43に収容されている各色に対応するトナーが、自重によって連通口45に移動し、アジテータ37によって攪拌されながら、連通口45から現像室44へ放出される。
連通口45から現像室44へ放出されたトナーは、供給ローラ38に供給される。供給ローラ38に供給されたトナーは、供給ローラ38の回転により、現像ローラ39に供給され、このとき、供給ローラ38と、現像バイアスが印加されている現像ローラ39との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ39に供給されたトナーは、現像ローラ39の回転に伴って、層厚規制ブレード40の押圧部54と、現像ローラ39のゴムローラ52との間に進入して、一定厚さの薄層としてゴムローラ52の表面に担持される。
一方、各現像カートリッジ27に対応するドラムサブユニット28では、スコロトロン型帯電器30が、コロナ放電を発生させて、感光ドラム29の表面を一様に正帯電させる。
感光ドラム29の表面は、感光ドラム29の回転に伴って、スコロトロン型帯電器30により一様に正帯電された後、スキャナ部20からのレーザビームの高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
感光ドラム29がさらに回転すると、現像ローラ39の表面に担持されかつ正帯電されているトナーが、現像ローラ39の回転により、感光ドラム29に対向して接触するときに、感光ドラム29の表面に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム29の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム29の静電潜像は、現像により可視像化され、感光ドラム29の表面には、各色に対応して、反転現像によるトナー像が担持される。
なお、転写後に感光ドラム29上に残存する転写残トナーは、現像ローラ39に回収される。また、転写後に感光ドラム29上に付着する用紙3からの紙粉は、クリーニングブラシ31によって回収される。
(3−3)転写部
転写部22は、図1に示すように、本体ケーシング2内において、給紙部4の上方であって、プロセス部21の下方において、前後方向に沿って配置されている。この転写部22は、駆動ローラ56、従動ローラ57、搬送ベルト58、転写ローラ59およびクリーニング部60を備えている。
駆動ローラ56および従動ローラ57は、前後方向に間隔を隔てて対向配置されており、駆動ローラ56は、ブラックドラムサブユニット28Kよりも後方に配置され、従動ローラ57は、イエロードラムサブユニット28Yよりも前方に配置されている。
搬送ベルト58は、エンドレスベルトからなり、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂フィルムから形成されている。この搬送ベルト58は、駆動ローラ56と従動ローラ57との間に巻回されている。
画像形成時において、駆動ローラ56には、本体ケーシング2内に設けられる図示しないモータからの駆動力が伝達され、駆動ローラ56が回転される。すると、搬送ベルト58が、駆動ローラ56および従動ローラ57の間を、各ドラムサブユニット28の感光ドラム29と対向して接触する転写位置において、感光ドラム29と逆方向に回転するように周回移動されるとともに、従動ローラ57が従動される。
転写ローラ59は、駆動ローラ56および従動ローラ57の間に巻回されている搬送ベルト58内において、各感光ドラム29と、搬送ベルト58を挟んで対向するように、それぞれ設けられている。各転写ローラ59は、金属製のローラ軸に、導電性のゴムからなるゴムローラが被覆されている。また、各転写ローラ59は、搬送ベルト58と対向して接触する転写位置において、搬送ベルト58の周回移動方向と同方向に回転するように設けられており、画像形成時には、本体ケーシング2内に設けられる図示しない高圧基板からの転写バイアスが印加される。
クリーニング部60は、駆動ローラ56および従動ローラ57の間に巻回されている搬送ベルト58の下方に配置され、1次クリーニングローラ61、2次クリーニングローラ62、掻取ブレード63およびトナー貯留部64を備えている。
1次クリーニングローラ61は、感光ドラム29および転写ローラ59が接触する上側の搬送ベルト58と反対側の、下側の搬送ベルト58と接触するように配置され、その接触位置において、搬送ベルト58の周回移動方向と同方向に駆動回転するように設けられている。1次クリーニングローラ61には、画像形成時に、1次クリーニングバイアスが印加される。
2次クリーニングローラ62は、1次クリーニングローラ61に対して下方から接触するように配置され、その接触位置において、1次クリーニングローラ61の回転方向と逆方向に回転するように設けられている。2次クリーニングローラ62には、画像形成時に、2次クリーニングバイアスが印加される。
掻取ブレード63は、2次クリーニングローラ62に対して下方から接触するように設けられている。
トナー貯留部64は、1次クリーニングローラ61および2次クリーニングローラ62の下方において、2次クリーニングローラ62から落下するトナーを貯留できるように設けられている。
そして、給紙部4から給紙された用紙3は、駆動ローラ56の駆動および従動ローラ57の従動により周回移動される搬送ベルト58によって、前側から後側に向かって、各ドラムサブユニット28に対応する転写位置を、順次通過するように搬送され、その搬送中に、各ドラムサブユニット28の感光ドラム29に担持されている各色のトナー像が、順次転写され、これにより、用紙3にカラー像が形成される。
すなわち、たとえば、イエロードラムサブユニット28Yの感光ドラム29の表面に担持されたイエローのトナー像が、用紙3に転写されると、次いで、マゼンタドラムサブユニット28Mの感光ドラム29の表面に担持されたマゼンタのトナー像が、既にイエローのトナー像が転写されている用紙3に重ねて転写され、以下同様の動作によって、シアンドラムサブユニット28Cの感光ドラム29の表面に担持されたシアンのトナー像、ブラックドラムサブユニット28Kの感光ドラム29の表面に担持されたブラックのトナー像が重ねて転写され、これによって、用紙3にカラー像が形成される。
一方、上記の転写動作において、搬送ベルト58の表面に付着したトナーは、クリーニング部60において、まず、搬送ベルト58の表面から、1次クリーニングバイアスにより1次クリーニングローラ61に転写され、さらに、2次クリーニングバイアスにより2次クリーニングローラ62に転写される。その後、2次クリーニングローラ62に転写されたトナーは、掻取ブレード63によって、掻き取られ、2次クリーニングローラ62から落下して、トナー貯留部64に貯留される。
(3−4)定着部
定着部23は、本体ケーシング2におけるブラックドラムサブユニット28Kよりも後側であって、感光ドラム29と搬送ベルト58とが接触する転写位置と、前後方向において対向するように配置されている。この定着部23は、加熱ローラ65および加圧ローラ66を備えている。
加熱ローラ65は、その表面に離型層が形成される金属素管からなり、その軸方向に沿ってハロゲンランプが内装されている。加熱ローラ65は、ハロゲンランプにより、その表面が定着温度に加熱される。
加圧ローラ66は、加熱ローラ65の下方において、加熱ローラ65と対向配置されている。この加圧ローラ66は、加熱ローラ65を下方から押圧する。
用紙3上に転写されたカラー像は、この定着部23に搬送され、用紙3が加熱ローラ65と加圧ローラ66との間を通過する間に、その用紙3に熱定着される。これにより、用紙3への画像の形成が達成される。
(4)排紙部
排紙部6において、用紙3の排紙側搬送経路67は、その上流側端部が、下方において定着部23に隣接し、その下流側端部が、上方において排紙トレイ68に隣接しており、用紙3が後側に向かって給紙され、反転後、前側に向かって排紙される、側面視略U字形状に形成されている。
排紙側搬送経路67の途中には、互いに対向する搬送ローラ69およびピンチローラ70が設けられている。また、排紙側搬送経路67の下流側端部には、1対の排紙ローラ71が設けられている。
また、排紙部6には、排紙トレイ68が設けられている。排紙トレイ68は、本体ケーシング2の上壁を、前側から後側に向かって次第に窪むように形成して、排紙される用紙3を積層状に載置できるように、形成されている。
定着部23から搬送される用紙は、排紙側搬送経路67に沿って、搬送ローラ69およびピンチローラ70により搬送され、排紙ローラ71によって、排紙トレイ68上に排紙される。
2.ドラムユニット
図3は、ドラムユニット26(2つの現像カートリッジ27が離脱した状態)の左前上方から見た斜視図である。
ドラムユニット26は、各色に対応する4つのドラムサブユニット28と、前後方向に沿って並列に配設される4つのドラムサブユニット28の前後方向両側に配置されるフロントビーム72およびリアビーム73と、フロントビーム72、4つのドラムサブユニット28およびリアビーム73を、幅方向(左右方向)の両方から挟む1対の側板74とを備えている。
ドラムユニット26は、これら4つのドラムサブユニット28、フロントビーム72、リアビーム73および1対の側板74が、一体的に、本体ケーシング2内のドラム収容空間7に対してスライド自在に着脱される。
(1)ドラムサブユニット
ドラムサブユニット28は、幅方向において間隔を隔てて対向配置される1対のユニット壁部としてのサイドフレーム75と、各サイドフレーム75間に架設されるセンタフレーム76とを備えている。
各サイドフレーム75は、樹脂材料を用いて、側面視略矩形板状、より具体的には、前側上方から後側下方に向かって傾斜する側面視略平行四辺形に形成されている。
各サイドフレーム75には、幅方向において互いに対向する内壁面に、現像カートリッジ27のドラムサブユニット28に対する移動を案内するための案内溝77が形成されている。
案内溝77は、サイドフレーム75の内壁面から幅方向外側に向かって断面コ字状に窪み、そのサイドフレーム75の内壁面において、サイドフレーム75の後側上端縁からサイドフレーム75の前側下端近傍まで略上下方向に沿って形成されている。この案内溝77の下端は、現像ローラ39が感光ドラム29に接触する位置における現像ローラ軸51の位置に対応して配置されている。案内溝77には、現像カートリッジ27の後述するカラー部材128がスライド自在に受け入れられる。
また、左側のサイドフレーム75において、案内溝77の途中には、図示しないが、現像カートリッジ27がドラムサブユニット28に装着された状態で、現像カートリッジ27の後述する入力ギヤ133が幅方向において対向する位置に、カップリング内側挿通孔が形成されている。
さらに、図3には示されていないが、各サイドフレーム75には、支持部78(図6参照)が、現像カートリッジ27の後述する被支持部材124,145とそれぞれ対応する位置に配置されている。
また、図3には示されていないが、右側のサイドフレーム75には、電力供給部材としての現像ローラバイアス供給部材79(図6参照)が、現像カートリッジ27の後述する電極部材127と対応する位置に配置されている。
センタフレーム76は、樹脂材料を用いて、各サイドフレーム75とは独立して成形されている。このセンタフレーム76は、平面視略細長板状をなし、その上面が前側上方から後側下方に向かって傾斜している。センタフレーム76には、上述したように、スコロトロン型帯電器30およびクリーニングブラシ31が保持されている(図2参照)。
(2)フロントビーム
フロントビーム72は、前後方向に沿って並列に配設される4つのドラムサブユニット28の前側に配置され、1対の側板74間に架設されている。このフロントビーム72は、樹脂材料を用いて一体的に形成されており、ドラムユニット26の外側に臨むフロント外壁91と、ドラムユニット26の内側に臨むフロント内壁92とを備えている。
フロント外壁91は、幅方向に沿って延びる正面視略矩形細長板状をなし、上下方向に沿って配置されている。このフロント外壁91には、幅方向中央において、フロント把持部93が設けられている。このフロント把持部93は、幅方向において間隔を隔てて対向配置される1対の把持側板94と、把持側板94間に架設される把持中央板95とを備えている。
各把持側板94は、上方から斜め前側下方に向かって突出する側面視略三角形板状をなし、フロント外壁91の前壁面から前方に向かって突出するように形成されている。
把持中央板95は、前端部が上方に屈曲する断面L字形状をなし、各把持側板94の下端部間に架設されている。
フロント内壁92は、幅方向に延びる背面視細長矩形板状をなし、フロント外壁91の後方に配置されている。このフロント内壁92は、センタフレーム76の上面と略平行な方向に傾斜している。
(3)リアビーム
リアビーム73は、前後方向に沿って並列に配設される4つのドラムサブユニット28の後側に配置され、1対の側板74間に架設されている。このリアビーム73は、樹脂材料を用いて一体的に形成されており、幅方向に対向配置される1対のリア側壁98と、1対のリア側壁98の間に架設されるリア架設壁99と、リア架設壁99から上方に突出するリア把持部100とを備えている。
リア把持部100は、リア架設壁99の上端部が下方に向かって背面視略凹状に窪む把持凹部101と、把持凹部101を幅方向に跨ぐように、リア架設壁99の上端部に連結される背面視略コ字状のリア取手102とを備えている。
(4)側板
側板74は、フロントビーム72、4つのドラムサブユニット28およびリアビーム73を、幅方向の両方から挟むことができるように1対として設けられている。
各側板74は、ドラムサブユニット28を形成する樹脂材料の線膨張係数よりも、線膨張係数の低い材料、たとえば、金属または繊維強化樹脂から形成されており、好ましくは、金属から形成されている。そして、各側板74は、前後方向に延びる側面視略細長矩形板状をなし、前後方向に沿って並列に配設されるフロントビーム72、4つのドラムサブユニット28およびリアビーム73に対して、前端部がフロントビーム72に対向し、後端部がリアビーム73に対向するように形成されている。
各側板74の上端部は、断面L字形状となるように、幅方向外側に屈曲され、前後方向にわたって幅方向外側に延びる鍔部103が形成されている。この鍔部103は、本体ケーシング2内に設けられるレール(図示せず)にスライド自在に嵌合される。ドラムユニット26の本体ケーシング2に対する着脱時には、鍔部103がレールに案内されて、ドラムユニット26が前後方向にスライドする。
また、左側の側板74には、左側のサイドフレーム75の図示しない各カップリング内側挿通孔と幅方向において対向する位置において、カップリング外側挿通孔104が厚さ方向を貫通して形成されている。これにより、各カップリング内側挿通孔と各カップリング外側挿通孔104とは、幅方向に重なり合って連通し、現像カートリッジ27がドラムサブユニット28に装着された状態で、各現像カートリッジ27の入力ギヤ133と幅方向において対向する。
3.現像カートリッジ
図4および図5は、現像カートリッジ27の右後下方から見た斜視図である。また、図6は、現像カートリッジ27の右側面図であり、図7および図8は、現像カートリッジ27の左側面図である。
(1)現像フレーム
現像カートリッジ27の現像フレーム36は、図4および図5に示すように、幅方向に対向する1対の現像壁部としての側壁107と、両側壁107の上端縁間に架設される上壁108と、両側壁107の前端縁間に架設される前壁109と、両側壁107の後端縁間に架設される後壁110とを一体的に備えている。両側壁107、前壁109および後壁110の下端縁によって、現像フレーム36の下端部に、現像ローラ39を露出させる開口部41が形成されている。
(2)側壁
両側壁107には、図6および図7に示すように、その上下方向中央よりも少し上方かつ前壁109側に片寄った位置に、トナー収容室43内に収容されているトナーの残量を検出するための窓46が埋設されている。これらの窓46は、トナー収容室43を挟んで対向配置されており、トナーの残量の検出のための光を幅方向に沿って通過させる。
(2−1)右側壁
図4、図5および図6に示すように、右側の側壁107において、窓46の上方には、トナー収容室43にトナーを充填するためのトナー充填口121が形成されている。トナー充填口121は、側壁107から突出する円筒状の充填口壁部122を備えており、この充填口壁部122に嵌合されたキャップ123により閉鎖されている。
また、トナー充填口121の後方には、鉤状の被支持部材124が充填口壁部122から前方に向けて延びるように形成されている。被支持部材124は、現像カートリッジ27がドラムユニット26に装着されたときに、ドラムサブユニット28のサイドフレーム75に配置された支持部78に当接し、その支持部78により支持される。この被支持部材124は、被支持部材124、後述する電極部材127および後述する入力ギヤ133を入力ギヤ133の回転軸線と直交する同一平面に投影したときに、その平面において電極部材127および入力ギヤ133を通る直線Lに沿って、支持部78との当接面が延びるように設けられている。
さらに、右側の側壁107の下端部には、現像ローラ軸51の軸端部を回転可能に支持する軸受部材125が設けられている。現像ローラ軸51の右側軸端部は、軸受部材125から突出している。そして、図4に示すように、現像ローラ軸51の右側軸端部には、略筒状の保護部材としてのカラー部材128が外嵌されている。
軸受部材125は、平板状の導電性樹脂で形成され、その下端部には、図5に示すように、現像ローラ軸51の軸端部が挿通される軸受孔126が形成されている。また、軸受部材125には、軸受孔126の後方に、現像ローラバイアス供給部材79から現像ローラ軸51に印加すべき現像バイアスが供給される電極部材127が一体に形成されている。
電極部材127は、矩形薄板状に形成されて、軸受部材125から幅方向外方(右方)に突出し、その上面が後斜め下方に向けて延びるように設けられている。より具体的には、電極部材127は、この電極部材127、被支持部材124および後述する入力ギヤ133を入力ギヤ133の回転軸線と直交する同一平面に投影したときに、その平面において被支持部材124および入力ギヤ133を通る直線Lに沿って、その上面が延びるように設けられている。また、電極部材127、被支持部材124および後述する入力ギヤ133を入力ギヤ133の回転軸線と直交する同一平面に投影したときに、被支持部材124と電極部材127とは、入力ギヤ133に対して互いに略点対称な位置に配置されるように設けられている。
(2−2)左側壁
左側の側壁107には、図8に示すように、アジテータ回転軸47、供給ローラ軸49および現像ローラ軸51の各軸端部が突出している。そして、左側の側壁107には、それらアジテータ回転軸47、供給ローラ軸49および現像ローラ軸51を回転駆動するためのギヤトレイン131と、図7に示すように、そのギヤトレイン131を被覆するギヤカバー132とが設けられている。
ギヤトレイン131は、図8に示すように、入力ギヤ133、アジテータ駆動ギヤ134、供給ローラ駆動ギヤ135、現像ローラ駆動ギヤ136および中間ギヤ137,138,139,140を備えている。
入力ギヤ133は、左側の側壁107において、その上下方向中央かつ前壁109側に片寄った位置であって、被支持部材124、電極部材127および入力ギヤ133を入力ギヤ133の回転軸線と直交する同一平面に投影したときに、その平面において被支持部材124および電極部材127を通る直線L上に配置される位置に、幅方向に延びる回転軸まわりに回転自在に支持されている。
この入力ギヤ133は、本体ケーシング2内に設けられるカップリング軸(図示せず)が相対回転不能に結合されるカップリング受動部141を備え、外周面にギヤ歯が形成されている。カップリング軸には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が伝達されている。入力ギヤ133は、カップリング軸が入力ギヤ133に結合された状態で、そのモータからの駆動力により、カップリング軸とともに、左側面視で時計回り(右側面視で反時計回り)に回転される。
アジテータ駆動ギヤ134は、アジテータ回転軸47の軸端部に、アジテータ回転軸47と一体的に回転するように設けられて、入力ギヤ133の上方に配置されている。
供給ローラ駆動ギヤ135は、供給ローラ軸49の軸端部に、供給ローラ軸49と一体的に回転するように設けられている。
現像ローラ駆動ギヤ136は、現像ローラ軸51の軸端部に、現像ローラ軸51と一体的に回転するように設けられている。
中間ギヤ137は、入力ギヤ133およびアジテータ駆動ギヤ134の後方に配置され、入力ギヤ133およびアジテータ駆動ギヤ134と噛み合っている。
中間ギヤ138は、中間ギヤ137の下方に配置され、入力ギヤ133と噛み合っている。
中間ギヤ139は、中間ギヤ138の後方に配置され、中間ギヤ138と噛み合っている。
中間ギヤ140は、中間ギヤ139と同軸に設けられ、中間ギヤ139と一体的に回転可能とされている。この中間ギヤ140は、供給ローラ駆動ギヤ135および現像ローラ駆動ギヤ136と噛み合っている。
ギヤカバー132は、図7に示すように、ギヤトレイン131を幅方向外方から覆うように側壁107に取り付けられている。このギヤカバー132には、入力ギヤ133と対向する位置に、その入力ギヤ133を露出させる入力開口部142が形成されている。また、ギヤカバー132には、現像ローラ軸51の軸端部が挿通する挿通切欠部143と、窓46を露出させる窓切欠部144とが形成されている。
現像ローラ軸51の左側軸端部は、ギヤカバー132の幅方向側方(左方)に突出している。そして、図7に示すように、現像ローラ軸51の左側軸端部には、略筒状のカラー部材128が外嵌されている。
また、左側の側壁107には、窓46の前斜め上方に、ブロック状の被支持部材145が形成されている。この被支持部材145は、現像カートリッジ27がドラムユニット26に装着されたときに、ドラムサブユニット28のサイドフレーム75に配置された支持部78に当接し、その支持部78により支持される。被支持部材145は、被支持部材145、電極部材127および入力ギヤ133を入力ギヤ133の回転軸線と直交する同一平面に投影したときに、その平面において電極部材127および入力ギヤ133を通る直線Lに沿って、支持部78との当接面が延びるように設けられている。また、被支持部材145は、右側の側壁107に設けられる被支持部材124と幅方向に対向し、電極部材127および入力ギヤ133とともに入力ギヤ133の回転軸線と直交する同一平面に投影したときに、入力ギヤ133に対して電極部材127と略点対称な位置に配置される。
(3)上壁
上壁108には、図2、図6、図7および図8に示すように、現像カートリッジ把持部114が設けられている。この現像カートリッジ把持部114は、現像フレーム36の上壁108において、幅方向中央に設けられており、図2に示すように、現像フレーム36の上壁108が下方に向かって窪む凹部115と、凹部115の後端部に設けられる取手116とを備えている。
凹部115は、前方に向かって開放されるように、その前端部が切り欠かれる平面視略矩形凹状に形成されている。
取手116は、凹部115の後端部において、幅方向に沿って延びるように設けられている。この取手116は、凹部115を幅方向において挟む把持側壁117と、把持側壁117間に架設される把持中央壁118とを備えている。
把持側壁117は、後側に向かって幅狭となる側面視三角形状をなし、凹部115の幅方向両端部から、上方に向かって延びるように形成されている。また、把持中央壁118は、把持側壁117の上端縁間に架設されている。
これによって、取手116は、凹部115に沿って前方から把持中央壁118の内壁面に指を入れて、上方に引き出せるように、形成されている。
(4)前壁
前壁109の下端部には、図4および図5に示すように、幅方向両端部に、側端前壁119が設けられている。側端前壁119は、下方に向けて延び、後方に向けて屈曲する断面略L字状に形成されている。
また、前壁109の下端縁に沿って、ロアフィルム120が貼着されている。このロアフィルム120は、ポリエチレンテレフタレートフィルムなどから形成され、その下端部が前壁109に貼着された状態で、その上端部が、現像ローラ39のゴムローラ52の表面に接触するように配置されている。これにより、ロアフィルム120は、前壁109と現像ローラ39との間の隙間を塞いで、その隙間からのトナーの漏れを防止している。
(5)後壁
後壁110の下端部には、図2に示すように、隔壁42が、後壁110の下端縁と直交し、かつ、その下端縁に沿って延びるように形成されている。隔壁42には、層厚規制ブレード40のブレード53の基端部を挟んで、断面略L字状の固定部材55が取り付けられている。
4.現像カートリッジのドラムユニットへの装着
現像カートリッジ27は、ドラムユニット26の上方から略鉛直方向に沿って、その現像カートリッジ27に対応するドラムサブユニット28へ装着する。
より具体的には、現像カートリッジ27の現像ローラ軸51の軸方向両端部のカラー部材128を、対応するドラムサブユニット28の各サイドフレーム75に形成される案内溝77に挿入して、その案内溝77に沿って、現像ローラ軸51の軸方向両端部のカラー部材128がスライドするように、現像カートリッジ27をドラムサブユニット28に対して下方へ押し込む。現像ローラ軸51の軸方向両端部のカラー部材128が、案内溝77の最深部に当接すると、それ以上の現像カートリッジ27の押し込みが規制され、現像ローラ39が感光ドラム29に接触する。
そして、現像カートリッジ27は、その自重により、現像ローラ軸51(カラー部材128)を中心に、その上端部が前側に隣接するセンタフレーム76またはフロントビーム72にもたれ掛かる方向に少し倒れる。すると、現像フレーム36の側壁107に設けられている被支持部材124,145が、各サイドフレーム75に設けられている支持部78に対して、入力ギヤ133の回転方向(右側面視で反時計回り)の上流側から当接し、それぞれ支持部78に支持される。これによって、現像カートリッジ27のドラムサブユニット28に対する装着が達成される。
また、現像カートリッジ27がドラムサブユニット28へ装着されると、図6に示すように、右側の側壁107に設けられた電極部材127が、右側のサイドフレーム75に設けられている現像ローラバイアス供給部材79に対して、入力ギヤ133の回転方向(右側面視で反時計回り)の上流側から当接する。
さらに、現像カートリッジ27がドラムサブユニット28へ装着されると、左側の側壁107に設けられたギヤカバー132から露出する入力ギヤ133が、左側のサイドフレーム75に形成されるカップリング内側挿通孔および左側の側板74に形成されるカップリング外側挿通孔104と幅方向において対向する。
5.作用効果
こうして各色の現像カートリッジ27が装着されたドラムユニット26を本体ケーシング2に装着すると、本体ケーシング2内に各色に対応して設けられたカップリング軸(図示せず)が各カップリング外側挿通孔104と幅方向において対向する。そして、各カップリング軸を各カップリング外側挿通孔104に向けて進出させると、各カップリング軸が入力ギヤ133に結合され、この状態で、モータからの駆動力をカップリング軸を介して入力ギヤ133に入力することにより、アジテータ37、供給ローラ38および現像ローラ39を駆動することができる。
すなわち、図8に示すように、カップリング軸から入力ギヤ133に左側面視で時計回りの回転力が入力されると、入力ギヤ133の回転が中間ギヤ137を介してアジテータ駆動ギヤ134に伝達され、アジテータ駆動ギヤ134が左側面視で時計回りに回転駆動され、アジテータ回転軸47の回転により、アジテータ37が回転される。また、入力ギヤ133の回転が中間ギヤ138を介して中間ギヤ139に伝達され、この中間ギヤ139が左側面視で時計回りに回転される。そして、その中間ギヤ139とともに中間ギヤ140が回転され、この中間ギヤ140の回転力が供給ローラ駆動ギヤ135に伝達され、供給ローラ駆動ギヤ135が左側面視で反時計回りに回転され、供給ローラ軸49の回転により、供給ローラ38が回転される。また、中間ギヤ140の回転力が現像ローラ駆動ギヤ136に伝達され、現像ローラ駆動ギヤ136が左側面視で反時計回りに回転され、現像ローラ軸51の回転により、現像ローラ39が回転される。
このとき、図6に示すように、現像カートリッジ27には、入力ギヤ133を中心として、入力ギヤ133の回転方向(右側面視で反時計回り)の回転モーメントが生じる。この回転モーメントにより、現像カートリッジ27の被支持部材124,145がドラムユニット26の支持部78に押し当てられるとともに、現像カートリッジ27の電極部材127がドラムユニット26の現像ローラバイアス供給部材79に押し当てられる。
この実施形態の構成によれば、被支持部材124,145、電極部材127および入力ギヤ133を入力ギヤ133の回転軸線と直交する同一平面に投影したときに、被支持部材124,145、電極部材127および入力ギヤ133が同一直線L上に配置され、被支持部材124,145と電極部材127とが入力ギヤ133に対して互いに略点対称な位置に配置されるので、被支持部材124,145の位置における回転モーメントと電極部材127の位置における回転モーメントとを相殺することができる。すなわち、現像カートリッジ27の回転モーメントにより被支持部材124,145から支持部78に与えられる押圧力と、現像カートリッジ27の回転モーメントにより電極部材127から現像ローラバイアス供給部材79に与えられる押圧力とが互いに反対方向の同じ大きさの力となり、それらの押圧力が過不足なく相殺される。そのため、現像カートリッジ27の姿勢を安定に保つことができる。
なお、被支持部材124,145、電極部材127および入力ギヤ133を入力ギヤ133の回転軸線と直交する同一平面に投影したときに、被支持部材124,145、電極部材127および入力ギヤ133が同一直線L上に配置されれば、被支持部材124,145と電極部材127とが入力ギヤ133に対して互いに略点対称な位置に配置されなくても、入力ギヤ133に回転力が入力されたときに、現像カートリッジ27の回転モーメントにより被支持部材124,145から支持部78に与えられる押圧力と、現像カートリッジ27の回転モーメントにより電極部材127から現像ローラバイアス供給部材79に与えられる押圧力とを相殺することができるので、現像カートリッジ27の姿勢が不安定になるのを防止することができる。
さらに、現像カートリッジ27の両側壁107に被支持部材124,145が設けられ、幅方向に対向する各サイドフレーム75に支持部78が設けられているので、幅方向の2点で現像カートリッジ27を安定して支持することができ、現像カートリッジ27の姿勢をより安定に保つことができる。
また、電極部材127が軸受部材125と一体に形成されているので、それらを別部材とした構成に比べて、部品点数の削減および構成を簡素化を図ることができる。
また、図6に示すように、現像カートリッジ27がドラムユニット26に装着された状態で、現像ローラ軸51の軸端部(カラー部材128)が入力ギヤ133および電極部材127を通る直線Lに対して現像ローラバイアス供給部材79と反対側に配置されるので、その現像ローラ軸51の軸端部が電極部材127と現像ローラバイアス供給部材79との当接の妨げになることを防止することができる。
そして、プロセス部21においては、入力ギヤ133への回転力の入力時の姿勢を安定に保つことができる現像カートリッジ27を備えているので、良好な現像を達成することができる。そのため、感光ドラム29の表面に高品質なトナー像を形成することができる。
さらに、カラーレーザプリンタ1においては、そのようなプロセス部21を備えているので、感光ドラム29の表面に高品質なトナー像を形成して、高品質な画像を用紙3に形成することができる。
6.他の実施形態
図9は、現像カートリッジ27の他の実施形態を示す右斜め下方から見た斜視図である。また、図10は、図9に示す現像カートリッジ27の右側面図である。図9および図10において、上述した各部に相当する部分には、それら各部と同一の参照符号が付されている。また、その同一の参照符号を付した各部についての詳細な説明を省略する。
この図9および図10に示す現像カートリッジ27は、電極部材127が備えられておらず、現像ローラ軸51の右側軸端部に外嵌されたカラー部材128が電極部材を兼ねている。
カラー部材128は、導電性材料で形成されており、現像カートリッジ27がドラムユニット26に装着されたときに、ドラムユニット26に設けられた現像ローラバイアス供給部材79に当接する。
被支持部材124は、側面視略平行四辺形状に形成されている。
軸受部材125は、非導電性樹脂で形成されている。
そして、図10に示すように、被支持部材124,145、カラー部材128および入力ギヤ133を入力ギヤ133の回転軸線と直交する同一平面に投影したときに、被支持部材124,145、カラー部材128および入力ギヤ133が同一直線L上に配置され、被支持部材124,145とカラー部材128とが入力ギヤ133に対して互いに略点対称な位置に配置されるように、被支持部材124,145、カラー部材128および入力ギヤ133が配置されている。
この実施形態の構成によっても、図6に示す現像カートリッジ27の構成と同様な作用効果を奏することができる。そのうえ、カラー部材128が電極部材を兼ねているので、部品点数の削減を図ることができながら、現像ローラ39へのバイアスの印加および現像ローラ軸51の軸端部の保護を達成することができる。
7.変形例
上述の実施形態では、本体ケーシング2に対して着脱自在なドラムユニット26を備え、そのドラムユニット26に対して各現像カートリッジ27が着脱自在に装着される構成を例にとったが、たとえば、ドラムユニット26が本体ケーシング2に対して固定的に設けられるとともに、本体ケーシング2の上面を開閉するための上面カバーが設けられ、各現像カートリッジ27が本体ケーシング2に対して直接的に着脱される構成が採用されてもよい。この場合、フロントビーム72、リアビーム73および1対の側板74が省略されて、各ドラムサブユニット28が本体ケーシング2の側面に取り付けられてもよい。すなわち、ドラムユニット26が省略されて、各ドラムサブユニット28が本体ケーシング2内に固定的に配置されていてもよい。
本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 図1に示す現像カートリッジおよびドラムサブユニットの側断面図である。 図1に示すドラムユニット(2つの現像カートリッジが離脱した状態)の左前上方から見た斜視図である。 図1に示す現像カートリッジ(カラー部材が装着された状態)の右後下方から見た斜視図である。 図1に示す現像カートリッジ(カラー部材が未装着の状態)の右後下方から見た斜視図である。 図4に示す現像カートリッジの右側面図である。 図4に示す現像カートリッジの左側面図(ギヤカバーが装着された状態)である。 図4に示す現像カートリッジの左側面図(ギヤカバーが未装着の状態)である。 現像カートリッジの他の実施形態(カラー部材が電極部材を兼ねる態様)を示す右後下方から見た斜視図である。 図9に示す現像カートリッジの右側面図である。
符号の説明
1 カラーレーザプリンタ
2 本体ケーシング
21 プロセス部
26 ドラムユニット
27 現像カートリッジ
29 感光ドラム
39 現像ローラ
51 現像ローラ軸
75 サイドフレーム
78 支持部
79 現像ローラバイアス供給部材
107 側壁
124 被支持部材
125 軸受部材
127 電極部材
128 カラー部材
133 入力ギヤ
145 被支持部材
L 直線

Claims (9)

  1. カートリッジ被装着部材に着脱可能に装着される現像カートリッジであって、
    現像ローラと、
    外部から回転力が入力される入力ギヤと、
    前記カートリッジ被装着部材に設けられた電力供給部材に対して前記入力ギヤの回転方向の上流側から当接し、前記電力供給部材から前記現像ローラに印加すべきバイアスが供給される電極部材と、
    前記カートリッジ被装着部材に設けられた支持部に対して前記入力ギヤの回転方向の上流側から当接し、前記支持部により支持される被支持部材とを備え、
    前記入力ギヤ、前記電極部材および前記被支持部材は、前記入力ギヤの回転軸線と直交する同一平面に投影したときに、略同一直線上に並び、前記電極部材および前記被支持部材が前記入力ギヤを挟んで互いに反対側に配置されることを特徴とする、現像カートリッジ。
  2. 前記電極部材および前記被支持部材は、前記同一平面に投影したときに、前記入力ギヤに対して互いに略点対称な位置に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の現像カートリッジ。
  3. 前記現像ローラを挟んで、前記現像ローラの軸方向に互いに対向して配置された第1および第2の現像壁部を備え、
    前記被支持部材は、前記第1および第2の現像壁部のそれぞれに設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の現像カートリッジ。
  4. 前記現像ローラの軸端部に装着され、当該軸端部を保護するための保護部材を備え、
    前記保護部材は、前記電極部材を兼ねることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の現像カートリッジ。
  5. 前記現像ローラの軸端部を受けるための軸受部材を備え、
    前記電極部材は、前記軸受部材と一体に形成されていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の現像カートリッジ。
  6. 前記現像ローラの軸方向に直交して配置された現像壁部を備え、
    前記電極部材は、前記現像壁部に対して前記軸方向の一方側に突出状に設けられ、
    前記現像ローラの軸端部は、前記現像壁部を貫通して前記電極部材と同じ側に突出し、当該現像カートリッジが前記カートリッジ被装着部材に装着されたときに、前記入力ギヤおよび前記電極部材を通る直線に対して、前記電力供給部材と反対側に配置されることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像カートリッジ。
  7. 画像形成装置に対して着脱可能に装着されるプロセスユニットであって、
    現像剤像が形成される像担持体を保持する像担持体保持ユニットと、
    前記像担持体保持ユニットに着脱可能に装着される、請求項1ないし6のいずれかに記載の現像カートリッジと、
    前記電極部材にバイアスを供給するための電力供給部材と、
    前記被支持部材を支持するための支持部とを備えていることを特徴とする、プロセスユニット。
  8. 前記像担持体保持ユニットは、前記像担持体を挟んで互いに対向して配置された第1および第2のユニット壁部を備え、
    前記支持部は、前記第1および第2のユニット壁部のそれぞれに設けられていることを特徴とする、請求項7に記載のプロセスユニット。
  9. 請求項1ないし6のいずれかに記載の現像カートリッジ、または、請求項7もしくは8に記載のプロセスユニットを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
JP2005346131A 2005-11-30 2005-11-30 現像カートリッジ、プロセスユニットおよび画像形成装置 Expired - Fee Related JP4622830B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005346131A JP4622830B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 現像カートリッジ、プロセスユニットおよび画像形成装置
US11/565,025 US7599640B2 (en) 2005-11-30 2006-11-30 Developer cartridge, process unit, and image forming device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005346131A JP4622830B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 現像カートリッジ、プロセスユニットおよび画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007148287A JP2007148287A (ja) 2007-06-14
JP4622830B2 true JP4622830B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=38087687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005346131A Expired - Fee Related JP4622830B2 (ja) 2005-11-30 2005-11-30 現像カートリッジ、プロセスユニットおよび画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7599640B2 (ja)
JP (1) JP4622830B2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4992566B2 (ja) * 2007-06-20 2012-08-08 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置及び収納器
JP2009162908A (ja) 2007-12-28 2009-07-23 Brother Ind Ltd プロセスカートリッジ、画像形成装置および現像カートリッジ
JP4502008B2 (ja) 2007-12-28 2010-07-14 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジ
JP4596054B2 (ja) 2008-07-25 2010-12-08 ブラザー工業株式会社 タンデム型感光体ユニットおよび画像形成装置
JP4995243B2 (ja) * 2009-08-05 2012-08-08 キヤノン株式会社 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置
JP4766191B2 (ja) * 2010-09-24 2011-09-07 ブラザー工業株式会社 タンデム型感光体ユニットおよび画像形成装置
JP5796332B2 (ja) * 2011-04-22 2015-10-21 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP5788742B2 (ja) 2011-08-31 2015-10-07 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジ
JP5413427B2 (ja) 2011-08-31 2014-02-12 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP5413428B2 (ja) 2011-08-31 2014-02-12 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP5182402B2 (ja) 2011-08-31 2013-04-17 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP5348211B2 (ja) 2011-08-31 2013-11-20 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジ
JP5348209B2 (ja) 2011-08-31 2013-11-20 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP5764530B2 (ja) * 2012-06-28 2015-08-19 株式会社沖データ 画像形成ユニット及び画像形成装置
US8965248B2 (en) 2012-06-28 2015-02-24 Oki Data Corporation Image formation unit and image formation apparatus
JP5820343B2 (ja) * 2012-06-28 2015-11-24 株式会社沖データ 画像形成ユニットおよび画像形成装置
JP5810118B2 (ja) * 2013-03-28 2015-11-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP6136650B2 (ja) * 2013-06-28 2017-05-31 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP5494876B2 (ja) * 2013-08-22 2014-05-21 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP6821450B2 (ja) * 2017-01-25 2021-01-27 キヤノン株式会社 現像装置、プロセスカートリッジ、並びに画像形成装置
JP2019174625A (ja) 2018-03-28 2019-10-10 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジ
GB2616365A (en) 2020-08-12 2023-09-06 Canon Kk Image forming apparatus

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1152820A (ja) * 1997-08-01 1999-02-26 Canon Inc 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2000250378A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Brother Ind Ltd プロセスユニット、感光体カートリッジ、現像カートリッジ及び画像形成装置
JP2003186372A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びこれに用いられる作像ユニット
JP2003223091A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Canon Inc プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
JP2004126017A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Canon Inc コネクター、通信機構及び画像形成装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3382465B2 (ja) 1996-07-04 2003-03-04 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3728104B2 (ja) 1997-07-03 2005-12-21 キヤノン株式会社 現像カートリッジサイドカバー及び現像カートリッジ
JP3733214B2 (ja) 1997-07-29 2006-01-11 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
US6330410B1 (en) 1999-02-26 2001-12-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Photosensitive member cartridge
JP2001066871A (ja) 1999-08-30 2001-03-16 Canon Inc 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
KR100333816B1 (ko) * 1999-12-08 2002-04-26 윤종용 습식 전자사진방식 인쇄기의 현상기 모드 제어방법 및이를 위한 현상롤 구동장치
JP3858875B2 (ja) * 2003-08-25 2006-12-20 村田機械株式会社 現像器及びそれを備えた画像形成装置
KR100631219B1 (ko) * 2005-08-26 2006-10-04 삼성전자주식회사 프로세스카트리지 및 그것을 구비한 화상형성장치

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1152820A (ja) * 1997-08-01 1999-02-26 Canon Inc 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2000250378A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Brother Ind Ltd プロセスユニット、感光体カートリッジ、現像カートリッジ及び画像形成装置
JP2003186372A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びこれに用いられる作像ユニット
JP2003223091A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Canon Inc プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
JP2004126017A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Canon Inc コネクター、通信機構及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20070122176A1 (en) 2007-05-31
JP2007148287A (ja) 2007-06-14
US7599640B2 (en) 2009-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4622830B2 (ja) 現像カートリッジ、プロセスユニットおよび画像形成装置
JP4332806B2 (ja) 現像ユニットおよび画像形成装置
JP4345018B2 (ja) 画像形成装置およびタンデム型プロセスユニット
JP4581948B2 (ja) 画像形成装置
JP4586726B2 (ja) 画像形成装置
JP4661507B2 (ja) 画像形成装置
JP4582253B2 (ja) 現像カートリッジおよび画像形成装置
JP4389174B2 (ja) 画像形成装置
JP4240326B2 (ja) 画像形成装置および現像カートリッジ
JP4332807B2 (ja) 現像カートリッジおよび画像形成装置
JP4329041B2 (ja) タンデム型感光体ユニットおよび画像形成装置
US7002608B2 (en) Tandem type color image forming device having a plurality of process cartridges arrayed in running direction of intermediate image transfer member
JP2007148286A (ja) 現像カートリッジ、像担持体保持ユニット、プロセスユニットおよび画像形成装置
JP2007047314A (ja) 画像形成装置、画像形成ユニットおよび現像カートリッジ
JP4288610B2 (ja) 画像形成装置
JP4882516B2 (ja) プロセスユニットおよび現像カートリッジ
JP4631641B2 (ja) 画像形成装置および現像カートリッジ
JP4423573B2 (ja) 画像形成装置および現像カートリッジ
JP4423567B2 (ja) 画像形成装置
US20140029980A1 (en) Image forming apparatus
JP2006337839A (ja) 現像カートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP4433330B2 (ja) 画像形成装置
JP2005292460A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4622830

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees