JP4622539B2 - Webコンテンツ同期システムおよび端末 - Google Patents

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Description

本発明は、本発明は、WEBブラウザを利用してWEBコンテンツを共同的に閲覧し操作や表示を同期するWEBコンテンツ同期システムおよびに関する。
近年、WWW(World Wide Web)システムを使ったインターネット技術の普及によって、様々な情報を得ることができるようになった。
これらの情報はWEBコンテンツと呼ばれ、HTML(Hyper Text Markup Language)と呼ばれる記述言語で記述された文書に代表されるもので、WEBブラウザと呼ばれるプログラムで取得し利用することができる。
また情報の取得だけではなく、インターネット技術の利便性から電子商取引などの多様なWEBサービスも展開されるようになった。
しかし、WEBサービスが多様化するにつれ、WEBコンテンツの内容や操作方法などが肥大化・複雑化し、理解しづらいといった場面が多々見受けられるようにもなった。
このため、WEBサービスの利用者を支援しようと、Microsoft InternetExplorer(登録商標)のような一般的なWEBブラウザを利用して、複数人で同じWEBコンテンツを共有し、操作を同期する技術がある。
例えば、特許文献1では、プロキシとして動作しているコラボレーションサーバが、動的変化検知スクリプトと通信用アプレットを読み込むためのタグを、WEBコンテンツ毎に追加する技術が提案されている。
ここで、WEBブラウザでは、以下の2通りの方法により、動的変化と呼ばれるWEBコンテンツへの操作もしくは内部処理による状態変化を検知できるようになる。
1つ目の方法は、WEBコンテンツのボタンやリンク要素がWEBブラウザに読み込まれた後、各要素のonclickなどのイベントを検知して動作するように動的変化検知スクリプトの埋め込み処理が行なわれる。埋め込み処理とは、DHTML(Dynamic HTML)技術を利用してonclickなどのイベントにイベントハンドラ関数をセットする処理である。また、埋め込み処理が動作するタイミングは、ページ遷移が完了しなければWEBコンテンツに含まれるボタンやリンク要素が確定しないため、つまり埋め込み処理の対象となる要素が確定しないため、ページ遷移完了後となる。
2つ目の方法は、動的変化検知スクリプトが読み込まれた時点から、動的変化検知スクリプトが定期的にWEBコンテンツの動的変化を監視する。
ここで、動的変化検知スクリプトは、動的変化を検知して通信用アプレットを通じて同期情報をコラボレーションサーバに送信し、コラボレーションサーバは他の利用者端末にこの同期情報を転送する。
特開2000−215173号公報
しかしながら、上述した従来例においては次のような問題点があった。
第1の問題点は、同時操作の排他性が無く、複数の利用者が同時に操作を行なった場合に、WEBコンテンツが異なるページへ遷移してしまったり、WEBコンテンツの表示内容が異なるものになり、同期状態がずれてしまうということである。この理由は、動的変化を検知しこれを他の利用者に送信・実行する従来の方式では、同時に複数の利用者が操作した場合に、操作の発生する順番が入れ替わってしまうためである。
この問題点の例が、図15に示されている。この例によると、利用者1がWEBブラウザ上のボタンやリンクなどを操作することによりWEBブラウザの表示がページAに遷移(ステップS101)すると同時に、利用者2でもWEBブラウザ上のボタンやリンクを操作して表示がページBに遷移(ステップS111)した場合、それぞれのWEBブラウザがページ遷移を検知し(ステップS102、S112)お互いにページ遷移の同期情報を送信し(ステップS103、S113)、これを受信して(ステップS104、S114)、利用者1のWEBブラウザはページBに(ステップS105)、利用者2のWEBブラウザはページA(ステップS115)に遷移してしまう。
第2の問題点は、WEBコンテンツの操作が必ずしも同期しないタイミングがあるということである。動的変化検知スクリプトが定期的にWEBコンテンツの動的変化を調べる方法では、同期しない期間が存在し、問題点は明白である。また、動的変化検知スクリプトを埋め込む方法では、ページ遷移が完了したときに動的変化検知スクリプトの埋め込み処理が行なわれるので、この後でなければWEBコンテンツの動的変化を検知できないため、同期しないタイミングが存在する。
動的変化検知スクリプトを埋め込む方法の問題点の例が、図16に示されている。この例によると、ページ遷移を完了してから動的変化を検知する部の埋め込み処理を行なう(ステップS201〜S202)ため、まだ埋め込み処理が行なわれていないページ遷移中などに操作する(ステップS203)と、操作を検知できず同期できない。
そこで、本発明は、同時操作を許容する、つまり複数の利用者が同時に異なる操作を行なっても、すべての利用者で操作が同じ順番で発生する、WEBコンテンツ同期システムおよびを提供することを目的とする。また、操作を同期できないタイミングが存在しないWEBコンテンツ同期システムおよびを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、複数の利用者によりWEBコンテンツへの操作を同期するWEBコンテンツ同期システムにおいて、共有命令を受信した順番ですべての利用者に転送する共有サーバと、WEBコンテンツを表示し制御する複数のWEBブラウザとを備え、前記WEBブラウザは、WEBコンテンツの操作によって発生するWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報を検知する操作検知手段と、埋め込み処理を行い前記操作検知手段をWEBコンテンツに埋め込む埋め込み手段と、利用者操作によって発生したWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報か共有命令によって発生したWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報かを判別する操作区分判別手段と、前記操作区分判別手段で利用者操作によって発生したWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報と判別された場合、該イベント情報の処理を中断することでWEBコンテンツの動的変化を抑制し、前記利用者操作に対するWEBコンテンツの動的変化処理の実行を抑止する実行抑止手段と、前記抑止手段で抑止されると共有命令としてのWEBコンテンツへの操作情報を生成する共有命令発行手段と、前記共有サーバと共有命令の送受信を行なう通信手段と、前記通信手段で前記共有サーバから転送された前記共有命令を受信した場合、操作に対する内部処理を実行する操作実行手段とを備えたことを特徴とするWEBコンテンツ同期システムである。
請求項2記載の発明は、複数の利用者によりWEBコンテンツへの操作を同期するWEBコンテンツ同期システムにおいて、共有命令を受信した順番ですべての利用者に転送する共有サーバと、WEBコンテンツを表示し制御する複数のWEBブラウザとを備え、WEBブラウザは、WEBコンテンツのページ遷移を検知するページ遷移検知手段と、利用者ごとのページ遷移検知手段をWEBコンテンツに埋め込んだかどうかを示す埋め込み処理完了状態を利用者ごとに記憶する埋め込み状態蓄積手段と、ページ遷移検知手段でページ遷移を検知したときにWEBコンテンツへの操作を禁止し埋め込み状態蓄積手段のデータを埋め込み未完了状態に変更する操作禁止手段と、ページ遷移が完了すると埋め込み処理を行いページ遷移検知手段をWEBコンテンツに埋め込む埋め込み手段と、埋め込み手段で埋め込み処理が完了すると共有命令としての埋め込み処理完了通知を生成する共有命令発行手段と、共有サーバと共有命令の送受信を行なう通信手段と、通信手段で共有サーバから転送された共有命令を受信した場合、埋め込み状態蓄積手段に発信者の登録を行い、すべての利用者が登録されるとWEBコンテンツの操作禁止状態を解除する操作禁止解除手段とを備えたことを特徴とするWEBコンテンツ同期システムである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のWEBコンテンツ同期システムにおいて、操作禁止解除手段がWEBコンテンツの操作禁止状態を解除する直前に呼ばれ、埋め込み状態蓄積手段を検索して対象のフレームの子フレームに対してすべての利用者が埋め込み処理を完了していなければ、該子フレームを操作禁止にする子フレーム操作禁止手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、WEBコンテンツ同期システムにおいて、WEBコンテンツの操作によって発生するWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報を検知する操作検知手段と、埋め込み処理を行い前記操作検知手段をWEBコンテンツに埋め込む埋め込み手段と、利用者操作によって発生したWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報か共有命令によって発生したWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報かを判別する操作区分判別手段と、前記操作区分判別手段で利用者操作によって発生したWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報と判別された場合、該イベント情報の処理を中断することでWEBコンテンツの動的変化を抑制し、前記利用者操作に対するWEBコンテンツの動的変化処理の実行を抑止する実行抑止手段と、前記抑止手段で抑止されると共有命令としてのWEBコンテンツへの操作情報を生成する共有命令発行手段と、共有命令の送受信を行なう通信手段と、前記通信手段で転送された前記共有命令を受信した場合、操作に対する内部処理を実行する操作実行手段とを備えたことを特徴とする端末である。
請求項5記載の発明は、WEBコンテンツ同期システムにおいて、WEBコンテンツのページ遷移を検知するページ遷移検知手段と、利用者ごとのページ遷移検知手段をWEBコンテンツに埋め込んだかどうかを示す埋め込み処理完了状態を利用者ごとに記憶する埋め込み状態蓄積手段と、ページ遷移検知手段でページ遷移を検知したときにWEBコンテンツへの操作を禁止し埋め込み状態蓄積手段のデータを埋め込み未完了状態に変更する操作禁止手段と、ページ遷移が完了すると埋め込み処理を行いページ遷移検知手段をWEBコンテンツに埋め込む埋め込み手段と、埋め込み手段で埋め込み処理が完了すると共有命令としての埋め込み処理完了通知を生成する共有命令発行手段と、有命令の送受信を行なう通信手段と、通信手段で転送された共有命令を受信した場合、埋め込み状態蓄積手段に発信者の登録を行い、すべての利用者が登録されるとWEBコンテンツの操作禁止状態を解除する操作禁止解除手段とを備えたことを特徴とする端末である。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の端末において、操作禁止解除手段がWEBコンテンツの操作禁止状態を解除する直前に呼ばれ、埋め込み状態蓄積手段を検索して対象のフレームの子フレームに対してすべての利用者が埋め込み処理を完了していなければ、該子フレームを操作禁止にする子フレーム操作禁止手段をさらに備えたことを特徴とする。
本発明のWEBコンテンツ同期システムおよびによれば、複数の利用者で共有しているWEBコンテンツに対して同時操作を行なった場合でも、同期がずれることなく共有が継続できる。
次に、本発明の第1の実施の形態について図1、図2および図3を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を実施するためのWEBコンテンツ同期システムの全体図である。図1によると、WEBコンテンツ同期システムは、複数のWEBブラウザ1と、WEBコンテンツと共有命令の通信中継路である共有サーバ2と、WEBコンテンツを格納するWEBサーバ3とを備え、複数のWEBブラウザ1に表示されるWEBコンテンツへの操作による処理を相互に同期し、WEBコンテンツを共有するように動作する。ただし本システムにおけるWEBブラウザ1は2つに限定されるものではなく、本発明を適用して、2つ以上の複数のWEBブラウザ1によりWEBコンテンツを共有することが可能である。
図2を参照すると、共有サーバ2は、WEBサーバ3から取得したWEBコンテンツを中継してWEBブラウザ1に送信し、またWEBブラウザ1からのHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエストを中継してWEBサーバ3に送信するWEBコンテンツ中継部21と、WEBブラウザ1から送信された共有命令を、送信元を含めた全利用者のWEBブラウザ1に転送し、連続的に共有命令が送信されてきても送信された順番通りに順次転送する共有命令転送部22とを備える。このWEBコンテンツ中継部21と共有命令転送部22は、物理的に別々に配置することも可能で、それぞれが独立して、WEBコンテンツの通信および共有命令の通信を担うことができるものである。
共有命令転送部22は、WEBブラウザ1の通信部101から送信された共有命令を受信する受信部221と、受信した共有命令を一時的に蓄積する一時蓄積部222と、蓄積された共有命令を受信した順番で取り出してすべての利用者のWEBブラウザ1の通信部101に対して転送する転送部223とを備える。
WEBブラウザ1は、他の利用者とWEBコンテンツを共有するためにWEBコンテンツの制御を行なうWEBコンテンツ制御部11と、WEBコンテンツ中継部21から中継されたWEBコンテンツを表示するWEBコンテンツ表示部12とを備える。このWEBブラウザ1は、Microsoft InternetExplorer(登録商標)のような一般的なWEBブラウザであり、例えば、1つのウィンドウ内で表示領域を分けて複数のWEBコンテンツを表示できるフレームと呼ばれる構造を利用することによってWEBコンテンツ制御部11とWEBコンテンツ表示部12を構成することが可能であるし、また2つのウィンドウを利用してそれぞれWEBコンテンツ制御部11とWEBコンテンツ表示部12を表示することも可能である。
WEBコンテンツ表示部12は、共有対象となるHTMLなどのWEBコンテンツを表示し、WEBコンテンツ制御部11によって埋め込み処理が行なわれ、動的変化検知部13が埋め込まれる。なお、WEBコンテンツがフレーム構造である場合には、各フレームごとに埋め込み処理が行なわれる。
図3は、本実施の形態におけるWEBブラウザの詳細を示す。図2によると、WEBブラウザはWEBコンテンツ制御部11およびWEBコンテンツ表示部12を備え、共有対象となるWEBコンテンツをWEBコンテンツ表示部12に表示し、WEBコンテンツ制御部11がこれを制御して複数の利用者間での共有を行なう。
WEBコンテンツ制御部11は、共有命令の送受信を行なう通信部101と、通信部101と共有命令のやり取りを行ない、共有命令の解析や生成を行なう共有命令制御部102と、WEBコンテンツの操作禁止状態を制御する操作禁止制御部103と、WEBコンテンツへの操作に対する処理の実行を制御する実行制御部104と、WEBコンテンツに対して埋め込み処理を行なう埋め込み部105とを備える。
共有命令制御部102は、共有命令の内容を判別する共有命令判別部1021と、共有命令を生成して通信部101に対して発行する共有命令発行部1022とを備える。
操作禁止制御部103は、共有中のすべてのWEBブラウザでの埋め込み処理が完了したときに送られた埋め込み完了通知を受信するとWEBコンテンツの操作禁止を解除する操作禁止解除部1031と、共有中の複数のWEBブラウザのWEBコンテンツへの埋め込み処理の完了状態を記録する埋め込み状態蓄積部1032と、ページ遷移を検知したときに動作してWEBコンテンツの利用者操作を禁止し埋め込み状態蓄積部1032のデータを埋め込み未完了状態に変更する操作禁止部1033とを備える。
実行制御部104は、操作区分判別部1041と、実行抑止部1042と、操作実行部1043とを備える。操作区分判別部1041は、WEBコンテンツの動的変化を検知したときに動作し、共有命令による内部処理であるかを操作実行部1043に問い合わせ、共有命令による内部処理であればそのまま終了し、利用者の操作による処理であれば実行抑止部1042を呼び出して処理を抑止し、さらに共有命令発行部1022を呼び出して操作情報として共有命令を発行する。実行抑止部1042は、操作区分判別部1041から呼び出されWEBコンテンツへの操作に対する処理の実行を抑止する。また、操作実行部1043は、操作情報である共有命令を受信したときに動作してWEBコンテンツの操作に対応した内部処理の実行を行なう。なお、操作実行部1043は、内部処理を行なう際に、埋め込み状態蓄積部1032を検索して1つのデータでも埋め込み状態が未完了であるとき、つまりWEBコンテンツがページ遷移中で操作が禁止状態にあるときには内部処理を実行しないように構成することもできる。
WEBコンテンツ表示部12には、共有対象となるHTMLなどのWEBコンテンツを表示し、埋め込み部105の埋め込み処理により動的変化検知部13が埋め込まれる。なお、WEBコンテンツがフレーム構造である場合には、フレームごとに動的変化検知部13が埋め込まれ本実施の形態を適用できるが、本実施の形態の説明においてはフレームA106に適用する場合について説明する。
動的変化検知部13は、WEBコンテンツのページ遷移開始を検知するページ遷移検知部131と、クリックや入力などの操作による処理もしくは内部処理に対する状態変化を検知する操作検知部132とを備える。
次に、図4〜図7のフローチャートを参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
まず、利用者が共有中のWEBコンテンツに対して、例えばクリックなどの操作を行なった場合(ステップS601)、操作検知部132がこの操作による動的変化を検知して(ステップS602)操作区分判別部1041を呼び出す。操作検知部132は、例えばJava(登録商標)Scriptのイベントを利用して実装することが可能であり、図8にその一例を示す。図8の例では、クリックするとonclickイベントが発生し、WEBコンテンツ制御部であるtop.controlフレームに定義された操作区分判別部であるonSync関数を呼び出しており、onSync関数にはどのフレームのどの要素に対して何のイベントが発生したかという情報をわたしている。このように、動的変化を検知して操作区分判別部1041を呼び出すことができる。
操作区分判別部1041は、共有命令によって発生した動的変化か、もしくは利用者の操作によって発生した動的変化かを操作実行部1043に問い合わせる(ステップS603)。操作実行部1043は動作しておらず利用者の操作によって発生した動的変化であるため、実行抑止部1042がこの処理の実行を抑止する(ステップS604)。抑止すると同時に共有命令発行部1022は、例えばスクリプトコード"doSync(FrameName,ElementID,EventName);"のように、どのフレームのどの要素にどんな操作イベントを適用するかという情報を含んだ共有命令を生成し、通信部101を利用して、共有命令転送部22に送信する(ステップS605)。図9は、Java(登録商標)Scriptによる操作区分判別部1041の例であり、この例では操作実行部に問い合わせる処理を、フラグ変数doSyncFlagを利用することによって実現している。なお、フラグ変数doSyncFlagは、操作実行部1043が内部処理を実行するときに値trueがセットされる。共有命令による内部処理の実行である場合(doSyncFlag!=trueの場合)には、send関数として定義した共有命令発行部1022を呼び出し、処理の実行抑止の手法として、Java(登録商標)Scriptイベントにfalseを返すことで実行を中止させる方法を示している。利用者操作による処理の実行の場合(doSyncFlag==trueの場合)には、フラグ変数doSyncFlagをクリアしてから終了している。
共有命令転送部22は、共有命令を受信(ステップS801)すると、一時蓄積部222に一時的に蓄積する(ステップS802)。転送部223は、共有命令を受信した順番で一時蓄積部222から共有命令を取得し、共有命令の送信者を含む全利用者に対して転送(ステップS803)する。
次に、WEBブラウザの通信部101が共有命令を受信(ステップS901)すると、共有命令判別部1021において共有命令の内容に応じた呼び出し先が選択される(ステップS902)。共有命令がWEBコンテンツへの操作情報であるため、操作実行部1043は、WEBコンテンツへの内部処理を実行する(ステップS903)。なお、操作実行部1043は埋め込み状態蓄積部1032を検索して1つのデータでも未完了ならば内部処理を実行しないようにすることもできる。操作実行部1043は、例えば、DHTML技術を利用して実装することが可能で、DHTML技術を利用すると動的にクリックなどの操作に対する内部処理を実行させることができる。
操作検知部132は、動的変化を再び検知する(ステップS602)が、操作実行部1043に問い合わせた結果(ステップS603)、共有命令による内部処理であるため操作区分判別部1041は、内部処理の実行を抑止せずそのまま終了する。
次に、上記操作の結果、ページ遷移が発生した場合(ステップS701)、ページ遷移検知部131が、このページ遷移を検知して(ステップS702)、操作禁止部1033を呼び出し利用者によるWEBコンテンツの操作を禁止状態にし、同時に埋め込み状態蓄積部1032のデータを埋め込み未完了状態に変更する(ステップS703)。ページ遷移検知部131は、例えば、Java(登録商標)Scriptのイベントを利用して実装することが可能であり、図10にその一例を示す。図10の例では、ページ遷移開始時にWEBコンテンツのonbeforeunloadイベントが発生し、WEBコンテンツ制御部であるtop.controlフレームに定義された操作禁止部であるonPageChange関数を呼び出しており、onPageChange関数には自分自身のウィンドウオブジェクトをわたしている。このように、ページ遷移開始を検知して操作禁止部1033を呼び出すことができる。また、図11は、操作禁止部1033の2つの例で、どちらの場合もWEBブラウザの表示状態を制御するCSS(Cascading Style Sheet)と呼ばれる技術を利用することにより、利用者による操作を禁止状態にしている。さらに、図12は、埋め込み状態蓄積部1032のデータ構造の例であり、例えば表の1行目のデータは、利用者1(自分)のWWWブラウザのフレームAの埋め込みが完了したことを示し、また他の行が示すように各フレームごとに独立してデータを持つことができる。
WEBコンテンツは、操作が禁止された状態のままでページ遷移を行なう(ステップS704)。ページ遷移が完了すると(ステップS705)、埋め込み部105が埋め込み処理を行ない、ページ遷移検知部131と操作検知部132を含む動的変化検知部13をWEBコンテンツに埋め込む(ステップS706)。埋め込み部105が埋め込み処理を終えると、共有命令発行部1022が呼び出され、例えばスクリプトコード"doAttachComplete(UserName,FrameName);"のように、どのユーザのどのフレームに埋め込み処理が完了したかという情報を含んだ埋め込み処理完了通知を生成し、通信部101を利用して、共有命令転送部22に送信する(ステップS707)。埋め込み処理の手法の例としては、WEBコンテンツ制御部11がページ遷移をするWEBコンテンツを定期的に監視してページ遷移の完了を検知し埋め込み部を呼び出す方法、WEBコンテンツ中継部21においてWEBコンテンツをWEBブラウザに送信する前に埋め込み部を呼び出すためのスクリプトなどのタグを追加する方法などがある。
共有命令転送部22は、共有命令を受信(ステップS801)すると、一時蓄積部222に一時的に蓄積する(ステップS802)。転送部223は、共有命令を受信した順番で一時蓄積部222から共有命令を取得し、共有命令の送信者を含む全利用者に対して転送(ステップS803)する。
それぞれの利用者のWEBブラウザの通信部101が共有命令を受信(ステップS901)すると、共有命令判別部1021において共有命令の内容に応じた呼び出し先が選択される(ステップS902)。共有命令が埋め込み処理完了通知であるため、操作禁止解除部1031により埋め込み状態蓄積部1032への埋め込み完了データの登録が行なわれる(ステップS904)。操作禁止解除部1031は、埋め込み完了データの登録後に、現在の埋め込み処理の対象であるWEBコンテンツに対して共有中のすべての利用者での埋め込み処理が完了しているかを検索し(ステップS905)、すべての利用者による埋め込み処理が完了していなければ終了し、すべての利用者による埋め込み処理が完了していれば、操作禁止になっていたWEBコンテンツに対して操作禁止解除を行ない(ステップS906)終了する。
上記のように、本実施の形態によれば、WEBブラウザでの操作による処理の実行を一旦抑止し、共有サーバから転送される共有命令を通してあらためて操作に対する内部処理を実行するため、複数の利用者で操作Aと操作Bを同時に行なっても、必ず操作に対する処理が実行される順番が等しくなる。このため、例えばクリックする要素の順番により挙動が変わるWEBコンテンツにおいて、異なる要素を同時にクリックしたとしても、利用者間での挙動は等しいものになる。
また、ページ遷移時には操作を禁止し、全利用者でページ遷移が完了し動的変化を検知できるようになって初めて操作可能になるため、操作を同期できないタイミングが存在しなくなる。
なお、WEBコンテンツが操作禁止状態であるときに内部処理を実行しないようにすれば、ページ遷移している最中に共有命令を受信した場合の内部処理の実行を抑止することができ、これにより例えば異なるリンクを複数の利用者が同時にクリックした場合に、先に共有サーバから転送されたリンククリック情報だけを実行することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
上記の第1の実施の形態では、フレームごとにWEBコンテンツのページ遷移を検知して、該フレームを操作禁止にすることにより、ページ遷移時の利用者による操作をできなくしていた。しかし、ページ遷移するとフレーム構成が変化する場合がある。特に、ページ遷移した結果、該フレームのWEBコンテンツがさらにフレーム構成になり子フレームが生成される場合には、親フレーム(子フレームを含むフレーム)はページ遷移中の操作が禁止状態になるが、生成される子フレームは規定の状態つまり操作可能な状態であるため、親フレームの操作禁止状態が解除されても子フレームにおける動的変化検知部の埋め込み処理が完了していない可能性がある。つまり、親フレームが操作できるようになれば子フレームも操作できるようになるが、このとき子フレームが同期できる状態である保証がない。
この課題を解決するために、本実施の形態では、親フレームの操作禁止が解除されるタイミングで、すべての利用者における子フレームの埋め込み処理の完了状態を検索して、すべての利用者での埋め込み処理が完了していなければ子フレームを操作禁止状態にするように、図3の構成に変わり図13の構成をとる。
図13を参照すると、図3と比較して、子フレーム操作禁止部1034が追加され、親フレーム106(図2ではフレームAと呼んだ)は、子フレーム1061を含んだ構成となっている。親フレーム106と子フレーム1061は、あるWEBコンテンツがフレーム構成になっていた場合にその相対的な包含関係を示すために便宜上定義されたものであり、子フレーム1061にも本実施の形態を再帰的に適用し親フレームとみなすことができる。
子フレーム操作禁止部1034は、操作禁止解除部1031から呼び出され、子フレーム1061が存在する場合に埋め込み状態蓄積部1032を検索して、子フレームの埋め込み完了状態のデータがない利用者があれば(すべての利用者による子フレーム1061の埋め込み処理が完了していなければ)、子フレーム1061の操作を禁止状態にする。
子フレーム操作禁止部1034以外の構成要素は、第1の実施の形態と同様である。
次に、図4〜図6および図14のフローチャートを参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。第1の実施の形態と比較して、図7のフローチャートが図14に置き換わっている。
まず、利用者が共有中のWEBコンテンツに対して操作をおこない、この操作に対する処理の実行が抑止されて共有命令を発行するまでのステップ(ステップS601〜S605)と、共有命令を転送サーバが受信して転送するステップ(ステップS801〜S803)と、WEBブラウザが転送された共有命令を受信して、操作に対する内部処理を実行して終了するまでのステップ(ステップS901〜S903、S601、S603)は、第1の実施の形態と同様である。
次に、上記操作の結果、ページ遷移が発生した場合、埋め込み処理完了通知である共有命令を発行するまでのステップ(ステップS701〜S707)と、共有命令を転送サーバが受信して転送するステップ(ステップS801〜S803)と、WEBブラウザが転送された共有命令を受信して埋め込み状態を検索するまでのステップ(ステップS1601、S1602、S1604、S1605)は、第1の実施の形態と同様である。
埋め込み状態を検索した結果、全利用者の埋め込み処理が完了していた場合、子フレーム操作禁止部1034は、子フレーム1061が存在するか調べる(ステップS1606)。
子フレーム1061がなければ、操作禁止解除部1031が親フレーム106の操作禁止化を解除して終了する(ステップS1607)。
子フレーム1061が存在していれば、子フレーム操作禁止部1034はさらに埋め込み状態蓄積部1032を検索して、子フレーム1061の埋め込み状態を調べる(ステップS1608)。
子フレーム1061においてすべての利用者の埋め込み処理が完了していれば、操作禁止解除部1031が親フレーム106の操作禁止化を解除して終了する(ステップS1607)。
子フレーム1061においてすべての利用者の埋め込み処理が完了していなければ、子フレーム操作禁止部1034は、子フレームの操作を禁止にし(ステップS1609)、操作禁止解除部1031が親フレーム106の操作禁止化を解除して終了する(ステップS1607)。
上記のように、本実施の形態によれば、親フレーム106がページ遷移して操作禁止状態を解除されるときに、子フレーム1061が操作禁止化されている必要があれば、つまりすべての利用者の子フレーム1061での動的変化検知部13の埋め込み処理が完了してなければ、親フレーム106が子フレーム1061を操作禁止状態にしてから、親フレーム106自身が操作禁止解除となるため、ページ遷移によって子フレーム1061が生成されフレーム構成が変化する場合でも、ページ遷移時の子フレーム1061に対する利用者操作を防止することが可能となる。
なお、本実施の形態の説明とは逆に、フレーム構成をもったWEBコンテンツが非フレーム構成のWEBコンテンツにページ遷移する場合には、親フレームと子フレームのページ遷移開始はそれぞれ検知され操作禁止状態になるが、子フレームは親フレームのページ遷移にともなって消滅するため、特に子フレームを意識することなく、第1の実施の形態が親フレームに適用されていれば利用者操作を防止できる。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上記の実施の形態におけるWEBブラウザ1、共有サーバ2およびWEBサーバ3の機能を実現するためのプログラムを各装置等に読込ませて実行することにより本システムの機能を実現する処理を行ってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROMまたは光磁気ディスク等を介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線等を介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
上述する各実施の形態は、WEBブラウザ1、共有サーバ2およびWEBサーバ3が別個に接続されているシステム構成について説明したが、各機能が1つのコンピュータシステムとして実現されている構成や機能毎に複数のサーバ装置等が追加された構成にも適用可能であることはもちろんである。
本発明の第1の実施形態におけるWEBコンテンツ同期システムのブロック図である。 共有命令転送部のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるWEBブラウザの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるWEBブラウザにおけるWEBコンテンツ操作時の動作を説明する為のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるWEBブラウザに於けるWEBコンテンツのページ遷移時の動作を説明する為のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における共有サーバに於ける共有命令受信時の動作を説明する為のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるWEBブラウザに於ける共有命令受信時の動作を説明する為のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるJava(登録商標)Scriptによる操作検知部の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるJava(登録商標)Scriptによる操作区分判別部の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるJava(登録商標)Scriptによるページ遷移検知部の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるJava(登録商標)Scriptによる操作禁止化部の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における埋め込み状態蓄積部のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるWEBブラウザの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態におけるWEBブラウザに於ける共有命令受信時の動作を説明する為のフローチャートである。 従来例における問題点1の動作を説明するためのフローチャートである。 従来例における問題点2の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 WEBブラウザ
2 共有サーバ
3 WEBサーバ
11 WEBコンテンツ制御部
12 WEBコンテンツ表示部
13 動的変化検知部
21 WEBコンテンツ中継部
22 共有命令転送部
221 受信部
222 一時蓄積部
223 転送部
101 通信部
102 共有命令制御部
103 操作禁止制御部
104 実行制御部
105 埋め込み部
106 フレームA(親フレーム)
1021 共有命令判別部
1022 共有命令発行部
1031 操作禁止解除部
1032 埋め込み状態蓄積部
1033 操作禁止部
1041 操作区分判別部
1042 実行抑止部
1043 操作実行部
131 ページ遷移検知部
132 操作検知部
1034 操作禁止化状態記憶部
1061 子フレーム

Claims (6)

  1. 複数の利用者によりWEBコンテンツへの操作を同期するWEBコンテンツ同期システムにおいて、共有命令を受信した順番ですべての利用者に転送する共有サーバと、WEBコンテンツを表示し制御する複数のWEBブラウザとを備え、
    前記WEBブラウザは、WEBコンテンツの操作によって発生するWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報を検知する操作検知手段と、
    埋め込み処理を行い前記操作検知手段をWEBコンテンツに埋め込む埋め込み手段と、
    利用者操作によって発生したWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報か共有命令によって発生したWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報かを判別する操作区分判別手段と、
    前記操作区分判別手段で利用者操作によって発生したWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報と判別された場合、該イベント情報の処理を中断することでWEBコンテンツの動的変化を抑制し、前記利用者操作に対するWEBコンテンツの動的変化処理の実行を抑止する実行抑止手段と、
    前記抑止手段で抑止されると共有命令としてのWEBコンテンツへの操作情報を生成する共有命令発行手段と、
    前記共有サーバと共有命令の送受信を行なう通信手段と、
    前記通信手段で前記共有サーバから転送された前記共有命令を受信した場合、操作に対する内部処理を実行する操作実行手段と、
    を備えたことを特徴とするWEBコンテンツ同期システム。
  2. 複数の利用者によりWEBコンテンツへの操作を同期するWEBコンテンツ同期システムにおいて、共有命令を受信した順番ですべての利用者に転送する共有サーバと、WEBコンテンツを表示し制御する複数のWEBブラウザとを備え、
    前記WEBブラウザは、WEBコンテンツのページ遷移を検知するページ遷移検知手段と、
    利用者ごとの前記ページ遷移検知手段をWEBコンテンツに埋め込んだかどうかを示す埋め込み処理完了状態を利用者ごとに記憶する埋め込み状態蓄積手段と、
    前記ページ遷移検知手段でページ遷移を検知したときにWEBコンテンツへの操作を禁止し前記埋め込み状態蓄積手段のデータを埋め込み未完了状態に変更する操作禁止手段と、
    前記ページ遷移が完了すると埋め込み処理を行い前記ページ遷移検知手段をWEBコンテンツに埋め込む埋め込み手段と、
    前記埋め込み手段で埋め込み処理が完了すると共有命令としての埋め込み処理完了通知を生成する共有命令発行手段と、
    前記共有サーバと共有命令の送受信を行なう通信手段と、
    前記通信手段で前記共有サーバから転送された前記共有命令を受信した場合、前記埋め込み状態蓄積手段に発信者の登録を行い、すべての利用者が登録されるとWEBコンテンツの操作禁止状態を解除する操作禁止解除手段と、
    を備えたことを特徴とするWEBコンテンツ同期システム。
  3. 前記操作禁止解除手段がWEBコンテンツの操作禁止状態を解除する直前に呼ばれ、埋め込み状態蓄積手段を検索して対象のフレームの子フレームに対してすべての利用者が埋め込み処理を完了していなければ、該子フレームを操作禁止にする子フレーム操作禁止手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2記載のWEBコンテンツ同期システム。
  4. WEBコンテンツ同期システムにおいて、WEBコンテンツの操作によって発生するWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報を検知する操作検知手段と、
    埋め込み処理を行い前記操作検知手段をWEBコンテンツに埋め込む埋め込み手段と、
    利用者操作によって発生したWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報か共有命令によって発生したWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報かを判別する操作区分判別手段と、
    前記操作区分判別手段で利用者操作によって発生したWEBコンテンツの動的変化を引き起こすイベント情報と判別された場合、該イベント情報の処理を中断することでWEBコンテンツの動的変化を抑制し、前記利用者操作に対するWEBコンテンツの動的変化処理の実行を抑止する実行抑止手段と、
    前記抑止手段で抑止されると共有命令としてのWEBコンテンツへの操作情報を生成する共有命令発行手段と、
    共有命令の送受信を行なう通信手段と、
    前記通信手段で転送された前記共有命令を受信した場合、操作に対する内部処理を実行する操作実行手段と、
    を備えたことを特徴とする端末。
  5. WEBコンテンツ同期システムにおいて、WEBコンテンツのページ遷移を検知するページ遷移検知手段と、
    利用者ごとの前記ページ遷移検知手段をWEBコンテンツに埋め込んだかどうかを示す埋め込み処理完了状態を利用者ごとに記憶する埋め込み状態蓄積手段と、
    前記ページ遷移検知手段でページ遷移を検知したときにWEBコンテンツへの操作を禁止し前記埋め込み状態蓄積手段のデータを埋め込み未完了状態に変更する操作禁止手段と、
    前記ページ遷移が完了すると埋め込み処理を行い前記ページ遷移検知手段をWEBコンテンツに埋め込む埋め込み手段と、
    前記埋め込み手段で埋め込み処理が完了すると共有命令としての埋め込み処理完了通知を生成する共有命令発行手段と、
    共有命令の送受信を行なう通信手段と、
    前記通信手段で転送された前記共有命令を受信した場合、前記埋め込み状態蓄積手段に発信者の登録を行い、すべての利用者が登録されるとWEBコンテンツの操作禁止状態を解除する操作禁止解除手段と、
    を備えたことを特徴とする端末。
  6. 前記操作禁止解除手段がWEBコンテンツの操作禁止状態を解除する直前に呼ばれ、埋め込み状態蓄積手段を検索して対象のフレームの子フレームに対してすべての利用者が埋め込み処理を完了していなければ、該子フレームを操作禁止にする子フレーム操作禁止手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5記載の端末。
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