JP4622376B2 - インクジェットヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体にインクを吐出して印刷を行うインクジェットヘッドに関する。
インクジェットヘッドは、インクジェットプリンタ等において、インクタンクから供給されたインクを複数の圧力室に分配し、各圧力室に選択的にパルス状の圧力を付与することによりノズルからインクを吐出する。圧力室に選択的に圧力を付与するための一つの手段として、圧電性のセラミックからなる複数の圧電シートが積層されたアクチュエータユニットが用いられることがある。
かかるインクジェットヘッドの一例として、連続平板状の圧電シートを、複数の圧力室に跨って形成された共通電極と、各圧力室に対向して配置され主電極領域及び外部より電圧が印加される補助電極領域からなる複数の個別電極とで挟み込んだアクチュエータユニットを有するものが知られている(特許文献1参照)。このインクジェットヘッドにおいて、複数の個別電極の補助電極領域には、フレキシブルプリント回路(FPC:Flexible Printed Circuit)の接点とそれぞれ半田によって電気的に接続される接点に向かって凸状のランド部が形成されている。そして、個別電極及び共通電極に挟まれ且つ積層方向に分極された圧電シートの部分は、個別電極がFPCからの駆動信号の供給によって、共通電極と異なる電位にされると、いわゆる圧電縦効果により積層方向に伸縮する。これにより、圧力室内の容積が変動し、圧力室に連通したノズルから記録媒体に向けてインクが吐出される。
ところで、上述したランド部は、ガラスフリットを含む金又は銀などからなり、Ag−Pd系の金属材料からなる個別電極と半田との接合力を高めている。これは、Ag−Pd系の金属材料と半田との直接の結合性が弱いため、FPCの接点と個別電極の補助電極領域とを半田で接合しても、容易にFPCと個別電極とが外れてしまうからである。つまり、ランド部−補助電極領域、ランド部−半田の高い結合特性をいかし、個別電極とFPCの接点とをランド部及び半田を介して高い接合力で電気的に接続している。
特開2004−136668号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載のインクジェットヘッドにおいては、複数の個別電極毎にランド部が形成されている。これらランド部は、アクチュエータユニットの表面に個別電極が焼成された後に、個別電極の補助電極領域上にランド部となる金属材料を1つずつ塗布して形成されている。このように形成されたランド部に対して半田付けをする場合、溶融した半田の広がり方によっては、隣接する電極を短絡したり、対応する圧力室の変形を妨げることが心配される。また、高解像度・高密度化の要求に応えようとしたときには、ランド部の形成位置がFPCの接点と対向する所望位置に配置されているかどうかを1つずつ検査する必要がある。つまり、個別電極の補助電極領域にランド部を形成するためには、アクチュエータユニットの焼成工程後に、ランド部となる金属材料の塗布工程及びランド部の形成位置検査工程という非常に繁雑な工程が必要になり、インクジェットヘッドの製造工程数及び製造工程時間が増加する。
そこで、本発明の目的は、ランド部を用いなくとも圧電アクチュエータとFPCなどの平型柔軟ケーブルとを接続可能なインクジェットヘッドを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のインクジェットヘッドは、少なくとも1枚が圧電材料からなる積層された複数のシート、及び、前記複数のシートのうち最外層にあるシートの外側面上にインク吐出チャンネル毎に形成された複数の表面電極を含む圧電アクチュエータと、それぞれが前記表面電極に対向する位置に形成された複数の孔を有する絶縁性のフレキシブル層、それぞれが前記孔内に配置された複数の導電部材、及び、それぞれが前記導電部材に接合され且つ前記フレキシブル層の一方の面上において延在する複数の配線を含む平型柔軟ケーブルとを備えている。そして、前記圧電アクチュエータにおいて前記表面電極が形成された面と前記フレキシブル層の他方の面とが、絶縁性を有する接着剤で、前記フレキシブル層における前記複数の孔以外の領域において、前記複数の孔をそれぞれ囲み接着されており、前記導電部材が、前記配線及び前記表面電極よりも低い融点を有し、前記導電部材を介して前記配線と前記表面電極とが電気的に接続されている。
これによると、平型柔軟ケーブルのフレキシブル層の他方の面が圧電アクチュエータの最外層にあるシートと接着されているので、導電部材によって接合された配線と表面電極との電気的な接続状態を保持することが可能となる。そのため、配線と接合するために上記公報のようにランド部を表面電極上に形成する必要がない。したがって、インクジェットヘッドの製造工程数の減少及び製造時間の短縮が可能となる。また、導電部材の広がりの範囲を規制することが可能となり、隣接する表面電極間が短絡する不具合を防ぐことができる。
本発明において、前記孔の側壁が、前記圧電アクチュエータに向かって開いたテーパー面になっていることが好ましい。これにより、フレキシブル層の孔をエッチングで形成することができるので、レーザ加工などで孔を形成するよりも製造コストが低下する。
また、このとき、前記配線の周縁が、前記テーパー面と対向する位置に存在していてもよい。これにより、複数の配線を高密度に配置することが可能になる。
また、本発明において、前記導電部材の体積が、前記フレキシブル層における前記孔の占有体積よりも小さいことが好ましい。これにより、溶融した導電部材が、フレキシブル層の孔の外部に流出しにくくなる。そのため、表面電極間の短絡を抑制することができる。
また、本発明において、前記孔内の空間が、前記フレキシブル層の前記一方の面側に設けられた開口を介して外部と連通していることが好ましい。これにより、平型柔軟ケーブルと圧電アクチュエータとを加熱して接合した場合に、空間内に存在する空気が膨張して、フレキシブル層と圧電アクチュエータの表面との密着が阻害されない。
また、このとき、前記配線には放射状に延びた複数の突起が形成されており、各突起がその先端近傍において前記フレキシブル層の前記一方の面に固定されているとともに、隣接する2つの突起に挟まれた領域に前記孔の前記一方の面側に設けられた開口の一部が露出していてもよい。これにより、外部と連通できる複数の開口が形成されることになるので、空間内において膨張した空気を外部に確実に排出することができる。したがって、フレキシブル層と圧電アクチュエータの表面との密着が確保される。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるインクジェットヘッド1の斜視図である。図2は、図1のII−II線における断面図であり、インクジェットヘッドを構成するホルダにヘッド本体が組み付けられた状態を示している。図3は、図2に示すヘッド本体にフレームが接着された状態を示す斜視図である。図4は、図2に示すヘッド本体とフレキシブルプリント回路とを分離させた状態の斜視図である。インクジェットヘッド1は、シリアル式のインクジェットプリンタ(図示略)に用いられて、副走査方向に平行に搬送されてきた用紙に対してマゼンタ、イエロー、シアン及びブラックの4色のインクを吐出して記録するものである。図1及び図2に示すようにインクジェットヘッド1は、4色のインクをそれぞれ貯溜する4つのインク室3が形成されたインクタンク71と、このインクタンク71の下方に配置されたヘッド本体70と、ヘッド本体70の上方に接着されたフレキシブルプリント回路(FPC:Flexible Printed Circuit)50とを備えている。
インクタンク71の内部には、4つのインク室3が主走査方向に並んで形成されており、図2中左方のインク室3からマゼンタ、イエロー、シアン、ブラックのインクが順に貯溜されている。これら4つのインク室3は、対応するインクカートリッジ(図示せず)がチューブ40(図1参照)によってそれぞれ接続されており、インクカートリッジからインク室3に各色のインクが供給されるようになっている。また、図2及び図3に示すようにインクタンク71が、平面矩形形状のフレーム41に組み付けられている。このフレーム41は、略直方体形状を有するホルダ72に紫外線型硬化剤43で固着されている。さらに、このフレーム41には、図3に示すように、平面形状が長方形形状の開口部42が形成されており、この開口部42内に後述のアクチュエータユニット(圧電アクチュエータ)21を配置するようにしてヘッド本体70が接着固定されている。インクタンク71の下端部には、4つのインク室3にそれぞれ連通する4つのインク導出口3aが形成されている。一方、フレーム41には、図3に示すように、4つのインク導出口3aとそれぞれ連なる平面形状が楕円形状の4つの貫通孔41aが形成されている。
ヘッド本体70は、それぞれの色ごとに複数のインク流路が形成された流路ユニット4と、流路ユニット4の上面にエポキシ系の熱硬化性接着剤によって接着されたアクチュエータユニット21とを含んでいる。図4に示すように、流路ユニット4及びアクチュエータユニット21はともに、長方形平面形状を有する複数の薄板を積層して構成され、インクタンク71の下方に配置されている。流路ユニット4の上面には、アクチュエータユニット21を避けて平面形状が楕円形状の4つのインク供給口4a(図5参照)が形成されている。これら4つのインク供給口4aが形成された領域には、各インク供給口4aと対向する位置に複数の微小孔が形成されたフィルタ45が配置されている。こうして、インク供給口4aから流路ユニット4内に流通するインク内のゴミなどがフィルタ45によって捕獲される。
また、図3に示すようにフレーム41には、貫通孔41aが形成されている。この貫通孔41aは、フレーム41に接着された流路ユニット4のインク供給口4aと連通している。この構成により、インクタンク71から4つのインク導出口3a及び4つの貫通孔41aを通ってそれぞれに対応する4つのインク供給口4aから流路ユニット4内に至る一連の流路が形成される。
図2に示すように、ヘッド本体70は、ホルダ72の下面に形成された段付き状の開口部72aに配置されている。より具体的には、ヘッド本体70が、インク吐出面70aが外部に露出するようにフレーム41を介してホルダ72に装着されている。ホルダ72と流路ユニット4との隙間には、シール剤73が配置されている。なお、インク吐出面70aはヘッド本体70の底面でもあり、微小径を有する多数のノズル8(図6参照)が配列されている。また、アクチュエータユニット21の上面には、給電部材であるFPC(平型柔軟ケーブル)50が接着され主走査方向の一方に引き出されるとともに、屈曲しながら上方に引き出されている。図2及び図3に示すように、FPC50のアクチュエータユニット21と対向する部分における上面には、FPC50及びアクチュエータユニット21を保護しつつ、アクチュエータユニット21が発する熱を放散するアルミプレート44が貼付されている。このアルミプレート44は、アクチュエータユニット21の駆動している個別電極58(図7参照)部分からの熱を放散し、アクチュエータユニット21全体の温度分布を均一化している。
図2に示すように、アクチュエータユニット21に接着されたFPC50は、スポンジなどの弾性部材74を介してインクタンク71の側面に沿うように引き出され、その途中にドライバIC75が設置されている。つまり、FPC50は、搭載されたドライバIC75から出力された駆動信号をアクチュエータユニット21(後に詳述)に伝達するように、各個別電極58に対して電気的に接続されている。
ホルダ72のドライバIC75に対向する側壁には、開口部72bが形成されている。また、ドライバIC75とこの開口部72bとの間には、略直方体形状のアルミ板からなるヒートシンク76が配置されている。ここには、弾性部材74も配置されており、ドライバIC75は、間にFPC50を挟んでヒートシンク76に対して押圧されている。これらヒートシンク76及び開口部72bにより、ドライバIC75で発生した熱を効率的に散逸させることができる。また、開口部72b内には、ホルダ72の側壁とヒートシンク76の隙間を埋めるためのシール剤77が配置されており、インクジェットヘッド1の本体にゴミやインクが侵入することを防いでいる。
図5は、図4に示すFPC50及びヘッド本体70の分解斜視図である。図6は、図4に示すVI−VI線における断面図であり、ヘッド本体70とFPC50とが固定さ
れた状態を示している。図5から分かるように、ヘッド本体70は、流路ユニット4とアクチュエータユニット21とを含んでいる。このうち、流路ユニット4は、上から、キャビティプレート18、サプライプレート17、アパーチャプレート16、2枚のマニホールドプレート14,15、ダンパプレート13、カバープレート12、ノズルプレート11の計8枚のシート材が積層された積層構造を有している。本実施の形態において、流路ユニット4を構成する8枚のプレート11〜18のうち、ノズルプレート11を除く7枚のプレート12〜18がステンレス鋼からなり、ノズルプレート11がポリイミド樹脂からなる。
アクチュエータユニット21は、後で詳述するように、2枚の絶縁シート52,53(図7参照)と2枚の圧電シート54,55(図7参照)とが積層され、活性部となる部分を有する1つの活性層(以下、単に「活性部を有する層」というように記する)と活性部を有しない3つの非活性層とを有している。なお、活性層となる総数は、要求されるアクチュエータユニット21の変位量に応じて適宜決められるものであり、本実施の形態のように1層に限るものではない。すなわち、複数層積層することもできる。
ノズルプレート11には、図5及び図6に示すように、微小径のノズル8が解像度に応じた間隔で複数形成されている。これらノズル8は、ノズルプレート11における長手方向に沿って、千鳥状の5列に配列されている。
図5に示すように、キャビティプレート18の中央部には、複数の圧力室10がキャビティプレート18の長手方向に沿って千鳥状配列で5列に穿設されている。また、キャビティプレート18の一端部側には、インク供給口4aとなる4つの孔35がキャビティプレート18の短手方向に沿って離隔して形成されている。各圧力室10は、長手方向がキャビティプレート18の長手方向に対して直交している。各圧力室10の一端部は、図5及び図6に示すように、サプライプレート17、アパーチャプレート16、2枚のマニホールドプレート14,15、ダンパプレート13及びカバープレート12に千鳥状配列で穿設されている微小径の貫通孔31を介して、ノズルプレート11におけるノズル8に連通している。
図5に示すように、2枚のマニホールドプレート14,15のうち、アパーチャプレート16に近い側のマニホールドプレート15には、5つのインク室半部20aが貫通状に形成されている。これら5つのインク室半部20aは、マニホールドプレート15の長手方向に沿って延在されつつ、マニホールドプレート15の短手方向に互いに離隔している。
一方、ダンパプレート13側のマニホールドプレート14にも、5つのインク室半部20aと同様の5つのインク室半部20bが貫通して形成されている。図6に示すように、この構成で2枚のマニホールドプレート14,15、アパーチャプレート16及びダンパプレート13の計4枚を積層することにより、対向する2つのインク室半部20a,20bが相互に接合され、このときに形成される上下の開口が、上からのアパーチャプレート16と下からのダンパプレート13とにより覆われる。これにより、貫通孔31の列の間及び外側に計5つの共通インク室5が形成される。なお、共通インク室5の一端部がインク供給口4aとそれぞれ対向している。
サプライプレート17には、複数の貫通孔31の他に、複数の連絡孔32が貫通して形成されている。これらの連絡孔32は、一方の開口において圧力室10と連通し他方の開口において後述のアパーチャ33と連通している。さらに、複数の連絡孔32は、各圧力室10に対応してサプライプレート17の長手方向に沿って千鳥状の5列に配列されている。また、サプライプレート17は、長手方向の一端部側に、図5に示す4つの孔36を有している。これら孔36は、それぞれキャビティプレート18の4つの孔35と対向するように形成されている。
アパーチャプレート16には、複数の貫通孔31の他に、アパーチャプレート16の短手方向に沿って延在した略長方形平面形状のアパーチャ33が、アパーチャプレート16の長手方向に沿って千鳥状の5列に配列されている。アパーチャ33は、一端部において連絡孔32と連通し、他端部において共通インク室5と連通している。アパーチャ33は、インク流動方向と直交する方向の断面積が若干小さくなっており、インク吐出時に圧力室10から共通インク室5側に逆流しようとするインクの流れを制限するものである。また、アパーチャプレート16には、4つの孔35あるいは孔36とそれぞれ対向する位置に孔37が形成されている。各孔37は、一方の開口において孔36とそれぞれ連通し、他方の開口において対応する共通インク室5とそれぞれ連通している。
なお、4つの孔37のうち、図5中最も奥に位置する1つの孔37は、図5中奥の2つの共通インク室5と連通しており、他の3つの孔37は、図5中手前の3つの共通インク室5とそれぞれ連通している。つまり、5つの共通インク室5のうち、図5中奥に位置する2つの共通インク室5には、1つのインク供給口4aからのインクがそれぞれに供給され、他の3つの共通インク室5には、対応する1つのインク供給口4aからのインクがそれぞれに供給される。本実施の形態において、図5中奥の2つの共通インク室5には、ブラックのインクが供給され、図5中手前から奥に向かって配置する3つの共通インク室5には、マゼンタ、イエロー及びシアンの順にインクが供給されている。
ダンパプレート13には、図5及び図6に示すように5列のダンパ溝38が凹設されている。これらダンパ溝38は、カバープレート12に向けてのみ開放するように形成され、その位置及び形状は共通インク室5と同形状となっている。したがって、マニホールドプレート14,15及びダンパプレート13を接合したときは、ダンパプレート13の共通インク室5と対向する部分には、ダンパ部39が位置する。ここで、ダンパ部39は、適宜弾性変形し得るステンレス鋼に形成された凹部の底面として構成されているので、共通インク室5側及びダンパ溝38側に自由に振動することができる。このような構成により、インク吐出時に圧力室10で発生した圧力変動が共通インク室5に伝播しても、これに対応してダンパ部39が弾性変形することによって吸収減衰させることができる。
このような流路ユニット4の構成により、流路ユニット4の内部には、インク供給口4aから順に共通インク室5、アパーチャ33、連絡孔32、圧力室10及び貫通孔31を通ってノズル8に至るインク流路が構成されている。インク供給口4aから流路ユニット4内に流入したインクは、一旦共通インク室5に貯溜される。そして、アパーチャ33を経由して、各圧力室10に供給される。各圧力室10で、アクチュエータユニット21により圧力が付与されたインクが、各貫通孔31を経由して、対応するノズル8から吐出される。
図7は、図6に描かれた一点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。図8は、図4に示すアクチュエータユニット21の要部分解斜視図である。図7及び図8に示すように、アクチュエータユニット21は、2枚の絶縁シート52,53と2枚の圧電シート54,55とが積層されて構成されている。圧電シート55の上面には、複数の個別電極58が、流路ユニット4における各圧力室10に対向配置するように形成されている。これらの個別電極58は、圧力室10の配列に対応して、圧電シート55の長手方向に沿って千鳥状の5列に配列されている。各個別電極58は、全体として圧電シート55の短手方向に細長く形成されている。また、各個別電極58は、いずれか一方の端部から圧電シート55の長手方向に延出された引き出し部58aを有している。なお、いずれの引き出し部58aも、各圧力室10を区画する隔壁と対向する位置まで引き出されている。
圧電シート54の上面には、複数の圧力室10に跨って共通の共通電極59が設けられている。図7及び図8に示すように、圧電シート54の上面には、共通電極59が形成されていない複数の非形成領域60が存在する。これらの非形成領域60は、引き出し部58aに対向して配置されている。各非形成領域60内には、共通電極59の代わりに後述のスルーホール68の一部となる孔が夫々形成されている。これによって、スルーホール68内に存在する導体68aと共通電極59とが電気的に絶縁されている。この構成で、各個別電極58と共通電極59とに挟まれる圧電シート54の領域は、圧力室10毎に対応した活性部となる。なお、圧電シート54以外の2枚の絶縁シート52,53及び圧電シート55は、活性部を有しない非活性層となる。
最上段の絶縁シート52の上面(すなわち、アクチュエータユニット21の上面)には、図7及び図8に示すように、各個別電極58の夫々に接続する表面電極63と、共通電極59に接続する表面電極65とが設けられている。表面電極63は、各圧力室10を区画する隔壁と対向する位置に配置されており、各個別電極58に対応してアクチュエータユニット21の長手方向に沿って千鳥状の5列に配列されている。表面電極63は、アクチュエータユニット21の短手方向に沿って延在した長方形形状を有している。表面電極65は、絶縁シート52の一端部上において、アクチュエータユニット21の短手方向に沿って延在している。
絶縁シート52,53には、表面電極63と引き出し部58aとに対向する領域及び表面電極65と共通電極59とに対向する領域にスルーホール68,69の一部となる孔がそれぞれ形成されている。この構成で、2枚の絶縁シート52,53及び1枚の圧電シート54のスルーホール68,69の一部となる孔を互いに位置合わせした状態で各シートを積層することで、アクチュエータユニット21には2枚の絶縁シート52,53を連続して貫通するスルーホール69と、2枚の絶縁シート52,53と1枚の圧電シート54とを連続して貫通するスルーホール68とが形成される。スルーホール68内には、導体68aが配置されており、表面電極63と個別電極58とをそれぞれ電気的に接続している。スルーホール69内には、導体69aが配置されており、表面電極65と共通電極59とをそれぞれ電気的に接続している。
図7に示すように、アクチュエータユニット21の上面には、接着剤49によって固定されたFPC50が配置されている。図9は、FPC50の拡大平面図である。図7及び図9に示すようにFPC50は、ベースフィルム(フレキシブル層)81と、ベースフィルム81の上面に複数形成された2種類の導体パターン(配線)82,83とを含んでいる。ベースフィルム81は、ポリイミド樹脂からなり可撓性を有している。ベースフィルム81には、厚み方向に貫通しつつ上面から下面に向かって拡大した複数の孔84が形成されている。これらの孔84は、本実施の形態においてエッチング法により形成されている。また、これら孔84は、導体パターン82,83の末端部82b,83b(後述する)と対向する領域に形成されており、孔84の上面側の開口が末端部82b,83bに塞がれている。一方、下面側の開口は表面電極63,65に塞がれている。
導体パターン82,83は、銅箔により形成されている。導体パターン82は、ベースフィルム81上においてFPC50の先端から基端に向かって延在された延在部82aと、延在部82aの先端に繋がった円形平面形状の末端部82bとを有している。延在部82aの基端はドライバIC75と電気的に接続されている。導体パターン83も、ベースフィルム81上においてFPC50の先端から基端に向かって延在された延在部83aと、延在部83aの先端に繋がった円形平面形状の末端部83bとを有している。延在部83aの基端は、グランドに電気的に接続されている。
末端部82b,83bは、図7及び図9に示すように、孔84の上面側の開口面積より大きく、下面側の開口面積より小さい平面積を有している。また、末端部82b,83bの周縁がベースフィルム81上に接着されている。つまり、これら末端部82b,83bの周縁が、平面視で孔84の内壁であるテーパー面と重なっている。そのため、延在部82a,83aの延在方向と直交する方向に関する末端部82bどうしの間隙及び末端部82bと末端部83bとの間隙が比較的広くなる。言い換えると、複数の導体パターン82,83をFPC50上に高密度に配置することが可能となる。
孔84内には、図7に示すように、半田からなる導電部材85が配置されている。導電部材85を構成する半田量は、孔84の内容積(ベースフィルム81における孔84の占有体積)よりも若干小さい体積を有している。導電部材85は、FPC50とアクチュエータユニット21との間に介在する接着剤49により、末端部82b,83bと表面電極63,65との電気的接続を失わないように保持されている。つまり、導電部材85による末端部82b,83b及び表面電極63,65のそれぞれの接合箇所に直接的に外力がかかりにくくなっている。
さらに、接着剤49により、孔84の下面側開口がアクチュエータユニット21で封止されている。つまり、末端部82b,83bと表面電極63,65との半田付け時に、溶融した半田が対応する表面電極63,65以外の領域にまで広がらないようになっている。これにより、隣接する電極間の電気的短絡が防止され、FPC50とアクチュエータユニット21との間の電気的接続の信頼性が向上している。
本実施の形態における導電部材85には、半田が使用されているが導電性接着剤などであってもよい。好ましくは、導体パターン82,83の融点より低い融点を有しておればよい。これは、FPC50の下面(ベースフィルム81の下面)とアクチュエータユニット21との間に介在した接着剤49を加熱して硬化させるとき、導体パターン82,83を溶融せずに導電部材85だけを同時に溶融することが可能になり、溶融した導電部材85が、孔84内において末端部82b,83bと表面電極63,65とに確実に接合するからである。これにより、末端部82b,83bと表面電極63,65との電気的接続の信頼性が向上する。なお、本実施の形態における導電部材85となる半田は、銅箔からなる導体パターン82,83よりも融点が低いので、上述した効果を有する。また、導電部材85の体積が孔84の内容積より小さい。そのため、FPC50とアクチュエータユニット21との間の接着剤49を加熱硬化させた場合に、溶融した導電部材85が、孔84内の空間から外部に流出しにくくなる。つまり、孔84からはみ出すように導電部材が配置されていると、溶融した導電部材が孔84から溢れでて外部に流出し、アクチュエータユニット21の上面上に広がることが心配される。しかし、実際に配置されている導電部材85は孔84の内容積より少ないので、導電部材85が溶融しても孔84から溢れ出にくくなる。そのため、表面電極間の短絡を抑制することができる。
このような構成により、アクチュエータユニット21の個別電極58が表面電極63を介してドライバIC75に接続され、共通電極59が表面電極65を介してグランドに接続される。これにより、共通電極59をグランド電位にしつつ、アクチュエータユニット21の各個別電極58のうち、任意の個別電極58と共通電極59との間にドライバIC75からの駆動電圧(駆動信号)を印加することが可能となる。こうして、所望の個別電極58に対応する活性部に、積層方向の歪みを発生させ、この個別電極58に対応するノズル8からインクを吐出させることで、用紙への所定の印字が行われる。
以上のように、本実施の形態のインクジェットヘッド1によると、FPC50のベースフィルム81の下面がアクチュエータユニット21の上面と接着されているので、導電部材85によって接合された導体パターン82,83と表面電極63,65とがそれぞれ電気的な接続状態を保持することが可能となる。つまり、FPC50に外力がかかっても、末端部82b,83bと表面電極63,65とを接合している導電部材85に直接、外力がかからないので、末端部82b,83bと表面電極63,65との接合が外れにくくなる。そのため、上記公報のようにFPCと接合するための複数のランド部を形成する必要がなくなる。すなわち、表面電極63,65上にランド部を形成しない分だけのインクジェットヘッド1の製造工程数の減少及び製造時間の短縮が可能となる。また、FPC50とアクチュエータユニット21とが接着されていることの別の効果として、導電部材85の不必要な広がり防止がある。導体パターン82,83と表面電極63,65との接合時に、導電部材85が溶融して広がろうとするが、その広がりの範囲を規制する働きをしている。これにより、隣接する電極間が短絡する不具合を防ぐことができる。また、FPC50に形成された孔84がエッチングにより形成されているので、レーザ加工などで孔を形成するよりも製造コストが低下する。
上述したインクジェットヘッド1におけるFPC50においては、末端部82b,83bは共に円形平面形状を有しているが、図10に示すように、末端部はともに、孔84の中心からほぼ120°の角度をおいて、放射状に延在した3つの突起91を有する末端部92であってもよい。この変形例における末端部92の各突起91の先端は、ベースフィルム81の上面に固定されている。より具体的には、固定部位は孔84の上面側開口縁部である。これにより、末端部92がベースフィルム81に対してバランスよく均等に固定されている。また、3つの突起91のうち、図10中上方に延在した1つの突起91と左右斜め下に延在した2つの突起91との間からは、それぞれ孔84の上面側開口の一部93が露出している。この構成により、FPCとアクチュエータユニットとの接着には、接着剤の加熱が必要であっても、孔84内の空気を開口93から外部に逃がすことができる。つまり、上述したインクジェットヘッド1におけるFPC50では、末端部82b,83bが円形平面形状で孔84の上面側の開口全体を塞ぐように覆っている。そのため、FPC50とアクチュエータユニット21とを加熱して接着したときに、孔84内の膨張した空気が行き場を失い、末端部82b,83bとベースフィルム81あるいは、ベースフィルム81とアクチュエータユニット21とを剥がす可能性がある。しかし、本変形例では膨張した空気が開口93から外部に逃げるので、このような膨張した空気による剥がれを防ぐことができる。また、末端部92は、孔84と重なる領域において、上述した末端部82b,83bよりも表面積が小さくなっているので、変形させやすくなっている。そのため、後述する別の変形例に示すように、末端部92に突出部が形成しやすい。
また、別の変形例によると、図11に示すように、上述した末端部82b,83bが中心近傍部分から表面電極63,65に向かって突出した突出部95を有する円形平面形状の末端部96であってもよい。末端部96は、上述した末端部82b,83bと同様にその周縁がベースフィルム81と接着されている。末端部96は、延在部82a,83aとそれぞれ一体的に形成されており、同じ銅箔からなる。また、突出部95は、ベースフィルム81上に末端部96及び延在部82a,83aとが形成された後、先端が丸まった針状パンチによってプレス加工されて形成されており、突出部95の先端がベースフィルム81の下面より若干突出している。このような末端部96を有するFPC97とアクチュエータユニット21とを接着剤49により接合することで、突出部95の先端が表面電極63,65とそれぞれ接触する。つまり、突出部95が上述した導電部材85と同じ役割をはたし、末端部96と表面電極63,65とを電気的に接続している。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述したインクジェットヘッド1においては、導体パターン82,83の末端部82b,83bの平面形状は、どのような形状でもよい。また、延在部82a,83aの先端が、ベースフィルム81上において、孔84に対向する領域を横切るまで延在し、その横切った延在部の途中部位と表面電極とが導電部材を介して接合されていてもよい。また、上述したインクジェットヘッド1におけるFPC50は、孔84の内壁がベースフィルム81の厚み方向と平行なストレート面を有していてもよい。また、孔84の内壁は、テーパー面及びストレート面以外の屈曲した面であってもよい。
またさらに、末端部96に突出部95を形成した場合でも、突出部95の先端に半田や導電性接着剤などの導電性部材を配設するとよい。この場合、突出部95と表面電極63,65とを接合するために加熱工程を必要とするが、膨張した空気を孔84外に開放するための開口を突出部95が有していることが有効である。この開口を有することの効果は、上述の通りであるが、さらに突出部の形成が容易となる。また、実効的には導電部材を増やすことになるので、その分実際に配設することになる半田や導電性接着剤の消費量が少なくて済み、インクジェットヘッド1の低コスト化に寄与する。
本発明の一実施形態によるインクジェットヘッドの斜視図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図2に示すヘッド本体にフレームが接着された状態を示す斜視図である。 図2に示すヘッド本体とフレキシブルプリント回路とを分離させた状態の斜視図である。 図4に示すFPC及びヘッド本体の分解斜視図である。 図4に示すVI−VI線に沿った断面図である。 図6に描かれた一点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。 図4に示すアクチュエータユニットの要部分解斜視図である。 FPCの拡大平面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェットヘッドの変形例を示しており、FPCの拡大平面図である。 本発明の一実施形態によるインクジェットヘッドの他の変形例を示し、ヘッド本体とFPCとの接合状況を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 インクジェットヘッド
4 流路ユニット
8 ノズル
10 圧力室
21 アクチュエータユニット(圧電アクチュエータ)
49 接着剤
50,97 FPC(平型柔軟ケーブル)
52,53 絶縁シート
56,57 圧電シート
58 個別電極
59 共通電極
63 表面電極
65 表面電極
81 ベースフィルム(フレキシブル層)
82,83 導体パターン(配線)
82a,83a 延在部
82b,83b,92,96 末端部
84 孔
85 導電部材
91 突起

Claims (6)

  1. 少なくとも1枚が圧電材料からなる積層された複数のシート、及び、前記複数のシートのうち最外層にあるシートの外側面上にインク吐出チャンネル毎に形成された複数の表面電極を含む圧電アクチュエータと、
    それぞれが前記表面電極に対向する位置に形成された複数の孔を有する絶縁性のフレキシブル層、それぞれが前記孔内に配置された複数の導電部材、及び、それぞれが前記導電部材に接合され且つ前記フレキシブル層の一方の面上において延在する複数の配線を含む平型柔軟ケーブルとを備えており、
    前記圧電アクチュエータにおいて前記表面電極が形成された面と前記フレキシブル層の他方の面とが、絶縁性を有する接着剤で、前記フレキシブル層における前記複数の孔以外の領域において、前記複数の孔をそれぞれ囲み接着されており
    前記導電部材が、前記配線及び前記表面電極よりも低い融点を有し、前記導電部材を介して前記配線と前記表面電極とが電気的に接続されていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 前記孔の側壁が、前記圧電アクチュエータに向かって開いたテーパー面になっていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 前記配線の周縁が、前記テーパー面と対向する位置に存在することを特徴とする請求項2に記載のインクジェットヘッド。
  4. 前記導電部材の体積が、前記フレキシブル層における前記孔の占有体積よりも小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
  5. 前記孔内の空間が、前記フレキシブル層の前記一方の面側に設けられた開口を介して外部と連通していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
  6. 前記配線には放射状に延びた複数の突起が形成されており、各突起がその先端近傍において前記フレキシブル層の前記一方の面に固定されているとともに、隣接する2つの突起に挟まれた領域に前記孔の前記一方の面側に設けられた開口の一部が露出していることを特徴とする請求項5に記載のインクジェットヘッド。
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