JP4616226B2 - 受信回路 - Google Patents

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Description

本発明は、高周波信号を受信する受信回路に関する。
従来の受信回路としてはスーパーへテロダイン方式の回路が一般的である。スーパーへテロダイン方式の受信回路では、例えば、特許文献1に示されたように、受信信号(高周波信号)にPLL周波数シンセサイザ回路から出力されるローカル発振信号をミキサで混合してその受信信号を所定周波数の中間周波信号に変換し、中間周波信号に対して検波回路等の復調回路にて復調処理を施すことが行われる。
図1は電波時計の時刻自動修正用の標準電波である標準周波数信号として40kHz、60kHz、77.5kHzを選択的に受信する受信回路を示している。この受信回路においては、アンテナ1で受信された標準周波数信号はミキサ2でPLL周波数シンセサイザ回路3から出力されるローカルクロック信号と混合される。PLL周波数シンセサイザ回路3は、標準周波数信号40kHzに対しては50kHzのローカルクロック信号を生成し、60kHzに対しては70kHzのローカルクロック信号を生成し、77.5kHzに対しては87.5kHzのローカルクロック信号を生成する。ミキサ2は標準周波数信号とローカルクロック信号との差周波数10kHzの信号を中間周波信号として次段の中間周波フィルタ4に出力する。中間周波フィルタ4は10kHzの中間周波信号だけを抽出して図示しない復調回路に供給する。
PLL周波数シンセサイザ回路3では、複数の周波数のローカルクロック信号を生成するために、例えば、水晶振動子の発振周波数32.168kHzと、出力ローカルクロック信号の周波数との間の最大公約数により位相比較周波数が決定され、その位相比較周波数を分周器を介して整数倍することによってローカルクロック信号が生成される。分周器の分周比を3段階に変化させることにより、上記の50kHz、70kHz、87.5kHzのローカルクロック信号を生成することができる。
特開平08−204600号公報
しかしながら、上記のようにローカルクロック信号を生成するためにPLL周波数シンセサイザ回路を用いた場合には、位相比較周波数(上記の最大公約数)が小さくなると、位相比較精度が低下することになり、その結果、受信回路における受信周波数の安定度が低下してしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、PLL周波数シンセサイザ回路を用いることなく構成して安定した受信動作を行うことができる受信回路を提供することである。
本発明による受信回路は、高周波信号を受信する受信回路であって、同一の周波数で互いに位相が90度異なる第1及び第2ローカルクロック信号と、スイッチングクロック信号とを生成するクロック生成手段と、前記高周波信号と前記第1ローカルクロック信号とを混合して受信周波数に対応した中間周波数の第1中間周波信号を生成する第1ミキサと、前記高周波信号と前記第2ローカルクロック信号とを混合して前記第1中間周波信号と同一中間周波数の第2中間周波信号を生成する第2ミキサと、前記スイッチングクロック信号に同期して動作して前記第1及び第2中間周波信号の中間周波数の帯域成分を抽出して通過させる複素型スイッチドキャパシタフィルタと、を備え、前記複素型スイッチドキャパシタフィルタによって通過させる帯域成分の中心周波数は前記スイッチングクロック信号の周波数に基づいて設定され、前記第1ローカルクロック信号の位相が前記第2ローカルクロック信号の位相より90度進んでいるとき前記受信周波数は前記第1及び第2ローカルクロック信号の周波数に前記中心周波数を加算した周波数となり、前記第1ローカルクロック信号の位相が前記第2ローカルクロック信号の位相より90度遅れているとき前記受信周波数は前記第1及び第2ローカルクロック信号の周波数から前記中心周波数を減算した周波数となり、前記クロック生成手段は、基準周波数の発振信号を発生する発振回路と、前記発振信号を分周して同一の周波数で互いに位相が90度異なる第1及び第2分周信号を生成する第1分周手段と、前記発振信号を分周して同一の周波数で互いに位相が90度異なる第3及び第4分周信号を生成する第2分周手段と、前記第1分周信号と前記第3分周信号とを乗算する第3ミキサと、前記第1分周信号と前記第4分周信号とを乗算する第4ミキサと、前記第2分周信号と前記第3分周信号とを乗算する第5ミキサと、前記第2分周信号と前記第4分周信号とを乗算する第6ミキサと、前記第4ミキサの出力信号と前記第5ミキサの出力信号と加算して前記第1ローカルクロック信号を生成する加算器と、前記第6ミキサの出力信号から前記第3ミキサの出力信号を差し引いて前記第2ローカルクロック信号を生成する減算器と、前記発振信号を分周して前記スイッチングクロック信号を生成する第3分周手段と、を有し、前記第1ないし第3分周手段各々の分周比が変更可能にされていることを特徴としている。
本発明によれば、受信周波数は第1及び第2ミキサで中間周波信号を得るための第1及び第2ローカルクロック信号の周波数、スイッチドキャパシタフィルタ用のスイッチングクロック信号の周波数、並びにその第1及び第2ローカルクロック信号の位相関係に応じて設定され、スイッチドキャパシタフィルタを用いたことにより中間周波数を一定にする必要が特にないので、受信周波数の設定のためにPLL周波数シンセサイザ回路を用いることなく受信回路を構成して安定した受信動作を行うことができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図2は本願の第1の発明の第1の実施例を示している。この第1の実施例の受信回路は、増幅器11、ミキサ12,13、ローカルクロック生成回路14、スイッチドキャパシタフィルタ15及び復調回路16を備えている。
増幅器11は図示しないアンテナから供給される受信信号を増幅する高周波アンプである。ミキサ12,13は増幅器11の出力に接続されている。ミキサ12は増幅器11から出力された受信信号と、ローカルクロック生成回路14によって生成されるI(Inphase)位相のローカルクロック信号とを混合してI位相の中間周波信号を生成する。ミキサ13は増幅器11から出力された受信信号と、ローカルクロック生成回路14によって生成されるQ(Quadrature)位相のローカルクロック信号とを混合してQ位相の中間周波信号を生成する。
ローカルクロック生成回路14は、周波数fLOのI位相及びQ位相のローカルクロック信号(第1及び第2ローカルクロック信号)を生成する。ローカルクロック生成回路14は、具体的には図3に示すように、発振回路21、及び分周器22〜24からなる。発振回路21は2000kHzの発振信号を生成する。分周器22は発振回路21による発振信号の周波数を5分周して400kHzの分周信号を生成する。分周器23は発振回路21による発振信号の周波数を2分周して1000kHzの分周信号を生成する。この1000kHzの分周信号はスイッチドキャパシタフィルタ15のクロック信号として用いられる。
分周器24はDフリップフロップ25,26及びインバータ27,28からなり、分周器22から出力された分周信号を更に2分周して200kHzのI位相及びQ位相のローカルクロック信号を生成する。Dフリップフロップ25の出力信号がQ位相のローカルクロック信号であり、Dフリップフロップ26の出力信号がI位相のローカルクロック信号である。Q位相のローカルクロック信号とI位相のローカルクロック信号とは互いに90度の位相差を有する。
スイッチドキャパシタフィルタ15は、ミキサ12,13のI位相及びQ位相の出力信号を入力し、50kHzの帯域の信号成分のみを通過させるバンドバスフィルタとして動作する複素型スイッチドキャパシタフィルタである。スイッチドキャパシタフィルタ15は、オペアンプOP1,OP2、キャパシタC1〜C6、及びスイッチ素子SW1a〜SW1d,SW2a〜SW2d,SW3a〜SW3d,SW4a〜SW4dを備えている。スイッチ素子SW1a,SW1b,SW2b,SW2c,SW3a,SW3b,SW4a,SW4dは分周器23の1000kHzの分周信号に応じてオンオフ動作を行い、スイッチ素子SW1c,SW1d,SW2a,SW2d,SW3c,SW3d,SW4b,SW4cは、分周器23の1000kHzの分周信号をインバータ17によって反転した信号に応じてオンオフ動作を行う。このオンオフ動作により、図2に示したようにスイッチ素子SW1c,SW1d,SW2a,SW2d,SW3c,SW3d,SW4b,SW4cがオンのとき、スイッチ素子SW1a,SW1b,SW2b,SW2c,SW3a,SW3b,SW4a,SW4dはオフとなり、又はその逆となる。
図4は、演算増幅器A11〜A13、抵抗器R11〜R18、及びキャパシタC11,C12によって構成されたバンドパスフィルタ回路を示す。この回路は互いに90度位相の異なる2入力(I位相入力及びQ位相入力)及び2出力(I位相出力及びQ位相出力)を有し、複素フィルタ或いはポリフェーズフィルタと呼ばれる構成であり、抵抗及びキャパシタの定数を設定することによりバンドパスフィルタとして動作させることができる。
スイッチドキャパシタフィルタ15はこの図4のバンドパスフィルタ回路を構成する回路要素と等価な動作を行う回路に各々置き換えることにより構成されている。
キャパシタC1とスイッチ素子SW1a〜SW1dとからなる部分はスイッチ素子SW1a〜SW1dがオンオフを繰り返すことにより、キャパシタC1は抵抗と等価となる。その抵抗値Rは、キャパシタC1の容量をCとし、オンオフ繰り返し周波数をfとすると、R=1/Cfとなる。スイッチ素子SW1a,SW1bがオンのときオペアンプOP1の反転入力端と出力端との間に抵抗が接続された構成となる。これはスイッチドキャパシタフィルタ15の他のキャパシタC4と4つのスイッチ素子SW3a〜SW3dとからなる部分において同様である。
キャパシタC2とスイッチ素子SW2a〜SW2dとからなる部分については、キャパシタC2の両端各々の2つのスイッチ素子SW2a,SW2c及びSW2b,SW2dのオン・オフが互いに逆になり、これによりスイッチ素子によって伝送される信号の極性が反転するため、SW2b,SW2cがオンであるときにオペアンプOP1部分との組み合わせにより図5の回路のように、反転増幅器+抵抗器と等価となる。これはキャパシタC5とスイッチ素子SW4a〜SW4dとからなる部分についても同様である。
更に、キャパシタC2、スイッチ素子SW2a〜SW2d、キャパシタC3及びオペアンプOP1からなる部分と、キャパシタC5、スイッチ素子SW4a〜SW4d、キャパシタC6及びオペアンプOP2からなる部分とは積分回路を各々構成し、その積分回路は上記の反転増幅器+抵抗器との組み合わせにより、2つの入力電圧の差を積分する動作を行い、図6に示す如き等価回路が得られる。
このように、スイッチドキャパシタフィルタ15においては、スイッチ素子のオンオフにより上記の如き等価回路を部分的に形成することにより、図4のバンドパスフィルタ回路を構成することが行われている。
スイッチドキャパシタフィルタ15の通過帯域の中心周波数fCは、分周器23の出力信号のクロック周波数をfSCFとし、キャパシタC1〜C6の容量がC1=C4,C2=C5,C3=C6とすると、
Figure 0004616226
で表される。例えば、キャパシタC1〜C6の容量がC1=C4=0.5pF,C2=C5=10pF,C3=C6=32pFとすると、fC=49.7kHzとなる。すなわち、通過帯域の中心周波数fCをほぼ50kHzにすることができる。
スイッチドキャパシタフィルタ15は、ミキサ13からのQ位相の中間周波信号の位相がミキサ12からのI位相の中間周波信号のそれよりも90度だけ進んでいる場合には図7に示す如きバンドパス特性を有し、逆に、I位相の中間周波信号の位相がQ位相の中間周波信号のそれよりも90度だけ進んでいる場合には図8に示す如き減衰特性を有している。
復調回路16はスイッチドキャパシタフィルタ15の出力に接続され、スイッチドキャパシタフィルタ15のQ位相及びI位相の出力信号に対して復調処理を施す。振幅変調が採用されている場合には復調回路16としては例えば、包絡線検波回路を用いることができる。
かかる構成の受信回路において、アンテナからの受信信号は増幅器11によって高周波増幅された後、ミキサ12,13に供給される。ミキサ12では受信信号とローカルクロック生成回路14から出力されたI位相のローカルクロック信号とが混合され、I位相の中間周波信号が生成される。一方、ミキサ13では受信信号とローカルクロック生成回路14から出力されたQ位相のローカルクロック信号とが混合され、Q位相の中間周波信号が生成される。I位相の中間周波信号及びQ位相の中間周波信号はスイッチドキャパシタフィルタ15に供給され、そこで、その中間周波信号のうちの中心周波数fCの成分だけが抽出される。
Q位相の中間周波信号の位相がミキサ12からのI位相の中間周波信号のそれよりも90度だけ進んでいる場合には、上記したように、スイッチドキャパシタフィルタ15は図7に示す如きバンドパス特性を有しているので、受信周波数frは、I位相及びQ位相のローカルクロック信号の周波数fLOとすると、fr=fC+fLOとなる。上記したように、fC=50kHz,I位相及びQ位相のローカルクロック信号の周波数fLO=200kHzであれば、受信周波数fr=250kHzとなる。
スイッチドキャパシタフィルタ15を通過したQ位相及びI位相の中心周波数fCの成分から復調回路16による復調処理により復調結果が得られる。
図3のローカルクロック生成回路14では分周器22〜24の分周比は一定であるので、受信周波数frが一定となる。しかしながら、発振回路21による発振信号の周波数を一定としたまま、分周器22〜24を可変分周器とし、更に、I位相及びQ位相のローカルクロック信号のミキサ12,13への供給先を交換してローカルクロック信号の位相の進み関係を換えることにより、受信周波数frを例えば、図9に示すように、変更することができる。
スイッチドキャパシタフィルタ15の中心周波数fCの変更は、クロック周波数fSCFの変更の他、上記の中心周波数fCの式(1)に示されたように、キャパシタC1〜C4の容量を変更することによっても可能である。
更に、アンテナ入力、増幅部11の出力部や中間周波信号の経路部分にフィルタを挿入することは、雑音による回路の飽和を防止したり、スイッチドキャパシタフィルタ15のエイリアシング(折返し雑音)を減衰させたりすることに有効である。
以上のように、本発明の第1の実施例によれば、PLL周波数シンセサイザ回路を用いることなく受信周波数の変更、設定が可能な受信回路を構成することができる。PLL周波数シンセサイザ回路を使わないことにより、部品点数、特にループ時定数の大きなキャパシタを削減できる。PLL周波数シンセサイザ回路を用いた受信回路では、受信周波数の変更、設定にループが安定するまでの遅延が発生するが、本願の第1の発明の実施例によれば、受信周波数の変更、設定は一瞬で変化し安定する。
また、かかる実施例においては、ローカルクロック生成回路14の基準周波数生成にPLL周波数シンセサイザ回路を用いる場合でも有効である。すなわち、受信周波数の変更、設定を行う場合でもPLL周波数シンセサイザ回路自体は一定の周波数で動作させることになるので、受信周波数の変更、設定時の遅延が発生しない。 更に、周波数設定の自由度が増すため、PLL周波数シンセサイザ回路の位相比較周波数を高く選ぶことができ、PLL周波数シンセサイザ回路の出力クロック信号の位相雑音特性を良好なものにすることができ、受信性能の向上に寄与することができる。
図10は本願の第2の発明の実施例を示している。この実施例の受信回路は、増幅器11、ローカルクロック生成回路14、スイッチドキャパシタフィルタ15及び復調回路16を備えている。図2の第1の発明の実施例に示されたミキサ12,13が備えられていない。
スイッチドキャパシタフィルタ15のオペアンプOP1、キャパシタC1〜C3、及びスイッチ素子SW1a〜SW1d,SW2a〜SW2dが第1成分抽出部であり、オペアンプOP2、キャパシタC4〜C6、及びスイッチ素子SW3a〜SW3d,SW4a〜SW4dが第2成分抽出部である。
図3のローカルクロック生成回路14において、Dフリップフロップ25から出力されるQ位相のローカルクロック信号がスイッチドキャパシタフィルタ15の第1成分抽出部のスイッチ素子SW1a〜SW1d及びSW2a〜SW2dのオンオフ用として用いられ、Dフリップフロップ26から出力されるI位相のローカルクロック信号がスイッチドキャパシタフィルタ15の第2成分抽出部のスイッチ素子SW3a〜SW3d及びSW4a〜SW4dのオンオフ用として用いられる。すなわち、スイッチ素子SW1a,SW1b,SW2b,SW2cはQ位相のローカルクロック信号に応じてオンオフし、スイッチ素子SW1c,SW1d,SW2a,SW2dはQ位相のローカルクロック信号をインバータ18によって反転した信号に応じてオンオフする。スイッチ素子SW3a,SW3b,SW4a,SW4dはI位相のローカルクロック信号に応じてオンオフし、スイッチ素子SW3c,SW3d,SW4b,SW4cはI位相のローカルクロック信号をインバータ19によって反転した信号に応じてオンオフする。
このようにスイッチドキャパシタフィルタ15のスイッチ素子がオンオフすることにより、増幅器11の出力受信信号中から上記した式(1)の中心周波数fCのI位相及びQ位相各々の帯域成分が抽出され、それが復調回路16に供給される。
よって、かかる本願の第2の発明の実施例によれば、ミキサを設けることなく中心周波数fCを受信周波数とした受信回路を構成することができる。また、回路規模や消費電力の削減が可能となる。
なお、この第2の発明の実施例においても、アンテナ入力、増幅部11の出力部や中間周波信号の経路部分にフィルタを挿入しても良いことは第1の発明の実施例と同様にである。
図11は本願第1の発明の他の実施例である受信回路を示している。この受信回路は、増幅器11、ミキサ12,13、ローカルクロック生成回路14a、スイッチドキャパシタフィルタ15及び復調回路16を備えている。
ローカルクロック生成回路14aは、発振回路31、分周器32〜34、Dフリップフロップ35,36、インバータ37,38及びミキサ39,40からなる。発振回路31は周波数fOSCの発振信号を生成する。分周器32〜34は可変分周器である。分周器32は発振回路31による発振信号の周波数を分周して周波数flo1の分周信号を生成する。分周器23は発振回路21による発振信号の周波数を分周して周波数flo2×2の分周信号を生成する。分周器34発振回路21による発振信号の周波数を分周して周波数fscfの分周信号を生成する。この周波数fscfの分周信号はスイッチドキャパシタフィルタ15のクロック信号(スイッチングクロック信号)として用いられる。
スイッチドキャパシタフィルタ15のスイッチ素子SW1a,SW1b,SW2a,SW2d,SW3a,SW3b,SW4a,SW4dは分周器34の周波数fscfの分周信号に応じてオンオフ動作を行い、スイッチ素子SW1c,SW1d,SW2b,SW2c,SW3c,SW3d,SW4b,SW4cは、分周器34の周波数fscfの分周信号をインバータ42によって反転した信号に応じてオンオフ動作を行う。
Dフリップフロップ35,36及びインバータ37,38は、分周器33から出力された分周信号を更に2分周する分周器41を構成している。Dフリップフロップ35,36は互いに位相が90度異なる周波数flo2の分周信号を生成する。ミキサ39は分周器32の周波数flo1の分周信号とDフリップフロップ35の周波数flo2の出力分周信号とを混合してQ位相のローカルクロック信号を生成し、それをミキサ13に供給する。ミキサ40は分周器32の周波数flo1の分周信号とDフリップフロップ36の周波数flo2の出力分周信号とを混合してI位相のローカルクロック信号を生成し、それをミキサ12に供給する。
その他の構成は第1の発明の第1の実施例として示した図2の受信回路と同一である。
次に、かかる図11の受信回路を、電波時計の時刻自動修正用の標準電波を受信する受信回路として用いる場合の動作例を説明する。受信周波数として、40kHz、60kHz、77.5kHzのいずれか1が選択される。発振回路31の発振周波数fOSCは、fOSC=655.36kHzと設定される。スイッチドキャパシタフィルタ15のキャパシタC1〜C6の容量は、C1=C4=0.5pF,C2=C5=10pF,C3=C6=32pFとする。スイッチドキャパシタフィルタ15の通過帯域の中心周波数fCは、上記の式(1)が用いられる。
先ず、受信周波数を40kHzに設定するためには、分周器32の分周比は1/16、分周器33の分周比は1/360とされる。よって、分周器32は発振回路31による発振信号の周波数fOSCを16分周するので、出力分周信号の周波数flo1はfOSC/16=40.96kHzとなる。分周器33は発振回路31による発振信号の周波数fOSCを360分周するので、出力分周信号の周波数flo2×2はfOSC/360=1820.4444Hzとなる。分周器41のDフリップフロップ35,36各々から出力される分周信号の周波数flo2は910.2222Hzとなる。ミキサ39,40によるQ位相及びI位相のローカルクロック信号の周波数は、差周波数flo1−flo2=40049.7777Hzとなる。ミキサ12,13では、増幅器11から出力される受信信号の周波数40kHzとflo1−flo2とが混合され、その差49.7777HzがQ位相及びI位相の中間周波信号の周波数となる。
また、分周器34の分周比は1/653とされる。分周器34は発振回路31による発振信号の周波数fOSCを653分周して、出力分周信号の周波数fscfはfOSC/653=999Hzとなる。よって、スイッチドキャパシタフィルタ15の通過帯域の中心周波数fCは、上記の式(1)から49.7Hzとなり、Q位相及びI位相の中間周波信号の周波数にほぼ等しくなる。このように分周器32〜34の分周比が設定されることにより、40kHzの標準周波数信号を受信することができる。
次に、受信周波数を60kHzに設定するためには、、分周器32の分周比は1/12、分周器33の分周比は1/60とされる。よって、分周器32は発振回路31による発振信号の周波数fOSCを12分周するので、出力分周信号の周波数flo1はfOSC/12=54.613kHzとなる。分周器33は発振回路31による発振信号の周波数fOSCを60分周するので、出力分周信号の周波数flo2×2はfOSC/60=10922.666Hzとなる。分周器41のDフリップフロップ35,36各々から出力される分周信号の周波数flo2は5461.333Hzとなる。ミキサ39,40によるQ位相及びI位相のローカルクロック信号の周波数は、和周波数flo1+flo2=60074.6666Hzとなる。ミキサ12,13では、増幅器11から出力される受信信号の周波数60kHzとflo1+flo2とが混合され、その差74.6666HzがQ位相及びI位相の中間周波信号の周波数となる。
また、分周器34の分周比は1/436とされる。分周器34は発振回路31による発振信号の周波数fOSCを436分周して、出力分周信号の周波数fscfはfOSC/436=1503.1Hzとなる。よって、スイッチドキャパシタフィルタ15の通過帯域の中心周波数fCは、上記の式(1)から74.7Hzとなり、Q位相及びI位相の中間周波信号の周波数にほぼ等しくなる。このように分周器32〜34の分周比が設定されることにより、60kHzの標準周波数信号を受信することができる。
更に、受信周波数を77.5kHzに設定するためには、分周器32の分周比は1/8、分周器33の分周比は1/75とされる。よって、分周器32は発振回路31による発振信号の周波数fOSCを8分周するので、出力分周信号の周波数flo1はfOSC/8=81.92kHzとなる。分周器33は発振回路31による発振信号の周波数fOSCを75分周するので、出力分周信号の周波数flo2×2はfOSC/75=8738.13Hzとなる。分周器41のDフリップフロップ35,36各々から出力される分周信号の周波数flo2は4369.07Hzとなる。ミキサ39,40によるQ位相及びI位相のローカルクロック信号の周波数は、差周波数flo1−flo2=77550.933Hzとなる。ミキサ12,13では、増幅器11から出力される受信信号の周波数77.5kHzとflo1−flo2とが混合され、その差50.9333HzがQ位相及びI位相の中間周波信号の周波数となる。
また、分周器34の分周比は1/640とされる。分周器34は発振回路31による発振信号の周波数fOSCを640分周して、出力分周信号の周波数fscfはfOSC/640=1024Hzとなる。よって、スイッチドキャパシタフィルタ15の通過帯域の中心周波数fCは、上記の式(1)から50.9Hzとなり、Q位相及びI位相の中間周波信号の周波数にほぼ等しくなる。このように分周器32〜34の分周比が設定されることにより、77.5kHzの標準周波数信号を受信することができる。
かかる本願の第1の発明の他の実施例によれば、第1の実施例と同様に発振回路31の周波数を一定にしたまま、異なる複数の受信周波数を選択的に受信することができる。また、第1の実施例に比べ、ローカルクロック信号を生成するために2個の分周器とミキサを用いているので、周波数選択の自由度が大きくなり、細かい周波数間隔での受信周波数設定が可能となる。
第1の発明の他の実施例のローカルクロック生成回路14aを図12に示すように構成することができる。図12のローカルクロック生成回路14aにおいては、分周器32の出力には、Dフリップフロップ51,52及びインバータ53,54からなる2分周の分周器43が接続され、分周器33の出力には、同様に、Dフリップフロップ55,56及びインバータ57,58からなる2分周の分周器44が接続されている。分周器43,44の構成は上記の分周器24,41のそれと同一である。また、図12のローカルクロック生成回路14aはミキサ45〜48、加算器49及び減算器50を備えている。
分周器32は発振回路31による発振信号の周波数fOSCを分周して周波数2×f1の分周信号を生成し、分周器33は発振回路31による発振信号の周波数fOSCを分周して周波数2×f2の分周信号を生成するとする。そうすると、分周器43のDフリップフロップ51はcosf1の分周信号を生成し、Dフリップフロップ52はsinf1の分周信号を生成する。cosf1の分周信号とsinf1の分周信号とは互いに位相が90度異なるクワドラチャ出力となる。同様に、分周器44のDフリップフロップ55はcosf2の分周信号を生成し、Dフリップフロップ56はsinf2の分周信号を生成する。cosf2の分周信号とsinf2の分周信号とは互いに位相が90度異なるクワドラチャ出力となる。
ミキサ45はsinf1の分周信号とsinf2の分周信号とを乗算してsinf1×sinf2を混合出力を生成する。ミキサ45はsinf1の分周信号とcosf2の分周信号とを乗算してsinf1×cosf2を混合出力を生成する。ミキサ47はcosf1の分周信号とsinf2の分周信号とを乗算してcosf1×sinf2を混合出力を生成する。ミキサ48はcosf1の分周信号とcosf2の分周信号とを乗算してcosf1×cosf2を混合出力を生成する。加算器49はミキサ46,47の出力信号を加算し、減算器50はミキサ48の出力信号からミキサ45の出力信号を差し引く。ミキサ45〜48の混合出力については次式(2)〜(5)の如く展開することができる。
sinf1×sinf2=1/2(cos(f1−f2) - cos(f1+f2)) ……(2)
sinf1×cosf2=1/2(sin(f1+f2) + sin(f1−f2)) ……(3)
cosf1×sinf2=1/2(sin(f1+f2) - sin(f1−f2)) ……(4)
cosf1×cosf2=1/2(cos(f1+f2) + cos(f1−f2)) ……(5)
よって、加算器49は周波数sin(f1+f2)のローカルクロック信号を生成し、減算器50は周波数cos(f1+f2)のローカルクロック信号を生成する。そのsin(f1+f2)のローカルクロック信号とcos(f1+f2)のローカルクロック信号とは互いに位相が90度異なるクワドラチャ出力となる。この各ローカルクロック信号が図11のミキサ12,13に供給される。
なお、加算器49はミキサ45,48の出力信号を加算し、減算器50はミキサ46の出力信号からミキサ47の出力信号を差し引くことにより、cos(f1−f2)のローカルクロック信号とsin(f1−f2)のローカルクロック信号とを得ることもできる。
上記した各実施例においては、無線信号としての高周波信号を受信する受信回路を示しているが、本発明は有線信号としての高周波信号を受信する受信回路にも適用可能である。 また、上記した各実施例のスイッチドキャパシタフィルタ15の構成は他の構成でも良く、実施例では1段構成であるが、多段に構成することも可能である。また、そのフィルタ特性として、バタワース、ベッセル、チェビシェフなどの各種特性を有してもよい。
更に、上記した各実施例の信号経路内にキャパシタ、インダクタ、誘電体素子等の素子によるフィルタを併用しても良い。また、中間周波部分に増幅器や可変利得増幅器を配置しても良い。
更に、上記した各実施例の復調回路16としては、無線信号としてAM(振幅変調)、FM(周波数変調)、PM(位相変調)等の各種変調方式に対応して適した復調回路を用いれば良い。FM及びPMの場合には、復調回路として遅延検波回路や同期検波回路を用いることができる。
従来の受信回路の概略構成を示すブロック図である。 本願の第1の発明の実施例を示すブロック図である。 図2の受信回路中のローカルクロック生成回路の構成例を示すブロック図である。 図2の受信回路中のスイッチドキャパシタフィルタによって等価的に形成されるバンドパスフィルタ回路の構成を示す回路図である。 図2の受信回路中のスイッチドキャパシタフィルタの一部の等価回路を示す回路図である。 図2の受信回路中のスイッチドキャパシタフィルタの一部の等価回路を示す回路図である。 図2の受信回路中のスイッチドキャパシタフィルタのバンドパス特性を示すである。 図2の受信回路中のスイッチドキャパシタフィルタの減衰特性を示すである。 図2の受信回路の分周器の分周比、ローカルクロック信号の周波数及び受信周波数の関係を示す図である。 本願の第2の発明の実施例を示すブロック図である。 本願の第1の発明の他の実施例を示すブロック図である。 図11の受信回路中のローカルクロック生成回路の他の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
3 PLL周波数シンセサイザ回路
11 増幅器
14,14a ローカルクロック生成回路
15 スイッチドキャパシタフィルタ
16 復調回路

Claims (1)

  1. 高周波信号を受信する受信回路であって、
    同一の周波数で互いに位相が90度異なる第1及び第2ローカルクロック信号と、スイッチングクロック信号とを生成するクロック生成手段と、
    前記高周波信号と前記第1ローカルクロック信号とを混合して受信周波数に対応した中間周波数の第1中間周波信号を生成する第1ミキサと、
    前記高周波信号と前記第2ローカルクロック信号とを混合して前記第1中間周波信号と同一中間周波数の第2中間周波信号を生成する第2ミキサと、
    前記スイッチングクロック信号に同期して動作して前記第1及び第2中間周波信号の中間周波数の帯域成分を抽出して通過させる複素型スイッチドキャパシタフィルタと、を備え、
    前記複素型スイッチドキャパシタフィルタによって通過させる帯域成分の中心周波数は前記スイッチングクロック信号の周波数に基づいて設定され、前記第1ローカルクロック信号の位相が前記第2ローカルクロック信号の位相より90度進んでいるとき前記受信周波数は前記第1及び第2ローカルクロック信号の周波数に前記中心周波数を加算した周波数となり、前記第1ローカルクロック信号の位相が前記第2ローカルクロック信号の位相より90度遅れているとき前記受信周波数は前記第1及び第2ローカルクロック信号の周波数から前記中心周波数を減算した周波数となり、
    前記クロック生成手段は、基準周波数の発振信号を発生する発振回路と、前記発振信号を分周して同一の周波数で互いに位相が90度異なる第1及び第2分周信号を生成する第1分周手段と、前記発振信号を分周して同一の周波数で互いに位相が90度異なる第3及び第4分周信号を生成する第2分周手段と、前記第1分周信号と前記第3分周信号とを乗算する第3ミキサと、前記第1分周信号と前記第4分周信号とを乗算する第4ミキサと、前記第2分周信号と前記第3分周信号とを乗算する第5ミキサと、前記第2分周信号と前記第4分周信号とを乗算する第6ミキサと、前記第4ミキサの出力信号と前記第5ミキサの出力信号と加算して前記第1ローカルクロック信号を生成する加算器と、前記第6ミキサの出力信号から前記第3ミキサの出力信号を差し引いて前記第2ローカルクロック信号を生成する減算器と、前記発振信号を分周して前記スイッチングクロック信号を生成する第3分周手段と、を有し、前記第1ないし第3分周手段各々の分周比が変更可能にされていることを特徴とする受信回路。
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