JP4615329B2 - 電子番組表表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子番組表(電子番組ガイド(Electronic Program Guide);以下、適宜「EPG」と記す)をスクロール表示することが可能なEPG表示装置に関するものである。
EPG表示装置は、一般に、多くのチャンネルに関する番組情報をEPGとして表示するために、利用可能な全てのチャンネルに関する番組情報を示すEPGの全体を一度に表示することができない。
そこで、従来から、複数のチャンネルに関する番組情報を、チャンネルを縦軸(または横軸)、放送時間を横軸(または縦軸)とするEPGの形態で表示するEPG表示装置において、EPG中の一部チャンネルに対応する部分を表示し、ユーザ指示に応じてチャンネル方向、すなわち縦軸(または横軸)方向にEPGをスクロールさせ、EPG中の残りチャンネルに対応する部分が表示させる構成のものが知られている。
また、ユーザが期間を指定してその期間のEPGを表示させることができるEPG表示装置が知られており、そのようなEPG表示装置においても、EPGをチャンネル方向にスクロールさせて表示するものが知られている。
例えば、特許文献1には、番組を表示する番組セル以外に日付を選択する日付セルも合わせて表示し、ユーザが日付セルを選択すると、その日付の番組情報を表示する電子番組ガイド表示装置が開示されている。そして、この電子番組ガイド表示装置では、最初か最後のチャンネル番号の番組セルまでスクロールさせるようになっている。
また、ユーザが番組を選択するための通常のEPG表示モードと、ユーザが期間を指定してその期間のEPGを表示させることができる日時検索モードとを切り替えることが可能なEPG表示装置が知られており、そのようなEPG表示装置においても、EPGをチャンネル方向にスクロールさせて表示することが可能なものが知られている。
例えば、出願人が本願出願時に販売している液晶テレビ「AQUOS Gシリーズ」(例えば2004年9月1日発売の「LC−37GD3」および「LC−37GD4」)においては、ユーザが番組を選択するための通常のEPG表示モードと、ユーザが日付および時間帯を指定してその期間のEPGを表示させることができる日時検索モードとを切り替えてEPGを表示することが可能となっており、かつ、通常のEPG表示モードおよび日時検索モードの両方でEPGをチャンネル方向にスクロールさせて表示することができるようになっている。
特開2004−282647号公報(2003年3月18日公開)
しかしながら、特許文献1の電子番組ガイド表示装置および上記液晶テレビ「AQUOS Gシリーズ」は、日時検索時にチャンネル方向のスクロールがチャンネル単位で行われるので、スクロールが遅い。また、スクロールさせる指示をユーザが入力する回数が多く必要になる。したがって、多くのチャンネル(一度に番組情報が表示されるチャンネル数よりも2つ以上多いチャンネル)に関する番組情報を閲覧するのに、時間がかかると共に、ユーザが多くの指示を入力する必要がある。また、日時検索モードのEPGを利用して、予約したい番組などの所望の番組を選択する操作が、長い時間を要するものとなり、また、複雑になる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、多くのチャンネルで放送される番組に関する番組情報を短時間でかつ少ない回数の指示で閲覧することができる電子番組表表示装置を提供することにあり、特に、多くのチャンネルで放送される番組に関する番組情報を短時間でかつ少ない回数の指示で閲覧することができ、かつ、ユーザがチャンネルの選択状態表示位置を見失うことを回避できる電子番組表表示装置を提供することにある。
本発明の電子番組表表示装置は、上記課題を解決するために、情報を表示するための表示部と、複数のチャンネルで放送される番組に関する番組情報をチャンネル順に配列した形態の電子番組表として表示部に表示させる表示制御部と、ユーザ指示に応じて、上記表示制御部の動作モードを、(1)電子番組表を表示部に表示させると共に、ユーザによる番組を選択する指示に応じて電子番組表中の選択された番組に関する番組情報を選択状態表示させる番組選択モード、および(2)ユーザによる期間を選択する指示に応じて選択された期間に放送される番組に関する電子番組表を表示部に表示させる期間選択モードの間で切り替えるモード切替部とを備え、上記表示制御部が、ユーザ指示に応じて、番組情報が表示されるチャンネルが変化するように電子番組表をチャンネル順の配列方向にスクロールさせるスクロール処理部を含む電子番組表表示装置において、上記スクロール処理部が、上記モード切替部による番組選択モードから期間選択モードへの切り替えに応じて、チャンネル順の配列方向に沿った電子番組表のスクロールの移動単位を増大させるようになっていることを特徴としている。
上記構成によれば、期間選択モードでは、より大きい移動単位でチャンネル順の配列方向に電子番組表をスクロールさせるようになっているので、ユーザ指示の回数に対する電子番組表のスクロール量をより大きくすることができる。すなわち、スクロールを高速化することができる。したがって、ユーザが、所望の期間に多くのチャンネルで放送される番組に関する番組情報を、より短時間で、また、より少ない回数の指示(例えばキー入力)で、閲覧することができる。
また、電子番組表中の番組情報が選択状態表示された状態で、チャンネル順の配列方向に高速スクロール(大きい移動単位でのスクロール)を行うと、選択状態表示位置が大きく移動する。そのため、ユーザが、選択状態表示位置を見失ってしまい、選択されている番組を確認するのに余分な時間や目の動きが必要になる恐れがある。また、番組選択モードにおいて、電子番組表中で選択された番組のチャンネルを選択状態表示する場合、チャンネル順の配列方向に高速スクロール(大きい移動単位でのスクロール)を行うと、チャンネルの選択状態表示位置が大きく移動する。そのため、ユーザが、チャンネルの選択状態表示位置を見失ってしまい、選択されている番組のチャンネルを確認するのに余分な時間や目の動きが必要になる恐れがある。
上記構成では、番組選択モードにおいて、比較的小さい移動単位でチャンネル順の配列方向に電子番組表をスクロールさせるようになっているので、選択状態表示位置(カーソル等の位置)の移動を抑えることができる。そのため、ユーザが、選択状態表示位置を見失ってしまい、選択されている番組を確認するのに余分な時間や目の動きが必要になることを回避できる。また、番組選択モードにおいて、電子番組表中で選択された番組のチャンネルを選択状態表示する場合、チャンネルの選択状態表示位置の移動を抑えることができる。そのため、ユーザが、チャンネルの選択状態表示位置を見失ってしまい、選択されている番組のチャンネルを確認するのに余分な時間や目の動きが必要になることを回避できる。なお、期間選択モードでは、番組ではなく期間が選択されるため、番組やそのチャンネルを選択状態表示する必要がない。そのため、(時間セルなどの他の部分には選択状態表示位置があったとしても)チャンネル順の配列方向へのスクロールによって移動する番組やそのチャンネルには選択状態表示位置がないので、ユーザが選択状態表示位置を見失う問題は生じない。
また、番組選択モードと期間選択モードとの切り替えが可能な電子番組表表示装置においては、一般的に、両方のモードにおいて、電子番組表を、横軸および縦軸の一方を時間軸とし、他方をチャンネル軸(チャンネル順の配列方向)としたマトリクス状の形態で表示し、時間軸方向に沿ったスクロールが可能であり、かつ、時間軸方向に沿ったスクロールの移動単位は、期間選択モードよりも番組選択モードの方が小さくなっている(例えば、期間選択モードでは日単位、6時間単位、3時間単位などであり、番組選択モードでは番組単位または1時間単位である)。この一般的な構成において、番組選択モードで、チャンネル軸方向のスクロールを比較小さい単位で行うようにすれば、モードによる比較的小さい時間軸方向のスクロールの移動単位の変化に整合させて、チャンネル軸方向のスクロールの移動単位を変化させることができる。したがって、縦方向および横方向のスクロール速度を近づけることができ、自然なスクロール表示を実現できる。
なお、「スクロール」とは、狭義では、画像の全てを一度にスクリーン上に表示できず、画像の一部のみをスクリーン上に表示しているときに、表示内容が部分的に変化していくように、画像の表示される部分を画像内で連続的にシフトすることを指す。しかしながら、本願明細書における「スクロール」は、狭義の「スクロール」だけでなく、画像の全てを一度にスクリーン上に表示できず、画像の一部のみをスクリーン上に表示しているときに、表示内容が全面的(または部分的)に変化していくように、画像の表示される部分を画像内で1画面分(スクリーン上に一度に表示される画像;以下、「ページ」と呼ぶ)ずつ連続的にシフトする処理(ページ切り替え処理)をも含むものとする。また、本願明細書では、スクロール時に、1回のユーザ指示に応じて画像をスクロールしたときにスクリーン上の表示画像が移動する量を、「(スクロールの)移動単位」と呼ぶ。
また、本願明細書において、「選択状態表示」とは、選択されている部分(例えば、選択されている番組に関する番組情報を表示する部分)を、選択されていない部分と区別できるようにする表示を指し、例えば、ハイライト表示、カーソル表示などである。ハイライト表示とは、選択されている部分を選択されていない部分と異なる形態で表示するものであり、反転表示(選択されている部分を選択されていない部分とで、文字部分の輝度と背景部分の輝度との間の高低関係を反転させる表示)、色分け表示(選択されている部分を選択されていない部分とで、文字部分および/または背景部分の色を異ならせる表示)などである。また、カーソル表示とは、選択されている部分に、矢印や太枠などのカーソルを表示するものである。
本発明の電子番組表表示装置において、上記スクロール処理部は、上記モード切替部による番組選択モードから期間選択モードへの切り替えに応じて、チャンネル順の配列方向に沿った電子番組表のスクロールの移動単位をチャンネル単位からページ単位に切り替えるようになっていることが好ましい。
上記構成によれば、期間選択モードでは、ページ単位でチャンネル順の配列方向に電子番組表をスクロールさせるようになっているので、ユーザ指示の回数に対する電子番組表のスクロール量(スクロールによる移動量)を最大化できる。すなわち、スクロール速度を最速化することができる。したがって、ユーザが、所望の期間に全てのチャンネルで放送される番組に関する番組情報を、より短時間で、また、より少ない回数の指示(例えばキー入力)で、閲覧することができる。
上記構成では、番組選択モードにおいて、チャンネル単位でチャンネル順の配列方向に電子番組表をスクロールさせるようになっているので、選択状態表示位置(カーソル等の位置)の移動量を最小限に抑えることができる。そのため、ユーザが、選択状態表示位置を見失ってしまい、選択されている番組を確認するのに余分な時間や目の動きが必要になることを回避できる。また、番組選択モードにおいて、電子番組表中で選択された番組のチャンネルを選択状態表示する場合、チャンネルの選択状態表示位置の移動量を最小限に抑えることができる。そのため、ユーザが、チャンネルの選択状態表示位置を見失ってしまい、選択されている番組のチャンネルを確認するのに余分な時間や目の動きが必要になることを回避できる。
また、番組選択モードにおいては、一般的に、電子番組表を、横軸および縦軸の一方を時間軸とし、他方をチャンネル軸としたマトリクス状の形態で表示し、時間軸方向に沿って番組単位または1時間単位のスクロールが可能となっている。この一般的な構成において、番組選択モードで、チャンネル軸方向のスクロールをチャンネル単位で行うようにすれば、チャンネル軸方向のスクロールの移動単位を時間軸方向のスクロールの移動単位に整合させることができる。したがって、縦方向および横方向のスクロール速度を近づけることができ、自然なスクロール表示を実現できる。
なお、スクロールの移動単位がチャンネル単位であるとは、1回のユーザ指示によるスクロールの結果としてEPGが移動する量が1チャンネル分(あるいは同一番組を放送する複数チャンネル分)であることを指し、スクロールの移動単位がページ単位であるとは、1回のユーザ指示によるスクロールの結果としてEPGが移動する量が1ページ分(一度に表示されるチャンネル数の分)であることを指す。
また、本発明の電子番組表表示装置において、上記スクロール処理部は、上記表示制御部の動作モードが番組選択モードおよび期間選択モードの何れであっても、ユーザが入力装置に入力した同一の指示に応じてチャンネル順の配列方向に電子番組表をスクロールさせるようになっていることが好ましい。
上記構成では、番組選択モードおよび期間選択モードの何れにおいても、ユーザが同一の指示を入力装置に入力すれば、スクロール処理部によってチャンネル順の配列方向に電子番組表がスクロールされる。それゆえ、ユーザは、チャンネル順の配列方向に電子番組表がスクロールしたいときには、番組選択モードであるか期間選択モードであるかを気にすることなく、すなわちチャンネル順の配列方向に沿った電子番組表のスクロールがどのような移動単位で行われるかを気にすることなく、チャンネル順の配列方向に電子番組表をスクロールさせる指示(以下、「スクロール指示」と称する)を入力すればよい。
したがって、使い勝手が向上する。また、入力装置がスクロール指示を入力するためのキーを備える場合、上記構成では、スクロール指示を入力するためのキーを、番組選択モードと期間選択モードとのそれぞれに対して、すなわち移動単位の異なる複数のスクロール指示のそれぞれに対して、別々に設ける必要がない。そのため、入力装置の構成を簡素化することができる。
また、本発明の電子番組表表示装置は、上記の課題を解決するために、情報を表示するための表示部と、複数のチャンネルで放送される番組に関する番組情報をチャンネル順に配列した形態の電子番組表として表示部に表示させる表示制御部と、ユーザ指示に応じて、チャンネル順の配列方向に電子番組表をスクロールさせるスクロール処理部とを備える電子番組表表示装置において、上記スクロール処理部は、少なくとも一部の動作状態において、ページ単位でチャンネル順の配列方向に電子番組表をスクロールさせるようになっていることを特徴としている。
上記構成によれば、少なくとも一部の動作状態において、ページ単位でチャンネル順の配列方向に電子番組表をスクロールさせるようになっているので、ユーザ指示の回数に対する電子番組表のスクロール量(スクロールによる移動量)を増大させることができる。すなわち、スクロールを高速化することができる。したがって、ユーザが、多くのチャンネルで放送される番組に関する番組情報を、より短時間で、また、より少ない回数の指示(例えばキー入力)で、閲覧することができる。
本発明の電子番組表表示装置は、以上のように、期間選択モードあるいは少なくとも一部の動作状態において、より大きい移動単位(特にページ単位)でチャンネル順の配列方向に電子番組表をスクロールさせるようにしたので、ユーザが、所望の期間に多くのチャンネルで放送される番組に関する番組情報を、より短時間で、また、より少ない回数の指示(例えばキー入力)で、閲覧することができる。
また、本発明の電子番組表表示装置は、以上のように、番組選択モードでは、比較的小さい移動単位(特にチャンネル単位)でチャンネル順の配列方向に電子番組表をスクロールさせるようにしたので、選択状態表示位置の移動を抑えることができる。そのため、ユーザが、選択状態表示位置を見失ってしまい、選択されている番組を確認するのに余分な時間や目の動きが必要になることを回避できる。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1ないし図27に基づいて説明すると、以下の通りである。
ここでは、本発明に係るEPG表示装置の実施の一形態として、コンテンツ(映像情報や音声情報)およびEPG情報を含むデジタル放送波を受信し、受信したコンテンツ(映像情報や音声情報)を出力すると共に、受信したEPG情報に基づいてデジタル放送のEPGを表示するデジタル放送受信機能付きテレビについて説明する。
デジタル放送としては、現在、BS(Broadcasting Satellite;放送衛星)を使用してテジタル信号による放送を行うBSデジタル放送、CS(Communication Satellite;通信衛星)を使用してテジタル信号による放送を行うCSデジタル放送、地上の電波塔からデジタル化した放送波を送信する地上テジタル放送、の3種類の放送が行われているが、デジタル放送テレビ100は、これら3種類の放送のいずれも受信可能である。また、デジタル放送では、現在、テレビ放送、ラジオ放送、データ放送の3種類のサービスが行われている。これら3つのサービスで提供されるコンテンツは、テレビ放送では映像情報および音声情報、ラジオ放送では音声情報、データ放送では文字情報である。デジタル放送テレビ100は、これら3種類のサービスのいずれにも対応しており、各サービスで提供されるコンテンツを映像および/または音声として出力することができる。なお、サービスの違いは、表示画面の表示レイアウトには関係がないため、以下の説明では、デジタル放送波がテレビ放送のものである場合について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るデジタル放送受信機能付きテレビ(以下、「デジタル放送テレビ」と称する)100は、地上/BS/CSデジタル復調部2、デマルチプレクサ3、EPG情報取得(記憶)部4、グラフィック描画部(EPG画面作成部)5、EPG画面出力部6、リモートコントロール装置(以下の説明および図面中では、「リモコン」と略記する)受光部7、システム制御部8、図示しない画面レイアウト情報記憶部、スクリーン上に映像を表示する表示パネル10、AVデコーダ11、および音声出力部12を備えている。
地上/BS/CSデジタル復調部2は、地上デジタル放送、BSデジタル放送、またはCSデジタル放送のデジタル放送波(デジタル放送信号を搬送する高周波の放送波)をデジタル放送の放送局から受信する外部のアンテナ1に接続されている。地上/BS/CSデジタル復調部2は、所望のチャンネルのデジタル放送波に同調することで、アンテナ1で受信されたデジタル放送信号の中から所望のチャンネルのデジタル放送信号を取り出すと共に、デジタル放送信号をベースバンドのビットストリーム信号に復調する。
地上/BS/CSデジタル復調部2で復調されるビットストリーム信号は、番組のコンテンツ(映像情報および音声情報)のビットストリーム信号、EPG情報のビットストリーム信号などを多重化したものである。デマルチプレクサ3は、この多重化されたビットストリーム信号から、EPG情報のビットストリーム信号(以下、「EPGデータ」と称する)を取り出す。すなわち、デマルチプレクサ3は、多重化されたビットストリーム信号を、映像情報のビットストリーム信号、音声情報のビットストリーム信号、EPGデータなどに分離する。また、デマルチプレクサ3は、映像情報および音声情報のビットストリーム信号をAVデコーダ11に送る。なお、ビットストリーム信号に含まれるEPGデータは、テレビ放送の場合、通常、約1週間分(例えば8日間)のEPG(週間番組表)に関するEPGデータである。
EPG情報取得(記憶)部4は、デマルチプレクサ3で取り出されたEPGデータを記憶するものである。
画面レイアウト情報記憶部は、EPG、あるいは、EPGに含まれている番組の中で条件(検索条件等)を満たす一部の番組(複数の番組)の一覧を表示するための表示領域を含む表示画面(以下、「EPG画面」と称する)を表示する情報表示モード(以下、「EPG表示モード」と称する)の各々について予め定められた画面レイアウトの情報を記憶するものである。この画面レイアウトの情報は、各EPG表示モードにおける、EPG画面の表示レイアウト、すなわちEPG画面中に含まれる複数の情報表示領域をどの位置に配置するかを示す情報である。画面レイアウトの情報は、日時検索モードのときを除いて、EPG画面中の上部の同一位置に番組情報表示領域(後述する)を配置するものとなっている。
システム制御部8は、特定のEPG表示モードでEPGを表示させるユーザの指示を指示信号として受け、この指示信号に基づいて、それ自身の動作と、地上/BS/CSデジタル復調部2、デマルチプレクサ3、EPG情報取得(記憶)部4、およびEPG画面出力部6の動作とを制御する。システム制御部8は、EPG画面出力部6を制御することで表示制御を行う。
システム制御部8は、表示制御部81、日時検索部82、およびモード切替部83を含んでいる。
表示制御部81は、リモコン受光部7から送られた指示信号に基づいて、EPG表示領域中における、選択した番組に関する情報(例えば、番組のタイトル)を表示する部分(例えば、表の1つのセル)を選択状態表示(ハイライト表示など)する処理、選択状態表示された部分(以下、適宜「カーソル」と呼ぶ)を移動する処理などの処理を行うようにグラフィック描画部5を制御する。表示制御部81は、リモコン受光部7から送られたEPG画面の起動または切り替えを指示する指示信号に基づき、EPG表示モードに応じたEPGデータをEPG情報取得(記憶)部4から読み出してグラフィック描画部5に送ると共に、EPG表示モードに応じた画面レイアウトの情報を画面レイアウト情報記憶部から読み出してグラフィック描画部5に送る。これらにより、表示制御部81は、EPGデータに基づいて、利用可能な全てのチャンネルに関するEPGの少なくとも一部チャンネルに対応する部分を表示パネル10に表示させるようになっている。表示制御部81は、、EPGを、縦方向にチャンネル番号順に番組情報を配列させ、かつ、横方向を時間軸として時間順に番組情報を配列させたマトリクス状の形態で表示パネル10に表示させるようになっている。この場合、チャンネル順の配列方向(以下、「チャンネル方向」と称する)は、縦方向である。
日時検索部82は、日時検索モードにおいて、EPG情報取得(記憶)部4に記憶されたEPGデータに含まれる複数の番組に関する情報の中から、ユーザが指定した検索条件あるいは初期設定の検索条件に合致する番組に関する情報を検索し、検索結果を表示制御部81などに送るものである。
モード切替部83は、リモコン受光部7から送られたモードの切替を指示する指示信号、例えば後述する緑キー211(基本表示モードから日時検索モードへの切り替えキー)がユーザによって押下されたことを示す指示信号に基づいて、表示制御部81の動作モードを、基本表示モード(番組選択モード)と日時検索モード(期間選択モード)との間で切り替えるものである。
基本表示モードは、EPGを表示パネル10に表示させると共に、ユーザによる番組を選択する指示(後述する上下左右カーソルキー203〜206の押下)に応じてEPG中の選択された番組に関する番組情報およびチャンネル番号を選択状態表示(ハイライト表示等)させるモードである。また、日時検索モードは、ユーザによる期間を選択する指示(後述する左右カーソルキー204・205、緑キー211、および黄キー212の何れかの押下)に応じて選択された期間に放送される番組に関する電子番組表を表示部に表示させるモードである。これらモードの詳細については後述する。
表示制御部81は、EPGのスクロール処理(EPGをスクロールさせるスクロール表示処理)を行うためのスクロール処理部81aを含んでいる。スクロール処理部81aは、利用可能な全てのチャンネルに関するEPGの全体が表示パネル10に表示できず、利用可能なチャンネルの一部に対応する部分のみを表示パネル10に表示しているときに、ユーザによるスクロール指示に応じて、番組情報が表示されるチャンネルが変化するようにEPGをチャンネル方向にスクロールさせ、EPG中の残りチャンネルに対応する部分を表示させるものである。スクロール処理部81aは、スクロールの移動単位を決め、このスクロールの移動単位にしたがって、EPGの各行(チャンネル)の移動、消去、追加などの処理を行い、この処理に応じたEPGデータをEPG情報取得(記憶)部4から読み出して表示制御を行う。
上記スクロール処理部81aは、表示制御部81の動作モードが基本表示モードおよび日時検索モードの何れであっても、ユーザが後述するリモートコントローラ(入力装置)200に入力した同一の指示(同一のキー操作による指示)に応じてチャンネル方向にEPGをスクロールさせるようになっている。したがって、ユーザは、モードの切り替えを意識することなく、共通の指示によってチャンネル方向にEPGをスクロールさせることができる。
グラフィック描画部5は、システム制御部8による制御を受けて、これらEPGデータおよび画面レイアウトの情報からEPG画面の画像信号を作成する。このとき、グラフィック描画部5は、日時検索モードのときを除いて、表示パネル10のスクリーンにおける同一位置に番組情報表示領域を表示させるような画像信号である。グラフィック描画部5は、作成したEPG画面の画像信号をEPG画面出力部6に送る。
AVデコーダ11は、デマルチプレクサ3から送られた映像情報のビットストリーム信号を、表示パネル10で処理可能な形式の映像信号に復号する処理(MPEG(Motion Picture Experts Group)2形式の映像信号の復号処理など)を行い、処理により得られた映像信号を表示パネル10に送ると共に、デマルチプレクサ3から送られた音声情報のビットストリーム信号を、音声出力部12で処理可能な形式の音声信号に復号して音声出力部12に送る。音声出力部12は、AVデコーダ11から送られた音声信号に応じて音声を出力する。
EPG画面出力部6は、グラフィック描画部5から送られたEPG画面の画像信号を受信機の出力信号として表示パネル10に出力し、表示パネル10にEPG画面を表示させる。EPG画面出力部6は、必要に応じて、グラフィック描画部5から送られたEPG画面の画像信号をAVデコーダ11から送られた映像信号と合成し、得られた映像信号を表示パネル10に出力する。すなわち、EPG画面出力部6は、ユーザがデジタル放送を視聴している状態でEPG画面の表示を行う場合には、グラフィック描画部5から送られたEPG画面の画像信号をAVデコーダ11から送られた映像信号と合成し、得られた映像信号を表示パネル10に出力する。一方、EPG画面出力部6は、ユーザがデジタル放送を視聴していない状態でEPG画面の表示を行う場合には、グラフィック描画部5から送られたEPG画面の画像信号を映像信号として表示パネル10に出力する。また、EPG画面出力部6は、EPG画面を表示しない通常の視聴状態においては、AVデコーダ11から送られた映像信号を表示パネル10にそのまま出力する。
リモコン受光部7は、リモコン200からの信号を受信し、受信した信号に基づいてユーザがリモコン200に入力した指示を判別し、その指示に応じた指示信号をシステム制御部8に送る。
リモコン200は、図2に示すように、デジタル放送テレビ100の表示パネル10にEPG画面を表示させるための番組表キー201、デジタル放送テレビ100の表示パネル10に裏番組表を表示させるための裏番組表キー202、EPG画面上のカーソルを上へ移動させるための上カーソルキー203、EPG画面上のカーソルを左へ移動させるための左カーソルキー204、EPG画面上のカーソルを右へ移動させるための右カーソルキー205、EPG画面上のカーソルを下へ移動させるための下カーソルキー206、EPG画面上でカーソルのある位置の番組(現在選択している番組)を選局あるいは予約するための決定キー207、デジタル放送テレビ100の表示パネル10上へのEPG画面の表示を終了するための終了キー208、青キー209、赤キー210、緑キー211、および黄キー212を備えている。
リモコン200は、そのキー群の操作に応じて各種指示を表す信号をリモコン受光部7へ送るものである。リモコン200は、例えば、番組表キー201が押下されたときには基本のEPG画面(後述するEPG画面20)を起動する指示を表す信号を送り、基本のEPG画面が表示された状態で緑キー211が押下されたときには基本のEPG画面を他のEPG画面(後述するEPG画面50)に切り替える指示を表す信号を送る。
デジタル放送テレビ100は、異なる表示レイアウトを持つEPG画面(後述するEPG画面20および50)を表示する2種類のEPG表示モードを備え、これらEPG表示モードを切り替えて2種類のEPG画面を切り替え表示することが可能となっている。2種類のEPG表示モードは、(1)EPGおよび番組情報を含むEPG画面(基本画面)を表示する基本表示モード、および(2)日時検索条件に合致した番組の一覧を含むEPG画面(日時検索画面)を表示する日時検索モードである。
これら2種類のEPG表示モードの切り替え処理について、図1ないし図4に基づいて以下に説明する。
〔基本表示モード(番組選択モード)〕
デジタル放送テレビ100は、通常は、表示パネル10上にEPGを表示させることなく選局中の番組の映像を表示している状態、すなわちユーザが番組を視聴している状態;以下、「通常視聴状態」と称する)にある。この通常視聴状態では、デジタル放送信号が、アンテナ1で受信され、地上/BS/CSデジタル復調部2でベースバンドのビットストリーム信号に復調される。そして、復調されたビットストリーム信号が、デマルチプレクサ3にて、映像情報のビットストリーム信号、音声情報のビットストリーム信号、EPGデータなどに分離される。映像情報のビットストリーム信号は、AVデコーダ11で復号された後、EPG画面出力部6を介して表示パネル10に送られ、映像として表示パネル10に表示される。音声情報のビットストリーム信号は、AVデコーダ11で復号された後、音声出力部12に送られ、音声として音声出力部12から出力される。EPGデータは、EPG情報取得(記憶)部4に格納される。なお、EPGデータは、常に受信される必要はなく、常時受信していても良いし,所定のタイミングで、例えば、デジタル放送信号の受信を開始した時に受信されても良い。
この通常視聴状態では、デジタル放送テレビ100は、ユーザがリモコン200の番組表キー201を押下するまでは、EPG画面を起動せずに待機する。
そして、システム制御部8は、ユーザがリモコン200の番組表キー201を押下すると、すなわち、リモコン受光部7からEPG画面の起動を指示する指示信号を受け取ると、デジタル放送テレビ100は、デジタル放送の放送局から受信したEPGデータに基づいて表示パネル10にEPGを表示すると同時に、上記EPGデータに基づいて、EPG中に表示された複数の番組の中で現在選択されている1つの番組に関する番組情報(EPG中の情報よりも詳細な情報)を表示パネル10のスクリーンの上部に配置された番組情報表示領域に表示する。より詳細には、システム制御部8は、ユーザから番組の選択指示を受けていない初期状態では、EPG中に表示された番組の中から1つの番組、例えば視聴している番組を選択し、どの番組を選択しているかを示す情報を記憶する。また、システム制御部8は、ユーザから番組の選択指示を受けた後は、ユーザの指示に従って番組を選択し、どの番組を選択しているかを示す情報を記憶する。システム制御部8は、リモコン受光部7から受信したEPGの表示を指示する信号と、どの番組を選択しているかを示す情報とに基づき、基本表示モードに応じたEPGデータ、すなわちEPG中に表示すべき情報(番組タイトルなど)および現在選択されている番組に関する番組情報をEPG情報取得(記憶)部4から読み出してグラフィック描画部5に送ると共に、基本表示モードに応じた画面レイアウトの情報を画面レイアウト情報記憶部から読み出してグラフィック描画部5に送る。そして、グラフィック描画部5が、EPG中に表示すべき情報および現在選択されている番組に関する番組情報と、画面レイアウトの情報とから、EPGおよび番組情報を含むEPG画面の画像信号を作成する。そして、EPG画面出力部6が、作成されたEPG画面の画像信号を表示パネル10に出力することで、表示パネル10にEPG画面を表示させる。
その結果、図3に示すように、表示パネル10(図1参照)のスクリーン10a上にEPG画面20(基本画面)が、視聴中の番組の映像に重ねて表示された状態となる。
EPG画面20は、図3に示すように、現在選択されている番組に関する番組情報を表示する番組情報表示領域(番組情報表示欄)21と、EPGを表示するEPG表示領域22と、操作ガイダンスを表示する操作ガイダンス表示領域23とを含んでいる。
EPG表示領域22は、受信中のチャンネルと同一種類の放送(地上デジタル放送、BSデジタル放送、またはCSデジタル放送)に属する複数のチャンネルで放送中あるいは放送予定の番組に関する番組タイトルなどの番組情報を時系列で一覧表示するものである。この例では、時間軸が横軸であり、各チャンネルの情報を表示する行(以下、適宜、単に「行」と呼ぶ)が縦方向に並んでいる。また、各番組に関する番組情報は、各番組ごとに設けられたセル(以下、「番組セル」と称する)内に表示されている。番組セル内には、番組タイトルが表示されると共に、その番組のジャンルを示すアイコンが番組タイトルの前に表示されている。
EPG表示領域22では、常にいずれか1つの番組セルが選択された状態となる。通常の視聴状態からEPG画面20を起動した場合、現在視聴中の番組が選択される。そして、現在選択されている番組の番組セルが選択状態表示(この例ではハイライト表示)される。したがって、通常の視聴状態からEPG画面20を起動した場合、現在視聴中の番組に対応する番組セルが選択状態表示される。また、EPG表示領域22では、ユーザが、リモコン200のカーソルキー203〜206を用いてカーソルを所望の番組に対応する番組セルの位置に移動させることによって、その番組を選択することができるようになっている。
また、EPG表示領域22では、各チャンネルの番組に関する番組情報を表示する行に、そのチャンネルのロゴ、そのチャンネルの番号、そのチャンネルに対応する放送局名、そのチャンネルを選択するボタンとして予め登録されているリモコン200のチャンネルボタンの番号が表示される。また、各チャンネルの番組タイトルを表示する行の上には、各番組の放送時間帯が表示されている。放送時間帯の表示領域では、選んでいる番組の時間帯が選択状態表示される。EPG表示領域22に表示されるEPGの時間幅は、例えば3時間や6時間など適宜設定すればよいが、図3の例では6時間である。また、EPG表示領域22に表示されるEPGのチャンネル数は、特に限定されないが、図3の例では15チャンネル(サービス)である。
番組情報表示領域21は、EPG表示領域22で選択状態表示された番組に関する情報であり、その番組を放送するチャンネルのロゴ、その番組を放送する放送局の名称、その番組を放送するチャンネルの番号、およびその番組のジャンルを示すアイコンに加えて、EPG表示領域22に表示されている番組タイトル(途中までの簡易表示)よりも詳細な番組タイトル、および放送時間(何時から何時まで放送されるか)を含んでいる。また、番組情報として、その番組のデジタルコピーが禁止されていることを示すアイコン、その番組のデジタルコピーが1回のみ許可されていることを示すアイコン(図3の番組情報表示領域21におけるチャンネル番号の下のアイコン)、その番組が視聴予約されていることを示すアイコン、その番組が録画予約されていることを示すアイコン、その番組が有料放送またはPPV(ペイパービュー)番組であることを示すアイコンなども表示される。したがって、ユーザは、番組情報を見ることで、EPG表示領域22からは読み取ることができない有益な情報(詳細な番組タイトル、放送時間、デジタルコピーの可否など)を読み取ることができる。番組情報表示領域21は、EPG画面20におけるEPG表示領域22より上の位置に配置され、かつ、表示パネル10のスクリーン10aの上部に配置されている。
操作ガイダンス表示領域23は、選んでいるネットワーク(地上デジタル放送、BSデジタル放送、またはCSデジタル放送)およびメディア(テレビ放送、ラジオ放送、またはデータ放送)、選んでいる日および曜日、カラーキー209〜211(青キー209、赤キー210、緑キー211、黄キー212)に関する操作ガイダンスを表示するものである。
ユーザは、視聴したい番組を視聴したり、番組を予約したりするのに、このEPG画面20を使うことができる。すなわち、図3に示すEPG画面20が表示された後、ユーザがカーソルキー203〜206を用いてカーソルを所望の番組の位置に移動させてその番組を選択し、決定キー207を押すと、選択した番組の視聴または予約を行うことができる。デジタル放送テレビ100は、放送中の番組が選択されたときには選択された番組を選局し、未放送の番組が選択されたときには、予約選択画面に移行する。この予約選択画面は、視聴予約を行うか、録画予約を行うか、予約しないかを選択するものである。この選択をユーザが行うと、デジタル放送テレビ100は、その選択に従った予約処理または予約キャンセル処理を行う。
なお、EPG画面20のEPG表示領域22は、ユーザが上下カーソルキー203・206を用いてカーソルを上下に移動させるに従い、EPGを上下にスクロール表示するようになっている。これにより、ユーザが、EPG表示領域22に最初に表示されていないチャンネルの番組に関する情報を視聴したり選択したりすることができる。この上下方向のスクロールについては、後段で詳述する。
また、EPG画面20のEPG表示領域22は、ユーザが左右カーソルキー204・205を用いてカーソルを左右に移動させるに従い、EPGを左右にスクロール表示するようになっている。これにより、ユーザが、EPG表示領域22に最初に表示されていない時間帯の番組に関する情報を視聴したり選択したりすることができる。
また、EPG画面20は、ユーザが終了キー208を押せば、消えるようになっている。すなわち、ユーザが終了キー208を押せば、表示パネル10は、選局中の番組の映像を表示している状態(通常の視聴状態)に戻るようになっている。
〔日時検索モード(期間選択モード)〕
日時検索モードは、日時を指定して番組を探すことができるモードである。日時検索モードでは、デジタル放送テレビ100が、番組表の中から特定の日および時間帯(この例では6時間単位)の番組を抜き出し、抜き出した番組の一覧を含む表示画面を表示パネル10に表示させる。
図3に示すEPG画面20が表示された状態では、デジタル放送テレビ100は、ユーザがリモコン200の緑キー211を押下するまで(ただし、ユーザがリモコン200の終了キー208またはカラーキー209・210・212を押下しない限り)、基本画面20を表示し続ける。
そして、システム制御部8は、ユーザがリモコン200の緑キー211を押下すると、すなわち、EPG画面20から日時検索画面への切り替えを指示する指示信号をリモコン受光部7から受け取ると、デジタル放送テレビ100は、基本表示モードから日時検索モードに切り替わり、番組情報表示領域を消去し、デジタル放送の放送局から受信したEPGデータに基づいて、特定の時間帯の番組の一覧を表示する日時検索画面を表示する。
すなわち、システム制御部8のモード切替部83は、図24に示すように、リモコン200の緑キー211(EPG画面20から日時検索画面への切り替えキー)の入力があると、現在の表示画面が通常のEPG画面20であるか否かを判定する(S1)。すなわち、モード切替部83は、リモコン200の緑キー211の入力があると、ユーザがキー入力により指示(選択)した処理がEPG画面20から日時検索画面への切り替え処理であるか否かを判定する。
そして、現在の表示画面が通常のEPG画面20である場合(すなわち、ユーザがキー入力により指示(選択)した処理がEPG画面20から日時検索画面への切り替え処理である場合)には、モード切替部83が、EPG画面20から日時検索画面への切り替え処理、すなわち基本表示モードから日時検索モードへの切り替え処理を行う(S2)。
より詳細には、まず、モード切替部83が、日時検索部82に対して日時検索処理を行わせる。日時検索画面が起動されたときには初期設定の表示時間帯(この場合には現在の時刻を含む時間帯)が自動的に選択されるので、日時検索部82は、この初期設定の表示時間帯に基づいて、初期設定の表示時間帯に該当する番組を検索し、検索により見つかった番組(表示時間帯の番組)の情報を表示制御部81などに送る。一方、日時検索画面が起動された後、リモコン200を介したユーザの指示(左右カーソルキー204・205、緑キー211、および黄キー212の何れかの操作)によって表示時間帯が指定されると、日時検索部82は、この初期設定の表示時間帯に基づいて、EPG情報取得(記憶)部4に記憶されたEPGデータ中に含まれる各番組の情報から、指定された表示時間帯に該当する番組を検索し、検索により見つかった番組(表示時間帯の番組)の情報を表示制御部81などに送る。
また、モード切替部83が、表示制御部81に対して日時検索モードに応じた表示制御を行わせる。すなわち、表示制御部81が、どの番組を選択しているかを示す情報に基づき、日時検索モードに応じたEPGデータ、すなわち検索条件を満たす番組のタイトルなどの情報などをEPG情報取得(記憶)部4から読み出してグラフィック描画部5に送ると共に、日時検索モードに応じた画面レイアウトの情報を画面レイアウト情報記憶部から読み出してグラフィック描画部5に送る。これにより、グラフィック描画部5によって日時検索画面の画像信号が作成される。
図24のS1において、現在の表示画面が通常のEPG画面20でない場合、すなわち現在の表示画面がその他の表示画面である場合には、その他の処理を行う(S3)。その他の画面およびその他の処理は、本発明には関係ないので、説明しない。
なお、ここでは、EPG画面20から日時検索画面への切り替え指示が、緑キー211の入力によって行われる場合について説明したが、EPG画面20から日時検索画面への切り替えを指示するセル(ボタン)をEPG画面20に追加し、ユーザが、カーソルキー03〜206を押下することでカーソルをそのセル上に移動した後、決定キー207を押下することで、EPG画面20から日時検索画面への切り替えを指示することができるようになっていてもよい。
その結果、図4に示すEPG画面50(日時検索画面)が表示パネル10に表示された状態となる。EPG画面50は、表示パネル10にEPGを表示させたい期間をユーザに選択させるための日時検索条件設定画面と、選択された時間帯のEPGを表示する日時検索結果表示画面とを兼ねる日時検索画面である。EPG画面50は、図4に示すように、日時検索条件表示領域51と、日時検索条件(6時間単位の時間帯)に対応するEPGを表示するためのEPG表示領域22Bと、操作ガイダンス表示領域23とを含んでいる。
日時検索条件表示領域51は、日時検索条件としての特定日の特定時間帯(全EPGのうちで表示させる期間;この例では6時間単位の時間帯)の選択を可能にするための複数(この例では4つ)のボタンを表示し、かつ、選択された日時検索条件に対応するボタンを選択状態表示(この例では反転表示)するものである。また、これらボタンの選択による特定日の特定時間帯の選択は、ユーザが左右カーソルキー204・205を押下することにより行うことができるようになっている。また、左右カーソルキー204・205による選択時間帯の切り替えは、日付の違いを越えて表示可能な全ての時間帯(EPGデータに対応する期間、例えば1週間分の全ての時間帯)へ選択時間帯を切り替えることが可能となっている。また、選択時間帯の日付は、ユーザが左右カーソルキー204・205を押下することにより変更できるが、ユーザが緑キー211または黄キー212を押下することによっても変更できるようになっている。ユーザが緑キー211を押下すると、選択時間帯が前日の同じ時間帯に変更され、ユーザが黄キー212を押下すると、選択時間帯が次の日の同じ時間帯に変更される。また、この例では、一度に、ある1日の全時間帯(この例では4つの時間帯)を選択するためのボタンが同時に表示されるようになっており、左右カーソルキー204・205、緑キー211、および黄キー212の何れかによる日付の切り替えに従って、表示されるボタンが変更されるようになっている。
EPG表示領域22Bは、縦方向のサイズが小さく、表示チャンネル数が少ない(図4の例では12チャンネル)点以外は、EPG表示領域22と同様の構成を備えている。
EPG表示領域22Bは、ユーザが上下カーソルキー203・206を用いてカーソルを上下に移動させるに従い、EPGを上下にスクロール表示するようになっている。これにより、ユーザが、EPG表示領域22Bに最初に表示されていないチャンネルの番組に関する情報を視聴したり選択したりすることができる。この上下方向のスクロールについては、後段で詳述する。
また、EPG表示領域22Bは、ユーザが左右カーソルキー204・205を用いてカーソルを左右に移動させるに従い、EPGを左右にスクロール表示するようになっている。これにより、ユーザが、EPG表示領域22Bに最初に表示されていない時間帯の番組に関する情報を視聴したり選択したりすることができる。
図4に示すEPG画面50(日時検索画面)が表示された状態では、デジタル放送テレビ100が、ユーザがリモコン200の青キー209または決定キー207を押下するまで、EPG画面50を表示し続ける。図4に示すEPG画面50(日時検索画面)が表示された状態で、ユーザが青キー209または決定キー207を押下すると、デジタル放送テレビ100は、日時検索モードから基本表示モードに切り替わり、図3に示すEPG画面20(基本画面)を表示パネル10に表示させた状態に戻る。
本実施形態に係るデジタル放送テレビ100では、モード切替部83が、通常のEPG画面20から日時検索画面への切り替え処理(図24のS2)、すなわち基本表示モードから日時検索モードへの切り替えを行うと、スクロール処理部81aが、モード切替部83によるEPG番組選択モードから期間選択モードへの切り替えに応じて、チャンネル方向(上下方向)に沿ったEPGのスクロールの移動単位(一度のユーザ指示による表示領域のシフト量)を切り替えるようになっている。
スクロール単位の切り替え処理について、図25に基づいて説明する。
まず、図25に示すように、上下カーソルキー203・206が入力されると、スクロール処理部81aは、現在の表示画面が、通常のEPG画面20、日時検索画面、その他の表示画面の何れであるか否か、すなわちモード切替部83によってどの表示モード(表示制御部81の動作モード)が選択されているかを判定し(S11)、判定結果に応じたスクロール処理(上下カーソルキー203・206の入力の処理)を行う。すなわち、まず、現在の表示画面が通常のEPG画面20である場合(現在の動作モードが基本表示モードである場合)、スクロール処理部81aは、EPGをチャンネル方向(上下方向)に沿ってチャンネル毎にスクロールする(S12)。現在の表示画面が日時検索画面である場合(現在の動作モードが日時検索モードである場合)、スクロール処理部81aは、EPGをチャンネル方向(上下方向)に沿ってページ単位でスクロールする(S13)。
以上のように、スクロール処理部81aは、モード切替部83による基本表示モードと日時検索モードとの間の切り替えに応じて、EPGのチャンネル方向へのスクロールの移動単位をチャンネル単位とページ単位との間で切り替えるようになっている。
上記構成によれば、日時検索モードでは、従来と比較してより大きい移動単位であるページ単位でチャンネル方向にEPGをスクロールさせるようになっているので、ユーザ指示の回数あたりにおけるEPGのスクロール量をより大きくすることができ、スクロールを高速化することができる。したがって、ユーザが、所望の期間に全てのチャンネルで放送される番組に関する番組情報を、より短時間で、また、より少ないキー入力で、閲覧することができる。
なお、スクロール処理部81aは、現在の表示画面がその他の表示画面であれば、その他の処理を行う(S14)。その他の画面およびその他の処理は、本発明には関係ないので、説明しない。
次に、本実施形態に係るデジタル放送テレビ100における基本表示モードでのスクロール処理を詳細に説明する。
本実施形態では、EPGのチャンネル方向に沿ったスクロールは、最後のチャンネル(最大の番号を持つチャンネル;この例では200ch)に関する行の下に最初のチャンネル(最小の番号を持つチャンネル;この例では101ch)に関する行を表示させるようにスクロールを行うもの(いわゆるループスクロール)である。なお、EPGのチャンネル方向に沿ったスクロールは、下方へのスクロールをEPGの最後のチャンネルが表示された時点で停止させる(上方へのスクロールをEPGの最初のチャンネルが表示された時点で停止させる)ものであってもよい。
まず、ユーザから上方移動指示または下方移動指示があるか否か、すなわちユーザが上カーソルキー203または下カーソルキー206が押下されたか否かをチェックする。下方移動指示があった場合(下カーソルキー206が押下された場合)には、現在のカーソル位置に応じてカーソルの下方移動あるいは上方へのチャンネル単位のスクロール処理を行う。すなわち、まず、現在のカーソル位置が最下行にあるかどうかを判定する。現在のカーソル位置が最下行にない場合には、カーソル位置を現在選択している番組セルの直下の位置にある番組(同一時間帯に現在選択している番組のチャンネルに対する次のチャンネルで放送されている別の番組)の位置に移動させる。このとき、現在選択している番組が1つのチャンネルで放送されている場合には、1チャンネル分カーソルを移動させる一方、現在選択している番組が連続する複数のチャンネルで放送されている場合には、その番組を放送しているチャンネル数分だけカーソルを移動させる。現在のカーソル位置が最下行にある場合には、上から所定移動量(スクロールの移動単位)に対する数の行の表示を消去し、他の行を所定移動量だけ上方へ移動(スクロール)させる。この例では、所定移動量は、最下行の次の1チャンネルとさらにその次の1または複数のチャンネルとで同一の番組が放送されているときには、同一の番組を放送している複数のチャンネルに関する番組情報を表示する行の高さとし、最下行の次の1チャンネルとその次のチャンネルとで同一の番組が放送されていないときには、1チャンネルに関する番組情報を表示する領域の高さとする。そして、移動した行の下方に、所定移動量に対応する数の行(この例では1行)の表示を追加する。この追加する行は、直前の表示状態における最下行のチャンネルに対する次のチャンネルに関する行とする。
一方、入力待ち状態で上方移動指示があった場合(上カーソルキー203が押下された場合)には、現在のカーソル位置に応じてカーソルの上方移動あるいは下方へのチャンネル単位のスクロール処理を行う。すなわち、まず、現在のカーソル位置が最上行にあるかどうかを判定する。現在のカーソル位置が最上行にない場合には、カーソル位置を現在選択している番組セルの直上の位置にある番組(同一時間帯に現在選択している番組のチャンネルに対する前のチャンネルで放送されている別の番組)の位置に移動させる。このとき、現在選択している番組が1つのチャンネルで放送されている場合には、1チャンネル分カーソルを移動させる一方、現在選択している番組が連続する複数のチャンネルで放送されている場合には、その番組を放送しているチャンネル数分だけカーソルを移動させる。現在のカーソル位置が最上行にある場合には、下から所定移動量に対する数の行の表示を消去し、他の行を所定移動量だけ下方へ移動(スクロール)させる。この例では、所定移動量は、最上行の前の1チャンネルとさらにその前の1または複数のチャンネルとで同一の番組が放送されているときには、同一の番組を放送している複数のチャンネルに関する番組情報を表示する領域の高さとし、最上行の前の1チャンネルとその前のチャンネルとで同一の番組が放送されていないときには、1チャンネルに関する番組情報を表示する領域の高さとする。そして、移動した行の上方に、所定移動量に対応する数の行(この例では1行)の表示を追加する。この追加する行は、直前の表示状態における最上行のチャンネルに対する前のチャンネルに関する行とする。
次に、本実施形態に係るデジタル放送テレビ100における日時検索モードでのスクロール処理を詳細に説明する。
まず、ユーザから上方移動指示または下方移動指示があるか否か、すなわちユーザが上カーソルキー203または下カーソルキー206が押下されたか否かをチェックする。下方移動指示があった場合(下カーソルキー206が押下された場合)には、上方へのページ単位のスクロール処理を行う。すなわち、表示されている番組情報を消去し、表示されていたページの次ページに相当する番組情報、すなわち表示されていた番組情報に対応する複数のチャンネルの次の複数のチャンネルに関する番組情報を表示する。
一方、入力待ち状態で上方移動指示があった場合(上カーソルキー203が押下された場合)には、下方へのページ単位のスクロール処理を行う。すなわち、表示されている番組情報を消去し、表示されていたページの前ページに相当する番組情報、すなわち表示されていた番組情報に対応する複数のチャンネルの前の複数のチャンネルに関する番組情報を表示する。
なお、あるチャンネルの次のチャンネルとは、あるチャンネルが最後のチャンネル(利用可能なチャンネルのうちで最も大きいチャンネル番号を持つチャンネル)でない場合には、あるチャンネルよりも大きいチャンネル番号を持つ利用可能なチャンネルのうちで最も小さいチャンネル番号を持つチャンネルであり、あるチャンネルが最後のチャンネルである場合には、最初のチャンネル(最も小さいチャンネル番号を持つチャンネル)である。また、あるチャンネルの前のチャンネルとは、あるチャンネルが最初のチャンネルでない場合には、あるチャンネルよりも小さいチャンネル番号を持つ利用可能なチャンネルのうちで最も大きいチャンネル番号を持つチャンネルであり、あるチャンネルが最初のチャンネルである場合には、最後のチャンネルである。
以上のように、本実施形態では、EPG表示装置としてのデジタル放送テレビにおいて、通常のEPG表示モードではリモコン200の上下カーソルキー203・206あるいは左右カーソルキー204・205によりチャンネル毎のスクロールで移動・選択をするようにし、日時検索モードへの切り替えのためのボタン(リモコン200の緑ボタン211)を選択することにより通常のEPG表示モードから日時検索モードに切り替えた時に、チャンネル方向のスクロール単位をページ単位にしてスクロール表示を行うようになっている。これにより、チャンネルが多い時などに、日時検索モードで、チャンネル方向の高速スクロール検索ができる。したがって、ユーザが日時検索をする時に、チャンネル毎のスクロール操作が容易になる。
次に、従来のEPG表示装置の一例としてのシャープ株式会社製「AQUOS Gシリーズ」(以下、「従来機種」と称する)と本実施形態に係るデジタル放送テレビ100との間における、日時検索画素の操作性の相違について、具体的な操作の例に基づいて以下に説明する。
以下の操作例では、ユーザが、1月17日(月)午後5時00分〜午後5時15分にBSの101チャンネル(以下、適宜「ch」と略記する)で放送されている番組(「△ニュース」)を視聴しながら、EPGを利用して番組の予約を行う操作を1月17日(月)午後5時13分に開始したものとする。また、EPGには、BSの101ch、102ch、103ch、141ch、142ch、143ch、151ch、152ch、153ch、161ch、162ch、163ch、171ch、172ch、173ch、181ch、182ch、183ch、191ch、192ch、191ch、200chの計22個のチャンネルで放送されている番組の情報が表示されるものとする。また、ここでは、従来機種およびデジタル放送テレビ100とを、同じリモコン200を用いて操作する場合について説明する。
従来機種およびデジタル放送テレビ100において、ユーザが日時検索画面を利用する場合(状況)の例としては、例えば、
1.ユーザが、基本画面に表示されている時間帯(現在時刻を含む3時間または6時間の範囲)よりも後のある時間帯にどんな番組が放送されているかを調べ、放送されている番組の中からユーザの興味をひく番組を見つけ、見つけた番組を予約したい場合(日時を決めてから全チャンネルの番組検索を行いたい場合)
2.ユーザが、現在視聴しているチャンネルと異なるチャンネルで、基本画面に表示されている時間帯(現在時刻を含む3時間または6時間の範囲)よりも後に放送される番組を予約したい場合
3.ユーザが、現在視聴しているチャンネルで、基本画面に表示されている時間帯(現在時刻を含む3時間または6時間の範囲)よりも後に放送される番組を予約したい場合(チャンネル固定)
が挙げられる。
従来機種およびデジタル放送テレビ100において、前述した1.の場合には、ユーザが、所望の番組を選択する操作を、(1−1)日時検索画面でチャンネル選択を行う方法、(1−2)通常EPGでチャンネル選択を行う方法、の2種類の方法の何れかで行うことができる。
次に、(1−1)の方法の一例として、ユーザが、現在視聴しているチャンネル「101ch」で5日後(1月22日(土))の午後9時〜12時の時間帯にどんな番組が放送されているかを従来機種およびデジタル放送テレビ100の日時検索画面を用いて調べ、調べた番組の中からユーザの興味をひく番組として171〜173chで放送される番組「△△通信」を見つけ、見つけた番組を予約する操作の例をそれぞれ、「従来機種操作例1」および「本テレビ操作例1」として説明する。
〔従来機種操作例1〕
(1)まず、ユーザは、視聴中にリモコン200の番組表キー201を押す。これにより、図5の表示画面が表示される。
(2)次に、ユーザは、日時検索画面を表示させるためのキー、すなわちリモコン200の緑キー211を押す。これにより、図6に示す日時検索画面が表示される。このとき、現在の日付(今日)および現在時刻を含む時間帯(午後3時〜午後6時)が日時検索条件として自動的に選択され、この日時検索条件を満たす番組を示す番組表が表示画面に表示される。また、日時検索画面には、日時検索条件として選択可能な日付(今日から7日後まで)を示す8個のボタンが表示される。表示されているボタンのうち選択されているボタンは、選択状態表示される。
(3)次に、ユーザは、カーソルを、「今日」ボタンから「22[土]」ボタンに移動させるために、リモコン200の右カーソルキー205を5回押す。これにより、図7の表示画面が表示される。
(4)次に、ユーザは、日時検索条件として時間帯を選択するために、リモコン200の黄キー212を押す。これにより、図8の表示画面が表示され、日時検索条件として選択可能な時間帯を示す8個のボタンが選択可能となり、カーソルが、「22[土]」ボタンから、現在時刻を含む時間帯(午後3時〜午後6時)を示すボタン(「3」ボタン)に移動する。
(5)次に、ユーザは、カーソルを、午後3時〜午後6時の時間帯を示すボタン(「3」ボタン)から、午後9時〜午前0時の時間帯を示すボタン(「9」ボタン)に移動させるために、リモコン200の右カーソルキー205を2回押す。これにより、1月22日(土)の午後9時〜午前0時が表示時間帯として選択され、1月22日(土)の午後9時〜午前0時に関するEPGが表示される。その結果、図9の表示画面が表示される。
(6)次に、ユーザは、他のチャンネルの番組情報を見るために、リモコン200の下カーソルキー206を計14回押す。まず、ユーザは、下カーソルキー206を1回押す。これにより、カーソルがチャンネル番号「101」の位置からチャンネル番号「102」の位置に移動し、図10の表示画面が表示される。次に、ユーザは、下カーソルキー206を4回押す。これにより、カーソルがチャンネル番号「101」の位置からチャンネル番号「143」の位置まで移動する。その後、ユーザは、下カーソルキー206を1回押す。これにより、上方向へのスクロール処理(チャンネル単位)が行われる。このスクロール処理により、101chの行の表示が消去され、151chの行が新たに表示される。その結果、図11の表示画面が表示される。さらに、ユーザは、下カーソルキー206を8回押す。これにより、上方向へのスクロール処理(チャンネル単位)が8回行われ、図12の表示画面のように、161ch、162ch、163ch、171ch、172ch、173chの行が表示される。これにより、ユーザは、171〜173chで放送される番組「△△通信」を見つけることができる。なお、下カーソルキー206を8回押す代わりに6回または7回押してもよい。
(7)次に、ユーザは、リモコン200の決定キー207を押す。これにより、日時検索画面から通常のEPG画面(基本画面)に移り、図13の表示画面が表示される。
(8)次に、ユーザは、カーソルを、午後11時00分〜11時30分に放送される番組「△△通信」に合わせるために、リモコン200の右カーソルキー205を、2回(選択しているチャンネルで、選択した時間帯の最初から予約対象の番組の前までに放送される番組の数)だけ押す。これにより、右カーソルキー205が押された回数だけ、カーソルが番組から番組へと移動する。その結果、予約対象の番組「△△通信」が選択され、図14の表示画面が表示される。
(9)次に、ユーザは、選択した番組を予約するために、リモコン200の決定キー207を押す。これにより、図15の表示画面が表示され、番組の選択が確定する(番組の選択操作が終了する)。その後、図15の表示画面でユーザが予約方法を選択すれば、予約が完了する。
〔本テレビ操作例1〕
(1)まず、ユーザは、視聴中にリモコン200の番組表キー201を押す(従来機種と共通の操作)。これにより、EPG画面20に相当する図16の表示画面が表示パネル10に表示される。
(2)次に、ユーザは、日時検索画面を表示させるためのキー、すなわちリモコン200の緑キー211を押す(従来機種と共通の操作)。これにより、EPG画面50に相当する図17の日時検索画面が表示パネル10に表示される。このとき、今日の現在時刻を含む時間帯(今日の午後0時〜午後6時)が日時検索条件として自動的に選択され、この日時検索条件を満たす番組を示す番組表が日時検索画面に表示される。また、日時検索画面には、日時検索条件として選択可能な時間帯(この場合、今日の現在時刻を含む時間帯から1週間後まで)のうち、今日の時間帯(今日の午後0時〜午後6時および午後6時〜午前0時)を示すボタンが表示される。表示されているボタンのうち選択されているボタンは、選択状態表示される。
(3)次に、ユーザは、翌日移動キーである黄キー212を5回押す。あるいは、ユーザは、リモコン200の右カーソルキー205を20回押す。これにより、図18の表示画面のように、1月22日(土)の4つの時間帯を示すボタンが表示され、1月22日(土)の「午後0時〜午後6時」ボタンが選択状態表示される。
(4)次に、ユーザは、カーソルを「午後0時〜午後6時」ボタンから「午後6時〜午前0時」ボタンに移動させるために、リモコン200の右カーソルキー205を1回押す。これにより、1月22日(土)の「午後6時〜午前0時」ボタンが選択状態表示される。また、1月22日(土)の午後6時〜午前0時が表示時間帯として選択され、1月22日(土)の午後6時〜午前0時に関するEPGが表示パネル10に表示される。その結果、図19の表示画面が表示パネル10に表示される。
(5)次に、ユーザは、他のチャンネルの番組情報を見るために、リモコン200の下カーソルキー206を1回押す。これにより、下方向へのページ単位のスクロール処理が行われ、101〜103,141〜143,151〜153,161〜163chに関するEPGが、これらチャンネルの次のチャンネル、すなわち,191〜193,203,101,102chに関するEPGに切り替えられる。その結果、図20の表示画面が表示パネル10に表示される。これにより、ユーザは、171〜173chで放送される番組「△△通信」を見つけることができる。
(6)次に、ユーザは、リモコン200の決定キー207を押す(従来機種と共通の操作)。これにより、日時検索画面から通常のEPG画面に移り、図21の表示画面が表示パネル10に表示される。このとき、現在視聴中のチャンネルが存在する場合には、そのチャンネルで選択時間帯の最初に放送される番組のセルにカーソルが付けられる。また、現在視聴中のチャンネルが存在しない場合には、1番上のチャンネルで選択時間帯の最初に放送される番組のセルにカーソルが付けられる。
(7)次に、ユーザは、番組「△△通信」を放送するチャンネル171〜173chにカーソルを合わせるために、リモコン200の上カーソルキー203を6回押す。なお、カーソルは、上カーソルキー203を1回押すたびに1番組分移動するようになっている。この場合、171〜173chおよび181〜183chはそれぞれ放送している番組が同じであるため、これら3チャンネル分の移動は1回のカーソルキー203押下によって行われる。これにより、カーソルが171〜173chで放送されている番組へ移動する。
(8)次に、ユーザは、カーソルを午後11時00分〜11時30分に放送される番組「△△通信」に合わせるために、リモコン200の右カーソルキー205を9回(選択しているチャンネルで、選択した時間帯の最初から予約対象の番組の前までに放送される番組の数)だけ押す。これにより、右カーソルキー205が押された回数だけ、カーソルが番組から番組へと移動し、図22の表示画面が表示パネル10に表示される。
(9)次に、ユーザは、選択した番組を予約するために、リモコン200の決定キー207を押す(従来機種と共通の操作)。これにより、図23の表示画面が表示され、番組の選択が確定する(番組の選択操作が終了する)。その後、図23の表示画面でユーザが予約方法を選択すれば、予約が完了する。
以上のように、本テレビ操作例1では、従来機種操作例1における(6)の操作、すなわち下カーソルキー206を12〜14回押す操作を、下カーソルキー206を1回、上カーソルキー203を6回押す操作((5)(7)の操作)に置き換えることができる。したがって、ユーザがキーを押下する回数を5〜7回減らすことができるので、ユーザが、より簡便な操作でかつより短時間で予約を行うことができる。
特定の時間帯に全チャンネルで放送されている番組の中から興味のある番組を探す場合、これらの例のようにすぐに興味のある番組が見つかるとは限らず、番組情報を表示するチャンネルを何度も切り替えてから興味のある番組が見つかる場合や、興味のある番組が見つからない場合もありえる。
番組情報を表示するチャンネルを何度も切り替えてから興味のある番組が見つかる場合、興味のある番組を見つけるための操作(従来機種操作例1の(6)の操作または本テレビ操作例1の(5)の操作)において下カーソルキー206を押下する回数が増える。しかしながら、その回数の増加は、従来機種と比較してデジタル放送テレビ100では顕著に少なくなる(例えば12〜14回から1回に減少する)。そのため、上記の効果(操作の簡便化および操作時間の短縮)がより顕著となる。また、興味のある番組が見つからない場合にも、本テレビ操作例1の(7)の操作が不要となるので、上記の効果(操作の簡便化および操作時間の短縮)がより顕著となる。
また、本テレビ操作例1では、従来機種操作例1の(3)〜(5)の操作、すなわち、右カーソルキー205を5回、緑キー211を1回、右カーソルキー205を2回押す操作を、黄キー212を5回(または右カーソルキー205を20回)押す(3)の操作に置き換えることができる。したがって、ユーザが、操作するキーを移動させる回数(指の位置を動かす回数)を2回減らすことができ、より簡便な操作を実現できる。また、(3)の操作において黄キー212を5回を押す場合、ユーザがキーを押下する回数を3回減らすことができるので、ユーザが、より簡便な操作でかつより短時間で予約を行うことができる。
また、日時検索モードでは、チャンネル方向(縦方向)のスクロールの移動単位がページ単位、時間軸方向(横方向)のスクロールの移動単位が6時間単位または1日単位と、両方とも大きいので、縦方向および横方向のスクロール速度を近づけることができ、自然なスクロール表示を実現できる。
デジタル放送テレビ100では、通常EPGでチャンネル選択を行う(1−2)の方法でも同じ番組の予約が行える。すなわち、本テレビ操作例1の(1)〜(4)の操作を行った後、本テレビ操作例1の(6)の操作(決定キー207の押下)を行えば、日時検索画面から通常のEPG画面に移り、171〜173chに関する行が追加される。これにより、ユーザは、171〜173chで放送される番組「△△通信」を見つけることができる。その後、本テレビ操作例1の(7)(8)(9)の操作を行えば、予約が完了する。この場合にも、本テレビ操作例1と同様に、従来機種操作例1と比較して、ユーザが、操作するキーを移動させる回数(指の位置を動かす回数)を2回減らすことができ、より簡便な操作を実現できる。また、(3)の操作において黄キー212を5回を押す場合、ユーザがキーを押下する回数を3回減らすことができるので、ユーザが、より簡便な操作でかつより短時間で予約を行うことができる。
従来機種およびデジタル放送テレビ100において、前述した2.の場合には、ユーザが、所望の番組を選択する操作を、(2−1)通常EPG画面で181chを見つけてから日時検索を行う(チャンネルを決めて日時を決める)方法、(2−2)日時検索画面で日時を検索してから181chを選択する(日時を決めてチャンネルを決める)方法の何れかで行うことができる。
上記の(2−2)の方法としては、(2−2−1)日時検索画面でチャンネル選択を行う方法、(2−2−2)通常EPG画面でチャンネル選択を行う方法の2種類の方法が採用できる。(2−2−1)および(2−2−2)の方法は、(1−1)および(1−2)の方法と全く同様である。
次に、(2−1)の方法の一例として、ユーザが、3日後の1月20日(木)の午後8時〜午後8時55分にBS181chで放送される番組を従来機種およびデジタル放送テレビ100の日時検索画面を用いて予約する操作の例をそれぞれ、「従来機種操作例2」および「本テレビ操作例2」として説明する。
〔従来機種操作例2〕
(1)まず、ユーザは、視聴中にリモコン200の番組表キー201を押す。これにより、図5の表示画面が表示される。
(2)次に、ユーザは、カーソルを181chに移動させるために、上カーソルキー203を計7回押す。これにより、EPGが下方へ7チャンネル分スクロールし、181〜183,191〜193,200chの行が新たに表示されると共に、カーソルが181chで現在放送されている番組の番組セルに移動する。
(3)次に、ユーザは、日時検索画面を表示させるためのキー、すなわちリモコン200の緑キー211を押す。これにより、日時検索画面が表示される。
(4)次に、ユーザは、カーソルを「今日」ボタンから「20[木]」ボタンに移動させるために、リモコン200の右カーソルキー205を3回押す。
(5)次に、ユーザは、日時検索条件として時間帯を選択するために、リモコン200の黄キー212を押す。これにより、日時検索条件として選択可能な時間帯を示す8個のボタンが選択可能となり、カーソルが、「20[木]」ボタンから、現在時刻を含む時間帯(午後3時〜午後6時)を示すボタン(「3」ボタン)に移動する。
(6)次に、ユーザは、カーソルを、午後3時〜午後6時の時間帯を示すボタン(「3」ボタン)から、午後6時〜午後9時の時間帯を示すボタン(「6」ボタン)に移動させるために、リモコン200の右カーソルキー205を2回押す。これにより、1月20日(木)の午後6時〜午後9時が表示時間帯として選択され、1月20日(木)の午後6時〜午後9時に関するEPGが表示される。
(7)次に、ユーザは、リモコン200の決定キー207を押す。これにより、日時検索画面から通常のEPG画面(基本画面)に移る。
(8)次に、ユーザは、カーソルを、午後8時10分〜8時55分に放送される番組に合わせるために、リモコン200の右カーソルキー205を、5回押す。これにより、右カーソルキー205が押された回数だけ、カーソルが番組から番組へと移動する。その結果、予約対象の番組が選択される。
(9)次に、ユーザは、選択した番組を予約するために、リモコン200の決定キー207を押す。これにより、番組の選択が確定する(番組の選択操作が終了する)。その後、ユーザが予約方法を選択すれば、予約が完了する。
〔本テレビ操作例2〕
(1)まず、ユーザは、視聴中にリモコン200の番組表キー201を押す(従来機種と共通の操作)。これにより、EPG画面20に相当する図16の表示画面が表示パネル10に表示される。
(2)次に、ユーザは、カーソルを181chに移動させるために、上カーソルキー203を計5回押す。すなわち、まず、ユーザが上カーソルキー203を1回押すと、図26の表示画面に示すように、EPGが下方へ1チャンネル分スクロールし、200chの行が新たに表示されると共に、カーソルが200chで現在放送されている番組の番組セルに移動する。次に、ユーザが上カーソルキー203を3回押すと、EPGが下方へ3チャンネル分スクロールし、191〜193chの行が新たに表示されると共に、カーソルが191chで現在放送されている番組の番組セルに移動する。次に、ユーザが上カーソルキー203を1回押すと、図27の表示画面に示すように、EPGが下方へ3チャンネル分スクロールし、181〜183chの行が新たに表示されると共に、カーソルが181〜183chで現在放送されている番組の番組セルに移動する。このとき、上カーソルキー203を1回押すだけで、EPGが3チャンネル分スクロールするのは、スクロール時に新たに選択される番組が、181〜183chで共通して放送されているからである。
(3)次に、ユーザは、日時検索画面を表示させるためのキー、すなわちリモコン200の緑キー211を押す(従来機種と共通の操作)。これにより、EPG画面50に相当する日時検索画面が表示パネル10に表示される。
(4)次に、ユーザは、翌日移動キーである黄キー212を3回押す。あるいは、ユーザは、リモコン200の右カーソルキー205を12回押す。これにより、1月20日(木)の4つの時間帯を示すボタンが表示され、1月20日(木)の「午後0時〜午後6時」ボタンが選択状態表示される。
(5)次に、ユーザは、カーソルを「午後0時〜午後6時」ボタンから「午後6時〜午前0時」ボタンに移動させるために、リモコン200の右カーソルキー205を1回押す。これにより、1月20日(木)の「午後6時〜午前0時」ボタンが選択状態表示される。また、1月20日(木)の午後6時〜午前0時が表示時間帯として選択され、1月20日(木)の午後6時〜午前0時に関するEPGが表示パネル10に表示される。
(6)次に、ユーザは、リモコン200の決定キー207を押す(従来機種と共通の操作)。これにより、日時検索画面から通常のEPG画面に移る。このとき、現在視聴中のチャンネルが存在する場合には、そのチャンネルで選択時間帯の最初に放送される番組のセルにカーソルが付けられる。また、現在視聴中のチャンネルが存在しない場合には、1番上のチャンネルで選択時間帯の最初に放送される番組のセルにカーソルが付けられる。
(7)次に、ユーザは、カーソルを午後8時00分〜8時55分に放送される番組に合わせるために、リモコン200の右カーソルキー205を、5回押す。これにより、右カーソルキー205が押された回数だけ、カーソルが番組から番組へと移動する。
(8)次に、ユーザは、選択した番組を予約するために、リモコン200の決定キー207を押す(従来機種と共通の操作)。これにより、番組の選択が確定する(番組の選択操作が終了する)。その後、ユーザが予約方法を選択すれば、予約が完了する。
以上のように、本テレビ操作例2では、通常のEPG表示モードにおいて、チャンネル単位のスクロールを行っている。そのため、以下の効果を奏する。
すなわち、まず、チャンネル番号および番号セル上にあるカーソルの移動量を最小限に抑えることができるので、ユーザがカーソル位置を見失ってしまい、選択されている番組およびそのチャンネルを確認するのに余分な時間や目の動きが必要になることを回避できる。また、通常のEPG表示モード(基本表示モード)では、チャンネル方向(縦方向)のスクロールの移動単位がチャンネル単位、時間軸方向(横方向)のスクロールの移動単位が番組単位と、両方とも小さいので、縦方向および横方向のスクロール速度を近づけることができ、自然なスクロール表示を実現できる。
また、本テレビ操作例2では、従来機種操作例2の(4)〜(6)の操作、すなわち、右カーソルキー205を3回、黄キー212を1回、右カーソルキー205を2回押す操作を、黄キー212を3回(または右カーソルキー205を12回)押す(4)の操作に置き換えることができる。したがって、ユーザが操作するキーを移動させる回数(指の位置を動かす回数)を2回減らすことができ、より簡便な操作を実現できる。したがって、ユーザが、操作するキーを移動させる回数(指の位置を動かす回数)を2回減らすことができ、より簡便な操作を実現できる。また、(4)の操作において黄キー212を3回押す場合、ユーザがキーを押下する回数を3回減らすことができるので、ユーザが、より簡便な操作でかつより短時間で予約を行うことができる。
なお、以上の説明では、日時検索画面を用いた予約方法について説明したが、デジタル放送テレビ100では、通常のEPG画面のみを用いて視聴や予約を行うことも可能である。通常のEPG画面のみを用いて予約を行う場合、本テレビ操作例2の(1)(2)(7)(8)の操作に相当する操作を行えばよい。また、通常のEPG画面のみを用いて視聴を行う場合、本テレビ操作例2の(1)(2)(8)の操作に相当する操作を行えばよい。放送中の番組のセルにカーソルがある状態で、リモコン200の決定キー207が押されると、その放送中の番組の視聴が開始される。
これらの場合にも、通常のEPG画面で、チャンネル単位のスクロールを行っている。それゆえ、前述した効果、すなわち、選択されている番組およびそのチャンネルを確認するのに余分な時間や目の動きが必要になることを回避でき、また、自然なスクロール表示を実現できるという効果が得られる。
なお、上述の説明では、本発明のEPG表示装置が、EPG情報を含むデジタル放送波を受信し、受信したデジタル放送波に含まれるEPG情報に基づいてデジタル放送のEPGを表示するデジタル放送受信機能付きテレビである場合について説明したが、これに限るものではない。本発明のEPG表示装置は、ケーブルテレビの回線を通してEPG情報を含むデジタル放送信号を受信し、受信したデジタル放送信号に含まれるEPG情報に基づいてデジタル放送のEPGを表示するテレビや、アナログ放送またはデジタル放送を受信すると共に、インターネット経由でEPG情報を取得し、取得したEPG情報に基づいてEPGを表示するテレビなどにも適用可能である。
また、上述したデジタル放送テレビ100は、BSデジタル放送、CSデジタル放送、および地上テジタル放送の3種類の放送のいずれも受信可能であったが、これらのうちの1つまたは2つの放送のみを受信可能なテレビにも本発明は適用可能である。また、上述したデジタル放送テレビ100は、テレビ放送、ラジオ放送、およびデータ放送の3種類のサービスに対応していたが、これらサービスの1つまたは2つの放送のみを受信可能なデジタル放送受信装置(例えば、EPG表示機能を持つラジオ、データ放送受信専用機など)にも本発明は適用可能である。
また、上述したデジタル放送テレビ100は、複数のチャンネルで放送される番組に関する番組情報を、チャンネル番号を縦軸、放送時間を横軸とするEPGの形態で表示するものであったが、表示されるEPGの形態は、チャンネル順に一方向に配列した形態であれば特に限定されるものではなく、(1)ユーザが設定したチャンネルの優先順位を縦軸、放送時間を横軸とするもの;(2)チャンネル番号(またはユーザが設定したチャンネルの優先順位)を横軸、放送時間を縦軸とするもの;(3)番組情報をチャンネル番号(またはユーザが設定したチャンネルの優先順位)の順序で縦方向または横方向に並べたもの(例えば、裏番組を表示するもの);などであってもよい。
また、上述したデジタル放送テレビ100は、日時検索条件を選択する手段として、日時検索結果(特定の時間帯のEPG)を表示する表示画面内に日時を指定するためのボタンを設け、カーソルの移動によって日時検索条件を選択するようになっていた。しかしながら、日時検索条件を選択する手段は、特に限定されるものではなく、日時検索結果(特定の時間帯のEPG)を表示する表示画面とは別の表示画面内に日時を指定するためのボタンを設け、カーソルの移動によって日時検索条件を選択する構成や、表示画面にボタンを設けずに、リモコンのボタンの操作によって日時を選択できる構成などであってもよい。
また、上述したデジタル放送テレビ100の日時検索モードでは、ユーザが日付および時間帯を指定するようになっていたが、ユーザが指定する日時検索条件は、期間を指定するものであれば特に限定されるものではなく、日付および時間帯の一方のみを指定するものであってもよい。
また、チャンネル方向にページ単位でEPGをスクロールする処理は、日時検索モードのEPG以外にも有効である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、EPG表示装置のブロック、特にシステム制御部8は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、EPG表示装置は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるEPG表示装置の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記EPG表示装置に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、EPG表示装置を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、EPG情報に基づいて複数の番組に関する情報を表示するEPG表示装置、例えば、デジタル放送波を受信し、受信したデジタル放送波に含まれるEPGデータに基づいてデジタル放送のEPGを表示するデジタル放送受信機能付きテレビなどにおいて、ユーザの利便性を向上させるために利用できる。
本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置と組み合わせて使用されるリモートコントローラの構成を示す平面図である。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置において表示される表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置において表示される表示画面の他の一例を示す図である。 従来のEPG表示装置において表示される表示画面の一例を示す図である。 従来のEPG表示装置において表示される表示画面の他の一例を示す図である。 従来のEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 従来のEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 従来のEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 従来のEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 従来のEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 従来のEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 従来のEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 従来のEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 従来のEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置における通常EPG画面から日時検索画面への切り替え処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置における各モードでのスクロール処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るEPG表示装置において表示される表示画面のさらに他の一例を示す図である。
符号の説明
1 アンテナ
2 地上/BS/CSデジタル復調部
3 デマルチプレクサ
4 EPG情報取得部
5 グラフィック描画部
6 EPG画面出力部
7 リモコン受光部
8 システム制御部
10 表示パネル
10a スクリーン
11 AVデコーダ
12 音声出力部
81 表示制御部
81a スクロール処理部
82 日時検索部
83 モード切替部
100 デジタル放送テレビ(EPG表示装置)
200 リモコン
201 番組表キー
203 上カーソルキー
204 左カーソルキー
205 右カーソルキー
206 下カーソルキー
211 緑キー
212 黄キー

Claims (4)

  1. 情報を表示するための表示部と、
    複数のチャンネルで放送される番組に関する番組情報をチャンネル順に配列した形態の電子番組表として表示部に表示させる表示制御部と、
    ユーザ指示に応じて、上記表示制御部の動作モードを、(1)電子番組表とユーザによる番組を選択する指示に応じて電子番組表から選択された番組に関する番組情報とを上記表示部に表示させると共に、上記選択された番組を選択状態表示させる番組選択モード、および(2)電子番組表と、ユーザに日付および時間帯を選択させるための日時検索条件表示とを上記表示部に表示させると共に、ユーザによる日付および時間帯を選択する指示に応じて、上記選択された日付および時間帯に放送される番組を上記電子番組表として表示部に表示させる期間選択モードの間で切り替えるモード切替部とを備え、
    上記表示制御部が、ユーザ指示に応じて、番組情報が表示されるチャンネルが変化するように電子番組表をチャンネル順の配列方向にスクロールさせるスクロール処理部を含む電子番組表表示装置において、
    上記スクロール処理部が、上記モード切替部による番組選択モードから期間選択モードへの切り替えに応じて、チャンネル順の配列方向に沿った電子番組表のスクロールの移動単位を増大させるようになっていることを特徴とする電子番組表表示装置。
  2. 上記スクロール処理部は、上記モード切替部による番組選択モードから期間選択モードへの切り替えに応じて、チャンネル順の配列方向に沿った電子番組表のスクロールの移動単位をチャンネル単位からページ単位に切り替えるようになっていることを特徴とする請求項1記載の電子番組表表示装置。
  3. 上記スクロール処理部は、上記表示制御部の動作モードが番組選択モードおよび期間選択モードの何れであっても、ユーザが入力装置に入力した同一の指示に応じてチャンネル順の配列方向に電子番組表をスクロールさせるようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子番組表表示装置。
  4. 情報を表示するための表示部と複数のチャンネルで放送される番組に関する番組情報をチャンネル順に配列した形態の電子番組表として表示部に表示させる表示制御部とを備える電子番組表表示装置の制御方法であって、
    ユーザ指示に応じて、上記表示制御部の動作モードを、(1)電子番組表とユーザによる番組を選択する指示に応じて電子番組表から選択された番組に関する番組情報とを上記表示部に表示させると共に、上記選択された番組を選択状態表示させる番組選択モード、および(2)電子番組表と、ユーザに日付および時間帯を選択させるための日時検索条件表示とを上記表示部に表示させると共に、ユーザによる日付および時間帯を選択する指示に応じて、上記選択された日付および時間帯に放送される番組を上記電子番組表として表示部に表示させる期間選択モードの間で切り替えるモード切替ステップと、
    上記表示制御部による表示部の表示で、ユーザ指示に応じて、番組情報が表示されるチャンネルが変化するように電子番組表をチャンネル順の配列方向にスクロールさせるスクロール処理ステップと、を含み、さらに、
    上記スクロール処理ステップでは、上記モード切替ステップによる番組選択モードから期間選択モードへの切り替えに応じて、チャンネル順の配列方向に沿った電子番組表のスクロールの移動単位を増大させることを特徴とする電子番組表表示装置の制御方法。
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