JP4613981B2 - 通信制御装置と通信端末装置と通信システムおよび通信制御方法 - Google Patents

通信制御装置と通信端末装置と通信システムおよび通信制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、通信制御装置と通信端末装置と通信システムおよび通信制御方法に関する。詳しくは、予約された帯域で通信が可能な例えばギャランティ型ネットワークを用いて効率的に多地点接続を行えるようにするものである。
近年、従来の回線交換式の電話回線網をIP(Internet Protocol)技術をベースにしたネットワークに置き換える、次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)の構築が行われている。
NGN網は、ネットワーク自体に帯域補償機能、セキュリティ機能を備え、セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)を使って、電話サービス、映像通信サービス、データ通信サービス等を統合的に実現するIPネットワークである。
また、NGN網は、予約した帯域を使用して通信を行うことが可能で、QoS(Quality of Service)が保証されているギャランティ型ネットワークであり、音声通話や動画配信等のリアルタイム通信を音や映像の途切れや遅延を発生することなく、安定して行うことができる。また、NGN網では、複数拠点を接続して通信を行うことも容易である。
ここで、複数拠点を接続して通信を行う場合には、通信回線の切替えや複雑な設定が必要であり、一般的に複数の通信端末装置を効率よく接続し制御するためにMCU(多地点接続制御装置)が用いられている。MCUは、3地点間以上を同時に接続し映像・音声の切換えやミキシング等により映像・音声を集約・配信するためのものである。
また、複数拠点を接続して通信を行うことによりテレビ会議を行う場合、会議開催者が事前に会議サービスを予約する手続きをして、参加者が指定された日時にMCUに電話して予約ID等を入力して会議に参加しなければならず煩雑な手続きが必要となる。このため、特許文献1の発明では、接続操作に必要な会議情報を会議端末及び多地点制御装置に送信して、テレビ会議接続時のユーザの操作、例えば事前に決められた番号へのダイヤル操作などを自動で行うことを可能とし、ユーザの操作を簡略化することを可能としたテレビ会議予約システム及びテレビ会議予約方法が提供されている。また、特許文献2の発明では、2者間の通話状態を維持したまま予約なしに第三者に電話をかけて多地点通話を可能とすることが開示されている。
特開2005−109922号公報 特開2005−5991号公報
ところで、ギャランティ型ネットワークにおいて多地点接続を行う場合、予め使用可能帯域を地点数で割って各地点との接続のための帯域を設定している。このため、通信チャンネルに空きがあっても、設定された帯域に制限されてしまうことから通信を行うことができなかったり、設定された帯域に制限された状態で通信を行うことによりビデオ通信などでは画質が劣化することとなる。また、使用可能な帯域を全て割り当ててしまうと、通信チャンネルの空きがあっても、空いている通信チャンネルを使用して通信を行うことができない。
図6は、空いている通信チャンネルを使用して通信を行うことができない場合のシーケンス図を示している。多地点通信制御装置60は、例えば電子会議の参加者の通信端末装置50Aとセッションを確立して電子会議を行うことができるように、通信端末装置50Aを宛先としたINVITEメッセージの送信を行う(ステップST101)。ここで、予約されているNGN網40の帯域が例えば15Mbpsとされており、多地点通信制御装置60と通信端末装置50A間でのみ通信を行う場合、多地点通信制御装置60は、帯域を有効に利用するためINVITEメッセージの帯域情報において、予約されている帯域すなわち15Mbpsを記述しておくものとする。
NGN網40は、多地点通信制御装置60から供給されたINVITEメッセージを通信端末装置50Aに転送する(ステップST102)。
通信端末装置50Aは、受信したINVITEメッセージを受け入れることができるとき、レスポンスとして200 OKメッセージを送信する(ステップST103)。また、通信端末装置50Aは、受信したINVITEメッセージを受け入れて15Mbpsの帯域で通信を行うことができるように設定を行う。
NGN網40は、通信端末装置50Aから供給された200 OKメッセージを多地点通信制御装置60に転送する(ステップST104)。
多地点通信制御装置60は、通信端末装置50Aから200 OKメッセージが供給されたことに応じて、通信端末装置50Aとのセッションを確立して、予約されている15Mbpsの帯域を用いて通信端末装置50Aと通信を行う(ステップST105)。
その後、新たな参加者が通信端末装置50Bを用いて電子会議に参加する場合、通信端末装置50Bは、多地点通信制御装置60を宛先としたINVITEメッセージの送信を行う(ステップST106)。なお、INVITEメッセージの帯域情報では予約されている帯域すなわち15Mbpsを記述する。
NGN網40は、多地点通信制御装置60と通信端末装置50Aとの通信に対して予約されている帯域を全て割り当てているため、通信端末装置50BからのINVITEメッセージに対して、リクエストを受け入れられない旨のレスポンスメッセージ、例えば488 Not Acceptable Hereメッセージをレスポンスとして送信する(ステップST107)。
したがって、通信チャンネルの空きがあっても予約されている帯域が全て利用されているので、通信端末装置50Bから会議に参加することができない。
また、会議に参加しているか否かにかかわらず、各参加者との通信に予め帯域を割り当てておけば、空いている通信チャンネルを使用して通信を行うことができなくなってしまうことがない。しかし、参加していない参加者に対しても帯域が割れ当てられてしまうことから、予約されている帯域を有効に活用できない。
図7は、各参加者との通信に予め帯域を割り当てておく場合のシーケンス図を示している。多地点通信制御装置60は、例えば予約されているNGN網40の帯域が15Mbpsとされており、電子会議で2つの通信端末装置50A,Bが用いられる場合、多地点通信制御装置60と通信端末装置50Aおよび多地点通信制御装置60と通信端末装置50Bとの通信に対してそれぞれ7.5Mbpsの帯域を割り当てるものする。ここで、多地点通信制御装置60は、通信端末装置50Aとセッションを確立して電子会議を行うことができるように、通信端末装置50Aを宛先としたINVITEメッセージの送信を行う(ステップST111)。ここで、多地点通信制御装置60と通信端末装置50Aの通信には7.5Mbpsの帯域を割り当てたことから、INVITEメッセージの帯域情報には、割り当てた帯域すなわち7.5Mbpsを記述する。
NGN網40は、多地点通信制御装置60から供給されたINVITEメッセージを通信端末装置50Aに転送する(ステップST112)。
通信端末装置50Aは、受信したINVITEメッセージを受け入れることができるとき、レスポンスとして200 OKメッセージを送信する(ステップST113)。また、通信端末装置50Aは、受信したINVITEメッセージを受け入れて7.5Mbpsの帯域で通信を行うことができるように設定を行う。
NGN網40は、通信端末装置50Aから供給された200 OKメッセージを多地点通信制御部に転送する(ステップST114)。
多地点通信制御装置60は、通信端末装置50Aから200 OKメッセージが供給されたことに応じて、通信端末装置50Aとのセッションを確立して、7.5Mbpsの帯域を用いて通信端末装置50Aと通信を行う(ステップST115)。
その後、新たな参加者が通信端末装置50Bを用いて電子会議に参加する場合、通信端末装置50Bは、多地点通信制御装置60を宛先としたINVITEメッセージの送信を行う(ステップST116)。なお、INVITEメッセージの帯域情報では、割り当てられている帯域すなわち7.5Mbpsを記述する。
NGN網40は、通信端末装置50Aから供給されたINVITEメッセージを多地点通信制御装置60に転送する(ステップST117)。
多地点通信制御装置60は、受信したINVITEメッセージを受け入れることができるか否かを判別する。ここで、受信したINVITEメッセージの帯域情報は、通信端末装置50Bに対して割り当てた帯域が記述されていることから、受信したINVITEメッセージを受け入れるものとして、レスポンスとして200 OKメッセージを送信する(ステップST118)。
NGN網40は、多地点通信制御部から供給された200 OKメッセージを通信端末装置50Bに転送する(ステップST119)。
通信端末装置50Bは、多地点通信制御装置60から200 OKメッセージが供給されたことに応じて、多地点通信制御装置60とのセッションを確立して、7.5Mbpsの帯域を用いて多地点通信制御装置60と通信を行う(ステップST120)。
このようにすれば、会議の途中で参加者が増えても、追加された参加者と通信が可能となる。しかし、参加者が会議に参加していないときは、この参加していない参加者に割り当てた帯域が使用されていない状態となるので、予約された帯域が有効に活用されなくなってしまう。
そこで、この発明では、予約された帯域を有効に利用して多地点間の通信を行うことができる通信制御装置と通信端末装置と通信システム、および通信制御方法を提供するものである。
この発明の概念は、予約された帯域で通信が可能なネットワークを用いて通信を行っているときに、通信中のチャンネルに予約されている帯域を割り当てるものとし、通信チャンネルの空きがあったときに他者から接続要求が行われた場合、通信中のチャンネルの帯域を減少させることで帯域の空きを設ける。さらに、空いた帯域を空きチャンネルに割り当てて、この通信チャンネルで接続要求を行った他者との通信を可能とするものである。
この発明の通信制御装置は、予約された帯域で通信が可能なネットワークを介して複数の通信端末装置と接続されて、前記複数の通信端末装置と通信を行うネットワーク通信部と、通信端末装置から接続要求がなされたときに帯域を割り当てることができない場合、通信中である通信端末装置との帯域を変更して、前記接続要求を行った通信端末装置と通信を行うための帯域を確保する制御部とを備え、前記制御部は、前記予約された帯域である広帯域の回線よりも狭帯域である回線を使用した前記通信端末装置からの接続要求に対して応答を送信し、該応答に対する通信の終了メッセージを受信すると、前記広帯域の回線で行われている通信の帯域を削減して、前記狭帯域の回線で接続要求を行った通信端末装置に対して前記帯域の削減により確保した帯域を用いて接続要求を送信する
また、この発明の通信端末装置は、予約された帯域で通信が可能なネットワークを介して通信制御装置と接続されて、前記通信制御装置と通信を行うネットワーク通信部と、前記ネットワークを用いた前記通信制御装置への接続要求に対して要求の受け入れができないことを示す応答がなされたとき、前記予約された帯域である広帯域の回線よりも狭帯域である回線を使用して、前記通信制御装置への接続要求を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記狭帯域の回線を使用した接続要求に対する前記通信制御装置からの応答に対して前記狭帯域の回線を使用した通信の終了メッセージを送信して、該終了メッセージに対する前記通信制御装置からの接続要求に基づき、前記通信制御装置で確保された帯域である広帯域の回線を用いて前記通信制御装置と通信を行う
また、この発明の通信システムは、通信制御装置と、予約された帯域で通信が可能なネットワークを介して前記通信制御装置と接続される複数の通信端末装置を有し、前記通信制御装置は、前記ネットワークを介して前記複数の通信端末装置と通信を行うネットワーク通信部と、通信端末装置から接続要求がなされたときに帯域を割り当てることができない場合、通信中である通信端末装置との帯域を変更して、前記接続要求を行った通信端末装置と通信を行うための帯域を確保する制御部を備え、前記通信端末装置は、前記ネットワークを介して前記通信制御装置と通信を行うネットワーク通信部と、前記ネットワークを用いた前記通信制御装置への接続要求に対して要求の受け入れができないことを示す応答がなされたとき、前記予約された帯域である広帯域の回線よりも狭帯域である回線を使用して、前記通信制御装置への接続要求を行う制御部とを備え、前記通信制御装置の制御部は、前記予約された帯域である広帯域の回線よりも狭帯域である回線を使用した前記通信端末装置からの接続要求に対して応答を送信し、該応答に対する通信の終了メッセージを受信すると、前記広帯域の回線で行われている通信の帯域を削減して、前記狭帯域の回線で接続要求を行った通信端末装置に対して前記帯域の削減により確保した帯域を用いて接続要求を送信し、前記通信端末装置の制御部は、前記狭帯域の回線を使用した接続要求に対する前記通信制御装置からの応答に対して前記狭帯域の回線を使用した通信の終了メッセージを送信して、該終了メッセージに対する前記通信制御装置からの接続要求に基づき、前記通信制御装置で確保された帯域である広帯域の回線を用いて前記通信制御装置と通信を行う
さらに、この発明に係る通信制御方法は、予約された帯域で通信が可能なネットワークを介して接続された通信端末装置と通信を行うステップと、他の通信端末装置から接続要求がなされたときに帯域を割り当てることができない場合、通信中である通信端末装置との帯域を変更して、前記接続要求を行った通信端末装置と通信を行うための帯域を確保するステップと、前記予約された帯域である広帯域の回線よりも狭帯域である回線を使用した前記通信端末装置からの接続要求に対して応答を送信し、該応答に対する通信の終了メッセージを受信すると、前記広帯域の回線で行われている通信の帯域を削減して、前記狭帯域の回線で接続要求を行った通信端末装置に対して前記帯域の削減により確保した帯域を用いて接続要求を送信するステップとを有する。
この発明においては、予約された帯域で通信が可能なネットワークを介して通信制御装置と複数の通信端末装置が接続可能とされている。通信制御装置は、例えば通信中のチャンネルに予約されている帯域を割り当てるものとして、通信チャンネルの空きがあったときに他の通信端末装置から接続要求が行われた場合、すなわち接続要求に対して帯域を割り当てることができない場合、通信中である通信端末装置との帯域を減少させて、接続要求を行った通信端末装置と通信を行うための帯域を確保する。通信制御装置は、帯域を確保したのち、接続要求を行った通信端末装置に対して、確保した帯域を示す情報を含めた接続要求を送信する。または、接続要求に対して要求の受け入れができないことを示す応答に確保した帯域を示す情報を含めて送信する。
通信端末装置は、通信制御装置への接続要求を行い、この接続要求に対して受け入れができないことを示す応答がなされたとき、予約された帯域で通信が可能なネットワークよりも狭帯域の伝送路を使用して、通信制御装置への接続要求が行われる。また、通信端末装置は、受け入れができないことを示す応答に、確保した帯域を示す情報が含まれているとき、この確保した帯域で通信を行うための接続要求を通信制御装置に送信する。さらに、通信制御装置から確保した帯域を示す情報を含めた接続要求がなされたとき、この接続要求に対して受け入れることを示す応答を、通信制御装置に供給する。
この発明によれば、通信制御装置は、通信端末装置から接続要求がなされたときに帯域を割り当てることができない場合、通信中である通信端末装置との帯域を変更して、接続要求を行った通信端末装置と通信を行うための帯域が確保される。このため、通信中のチャンネルに予約されている帯域を割り当てても、空いているチャンネルで他の通信端末装置から接続要求が行われた場合には、このチャンネルに帯域が割り当てられて、接続要求を行った他の通信端末装置との通信が可能となり、予約された帯域を有効に利用して多地点間の通信を行うことができる。
以下、図を参照しながら、この発明の実施の一形態について説明する。図1は、通信システム10の構成例を示している。この通信システム10は、複数の通信端末装置例えば通信端末装置20Aと通信端末装置20Bおよび多地点通信制御装置30が、SIP(Session Initiation Protocol)サーバを用いて構成された次世代ネットワーク(NGN)網40を介して接続されている。
図2は、通信端末装置20(20A,20B)の構成例を示している。この通信端末装置20は、制御部21と、入力部22と、出力部23と、情報入出力部24と、情報記憶部25と、情報処理部26と、ネットワーク通信部27とを有している。
制御部21は、通信端末装置20の各部の動作を制御する。制御部21は、CPU(Central Processing Unit)211、ROM(Read Only Memory)212およびRAM(Random Access Memory)213を備えている。この制御部21において、CPU211は、例えばROM212に記憶されているプログラムをRAM213にロードして実行することにより、種々の制御処理を行う。例えば、制御部21は、通信制御装置30への接続要求、接続要求に対して受け入れができないことを示す応答がなされたとき、予約された帯域で通信が可能なネットワークよりも狭帯域の伝送路を使用して、通信制御装置30への接続要求を行う。また、制御部21は、受け入れができないことを示す応答に、確保した帯域を示す情報が含まれているとき、この確保した帯域で通信を行うための接続要求を通信制御装置30に送信する。さらに、確保した帯域を示す情報を含めた接続要求が通信制御装置30から供給されたとき、この接続要求に対して受け入れることを示す応答を、通信制御装置30に送信する処理を行う。
入力部22は、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン等により構成されている。出力部23は、ディスプレイ、スピーカ等により構成されている。情報入出力部24は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいはメモリカード等のリムーバブルメディアのドライブ、各種入出力端子等により構成されている。
情報記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)、不揮発性メモリ等により構成されている。情報記憶部25には、上述した情報入出力部24から入力される映像信号、音声信号、データ等の各種情報、あるいは、相手側通信端末装置から送信された映像信号、音声信号、データ等の各種情報が記憶保持される。
情報処理部26は、圧縮処理/伸長処理、パケット処理/デパケット処理等を行う。すなわち、情報処理部26は、入力部22から供給された映像信号や音声信号および情報記憶部25から読み出した送信情報に対して圧縮処理を行い、圧縮データを生成する。さらに、情報処理部26は、圧縮データに対してパケット処理を行い、圧縮データをパケット化して多重することで送信メディアストリームを生成する。また、情報処理部26は、ネットワーク通信部27で受信された受信メディアストリームに対してデパケット処理を行い、映像や音声等の圧縮データを得る。さらに、情報処理部26は、圧縮データに対して伸張処理を行い、映像信号や音声信号を受信情報として生成する。
ネットワーク通信部27は、NGN網40を経由して相手側通信端末装置とセッションを確立して通信を行う。このネットワーク通信部27は、情報処理部26で生成された送信メディアストリームを相手側通信端末装置に送信すると共に、相手側通信端末装置から受信した受信メディアストリームを情報処理部26に供給する。
図3は、多地点通信制御装置の構成例を示している。多地点通信制御装置30は、制御部31、入力部32、出力部33、情報入出力部34、情報記憶部35、情報処理部36、映像合成処理部37、およびネットワーク通信部38を有している。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)311、ROM(Read Only Memory)312およびRAM(Random Access Memory)313を備えている。制御部31においては、CPU311が、例えばROM312に記憶されているプログラムをRAM313にロードして実行することにより、多地点通信制御装置30の各部の動作を制御して、映像信号や音声信号の送受信等の制御を行う。また、制御部31は、複数の地点にある通信端末装置20から送られてくる映像信号や音声信号を取り込んで、他の通信端末装置20に映像信号や音声信号を配信する処理を行う。さらに、制御部31は、通信端末装置から接続要求がなされたときに帯域を割り当てることができない場合、通信中である通信端末装置との帯域を変更して、接続要求を行った通信端末装置と通信を行うための帯域を確保する処理を行う。なお、制御部31は、会議制御機能例えば会議リストと参加者数の表示や参加者の名前、番号、IPアドレス、使用しているビデオコーデックおよび音声コーデック、および会議参加時間を含む参加者情報の表示、新規会議の作成と会議パスワードの割り当て、会議参加者の追加と削除、帯域の設定、会議の終了等の処理も行う。
入力部32は、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン等により構成されている。出力部33は、ディスプレイ、スピーカ等により構成されている。情報入出力部34は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいはメモリカード等のリムーバブルメディアのドライブ、各種入出力端子等により構成されている。
情報記憶部35は、HDD(Hard Disk Drive)、不揮発性メモリ等により構成されている。この情報記憶部35には、上述した情報入出力部34から入力される映像信号、音声信号、データ等の各種情報、あるいは、相手側の通信端末装置20から送信されてくる映像信号、音声信号、データ等の各種情報が記憶保持される。
情報処理部36は、圧縮処理/伸長処理、パケット処理/デパケット処理等を行う。すなわち、情報処理部36は、入力部32から供給された映像信号や音声信号、情報記憶部35から読み出した送信情報、後述する映像合成処理部で生成された映像信号に対して圧縮処理を行い、圧縮データを生成する。さらに、情報処理部36は、圧縮データに対してパケット処理を行い、圧縮データをパケット化して多重することで送信メディアストリームを生成する。また、情報処理部36は、ネットワーク通信部38で受信された受信メディアストリームに対してデパケット処理を行い、映像や音声等の圧縮データを得る。さらに、情報処理部36は、圧縮データに対して伸張処理を行い、映像信号や音声信号を受信情報として通信端末装置毎に生成して、映像信号や音声信号を出力部33や情報記憶部35に供給したり、映像信号を映像合成処理部37に供給する。
映像合成処理部37は、各通信端末装置20から送られてくる映像信号や入力部32から供給された映像信号の合成処理を行い、各参加者の映像を示す合成映像の映像信号を生成して情報処理部36に供給する。
ネットワーク通信部38は、NGN網40を経由して複数の通信端末装置と通信を行うためのものである。このネットワーク通信部38は、情報処理部36で生成された送信メディアストリームを、会議の参加者の通信端末装置20に送信すると共に、会議の参加者の通信端末装置20から供給された受信メディアストリームを情報処理部36に供給する。
このように構成された通信システム10では、SIPのプロトコルで通話制御が行われる。SIPでは、何らかの処理を行うとき、処理を要求するリクエストメッセージと、リクエストメッセージに対する応答であるレスポンスメッセージの通信が行われる。
SIPのメッセージは、スタートライン、ヘッダ、ボディで構成されている。スタートラインは、メッセージがどのような目的のメッセージであるかを示す情報を記述したものである。SIPのメッセージがリクエストメッセージであるとき、スタートラインにはメソッド名INVITE,BYE,UPDATE,ACK等が記述される。ここで、INVITEは、セッション開始要求(接続要求)である。BYEは、セッションの終了である。UPDATEは、更新されたセッション情報の提供であり、ACKは、最終応答の受信の確認である。また、SIPのメッセージがレスポンスメッセージであるとき、スタートラインにはHTTP(Hypertext Transfer Protocol)と同様な3桁の番号で表現されるステータスコード200 OK,488 Not Acceptable Here等が記述される。ここで、200 OKは、リクエストの成功を示すものである。また、488 Not Acceptable Hereは、リクエストの受け入れ不能を示すものである。
ヘッダは、メッセージの制御内容を記述したものであり、予め規定された意味を持つ複数のヘッダ行(例えばFrom,To,Call−ID等)で構成されている。
ボディは、メッセージの添付情報を記述したものである。例えばINVITEメッセージでは、セッションの識別と、セッションで利用するメディアの種類等を指定する情報がSDP(Session Description Protocol)に従って記述される。
複数の通信端末装置や多地点通信制御装置が接続されるNGN網40は、通信事業者が提供するネットワークであり、通信事業者の管理下で品質や機能が保証された通信を行うことができるものである。NGN網40のアーキテクチャは、パケットの転送機能を提供するトランスポート・ストラタムと、付加価値サービスを提供するサービス・ストラタムの2階層モデルとされている。
トランスポート・ストラタムは、データ転送を行うトランスポート機能、ユーザの受付を行うネットワーク・アタッチメント制御機能、Qos制御を実行するリソース受付制御機能等から構成されている。NGN網40は、ネットワーク・アタッチメント制御機能やリソース受付制御機能によって、許可されたユーザのメディアストリーム毎に品質を確保する。例えば、NGN網40は、ユーザとNGN網を提供する通信事業者間の取り決めよって予約された帯域での通信を可能とする。
なお、サービス・ストラタムは、IPマルチメディア・サブシステム(IMS)、電話エミュレーションを行うサービス制御機能、アプリケーションサポート機能やサービスサポート機能等から構成されている。
次に、通信システム10の通信例、例えば電子会議を行う場合の動作について図4のシーケンス図を用いて説明する。なお、図4において、NGN網40は、映像信号や音声信号の通信が可能な広帯域の回線と、この回線よりも狭帯域である回線を利用可能とする。また、NGN網40は、予約されている帯域を超えて通信を行うようなセッションのリクエストが行われたとき、このリクエストを受け入れられない旨のレスポンスメッセージを応答する場合について説明する。
多地点通信制御装置30は、例えば電子会議の参加者の通信端末装置20Aとセッションを確立して電子会議を行うことができるように、通信端末装置20Aを宛先としたINVITEメッセージの送信を行う(ステップST1)。ここで、予約されているNGN網40の帯域が例えば15Mbpsとされており、多地点通信制御装置30と通信端末装置20A間でのみ通信を行う場合、多地点通信制御装置30は、帯域を有効に利用するためINVITEメッセージの帯域情報において、予約されている帯域すなわち15Mbpsを記述しておくものとする。
NGN網40は、多地点通信制御装置30から供給されたINVITEメッセージを通信端末装置20Aに転送する(ステップST2)。
通信端末装置20Aは、受信したINVITEメッセージを受け入れることができるとき、レスポンスとして200 OKメッセージを送信する(ステップST3)。また、通信端末装置20Aは、受信したINVITEメッセージを受け入れて、このINVITEメッセージに含まれる多地点通信制御装置30のIPアドレス、映像や音声及びデータのメデイアタイプ、ポート番号、帯域情報等を、多地点通信制御装置30に対応して設けた記憶エリアに記憶する。なお、INVITEメッセージを受け入れることができないとき、通信端末装置20Aは、例えば488 Not Acceptable Hereメッセージをレスポンスとして送信する。
NGN網40は、通信端末装置20Aから供給された200 OKメッセージを多地点通信制御装置30に転送する(ステップST4)。
多地点通信制御装置30は、通信端末装置20Aからリクエストメッセージに対するレスポンスメッセージが供給されたとき、レスポンスメッセージの受信を示すACKメッセージを通信端末装置20Aに送信する。
このように、通信端末装置20Aからの200 OKメッセージを多地点通信制御装置30に転送することで、多地点通信制御装置30はセッションの確立を認識できる。また、多地点通信制御装置30から通信端末装置20AにACKメッセージを供給することで、通信端末装置20Aはセッションの確立を認識できる。なお、説明を簡単とするため、図4および以下の説明や後述する図では、ACKメッセージの記載および説明を省略する。
多地点通信制御装置30は、通信端末装置20Aから200 OKメッセージが供給されたことに応じて、通信端末装置20Aとのセッションを確立して、予約されている15Mbpsの帯域を用いて通信端末装置20Aと通信を行う(ステップST5)。
このため、電子会議で予約されているNGN網40の帯域を有効に活用して、通信端末装置20Aと多地点通信制御装置30との間で、映像や音声の通信を行うことができる。
次に、通信端末装置20Aと多地点通信制御装置30との間でセッションが確立されて通信が行われているときに、電子会議への参加が追加して行われる場合について説明する。
新たな参加者が通信端末装置20Bを用いて電子会議に参加する場合、通信端末装置20Bは、多地点通信制御装置30を宛先としたINVITEメッセージの送信を行う(ステップST6)。なお、NGN網40において予約されている帯域が通信端末装置20Bに対して通知されているときには、INVITEメッセージの帯域情報に予約されている帯域すなわち15Mbpsを記述する。
NGN網40のSIPサーバは、通信端末装置20BからのINVITEメッセージを受け入れることができるか否かを判別する。SIPサーバは、予約されている帯域に空きがあり、INVITEメッセージの帯域情報に記述された帯域を割り当てることができるとき、INVITEメッセージを多地点通信制御装置30に転送する。また、SIPサーバは、予約されている帯域に空きがないとき、または、INVITEメッセージの帯域情報に記述された帯域を割り当てることができないとき、リクエストを受け入れられない旨のレスポンスメッセージ、例えば488 Not Acceptable Hereメッセージをレスポンスとして送信する。
ここで、ステップST1からステップST5の処理が行われると、予約された帯域に空きがないことから、SIPサーバは488 Not Acceptable Hereメッセージをレスポンスとして送信する(ステップST7)。
通信端末装置20Bは、広帯域の回線を用いた通信ができないことから、狭帯域の回線を用いて、通信端末装置20Bから会議への参加の要求を多地点通信制御装置30に通知する。ここで、多地点通信制御装置30は、会議への参加の要求が通信端末装置20Bで行われたことを判別できればよいことから、INVITEメッセージだけでなく、通信端末装置20の固有番号(例えば電話番号やIPアドレス等)を通知するものとしてもよい。このように、固有番号を送信する場合、多地点通信制御装置30は、通知された固有番号が参加者の固有番号であるか否かを判別して、参加者の固有番号と一致するときには、会議への参加の要求がなされたと判別できる。また、通信端末装置20から多地点通信制御装置30に対して、会議への参加を要求する音声信号等を送信するものとしてもよい。
通信端末装置20Bは、会議への参加の要求を多地点通信制御装置30に通知するため、狭帯域の回線例えば音声のみの通信に用いる回線を用いて、多地点通信制御装置30を宛先としたINVITEメッセージの送信を行う(ステップST8)。
NGN網40は、狭帯域の回線を用いて供給されたINVITEメッセージを多地点通信制御装置30に転送する(ステップST9)。
通信端末装置20BからNGN網40を介して多地点通信制御装置30にINVITEメッセージが供給されると、多地点通信制御装置30は、INVITEメッセージの送信元が会議への参加を許可されているか判別する。ここで、多地点通信制御装置30は、通信端末装置20Bが会議への参加を許可されている利用者の通信端末装置であると判別したとき、INVITEメッセージの受け入れが可能であることを示すレスポンスメッセージ、すなわち200 OKメッセージをレスポンスとして送信する(ステップST10)。また、多地点通信制御装置30は、通信端末装置20Bが会議への参加を許可されている利用者の通信端末装置でないと判別したとき、INVITEメッセージの受け入れができないことを示すレスポンスメッセージを通信端末装置20Bに送信する。
NGN網40は、狭帯域の回線を用いて多地点通信制御装置30から供給された200 OKメッセージを、通信端末装置20Bに転送する(ステップST11)。
通信端末装置20Bは、多地点通信制御装置30から200 OKメッセージが供給されたことで、会議への参加の要求が多地点通信制御装置30に伝えられたことを判別できる。また、電子会議では、狭帯域の回線を使用しないものとして、宛先が多地点通信制御装置30とされているセッションの終了を示すBYEメッセージの送信を行う(ステップST12)。
NGN網40は、狭帯域の回線を用いて通信端末装置20Bから供給されたBYEメッセージを、多地点通信制御装置30に転送する(ステップST13)。
多地点通信制御装置30は、NGN網40を介して通信端末装置20BからBYEメッセージが供給されたことに応じて、通信端末装置20Bとのセッションを終了させる。
このような処理を行うものとすれば、予約された帯域が多地点通信制御装置30と通信端末装置20Aとの間の通信に全て割り当てられていても、多地点通信制御装置30は、通信端末装置20Bから電子会議への参加が行われたことを判別することができる。
多地点通信制御装置30は、電子会議の参加者が増えたことから、多地点通信制御装置30と通信端末装置20Aとの間の通信に割り当てた帯域を減らして、この減らした帯域を多地点通信制御装置30と通信端末装置20Bとの通信に割り当てる処理を行う。
多地点通信制御装置30は、多地点通信制御装置30と通信端末装置20Aとの通信に割り当てた帯域を減らすために、UPDATEメッセージを生成して、このUPDATEメッセージの宛先を通信端末装置20Aとして送信する(ステップST14)。このUPDATEメッセージでは、変更後の帯域を示す帯域情報をメッセージに含めるものとする。例えば、予約されている帯域が15Mbpsであるとき、多地点通信制御装置30と通信端末装置20Aとの通信、およびに多地点通信制御装置30と通信端末装置20Bとの通信に対して例えばそれぞれ7.5Mbpsを割り当てる場合、UPDATEメッセージでは、帯域情報として変更後の帯域である7.5Mbpsを記述する。
NGN網40は、多地点通信制御装置30から供給されたUPDATEメッセージを、通信端末装置20Aに転送する(ステップST15)。
通信端末装置20Aは、受信したUPDATEメッセージに基づき、多地点通信制御装置30と通信端末装置20Aとの間の通信の帯域が7.5Mbpsに変更されることを確認して、変更後の帯域で通信を行うように各部の設定を行い、200 OKメッセージをレスポンスとして送信する(ステップST16)。なお、UPDATEメッセージの受け入れができないときは、488 Not Acceptable Hereメッセージをレスポンスとして送信する。
NGN網40は、通信端末装置20Aから供給された200 OKメッセージを、多地点通信制御装置30に転送する(ステップST17)。
このように、多地点通信制御装置30から通信端末装置20Aに対して帯域を変更するUPDATEメッセージを送信して、通信端末装置20Aから200 OKメッセージがレスポンスとして供給されたとき、多地点通信制御装置30と通信端末装置20Aは、帯域を15Mbpsから7.5Mbpsに変更して通信を行う(ステップST18)。
このように、多地点通信制御装置30は、通信端末装置20Aとの通信の帯域を7.5Mbpsに変更したことにより、通信端末装置20Bとの通信に対して7.5Mbpsの帯域を割り当てることが可能となる。したがって、多地点通信制御装置30は、広帯域の回線を用いて通信を行うことができるように、通信端末装置20Bを宛先としたINVITEメッセージの送信を行う(ステップST19)。なお、INVITEメッセージでは、割り当て可能となった帯域を帯域情報に記述する。例えば、INVITEメッセージの帯域情報には7.5Mbpsを記述する。
NGN網40は、多地点通信制御装置30から供給されたINVITEメッセージを、通信端末装置20Bに転送する(ステップST20)。
通信端末装置20Bは、受信したINVITEメッセージを受け入れることができるとき、200 OKメッセージをレスポンスとして送信する(ステップST21)。また、通信端末装置20Bは、受信したINVITEメッセージを受け入れて、このINVITEメッセージに含まれる多地点通信制御装置30のIPアドレス、映像や音声及びデータのメデイアタイプ、ポート番号、帯域情報等を多地点通信制御装置30に対応して設けた記憶エリアに記憶する。なお、INVITEメッセージを受け入れることができないとき、通信端末装置20Bは例えば488 Not Acceptable Hereメッセージをレスポンスとして送信する。
NGN網40は、通信端末装置20Bから供給された200 OKメッセージを多地点通信制御装置30に転送する(ステップST22)。
多地点通信制御装置30は、通信端末装置20Bから200 OKメッセージが供給されたことに応じて、通信端末装置20Bとのセッションを確立して、割り当てられた7.5Mbpsの帯域を用いて通信端末装置20Bと通信を行う(ステップST23)。
このようにすれば、会議の参加者が追加されても、追加された参加者に対して自動的に帯域を割り当てることができるので、従来のように参加者を追加して会議を行うことができないという不具合を解消できる。また、会議が行われているときは、予約されている帯域を全て用いて通信を行うことが可能であるので、参加者が追加される前に、この参加者に対して帯域を割り当てておく必要がないことから、帯域を有効に利用して通信を行うことができる。
ところで、図4に示す動作では、多地点通信制御装置30に対して、予約されている帯域を超えて通信を行うようなセッションのリクエストが行われたとき、このリクエストを受け入れられない旨のレスポンスメッセージがNGN網40から送信される。また、この場合、通信端末装置は、狭帯域の回線を利用して会議への参加を多地点通信制御装置30に対して要求する。しかし、予約されている帯域を超えて通信を行うようなセッションのリクエストが、SIPサーバでパスされて多地点通信制御装置30に供給される場合、狭帯域の回線を利用しなくとも、会議への参加を可能とすることができる。
図5は、予約された帯域を超えて通信を行うセッションのリクエストがSIPサーバでパスされて多地点通信制御装置30に供給される場合を示すシーケンス図である。
多地点通信制御装置30は、例えば電子会議の参加者の通信端末装置20Aとセッションを確立して電子会議を行うことができるように、通信端末装置20Aを宛先としたINVITEメッセージの送信を行う(ステップST31)。ここで、予約されているNGN網40の帯域が上述のように15Mbpsとされており、多地点通信制御装置30と通信端末装置20A間でのみ通信を行う場合、多地点通信制御装置30は、帯域を有効に利用するためINVITEメッセージの帯域情報において、予約された帯域すなわち15Mbpsを記述しておくものとする。
NGN網40は、多地点通信制御装置30から供給されたINVITEメッセージを通信端末装置20Aに転送する(ステップST32)。
通信端末装置20Aは、受信したINVITEメッセージを受け入れることができるとき、200 OKメッセージをレスポンスとして送信する(ステップST33)。また、通信端末装置20Aは、受信したINVITEメッセージを受け入れて、このINVITEメッセージに含まれる多地点通信制御装置30のIPアドレス、映像や音声及びデータのメデイアタイプ、ポート番号、帯域情報等を多地点通信制御装置30に対応して設けた記憶エリアに記憶する。なお、INVITEメッセージを受け入れることができないとき、通信端末装置20Aは例えば488 Not Acceptable Hereメッセージをレスポンスとして送信する。
NGN網40は、通信端末装置20Aから供給された200 OKメッセージを多地点通信制御装置30に転送する(ステップST34)。
多地点通信制御装置30は、通信端末装置20Aから200 OKメッセージが供給されたことに応じて、通信端末装置20Aとのセッションを確立して、予約されている15Mbpsの帯域を用いて通信端末装置20Aと通信を行う(ステップST35)。
このため、電子会議で利用可能なNGN網40の帯域を有効に活用して、通信端末装置20Aと多地点通信制御装置30との間で、映像や音声の通信を行うことができる。
次に、新たな参加者が通信端末装置20Bを用いて電子会議に参加する場合、通信端末装置20Bは、多地点通信制御装置30を宛先としたINVITEメッセージの送信を行う(ステップST36)。なお、NGN網40において予約されている帯域が通信端末装置20Bに対して通知されているときには、INVITEメッセージの帯域情報に予約されている帯域すなわち15Mbpsを記述する。
NGN網40は、通信端末装置20Bから供給されたINVITEメッセージの帯域情報に記述された帯域を割り当てることができるか否かにかかわらず、INVITEメッセージを多地点通信制御装置30に転送する(ステップST37)。
多地点通信制御装置30は、通信端末装置20Bから供給されたINVITEメッセージに基づき会議への参加を認めるか否かを判別する。ここで、会議の参加を認める場合、通信端末装置20Bとの通信を行うために帯域を割り当てる必要があることから、多地点通信制御装置30は、多地点通信制御装置30と通信端末装置20Aとの通信に割り当てた帯域を減らすためにUPDATEメッセージを生成して、このUPDATEメッセージの宛先を通信端末装置20Aとして送信する(ステップST38)。このUPDATEメッセージでは、変更後の帯域を示す帯域情報をメッセージに含めるものとする。例えば、予約されている帯域が15Mbpsであるとき、会議の参加者が増加したことから、多地点通信制御装置30と通信端末装置20Aとの間の通信、およびに多地点通信制御装置30と通信端末装置20Bとの間の通信に対して例えばそれぞれ7.5Mbpsを割り当てるものとする。したがって、UPDATEメッセージでは、帯域情報として変更後の帯域である7.5Mbpsを記述する。なお、多地点通信制御装置30は、会議への参加を認めないときには、INVITEメッセージを受け入れることができないことを示すレスポンスメッセージ、例えば488 Not Acceptable Hereメッセージをレスポンスとして送信する。
NGN網40は、多地点通信制御装置30から供給されたUPDATEメッセージを、通信端末装置20Aに転送する(ステップST39)。
通信端末装置20Aは、受信したUPDATEメッセージに基づき、多地点通信制御装置30と通信端末装置20Aとの間の通信の帯域が7.5Mbpsに変更されることを確認して、変更後の帯域で通信を行うように各部の設定を行い、200 OKメッセージをレスポンスとして送信する(ステップST40)。なお、UPDATEメッセージの受け入れができないときは、488 Not Acceptable Hereメッセージをレスポンスとして送信する。
NGN網40は、通信端末装置20Aから供給された200 OKメッセージを、多地点通信制御装置30に転送する(ステップST41)。
このように、多地点通信制御装置30から通信端末装置20Aに対して帯域を変更するUPDATEメッセージを送信して、通信端末装置20Aから200 OKメッセージがレスポンスとして供給されると、多地点通信制御装置30と通信端末装置20Aは、帯域を15Mbpsから7.5Mbpsに変更して通信を行う(ステップST42)。
多地点通信制御装置30は、通信端末装置20Aとの通信の帯域を7.5Mbpsに変更したことにより、通信端末装置20Bとの通信に対して7.5Mbpsの帯域を割り当てることが可能となる。また、多地点通信制御装置30は、ステップST37で供給されたINVITEメッセージで記述されている帯域で通信を行うことはできないことから、レスポンスとしてINVITEメッセージを受け入れることができないことを示すレスポンスメッセージを通信端末装置20Bに送信する。また、多地点通信制御装置30は、広帯域の回線を用いて通信を行うことができるように、リクエストを受け入れられない旨のメッセージに割り当て可能となった帯域を記述したレスポンスメッセージを送信する。すなわち、リクエストを受け入れられない旨のメッセージに、7.5Mbpsの帯域が割り当て可能である記述を設けて、この割り当て可能である記述が設けられたメッセージである488 wSDPメッセージをレスポンスとして送信する(ステップST43)。
NGN網40は、多地点通信制御装置30から供給された488 wSDPメッセージを、通信端末装置20Bに転送する(ステップST44)。
通信端末装置20Bは、488 wSDPメッセージで示された帯域で通信を行うことができるように、多地点通信制御装置30を宛先としたINVITEメッセージの帯域情報に、488 wSDPメッセージで示された帯域を記述して送信する(ステップST45)。
NGN網40は、通信端末装置20Bから供給されたINVITEメッセージを、多地点通信制御装置30に転送する(ステップST46)。
多地点通信制御装置30は、受信したINVITEメッセージを受け入れることができるか否かを判別する。ここで、受信したINVITEメッセージでは、割り当て可能となった帯域が帯域情報に記述されていることから、INVITEメッセージを受け入れるものとして、200 OKメッセージをレスポンスとして送信する(ステップST47)。また、多地点通信制御装置30は、受信したINVITEメッセージを受け入れて、INVITEメッセージに含まれる通信端末装置20BのIPアドレス、映像や音声及びデータのメデイアタイプ、ポート番号、帯域情報等を通信端末装置20Bに対応して設けた記憶エリアに記憶する。なお、映像や音声及びデータのメデイアタイプやポート番号を、多地点通信制御装置30で管理する場合、ステップST43で送信する488 wSDPメッセージに、メデイアタイプやポート番号を記述しておき、この488 wSDPメッセージに記述したメデイアタイプやポート番号で通信を行うようにすればよい。
NGN網40は、多地点通信制御装置30から供給された200 OKメッセージを、通信端末装置20Bに転送する(ステップST48)。
通信端末装置20Bは、多地点通信制御装置30から200 OKメッセージが供給されたことに応じて、多地点通信制御装置30とのセッションを確立して、割り当てられた7.5Mbpsの帯域を用いて多地点通信制御装置30と通信を行う(ステップST49)。
このようにすれば、狭帯域の回線を使用しなくとも、会議に追加された参加者に対して自動的に帯域を割り当てることができる。したがって、従来のように参加者を追加して会議を行うことができないという不具合を解消できる。また、会議が行われているときは、予約されている帯域を全て用いて通信が行われるので、参加者に予め割り当てた帯域でのみ通信を行う場合に比べて、帯域を有効に利用して通信を行うことができる。
なお、上述実施の形態においては、会議を行う場合に限られるものではなく、映像コンテンツの配信等を行う場合にも活用できる。
この発明は、通信が行われる通信端末装置の数が変動しても、予約されている帯域を有効に活用して通信を行うことができるものであり、例えば、NGN網を介して電子会議等を行う場合に好適である。
通信システムの構成を示す図である。 通信端末装置の構成例を示す図である。 多地点通信制御装置の構成例を示す図である。 電子会議を行う場合のシーケンス図である。 予約された帯域を超えて通信を行うセッションのリクエストが多地点通信制御装置に供給される場合のシーケンス図である。 空いている通信チャンネルを使用して通信を行うことができない場合のシーケンス図を示している。 各参加者との通信に予め帯域を割り当てておく場合のシーケンス図である。
符号の説明
10・・・通信システム、20,20A,20B,50A,50B・・・通信端末装置、21,31・・・制御部、22,32・・・入力部、23,33・・・出力部、24,34・・・情報入出力部、25,35・・・情報記憶部、26,36・・・情報処理部、27,38・・・ネットワーク通信部、30,60・・・多地点通信制御装置、37・・・映像合成処理部、40・・・NGN網、211,311・・・CPU、212,312・・・ROM、213,313・・・RAM

Claims (5)

  1. 予約された帯域で通信が可能なネットワークを介して複数の通信端末装置と接続されて、前記複数の通信端末装置と通信を行うネットワーク通信部と、
    通信端末装置から接続要求がなされたときに帯域を割り当てることができない場合、通信中である通信端末装置との帯域を変更して、前記接続要求を行った通信端末装置と通信を行うための帯域を確保する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記予約された帯域である広帯域の回線よりも狭帯域である回線を使用した前記通信端末装置からの接続要求に対して応答を送信し、該応答に対する通信の終了メッセージを受信すると、前記広帯域の回線で行われている通信の帯域を削減して、前記狭帯域の回線で接続要求を行った通信端末装置に対して前記帯域の削減により確保した帯域を用いて接続要求を送信する通信制御装置。
  2. 前記制御部は、前記通信端末装置から前記広帯域の回線を介した接続要求に対して帯域を割り当てることができない場合に、前記広帯域の回線で行われている通信の帯域を削減することにより確保した帯域を用いて、前記接続要求に対して要求の受け入れができないことを示す応答に前記確保した帯域を示す情報を含めて送信する請求項1記載の通信制御装置。
  3. 予約された帯域で通信が可能なネットワークを介して通信制御装置と接続されて、前記通信制御装置と通信を行うネットワーク通信部と、
    前記ネットワークを用いた前記通信制御装置への接続要求に対して要求の受け入れができないことを示す応答がなされたとき、前記予約された帯域である広帯域の回線よりも狭帯域である回線を使用して、前記通信制御装置への接続要求を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、前記狭帯域の回線を使用した接続要求に対する前記通信制御装置からの応答に対して前記狭帯域の回線を使用した通信の終了メッセージを送信して、該終了メッセージに対する前記通信制御装置からの接続要求に基づき、前記通信制御装置で確保された帯域である広帯域の回線を用いて前記通信制御装置と通信を行う通信端末装置。
  4. 通信制御装置と、
    予約された帯域で通信が可能なネットワークを介して前記通信制御装置と接続される複数の通信端末装置を有し、
    前記通信制御装置は、
    前記ネットワークを介して前記複数の通信端末装置と通信を行うネットワーク通信部と、
    通信端末装置から接続要求がなされたときに帯域を割り当てることができない場合、通信中である通信端末装置との帯域を変更して、前記接続要求を行った通信端末装置と通信を行うための帯域を確保する制御部を備え、
    前記通信端末装置は、
    前記ネットワークを介して前記通信制御装置と通信を行うネットワーク通信部と、
    前記ネットワークを用いた前記通信制御装置への接続要求に対して要求の受け入れができないことを示す応答がなされたとき、前記予約された帯域である広帯域の回線よりも狭帯域である回線を使用して、前記通信制御装置への接続要求を行う制御部とを備え、
    前記通信制御装置の制御部は、前記予約された帯域である広帯域の回線よりも狭帯域である回線を使用した前記通信端末装置からの接続要求に対して応答を送信し、該応答に対する通信の終了メッセージを受信すると、前記広帯域の回線で行われている通信の帯域を削減して、前記狭帯域の回線で接続要求を行った通信端末装置に対して前記帯域の削減により確保した帯域を用いて接続要求を送信し、
    前記通信端末装置の制御部は、前記狭帯域の回線を使用した接続要求に対する前記通信制御装置からの応答に対して前記狭帯域の回線を使用した通信の終了メッセージを送信して、該終了メッセージに対する前記通信制御装置からの接続要求に基づき、前記通信制御装置で確保された帯域である広帯域の回線を用いて前記通信制御装置と通信を行う通信システム。
  5. 予約された帯域で通信が可能なネットワークを介して接続された通信端末装置と通信を行うステップと、
    他の通信端末装置から接続要求がなされたときに帯域を割り当てることができない場合、通信中である通信端末装置との帯域を変更して、前記接続要求を行った通信端末装置と通信を行うための帯域を確保するステップと、
    前記予約された帯域である広帯域の回線よりも狭帯域である回線を使用した前記通信端末装置からの接続要求に対して応答を送信し、該応答に対する通信の終了メッセージを受信すると、前記広帯域の回線で行われている通信の帯域を削減して、前記狭帯域の回線で接続要求を行った通信端末装置に対して前記帯域の削減により確保した帯域を用いて接続要求を送信するステップとを有する通信制御方法。
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