JP4612638B2 - 光源装置とこれを用いた映像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光管から出射された出射光を反射するためのリフレクタを有する光源装置とこれを用いた映像表示装置に関する。
図12は、投影型映像表示装置の構成の一例を示す図である。発光管20としては、フィラメント型の電極構造を持つハロゲンランプや、アーク放電を発生させる電極構造を持つメタルハライドランプやキセノンショートアークランプ、高圧型の水銀ランプが使用されている。前記発光管20からの出射光は、主にガラス基材から成る楕円面や双曲面で構成される反射鏡21(以下リフレクタ)を用いて、所望の方向、領域に照射するように構成されている。前記発光管20と、リフレクタ21を含めて、光源装置19とする。尚、便宜上、光源装置19を光路の上流とし、スクリーン28を光路の下流とし、以下説明する。
このような光源装置を用いた投影型映像表示装置は、例えば、図12に示すようなDigital Light Projector(以下DLP)と呼ばれる物があり、Digital Mirror Device(以下DMD)と呼ばれるミクロンオーダーの可動ミラーアレイ26を制御する事で映像を構成する素子が用いられている。
このDLP方式においては、光源装置19の出射光の焦点近傍に、カラーホイール(以下CW)22が配置されている。CW22の下流側もしくは上流側に、ロッドインテグレータ(以下ロッド)23が配置されている。ロッド23は主にガラス基材からなり、ロッド23に所望の広がり角で入射した光線群は、ロッド23硝材と空気との屈折率差から、ロッド23硝材内側の界面で全反射を繰り返し、ロッド23硝材内部を効率良く伝播する。
そして、ロッド23出射部での光線は所望の広がり角が維持されたままの光源の多重反射像となり、光源像はミキシングされるため、ロッド23出射面の照度は均一化される。ロッド23の光路の下流には、コンデンサレンズ24、ミラー25等を経て、DMD26が配置されている。
ここで、CW22は、少なくとも赤色(以下R)、緑色(以下G)および青色(以下B)の光線を透過するダイクロイックミラー(以下DM)が形成された3つ以上のセグメントに分割されており、回転制御されている。CW22は、DMD26の同期信号により位相回転制御されており、DMD26にR画像データが入力されている時間帯に発光管20の出射光線はCW22のRセグメントを通過する。
そして、発光管20の出射光線は、CW22を通過する際に、時間順次的にR、G、Bの光線となり、それと同期して、DMD26も時間順次的にR、G、B画面を構成し、前記R、G、B光線がDMD26に入出射することで、時間順次的にR、G、B映像(光線)が形成される。
DMD26の光路の下流には投影レンズ27が配置されており、スクリーン28上には、投影レンズ27により、時間順次的にR、G、Bの映像が投射される。この際、スクリーン28上に投射されたR、G、B映像は、各々が180Hz以上の人間の色分解能以上の速さで切り替えられているため、錯覚的にカラー映像として視認される。
次に図7および図8を参照して、光源装置の背景技術について説明する。図7は、従来の光源装置の構造を示す図であり、(a)は側面図、(b)は平断面図である。図8は、従来の光源装置における光線の振る舞いを説明する平断面図である。
従来、輝度の高い光源を必要とする投影型表示装置等に用いられている光源装置においては、先にも述べたが、メタルハライドランプや、キセノンショートアークランプ、そして図7に示す高圧型の水銀ランプといった、アーク放電を発生させることにより照明を行う発光管4が使用されている。
ここで、図7において、発光管4は、発光部5を中心とし、その両側にカソード電極封し部6とアノード電極封し部7がある構成となっている。そして、リフレクタ15の反射面16は楕円面となっており、その楕円の第1焦点近傍に発光管4の発光部5の内部の輝点を位置させることで、前記輝点からの光線は、図8に示したように反射面16で反射され、前記楕円の第2焦点である所望の点Spに集光する。ここで、反射面16の形状としては、楕円の外、球面、双曲面等があり、以降の光学系の設計と併せて選定される。
リフレクタ15と発光管4の位置合わせは、リフレクタ15を専用のアングル台に固定させ、発光管4はXY、もしくはXYZステージとチャック機構が一体になったシステムに固定され、リフレクタ15の内部に挿入、配置される。前記リフレクタ15の楕円の第2焦点には、所望の寸法の開口(アパーチャ)ジグが設けられている。
リフレクタ15と発光管4の位置合わせ後、発光管4を点灯させ、XYステージで発光管4の位置を調整し、前記アパーチャを通過する光線が最も多くなるように調整し位置決めを行なう。
次に、発光管4を消灯し、固着材18をリフレクタ15の発光管保持部17(以下ホール部)と発光管4のアノード電極封し部7との隙間に充填する。前記固着材18は大凡100度以上30分の焼成をする事で最大強度で硬化する物が使用されている。
従来のリフレクタ15の材料としては耐熱ガラスが用いられており、リフレクタ15の外側からホール部17に充填する。ここで、従来のリフレクタ15がガラス基材であるため、固着材18の充填量は図7(a)のように外側から目視で観察できるため、経験者でなくとも、目的の固着箇所までの充填を迅速且つ、正確に行なえる。
上記ガラス基材からなるリフレクタと発光管の固着方法の改善する提案として、以下先行技術を記載する。
特許文献1には、ホール部をテーパ形状にした照明装置が記載されている。図9および10は、このような従来技術の照明装置の構造を示す図である。図9の場合、ホール17の発光管の発光部側(図の右側)からの固着材18の充填が好ましく、固着量が多くても、リフレクタ15の外側にはみ出すだけで、光学性能を落とすことはない。図11の場合、固着材18の充填は、発光管4の電極封し部7の外端部(図では左側)からの充填が好ましく、ホール部17が反射面16側に向うに従い、小径となっているため発光管4の発光部5まで固着材が流れ込みにくい物である。
特許文献2には、発光管の固着側の封し部に穴開きの仕切り板を設け、固着材のはみ出しを防止する固着量管理に関する物が記載されている。
昨今では、モバイル用途の小型プロジェクタの需要が増え、光源装置の小型化が望まれている。この場合、図9に示すように、リフレクタ15の反射面16と発光管4の発光部5の距離が短くなり、従来のガラス基材のリフレクタ15では熱伝導率が悪いため、発光部5に最も近い箇所の反射面16に熱集中が起きるため、反射膜を破壊してしまう課題がある。
このため、アルミニウム(合金)基材を主体とした金属リフレクタを用いる提案がある。アルミニウム基材の熱伝導率はガラス基材に比べ2桁効率が良いため、リフレクタに用いた際、前記リフレクタ全体に熱が伝導するため、リフレクタの一部で熱集中を無くす事が可能であり、反射膜を破壊する事が無く寿命改善に繋がる。
また、安全面では、従来のガラス基材のリフレクタ15では、万が一、発光管4が爆発した際に、ガラス基材リフレクタ自体も破壊される可能性があり、ガラス欠片や、発光管に封しされていた水銀等人体に危険を及ぼす成分が周辺に飛び散るという危険性があった。金属リフレクタでは、発光管が爆発しても発光管のガラス欠片や水銀が周辺に飛び散る事は無く、更に密閉構造とする事も容易である。
ここで、金属リフレクタを用いた光源装置の提案として、以下先行技術を記載する。
特許文献3、特許文献4では、共に発光管の温度を金属リフレクタに伝導させることで前記発光管の最適点灯温度制御、寿命改善を行うことが提案されている。
また、特許文献5では、超小型高輝度光源装置で、且つ、金属リフレクタにて発光管の温度制御も効率良く行なえ、密閉構造が可能なものが提案されている。
実登3004793号公報 特開2005−266643号公報 特開2005−149968号公報 特開2006−179450号公報 特開2005−234471号公報
しかしながら、リフレクタが小型になると、図10に示したように発光管4側からはホール部17(図中では点線で標記)が見えないため、発光管側からの固着材の充填が困難であるという課題がある。
また、図9のリフレクタ15を金属基材にすると前記リフレクタ15は不透明となるため、リフレクタ15の外側からホール部内の固着材18の充填量が目視で確認できないため、発光管4の発光部5にまで固着材が流れ込む事例が多くなり、光学性能を著しく低下させたり、寿命を著しく低下させるという課題がある。
尚、上記の光学性能を低下させる要因としては、固着材18の透過率が悪いため、前記発光管4の発光部に付着すると光線量が減る。また、この際、発光管4の発光部5の温度の局部的低下を引き起こし、発光部内部のハロゲンサイクルが不安定になるため、発光効率が低下する事から、主に黒化が起こり、これが、光を吸収する事で熱集中が発生し発光管の寿命が落ちる事が挙げられる。
また、金属基材のリフレクタ15では、発光管4の点灯中、熱膨張により、リフレクタ15のホール部17の内径寸法が広がる方向に変化する。固着材18および、発光管4(石英)の熱膨張は、金属より小さいため、ホール部17内径と固着材18間の固着部分が剥がれてしまい、発光管4の数回の点灯、消灯を繰り返しているうちに、前記発光管4とリフレクタ基材15にズレ、回転が生じ、発光部5の輝点部分が、リフレクタ15の反射面2の第1焦点から外れ劇的に明るさが低下するといった課題がある。
そこで本発明は、簡易かつコンパクトな構成にしながらも、光の取込み効率の低下を招くことが無く、不透明基材リフレクタと発光管の確実な固着、固着量制御を可能にする光源装置とこれを用いた映像表示装置の提供を目的としている。
上記目的を達成するための本発明の構成は、次のとおりである。
発光部および電極封し部を有する発光管と、前記発光管からの出射光を反射すると共に、前記発光管を保持する発光管保持部を有するリフレクタとを備え、前記リフレクタは不透明基材から成り、前記リフレクタは、前記リフレクタの発光管保持部に固着材を充填して前記発光管の電極封し部と固定される、光源装置において、前記リフレクタの発光管保持部の発光部側にスリット又は貫通穴を設けたことを特徴とする。
前記スリット又は貫通孔は、複数あってもよい。
本発明の映像表示装置は、このような光源装置を用いる映像表示装置である。
本発明によれば、簡易かつコンパクトな構成にしながらも、光の取込み効率の低下を招くことが無く、不透明基材リフレクタと発光管の確実な固着、固着量制御を可能にする光源装置とこれを用いた映像表示装置が実現される。
以下に、本発明の実施の形態について、図1〜図8を参照して説明する。まず、図1、図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る光源装置を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光源装置の基本構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)は断面図である。リフレクタ1の基材は、アルミ合金を主成分とし、金型鋳造(ダイカスト)にて作製する。リフレクタ1の基本構成は、発光管4の出射光線を所望の領域に集光する楕円状の反射面2と、前記発光管4を保持するホール部3にて構成される。前記反射面2は、その面精度を面粗さで規定し、必要により切削や研磨等を行なった後、耐熱性のベースコート材を塗布し、可視光線を反射する誘電体多層膜を蒸着する。
ベースコート材に関しては、反射面2の面粗さにより、必要により塗布量を調整する。また、反射膜に関しては、上記の他、アルミニウムや銀の全反射膜、増反射膜でも構わない。ここで、アルミニウム基材のリフレクタには防錆処理をしても構わなく、例えば、クロム酸アルマイトを施す事で、発光管から出射する赤外線を熱に変換し、放熱する効果が得られる。
発光管4は、従来の技術にて前述した図7の発光管4と同じ構成である。その構成について詳細に説明する。
発光管4は、直径10(mm)ほどの直流点灯型の高圧型水銀型の発光管である発光部5(封体)と、一対の主電極、アノード電極、カソード電極からなり、各電極を封しするカソード電極側の電極封し部6と、アノード電極側の電極封し部7とで構成される。一般的に、アノード電極側の電極封し部7側をリフレクタ1のホール部3に固着する。これは、カソード電極からアノード電極に電子流が発生しているため、アノード電極は高温となり、寿命の観点から、より冷却を必要とするためである。発光管4の投入電力は、例えば約150(W)から約200(W)である。
金属基材リフレクタ1のホール部3の、発光管4の発光部5側(近傍)に、合計6個のスリット8aを設ける。第一の実施の形態においては、前記スリット8aはダイキャスト時に一体形成する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る光源装置の基本構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)は断面図である。図1に示す第1の実施形態とほぼ同様であるが、スリット8aの代わりに、金属基材リフレクタ1のホール部3の、発光管4の発光部5側(近傍)に合計6個の貫通角穴8bを設ける。第2の実施の形態においては、貫通角穴8bは2次加工にて形成するが、ダイキャスト時に一体形成も可能である。
ここで、発光管4とリフレクタ1の位置合わせに関しては、従来の技術にて前述したように、XYZステージ一体型のチャックジグに発光管4を固定させ、前記XYZステージにチャックされた発光管4をリフレクタ1のホール部3に挿入し、発光管4を点灯させ、位置合わせ(光軸合わせ)を行なう。
リフレクタ1と発光管4の位置合わせが完了した後、発光管4を消灯させ、図2や図4に示したように固着材9をリフレクタ1のホール部3に充填する。図2および図4は、それぞれ図1および図3に示す光源装置において固着剤を充填した様子を示す図であり、(a)は側面図、(b)は断面図である。固着材9は、アノード側電極封し部の端(図2、4中の左側)方向から充填を行なう。
固着材9は、注射器を用い、前記注射器の注入部には、開口Φ1〜2mmのゴム材が取り付けてある。充填量を増していくと、リフレクタ1のホール部3に設けられた角穴8bから、充填状況が目視にて確認できる。更に充填量を増やしていくと、図5のように角穴8bの奥側は固着材9で満たされる。この固着材9が満たされた時点を固着量の規定値として設計する。
リフレクタ1のホール部3に設ける角穴8bの数を増やしていき、アッセンブリ性(正確さ、時間)を評価したところ、4個以上とする事で、経験者でなくとも、固着量を短時間で規定値まで充填する事が可能になる結果が得られた。
ここで、密閉性を重視する場合には、前記リフレクタ1のホール部3のスリット8a又は角穴8bの外側から固着材9を補助充填することや、別途スリット8a又は角穴8bを塞ぐ部品を設けても構わない。
また、密閉性に拘らず、強制空冷を効率良く行なう際には、スリット8a又は角穴8bを固着材9で塞がず、図2や図4のように半分程度の充填で完了し、スリット8a又は角穴8bに風が流れるような設計としても構わない。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る光源装置の基本構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)は断面図である。図6に示すのは、光軸LAに対して発光管4が略垂直に配置されたタイプの光源装置の実施の形態である。
先ず、発光管4を光軸LAに対して横に配置した際の光学的な説明を行なう。発光管4の発光部5から出射した光線の振る舞いは、大別して、2通り存在する。先ず1つ目は、リフレクタ1sの楕円反射面2s1で反射し、所望の領域Spに集光する光線群。2つ目は、楕円反射面2s1には照射せず、集光レンズ10に入射し、所望の領域Spに集光する光線群である。また、発光管4の後方(光軸LAの反対方向)に進行する光線群は、球状反射面2s2で反射し、発光管4の発光部5に再入射した後、楕円反射面2s1で反射し、所望の領域Spに集光する光線群と、前記楕円反射面2s1には照射せず、集光レンズ10に入射し、所望の領域Spに集光する光線群に分かれる。
発光管4を光軸LAに対して垂直配置することで、発光管から光軸方向LA方向に発光管4の電極封し部等の障害物が存在しないため、短焦点化可能なため、小型化が期待できる光源装置である。第3の本実施の形態のリフレクタに関してもアルミニウム合金基材を使用する。
次に、図6の光源装置のアッセンブリに関する説明を行なう。先ず、リフレクタ1sを組み立て台に固定し、発光管4をチャック機構が一体となったXYZステージで保持する。発光管4をチャックした状態で、前記発光管4をリフレクタ1sのホール部3S1、もしくはホール部3S2から挿入し、略発光管4の発光部5中心が光軸上に位置した時点で、発光管4の挿入を停止する。前記組み立て台には所望の領域Spの開口が形成された即ち、アパーチャジグが予め備え付けてあり、発光管4を点灯させ、位置合わせを行い、前記アパーチャジグを通過する光束が最大なった時点で、発光管4の位置合わせを終了し発光管4を消灯する。
リフレクタ1sと発光管4の固定に関しては、従来の光源装置と同様に、発光管4のアノード電極側の電極封し部とリフレクタのホール部3s1に固着材を充填する。ここで、図8の光源装置を密閉構造とする場合には、上記発光管4のアノード電極側の電極封し部とリフレクタのホール部3s1に固着材を充填することと併せ、カソード電極の電極封し部とリフレクタのホール部3s2にも固着材を充填しても構わないし、別途、キャップ材で密閉しても構わない。
リフレクタ1sのホール部3s1、3s2に固着材を充填する際、充填量目視確認用の貫通穴8sを設けない場合、経験者であっても、良品率は80%を下回る結果となり、充填時間も従来の1.5倍以上となった。充填失敗の主な原因は、球状反射面2s2に固着材が流れ込んでしまう事、次いで、充填量不足のための発光管外れであった。楕円面2s1側に関しては、光軸LA方向からリフレクタ1sの内部を観察可能であり、充填状況が目視で観察可能であるが、球状反射面2s2側は光軸LA方向からリフレクタ1s内部を観察しても、発光管4があるため、目視観察が不可能であるため良品率が低下している。
そこで、充填量目視観察用の穴8sを両発光管保持部3s1、3s2に各6箇所形成し、充填を行ったところ、良品率は95%以上、充填時間に関しても、従来同等となった。
第3の実施の形態においても、ダイキャスト金型で形成しても、追加工にて形成しても構わない。
また、発光管4の発光部5(封体)の径がリフレクタ1sの各ホール部3s1,3s2の径よりも大きい場合には、リフレクタ1sを上下分割構造にしても、楕円反射面側と球状反射面側で分割構造としても構わない。分割されたリフレクタ1sの接続はリフレクタがアルミニウム基材であるため、ネジ等で容易に行なえる。
本発明は、光源装置とこれを用いた映像表示装置に利用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る光源装置の基本構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)は断面図である。 図1に示す光源装置において固着剤を充填した様子を示す図であり、(a)は側面図、(b)は断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る光源装置の基本構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)は断面図である。 図3に示す光源装置において固着剤を充填した様子を示す図であり、(a)は側面図、(b)は断面図である。 図3に示す光源装置において固着剤の充填が完了した様子を示す図であり、(a)は側面図、(b)は断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る光源装置の基本構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)は断面図である。 従来の光源装置の構造を示す図であり、(a)は側面図、(b)は平断面図である。 従来の光源装置における光線の振る舞いを説明する平断面図である。 従来技術の照明装置の構造を示す図である。 従来技術の照明装置の構造を示す図である。 従来技術の照明装置の構造を示す図である。 投影型映像表示装置の構成の一例を示す図である。
符号の説明
1、1s、15、21 リフレクタ
2、16 反射面
2s1 楕円反射面
2s2 球状反射面
3、3s1、3s2、17 ホール部
4、20 発光管
5 発光部
6 カソード電極側の電極封し部
7 アノード電極側の電極封し部
8a スリット
8b 貫通角穴
8s 貫通穴
9、18 固着剤
10 集光レンズ
19 光源装置
22 CW
23 ロッド
24 コンデンサレンズ
25 ミラー
26 DMD
27 投影レンズ
28 スクリーン

Claims (5)

  1. 発光部および電極封し部を有する発光管と、
    前記発光管からの出射光を反射すると共に、前記発光管を保持する発光管保持部を有するリフレクタとを備え、
    前記リフレクタは不透明基材から成り、
    前記リフレクタは前記リフレクタの発光管保持部に固着剤を充填して前記発光管の電極封し部と固定され、
    前記リフレクタの発光管保持部の発光部側にスリットを設け
    前記スリットの少なくとも一部は前記固着剤で塞がれることを特徴とする光源装置。
  2. 前記リフレクタの発光管保持部の発光部側に設けたスリットは複数あることを特徴とする請求項1記載の光源装置。
  3. 発光部および電極封し部を有する発光管と、
    前記発光管からの出射光を反射すると共に、前記発光管を保持する発光管保持部を有するリフレクタとを備え、
    前記リフレクタは不透明基材から成り、
    前記リフレクタは前記リフレクタの発光管保持部に固着材を充填して前記発光管の電極封し部と固定され、
    前記リフレクタの発光管保持部の発光部側に貫通穴を設け
    前記貫通穴の少なくとも一部は前記固着剤で塞がれることを特徴とする光源装置。
  4. 前記リフレクタの発光管保持部の発光部側に設けた貫通穴は複数あることを特徴とする請求項3記載の光源装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の光源装置を用いた映像表示装置。
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