JP4612228B2 - 光通信装置及び波長分割多重伝送システム - Google Patents

光通信装置及び波長分割多重伝送システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
IP(Internet Protocol)トラフィックの爆発的な増大により、大容量かつ低コストな伝送システムに対する要求が急増している。そのような要求に対して、光波長分割多重(WDM: Wavelength Division Multiplexing)伝送システムの更なる大容量化および低コスト化は一つの解となる。WDM伝送システムでは、大容量化の手段として(1)1波長当たりの伝送速度を高速化、(2)信号波長配置間隔を狭めた高密度波長分割多重、(3)複数の信号波長帯(例えば1.55μm帯(C band)と1.58μm帯(L band))を用いたWDM伝送、(4)新たな信号波長帯域(例えば C-bandよりも短波長側のS-bandやL-bandよりも長波長側のL+-band)の開拓による広帯域化の実現などが考えられている。(1)は1波長当たりの信号ビットレートを高くすることにより大容量化を目指すアプローチであり、(2)〜(4)は信号波長数(波長多重数)を増やすことによって大容量化を目指すアプローチである。また、低コスト化としては電気-光-電気変換を含む3R中継器数の削減、すなわち、希土類添加ファイバを備えた光増幅器のみを用いて光増幅中継することが考えられている。
【0002】
しかし、上記のWDM伝送システムを実現しようとした場合、光ファイバ増幅器より発生する雑音、光ファイバの波長分散、偏波モード分散、非線形効果に起因する波形歪の累積などの制限要因により伝送距離や伝送容量が制限されてしまうという課題がある。
【0003】
本発明は、WDM伝送システムにおいて長距離大容量光伝送を可能とする光ファイバ伝送路の波長分散補償方法に関するものである。
【0004】
【従来の技術】
ある波長の光を出力する光源の駆動電流を制御して生成した光パルス、又はある波長の光源より出力された連続光をLN(LiNbO:リチウム・ナイヤベート)変調器などの外部変調器によって強度変調することによって生成した光パルスは、周波数領域では広いスペクトラムを持つ。このような光パルスが、光の伝搬速度が波長に依存するという波長分散特性を有する光ファイバ中を伝搬すると、光パルスの波形歪みを生じることになる。このような波長分散の影響を軽減するために、光信号波長の分散値がほぼゼロとなるように光ファイバの波長分散値を制御することが有効であることは既に知られている。
【0005】
現在、光伝送に用いられている波長は、光信号を光のまま増幅可能な希土類添加ファイバを用いた光ファイバ増幅器の動作波長帯であるλ=1.55μm付近の光が用いられている。しかし、現在一般的に多く用いられているシングルモード光ファイバ(SMF: Single Mode Fiber)では、ゼロ分散波長がλ=1.3μm付近に存在する。そこで、”伝送路として用いるSMF”と”SMFの波長分散及び分散スロープ特性と逆符号の特性を有する分散補償ファイバ(DCF: Dispersion Compensation Fiber)”を組み合わせることによって、SMF+DCFの長手方向の平均分散値が信号波長帯域のおいてゼロとなるように制御する分散補償技術が用いられている。この技術を用いたWDM伝送システム構成を図1に示す。
【0006】
図1は従来のWDM伝送システムの一例を示している。図示するWDM伝送システムは、光送信装置100、光受信装置200、光中継装置300及びこれらを結ぶ伝送路ファイバを含む光伝送路400で構成されている。
【0007】
光送信装置100の内部又は外部に設けれた光送信機(OS)11より出力された各波長の光は、光信号の入力パワーを調整する光可変減衰器(Variable ATT)12を経由して、各波長の光を合波する合波器(MUX)13へ入力される。ここで各波長の光は、ある信号波長帯域毎(例えば、C-band, L-band, …)に合波される。そして、各信号波長帯域のWDM光信号は、希土類であるエルビウムを添加した光ファイバを用いたエルビウム添加ファイバ増幅器(EDFA: Erbium Doped Fiber Amplifier)ユニット17によって増幅される。なお、図1及びその他の図において、便宜上、参照番号は1つの信号波長帯域に関する構成部品に主として付与する。
【0008】
図2に従来の光増幅器の構成の一例を示す。従来の光増幅器ユニット17は2段構成のEDFA14、15の段間に伝送路ファイバ400とは逆符号の分散及び分散スロープ特性を持つ分散補償ファイバ(DCF)16を接続した構成である。また、図2はEDFA14の一構成例を示している。EDFA15も図2の構成である。EDFA14は、2つのEDFと励起光を出力する2つのポンプ光源、WDMカプラ、アイソレータ、及びアッテネータなどを含んで構成されている。このような構成では、DCF16で発生する非線形効果による波形歪みの影響を抑えるためにDCF16への最大入力パワーが制限されるので、前段EDFA14の出力パワーをある一定値以上に高く設定できない。よって、DCF16の損失が大きくなった場合、EDFA14、15でのOSNR劣化が顕著となり、システム全体の光伝送特性を低下させる一つの要因となる。
【0009】
各信号波長帯域のEDFA15より出力された光は、各信号波長帯域の光を合波する光カプラ(BAND MUX)18によって合波された後に、伝送路ファイバ400へと入射される。光中継装置300に収容された伝送路ファイバ400の出力端には光カプラ31が接続されており、そのカプラ31より誘導ラマン散乱(SRS: Stimulus Raman Scattering)を利用し、伝送路ファイバ400を増幅媒体とする集中ラマン増幅(DRA)用の励起光が励起光源(pump LD)32より入射される。従って、伝送路ファイバ400を伝搬する光はDRAによって増幅されて、伝送路ファイバ400中に配置された光中継装置300内部へと入力される。
【0010】
光中継装置300へ入力された光は、各波長帯域へWDM光信号を分波する分波器(BAND DEMUX)33を経由して、信号波長帯域毎に準備された2段構成の光増幅器37へ入力される。この増幅器37は2つのEDFA34、35で構成される2段間に伝送路ファイバ400とは逆符号の波長分散特性を持つDCF36を備えたものである。各信号波長帯域のEDFA35の出力光は合波器38によって合波された後に、再び伝送路ファイバ400へ入射される。
【0011】
そして、伝送路ファイバ400中をDRAによる増幅を伴って伝搬した光は、光受信装置200へと入力され、光カプラ21を通り分波器23で各波長帯域に分波される。そして、段間にDCF26を備えるEDFA24、25の2段構成の増幅器ユニット27を経由して、各波長に光を分波する分波器(DEMUX)28へ入力される。分波器28によって各波長に分波された光は、それぞれの波長の光受信機29へと入力されて、そこで受信される。なお、カプラ21より誘導ラマン散乱を利用し伝送路ファイバ400を増幅媒体とする集中ラマン増幅用の励起光が、励起光源(pump LD)22より入射される。従って、伝送路ファイバ400を伝搬する光はDRAによって増幅されて、伝送路ファイバ400中の端部に配置された光受信装置200内部へと入力される。
【0012】
図3に、分散補償方法についての概念図を示す。図中の四角中に示す構成での累積分散について考える。図中のグラフはSMF、DCF(C-band又はL-band用)及びSMF+DCFの累積分散特性を示す。図示するように、一般に多く用いられている光ファイバの波長分散特性は、波長に対して緩やかなカーブを描いたような特性を持つ。すなわち、信号波長帯(C-band, L-band, …)毎に波長に対する分散特性の傾き(分散スロープ)が異なる。また、全波長帯域にわたり、伝送路ファイバに対して逆符号の波長分散及び分散スロープを有するDCFを作成することは非常に困難である。従って、現在では、図中に示すように、伝送路の波長分散を信号波長帯域毎、又は波長毎に分散補償する手法が一般的となっている。
【0013】
以上に記載したようにして、SMFの波長分散特性(図中SMF)とは逆符号の波長分散特性を持つ各信号波長帯用のDCF(図中 DCF for C-band 又は DCF for L-band)により、SMF+DCFのトータルの累積分散をゼロ(図中 total)とすることができる。しかし、実際には伝送路ファイバと逆符号の波長分散特性を持つDCFを製造することは非常で困難であるために、若干の残留分散が残る可能性がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
伝送路の分散補償を行い、波長分散による信号波形劣化を抑圧する従来の光波長分割多重伝送システムにおいて、1波長当たりのビットレートを上昇させて大容量化を実現する手法、又は、信号波長間隔を狭くして超高密度波長分割多重をする手法や信号波長帯域を新たに開拓する手法によって波長数を増大させて大容量化を行う場合に、以下に示すような問題が生じる。
【0015】
伝送速度が高速になればなるほど、光信号のスペクトルは広がる。従って、従来のシステムよりも更に分散及び分散スロープの影響を強く受け、光パルスの波形歪みが大きくなるという問題が生じる。このため、従来よりも更に精度の高い分散補償技術が必要となる。
【0016】
また、信号波長帯域を拡大した場合は、前述したとおり、光ファイバの分散特性や分散スロープ特性が信号波長帯域毎に異なるため、それぞれの伝送路に適したDCFを開発する、又は複数のDCFを組み合わせて伝送路に適した分散特性を提供する必要があるなどの理由により、分散補償が更に複雑になるという問題が生じる。しかも、新しい信号波長帯域を開拓して波長数を増やした場合、その波長帯での累積分散が大きくなる可能性があり、要求されるDCF量も増える可能性がある。この場合、図1に示すような従来の構成では、2段構成のEDFA13、14の段間に配置されたDCF15は、DCF損失が増加することにより光信号対雑音比(OSNR: Optical Signal-to-Noise Ratio)劣化を引き起こす原因となる。しかし、信号速度の高速化により光受信機に対する要求も厳しくなるので、従来よりも更に高いOSNR特性を実現する伝送システムを必要とする場合に、DCF損失の増加は問題となる。また、DCF16の損失が増えない場合であったとしても、DCF16での非線形効果の発生を抑圧するために、前段EDFA14の出力パワーが制限されるので、OSNR特性の改善が期待できない。
【0017】
従って、本発明は上記従来技術の問題点を解決し、信号伝送速度が高速になった場合や信号伝送帯域幅が拡大した場合であっても適切に分散補償でき、かつ高いOSNR特性が得られる光波長分割多重伝送システム及び方法、並びにこのシステムを構築するに適当な光通信装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の信号伝送帯域の信号を波長分割多重処理する光通信装置において、伝送路から受信した波長分割多重光信号を各信号波長帯域の光信号に分波する第1の分波器と、該第1の分波器が出力する光信号を直接又は第1の光学手段を介して、各信号波長帯域の光信号より各波長の信号に分波する第2の分波器と、を具備し、前記光通信装置が接続される伝送路の出力端に接続され、複数の信号伝送帯域のうちの所定の信号伝送帯域に関して、該伝送路の波長分散および分散スロープ特性とは逆符号の特性を持ちかつラマン増幅を行なう第2の光学手段を設け、前記第1の光学手段は、各信号伝送帯域に関して前記第2の光学手段で補償されなかった残留波長分散および分布スロープを補償する特性を持ちかつラマン増幅を行なうことを特徴とする光通信装置である。分散補償を行ないつつ、集中ラマン増幅を行なうため、信号伝送速度が高速になった場合や信号伝送帯域幅が拡大した場合であっても適切に分散補償でき、かつ高いOSNR特性が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明は、従来の方式では2段構成のEDFAの段間に配置されていたDCFの配置位置を変更し、信号伝送速度が高速になった場合や信号伝送帯域幅が拡大した場合であっても対応可能な性能を持つ分散補償方法を提供し、かつ、OSNR特性を改善した光波長分割多重伝送システム及び方法、並びにこのシステムに用いられる光通信装置を提供するものである。
【0020】
このために、本発明の一実施の形態は、伝送路ファイバの一端にDCFを接続し、かつ、該DCFによって補償されなかった残留分散を各信号波長帯に信号を分波する分波器の出力部分に具備した信号波長帯毎に分散補償するためのDCF、又は各波長へ信号を分波する分波器の出力に具備した信号波長毎に分散補償するための分散補償用デバイス(DCF又は可変分散補償器)によって精度の高い分散補償を行う技術を含む。
【0021】
また、本実施の形態は、伝送路に接続するDCF、又は各信号波長帯域へ分波する分波器の出力へ接続するDCFを増幅媒体とする集中ラマン増幅機能を備えることで、DCFの損失を補償し、各光ファイバ増幅器へ高光パワーの信号を入力することによりOSNR劣化の少ない光信号の中継が可能となる光波長分割多重伝送を含む。
【0022】
図4に本発明の第1の実施の形態を示す。本発明の第1の実施の形態は、伝送路ファイバ及び分散補償用のDCFを増幅媒体としたDRAを用いることを想定した光波長分割多重伝送システム及び方法並びにこのシステムに用いられる光送信装置、光受信装置及び光中継装置などの光通信装置を含む。
。なお、図4中、前述した図1〜図3に示す構成要素と同一のものについては同一の参照番号を付してある。
【0023】
図4に示すシステムは、光送信装置100A、光受信装置200A、光中継装置300A及び伝送路ファイバ400を有する。実際のシステムでは、複数の光中継装置300Aが設けられている。光送信装置100Aは従来の光送信装置100とは異なり、EDFA14を具備しておらず、新たに励起光源20と光カプラ19を各信号波長帯域毎に図示するように設けたものである。DCF16と光カプラ19と励起光源20とで第1の光学手段を構成する。第1の光学手段は、伝送路400の分散(累積分散)を補償する特性を持ちかつ集中ラマン増幅を行なう。また、後述するように、EDFA15AはEDFA15とは異なる内部構成を持つ。
【0024】
光受信装置200Aは従来の光受信装置200とは異なり、EDFA24を具備しておらず、新たに励起光源55と光カプラ54を各信号波長帯域毎に図示するように設け、更に光カプラ51、励起光源52及びDCF53を伝送路ファイバ400に図示するように設けたものである。DCF26と光カプラ54と励起光源55で第1の光学手段を構成する。また、DCF53と光カプラ51と励起光源52とで第2の光学手段を構成する。第2の光学手段は、伝送路400の波長分散および分散スロープ特性とは逆符号の特性を持ちかつ集中ラマン増幅を行なう。第1の光学手段は、第2の光学手段で補償されなかった伝送路400の残留分散を補償する。また、EDFA25Aは、EDFA25とは異なる内部構成を有する。
【0025】
光中継装置300Aは従来の光中継装置300とは異なり、EDFA34を具備しておらず、新たに励起光源45と光カプラ44を各信号波長帯域毎に図示するように設け、更に光カプラ41、励起光源42及びDCF43を伝送路ファイバ400に図示するように設けたものである。DCF36と光カプラ44と励起光源45で第1の光学手段を構成する。また、DCF43と光カプラ41と励起光源42とで第2の光学手段を構成する。第2の光学手段は、伝送路400の波長分散および分散スロープ特性とは逆符号の特性を持ちかつ集中ラマン増幅を行なう。第1の光学手段は、第2の光学手段で補償されなかった伝送路400の残留分散を補償する。また、EDFA25AはEDFA25とは異なる内部構成を持つ。
【0026】
光送信機11より出力された各波長の光は、波長毎に光信号の入力パワーを調整する光可変減衰器12を経由して、各波長の光を合波してWDM光信号を出力する合波器(MUX)13へ入力される。ここで各波長の光は、ある信号波長帯域毎(例えば、C-band,L-band, S-band, …) に合波される。そして、合波器13より出力された各信号波長帯域のWDM光信号は、伝送路ファイバ400とは逆符号の分散特性を持つDCF16へ入力されて分散補償される。このDCF16の出力端には光カプラ19が接続されており、DCF16を増幅媒体として信号を増幅する集中ラマン増幅(DRA)用の励起光が励起光源(pump LD)20から光カプラ19を経由してDCF16へと入射される。
【0027】
ここで、励起光源20より出力される励起光波長は、各信号帯域においてラマン利得が得られる波長に設定するものとする。従って、DCF16へ入力されたWDM光信号はDRAによる信号増幅を伴いながら、ファイバ中を伝搬する。DCF16の出力に接続された光カプラ19を経由して出力された各信号波長帯のWDM光信号は、エルビウム添加ファイバを用いたエルビウム添加ファイバ増幅器(EDFA)15Aで増幅される。
【0028】
図5に、本発明による光増幅器15Aの一構成例を示す。図中に示すEDFA15Aは、AGC(Auto Gain Control)により利得が一定となるように制御され、またEDFA15Aの出力には出力パワー調整用の可変光減衰器61を備える。このように、EDFA15Aの構成が従来の構成(図2参照)と比較して簡易となり、かつEDFA15Aの前段に配置したDCF16を増幅媒体としたDRAによりDCF16の損失を補償することでEDFA15Aへの入力パワーを高くすることができる。従って、従来の構成よりも低雑音指数(高いOSNR)特性を有する光増幅器を構成することができる。そして、DCF16は一般的に高い非線形性を有するので、大きなラマン利得を得られるという利点もある。上記信号波長帯域毎の各光増幅器より出力されたWDM光信号は、各信号波長帯域の光を合波する光カプラ(BAND MUX)18によって合波された後に伝送路ファイバへと入射される。
【0029】
伝送路ファイバ400の出力端には光中継装置300Aに設けられた光カプラ31が接続されており、そのカプラより伝送路ファイバ400を増幅媒体とするDRA用の励起光が、励起光源32から伝送路ファイバ400へ入射される。ここで、励起光源32より出力される励起光波長は、信号波長帯域においてラマン利得が得られる波長に設定する。従って、伝送路ファイバ400へ入射されたWDM光信号はDRAにより増幅されながらファイバ400中を伝搬し、伝送路の終端に配置された光中継装置300Aへと入力される。
光中継装置300Aへ入力されたWDM光信号は、まず伝送路ファイバ400と逆符号の分散及び分散スロープ特性を持つDCF43へ入射される。DCF43の出力部分には光カプラ41が接続されており、信号波長帯においてラマン利得が得られるような波長を持つDRA用の励起光が、励起光源42から光カプラ41を経由してDCF43へと入射される。従って、DCF43へ入力されたWDM光信号は、DRAによる信号増幅を伴いながらファイバ中を伝搬する。光カプラ41を経由して出力されたWDM光信号は、各信号波長帯域へ分波する分波器(BAND DEMUX)33へ入力される。分波器33の各信号波長帯に対応するポートより出力された光は、伝送路ファイバ400の累積分散のうち中継装置入力に備えられたDCF43によって分散補償されなかった残留分散を補償する分散及び分散スロープ特性を持つDCF36へと入力される。このDCF36の出力には、励起光源45が出力するDRA用の励起光をDCF36へ入射するための光カプラ44が設けられている。よって、DCF36を伝搬する光はDRAにより利得を得られる。そして、光カプラ44を経由して出力された信号波長帯域毎のWDM光信号はEDFA35Aへ入力され、そこで増幅される。EDFA35Aは図5の構成を持つ。各信号波長帯域のEDFA35Aの出力光は、各信号波長帯域のWDM光信号を合波する合波器(BAND MUX)38を経由して、伝送路ファイバ400へ入射される。
以上のようにして、光中継装置300Aを多段中継(図4は1段構成)されたWDM光信号は、最後に光受信装置200Aへ入力される。光受信装置200Aへ入力されたWDM光信号は、光中継装置300Aと同様に、ファイバ伝送路400とは逆符号の分散及び分散スロープ特性を有し、かつDRA用の増幅媒体となるDCF53、各信号波長帯域に光信号を分波する分波器(BAND DEMUX)23、光受信装置200Aの入力に配置されたDCF53によっても補償されなかった残留分散を補償する分散及び分散スロープ特性を有し、かつDRA用の増幅媒体となるDCF26、各信号波長帯に準備されたEDFA25Aを経由して、信号波長帯域毎のWDM光信号を各波長の光へ分波する分波器(DEMUX)28へ入力される。分波器28によって各波長に分波された光はそれぞれの光受信機29により受信される。励起光源52が出力する励起光は、光カプラ51を介してDCF53に与えられる。励起光源55が出力する励起光は、光カプラ54を介してDCF26に与えられる。
【0030】
ここで、上記した光中継装置300Aを例にして、本発明による分散補償方法について説明する。図6、図7は、C-band、L-band及びS-bandを用いた場合の本発明による第1の実施の形態における累積分散特性の一例を示した図である。伝送路ファイバ400の終端に配置されたDRA用励起光を入射するための光カプラ31の出力に、伝送路ファイバ400のC-bandの分散及び分散スロープ特性とは逆符号の特性を持つ第1の分散補償ファイバ43が接続されている。ここで、伝送路ファイバ400の累積分散を100%完全に補償する理想的な分散補償ファイバが実現できた場合には、第1の分散補償ファイバ43の出力でのC-band帯の累積分散は完全に補償されることになる(図6に示す累積分散特性対伝送距離特性のC-band帯の距離▲2▼地点の特性を参照)。一方、L-band帯及びS-band帯については、第1の分散補償ファイバ43によって、累積分散が完全に補償されないので若干の残留分散が存在することになる。よって、その残留分散を補償するために、信号帯域毎に分波された後のEDFA35L及び35Sの入力段に残留分散補償用の第2の分散補償ファイバDCF36L及び36Sを配置している。これらの第2の分散補償ファイバDCF36L及び36Sにはそれぞれ、励起光源45L及び45Sが出力する励起光が光カプラ44L及び44Sを介して与えられる。ここで、注意すべき点は、図6に示すように、C-band帯については第1の分散補償ファイバ43による完全に分散補償されるので、第2の分散補償ファイバが必要ないことである。
【0031】
しかし、実際には、理想的な分散特性を有した分散補償ファイバの開発の困難性やファイバの製造誤差により、伝送路ファイバ400の累積分散を第1の分散補償ファイバ43のみで完全に補償することは難しい。その場合を図7示す。図7では、伝送路ファイバ400と接続されたDCF43ではC-band、L-band及びS-band共に完全に分散補償がされずに残留分散が残ってしまう(図中▲2▼点)。従って、各信号波長帯域にWDM光信号を分波する分波器33の出力に、C-band、L-band及びS-bandのすべてにそれぞれ第2のDCF44C、44L及び44Sを設け、伝送路ファイバ400の累積分散を完全に補償することが好ましい。
【0032】
図8に、図6の例において、C-band帯について第2のDCF36Cを配置しない代わりにSMF(Single Mode Fiber)と比較して数倍から十数倍程度の高い非線形係数を有する高非線形ファイバ63Cを用いた例を示す。本発明では、DCFは伝送路の波長分散補償に用いるという目的の他に、DRAの増幅媒体としての役割をも持つ。この点に関し、図6の例においては、図7で用いている第2のDCF36Cを増幅媒体としたDRAの信号利得がないために、EDFA35Cへの入力パワーが低くなり、EDFA35CでのOSNR劣化がシステム全体のパフォーマンスを劣化させる可能性がある。このような場合には、DRAの増幅媒体としてDCFの変わりに高非線形ファイバを用いることにする。高非線形光ファイバは非線形係数が大きいため、ファイバ長が短い場合であってもDRAによる信号利得が得られる。
【0033】
よって、図6に示す構成のように分散補償のためにDCFを必要としない場合に、高非線形ファイバ63Cを用いてDRAによる信号利得を得ることができる。また、図7に示す構成において、第2のDCF36C、36L及び36Sの長さが短いために所望のDRA利得が得られない場合には、図9に示すように、これらのDCFの一端に高非線形ファイバ63C、63L及び63Sを接続することで所望のDRA利得を得ることが可能となる。
【0034】
また、同様のことが伝送路ファイバ端に接続するDCF43、53にも適用可能である。中継間隔が短い場合(すなわち伝送路ファイバ長さが短い場合)は、伝送路ファイバ400の端に接続するDCF43の長は短くて済む。しかし、その場合はDCF長が短いために所望のDRA利得が得られない場合がある。このような場合、図9に示すように、第2のDCF63C、63L及び63Sに対して適用したのと同様に、DCF43の一端に高非線形ファイバ63を接続することにより所望のDRA利得を得ることができる。言い換えると、伝送路長が変わった場合でも、装置の各ポイントでの入力パワーを一定に制御することが可能となり、さまざま伝送路長に対応可能となる。
【0035】
図10は、図4の第1の実施の形態において伝送路構成を変えた構成を示している。図4において伝送路ファイバ400の出力端に接続されていた分散補償ファイバ43、光カプラ41及び励起光源42を含むユニット(第2の光学手段)500を、伝送路ファイバ400の中間(光通信装置間の途中)に挿入した構成となっている。これにより、光中継装置300Bは図4の光中継装置300Aからユニット500を取り除いた構成となる。また、図10の構成は伝送路ファイバ400の段間に配置した分散補償ファイバ43の出力端、及び伝送路ファイバ400−分散補償ファイバ43−伝送路ファイバ400と接続された後段の伝送路ファイバ400の出力端にDRA用励起光を光ファイバへ入射するための光カプラ31を備える。同様に、光受信装置200Bも光受信装置200Aからユニット500を取り除いた構成である。本構成では、伝送路ファイバ400の中間段にDRAが具備され、EDFA35Aを含む光中継装置間の平均の光レベルが高く維持されるため、OSNR特性が図4に示す実施形態よりも改善されるという利点を有する。しかし、伝送路の中間段に配置した分散補償ファイバ43の出力端にDRA用励起光接続用の光カプラ41が必要となるため、スパン長(中継器間隔)は実質的に半減したことになる。
【0036】
次に、図11を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。
【0037】
システムの大容量化のために、例えば1波長当たりのビットレートを40Gb/s程度まで上昇させた場合、前述したように光ファイバの分散及び分散スロープの影響を強く受ける。従って、精度の高い分散補償技術が必要となる。図4に示す第1の実施の形態においては、信号波長帯毎に伝送路ファイバ400の累積分散を補償する技術であるが、ファイバの製造誤差などによりすべての信号波長帯において累積分散をほぼ100%補償することは困難である。そこで、第1の実施の形態に対して1波長毎に分散補償を行う機能を追加したものが第2の実施の形態となる。
【0038】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態で用いている光送信装置100A及び光受信装置200Aに、分散補償要デバイス65及び66をそれぞれ付加した構成の光送信装置100B及び光受信装置200Cを具備する。光送信装置100Bは、可変光減衰器12の出力と第1の合波器13の入力間に分散補償用デバイス65を配置た構成である。また、光受信装置200Cは、第2の分波器28の出力に分散補償デバイス66を配置した構成である。ここで、分散補償デバイス65及び66としては、分散補償ファイバ又は可変分散補償器(例えばVirtually Imaged Phased Array(VIPA, M. Shirasaki, et. al., “VARIABLE DISPERSION COMPENSATOR USING THE VIRTUALLY IMAGED PHASED ARRAY (VIPA) FOR 40-Gbit/sWDM TRANSMISSION SYSTEMS”, ECOC 2000, Postdeadline Papers Topic 2, 2.3参照) 等を用いる。この光送信装置100B及び光受信装置200Cに配置する分散補償デバイス65及び66によって、伝送路や各信号波長帯毎に配置された分散補償ファイバ16及び26によっても補償されない残留分散が補償されることになり、高精度な分散補償が提供可能となる。そして、1波長当たりのビットレートが40Gb/s程度と高速になっても光ファイバの波長分散の影響を抑圧し、良好な受光特性が得られることになる。
【0039】
図12に、本発明による第3の実施の形態を示す。第3の実施の形態は、前述の第2の実施の形態に対して、受信側の各波長に偏波モード分散補償器(PMDC: Polarization Mode Dispersion Compensator)67を備えた構成の光受信装置200Dを有する。これは、1波長当たりのビットレートが40Gb/s程度まで上昇した場合に、偏波モード分散の影響が無視できなくなることを考慮して設けたものである。PMDC67は、第2の実施の形態において、第2の分波器28の出力と分散補償デバイス66の入力間に配置される。このPMDC67により、受信端においてPMDの影響を補償可能なため、1波長当たりのビットレートが40Gb/s程度であっても良好な受光特性が得られる。
【0040】
次に、上記各実施の形態で用いられるDRA用励起光源32ついて、図13を参照して説明する。なお、以下の説明は,DRA用励起光源22についても同様に当てはまる。
【0041】
図13は、光ファイバの誘導ラマン散乱によるラマン利得を利用したラマン光増幅器(DRA)の構成及び利得特性を示している。図13(a)にDRA用の励起光源32として異なる3波長λ1、λ2及びλ3の光を用いた場合の構成を示している。光ファイバの一端に接続した光カプラよりDRA用励起光源32を接続し、励起光が光ファイバ400へ入射される。この時のDRAの利得特性を簡単に説明したものが図13(b)である。ラマン利得は励起光波長からおおよそ100nmほど長波長側に離れた波長にピークを持つ特性となる。従って、通常は信号波長帯域全域にわたって利得が得られるように波長の異なる複数の励起光(図中では3波長)を準備する。しかし、このとき、図13(b)に示すとおり、励起光の波長間隔が広い場合には利得特性にうねりやリップルが生じる。そこで、図13(a)に示す構成は、DRAの利得波長依存性を補償するためにゲインイコライザ70を具備している。
【0042】
このようなDRAに対し、本発明の実施の形態では、図14(a)に示すように、分散補償ファイバ(DCF)43及びこれをラマン励起するための励起光源42及び光カプラ41を設けている。ここで、2つの励起光源32と42の励起光の波長について説明する。なお、以下の説明は、DRA用励起光源22及び52についても同様に当てはまる。
【0043】
図14(a)に示すように、本発明による波長分割多重伝送システムでは伝送路ファイバ400及び伝送路ファイバ400に接続した分散補償ファイバ43をラマン励起する構成となっている。具体的には、伝送路ファイバ400とこの伝送路ファイバ400の累積分散を補償する特性を持つ分散補償ファイバ43を接続し、そのそれぞれの出力端には光カプラ31及び41を接続してDRA用の励起光源32及び42を接続した構成を示している。ここで、伝送路ファイバ400へ入射する励起光源波長λ1、λ2及びλ3と分散補償ファイバへ入射する励起光源波長λ1’、λ2’及びλ3’は異なる波長を用いている。
【0044】
図14(b)(i)は、励起光波長としてλ1、λ2及びλ3を用いて伝送路ファイバ400をラマン励起した場合のDRA利得特性を示している。また、図14(b)(ii)は、励起光波長として前出の励起光波長とは異なるλ1’、λ2’及びλ3’を用いた場合のDRA利得特性を示している。図に示すように、伝送路ファイバ400へ入射する励起光波長λ1、λ2及びλ3と分散補償ファイバ43へ入射する励起光波長λ1’、λ2’及びλ3’が異なるために、各ファイバでのDRA利得特性も波長軸方向でズレたような特性となる。このような特性を持ったDRAが図14(a)に示す構成のようにカスケード接続された場合、DRAの利得特性は図14(b)(i)と(ii)を合成した図14(b)(iii)に示すようなうねりやリップルの少ない特性となる。
【0045】
以上に示したとおり、本発明による波長分割多重伝送システムでは、伝送路ファイバや分散補償ファイバそれぞれに入射するDRA励起用光源の波長を入射するファイバ毎にズラすことで、波長に対して平坦な利得特性を得ることが可能となる。
【0046】
本発明は、上記第1ないし第3の実施の形態に限定されるものではない。前記実施の形態においては、信号波長帯域としてC-band、L-band及びS-bandを一例とした。しかしながら、本発明はC-bandとL-bandのみの信号波長帯域を用いる実施の形態、S-bandに代えて又はこれに加えてL+-bandなどの新たな信号波長帯域を用いる実施の形態などを含むものである。
【0047】
また、光送信装置100A、100Bは光送信機11を含む構成であったが、本発明はこれを含まない構成を光送信装置と定義した光通信装置をも含む。同様に、光受信装置200A、200B、200C及び200Dは、光受信機29を含む構成であったが、本発明はこれを含まない構成を光受信装置と定義した光通信装置をも含む。
【0048】
最後に、本発明の特徴の一部を以下にまとめて示す。
【0049】
(付記1) 複数の信号伝送帯域の信号を波長分割多重処理する光通信装置において、複数の信号伝送帯域の少なくとも1つの伝送帯域で、前記光通信装置が接続される伝送路の分散を補償する特性を持ちかつラマン増幅を行なう第1の光学手段を設けたことを特徴とする光通信装置。
【0050】
(付記2) 前記第1の光学手段は、分散補償ファイバを含むことを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0051】
(付記3) 前記第1の光学手段は、分散補償ファイバと、光カプラと、該光カプラを介して前記分散補償ファイバの誘導ラマン散乱によるラマン利得が得られるような波長の励起光を出力する励起光源を具備することを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0052】
(付記4) 前記伝送路の出力端に接続され、複数の信号伝送帯域のうちの所定の信号伝送帯域に関して、該伝送路の波長分散および分散スロープ特性とは逆符号の特性を持ちかつラマン増幅を行なう第2の光学手段を設け、前記第1の光学手段は、前記第2の光学手段で補償されなかった残留分散を補償することを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0053】
(付記5) 前記第2の光学手段は、前記伝送路の累積分散を完全に、又は所定レベルまで補償する特性を持つ分散補償ファイバを含むことを特徴とする付記4記載の光通信装置。
【0054】
(付記6) 前記第1の光学手段を前記所定の信号伝送帯域以外の各信号伝送帯域に設けたことを特徴とする付記4記載の光通信装置。
【0055】
(付記7) 前記第1の光学手段を前記所定の信号伝送帯域以外の各信号伝送帯域に設け、前記所定の信号伝送帯域には所定の非線形係数を有する高非線形光ファイバを具備することを特徴とする付記4記載の光通信装置。
【0056】
(付記8) 前記第1の光学手段を前記複数の信号伝送帯域の各々に設けたことを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0057】
(付記9) 前記複数の信号伝送帯域の各々に、前記第1の光学手段と所定の非線形係数を有する高非線形光ファイバとを設けたことを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0058】
(付記10) 前記光通信装置は、各信号伝送帯域毎に、送信機出力を受ける可変光減衰器と、各波長の累積分散を補償するための可変分散補償器と、該分散補償器から出力される複数の光信号を合波する第1の合波器とを具備することを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0059】
(付記11) 各信号伝送帯域毎に設けられた前記第1の合波器の出力を増幅器又は前記第1の光学手段と増幅器を介して受け取り、合波して波長分割多重光信号を前記伝送路に出力する第2の合波器を具備することを特徴とする付記10記載の光通信装置。
【0060】
(付記12) 前記光通信装置は、各信号波長帯域毎に合波された光信号を出力する第1の合波器と、該第1の合波器の出力を増幅器又は前記第1の光学手段と増幅器を介して受け取り、合波して波長分割多重光信号を前記伝送路に出力する第2の合波器を具備することを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0061】
(付記13)前記光通信装置は、前記伝送路から受信した波長分割多重光信号を各信号波長帯域の信号に分波する複数の第1の分波器と、該第1の分波器が出力する光信号を直接又は前記第1の光学手段を介して、各信号波長帯域の複数の信号に分波する第2の分波器とを具備することを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0062】
(付記14) 前記光通信装置は、前記第1の分波器から出力される光信号を増幅器又は前記第1の光学手段と増幅器を介して前記第2の分波器に出力することを特徴とする付記13記載の光通信装置。
【0063】
(付記15) 前記光通信装置は、前記第2の分波器から出力される複数の信号の各々の累積分散を補償するための可変分散補償器を有することを特徴とする付記13記載の光通信装置。
【0064】
(付記16) 前記光通信装置は、前記第2の分波器から出力される複数の信号の各々の偏波モード分散を補償するための偏波モード分散補償器を具備することを特徴とする付記15記載の光通信装置。
【0065】
(付記17) 前記第1の光学手段はラマン増幅媒体として動作する分散補償ファイバを含み、該分散補償ファイバの励起光と前記伝送路を構成する光ファイバに与えられる励起光とは異なる波長を持つことを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0066】
(付記18) 前記複数の信号波長帯域の各々に、希土類添加ファイバを用いた一定利得制御の光ファイバ増幅器と、該光ファイバ増幅器の出力に設けられた可変光減衰器とを設けたことを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0067】
(付記19) 前記光通信装置は、送信機出力を受け取り、波長分割多重光信号を前記伝送路に出力する光送信装置であることを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0068】
(付記20) 前記光通信装置は、前記伝送路から波長分割多重光信号を受け取り、各信号波長帯域毎に含まれる複数の光信号を光受信機に出力する光受信装置であることを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0069】
(付記21) 前記光通信装置は、前記伝送路から波長分割多重光信号を受け取って各信号波長帯域毎に多重化された信号を増幅し、再度多重化して増幅された波長分割多重光信号を前記伝送路に出力する中継装置であることを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0070】
(付記22) 前記通信装置は更に、前記伝送路を構成する伝送路ファイバの波長分散および分散スロープ特性とは逆符号の特性を持ちかつラマン増幅を行なう分散補償ファイバを具備することを特徴とする付記1記載の光通信装置。
【0071】
(付記23) 複数の信号伝送帯域の波長分割多重信号を送受信する一対の光送受信装置と光信号を増幅中継する少なくとも一つの光中継装置を具備し、これらの装置間を接続する伝送路からなる光通信システムにおいて、前記光送受信機および光中継装置はそれぞれ、複数の信号伝送帯域のうちの少なくとも1つの信号伝送帯域で、前記伝送路の累積分散を補償する特性を持ちかつラマン増幅を行なう光学手段を有することを特徴とする光通信システム。
【0072】
(付記24) 光ファイバを有する伝送路と、これに接続される光通信装置を有する光通信システムにおいて、前記光通信装置に、複数の信号伝送帯域のうちの少なくとも1つの信号伝送帯域で、前記光ファイバの累積分散を補償する特性を持ちかつラマン増幅を行なう第1の光学手段を設けるとともに、前記伝送路に、当該伝送路の波長分散および分散スロープ特性とは逆符号の特性を持ちかつラマン増幅を行なう第2の光学手段を設けたことを特徴とする光通信システム。
【0073】
(付記25) 前記第2の光学手段は、前記伝送路の一端に設けられていることを特徴とする付記24記載の光通信システム。
【0074】
(付記26) 前記第2の光学手段は、前記伝送路の中間に設けられていることを特徴とする付記24記載の光通信システム。
【0075】
(付記27) 複数の信号伝送帯域の信号を波長分割多重処理する方法において、複数の信号伝送帯域のうちの少なくとも1の信号伝送帯域で、伝送路の分散を補償し、かつラマン増幅をすることを特徴とする方法。
【0076】
(付記28) 複数の信号伝送帯域の信号を波長分割多重処理する方法において、複数の信号伝送帯域の少なくとも1つの信号伝送帯域において、伝送路の累積分散を補償し同時にラマン増幅を行なうことを特徴とする方法。
【0077】
(付記29) 複数の信号伝送帯域の信号を波長分割多重処理する方法において、伝送路に設けた光学手段で伝送路の累積分散を補償するとともに、光通信装置に設けた別の光学手段で伝送路の累積分散を補償し同時にラマン増幅を行なうことを特徴とする方法。
【0078】
【発明の効果】
以上に説明した通り、本発明によれば、大容量化のために1波長当たりのビットレートが40Gb/sと高速化された場合であっても、かつ、新しい信号帯域の開拓等により信号波長帯域が広くなった場合であっても良好な伝送路特性を得られるシステムを構築可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のWDM伝送システム構成の一例を示すブロック図である。
【図2】従来のWDM伝送システムにおける光増幅器構成の一例を示すブロック図である。
【図3】光ファイバの波長分散特性を示す図である。
【図4】本発明によるWDM伝送システム構成の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図5】本発明によるWDM伝送システムにおける光増幅器構成の一例を示すブロック図である。
【図6】本発明によるWDM伝送システムにおける分散補償の一例(理想的な場合)を示す図である。
【図7】本発明によるWDM伝送システムにおける分散補償の一例を示す図である。
【図8】本発明によるWDM伝送システムにおいてDCFの変わりに高非線形ファイバを用いた一例を示すブロック図である。
【図9】本発明によるWDM伝送システムにおいてDCF+高非線形ファイバを用いた分散補償の一例を示すブロック図である。
【図10】図4の第1の実施の形態において伝送路構成を変えた構成を示すブロック図である。
【図11】本発明によるWDM伝送システム構成の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図12】本発明によるWDM伝送システム構成の第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図13】マン光増幅器の一例を示す図である。
【図14】本発明によるラマン光増幅器の一構成例を示す図である。

Claims (5)

  1. 複数の信号伝送帯域の信号を波長分割多重処理する光通信装置において、
    伝送路から受信した波長分割多重光信号を各信号波長帯域の光信号に分波する第1の分波器と、
    該第1の分波器が出力する光信号を直接又は第1の光学手段を介して、各信号波長帯域の光信号より各波長の信号に分波する第2の分波器と、を具備し、
    前記光通信装置が接続される伝送路の出力端に接続され、
    複数の信号伝送帯域のうちの所定の信号伝送帯域に関して、該伝送路の波長分散および分散スロープ特性とは逆符号の特性を持ちかつラマン増幅を行なう第2の光学手段を設け、
    前記第1の光学手段は、各信号伝送帯域に関して前記第2の光学手段で補償されなかった残留波長分散および分布スロープを補償する特性を持ちかつラマン増幅を行なうことを特徴とする光通信装置。
  2. 前記光通信装置は、前記第1の分波器から出力される光信号を増幅器又は前記第1の光学手段と増幅器を介して前記第2の分波器に出力することを特徴とする請求項1記載の光通信装置。
  3. 前記光通信装置は、前記第2の分波器から出力される複数の信号の各々の累積分散を補償するための可変分散補償器を有することを特徴とする請求項1記載の光通信装置。
  4. 前記光通信装置は、前記第2の分波器から出力される複数の信号の各々の偏波モード分散を補償するための偏波モード分散補償器を具備することを特徴とする請求項1または3記載の光通信装置。
  5. 光ファイバを有する伝送路と、これに接続される光通信装置を有する光通信システムにおいて、
    前記光通信装置に、波長分割多重光信号から各信号伝送帯域の光信号に分波し、
    前記分波された複数の信号伝送帯域のうちの少なくとも1つの信号伝送帯域で、前記光ファイバの累積分散を補償する特性を持ちかつラマン増幅を行なう第1の光学手段を設けるとともに、
    前記伝送路に、当該伝送路の波長分散および分散スロープ特性とは逆符号の特性を持ちかつラマン増幅を行なう第2の光学手段を設けたことを特徴とする光通信システム。
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