JP4611794B2 - 蛍光観察装置 - Google Patents

蛍光観察装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4611794B2
JP4611794B2 JP2005125291A JP2005125291A JP4611794B2 JP 4611794 B2 JP4611794 B2 JP 4611794B2 JP 2005125291 A JP2005125291 A JP 2005125291A JP 2005125291 A JP2005125291 A JP 2005125291A JP 4611794 B2 JP4611794 B2 JP 4611794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
excitation light
fluorescence
spectroscopic measurement
probe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005125291A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006296858A (ja
Inventor
秀夫 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2005125291A priority Critical patent/JP4611794B2/ja
Publication of JP2006296858A publication Critical patent/JP2006296858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4611794B2 publication Critical patent/JP4611794B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

本発明は、内視鏡の鉗子チャンネルを通じてプローブを挿通し、このプローブを介して被検部に励起光を照射するとともに蛍光を測定する蛍光観察装置に関する。
従来の電子内視鏡システムは、内視鏡(電子内視鏡)の体腔内挿入管内に内蔵されたライトガイドファイババンドルを通じて被検者の体腔内に白色照明光を導入するとともに、この体腔内挿入管の先端に組み込まれた撮像装置によって、この白色照明光によって照らされた体腔内壁を撮像(即ち、体腔内壁表面にて反射した白色照明光が対物光学系によって結ぶ像を撮像素子によって撮像)し、この撮像によって得られた画像信号に基づく体腔内の映像を、TVモニター上に表示するものであった。
他方、生体組織に対して特定波長の光を励起光として照射すると、その生体組織から励起光の波長よりも長波長側にスペクトルを有する蛍光(自家蛍光)が発せられるが、その自家蛍光の強度(特に、緑光領域の強度)については、生体の病変組織(腫瘍,癌)から発生するものの方が正常組織から発生するものよりも低い。このことを利用して、既存の内視鏡の鉗子チャンネルを通じて励起光照射用の光ファイバを挿入し、体腔内に励起光を導入するとともにこの励起光を照射された体腔内壁を蛍光観察させる(即ち、励起光によって励起された生体組織が発する蛍光が対物光学系によって結ぶ像を撮像素子によって撮像し、撮像によって得られた画像信号に基づく像をモニタ上に表示する)蛍光観察システムも、実用化されている。
更に、近年においては、より簡便な操作によってより高度な画像処理を行うことを目的として、内視鏡システムと蛍光観察システムを様々な態様で統合することが提案されている。
それらのうち特許文献1に記載されたものは、内視鏡(ファイバースコープ)のライトガイドファイババンドルに対して光源装置から白色照明光及び励起光を選択的に切り換えて導入するとともに、対物光学系及びイメージガイドファイババンドルを通じて伝送された体腔内の像を、白色照明光導入時には直接撮像し、励起光導入時には励起光カットフィルタを介して撮像するものである。これによれば、白色照明光導入時の画像(通常観察画像)と励起光導入時の画像(蛍光観察画像)を、選択的に又は並べて、モニタ上に表示させることができる。
しかしながら、蛍光観察画像からは、病変部である可能性が高い部位(暗部)を知ることはできるが、早急な処置を要する悪性部位であるか処置を要さない良性部位であるかを正確に判定することはできないので、更に詳しい検査が必要となる。
そこで、内視鏡の鉗子チャンネルに挿入されたライトプローブを通じて、励起用光源から発された励起光を体腔内壁へ照射するとともに当該励起光を照射された生体組織からの蛍光を導光し、導光された蛍光中の二つの特定波長成分の光量の比率を算出して、その比率を悪性部位であるか否かの判定要素として表示できるようにしたシステムも、提案されている(特許文献2乃至4参照)。これは、生体組織の状態に依って、特定波長の励起光に因って生じる蛍光の波長特性が変化する現象を利用したものである。
特開平10−295632号公報 特開2003−174999号公報 特開2003−180616号公報 特開2003−199746号公報
しかしながら、これらのシステムにおいては、体腔内壁の一点にライトプローブの先端を押し当てて測定を行った時には、その一点における測定結果(二つの特定波長成分の光量比率)が表示されるだけであって、他の点における測定結果が表示されることはない。従って、悪性部位か良性部位かの判定は、個々の操作者が経験的に定めた基準を越えたか否かの絶対的評価に依らざるを得ないので、悪性部位と良性部位の境界の位置を識別することは容易ではなかった。
そこで、本発明は、複数箇所での測定結果を同時に表示することによって、悪性部位と良性部位との境目を識別することがより容易になる蛍光観察装置の提供を、課題とする。
上記の課題を解決するために案出された本発明による蛍光観察装置の第1の態様は、内視鏡の種類を問わずに実施できるように構成したものであり、体腔内に励起光を導入し、この励起光によって励起した被検体の生体組織が発する蛍光を分光測定する蛍光観察装置であって、操作者によって第1の操作及び第2の操作がなされる操作部材と、その基端と先端との間で光を導光するライトプローブと、前記操作部材に対して前記第1の操作がなされている間に、生体組織を励起して蛍光を発光させる波長帯域の励起光を前記ライトプローブの基端に導入する励起光源と、前記励起光源が前記励起光を前記ライトプローブの基端に導入している間に、前記ライトプローブの先端から基端へ導光された蛍光を分光測定する分光測定手段と、前記操作部材に対して前記第1の操作がなされる毎に、前記分光測定手段による分光測定結果を新たに記憶するとともに、最新の複数回分の分光測定結果を保存する記憶部と、前記操作部材に対して前記第2の操作がなされた場合に、前記記憶部によって保存されている最新の複数回分の分光測定結果を互いに重なるグラフのイメージに展開する展開手段と、前記展開手段によって展開されたイメージを表示させる映像信号を生成するコンバータと、前記映像信号に基づく画面表示を行うモニタとを、備えたことを特徴とする。
また、本発明による蛍光観察装置の第2の態様は、内視鏡の具体的構成をも取り込んで構成したものであり、体腔内に励起光を導入し、この励起光によって励起した被検体の生体組織が発する蛍光を分光測定する蛍光観察装置であって、その先端に対物光学系及び照明窓を備えるとともにその基端と先端とを通じる中空のチャンネルが内蔵された体腔内挿入部を有する内視鏡と、前記対物光学系によって形成された被検部の像を逐次撮像して、映像信号に変換して出力する撮像装置と、操作者によって第1の操作及び第2の操作がなされる操作部材と、前記照明窓を通じて前記被検部に可視光を照射する照明手段と、前記チャンネルに挿通され、その基端から導入された光をその先端から射出するライトプローブと、前記操作部材に対して前記第1の操作がなされている間に、生体組織を励起して蛍光を発光させる波長帯域の励起光を前記ライトプローブの基端に導入する励起光源と、前記励起光源が前記励起光を前記ライトプローブの基端に導入している間に、前記照明手段による前記可視光の照射を遮る遮光手段と、前記励起光源が前記励起光を前記ライトプローブの基端に導入している間に、前記蛍光を分光測定する分光測定手段と、前記操作部材に対して前記第1の操作がなされる毎に、前記分光測定手段による分光測定結果を新たに記憶するとともに、最新の複数回分の分光測定結果を保存する記憶部と、前記操作部材に対して前記第2の操作がなされた場合に、前記記憶部によって保存されている最新の複数回分の分光測定結果を互いに重なるグラフのイメージに展開する展開手段と、前記映像信号による映像と前記展開手段によって展開されたイメージとを並べて表示させる映像信号を生成するコンバータと、前記映像信号に基づく画面表示を行うモニタとを、備えたことを特徴とする。
このように構成された本発明の蛍光観察装置によれば、操作者によって操作部材に対して第1の操作がなされた時に、励起光源からライトプローブの基端に励起光が導入され、この励起光がライトプローブによって導光されて、その先端から被検部に照射される。そして、この励起光によって被検部の生体組織が励起することによって発した蛍光が、分光測定手段によって分光測定される。なお、被検部から分光測定手段までの蛍光の導光は、ライトプローブによってなされても良いが、内視鏡を構成要件に含む場合には、この内視鏡のイメージガイドファイババンドルやライトガイドファイババンドルによってなされても良い。分光測定手段による分光測定結果は、記憶部に保存される。このようにして、操作部材に対して第1の操作がなされる毎に、蛍光の分光測定がなされ、その分光測定結果が記憶部に蓄積される。しかる後に、操作部材に対して第2の操作がなされると、記憶部に蓄積されている最新の数回分の分光測定結果が、展開手段によって、互いに重なる数本のグラフのイメージとして展開され、コンバータによって映像信号に変換され、モニタに表示される。なお、内視鏡を構成要件に含む場合には、この内視鏡の撮像装置が被検部を撮像することによって得られた映像信号が、コンバータによって一緒に読み込まれ、グラフのイメージと映像信号による映像とを並べて表示するための映像信号が生成される。このようにして、最新の複数回分の分光測定結果,即ち、最新に測定を行った複数箇所での測定結果が、互いに重なる複数本のグラフとしてモニタ上に表示されるので、術者は、特性が大きく変化する二箇所の間に、悪性部位と良性部位との境目が存在することを認識することができる。
本発明の蛍光観察装置によれば、複数箇所で計測した蛍光の分光特性をモニタ上に同時に表示することができるので、悪性部位と良性部位との境目を識別することがより容易になる。
以下、添付図面に基づいて、本発明を実施するための形態を、説明する。
図1は、本発明による蛍光観察装置の実施の形態である内視鏡システムの概略構成図である。図1に示されるように、この内視鏡システムは、内視鏡10,ライトプローブP,光源装置20及びモニタ60を、備えている。
<内視鏡>
内視鏡10は、通常の電子内視鏡そのものであり、図2にその外観を示すように、体腔内に挿入されるために細長く形成されている体腔内挿入部10a,その体腔内挿入部10aの先端部分を湾曲操作するためのアングルノブ15,二つのスイッチ17a,17b等が設けられた操作部10b,操作部10bと光源プロセッサ装置20とを接続するためのライトガイド可撓管10c,及び、このライトガイド可撓管10cの基端に設けられたコネクタ10dを、備えている。
図1に示すように、体腔内挿入部10aの先端面には、配光レンズ11及び対物レンズ(対物光学系)12が夫々嵌め込まれた照明窓及び撮影窓が形成されている。そして、この体腔内挿入部10aの内部には、対物レンズ12によって形成された被写体の像を撮影する撮像素子(カラーCCD,撮像装置に相当)13,及びこの撮像素子13から出力された画像信号を増幅するアンプ14が、組み込まれている。
アンプ14によって増幅された画像信号を伝送するための信号ケーブル18は、体腔内挿入部10a,操作部10b及びライトガイド可撓管10c内を引き通されて、コネクタ10dの端面に設けられた電気コネクタ31を構成する何れかの端子(図示略)に導通している。この信号ケーブル18と並行して、体腔内挿入部10a,操作部10b及びライトガイド可撓管10c内には、ライトガイドファイババンドル16が引き通されている。このライトガイドファイババンドル16の先端は、体腔内挿入部10aの先端部内において配光レンズ11に対向し、その基端は、コネクタ10dの端面から突出した金属製のパイプ19内に挿入されて固定されている。また、操作部材としての上記各スイッチ17a,17bに対する操作に応じた信号を伝達する信号ケーブル19a,19bは、操作部10b及びライトガイド可撓管10c内を引き通されて、コネクタ10dの端面に設けられた電気コネクタ31を構成する何れかの端子(図示略)に導通している。
また、体腔内挿入部10a内には、その先端面に開口した中空の鉗子チャネル10eが内蔵されており、この鉗子チャンネル10eの基端は、操作部10bの側面から突出している鉗子口10fに連通している。従って、操作部10bの外部より、この鉗子口10fからこの鉗子チャンネル10e内に鉗子類(後述するライトプローブP等)を挿入し、その先端を体腔内挿入部10aの先端面から突出させることができる。
<ライトプローブ>
図3は、ライトプローブPの概略構成を側面から示す図であり、図4はその先端面を示す図である。これらの図に示されるように、ライトプローブPは、生体組織を励起して自家蛍光を発生せるための励起光を導く第1光ファイババンドルF1,及び,生体組織から発した蛍光を導くための4本の第2光ファイババンドルF2から、構成されている。そして、各光ファイババンドルF1,F2は、その先端から過半の領域において、第1光ファイババンドルF1の周囲に4本の第2光ファイババンドルF2が配置されて全体として被覆チューブに覆われた形態に束ねられている。また、該過半の領域からその基端部においては、第1光ファイババンドルF1と4本の第2光ファイババンドルF2とが分離してそれぞれの分岐を形成しており、第1光ファイババンドルF1はそのまま被覆チューブによって覆われ、4本の光ファイババンドルF2が一つに束ねられて被覆チューブによって覆われている。以下、第1光ファイババンドルF1からなる分岐を「第1分岐部P1」と称し、4本の第2光ファイババンドルF2からなる分岐を「第2分岐部P2」と称する。
このプローブPは、その先端が内視鏡10の鉗子チャンネル10eに挿通されるとともに、各分岐部P1,P2の基端が夫々光源装置20の前面に設けられたソケット20b,20cに挿入された状態で、使用される。
<光源装置>
光源装置20は、内視鏡10のライトガイドファイババンドル16の端面に白色光を導入するとともに、内視鏡10の電気コネクタ31を通じて受信した画像信号に対して画像処理を行うことによってビデオ信号を生成してモニタ60へ出力することを主たる機能とし、ライトプローブPの第1分岐部P1の基端面に励起光を導入するとともに、第2分岐部P2の基端面から射出された蛍光を分光測定することを従たる機能とする装置である。
この光源装置20の筐体の正面のパネルには、内視鏡10のパイプ19がその外面側から挿入される筒であるソケット20aが、設けられている。このソケット20aに穿たれた貫通孔は、光源装置20の内部空間に通じている。この光源装置20の内部空間内には、ソケット20aの中心軸(即ち、ソケット20aに挿入されたパイプ19内のライトガイドファイババンドル16の中心軸)の延長線に沿って順番に、集光レンズ21,ロータリーシャッタ22,調光用絞り23,及び、ランプ24が、配置されている。
集光レンズ21は、その光軸に沿ってランプ24側から入射してきた平行光をソケット20aに挿入されたパイプ19内のライトガイドファイババンドル16の基端面に集光するレンズである。
ランプ24は、ランプ用電源48から電源電流を供給されることによって白色光を発光する電球(図示略)と、この電球から発した白色光を平行光にするためのレンズ又はリフレクター(図示略)とを備えている。その結果として、ランプ24は、白色光を、集光レンズ21の光軸に沿った平行光として、集光レンズ21に向けて射出する。これらランプ24及び集光レンズ21,並びに、内視鏡10のライトガイドファイババンドル16及び配光レンズ11が、照明手段に相当する。
これらランプ24と集光レンズ21との間に介在しているロータリーシャッタ22は、図5の正面図に示されるように、集光レンズ21に入射する白色光の光路の断面よりも幅広で中心角が180度の扇形のスリット22aが形成された円板であり、第1モータ駆動制御回路47から駆動電流を供給されることによって駆動制御される第1モータ28により、回転させられる。この第1モータ28は、白色光の光路に直交する方向にスライド可能なテーブル26上に設置され、このテーブル26は、第3モータ駆動制御回路46から駆動電流を供給されることによって駆動制御される第3モータ25によって動作する。その結果、第1モータ28は、ロータリーシャッタ22の全体が白色光の光路から完全に排除される位置と、ロータリーシャッタ22の回転に伴ってスリット22aが間欠的に白色光の光路に挿入される(間欠的に可視光の照射を遮断する)位置との間で、移動させられる。即ち、このロータリーシャッタ22,第1モータ28及び第1モータ駆動制御回路47が、遮光手段に相当する。
調光用絞り23は、第2モータ駆動制御回路49から駆動電流を供給される第2モータによって軸支され、この第2モータによってその軸を中心として回転駆動されることによって、ランプ24と集光レンズ21との間の白色光の光路から完全に出た位置から、この光路に進入して完全に遮光する位置までの間の任意の位置に、停止することができる。
光源装置20の内部空間内には、また、ソケット20bの中心軸(即ち、ソケット20bに挿入されたライトプローブPの第1分岐部P1の中心軸)の延長線に沿って順番に、集光レンズ31及び励起用光源32が、配置されている。
励起用光源32は、励起光用駆動制御回路50から駆動電流を供給されることによって、励起光として用いられる特定波長(紫外光〜青色光)の光を、平行光として射出する光源(レーザダイオード)である。また、集光レンズ31は、励起用光源32が射出した励起光を、ソケット20bに挿入された第1分岐部P1の基端面に集光するレンズである。
光源装置20の内部空間内には、また、ソケット20cの中心軸(即ち、ソケット20cに挿入されたライトプローブPの第2分岐部P2の中心軸)の延長線に沿って順番に、コリメータレンズ33,励起光カットフィルタ34及び分光器35が、配置されている。
コリメータレンズ33は、ソケット20cに挿入された第2分岐部P2の基端面から発散光として射出された光(蛍光及び励起光)を平行光にする正レンズである。励起光カットフィルタ34は、コリメータレンズ33を透過した光から、励起光の成分のみを遮断して、蛍光の成分のみを透過する光学的バンドパスフィルタである。
分光器35は、その受光面に設置された光センサにより検出した光に含まれる各波長成分毎の強度を測定し(以下、「分光測定」という)、分光測定結果として、波長に対する光強度の特性(波長特性)を示す一次元の信号(以下、「測定波長特性信号」という)を出力する機器である(分光測定手段に相当)。この分光器35から出力された測定波長特性信号は、アンプ36によって増幅され、フィルタ37によってノイズ成分が除去された後に、AD(Analog Digital)変換器38によってデジタル信号に変換(AD変換)される。
一方、光源装置20の筐体の正面側パネルには、パイプ19がソケット20aに挿入された状態において電気コネクタ31を構成する各端子と夫々導通する多数の電極からなる電気ソケット(図示略)と、外部から操作される複数のスイッチ(Fパネルスイッチ39)からなる操作パネルが、設けられている。そして、内視鏡10の操作部10bに設けられた各スイッチ17a,17bに対応する操作信号は、各信号ケーブル19a,19b,電気コネクタ31を構成する各端子及び図示せぬ電気ソケットを構成する各電極を通じて、光源装置20の内部に実装されたシステムコントローラ40に入力される。同様に、各Fパネルスイッチ39もシステムコントローラ40に接続されているので、各Fパネルスイッチ39に対する操作によって生じた操作信号も、夫々、システムコントローラ40に入力される。
このシステムコントローラ40は、タイミングコントローラ41,後段信号処理回路45,第2モータ駆動制御回路49,第3モータ駆動制御回路46に接続されている。また、このタイミングコントローラ41は、第1モータ駆動制御回路47,励起用光源駆動制御回路50,AD変換器38,第1乃至第4ラインメモリ51〜54,第2メモリ55,前段信号処理回路42,第1メモリ43,スキャンコンバータ44,後段信号処理回路45に、接続されている。上述した内視鏡10のアンプ14から出力された画像信号は、信号ケーブル18,電気コネクタ31を構成する各端子及び図示せぬ電気ソケットを構成する各電極を通じて、前段信号処理回路42の入力端に入力される。この前段信号処理回路42の出力端は、第1メモリ43の入力端に接続されている。この第1メモリ43の出力端は、スキャンコンバータ44の一方の入力端に接続されている。このスキャンコンバータ44の出力端は、後段信号処理回路45に接続されている。この後段信号処理回路45の出力端は、モニタ60の入力端に接続されている。一方、AD変換器38の出力端は、各ラインメモリ51〜54の入力端に夫々接続されている。これら各ラインメモリ51〜54の出力端は、第2メモリ55の入力端に接続されている。この第2メモリ55の出力端は、スキャンコンバータ44の他方の入力端に接続されている。
これらのうち、前段信号処理回路42は、撮像素子13から送られてくる画像信号(例えば、インターレース方式に従って個々のフレームが夫々2フィールドから構成される画像信号)に対して所定の処理を施すための回路である。この前段信号処理回路42が画像信号に施す処理としては、高周波成分除去,増幅,ブランキング,クランピング,ホワイトバランス調整,ガンマ補正,アナログデジタル変換,及び、色分離がある。
第1メモリ43は、前段信号処理回路42による処理が施された画像信号をフレーム毎に記憶する画像メモリである。
各ラインメモリ51〜54は、後述するタイミングコントローラ41からのタイミング信号(ライトイネーブル信号)に従って、サイクリックに選択されて、上述したAD変換器38によってデジタル信号に変換された測定波長特性信号を夫々記憶し、後述するタイミングコントローラ41からの別のタイミング信号(リードイネーブル信号)に従って、記憶している測定波長特性信号を出力する(図7参照)。即ち、これら4つのラインメモリ51〜54が、記憶部に相当する。
第2メモリ55は、何れか一つのラインメモリ51〜54から読み出された測定波長特性信号を論理的に二次元状の一本のグラフ(X軸:波長,Y軸:強度)のイメージとして記憶するメモリエリア(A)と、四つのラインメモリ51〜54から同時に読み出された4つの測定波長特性信号を論理的に二次元状の四本のグラフ(X軸:波長,Y軸:強度)のイメージとして展開して記憶するメモリエリア(B)とを、有している。なお、何れか一つのラインメモリ51〜54のみにリードイネーブル信号が入力された時には、メモリエリアAに読み出された測定波長特性信号が記憶され、四つのラインメモリ51〜54に同時にリードイネーブル信号が入力された時には、メモリエリアBに4本の測定波長特性信号が記憶される。
スキャンコンバータ44は、後述するタイミングコントローラ41からのタイミング信号に従って、各フレーム毎に、第1メモリ43及び第2メモリ55から画像信号及び測定波長特性信号を読み出して、2つの画像信号から一画面分の映像信号を生成する回路である。
後段信号処理回路45は、スキャンコンバータ44が生成した映像信号に対して、デジタルアナログ変換,エンコーディング,及び、インピーダンスマッチング等の処理を施してモニター60へ出力する。
システムコントローラ40は、内視鏡10の各スイッチ17a,17b及び各Fパネルスイッチ39から入力された操作信号に応じて、光源装置20内の各回路(タイミングコントローラ41,第3モータ駆動制御回路46,第2モータ駆動制御回路49及び後段信号処理回路45)を制御する。具体的には、システムコントローラ40は、主電源投入後には、何れかのFパネルスイッチ39によって設定された光量(若しくは、図示せぬ自動調光回路によって自動設定された光量)の指示に応じて第2モータ駆動制御回路49を制御することによって、調光用絞り23を通過する白色光の光量を調整するとともに、内視鏡10の両スイッチ17a,17bが押下されていない限り、第3モータ駆動制御回路46を制御することによって、ロータリーシャッタ22を白色光の光路外へ待避させたままにしておく。これにより、内視鏡10のライトガイドファイババンドル16へは、常時白色光が導入され、撮像素子13からは、被検部表面での可視照明光の反射光による像(可視像)を表す画像信号が、前段信号処理回路42に入力される。この間、システムコントローラ40は、タイミングコントローラ41に対して、通常観察モードで動作する様、指示をしている。何れかのスイッチ17a,17bが押下されると、システムコントローラ40は、第3モータ駆動制御回路46を制御することによって、ロータリーシャッタ22を、その回転に伴ってそのスリット22aが白色光の光路に間欠的に挿入される位置へ移動する。この間、システムコントローラ40は、タイミングコントローラ41に対して、蛍光観察モードで動作する様、指示をしている。
タイミングコントローラ41は、その内部においてタイミング信号(個々のフレームの先頭タイミングを示す垂直同期信号)を発生して、システムコントローラ40からの指示された動作モードが通常観察モードか蛍光観察モードかに応じて適宜分周した上で、各回路35,38,42〜45,47,50〜55に供給することによって、各回路を制御する。
即ち、このタイミングコントローラ41は、通常観察モードにおいては、第1モータ駆動制御回路47に対してロータリーシャッタ22を停止させ、第3モータ駆動制御回路46を制御してロータリーシャッタ22をランプ24の白色光の光路外へ待避させ、励起用光源駆動制御回路50に対して励起光射出を停止させ、分光器35及びAD変換器38に対して動作を停止させ、各ラインメモリ51〜54及び第2メモリ55に対してデータの読込み及び読出しを停止させ、前段信号処理回路42を各フィールド毎に動作させ、各フレーム毎に前段信号処理回路42からの画像データを第1メモリ43に記憶させ、スキャンコンバータ44に対して各フレーム毎に第1メモリ43上の画像データ(第1フィールド及び第2フィールドに相当する画像データ)を読み出させて一画面分の映像信号を生成させ、後段信号処理回路45に対してスキャンコンバータ44からの映像信号を処理させてモニタ60に出力させる。その結果、モニタ60上には、被検部の可視画像の動画のみが表示される。
一方、タイミングコントローラ41は、蛍光観察モードにおいては、第3モータ駆動制御回路46を制御して、ロータリーシャッタ22を、その回転に伴ってそのスリット22aがランプ24の白色光の光路に間欠的に挿入される位置へ移動させ、第1モータ駆動制御回路47に対して、上記垂直同期信号が規定する各フレームにおける第1フィールドに相当する期間内にそのスリット22aが白色光の光路を通過する位相にて、ロータリーシャッタ22を回転させる。その結果、各フレームの第1フィールドに相当する期間には、内視鏡10のライトガイドファイババンドル16へ白色光が導入される。それと同時に、タイミングコントローラ41は、励起用光源駆動制御回路50に対して、各フレームにおける第2フィールドに相当する期間にのみ励起用光源32から励起光を射出させる。その結果、図6に示すように、各フレームの第1フィールドに相当する期間には、集光レンズ21,ライトガイドファイババンドル16及び配光レンズ11を通じて白色光が被検体に照射され、被検体の可視像を表す画像信号が前段信号処理回路42に入力される、各フレームの第2フィールドに相当する期間には、集光レンズ31,ライトプローブPを通じて励起光が被検体に照射され、このライトプローブPの先端が押しつけられた部分の生体組織から発した蛍光が分光器35に受光される(前段信号処理回路42には、励起光照射により被検体から発した蛍光による像を撮像素子13が撮像して得られた画像信号が入力される)。
そして、タイミングコントローラ41は、各フレーム毎に、分光器35に対して第2フィールド期間内に入射した蛍光の分光測定を行って測定波長特性信号を出力させ、AD変換器38に対して測定波長特性信号をAD変換させる。そして、タイミンコントローラ41は、スイッチ17aのみが押下(第1の操作)されたときには、各ラインメモリ51〜54のうちサイクリックに選択されたものに、測定波長特性信号を記憶させ(即ち、最初にスイッチ17aが押下された時には第1のラインメモリ51に測定波長特性信号を記憶させ、次にスイッチ17aが押下された時には第2のラインメモリ52に測定波長特性信号を記憶させ、以後、同様にして第4のラインメモリ52に測定波長特性信号が記憶された後に再度スイッチ17aが押下された時には、第1のライメモリ51に測定波長特性信号を上書きさせる)、当該記憶された測定波長特性信号のみを第2メモリ55のA領域に展開させる(展開手段に相当)。これに対して、スイッチ17bのみが押下(第2の操作)された時には、タイミングコントローラ41は、その時点で4つのラインメモリ51〜54に記憶されている4本の測定波長特性信号を第2メモリ55のB領域に展開させる(展開手段に相当)。なお、タイミングコントローラ41は、両スイッチ17a,17bが同時に押下された時には、全ラインメモリ51〜54の記憶内容をクリアさせる。同時に、タイミングコントローラ41は、前段信号処理回路42に対して撮像素子13から入力された各フレームの第1フィールドに相当する画像信号のみを処理させ、第1メモリ43に格納させる。
そして、タイミングコントローラ41は、スキャンコンバータ44に対して、スイッチ17aのみが押下されている場合には、各フレーム毎に、第1メモリ43及び第2メモリ55のA領域から夫々画像信号(第1フィールドのみに相当する画像信号)及び測定波長特性信号(1本のグラフに相当する測定波長特性信号)を読み出させ、スイッチ17bのみが押下されている場合には、各フレーム毎に、第1メモリ43及び第2メモリ55のB領域から夫々画像信号(第1フィールドのみに相当する画像信号)及び測定波長特性信号(4本のグラフに相当する測定波長特性信号)を読み出させて、一画面分の映像信号を生成させる。そして、タイミングコントローラ41は、後段信号処理回路45に対してスキャンコンバータ44からの映像信号を処理させてモニタ60に出力させる。
その結果、モニタ60上には、スイッチ17aのみが押下されている場合には、図9に示すように、被検部の可視像(図の右側)と最新に取得された一つの測定波長特性信号に基づく一本のグラフ(図の左側)とが並んで表示される。また、スイッチ17bのみが押下されている場合には、上記グラフとして、図10に示されるように、過去4回に渡ってスイッチ17aの押下によって取得された四つの測定波長特性信号に基づく四本のグラフが重ねて表示される。
以上のように構成された本実施形態の蛍光内視鏡システムを使用する術者は、先ず、両スイッチ17a,17bを押下しない状態で内視鏡10を操作して、その体腔内挿入部10aを体腔内に挿入し、その先端面を被検部(悪性部位と疑う箇所)に対向させる。そして、術者は、鉗子口10fからライトプローブPを挿入し、その先端面を被検部に押しつけて、スイッチ17aを押下する。すると、各フレームの第2フィールドに相当する期間において、白色光の代わりにライトプローブPの先端から励起光が被検部に照射され、その励起光によって被検部の生体組織から生じた蛍光が、分光器35によって分光測定され、その結果である測定波長特性信号が、サイクリックに選択された何れかのラインメモリ51〜54に格納され、それに対応するグラフのイメージがメモリ55のA領域に展開される。そして、各フレームの第1フィールドに相当する画像信号による可視画像と並んで、当該グラフがモニタ60上に表示される。
術者は、このような蛍光測定を、悪性部位の外側と思しき箇所から悪性箇所の内側と思しき箇所に至る任意の4箇所において夫々実行した後に、スイッチ17bを押下する。すると、これら4箇所での測定の結果得られた4本のグラフが、モニタ60上に重ねて表示される。これにより、術者は、複数箇所で測定した蛍光の分光特性を比較することができるので、悪性部位と良性部位とを明確に区別できる。そして、術者は、これら4本のグラフが示す分光測定結果を比較することによって、悪性部位の存在が確認できた場合には、その波長特性が大きく変わっている二箇所を、悪性部位と良性部位との境が存在する範囲として、特定する。なお、これらの二箇所が未だ離れている場合には、それら二箇所の間において更に4箇所の蛍光測定を行い、悪性部位と良性部位との境の位置を更に絞っていけば良い。このようにして、測定箇所を細かく設定することによって、両部位の境を厳密に特定することができる。
本発明の実施形態による内視鏡システムの内部構成を示す概略図 内視鏡の外観を示す側面図 ライトプローブの外観を示す側面図 ライトプローブの先端面を示す正面図 ロータリーシャッタの正面図 体腔内に導入される光の切替を示すシーケンス図(A)及び光源装置が取得する情報の切替を示すシーケンス図(B) ラインメモリの構造を示す図 第2メモリの構造を示す図 モニタ上に表示される画面を示す図 スイッチ17bが押下された時に表示されるグラフ
符号の説明
10 内視鏡
10e 鉗子チャネル
17a スイッチ
17b スイッチ
20 光源装置
32 励起用光源
34 励起光カットフィルタ
35 分光器
40 システムコントローラ
41 タイミングコントローラ
44 スキャンコンバータ
51 ラインメモリ
52 ラインメモリ
53 ラインメモリ
54 ラインメモリ
55 第2メモリ
60 モニタ

Claims (7)

  1. 体腔内に励起光を導入し、この励起光によって励起した被検体の生体組織が発する蛍光を分光測定する蛍光観察装置であって、
    操作者によって第1の操作及び第2の操作がなされる操作部材と、
    その基端と先端との間で光を導光するライトプローブと、
    前記操作部材に対して前記第1の操作がなされている間に、生体組織を励起して蛍光を発光させる波長帯域の励起光を前記ライトプローブの基端に導入する励起光源と、
    前記励起光源が前記励起光を前記ライトプローブの基端に導入している間に、前記ライトプローブの先端から基端へ導光された蛍光を分光測定する分光測定手段と、
    前記操作部材に対して前記第1の操作がなされる毎に、前記分光測定手段による分光測定結果を新たに記憶するとともに、最新の複数回分の分光測定結果を保存する記憶部と、
    前記操作部材に対して前記第2の操作がなされた場合に、前記記憶部によって保存されている最新の複数回分の分光測定結果を互いに重なるグラフのイメージに展開する展開手段と、
    前記展開手段によって展開されたイメージを表示させる映像信号を生成するコンバータと、
    前記映像信号に基づく画面表示を行うモニタと
    を備えたことを特徴とする蛍光観察装置。
  2. 体腔内に励起光を導入し、この励起光によって励起した被検体の生体組織が発する蛍光を分光測定する蛍光観察装置であって、
    その先端に対物光学系及び照明窓を備えるとともにその基端と先端とを通じる中空のチャンネルが内蔵された体腔内挿入部を有する内視鏡と、
    前記対物光学系によって形成された被検部の像を逐次撮像して、映像信号に変換して出力する撮像装置と、
    操作者によって第1の操作及び第2の操作がなされる操作部材と、
    前記照明窓を通じて前記被検部に可視光を照射する照明手段と、
    前記チャンネルに挿通され、その基端から導入された光をその先端から射出するライトプローブと、
    前記操作部材に対して前記第1の操作がなされている間に、生体組織を励起して蛍光を発光させる波長帯域の励起光を前記ライトプローブの基端に導入する励起光源と、
    前記励起光源が前記励起光を前記ライトプローブの基端に導入している間に、前記照明手段による前記可視光の照射を遮る遮光手段と、
    前記励起光源が前記励起光を前記ライトプローブの基端に導入している間に、前記蛍光を分光測定する分光測定手段と、
    前記操作部材に対して前記第1の操作がなされる毎に、前記分光測定手段による分光測定結果を新たに記憶するとともに、最新の複数回分の分光測定結果を保存する記憶部と、
    前記操作部材に対して前記第2の操作がなされた場合に、前記記憶部によって保存されている最新の複数回分の分光測定結果を互いに重なるグラフのイメージに展開する展開手段と、
    前記映像信号による映像と前記展開手段によって展開されたイメージとを並べて表示させる映像信号を生成するコンバータと、
    前記映像信号に基づく画面表示を行うモニタと
    を備えたことを特徴とする蛍光観察装置。
  3. 前記ライトプローブは、前記励起光を伝送する第1の光ファイバと、前記蛍光を伝送する第2の光ファイバとを先端側において互いに束ねることによって構成されており、その基端では、前記第1の光ファイバと前記第2光ファイバとが分離している
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の蛍光観察装置。
  4. 前記記憶部は、サイクリックに選択されて新たな分光測定結果を記憶する複数のラインメモリから構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の蛍光観察装置。
  5. 前記展開手段は、前記操作部材に対して前記第1の操作がなされた場合には、前記記憶部に新たに記憶された分光測定結果のみをグラフのイメージに展開する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の蛍光観察装置。
  6. 前記操作部材に対して前記第1の操作がなされている間に、前記励起光源は断続的に前記励起光を前記ライトプローブの基端に導入し、前記遮光手段は、前記励起光源が前記励起光を前記ライトプローブの基端に導入している間のみ前記照明手段による前記可視光の照射を遮る
    ことを特徴とする請求項2記載の蛍光観察装置。
  7. 前記操作部材は、前記内視鏡に設けられた複数のスイッチである
    ことを特徴とする請求項2記載の蛍光観察装置。
JP2005125291A 2005-04-22 2005-04-22 蛍光観察装置 Expired - Fee Related JP4611794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005125291A JP4611794B2 (ja) 2005-04-22 2005-04-22 蛍光観察装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005125291A JP4611794B2 (ja) 2005-04-22 2005-04-22 蛍光観察装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006296858A JP2006296858A (ja) 2006-11-02
JP4611794B2 true JP4611794B2 (ja) 2011-01-12

Family

ID=37465670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005125291A Expired - Fee Related JP4611794B2 (ja) 2005-04-22 2005-04-22 蛍光観察装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4611794B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5400397B2 (ja) * 2009-01-07 2014-01-29 古河電気工業株式会社 バンドルファイバ及び内視鏡システム
WO2012144498A1 (ja) * 2011-04-18 2012-10-26 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 光学測定装置、内視鏡システムおよび光学測定プログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004039254A1 (fr) * 2002-10-31 2004-05-13 Shanghai Shengbiao Science And Technology Co., Ltd. Procede par fluorescence induite par laser destine au diagnostic des lesions precancereuses et appareil a endoscope de diagnostic des lesions precancereuses prevu a cet effet

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58200209A (ja) * 1982-05-19 1983-11-21 Olympus Optical Co Ltd 走査型分光分析顕微鏡
JPH0785135B2 (ja) * 1983-09-05 1995-09-13 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡装置
JPS6368127A (ja) * 1986-09-11 1988-03-28 株式会社東芝 内視鏡
JP3552844B2 (ja) * 1996-04-30 2004-08-11 富士写真フイルム株式会社 内視鏡
JP3966925B2 (ja) * 1996-08-22 2007-08-29 オリンパス株式会社 触覚センサ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004039254A1 (fr) * 2002-10-31 2004-05-13 Shanghai Shengbiao Science And Technology Co., Ltd. Procede par fluorescence induite par laser destine au diagnostic des lesions precancereuses et appareil a endoscope de diagnostic des lesions precancereuses prevu a cet effet

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006296858A (ja) 2006-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5735031B2 (ja) コンパクトな蛍光内視鏡映像システム
KR100411631B1 (ko) 형광 내시경 장치 및 그 장치를 이용한 진단부위 조상 방법
JP3579638B2 (ja) 内視鏡装置
JP4731225B2 (ja) 蛍光観察装置及び光源装置
US20020021355A1 (en) Video endoscope system
JPH0785135B2 (ja) 内視鏡装置
JPH10308114A (ja) 光源装置
JP4495513B2 (ja) 蛍光内視鏡装置
JP4520216B2 (ja) 蛍光観察内視鏡装置
JP4459709B2 (ja) 蛍光観察内視鏡装置
JP4459710B2 (ja) 蛍光観察内視鏡装置
JP4611794B2 (ja) 蛍光観察装置
JP2003220033A (ja) 蛍光診断用補助装置
JP2003180617A (ja) 蛍光診断用システム
JP2005319116A (ja) 蛍光観察内視鏡装置
JP2002330919A (ja) 蛍光観察用内視鏡システム
JP4131006B2 (ja) 蛍光診断用システム
JP2005087450A (ja) 蛍光観察内視鏡システム及び蛍光観察内視鏡用光源装置
CN115530728A (zh) 内窥镜和光探头***
JPH03264042A (ja) 内視鏡装置
KR20180070133A (ko) 전자 내시경 시스템
JP2003126016A (ja) 蛍光診断用システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080219

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080501

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101014

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees