JP4610884B2 - リニア型アクチュエータ - Google Patents
リニア型アクチュエータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4610884B2 JP4610884B2 JP2003388360A JP2003388360A JP4610884B2 JP 4610884 B2 JP4610884 B2 JP 4610884B2 JP 2003388360 A JP2003388360 A JP 2003388360A JP 2003388360 A JP2003388360 A JP 2003388360A JP 4610884 B2 JP4610884 B2 JP 4610884B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- yoke
- linear actuator
- length
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 32
- 230000004323 axial length Effects 0.000 claims description 26
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 25
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 4
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 229910052779 Neodymium Inorganic materials 0.000 description 2
- QEFYFXOXNSNQGX-UHFFFAOYSA-N neodymium atom Chemical compound [Nd] QEFYFXOXNSNQGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000002079 cooperative effect Effects 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- KBPHJBAIARWVSC-RGZFRNHPSA-N lutein Chemical compound C([C@H](O)CC=1C)C(C)(C)C=1\C=C\C(\C)=C\C=C\C(\C)=C\C=C\C=C(/C)\C=C\C=C(/C)\C=C\[C@H]1C(C)=C[C@H](O)CC1(C)C KBPHJBAIARWVSC-RGZFRNHPSA-N 0.000 description 1
- 229960005375 lutein Drugs 0.000 description 1
- ORAKUVXRZWMARG-WZLJTJAWSA-N lutein Natural products CC(=C/C=C/C=C(C)/C=C/C=C(C)/C=C/C1=C(C)CCCC1(C)C)C=CC=C(/C)C=CC2C(=CC(O)CC2(C)C)C ORAKUVXRZWMARG-WZLJTJAWSA-N 0.000 description 1
- 235000012680 lutein Nutrition 0.000 description 1
- 239000001656 lutein Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910001172 neodymium magnet Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
- KBPHJBAIARWVSC-XQIHNALSSA-N trans-lutein Natural products CC(=C/C=C/C=C(C)/C=C/C=C(C)/C=C/C1=C(C)CC(O)CC1(C)C)C=CC=C(/C)C=CC2C(=CC(O)CC2(C)C)C KBPHJBAIARWVSC-XQIHNALSSA-N 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
- FJHBOVDFOQMZRV-XQIHNALSSA-N xanthophyll Natural products CC(=C/C=C/C=C(C)/C=C/C=C(C)/C=C/C1=C(C)CC(O)CC1(C)C)C=CC=C(/C)C=CC2C=C(C)C(O)CC2(C)C FJHBOVDFOQMZRV-XQIHNALSSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Description
従って、所定の能力を維持した上で、用いる永久磁石の量を低減することが、低コスト化および軽量化の上でも望ましい。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のリニア型アクチュエータにおいて、前記磁気抵抗領域を気体空間で構成したことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1に記載のリニア型アクチュエータにおいて、前記磁気抵抗領域を樹脂材で構成したことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載のリニア型アクチュエータにおいて、前記磁気抵抗領域を前記永久磁石とは磁極の向きが異なる永久磁石で構成したことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1に記載のリニア型アクチュエータにおいて、前記ティース部の前記永久磁石に対向する面における前記軸方向の長さをht、前記補助ヨークの前記軸方向の長さをhyとしたとき、hyを0.25ht以上としたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1に記載のリニア型アクチュエータにおいて、前記ティース部は、前記空隙を挟んで形成される広幅部と前記広幅部と連接した狭幅部とからなり、前記狭幅部における前記軸方向の長さをha、前記補助ヨークの前記軸方向の長さをhyとしたとき、hyを0.75ha以上としたことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1に記載のリニア型アクチュエータにおいて、前記補助ヨークの前記軸に垂直な方向の長さをwy、前記永久磁石の前記軸に垂直な方向の長さをwmとしたとき、wyを0.93wm以上としたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項1に記載のリニア型アクチュエータにおいて、前記ティース部は、前記空隙を挟んで形成される広幅部と前記広幅部と連接した狭幅部とからなり、前記永久磁石の前記軸方向の長さをhm、前記広幅部の前記永久磁石に対向する面の前記軸方向の長さをht、前記空隙の前記軸方向の長さをsltとしたとき、hmが0.87(ht+slt)以上としたことを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項1に記載のリニア型アクチュエータにおいて、前記ティース部は、前記空隙を挟んで形成される広幅部と前記広幅部と連接した狭幅部とからなり、前記広幅部の前記永久磁石に対向する面の前記軸方向の長さをht、前記軸方向の移動ストロークの長さをstrkとしたとき、htを0.40strk以上1.14strk以下としたことを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項1に記載のリニア型アクチュエータにおいて、前記ティース部は、前記空隙を挟んで形成される広幅部と前記広幅部と連接した狭幅部とからなり、一対の前記補助ヨークの前記永久磁石に面した面同士の間隔をhg、前記空隙の前記軸方向の長さをslt、前記広幅部の前記永久磁石に対向する面の前記軸方向の長さをhtとしたとき、hgを0.85(slt+2ht)以上1.19(slt+2ht)以下としたことを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項1に記載のリニア型アクチュエータにおいて、前記ティース部は、前記空隙を挟んで形成される広幅部と前記広幅部と連接した狭幅部とからなり、前記永久磁石の前記軸方向の長さをhm、前記空隙の前記軸方向の長さをslt、前記広幅部の前記永久磁石に対向する面の前記軸方向の長さをht、一対の前記補助ヨークの前記永久磁石に面した面同士の間隔をhgとしたとき、hm=slt+htとし、hg=slt+2htとしたことを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項1から請求項11のいずれかに記載のリニア型アクチュエータにおいて、前記永久磁石と他方の前記ヨークとを連結して可動子としたことを特徴とする。
請求項13記載の本発明は、請求項12に記載のリニア型アクチュエータにおいて、他方の前記ヨークをアウターヨークとし、一方の前記ヨークをインナーヨークとしたことを特徴とする。
また、永久磁石とアウターヨークとを連結して可動子とすることで、可動子と固定子とのエアギャップを1つにすることにより、アクチュエータを小型化することができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるリニア型アクチュエータにおいて、磁気抵抗領域を気体空間で構成したものであり、他の材料を設けることなく磁気抵抗領域を形成することで、軽量化を図ることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態によるリニア型アクチュエータにおいて、磁気抵抗領域を樹脂材で構成することで、永久磁石から補助ヨークへのもれ磁束を一層小さくすることができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1の実施の形態によるリニア型アクチュエータにおいて、磁気抵抗領域を永久磁石とは磁極の向きが異なる永久磁石で構成したことにより、永久磁石から補助ヨークへのもれ磁束を更に小さくすることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第1の実施の形態によるリニア型アクチュエータにおいて、ティース部の永久磁石に対向する面における軸方向の長さをht、補助ヨークの軸方向の長さをhyとしたとき、hyを0.25ht以上としたものである。本実施の形態によれば、補助ヨークで捕獲する磁束量を大きくすることができるので、アクチュエータとして取り出される出力を大きくすることができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1の実施の形態によるリニア型アクチュエータにおいて、ティース部は、空隙を挟んで形成される広幅部と広幅部と連接した狭幅部とからなり、狭幅部における軸方向の長さをha、補助ヨークの軸方向の長さをhyとしたとき、hyを0.75ha以上としたものである。本実施の形態によれば、補助ヨークで捕獲する磁束量を大きくすることができるので、アクチュエータとして取り出される出力を大きくすることができる。
本発明の第7の実施の形態は、第1の実施の形態によるリニア型アクチュエータにおいて、補助ヨークの軸に垂直な方向の長さをwy、永久磁石の軸に垂直な方向の長さをwmとしたとき、wyを0.93wm以上としたものである。本実施の形態によれば、エアギャップでの距離を短くすることで、補助ヨークで捕獲する磁束量を大きくすることができるので、アクチュエータとして取り出される出力を大きくすることができる。
本発明の第8の実施の形態は、第1の実施の形態によるリニア型アクチュエータにおいて、ティース部は、空隙を挟んで形成される広幅部と広幅部と連接した狭幅部とからなり、永久磁石の軸方向の長さをhm、広幅部の永久磁石に対向する面の軸方向の長さをht、空隙の軸方向の長さをsltとしたとき、hmが0.87(ht+slt)以上としたものである。本実施の形態によれば、補助ヨークで捕獲する磁束量を大きくすることができるので、アクチュエータとして取り出される出力を大きくすることができる。
本発明の第9の実施の形態は、第1の実施の形態によるリニア型アクチュエータにおいて、ティース部は、空隙を挟んで形成される広幅部と広幅部と連接した狭幅部とからなり、広幅部の永久磁石に対向する面の軸方向の長さをht、軸方向の移動ストロークの長さをstrkとしたとき、htを0.40strk以上1.14strk以下としたものである。本実施の形態によれば、補助ヨークで捕獲する磁束量を極大にすることができるので、アクチュエータとして取り出される出力を大きくすることができる。
本発明の第10の実施の形態は、第1の実施の形態によるリニア型アクチュエータにおいて、ティース部は、空隙を挟んで形成される広幅部と広幅部と連接した狭幅部とからなり、一対の補助ヨークの永久磁石に面した面同士の間隔をhg、空隙の軸方向の長さをslt、広幅部の永久磁石に対向する面の軸方向の長さをhtとしたとき、hgを0.85(slt+2ht)以上1.19(slt+2ht)以下としたものである。本実施の形態によれば、補助ヨークで捕獲する磁束量を極大にすることができるので、アクチュエータとして取り出される出力を大きくすることができる。
本発明の第11の実施の形態は、第1の実施の形態によるリニア型アクチュエータにおいて、ティース部は、空隙を挟んで形成される広幅部と広幅部と連接した狭幅部とからなり、永久磁石の軸方向の長さをhm、空隙の軸方向の長さをslt、広幅部の永久磁石に対向する面の軸方向の長さをht、一対の補助ヨークの永久磁石に面した面同士の間隔をhgとしたとき、hm=slt+htとし、hg=slt+2htとしたものである。本実施の形態によれば、高価な永久磁石を小さくし、かつ、大きな出力を得る最適な条件を与えることができる。
本発明の第12の実施の形態は、第1から第11の実施の形態によるリニア型アクチュエータにおいて、永久磁石と他方のヨークとを連結して可動子としたものである。本実施の形態によれば、可動子と他方のヨークとのエアギャップをなくすことができるので、小型化できるとともに、安定した動作を確保することができる。
本発明の第13の実施の形態は、第12の実施の形態によるリニア型アクチュエータにおいて、他方のヨークをアウターヨークとし、一方のヨークをインナーヨークとしたものである。本実施の形態によれば、コイルをインナーヨーク側とすることで、軽量化を図ることができる。
図1は、本発明によるリニア型アクチュエータの実施例における片側の断面構成図である。本実施例のリニア型アクチュエータでは、円筒状に形成されたヨーク(アウターヨーク)11の一主面(内周面)の中央部に、円筒状に配置された永久磁石12が貼着されている。ヨーク11の両端部には、永久磁石12と空間(磁気抵抗領域)15を介して円筒状の補助ヨーク13、14が設けられている。なお、補助ヨーク13、14はいずれか一方を省略しても良い。ヨーク11、永久磁石12および補助ヨーク13、14により可動子10を構成しており、矢印で示した移動方向(軸方向)16に往復運動する。
可動子10に対向して円筒状に形成された固定子(インナーヨーク)20が同心円上に配置される。固定子20は、平面がコ字型あるいは環状の鉄片を筒状に配置した鉄心21に、コイル26が巻回されて構成されている。鉄心21はコ字型あるいは環状の狭幅部23と、狭幅部23の両端部に形成され広幅部24、25を有しており、広幅部24、25の間に空隙22が形成されている。なお、広幅部24、25と狭幅部23の一部によってティース部が構成される。広幅部24の表面241、広幅部25の表面251、および空隙22からなる面は、可動子10の永久磁石12の表面121、補助ヨーク13の表面131、および補助ヨーク14の表面141からなる面と対向している。
可動子10の磁気抵抗領域15は、永久磁石12からの磁束が補助ヨーク13、14に漏れるのを防ぐために高い磁気抵抗を有することが好ましい。具体的には気体による空間でよいが、所定の磁気抵抗を得るために永久磁石12と補助ヨーク13、14との空間長さをある程度確保する必要がある。なお、空間の代わりに樹脂材や永久磁石12とは磁極の向きが異なる永久磁石を介在させてもよい。
また、固定子20をアウターヨークとし、ヨーク11をインナーヨークとして構成してもよい。この場合においても、ヨーク11と永久磁石12との間にギャップを設け、永久磁石12だけを可動子として構成してもよい。また、固定子20側を可動子とし、ヨーク11および永久磁石12を固定子として構成することもできる。
図2(a)の状態から可動子10を上方に移動させ、図2(b)のように、可動子10の永久磁石12の中心と固定子20の空隙22の中心が一致した状態になると、永久磁石12から放射される磁束は固定子20の広幅部24、25に均等に入射する。したがって、固定子20の磁路28には正方向および逆方向に均等に磁束が流れるので、両者は打ち消し合うこととなる。
図2(b)の状態から可動子10をさらに上方に移動させ、最上方に移動すると図2(c)の状態になる。図2(c)の状態では、可動子10の永久磁石12は、固定子20に形成された空隙22および広幅部24に対向する。このとき、永久磁石12から放射された磁束は、広幅部24から鉄心21内に進行し、鉄心21に沿った磁路28を形成して鉄心21の他方の広幅部25から補助ヨーク14に進行する。すなわち、図2(a)とは逆方向に進行する。補助ヨーク14に侵入した磁束は、ヨーク11内で磁路28を形成して永久磁石12に帰還する。このとき、固定子20に巻回されたコイル26に鎖交する磁束の変化が電圧を誘起して発電する。このときの電圧は、図2(a)で誘起される電圧とは極性が逆になる。
永久磁石12、補助ヨーク13、14、ティース部、および空隙22の寸法は、コイル26に誘起される電圧の大きさに影響を与える。そこで、以下これら永久磁石12、補助ヨーク13、14、ティース部、および空隙22の寸法関係について詳細に説明する。
なお、図7によれば、永久磁石12の長さhmは、大きいほど大きな出力比が取れるが、リニア型アクチュエータを実現する上で、永久磁石12の長さを大きくするとその分だけ可動子10の移動ストロークを大きくしなければならず、また、永久磁石12に使用される材料はネオジウムなどの高価な材料が使用されるので、小さいほうが好ましい。したがって、実用的にはhm=ht+slt程度とすることが好ましい。
なお、図4から図9の出力特性は、図1における固定子20をアウターヨーク、ヨーク11をインナーヨークとし、軸心からヨーク11の内周面までを53mm、軸心から固定子20の内周面までを67.5mm、軸心から固定子20の外周面までを90mm、ヨーク11の厚さを8mm、固定子20の空隙深さを3mm、固定子20の鉄心21の外周側厚さを5mmとして固定値とし、以下基準値として、htを18mm、hyを6mm、haを6mm、wyを6mm、wmを6mm、hmを28mm、sltを10mm、strkを18mm、hgを46mmとした時の特性を100とした場合の比率である。この場合出力比が90%でおよそ1kwの出力を得ることができた。
11 ヨーク
12 永久磁石
13、14 補助ヨーク
15 磁気抵抗領域
18 磁路
20 固定子
21 鉄心
22 空隙
23 狭幅部
24、25 広幅部
26 コイル
28 磁路
121 永久磁石の表面
131、141 補助ヨークの表面
241、251 広幅部の表面
Claims (13)
- 円筒状に形成されたインナーヨークと円筒状に形成されたアウターヨークからなるヨーク部と、前記インナーヨークと前記アウターヨークの間に同心円上に配置される永久磁石とを有し、前記インナーヨーク又は前記アウターヨークにコイルが巻回され、前記コイルが巻回された一方のヨークには他方のヨークとの間で磁路を形成するティース部を備え、一方の前記ヨークは鉄心に対して一対だけのティース部が形成され、一対の前記ティース部の間には空隙が形成され、前記永久磁石および一方の前記ヨークのいずれか一方が可動子、他方が固定子となり、前記永久磁石と一方の前記ヨークとが相対的に円筒の軸方向に移動するリニア型アクチュエータであって、
前記永久磁石の両端部には、磁気抵抗領域を介してそれぞれ補助ヨークを設け、
前記永久磁石を一方の前記ティース部と前記空隙に対向させたときに、他方の前記ティース部が他方の前記補助ヨークに対向し、前記永久磁石から放射される磁束が、一方の前記ティース部から前記鉄心内に進行し、前記鉄心に沿った磁路を形成し、他方の前記ティース部から他方の前記補助ヨークに進行し、前記永久磁石に帰還することで、前記コイルに鎖交する磁束の変化で電圧を誘起し、
前記永久磁石を、他方の前記ティース部と前記空隙に対向させたときに、一方の前記ティース部が一方の前記補助ヨークに対向し、前記永久磁石から放射される磁束が、他方の前記ティース部から前記鉄心内に進行し、前記鉄心に沿った磁路を形成し、一方の前記ティース部から一方の前記補助ヨークに進行し、前記永久磁石に帰還することで、前記コイルに鎖交する磁束の変化で電圧を誘起することを特徴とするリニア型アクチュエータ。 - 前記磁気抵抗領域を気体空間で構成したことを特徴とする請求項1に記載のリニア型アクチュエータ。
- 前記磁気抵抗領域を樹脂材で構成したことを特徴とする請求項1に記載のリニア型アクチュエータ。
- 前記磁気抵抗領域を前記永久磁石とは磁極の向きが異なる永久磁石で構成したことを特徴とする請求項1に記載のリニア型アクチュエータ。
- 前記ティース部の前記永久磁石に対向する面における前記軸方向の長さをht、前記補助ヨークの前記軸方向の長さをhyとしたとき、hyを0.25ht以上としたことを特徴とする請求項1に記載のリニア型アクチュエータ。
- 前記ティース部は、前記空隙を挟んで形成される広幅部と前記広幅部と連接した狭幅部とからなり、前記狭幅部における前記軸方向の長さをha、前記補助ヨークの前記軸方向の長さをhyとしたとき、hyを0.75ha以上としたことを特徴とする請求項1に記載のリニア型アクチュエータ。
- 前記補助ヨークの前記軸に垂直な方向の長さをwy、前記永久磁石の前記軸に垂直な方向の長さをwmとしたとき、wyを0.93wm以上としたことを特徴とする請求項1に記載のリニア型アクチュエータ。
- 前記ティース部は、前記空隙を挟んで形成される広幅部と前記広幅部と連接した狭幅部とからなり、前記永久磁石の前記軸方向の長さをhm、前記広幅部の前記永久磁石に対向する面の前記軸方向の長さをht、前記空隙の前記軸方向の長さをsltとしたとき、hmが0.87(ht+slt)以上としたことを特徴とする請求項1に記載のリニア型アクチュエータ。
- 前記ティース部は、前記空隙を挟んで形成される広幅部と前記広幅部と連接した狭幅部とからなり、前記広幅部の前記永久磁石に対向する面の前記軸方向の長さをht、前記軸方向の移動ストロークの長さをstrkとしたとき、htを0.40strk以上1.14strk以下としたことを特徴とする請求項1に記載のリニア型アクチュエータ。
- 前記ティース部は、前記空隙を挟んで形成される広幅部と前記広幅部と連接した狭幅部とからなり、一対の前記補助ヨークの前記永久磁石に面した面同士の間隔をhg、前記空隙の前記軸方向の長さをslt、前記広幅部の前記永久磁石に対向する面の前記軸方向の長さをhtとしたとき、hgを0.85(slt+2ht)以上1.19(slt+2ht)以下としたことを特徴とする請求項1に記載のリニア型アクチュエータ。
- 前記ティース部は、前記空隙を挟んで形成される広幅部と前記広幅部と連接した狭幅部とからなり、前記永久磁石の前記軸方向の長さをhm、前記空隙の前記軸方向の長さをslt、前記広幅部の前記永久磁石に対向する面の前記軸方向の長さをht、一対の前記補助ヨークの前記永久磁石に面した面同士の間隔をhgとしたとき、hm=slt+htとし、hg=slt+2htとしたことを特徴とする請求項1に記載のリニア型アクチュエータ。
- 前記永久磁石と他方の前記ヨークとを連結して可動子としたことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載のリニア型アクチュエータ。
- 他方の前記ヨークをアウターヨークとし、一方の前記ヨークをインナーヨークとしたことを特徴とする請求項12に記載のリニア型アクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003388360A JP4610884B2 (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | リニア型アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003388360A JP4610884B2 (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | リニア型アクチュエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005151750A JP2005151750A (ja) | 2005-06-09 |
JP4610884B2 true JP4610884B2 (ja) | 2011-01-12 |
Family
ID=34695462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003388360A Expired - Lifetime JP4610884B2 (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | リニア型アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4610884B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5263649B2 (ja) * | 2008-01-18 | 2013-08-14 | 株式会社eスター | リニアアクチュエータ |
JP5344386B2 (ja) | 2008-05-16 | 2013-11-20 | 株式会社キャットアイ | 振動発電機 |
JP5239761B2 (ja) * | 2008-11-13 | 2013-07-17 | いすゞ自動車株式会社 | 直動発電機 |
JP2011115037A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Isuzu Motors Ltd | 直動発電機 |
JP5651947B2 (ja) * | 2009-12-10 | 2015-01-14 | いすゞ自動車株式会社 | 熱音響機関 |
JP5379708B2 (ja) * | 2010-01-28 | 2013-12-25 | 株式会社ケーヒン | 能動型防振装置 |
JP5379707B2 (ja) * | 2010-01-28 | 2013-12-25 | 株式会社ケーヒン | 能動型防振装置 |
JP5768376B2 (ja) * | 2011-01-14 | 2015-08-26 | いすゞ自動車株式会社 | 直動発電機 |
FR2971902B1 (fr) * | 2011-02-23 | 2013-11-08 | Moving Magnet Tech | Actionneur electromagnetique a densite de force amelioree et application a un rasoir electrique |
DE102011078932A1 (de) | 2011-07-11 | 2013-01-17 | Zf Friedrichshafen Ag | Induktionsgenerator |
JP5617119B2 (ja) * | 2013-02-01 | 2014-11-05 | 株式会社eスター | リニアアクチュエータ |
KR102608386B1 (ko) * | 2016-06-23 | 2023-11-30 | 엘지전자 주식회사 | 왕복동 모터 및 이를 구비한 왕복동식 압축기 |
JP6260962B1 (ja) * | 2017-05-25 | 2018-01-17 | 株式会社スペシャルエフエックススタジオ | 往復運動装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4349757A (en) * | 1980-05-08 | 1982-09-14 | Mechanical Technology Incorporated | Linear oscillating electric machine with permanent magnet excitation |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01164256A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-28 | Aisin Seiki Co Ltd | リニア発電機 |
JPH03273858A (ja) * | 1990-03-20 | 1991-12-05 | Aisin Seiki Co Ltd | リニア発電機 |
JPH04185248A (ja) * | 1990-11-20 | 1992-07-02 | Seiko Epson Corp | 永久磁石回転子 |
-
2003
- 2003-11-18 JP JP2003388360A patent/JP4610884B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4349757A (en) * | 1980-05-08 | 1982-09-14 | Mechanical Technology Incorporated | Linear oscillating electric machine with permanent magnet excitation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005151750A (ja) | 2005-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4610884B2 (ja) | リニア型アクチュエータ | |
JP4155101B2 (ja) | 振動型リニアアクチュエータ及びそれを用いた電動歯ブラシ | |
JP5719369B2 (ja) | 多相固定子デバイス | |
US8569916B2 (en) | Electrical machine apparatus | |
US8994235B2 (en) | Electric motor for a small electric device | |
KR100454525B1 (ko) | 베이직팩터를 이용한 발전기능을 갖는 전동기 | |
CN102983706A (zh) | 电力机械 | |
JP3412511B2 (ja) | リニアアクチュエータ | |
JP5750358B2 (ja) | 電気機械 | |
JP2013192276A (ja) | 主歯及び副歯を有する鉄心コアを備える電動機 | |
JP3818243B2 (ja) | リニア振動電機 | |
Lu et al. | Thrust force of novel PM transverse flux linear oscillating actuators with moving magnet | |
JP5972876B2 (ja) | リニアモータ | |
JP2010035315A (ja) | アクチュエータ | |
JP2020065412A (ja) | 筒型リニアモータ | |
JP2001078417A (ja) | リニアアクチュエータ | |
US5903069A (en) | Synchronous reciprocating electric machines | |
JP5525416B2 (ja) | リニアアクチュエータ | |
JP5589507B2 (ja) | リニア駆動装置の可動子及び固定子 | |
JP5637458B2 (ja) | リニアモータ | |
WO2003017451A1 (en) | Magneto-electric machine of linear type | |
JP4293602B2 (ja) | 電気機械 | |
JP2010119222A (ja) | 直動発電機 | |
US20060214753A1 (en) | Linear actuator | |
JP4789497B2 (ja) | リニア型アクチュエータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100317 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100921 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101013 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4610884 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |