JP4609143B2 - 静電荷像現像用トナーの製造方法 - Google Patents
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Description
Macromolecules, 2003,36,1772−1774
本発明の静電荷像現像用トナーの製造方法は、
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム及びトリスドデシル硫酸スカンジウムと共に、重縮合ポリエステル単量体とラジカル重合性単量体とを水系媒体中に乳化又は分散した後、重縮合及びラジカル重合を行い、樹脂微粒子分散液を製造する工程であって、前記重合性ポリエステル単量体全体の重量平均溶解度パラメータδpeと前記ラジカル重合性単量体全体の重量平均溶解度パラメータδvとの差のδv−δpeが1.06以上1.30以下[(cal/cc)1/2(25℃)]以上であり、且つ前記重縮合ポリエステル単量体及び前記ラジカル重合性単量体の全単量体の疎水性パラメータ(Log(P))が0.6以上5.14以下である樹脂微粒子分散液を製造する工程と、
前記樹脂微粒子分散液における樹脂微粒子を凝集する工程と、
得られた凝集粒子を加熱して溶融する工程と、
を含む、ことを特徴としている。
本発明の樹脂微粒子分散液の製造方法は、まず、目的とする樹脂微粒子原料として重縮合ポリエステル単量体及びラジカル重合性単量体を水系媒体中に例えば機械的シェアや超音波などにより乳化又は分散させる。この際、必要に応じて触媒や界面活性剤などの添加剤も水溶性媒体に添加する。この溶液に対して例えば加熱などを施すことで、重縮合及びラジカル重合をそれぞれ進行させる。そして、重縮合ポリエステル単量体及びラジカル重合性単量体として、疎水性パラメータ(Log(P))が−0.5以上20以下のものを用い、且つ重縮合ポリエステル単量体及びラジカル重合性単量体として、重合性ポリエステル単量体全体の重量平均溶解度パラメータδpeと、ラジカル重合性単量体全体の重量平均分子量パラメータδvとの差の絶対値|δv−δpe|が1.05[(cal/cc)1/2(25℃)]以上のものを用いる。
但し、本発明の樹脂微粒子分散液の製造方法は、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム及びトリスドデシル硫酸スカンジウムと共に、重縮合ポリエステル単量体とラジカル重合性単量体とを水系媒体中に乳化又は分散した後、重縮合及びラジカル重合を行い、樹脂微粒子分散液を製造する工程であって、前記重合性ポリエステル単量体全体の重量平均溶解度パラメータδpeと前記ラジカル重合性単量体全体の重量平均溶解度パラメータδvとの差のδv−δpeが1.06以上1.30以下[(cal/cc) 1/2 (25℃)]以上であり、且つ前記重縮合ポリエステル単量体及び前記ラジカル重合性単量体の全単量体の疎水性パラメータ(Log(P))が0.6以上5.14以下である樹脂微粒子分散液を製造方法が適用される。
式:Log(P)=Log(C0/Cw)
(式中、C0は、測定温度における1−オクタノール中の単量体(モノマー)の濃度を示し、Cwは、測定温度における水中の単量体(モノマー)の濃度を示す。)
本発明の静電荷像現像用トナー(以下、トナー)は、少なくとも、上記本発明の樹脂微粒子分散液を凝集させた後(凝集工程)、加熱溶融(融合工程)して得られる。以下、本発明の静電荷像現像用トナーと共に、その製造方法についても説明する。
まず、着色剤としては次のようなものを使用することができる。黒色顔料としては、カーボンブラック、酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、活性炭、非磁性フェライト、マグネタイト等を挙げることができる。
黄色顔料としては、黄鉛、亜鉛黄、黄色酸化鉄、カドミウムイエロー、クロムイエロー、ハンザイエロー、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、スレンイエロー、キノリンイエロー、パーメネントイエローNCG 等を挙げることができる。
橙色顔料としては、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR 、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、ベンジジンオレンジG 、インダスレンブリリアントオレンジRK、インダスレンブリリアントオレンジGK等を挙げることができる。
赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、ウオッチヤングレッド、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ブリリアンカーミン3B、ブリリアンカーミン6B、デイポンオイルレッド、ピラゾロンレッド、ローダミンB レーキ、レーキレッドC、ローズベンガル、エオキシンレッド、アリザリンレーキ等を挙げることができる。
青色顔料としては、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、ファストスカイブルー、インダスレンブルーBC、アニリンブルー、ウルトラマリンブルー、カルコオイルブルー、メチレンブルークロライド、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、マラカイトグリーンオクサレレートなどを挙げることができる。
紫色顔料としては、マンガン紫、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ等を挙げることができる。
緑色顔料としては、酸化クロム、クロムグリーン、ピグメントグリーン、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンG等を挙げることができる。
白色顔料としては、亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛等をあげることができる。
体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、アルミナホワイト等を挙げることができる。
また、染料としては、塩基性、酸性、分散、直接染料等の各種染料、例えば、ニグロシン、メチレンブルー、ローズベンガル、キノリンイエロー、ウルトラマリンブルー等があげられる。
以上説明した本発明の静電荷像現像用トナーの製造方法により得られるトナーは、静電荷像現像用現像剤として使用される。この現像剤は、この静電荷像現像トナーを含有することの外は特に制限はなく、目的に応じて適宜の成分組成をとることができる。静電荷像現像トナーを、単独で用いると一成分系の静電荷像現像剤として調製され、また、キャリアと組み合わせて用いると二成分系の静電荷像現像剤として調製される。
前記潜像形成工程は、潜像保持体表面に静電潜像を形成する工程である。前記現像工程は、トナーを含む現像剤により前記潜像保持体表面に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する。前記転写工程は、潜像保持体表面に形成されたトナー像を記録媒体表面に転写する工程である。前記クリーニング工程は、潜像保持体上に残留する静電荷像現像剤を除去する工程である。本発明の画像形成方法においては、さらにリサイクル工程をも含む態様が好ましい。前記リサイクル工程は、前記クリーニング工程において回収した静電荷像現像用トナーを現像剤層に移す工程である。このリサイクル工程を含む態様の画像形成方法は、トナーリサイクルシステムタイプのコピー機、ファクシミリ機等の画像形成装置を用いて実施することができる。また、クリーニング工程を省略し、現像と同時にトナーを回収する態様のリサイクルシステムにも適用することができる。
測定する粒子が2μm以上の場合、測定装置としてはコールターカウンターTA−II型(ベックマンーコールター社製)を用い、電解液はISOTON−II(ベックマンーコールター社製)を使用した。
式:GSDv=(D84/D16)0.5
同様に、測定された粒度分布を分割された粒度範囲(チャンネル)に対し、粒度の小さいほうから数累積分布を描き、累積50%となる粒径を数平均粒径と定義する。
重量平均分子量は、以下の条件で行ったものである。GPCは「HLC−8120GPC、SC−8020(東ソー(株)社製)装置」を用い、カラムは「TSKgel、SuperHM−H(東ソー(株)社製6.0mmID×15cm)」を2本用い、溶離液としてTHF(テトラヒドロフラン)を用いた。実験条件としては、試料濃度0.5%、流速0.6ml/min.、サンプル注入量10μl、測定温度40℃、IR検出器を用いて実験を行った。また、検量線は東ソー社製「polystylene標準試料TSK standard」:「A−500」、「F−1」、「F−10」、「F−80」、「F−380」、「A−2500」、「F−4」、「F−40」、「F−128」、「F−700」の10サンプルから作製した。
融点及びガラス転移温度は、ASTMD3418−8に準拠して測定された主体極大ピークより求めた。主体極大ピークの測定には、パーキンエルマー社製のDSC−7を用いることができる。この装置の検出部の温度補正はインジウムと亜鉛との融点を用い、熱量の補正にはインジウムの融解熱を用いる。サンプルは、アルミニウム製パンを用い、対照用に空パンをセットし、昇温速度10℃/minで測定を行った。
樹脂における結晶性の有無については、上記方法により測定された熱吸収曲線が JIS K7121の融解温度の定義に従い、低温側のベースラインを高温側に延長した直線と融解ピーク(吸熱ピーク)の低温側の曲線に勾配が最大になる点で引いた接線の交点(融解開始温度)と高温側のベースラインを低温側に延長した直線と融解ピーク(吸熱ピーク)の高温側の曲線に勾配が最大になる点で引いた接線の交点(融解終了温度)の温度差が50℃以内であって、その曲線の形態が同じくJIS K7121で示される階段状形状を示さない場合を結晶性を有すると判断した。
樹脂微粒子の粒度分布を評価する指標として、SD値を測定した。SD値とは、分散液中の樹脂微粒子の体積平均粒子径/数平均粒子径で表される。一般に、体積平均粒子径は粒径の大きな粒子により影響を受けやすく、数平均粒子径は粒径の小さな粒子により影響を受けやすいため、微粒子の粒度分布が単分散であればSD値は1.0となり、粒度分布が広がるほど、SD値も大きくなるものである。かかるSD値は、上記GSDvと同様、、レーザー回析式粒度分布測定装置(LA−700:堀場製作所製)を用いて測定した。
「ポリエステル樹脂1の調整」
三ツ口フラスコに、1,9−ノナンジオール(Log(P)=1.86) 128.2g及び1,10−ドデカンニ酸(Log(P)=2.7) 170.4g、5−t−ブチルイソフタル酸(Log(P)=2.85) 13.4g、スチレンモノマー(Log(P)=2.67) 350.0g、ブチルアクリレートモノマー(Log(P)=1.88) 35.0g、ヘキサデカン(Log(P)=7.18) 2g、及びドデカンチオール(Log(P)=5.14) 24gを50℃にてよく混合し室温に冷却後スカンジウムトリフルオロメタンスルフォネート Sc(OSO2CF3)31.0gを触媒として添加し溶解させた。
上記で得られた樹脂分散液(1)に、10.0gのマレイン酸を添加し室温で12時間、80℃で1時間攪拌しながら放置し、十分マレイン酸を樹脂微粒子中に分配させた後、2.5gの過硫酸アンモニウムを10gのイオン交換水に溶解したものを添加し、窒素雰囲気下再び80℃でさらに5時間重合を行ったところ、体積平均粒子径が0.2μm、SD値1.3の安定な樹脂微粒子分散液(2)を得た。
顔料分散液の調整:
シアン顔料(大日精化(株)製、Pigment Blue 15:3)1kg、アニオン界面活性剤(第一工業製薬社製:ネオゲンR)150g、イオン交換水9kgを混合し、溶解し、高圧衝撃式分散機アルティマイザー((株)スギノマシン製、HJP30006)を用いて約1時間分散してシアン顔料の分散液を調製した。分散されたシアン顔料の平均粒径は、0.15μm、着色剤粒子濃度は23重量%であった。
エステルワックス(日本油脂(株)製:WE−2、融点65℃)50g、アニオン性界面活性剤(第一工業製薬(株):ネオゲンRK)5g、イオン交換水200gを95℃に加熱して、ホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックスT50)を用いて分散した後、マントンゴーリン高圧ホモジナイザー(ゴーリン社)で分散処理し、平均粒径が0.23μm、粒子濃度20重量%のエステルワックス分散液を調製した。
上記ラジカル重合性単量体を重合して得られた樹脂微粒子分散液(2)を400g、上記顔料分散液34.4g、エステルワックス分散液を33g、ノニオン性界面活性剤(IGEPAL CA897)0.5g、イオン交換水265gを2Lの円筒ステンレス容器に入れ、Ultraturraxにより8000rpmでせん断力を加えながら30分間分散混合する。ついで凝集剤としてポリ塩化アルミニウムの10%硝酸水溶液0.18gを滴下した。この際、原料分散液のpHは4.2〜4.5の範囲に1Nの水酸化ナトリウム水溶液により調整した。その後、攪拌装置、温度計を備えたステンレススチール重合釜にて原料分散液を攪拌しながら樹脂粒子、顔料粒子、ワックス粒子を徐々に加熱凝集し体積平均粒子径(コールターカウンター社 TA−II型 アパーチャー径 50μm)を6.0μmに調整した。その後pHを9.0に上げた後、78℃に昇温し3時間保持をしポテト形状の体積平均粒子径D50v6.0μm、体積平均粒度分布指標(GSD)1.23のトナー粒子を得た。その後、冷却し45μmメッシュで篩分し、十分な水洗を繰り返した後凍結乾燥機で乾燥しトナー粒子1を得た。
得られたトナー粒子1 100部に対して、コロイダルシリカ(日本アエロジル社製、R972)1部を外添し、ヘンシェルミキサーを用いて混合することにより、静電荷像現像用トナーを得た。フェライト粒子(パウダーテック社製、平均粒径50μm)100部とメタクリレート樹脂(菱レイヨン社製、分子量95000)1部とを、トルエン500部と共に加圧式ニーダーに入れ、常温で15分間混合した後、減圧混合しながら70℃まで昇温し、トルエンを留去した後、冷却し、105μmの篩を用いて分粒することにより、フェライトキャリア(樹脂被覆キャリア)を作製した。このフェライトキャリアと、上記静電荷像現像用トナーとを混合し、トナー濃度が7重量%である二成分系の静電荷像現像剤を作製した。
「ポリエステル樹脂2の重合」
実施例1と同様に多価カルボン酸と多価アルコール、触媒を混合後、スチレンモノマー(Log(P)=2.67) 350g、ブチルアクリレート(Log(P)=1.88) 35g、ドデカンチオール(Log(P)=5.14) 24gをさらに混合し、実施例1と同様に水中に乳化した後、実施例1と同様に80℃で6時間重合を行い樹脂微粒子分散液(3)を得た。得られた樹脂微粒子の粒子径は0.15μm、SD値1.3、ポリエステル樹脂の重量平均分子量は18000、融点69℃であった。
樹脂微粒子分散液(3)を使用し、マレイン酸の代わりにイタコン酸13gを使用した以外は、実施例1での樹脂微粒子分散液(2)と同様に重合を行い樹脂微粒子分散液(4)を得た。得られた樹脂微粒子6の粒子径は0.15μm、SD値1.3、ラジカル重合性単量体の重合収率99%以上、樹脂微粒子6の重量平均分子量は18000と29000にピークを示し、融点69℃であった。また用いたポリエステル単量体とラジカル重合性単量体から求められる重量平均溶解度パラメータの差δv−δpeは1.06であった。
上記樹脂微粒子分散液(4)を用いた以外は、実施例1と同様に顔料分散液及びエステルワックス分散液を調整した後、これらを凝集しさらに78℃に加熱し粒子を融着し最終トナーを得た。得られたトナーの体積平均粒子径は5.0μm、体積平均粒度分布が1.23、球形状のトナー粒子を得た。
トナー粒子2を用いた以外は実施例1と同様に現像剤2を調整し、その帯電性、画質評価を行った。その結果、現像剤初期帯電性は41μC/g、そのエージング後の維持性99%以上を示した。また実施例1と同様に定着特性、画質特性を評価した結果、その定着性能においても100℃での定着性能と優れた画質特性を示した。
「ポリエステル樹脂3の重合」
多価カルボン酸をドデカン二酸184.2g(Log(P)=2.7)、多価アルコール1,9ノナンジオール(Log(P)=1.86) 128.2gの混合物を用い、ラジカル重合性単量体としてスチレンモノマー(Log(P)=2.67) 350g、ブチルアクリレート(Log(P)=1.88) 35gを用いた以外は実施例1と同様に重合を行い、樹脂微粒子分散液(5)を得た。得られた樹脂微粒子の粒子径は0.25μm、SD値1.3、ポリエステル樹脂の重量平均分子量は15000、融点69℃であった。
樹脂微粒子分散液(5)を使用し、マレイン酸の代わりにアクリル酸7gを用いた以外は、実施例1での樹脂微粒子分散液(2)と同様に重合を行い樹脂微粒子分散液(6)を得た。得られた樹脂微粒子8の粒子径は0.25μm、SD値1.3、ラジカル重合性単量体の重合収率99%以上、重量平均分子量は15000と30000にピークを示した。またその融点69℃であった。さらに用いたポリエステル単量体とラジカル重合性単量体から求められる重量平均溶解度パラメータの差δv−δpeは1.06であった。
上記樹脂微粒子分散液(6)を用いた以外は、実施例1と同様に顔料分散液及びエステルワックス分散液を調整した後、これらを凝集しさらに78℃に加熱し粒子を融着し最終トナーを得た。得られたトナーの体積平均粒子径は5.3μm、体積平均粒度分布が1.22の球形状のトナー粒子を得た。
トナー粒子3を用いた以外は実施例1と同様に現像剤3を調整し、その帯電性、画質評価を行った。その結果、現像剤初期帯電性は45μC/g、そのエージング後の維持性99%以上を示し、また実施例1と同様に定着特性、画質特性を評価した結果、その定着性能においても100℃での定着性能と優れた画質特性を示した。
「ポリエステル樹脂4の重合」
多価カルボン酸としてセバシン酸(log(P)=1.87)を161.8g、多価アルコールとして1、4シクロヘキサンジメタノール(log(P)=0.9)57.7g、1,6ヘキサンジオール(log(P)=0.6)47.3g、ラジカル重合性単量体としてスチレンモノマー(Log(P)=2.67) 350g、ブチルアクリレート(Log(P)=1.88) 35g、ドデカンチオール(Log(P)=5.14) 24gを用いて、実施例1と同様に実施例1と同量のスカンジウムトリフルオロメタンスルフォネートを触媒として添加し溶解させた後、この混合物をドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、トリスドデシル硫酸スカンジウムを溶解したイオン交換水の中へ投入し超音波にて予備分散した後、さらに超高圧ホモジナイザー(吉田機械興業社製ナノマイザー)を用いて乳化分散を行い、体積平均粒子径0.30μm(堀場製作所 LA700)を得た。この乳化物を攪拌機を備えた3Lの加圧型リアクターに投入し、窒素雰囲気下100℃、8時間重合を行い樹脂微粒子分散液(7)を得た。反応物は安定な乳化状態を保ち、その体積平均粒子径は0.30μm、体積平均粒子径と数平均粒子径分布の比SD値(体積平均粒子径/数平均粒子径)は1.3であった。ポリエステル樹脂の重量平均分子量は16000であった。
樹脂微粒子分散液(7)を使用し、マレイン酸の代わりにアクリル酸5gを用いた以外は、実施例1での樹脂微粒子分散液(2)と同様に重合を行い樹脂微粒子分散液(8)を得た。得られた樹脂微粒子8の粒子径は0.35μm、SD値1.3、ラジカル重合性単量体の重合収率99%以上、重量平均分子量は16000と30000にピークを示した。またその融点65℃であった。さらに用いたポリエステル単量体とラジカル重合性単量体から求められる重量平均溶解度パラメータの差δv−δpeは1.30であった。
上記樹脂微粒子分散液(8)を用いた以外は、実施例1と同様に顔料分散液及びエステルワックス分散液を調整した後、これらを凝集しさらに90℃に加熱し粒子を融着し最終トナーを得た。得られたトナーの体積平均粒子径は5.6μm、体積平均粒度分布が1.25、球形状のトナー粒子を得た。
トナー粒子4を用いた以外は実施例1と同様に現像剤5を調整し、その帯電性、画質評価を行った。その結果、現像剤初期帯電性は40μC/g、そのエージング後の維持性99%以上を示し、また実施例1と同様に定着特性、画質特性を評価した結果、その定着性能においても100℃での定着性能と優れた画質特性を示した。
本発明における優れた樹脂微粒子分散液(ポリエステル樹脂微粒子の分散液)による優れたトナーとしての帯電特性、定着特性及び画質特性を示すために、従来行われているポリエステルの塊状重合による直接重合とミニエマルジョン法による水系媒体への樹脂微粒子の調整、それによるトナー製造とその特性を比較例1として示す。
三ツ口フラスコに、ドデカン二酸184.2g及び1,9−ノナンジオール128.2gと触媒としてジブチルスズオキサイドを2gとを入れた後、減圧操作により容器内の空気を減圧し、さらに窒素ガスにより不活性雰囲気下とし、機械攪拌を行いながら180℃で12時間還流を行ったところ粘稠な状態となった。GPCにて分子量を確認したところ、重量平均分子量21000であった。その融点をDSCにより実施例1と同様に測定した結果、その値は70℃であった。
樹脂微粒子分散液(9)を使用し、マレイン酸を使用しない事以外は実施例1での樹脂微粒子分散液(2)と同様に重合を行い樹脂微粒子分散液(10)を得た。得られた樹脂微粒子12の粒子径は1.1μm、SD値4.0、ラジカル重合性単量体の重合収率99%、重量平均分子量は21000と31000にピークを示した。またその融点69℃であった。さらに用いたポリエステル単量体とラジカル重合性単量体から求められる重量平均溶解度パラメータの差δv−δpeは1.02であった。
上記樹脂微粒子分散液(10)を用いた以外は、実施例1と同様に顔料分散液及びエステルワックス分散液を調整した後、これらを凝集しさらに78℃に加熱し粒子を融着し最終トナーを得た。得られたトナーの体積平均粒子径は8.9μm、体積平均粒度分布が1.45の1μm以下から10μm以上まで幅広く分布するポテト状のトナー粒子を得たが、その粒子経及び粒度分布は、高画質トナーとしては実用上大きな問題を有すると考えられる。
トナー粒子5を用いた以外は実施例1と同様に現像剤5を調整し、実施例1と同様にその帯電性、定着性能画質評価を行った。その結果、現像剤初期帯電性は2μC/gから20μC/gにばらつきが大きく、そのエージング後の維持性30%以下で帯電性の再現性、維持性において実用上大きな問題となった。またその定着温度は120℃であったが、その画質特性における画質むらが多く、トナーの飛び散りが多く、細線再現性においても実用上大きな問題であった。
「ポリエステル樹脂6の重合」
多価カルボン酸としてアジピン酸(log(P)=0.2) 214.9g、多価アルコールとしてエチレングリコール(Log(P)=−0.79) 84.3g、ラジカル重合性単量体としてスチレンモノマー(Log(P)=2.67) 350g、ブチルアクリレート(Log(P)=1.88) 35g、ドデカンチオール(Log(P)=5.14) 24gを用いて、実施例1と同様にスカンジウムトリフルオロメタンスルフォネートを触媒として添加し溶解させた後、この混合物をドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、トリスドデシル硫酸スカンジウムを溶解したイオン交換水の中へ投入し超音波にて予備分散した後、さらに超高圧ホモジナイザー(吉田機械興業社製ナノマイザー)を用いて乳化分散を行い、体積平均粒子径0.30μm(堀場製作所 LA700)を得た。この乳化物を攪拌機を備えた5Lの加圧型リアクターに投入し、窒素雰囲気下100℃、24時間重合を行い樹脂微粒子分散液(11)を得た。反応物は安定な乳化状態を保ち、その体積平均粒子径は0.70μm、SD値は1.3であった。ポリエステル樹脂の重量平均分子量は800であり、その分子量は低分子量のまま飽和状態となりその製造上、トナー特性上問題であった。
樹脂微粒子分散液(11)を使用し、マレイン酸の代わりにアクリル酸5gを用いた以外は、実施例1での樹脂微粒子分散液(2)と同様に重合を行い樹脂微粒子分散液(12)を得た。得られた樹脂微粒子8の粒子径は0.70μm、SD値1.3、ラジカル重合性単量体の重合収率99%以上、重量平均分子量は800と30000にピークを示した。またその融点47℃であった。さらに用いたポリエステル単量体とラジカル重合性単量体から求められる重量平均溶解度パラメータの差δv−δpeは0.13であった。
上記樹脂微粒子分散液(12)を用いた以外は、実施例1と同様に顔料分散液及びエステルワックス分散液を調整した後、これらを凝集しさらに78℃に加熱し粒子を融着し最終トナーを得た。得られたトナーの体積平均粒子径は7.0μm、体積平均粒度分布が1.35の1μm以下から10μm以上まで幅広く分布するポテト状のトナー粒子を得たが、その粒子経及び粒度分布は、高画質トナーとしては実用上大きな問題を有すると考えられる。
トナー粒子6を用いた以外は実施例1と同様に現像剤6を調整し、実施例1と同様にその帯電性、定着性能画質評価を行った。その結果、現像剤初期帯電性は3μC/g、そのエージング後の維持性30%以下で帯電性の再現性、維持性において実用上大きな問題となった。またその定着温度は110℃であったが、その画質特性における画質むらが多く、またトナーの飛び散りが多く、細線再現性においても実用上大きな問題であった。
分散液の樹脂微粒子の粒度分布については、以下の評価基準により評価した。
「○」・・・SD値が1.5未満、
「△」・・・SD値が1.5以上3.0未満、
「×」・・・SD値が3.0以上
分散液の樹脂微粒子の体積平均粒径については、以下の評価基準により評価した。
「○」・・・0.3μm未満、
「△」・・・0.3μm以上0.7μm未満、
「×」・・・0.7μm以上
樹脂微粒子分散液の安定性を以下のような判断基準の下に判定した。作製したラテックスを300ccのガラス瓶に150cc入れ、60℃の恒温槽中に1週間放置した。1週間後のラテックスの安定性を以下で判断した。判断基準は以下の通りである。なお、〇を合格とした。
「〇」・・・・沈降、分離無く良好な分散性を示す
「△」・・・・やや分離が見られる
「×」・・・・沈降、分離あり
トナーの帯電特性については、以下の評価基準により評価した。
「○」・・・初期帯電量が30μC/g以上
「△」・・・初期帯電量が20μC/g以上30μC/g未満
「×」・・・初期帯電量が20μC/g未満
トナーの帯電維持性については、以下の評価基準により評価した。
「○」・・・1週間のエージング後の帯電量の維持性が90%以上
「△」・・上記帯電量の維持性が50%以上90%未満
「×」・・・上記帯電量の維持性が50%未満
トナーの粒度分布については、以下の評価基準により評価した。
「○」・・・GSDvが1.30未満
「△」・・・GSDvが1.30以上1.40未満
「×」・・・GSDvが1.40以上、とした。
画質特性については、以下の評価基準により評価した。
「○」・・・トナーの飛び散りもなく、十分な画像濃度と均一な画質が得られ実用上問題ない良好な画質特性が得られた。
「△」・・・わずかにトナーの飛び散りが認められたが、実用上問題ない画像濃度と均一な画質が得られた。
「×」・・・トナーの飛び散りが顕著に観察され、初期画像濃度と画質の均一性が不充分であり実用上問題であった。
Claims (6)
- ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム及びトリスドデシル硫酸スカンジウムと共に、重縮合ポリエステル単量体とラジカル重合性単量体とを水系媒体中に乳化又は分散した後、重縮合及びラジカル重合を行い、樹脂微粒子分散液を製造する工程であって、前記重合性ポリエステル単量体全体の重量平均溶解度パラメータδpeと前記ラジカル重合性単量体全体の重量平均溶解度パラメータδvとの差のδv−δpeが1.06以上1.30以下[(cal/cc)1/2(25℃)]以上であり、且つ前記重縮合ポリエステル単量体及び前記ラジカル重合性単量体の全単量体の疎水性パラメータ(Log(P))が0.6以上5.14以下である樹脂微粒子分散液を製造する工程と、
前記樹脂微粒子分散液における樹脂微粒子を凝集する工程と、
得られた凝集粒子を加熱して溶融する工程と、
を含む、ことを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。 - 前記ラジカル重合性単量体として、ビニル系単量体を用いることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 前記ラジカル重合性単量体として、ビニル系単量体と共に、水に対する溶解度が80%(25℃)以内のラジカル重合性不飽和酸単量体又はその酸無水物を用いることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 前記重縮合ポリエステル単量体及び前記ラジカル重合性単量体は、前記重縮合ポリエステル単量体を予め前記ラジカル重合性単量体に溶解後、前記水系媒体中に乳化又は分散することを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 前記重縮合ポリエステル単量体を重縮合して得られるポリエステルは、結晶性樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 得られる樹脂微粒子は、コアの周囲をシェルにより被覆されたコア/シェル構造を有し、前記コアは前記重縮合ポリエステル単量体を重縮合したポリエステルで構成され、前記シェルが前記ラジカル重合性単量体をラジカル重合したラジカル重合体で構成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
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