JP4607735B2 - スリットコイルのハンドリング装置およびハンドリング方法 - Google Patents

スリットコイルのハンドリング装置およびハンドリング方法 Download PDF

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Description

本発明は、鋼帯などの金属帯を巻回したコイルを幅方向に複数条に切断してなるスリットコイルを吊り上げて搬送するとともに、それらのスリットコイルを各条に分離するスリットコイルのハンドリング装置およびハンドリング方法に関する。
広幅の鋼帯などの金属帯コイルは、その後の製品に合わせて幅方向に複数条に切断(スリット)され、狭幅のスリットコイルとされる。スリットコイルは、その後のハンドリング過程で弛緩したり、巻きずれが生じたりして、コイルの損傷やハンドリング上の不都合を生じさせないため、スリット直後に、外周方向(縦バンドかけ)および円周から外周に向けた半径方向(横バンドかけ)によりバンドをかけ固定される。
上述の横バンドかけの際には、スリットコイルを各条に分離する必要があるが、従来、この分離作業はクレーン等の搬送装置によりスリットコイルを吊り上げた状態で、作業者の手作業で行っている。しかし、金属帯コイルは一条だけでも非常に重いため、危険であるとともに作業効率が悪いという不都合がある。
一方、特許文献1には、このようなスリットコイルを作業者を介することなく分離する装置が開示されている。この装置は作業者を介在させないので安全ではあるが、スリットコイルを一条ずつ掴んで移動させなくてはならず、位置決めやコイルを掴む動作等の一連の動作をスリットコイル毎に行うので、極めて時間がかかる。また、スリットコイルを掴んで移動する機構が必要であり設備が大がかりなものとなってしまう。
特開昭63−168224号公報
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、スリットコイルを吊り上げて搬送するスリットコイルのハンドリング装置であって、安全性が高く、かつコンパクトであり、効率的かつ迅速にスリットコイルを分離する機能を備えたスリットコイルのハンドリング装置、およびそのような装置を用いたスリットコイルのハンドリング方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有する。
[1]スリットコイルを吊り上げて搬送するスリットコイルのハンドリング装置であって、略水平方向に延びるフレームを備えた本体と、前記フレームに取り付けられ、分離前のスリットコイルを立てた状態で、その中心空間に挿入される台部材と、前記台部材上をその挿入方向に沿って移動可能に設けられ、分離前のスリットコイルを支持する複数の支持部材と、前記複数の支持部材のうち隣接するもの同士をこれらが分離した状態で拘束する拘束機構と、前記複数の支持部材における他との隣接部分の一部または全部が離隔するように、前記支持部材の移動方向先端の支持部材を駆動する駆動機構とを具備することを特徴とするスリットコイルのハンドリング装置。
[2]前記拘束機構は、前記複数の支持部材の隣接するもの同士をつなぐワイヤーまたはチェーンを有することを特徴とする前記[1]に記載のスリットコイルのハンドリング装置。
[3]前記拘束機構は、前記各支持部材に設けられた連結部と、隣接する支持部材において前記各支持部材の連結部が係止される係止部とを有し、互いに隣接する支持部材が離隔した状態で一方の支持部材の連結部が他方の支持部材の係止部に係止されることを特徴とする前記[1]に記載のスリットコイルのハンドリング装置。
[4]前記複数の支持部材の隣接するもの同士を連結する連結ピンを有し、互いに隣接する支持部材が離隔した状態で対応する連結ピンがこれらの間を連結することを特徴とする前記[1]に記載のスリットコイルのハンドリング装置。
[5]前記各支持部材が離隔した際に、隣接する支持部材の間に充填される充填部材をさらに具備することを特徴とする前記[1]〜[4]のいずれかに記載のスリットコイルのハンドリング装置。
[6]前記充填部材は、前記各支持部材から突出して設けられ、前記各支持部材が隣接する支持部材と一体的である場合には、前記充填部材は隣接する支持部材の内部に挿入され、前記各支持部材が隣接する支持部材と離隔した場合には、前記充填部材はこれらの間を充填することを特徴とする前記[5]に記載のスリットコイルのハンドリング装置。
[7]前記駆動機構は、先端に位置する支持部材のみを駆動することを特徴とする前記[1]〜[6]のいずれかに記載のスリットコイルのハンドリング装置。
[8]前記各支持部材が隣接する支持部材と離隔しないようにする連結機構を有することを特徴とする前記[1]〜[7]のいずれかに記載のスリットコイルのハンドリング装置。
[9]前記[1]〜[8]のいずれかに記載のスリットコイルのハンドリング装置を用いたスリットコイルのハンドリング方法であって、分離前のスリットコイルを立てた状態で、その中心空間に台部材を挿入する工程と、前記台部材上にその挿入方向に沿って移動可能にかつ隣接するもの同士が離隔した状態で拘束されるように設けられた複数の支持部材に前記分離前のスリットコイルを支持させる工程と、これら複数の支持部材の移動方向先端の支持部材を駆動して前記複数の支持部材における他との隣接部分の一部または全部を離隔させることにより、その上に支持されているスリットコイルを各コイル片に分離させる工程とを具備することを特徴とするスリットコイルのハンドリング方法。
[10]前記スリットコイルを分離させる工程の後、分離されたスリットコイルを結束する工程をさらに具備することを特徴とする前記[9]に記載のスリットコイルのハンドリング方法。
本発明においては、スリットコイルを吊り上げて搬送するスリットコイルのハンドリング装置の本体に備えられた略水平方向に延びるフレームに台部材が取り付けられ、分離前のスリットコイルを立てた状態で、その中心空間に台部材を挿入し、台部材上にその挿入方向に沿って移動可能に設けられた複数の支持部材により分離前のスリットコイルを支持し、これら複数の支持部材を隣接するもの同士が所定長離隔した状態で拘束機構により拘束するようにして、複数の支持部材における他との隣接部分の一部または全部を離隔するように、前記支持部材の少なくとも一つを駆動する。この際に各支持部材は離隔した状態で拘束機構により拘束されるので、支持部材の少なくとも一つを駆動するだけで、その他の支持部材は所定長離隔した段階で順次移動されて行き、その上に支持されているスリットコイル片は、その重量が主にかかっている支持部材とともに移動し、分離される。
本発明によれば、上述したように、支持部材の移動により、作業者を介することなくスリットコイルを分離することができ安全であるとともに、支持部材の少なくとも一つを駆動するだけで、その他の支持部材は所定距離離隔した段階で順次移動され、それにともなってスリットコイル片が分離するので、効率的かつ迅速にスリットコイルを分離することができる。また、支持部材を駆動させるだけでスリットコイルを分離することができるので、大がかりな機構は不要であり、コンパクトな構成とすることができる。さらに、スリットコイルを吊り上げて搬送する状態でスリットコイルを分離することができるので、工程間の搬送作業が省け、作業工程が短縮される。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るスリットコイルのハンドリング装置を示す側面図、図2はその要部を示す斜視図である。このスリットコイルのハンドリング装置100は、クレーン本体(図示せず)に連結され、スリットコイルを吊り上げて搬送するとともに、それらのスリットコイルを各条に分離する機能を有している。ハンドリング装置100の本体4は、略水平方向に延びる上部フレーム4aと、略垂直方向に延びる側部フレーム4bと、略水平方向に延びる下部フレーム4cからなるコの字形をしている(Cフック)。そして、その下部フレーム4c上に台部材5が取り付けられており、この台部材5は、クレーン本体の作動によってハンドリング装置100が水平方向に移動することにより、載置台2上のスリットコイル1の中心空間1sに挿入される。なお、図1中の3はクレーン本体との連結部、11はバランスウエイトである。
台部材5の上面には、図2に示すように、その長手方向(挿入方向)に沿ってガイドレール6が設けられており、ガイドレール6上には6つの支持スライダー(支持部材)7a、7b、7c、7d、7e、7fが台部材5の長手方向に沿ってスライド可能に設けられている。支持スライダー7a〜7fはその隣接するもの同士がワイヤー8で繋がれており、支持スライダー7a〜7fはその隣接するもの同士が所定長離隔した段階でワイヤー8により互いに拘束されるようになっている。図示しているように、これら支持スライダー7a〜7fが一体的に配置され離隔していない初期状態ではワイヤー8はたるんだ状態となっている。支持スライダー7a〜7fの上面はスリットコイル1の中心空間1sの曲率に合わせた曲線になっている。
先端に設けられた支持スライダー7aには水平方向に沿って延びるボールネジ9が螺合されている。台部材5にはボールネジ9を回転させるモータ10が取り付けられている。なお、他の支持スライダーは支持スライダー7aがモータ10のよって駆動されて先端方向に移動した際にボールネジ9が挿入可能な孔が形成されている。
図3(a)に示すように、各支持スライダー7b〜7fには(7b〜7dのみ図示)、それぞれ、支持スライダー7a〜7eに収納されるように、充填部材12b〜12fが水平方向に突出して設けられており、これら充填部材12b〜12fは、図3(b)に示すように、支持スライダー7b〜7fが離隔した際に、これらの間を充填し、スリットコイル1を支持してコイル片に分離する際にスリットコイル1の転動を防止するようになっている。
次に、このように構成されるスリットコイル分離装置100の動作について、図4のフローチャートと図5〜図9の動作説明図を参照して説明する。
(工程1)まず、図5に示すように、縦バンドをかけた状態のスリットコイル1(ここでは、6個のコイル片1a〜1fにスリットされている)を載置台2の所定位置に載置する。
(工程2)次いで、図6に示すように、クレーン本体の作動によってハンドリング装置100を水平方向に移動することにより、台部材5をスリットコイル1の中心空間1sに挿入する。
(工程3)次いで、図7に示すように、クレーン本体の作動によってハンドリング装置100を上方に移動することにより、スリットコイル1を支持スライダー7a〜7fにより支持する。
(工程4)この状態から、図8に示すように、支持スライダー7a〜7fを互いに離隔させ、それにともなってスリットコイル1をコイル片a、b、c、d、e、fに分離する。
この際の手順について図9を参照して詳細に説明する。なお、図9では、スリットコイル1が5個のコイル片1a〜1eにスリットされているものとしている。まず、モータ10によりボールネジ9を回転させ、先頭の支持スライダー7aをガイドレール6に沿って移動させる。これにともなって、スリットコイル1のうち、主に支持スライダー7aに重量が乗っていた先頭のコイル片1aが支持スライダー7aの移動にともなって移動し、隣接するコイル片1bから分離する(図9の(a))。さらに支持スライダー7aが移動して支持スライダー7bと所定長離隔すると、支持スライダー7aと7bとの間のワイター8が張った状態となり、支持スライダー7bも移動し始める。このようにして、支持スライダー7c、7d、7e、7fと順次同様に移動して行き、他のコイル片1b、1c、1d、1eは、支持スライダー7c、7d、7e、7fのうち主に重量が乗っていたものの移動にともなって移動し、図9(b)の状態を経て、図9(c)に示すように、5つのコイル片1a、1b、1c、1d、1eに分離される。
(工程5)スリットコイル1がコイル片1a〜1fの各条に分離した後、これらコイル片に横バンドかけを行って結束する。この際の作業は、バンド(ワイヤー等)を自動的に巻回して結束する装置を用いることが好ましいが、作業者の手作業で行ってもよい。
本実施形態によれば、以上のように支持スライダー7a〜7fの移動により、作業者を介することなくスリットコイル1を分離することができ安全であるとともに、先端に位置する支持スライダー7aを駆動するだけで、その他の支持スライダー7b〜7fは所定距離離隔した段階で順次移動され、それにともなってスリットコイル1のコイル片1a〜1fが分離するので、効率的かつ迅速にスリットコイル1を分離することができる。また、支持スライダー7aを駆動するだけでスリットコイル1を分離することができるので、大がかりな機構は不要であり、コンパクトな構成とすることができる。さらに、スリットコイル1を吊り上げて搬送する状態でスリットコイル1を分離することができるので、工程間の搬送作業が省け、作業工程が短縮される。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく種々変更可能である。例えば、支持部材である支持スライダーのうち隣接するもの同士をこれらが離隔した状態で拘束する拘束機構として、隣接する支持スライダーを繋ぐワイヤーを用いたが、これに限らず、チェーンや他の糸状要素を用いてもよい。また、図10に示すように、支持スライダー7b〜7fにそれぞれ連結部13を突出するように設け、支持スライダー7a〜7eの内部にそれぞれ連結部13が挿入される空洞部14およびそれぞれ連結部13が係止される係止部15を設けて、支持スライダー7a〜7fが離隔せずに一体的に存在している際には、図10(a)に示すように、連結部13が空洞部14に収納され、図10(b)に示すように、いずれかの隣接する支持スライダーが所定長離隔した際に、対応する連結部13の先端が係止部15に係止されるようにしてもよい。この場合には、連結部13を上述した充填部として機能させることも可能である。さらに、図11に示すように、支持スライダー7b〜7fに、切り欠き部16を設け、互いに隣接する支持スライダーが所定長離隔した際にこれらを連結する連結ピン17の両端の係止部17aがこれら互いに隣接する支持スラーダーの各切り欠き部16に係止されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、支持スライダーを駆動する機構としてボールネジ機構を用いたが、これに限定されることなく、ベルト駆動機構、チェーン駆動機構等の他の駆動機構であってもよい。駆動する支持スライダーとして先端のものを用いたが、それに限らず、少なくとも一つの支持スライダーを駆動するようにすればよい。
さらに、上記図9では、スリットコイルのコイル片が全て分離した際に、支持スライダーも全て離隔するように描いているが、支持スライダーの離隔の有無および離隔距離は、スリットコイルの乗り方によって影響され、例えば図12に示すように、コイル片が2つの支持スライダーに均等に乗っている場合等はその2つの支持スライダーの間は開かないこともあるし(支持スライダー7c、7dとコイル片1c)、また、互いに隣接する支持スライダーの間が完全に最後まで離隔しない場合もある。
また、図13に示すように、各支持スライダー7a〜7fに連結フック18と係止具19を取り付けて、適宜連結フック18を隣接する支持スライダーの係止具19に掛けることによって、当該支持スライダー間を離隔しないようにできるようにしてもよい。これによって、幅の広いコイル片を分離する際に、必要な支持スライダー間のみを離隔させて各コイル片に分離することができ、作業時間が短縮できる。
さらにまた、上記実施形態では、支持部材としてガイドレール上をスライドする支持スライダーを用いたが、スリットコイルの分離方向に移動可能であれば、スライダーに限らず、車輪等で走行させる他の移動態様のものであってもよい。
本発明の一実施形態に係るスリットコイルのハンドリング装置を示す図。 本発明の一実施形態に係るスリットコイルのハンドリング装置の要部を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係るスリットコイルのハンドリング装置において、支持スライダーが分離した際に隣接する支持スライダーの間を充填する充填部材を説明するための図。 本発明の一実施形態に係るスリットコイルのハンドリング装置によりスリットコイルを分離し、分離したコイル片を結束する一連の工程を説明するフローチャート。 本発明の一実施形態に係るスリットコイルのハンドリング装置の動作を説明するための図。 本発明の一実施形態に係るスリットコイルのハンドリング装置の動作を説明するための図。 本発明の一実施形態に係るスリットコイルのハンドリング装置の動作を説明するための図。 本発明の一実施形態に係るスリットコイルのハンドリング装置の動作を説明するための図。 本発明の一実施形態に係るスリットコイルのハンドリング装置によるスリットコイル分離工程の動作を詳細に説明するための図。 拘束機構の他の例を説明するための模式図。 拘束機構のさらに他の例を説明するための模式図。 スリットコイルを分離した際の支持スライダーの他の状態を示す模式図。 支持スライダー間を離隔しないようにする機構を説明するための模式図。
符号の説明
1 スリットコイル
2 載置台
3 連結部
4 本体
4a 上部フレーム
4b 側部フレーム
4c 下部フレーム
5 台部材
6 ガイドレール
7a〜7f 支持スラーダー(支持部材)
8 ワイヤー(拘束機構)
9 ボールネジ
10 モータ
11 バランスウエイト
12b〜12f 充填部材
13 連結部
14 空洞部
15 係止部
16 切り欠き部
17 連結ピン
17a 係止部
18 連結フック
19 係止具

Claims (10)

  1. スリットコイルを吊り上げて搬送するスリットコイルのハンドリング装置であって、
    略水平方向に延びるフレームを備えた本体と、
    前記フレームに取り付けられ、分離前のスリットコイルを立てた状態で、その中心空間に挿入される台部材と、
    前記台部材上をその挿入方向に沿って移動可能に設けられ、分離前のスリットコイルを支持する複数の支持部材と、
    前記複数の支持部材のうち隣接するもの同士をこれらが分離した状態で拘束する拘束機構と、
    前記複数の支持部材における他との隣接部分の一部または全部が離隔するように、前記支持部材の移動方向先端の支持部材を駆動する駆動機構と
    を具備することを特徴とするスリットコイルのハンドリング装置。
  2. 前記拘束機構は、前記複数の支持部材の隣接するもの同士をつなぐワイヤーまたはチェーンを有することを特徴とする請求項1に記載のスリットコイルのハンドリング装置。
  3. 前記拘束機構は、前記各支持部材に設けられた連結部と、隣接する支持部材において前記各支持部材の連結部が係止される係止部とを有し、互いに隣接する支持部材が離隔した状態で一方の支持部材の連結部が他方の支持部材の係止部に係止されることを特徴とする請求項1に記載のスリットコイルのハンドリング装置。
  4. 前記複数の支持部材の隣接するもの同士を連結する連結ピンを有し、互いに隣接する支持部材が離隔した状態で対応する連結ピンがこれらの間を連結することを特徴とする請求項1に記載のスリットコイルのハンドリング装置。
  5. 前記各支持部材が離隔した際に、隣接する支持部材の間に充填される充填部材をさらに具備することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスリットコイルのハンドリング装置。
  6. 前記充填部材は、前記各支持部材から突出して設けられ、前記各支持部材が隣接する支持部材と一体的である場合には、前記充填部材は隣接する支持部材の内部に挿入され、前記各支持部材が隣接する支持部材と離隔した場合には、前記充填部材はこれらの間を充填することを特徴とする請求項5に記載のスリットコイルのハンドリング装置。
  7. 前記駆動機構は、先端に位置する支持部材のみを駆動することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のスリットコイルのハンドリング装置。
  8. 前記各支持部材が隣接する支持部材と離隔しないようにする連結機構を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のスリットコイルのハンドリング装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のスリットコイルのハンドリング装置を用いたスリットコイルのハンドリング方法であって、
    分離前のスリットコイルを立てた状態で、その中心空間に台部材を挿入する工程と、
    前記台部材上にその挿入方向に沿って移動可能にかつ隣接するもの同士が離隔した状態で拘束されるように設けられた複数の支持部材に前記分離前のスリットコイルを支持させる工程と、
    これら複数の支持部材の移動方向先端の支持部材を駆動して前記複数の支持部材における他との隣接部分の一部または全部を離隔させることにより、その上に支持されているスリットコイルを各コイル片に分離させる工程と
    を具備することを特徴とするスリットコイルのハンドリング方法。
  10. 前記スリットコイルを分離させる工程の後、分離されたスリットコイルを結束する工程をさらに具備することを特徴とする請求項9に記載のスリットコイルのハンドリング方法。
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