JP4607608B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は半導体集積回路に係わり、特に電源電圧を変化させるときの変化率を制限する電源電圧制御部を備えた半導体集積回路に好適なものに関する。
近年、半導体集積回路において、低消費電力化のために動作状態に応じて必要最小限の電源電圧まで降下させることが行われるようになってきた。
例えば、100MHz、1.2Vの半導体集積回路をデータ処理能力の余裕に応じて50MHz、0.9Vにパワーダウンして動作させることがある。このような場合、電源電圧の切り換えの前にクロックを100MHzから50MHzに落としてデータ処理を一旦停止し、次に電源電圧を1.2Vから0.9Vに下げて電圧が安定した後にデータ処理を再開するという手法が用いられていた。
逆に、100MHz、1.2Vに戻る場合は、電源電圧の切り換えの前にデータ処理を一旦停止し、電源電圧を0.9Vから1.2Vに上げて電圧が安定した後に、クロックを50MHzから100MHzに戻してデータ処理を再開していた。
これは、急激な電源電圧の遷移の最中には、クロックの同期ずれや回路遅延の揺らぎ等の問題があり、このような期間を避ける必要があるためである。
あるいはまた、電源電圧の急激な遷移に伴うオーバーシュートにより動作電圧から外れる期間が生じるという問題、即ち設計電圧が1.2V±0.05Vおよび0.9V±0.05Vとした場合に、その電圧範囲を超えることにより安定した動作を保障できなくなる事態を回避するためである。
そこで、従来は電源電圧の切り換えの前後は、電源電圧が安定するまでデータ処理を一旦停止しなければならず、処理速度の低下を招いていた。
以下に、従来の半導体集積回路を開示した文献名を記載する。
特開2003−330549号広報。
本発明は上記事情に鑑み、電源電圧の切り換え中においても動作を継続することが可能な半導体集積回路を提供することを目的とする。
また、本発明の一態様による半導体集積回路は、
少なくとも2種類の電圧からいずれかの電圧を選択する電圧選択信号と、少なくとも2種類のクロック周波数からいずれかのクロックを選択するクロック選択信号とを出力する電力制御部と、
前記クロック選択信号を与えられて、前記クロックを生成して出力するクロック生成部と、
前記電圧選択信号を与えられて、任意の電圧変化率で前記電源電圧を生成して出力する電源電圧制御部と、
前記クロック及び前記電源電圧を与えられて処理を行う回路部とを備え、
前記回路部が第1の周波数を有するクロック及び第1の電圧を有する電源電圧で処理を行っている際に、前記第1の電圧より低い第2の電圧に前記電源電圧を切り替える場合、前記電力制御部からの信号に基づき、
前記クロック生成部は、前記第1の周波数より低い第2の周波数を有するクロックを出力し、その後、
前記電源電圧制御部は、前記第1の電圧から前記第2の電圧へ前記任意の電圧変化率で変化させた電源電圧を出力し、
前記回路部が前記第2の周波数を有するクロック及び前記第2の電圧を有する電源電圧で処理を行っている際に、前記第2の電圧から第1の電圧に前記電源電圧を切り替える場合、前記電力制御部からの信号に基づき、
前記電源電圧制御部は、前記第2の電圧から前記第1の電圧へ前記任意の電圧変化率で変化させた電源電圧を出力し、その後、
前記クロック生成部は、前記第1の周波数を有するクロックを出力し、
前記電源電圧制御部は、
電源端子と参照電圧出力端子との間に直列に接続された第1の電流源及び第1のスイッチと、
前記第1の電圧が入力される第1の入力端子と前記参照電圧出力端子との間に直列に接続された第2のスイッチと、
前記第2の電圧として1種類の電圧が入力される第2の入力端子と前記参照電圧出力端子との間に直列に接続された第3のスイッチと、
前記参照電圧出力端子と接地端子との間に直列に接続された第4のスイッチ及び第2の電流源と、
前記参照電圧出力端子と前記接地端子との間に接続された容量と、
前記第1の入力端子からの前記第1の電圧と前記参照電圧出力端子からの参照電圧とを比較して第1の比較結果を出力する第1の電圧比較器と、
前記第2の入力端子からの前記第2の電圧と前記参照電圧出力端子からの前記参照電圧とを比較して第2の比較結果を出力する第2の電圧比較器と、
前記電圧選択信号と、前記第1及び第2の比較結果とを与えられ、前記第1〜第4のスイッチのオン/オフ動作を制御するスイッチング制御部とを有する最大電圧変化率制限部と、
前記電源端子に接続され、前記参照電圧出力端子から出力された前記参照電圧を与えられて、前記参照電圧を有する電圧を前記電源電圧として前記回路部に出力する電圧出力部とを備えることを特徴とする。
本発明の半導体集積回路によれば、電源電圧の切り換え中においても動作の継続が可能であることから、データ処理速度を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(1)実施の形態1
本発明の実施の形態1による半導体集積回路の回路構成を図1に示す。
この半導体集積回路は、電力制御部PCと、電源電圧制御部SVCと、クロック生成部CGと、回路部CPとを備えている。
電力制御部PCは、電源電圧を選択する電圧選択信号SEL、可変電流源の電流量を制限する電流制御信号CCS1及びCCS2とを電源電圧制御部SVCに出力し、クロックの周波数を選択するクロック選択信号CLKSをクロック生成部CGに出力する。
電源電圧制御部SVCは、電圧選択信号SELを与えられて通常用いている電圧(例えば、1.2V)と、パワーダウンする際に用いる相対的に低い少なくとも1種類の電圧(例えば、0.9V)のいずれかを選択して、電源電圧VDDVを出力する。このときに、電圧を降下させるときあるいは上昇させるときの最大電圧変化率は、電流制御信号CCS1、CCS2により調節が可能である。
また、電源電圧制御部SVCは、電源電圧VDDVを変化させた場合に、変化後に安定した状態に到達したことを示す電圧状態信号VSTATを出力し、電力制御部PC又はクロック生成部CGに与える。
クロック生成部CGは、基本クロックCLK0を入力され、クロック選択信号CLKSに基づいて、少なくとも2種類の周波数(例えば、100MHzあるいは50MHz)のいずれかをクロックCLKとして出力する。
回路部CPは、出力されたクロックCLKと電源電圧VDDVとを与えられて所定のデータ処理を行う。
このような構成を備えた本実施の形態1は、電源電圧を変化させる際に以下のように動作する。
先ず、通常用いる高い電圧(例えば、1.2V)から低い電圧(例えば、0.9V)へパワーダウンする際に、電力制御部PCからクロック選択信号CLKSが出力されてクロック生成部CGに与えられる。クロック生成部CGは、このクロック選択信号CLKSに基づいて、クロックCLKの周波数を通常用いている高い周波数(例えば、100MHz)からパワーダウン時に用いる低い周波数(例えば、50MHz)に低下させる。
その後、回路部CPにおけるデータ処理を停止することなく、電力制御部PCから電源電圧制御部SVCに電圧選択信号SEL及び電流制御信号CCS1、CCS2が出力され、電源電圧制御部SVCに与えられる。電源電圧制御部SVCは、電圧選択信号SELに基づいて、電源電圧VDDVを通常用いている高い電圧から低い電圧に低下させる。その際に、電源電圧制御部SVCは最大電圧変化率を制限する機能を有しており、電流制御信号CCS1、CCS2で制御可能な所定の電圧変化率で電圧を低下させていく。
逆に、低い電圧から通常の高い電圧へ戻す際にも回路部CPにおけるデータ処理を停止することない。この場合は、電力制御部PCから電源電圧制御部SVCに電圧選択信号SEL及び電流制御信号CCS1、CCS2が出力され、電源電圧制御部SVCに与えられる。電源電圧制御部SVCは、電圧選択信号SELに基づいて、電源電圧VDDVを低い電圧から通常用いている高い電圧へ上昇させる。その際に、同様に電源電圧制御部SVCは最大電圧変化率を制限する機能を有しているので、電流制御信号CCS1、CCS2で制御可能な所定の電圧変化率で電圧を上昇させていく。
次に、電力制御部PCからクロック選択信号CLKSが出力されてクロック生成部CGに与えられる。クロック生成部CGは、このクロック選択信号CLKSに基づいて、クロックCLKの周波数を低い周波数から通常用いている高い周波数に戻す。
このように、電源電圧VDDVの電圧を変化させる際における最大電圧変化率の制限を行うことで、電源電圧VDDVの遷移を緩やかでかつ一定の電圧変化で行うことができる。これにより、クロックの同期ずれは図示しないクロック同期調整回路がクロックの同期ずれを回路動作を継続しながら調整することが可能になり、回路動作に支障を与えないレベルまで低減することが可能である。
また、電源電圧VDDVの遷移を緩やかにしたことでオーバーシュートもほとんど発生せず、電源電圧VDDVが動作電圧規格外に外れることが防止される。
上述したように、従来は電源電圧の遷移がより短時間で急峻に行われていたため、クロックの同期ずれ等が生じたり、オーバーシュートにより動作電圧から外れる等の現象が生じる期間が存在し、データ処理を停止せざるを得なかった。これに対し、上記実施形態1によれば電源電圧の遷移をより緩やかに行うことで、このような期間の発生を防止することができる。この結果、回路部CPにおけるデータ処理を停止することなく電圧の切り換えが可能となり、処理速度を向上させることができる。
(2)実施の形態2
本発明の実施の形態2による半導体集積回路に含まれる電源電圧制御部の回路構成を図2に示す。本実施の形態2は、上記実施の形態1における電源電圧制御部SVCの具体的な回路構成を示したものに相当する。
この電源電圧制御部SVCは、最大電圧変化率制限部1と、例えば演算増幅器から成る電圧比較器CM3及びCM4、Pチャネル型MOSトランジスタT1及びNチャネル型MOSトランジスタT2、出力端子OUTを有する電圧出力部とを備える。
最大電圧変化率制限回路1は、2種類の1.2V、0.9Vの電圧を入力され、電圧選択信号SELに基づいて一方を選択して参照電圧VREF_Vを出力する。
電圧VDD端子と参照電圧VREF_V出力端子との間に、電流制御信号CCS1により電流量の制御が可能な可変電流源CS1及び電流注入用のトランスミッションゲートスイッチSW101が直列に接続され、1.2Vを入力とする入力端子と参照電圧VREF_V出力端子との間にトランスミッションゲートスイッチSW1が接続され、0.9Vを入力される入力端子と参照電圧VREF_V出力端子との間にトランスミッションゲートスイッチSW2が接続され、さらに参照電圧VREF_V出力端子と接地電圧VSS端子との間に、電流排出用のトランスミッションゲートスイッチSW102及び電流制御信号CCS2により電流量の制御が可能な可変電流源CS2が直列に接続されている。
また、電圧比較器CM1は、正転入力端子に1.2Vが入力され、反転入力端子に参照電圧VREF_V出力端子が接続され、電圧比較器CM2は、正転入力端子に参照電圧VREF_V出力端子が接続され、反転入力端子に0.9Vが入力される。
電圧比較器CM1は、参照電圧VREF_V出力端子の電圧が1.2V以上に到達したか否かを示す信号を出力する。電圧比較器CM2は、参照電圧VREF_V出力端子の電圧が0.9V以下に到達したか否かを示す信号を出力する。
電圧比較器CM1、CM2から出力された信号は、スイッチング制御部SWC1に入力される。このスイッチング制御部SWC1は、電圧選択信号SELが入力され、また電圧比較器CM1、CM2からの比較結果を示す信号が入力されて、トランスミッションゲートスイッチSW101、SW1〜SW2、SW102のそれぞれのオン/オフを後述するように制御する。
また、参照電圧VREF_V出力端子と接地電圧VSS端子との間には、容量Cが接続されている。この容量Cは、トランスミッションゲートスイッチSW101がオンしトランスミッションゲートスイッチSW102がオフしているとき可変電流源CS1により電流を注入されて参照電圧VREF_V出力端子の電位を上昇させ、トランスミッションゲートスイッチSW101がオフしトランスミッションゲートスイッチSW102がオンしているとき可変電流源CS2により電流を排出されて参照電圧VREF_V出力端子の電位を下降させる。
このような構成を備えた最大電圧変化率制限回路1は、電圧の遷移中に最大変化率を制限するため、容量Cに電流を注入あるいは排出することによって、参照電圧VREF_V出力端子の電位変化を緩やかにする機能を備えている。
最大電圧変化率制限回路1から出力された電圧VREF_Vは、電圧比較器CM3及びCM4の反転入力端子に入力される。電圧比較器CM3及びCM4の正転入力端子は、出力端子OUTに接続されている。
電圧比較器CM3及びCM4は共に、出力端子OUTの電位が参照電圧VREF_Vより低いか否かの判断を行い、出力端子OUTの電位が参照電圧VREF_Vより低い場合に、ローレベルの電圧を出力し、出力端子OUTの電位が参照電圧VREF_Vより高い場合に、ハイレベルの電圧を出力する。
電源電圧VDD端子と出力端子OUTとの間には、Pチャネル型MOSトランジスタT1のソース、ドレインが接続され、出力端子OUTと接地電圧VSS端子との間には、Nチャネル型MOSトランジスタT2のドレイン、ソースが接続されている。
電圧比較器CM3及びCM4から、出力端子OUTの電位が参照電圧VREF_V以下であることを示すローレベルが出力されたとき、トランジスタT1がオンし、トランジスタT2がオフして、出力端子OUTの電位が上昇していく。逆に、電圧比較器CM3及びCM4から、出力端子OUTの電位が参照電圧VREF_Vより高いことを示すハイレベルが出力されたときは、トランジスタT1がオフし、トランジスタT2がオンして、出力端子OUTの電位が下降していき、両者が一致するように制御される。
このような構成を備えた本実施の形態2における電圧制御部SVCは、以下のように動作する。
最大電圧変化率制限部1において、4個のトランスミッションゲートスイッチSW101、SW1〜SW2、SW102のオン/オフがスイッチング制御部SWC1によって切り換わることで、1.2Vと0.9Vのいずれか一方の電圧が基準電圧VREF_Vとして出力される。
このうち、トランスミッションゲートスイッチSW1は入力された1.2Vを参照電圧VREF_V出力端子に出力し、トランスミッションゲートスイッチSW2は0.9Vの電圧を参照電圧VREF_V出力端子に出力するものである。
また、トランスミッションゲートスイッチSW101は、電圧VDD端子から可変電流源CS1を介して参照電圧VREF_V出力端子に接続された容量Cに電流を注入するものであり、トランスミッションゲートスイッチSW102は可変電流源CS2を介して容量Cから電流を接地電圧VSS端子へ排出するものである。
電圧を1.2Vから0.9Vへ降下させるときは、トランスミッションゲートスイッチSW1及びSW2はオフし、トランスミッションゲートスイッチSW101をオフしトランスミッションゲートスイッチSW102はオンすることにより、容量Cから電流を排出して参照電圧VREF_V出力端子の参照電圧VREF_Vを降下させていく。
一方、電圧を0.9Vから1.2Vへ上昇させるときは、トランスミッションゲートスイッチSW1及びSW2をオフし、トランスミッションゲートスイッチSW102をオフしトランスミッションゲートスイッチSW101をオンすることで容量Cに電流を注入し、電圧を上昇させていく。
2つの電圧比較器CM1、CM2は、参照電圧VREF_V出力端子の参照電圧VREF_Vが1.2Vと0.9Vとの間での遷移を完了していずれか一方の電圧に到達したか否か判定するものである。
即ち、電圧比較器CM1は、参照電圧VREF_Vが1.2V以上に到達したか否かを判断し、1.2Vまで上昇するとそのことをスイッチング制御部SWC1に通知する。電圧比較器CM2は、参照電圧VREF_Vが0.9V以下に到達したか否かを判断し、0.9Vまで降下するとそのことをスイッチング制御部SWC1に通知する。
スイッチング制御部SWC1は、電圧選択信号SELに基づき、電流注入用のトランスミッションゲートスイッチSW101または排出用のトランスミッションゲートスイッチSW102のオン/オフを切り換えて、参照電圧VREF_V出力端子の電圧を下降又は上昇させていく。そして、電圧比較器CM1、CM2からの通知に基づいて、参照電圧VREF_Vが目標電圧に到達した時点で、いずれか一方の電圧レベルの入力端子と、参照電圧VREF_Vが生成される参照電圧VREF_V出力端子とを接続するトランスミッションゲートスイッチSW1又はSW2のいずれか一方をオンし、他方をオフする。
出力された参照電圧VREF_Vは、比較回路CM3及びCM4の反転入力端子に入力される。比較回路CM3、CM4の正転入力端子には、出力端子VDDVの電位が入力される。
比較回路CM3及びCM4、トランジスタT1及びT2の動作は上記実施の形態1と同様であり、説明を省略する。
本実施の形態2によれば、電源電圧VDDVを1.2Vから0.9Vに降下させる時、また0.9Vから1.2Vに戻す際に、トランスミッションゲートスイッチSW101又はSW102により参照電圧VREF_V出力端子の容量Cへの電流の注入量あるいは排出量を電流制御信号CCS1、CCS2により制御することで、電源電圧VDDVの最大電圧変化率を制限することができる。
このような最大電圧変化率の制限を行うことで、電源電圧VDDVの遷移を緩やかでかつ一定の電圧変化で行うことができる。その結果、クロック同期ずれはクロック同期調整回路がクロックの同期ずれを回路動作を継続しながら調整することが可能になり、回路動作に支障を与えないレベルまで低減することができる。
また、電源電圧VDDVの遷移を緩やかにしたことでオーバーシュートもほとんど発生せず、電源電圧VDDVが動作電圧規格外に外れることが防止される。その結果、データ処理を停止することなく電圧の切り換えが可能となり、処理速度が向上する。
例えば、100MHz、1.2Vの半導体集積回路を、現時点におけるデータ処理能力の余裕に応じて50MHz、0.9Vにパワーダウンして用いる場合を考える。
図3に示すように、電源電圧VDDVを1.2Vから0.9Vに切り換える前に、クロックを100MHzから50MHzに落とす。
次に、データ処理を停止することなく、時点t1において電源電圧VDDVを1.2Vから緩やかに下げていく。時点t2において電源電圧VDDVが0.9Vで安定する。
逆に、100MHz、1.2Vへ戻す場合は、クロックを100MHzから50MHzに戻す前に、データ処理を停止することなく時点t3において電源電圧VDDVを0.9Vから緩やかに上げていく。そして、時点t4において電源電圧VDDVが1.2Vに到達して安定した後、クロックを50MHzから100MHzに戻す。
このように、本実施の形態2によればデータ処理を停止することなく継続した状態で電源電圧VDDVを1.2Vから0.9Vへ、あるいはその逆に遷移することができる。このため、データ処理速度が向上する。
ところで、電源電圧VDDVを下降又は上昇させる際に、クロックの分配法やクロックスキューの制御法等によって、あるいは電源電圧VDD端子と接地電圧VSS端子との間に寄生する容量の大きさ等によって最適な遷移時間は異なる。
そこで、例えばより遷移時間を短くすることができる場合には、図4に示されたように、電源電圧VDDVを時点t1において1.2Vから降下させていき、時点t2より早い時点t11において0.9Vで安定させる。1.2Vに戻すときは、時点t3から上昇させていき、時点t4より早い時点t12において1.2Vで安定させる。あるいは、遷移時間をより長くする必要がある場合には、電源電圧VDDVを時点t1において1.2Vから降下させていき、時点t2より遅い時点において0.9Vで安定させ、1.2Vに戻すときは、時点t3から上昇させていき、時点t4より遅い時点において1.2Vで安定させるように遷移時間を設定すればよい。
このように、本実施の形態2によれば、遷移時間を半導体集積回路の製造後においても電流制御信号CCS1、CCS2で容量Cへの電流の注入速度又は排出速度を変えることによって調整が可能である。
ここで、上記実施の形態2と対比するため、比較例としての半導体集積回路が備える電源電圧制御部の構成を図5に示す。
この比較例では、参照電圧VREF_Vを出力する参照電圧VREF_V出力端子と、1.2Vが入力される入力端子との間にトランスミッションゲートスイッチSW201が接続され、参照電圧VREF_V出力端子と、0.9Vが入力される入力端子との間にトランスミッションゲートスイッチSW202が接続されており、これらのトランスミッションゲートスイッチSW201及びSW202は電圧選択信号SELにより制御される。他の構成は、上記実施の形態1におけるものと同様であり説明を省略する。
このような構成を備えた比較例によれば、電源電圧VDDVを1.2Vから0.9Vへ降下させる場合、また1.2Vへ戻す場合に、電源電圧VDDVは図6に示されるように変化する。
電源電圧VDDVを1.2Vから0.9Vに切り換える前に、クロックを100MHzから50MHzに落とす。
次にデータ処理を停止し、時点t101から電源電圧VDDVを1.2Vから0.9Vへ向かって上記実施の形態より高速に下げていく。時点t102において電源電圧VDDVが0.9Vに到達するが、電圧が安定する時点t103までに長い時間を要する。この時点t103を経過した後に、データ処理を再開する。
逆に、100MHz、1.2Vへ戻す場合に先ずデータ処理を停止し、時点t104において電源電圧VDDVを0.9Vから1.2Vに急速に上昇させていく。時点t105において電源電圧VDDVが1.2Vに到達するが、電圧が安定する時点t106までに長い時間を要する。時点t106を経過した後、クロックを50MHzから100MHzに戻してデータ処理を再開する。
このように比較例によれば、電圧の切り替えをトランスミッションゲートスイッチSW201及びSW202のオン/オフのみで制御するので、電圧の降下及び上昇が急速になり、電圧が安定するまでに長い時間を要する。この間データ処理を停止する必要があり、処理効率が低下する。
これに対し、上記実施の形態1、2によれば、最大電圧変化率を制御して緩やかに電圧を変化させることにより、データ処理を継続しつつ電圧を遷移させることができるので、処理効率を向上させることが可能である。
(3)実施の形態3
図7に、本発明の実施の形態3による半導体集積回路が有する電源電圧制御部の構成を示す。本実施の形態3は、最大電圧変化率制限部2の構成が上記実施の形態2におけるものと相違する。
最大電圧変化率制限部2において、電源電圧VDD端子と参照電圧VREF_V出力端子との間に、可変電流源CS11、トランスミッションゲートスイッチSW11が直列に接続され、また参照電圧VREF_V出力端子と接地電圧VSS端子との間に、トランスミッションゲートスイッチSW12と可変電流源CS12が直列に接続されている。
トランスミッションゲートスイッチSW11はオンすることで参照電圧VREF_V出力端子に接続された容量Cに可変電流源CS11を介して電流を注入するスイッチであり、トランスミッションゲートスイッチSW12がオンすると、参照電圧VREF_V出力端子の容量Cから可変電流源CS12を介して電流を排出するものである。
比較器CM11の正転入力端子に入力電圧VINが入力され、反転入力端子が参照電圧VREF_V出力端子に接続されている。ここで入力電圧VINは、入力電圧生成部IVGに1.2V及び0.9Vが入力され、電圧選択信号SELによりいずれか一方が選択されることによって生成される。
比較器CM11が、参照電圧VREF_V出力端子の参照電圧VREF_Vが入力電圧VINと一致したと判断するとそのことがスイッチング制御部SWC2に通知される。
スイッチング制御部SWC2は、トランスミッションゲートスイッチSW11、SW12のオン/オフを制御するものであり、これにより参照電圧VREF_V出力端子の参照電圧VREF_Vが入力電圧VINに一致するように制御される。他の構成は上記実施の形態2と同様であり、説明を省略する。
本実施の形態3によれば、入力電圧VINが離散的な電圧変化をした場合であっても、電圧が遷移していくときの最大電圧変化率が制限されるため、上記実施の形態1、2と同様の効果が得られる。
(4)実施の形態4
図8に、本発明の実施の形態4による半導体集積回路が有する電源電圧制御部の構成を示す。本実施の形態4の電源電圧制御部は、最大電圧変化率制限部3において、n個(nは2以上の整数)のトランスミッションゲートスイッチと、アップ/ダウンカウンタUDCとを備える点に特徴がある。
トランスミッションゲートスイッチSW21は、1.20Vの電圧が入力される入力端子と参照電圧VREF_V出力端子との間、トランスミッションゲートスイッチSW22は、1.18Vの電圧が入力される入力端子と参照電圧VREF_V出力端子との間、トランスミッションゲートスイッチSW23は、1.16Vの電圧を入力される入力端子と参照電圧VREF_V出力端子との間、トランスミッションゲートスイッチSW24は、1.14Vの電圧を入力される入力端子と参照電圧VREF_V出力端子との間、…、トランスミッションゲートスイッチSW36は、0.90Vの電圧を入力される入力端子と参照電圧VREF_V出力端子との間に、それぞれ直列に接続されている。
これらのトランスミッションゲートスイッチSW21〜SW36は、アップ/ダウンカウンタUDCによって順次オン/オフを制御される。
例えば、1.20Vの電圧を供給している時は、当初トランスミッションゲートスイッチSW21がオンし、他のトランスミッションゲートスイッチSW22〜SW36がオフしており、1.20VがトランスミッションゲートスイッチSW21を介して参照電圧VREF_V出力端子に参照電圧VREF_Vとして出力されている。
この段階から0.90Vまで電圧を降下させる際には、トランスミッションゲートスイッチSW22のみがオンして他は全てオフすることで1.18Vが出力され、次にトランスミッションゲートスイッチSW23のみがオンして他は全てオフすることで1.16Vが出力され、…、トランスミッションゲートスイッチSW36のみがオンして他は全てオフすることで0.90Vが参照電圧VREF_Vとして出力される。このようにして、0.02V間隔で順次電圧を降下させていくことができる。
逆に、0.90Vから1.20Vまで電圧を上昇させる場合は、当初はトランスミッションゲートスイッチSW36がオンし、他のトランスミッションゲートスイッチSW21〜SW35がオフしており、0.90Vが参照電圧VREF_V出力端子に参照電圧VREF_Vとして出力されている。この段階から、トランスミッションゲートスイッチSW34のみがオンして他は全てオフすることで0.92Vが出力され、…、トランスミッションゲートスイッチSW21のみがオンして他は全てオフすることで1.20Vが出力される。
このように本実施の形態4によれば、参照電圧VREF_Vのレベルを1.2Vから0.9Vまでの間0.02V刻みで用意しておき、アップ/ダウンカウンタUDCによりトランスミッションゲートスイッチSW21〜SW36のスイッチング動作を連続的に切り換えていくことで、上記実施の形態1〜3と同様に電源電圧VDDVの最大変化率を制限することができる。
ここで、単位時間当たりの最大電圧変化率は、電圧のステップの細かさとスイッチングを切り換えていくときの速度によって決定される。例えば、最大電圧変化率を最も低く設定する場合は、上述したように0.02V刻みで全てのトランスミッションゲートスイッチSW21〜SW36を順次オン/オフさせていく。
より最大電圧変化率を大きくする場合は、例えば0.04V刻みで電圧が遷移していくように、一つ置きのトランスミッションゲートスイッチSW21、SW23、SW25、…、SW33、SW35、SW36のオン/オフを制御する。さらに最大電圧変化率を大きくする場合は、例えば0.06V刻みで電圧が遷移していくように、二つ置きのトランスミッションゲートスイッチSW21、SW24、SW27、SW30、SW33、SW36のオン/オフを制御すればよい。
あるいはまた、電圧のステップの細かさは0.02Vのままとして、スイッチングを切り換えていくときの速度の方で最大電圧変化率を設定してもよい。
(5)実施の形態5
図9に、本発明の実施の形態5による半導体集積回路の構成を示す。上記実施の形態2〜4における電圧制御部SVCが有する最大電圧変化率制限部1〜3は、いずれも通常用いる高い電圧1.2Vと、パワーダウンする際に用いる低い電圧0.9Vの2種類しか用意していない。これに対し、本実施の形態5における電圧制御部SVCが有する最大電圧変化率制限部4は、2種類に限らず3種類以上も含み得る電圧V1〜Vn(nは2以上の整数、V1>V2>・・・>Vn)を用意している。
この最大電圧変化率制限部4は、電圧VDD端子と参照電圧VREF_V出力端子との間に、可変電流源CS1及び電流注入用のトランスミッションゲートスイッチSW101が直列に接続され、最も高い電圧V1が入力される入力端子と参照電圧VREF_V出力端子との間にトランスミッションゲートスイッチSW1が接続され、次に電圧V2が入力される入力端子と参照電圧VREF_V出力端子との間にトランスミッションゲートスイッチSW2が接続され、…、下から2番目に低い電圧V(n−1)が入力される入力端子と参照電圧VREF_V出力端子との間に図示されていないトランスミッションゲートスイッチSW(n−1)が接続され、最も低い電圧Vnが入力される入力端子と参照電圧VREF_V出力端子との間にトランスミッションゲートスイッチSWnが接続され、さらに参照電圧VREF_V出力端子と接地電圧VSS端子との間に、電流排出用のトランスミッションゲートスイッチSW102及び可変電流源CS2が直列に接続されている。
電圧比較器CM1の正転入力端子に電圧V1が入力され、反転入力端子に参照電圧VREF_V出力端子が接続され、電圧比較器CM2の正転入力端子に参照電圧VREF_V出力端子が接続され、反転入力端子に電圧V2が入力され、図示されていない電圧比較器CM3の正転入力端子に参照電圧VREF_V出力端子が接続され、反転入力端子に電圧V3が入力され、…、電圧比較器CMnの正転入力端子に参照電圧VREF_V出力端子が接続され、反転入力端子に電圧Vnが入力される。
電圧比較器CM1は、参照電圧VREF_V出力端子の電圧が電圧V1以上に到達したか否かを示す信号を出力する。電圧比較器CM2は、参照電圧VREF_V出力端子の電圧が電圧V2以下になったか否かを示す信号を出力する。
電圧比較器CM3は、参照電圧VREF_V出力端子の電圧が電圧V3以下になったか否かを示す信号を出力し、…、電圧比較器CMnは、参照電圧VREF_V出力端子の電圧が電圧Vnより低いか否かを示す信号を出力する。
電圧比較器CM1〜CMnから出力された信号は、スイッチング制御部SWC4に入力される。このスイッチング制御部SWC4は、電圧選択信号SELが入力され、また電圧比較器CM1〜CMnからの比較結果を示す信号を入力されて、トランスミッションゲートスイッチSW1〜SWnのそれぞれのオン/オフを制御する。他の構成は上記実施の形態2における電源電圧制御部と同様であり、説明を省略する。
本実施の形態5において、通常用いている最も高い電圧V1からパワーダウンのために電圧を降下させる際、電圧V2〜Vnのうち所望の電圧が電圧選択信号SELにより選択される。例えば、電圧V3が選択されたとすると、スイッチング制御部SWC4により、トランスミッションゲートスイッチSW101、SW1〜SWnが全てオフし、トランスミッションゲートスイッチSW102のみがオンして参照電圧VREF_V出力端子の容量Cから電流が排出されていき、徐々にこの参照電圧VREF_V出力端子の電位が下降していく。
電圧比較器CM3により、参照電圧VREF_V出力端子の電位が電圧V3と同一になったことが検知されると、スイッチング制御部SWC4により、トランスミッションゲートスイッチSW3のみがオンし、他の全てのトランスミッションゲートスイッチSW101、SW1〜SW2、SW4〜SWn、SW102がオフする。これにより、参照電圧VREF_V出力端子からは安定した電圧V3を有する参照電圧VREF_Vが出力される。
電圧V3からもとの電圧V1に戻す際には、電圧選択信号SELにより電圧V1が選択され、スイッチング制御部SWC4によって、トランスミッションゲートスイッチSW1〜SWnが全てオフし、トランスミッションゲートスイッチSW101のみがオンして参照電圧VREF_V出力端子の容量Cに電流が注入されていき、徐々にこの参照電圧VREF_V出力端子の電位が上昇していく。
電圧比較器CM1により、参照電圧VREF_V出力端子の電位が電圧V1と同一になったことが検知されると、スイッチング制御部SWC4によりトランスミッションゲートスイッチSW1のみがオンし、他の全てのトランスミッションゲートスイッチSW101、SW2〜SWn、SW102がオフする。これにより、参照電圧VREF_V出力端子から安定した電圧V1に等しい参照電圧VREF_Vが出力される。
本実施の形態5によっても、上記実施の形態2と同様に最大電圧変化率制限回路4によって選択したいずれかの電圧の遷移中に最大変化率を制限することにより、電源電圧VDDVの電位変化を緩やかにすることができる。
以上説明したように、上記実施の形態1〜5は、電源電圧制御部を備えた半導体集積回路において、少なくとも2種類の電圧を切り換える際に、電源電圧が遷移する時の最大電圧変化率を制限することができる。
これにより、電源電圧の遷移を緩やかかつ一定の電圧変化で行い、クロック同期ずれや回路遅延の揺らぎを回路動作に支障を与えないレベルにし、またオーバーシュートもほとんど発生することがないので、データ処理を停止することなく電圧切り換えが可能である。従って、データ処理の効率を向上させることができる。
このように、電源電圧を供給する回路のクロック分配方法やクロックスキューの制御、あるいは電源端子/接地端子間容量等によって、電源電圧の最適な遷移時間は異なる。そこで、最大電圧変化率の制限を制御信号で調整することにより、パワーダウン状態からの復帰時間、即ち電圧を上昇させていくときの遷移時間を調節したり、あるいは逆にパワーダウン状態へ移行させる遷移時間を調節することが、製品の試作後であっても可能であり、さらなる性能向上を図ることができる。
上述した実施の形態はいずれも一例であって、本発明を限定するものではなく、本発明の技術的範囲内において様々に変形することが可能である。
例えば、可変電流源の電流量の制御は、上記実施の形態2のような電流制御信号を与えられて行うものに限らない。例えば、ヒューズメモリ等のメモリを内蔵して、所定の値を記憶しておき、この値に基づく電流が流れるように制御してもよい。
また、電圧の遷移が線形で緩やかな場合には、半導体集積回路の自己診断機能と組み合わせて、最適な電源電圧を半導体集積回路自身が判定し、電源電圧が遷移していく過程において途中のレベルで停止し、遷移する前の段階で設定した電圧を変更してもよい。
本発明の実施の形態1による半導体集積回路の構成を示した回路図。 本発明の実施の形態2による半導体集積回路に含まれる電源電圧制御部の構成を示した回路図。 同実施の形態2において、電源電圧切り換え時における電圧及びクロックの遷移、並びにデータ処理を示すフローチャート。 同実施の形態2において、電源電圧切り換え時における最大電圧変化率の調整を行った時の電圧及びクロックの遷移、並びにデータ処理を示すフローチャート。 比較例による半導体集積回路に含まれる電源電圧制御部の構成を示した回路図。 同比較例において、電源電圧切り換え時における電圧及びクロックの遷移、並びにデータ処理を示すフローチャート。 本発明の実施の形態3による半導体集積回路に含まれる電源電圧制御部の構成を示した回路図。 本発明の実施の形態4による半導体集積回路に含まれる電源電圧制御部の構成を示した回路図。 本発明の実施の形態5による半導体集積回路に含まれる電源電圧制御部の構成を示した回路図。
符号の説明
PC 電力制御部
SVC 供給電圧制御部
CG クロック生成部
CP 回路部
1〜4 最大電圧変化率制限部
SW1〜SWn、SW11〜SW12、SW21〜SW36、SW101〜SW102 トランスミッションゲートスイッチ
CS1〜CS2、CS11〜CS12 可変電流源
CM1〜CM4、CM11 電圧比較器
T1 Pチャネル型MOSトランジスタ
T2 Nチャネル型MOSトランジスタ
C 容量

Claims (2)

  1. 少なくとも2種類の電圧からいずれかの電圧を選択する電圧選択信号と、少なくとも2種類のクロック周波数からいずれかのクロックを選択するクロック選択信号とを出力する電力制御部と、
    前記クロック選択信号を与えられて、前記クロックを生成して出力するクロック生成部と、
    前記電圧選択信号を与えられて、任意の電圧変化率で前記電源電圧を生成して出力する電源電圧制御部と、
    前記クロック及び前記電源電圧を与えられて処理を行う回路部と
    を備え、
    前記回路部が第1の周波数を有するクロック及び第1の電圧を有する電源電圧で処理を行っている際に、前記第1の電圧より低い第2の電圧に前記電源電圧を切り替える場合、前記電力制御部からの信号に基づき、
    前記クロック生成部は、前記第1の周波数より低い第2の周波数を有するクロックを出力し、その後、
    前記電源電圧制御部は、前記第1の電圧から前記第2の電圧へ前記任意の電圧変化率で変化させた電源電圧を出力し、
    前記回路部が前記第2の周波数を有するクロック及び前記第2の電圧を有する電源電圧で処理を行っている際に、前記第2の電圧から第1の電圧に前記電源電圧を切り替える場合、前記電力制御部からの信号に基づき、
    前記電源電圧制御部は、前記第2の電圧から前記第1の電圧へ前記任意の電圧変化率で変化させた電源電圧を出力し、その後、
    前記クロック生成部は、前記第1の周波数を有するクロックを出力し、
    前記電源電圧制御部は、
    電源端子と参照電圧出力端子との間に直列に接続された第1の電流源及び第1のスイッチと、
    前記第1の電圧が入力される第1の入力端子と前記参照電圧出力端子との間に直列に接続された第2のスイッチと、
    前記第2の電圧として1種類の電圧が入力される第2の入力端子と前記参照電圧出力端子との間に直列に接続された第3のスイッチと、
    前記参照電圧出力端子と接地端子との間に直列に接続された第4のスイッチ及び第2の電流源と、
    前記参照電圧出力端子と前記接地端子との間に接続された容量と、
    前記第1の入力端子からの前記第1の電圧と前記参照電圧出力端子からの参照電圧とを比較して第1の比較結果を出力する第1の電圧比較器と、
    前記第2の入力端子からの前記第2の電圧と前記参照電圧出力端子からの前記参照電圧とを比較して第2の比較結果を出力する第2の電圧比較器と、
    前記電圧選択信号と、前記第1及び第2の比較結果とを与えられ、前記第1〜第4のスイッチのオン/オフ動作を制御するスイッチング制御部とを有する最大電圧変化率制限部と、
    前記電源端子に接続され、前記参照電圧出力端子から出力された前記参照電圧を与えられて、前記参照電圧を有する電圧を前記電源電圧として前記回路部に出力する電圧出力部とを備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記スイッチング制御部は、
    前記第1の電圧から前記第2の電圧に切り替える場合、
    前記第4のスイッチのみをオンして前記容量から電流を放出して前記参照電圧出力端子の電圧を前記任意の電圧変化率で降下させていき、前記第2の比較結果に基づいて前記第3のスイッチのみをオンして前記第2の電圧を前記参照電圧出力端子から出力させ、
    前記第2の電圧から前記第1の電圧に切り替える場合、
    前記第1のスイッチのみをオンして前記容量に電流を注入して前記参照電圧出力端子の電圧を前記任意の電圧変化率で上昇させていき、前記第1の比較結果に基づいて前記第2のスイッチのみをオンして前記第1の電圧を前記参照電圧出力端子から出力させることを特徴とする請求項記載の半導体集積回路。
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