JP4605081B2 - 浴室の排水構造 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室の排水構造に関し、詳しくは浴槽からの排水と洗い場床パンからの排水を合流させて排出するための技術に関するものである。
従来から浴室ユニットなどの浴室における排水としては、浴槽側の排水、浴槽を設置している浴槽用床パンからの排水、洗い場側の排水という3箇所からの排水があり、いずれの排水にあたっても、排水トラップにより封水して臭気の逆流、虫などの侵入を防止する必要がある。
従来は浴槽側の排水が流れる浴槽排水トラップに、浴槽用床パンからの排水を流すように構成し、洗い場側の排水を流す洗い場排水トラップに外部に排水するための排水管を接続していた。そして、浴槽側の排水、浴槽用床パンからの排水のいずれも浴槽排水トラップから洗い場排水トラップを介して排水管に排水し、また洗い場側の排水は洗い場排水トラップから排水管に排水するようにしていた。このため、上記従来例にあっては、最も排水量の多い浴槽側からの排水が洗い場排水トラップから洗い場床パン側に逆流したり、浴槽用床パン側に逆流したりするおそれがあった。
また他の従来例として、図10に示すように、浴槽側の排水が流れる浴槽排水トラップ2に浴槽用床パンからの排水を流す浴槽床パン排水トラップ4を一体に設け、該浴槽排水トラップ2に接続した副排水管路60を、洗い場側の排水を流す洗い場排水トラップ6に接続した主排水管路7の側面に接続し、副排水管路60を主排水管路7に交差接続し、浴槽排水トラップ2に隔壁18を設けて浴槽排水トラップ2側に排水が逆流しないようにしたものが特許文献1により知られている。
しかしながら上記特許文献1にみられる従来例にあっては、排水量が最も多い浴槽側の排水は、浴槽排水トラップ2から副排水管路60を経て主排水管路7に流入する際、矢印イで示すように、主排水管路7に対して交差して流入するため、副排水管路60から主排水管路7に流入した多量の排水が主排水管路7の内面に激しく衝突して流れを乱すため、スムーズな流れが阻害されるという問題があり、また主排水管路7の内面に激しく衝突した浴槽側の排水の一部が主排水管路7の上流側に流れて洗い場排水トラップ6側に逆流する恐れがあり、さらに、浴槽側の排水が浴槽排水トラップ2内に停滞しやすくなり、浴槽排水トラップ2に隔壁18を設けてあるといえども副排水管路60を流れる多量の浴槽側の排水の一部が隔壁18の先端部分から浴槽床パン排水トラップ4に逆流するという問題がある。さらに浴槽側の排水と洗い場側の排水とが同時に行なわれる場合は、主排水管路7への副排水管路60の交差連通部62において主排水管路7からの排水と副排水管路60からの排水とが合流し、両者が激しく衝突して攪乱するため、浴槽側の排水、洗い場側の排水がいずれもスムーズに流れず、特に浴槽側の排水が多いので、洗い場側の排水は停滞しやすく、洗い場床パン5に水が一時的に滞留してしまうという問題もある。
そこで、浴槽側の排水が流れる浴槽排水トラップ2と、浴槽を設置する浴槽用床パン3からの排水が流れる浴槽床パン排水トラップ4と、洗い場側の排水が流れる洗い場排水トラップ6との3つの異なる排水トラップを独立して設け、各排水トラップに個別に排水枝管を接続し、排水枝管を浴室外に導出して屋外排水管に個別に接続することが行なわれているが、この場合、3本の長い排水枝管が必要で、しかも、3本の排水枝管を配置するための広いスペースが必要となり、また3本の排水枝管のいずれも浴槽用床パン3、洗い場床パン5をそれぞれスラブ等に設置するための脚を迂回するなどの配管作業が必要となり、施工も面倒となる。
特開2005−282123号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、排水ユニット全体の小型化、薄型化を図ることができると共に、浴槽からの多量の排水が主排水管路内に排出されても主排水管路内の圧力損失を減らしてスムーズな排水を可能にすると共に、浴槽の排水が洗い場排水トラップから洗い場床パン側に逆流するのを防止でき、浴槽側の排水及び洗い場側の排水をそれぞれスムーズに排出できるようにした浴室の排水構造を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために本発明に係る浴室の排水構造は、浴槽側の排水が流れる浴槽排水トラップ2と、洗い場側の排水が流れる洗い場排水トラップ6とを備え、上記浴槽排水トラップ2と上記洗い場排水トラップ6とを横方向Aに並設すると共に、上記浴槽排水トラップ2に接続される主排水管路7を横方向Aに直線的に延設し、該主排水管路7の一側面部7aに上記洗い場排水トラップ6から排出される排水が流入する流入部8を設け、上記主排水管路7における上記流入部8よりも上流側に、上り傾斜した勾配管路部16を設け、上記浴槽排水トラップ2のトラップ出口管2aを上記勾配管路部16の低い方の端部に接続し、上記勾配管路部16の高い方の端部を上記主排水管路7における上記流入部8よりも上流側に接続したことを特徴としている。
このような構成とすることで、浴槽排水時には、浴槽1からの多量の排水が主排水管路7内に排出される際に主排水管路7は直線的に延設されているので主排水管路7内の圧力損失を減らしてスムーズに排水でき、浴槽1の排水が洗い場排水トラップ6から洗い場床パン5側に逆流するのを防止できるようになる。また洗い場排水時には洗い場側の排水が主排水管路7の一側面部7aから流入するが、このとき洗い場側の排水は浴槽側の排水と比較して排水量が少ないため、洗い場側の排水によって主排水管路7内の排水の流れが大きく乱されるようなことがなく、主排水管路7内のスムーズな流れを保ちながら、洗い場側の排水が停滞したり、洗い場床パン5に水が一時的に滞留してしまうといった問題をなくすことができる。
さらに、浴槽排水トラップ2からの排水が上り傾斜した勾配管路部16を上昇しながら主排水管路7へ排出される際に排水の流速が減じられるので、主排水管路7内で浴槽側の排水と洗い場側の排水とが合流するときに大きな衝突が発生しなくなり、排水をよりスムーズに行なうことができる。
また、上記洗い場排水トラップ6に接続した副排水管路60を上記主排水管路7に沿って略平行に並設すると共に、副排水管路60の先端の流出部60aを主排水管路7の流入部8から主排水管路7の下流側に向けて開口させたことを特徴とするのが好ましく、この場合、主排水管路7内の排水方向と副排水管路60からの排水方向とが略平行となるので、副排水管路60から主排水管路7内に洗い場側の排水が流入する際に主排水管路7内における排水の流れが乱されることを一層防止でき、主排水管路7内の圧力損失の減少効果をさらに高めることができる。
また、上記主排水管路7の一側面部7aに洗い場排水トラップ6を一体に取り付けることで、浴槽排水トラップ2と洗い場排水トラップ6と主排水管路7とを一体化するのが好ましく、この場合、各排水トラップの設置スペースを小さくできると共に、配管作業が容易となり、施工性が向上する。
本発明は、浴槽排水トラップと洗い場排水トラップとを横方向に並設すると共に、浴槽排水トラップからの主排水管路を横方向に直線的に延設することにより、排水ユニット全体の小型化、薄型化を図ることができ、従って、排水トラップの設置スペースが小さくて済むようになる。また浴槽排水トラップの主排水管路を横方向に直線的に延設したことにより、浴槽からの多量の排水が主排水管路内に排出されても主排水管路内の圧力損失を減らしてスムーズな排水を可能にすると共に、浴槽の排水が洗い場排水トラップから洗い場床パン側に逆流するのを防止できるようになり、さらに、浴槽排水トラップからの排水が上り傾斜した勾配管路部を上昇しながら主排水管路へ排出される際に排水の流速が減じられるので、主排水管路内で浴槽側の排水と洗い場側の排水とが合流するときに大きな衝突が発生しなくなり、排水をよりスムーズに行なうことができるようになり、結果、浴槽側の排水及び洗い場側の排水をそれぞれスムーズに排出できる浴室の排水構造が得られる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1〜図7は本発明の実施形態の一例を示す。浴室を構成する浴室ユニットは、浴槽1を設置する浴槽用床パン3と、洗い場床パン5とで構成される床パンの周囲に、壁パネル及びドアを有する出入り口枠とを設置し、壁パネル及び出入り口枠で囲まれた部分の上端部に天井パネルを配設して構成してある。
浴室ユニットからの排水は、浴槽1からの湯水の排水、浴槽1を設置する浴槽用床パン3からの湯水の排水、洗い場床パン5からの湯水の排水の3種類の排水があり、本実施形態では、3種類の排水がそれぞれ流れる3種類の排水トラップ、つまり、浴槽1からの排水が流れる浴槽排水トラップ2と、浴槽1を設置する浴槽用床パン3からの排水が流れる浴槽床パン排水トラップ4と、洗い場床パン5からの排水が流れる洗い場排水トラップ6とを備えている。
図1に示すように、浴槽排水トラップ2は、上方が開口した容器状をしたトラップ本体部10と、トラップ本体部10を排水口11に取り付ける取付けリング12と、トラップ本体部10内に収納される封水用内筒13とを備えている。トラップ本体部10は、浴槽用床パン3の排水口11の下方に配置され、排水口11の上方から取付けリング12を回転させて取付けリング12の外周面に設けた外ネジ14aをトラップ本体部10の上端内周面に設けた内ネジ14bにねじ込むことにより、図3に示す取付けリング12のフランジ部12aとトラップ本体部10のフランジ部10bとで排水口11の縁部11aが挟持され、これによりトラップ本体部10が排水口11に固定された状態となる。
上記トラップ本体部10の内部には、図3に示すように、封止水が貯留される封水用内筒13が収納されている。トラップ本体部10の底面10aの複数箇所から上方に突出する同じ高さの凸部15が突設されており、封水用内筒13の下端13aが各凸部15に載置されている。各凸部15間のスペースは浴槽排水トラップ2の勾配管路部16に連通する連通部17となっている。さらに上記のように取付けリング12をトラップ本体部10にネジ固定する際に、取付けリング12の内周面12bが封水用内筒13の上端外周面13b(図7(a))に圧接することで、封水用内筒13の下端13aが凸部15に押し付けられて固定された状態となる。このとき凸部15は封水用内筒13内の封水高さを決める基準となるもので、これによって封水用内筒13内の封水高さを容易に確保できるものである。
また上記封水用内筒13の内部は隔壁18によって左右2つの排水路19a,19bに区分けされており、排水路19aが浴槽床パン排水トラップ4として機能し、排水路19bが浴槽排水トラップ2として機能する。
さらに上記封水用内筒13の上面には図7に示すように、排水路19aに連通する排水流入口25と、排水路19bに連通する排水流入口26とが形成されている。排水流入口25は浴槽1の排水弁50で開閉される排水部の下方に連通しており、浴槽1の排水が排水流入口25から排水路19b内に流れ込むようになっている。一方、排水流入口26は浴槽用床パン3の上面側に連通しており、浴槽用床パン3上の排水が排水流入口26からを通って排水路19a内に流れ込むようになっている。排水路19aの途中に目皿(ヘアキャッチャー)21が設けられている。各排水路19a,19bの下端13a側の連通部17に連通しており、この連通部17は浴槽排水トラップ2のトラップ出口管2aから上り傾斜した勾配管路部16を介して主排水管路7に連通している。
なお勾配管路部16は、主排水管路7における洗い場側の排水の流入部8(図4(a))よりも上流側に配置されており、勾配管路部16の低い方の端部がトラップ出口管2aに接続され、勾配管路部16の高い方の端部が主排水管路7の上流端部に接続されている。トラップ出口管2aは図4(a)に示すように洗い場排水トラップ2の接線方向に突出しており、このトラップ出口管2aの下流端と勾配管路部16の上流端とが互いに嵌合する嵌合接続部9a,9bを介して配管接続されている。
一方、洗い場排水トラップ6の構造は上記浴槽排水トラップ2と基本的に同じであり、対応する部分には同一符号を付しておく。異なる点を述べると、図4に示すように、洗い場排水トラップ6の封水用内筒13の上方は目皿(図示せず)を介して洗い場床パン5の上面側に連通しており、洗い場床パン5上の排水が洗い場排水トラップ6内の封水用内筒13内に流れ込むようになっている。また洗い場排水トラップ6の一側面には洗い場側の排水を排出するための側面開口部22が設けられ、この側面開口部22が浴槽排水トラップ2からの主排水管路7の一側面部7aに設けた流入部8に連通している。
しかして、浴槽1及び浴槽用床パン3からの排水は浴槽排水トラップ2内及び浴槽床パン排水トラップ4内に一旦滞留し、その後、連通部17から勾配管路部16へ排出され、さらに直線的に延設された主排水管路7へと排出される。一方、洗い場床パン5からの排水は洗い場排水トラップ6に一旦滞留し、さらに洗い場排水トラップ6の側面開口部22から主排水管路7内に排出される。
ここで本発明においては、浴槽排水トラップ2と洗い場排水トラップ6とを横方向Aに並設すると共に、浴槽排水トラップ2から排出される排水が流れる主排水管路7を横方向Aに直線的に延設したので、排水ユニット全体の小型化、薄型化を図ることができ、設置スペースが小さくて済むようになる。
また、浴槽排水トラップ2の主排水管路7を横方向Aに直線的に延設すると共に、洗い場排水トラップ6からの排水を主排水管路7の一側面部7aに設けた流入部8から合流させるようにしたので、浴槽排水時に多量の浴槽側の排水の流れを妨げるような抵抗力が発生しなくなる。つまり主排水管路7は直線的に延びているため管内の圧力損失を減らすことができる。これにより、最も排水量の多い浴槽1の排水をスムーズに行なうことができると同時に、浴槽1の排水が洗い場排水トラップ6から洗い場床パン5側に逆流したり、浴槽用床パン3側に逆流したりするのを防止できる。そのうえ、洗い場排水トラップ6を封水していた水が一緒に主排水管路7に引き込まれるといった現象をなくすことができ、浴室使用者に不快感を抱かせるような空気流入音が発生することもなくなる。
また浴槽排水と洗い場排水とが同時に行なわれる場合は、洗い場側の排水が主排水管路7の一側面部7aから流入するが、このとき洗い場側の排水は浴槽側の排水と比較して排水量が少ないため、洗い場側の排水によって主排水管路7内の排水の流れが大きく乱されるようなことがなく、主排水管路7内のスムーズな流れを保ちながら、洗い場側の排水が停滞したり、洗い場床パン5に水が一時的に滞留してしまうといった問題も解消できる。そのうえ本例では浴槽排水トラップ2からの排水が一段低い勾配管路部16を上昇しながら主排水管路7へ排出されるので、排水の流速が勾配管路部16で減じられて、洗い場側の排水との間での衝突を防いで合流がスムーズに行なわれるようになる。この結果、浴槽側の排水及び洗い場側の排水をそれぞれスムーズに排出できる構造となる。
また本例では、浴槽排水トラップ2の主排水管路7の一側面部7aに洗い場排水トラップ6を一体に取り付けているので、浴槽排水トラップ2と洗い場排水トラップ6と主排水管路7とが一体化され、排水ユニットのコンパクト化が図られ、設置スペースを小さくできると共に、配管作業が容易となり、施工性が向上する。
さらに本例では、浴槽排水トラップ2及び洗い場排水トラップ6の取り付けにおいて、排水口11の上方から嵌め込まれる取付けリング12の外周面に設けた外ネジをトラップ本体部10に設けた内ネジにねじ込むことによりトラップ本体部10を排水口11に容易に取り付けることができる。また、トラップ本体部10内に収納される封水用内筒13の下端13aを、トラップ本体部10の底面から上方に突出する凸部15に載置した状態で、取付けリング12の内周面12bを封水用内筒13の上端外周面13bに圧接させているので、トラップ本体部10の底面に突設する凸部15を基準として封水用内筒13内の封水高さを決めることができ、封水用内筒13内の封水高さを常に一定にできる。これにより、排水トラップの施工状態にかかわらず、封水高さが安定化すると共に、法律で決められた封水高さ(50mm以上)の数値を確実にクリアできると共に、浴槽1からの大量排水があった場合でも、洗い場排水トラップ6の封水切れを確実に防止できるので、空気流入音の発生を抑えて浴室使用者に不快感を抱かせないようにできる。
なお図1の例では封水用内筒13の下端側に主排水管路7に連通する連通部17を形成するにあたって、トラップ本体部10の底面から立上がる凸部15間のスペースを連通部17としているが、勿論これに限らず、例えば、封水用内筒13の下端側の一部を穴状に切り欠して連通部17としてもよいものである。
さらに図8に示すように、封水用内筒13の上端外周面に、取付けリング12の内周面12bと封水用内筒13の上端外周面13bとの間をシールするためのシール部材30を設けるのが望ましい。更に、シール部材30を封水用内筒13の上端外周面13bに一体に取り付けるのが望ましい。この場合、取付けリング12を嵌め込むだけで、シール部材30によって取付けリング12と封水用内筒13との間を確実にシールでき、排水トラップ2,4,6の組み立て性が一層よくなる利点がある。
図9は本発明の他の実施形態を示している。本例では洗い場排水トラップ6に接続した副排水管路60を浴槽排水トラップ2の主排水管路7内に挿入し且つ主排水管路7と略平行に並設すると共に、副排水管路60の先端の流出部60aを主排水管路7の下流側に向けて開口させてある。また副排水管路60の管径を主排水管路7の管径をよりも細くしてある。他の構成は図1〜6の実施形態と同様であり、対応する部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。本例では副排水管路60の延びる方向を洗い場排水トラップ6の接線方向に向けているので、浴槽側の排水と洗い場側の排水とが衝突して流れを乱すのを一層防止できるようになり、主排水管路7内の圧力損失をなくすことができる。さらに副排水管路60の流出部60aの向きと主排水管路7の軸方向とが同じ向きに揃うので、主排水管路7と副排水管路60とを成形する際に金型が抜きやすくなる利点もある。
なお前記実施形態では浴槽用床パン3を設けた場合を例示したが、浴槽用床パン3は省略可能である。
本発明の実施形態の一例の側面断面図である。 同上の排水ユニットの側面図である。 同上の排水ユニットの側面断面図である。 (a)は同上の排水ユニットを分解した平面図、(b)は組み立て状態の平面図である。 同上の排水ユニットの斜視図である。 同上の排水ユニットの一部破断した斜視図である。 (a)(b)(c)は同上の封水用内筒の平面図、斜視図、側面図である。 本発明の他の実施形態の側面図である。 本発明の更に他の実施形態の説明図である。 従来例の平面図である。
符号の説明
1 浴槽
2 浴槽排水トラップ
6 洗い場排水トラップ
7 主排水管路
7a 一側面部
8 流入部
16 勾配管路部
60 副排水管路
A 横方向

Claims (3)

  1. 浴槽側の排水が流れる浴槽排水トラップと、洗い場側の排水が流れる洗い場排水トラップとを備え、上記浴槽排水トラップと上記洗い場排水トラップとを横方向に並設すると共に、上記浴槽排水トラップに接続される主排水管路を横方向に直線的に延設し、該主排水管路の一側面部に上記洗い場排水トラップから排出される排水が流入する流入部を設け、上記主排水管路における上記流入部よりも上流側に、上り傾斜した勾配管路部を設け、上記浴槽排水トラップのトラップ出口管を上記勾配管路部の低い方の端部に接続し、上記勾配管路部の高い方の端部を上記主排水管路における上記流入部よりも上流側に接続したことを特徴とする浴室の排水構造。
  2. 上記洗い場排水トラップに接続した副排水管路を上記主排水管路に沿って略平行に並設すると共に、副排水管路の先端の流出部を主排水管路の流入部から主排水管路の下流側に向けて開口させたことを特徴とする請求項1記載の浴室の排水構造。
  3. 上記主排水管路の一側面部に上記洗い場排水トラップを一体に取り付けることで、上記浴槽排水トラップと上記洗い場排水トラップと上記主排水管路とを一体化したことを特徴とする請求項1又は2記載の浴室の排水構造。
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