JP4604250B2 - 太陽電池アレイ故障診断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池アレイ故障診断方法に関する。
太陽光発電システムの直流側である太陽電池アレイは、機械的に動作する部分がなく、メンテナンスフリーで、約20〜30年の長寿命を有すると言われている。しかしながら、実際は設置後数年程度で太陽電池アレイが故障したり不具合が発生したとの報告がある。太陽電池の商品価値を下げずに、また普及の妨げとならないためにも、故障や不具合を早期に発見し改善する必要がある。
しかし、従来の太陽光発電システムの診断方法では、出力端から電流・電圧を測定するだけであるので、太陽電池アレイ、太陽電池モジュールを直列に接続した太陽電池ストリングの異常状態を検出はできるものの、故障箇所が特定できず、故障箇所を発見しようとすると、1枚ずつ太陽電池モジュールを取り外し確認するしか方法がなく、時間と労力を要していた。
従来、太陽電池の故障を検出するものとしては、特許文献1に、太陽電池の地絡状態を検出しインバータを停止させる技術が開示されている。また、特許文献2には、太陽電池のシャント抵抗値を測定して太陽電池の故障を検出する技術が開示されている。
特願2002−233045 特開2004−287787号公報
上述のごとく、従来の太陽電池アレイの発電性能の診断法では、太陽電池アレイ中のどの位置(何番目の太陽電池モジュール)で断線が発生しているか検出することができず、断線位置を特定することができなかった。
本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、太陽電池ストリングの端子(正極または負極)または太陽電池アレイの端子(正極または負極)とアース間の静電容量を測定し、太陽電池モジュール間の断線位置を容易に検出することを可能にした太陽電池アレイ故障診断方法を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、下記の手段を採用した。
第1の手段は、LCRメータの一方の入力端に第1の太陽電池モジュールの一方の極を接続し、前記第1の太陽電池モジュールの他方の極を隣接する第2の太陽電池モジュールの前記一方の極と同極に接続し、同様にして、第n−1の太陽電池モジュールの前記他方の極と同極を第nの太陽電池モジュールの前記一方の極と同極に接続し、第nの太陽電池モジュールの前記他方の極と同極を開放端とし、前記第1の太陽電池モジュールから第nの太陽電池モジュールの全ての太陽電池モジュールの金属製フレーム間を電気的に接続し、前記LCRメータの他方の入力端に前記第1の太陽電池モジュールの金属製フレームに接続してなる第1の接続形態と、前記第1の接続形態において前記第1の太陽電池モジュールから第nの太陽電池モジュールにおいていずれかの隣接する太陽電池モジュール間が断線状態にある第2の接続形態とからなり、前記第1の接続形態および前記第2の接続形態を屋内に配置し、前記LCRメータによって、前記第1の接続形態で測定された静電容量をCdとし、前記第2の接続形態で測定された静電容量をCxとするとき、断線箇所までの太陽電池モジュール枚数を、断線箇所までの太陽電池モジュール枚数=(Cx/Cd)×nで求めることを特徴とする太陽電池アレイ故障診断方法である。ただし、前記nは2以上の任意の整数。
第2の手段は、LCRメータの一方の入力端に第1の太陽電池モジュールの一方の極を接続し、前記第1の太陽電池モジュールの他方の極を隣接する第2の太陽電池モジュールの前記一方の極と同極に接続し、同様にして、第n−1の太陽電池モジュールの前記他方の極と同極を第nの太陽電池モジュールの前記一方の極と同極に接続し、第nの太陽電池モジュールの前記他方の極と同極を開放端とし、前記第1の太陽電池モジュールから第nの太陽電池モジュールの全ての太陽電池モジュールを1つの金属製架台に設置し該金属製架台をアースに接地し、前記LCRメータの他方の入力端をアースに接地してなる第1の接続形態と、前記第1の接続形態において前記第1の太陽電池モジュールから第nの太陽電池モジュールにおいていずれかの隣接する太陽電池モジュール間が断線状態にある第2の接続形態とからなり、前記第1の接続形態および前記第2の接続形態を屋外に配置し、前記LCRメータによって、前記第1の接続形態で測定された静電容量をCdとし、前記第2の接続形態で測定された静電容量をCxとするとき、断線箇所までの太陽電池モジュール枚数を、断線箇所までの太陽電池モジュール枚数=(Cx/Cd)×nで求めることを特徴とする太陽電池アレイ故障診断方法である。ただし、前記nは2以上の任意の整数。
従来は、太陽電池アレイ中や太陽電池ストリング中の断線故障位置の特定のためには、太陽電池アレイや太陽電池ストリング中の太陽電池モジュールを取り外して検査する方法しかなかった。それに対して、本発明によれば、太陽電池アレイや太陽電池ストリングの端子からの静電容量の測定のみで容易に断線位置を特定することができ、断線修理や太陽電池モジュール交換の保守作業が非常に容易になる。
はじめに、静電容量計測法について説明する。静電容量計測法は電力ケーブルのような伝送線路における断線箇所の検出に用いられており、伝送線路の全長d(m)、断線箇所x(m)までの静電容量c(F)、伝送線路全長の静電容量c(F)とすると、健全相と故障相との静電容量の比から断線箇所までの距離x(m)は(1)式で求められる。
x=(c/c)×d (1)
次に、対象となる太陽電池ストリングにおける静電容量計測法の適用可能性について説明する。
図1は、太陽電池ストリングの等価回路を示す図である。太陽電池ストリングは単相結線であるので、太陽電池ストリングの端子とアース間の対地間静電容量を用いて静電容量計測を行う。
同図において、1は太陽電池ストリング、2は太陽電池モジュールであり、各太陽電池モジュール2は直列抵抗Rs(Ω)、並列抵抗Rp(Ω)、pn接合における接合容量Cd(F)で表される。ここで、L(H)は太陽電池モジュール2間の結線のインダクタンス、Cg(F)は太陽電池モジュール2間における対地間静電容量である。
明状態では、太陽電池モジュール2は発電状態にあるためpn接合における障壁が低くなり、接合容量Cdが無視できるようになると考えられ、抵抗のみの回路で表せる。従って、太陽電池ストリング1は電力ケーブルのような伝送線路として考えられ、静電容量計測法が適用可能であるといえる。
また、太陽電池ストリング1は不図示の設置架台を通じて太陽電池モジュールのフレームにアースが施されているので、対地間静電容量Cgは、太陽電池ストリング1中の線路とフレーム間の静電容量となり、接続されている太陽電池モジュール枚数に比例して増加する。その結果、(2)式に示すように、断線箇所は断線箇所までの太陽電池モジュール枚数によって表現することができる。
断線箇所までの太陽電池モジュール枚数=(故障時の静電容量/健全時の静電容量)×太陽電池ストリング中の太陽電池モジュール枚数 (2)
次に、本発明の第1の実施形態を図2ないし図5を用いて説明する。
図2は、屋内における各太陽電池モジュール間の接続が健全状態にある時の太陽電池モジュールの第1の接続形態を示す図、図3は、屋内における太陽電池モジュール間の接続のいずれかが断線状態にある時の太陽電池モジュールの第2の接続形態を示す図である。
これらの図において、3は太陽電池モジュール4が直列に接続された太陽電池ストリング、4は太陽電池モジュール、5は各太陽電池モジュール4の金属製フレーム、6はアース線、7はLCRメータ9の入力端(正極側)、8はLCRメータ9の入力端(負極側)、9は静電容量を測定するLCRメータ、10は太陽電池モジュール4間が断線状態にあるモジュール間開放端である。
これらの図に示すように、LCRメータ9の入力端(正極側)7には、太陽電池ストリング3の一端にある太陽電池モジュール4の正極が接続され、この太陽電池モジュール4の負極は隣接する太陽電池モジュール4の正極に接続される。同様にして、順次、太陽電池モジュール4の負極を隣接する太陽電池モジュール4の正極に接続する。また、LCRメータ9の入力端(負極側)8には、太陽電池ストリング3の一端にある太陽電池モジュールを支持する金属製フレーム5に接続する。屋内の太陽電池ストリング3はアースが施されていないので、互いに隣接する太陽電池モジュールを支持する金属製フレーム5間をアース線6で接続し、擬似的な接地極を作製する。
太陽電池モジュール4に用いたモジュールは、2種類の多結晶太陽電池モジュールAおよび多結晶太陽電池モジュールBを用いた。また太陽電池ストリング3中の太陽電池モジュール4の枚数は5枚である。日射条件は、屋内の蛍光灯と窓から入射される散乱光による擬似明状態である。
本実施形態の太陽電池モジュール間の断線検出は、まず、図2に示す構成において、太陽電池モジュール間の接続が健全状態にある時の太陽電池ストリング3の対地間静電容量c5をLCRメータ9によって測定する。次に、図3に示す構成において、各太陽電池モジュール間の接続が順次各々故障状態にある時の太陽電池ストリング3の対地間静電容量c1、c2、c3、c4をLCRメータ9によって測定する。
図4は、図2および図3の測定において、第1の太陽電池モジュール4と第2の太陽電池モジュール4間、第2の太陽電池モジュール4と第3の太陽電池モジュール4間、第3の太陽電池モジュール4と第4の太陽電池モジュール4間、第4の太陽電池モジュール4と第5の太陽電池モジュール4間において断線がある場合、および第5の太陽電池モジュール4の終端が開放端である場合における、LCRメータ9によって測定された対地間静電容量c1、c2、c3、c4、c5を示すグラフである。
同グラフに示すように、対地間静電容量は断線箇所までの太陽電池モジュール4の枚数に比例して増加していることが分かる。これは、太陽電池ストリング3中の線路と接地されたフレーム5間との静電容量を測定しているため、接続されている太陽電池モジュール枚数に比例して対地間静電容量が増加したと考えられる。多結晶モジュールAと多結晶モジュールBとで対地間静電容量の増加量が異なるのは、構造や大きさや材料の違いにより静電容量が影響したものと考えられる。
図5は、図4の測定結果を用いて、(2)式により断線箇所までの太陽電池モジュール枚数を算出したグラフである。なお、健全時の静電容量は上記c5を用いた。同グラフに示すように、算出した太陽電池モジュール枚数の誤差は全て0.1枚以内となった。従って、断線箇所に対応した太陽電池モジュール枚数が算出でき、この算出法は断線箇所の検出に極めて有効である。
次に、本発明の第2の実施形態を図6ないし図9を用いて説明する。
図6は、屋外における太陽電池モジュール間の接続が健全状態にある時の太陽電池モジュールの第1の接続形態を示す図、図7は、屋外における太陽電池モジュール間の接続のいずれかが断線状態にある時の太陽電池モジュールの第2の接続形態を示す図である。
これらの図において、11はアースに接地され、個々の太陽電池モジュール4を一体に支持する金属製架台である。なお、その他の構成は図2および図3に示した同符号の構成に対応するので説明を省略する。
これらの図に示すように、LCRメータ9の入力端(正極側)7には、太陽電池ストリング3の一端にある太陽電池モジュール4の正極が接続され、この太陽電池モジュール4の負極は隣接する太陽電池モジュール4の正極にされる。同様にして、順次、太陽電池モジュール4の負極を隣接する太陽電池モジュール4の正極に接続する。また、LCRメータ9の入力端(負極側)8はアースに接地される。
太陽電池モジュール4として多結晶太陽電池モジュールを用いた。また太陽電池ストリング3中の太陽電池モジュール4の枚数は、図6および図7には5枚示されているが、実際は10枚用いた。日射条件は、日射強度の影響を調べるために、晴れの日(日射強度800W/m以上)と曇りの日(日射強度240W/m程度)の測定を行った。
本実施形態の太陽電池モジュール間の断線検出は、まず、図6に示す構成において太陽電池モジュール4が10個直列接続された場合の、太陽電池モジュール4間の接続が健全状態にある時の太陽電池ストリング3の対地間静電容量C10をLCRメータ9によって測定する。次に、図7に示す構成において太陽電池モジュール4が10個直列接続された場合の、各太陽電池モジュール4間の接続が順次断線状態にある時の太陽電池ストリング3の対地間静電容量C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8,C9をLCRメータ9によって測定する。
図8は、図6および図7に示す構成において太陽電池モジュール4が10個直列接続された場合の、第1の太陽電池モジュール4と第2の太陽電池モジュール4間、第2の太陽電池モジュール4と第3の太陽電池モジュール4間、第3の太陽電池モジュール4と第4の太陽電池モジュール4間、第4の太陽電池モジュール4と第5の太陽電池モジュール4間、第5の太陽電池モジュール4と第6の太陽電池モジュール4間、第6の太陽電池モジュール4と第7の太陽電池モジュール4間、第7の太陽電池モジュール4と第8の太陽電池モジュール4間、第8の太陽電池モジュール4と第9の太陽電池モジュール4間、第9の太陽電池モジュール4と第10の太陽電池モジュール4間において順次断線状態にある場合、および第10の太陽電池モジュール4の終端が開放端である場合における、LCRメータ9によって測定された対地間静電容量C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7,C8,C9を示すグラフである。
同グラフに示すように、対地間静電容量は断線箇所までの太陽電池モジュール4の枚数に比例して増加していることが分かる。これは、太陽電池ストリング3中の線路と接地された金属製架台11間との静電容量を測定しているため、接続されている太陽電池モジュール枚数に比例して対地間静電容量が増加したと考えられる。また、晴れた日も曇りの日もほとんど同じ値を示していることから、日射強度の影響を受けないことも分かる。
図9は、図8の測定結果を用いて、(2)式により断線箇所までの太陽電池モジュール枚数を算出したグラフである。なお、健全時の静電容量は上記C10を用いた。同グラフに示すように、算出した太陽電池モジュール枚数の最大誤差は、第1の太陽電池モジュール4と第2の太陽電池モジュール4間の断線状態と第9の太陽電池モジュール4と第10の太陽電池モジュール4間の断線状態の時に0.33枚となった。よって、ほぼ断線箇所に対応した太陽電池モジュール枚数を算出することができ、この算出法は屋外で稼動している太陽電池ストリングにおいても断線検出箇所の検出に有効であることが分かる。しかも、LCRメータ内のアースを利用し、かつ使用する装置がLCRメータのみで、簡便に測定することができる。
上記の各実施形態では、太陽電池モジュールとして、多結晶モジュールを用いる場合について説明したが、図1で説明したように、太陽電池固有の接合容量Cdは発電状態では
太陽電池モジュール間の対地間静電容量Cgに比べて無視できる程度に小さくなるため、
単結晶モジュールや薄膜ハイブリッドモジュールやアモルファスシリコンモジュールを用いた太陽電池モジュール間の断線検出方法にも適用可能である。
また、上記の各実施形態では図示されていないが、正極と負極を入れ替えて測定しても、断線箇所までのモジュール枚数を同様に求めることができる。
太陽電池ストリングの等価回路を示す図である。 屋内における各太陽電池モジュール間の接続が健全状態にある時の太陽電池モジュールの第1の接続形態を示す図である。 屋内における太陽電池モジュール間の接続のいずれかが断線状態にある時の太陽電池モジュールの第2の接続形態を示す図である。 図2の第1の接続形態および図3の第2の接続形態において測定された、第5の太陽電池モジュールの終端が開放端である場合および各太陽電池モジュール間において断線がある場合の対地間静電容量を示すグラフである。 図4の測定結果を用いて、(2)式により断線箇所までの太陽電池モジュール枚数を算出したグラフである。 屋外における太陽電池モジュール間の接続が健全状態にある時の太陽電池モジュールの第1の接続形態を示す図である。 屋外における太陽電池モジュール間の接続のいずれかが断線状態にある時の太陽電池モジュールの第2の接続形態を示す図である。 図6の第1の接続形態および図7の第2の接続形態において太陽電池モジュール4が10個直列接続された状態で測定された、第10の太陽電池モジュールの終端が開放端である場合および各太陽電池モジュール間において断線がある場合の対地間静電容量を示すグラフである。 図8の測定結果を用いて、(2)式により断線箇所までの太陽電池モジュール枚数を算出したグラフである。
符号の説明
1,3 太陽電池ストリング
2,4 太陽電池モジュール
5 フレーム
6 アース線
7 LCRメータの入力端(正極側)
8 LCRメータの入力端(負極側)
9 LCRメータ
10 モジュール間開放端
11 金属製架台

Claims (2)

  1. LCRメータの一方の入力端に第1の太陽電池モジュールの一方の極を接続し、前記第1の太陽電池モジュールの他方の極を隣接する第2の太陽電池モジュールの前記一方の極と同極に接続し、同様にして、第n−1の太陽電池モジュールの前記他方の極と同極を第nの太陽電池モジュールの前記一方の極と同極に接続し、第nの太陽電池モジュールの前記他方の極と同極を開放端とし、前記第1の太陽電池モジュールから第nの太陽電池モジュールの全ての太陽電池モジュールの金属製フレーム間を電気的に接続し、前記LCRメータの他方の入力端に前記第1の太陽電池モジュールの金属製フレームに接続してなる第1の接続形態と、前記第1の接続形態において前記第1の太陽電池モジュールから第nの太陽電池モジュールにおいていずれかの隣接する太陽電池モジュール間が断線状態にある第2の接続形態とからなり、前記第1の接続形態および前記第2の接続形態を屋内に配置し、前記LCRメータによって、前記第1の接続形態で測定された静電容量をCdとし、前記第2の接続形態で測定された静電容量をCxとするとき、断線箇所までの太陽電池モジュール枚数を下式、
    断線箇所までの太陽電池モジュール枚数=(Cx/Cd)×n
    で求めることを特徴とする太陽電池アレイ故障診断方法。
    ただし、前記nは2以上の任意の整数。
  2. LCRメータの一方の入力端に第1の太陽電池モジュールの一方の極を接続し、前記第1の太陽電池モジュールの他方の極を隣接する第2の太陽電池モジュールの前記一方の極と同極に接続し、同様にして、第n−1の太陽電池モジュールの前記他方の極と同極を第nの太陽電池モジュールの前記一方の極と同極に接続し、第nの太陽電池モジュールの前記他方の極と同極を開放端とし、前記第1の太陽電池モジュールから第nの太陽電池モジュールの全ての太陽電池モジュールを1つの金属製架台に設置し該金属製架台をアースに接地し、前記LCRメータの他方の入力端をアースに接地してなる第1の接続形態と、前記第1の接続形態において前記第1の太陽電池モジュールから第nの太陽電池モジュールにおいていずれかの隣接する太陽電池モジュール間が断線状態にある第2の接続形態とからなり、前記第1の接続形態および前記第2の接続形態を屋外に配置し、前記LCRメータによって、前記第1の接続形態で測定された静電容量をCdとし、前記第2の接続形態で測定された静電容量をCxとするとき、断線箇所までの太陽電池モジュール枚数を下式
    断線箇所までの太陽電池モジュール枚数=(Cx/Cd)×n
    で求めることを特徴とする太陽電池アレイ故障診断方法。
    ただし、前記nは2以上の任意の整数。
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