JP4602782B2 - 重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、重荷重用の空気入りタイヤに係り、特にトレッドの耐偏摩耗性能を向上させることが可能な重荷重用空気入りタイヤに関する。
超大型建設車輌等に使用され、未舗装路での走行を重視した重荷重用の空気入りタイヤでは、トレッドパターンとしてラグパターンを採用し、タイヤ断面高さに対するトレッド厚さを大きく設定して、耐カット性能を確保している(特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2000−264022号公報 特開2001−39124号公報
しかしながら、上記した従来例のように、トレッド厚さを厚くすると、ラグ溝により区画されてなる陸部の剛性が低下して、該陸部のうち路面に最初に接地する部分(踏込み端)よりも最後に接地する部分(蹴出し端)が大きく摩耗する(ヒールアンドトゥ摩耗が生ずる)傾向がある。
このような偏摩耗形態になると、見た目が悪いばかりでなく、摩耗するゴムのボリュームも増大してしまうため、耐摩耗性能が低下する。
このような問題に対し、従来は最も摩耗が激しい部分のラグ溝を浅くして、陸部の剛性を高めることで対応してきたが、この場合、陸部の変形は抑えられるものの、該陸部で負担する力も増大してしまうために、十分な効果が得られないのに加え、トレッドゴムの体積が増すために、走行中のタイヤの温度が上昇し、耐久性能が悪化してしまうという懸念があった。
本発明は、上記事実を考慮して、重荷重用の空気入りタイヤにおいて、耐久性能を維持しつつ、トレッドの耐偏摩耗性能を向上させることを目的とする。
本発明の考案にあたり、発明者は、トレッドの摩耗、陸部の変形について、タイヤ幅方向に働く力とタイヤ周方向に働く力の2つの観点から鋭意研究を重ねた。その結果、タイヤ幅方向の力に関しては、トレッド踏面と路面との間で生ずるタイヤ赤道面と直交する方向でかつタイヤ幅方向外向きのすべりが主要因となっていること、及びラグ溝を有するパターンでは、トレッド踏面と路面との間のすべりはラグ溝壁と直交する方向に発生する傾向が強いことを見出した。
請求項1の発明は、トレッドに、タイヤ周方向と交差する方向にかつ該タイヤ周方向に配列して形成されたラグ溝と、該ラグ溝により区画された陸部とを有する重荷重用空気入りタイヤであって、正規リムに組み付け正規内圧を充填し正規荷重を作用させたときの接地端からタイヤ赤道面までの距離をLとしたときに、前記タイヤ赤道面からタイヤ軸方向外側への距離が0.45L乃至0.55Lの領域内において、前記ラグ溝の両側の溝壁に、トレッド踏面側溝壁とタイヤ中心側溝壁との境界となる段差部が夫々設けられ、前記トレッド踏面側溝壁における平均溝幅WAが前記タイヤ軸方向外側に向けて広がると共に、前記段差部の幅WSが前記タイヤ軸方向外側に向けて増大するように構成され、前記トレッド踏面側溝壁が前記陸部の踏込み端と蹴出し端とでタイヤ軸方向に対して互いに反対方向に傾斜して形成されていること、を特徴としている。
建設車輌用空気入りタイヤでは、ベルト幅が狭いことによる接地圧集中等の理由から、陸部のうちタイヤ赤道面からタイヤ軸方向外側へ0.45L乃至0.55Lの領域(タイヤ赤道面と接地端の中間点、所謂1/4点付近)において、踏込み端よりも蹴出し端の方がタイヤ軸方向外向きのすべりが大きく、摩耗が多くなる傾向をもつが、請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤでは、陸部の蹴出し端に作用する力にタイヤ軸方向外向きと反対方向となるタイヤ軸方向内向きの成分を加えることで、陸部の蹴出し端の摩耗を緩和でき、踏込み端と蹴出し端において摩耗量の差が大きくなって行く現象(タイヤ周方向の偏摩耗・ヒールアンドトゥ摩耗)を改善することができる。
また、陸部の蹴出し端の摩耗量が抑えられることより、該蹴出し端近辺の接地圧集中も改善され、結果として1/4点からタイヤ軸方向外側の摩耗量が低減され、タイヤ幅方向の偏摩耗も改善される。
更に、ラグ溝の両側の溝壁に、トレッド踏面側溝壁とタイヤ中心側溝壁との境界となる段差部を設け、該トレッド踏面側溝壁における平均溝幅WAがタイヤ軸方向外側に向けて広がると共に、段差部の幅WSがタイヤ軸方向外側に向けて増大するように構成したので、陸部のうち接地端寄りの接地長が短い部分では、陸部の裾野の剛性向上によって陸部の変形を抑制できると共に段差部によって陸部の変形を吸収でき、陸部の踏込み端における路面からの浮き上がりを抑制することが可能となり、陸部のうちタイヤ赤道面寄りの接地長が長い部分でもラグ溝のボリュームは十分に確保され(トレッドゴムの体積が多くなり過ぎず)、放熱性及び排水性が保たれる。
なお、「正規リム」とは、例えばJATMAが発行する2004年版のYEAR BOOKに定められた適用サイズにおける標準リムを指し、「正規荷重」及び「正規内圧」とは、同様に、JATMAが発行する2004年版のYEAR BOOKに定められた適用サイズ・プライレーティングにおける最大荷重及び最大荷重に対する空気圧を指す。
使用地又は製造地において、TRA規格、ETRTO規格が適用される場合は、各々の規格に従う。
請求項2の発明は、請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記トレッドには、前記タイヤ赤道面から前記タイヤ軸方向外側への距離が0.55L乃至0.70Lの領域内に、タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝が形成されていること、を特徴としている。
本願発明者が、トレッド踏面と路面との間のすべりと、ラグ溝の溝壁がタイヤ軸方向となす角度との関係について、更に鋭意研究を重ねた結果、偏摩耗の発生については、摩耗量の多い1/4点だけでなく、接地端付近におけるラグ溝の角度の影響も大きく、該角度によっては、接地端付近における陸部の変形の影響が1/4点付近まで及び、偏摩耗抑制効果が減少してしまうことが判明した。
請求項2に記載の重荷重用空気入りタイヤでは、タイヤ赤道面からタイヤ軸方向外側への距離が0.55L乃至0.70Lの領域内に、周方向に延びる周方向溝を有しているので、接地端付近のラグ溝角度が偏摩耗抑制効果に与える影響を排除することができ、請求項1に記載のラグ溝の効果を最大限に生かすことができる。
ここで、周方向溝を形成する位置を、タイヤ赤道面からタイヤ軸方向外側へ0.55L乃至0.70Lの領域内としたのは、0.55Lを下回ると、周方向溝付近の剛性が低下するために耐摩耗性能が低下するからであり、0.70Lを上回ると、周方向溝の効果が1/4点まで伝わり難くなり(周方向溝とタイヤ赤道面との間の領域が広くなり、該領域内のうち、接地端寄りにおける陸部の変形の影響が1/4点に及んでしまう)、接地端付近のラグ溝角度が偏摩耗抑制効果に与える影響を排除できなくなるからである。
なお、溝底のクラック等への配慮から、周方向溝の溝幅はタイヤ赤道面から接地端までの距離Lに対して0.01L乃至0.1L、周方向溝の溝深さはラグ溝の溝深さの20乃至60%とするのが好ましい。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記段差部が形成されている深さ位置は、前記トレッド踏面からタイヤ中心側に前記ラグ溝の溝深さの0.3乃至0.7倍の位置であること、を特徴としている。
ここで、段差部の深さ位置を、トレッド踏面からタイヤ中心側にラグ溝の溝深さの0.3乃至0.7倍としたのは、0.7倍を上回ると、段差部がラグ溝の底部に近くなり過ぎ、段差部がトレッド踏面から遠くなって、偏摩耗抑制効果が低下するからであり、また、0.3倍を下回ると、段差部がトレッド踏面に近くなり過ぎ、トレッドの摩耗によって段差部がすぐに消滅してしまうので、段差部の効果持続時間が短くなってしまうからである。
請求項3に記載の重荷重用空気入りタイヤでは、トレッド踏面から段差部までの距離を適切に設定することで、最も効率的に段差部の効果を発揮させることができる。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記段差部と該段差部に連なる前記トレッド踏面側溝壁とのなす角度が、70乃至120°であること、を特徴としている。
ここで、段差部と該段差部に連なるトレッド踏面側溝壁とのなす角度を、70乃至120°としたのは、70°を下回ると、陸部もげ等に対する耐久性が悪化するからであり、120°を上回ると、段差部による陸部の変形吸収効果が小さくなってしまうからである。
請求項4に記載の重荷重用空気入りタイヤでは、段差部とトレッド踏面側溝壁とのなす角度を適切に設定しているので、最も効率的に段差部の効果を発揮させることができる。
以上説明したように、本発明の重荷重用空気入りタイヤによれば、重荷重用の空気入りタイヤにおいて、耐久性能を維持しつつ、トレッドの耐偏摩耗性能を向上させることができる、という優れた効果を有する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施の形態]
図1において、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10は、重荷重用の空気入りタイヤであって、トレッド12に、タイヤ周方向と交差する方向にかつ該タイヤ周方向に配列して形成されたラグ溝14と、該ラグ溝14により区画された陸部16とを有しており、タイヤ赤道面CLには陸部16と連なるセンターリブ24を有している。ラグ溝14は、タイヤ赤道面CL側では、センターリブ24を貫通することなく終端し、タイヤ軸方向外側では、少なくとも接地端18まで形成されている。ここでセンターリブ24内には、タイヤ赤道面CLを挟んでラグ溝14をつなぐ細溝が配置されていてもよい。
空気入りタイヤ10には、正規リムに組み付け正規内圧を充填し正規荷重を作用させたときの接地端18からタイヤ赤道面CLまでの距離をLとしたときに、タイヤ赤道面CLからタイヤ軸方向外側への距離が0.45L乃至0.55Lの領域40内において、ラグ溝14の両側の溝壁20に、トレッド踏面側溝壁20Aとタイヤ中心側溝壁20Bとの境界となる段差部22が夫々設けられている。
領域40の範囲を、タイヤ赤道面CLからタイヤ軸方向外側への距離が0.45L乃至0.55Lとしたのは、タイヤ赤道面CLと接地端18の中間点、所謂1/4点付近における耐偏摩耗性を向上させるためである。
なお、図1(A)におけるタイヤ赤道面CLから0.45Lの位置及び0.55Lの位置は、段差部22の説明のために誇張して描かれており、タイヤ赤道面CLから0.45Lの位置及び0.55Lの位置は、その寸法比からわかるように、互いにもっと接近している。
図1(B)に示すように、段差部22の断面形状は、該段差部22が階段状となっているが、図1(C)に示すように、段差部22とトレッド踏面側溝壁20Aとの隅部が曲率を有するようにしてもよい。段差部22に曲率を設けた方が、隅部にクラックが発生し難くなるからである。
図(B),(C)に示すように、ラグ溝14のトレッド踏面側溝壁20A及びタイヤ中心側溝壁20Bは、いずれも溝底からトレッド踏面12Aに向かって溝幅が広がるように形成されている。
図1(A)に示すように、領域40内のラグ溝14においては、段差部22のトレッド踏面側溝壁20Aにおける平均溝幅WAがタイヤ軸方向外側に向けて広がると共に、段差部22の幅WSがタイヤ軸方向外側に向けて増大するように構成されている。
また、領域40内においては、トレッド踏面側溝壁20Aが陸部16の踏込み端16Aと蹴出し端16Bとでタイヤ軸方向に対して互いに反対方向に、夫々角度αずつ傾斜して形成されている。
ここで踏込み端16Aとは、踏込み側のトレッド踏面側溝壁20Aにおけるトレッド踏面側エッジであり、蹴出し端16Bとは、蹴出し側のトレッド踏面側溝壁20Aにおけるトレッド踏面側エッジである。
段差部22のタイヤ中心側における平均溝幅WBは、領域40内においてほとんど変化していないものの、平均溝幅WAがタイヤ軸方向外側に向けて広がるので、該平均溝幅WAと平均溝幅WBとの差が開いて行き、その分だけ段差部22の幅WSが増大している。
領域40の境界であるタイヤ赤道面CLからタイヤ軸方向に0.55Lの位置から、接地端18までの領域50では、ラグ溝14は、例えば平均溝幅WBがタイヤ軸方向外側に向けてわずかに狭まり、平均溝幅WAはほぼ一定で、段差部22の幅WSがわずかに広がるように形成されている。
なお、領域50におけるラグ溝14の形状はこれに限られるものではない。
段差部22が形成されている深さ位置は、トレッド踏面12Aからタイヤ中心側にラグ溝14の溝深さの0.3乃至0.7倍の位置である。
ここで、段差部22の深さ位置を、このように設定したのは、0.7倍を上回ると、段差部22がラグ溝14の底部に近くなり過ぎ、段差部22がトレッド踏面12Aから遠くなって、偏摩耗抑制効果が低下するからであり、また、0.3倍を下回ると、段差部22がトレッド踏面12Aに近くなり過ぎ、トレッド12の摩耗によって段差部22がすぐに消滅してしまうので、段差部22の効果持続時間が短くなってしまうからである。
なお、図1(B)においては、段差部22は、タイヤ周方向と接する方向に描かれているが、段差部22が該方向と異なる方向に傾斜している場合には、例えばトレッド踏面側溝壁20Aと段差部22との境界を該段差部22の深さ位置とする。
また、図1(C)に示すように、段差部22とトレッド踏面側溝壁20Aとの隅部が曲率を有する場合には、例えば段差部22とタイヤ中心側溝壁20Bとの境界を該段差部の深さ位置とする。
図1(D)に示すように、段差部22と該段差部22に連なるトレッド踏面側溝壁20Aとのなす角度βは、70乃至120°である。
ここで、角度βをこのように設定したのは、70°を下回ると、陸部もげ等に対する耐久性が悪化するからであり、120°を上回ると、段差部22による陸部16の変形吸収効果が小さくなってしまうからである。
段差部22は、陸部16の裾野の剛性を向上させるために、トレッド踏面側溝壁20Aを基準としてタイヤ中心側溝壁20Bを突出させた(裾野を広げた)ことにより形成されたものであり、トレッド踏面側溝壁20Aとタイヤ中心側溝壁20Bは、例えば略平行である。
従って、角度βについての上記数値範囲は、トレッド踏面側溝壁20Aとタイヤ中心側溝壁20Bとが略平行な場合における、段差部22の傾斜角度の範囲を指すものである。
(作用)
図2及び図3において、空気入りタイヤ10が路面26上を矢印R方向に転動すると、領域40における陸部16のエッジには、溝壁20と直交する方向にすべりが生ずる。
本実施の形態のラグ溝14におけるトレッド踏面12A側の平均溝幅WAは、領域40において、タイヤ軸方向外側に向かって広がっているので、踏込み端16Aでのすべりの方向はタイヤ外向きとなり、蹴出し端16Bでのすべり方向はタイヤ内向きとなる。
このすべり方向をタイヤ軸方向成分とタイヤ周方向成分に分解すると、踏込み端16Aではタイヤ外向きとなる成分Fout、蹴出し端16Bではタイヤ内向きとなる成分Finを持つことになる。
踏込み端16Aよりも蹴出し端16Bの方が、接地圧集中等の理由から、摩耗の原因となるタイヤ外向きのすべりが大きくなる傾向を持つが、蹴出し端16Bではタイヤ内向きの成分Finが加わり、踏込み端16Aではタイヤ外向きの成分Foutが夫々加わるので、踏込み端16Aの摩耗は促進され、蹴出し端16Bの摩耗は抑えられることになる。
これによって、踏込み端16Aと比較して蹴出し端16Bの摩耗量が特に大きくなるタイヤ周方向の偏摩耗、即ちヒールアンドトゥ摩耗が改善される。
また、陸部16の蹴出し端16Bの摩耗量が抑えられることにより、該蹴出し端16B近辺の接地圧集中も改善され、結果として1/4点からタイヤ軸方向外側の領域50においても摩耗量が低減され、タイヤ幅方向の偏摩耗が改善される。
但し、トレッド踏面側の平均溝幅WAがタイヤ軸方向外側に向かって広がっていると、接地端18付近の陸部16ではタイヤ周方向の接地長が短くなって陸部剛性が低下し、図3に示すように、溝壁20に段差部22がないと、路面26からの力FRによるモーメントMによって陸部16が変形し、踏込み端16Aが路面26から矢印U方向に浮き上がってしまい、該踏込み端16Aに接地圧を負担させることができなくなってしまう。
本実施の形態では、図4に示すように、段差部22のトレッド踏面12A側における平均溝幅WAがタイヤ軸方向外側に向けて広がると共に、段差部22の幅WSがタイヤ軸方向外側に向けて増大すると共に、ラグ溝14の溝壁20に段差部22を設けたので、陸部16のうち接地端18寄りの接地長が短い部分では、陸部16の裾野の剛性向上によって陸部16の変形を抑制できると共に段差部22によって陸部16の変形を吸収でき、陸部16の踏込み端16Aにおける路面26からの浮き上がりを抑制することが可能となり、接地圧を踏込み端16A側に負担させて蹴出し端18の摩耗を低減させることができる。
具体的には、踏込み側では、段差部22の角度βが増大する方向(矢印O方向)に変形し、蹴出し側では、段差部22の角度βが減少する方向(矢印C方向)に変形することで、モーメントMに起因する陸部16の変形が吸収される。
空気入りタイヤ10では、トレッド踏面12Aから段差部22までの距離を適切に設定すると共に、段差部22とトレッド踏面側溝壁20Aとのなす角度βを適切に設定しているので、最も効率的に段差部22の効果を発揮させることができる。
なお、陸部16のうちタイヤ赤道面CL寄りの接地長が長い部分でもラグ溝14のボリュームは十分に確保され(トレッドゴムの体積が多くなり過ぎず)、放熱性及び排水性が保たれている。
[第2の実施の形態]
本実施の形態に係る空気入りタイヤ30は、重荷重用の空気入りタイヤであって、第1の実施の形態に係る空気入りタイヤ10において、トレッド12に、タイヤ赤道面CLからタイヤ軸方向外側への距離が0.55L乃至0.70Lの領域内に、タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝32が形成されている。
ここで、周方向溝32を形成する位置を、このように設定したのは、0.55Lを下回ると、周方向溝32付近の剛性が低下するために耐摩耗性能が低下するからであり、0.70Lを上回ると、周方向溝32の効果が1/4点まで伝わり難くなり、接地端18付近のラグ溝角度が偏摩耗抑制効果に与える影響を排除できなくなるからである。
なお、溝底のクラック等への配慮から、周方向溝32の溝幅はタイヤ赤道面CLから接地端18までの距離Lに対して0.01L乃至0.1L、周方向溝32の溝深さはラグ溝14の溝深さの20乃至60%とするのが好ましい。
他の部分に付いては、第1の実施の形態と同様であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
(作用)
周方向溝32がない場合、接地端18付近のラグ溝角度の設定によっては、該接地端18付近におけるトレッド12の変形の影響が1/4点まで及んで偏摩耗抑制効果を減少させてしまうが、空気入りタイヤ30では、トレッド12に周方向溝32が形成されているので、接地端18付近のトレッド12の変形は周方向溝32により遮断され、1/4点まで影響が及ばない。
このため、接地端18付近のラグ溝14の角度設定に依存することなく、耐偏摩耗性能を向上させることができる。
周方向溝32の溝幅及び溝深さを上記のように適切に設定すれば、該周方向溝32の溝底からのクラック等の発生を抑制することができる。
(試験例)
まず、ラグ溝の傾斜角度と周方向溝に着目して、建設用ダンプトラックに従来例(図6)、実施例1から実施例3、比較例1から比較例4に係る空気入りタイヤを夫々装着し、実走行による摩耗試験を行い、比較を行った。
試験条件は、表1に示す他、タイヤサイズが40.00R57、内圧が700kPa、タイヤ装着位置は操舵輪である前輪、走行速度が20km/h、走行速度が30000km、路面は非舗装路である。
図6において、従来例に係る空気入りタイヤ50は、ラグ溝52の溝壁54が陸部56の踏込み端56Aと蹴出し端56Bとでタイヤ軸方向に対して同方向に傾斜して形成されているタイヤである。なお、図6中、58はセンターリブ、60はトレッドである。
実施例1に係る空気入りタイヤは、図1(A),(B)に示すトレッド12を有しており、トレッド踏面側溝壁20Aの傾斜角度α=70〜85°、ラグ溝14の溝深さが90mmである。接地端18での段差部22の幅WSは15mmであり、その幅はタイヤ赤道面CLに向かって漸減している。なお、接地端18のトレッド踏面12A付近でのラグ溝14の溝幅は、80mmである。
実施例2に係る空気入りタイヤは、図1(C)に示すように、段差部22とトレッド踏面側溝壁20Aとの隅部が曲率を有している点が実施例1と異なり、他の部分は実施例1と同様である。
実施例3に係る空気入りタイヤは、図5に示すように、周方向溝32が形成されている点が実施例と異なり、他の部分は実施例1と同様である。
比較例1は、傾斜角度αを過度に小さくしたものであり、比較例2は、該傾斜角度αを過度に大きくしたものである。比較例3は、周方向溝32の位置を過度に内側(タイヤ赤道面CL側)にしたものであり、比較例4は、周方向溝32の位置を過度に外側(接地端18側)にしたものである。
このような条件で走行試験を行い、1/4点での陸部16の踏込み端16Aと蹴出し端16Bとの摩耗量の差と、ゴムの摩耗量を求めた。結果を表1に示す。
踏込み端16Aと蹴出し端16Bとの摩耗量の差は、その差が小さいほど耐偏摩耗性性能が優れていることを示す。
ゴムの摩耗量については、該摩耗量をゴム重量に換算し、従来例を100とした指数で示している。数値が小さいほど摩耗量が少ないことを示す。
表1によれば、実施例1から実施例3では、踏込み端16Aと蹴出し端16Bとの摩耗量の差が従来例よりも小さくなり、耐偏摩耗性能が向上していることがわかる。
また、比較例1及び比較例2の結果を見ると、ラグ溝のトレッド踏面側溝壁20Aの傾斜角度αが大きすぎても小さすぎても、耐偏摩耗性向上の効果が低下する(陸部16の踏込み端16Aと蹴出し端16Bにおける溝壁20をタイヤ軸方向に対して互いに逆方向に傾斜させると、耐偏摩耗性能が向上するという効果が得られるが、その効果が弱まってしまう)ことがわかる。
更に、比較例3及び比較例4の結果を見ると、周方向溝32の位置が内側すぎても外側すぎても、耐偏摩耗性能向上の効果が低下することがわかる。
次に、表2に示す条件で、ラグ溝の断面形状に着目して摩耗試験を行った結果について説明する。
比較例5は段差部22の位置をラグ溝14の溝底側にしたものであり、比較例6は該段差部22の位置をトレッド踏面12A側にしたものである。また、比較例7はトレッド踏面側溝壁20Aと段差部22とのなす角度βを鋭角にしたものであり、比較例8は該角度βを鈍角にしたものである。
このような条件で走行試験を行い、1/4点での陸部の踏込み端16Aと蹴出し端16Bとの摩耗量の差と、ゴムの摩耗量を求めた。結果を表2に示す。
踏込み端16Aと蹴出し端16Bとの摩耗量の差は、その差が小さいほど耐偏摩耗性性能が優れていることを示す。
ゴムの摩耗量については、上記試験例と同様に、該摩耗量をゴム重量に換算し、従来例を100とした指数で示している。数値が小さいほど摩耗量が少ないことを示す。
なお、表2には、陸部もげ性能の指標として、段差部22に発生した亀裂の長さも示している。
比較例5及び比較例6の結果を見ると、段差部がラグ溝の溝底に寄りすぎていても、トレッド踏面側に寄りすぎていても、耐偏摩耗性能向上の効果が低下することがわかる。
また、比較例7及び比較例8の結果を見ると、トレッド踏面側溝壁20Aと段差部22とのなす角度βが鈍角すぎると、耐偏摩耗性能向上の効果が低下し、鋭角すぎると陸部のもげ性能が悪化することがわかる。
Figure 0004602782
Figure 0004602782
(A)は、第1の実施の形態に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す図である。(B)は、図1(A)における1B−1B矢視断面図である。(C)は、図1(A)における1C−1C矢視断面図であり、段差部とトレッド踏面側溝壁との間に隅部が曲率を有している場合を示している。(D)は、図1(B)における段差部の拡大図である。 トレッドに作用するすべりの方向を示す説明図である。 溝壁に段差部がない場合に、陸部に作用するモーメントにより、該陸部が変形して踏込み端が浮き上がる現象を示す説明図である。 段差部を設けることにより、陸部の剛性高まり、かつ段差部により陸部の変形が吸収され、踏込み端の浮き上がりが抑制されることを示す説明図である。 第2の実施の形態に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す図である。 (A)は、従来例に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す図である。(B)は、図6(A)における6B−6B矢視断面図である。
符号の説明
10 空気入りタイヤ(重荷重用空気入りタイヤ)
12 トレッド
12A トレッド踏面
14 ラグ溝
16 陸部
16A 踏込み端
16B 蹴出し端
18 接地端
20 溝壁
20A トレッド踏面側溝壁
22 段差部
30 空気入りタイヤ(重荷重用空気入りタイヤ)
32 周方向溝
40 領域
WA トレッド踏面側溝壁における平均溝幅
WB タイヤ中心側の平均溝幅
WS 段差部の幅

Claims (4)

  1. トレッドに、タイヤ周方向と交差する方向にかつ該タイヤ周方向に配列して形成されたラグ溝と、該ラグ溝により区画された陸部とを有する重荷重用空気入りタイヤであって、
    正規リムに組み付け正規内圧を充填し正規荷重を作用させたときの接地端からタイヤ赤道面までの距離をLとしたときに、前記タイヤ赤道面からタイヤ軸方向外側への距離が0.45L乃至0.55Lの領域内において、
    前記ラグ溝の両側の溝壁に、トレッド踏面側溝壁とタイヤ中心側溝壁との境界となる段差部が夫々設けられ、
    前記トレッド踏面側溝壁における平均溝幅WAが前記タイヤ軸方向外側に向けて広がると共に、前記段差部の幅WSが前記タイヤ軸方向外側に向けて増大するように構成され、
    前記トレッド踏面側溝壁が前記陸部の踏込み端と蹴出し端とでタイヤ軸方向に対して互いに反対方向に傾斜して形成されていること、
    を特徴とする重荷重用空気入りタイヤ。
  2. 前記トレッドには、前記タイヤ赤道面から前記タイヤ軸方向外側への距離が0.55L乃至0.70Lの領域内に、タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝が形成されていること、を特徴とする請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  3. 前記段差部が形成されている深さ位置は、前記トレッド踏面からタイヤ中心側に前記ラグ溝の溝深さの0.3乃至0.7倍の位置であること、を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  4. 前記段差部と該段差部に連なる前記トレッド踏面側溝壁とのなす角度が、70乃至120°であること、を特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
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