JP4602191B2 - 可変減衰力ダンパー - Google Patents

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Description

本発明は、磁性体の可動部材と磁界を発生させるコイルとを備え、コイルが発生する磁界でコイルスプリングの形状を変化させることで減衰力を任意に制御することが可能な可変減衰力ダンパーに関する。
粘性流体が充填されたシリンダを、その内部に摺動自在に嵌合するピストンによって第1、第2流体室に区画し、ピストンを貫通して第1、第2流体室を連通させる流体通路にソレノイドで開閉するスプール弁を配置したものが、下記特許文献1により公知である。この可変減衰力ダンパーによれば、ソレノイドに通電してスプール弁の開度を変化させることでダンパーの減衰力を任意に制御することができる。
特開2004−225834号公報
ところで、上記従来の可変減衰力ダンパーは、ピストンの内部にソレノイドで作動するスプール弁を配置する必要があるため、部品点数が増加して構造が複雑化するだけでなく、ソレノイドに通電してからスプール弁の開度が変化するまでにタイムラグが存在するため、応答性が低くなる問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、部品点数が少ない簡単な構造で減衰力を応答性良く制御可能な可変減衰力ダンパーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、粘性流体が充填されたシリンダと、シリンダに摺動自在に嵌合して該シリンダを第1、第2流体室に区画するピストンと、ピストンに連結されてシリンダの端壁を貫通するピストンロッドと、ピストンに設けられて1、第2流体室を連通させるオリフィスと、非磁性体で構成され、オリフィスを開閉すべく外周部が変形可能なように中央部を拘束された円板状のバルブプレートと、磁性体で構成され、バルブプレートの外周部を閉方向に付勢するコイルスプリングと、環状に形成されてコイルスプリングの内部に配置されたコイルとを備え、コイルが発生する磁界でコイルスプリングを変形させてオリフィスの開度を変化させることを特徴とする可変減衰力ダンパーが提案される
、実施例の第1、第2オリフィス42,43は本発明のオリフィスに対応し、実施例の第1、第2バルブプレート52,57は本発明のバルブプレートに対応し、実施例の第1、第2コイルスプリング61,62は本発明のコイルスプリングに対応する。
請求項1の構成によれば、粘性流体を充填したシリンダに摺動自在に嵌合するピストンに設けたオリフィスの開度を変化させてダンパーの減衰力を任意に制御する際に、オリフィスを開閉すべく外周部が変形可能なように中央部を拘束された非磁性体の円板状のバルブプレートの外周部を磁性体のコイルスプリングで閉方向に付勢するとともに、コイルを環状に形成してコイルスプリングの内部に配置したので、コイルの非励磁時にはコイルスプリングのばね力のみでバルブプレートの開閉を制御し、コイルの励磁時にはコイルスプリングの変形により高荷重を出すことができるため、バルブプレート自体を磁性体とする場合よりも、オリフィスの開度を速やかに変化させて減衰力を応答性良く制御するとともに、バルブプレートの開閉の設定自由度を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の参考例および実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の参考例を示すもので、図1は車両のサスペンション装置の正面図、図2は可変減衰力ダンパーの拡大断面図、図3は図2の3部拡大図であって図4の3−3線断面図(非励磁、低速時)、図4は図3の4−4線断面図、図5は図3に対応する作用説明図(非励磁、高速時)、図6は図3に対応する作用説明図(励磁時)、図7はピストン速度と減衰力との関係を示すグラフである。
図1に示すように、四輪の自動車の車輪Wを懸架するサスペンション装置Sは、車体11にナックル12を上下動自在に支持するサスペンションアーム13と、サスペンションアーム13および車体11を接続する可変減衰力のダンパー14と、サスペンションアーム13および車体11を接続するコイルバネ15とを備える。ダンパー14の減衰力を制御する電子制御ユニットUには、バネ上加速度を検出するバネ上加速度センサSaからの信号と、ダンパー14の変位(ストローク)を検出するダンパー変位センサSbからの信号と、車両の操舵角を検出する操舵角センサScからの信号と、車両の横加速度を検出する横加速度センサSdからの信号とが入力される。
図2に示すように、ダンパー14は、下端がサスペンションアーム13に接続されたシリンダ22と、シリンダ22の上端および下端をそれぞれ閉塞する上部端板23および下部端板24と、シリンダ22に摺動自在に嵌合するピストン25と、ピストン25から上方に延びて上部端板23に設けたシール部材26を液密に貫通し、上端を車体11に接続されたピストンロッド27と、シリンダ22の下部に摺動自在に嵌合するフリーピストン28とを備える。
シリンダ22の内部にピストン25により仕切られた上側の第1流体室29および下側の第2流体室30が区画されており、これらの第1、第2流体室29,30にはオイルのような粘性流体が充填される。またフリーピストン28の下部には高圧ガスが封入されたガス室32が区画される。
図3および図4に示すように、ピストン25は、ピストンロッド27に上下一対のワッシャ33,34を介してナット35で固定されたピストン本体36を備える。ピストン本体36の上面とワッシャ33との間には磁性体を円板状に形成した第1バルブプレート37の中央部が固定され、またピストン本体36の下面とワッシャ34との間には磁性体を円板状に形成した第2バルブプレート38の中央部が固定される。ピストン本体36の外周部を4個の流体通路39,39;40,40が90°間隔で貫通しており、そのうち二つの第1流体通路39,39は直径方向両端に配置され、他の二つの第2流体通路40,40は90°ずれた直径方向両端に配置される。
第2バルブプレート38には第1流体通路39,39の下端に臨む通孔38a,38aが形成され、第1バルブプレート37には第2流体通路40,40の上端に臨む通孔37a,37aが形成される。またピストン本体36の外周部には第1バルブプレート37および第2バルブプレート38の閉位置を規制するための4本のストッパピン41…が配置される。第1バルブプレート37がストッパピン41…に当接する閉位置にあるとき、第1バルブプレート37の外周とシリンダ22の内周との間には第1オリフィス42が形成される。同様に、第2バルブプレート38がストッパピン41…に当接する閉位置にあるとき、第2バルブプレート38の外周とシリンダ22の内周との間には第2オリフィス43が形成される。
第1、第2流体通路39,39;40,40よりも径方向内側のピストン本体36に、ピストンロッド27を囲むように環状のコイル44が埋め込まれており、このコイル44は電子制御ユニットUに接続されて通電を制御される。磁性体は磁界によって変形するもので、コイル44が消磁されているときには第1バルブプレート37および第2バルブプレート38は平坦な形状であり、コイル44が励磁されると第1バルブプレート37および第2バルブプレート38はピストン本体36に向けて湾曲するように変形しようとする。しかしなら、第1バルブプレート37および第2バルブプレート38はストッパピン41…に当接してピストン本体36側に湾曲することができないため、第1バルブプレート37および第2バルブプレート38を閉弁方向に付勢するセット荷重が発生する。
次に、上記構成を備えた参考例の作用を説明する。
図3に示すように、コイル44を励磁していないとき、ダンパー14が収縮してシリンダ22に対してピストン25が下動すると、第1流体室29の容積が増加して第2流体室30の容積が減少するため、第2流体室30の粘性流体が第2バルブプレート38の通孔38a,38aを通過して第1流体通路39,39に流入する。このとき第2バルブプレート38は閉弁方向の流体圧を受けてストッパピン41…に押し付けられる。第1流体通路39,39を通過した粘性流体は第1バルブプレート37の下面を開弁方向に付勢するが、ピストン25の下動速度が図7のV1に達するまでは第1バルブプレート37は自己の剛性で開弁しないため、粘性流体は第1バルブプレート37の外周およびシリンダ22の内周間の第1オリフィス42を通って第1流体室29に移動するため、第1オリフィス42により抵抗が発生してダンパー14の減衰力は急激に増加する。
図5に示すように、ピストン25の下動速度が図7のV1に達すると第1バルブプレート37は流体圧に屈して上方に湾曲し、第1オリフィス42が機能しなくなるため、ピストン25の下動速度の増加に応じてダンパー14の減衰力がリニアに増加する(ラインa参照)。
図6に示すように、電子制御ユニットUからの指令でコイル44に通電すると、コイル44が発生する磁界で第1バルブプレート37が下向きに変形しようとして閉弁方向のセット荷重が発生するため、ピストン25の下動速度が更に増加して図7のV2に達するまで第1バルブプレート37が開弁せず、第1オリフィス42の機能でダンパー14の減衰力の立ち上がりが強くなる(ラインb参照)。従って、コイル44に供給する電流を変化させることで、ダンパー14の減衰力を任意に制御することができる。
尚、ダンパー14に衝撃的な圧縮荷重が加わって第2流体室30の容積が減少するとき、ガス室32を縮小させながらフリーピストン28が下降することで衝撃を吸収する。またダンパー14に衝撃的な引張荷重が加わって第2流体室30の容積が増加するとき、ガス室32を拡張させながらフリーピストン28が上昇することで衝撃を吸収する。更に、ピストン25が下降してインナーシリンダ22内に収納されるピストンロッド27の容積が増加したとき、その容積の増加分を吸収するようにフリーピストン28が下降する。
以上、ピストン25が下動する場合について説明したが、ピストン25が上動する場合には、第1バルブプレート37および第2バルブプレート38の役割が入れ代わることで、上述したピストン25の下動の場合と同様に第2流体通路40,40を通過する粘性流体の流れを調整し、ダンパー14の減衰力を任意に制御することができる。
しかして、電子制御ユニットUは、バネ上加速度センサSaで検出したバネ上加速度、ダンパー変位センサSbで検出したダンパー変位、操舵角センサScで検出した操舵角および横加速度センサSdで検出した横加速度に基づいて、各車輪W…の合計4個のダンパー14…の減衰力を個別に制御することで、路面の凹凸を乗り越える際の車両の動揺を抑えて乗り心地を高めるスカイフック制御のような乗り心地制御と、車両の旋回時のローリングや車両の急加速時や急減速時のピッチングを抑える操縦安定制御とを、車両の運転状態に応じて選択的に実行することができる。
磁性体は磁界の変化に対する変形の応答性が高いため、ダンパー14の減衰力の制御応答性を高めることができる。また磁性体の第1、第2バルブプレート37,38を採用したことで、部品点数の削減と構造の簡素化が可能になる。また円板状の第1、第2バルブプレート37,38および環状のコイル44を同心に配置したので、コイル44で発生した磁界を第1、第2バルブプレート37,38に効果的に作用させて該コイル44の小型化を図ることができる。しかもピストン25とその両端面に配置した第1、第2バルブプレート37,38とでコイル44の磁路を構成したので、コイル44で発生した磁界を第1、第2バルブプレート37,38に一層効果的に作用させることができる。
図8〜図11は本発明の実施例を示すもので、図8は前記図2に対応する図、図9は図8の9部拡大図(非励磁、低速時)、図10は図9に対応する作用説明図(非励磁、高速時)、図11は図9に対応する作用説明図(励磁時)である。
施例のピストン25は、ピストン本体36の径方向外側に2個の第1流体通路39,39を備えるとともに、ピストン本体36の径方向内側に2個の第2流体通路40,40を備える。ピストン本体36の上面にはスペーサプレート51、第1バルブプレート52、コイルホルダ53、コイル54およびスプリングシート55が積層され、ピストン本体36の下面にはスペーサプレート56、第2バルブプレート57、コイルホルダ58、コイル59、スプリングシート60およびワッシャ63が積層され、それら各部材はピストンロッド27の下端に螺合するナット35で共締めされる。スペーサプレート51および第1バルブプレート52には、第2流体通路40,40に粘性流体を導くための通孔51a,51a;52a,52aが形成される。
施例の第1バルブプレート52および第2バルブプレート57は磁性体ではなく、通常のばね板で構成される。
スプリングシート55の下面と第1バルブプレート52の上面との間には磁性体の第1コイルスプリング61が配置され、またスプリングシート60の上面と第2バルブプレート57の下面との間には磁性体の第2コイルスプリング62が配置される。第1、第2コイルスプリング61,62は磁界が作用しないときに収縮しており、第1バルブプレート52および第2バルブプレート57を殆ど付勢していないが、コイル54,59を励磁して磁界を発生させると、第1、第2コイルスプリング61,62は伸長して第1バルブプレート52および第2バルブプレート57を閉弁方向に付勢する。
ピストン本体36の上面には、第1バルブプレート52のストッパを構成する環状の突起が形成されており、その突起を切り欠くことで第1オリフィス42が形成される。またピストン本体36の下面には、第2バルブプレート57のストッパを構成する環状の突起が形成されており、その突起を切り欠くことで第2オリフィス43が形成される。
次に、上記構成を備えた実施例の作用を説明する。
図9に示すように、コイル54,59を励磁していないとき、ダンパー14が収縮してシリンダ22に対してピストン25が下動すると、第1流体室29の容積が増加して第2流体室30の容積が減少するため、第2流体室30の粘性流体が第1流体通路39,39に流入する。このとき第2バルブプレート57は閉弁方向の流体圧を受けて第2流体通路40,40を閉鎖する。第1流体通路39,39を通過した粘性流体は第1バルブプレート52の下面を開弁方向に付勢するが、ピストン25の下動速度が図7のV1に達するまでは第1バルブプレート52は自己の剛性で開弁しないため、粘性流体は第1オリフィス42を通って第1流体室29に移動し、その際に第1オリフィス42により抵抗が発生してダンパー14の減衰力は急激に増加する。
図10に示すように、ピストン25の下動速度が図7のV1に達すると流体圧によって第1バルブプレート52は流体圧に屈して第1コイルスプリング61を圧縮しながら上方に湾曲し、第1オリフィス42が機能しなくなるため、ピストン25の下動速度の増加に応じてダンパー14の減衰力がリニアに増加する。
図11に示すように、電子制御ユニットUからの指令でコイル54に通電すると、コイル54が発生する磁界で第1コイルスプリング61が伸長しようとして第1バルブプレート52の閉弁方向のセット荷重が発生するため、ピストン25の下動速度が更に増加して図7のV2に達するまで第1バルブプレート52が開弁せず、第1オリフィス42の機能でダンパー14の減衰力の立ち上がりが強くなる。従って、コイル54に供給する電流を変化させることで、ダンパー14の減衰力を任意に制御することができる。
以上、ピストン25が下動する場合について説明したが、ピストン25が上動する場合には、第1バルブプレート52および第2バルブプレート57の役割が入れ代わることで、上述したピストン25の下動の場合と同様に第2オリフィス40,40を通過する粘性流体の流れを調整し、ダンパー14の減衰力を任意に制御することができる。
このように、コイル54,59の非励磁時には第1、第2コイルスプリング61,62のばね力のみで第1、第2バルブプレート52,57の開閉を制御し、コイル54,59の励磁時には第1、第2コイルスプリング61,62の変形により高荷重を出すことができるため、第1、第2バルブプレート52,57自体を磁性体とするよりも該第1、第2バルブプレート52,57の開閉の設定自由度を高めることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例ではサスペンション装置用のダンパー14を例示したが、本発明の可変減衰力ダンパーは他の任意の用途に適用することができる。
またコイル44が発生する磁界で第1、第2オリフィス42,43を常時開放しておけば、図7にラインcで示す減衰力特性を得ることもできる。
車両のサスペンション装置の正面図 可変減衰力ダンパーの拡大断面図 図2の3部拡大図であって図4の3−3線断面図(非励磁、低速時) 図3の4−4線断面図 図3に対応する作用説明図(非励磁、高速時) 図3に対応する作用説明図(励磁時) ピストン速度と減衰力との関係を示すグラフ 本発明の実施例に係る、前記図2に対応する図 図8の9部拡大図(非励磁、低速時図) 図9に対応する作用説明図(非励磁、高速時) 図9に対応する作用説明図(励磁時)
22 シリンダ
25 ピストン
27 ピストンロッド
29 第1流体室
30 第2流体
42 第1オリフィス(オリフィス)
43 第2オリフィス(オリフィス)
44 コイル
52 第1バルブプレート(バルブプレート)
54 コイル
57 第2バルブプレート(バルブプレート)
59 コイル
61 第1コイルスプリング(コイルスプリング
62 第2コイルスプリング(コイルスプリング

Claims (1)

  1. 粘性流体が充填されたシリンダ(22)と、
    シリンダ(22)に摺動自在に嵌合して該シリンダ(22)を第1、第2流体室(29,30)に区画するピストン(25)と、
    ピストン(25)に連結されてシリンダ(22)の端壁を貫通するピストンロッド(27)と、
    ピストン(25)に設けられて1、第2流体室(29,30)を連通させるオリフィス(42,43)と、
    非磁性体で構成され、オリフィス(42,43)を開閉すべく外周部が変形可能なように中央部を拘束された円板状のバルブプレート(52,57)と、
    磁性体で構成され、バルブプレート(52,57)の外周部を閉方向に付勢するコイルスプリング(61,62)と、
    環状に形成されてコイルスプリング(61,62)の内部に配置されたコイル(54,59)とを備え、
    コイル(44,54,59)が発生する磁界でコイルスプリング(61,62)を変形させてオリフィス(42,43)の開度を変化させることを特徴とする可変減衰力ダンパー
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