JP4600069B2 - 情報処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システムに関する。
従来、運転者の顔の画像を取得する従局と、従局から運転者の顔の画像を受信して処理する主局とからなる情報処理システムが知られている。このシステムによれば、主局にて運転者の顔の画像を処理して運転者の居眠り状態を把握し、必要に応じて従局側の警告手段を遠隔作動させる構成となっている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−111994号公報
しかしながら、従来装置では、主局が受信した順番の通りに、運転者の顔の画像を処理していくため、至急処理しなければならない画像があったとしても、順番が回ってくるまで処理されなくなってしまう。なお、この問題は、画像に限らず、他の情報であっても同様に発生するものである。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、適切な順序で処理することが可能な情報処理システムを提供することにある。
本発明の情報処理システムは、運転者が運転する乗り物である複数の移動局と、これら複数の移動局から送信された情報を処理する基地局とからなっている。移動局は、基地局にて処理すべき処理情報として運転者の顔の画像を取得する処理情報取得手段と、移動局の状態を示す状態情報を取得する状態情報取得手段と、処理情報取得手段により取得された情報と状態情報取得手段により取得された情報とを関連づけてを送信する移動局側送信手段とを有している。基地局は、複数の前記移動局それぞれの移動局側送信手段により送信された情報を受信する基地局側受信手段と、処理情報と関連づけられた状態情報からその処理情報について処理の緊急度を判断し、緊急度が高い処理情報から順番に処理するように決定する優先順位決定手段と、基地局側受信手段により受信された複数の処理情報から運転者の顔の向き及び運転者の覚醒度合いの少なくとも一方を検出する処理を、優先順位決定手段が決定した順序で行う情報処理手段と、を有している。
本発明によれば、移動局では、処理すべき処理情報と移動局の状態を示す状態情報とを関連づけて送信し、基地局では、処理情報と関連づけられた状態情報から処理情報の処理の緊急度を判断し、複数の処理情報のうち緊急度が高い処理情報から順番に処理していくこととしている。このため、至急処理しなければならない情報は、緊急度が高くなり、順番が回ってくるまで放置されることなく、できるだけ早期に処理されることとなる。従って、適切な順序で処理することが可能な情報処理システムを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において、同一又は同様の要素には同一の符号を付して説明を省略するものとする。
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理システムの構成図である。同図に示すように、情報処理システム1は、移動可能であって情報を取得する複数の移動局10〜10と、これら複数の移動局10〜10から送信された情報を処理する基地局20とからなっている。
移動局10〜10それぞれは、乗員により運転される乗り物であって、撮像部(処理情報取得手段)CL1、移動局状態検出部(状態情報取得手段)CL2、及びデータ送信部(移動局側送信手段)CL3が搭載されている。なお、以下の説明において、移動局10〜10として車両を例に説明するが、移動局10〜10は飛行機や船舶などの他の乗り物であってもよく、さらには乗り物に限らず人間や動物などが所有する通信端末であってよい。
撮像部CL1は、基地局20にて処理すべき処理情報を取得するものであり、本実施形態においては画像情報を取得する構成となっている。より具体的に撮像部CL1は、車両運転者の顔の画像を取得するようになっている。
移動局状態検出部CL2は、移動局10〜10である車両の状態を示す状態情報を取得するものである。移動局10〜10の状態とは、移動局10〜10の位置、移動局10〜10が起動してからの経過時間、移動局10〜10の種類及び移動局側が希望している処理をいう。ここで、本実施形態では移動局10〜10が車両であるため、移動局10〜10の状態とは、車両の位置、車両のエンジンが起動してからの経過時間、車両の種類(普通、大型など)及び車両側が希望している居眠り検出処理などをいう。また、移動局状態検出部CL2は、これらのうち少なくとも1つを状態情報として検出する構成であればよい。
データ送信部CL3は、撮像部CL1により取得された画像情報と移動局状態検出部CL2により取得された移動局10〜10の状態情報とを関連づけてを送信するものであえる。
一方、基地局20は、データ受信部(基地局側受信手段)CL4、画像処理部(情報処理手段)CL6、優先順位決定部(優先順位決定手段)CL5、及び結果報知部(基地局側報知手段)CL7を有している。
データ受信部CL4は、複数のデータ送信部CL3により送信された情報を受信するものである。すなわち、データ受信部CL4は、処理情報と状態情報とを複数の移動局10〜10から受信するものである。
画像処理部CL6は、データ受信部CL4により受信された複数の処理情報を順次処理するものである。ここで、画像処理部CL6は、処理情報である運転者の顔の画像から、運転者の顔の向き及び運転者の覚醒度合いの少なくとも一方を検出する構成となっている。このため、本システム1では、運転者の脇見運転や居眠り運転を検出することができる構成となっている。
優先順位決定部CL5は、処理情報と関連づけられた状態情報から、その処理情報について処理の緊急度を判断し、複数の処理情報のうち緊急度が高い処理情報から順番に処理するように決定するものである。このため、画像処理部CL6は、優先順位決定部CL5により緊急度が高いと判断されたものから順番に画像処理を行っていくこととなる。
結果報知部CL7は、画像処理部CL6による処理結果を報知するものである。すなわち、本実施形態の結果報知部CL7は、運転者の脇見運転や居眠り運転を報知することとなる。
図2は、図1に示した移動局10〜10のハード構成図である。同図に示すように、移動局10〜10は、カメラ100と、マイコン101と、携帯電話102とからなっている。
カメラ100は、図1に示した撮像部CL1に相当するものである。カメラ100は、インストルメントパネル上で運転者を正面から撮像できるように設置されており、運転者が正対したときに運転者の顔全体が画像内に収まるように撮像できるようになっている。また、カメラ100にて撮像された画像情報は、インストルメントパネルの裏側など、車体内部に設けられたマイコン101に入力される構成となっている。
マイコン101は、移動局状態検出部CL2に相当するプログラムが組み込まれており、移動局10〜10の状態情報を取得するようになっている。また、マイコン101は、状態情報と、カメラ100からの画像情報とを圧縮して、データ送信部CL3で送信できる形式に変換する。
携帯電話102は、データ送信部CL3に相当するプログラムが組み込まれており、マイコン101にて検出された移動局10〜10の状態情報と、カメラ100からの画像情報とを関連づけて、基地局20に送信する構成となっている。
ここで、撮像部CL1とデータ送信部CL3とは1の通信機器に搭載されていても良い。すなわち、図2に示す移動局10〜10は、カメラ100と携帯電話102とをそれぞれ有しているが、これに限らず、例えばカメラ付き携帯など、携帯電話102が撮像とデータ送信とを行うようになっていてもよい。また、撮像部CL1、移動局状態検出部CL2及びデータ送信部CL3のすべてが1の機器によって構成されていてもよい。さらに、図2に示す例では、データ送信部CL3として携帯電話102が例示されているが、これに限らず、広域無線LANなどの他の通信機器によって構成されていてもよい。
図3は、図1に示した基地局20のハード構成図である。同図に示すように、基地局20は例えばパソコン200によって構成される。パソコン200には、データ受信部CL4としてモデムやLANなどの通信設備が備えられ、優先順位決定部CL5、画像処理部CL6、及び結果報知部CL7に相当するプログラムが組み込まれている。
このような情報処理システムによれば、まず、移動局10〜10の撮像部CL1が車両運転者の顔の画像を撮像する。また、移動局状態検出部CL2が状態情報を検出する。そして、データ送信部CL3が画像情報と状態情報とを関連づけて基地局20に送信する。
その後、基地局20のデータ受信部CL4は、複数の移動局10〜10から情報を取得する。そして、優先順位決定部CL5は、状態情報から画像情報の処理の緊急度を判断する。次いで、優先順位決定部CL5は、緊急度が高いものから順番に画像処理するように、画像処理部CL6に指示する。
そして、画像処理部CL6は、優先順位決定部CL5により決定された順番に従って画像処理し、運転者の顔の向きや覚醒度合いを検出する。その後、画像処理部CL6は検出した顔の向きや覚醒度合いの情報を結果報知部CL7に送信する。次いで、結果報知部CL7は、画像処理部CL6からの顔の向きや覚醒度合いの情報に従って、運転者の脇見運転や居眠り運転を報知する。
図4は、第1実施形態に係る情報処理システム1の移動局10〜10の動作を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、処理が開始されると、マイコン101は、初期値入力処理を実行する(ST10)。この初期値入力の処理では、サンプリング時間などの各種定数が読み込まれる。
その後、マイコン101は、処理フレームカウンタを初期化する(ST11)。初期化後、マイコン101は、終了判断処理を実行する(ST12)。この際、マイコン101は、例えばエンジンが起動しているか等に基づいて判断を行う。
そして、マイコン101は、「STOP」か否かを判断する(ST13)。例えばエンジンが起動されていないと判断した場合、マイコン101は、「STOP」であると判断し(ST13:YES)、処理は終了することとなる。
一方、エンジンが起動され走行しているなどにより、「STOP」でないと判断した場合(ST13:NO)、マイコン101がカメラ100に撮像処理を実行させる(ST14)。これにより、カメラ100が運転者の顔全体を撮像して、画像情報がマイコン101に入力されることとなる。
次に、マイコン101は、既定フレーム数の画像を取得できたか否かを判断する(ST15)。既定フレーム数の画像を取得できなかったと判断した場合(ST15:NO)、マイコン101はフレームカウンタをインクリメントし(ST16)、処理はステップST12に戻る。
一方、既定フレーム数の画像を取得できたと判断した場合(ST15:YES)、マイコン101は移動局状態検出処理を実行する(ST17)。この際、マイコン101は、移動局状態検出部CL2に相当するプログラムを実行して、車両の状態情報(移動局10〜10の位置、移動局10〜10が起動してからの経過時間、移動局10〜10の種類及び移動局側が希望している処理の情報)を取得することとなる。
図5は、状態情報の一例を示す説明図である。同図に示すように、マイコン101は、状態情報の1つとして移動局101〜10nの位置の情報を取得する。このとき、マイコン101は、GPSから緯度経度の情報を取得することにより、移動局101〜10nの位置の情報を取得する。また、マイコン101は、取得した位置情報から2次情報を取得する。すなわち、マイコン101は、位置情報と地図情報とから移動局101〜10nの場所の情報を取得する。また、マイコン101は、位置情報を時間微分することにより速度の情報を取得する。さらに、マイコン101は、緯度経度の情報から現在の時刻の情報を取得する。
再度、図4を参照する。移動局状態検出処理の実行後(ST17の後)、携帯電話102は、データ受信処理を実行する(ST18)。このとき、携帯電話102は、既定フレーム数の画像情報を送信することとし、これらの画像情報に車両の状態情報を関連づけて送信する。その後、処理はステップST11に戻る。
なお、図4に示すフローチャートにおいて、既定フレーム数の画像を取得し送信する理由は、以下の通りである。本実施形態において基地局20は、居眠り運転や脇見運転を検出する構成となっている。ここで、1画像のみの情報を基地局20に送信すると、基地局20は、1画像から運転や脇見運転を検出しなければならず、誤検出の可能性が高まる。すなわち、瞬きの瞬間に撮像された画像が基地局20に送信されて居眠り運転と判断されたり、安全確認をしているときの画像が基地局20に送信されて脇見運転と判断されたりする可能性が高まる。そこで、本実施形態において移動局10〜10は、既定フレーム数の画像を取得し送信することとしている。
図6は、第1実施形態に係る情報処理システム1の基地局20の動作を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、処理が開始されると、パソコン200は、初期値入力処理を実行し(ST20)、終了判断処理を実行する(ST21)。この際、パソコン200は、電源がオフされているか等に基づいて判断を行う。
そして、パソコン200は、「STOP」か否かを判断する(ST22)。例えば電源がオフされていると判断した場合、パソコン200は、「STOP」であると判断し(ST22:YES)、処理は終了することとなる。
一方、電源がオフされておらず、「STOP」でないと判断した場合(ST22:NO)、パソコン200はデータ受信処理を実行する(ST23)。これにより、移動局10〜10から画像情報と状態情報とが送信されてきた場合、パソコン200はこれらの情報とを受信することとなる。
次に、パソコン200は、受信バッファにデータが残っているか否かを判断する(ST24)。受信バッファにデータが残っていないと判断した場合(ST24:NO)、すなわちステップST13において情報が受信されなかった場合などには、処理すべき情報がなく、処理はステップST21に戻ることとなる。
他方、受信バッファにデータが残っていると判断した場合(ST24:YES)、パソコン200は、受信データ数が2以上であるか否かを判断する(ST25)。ここで、受信データ数が2以上でないと判断した場合(ST25:NO)、受信データ数が1であるか否かを判断する(ST26)。受信データ数が1である場合(ST26:YES)、処理はステップST28に移行する。一方、受信データ数が1でない場合(ST26:NO)、すなわち受信データ数が0である場合、処理はステップST21に戻ることとなる。
また、ステップST25において、受信データ数が2以上であると判断した場合(ST25:YES)、パソコン200は優先順位決定処理を実行する(ST27)。この処理において、パソコン200は優先順位決定部CL5に相当するプログラムを実行し、2以上の画像情報について処理の緊急度を判断する。この際、優先順位決定部CL5は、各画像情報と関連づけて送信されてきた状態情報を数値化し、数値の大小によって、画像処理の処理順番を決定する。
図7は、状態情報を数値化したときの数値等の説明図である。まず、状態情報は、上記した如く移動局10〜10の場所、移動局10〜10の速度、現在の時刻、移動局10〜10が起動してからの時間、移動局10〜10の種類、移動局10〜10の側が希望する処理の少なくとも1つにより構成される。
同図に示すように、移動局10〜10である車両が、高速道路又は自動車専用道路を走行している場合、数値(以下スコアという)は「6」となる。また、車両が一般道路(郊外幹線)を走行している場合、スコアは「5」となり、一般道路(市街幹線)を走行している場合、スコアは「4」となる。さらに、車両が一般道路(街路)を走行している場合、スコアは「3」となり、一般道路(細街路)を走行している場合、スコアは「2」となる。また、車両がその他の道路を走行している場合、スコアは「1」となる。
このように、車両が高い速度が出せる道路を走行しているときほど、スコアは高くなる。一般的に速度を速く出せる道路(制限速度が高い道路)では直進路が多く、運転者の運転が漫然となりやすいためである。
また、車両の速度が高速(60km以上)である場合、スコアは「5」となり、車両の速度が中速(30〜60km)である場合、スコアは「4」となり、車両の速度が低速(10〜30km)である場合、スコアは「3」となる。さらに、車両の速度が極低速(10km未満)である場合、スコアは「1」となり、車両が停止している場合、スコアは「1」となる。このように、車両の速度が高いときほど、スコアは高くなる。上記した如く、速度が速い場合には直進走行などにより運転が漫然となりやすいためである。
また、現在の時刻に応じてスコアは以下のようになる。すなわち、現在時刻が早朝(5時〜7時)のときにはスコアは「4」となり、朝(7時〜9時)のときにはスコアは「2」となり、日中(9時〜16時)のときにはスコアは「1」となり、夕刻(16時〜19時)のときにはスコアは「2」となる。さらに、現在時刻が夜(19時〜22時)のときにはスコアは「3」となり、深夜(22時〜5時)のときにはスコアは「5」となる。このように、深夜になるに従ってスコアは高く、日中にはスコアは低くなっている。深夜などの時間帯ほど、運転者は運転の注意力が低下しているからである。
また、車両が起動してからの時間に応じてスコアは以下のようになる。すなわち、起動してからの時間が4時間以上のときにはスコアは「5」となり、2〜4時間のときにはスコアは「4」となり、1〜2時間のときにはスコアは「3」となる。さらに、起動してからの時間が1時間未満のときにはスコアは「2」となり、起動直後(起動後2〜3分)のときにはスコアは「1」となる。このように、車両が起動してからの時間が長くなるに従ってスコアは高くなっている。長時間の運転により運転の注意力が低下しているからである。
また、移動局10〜10の種類に応じて、スコアは以下のようになる。すなわち、移動局10〜10が大型車両である場合、スコアは「3」となり、普通車両である場合、スコアは「2」となる。また、移動局10〜10が携帯電話であって人間などに所持されている場合にはスコアは「1」となる。このように、大型車両と普通車両とでは大型車両の方がスコアが高くなっている。大型車両の方が普通車よりも質量が大きく、ブレーキングなどの必要性が高いためである。また、車両よりも携帯電話の方がスコアが低くなっている。携帯電話の方が車両のように衝突等の危険性が少ないためである。
また、希望する処理に応じて、スコアは以下のようになる。すなわち、希望する処理が視線検出(脇見/安全確認)である場合、スコアは「3」となり、希望する処理が居眠り検出(覚醒度)である場合、スコアは「2」となる。また、希望する処理がそれら以外である場合(写真の加工などである場合)、スコアは「1」となる。このように、居眠り検出よりも視線検出の方がスコアが高くなっている。居眠り時には通常運転者自身に自覚がある場合が多いが、脇見等の際に運転者自身が脇見をしていることに自覚がない場合が多いからである。また、写真加工などは、視線検出や居眠り検出に比べて特段緊急性を要しないためである。
なお、希望する処理が写真加工である場合、現在時刻及び起動してからの時間の双方についてスコアを「0」とするなどしてもよい。写真加工については、現在時刻及び起動してからの時間に応じて緊急度が変化することは考えにくいためである。
優先順位決定部CL5は、状態情報として、これらのうち2つを入力した場合、これら2つのスコアを加算して、加算した合計値が大きいものほど緊急性が高いと判断する。従って、例えば移動局10〜10について「現在時刻が日中の地域で街路を極低速で走行し、走行開始から30分経過した普通車両が視線検出を希望している」場合、合計値は「13」となる。一方、移動局10〜10について「現在時刻が深夜の地域で高速道路を高速で4時間以上走行している大型車両が居眠り検出を希望している」場合、合計値は「26」となり、合計値「26」となった画像情報の方が、合計値「13」となった画像情報よりも優先して処理されることとなる。
再度、図6を参照する。優先順位決定処理の後(ST27の後)、ステップST28に移行する。ステップST28においてパソコン200は画像処理を行う(ST28)。このとき、パソコン200は、画像処理部CL6に相当するプログラムを実行し、運転者の顔の向きや覚醒度合いを検出する。
その後、パソコン200は結果報知処理を実行する(ST29)。これにより、検出した顔の向きや覚醒度合いが報知されることとなる。また、このときにパソコン200は、結果報知部CL7に相当するプログラムを実行することとなる。そして、処理はステップST21に戻る。
なお、優先順位決定部CL5は、画像情報が受信されてから、処理されることなく経過した時間が長くなるに従って、その処理情報の処理順番が早くなるようにしてもよい。すなわち、優先順位決定部CL5は、処理されることなく経過した時間が長くなるほど、スコアが高くなるようにしてもよい。これにより、緊急度が低い画像情報が長期に渡って処理されず残り続けてしまうことを防止することとなる。
このようにして、第1実施形態に係る情報処理システム1によれば、移動局101〜10nでは、処理すべき処理情報と移動局101〜10nの状態を示す状態情報とを関連づけて送信し、基地局20では、処理情報と関連づけられた状態情報から処理情報の処理の緊急度を判断し、複数の処理情報のうち緊急度が高いものから順番に処理していくこととしている。このため、至急処理しなければならない情報は、緊急度が高くなり、順番が回ってくるまで放置されることなく、できるだけ早期に処理されることとなる。従って、適切な順序で処理することが可能な情報処理システムを提供することができる
た、移動局101〜10nは、乗員により運転される乗り物であって、撮像部CL1、移動局状態検出部CL2、及びデータ送信部CL3が搭載されている。このため、乗り物の乗員にとって緊急度が高い情報を早期に処理されることとなり、複数の乗り物の乗員にとって適切な順序で処理することが可能な情報処理システムを提供することができる
た、データ送信部CL3と移動局状態検出部CL2とは1の通信機器に搭載されているため、構成を簡素化することができる。特に、1の通信機器として、カメラ付き携帯電話などを用いることができ、一層構成の簡素化を図ることができる
た、処理情報として画像情報を取得することとしている。このため、適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができる
た、移動局101〜10nにて乗り物の運転者の顔の画像を取得し、基地局20にて運転者の顔の画像から運転者の顔の向き及び運転者の覚醒度合いの少なくとも一方を検出することとしている。このため、運転者の脇見運転や居眠り運転を検出し、適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができる
た、移動局101〜10nの状態として、移動局101〜10nの位置、移動局101〜10nが起動してからの経過時間、移動局101〜10nの種類及び移動局側が希望している処理の少なくとも1つを取得することとしている。このため、これらの情報に応じて適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができる
た、状態情報を数値化し、数値の大小によって処理情報の処理順番を決定することとしている。このため、数値により容易に処理の順番を決定することができる。また、数値を適切に設定することができれば、同時に処理の順番の精度を向上させることができ、精度の高い情報処理システムの実現を容易とすることができる
た、処理情報が受信されてから、処理されることなく経過した時間が長くなるに従って、その処理情報の処理順番が早くなるようにすることとしている。このため、緊急度が低い処理情報が長期に渡って処理されず残り続けてしまうことを防止することができる
た、基地局は処理結果を報知するため、基地局20にて移動局101〜10nの様子を確認・把握することができる
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係る情報処理システム2は、第1実施形態のものと同様であるが、移動局101〜10n及び基地局20の構成及び処理内容が第1実施形態のものと一部異なっている。
以下、第1実施形態との相違点について説明する。図8は、第2実施形態に係る情報処理システム2の構成図である。同図に示すように、第2実施形態に係る情報処理システム2の基地局21は、結果報知部CL7に代えて、結果送信部(基地局側送信手段)CL8を備えている。また、移動局11〜11は、新たに結果受信部(移動局側受信手段)CL9と、結果報知部(移動局側報知手段)CL10とを備えている。
結果送信部CL8は、画像処理部CL6による画像処理の結果を送信するものである。すなわち、結果送信部CL8は、運転者が居眠りしているかや、脇見をしているかなどの結果を送信することとなる。
結果受信部CL9は、結果送信部CL8により送信された処理結果を受信するものである。また、結果報知部CL10は、結果受信部CL9により受信された処理結果を報知する。これら構成により、運転者が居眠りしているかや、脇見をしているかなどの結果が運転者自身に報知され、運転者は自己の状態を把握できることとなる。
図9は、図8に示した基地局21のハード構成図である。同図に示すように、基地局21は例えば大規模サーバ201によって構成される。サーバ201には、データ受信部CL4及び結果送信部CL8としてモデムやLANなどの通信設備が備えられ、優先順位決定部CL5、及び画像処理部CL6に相当するプログラムが組み込まれている。
また、上記の如く基地局20が大規模サーバ201によって構成されるとき、基地局側が多様な画像処理(顔の部位の再配置を行うような処理(プリクラの内部で行われるような処理))を受け付けることができることとなり、人が持つカメラ付き携帯電話などが移動局11〜11となる場合には、第1実施形態よりも一層好適に情報処理を行うことができることとなる。
図10は、図8に示した移動局11〜11のハード構成図である。同図に示すように、移動局11〜11は、カメラ100と、マイコン101と、携帯電話102と、モニタ103とからなっている。
第2実施形態では、携帯電話102がデータ送信部CL3に相当するプログラムだけでなく、結果受信部CL9に相当するプログラムについても有している。また、マイコン101は、携帯電話102が受信した画像処理の結果である居眠りや脇見をモニタ103に表示できる形式に変換し、モニタ103に報知させるようになっている。なお、モニタ103の他にスピーカを備えていてもよい。
図11は、第2実施形態に係る情報処理システム2の基地局21の動作を示すフローチャートである。なお、同図に示すステップST30〜ST38に示す処理は、図6に示したステップST20〜ST28に示す処理と同様であるため、説明を省略する。
同図に示すように、第2実施形態では画像処理が実行された後(ST38の後)、大容量サーバ201は、結果送信処理を実行する(ST39)。このとき、大容量サーバ201は、結果送信部CL8に相当するプログラムを実行し、移動局11〜11へ画像処理の結果を送信する。
図12は、第2実施形態に係る情報処理システム2の移動局11〜11の動作を示すフローチャートである。なお、同図に示すステップST40〜ST48に示す処理は、図4に示したステップST10〜ST18に示す処理と同様であるため、説明を省略する。 第2実施形態において移動局11〜11のマイコン101は、データ送信処理を実行した後(ST48の後)、フレームカウンタを初期化する(ST49)。そして、処理はステップST40に移行する。また、第2実施形態において既定フレーム数の画像が取得されおらず(ST45:NO)、フレームカウンタをインクリメントした後(ST46の後)、処理はステップST50に移行する。
そして、ステップST50において携帯電話102は結果受信処理を実行する(ST50)。この際、携帯電話102は、結果受信部CL9に相当するプログラムを実行し、基地局21からの脇見検出や居眠り検出などの結果を受信する。次いで、マイコン101は、結果報知処理を実行する(ST51)。すなわち、マイコン101は、結果報知部CL10に相当するプログラムを実行し、モニタ103に脇見検出や居眠り検出などの結果を報知させる。その後、処理はステップST42の終了判断処理に戻ることとなる。
このようにして、第2実施形態に係る情報処理システム2によれば、第1実施形態と同様に、適切な順序で処理することが可能な情報処理システムを提供することができる。(請求項1,14の効果)また、複数の乗り物の乗員にとって適切な順序で処理することが可能な情報処理システム(画像処理システム)を提供することができ、構成を簡素化することができる。
また、運転者の脇見運転や居眠り運転を検出して、適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができ、移動局111〜11nの位置、移動局111〜11nが起動してからの経過時間、移動局111〜11nの種類及び移動局側が希望している処理の少なくとも1つの情報に応じて適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができる
らに、数値により容易に処理の順番を決定することができ、精度の高い情報処理システムの実現を容易とすることができる。また、緊急度が低い処理情報が長期に渡って処理されず残り続けてしまうことを防止することができる。
さらに、第2実施形態によれば、基地局21は処理結果を送信し、移動局111〜11nは処理結果を報知するため、移動局側にて自己の様子を把握させることができる
に、本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態に係る情報処理システム3は、上記実施形態と同様であるが、構成及び処理内容が上記実施形態のものと一部異なっている。
以下、上記実施形態との相違点について説明する。図13は、第3実施形態に係る情報処理システム3の構成図である。同図に示すように、第3実施形態に係る情報処理システム3は、第1実施形態と同様の移動局10〜10と、第2実施形態において示した基地局21とを備えている。さらに、第3実施形態の情報処理システム3は、移動局10〜10及び基地局21と異なる第3局30を備えている。
第3局30は、結果送信部CL8により送信された処理結果を受信する結果受信部(第3局側受信手段)CL11と、結果受信部CL11により受信された処理結果を報知する結果報知部(第3局側報知手段)CL12とを有している。この構成により、基地局21は処理結果を送信し、第3局30は処理結果を報知することとなり、基地局21及び移動局10〜10以外の第3局側にて移動局10〜10の様子を把握させることができることとなる。
図14は、図13に示した第3局30のハード構成図であり、(a)は第1の例を示し、(b)は第2の例を示している。同図(a)及び(b)に示すように、第3局30は、例えば自宅や職場などに設置されたパソコン202や、携帯電話203やPDAなどの通信端末によって構成されている。これらのパソコン202やPDAには、結果受信部CL11としてのモデムやLANなどが備えられている。また、携帯電話203にはそれ自体が備える通信機能が結果受信部CL11として作用することとなる。さらに、パソコン202、携帯電話203及びPDAのモニタやスピーカが結果報知部CL12として機能するようになっている。なお、移動局10〜10及び基地局21のハード構成は、それぞれ図2及び図9と同様である。
次に、第3実施形態に係る情報処理システム3の動作を説明する。なお、移動局10〜10が実行する処理は図4に示す処理と同様である。また、基地局21が実行する処理は図11に示す処理と同様である。
図15は、第3実施形態に係る情報処理システム3の第3局30の動作を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、処理が開始されると、第3局30は、初期値入力処理を実行する(ST60)。この初期値入力の処理では、サンプリング時間などの各種定数が読み込まれる。
その後、第3局30は、処理フレームカウンタを初期化し(ST61)、終了判断処理を実行する(ST62)。この際、第3局30は、電源がオフされているか等に基づいて判断を行う。
そして、第3局30は、「STOP」か否かを判断する(ST63)。例えば電源がオフされていると判断した場合、第3局30は、「STOP」であると判断し(ST63:YES)、処理は終了することとなる。
一方、電源がオフされておらず、「STOP」でないと判断した場合(ST63:NO)、第3局30は結果受信処理を実行する(ST64)。この際、第3局30は、結果受信部CL11に相当するプログラムを実行し、基地局21からの脇見検出や居眠り検出などの結果を受信する。次いで、第3局30は、結果報知処理を実行する(ST65)。すなわち、第3局30は、結果報知部CL12に相当するプログラムを実行し、モニタやスピーカなどに脇見検出や居眠り検出などの結果を報知させる。その後、処理はステップST62の終了判断処理に戻ることとなる。
このようにして、第3実施形態に係る情報処理システム3によれば、第1実施形態と同様に、適切な順序で処理することが可能な情報処理システムを提供することができる。また、複数の乗り物の乗員にとって適切な順序で処理することが可能な情報処理システム(画像処理システム)を提供することができ、構成を簡素化することができる。
また、運転者の脇見運転や居眠り運転を検出して、適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができ、移動局101〜10nの位置、移動局101〜10nが起動してからの経過時間、移動局101〜10nの種類及び移動局側が希望している処理の少なくとも1つの情報に応じて適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができる
らに、数値により容易に処理の順番を決定することができ、精度の高い情報処理システムの実現を容易とすることができる。また、緊急度が低い処理情報が長期に渡って処理されず残り続けてしまうことを防止することができる。
さらに、第3実施形態によれば、基地局21は処理結果を送信し、第3局30は処理結果を報知するため、基地局21及び移動局101〜10n以外の第3局側にて移動局101〜10nの様子を把握させることができる
に、本発明の第4実施形態を説明する。第4実施形態に係る情報処理システム4は、上記実施形態と同様であるが、構成及び処理内容が上記実施形態のものと一部異なっている。
以下、上記実施形態との相違点について説明する。図16は、第4実施形態に係る情報処理システム4の構成図である。同図に示すように、第4実施形態に係る情報処理システム4は、第2実施形態と同様の移動局11〜11を備えている。また、情報処理システム4は、第1実施形態において示した基地局20に、第2実施形態において説明した結果送信部CL8を付加した基地局22を備えている。
このため、第4実施形態に係る情報処理システム4では、第1実施形態と同様に基地局22にて結果を報知すると共に、第2実施形態と同様に基地局22から結果を送信して、移動局11〜11にて報知させることとなる。
図17は、第4実施形態に係る情報処理システム4の基地局22の処理を示すフローチャートである。なお、図17に示すステップST70〜ST78に示す処理は、図6に示したステップST20〜ST28に示す処理と同様であるため、説明を省略する。
同図に示すように、第4実施形態において基地局22は、画像処理の後(ST78の後)、結果報知処理を実行する(ST79)。これにより、検出した顔の向きや覚醒度合いが報知されることとなる。また、このとき、基地局22は、結果報知部CL7に相当するプログラムを実行することとなる。
そして、基地局22は、結果送信処理を実行する(ST80)。このとき、基地局22は、結果送信部CL8に相当するプログラムを実行し、移動局11〜11へ画像処理の結果を送信する。これにより、移動局11〜11では画像処理の結果が報知されることとなる。その後、処理はステップST71に戻る。
このようにして、第4実施形態に係る情報処理システム4によれば、第1実施形態と同様に、適切な順序で処理することが可能な情報処理システムを提供することができる。また、複数の乗り物の乗員にとって適切な順序で処理することが可能な情報処理システム(画像処理システム)を提供することができ、構成を簡素化することができる。
また、運転者の脇見運転や居眠り運転を検出して、適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができ、移動局101〜10nの位置、移動局101〜10nが起動してからの経過時間、移動局101〜10nの種類及び移動局側が希望している処理の少なくとも1つの情報に応じて適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができる
た、数値により容易に処理の順番を決定することができ、精度の高い情報処理システムの実現を容易とすることができる。また、緊急度が低い処理情報が長期に渡って処理されず残り続けてしまうことを防止することができ、基地局20にて移動局101〜10nの様子を確認・把握することができる
らに、第4実施形態では、第2実施形態と同様に、基地局22は処理結果を送信し、移動局111〜11nは処理結果を報知するため、移動局側にて自己の様子を把握させることができる
に、本発明の第5実施形態を説明する。第5実施形態に係る情報処理システム5は、上記実施形態と同様であるが、構成及び処理内容が上記実施形態のものと一部異なっている。
以下、上記実施形態との相違点について説明する。図18は、第5実施形態に係る情報処理システム5の構成図である。同図に示すように、第5実施形態に係る情報処理システム5は、第2実施形態と同様の移動局11〜11及び基地局21を備えている。また、情報処理システム5は、第3実施形態において示した第3局30を備えている。このため、基地局21において処理された情報は、移動局11〜11及び第3局30の双方に送信されて、それぞれで報知されることとなる。
なお、移動局11〜11及び基地局21が実行する処理は第2実施形態と同様である。また、第3局30が実行する処理は第3実施形態と同様である。
このようにして、第5実施形態に係る情報処理システム5によれば、第2実施形態と同様に、適切な順序で処理することが可能な情報処理システムを提供することができる。また、複数の乗り物の乗員にとって適切な順序で処理することが可能な情報処理システム(画像処理システム)を提供することができ、構成を簡素化することができる。
また、運転者の脇見運転や居眠り運転を検出して、適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができ、移動局111〜11nの位置、移動局111〜11nが起動してからの経過時間、移動局111〜11nの種類及び移動局側が希望している処理の少なくとも1つの情報に応じて適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができる
らに、数値により容易に処理の順番を決定することができ、精度の高い情報処理システムの実現を容易とすることができる。また、緊急度が低い処理情報が長期に渡って処理されず残り続けてしまうことを防止することができる。さらに、基地局21は処理結果を送信し、移動局111〜11nは処理結果を報知するため、移動局側にて自己の様子を把握させることができる
らに、第5実施形態によれば、第3実施形態と同様に、基地局21は処理結果を送信し、第3局30は処理結果を報知するため、基地局21及び移動局111〜11n以外の第3局側にて移動局111〜11nの様子を把握させることができる
に、本発明の第6実施形態を説明する。第6実施形態に係る情報処理システム6は、上記実施形態と同様であるが、構成及び処理内容が上記実施形態のものと一部異なっている。
以下、上記実施形態との相違点について説明する。図19は、第6実施形態に係る情報処理システム6の構成図である。同図に示すように、第6実施形態に係る情報処理システム6は、第2実施形態と同様の移動局11〜11を備えている。また、情報処理システム6は、第2実施形態において示した基地局21の構成に加えて、新たに結果保持部(結果保持手段)CL13を有した基地局23を備えている。
結果保持部CL13は、画像処理部CL6にて画像処理した結果を記憶しておくものである。また、第6実施形態では、優先順位決定部CL5が結果保持部CL13に記憶される結果を読み込み、受信した状態情報だけでなく、読み込んだ情報処理の結果から処理の緊急度を判断し、緊急度が高い画像情報から順番に処理するように決定する構成となっている。
次に、第6実施形態に係る情報処理システム6の動作を説明する。図20は、第6実施形態に係る情報処理システム6の基地局23の動作を示すフローチャートである。なお、図20に示すステップST90〜ST96に示す処理は、図11に示すステップST30〜ST36に示す処理と同様であるため説明を省略する。
図20に示すように、受信データ数が2以上であると判断した後(ST95の後)、基地局23は優先順位決定処理を実行する(ST97)。この処理において、基地局23は優先順位決定部CL5に相当するプログラムを実行し、2以上の画像情報について処理の緊急度を判断する。この際、優先順位決定部CL5は、各画像情報と関連づけて送信されてきた状態情報に加えて、結果保持部CL13に記憶される画像処理の結果から、処理の緊急度を判断する。
ここで、優先順位決定処理の詳細を説明する。まず、移動局11〜11から「居眠りの検出」が希望する処理として情報送信されたとする。このとき、結果保持部CL13により保持されている過去の処理結果が例えば「視線が一カ所に滞留せず、常に動いている」のであれば、優先順位決定部CL5は、居眠りである可能性が少ないと判断し、緊急度を低く判断する。逆に、「視線が一カ所に滞留している」のであれば、優先順位決定部CL5は、居眠りである可能性が高いと判断し、緊急度を高く判断する。
また、優先順位決定部CL5は、結果保持部CL13に記憶した情報処理の結果に応じて、状態情報を数値化し、数値の大小によって、画像情報の処理順番を決定する。図21は、結果保持部CL13に記憶された情報処理の結果を示す説明図であり、(a)は移動局Aについて記憶された過去の処理結果を示し、(b)は移動局Bについて記憶された過去の処理結果を示し、(c)は移動局Cについて記憶された過去の処理結果を示している。なお、同図では移動局A〜Cの過去の処理結果を時系列に並べた処理結果の推移を示している。
同図に示すように、移動局A、移動局B、移動局Cという3つの移動局が「居眠り検出」を行った場合、図21(a)に示すのように、移動局Aの運転者は過去の一定期間において充分な覚醒状態にあったと判断できる。また、図21(b)に示すのように、移動局Bの運転者は覚醒度が落ちかけていると判断できる。さらに、図21(c)に示すのように、移動局Cの運転者は覚醒度が落ちて居眠り状態となっていると判断できる。このことから、移動局A、移動局B及び移動局Cそれぞれの緊急度は、移動局A<移動局B<移動局Cと判断できる。
図22は、処理結果に応じて状態情報を数値化したときの数値等の説明図である。図22に示すように、図21に示した緊急度に応じてスコアが大きく異なっている。具体的には、移動局Aのスコアに対し、移動局Bのスコアは2倍となっている。また、移動局Cのスコアは3倍となっている。このように、優先順位決定部CL5は、結果保持部CL13に記憶される結果に応じて、状態情報をスコア化するようになっている。そして、優先順位決定部CL5は、スコアが高い順に処理を行うように画像処理部CL6に指示することとなる。
再度、図20を参照する。上記の如く優先順位決定処理の後(ST97の後)、基地局23は画像処理を行い(ST98)、結果送信処理を実行する(ST99)。すなわち、基地局23は、画像処理部CL6及び結果送信部CL8に相当するプログラムを実行する。その後、基地局23は結果保持処理を実行する(ST100)。この処理において、基地局23は、結果保持部CL13に相当するプログラムを実行する。
このようにして、第6実施形態に係る情報処理システム6によれば、第2実施形態と同様に、適切な順序で処理することが可能な情報処理システムを提供することができる。また、複数の乗り物の乗員にとって適切な順序で処理することが可能な情報処理システム(画像処理システム)を提供することができ、構成を簡素化することができる。
また、運転者の脇見運転や居眠り運転を検出して、適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができ、移動局111〜11nの位置、移動局111〜11nが起動してからの経過時間、移動局111〜11nの種類及び移動局側が希望している処理の少なくとも1つの情報に応じて適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができる
らに、数値により容易に処理の順番を決定することができ、精度の高い情報処理システムの実現を容易とすることができる。また、緊急度が低い処理情報が長期に渡って処理されず残り続けてしまうことを防止することができる。また、基地局21は処理結果を送信し、移動局111〜11nは処理結果を報知するため、移動局側にて自己の様子を把握させることができる
らに、第6実施形態によれば、状態情報に加えて、結果保持部CL13にて記憶した情報処理の結果から処理の緊急度を判断し、緊急度が高い処理情報から順番に処理することとしている。このため、過去の情報処理の結果から緊急度が高くないと判断される場合、処理の順番を遅くすることが可能となる。例えば、運転者の居眠りを検出する場合、過去において運転者の覚醒度が高いことが検出されているときには、処理の順番を遅くすることができる。従って、一層適切な順序で処理することが可能な画像処理システムを提供することができる
た、過去の情報処理の結果に応じて状態情報を数値化し、数値の大小によって処理情報の処理順番を決定することとしている。このため、状態情報の他に、過去の結果を含んで順番を決定する場合にあっても、数値により容易に処理の順番を決定することができる。また、数値を適切に設定することができれば、同時に処理の順番の精度を向上させることができ、精度の高い情報処理システムの実現を容易とすることができる
上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、各実施形態を組み合わせるようにしてもよい。
例えば、上記実施形態では、画像処理の順番が決定されているが、画像処理に限らず、メール処理の順番が決定されるようになっていてもよい。また、移動局側が希望する処理は、居眠り検出、脇見検出、及び画像加工に限らず、例えばナビゲーションシステムの目的地の最短経路検出等であってもよい。
本発明の第1実施形態に係る情報処理システムの構成図である。 図1に示した移動局10〜10のハード構成図である。 図1に示した基地局20のハード構成図である。 第1実施形態に係る情報処理システム1の移動局10〜10の動作を示すフローチャートである。 状態情報の一例を示す説明図である。 第1実施形態に係る情報処理システム1の基地局20の動作を示すフローチャートである。 状態情報を数値化したときの数値等の説明図である。 第2実施形態に係る情報処理システム2の構成図である。 図8に示した基地局21のハード構成図である。 図8に示した移動局11〜11のハード構成図である。 第2実施形態に係る情報処理システム2の基地局21の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る情報処理システム2の移動局11〜11の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る情報処理システム3の構成図である。 図13に示した第3局30のハード構成図であり、(a)は第1の例を示し、(b)は第2の例を示している。 第3実施形態に係る情報処理システム3の第3局30の動作を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る情報処理システム4の構成図である。 第4実施形態に係る情報処理システム4の基地局22の処理を示すフローチャートである。 第5実施形態に係る情報処理システム5の構成図である。 第6実施形態に係る情報処理システム6の構成図である。 第6実施形態に係る情報処理システム6の基地局23の動作を示すフローチャートである。 結果保持部CL13に記憶された情報処理の結果を示す説明図であり、(a)は移動局Aについて記憶された過去の処理結果を示し、(b)は移動局Bについて記憶された過去の処理結果を示し、(c)は移動局Cについて記憶された過去の処理結果を示している。 処理結果に応じて状態情報を数値化したときの数値等の説明図である。
符号の説明
1〜6…情報処理システム
10〜10,11〜11…移動局
20〜23…基地局
30…第3局
CL1…撮像部(処理情報取得手段)
CL2…移動局状態検出部(状態情報取得手段)
CL3…データ送信部(移動局側送信手段)
CL4…データ受信部(基地局側受信手段)
CL5…先順位決定部(優先順位決定手段)
CL6…画像処理部(情報処理手段)
CL7…結果報知部(基地局側報知手段)
CL8…結果送信部(基地局側送信手段)
CL9…結果受信部(移動局側受信手段)
CL10…結果報知部(移動局側報知手段)
CL11…結果受信部(第3局側受信手段)
CL12…結果報知部(第3局側報知手段)
CL13…結果保持部(結果保持手段)

Claims (11)

  1. 運転者が運転する乗り物である複数の移動局と、これら複数の移動局から送信された情報を処理する基地局とからなる情報処理システムにおいて、
    前記移動局は、前記基地局にて処理すべき処理情報として前記運転者の顔の画像を取得する処理情報取得手段と、前記移動局の状態を示す状態情報を取得する状態情報取得手段と、前記処理情報取得手段により取得された情報と前記状態情報取得手段により取得された情報とを関連づけてを送信する移動局側送信手段と、を有し、
    前記基地局は、
    複数の前記移動局それぞれの移動局側送信手段により送信された情報を受信する基地局側受信手段と、
    前記処理情報と関連づけられた状態情報からその処理情報について処理の緊急度を判断し、緊急度が高い処理情報から順番に処理するように決定する優先順位決定手段と、
    前記基地局側受信手段により受信された複数の処理情報から運転者の顔の向き及び運転者の覚醒度合いの少なくとも一方を検出する処理を、前記優先順位決定手段が決定した順序で行う情報処理手段と、を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記移動局側送信手段と前記処理情報取得手段とは、1の通信機器に搭載されていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記状態情報取得手段は、前記移動局の状態として、移動局の位置、移動局の速度、移動局が起動してからの経過時間、移動局の種類及び移動局側が希望している処理の少なくとも1つを取得することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記優先順位決定手段は、前記基地局側受信手段により受信された前記状態情報を数値化し、数値の大小によって、処理情報の処理順番を決定することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記基地局は、前記情報処理手段にて情報処理した結果を記憶しておく結果保持手段をさらに有し、
    前記優先順位決定手段は、前記状態情報に加えて、前記結果保持手段にて記憶した情報処理の結果から処理の緊急度を判断し、緊急度が高い処理情報から順番に処理するように決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 前記優先順位決定手段は、前記基地局側受信手段により受信された前記状態情報を、前記結果保持手段にて記憶した情報処理の結果に応じて数値化し、数値の大小によって、処理情報の処理順番を決定することを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  7. 前記優先順位決定手段は、前記基地局側受信手段により処理情報が受信されてから、前記情報処理手段によって処理されることなく経過した時間が長くなるに従って、その処理情報の処理順番が早くなるようにすることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記基地局は、前記情報処理手段による処理結果を報知する基地局側報知手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記基地局は、前記情報処理手段による処理結果を送信する基地局側送信手段をさらに有し、
    前記移動局は、前記基地局側送信手段により送信された処理結果を受信する移動局側受信手段と、前記移動局側受信手段により受信された処理結果を報知する移動局側報知手段とをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 前記移動局及び前記基地局に加えて、前記移動局及び前記基地局と異なる第3局からなり、
    前記基地局は、前記情報処理手段による処理結果を送信する基地局側送信手段をさらに有し、
    前記第3局は、前記基地局側送信手段により送信された処理結果を受信する第3局側受信手段と、前記移動局側受信手段により受信された処理結果を報知する第3局側報知手段を有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  11. 運転者が運転する乗り物である複数の移動局と、これら複数の移動局から送信された情報を処理する基地局とからなる情報処理システムにおいて、
    前記移動局は、前記基地局にて処理すべき処理情報として前記運転者の顔の画像と、前記移動局の状態を示す状態情報とを取得して、これらを関連づけて送信し、
    前記基地局は、受信した状態情報から該状態情報と関連づけられた処理情報の緊急度を判断し、複数の移動局から送信されてきた複数の処理情報のうち緊急度が高いものから順番に運転者の顔の向き及び運転者の覚醒度合いの少なくとも一方を検出する処理を行うことを特徴とする情報処理システム。
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