JP4599018B2 - 可撓性ベアリングブラケットを備えるベアリングシステム - Google Patents
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Description
この出願は、1999年11月12日に出願された米国予備出願第60/165,247号の利益を主張する。
【0002】
(技術分野)
本発明はベアリングに関する。特に、本発明はベアリングシステムおよびそのための可撓性ベアリングブラケットに関する。
【0003】
(発明の背景)
小型の分数馬力「隈取磁極」式モータは多くの用途、例えば冷凍システムにおける空気循環をもたらすために用いられている。周知のように、隈取磁極電気誘導モータは本体に回転可能に固定された関係のシャフトを支持するロータ本体を備えるロータを有している。ロータ本体は、典型的には整列された環状ステータ積層体から形成された磁気ステータアセンブリの開口内に回転可能に配置されている。ステータの一部を取囲む電気フィールド巻線がステータ積層体を磁化し、ロータを駆動するために必要な磁気動力をもたらす。空気循環システムにおいては、空気流を起こさせるべくインペラがロータシャフトに取付けられている。
【0004】
従来の隈取磁極モータにおいては、ロータ開口の各端部を覆って延在し、通常ボルトでステータに固定されたブラケットを備えるハウジングを貫通してロータシャフトが延在している。ハウジングがロータ本体をステータに対する実質的な軸方向変位に対抗して保持し、且つ、ロータシャフトの軸方向アライメントを維持するベアリングを支持している。このように、ベアリングは、ロータシャフトの実質的に自由な回転を許容しつつ、ロータの安定性とアライメントを維持している。かかるモータの一例がNutterに対して1994年2月15日に発行された米国特許第5,287,030号に記載され、これは本明細書の一部を構成するものとする。
【0005】
かかる分数馬力モータは、モータが、数年であるかも知れない長い期間に亘る延長された期間中運転される用途に特に適している。かかるモータは極めて耐久性がなくてはならないので、損傷に対する高い耐性および好ましくはその有効寿命に亘る保守無用を要求している。これらの条件を満たす際に最も問題となりやすい構成部品はベアリングであり、これはモータの寿命に亘り回転シャフトとの永続的な摩擦接触にさらされている。
【0006】
ロータシャフトの適切なアライメントを維持するために、隈取磁極式モータは、典型的に、球径の含油粉末金属ベアリングまたはアルミニウムないしは亜鉛ダイキャストのベアリングブラケットにより適所に保持されたボールベアリングを利用している。この形式のベアリングは潤滑油への不断の露出を必要とし、モータの寿命を実質的に制限している。この問題は、ベアリングを潤滑するのに用いられているオイルが時間経過で発散し、結局、ベアリングシステムの取り返しのつかない損傷を起こす高温環境において、特に重大である。
【0007】
ベアリングブラケットにジャーナルベアリングを緊密に圧入することもまた知られている。しかしながら、この形式のベアリングシステムは圧入作業の後に機械加工を必要とし、これはモータの製造コストを著しく増大させる。さらに、圧入されたジャーナルベアリングは組立の際にベアリングブラケットの適所に留まるが、ベアリングとハウジングとの間の締り嵌めの故に、モータの性能がときどき最適値を下回ることがある。何故なら、ベアリングの固定された位置がロータシャフトのアライメントにおける僅かなずれさえも許さないからである。モータが作動中に揺らされたり、衝撃を受けたりすると、ベアリングはシャフトまたはベアリングの回転の乱れによる結果としての振動を緩衝しないので、激しい振動および異音発生の結果となる。
【0008】
これらの問題は、金属ブラケットによって金属ベアリングが支持されている場合に特に重大であり、これらの構成部品の精確な機械加工がそれ故に欠くことができない。金属ベアリングを締り嵌めでブラケットに緊密に嵌め支持するためにプラスチックブラケットを用いるベアリングシステムもある。米国特許第5,287,030号に記載されたシステムは、プラスチックブラケットに圧入されたプラスチックベアリングを用いている。しかしながら、これらのシステムの全てにおいてブラケットは剛体であり、その結果、精確なベアリングのアライメントおよびベアリングの適切な潤滑がモータの適切な作動に対し欠くことができないこととして残っている。そして、ベアリングの自己整列能力の無さがモータの有効寿命を減じさせ、且つ、一般に、モータの時間経過に伴う効率低下を生じさせている。
Rossその他へのFR−A−2545664は、洗濯機を空にする回転ポンプを駆動する電動モータを開示している。該回転ポンプは、ポンプインペラがセットされたシャフトとモータロータと冷却ファンとを備える形式である。シャフトは、低摩擦係数の弾性ベアリングからなるセンタリングおよび整列要素を備える2つの剛性支持体にマウントされている。
Kemperその他へのDE−C−955526は、ベアリング本体をユニバーサルジョイント、特にユニバーサルジョイントとして機能するディスクジョイントに挿入する2つの部品のベアリング/ブラケットシステムを開示している。このディスクジョイントは2つの同心の円形ディスクから構成され得、その2つの連結ウェブは外側円形リングから出ている2つの取付けウェブに直交して延び、そしてそれらの延長によりディスクジョイントは同時にベアリングブラケットになっている。
Heinrich HoffmanへのDE−A−3707600A1は、ポンプ装置のモータシャフト用のベアリングシステムを開示している。このシステムは、各々が弾性材料から作られたベアリングホルダ内に各々が配列されたベアリングを有している。これらのベアリングホルダは、モータシャフトに対するシールを生成するシール用リップまたはモータケーシングを外部に対して閉鎖するフロント壁を有することができる。
Edgar TurnerへのUS−A−2448500は、ミシン、タイプライター、ファンおよび同種の装置用の駆動動力を供給すべく適合された小型の電動モータ用のベアリング構造を開示している。モータは自己整列ベアリングに軸受けされたシャフトを包含し、ステータコア内で通常の方法で回転するように取付けられているロータコアを担持している。ベアリングブッシングには外球面輪郭が形成され、それぞれハブ部分および端部カバー部分に形成され、スプリングリテーナによって対応する球面座内に保持されている。
Alan pageへのEP0829943A1は、軸方向整列ベアリングに自己調節するベアリング支持構造を有する電動モータを開示している。ベアリングは、それを貫通するシャフトに適応すべく自己整列するように、支持ソケット内で傾き得る。ベアリングは、プラスチック材料のブリッジで幾らか球形状のソケット内に嵌まり合うべく幾らか樽状に形成されている。ベアリングは長手方向溝を有し、ソケットは、自己アライメントを生ずる傾きまたは揺れを許容しつつ、回転に抗してベアリングを保持すべく、溝に嵌まり合うタブを有している。
【0009】
金属ブラケットに圧入されたプラスチックベアリングを用いることもまた知られているが、しかし、ベアリングが取付けられるとき、ブラケットが締り嵌めの分ベアリングの内径を閉じ、これは、ロータシャフトに対する適当なクリアランスを回復するために内径の精確な機械加工を必要とする。また、圧入作業は設置の際にベアリングのアライメントを失わせる。
【0010】
(発明の要約)
本発明は、可撓性のベアリングブラケット内に支持されたベアリングを備え、例えば、分数馬力隈取磁極式電動モータに用いられるベアリングシステムを提供する。好ましい実施の形態では、ベアリングシステムの製造およびベアリングのモータへの組立の両者を容易とする混合ブラケット/ベアリングアセンブリを生成すべく、ベアリングがブラケットにインサート成形される。
【0011】
好ましい実施の形態では、ベアリングブラケットはベアリングの周りにインサート成形され、これは、ベアリングが適切に支持され、モータへの組立の際に不整列にならないことを保証する。本発明のベアリングシステムは、ベアリングブラケットの可撓性の故に自己整列し、これは、かくてロータシャフトの半径方向アライメントにおける偏倚を補償し、モータの最適な効率を維持し、ベアリングの磨耗を減少させ、ベアリングシステムの寿命を延ばす。加えて、好ましい実施の形態は弾力性のある弾性ベアリングブラケットを採用し、システム内に誘起され得る振動を効果的に減衰させる。
【0012】
好ましい実施の形態では、ブラケットおよびベアリングの両者が非金属材料で構成されている。ベアリングは、潤滑を必要としない高性能プラスチックから構成され、モータの寿命を延ばす。本発明の他の形態は、金属ベアリングを利用したベアリングシステムによって実施され得る。
【0013】
本発明の好ましい実施の形態では、フランジ付またはブッシュ式ベアリングに、ロータシャフトと相補的なベアリング面を有する開口が設けられている。ベアリングブラケットは、ベアリングのフランジおよびハブの大半の周りに成形されてベアリング受容部を創造し、これは、受容部とベアリングとの間の極めて緊密な許容誤差でもってベアリングを確実に保持する。好ましくは、ベアリングの例えばハブ部の周りに配された平坦部である回転ロックが、ベアリングをブラケット内での回転に抗して保持する。
【0014】
弾性ブラケットは柔軟であるので、ベアリングは、ブラケット自体の撓みによってロータシャフトとの適切なアライメントに落ち着く。作用において、ブラケットはベアリングを支持すると共にベアリングのミスアライメントを補償する機能の両者を奏し、結果として、ベアリングはロータシャフトの軸方向ピッチにおけるずれに適応すべく調節することができ、ベアリングシステムの寿命を増大させる。
【0015】
一実施の形態では、ベアリングブラケットはリブ付きの固定用ポストおよび/または固定用ポストが固定される相補的ソケットと共に成形される。本発明のこの形態は、ベアリングブラケットのモータへの組立を簡単にする。
【0016】
本発明は、かくて、ステータ(20)を貫通する開口内で回転するロータシャフト(16)およびロータ(12)を有するモータ(10)と共に用いられるベアリングシステムであって、ベアリング(50)を囲み且つブラケット(32)に固定された関係で該ベアリング(50)を支持する受容部(40)を備えるベアリングブラケット(32)を備え、該ブラケット(32)は、ベアリング(50)の開口がロータシャフト(16)の軸線の近傍に配置されるように、モータ(10)に取り付けられるべく適合され、および該ブラケットは、ベアリング(50)が回転しているシャフト(16)の軸線に整列して動くようにロータシャフト(16)がブラケット(32)を撓ませるに充分なほど柔軟であるが、モータ(10)の作動中、ロータ(12)がステータ(20)から離間された関係に維持されるべく充分に剛いことを特徴とするベアリングシステムを提供する。
【0017】
本発明はさらに、ステータ(20)を貫通する開口内で回転するロータシャフト(16)およびロータ(12)を有し、且つ、ベアリングシステムを有するモータ(10)であって、ベアリングシステムは、ロータシャフト(16)の半径方向アライメントを維持するために、少なくとも一つのベアリング面(58)を有する開口(56)を各々が備える一つ以上のベアリング(50)と、該ベアリング(50)を囲み且つ固定された関係で該ベアリング(50)を支持する受容部(40)を各々が備える一つ以上のベアリングブラケット(32)とを備え、該ブラケット(32)は、ベアリング(50)の開口(56)がステータ(20)の両端部側のロータシャフト(16)の軸線の近傍に配置されるようにモータ(10)に取付けられるべく適合され、および該ブラケットは、ベアリング(50)が回転しているシャフト(16)の軸線に整列して動くようにロータシャフト(16)がブラケット(32)を撓ませるに充分なほど柔軟であるが、モータ(10)の作動中、ロータ(12)がステータ(20)から離間された関係に維持されるべく充分に剛いことを特徴とするモータ(10)を提供する。
【0018】
(発明の詳細な説明)
図1および2は、本発明の好ましい一実施の形態を具現化した電動モータ10を図解している。図示のモータ10は、冷凍システムにおいて空気循環をもたらすのに用いられるような分数馬力の「隈取磁極」式モータである。モータ10は、ロータ本体14に対し回転方向に固定されているシャフト16を支持するロータ本体14からなるロータ12を備えている。ロータ本体14は、整列して積層された環状のステータ積層体22から形成されている磁気ステータアセンブリ20の開口内に回転可能に配置されている。ステータ20の一部の回りに巻かれている電気フィールド巻線24がステータ積層体22を磁化し、ロータ12を駆動するに要する磁気動力を与える。
【0019】
本発明によれば、ロータのシャフト16は、好ましい実施の形態が図3ないし5に図解されているベアリングシステムによって支持されている。ハウジング30は、ロータの開口の端部を半径方向に横切り、ステータ20に例えばボルト34aによって固定された、対向するベアリングブラケット32を備えている。ベアリングブラケット32は各々ベアリング50を支持し、このベアリング50を通ってロータシャフト16が延在し、ロータシャフト16のハウジング30内での略自由な回転を許容しつつロータ12を安定化させその適切なアライメントを維持する。ベアリングシステムは、一つのベアリングブラケット32を備えていてもよく、しかしながら、好ましい実施の形態では二つのかかるベアリングブラケット32が存していることが理解されよう。
【0020】
ベアリングの好ましい実施の形態が図5に図解されている。ベアリング50はフランジ付きのベアリングである。しかしながら、本発明は、プラスチックおよび金属ベアリングの両者を含む他の形式のベアリングを用いて実施されてもよい。図解されたベアリング50は、ハブ54から半径方向に延在するフランジ52を備えている。ベアリング50を軸方向に貫通して配置されている開口56には、ロータシャフト16に接触する一つ以上のベアリング面58が設けられている。図示の実施形態では、ベアリングの開口に縦溝が作られており、開口56のまわりに等しく分配され、ロータシャフト16から離されたローブ59によって離間された複数の截頭ベアリング面58を備えている。これは、ベアリング50とシャフト16との間の接触面積を最小化し、ロータシャフト16およびベアリング50の間の摩擦の度合いを減じて作動中に発生される熱を低減する。ローブ59はまた、モータ10の作動中に屑を蓄積するためのチャンネルないしはポケットを提供している。
【0021】
好ましい実施の形態では、ベアリング50は高性能ポリマープラスチックから成形されている。好ましいベアリング材料の一つは、優れた磨耗特性および極めて低い熱膨張係数性の故に、DuPont(商標)により製造されているVESPEL(登録商標)SP-2624グレードである。他のベアリングも本発明のシステムにおいては適切な潤滑と共に用いられ得る。VESPEL(登録商標)SP-2624ポリマーを用いることは有利である。というのも、それは、機械加工を要求されない極めて細かい公差(小径に対し0.0005インチ(0.013mm)ほどの低さ)で製作され得、これにより製造コストを最小にする。
【0022】
本発明のベアリングシステムのためのブラケット32の第1の好ましい実施の形態が図3に詳細に図解されている。足部34には各々孔が設けられており、これを通ってボルト34aが配置され、ブラケット32をステータ20に止めている。ブリッジ36は持上げ部38によってステータ20から離間されて維持されており、持上げ部38はブリッジ36に対して斜めに向けられていてもよい。
【0023】
本発明によれば、ブラケット32は可撓性であり、かくて、ハウジング30のモータ10への組立の際およびモータ10の使用の際の両方において、ベアリング50がロータシャフト16の軸線に沿って自己整列するのを許容すべく充分に撓み得る。好ましい実施の形態では、ベアリングブラケット32はエラストマーから一体成形され、好ましい材料は、DuPont(商標)により製造されているHYTREL(登録商標)5526(商標)である。HYTREL(登録商標)5526は、華氏73度(22.8℃)付近の雰囲気温度において、約30kPSIおよび国内の冷凍ユニットの内部につき典型的である華氏32度(0℃)において、40kPSIの曲げ剛性係数(米国材料試験協会の仕様番号D790による)を有しており、分数馬力モータ10に適切な範囲内の可撓性を有す幾何学的に単純なブラケット32を生成させる。
【0024】
他のエラストマーも適切であるかもしれないが、しかし、ブラケット32が適切な可撓特性を呈するのを保証すべく注意が払わなければならない。ブラケット32が柔軟過ぎると、モータが衝撃を受けたとき、または普通でない抵抗を経験したときに、ロータ12がステータ20に接触するであろうし、ブラケット32が剛性であり過ぎるとベアリング50がロータシャフト16と自己整列せず、ベアリング50の早期かつ不均一な磨耗、およびモータ10が使用されているときの過剰な騒音に帰する。
【0025】
ブラケット32の可撓性は、ブラケット32の厚さおよび形状の関数であるその幾何学的係数、および、ブラケット32を形成するのに用いられる材料の固有の特性である曲げ剛性係数の組合せによって決定される。本発明によれば、ブラケット32は、ベアリングがロータの中心線に整列するよう撓むのを許容すべく充分に柔軟であるが、モータ10が正常な作動状態で衝撃を受けたり揺らされた場合に、ステータ20に接触できない程に充分に剛い。加えて、ブラケット32の材料の緩衝特性が誘起された振動の急速な減衰を見込んでいる。
【0026】
ブラケット32の撓みの程度に影響する外的要因は、モータ10の磁力、ロータ12の質量、ロータ12とステータ20との間の空隙の寸法を含む。かくて、特定のモータ10についてのブラケット32の可撓性は、正常な作動状態において、ブラケット32がベアリング50のロータ12の軸線に整列するような移動を許容すべく充分に曲がるが、正常な作動状態において経験されるかもしれない半径方向の衝撃的力が加わったとき、ロータ12がステータ20に接触する点にまで撓まないように選択されるべきである。ブラケット32の材料の選択および幾何学的なデザインは相互に関連し、ブリッジ36および持上げ部38に対する適切な厚さの選択、および、好ましい実施の形態に示されるように、リブないしは突起31のような任意の補強構造により、所望の可撓性を呈するべくデザインされ得る。
【0027】
かくて、ベアリングブラケット32自体は、ロータシャフト16とベアリング50の開口56との間の僅かな不整列を補償すべく撓む。述べられたパラメータを達成するのに要求されるブラケット32の可撓性は、受容部40(すなわち、ベアリング50の位置)において測定され、従って、剛および柔材料の組合せから形成された混合のブラケット32もまた本発明により可能であることが察知されよう。
【0028】
好ましい実施の形態では、ブラケット32は、成形工程においてベアリング受容部40がブリッジ36の好ましくは中心に形成されるように、ベアリング50の周りにインサート成形される。これは、ベアリングシステムの製造と組立とを単一ステップに組合せ、ベアリング50がブラケット32に大きく被包され、それ故に、ブラケット32に対し軸方向にずれないという利点をもたらす。フランジ付きのベアリング50を用いることは、受容部40内のベアリング50の捕捉を増加し、フランジ52の外表面の周りにリップ35を生成すべく大きく成形することは、ハウジング30のモータ10への組立の際に、ベアリング50が受容部40内で軸方向にずれない、または落下しないことを保証するであろう。エラストマー材料は高摩擦係数であるので、ベアリング50がブラケット32の頂部表面の上方に突出し、それによりハブ54がスラスト荷重(これは、例えば、インペラを含み得る)に対するベアリング面を提供するように、ベアリング50は受容部40内に位置されるべきである。
【0029】
インサート成形はまた、ベアリングシステムの好ましい製造方法である。何故なら、ベアリング50と受容部40との間の結果としての許容誤差が極めて小さく、そして開口56の如何なる歪や収縮もなく、ベアリング50がブラケットに係合されるからである。しかしながら、ベアリング50と受容部との間の低摩擦抵抗および使用時にベアリング50に加えられる一定のトルクの故に、ベアリング50を受容部40内での回転に抗して保持すべく、回転ロックが設けられるのが好ましい。
【0030】
好ましい実施の形態では、回転ロックは、図4で最もよく分かるように、ハブ54の外表面周りに配置された平坦部54aを備えている。ベアリング50の周りにブラケット32をインサート成形すると、ベアリング受容部40の周りに配された補完的平坦部40aを生成し、これは平坦部54aと協働し、ベアリング50を回転に抗して保持する。回転ロックは、他の実施の形態では、ハブ54またはフランジ52のタブまたは溝(不図示)とインサート成形中にベアリング受容部40に形成される補完的連結構造(不図示)を備えてもよい。
【0031】
ブラケットまたはベアリングのインサート成形は、ベアリング50のロータ12の軸線すなわち中心線からの僅かな外れに帰すかもしれないが、しかし、ブラケット32の可撓性の故に、ベアリング50は、組立てられたハウジング30がベアリング50をロータシャフト16の近傍に支持する限り、組立ての際にロータ12の軸線に自己整列する。
【0032】
使用時、ベアリング50はハブ54を型(不図示)内に嵌め込むことによりベアリングブラケット32に取付けられ、フランジ62が受容部40を形成するであろうブラケット32の領域に延在するようにされる。HYTREL(登録商標)(商標)または他の適切な可撓性材料のようなエラストマーが型内に射出され、型が充填されたとき、ベアリング50はエラストマーにより被包される。エラストマーが硬化すると、ブラケット/ベアリングアセンブリは型から取出される。
【0033】
モータ10を組立てるためには、ロータ12がステータ20の開口内に位置され、そして、ロータシャフト16をベアリング50を貫通させて配置し、足部34をステータ積層体22を貫通する孔(不図示)に整列させ、ハウジング30をボルト34aによりステータ20に固定することによって、ベアリングブラケット32がステータ20に組立てられる。モータ10は通常の方法で器具に取付けられ、端子11が局所動力源に接続される。
【0034】
作動の際には、ロータ12がステータ20内で回転するとき、ロータシャフト16はベアリング面58に対抗して回転する。好ましい実施の形態においては、ベアリング50用に用いられている高性能ポリマーの極めて低い摩擦抵抗および熱膨張係数の故に、潤滑が不要である。ベアリングブラケット32の可撓性の故に、ベアリング50はロータ12の軸方向ピッチにおける逸脱に適応すべく動き、それにより、モータ10の組立後および作動中のベアリング50とロータシャフト16との間の適切なアライメントを維持する。ベアリングブラケット32およびベアリング50の両者にプラスチックを用いることが、ベアリングシステムの構成部品の磨耗の機会を減じ、また騒音および振動レベルを低減している。
【0035】
図6,6aおよび6bに図示された本発明のさらなる実施の形態では、ブラケット32に、好ましくは成形中にブラケット32と一体に形成され、足部34から突出しているリブ付きポスト70および71が設けられている。ポスト70および71の両者は断面が半円の形状を有しており、この一例が図6aに示され、ここでポスト71は平坦面73を有するように図示されている。ポスト70は鋸刃形状のリブ70aを有し、一方、ポスト71は鋸刃形状のリブ71aを有している。鋸刃形状のリブ71aの方向は、図6bに示すように、補完するポストとの連結を許容すべくリブ71aの方向と逆である。図6のブラケット32が2つ、図6bに示すように、用いられたとき、リブ70aは、ポスト70および71の面73上でリブ71aにそれぞれ連結する。この形状により、ポスト70および71は自己方向性を有する。
【0036】
さらなる実施の形態が図7に図示され、ここでは、各ブラケット32に1つのポスト70と1つのソケット74が設けられ得る。この実施の形態では両ブラケット32が同一であるので、これは製造を簡単にし、在庫に維持されるべき部品の数を低減する。しかしながら、ブラケット32の向きは、各ポストが反対のブラケット32のソケット74に整列するのを保証すべく、ハウジング30のモータ10への組立の際に考慮されねばならない。これらの実施形態は、2つのブラケット32が、ボルト、ねじ、または他の固定手段の必要なしに、ハウジング30を形成すべく一緒に確実に結合されるのを許容する。
【0037】
これらの実施形態は、図3の実施形態と同じ方法でステータ20に組立られるが、しかし、ボルト34aを用いる代わりに、ポスト70が対応するソケット74に圧入される。リブ72,76の対向する鋸刃形状がポスト70とソケット74との間の積極的な連結係合をもたらし、これにより、一体のハウジング30としてモータ10に確実に取り付けられたブラケット32を保持する。
【0038】
本発明の好ましい実施の形態が例として説明されたが、変形および適合が添付の特許請求の範囲に述べられたように、本発明の範囲から逸脱することなくなされ得ることは当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
本発明の好ましい実施の形態が例示のためのみで図解されている図面において、
【図1】 本発明を具体化したモータの正面図である。
【図2】 図1のモータの側面図である。
【図3】 本発明によるベアリングシステムの断面図である。
【図4】 図3のシステムにおけるベアリングの平面図である。
【図5】 図2のブラケットを利用したハウジングの側断面図である。
【図6】 本発明によるベアリングブラケットの他の実施形態の断面図である。
【図6a】 本発明によるベアリングブラケットの他の実施形態の断面図である。
【図6b】 本発明によるベアリングブラケットの他の実施形態の断面図である。
【図7】 本発明によるベアリングブラケットのさらに他の実施形態の断面図である。
【図8】 図7のブラケットを利用したハウジングの側断面図である。
Claims (2)
- ステータを貫通する開口内で回転するロータシャフトおよびロータを有するモータと共に用いられるベアリングシステムであって、
ベアリングを囲み且つブラケットに固定された関係で該ベアリングを支持する受容部を備え、エラストマー材料から構成されているベアリングブラケットを備え、
該ブラケットは、ベアリングの開口がロータシャフトの軸線の近傍に配置されるように、前記ステータに取り付けられるべく適合され、
該ブラケットは、ベアリングが回転しているシャフトの軸線に整列して動くようにロータシャフトがブラケットを撓ませるに充分なほど柔軟であるが、モータの作動中、ロータがステータから離間された関係に維持されるべく充分に剛く、および
該ブラケットには、2つの一体成型された断面が半円のポストが設けられ、前記2つのポストの各々は第2のブラケットの2つの相補的なポストにそれぞれ連結するように、それぞれ逆向きの鋸歯形状のリブを有することを特徴とするベアリングシステム。 - ステータを貫通する開口内で回転するロータシャフトおよびロータを有し、且つ、ベアリングシステムを有するモータであって、
ベアリングシステムは、
ロータシャフトの半径方向アライメントを維持するために、少なくとも一つのベアリング面を有する開口を各々が備える一つ以上のベアリングと、
該ベアリングを囲み且つ固定された関係で該ベアリングを支持する受容部を各々が備える一つ以上のベアリングブラケットと、を備え、
該ブラケットは、ベアリングの開口がステータの両端部側のロータシャフトの軸線の近傍に配置されるように前記ステータに取付けられるべく適合され、 該ブラケットは、エラストマー材料から構成され、ベアリングが回転しているシャフトの軸線に整列して動くようにロータシャフトがブラケットを撓ませるに充分なほど柔軟であるが、モータの作動中、ロータがステータから離間された関係に維持されるべく充分に剛く、および
該ブラケットには、2つの一体成型された断面が半円のポストが設けられ、前記2つのポストの各々は第2のブラケットの2つの相補的なポストにそれぞれ連結するように、それぞれ逆向きの鋸歯形状のリブを有することを特徴とするモータ。
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