JP4596281B2 - 管継手 - Google Patents

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Description

本発明は、ソケットとプラグとを接続、又は分離させることにより、流路を開閉する管継手に関する。
従来から、ソケットとプラグとを接続、又は分離させる際に、自動的に流路を開閉する管継手が採用されている。前記管継手により弁体が自動的に開閉されるため、ソケットとプラグとを分離した際に流路が閉塞され、流体の漏出が防止される。
この管継手1は、図10に示されるように、外周部にロックボール2を有し、操作スリーブ3を摺動自在に保持する前筒部4と、前記前筒部4の後端部に接続される後筒部5とを備え、前記前筒部4及び後筒部5からソケット本体6が構成される。このソケット本体6の内部には、筒状に形成された弁受部7と、前記弁受部7の内部に摺動自在に挿入された弁体8とを含む弁機構9が設けられる。弁体8と弁受部7の端部との間にスプリング10が介装され、該弁体8を前筒部4側に向かって付勢している。弁体の外周面には、第1シールリング11が装着され、後筒部5に形成された弁座12に対して当接自在に設けられる。
また、後筒部5と弁受部7との間には第2シールリング13が設けられると共に、前記弁受部7と弁体8との間には、両者を保持しつつシール可能な第3シールリング14が設けられる。
そして、後筒部5に対する前筒部4の非接続状態において、弁体6がスプリング10の弾発作用下に前進し、第1シールリング11が弁座12に当接することによって流体通路15を遮断し、一方、前筒部4の接続時において、ソケット本体6内に挿入された前筒部4の先端が弁体8の端部に当接し、該前筒部4によって押圧された弁体8はスプリング10の弾発力に抗して後退し、前記第1シールリング11が弁座12から離間し、流体通路15を連通させている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2に開示された管継手のプラグは、図11A及び図11Bに示されるように、筒状のソケット20が、その内部に圧縮ばね21の弾発作用下に変位する弁体22を備え、該弁体22の端面が前記ソケット20の内壁面に設けられたゴム製の弁座部23に着座自在に設けられている。そして、ソケット20の端部からプラグ24が挿入され、該ソケット20に設けられた施錠ボール25がプラグ24の環状溝26に挿入されることにより一体的に接続される(例えば、特許文献2参照)。
特許第2732017号公報 実公昭58−41430号公報
ところで、特許文献1に係る従来技術においては、第1〜第3シールリング11、13、14をそれぞれ別個に設けているため、管継手1を構成する部品点数が増大してしまい、組付工数の増大を招くと共にコストが増大するという問題がある。
一方、特許文献2に係る従来技術においては、プラグ24がソケット20の端部から挿入された際、該プラグ24の端部がゴム製の弁座部23に当接する前に、弁体22がプラグ24によって押圧されて弁座部23から離間してしまう。そのため、弁座部23によるシールが行われる前に圧力流体がソケット20からプラグ24側へと流通してしまい、その結果、ソケット20とプラグ24との間から圧力流体が漏出してしまう。
また、この管継手のプラグでは、ソケット20の端部からプラグ24を挿入し、弁座部23に当接させることによって該ソケット20とプラグ24との間の気密を保持する構成としているが、前記プラグ24に対して挿入方向と反対方向に弁座部23からの反力が付勢されるため、前記プラグ24を挿入する際の抵抗となり、その接続作業が煩雑となる。
さらに、弁体22の着座時において、該弁体22から弁座部23に対して付与されるシー力は、前記弁体22の変位方向と同一方向であるため、前記弁体22に対して高圧が付与された場合における耐圧性が低いという問題もある。
さらにまた、圧力流体の連通状態を切り換える弁体22が、ソケット20及びプラグ24内に設けられた流路を横切るように配置されているため、前記圧力流体が前記流路を流通する際に抵抗となり、それに伴って生じる圧力損失が増大してしまう。
本発明は、前記の種々の課題を考慮してなされたものであり、組付性の向上及びコストの削減を図ると共に、圧力流体の漏出を防止して該圧力流体を確実に流通させることが可能な管継手を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、第1継手部材と、
前記第1継手部材と一体的に連結されるホルダと、
前記ホルダの内部に結合又は離脱自在に装着される第2継手部材と、
前記第1継手部材の内部に設けられ、該第1継手部材と第2継手部材との間を流通する圧力流体の流通状態を切換自在な弁機構と、
前記第1継手部材及びホルダの間に保持される第1シール部と、前記第2継手部材に当接自在な第2シール部と、前記弁機構の弁体が着座可能な第3シール部とを有するシール部材と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1継手部材及び該第1継手部材の内部に設けられたホルダとの間にシール部材を設け、前記第1継手部材とホルダとの間の気密を第1シール部によって保持し、前記第1継手部材に接続される第2継手部材との間の気密を第2シール部によって保持すると共に、前記第1及び第2継手部材を流通する圧力流体の流通状態を切り換える弁機構を第3シール部に着座させることによって弁閉時における気密を保持可能としている。
従って、第1〜第3シール部を有する単一のシール部材によって、ホルダ及び第1継手部材と第2継手部材との間における圧力流体の漏出を防止し、且つ、前記第1継手部材とホルダとの間からの圧力流体の漏出も防止しつつ、弁機構の弁体が着座した弁閉時における際に圧力流体の漏出を防止することができる。その結果、シールを行う各部位に対応させて複数の第1〜第3シールリングを設けていた従来の管継手と比較し、管継手を構成する部品点数を削減することができ、それに伴って、組付工数及びコストの低減を図ることができる。また、シール部材によって圧力流体の漏出を防止できるため、管継手を通じて該圧力流体を確実且つ効率的に流通させることができる。
さらに、弁体は、前記第1継手部材の内部に軸線方向に沿って変位自在に設けられ、前記第3シール部に着座自在な着座部と、
前記第2継手部材に臨み、該第2継手部材側に向かって突出した脚部と、
を有し、
前記着座部は、前記第3シール部に当接する側面を、該弁体の軸線に対して所定角度で傾斜したテーパ状に形成するとよい。
これにより、弁体の着座部が第3シール部から離間して圧力流体が流通する際、該圧力流体が脚部の間を通じて流通するため、該弁体によって前記圧力流体の流通が妨げられることがなく、該圧力流体を好適に流通させることができる。その結果、管継手における圧力流体の圧力損失を抑制することができ、前記圧力流体を効率的に流通させることができるため、省エネルギー化を図ることができる。
さらにまた、着座部は、第3シール部に当接する当接面が、弁体の軸線に対して所定角度で傾斜したテーパ状に形成され、前記第3シール部は、前記着座部に対応して前記シール部材の軸線に対して所定角度で傾斜したテーパ状の着座面を備えることにより、弁体が着座面に着座した際に付与されるシー力を好適に分散させることが可能となり、それに伴って、耐圧強度の向上を図ることができる。
またさらに、第2シール部を、第2継手部材の外周面に当接自在な環状に形成することにより、第1継手部材に対して該第2継手部材が接続される際に、前記第1継手部材と第2継手部材との間に気密を確実に保持できると共に、該第2継手部材を装着する際の抵抗を小さくすることができるため、管継手の接続作業をより一層容易に行うことができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、第1〜第3シール部を有するシール部材によって、ホルダ及び第1継手部材と第2継手部材との間における圧力流体の漏出を防止し、且つ、前記第1継手部材とホルダとの間からの圧力流体の漏出も防止しつつ、弁機構の弁体が着座した弁閉時における際に圧力流体の漏出を防止することができる。その結果、シールを行う各部位に対応させて複数の第1〜第3シールリングを設けていた従来の管継手と比較し、管継手を構成する部品点数を削減することができるため、組付工数及びコストの低減を図ることができると共に、圧力流体の漏出を防止できるため、前記圧力流体を確実且つ効率的に流通させることができる。
本発明に係る管継手について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号50は、本発明の第1の実施の形態に係る管継手を示す。なお、ここでは、ソケット52に対してプラグ54が接続された状態について、図1を参照しながら説明する。
管継手50は、図1〜図7に示されるように、金属製材料より形成され、軸線方向に沿った一方側(矢印A方向)に配設されるソケット(第1継手部材)52と、該ソケット52と対向して他方側(矢印B方向)に同軸上となるように配設されるプラグ(第2継手部材)54と、前記ソケット52の端部に設けられ、該プラグ54の一部が挿入されるホルダ56と、該ホルダ56の外周面を囲繞するように装着され、リターンスプリング58の弾発作用下に軸線方向に変位自在なスリーブ60と、前記ソケット52の内部に設けられ、該ソケット52とプラグ54との連通状態を切り換える弁機構62とを含む。
ソケット52は、その一端部側に形成され、図示しない配管等が接続される第1接続部64と、該第1接続部64に隣接して設けられた六角柱状の第1締付部66と、その他端部側に形成され、前記ホルダ56を保持可能な保持部68とを有する。
また、ソケット52には、第1接続部64の内部にポート70が形成され、第1締付部66の内部には、前記ポート70に対して半径外方向に拡径した空間部72が設けられる。そして、この空間部72には後述する弁機構62が配設される。
さらに、ソケット52を構成する保持部68の内周面には、空間部72に対してさらに拡径した段付部74が形成され、該段付部74とホルダ56との間にパッキン76の一部が挟持される。
また、保持部68には、半径内方向に突出した環状の凸部78が形成され、この凸部78が、後述するホルダ56の凹溝80に挿入されることにより、ソケット52に対してホルダ56が接続されることとなる。
パッキン76は、例えば、ゴム等の弾性材料から円筒状に形成され、段付部74に保持されるボディシール部(第1シール部)82と、ボディシール部82に対して半径内方向に縮径したプラグシール部(第2シール部)84と、前記ボディシール部82とプラグシール部84とを接続するバルブシール部(第3シール部)86とを有する。すなわち、ボディシール部82が、ソケット52側となるパッキン76の一端部側に設けられ、プラグシール部84が、ホルダ56側となるパッキン76の他端部側に設けられる。
このバルブシール部86は、断面略L字状に折曲し、略一定径からなり軸線方向に沿って所定長を有したボディシール部82とプラグシール部84とを一体的に接続すると共に、その外周面が、ホルダ56の内周面に設けられた装着部88に装着される。
また、バルブシール部86には、ボディシール部82の近傍に弁機構62を構成するバルブ110の着座可能な着座面90を有する。着座面90は、バルブ110に臨むと共に、パッキン76の軸線に対して所定角度で傾斜し、ボディシール部82からプラグシール部84に向かって徐々に縮径するテーパ状に形成される。
プラグ54は、金属製材料から円筒状に形成され、その一部がホルダ56及びソケット52の内部に挿入されることによって該ソケット52の他端部に接続される。このプラグ54は、一端部側に形成され、図示しない配管等が接続される第2接続部92と、該第2接続部92の隣接して設けられた六角柱状の第2締付部94と、他端部側に形成され、前記第2締付部94に対して徐々に縮径したインサート部96と、前記第2締付部94とインサート部96との間に設けられ、その外周面が環状に窪んだボール溝98とからなる。
また、プラグ54の内部には、軸線方向(矢印A、B方向)に沿って貫通した貫通孔100が形成され、ソケット52に対して接続された際、ポート70及び空間部72と連通する。
ホルダ56は、金属製材料から円筒状に形成され、ソケット52側となる一端部が、該ソケット52の段付部74に臨むように配設され、その間にパッキン76のボディシール部82を挟持して保持している。
また、ホルダ56の一端部側には、その外周面に沿って凹溝80が設けられ、前記ソケット52の他端部に形成された凸部78が挿入される。これにより、ホルダ56が、ソケット52に対して軸線方向に位置決めされ、該軸線方向に沿った変位が規制されて接続状態となる。
さらに、ホルダ56の一端部には、その内周面に半径外方向に拡径した装着部88が形成され、該装着部88には、パッキン76を構成するバルブシール部86及びプラグシール部84が装着される。
一方、ホルダ56の他端部には、半径外方向に拡径したフランジ部102を備えると共に、該フランジ部102の近傍には、周方向に沿って所定間隔離間した複数のボール孔104が設けられる。このボール孔104には、複数のボール106がそれぞれ前記ホルダ56の半径方向に沿って変位自在に挿入されると共に、該ボール孔104の直径は、ホルダ56の内周側が若干だけ小さく形成されている。そのため、ボール106が、ボール孔104からホルダ56の内部へと脱落してしまうことがなく、該ボール孔104の内部に保持される。
また、ホルダ56の内周面は、プラグ54側となる他端部側からソケット52側となる一端部側に向かって徐々に縮径するように形成される。詳細には、ホルダ56の内周径は、他端部から軸線方向に沿った略中央部まで略一定で設定され、この略中央部から一端部側に向かって徐々に縮径するように設定されている。すなわち、ホルダ56の内周面は、その内部に挿入されるプラグ54のインサート部96に対応した形状で形成される。
スリーブ60は、金属製材料から円筒状に形成され、ホルダ56の外周面を覆うように配設される。このスリーブ60の内周面には、半径内方向に突出した突出部108が形成されると共に、前記突出部108とソケット52の他端部との間には、スリーブ60を前記ソケット52から離間させる方向に付勢するリターンスプリング58が介装されている。この突出部108は、ホルダ56のボール孔104及び該ボール孔104に装着されたボール106に臨むように環状に形成され、前記ボール106の外周面に当接自在に設けられる。
また、リターンスプリング58は、例えば、一定径で複数巻回されたコイルスプリングからなり、スリーブ60の内周面とホルダ56の外周面との間の空間に設けられている。
そして、このスリーブ60は、リターンスプリング58の弾発作用下に変位した際、突出部108が、ホルダ56のボール孔104及び該ボール孔104に装着されたボール106に臨むと共に、前記突出部108がホルダ56のフランジ部102に当接することによって変位が規制される。すなわち、ホルダ56を構成するフランジ部102は、スリーブ60の軸線方向に沿った変位を規制可能なストッパ機構として機能する。
弁機構62は、ソケット52の空間部72に設けられ、該ソケット52の軸線方向に沿って変位自在なバルブ110と、該バルブ110と空間部72の内壁面との間に介装され、該バルブ110をプラグ54側(矢印B方向)に向かって付勢するバルブスプリング112とを含む。
バルブ110は、例えば、金属製材料から形成され、図3及び図4に示されるように、本体部114と、該本体部114の端面に対して所定高さで突出した複数の脚部116a〜116cと、前記本体部114に対して半径外方向に突出した着座部118とを有する。本体部114は、プラグ54及びパッキン76に臨む一端面が、軸線と直交方向に延在した平面状に形成され、その中央部には、円柱状の基部119が設けられる。
脚部116a〜116cは、例えば、3個設けられ、基部119を中心として互いに等間隔離間して半径外方向に向かって放射状に延在すると共に、前記基部119側から徐々に高さが高くなるように形成される。なお、脚部116a〜116cの高さは、プラグ54の端部に当接する部位が一定高さで形成される。換言すれば、脚部116a〜116cは、本体部114の一端面における周縁部から中心に向かうようにそれぞれ延在している。
また、脚部116a〜116cは、本体部114の外周側となる部位がプラグ54の他端部と略同一直径となるように配置され、該プラグ54がソケット52及びホルダ56に装着された際、前記脚部116a〜116cの先端部に対して前記他端部が当接自在に設けられる。換言すれば、脚部116a〜116cは、本体部114に対して柱状に形成されている。
着座部118は、本体部114の外周面に対して所定直径で突出した鍔状に形成され、プラグ54側(矢印B方向)となる一端面には、脚部116a〜116c方向に向かって徐々に先細状となるテーパ面120(図2参照)が形成される。そして、ソケット52に対するプラグ54の非接続状態において、テーパ面120がパッキン76の着座面90に対して当接した弁閉状態となる(図5参照)。また、着座部118の他端面は平面状に形成され、バルブスプリング112の一端部が固着される。
一方、ソケット52のポート70に臨む本体部114の他端面は、断面矩形状に形成され、その外周側にはバルブスプリング112が挿通されている。
バルブスプリング112は、例えば、コイルスプリングからなり、その一端部が、バルブ110の着座部118に装着され、他端部が、ソケット52を構成する空間部72とポート70との接合部位における内壁面に装着される。このバルブスプリング112は、バルブ110側となる一端部から他端部に向かって徐々に拡径する断面略テーパ状に形成されている。
本発明の第1の実施の形態に係る管継手50は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。なお、図5に示されるソケット52からプラグ54を離脱させた非接続状態を初期状態として説明する。
図5及び図6に示されるように、この管継手50の初期状態においては、バルブスプリング112の弾発作用下にバルブ110がホルダ56側(矢印B方向)に向かって押圧され、その着座部118がテーパ面120を介してパッキン76の着座面90に当接している。また、スリーブ60が、リターンスプリング58の弾発作用下にソケット52から離間する方向(矢印B方向)に付勢され、前記スリーブ60の突出部108がホルダ56に装着されたボール106の外周面に当接している。これにより、複数のボール106がそれぞれホルダ56の内周側に向かって押圧され、該ボール106の一部がホルダ56の内部に露呈した状態にある。
この初期状態にある管継手50に対して、ホルダ56を有する他端部側からプラグ54を装着する。この場合には、先ず、スリーブ60をリターンスプリング58の弾発力に抗してソケット52側(矢印A方向)へとスライドさせた後、インサート部96側からプラグ54をホルダ56の内部へと挿入する。
そして、プラグ54をソケット52側(矢印A方向)に向かって押し込むことにより、インサート部96の外周面にパッキン76のプラグシール部84が摺接し、該プラグ54とホルダ56との間の気密が保持され、その後、前記インサート部96の端部がバルブ110の脚部116a〜116cに当接し、該脚部116a〜116cを介して前記バルブ110をソケット52のポート70側(矢印A方向)へと押圧する。
これにより、バルブ110がバルブスプリング112の弾発力に抗して変位し、該バルブ110を構成する着座部118がパッキン76の着座面90から離間して前記ソケット52の空間部72とプラグ54の貫通孔100とが連通状態となる。
詳細には、ポート70を通じて空間部72に導入された圧力流体は、バルブ110を構成する複数の脚部116a〜116cの間を通じてプラグ54側へと流通し、該プラグ54の貫通孔100を介して前記プラグ54に接続された図示しない配管等へと流通する。この際、バルブ110がパッキン76の着座面90から離間する前に、プラグシール部84によってプラグ54の外周面が予め囲繞されているため、前記バルブ110の弁開によって流通する圧力流体が前記プラグ54とホルダ56との間から外部へと漏出することが阻止される。
また、スリーブ60の保持状態を解除することにより、該スリーブ60がリターンスプリング58の弾発力によってプラグ54側(矢印B方向)へと変位し、その突出部108によって複数のボール106がホルダ56の内周側に向かって押圧される。そして、ボール106が、プラグ54の外周面に設けられたボール溝98に挿入される。これにより、ホルダ56を含むソケット52に対してプラグ54の軸線方向に沿った変位が規制され、該プラグ54がソケット52に対して接続された状態となる(図1参照)。
この際、パッキン76を構成するプラグシール部84が、インサート部96の外周面に当接しているため、該インサート部96とパッキン76との間から圧力流体が漏出することがないと共に、バルブシール部86によってソケット52の内壁面とホルダ56の端部の間からの圧力流体の漏出も防止される。
一方、上述したソケット52及びプラグ54が接続された管継手50から該プラグ54を取り外す場合には、リターンスプリング58の弾発力に抗してスリーブ60をソケット52側(矢印A方向)へと再びスライド変位させた後、プラグ54をソケット52から離間させる方向(矢印B方向)へと引張する。これにより、プラグ54のボール溝98に挿入されていたボール106がボール孔104に沿って半径外方向へと押し出され、前記ボール106によるプラグ54の軸線方向に沿った変位規制状態が解除されると共に、バルブ110に対する押圧力が滅勢されるため、該バルブ110がバルブスプリング112の弾発力によってプラグ54側(矢印B方向)へと押圧される。
そして、さらにプラグ54をソケット52から離間する方向(矢印B方向)へと移動させることにより、バルブ110の着座部118がパッキン76の着座面90に当接し、前記ソケット52の空間部72とホルダ56の内部との連通が遮断される。これにより、ソケット52からプラグ54を離脱させた場合でも、該ソケット52の空間部72に供給されている圧力流体が外部に漏出することがなく保持される。
この際、着座部118は、バルブ110の軸線に対して所定角度傾斜したテーパ面120を有しているため、図6に示されるように、着座面90に当接した際のシー力を、該着座面90に対して鉛直方向に働く第1分力F1と、前記バルブ110の軸線と略平行に働く第2分力F2と、該バルブ110の軸線と略直交方向に働く第3分力F3とに好適に分散させることができる。
以上のように、本実施の形態では、ソケット52の他端部とホルダ56との間に、弾性材料からなる円筒状のパッキン76を設け、該パッキン76には、外周側に設けられ、前記ソケット52とホルダ56との間に保持されるボディシール部82と、内周側に設けられ、プラグ54の外周面に当接可能なプラグシール部84と、前記ボディシール部82とプラグシール部84との間に設けられ、バルブ110の当接可能な着座面90を有するバルブシール部86とが設けられている。すなわち、単一のパッキン76によって、ホルダ56及びソケット52とプラグ54との間における圧力流体の漏れを防止し、且つ、前記ソケット52とホルダ56との間からの圧力流体の漏出も防止しつつ、バルブ110がバルブシール部86に着座した際に該バルブ110との間からの圧力流体の漏出を防止することができる。
従って、各部位にそれぞれシール部材を設けていた従来の管継手と比較し、管継手50を構成する部品点数を削減することができるため、それに伴って、組付工数及びコストの低減を図ることができる。
また、ソケット52に対してプラグ54を着脱する際、該プラグ54とソケット52との間の気密が確保された後に連通状態とすることができるため、圧力流体の漏出を確実に阻止することができ、管継手50を通じて前記圧力流体をより一層効率的に流通させることが可能となる。
さらに、ソケット52にプラグ54が接続される際、パッキン76の内周側に設けられたプラグシール部84を該プラグ54の外周面を当接させて囲繞することにより、前記プラグ54と該プラグ54を保持するホルダ56との間の気密を保持可能としている。すなわち、プラグ54がシールされる際のプラグシール部84の変形量(潰し量)を小さくすることができるため、該プラグ54をソケット52に挿入する際の抵抗が小さくなる。その結果、プラグ54を装着する際に大きな力を必要とせず、より一層容易にプラグの着脱作業を行うことができる。
さらにまた、バルブ110の着座する着座部118を、パッキン76の軸線に対して所定角度傾斜したテーパ状とすることにより、バルブ110から着座面90に付与されるシー力を好適に分散させることができるため、耐圧強度を向上させることができる。
またさらに、バルブ110は、プラグ54に臨む本体部114の端面に、等間隔離間した複数の脚部116a〜116cを設ける構成としているため、前記バルブ110の着座部118が着座面90から離間して圧力流体が流通する際、前記バルブ110が圧力流体の流路を妨げることがなく、該脚部116a〜116cの間を通じて前記圧力流体を好適に流通させることができる。その結果、管継手50における圧力流体の圧力損失を抑制することができ、前記圧力流体を効率的に流通させることができ、それに伴って、省エネルギー効果が得られる。
次に、第2の実施の形態に係る管継手150を図8及び図9に示す。なお、上述した第1の実施の形態に係る管継手50と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第2の実施の形態に係る管継手150では、単一のパッキン76の代わりに、ボディパッキン152、リング体154及びOリング156を設けることによってソケット52、ホルダ56及びプラグ54との間の気密を保持可能に構成している点で、第1の実施の形態に係る管継手50と相違している。
この管継手150では、ソケット52の段付部74に保持されるボディパッキン152を備え、前記ボディパッキン152は、例えば、ゴム等の弾性材料から形成され、断面略三角形状でリング状に形成される。
このボディパッキン152は、ソケット52に当接する第1当接部158と、ホルダ56に当接する第2当接部160と、前記第1及び第2当接部158、160の半径内方向に膨出し、バルブ110の着座するシート部162と、該シート部162から離間する方向に突出した凸部164とを含む。凸部164は、ホルダ56の内周面に摺接するようにプラグ54側(矢印B方向)に向かって突出している。
第1及び第2当接部158、160は、ボディパッキン152の外周部位に設けられ、ソケット52の段付部74とホルダ56との間に挟持される。
シート部162は、断面円弧状に窪んで形成され、バルブ110の着座部118が着座可能に形成される。
リング体154は、例えば、金属製材料から形成され、断面略L字状に形成され、ボディパッキン152の凸部164に係合される。これにより、リング体154の内周面とボディパッキン152の内周面とが略同一面となる。
Oリング156は、例えば、ゴム等の弾性材料から形成され、ホルダ56の内周面に保持されると共に、リング体154との間に挟持されて管継手150の軸線方向(矢印A、B方向)に沿って保持される。
すなわち、管継手150では、シール手段として機能し、弾性材料からなるボディパッキン152とOリング156との間に、金属製材料からなるリング体154を設けることにより、前記ボディパッキン152及びOリング156の変形を抑制することができる。換言すれば、リング体154は、ボディパッキン152及びOリング156の弾性変形を抑制可能な変形抑制手段として機能する。
その結果、ボディパッキン152によってソケット52とホルダ56との間の気密を確実に保持し、所望のシール機能が得られると共に、Oリング156によって前記ホルダ56とプラグ54との間の気密を確実に保持し、所望のシール機能が得られる。
本発明に係る管継手は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本発明の第1の実施の形態に係る管継手の全体縦断面図である。 図1に示す管継手において、バルブ及びパッキンの近傍を示す拡大断面図である。 図1の管継手を構成するバルブの単体斜視図である。 図3に示すバルブの正面図である。 図1の管継手からプラグを離脱させた状態を示す縦断面図である。 図5に示す管継手において、バルブ及びパッキンの近傍を示す拡大断面図である。 図5の管継手に対してプラグが装着される途中の状態を示すバルブ及びパッキンの近傍の拡大断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る管継手の全体縦断面図である。 図8に示す管継手において、バルブ及びパッキンの近傍を示す拡大断面図である。 従来技術に係る管継手の全体断面図である。 図11Aは、他の従来技術に係る管継手のプラグを示す断面図であり、図11Bは、図11Aに示すプラグが接続されるソケットの断面図である。
符号の説明
50…管継手 52…ソケット
54…プラグ 56…ホルダ
58…リターンスプリング 60…スリーブ
62…弁機構 72…空間部
76…パッキン 82…ボディシール部
84…プラグシール部 86…バルブシール部
90…着座面 96…インサート部
102…フランジ部 104…ボール孔
106…ボール 108…突出部
110…バルブ 112…バルブスプリング
114…本体部 116a〜116c…脚部
118…着座部 120…テーパ面

Claims (2)

  1. 第1継手部材と、
    前記第1継手部材と一体的に連結されるホルダと、
    前記ホルダの内部に結合又は離脱自在に装着される第2継手部材と、
    前記第1継手部材の内部に設けられ、該第1継手部材と第2継手部材との間を流通する圧力流体の流通状態を切換自在な弁機構と、
    前記第1継手部材及びホルダの間に保持される第1シール部と、前記第2継手部材に当接自在な環状に形成される第2シール部と、前記弁機構の弁体が着座可能な第3シール部とを有するシール部材と、
    を備え、
    前記弁体は、前記第1継手部材の内部に軸線方向に沿って変位自在に設けられ、本体部と、前記本体部の略中央部に形成される基部と、前記本体部に対して前記第2継手部材側に突出し、前記基部を中心として該基部から半径外方向に向かって徐々に高さが高くなるように形成される脚部と、前記本体部の外周側に形成され前記第3シール部に着座自在な着座部とを有し、前記脚部の先端部が前記第2継手部材に当接すると共に、前記着座部は、前記第3シール部に当接する側面が、該弁体の軸線に対して所定角度で傾斜したテーパ状に形成され、前記第3シール部は、前記着座部に対応して前記シール部材の軸線に対して所定角度で傾斜したテーパ状の着座面を有することを特徴とする管継手。
  2. 請求項1記載の管継手において、
    前記脚部は、前記基部を中心として半径外方向に放射状に複数設けられることを特徴とする管継手。
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