JP4595120B2 - 裏面加圧によるインプリント方法及び装置 - Google Patents

裏面加圧によるインプリント方法及び装置 Download PDF

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本発明は半導体等のリソグラフィー手法の一つであるインプリントリソグラフィー装置のパターン転写機構において、裏面を加圧することによりインプリントを行う裏面加圧によるインプリント方法及びその方法実施するインプリント装置に関する。
近年、高密度メモリやシステムLSIに代表される超LSIデバイスのダウンサイジングが進展し、より微細化を行うことができる技術が要求されており、そのため半導体製造プロセスの中でリソグラフィー(転写)技術の重要性が増大している。その中でインプリントリソグラフィーは所定の回路パターンを形成したモールドを、表面にレジストが塗布された試料基板に対して押しつけ、パターンを転写する技術であって、種々の方式が提案されており、例えば図9に示されるように行われる。
図9において、最初同図(a)に示すようにモールド材料30の表面に、転写すべきパターンの鏡像に対応する反転パターンを電子ビームリソグラフィー等により形成することにより、表面に所定の凹凸形状31を有するモールド32を作成する。一方、同図(b)に示すように、パターンを形成しようとするシリコン基板33上にPMMAなどのレジスト材料を塗布し硬化させて、レジスト層34を形成する。
次いでこのレジスト層34備えたシリコン基板33全体を約200度C程度に加熱し、レジスト層34を若干軟化させる。この状態で図9(c)に示すように、前記モールド32の凹凸形状31を前記レジスト層34の所定位置に配置し、凹凸形状31をレジスト層34に対して押しつける。このときレジスト層34は軟化しているので、レジスト層34は凹凸形状31の凹部に入り込み、レジスト層34は凹凸形状31とほぼ同一形状となる。この状態で全体の温度を105度C程度に降下させることによりレジスト層34を硬化させ、その後モールド32を取り去る。このようにしてレジスト層34には、所定形状の凹凸パターンが形成される。
なお、インプリントリソグラフィー方式においては、上記のようなものの他、例えばモールドを石英基板等の透明材料で作成し、転写される基板上には液体状の光硬化性樹脂を塗布し、その上にモールドの凹凸を押しつけ、凹凸内に液体状の光硬化性樹脂を流入させ、この状態で透明なモールドの裏側から紫外線等を照射して樹脂を硬化させ、その後モールドを取り去ることにより所定形状の凹凸パターンを形成する方式も提案されている。
上記のようなインプリントリソグラフィー方式においては、モールドを試料基板に押しつける際の押しつけ面内の圧力分布を一様にする必要がある。面内の圧力分布を一様にするにはモールドと試料基板の平行度を高める必要があり、両者が平行ではない場合はモールド側もしくは試料側で相互の傾斜が調整されなければならない。
上記のようにモールドを試料基板に対して押しつけるに際して、面内の圧力分布を一様にするには、従来から、弾性体や支点を有し、支点まわりに傾斜を変える傾斜調整機構を利用することが行われている。モールド側に傾斜調整機構を使用した場合を図10、図11の模式図に示す。図10においては、試料台35にレジスト36が塗布されたシリコン基板37が置かれ、モールド38が加圧機構40によってシリコン基板37上のレジスト36に押しつけられる。図10は傾斜調整機構としてピボット構造41を利用した場合を示しており、例えば試料台35が加圧機構40に対して相対的に傾斜している場合、加圧機構40によってモールド38をレジスト36に押しつけるとき、ピボット構造41がこの傾きを吸収し、モールド38はレジスト36に対して均等な力で押圧される。図11は前記図10の傾斜調整機構として弾性体42を用いたものであり、弾性体42が傾きを吸収することができ、図10に示すものと同様に、モールド38はレジスト36に対して均等な力で押圧される。
前記の例は加圧側に傾斜調整機構を使用した例を示したが、試料側に傾斜調整機構を使用しても同様の作用を行うことができ、その例を図12(a)、(b)、(c)の模式図に示している。同図(a)は試料台35をピボット構造43により支持した例を示し、(b)は試料台35の底面に弾性体44を、また(c)は試料台35とシリコン基板37の間に弾性体44を設けた例を示している。これらの各方式のいずれにおいても、試料を移動させない場合は期待通りに傾斜調整機構が機能する。
上記のように、モールドをレジストに対して均等な力で押圧するため、ピボットや弾性体からなる傾斜調整機構を、加圧側や加圧される側に設けるものにおいて、広い面のレジストに対してモールドを複数の箇所に押しつける際には、傾斜調整機構が図10及び図11に示すように加圧側に設けている場合は全面に対して傾斜調整機構が作用するが、傾斜調整機構が図12に示すように加圧される側に設けている場合には全面に対して機能させることができない。
前記のように、パターンのついたモールドを基板上に塗布された熱可塑性樹脂を加熱し押し付け、冷却後離型する熱ナノインプリントや、パターンのついた透明のモールドを基板上に滴下または塗布された液状の光硬化樹脂に押し付け、モールドを透過させて光を照射し樹脂を固化させて離型しパターンを形成する光ナノインプリントの手法において、均一なインプリント実現するために、従来は、型となるモールド側や試料基板側の傾斜を調整する機構を用意する手法が用いられている(特許文献1、2)。
特許公表2003−517727号公報 特許公開2003−77867号公報
傾斜調整機構はモールドと試料の平坦性がきわめて良好でなければ機能しない。また、モールドと試料の接触面での圧力分布を設計する自由度が少ない。更に、モールドと試料が接触する際に接触領域内部に孤立した非接触領域が生じる場合があり、この場合大気中のインプリントでは大気がその部分に密閉されその部分で正常なインプリントが行えない、等の問題があった。
したがって本発明は、モールドと試料の平坦性が少々悪くても正確なインプリントを行うことができ、モールドと試料との接触時に孤立した非接触領域が生じるのを抑制し、またモールドと試料の接触面での圧力分布を簡単な手法により、且つ各種の手法によって均一化することができ、それにより試料の平坦性、傾斜に対応して精密なインプリントを行うことができるようにすることを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、試料周辺を保持し試料裏面を局所的に押し上げることで試料の湾曲量を制御し、接触時に孤立した非接触領域が生じるのを抑制し、押し上げる部材の構造を工夫することで試料裏面の圧力分布を設計し、モールドと試料の接触面での圧力分布に反映させ、結果的に均一なインプリントを実現するものである。
本発明に係る裏面加圧によるインプリント方法は、より具体的には、薄い基板の周囲を保持し、前記基板の下方には上下動自在に加圧用構造体を配置し、前記基板の上方には前記加圧用構造体に対向してモールドを配置し、前記加圧用構造体を上昇させて前記基板の裏面を押圧し、基板の自由保持位置より上方で基板表面前記モールド押圧しインプリントすることを特徴とする。
また、本発明に係る他の裏面加圧によるインプリント方法は、前記裏面加圧によるインプリント方法において、前記加圧用構造体が、モールド及び基板よりも柔軟な物質からなることを特徴とする。
また、本発明に係る裏面加圧によるインプリント装置は、表面にインプリントする薄い基板と、前記基板の周囲を保持する基板保持部材と、前記基板の下方に上下動自在に配置した加圧用構造体と、前記基板の上方に前記加圧用構造体に対向して配置したモールドと、前記加圧用構造体を上昇させて前記基板の裏面を押圧し、基板の自由保持位置より上方で基板表面前記モールド押圧してインプリントする押圧手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る裏面加圧によるインプリント装置は、前記裏面加圧によるインプリント装置において、前記加圧用構造体が、モールド及び基板よりも柔軟な物質からなることを特徴とする。
本発明に係る裏面加圧によるインプリント装置は、前記裏面加圧によるインプリント装置において、前記加圧用構造体が、頂面部分を薄く形成した弾性押圧部材の内部に、液体、気体、ゲル、エラストマーのいずれかの物質からなる変形材を収容したことを特徴とする。
本発明に係る裏面加圧によるインプリント装置は、前記裏面加圧によるインプリント装置において、前記加圧用構造体が、前記柔軟性部材を下面から押圧する押し棒を備え、前記押し棒は押圧先端部が凸状曲面をなすことを特徴とする。
本発明に係る裏面加圧によるインプリント装置は、前記裏面加圧によるインプリント装置において、前記加圧用構造体が、リニアアクチュエータ、モータ、ボイスコイル、ピエゾ素子等の電動アクチュエータ、気体圧力や液体圧力等の流体アクチュエータのいずれかにより移動することを特徴とする。
本発明に係る裏面加圧によるインプリント装置は、前記裏面加圧によるインプリント装置において、作動時における前記加圧用構造体と基板間の荷重を計測する荷重計測装置を備えることを特徴とする。
本発明に係る裏面加圧によるインプリント装置は、前記裏面加圧によるインプリント装置において、前記加圧用構造体の加圧部分の位置を計測する位置計測装置を備えたことを特徴とする。
本発明に係る裏面加圧によるインプリント装置は、前記裏面加圧によるインプリント装置において、前記加圧用構造体の基板を加圧する面に圧力分布を変化させる手段を備えたことを特徴とする。
本発明に係る裏面加圧によるインプリント装置は、前記裏面加圧によるインプリント装置において、前記加圧用構造体の基板を加圧する面に圧力分布を変化させる手段が、該加圧する面の表面または裏面に形成した凹凸であることを特徴とする。
本発明に係る裏面加圧によるインプリント装置は、前記裏面加圧によるインプリント装置において、前記加圧用構造体の基板を加圧する面が、微小な力により傾斜が可変となるように設定していることを特徴とする。
本発明によると、モールドと試料の平坦性が少々悪くても正確なインプリントを行うことができ、モールドと試料との接触時に孤立した非接触領域が生じるのを抑制し、またモールドと試料の接触面での圧力分布を簡単な手法により、且つ各種の手法によって均一化することができ、それにより試料の平坦性、傾斜に対応して精密なインプリントを行うことができるようにすることができる。また、モールド側には均一インプリントするための機構を用意する必要がないために、アライメント等の他の機能をモールド側に容易に設計・構築することが可能となる。また、モールド側の傾斜調整が1mrad程度で良いために、簡単な半固定の傾斜調整機構を用意するか、場合によっては傾斜調整機構が全く不要となり、モールドを単に昇降させる機能だけを用意すれば良くなるため、モールド側の機構の単純化を図ることができる。
また、裏面加圧構造体の材料選択や構造の微少変更によりインプリント時の圧力分布設計を行なうことができ、使用する基板が理想的な平坦性を有していなくても均一な加圧が可能となる。更に、基板を湾曲する際の湾曲量により最終的な圧力分布を調整することも可能であり、大気中インプリントの場合、湾曲により大気の挟み込みを回避でき、欠陥のないインプリントが実現可能となる。また、液状の樹脂を利用したインプリントの場合、湾曲により液状の樹脂の効果的な外方への排出が起こり、基板とモールドを全面にわたり近接させることができるため、均一なインプリントが実現可能になる。
本発明は、広範な条件で均一なインプリントを可能とするため、薄い基板の周囲を保持し、前記基板の下方には上下動自在に加圧用構造体を配置し、前記基板の上方には前記加圧用構造体に対向してモールドを配置し、前記加圧用構造体を上昇させて前記基板の裏面を押圧し、基板の保持位置より上方で基板表面を前記モールドに押圧しインプリントすることによって実現する。
図1(b)は本発明の基本構成とインプリント作動時の作用を示した模式断面図であり、基板1の周囲を基板保持部材2によって保持し、基板1の表面3にはモールド4のパターン形成面5を当設させる。また基板1の裏面6には、前記モールド4の基板1に対する当設部分に対向して加圧構造体7の押圧面9を押しつける。モールド4は前記加圧構造体7とは独立して上下動可能な可動部材8の下面に固定される。
本発明は上記のような構成を採用することにより、例えば図1(a)に示すように、最初に基板1を支持していたときの基板1の自由保持状態での支持線aが水平であって、その垂直の作用線がcであるとき、基板1の表面3にインプリントするモールド4の加圧軸線bが、図1(a)に示すように垂直作用線cに対して角度αだけ傾いていたとき、基板1に対して押圧する加圧構造体7の押圧力によって、加圧構造体7とモールド4に挟持された基板部分は、図1(a)に示すように基板の弾性変形により同じ角度だけ傾斜して追従した状態でインプリントされる。
上記のような基板1の周辺支持を行い、基板1の表面3側では可動部材8とともにモールド4が降下し、基板1の裏面6側では加圧構造体7が上昇してその間で基板1を挟んでインプリントを行う作動によって、基板1の支持線aに対して直角な作用線cに対してα傾斜しているときでも、基板1の弾性によってその傾斜に追従することができ、同様の原理によって図1(c)に示すように、同図(a)とは逆方向に加圧軸線bが−αだけ相対的に傾斜しているときも、基板1がその傾斜に追従できるため、正確なインプリントを行うことができる。上記のように本発明は最終的に、加圧用構造体を上昇させて前記基板の裏面を押圧し、基板の自由保持位置より上方で基板表面に前記モールドを押圧してインプリントすればよいので、それ迄の過程で加圧構造体7及び可動部材8の上下動はどのようになされてもよい事は言うまでもなく、この点は後述する各実施例においても同様である。
上記実施例においては加圧構造体7がほとんど弾性変形を行わない材質であっても、基板1の表面3側に固定して配置されるモールド4と、裏面6側に上下動自在に配置されて基板1を局所的に加圧する加圧構造体7とを正確に同一加圧軸線b上に配置しておくことにより、例え基板1の支持線aに対して直角に配置されていない場合でも、基板1の裏面6側から加圧構造体7を押し上げて、モールド4と加圧構造体7間で基板1を挟み込むことによって正確なインプリントを行うことができる。
但し、基板1がほぼ均一な平板状であるときには、加圧構造体7がほとんど弾性変形を行わない材質であっても上記作動によって正確なインプリントを行うことができるが、例えば図2(b)に示すように基板1の一部が突出した略かまぼこ状に変形しているときには、図1に示す態様でインプリントを行っても、例えば図2(a)のモールドを透明平板として実験を行った例で示されるように、突出部の先端のみが接触し均一なインプリントを行うことができない。このような基板の場合は、例えば図2(c)に示すように、加圧構造体7を傾斜可能に支持して押圧を行っても、突出部のみが接触する状態には変わりなく、上記問題を解決することができない。このような問題はモールドやほとんど弾性変形を行わない材質の構造体の表面が平坦でない場合も起こりうる。
それに対して、図2(d)に示すように加圧構造体7を弾性体で形成するときには、基板1の前記突出部がモールド4によって加圧構造体7側に押圧される結果、基板1の変形によって突出部が弾性を有する加圧構造体7側に膨出し、モールド4側はほぼ平坦面となる。それにより基板1の表面3に対して正確なインプリントを行うことができる。なお、上記の実験はモールドを平板とし、また基板も1枚の板で形成した状態を示したが、実際のインプリント時には図2(e)に示すように、モールド下面にパターン9が形成され、基板1の表面には液体または固体の樹脂10が塗布されるが、上記態様は同様である。
前記のように、周囲を固定した基板1の上下を挟むように、上方からモールド4を、下方から加圧構造体7を移動させるとき、モールド4の下面と加圧構造体7の上面とが平行でないときの上記のような問題を解決するためには、例えば図3(a)に示すように、加圧構造体7を押し棒11と押圧部材12の2部材で形成し、押圧部材12は柔軟性のある樹脂やゴム等の所定の弾性力を備えた部材で形成する。図3(a)に示す例においては押し棒11の先端を平坦にした例を示したが、この部分を例えば図3(b)に示すように例えば球面等の凸状曲面をなすように形成し、傾斜面への対応をより柔軟に行うことができる。前記押し棒の押圧先端部は前記柔軟性部材との接触ないし接続部分において微少移動や変形等により前記柔軟性部材の傾斜を可能ならしめる構造であれば、種々の形状にすることができる。
図3(b)に示した加圧構造体7を用いてインプリントを行うときには、同図(c)に示すようになされる。即ち、周囲を基板保持部材2で固定した基板1に対して上側にモールド4、下側に前記弾性材料からなる押圧部材12を配置したとき、例えばモールド4が加圧構造体7及び基板1に対して傾いていたときにおいて、その状態で加圧構造体7及びモールド4を基板1側に移動させてインプリントを行うと、押圧部材12の弾性によってモールド及び基板の傾斜やうねりが吸収され、基板1の表面3に対してモールド4のパターン形成面5が全面にわたって均等な力で押圧されるため、正確なインプリントを行うことができる。
上記のような加圧構造体7の弾性材料からなる押圧部材12は、前記のような押圧部材12全体を弾性材料で形成する以外に、例えば図4に示すように形成しても良い。即ち図4(a)に示す加圧構造体7においては、内部に押圧室14を備えた押圧部材12を、少なくともその頂面部分15では、その部分を薄く形成する等によって弾性を有するように作製する。押圧室14内には例えば液体、気体、ゲル、エラストマー等の物質のように、前記頂面部分15よりも柔らかい材料からなる変形材16を、硬質の蓋部材17で閉鎖した状態とし、蓋部材17の下面に前記図3(a)と同様の押し棒11を当接して下方からこの押圧部材12を基板1に対して押圧可能とする。
このような加圧構造体7を用いる場合においても前記図3(b)と同様に、例えば図4(b)に示すようにその先端を球面とした押し棒13とすることにより、傾斜面への対応をより柔軟に行うことができるようになる。この加圧構造体7を用いてインプリントするときにおいて、前記図3(c)と同様の状態の図4(c)に示すようにモールド4が基板1に対して傾斜しているとき、同図(d)に示すように基板1をモールド4と押圧部材12で挟むように加圧構造体7を基板1の裏面から押し上げるとき、モールド4の傾斜に対応して変形材16が変形するため頂面が傾き、基板1の表面3とモールド4のパターン形成面5とは密着し、正確なインプリント行うことができる。なお、変形材16としては種々の物質を用いることができ、前記ゲル状物資の他、柔軟性袋等に収納した液体、気体等も用いることができる。なお、上記のような加圧構造体については、その接触面の形状をモールドの形状に適合するように設定するほか、更にはモールド間での圧力分布に適合するようにモールドとは異なった種々の形状に設定することができる。
また、前記図4に示すような加圧構造体7における押圧部材12の頂面部分15を、モールドのパターンの状態、押圧条件等によって押圧面の周辺の圧力が弱くなる傾向、或いは逆に強くなる傾向が生じるので、その特性に合わせて例えば図5(a)に示すように周辺部分に突起22を形成してこの部分の基板を他の部分より強くモールドに当接するようにし、或いは図5(b)に示すように周辺部分の内側を薄く、中心側を厚く形成して、予め頂面部分の周辺領域の弾性特性及び押圧面全体における圧力分布状態を変化させるようにしても良い。その他、加圧用構造体の基板を、加圧する面上で圧力分布を変化させるには、例えば頂面の中心部分に突起を設け、或いは裏面に薄い部分を形成する等、更に種々の態様で実施することができる。
本発明は前記のように、加圧構造体7を基板1の裏面側に配置し、基板1を押し上げて基板1の上方に配置しているモールド4に基板1を押し付けるようにしてインプリントを行うようにしたものであるが、その際に裏面側に配置する加圧構造体7の少なくとも押圧面部分を柔らかい材料で形成すると、以下に述べるような作用効果を奏する。即ち、例えば図6(a)に示すようにモールド4は通常堅い材料で形成されており、一方加圧構造体7の表面部分が堅い材料で形成されているときにおいて、基板1の製作誤差等により表面及び裏面が平坦ではないとき、加圧構造体7が基板1の裏面に当接すると基板1の裏面の凸部分にのみ接触し、他の部分に接触しないため、図示実施例では基板の中心部分が主として押圧され、特に図示実施例では基板1の表面側も中心部分が凸状となっていることもあり、モールド4の周辺部分Aが接触しないかインプリントの圧力が小さく、中心部分のみ、或いは中心部分が過剰な圧力でインプリントがなされることとなる。
それに対して、例えば図6(b)に示すように加圧構造体7が柔らかい材料であるときには、加圧構造体7の表面が基板1裏面の凹凸に沿って変形し、それにより加圧構造体7が基板1を押し上げる力が基板1の裏面に均等に作用する。そのため、同図(c)に示すようなインプリント時には、加圧構造体7が強い力で基板をモールド4側に押し上げ、またモールドもそれに対向して相対的に基板1を下方に押圧するので、図示するように加圧構造体7が基板1を変形させてモールド1に対して均等な力でインプリントすることとなる。したがって基板の変形にかかわらず、均等なインプリントが可能となる。
本発明は、特に加圧構造体を基板の裏面から基板を押し上げるようにしてモールド1に押圧し、インプリントを行うようにしたものであるが、基板を押し上げることにより次のような作用をなす。即ち、インプリント作業を大気中で行おうとしたとき、図7(a)に示すように基板1の周囲に強い拘束力が無くほぼ自由支持されており、且つ基板1が波打つように形成されていて、特に中心部分が窪んでいる状態の時には、加圧構造体7が前記のように柔らかい材料であって基板1の裏面に密着していても、加圧構造体7によって基板1をモールド4側に押し上げてインプリントしようとしたときには、図中破線楕円形で囲んでいる中心部分Bに大気が挟まれて密閉され、この部分のインプリントに欠陥が発生する。
それに対して、図7(b)に示すように、基板1の周囲を基板保持部材2で保持し、柔らかい材料からなる加圧構造体7を基板1の裏面から基板の自由保持状態よりも上方に押し上げると、基板の波打ち状態が解消して加圧構造体7の中心部分が最も高い凸状となって、その表面が上方のモールド4に押し付けられるため、その過程で前記のような同図(a)に示す中心部分の密封空間が形成されることが無くなり、前記のようなインプリントにおける欠陥の発生を防止することができる。
また、図7に示すようなインプリントを液状の樹脂を用いて行うときには、図7(a)に対応する図8(a)のように中心部分Bに液状の樹脂が挟まれて密封されることとなり、基板とモールドが近接できなくなるためこの部分の膜厚が極端に大きくなってしまう。それに対して前記図7(b)に対応する図8(b)に示すように、基板1の周囲を基板保持部材2で保持し、柔らかい材料からなる加圧構造体7を基板1の裏面から押し上げると、基板の波打ち状態が解消して加圧構造体7の中心部分が最も高い凸状となることは前記と同様であり、この状態で基板1の表面が上方のモールド4に押し付けられるため、その過程で中心部の液状の樹脂は周囲に押し出され、最終的に前記のような液状の樹脂の密封が無い状態でモールド1に押し当てられてインプリントがなされる。
上記のような本発明について、故意にモールドと基板の平行性を悪くして均一インプリントを阻害する状況でインプリントのテストを行なったところ、1mrad程度の平行性が確保されるだけでも均一な加圧が可能なことが確かめられた。また、加圧構造体にゲルを封入することにより、単一材料の加圧構造体よりも均一性が良好な加圧が可能となることを確認した。
また、上記のような加圧構造体7を上方に移動し基板をモールドに加圧するに際しては種々の手法を採用することができるが、例えばリニアアクチュエータ、モータ、ボイスコイル、ピエゾ素子等の電動アクチュエータ、更には気体圧力や液体圧力等の流体アクチュエータ等を利用することができる。更に、インプリントの作動に際しては、基板を裏面から加圧する加圧構造体の機構と試料間の荷重を計測するための荷重計測装置を設けると、より正確なインプリントを行うことができる。また、裏面加圧機構の加圧部分の位置を計測するための位置計測装置を用いると、更に正確なインプリント制御が可能となる。
本発明の実施例の説明図である。 インプリントの各種態様を示す図である。 本発明の他の実施例の説明図である。 本発明の更に他の実施例の説明図である。 本発明の更に各種の実施の態様を示す図である。 本発明による作用を示す図である。 本発明によるインプリントを大気中で行うときに作用を示す図である。 本発明によるインプリントを液体中で行うときに作用を示す図である。 従来から行われているインプリントの説明図である。 従来例のインプリント時の説明図である。 他の従来例のインプリント時の説明図である。 更に他の従来例のインプリント時の説明図である。
符号の説明
1 基板
2 基板保持部材
3 表面
4 モールド
5 パターン形成面
6 裏面
7 加圧構造体
8 可動部材
9 押圧面

Claims (12)

  1. 薄い基板の周囲を保持し、
    前記基板の下方には上下動自在に加圧用構造体を配置し、
    前記基板の上方には前記加圧用構造体に対向してモールドを配置し、
    前記加圧用構造体を上昇させて前記基板の裏面を押圧し、基板の自由保持位置より上方で基板表面前記モールド押圧しインプリントすることを特徴とする裏面加圧によるインプリント方法。
  2. 前記加圧用構造体は、モールド及び基板よりも柔軟な物質からなることを特徴とする請求項1記載の裏面加圧によるインプリント方法。
  3. 表面にインプリントする薄い基板と、
    前記基板の周囲を保持する基板保持部材と、
    前記基板の下方に上下動自在に配置した加圧用構造体と、
    前記基板の上方に前記加圧用構造体に対向して配置したモールドと、
    前記加圧用構造体を上昇させて前記基板の裏面を押圧し、基板の自由保持位置より上方で基板表面前記モールド押圧してインプリントする押圧手段とを備えたことを特徴とする裏面加圧によるインプリント装置。
  4. 前記加圧用構造体は、モールド及び基板よりも柔軟な物質からなることを特徴とする請求項3記載の裏面加圧によるインプリント装置。
  5. 前記加圧用構造体は、頂面部分を薄く形成した弾性押圧部材の内部に、液体、気体、ゲル、エラストマーのいずれかの物質からなる変形材を収容したことを特徴とする請求項3記載の裏面加圧によるインプリント装置。
  6. 前記加圧用構造体は、前記柔軟性部材を下面から押圧する押し棒を備え、
    前記押し棒は押圧先端部が凸状曲面をなすことを特徴とする請求項4記載の裏面加圧によるインプリント装置。
  7. 前記加圧用構造体は、リニアアクチュエータ、モータ、ボイスコイル、ピエゾ素子等の電動アクチュエータ、気体圧力や液体圧力等の流体アクチュエータのいずれかにより移動することを特徴とする請求項3記載の裏面加圧によるインプリント装置。
  8. インプリント作動時における前記加圧用構造体と基板間の荷重を計測する荷重計測装置を備えることを特徴とする請求項3記載の裏面加圧によるインプリント装置。
  9. 前記加圧用構造体の加圧部分の位置を計測する位置計測装置を備えたことを特徴とする請求項3記載の裏面加圧によるインプリント装置。
  10. 前記加圧用構造体の基板を加圧する面に圧力分布を変化させる手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の裏面加圧によるインプリント装置。
  11. 前記加圧用構造体の基板を加圧する面に圧力分布を変化させる手段は、該加圧する面の表面または裏面に形成した凹凸であることを特徴とする請求項1記載の裏面加圧によるインプリント装置。
  12. 前記加圧用構造体の基板を加圧する面が、微小な力により傾斜が可変となるように設定していることを特徴とする請求項3記載の裏面加圧によるインプリント装置。
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