JP4592007B2 - 対象物内部処置装置及び対象物内部処置システム - Google Patents

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Description

本発明は、対象物内部の対象部位の切除等を行う対象物内部処置装置及び対象物内部処置システムに関し、とくに患者体内の病変部を治療するための装置及びシステムに関する。
従来、患者体内の病変部の外科的治療は、切開した部分から患者体内へ導入した処置具を術者が直接操作して行っていた。また、近年では、切開部分から患者体内へ導入された処置具に術者が直接触れずに患者外部から遠隔操作する方法も考案されている。
特開2001−104333号公報
上述の患者体内の病変部の外科的治療においては、内視鏡による観察画面が処置具によって隠れてしまうことがあるため、視野が狭くなり病変部及びその周辺が見えにくくなるおそれがある。
また、複数の処置具を患者体内へ導入した場合には処置具同士または処置具と内視鏡とが干渉しやすくなるため、処置具及び内視鏡を病変部まで到達させることができない場合がある。
上記問題点を解決するために、本出願人は既に、対象物内部に導入される可撓性を有する円筒状の本体部が、本体部の底面のうち対象物側に配置される底面の中央から本体部を貫通するように設けられ、対象部位を観察する内視鏡を挿入する中央孔部と、本体部の側面から本体部を貫通するように設けられ、対象部位を処置する処置具を挿入する複数の周辺孔部と、を備える対象物内部処置装置を提案した(特願2004-11954号)。
本発明は、この出願をさらに発展させ、より使い勝手がよい対象物内部処理装置及び対象物内部処理システムを得ることを目的とする。
本発明の対象物内部処置装置は、対象物内部に導入される円筒状の本体部が、この対象物側先端部の底面の中央から前記本体部を貫通するように設けられ、対象部位を観察する内視鏡を挿入する中央孔部と、この中央孔部より径方向の外側に位置し前記本体部を貫通するように設けられ、前記対象部位を処置する処置具を挿入する少なくとも一つの周辺孔部と、を備え、本体部先端には、周辺孔部に連なる径方向に開放された溝が形成されていて、この径方向開放溝に径方向に移動可能に蓋部材が挿入され、この蓋部材を内方に移動付勢して支持する付勢部材が備えられていることを特徴とする。
本発明の対象物内部処置装置の蓋部材は、その内面に処置具が通る断面半円形の溝が形成されていることが好ましい。
本発明の対象物内部処置装置の付勢部材は、本体部の長さ方向に位置を異ならせて一対を備えることができ、この一対の付勢部材は、先端部側に位置する付勢部材の内方への付勢力が、後方に位置する付勢部材の内方への付勢力より弱いことが実際的である。
上記蓋部材は、その後部に回動支点を有することが好ましい。
本発明の対象物内部処置装置の上記径方向開放溝内には、鉗子起上台を備えることができる。
上記付勢部材は、Oリングであることが実際的である。
本発明の対象物内部処置システムは、上記対象物内部処置装置と、対象物の外部において本体部を操作する本体部操作手段と、対象物の外部において内視鏡を操作する内視鏡操作手段と、対象物の外部において処置具を操作する処置具操作手段と、を備えることを特徴とする。
上記対象物内部処置システムには、内視鏡による画像を表示するための画像表示装置を備えることが好ましい。
対象物内部処置システムに用いる内視鏡は、対象部位を立体的に観察することができる立体視内視鏡であると好適である。
処置具は、この処置具の先端付近を観察可能な観察手段を有することが実際的である。
処置具は、この処置具の先端付近を照明可能な照明手段を有することが実際的である。
処置具は、観察手段の先端を洗浄可能な送気送水手段を有することが好ましい。
処置具には、観察手段による画像を表示するための画像表示装置が接続されることが好ましい。
本体部は、湾曲自在な湾曲部を有することが実際的である。
処置具は、湾曲自在な湾曲部を有することが実際的である。
本発明によると、処置具を蓋部材のガイド溝に案内させて、本体部の軸方向に進退させることができるため、処置具の操作が容易になり、処置時間を短縮することができる。
図1から図9、及び図31は、本発明の対象物内部処置装置200と、この対象物内部処置装置200を用いる対象物内部処置システム300(図31)の一の実施形態を示している。対象物内部処置システム300(対象物内部処置装置200)は、対象物としての患者体内100の病変部(対象部位)110の治療に用いられる。対象物内部処置装置200は、先端に行くほど外径が小さくなる円形端面11dを備える先端部11と、先端部11の接続面11a(図2から図8)に固定された湾曲自在な湾曲部12とを備える本体部10を有している。対象物内部処置システム300は、さらに本体部操作手段60、内視鏡操作手段70、及び、処置具操作手段81を有する。
本体部10は、患者体内100に導入される可撓性を有する円筒状部材からなり、先端部11の先端側から患者体内100に導入され、病変部110の位置に応じて体内の深部まで導入することができる。本体部10は、その後端部に、本体部操作手段60(図31)が接続されており、本体部操作手段60は、本体部10を患者体内100に導入及び導出することができ、湾曲部12の湾曲具合の調整をすることができる。本体部操作手段60としては、例えば、術者による手動操作、自動送出、巻取装置があり、本体部10は、本体部操作手段60によって外部から操作が可能となる。
本体部10には、病変部110側の底面(先端面)11bの中央から本体部10の後端部の後端面10c(図31)に向けて本体部10内を貫通する中央孔部20と、この中央孔部20より径方向の外側に位置し、先端部11の側面(外円筒面)11cから本体部10の後端面10cに向けて本体部10内を貫通する一対の周辺孔部30a、30bとが形成されている。中央孔部20には、病変部110を観察する内視鏡21が挿入可能であり、この内視鏡21は中央孔部20から病変部110側へ延出される。一対の周辺孔部30a、30bは、先端部11の側面11cであって、軸直交直線上に対向して位置している。すなわち、先端部11の側面11cには、180度間隔で一対の周辺孔部30a、30bの出口孔31a、31bが形成されている。一対の周辺孔部30a、30bには、病変部110を処置する処置具40、41がそれぞれ挿入可能であり、処置具40、41は周辺孔部30a、30bの出口孔31a、31bから外方へ延出される。
なお、周辺孔部30a、30bの内径をそれぞれ同一にすると、処置の内容、手順に応じて処置具40、41を入れ替えることができる。
先端部11には、一対の周辺孔部30a、30bに連なり、径方向に開放された一対の径方向開放溝13a、13bと、円周方向に沿う一対の周方向開放溝14a、14bが形成されている(図3、図4)。径方向開放溝13a、13bには、径方向に移動可能な蓋部材15a、15bが嵌められている。蓋部材15a、15bは、外面が先端部11の円形端面11dに従って傾斜しており、径方向開放溝13a、13bと同様の大きさである。蓋部材15a、15bを径方向開放溝13a、13bに嵌めると、先端部11は径方向開放溝13a、13bによって形成される空間を補填することができる。径方向開放溝13a、13bには、先端部11の軸方向に向かうに従って内方へ徐々に傾斜する面取り部16a、16bが形成されている。この面取り部16a、16bは、処置具40、41の内方への移動を容易にする。
蓋部材15a、15bは、内面に、軸方向に延びる断面半円形のガイド溝17a、17bが形成されている。ガイド溝17a、17bは、一対の周辺孔部30a、30bの出口孔31a、31bから処置具40、41が延出するとき(図4から図9)、これらの処置具40、41が先端部11の軸方向に進退するように案内する。蓋部材15a(15b)の外面には、円周方向に延びる一対の掛止溝18a1、18b1(18a2、18b2)が形成されている。この一対の掛止溝18a1、18b1(18a2、18b2)は、本体部10の長さ方向に、位置を異ならせて設けられている。
周方向開放溝14a(14b)、掛止溝18a1(18b1)、及び掛止溝18a2(18b2)は、それぞれ、同一の軸直交平面上に位置し、一対のOリング(付勢部材)19a、19bが係り止められている。一対のOリング19a、19bは、蓋部材15a、15bを内方に移動付勢して支持している。
立体視内視鏡(内視鏡)21は、湾曲可能な中空状の可撓管を有しており、その先端部に、病変部110を立体的に観察するための二つの観察光学系21aと、病変部110を照らすための照明光学系21bと、観察光学系21aの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、及び患者体内100への送気を行うための送気送水系21cと、が挿通固定されている(図5、図7、図9)。立体視内視鏡21を採用すると、病変部110及びその周辺を立体的に観察することができるため、治療を的確かつスムーズに行うことができる。
また、図31に示すように、この立体視内視鏡21は、その後端部に、立体視内視鏡21先端部の導入、導出、観察光学系21aの焦点、視野、ズーミングの調節、照明光学系21bの明るさ、方向、角度の調整、観察光学系21aの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、ならびに、患者体内100への送気などの操作を行う内視鏡操作手段70が接続されている。したがって、立体視内視鏡21は、内視鏡操作手段70によって外部から操作が可能となる。また、観察光学系21aには、立体視内視鏡21の後端部に配置される、病変部110及びその周辺の画像を立体的に表示可能な画像表示装置83が接続されている。なお、治療の内容等によっては、観察光学系を一つとすることもできる。
処置具40は、例えば、所望の箇所を切開するためのものであって、湾曲可能な円筒状の可撓管部40aに、メス先から高周波電流を、所望の位置(病変部110)に流すことによって切開を行う切開用高周波メス40b、この切開用高周波メス40bの先端付近を観察する観察光学系(観察手段)40cと、切開用高周波メス40b先端付近を照らす照明光学系(照明手段)40dと、観察光学系40cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、及び患者体内100への送気を行う送気送水系(送気送水手段)40eと、が挿通固定されている(図5)。
図31に示すように、処置具40は、その後端部に、可撓管部40aの導入、導出、湾曲、切開用高周波メス40bによる切除動作の制御、観察光学系40cの焦点、視野、ズーミングの調節、照明光学系40dの明るさ、方向、角度の調整、観察光学系40cの表面の曇りの除去、洗浄のための送水、ならびに、患者体内100への送気などの操作を行う処置具操作手段81が接続されている。処置具40は、この処置具操作手段81によって外部から操作が可能である。
また、処置具40の観察光学系40cには、その後端部に、切開用高周波メス40b先端付近の画像を表示可能な画像表示装置84が接続されている。なお、観察光学系40cを二つ設けて、切開用高周波メス40b先端付近を立体的に観察することもできる。また、赤外光観察、蛍光観察、ズーム観察、超音波観察、共焦点観察、オプティカル・コヒーレント・トモグラフィ観察(OCT)などを行うようにすることもできる。
処置具41は、例えば、病変部110の周辺を把持して処置具40による切開を補助するものであって、湾曲可能な円筒状の可撓管部41aに、物体を把持可能な把持鉗子41bが挿通固定されている。その他の基本的な構成は、処置具40と同様であるので省略する。
処置具40、41は、治療順序、病変部の形状等に応じて一対の周辺孔部30a、30bのいずれに挿入してもよい。また、処置具40及び処置具41以外の処置具も周辺孔部30a、30bに挿入することができる。
処置具40及び処置具41は、周辺孔部30a、30b(出口孔31a、31b)から延出させると、先端部11の外方に向かう。しかし、蓋部材15a、15bのガイド溝17a、17bによって軸方向に案内されるため、処置具40及び処置具41先端部は、容易に所望の位置に配置される。また、径方向開放溝13a、13bには、先端部11の軸方向に徐々に傾斜する面取り部16a、16bが形成されているため、処置具40及び処置具41は、中央孔部20付近への移動がさらに容易になる。したがって、病変部110が先端面11b(中央孔部20付近)に近接している場合であっても処置具40及び処置具41は、容易に病変部110付近に配置される。
つづいて、本発明の対象物内部処置システム300(対象物内部処置装置200)による病変部110の外科的治療の手順について説明する。
まず、病変部110を治療するために適切な箇所を、患者体内100に対象物内部処置装置200を導入するのに必要な分(例えば、本体部10の外径が5cmであれば約5cm)だけ切開する。複数の処置具(本実施形態では2つの処置具40、41)を必要とする治療であっても、最小限度の切開で済むため患者に係る負担が少ない。
次に、図31に示すように、あらかじめ本体部操作手段60、内視鏡操作手段70、処置具操作手段81、画像表示装置83、84が本体部10、立体視内視鏡21、処置具40、41に接続された状態の対象物内部処置装置200を、切開部から患者体内100へ導入する。導入の際には、処置具操作手段81を操作することによって、処置具40、41は、周辺孔部30a、30bの出口孔31a、32aから延出させず、本体部10(先端部11)内に収容された状態とする。すなわち、図1から図3に示すように、蓋部材15a、15bは外方へ移動していない。このようにすると、本体部10から延出した処置具40、41(または、外方に移動した蓋部材15a、15b)が、導入中に患者体内100を傷つけるおそれを少なくできる。本体部10の導入は、観察光学系21a(立体視内視鏡21)の視野範囲が、病変部110及びその周辺、ならびに、処置具40、41のそれぞれの先端部分が観察可能となる位置で止める。
その後、先端部11から処置具40、41を延出させるために、処置具40、41を病変部110側に押し込むと、処置具40、41の先端部は、周辺孔部30a、30bの出口孔31a、31bから延出し、蓋部材15a、15bを本体部10の外方へ押す。蓋部材15a、15bは、Oリング19a、19bによって内方へ付勢されているため、外方(径方向)に一定距離だけ移動して、その後の移動が規制される。すなわち、本実施形態の本体部10は、蓋部材15a、15bが外方へ平行移動するタイプである。
処置具40、41は、蓋部材15a、15bの外方への移動が規制された状態で、蓋部材15a、15bのガイド溝17a、17bに案内されて軸方向(先端面11bに垂直)に延出される。処置具40、41先端部は、処置具操作手段81を操作することで、病変部110付近の所望の位置に配置される。処置具40の切開用高周波メス40bで病変部110を切開(切除)する前に、病変部110を処置具41の把持鉗子41bで把持する(図4、図5)。
病変部110の切開位置(図6から図9中の破線)を決定し、切開位置の端部に切開用高周波メス40bを当てる。続いて、把持鉗子41bで病変部110を把持しながら、把持鉗子41b(病変部110)を立体視内視鏡21先端部付近に引き寄せ(図8、図9)、切開位置に沿って切開用高周波メス40bで徐々に切開する。また、把持鉗子41bで病変部110を把持したまま、切開用高周波メス40bを切開位置に沿って押し出しても同様に切開することができる。
図10及び図11は、本発明の別の実施形態(第二の実施形態)を示している。本実施形態では、4つの周辺孔部30a、30b、30c、及び30dは、軸直交断面における直交方向の対向位置に対をなして配置されている。すなわち、先端部11の側面11cには、90度間隔で4つの周辺孔部30a、30b、30c、及び30dの出口孔31a、31b、31c、及び31dがそれぞれ形成されている。周辺孔部30a、30b、30c、及び30dには、それぞれ、可撓性の長尺形状からなる処置具40、41、42、及び43が抜き差し可能に挿入、貫通される。その他の構成、作用、及び効果は、上記第一の実施形態と同様であるので省略する。
処置具42は、病変部110及びその周辺を洗浄する送水、及び病変部110、及びその周辺の血液、洗浄水などの液体の吸引を行うものであって、湾曲可能な円筒状の可撓管部42aに、病変部110及びその周辺を洗浄するときには水を送水し、病変部110及びその周辺の血液、洗浄水などの液体を吸引するときには、外部から吸引する洗浄水送入吸引チューブ42bが挿通固定されている。その他、基本的な構成は処置具40と同様であるので省略する。
処置具43は、所望の箇所を局所的に止血するためのものであって、湾曲可能な円筒状の可撓管部43aに、所望の箇所に局所的に高周波をかけて発熱により止血を行う高周波止血鉗子43bが挿通固定されている。その他、基本的な構成は処置具40と同様であるので省略する。
以上の実施形態では、2つ及び4つの周辺孔部を有する本体部10について説明したが、周辺孔部の数は、任意に設定することができる。処置具40、41、42及び43は、治療順序、病変部110の形状等に応じて周辺孔部のいずれに挿入してもよい。また、処置具41、42、43及び44以外の処置具も周辺孔部に挿入することができる。
図12から図21は、本発明のさらに別の実施形態(第三の実施形態)を示している。本実施形態の本体部10は、蓋部材15a、15bが、その後端部を中心として回動する。つまり、蓋部材15a(15b)の湾曲部12側の一端面は、円柱周面の一部からなる蓋部回動曲面15Xa(15Xb)を有しており、一対の径方向開放溝13a(13b)には、蓋部回動曲面15Xa(15Xb)に対応する円柱凹面の一部からなる溝回動曲面13Xa(13Xb)が形成されている。蓋部材15a、15bが、処置具40、41から延出力(処置具40、41が蓋部材15a、15bを押す力)を受けると、蓋部回動曲面15Xa(15Xb)は溝回動曲面13Xa(13Xb)と摺動する。このように、蓋部材15a、15bは、蓋部回動曲面15Xa(15Xb)と溝回動曲面13Xa(13Xb)によって設定される回動支点Xを中心に回転する。
また、蓋部材15a、15bの先端面11b側の先端部は、面取り部16a、16bに従って徐々に内方に傾斜しており、蓋部材15a、15bが開いた状態でも先端部11(本体部10)全体の径を小径に抑えることができる。
蓋部材15a(15b)には、蓋部回動曲面15Xa(15Xb)よりも後方(湾曲部12側)に、径方向開放溝13a(13b)に設けられた突起当接面13Ya(13Yb)に当接して開き角を規制する回動規制突起15Ya(15Yb)が設けられている。
処置具40、41が周辺孔部30a、30bから延出されると、蓋部材15a、15bは、回動支点Xを中心にして蓋部材15a、15bの先端部側が外方に突出する方向に回動する(図16から図21)。すなわち、湾曲部12側のOリング119bの付勢力は、延出力よりも強く、処置具40、41が蓋部材15a、15bを押し上げても、Oリング119bは、拡張しない(蓋部材15a、15bが移動することはない)。しかし、先端面11b側のOリング119aの付勢力は、処置具40、41の延出力よりも弱く、処置具40、41が蓋部材15a、15bを押し上げると、Oリング119aは拡張し、蓋部材15a、15bの先端部11側は開放状態になる。したがって、処置具40、41は、ガイド溝17a、17bに従って軸方向に移動(進退)することができる。
蓋部材15a、15bは、その先端部側が一定量だけ回動すると、回動規制突起15Ya、15Ybが径方向開放溝13a、13bの突起当接面13Ya、13Ybに当接して、移動(開き角度)が規制される。つまり、蓋部材15a、15bは一定量以上の回動が規制される。このように、蓋部材15a、15bの最大開き角を設定すると、蓋部材15a、15bが不用意に開いて周囲(患者体内100)と干渉するおそれをなくすことができる。その他の構成、作用、効果は、第一の実施形態と同様であるので省略する。
なお、Oリング119bの代わりに、複数の同一仕様のOリング119aを用いて、湾曲部12側の付勢力を強くすることもでき、Oリング119bを別部材として製造するコストを下げることができる。
図22から図30は、本発明のさらに別の実施形態(第四の実施形態)を示している。本実施形態では、本体部10内に、中央孔部20及び周辺孔部30a、30bとは位置を異ならせて、後端面10cから径方向開放溝13a、13bにそれぞれ連通する操作ワイヤ用チューブ50a、50bが設けられている。径方向開放溝13a、13bには、本体部10の軸を含む平面に直交する回転ピン52a、52bに枢着された鉗子起上台53a、53bが収納されている。鉗子起上台53a、53bには、操作ワイヤ用チューブ50a、50bに挿入される起上台操作ワイヤ51a、51bの先端部が結合されている。鉗子起上台53a、53bは、周辺孔部30a、30bに挿通された処置具40、41を案内する凹面54a、54bを有し、中央部から湾曲部12側に向かって短手方向辺が短くなるように傾斜しており、起上台操作ワイヤ51a、51bを湾曲部12側に牽引すると、回転ピン52a、52bを中心にして回転し、処置具40、41の方向を変えることができる。
鉗子起上台53a、53bの凹面54a、54bによって案内された処置具40、41は、蓋部材15a、15bのガイド溝17a、17bに当接すると、ガイド溝17a、17bに従って本体部10の軸方向に案内される。鉗子起上台53a、53bの回転量(起上台操作ワイヤ51a、51bの牽引量)を調整することによって、処置具40、41の延出方向を容易に決定することができる。すなわち、処置具40、41を先端面11bから、軸線と平行な方向に延出させることも(図25、図26)、外方に向けて延出させて、蓋部材15a、15bのガイド溝17a、17bによって軸方向に突出させることも(図27から図30)できる。その他の構成、作用、効果は、第一の実施形態と同様であるので省略する。
以下に変形例について説明する。図32は、処置具40、41、42、及び43に代えて、内視鏡の挿入部140a、141a、142a、及び143aを周辺孔部30a、30b、30c、及び30dにそれぞれ挿入した例である。この例では、切開用高周波メス40b、把持鉗子41b、洗浄水送入吸引チューブ42b、及び高周波止血鉗子43bが、挿入部140a、141a、142a、及び143aに設けられた鉗子チャンネル140h、141h、142h、及び143hに挿入されている。挿入部140a、141a、142a、及び143aには、処置具40、41、42、及び43と同様に、観察光学系、照明光学系、送気送水系、湾曲部が設けられている。このように構成すると、既存の内視鏡を利用できるため製造コストを削減することができる。
また、図33に示すように、本体部10、立体視内視鏡21、並びに処置具40から43を一括して、または、選択的に操作することができる操作手段160を設けてもよい。さらに、立体視内視鏡21の観察光学系21a、並びに処置具40、41の観察光学系40c、41cからの画像を一括して、または、選択的に表示可能な画像表示装置183を設けてもよい。このように構成することによって、省スペース化が可能でコンパクトなシステムとなり、より少ない人数の術者によって効率的に治療を行うことができる。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
本発明の対象物内部処置装置の本体部の第一の実施形態を示す正面図である。 図1のII-II線に沿う断面図である。 図1、図2の本体部の斜視図である。 処置具及び内視鏡が挿入された状態を示す、図1に対応する断面図である。 処置具及び内視鏡が挿入された状態を示す、図3に対応する斜視図である。 処置具による処置状態の一例を示す、図1に対応する断面図である。 同図3に対応する斜視図である。 処置具による処置状態の別の一例を示す、図1に対応する断面図である。 同図3に対応する斜視図である。 本発明の対象物内部処置装置の本体部の第二の実施形態を示す斜視図である。 同第二の実施形態において処置具及び内視鏡が挿入された状態を示す、図10に対応する斜視図である。 同第二の実施形態の正面図である。 図12のXIII-XIII線に沿う断面図である。 図12の平面図である 本発明の対象物内部処置装置の本体部の第三の実施形態を示す斜視図である。 同第三の実施形態において処置具及び内視鏡が挿入された状態を示す断面図である。 同斜視図である。 同第三の実施形態において、処置具による処置状態の一例を示す、図16に対応する断面図である。 同斜視図である。 第三の実施形態において、処置具による処置状態の別の例を示す、図16に対応する断面図である。 同斜視図である。 本発明の対象物内部処置装置の本体部の第四の実施形態を示す正面図である。 図22のXXIII-XXIII線に沿う断面図である。 同第四の実施形態の本体部の斜視図である。 同第四の実施形態において処置具及び内視鏡が挿入された状態を示す、図23に対応する断面図である。 図25の状態の斜視図である。 同第四の実施形態において処置具を起上させた状態を示す、図23に対応する断面図である。 図27の状態の斜視図である。 第四の実施形態において、処置具による処置状態の一例を示す斜視図である。 図29の状態の断面図である。 本発明の実施形態に係る本体部、内視鏡、処置具と、本体部操作手段、内視鏡操作手段、処置具操作手段、画像表示装置との関係を示すブロック図である。 本発明の実施形態の変形例の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態の別の変形例における本体部、内視鏡、処置具と、操作手段、画像表示装置との関係を示すブロック図である。
符号の説明
10 本体部
10c 後端面
11 先端部
11a 接続面
11b 先端面(底面)
11c 側面
11d 円形端面
12 湾曲部
13a 13b 13c 13d 径方向開放溝
13Xa 13Xb 溝回動曲面
13Ya 13Yb 突起当接面
14a 14b 周方向開放溝
15a 15b 15c 15d 蓋部材
15Xa 15Xb 蓋部回動曲面
15Ya 15Yb 回動規制突起
16a 16b 16c 16d 面取り部
17a 17b 17c 17d ガイド溝
18a1 18b1 18a2 18b2 掛止溝
19a 19b 119a 119b Oリング
20 中央孔部
21 立体視内視鏡(内視鏡)
21a 観察光学系
21b 照明光学系
21c 送気送水系
30a 30b 30c 30d 周辺孔部
31a 31b 31c 31d 出口孔
40 41 42 43 処置具
40a 41a 42a 43a 可撓管部
40b 切開用高周波メス
40c 41c 42c 43c 観察光学系(観察手段)
40d 41d 42d 43d 照明光学系(照明手段)
40e 41e 42e 43e 送気送水系(送気送水手段)
41b 把持鉗子
42b 洗浄水送入吸引チューブ
43b 高周波止血鉗子
50a 50b 操作ワイヤ用チューブ
51a 51b 起上台操作ワイヤ
52a 52b 回転ピン
53a 53b 鉗子起上台
54a 54b 凹面
60 本体部操作手段
70 内視鏡操作手段
81 処置具操作手段
83 84 183 画像表示装置
100 患者体内(対象物)
110 病変部(対象部位)
140a 141a 142a 143a 挿入部
140h 141h 142h 143h 鉗子チャンネル
160 操作手段
200 対象物内部処置装置
300 対象物内部処置システム
X 回動支点

Claims (15)

  1. 対象物内部に導入される円筒状の本体部が、該対象物側先端部の底面の中央から前記本体部を貫通するように設けられ、対象部位を観察する内視鏡を挿入する中央孔部と、該中央孔部より径方向の外側に位置し前記本体部を貫通するように設けられ、前記対象部位を処置する処置具を挿入する少なくとも一つの周辺孔部と、を備え、
    上記本体部先端には、上記周辺孔部に連なる径方向に開放された溝が形成されていて、この径方向開放溝に径方向に移動可能に蓋部材が挿入され、この蓋部材を内方に移動付勢して支持する付勢部材が備えられていることを特徴とする対象物内部処置装置。
  2. 請求項1記載の対象物内部処置装置において、上記蓋部材は、その内面に処置具が通る断面半円形の溝が形成されている対象物内部処置装置。
  3. 請求項1または2記載の対象物内部処置装置において、上記付勢部材は、本体部の長さ方向に位置を異ならせて一対が備えられ、該一対の付勢部材は、先端部側に位置する付勢部材の内方への付勢力が、後方に位置する付勢部材の内方への付勢力より弱い対象物内部処置装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の対象物内部処置装置において、上記蓋部材は、その後部に回動支点を有する対象物内部処置装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載の対象物内部処置装置において、上記径方向開放溝内には、鉗子起上台が備えられている対象物内部処置装置。
  6. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の対象物内部処置装置において、上記付勢部材は、Oリングである対象物内部処置装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項記載の対象物内部処置装置と、
    前記対象物の外部において前記本体部を操作する本体部操作手段と、
    前記対象物の外部において前記内視鏡を操作する内視鏡操作手段と、
    前記対象物の外部において前記処置具を操作する処置具操作手段と、
    を備えることを特徴とする対象物内部処置システム。
  8. 請求項7記載の対象物内部処置システムにおいて、前記内視鏡による画像を表示するための画像表示装置を備える対象物内部処置システム。
  9. 請求項7または8記載の対象物内部処置システムにおいて、前記内視鏡は、対象部位を立体的に観察することができる立体視内視鏡である対象物内部処置システム。
  10. 請求項7ないし9のいずれか1項記載の対象物内部処置システムにおいて、前記処置具は、該処置具の先端付近を観察可能な観察手段を有する対象物内部処置システム。
  11. 請求項7ないし10のいずれか1項記載の対象物内部処置システムにおいて、前記処置具は、該処置具の先端付近を照明可能な照明手段を有する対象物内部処置システム。
  12. 請求項7ないし11のいずれか1項記載の対象物内部処置システムにおいて、前記処置具は、前記観察手段の先端を洗浄可能な送気送水手段を有する対象物内部処置システム。
  13. 請求項7ないし12のいずれか1項記載の対象物内部処置システムにおいて、前記処置具は、前記観察手段による画像を表示するための画像表示装置を備える対象物内部処置システム。
  14. 請求項7ないし13のいずれか1項記載の対象物内部処置システムにおいて、前記本体部は、湾曲自在な湾曲部を有する対象物内部処置システム。
  15. 請求項7ないし14のいずれか1項記載の対象物内部処置システムにおいて、前記処置具は、湾曲自在な湾曲部を有する対象物内部処置システム。
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