JP4591501B2 - 車載操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザが方向を指示するための方向指示操作手段と、前記方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生可能な力発生手段と、表示画面を表示手段に表示させる制御手段とを備えた車載操作装置および当該車載操作装置の操作支援方法に関する。
従来より、車室内において、ユーザがジョイスティックやトラックボールなどを操作することにより、車載ディスプレイの表示画面上でのボタンを選択可能とした車載操作装置がある。このものによれば、例えば表示画面上で選択可能なボタンがカーソルの上方向に配置されている場合であれば、ジョイスティックを前方向に傾動させたり、トラックボールを前方向に回転させたりし、カーソルを所望のボタン上に移動させることにより、所望のボタンを選択することができ、エアコンの温度を調整したり、オーディオ機器の音量を調整したり、電動ミラーの角度を調節したりするなどの所望の動作を行わせることができる。
ところで、この種の車載操作装置では、ユーザの操作性を高めるために、ジョイスティックやトラックボールの操作に対して反力や推力などの力を発生させ、ジョイスティックやトラックボールを適切な操作方向に案内する構成となっている。すなわち、例えば表示画面上で選択可能なボタンがカーソルの上方向に配置されている場合であれば、ジョイスティックの傾動方向を前方向に案内したり、トラックボールの回転方向を前方向に案内したりするように、反力や推力などの力を発生させ、ユーザに操作感(操作フィーリング)を付与する構成となっている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−189556号公報
ところで、このようにジョイスティックやトラックボールなどの操作に対して反力や推力などの力を発生させる構成は、表示画面の画面構成を示す画面構成データ、つまり、表示画面上でのボタンの位置を示すデータが予め車載操作装置の不揮発性メモリに記憶されているので、予め車載操作装置の不揮発性メモリに記憶されている画面構成データを読出すことにより可能となるものである。
その一方で、近年では、車室内においても、ブラウザを起動させることにより、サーバからインターネットを通じてWebページをダウンロードさせて車載ディスプレイに表示させたり、各種のアプリケーションソフトを起動させて車載ディスプレイに表示させたりすることが可能となっている。
さて、Webページやアプリケーションソフトの表示画面では、URLやボタンが記述されている場合がある。このような事情から、ユーザにおいては、Webページやアプリケーションソフトの表示画面上にURLやボタンが記述されている場合に、ジョイスティックやトラックボールなどを操作することにより、表示画面上に記述されている所望のURLや所望のボタンを選択して接続(リンク)することが考えられる。
しかしながら、Webページやアプリケーションソフトの表示画面の画面構成を示す画面構成データは、予め車載操作装置の不揮発性メモリに記憶されているものではないので、Webページやアプリケーションソフトの表示画面上でURLやボタンが記述されている位置を識別することは困難である。そのため、ジョイスティックやトラックボールなどを操作してWebページやアプリケーションソフトの表示画面上に記述されている所望のURLや所望のボタンを選択するときには、ジョイスティックやトラックボールなどの操作に対して反力や推力などの力を発生させることは困難であり、その結果、ユーザの操作性が低下するという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、方向指示操作手段を操作してWebページやアプリケーションソフトの表示画面上に記述されている所望の領域を選択するときに、方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生させることにより、ユーザに操作感を付与することができ、ユーザの操作性を高めることができる車載操作装置および操作支援方法を提供することにある。
請求項1に記載した車載操作装置によれば、画像解析手段は、表示画面の画像を解析し、制御手段は、表示手段の表示領域を画像解析手段による画像解析結果に基づいて複数のグリットに分割し、グリットカーソルを当該分割された複数のグリットのうちいずれかのグリット上に表示させる。そして、制御手段は、方向指示操作手段が操作されると、力発生手段により方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生させ、表示手段のグリットカーソルを方向指示操作手段の操作に応じて他のいずれかのグリット上に移動させる。
これにより、ユーザがWebページやアプリケーションソフトの表示画面上に記述されている例えば所望のURLや所望のボタンを選択するためにジョイスティックやトラックボールなどの方向指示操作手段を操作すると、表示手段のグリットカーソルが方向指示操作手段の操作に応じて他のいずれかのグリット上に移動されるように構成したので、所望のURLや所望のボタンが記述されているグリット上にグリットカーソルを移動させることにより、所望のURLや所望のボタンを選択することができる。
このとき、ユーザが方向指示操作手段を操作する際に、方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力が発生されるように構成したので、ユーザに操作感を付与することができ、ユーザの操作性を高めることができる。また、ユーザに操作感を付与することにより、ユーザにグリットカーソルの移動量や移動軌跡を知らせることをもでき、ユーザがブラインドタッチ感覚で方向指示操作手段を操作することができる。さらに、表示領域が表示画面の画像解析結果に基づいて複数のグリットに分割されるように構成したので、表示領域をURLやボタンの配置に応じた最適な形態で複数のグリットに分割することができ、これによっても、ユーザの操作性を高めることができる。
請求項2に記載した車載操作装置によれば、画像解析手段は、表示画面の画像に対して文字認識を行い、制御手段は、表示手段の表示領域を画像解析手段による文字認識結果に基づいて複数のグリットに分割する。これにより、表示画面に文字や文章が記述されている場合に、文字や文章を認識することにより、文字や文章を単位として表示領域を最適な形態で複数のグリットに分割することができ、ユーザが所望の文字や所望の文章を確実に選択することができる。
請求項3に記載した車載操作装置によれば、画像解析手段は、表示画面の画像に対して図形認識を行い、制御手段は、表示手段の表示領域を画像解析手段による図形認識結果に基づいて複数のグリットに分割する。これにより、表示画面に図面が記述されている場合に、図形を認識することにより、図形を単位として表示領域を最適な形態で複数のグリットに分割することができ、ユーザが所望の図形を確実に選択することができる。
以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明する。図1は、車載操作装置の構成を機能ブロック図により示している。車載操作装置1は、CPU2(本発明でいう制御手段)と、手動操作機器3と、通信機器4と、メインディスプレイ5(本発明でいう表示手段)と、サブディスプレイ6と、揮発性メモリ7と、不揮発性メモリ8と、画像解析部9(本発明でいう画像解析手段)とを備えて構成されている。
CPU2は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、制御プログラムを実行して装置全体の動作を制御する。手動操作機器3は、基本的には運転手が運転しながら操作可能となるように車室内の運転席の脇に設置されているもので、図2にも示すように、ジョイスティック10(本発明でいう方向指示操作手段)が筐体11から立設した構成となっている。ジョイスティック10は、下端部の球体部10aが360度の全ての方向に回転することにより、球体部10aを支点として360度の全ての方向に傾動可能となっている。手動操作機器3は、ジョイスティック10が傾動すると、その傾動方向(操作方向)や傾動角度(操作量)を操作検出信号としてCPU2に出力する。
筐体11の内部には、例えば複数の小型モータなどの部品が組合わされて構成される力発生機構12(本発明でいう力発生手段)が配設されている。力発生機構12は、CPU2から力発生信号が手動操作機器3に入力されると、ジョイスティック10の操作に対して反力や推力などの力を発生させる。また、ジョイスティック10の上端部には決定ボタン13が配設されていると共に、筐体11の上面部には拡大ボタン14と縮小ボタン15とが配設されている。手動操作機器3は、これら決定ボタン13、拡大ボタン14および縮小ボタン15のいずれかが操作されると、操作検出信号をCPU2に出力する。
通信機器4は、サーバ16からインターネット17を通じてWebページをダウンロードするもので、CPU2は、ブラウザを起動させることにより、サーバ16からWebページをインターネット17を通じて通信機器4にダウンロードさせ、ダウンロードされたWebページをメインディスプレイ5やサブディスプレイ6に表示させる。
メインディスプレイ5は、運転席のコックピット付近に設置されているもので、CPU2から表示指令信号が入力されると、表示画面を表示領域に表示する。このとき、運転手は、メインディスプレイ5が運転席のコックピット付近に設置されているので、メインディスプレイ5に表示されている表示画面を運転中に目視するためには、目線を移動する必要がある。
サブディスプレイ6は、上記したメインディスプレイ5の表示領域よりも小さい表示領域を有し、例えばハンドルの後方(奥側)のダッシュボード上に設置されているもので、CPU2から表示指令信号が入力されると、表示画面を表示領域に表示する。このとき、運転手は、サブディスプレイ6がハンドルの後方のダッシュボード上に設置されているので、サブディスプレイ6に表示されている表示画面を運転中に目視するためには、目線を移動する必要はない。
揮発性メモリ7は、サーバ16からインターネット17を通じて通信機器4にダウンロードされたWebページの画像を記憶する。不揮発性メモリ8は、車載操作装置1のアプリケーションソフトの表示画面の画面構成データを記憶可能に構成されているもので、CPU2から読出信号が入力されると、記憶されている画面構成データをCPU2に出力する。尚、ここでいう車載操作装置1のアプリケーションソフトとは、例えばエアコンの温度を調整したり、オーディオ機器の音量を調整したり、電動ミラーの角度を調節したりするためのものである。
画像解析部9は、CPU2から画像解析信号が入力されると、揮発性メモリ7に記憶されているWebページの画像を解析し、解析した結果を画像解析結果としてCPU2に出力する。
次に、上記した構成の作用について、図3ないし図8を参照して説明する。尚、ここでは、表示画面をメインディスプレイ5に表示する場合を前提と、
(1)メインディスプレイ5に表示させる表示画面が車載操作装置1のアプリケーションソフトである場合
(2)メインディスプレイ5に表示させる表示画面が車載操作装置1のアプリケーションソフトでない場合
について順次説明する。
(1)メインディスプレイ5に表示させる表示画面が車載操作装置1のアプリケーションソフトである場合
まず、「メインディスプレイ5に表示させる表示画面が車載操作装置1のアプリケーションソフトである場合」を説明する。
CPU2は、メインディスプレイ5に表示させる表示画面が車載操作装置1のアプリケーションソフトであるか否かを判定し(ステップS1)、メインディスプレイ5に表示させる表示画面が車載操作装置1のアプリケーションソフトであることを検出すると(ステップS1にて「YES」)、この場合は、車載操作装置1のアプリケーションソフトの表示画面の画面構成データが不揮発性メモリ8に記憶されているので、読出信号を不揮発性メモリ8に出力し、不揮発性メモリ8から該当する画面構成データを読出す(ステップS2)。
そして、CPU2は、これ以降、アプリケーションソフトの表示画面をメインディスプレイ5に表示させ、ジョイスティック10が操作されたことを検出すると、力発生信号を手動操作機器3に出力し、画面構成データに基づいて力発生機構12によりジョイスティック10の操作に対して反力や推力を発生させたり、反力や推力を解除したりする(ステップS3)。
(2)メインディスプレイ5に表示させる表示画面が車載操作装置1のアプリケーションソフトでない場合
次に、「メインディスプレイ5に表示させる表示画面が車載操作装置1のアプリケーションソフトでない場合」を説明する。
CPU2は、サーバ16からインターネット17を通じてWebページの画像が通信機器4にダウンロードされると、ダウンロードされたWebページの画像を揮発性メモリ7に記憶させる。さて、CPU2は、メインディスプレイ5に表示させる表示画面が車載操作装置1のアプリケーションソフトでないことを検出すると(ステップS1にて「NO」)、この場合は、次に説明する処理を行う。
すなわち、CPU2は、メインディスプレイ5に表示させる表示画面がブラウザ上で動作するアプリケーションソフトであるか否かを判定する(ステップS4)。ここで、CPU2は、メインディスプレイ5に表示させる表示画面がブラウザ上で動作するアプリケーションソフトであることを検出すると(ステップS4にて「YES」)、HTMLのタグを解析して画面情報を作成する(ステップS5)。
次いで、CPU2は、メインディスプレイ5に表示させる表示画面がJava(登録商標)やFlash(登録商標)などで記述されているアプリケーションソフトであるか否かを判定する(ステップS6)。そして、CPU2は、メインディスプレイ5に表示させる表示画面がJava(登録商標)やFlash(登録商標)などで記述されているアプリケーションソフトであることを検出すると(ステップS6にて「YES」)、アプリケーションソフトの領域の大きさをタグに基づいて解析し、先に作成された画面情報を詳細化する(ステップS7)。
次いで、CPU2は、ブラウザ上で動作するアプリケーションソフトの構造解析が可能であるか否かを判定する(ステップS8)。そして、CPU2は、ブラウザ上で動作するアプリケーションソフトの構造解析が可能であることを検出すると(ステップS8にて「YES」)、アプリケーションソフトの構造解析を行って先に作成された画面情報を詳細化し(ステップS9)、メインディスプレイ5の表示領域を画面情報に基づいて複数のグリットに分割する(ステップS10)。
これに対して、CPU2は、ブラウザ上で動作するアプリケーションソフトの構造解析が可能でないことを検出すると(ステップS8にて「NO」)、詳しくは後述する画像認識を行い(ステップS11)、メインディスプレイ5の表示領域を画像認識結果による画面情報に基づいて複数のグリットに分割する(ステップS10)。
また、CPU2は、ブラウザ上で動作するアプリケーションソフトでないことを検出する
と(ステップS4にて「NO」)、アプリケーションソフトの構造解析が可能であるか否かを判定する(ステップS12)。そして、CPU2は、アプリケーションソフトの構造解析が可能であることを検出すると(ステップS12にて「YES」)、アプリケーションソフトの構造解析を行って画面情報を作成し(ステップS13)、メインディスプレイ5の表示領域を画面情報に基づいて複数のグリットに分割する(ステップS10)。
これに対して、CPU2は、アプリケーションソフトの構造解析が可能でないことを検出すると(ステップS12にて「NO」)、このときも、詳しくは後述する画像認識を行い(ステップS14)、メインディスプレイ5の表示領域を画像認識結果による画面情報に基づいて複数のグリットに分割する(ステップS10)。
次に、CPU2が行う画像認識処理について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。CPU2は、画像認識処理に移行すると、画像解析信号を画像解析部9に出力し、揮発性メモリ7に記憶されているWebページの画像を解析する。まず、CPU2は、画像に文字領域が有るか否かを判定し(ステップS41)、画像に文字領域が有ることを検出すると(ステップS41にて「YES」)、文字認識を行って文字や文章を単位とするグリットを生成する(ステップS42)。
次いで、CPU2は、画像に特殊な文字列が有るか否かを判定し(ステップS43)、画像に特殊な文字列が有ることを検出すると(ステップS43にて「YES」)、特殊な文字列を単位とするグリットを生成する(ステップS44)。次いで、CPU2は、画像に図形領域が有るか否かを判定し(ステップS45)、画像に図形領域が有ることを検出すると(ステップS45にて「YES」)、図形認識を行って図形を単位とするグリットを生成し(ステップS46)、これに続いて色認識を行ってグリットを修正する(ステップS47)。
これにより、CPU2は、図6に示すように、メインディスプレイ5の表示領域を表示画面の文字や図形を単位として複数のグリットに分割することが可能となる。そして、これ以降、CPU2は、表示指令信号をメインディスプレイ5に出力し、サーバ16からダウンロードされたWebページをメインディスプレイ5に表示させると共に、グリットカーソル(図6中、P参照)をいずれかのグリット上に表示させる(ステップS15)。具体的に説明すると、CPU2は、グリットカーソル(図6中、P参照)を例えば「速報 ○○さんが記者会見」という文章が記述されているグリット上に表示させる。そして、CPU2は、手動操作機器3から操作検出信号が入力されるのを待機する(ステップS16)。
CPU2は、ユーザがジョイスティック10を操作したことにより手動操作機器3から操作検出信号が入力されると(ステップS16にて「YES」)、入力された操作検出信号を解析し(ステップS17)、ジョイスティック10が操作されたことを検出する(ステップS18にて「YES」)。
このとき、CPU2は、ジョイスティック10が操作されたことを検出したことにより、力発生信号を手動操作機器3に出力し、力発生機構12によりジョイスティック10の操作に対して反力や推力を発生させる(ステップS19)。具体的に説明すると、CPU2は、ジョイスティック10の傾動方向が左方向であれば、ジョイスティック10の左方向への傾動に対して反力や推力を発生させ、また、ジョイスティック10の傾動方向が後方向であれば、ジョイスティック10の後方向への傾動に対して反力や推力を発生させる。
次いで、CPU2は、表示指令信号をメインディスプレイ5に出力し、グリットカーソルをジョイスティック10の操作方向に応じて移動させる(ステップS20)。具体的に説明すると、CPU2は、ジョイスティック10の傾動方向が左方向であれば、グリットカーソルを左方向のグリット上に移動させ、また、ジョイスティック10の傾動方向が後方向であれば、グリットカーソルを後方向のグリット上に移動させる。
そして、CPU2は、グリットカーソルを移動させた直後に反力や推力を解除し(ステップS21)、上記したステップS16に戻り、手動操作機器3から操作検出信号が入力されるのを再度待機する。これにより、ユーザは、ジョイスティック10を操作したときに、反力や推力が発生されたことにより、操作感を感じることができる。
次に、ユーザは、このようにしてグリットカーソルを所望のリンク先(文字や図形)が記述されているグリット上に移動させると、そのグリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定するために、決定ボタン13の操作を行うことになる。CPU2は、ユーザが決定ボタン13を操作したことにより手動操作機器3から操作検出信号が入力されると(ステップS16にて「YES」)、入力された操作検出信号を解析し(ステップS17)、決定ボタン13が操作されたことを検出する(ステップS22にて「YES」)。
次いで、CPU2は、グリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定可能であるか否かを判定する(ステップS23)。ここで、CPU2は、グリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定可能であれば(ステップS23にて「YES」)、グリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定し、選択グリットとして決定されたグリット内に記述されているリンク先に接続する処理を行う(ステップS24)。これにより、ユーザは、これ以降、所望のリンク先のWebページをダウンロードさせて閲覧することができる。
具体的に説明すると、ユーザは、図6に示すように、グリットカーソルが例えば「速報 ○○さんが記者会見」という文章が記述されているグリット上に位置しているときに、ジョイスティック10を左方向に操作することにより、図7に示すように、グリットカーソルを「社会」という文字が記述されているグリット上に移動させることができ、これに続いて決定ボタン13を操作することにより、「社会」に関する内容のWebページをダウンロードさせて閲覧することができる。
また、ユーザは、図6に示すように、グリットカーソルが例えば「速報 ○○さんが記者会見」という文章が記述されているグリット上に位置しているときに、ジョイスティック10を後方向に操作することにより、図8に示すように、グリットカーソルを図形(写真画像)が記述されているグリット上に移動させることができ、これに続いて決定ボタン13を操作することにより、例えば該当する図形を拡大して閲覧することができる。
以上に説明した一連の処理により、ユーザは、サーバ16からダウンロードされてメインディスプレイ5に表示されたWebページにリンク先が記述されている場合に、ジョイスティック10を操作してグリットカーソルを所望のリンク先が記述されているグリット上に移動させることにより、所望のリンク先に接続することができ、所望のWebページをダウンロードさせて閲覧することができる。このとき、ユーザは、ジョイスティック10を操作するときに、反力や推力が発生されることにより、操作感を感じることができる。
ところで、ユーザが拡大ボタン14を操作したときには、CPU2は、ユーザが拡大ボタン14を操作したことにより手動操作機器3から操作検出信号が入力されると(ステップS16にて「YES」)、入力された操作検出信号を解析し(ステップS17)、拡大ボタン14が操作されたことを検出する(ステップS25にて「YES」)。次いで、CPU2は、グリットカーソルが位置しているグリットを拡大可能であるか否かを判定し(ステップS26)、拡大可能であれば(ステップS26にて「YES」)、メインディスプレイ5の表示領域をグリットのサイズを小さくして複数のグリットに再分割し(ステップS27)、グリットカーソルをいずれかのグリット上に表示させ(ステップS28)、上記したステップS16に戻り、手動操作機器3から操作検出信号が入力されるのを再度待機する。
また、ユーザが縮小ボタン15を操作したときには、CPU2は、ユーザが縮小ボタン15を操作したことにより手動操作機器3から操作検出信号が入力されると(ステップS16にて「YES」)、入力された操作検出信号を解析し(ステップS17)、縮小ボタン15が操作されたことを検出する(ステップS29にて「YES」)。次いで、CPU2は、グリットカーソルが位置しているグリットを縮小可能であるか否かを判定し(ステップS30)、縮小可能であれば(ステップS30にて「YES」)、メインディスプレイ5の表示領域をグリットのサイズを大きくして複数のグリットに再分割し(ステップS31)、グリットカーソルをいずれかのグリット上に表示させ(ステップS32)、上記したステップS16に戻り、手動操作機器3から操作検出信号が入力されるのを再度待機する。
つまり、CPU2は、画面情報を階層で管理しており、画面情報を作成可能な階層が下位にあることを条件として、グリットカーソルが位置しているグリットを拡大することになり、これに対して、画面情報を作成可能な階層が上位にあることを条件として、グリットカーソルが位置しているグリットを縮小することになる。
ところで、以上は、表示画面をメインディスプレイ5に表示する場合を前提として説明したものであるが、表示画面をサブディスプレイ6に表示する場合も、これと同様の処理を行うものであり、この場合であれば、運転しながら目線を移動することなく、所望のURLや所望のボタンを選択することができる。
以上に説明したように本実施例によれば、車載操作装置1において、サーバ16からダウンロードされたWebページの表示画面を画像解析し、メインディスプレイ5を複数のグリットに分割してWebページの表示画面をメインディスプレイ5に表示し、ジョイスティック10を操作すると、グリットカーソルが移動されるように構成したので、所望のURLが記述されているグリット上にグリットカーソルを移動させることにより、所望のURLを選択することができる。
このとき、ユーザがジョイスティック10を操作する際に、ジョイスティック10の操作に対して反力や推力などの力が発生されるように構成したので、ユーザに操作感を付与することができ、ユーザの操作性を高めることができる。また、ユーザに操作感を付与することにより、ユーザにグリットカーソルの移動量を知らせることをもできるので、ユーザがブラインドタッチ感覚でジョイスティック10を操作することができる。さらに、メインディスプレイ5の表示領域が表示画面の画像解析結果に基づいて複数のグリットに分割されるように構成したので、表示領域をURLやボタンの配置に応じた最適な形態で複数のグリットに分割することができ、これによっても、ユーザの操作性を高めることができる。
本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
方向指示操作手段は、ジョイスティックに限らず、トラックボールなどの他のものであっても良い。
手動操作機器に制御回路(CPU)を持たせることにより、CPUと手動操作機器の制御回路とが連携して力発生機構における反力や推力の発生を制御する構成であっても良い。
グリットの形状は、矩形に限らず、三角形や六角形や円形であっても良い。 ジョイスティックを中心に引戻す力を発生させる場合に適用しても良い。
表示領域を単語単位や文節単位に基づいてグリットに分割する構成であっても良い。また、拡大ボタンや縮小ボタンを操作することにより、文字単位、単語単位、文節単位、文章単位で切替えてグリットに分割する構成であっても良い。
本発明の一実施例を示す機能ブロック図 手動操作機器の外観斜視図 フローチャート 図3相当図 図3相当図 メインディスプレイの表示領域が複数のグリットに分割された一例を示す図 グリットカーソルが移動された態様の例を示す図 グリットカーソルが移動された態様の他の例を示す図
符号の説明
図面中、1は車載操作装置、2はCPU(制御手段)、5はメインディスプレイ(表示手段)、9は画像解析部(画像解析手段)、10はジョイスティック(方向指示操作手段)、12は力発生機構(力発生手段)である。

Claims (4)

  1. ユーザが方向を指示するために操作する方向指示操作手段と、
    前記方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生可能な力発生手段と、
    表示画面を表示手段に表示させる制御手段とを備えた車載操作装置であって、
    前記表示画面の構造解析が可能でない場合に、該表示画面の画像を解析する画像解析手段を備え、
    前記制御手段は、前記表示手段の表示領域を前記画像解析手段による画像解結果に基づいて複数のグリットに分割し、グリットカーソルを当該分割された複数のグリットのうちいずれかのグリット上に表示させ、前記方向指示操作手段が操作されたときに、前記力発生手段により前記方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生させ、前記表示手段のグリットカーソルを前記方向指示操作手段の操作に応じて他のいずれかのグリット上に移動させることを特徴とする車載操作装置。
  2. 請求項1に記載した車載操作装置において、前記画像解析手段は、表示画面の画像に対して文字認識を行い、前記制御手段は、前記表示手段の表示領域を前記画像解析手段による文字認識結果に基づいて複数のグリットに分割することを特徴とする車載操作装置。
  3. 請求項1または2に記載した車載操作装置において、前記画像解析手段は、表示画面の画像に対して図形認識を行い、前記制御手段は、前記表示手段の表示領域を前記画像解析手段による図形認識結果に基づいて複数のグリットに分割することを特徴とする車載操作装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載した車載操作装置において、前記画像解析手段は、表示画面の画像に対して色認識を行い、前記制御手段は、前記表示手段の表示領域を前記画像解析手段による色認識結果に基づいて複数のグリットに分割することを特徴とする車載操作装置。
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