JP4122958B2 - 車載操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザが方向を指示するための方向指示操作手段と、前記方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生可能な力発生手段と、表示画面を表示手段に表示させる制御手段とを備えた車載操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車室内において、ユーザがジョイスティックやトラックボールなどを操作することにより、車載ディスプレイの表示画面上でのボタンを選択可能とした車載操作装置がある。このものによれば、例えば表示画面上で選択可能なボタンがカーソルの上方向に配置されている場合であれば、ジョイスティックを前方向に傾動させたり、トラックボールを前方向に回転させたりし、カーソルを所望のボタン上に移動させることにより、所望のボタンを選択することができ、エアコンの温度を調整したり、オーディオ機器の音量を調整したり、電動ミラーの角度を調節したりするなどの所望の動作を行わせることができる。
【0003】
ところで、この種の車載操作装置では、ユーザの操作性を高めるために、ジョイスティックやトラックボールの操作に対して反力や推力などの力を発生させ、ジョイスティックやトラックボールを適切な操作方向に案内する構成となっている。すなわち、例えば表示画面上で選択可能なボタンがカーソルの上方向に配置されている場合であれば、ジョイスティックの傾動方向を前方向に案内したり、トラックボールの回転方向を前方向に案内したりするように、反力や推力などの力を発生させ、ユーザに操作感(操作フィーリング)を付与する構成となっている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−189556号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようにジョイスティックやトラックボールなどの操作に対して反力や推力などの力を発生させる構成は、表示画面の画面構成を示すデータ、つまり、表示画面上でのボタンの位置を示すデータが予め車載操作装置の不揮発性メモリに記憶されているので、予め車載操作装置の不揮発性メモリに記憶されているデータを読出すことにより可能となるものである。
【0006】
その一方で、近年では、車室内においても、ブラウザを起動させることにより、サーバからインターネットを通じてWebページをダウンロードさせて車載ディスプレイに表示させたり、各種のアプリケーションソフトを起動させて車載ディスプレイに表示させたりすることが可能となっている。
【0007】
さて、Webページやアプリケーションソフトの表示画面では、URLやボタンが記述されている場合がある。このような事情から、ユーザにおいては、Webページやアプリケーションソフトの表示画面上にURLやボタンが記述されている場合に、ジョイスティックやトラックボールなどを操作することにより、表示画面上に記述されている所望のURLや所望のボタンを選択して接続(リンク)することが考えられる。
【0008】
しかしながら、Webページやアプリケーションソフトの表示画面の画面構成を示すデータは、予め車載操作装置の不揮発性メモリに記憶されているものではないので、Webページやアプリケーションソフトの表示画面上でURLやボタンが記述されている位置を識別することは困難である。そのため、ジョイスティックやトラックボールなどを操作してWebページやアプリケーションソフトの表示画面上に記述されている所望のURLや所望のボタンを選択するときには、ジョイスティックやトラックボールなどの操作に対して反力や推力などの力を発生させることは困難であり、その結果、ユーザの操作性が低下するという問題がある。
【0009】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、方向指示操作手段を操作してWebページやアプリケーションソフトの表示画面上に記述されている所望の領域を選択するときに、方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生させることにより、ユーザに操作感を付与することができ、ユーザの操作性を高めることができる車載操作装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した車載操作装置によれば、制御手段は、表示手段の表示領域を複数のグリットに分割し、グリットカーソルを当該分割された複数のグリットのうちいずれかのグリット上に表示させる。そして、制御手段は、方向指示操作手段が操作されると、力発生手段により方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生させ、表示手段のグリットカーソルを方向指示操作手段の操作に応じて他のいずれかのグリット上に移動させる。
【0011】
これにより、ユーザがWebページやアプリケーションソフトの表示画面上に記述されている例えば所望のURLや所望のボタンを選択するためにジョイスティックやトラックボールなどの方向指示操作手段を操作すると、表示手段のグリットカーソルが方向指示操作手段の操作に応じて他のいずれかのグリット上に移動されるように構成したので、所望のURLや所望のボタンが記述されているグリット上にグリットカーソルを移動させることにより、所望のURLや所望のボタンを選択することができる。
【0012】
このとき、ユーザが方向指示操作手段を操作する際に、方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力が発生されるように構成したので、ユーザに操作感を付与することができ、ユーザの操作性を高めることができる。また、ユーザに操作感を付与することにより、ユーザにグリットカーソルの移動量や移動軌跡を知らせることをもでき、ユーザがブラインドタッチ感覚で方向指示操作手段を操作することができる。
また、制御手段は、拡大ボタンが操作されると、グリットのサイズを小さく変更して表示手段の表示領域を複数のグリットに再分割し、グリットカーソルを当該再分割された複数のグリットのうちいずれかのグリット上に表示させる。これにより、拡大ボタンを操作してグリットのサイズを小さく変更することにより、1個のグリットあたりのユーザが選択する範囲を拡大することができる。また、方向指示操作手段の1回の操作あたりのグリットカーソルの移動量を小さくすることができる。
さらに、グリットカーソル内に例えば複数のURLや複数のボタンが記述されている場合であっても、拡大ボタンを操作してグリットのサイズを小さく変更することにより、複数のURLや複数のボタンのうちからいずれかの所望のURLや所望のボタンを適切に選択することができ、ユーザの操作性をより高めることができる。
請求項2に記載した車載操作装置によれば、制御手段は、縮小ボタンが操作されると、グリットのサイズを大きく変更して表示手段の表示領域を複数のグリットに再分割し、グリットカーソルを当該再分割された複数のグリットのうちいずれかのグリット上に表示させる。これにより、縮小ボタンを操作してグリットのサイズを大きく変更することにより、1個のグリットあたりのユーザが選択する範囲を縮小することができる。また、方向指示操作手段の1回の操作あたりのグリットカーソルの移動量を大きくすることができる。
【0013】
請求項に記載した車載操作装置によれば、制御手段は、表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面と略同一の表示画面を、表示手段の表示領域よりも小さい表示領域を有して運転手が運転するときの目線と略一致する位置に設置可能な他の表示手段に表示させる。これにより、ユーザが運転中に目線を移動することなく表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面、つまり、表示手段の表示画面で選択している範囲を目視することができる。
【0014】
請求項に記載した車載操作装置によれば、制御手段は、他の表示手段の表示領域を複数のグリットに分割し、グリットカーソルを当該分割された複数のグリットのうちいずれかのグリット上に表示させる。そして、制御手段は、方向指示操作手段が操作されると、力発生手段により方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生させ、他の表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面を方向指示操作手段の操作に応じて変更させる。
【0016】
請求項に記載した車載操作装置によれば、制御手段は、方向指示操作手段が操作されると、他の表示手段のグリットカーソルを方向指示操作手段の操作に応じて他のいずれかのグリット上に移動させることにより、他の表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面を方向指示操作手段の操作に応じて変更させる。これにより、他の表示手段のグリットカーソルを移動させることにより、ユーザに所望のグリットを選択させることができ、そのグリット内に記述されている所望のURLや所望のボタンを選択させることができる。
【0017】
請求項に記載した車載操作装置によれば、制御手段は、方向指示操作手段が操作されると、他の表示手段のグリットカーソルを移動させることなく、他の表示手段の表示画面を方向指示操作手段の操作に応じて変更させることにより、他の表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面を方向指示操作手段の操作に応じて変更させる。これにより、他の表示手段のグリットカーソルを移動させることなく、他の表示手段の表示画面を変更させることにより、ユーザに所望のグリットを選択させることができ、そのグリット内に記述されている所望のURLや所望のボタンを選択させることができる。
【0018】
請求項に記載した車載操作装置によれば、制御手段は、方向指示操作手段が操作されると、他の表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面を方向指示操作手段の操作に応じて変更させると同時に、表示手段のグリットカーソルを方向指示操作手段の操作に応じて移動させることにより、他の表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面と表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面とを整合する。これにより、他の表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面と、表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面とを同一にすることができ、操作性をより高めることができる。
【0022】
請求項に記載した車載操作装置によれば、制御手段は、複数のグリットの各々の一部が重複するように、表示手段の表示領域や他の表示手段の表示領域を複数のグリットに分割する。これにより、所望のURLや所望のボタンがグリットの境界に記述されている場合であっても、所望のURLや所望のボタンを適切に選択することができ、ユーザの操作性をより高めることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明する。図1は、車載操作装置の構成を機能ブロック図により示している。車載操作装置1は、CPU2(本発明でいう制御手段)と、手動操作機器3と、通信機器4と、メインディスプレイ5(本発明でいう表示手段)と、サブディスプレイ6(本発明でいう他の表示手段)と、揮発性メモリ7と、不揮発性メモリ8と、画像解析部9とを備えて構成されている。
【0024】
CPU2は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、制御プログラムを実行して装置全体の動作を制御する。手動操作機器3は、基本的には運転手が運転しながら操作可能となるように車室内の運転席の脇に設置されているもので、図2にも示すように、ジョイスティック10(本発明でいう方向指示操作手段)が筐体11から立設した構成となっている。ジョイスティック10は、下端部の球体部10aが360度の全ての方向に回転することにより、球体部10aを支点として360度の全ての方向に傾動可能となっている。手動操作機器3は、ジョイスティック10が傾動すると、その傾動方向(操作方向)や傾動角度(操作量)を操作検出信号としてCPU2に出力する。
【0025】
筐体11の内部には、例えば複数の小型モータなどの部品が組合わされて構成される力発生機構12(本発明でいう力発生手段)が配設されている。力発生機構12は、CPU2から力発生信号が手動操作機器3に入力されると、ジョイスティック10の操作に対して反力や推力などの力を発生させる。また、ジョイスティック10の上端部には決定ボタン13が配設されていると共に、筐体11の上面部には拡大ボタン14と縮小ボタン15とが配設されている。手動操作機器3は、これら決定ボタン13、拡大ボタン14および縮小ボタン15のいずれかが操作されると、操作検出信号をCPU2に出力する。
【0026】
通信機器4は、サーバ16からインターネット17を通じてWebページをダウンロードするもので、CPU2は、ブラウザを起動させることにより、サーバ16からWebページをインターネット17を通じて通信機器4にダウンロードさせ、ダウンロードされたWebページをメインディスプレイ5やサブディスプレイ6に表示させる。
【0027】
メインディスプレイ5は、運転席のコックピット付近に設置されているもので、CPU2から表示指令信号が入力されると、表示画面を表示領域に表示する。このとき、運転手は、メインディスプレイ5が運転席のコックピット付近に設置されているので、メインディスプレイ5に表示されている表示画面を運転中に目視するためには、目線を移動する必要がある。
【0028】
サブディスプレイ6は、上記したメインディスプレイ5の表示領域よりも小さい表示領域を有し、例えばハンドルの後方(奥側)のダッシュボード上に設置されているもので、CPU2から表示指令信号が入力されると、表示画面を表示領域に表示する。このとき、運転手は、サブディスプレイ6がハンドルの後方のダッシュボード上に設置されているので、サブディスプレイ6に表示されている表示画面を運転中に目視するためには、目線を移動する必要はない。
【0029】
次に、上記した構成の作用について、図3ないし図18を参照して説明する。ここでは、サーバ16からインターネット17を通じて通信機器4にダウンロードされたWebページを表示する場合として、
(1)Webページをメインディスプレイ5のみに表示する場合
(2)Webページをメインディスプレイ5およびサブディスプレイ6の双方に表示する場合
の各々について順次説明する。尚、CPU2は、Webページをメインディスプレイ5のみに表示するか、または、Webページをメインディスプレイ5およびサブディスプレイ6の双方に表示するかを、例えば初期設定やユーザの操作に基づいて決定する。
【0030】
(1)Webページをメインディスプレイ5のみに表示する場合
まず、「Webページをメインディスプレイ5のみに表示する場合」について、図3ないし図18を参照して説明する。ここでは、
(1−1)拡大ボタン14や縮小ボタン15の操作を伴わない場合
(1−2)拡大ボタン14や縮小ボタン15の操作を伴う場合
の各々について順次説明する。
【0031】
(1−1)拡大ボタン14や縮小ボタン15の操作を伴わない場合
まず、「拡大ボタン14や縮小ボタン15の操作を伴わない場合」について、図3および図4を参照して説明する。CPU2は、サーバ16からダウンロードされたWebページを表示するためのトリガ(例えばユーザの操作やタイマのカウントアップなど)を検出すると、画面情報を作成してメインディスプレイ5の表示領域を複数のグリットに分割する(ステップS1)。具体的に説明すると、CPU2は、図4(a)に示すように、メインディスプレイ5の表示領域を縦3行×横3列の9個のグリットA〜グリットIに分割する。尚、CPU2は、メインディスプレイ5の表示領域を分割するグリットの数を、例えば初期設定やユーザの操作に基づいて決定する。
【0032】
次いで、CPU2は、表示指令信号をメインディスプレイ5に出力し、サーバ16からダウンロードされたWebページをメインディスプレイ5に表示させると共に、グリットカーソルをいずれかのグリット上に表示させる(ステップS2)。具体的に説明すると、CPU2は、グリットカーソル(図4中、P参照)を例えば9個のグリットA〜グリッドIのうち中心に位置するグリットE上に表示させる。そして、CPU2は、手動操作機器3から操作検出信号が入力されるのを待機する(ステップS3)。
【0033】
ここで、サーバ16からダウンロードされたWebページ、つまり、メインディスプレイ5に表示されているWebページに、それぞれURL:LinkA、URL:LinkB、URL:LinkCというようにリンク先A、リンク先B、リンク先Cが記述されていると仮定する。尚、ここでいうURL:LinkA、URL:LinkB、URL:LinkCは、それぞれ、
「http://www.○○○○○・・・(○は英字や数字)」
として記述されるものである。
【0034】
さて、ユーザがリンク先A〜リンク先Cのうち所望のリンク先としてリンク先Aを選択する場合を考える。ユーザは、リンク先Aを選択するためには、グリットカーソルを上方向に移動させる必要があるので、グリットカーソルを上方向に移動させるために、ジョイスティック10を前方向に傾動させる操作を行うことになる。CPU2は、ユーザがジョイスティック10を前方向に傾動させたことにより手動操作機器3から操作検出信号が入力されると(ステップS3にて「YES」)、入力された操作検出信号を解析し(ステップS4)、ジョイスティック10が前方向に操作されたことを検出する(ステップS5にて「YES」)。
【0035】
このとき、CPU2は、ジョイスティック10が前方向に操作されたことを検出したことにより、力発生信号を手動操作機器3に出力し、力発生機構12によりジョイスティック10の操作に対して反力や推力を発生させる(ステップS6)。具体的に説明すると、CPU2は、ジョイスティック10の傾動方向が前方向であるので、ジョイスティック10の前方向への傾動に対して反力や推力を発生させる。
【0036】
次いで、CPU2は、表示指令信号をメインディスプレイ5に出力し、グリットカーソルをジョイスティック10の操作方向に応じて移動させる(ステップS7)。具体的に説明すると、CPU2は、ジョイスティック10の傾動方向が前方向であるので、図4(b)に示すように、グリットカーソルを上方向のグリット上に移動させ、つまり、グリットカーソルをグリットE上からグリットB上に移動させる。
【0037】
そして、CPU2は、グリットカーソルを移動させた直後に反力や推力を解除し(ステップS8)、上記したステップS3に戻り、手動操作機器3から操作検出信号が入力されるのを再度待機する。これにより、ユーザは、ジョイスティック10を前方向に操作したときに、反力や推力が発生されたことにより、操作感を感じることができる。
【0038】
次に、ユーザは、リンク先Aを選択するためには、グリットカーソルを右方向に移動させる必要があるので、グリットカーソルを右方向に移動させるために、ジョイスティック10を右方向に傾動させる操作を行うことになる。このときも、CPU2は、上記した処理と同様の処理を行う。すなわち、CPU2は、ユーザがジョイスティック10を右方向に傾動させたことにより手動操作機器3から操作検出信号が入力されると、入力された操作検出信号を解析し、ジョイスティック10が右方向に操作されたことを検出する。
【0039】
このときも、CPU2は、ジョイスティック10が右方向に操作されたことを検出したことにより、力発生信号を手動操作機器3に出力し、力発生機構12によりジョイスティック10の右方向への操作に対して反力や推力を発生させる。次いで、CPU2は、表示指令信号をメインディスプレイ5に出力し、図4(c)に示すように、グリットカーソルを右方向のグリット上に移動させ、つまり、グリットカーソルをグリットB上からグリットC上に移動させ、グリットカーソルを移動させた直後に反力や推力を解除する。これにより、ユーザは、ジョイスティック10を右方向に操作したときにも、反力や推力が発生されたことにより、操作感を感じることができる。
【0040】
そして、ユーザは、このようにしてグリットカーソルを所望のリンク先Aが記述されているグリット(ここでは、グリットC)上に移動させると、そのグリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定するために、決定ボタン13の操作を行うことになる。CPU2は、ユーザが決定ボタン13を操作したことにより手動操作機器3から操作検出信号が入力されると(ステップS3にて「YES」)、入力された操作検出信号を解析し(ステップS4)、決定ボタン13が操作されたことを検出する(ステップS9にて「YES」)。
【0041】
次いで、CPU2は、グリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定可能であるか否かを判定する(ステップS10)。ここで、CPU2は、グリットカーソルが位置しているグリット内に1つのリンク先が記述されているときには、グリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定可能であると判定し、これに対して、グリットカーソルが位置しているグリット内にリンク先が記述されていないとき、または、グリットカーソルが位置しているグリット内に複数のリンク先が記述されているときには、グリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定可能でないと判定する。
【0042】
ここでは、CPU2は、グリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定可能であると判定し(ステップS10にて「YES」)、グリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定し、選択グリットとして決定されたグリット内に記述されているリンク先Aに接続する処理を行う(ステップS11)。これにより、ユーザは、これ以降、リンク先AのWebページをダウンロードさせて閲覧することができる。
【0043】
以上に説明した一連の処理により、ユーザは、サーバ16からダウンロードされてメインディスプレイ5に表示されたWebページにリンク先が記述されている場合に、ジョイスティック10を操作してグリットカーソルを所望のリンク先が記述されているグリット上に移動させることにより、所望のリンク先に接続することができ、所望のWebページをダウンロードさせて閲覧することができる。このとき、ユーザは、ジョイスティック10を操作するときに、反力や推力が発生されることにより、操作感を感じることができる。
【0044】
(1−2)拡大ボタンや縮小ボタンの操作を伴う場合
次に、「拡大ボタンや縮小ボタンの操作を伴う場合」について、図5を参照して説明する。さて、ここでは、ユーザがリンク先A〜リンク先Cのうち所望のリンク先としてリンク先Bを選択する場合を考える。ユーザは、リンク先Bを選択するためには、グリットカーソルを左方向に移動させる必要があるので、グリットカーソルを左方向に移動させるために、ジョイスティック10を左方向に傾動させる操作を行うことになる。CPU2は、ユーザがジョイスティック10を左方向に傾動させたことにより手動操作機器3から操作検出信号が入力されると、入力された操作検出信号を解析し、ジョイスティック10が左方向に操作されたことを検出する。
【0045】
このときも、CPU2は、ジョイスティック10が左方向に操作されたことを検出したことにより、力発生信号を手動操作機器3に出力し、力発生機構12によりジョイスティック10の操作に対して反力や推力を発生させる。具体的に説明すると、CPU2は、ジョイスティック10の傾動方向が左方向であるので、ジョイスティック10の左方向への傾動に対して反力や推力を発生させる。
【0046】
そして、CPU2は、表示指令信号をメインディスプレイ5に出力し、図5(b)に示すように、グリットカーソルを左方向のグリット上に移動させ、つまり、グリットカーソルをグリットE上からグリットD上に移動させ、グリットカーソルを移動させた直後に反力や推力を解除する。これにより、ユーザは、ジョイスティック10を左方向に操作したときにも、反力や推力が発生されたことにより、操作感を感じることができる。
【0047】
次に、ユーザは、ここでは、グリットカーソルが位置しているグリット(ここでは、グリットD)にリンク先Bとリンク先Cとの2つのURLが記述されているので、上記した理由により、グリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定することができないので、リンク先Bを選択するために、拡大ボタン14の操作を行うことになる。CPU2は、ユーザが拡大ボタン14を操作したことにより手動操作機器3から操作検出信号が入力されると(ステップS3にて「YES」)、入力された操作検出信号を解析し(ステップS4)、拡大ボタン14が操作されたことを検出する(ステップS12にて「YES」)。
【0048】
次いで、CPU2は、グリットカーソルが位置しているグリットを拡大可能であるか否かを判定し(ステップS13)、拡大可能であれば(ステップS13にて「YES」)、メインディスプレイ5の表示領域をグリットのサイズを小さくして複数のグリットに再分割する(ステップS14)。具体的に説明すると、CPU2は、図5(c)に示すように、グリットA〜グリットIの各々を縦2行×横2列の4個のグリットA1、B1、C1・・・I1〜グリットA4、B4、C4・・・I4に再分割する。換言すれば、CPU2は、メインディスプレイ5の表示領域を縦6行×横6列の36個のグリットに再分割する。
【0049】
次いで、CPU2は、表示指令信号をメインディスプレイ5に出力し、グリットカーソルをいずれかのグリット上に表示させる(ステップS15)。具体的に説明すると、CPU2は、グリットカーソルをグリットDが再分割された4個のグリットD1〜グリッドD4のうち左上に位置するグリットD1上に表示させる。
【0050】
そして、ユーザは、このようにしてグリットカーソルを所望のリンク先Bが記述されているグリット(ここでは、グリットD1)上に移動させると、そのグリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定するために、決定ボタン13の操作を行うことになる。このときも、CPU2は、上記した処理と同様の処理を行う。すなわち、CPU2は、ユーザが決定ボタン13を操作したことにより手動操作機器3から操作検出信号が入力されると、入力された操作検出信号を解析し、決定ボタン13が操作されたことを検出する。
【0051】
次いで、CPU2は、グリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定可能であるか否かを判定し、選択グリットとして決定可能であれば、グリットカーソルが位置しているグリットを選択グリットとして決定し、選択グリットとして決定されたグリット内に記述されているリンク先Bに接続する処理を行う。これにより、ユーザは、これ以降、リンク先BのWebページをダウンロードさせて閲覧することができる。
【0052】
以上に説明した一連の処理により、ユーザは、サーバ16からダウンロードされてメインディスプレイ5に表示されたWebページにリンク先が記述されている場合に、ジョイスティック10や拡大ボタン14を操作してグリットカーソルを所望のリンク先が記述されているグリット上に移動させることにより、所望のリンク先に接続することができ、所望のWebページをダウンロードさせて閲覧することができる。このときも、ユーザは、ジョイスティック10を操作するときに、反力や推力が発生されることにより、操作感を感じることができる。
【0053】
ところで、以上に説明したものでは、CPU2は、拡大ボタン14が操作されたことを検出すると、メインディスプレイ5の表示領域をグリットのサイズを小さくして複数のグリットに再分割するものであるが、グリットカーソルが位置しているグリットに2つのURLが記述されているときに、決定ボタン13が操作されたことを検出すると、自動的にメインディスプレイ5の表示領域をグリットのサイズを小さくして複数のグリットに再分割することも可能である。
【0054】
また、CPU2は、縮小ボタン15が操作されたことを検出すると(ステップS16にて「YES」)、グリットカーソルが位置しているグリットを縮小可能であるか否かを判定し(ステップS17)、縮小可能であれば(ステップS17にて「YES」)、メインディスプレイ5の表示領域をグリットのサイズを大きくして複数のグリットに再分割し(ステップS18)、グリットカーソルをいずれかのグリット上に表示させる(ステップS19)。
【0055】
つまり、CPU2は、画面情報を階層で管理しており、画面情報を作成可能な階層が下位にあることを条件として、グリットカーソルが位置しているグリットを拡大することになり、これに対して、画面情報を作成可能な階層が上位にあることを条件として、グリットカーソルが位置しているグリットを縮小することになる。図6は、拡大ボタン14が操作された場合および縮小ボタン15が操作された場合のグリットカーソルのサイズが変更される態様を概略的に示している。
【0056】
これにより、ユーザは、拡大ボタン14を操作することにより、グリットのサイズを小さくすることで、1個のグリットあたりのユーザが選択する範囲を拡大することができると共に、ジョイスティック10の1回の操作あたりのグリットカーソルの移動量を小さくすることができる。これに対して、ユーザは、縮小ボタン15を操作することにより、グリットのサイズを大きくすることで、1個のグリットあたりのユーザが選択する範囲を縮小することができると共に、ジョイスティック10の1回の操作あたりのグリットカーソルの移動量を大きくすることができる。
【0057】
(2)Webページをメインディスプレイ5およびサブディスプレイ6の双方に表示する場合
次に、「Webページをメインディスプレイ5およびサブディスプレイ6の双方に表示する場合」について、図7ないし図18を参照して説明する。ここでは、
(2−1)サブディスプレイ6の表示画面上でグリットカーソルを移動する場合
(2−2)サブディスプレイ6の表示画面上でグリットカーソルをセンターに固定する場合
(2−3)サブディスプレイ6の表示画面上でフリーカーソルを利用する場合
の各々について順次説明する。
【0058】
(2−1)サブディスプレイ6の表示画面上でグリットカーソルを移動する場合まず、「サブディスプレイ6の表示画面上でグリットカーソルを移動する場合」について、図7ないし図9を参照して説明する。CPU2は、サーバ16からダウンロードされたWebページを表示するためのトリガを検出すると、この場合は、画面情報を作成してメインディスプレイ5とサブディスプレイ6との双方の表示領域を複数のグリットに分割する(ステップS1)。具体的に説明すると、CPU2は、図8(a)に示すように、メインディスプレイ5の表示領域を縦3行×横3列の9個のグリットに分割すると共に、サブディスプレイ6の表示領域を縦2行×横2列の4個のグリットに分割する。尚、CPU2は、メインディスプレイ5の表示領域を分割するグリットの数およびサブディスプレイ6の表示領域を分割するグリットの数を、例えば初期設定やユーザの操作に基づいて決定する。
【0059】
次いで、CPU2は、表示指令信号をメインディスプレイ5に出力し、サーバ16からダウンロードされたWebページをメインディスプレイ5に表示させると共に、メインディスプレイ5のグリットカーソルをいずれかのグリット上に表示させる(ステップS2)。具体的に説明すると、CPU2は、メインディスプレイ5のグリットカーソル(図8中、P参照)を例えば9個のグリットA〜グリッドIのうち中心に位置するグリットE上に表示させる。
【0060】
また、CPU2は、表示指令信号をサブディスプレイ6に出力し、メインディスプレイ5のグリットカーソルが位置しているグリット、つまり、グリットE内の表示画面をサブディスプレイ6に表示させ、グリットカーソルをいずれかのグリット上に表示させる(ステップS2)。具体的に説明すると、CPU2は、サブディスプレイ6のグリットカーソル(図8中、Q参照)を例えば4個のグリットE1〜グリッドE4のうち左上に位置するグリットE1上に表示させる。そして、CPU2は、手動操作機器3から操作検出信号が入力されるのを待機する(ステップS3)。
【0061】
さて、ここでは、ユーザがリンク先A〜リンク先Cのうち所望のリンク先としてリンク先Cを選択する場合を考える。このときも、CPU2は、ジョイスティック10が操作されたことを検出すると(ステップS5にて「YES」)、力発生信号を手動操作機器3に出力し、力発生機構12によりジョイスティック10の操作に対して反力や推力を発生させる(ステップS6)。
【0062】
次いで、CPU2は、表示指令信号をサブディスプレイ6に出力し、サブディスプレイ6のグリットカーソルをジョイスティック10の操作方向に応じて移動させる(ステップS21)。そして、CPU2は、メインディスプレイ5のグリットカーソルを移動させる必要が有るか無いかを判定する(ステップS22)。
【0063】
ここで、CPU2は、メインディスプレイ5のグリットカーソルを移動させる必要がなければ(ステップS22にて「NO」)、メインディスプレイ5のグリットカーソルを移動させることはなく、サブディスプレイ6のグリットカーソルを移動させた直後に反力や推力を解除する(ステップS8)。
【0064】
これに対して、CPU2は、メインディスプレイ5のグリットカーソルを移動させる必要があれば(ステップS22にて「YES」)、メインディスプレイ5のグリットカーソルをもジョイスティック10の操作方向に応じて移動させ(ステップS23)、メインディスプレイ5のグリットカーソルを移動させた直後に反力や推力を解除する(ステップS8)。
【0065】
具体的に説明すると、CPU2は、サブディスプレイ6の表示画面が、図8(a)に示すものであるときに、ジョイスティック10が後方向に操作されると、このときは、図8(b)に示すように、サブディスプレイ6のグリットカーソルを下方向のグリット上に移動させるが、メインディスプレイ6のグリットカーソルを移動させることはない。つまり、CPU2は、サブディスプレイ6のグリットカーソルをグリットE1上からグリットE3上に移動させるが、メインディスプレイ6のグリットカーソルをグリットE上から移動させることはない。
【0066】
これに対して、CPU2は、これに引続いてジョイスティック10が左方向に操作されると、このときは、図8(c)に示すように、サブディスプレイ6の表示画面を切替えてサブディスプレイ6のグリットカーソルを移動させると共に、メインディスプレイ6のグリットカーソルをも移動させる。つまり、CPU2は、サブディスプレイ6の表示画面を切替えてサブディスプレイ6のグリットカーソルをグリットE3上からグリットD4上に移動させると同時に、メインディスプレイ6のグリットカーソルをグリットE上からグリットD上に移動させる。
【0067】
そして、CPU2は、これ以降、決定ボタン13が操作されたことを検出すると、上記した処理と同様の処理を行う。また、CPU2は、拡大ボタン14や縮小ボタン15が操作されたことを検出すると、このときも、上記した処理と同様の処理を行う。
【0068】
以上に説明した一連の処理により、ユーザは、サーバ16からダウンロードされてメインディスプレイ5やサブディスプレイ6に表示されたWebページにリンク先が記述されている場合に、ジョイスティック10を操作してグリットカーソルを所望のリンク先が記述されているグリット上に移動させることにより、所望のリンク先に接続することができ、所望のWebページをダウンロードさせて閲覧することができる。このときも、ユーザは、ジョイスティック10を操作するときに、反力や推力が発生されることにより、操作感を感じることができ、しかも、このときは、サブディスプレイ6の表示画面を見ながらジョイスティック10を操作することができ、運転中に目線を移動することなくジョイスティック10を操作することができる。
【0069】
尚、このとき、CPU2は、図9に示すように、サブディスプレイ6のグリットカーソルに相当するグリットカーソル(図9中、R参照)をメインディスプレイ5に表示させることも可能である。
【0070】
(2−2)サブディスプレイ6の表示画面上でグリットカーソルをセンターに固定する場合
次に、「サブディスプレイ6の表示画面上でグリットカーソルをセンターに固定する場合」について、図10ないし図14を参照して説明する。CPU2は、サーバ16からダウンロードされたWebページを表示するためのトリガを検出すると、画面情報を作成してメインディスプレイ5とサブディスプレイ6との双方の表示領域を複数のグリットに分割する(ステップS1)。具体的に説明すると、CPU2は、図11(a)に示すように、メインディスプレイ5の表示領域を縦3行×横3列の9個のグリットに分割すると共に、サブディスプレイ6の表示領域を縦3行×横3列の9個のグリットに分割する。
【0071】
次いで、CPU2は、表示指令信号をメインディスプレイ5に出力し、サーバ16からダウンロードされたWebページをメインディスプレイ5に表示させると共に、メインディスプレイ5のグリットカーソルをいずれかのグリット上に表示させる(ステップS2)。具体的に説明すると、CPU2は、メインディスプレイ5のグリットカーソル(図11中、P参照)を例えば9個のグリットA〜グリッドIのうち中心に位置するグリットE上に表示させる。
【0072】
また、CPU2は、表示指令信号をサブディスプレイ6に出力し、メインディスプレイ5のグリットカーソルが位置しているグリット、つまり、グリットE内の表示画面をサブディスプレイ6に表示させ、グリットカーソルをいずれかのグリット上に表示させる(ステップS2)。具体的に説明すると、CPU2は、サブディスプレイ6のグリットカーソル(図11中、Q参照)を例えば9個のグリットE1〜グリッドE9のうち中心に位置するグリットE5上に表示させる。そして、CPU2は、手動操作機器3から操作検出信号が入力されるのを待機する(ステップS3)。
【0073】
さて、ここでも、ユーザがリンク先A〜リンク先Cのうち所望のリンク先としてリンク先Cを選択する場合を考える。このときも、CPU2は、ジョイスティック10が操作されたことを検出すると(ステップS5にて「YES」)、力発生信号を手動操作機器3に出力し、力発生機構12によりジョイスティック10の操作に対して反力や推力を発生させる(ステップS6)。
【0074】
次いで、CPU2は、表示指令信号をサブディスプレイ6に出力し、サブディスプレイ6のグリットカーソルを移動させることなく、サブディスプレイ6の表示画面をジョイスティック10の操作方向に応じて変更させると共に(ステップS31)、表示指令信号をメインディスプレイ5に出力し、メインディスプレイ5のグリットカーソルをジョイスティック10の操作方向に応じて移動させ(ステップS32)、メインディスプレイ5のグリットカーソルを移動させた直後に反力や推力を解除する(ステップS8)。
【0075】
具体的に説明すると、CPU2は、サブディスプレイ6の表示画面が、図11(a)に示すものであるときに、ジョイスティック10が左方向に操作されると、このときは、図11(b)に示すように、サブディスプレイ6のグリットカーソルを移動させることなく、サブディスプレイ6の表示画面を変更させると共に、メインディスプレイ6のグリットカーソルを左方向に移動させる。これ以降、CPU2は、これに引続いてジョイスティック10が左方向に操作されると、図12(a)に示すように、サブディスプレイ6の表示画面を変更させると共に、メインディスプレイ6のグリットカーソルを左方向に移動させ、次いで、ジョイスティック10が後方向に操作されると、図12(b)に示すように、サブディスプレイ6の表示画面を変更させると共に、メインディスプレイ6のグリットカーソルを下方向に移動させる。
【0076】
そして、CPU2は、これ以降、決定ボタン13が操作されたことを検出すると、上記した処理と同様の処理を行う。また、CPU2は、拡大ボタン14や縮小ボタン15が操作されたことを検出すると、このときも、上記した処理と同様の処理を行う。
【0077】
以上に説明した一連の処理により、ユーザは、サーバ16からダウンロードされてメインディスプレイ5やサブディスプレイ6に表示されたWebページにリンク先が記述されている場合に、ジョイスティック10を操作してグリットカーソルを所望のリンク先が記述されているグリット上に移動させることにより、所望のリンク先に接続することができ、所望のWebページをダウンロードさせて閲覧することができる。このときも、ユーザは、ジョイスティック10を操作するときに、反力や推力が発生されることにより、操作感を感じることができ、しかも、このときも、サブディスプレイ6の表示画面を見ながらジョイスティック10を操作することができ、運転中に目線を移動することなくジョイスティック10を操作することができる。
【0078】
尚、このときも、CPU2は、図13および図14に示すように、サブディスプレイ6のグリットカーソルに相当するグリットカーソル(図13および図14中、R参照)をメインディスプレイ5に表示させることも可能である。
【0079】
(2−3)サブディスプレイ6の表示画面上でフリーカーソルを利用する場合
次に、「サブディスプレイ6の表示画面上でフリーカーソルを利用する場合」について、図15ないし図18を参照して説明する。CPU2は、サーバ16からダウンロードされたWebページを表示するためのトリガを検出すると、画面情報を作成してメインディスプレイ5の表示領域を複数のグリットに分割する(ステップS1)。具体的に説明すると、CPU2は、図16(a)に示すように、メインディスプレイ5の表示領域を縦3行×横3列の9個のグリットに分割する。
【0080】
次いで、CPU2は、表示指令信号をメインディスプレイ5に出力し、サーバ16からダウンロードされたWebページをメインディスプレイ5に表示させると共に、メインディスプレイ5のグリットカーソルをいずれかのグリット上に表示させる(ステップS2)。具体的に説明すると、CPU2は、メインディスプレイ5のグリットカーソル(図16中、P参照)を例えば9個のグリットA〜グリッドIのうち中心に位置するグリットE上に表示させる。
【0081】
また、CPU2は、表示指令信号をサブディスプレイ6に出力し、メインディスプレイ5のグリットカーソルが位置しているグリット、つまり、グリットE内の表示画面をサブディスプレイ6に表示させ、フリーカーソル(図16中、Z参照)をサブディスプレイ6に表示させる。そして、CPU2は、手動操作機器3から操作検出信号が入力されるのを待機する(ステップS3)。
【0082】
さて、ここでも、ユーザがリンク先A〜リンク先Cのうち所望のリンク先としてリンク先Cを選択する場合を考える。CPU2は、ジョイスティック10が操作されたことを検出すると(ステップS5にて「YES」)、ジョイスティック10の操作に応じてフリーカーソルを移動させる。つまり、CPU2は、ジョイスティック10の傾動方向が上方向であれば、フリーカーソルを上方向に移動させ、ジョイスティック10の傾動方向が右方向であれば、フリーカーソルを右方向に移動させる。
【0083】
そして、CPU2は、フリーカーソルがメインディスプレイ5のグリットの境界付近に位置しているか否かを判定し(ステップS41)、フリーカーソルがメインディスプレイ5のグリットの境界付近に位置していれば(ステップS41にて「YES」)、力発生信号を手動操作機器3に出力し、力発生機構12によりジョイスティック10の操作に対して反力や推力を発生させる(ステップS6)。つまり、CPU2は、図18に示すように、フリーカーソルが反力や推力を発生させない領域(図18中、M参照)に位置していれば、反力や推力を発生させることはなく、これに対して、フリーカーソルが反力や推力を発生させる領域(図18中、N参照)に位置していれば、反力や推力を発生させる。尚、このとき、CPU2は、反力や推力を発生させない領域と反力や推力を発生させる領域との面積比を、例えばユーザの操作に基づいて任意に設定する。
【0084】
そして、CPU2は、フリーカーソルがメインディスプレイ5のグリットの境界を越えたか否かを判定し(ステップS42)、フリーカーソルがメインディスプレイ5のグリットの境界を越えれば(ステップS42にて「YES」)、表示指令信号をサブディスプレイ6に出力し、サブディスプレイ6の表示画面をジョイスティック10の操作方向に応じて変更させると共に(ステップS43)、表示指令信号をメインディスプレイ5に出力し、メインディスプレイ5のグリットカーソルをジョイスティック10の操作方向に応じて移動させ(ステップS44)、メインディスプレイ5のグリットカーソルを移動させた直後に反力や推力を解除する(ステップS8)。
【0085】
具体的に説明すると、CPU2は、サブディスプレイ6の表示画面が、図16(a)に示すものであるときに、ジョイスティック10が左方向に操作されると、図16(b)に示すように、フリーカーソルを左方向に移動させ、これに引続いてジョイスティック10がさらに左方向に操作されると、図17(a)に示すように、サブディスプレイ6の表示画面を変更させると共に、メインディスプレイ6のグリットカーソルを左方向に移動させ、これに引続いてジョイスティック10が左後方向に操作されると、図17(b)に示すように、フリーカーソルを左下方向に移動させる。
【0086】
そして、CPU2は、決定ボタン13が操作されたことを検出すると、上記した処理と同様の処理を行う。また、CPU2は、拡大ボタン14や縮小ボタン15が操作されたことを検出すると、このときも、上記した処理と同様の処理を行う。
【0087】
以上に説明した一連の処理により、ユーザは、サーバ16からダウンロードされてメインディスプレイ5やサブディスプレイ6に表示されたWebページにリンク先が記述されている場合に、ジョイスティック10を操作してフリーカーソルを所望のリンク先上に移動させることにより、所望のリンク先に接続することができ、所望のWebページをダウンロードさせて閲覧することができる。このときも、ユーザは、ジョイスティック10を操作するときに、反力や推力が発生されることにより、操作感を感じることができ、しかも、このときも、サブディスプレイ6の表示画面を見ながらジョイスティック10を操作することができ、運転中に目線を移動することなくジョイスティック10を操作することができる。
【0088】
ところで、以上は、サーバ16からダウンロードされたWebページの表示画面をメインディスプレイ5やサブディスプレイ6に表示させる場合を説明したものであるが、各種のアプリケーションソフトの表示画面をメインディスプレイ5やサブディスプレイ6に表示させる場合も、これと同様の処理を行う。また、URLが記述されている場合に限らず、ボタンが記述されている場合も、これと同様の処理を行う。
【0089】
また、上記した構成において、CPU2は、これまでに説明した「サブディスプレイ6の表示画面上でグリットカーソルを移動する処理」、「サブディスプレイ6の表示画面上でグリットカーソルをセンターに固定する処理」および「サブディスプレイ6の表示画面上でフリーカーソルを利用する処理」の全てを行う必要はなく、例えばユーザの操作に基づいていずれかを選択して行えば良い。さらに、CPU2は、複数のグリットの各々の一部が重複するように、メインディスプレイ5の表示領域やサブディスプレイ6の表示領域を複数のグリットに分割することも可能である。
【0090】
以上に説明したように本実施例によれば、車載操作装置1において、メインディスプレイ5やサブディスプレイ6を複数のグリットに分割し、サーバ16からダウンロードされたWebページをメインディスプレイ5やサブディスプレイ6に表示し、ジョイスティック10を操作すると、グリットカーソルが移動されるように構成したので、所望のURLが記述されているグリット上にグリットカーソルを移動させることにより、所望のURLを選択することができる。
【0091】
このとき、ユーザがジョイスティック10を操作する際に、ジョイスティック10の操作に対して反力や推力などの力が発生されるように構成したので、ユーザに操作感を付与することができ、ユーザの操作性を高めることができる。また、ユーザに操作感を付与することにより、ユーザにグリットカーソルの移動量を知らせることをもできるので、ユーザがブラインドタッチ感覚でジョイスティック10を操作することができる。
【0092】
また、この場合、メインディスプレイ5のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面と略同一の表示画面がサブディスプレイ6に表示されるように構成したので、ユーザが運転中に目線を移動することなくメインディスプレイ5のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面、つまり、メインディスプレイ5の表示画面で選択している範囲を目視することができる。さらに、ユーザが運転中に目線を移動することなく所望のグリットを選択することができ、所望のURLを選択することができる。
【0093】
本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
方向指示操作手段は、ジョイスティックに限らず、トラックボールなどの他のものであっても良い。
手動操作機器に制御回路(CPU)を持たせることにより、CPUと手動操作機器の制御回路とが連携して力発生機構における反力や推力の発生を制御する構成であっても良い。
グリットの形状は、矩形に限らず、三角形や六角形や円形であっても良い。
ジョイスティックを中心に引戻す力を発生させる場合に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す機能ブロック図
【図2】 手動操作機器の外観斜視図
【図3】 フローチャート
【図4】 メインディスプレイのグリットカーソルの移動の一例を示す図
【図5】 図4相当図
【図6】 拡大ボタンが操作された場合および縮小ボタンが操作された場合のグリットカーソルのサイズが変更される態様を概略的に示す図
【図7】 図3相当図
【図8】 サブディスプレイのグリットカーソルの移動およびメインディスプレイのグリットカーソルの移動の一例を示す図
【図9】 図8相当図
【図10】 図3相当図
【図11】 サブディスプレイの表示画面の移動およびメインディスプレイのグリットカーソルの移動の一例を示す図
【図12】 図11相当図
【図13】 図11相当図
【図14】 図11相当図
【図15】 図3相当図
【図16】 サブディスプレイのフリーカーソルの移動およびメインディスプレイのグリットカーソルの移動の一例を示す図
【図17】 図16相当図
【図18】 サブディスプレイにおける反力や推力を発生させない領域と反力や推力を発生させる領域とを概略的に示す図
【符号の説明】
図面中、1は車載操作装置、2はCPU(制御手段)、5はメインディスプレイ(表示手段)、6はサブディスプレイ(他の表示手段)、10はジョイスティック(方向指示操作手段)、12は力発生機構(力発生手段)、14は拡大ボタン、15は縮小ボタンである。

Claims (8)

  1. ユーザが方向を指示するために操作する方向指示操作手段と、前記方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生可能な力発生手段と、表示画面を表示手段に表示させる制御手段とを備えた車載操作装置であって、
    前記制御手段は、前記表示手段の表示領域を複数のグリットに分割し、グリットカーソルを当該分割された複数のグリットのうちいずれかのグリット上に表示させ、前記方向指示操作手段が操作されたときに、前記力発生手段により前記方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生させ、前記表示手段のグリットカーソルを前記方向指示操作手段の操作に応じて他のいずれかのグリット上に移動させ、拡大ボタンが操作されたときに、グリットのサイズを小さく変更して前記表示手段の表示領域を複数のグリットに再分割し、グリットカーソルを当該再分割された複数のグリットのうちいずれかのグリット上に表示させることを特徴とする車載操作装置。
  2. ユーザが方向を指示するために操作する方向指示操作手段と、前記方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生可能な力発生手段と、表示画面を表示手段に表示させる制御手段とを備えた車載操作装置であって、
    前記制御手段は、前記表示手段の表示領域を複数のグリットに分割し、グリットカーソルを当該分割された複数のグリットのうちいずれかのグリット上に表示させ、前記方向指示操作手段が操作されたときに、前記力発生手段により前記方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生させ、前記表示手段のグリットカーソルを前記方向指示操作手段の操作に応じて他のいずれかのグリット上に移動させ、縮小ボタンが操作されたときに、グリットのサイズを大きく変更して前記表示手段の表示領域を複数のグリットに再分割し、グリットカーソルを当該再分割された複数のグリットのうちいずれかのグリット上に表示させることを特徴とする車載操作装置。
  3. 請求項1または2に記載した車載操作装置において、
    前記表示手段の表示領域よりも小さい表示領域を有して運転手が運転するときの目線と略一致する位置に設置可能な他の表示手段を備え、
    前記制御手段は、前記表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面と略同一の表示画面を前記他の表示手段に表示させることを特徴とする車載操作装置。
  4. 請求項3に記載した車載操作装置において、
    前記制御手段は、前記他の表示手段の表示領域を複数のグリットに分割し、グリットカーソルを当該分割された複数のグリットのうちいずれかのグリット上に表示させ、前記方向指示操作手段が操作されたときに、前記力発生手段により前記方向指示操作手段の操作に対して反力や推力などの力を発生させ、前記他の表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面を前記方向指示操作手段の操作に応じて変更させることを特徴とする車載操作装置。
  5. 請求項に記載した車載操作装置において、
    前記制御手段は、前記方向指示操作手段が操作されたときに、前記他の表示手段のグリットカーソルを前記方向指示操作手段の操作に応じて他のいずれかのグリット上に移動させることにより、前記他の表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面を前記方向指示操作手段の操作に応じて変更させることを特徴とする車載操作装置。
  6. 請求項に記載した車載操作装置において、
    前記制御手段は、前記方向指示操作手段が操作されたときに、前記他の表示手段のグリットカーソルを移動させることなく、前記他の表示手段の表示画面を前記方向指示操作手段の操作に応じて変更させることにより、前記他の表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面を前記方向指示操作手段の操作に応じて変更させることを特徴とする車載操作装置。
  7. 請求項ないし6のいずれかに記載した車載操作装置において、
    前記制御手段は、前記方向指示操作手段が操作されたときに、前記他の表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面を前記方向指示操作手段の操作に応じて変更させると同時に、前記表示手段のグリットカーソルを前記方向指示操作手段の操作 に応じて移動させることにより、前記他の表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面と前記表示手段のグリットカーソルが位置しているグリット内の表示画面とを整合することを特徴とする車載操作装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載した車載操作装置において、
    前記制御手段は、複数のグリットの各々の一部が重複するように、前記表示手段の表示領域や前記他の表示手段の表示領域を複数のグリットに分割することを特徴とする車載操作装置。
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