JP4590379B2 - 多直列蓄電セルを充放電させるシステム - Google Patents

多直列蓄電セルを充放電させるシステム Download PDF

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Description

本発明は、多数の蓄電セルを直列接続して使用する多直列蓄電セルに関し、とくに、過充電や過放電等の監視機能を備えたものに関する。
キャパシタや二次電池などの蓄電セルを使用する場合、その蓄電セルが過充電または過放電の状態に陥らないよう、セルの状態を常時監視する必要がある。また、電気自動車やパソコンなどでは、各セルにそれぞれ蓄電されている電気容量の残量も常時監視することが望ましい。
キャパシタや二次電池などの蓄電セルは多数を直列に接続して使用する場合が多い。多数の蓄電セルが直列接続された多直列蓄電セルでは、図8または図9に示すように、直列接続されたセルB1〜B4のすべてに対してセル電圧を検出し、この検出に基づいて過充電や過放電の有無を判定し、この判定に基づいて充電または放電を停止させるシステムが提案されている(特許文献1参照)。
図8は、従来技術による過充電防止システムの構成例を示す。同図に示すシステムでは、直列接続された蓄電セル(B1〜B4)の直列端が通電制御回路41を介して負荷機器100に接続されている。負荷機器100は、たとえば電気自動車の電動機などのように、充電のための発電機能を備えている。
通電制御回路41はスイッチング素子であるMOS−FETを用いて構成され、監視回路55から発せられる過充電検出信号x1によってオン・オフ制御される。ここで使用する監視回路55は、電圧検出器35と論理回路(OR論理)38を用いて構成される。
電圧検出器35は直列接続された全セル(B1〜B4)にそれぞれ設置されている。いずれか1つのセルの電圧が所定の過充電判定基準電圧Vmよりも高くなると、そのセルに設置された電圧検出器35から2値論理の過充電検出信号x1が発せられる。この検出信号x1は論理回路38を介して通電制御回路41に与えられる。通電制御回路41は、検出信号x1を受けることによりオンからオフに切換わって充電電流を遮断する。これにより、セル(B1〜B4)の過充電が自動的に防止される。
図9は、従来技術による過放電防止システムの構成例を示す。同図に示すシステムでは、直列接続された蓄電セル(B1〜B4)の直列端が通電制御回路42を介して負荷機器100に接続されている。
通電制御回路42はスイッチング素子であるMOS−FETを用いて構成され、監視回路56から発せられる過放電検出信号y1によってオン・オフ制御される。ここで使用する監視回路56は電圧検出器36と論理回路(OR論理)39を用いて構成される。
電圧検出器36は、上記過充電防止システムと同様、直列接続された全セル(B1〜B4)にそれぞれ設置されている。この過放電防止システムでは、いずれか1つのセルの電圧が所定の過放電判定基準電圧Vsよりも低くなると、そのセルに設置された電圧検出器36から2値論理の過放電検出信号y1が発せられる。この検出信号y1は論理回路39を介して通電制御回路42および負荷機器100に与えられる。通電制御回路42は、検出信号y1を受けることによりオンからオフに切換わって放電電流を遮断する。これにより、セル(B1〜B4)の過放電が自動的に防止される。
特開2004−88878
上述した多直列蓄電セルでは、セル状態の監視回路55,56が電圧検出器35,36を用いて構成されている。その電圧検出器35,36は多直列蓄電セル(B1〜B4)の全セルにそれぞれ設置されている。しかし、この構成には次のような問題があった。
すなわち、電圧検出器35,36は反転入力(−)と非反転入力(+)を有する差動演算アンプを用いて構成され、セル電圧を所定の判定基準電圧Vm,Vsと比較することによりセルの状態を検出する。この検出を全セルにて行わせるためには、電圧検出器35,36をセルごとに設置するとともに、判定基準電圧Vm,Vsもセルごとに作成する必要がある。
この場合、留意しなければいけないのは、直列接続されているセルの端子に現れる電圧には、そのセルの電圧だけではなく、セルの直列接続位置によって段階的に異なる電圧いわゆるオフセット電圧が加算されていることである。したがって、セルの電圧だけを基準電圧Vm,Vsと比較させるためには、そのオフセット電圧をキャンセルさせるような回路手段(たとえばバイアス回路)をセルごとに設置しなければならないという面倒が生じる。
蓄電セルの直列接続数が少ない場合は、上記オフセット電圧をセルごとにキャンセルさせることもそれほど困難ではないが、たとえば電気自動車の動力電源や負荷平準化用の蓄電システムなどでは、数十〜数百といった多数の蓄電セルを直列接続して使用する場合が多い。このような多直列蓄電セルにおいてセルごとにオフセット電圧のキャンセルを適正に行わせることは、回路が著しく複雑化するため、実施が極めて困難である。
本発明は以上のような技術背景を鑑みたものであって、その目的は、全セルの状態を簡単かつ低コストな構成で的確に監視できるようにした多直列蓄電セルを提供することにある。さらに、その監視に基づいて、過充電または過放電を的確に防止できるようにした多直列蓄電セルを提供することにある。
本発明の上記以外の目的および構成については、本明細書の記述および添付図面からあきらかにする。
本発明が提供する解決手段は以下のとおりである。
第1の発明に係るシステムは、分説すると、つぎの事項(1)〜(8)により特定されるものである。
(1)多直列蓄電セルと、電圧バランス補正回路と、過充電監視回路とを備えたシステムであること
(2)多直列蓄電セルは、4個以上の偶数個の蓄電セルが直列に接続されること
(3)電圧バランス補正回路は、多直列蓄電セルにおいて隣り合う2個の蓄電セルの組み合わせ(奇数番セルと偶数番セルの組み合わせ)ごとに、インダクタ・第1スイッチ・第2スイッチを備えること
(4)インダクタの一端は、奇数番セルと偶数番セルの接続点に接続されること
(5)インダクタの他端は、第1スイッチを介して奇数番セルの他端に接続されるとともに、第2スイッチを介して偶数番セルの他端に接続されること
(6)各インダクタは、共通の磁心によって相互に誘導結合されること
(7)第1スイッチと第2スイッチは、相補的にオン・オフを繰り返すように制御されること
(8)過充電監視回路は、ひと組みの奇数番セルと偶数番セルに対してのみ付設され、当該奇数番セルの端子電圧が充電基準電圧を上回ったことを検出する第1検出回路と、当該偶数番セルの端子電圧が充電基準電圧を上回ったことを検出する第2検出回路とを備え、第1検出回路と第2検出回路のいずれかから検出信号が出力された際に過充電検出信号を出力すること
第2の発明に係るシステムは、分説すると、つぎの事項(11)〜(18)により特定されるものである。
(11)多直列蓄電セルと、電圧バランス補正回路と、過放電監視回路とを備えたシステムであること
(12)多直列蓄電セルは、4個以上の偶数個の蓄電セルが直列に接続されること
(13)電圧バランス補正回路は、多直列蓄電セルにおいて隣り合う2個の蓄電セルの組み合わせ(奇数番セルと偶数番セルの組み合わせ)ごとに、インダクタ・第1スイッチ・第2スイッチを備えること
(14)インダクタの一端は、奇数番セルと偶数番セルの接続点に接続されること
(15)インダクタの他端は、第1スイッチを介して奇数番セルの他端に接続されるとともに、第2スイッチを介して偶数番セルの他端に接続されること
(16)各インダクタは、共通の磁心によって相互に誘導結合されること
(17)第1スイッチと第2スイッチは、相補的にオン・オフを繰り返すように制御されること
(18)過放電監視回路は、ひと組みの奇数番セルと偶数番セルに対してのみ付設され、当該奇数番セルの端子電圧が放電基準電圧を下回ったことを検出する第1検出回路と、当該偶数番セルの端子電圧が放電基準電圧を下回ったことを検出する第2検出回路とを備え、第1検出回路と第2検出回路のいずれかから検出信号が出力された際に過放電検出信号を出力すること
多直列蓄電セルの全セルの状態を簡単かつ低コストな構成で的確に監視することが可能になり、これにより、過充電または過放電を確実に防止させることができる。
上記以外の作用/効果については、本明細書の記述および添付図面からあきらかにする。
図1は、本発明の第1実施形態による多直列蓄電セルを示す。同図に示す多直列蓄電セルは、偶数(2n)個の蓄電セル(B1〜B2n)が直列接続されるとともに、電圧バランス補正回路31、通電制御回路41、および過充電監視回路51が設置されている。
電圧バランス補正回路31は、インダクタ(Lc1,Lc2,・・・,Lcn)とスイッチング回路Sa,Sbを用いて構成されている。この電圧バランス補正回路31では、直列接続順で隣接する奇数番目と偶数番目の2つの蓄電セル(B1,B3,・・・,B2n−1とB2,B4,・・・,B2n)を対とし、各対ごとにインダクタ(Lc1,Lc2,・・・,Lcn)を設置してある。
各インダクタ(Lc1,Lc2,・・・,Lcn)はそれぞれ、スイッチング回路Sa,Sbを介して、奇数番目と偶数番目のセル(B1,B3,・・・,B2n−1とB2,B4,・・・,B2n)に交互に接続されるようになっている。
スイッチング回路Sa,SbはMOS−FETを用いて構成され、図示を省略する2相パルス信号によって相補的にオン・オフさせられる。各スイッチング回路Sa,Sbにはそれぞれダイオードが並列に接続されているが、このダイオードはMOS−FETのソース・ドレイン間に等価的に形成される寄生ダイオード(ボディーダイオード)によって形成されている。このダイオードは蓄電セルの電圧に対しては逆方向となるが、インダクタ電流に対しては順方向となるように接続している。
一方のスイッチング回路Saがオンのときは、奇数番目のセル(B1,B3,・・・,B2n−1)からインダクタ(Lc1〜Lcn)にインダクタ電流が充電される。このとき、他方のスイッチング回路Sbはオフとなっている。
一方のスイッチング回路Saがオンからオフに切換えられ、かつ他方のスイッチング回路Sbがオフからオンに切換えられると、インダクタ(Lc1〜Lcn)に充電されたインダクタ電流は、他方のスイッチング回路Sbを通して偶数番目のセル(B2,B4,・・・,Bn)を充電しながら放電されるようになる。
これにより、各対ごとに、2つのセル(B1,B3,・・・,B2n−1とB2,B4,・・・,B2n)の電圧を相互に均等化させる電圧バランス補正が行われる。
さらに、この実施形態では、2つのセルごとに設置されているインダクタ(Lc1〜Lcn)を共通の磁心22によって相互に誘導結合させている。これにより、各インダクタ(Lc1,Lc2,・・・,Lcn)は互いに1対1の変圧比でトランス結合されている。
ここで、奇数番目のセル(B1,B3,・・・,B2n−1)はそれぞれ、スイッチング回路Saを介してインダクタ(Lc1,Lc2,・・・,Lcn)に接続されている。スイッチング回路Saは同相でオン・オフ動作するので、奇数番目のセル(B1,B3,・・・,B2n−1)は、インダクタ(Lc1,Lc2,・・・,Lcn)間のトランス結合により、互いに交流結合される。この交流結合により、奇数番目のセル(B1,B3,・・・,B2n−1)間で電圧バランス補正動作が行われる。
偶数番目のセル(B2,B4,・・・,B2n)もそれぞれ、スイッチング回路Sbを介してインダクタ(Lc1,Lc2,・・・,Lcn)に接続されることにより、互いに交流結合される。そして、この交流結合により、偶数番目のセル(B2,B4,・・・,B2n)間でも電圧バランス補正動作が行われる。
このように、図1に示した電圧バランス補正回路31では、奇数番目のセル(B1,B3,・・・,B2n−1)間および偶数番目のセル(B2,B4,・・・,B2n)間でそれぞれに電圧バランス補正が行われるとともに、奇数番目のセル(B1,B3,・・・,B2n−1)と偶数番目のセル(B2,B4,・・・,B2n)間でも電圧バランス補正が行われることにより、全セル(B1〜B2n)の電圧バランス補正が行われる。
通電制御回路41はスイッチング素子であるパワーMOS−FETを用いて構成され、発電機能を有する負荷機器100と多直列蓄電セル(B1〜Bn)の直列接続端との間に介在して充電電流の通電をオン・オフ制御する。この通電制御回路41は、過充電監視回路55から発せられる監視信号x1によってオン・オフ操作される。過充電監視回路55は、電圧検出器35と論理回路(OR論理)38を用いて構成される。電圧検出器35は、反転入力(−)と非反転入力(+)を有する差動演算アンプを用いて構成されている。
電圧検出器35は、奇数番目のセル(B1,B3,・・・,B2n−1)の中の2n−1番目のセルB2n−1と、偶数番目のセル(B2,B4,・・・,B2n)の中の2n番目のセルB2nだけに設置されている。つまり、奇数番目列と偶数番目列にそれぞれ1つの計2つだけが設置し、他のセルに設置されていない。
2つの電圧検出器35はそれぞれ、セル(Bn−1,Bn)の電圧を所定の過充電判定基準電圧Vmと比較することにより、そのセル(Bn−1,Bn)における過充電の有無を判定する。判定結果は2値論理で出力される。論理回路38は、2つの電圧検出器35の判定出力の論理和を監視信号x1として出力し、通電制御回路41にオン・オフ制御信号として与える。
これにより、通電制御回路41は、2つのセル(Bn−1,Bn)のいずれかが過充電状態になると、過充電監視回路55からの監視信号x1によりオンからオフの状態に切換えられて充電電流を遮断する。
上述した過充電防止の動作は、2つのセル(Bn−1,Bn)の電圧を検出して行われる。ここで、電圧検出器35が2つのセル(Bn−1,Bn)にしか設置されていないことにより、他のセルの電圧を検出することは行われない。しかし、電圧バランス補正回路31により、全セル(B1〜B2n)の電圧は常に、互いに同電圧となるようにバランス補正されている。
したがって、その電圧のバランス補正が行われているセル(B1,B3,・・・,B2n−1とB2,B4,・・・,B2n)の中では、どのセルから検出される電圧にも、セル全体の電圧が反映されている。つまり、いずれのセルの電圧にもセル全体の状態が反映される。これにより、特定のセル(Bn−1,Bn)の電圧だけを監視し、この監視に基づいて過充電防止を行うことで、セル全体に対する過充電防止を確実に行わせることができる。
以上のようにして、全セルの状態を簡単かつ低コストな構成で的確に検出することができる。そして、その検出に基づいて過充電を確実に防止できる。
また、上記実施形態では、特定セルとして奇数番目のセル(B2n−1)と偶数番目のセル(Bn)を選択したが、これは次のような理由による。
すなわち、上記実施形態では、(1)奇数番目のセル(B1,B3,・・・,B2n−1)間および偶数番目のセル(B2,B4,・・・,B2n)間でそれぞれに電圧バランス補正が行われるとともに、(2)奇数番目のセル(B1,B3,・・・,B2n−1)と偶数番目のセル(B2,B4,・・・,B2n)間で電圧バランス補正が行われることにより、全セル(B1〜B2n)の電圧バランス補正が行われる。
この場合、(1)の補正による電圧均等化の作用は、(2)の補正よる電圧均等化の作用よりも急速に現れる。したがって、この場合は、奇数番目のセル(B1,B3,・・・,B2n−1)の代表である2n−1番目のセルB2n−1と、偶数番目のセル(B2,B4,・・・,B2n)の代表である2n番目のセルB2nとの2つに対して、電圧検出器35による過充電監視を行うことにより、全セル(B1〜B2n)の過充電監視を迅速かつ的確に行うことができる。そして、これにより、全セル(B1〜B2n)に対する過充電防止を一層確実に行わせることができる。
さらに、上記実施形態では、直列接続列の端部に位置する蓄電セルB2n−1,B2nから検出される特定セル電圧に基づいて監視信号x1を生成するようにしている。直列接続列の端部に位置するセル(B2n−1,B2n)では、直列接続列の中間に位置するセルに比べて、セル電圧に加算されるオフセット電圧が小さい。したがって、その位置のセル(B2n−1,B2n)は、オフセット電圧をキャンセルしてセル電圧だけを検出するのに都合がよい。
図2は、本発明の第2実施形態による多直列蓄電セルを示す。この第2実施形態の基本的構成は上記第1実施形態と同様である。第1実施形態との相違に着目すると、この第2実施形態では、通電制御回路42が放電電流の通電をオン・オフ制御し、監視回路52が過放電の有無を判定する過放電監視回路として構成されている。
放電電流の通電制御回路42は、充電電流の通電制御回路41と同様、スイッチング素子であるパワーMOS−FETを用いて構成され、過放電監視回路52から発せられる監視信号y1によってオン・オフ制御される。
監視回路52は、電圧検出器36と論理回路(OR論理)39を用いて構成される。電圧検出器36は、奇数番目のセル(B1,B3,・・・,B2n−1)の中の2n−1番目のセルB2n−1と、偶数番目のセル(B2,B4,・・・,B2n)の中の2n番目のセルB2nだけに設置されている。
2つの電圧検出器36はそれぞれ、セル(Bn−1,Bn)の電圧を所定の過放電判定基準電圧Vsと比較することにより、そのセル(Bn−1,Bn)における過放電の有無を判定する。判定結果は2値論理で出力される。論理回路39は、各電圧検出器36の判定出力の論理和を監視信号y1として出力する。
この監視信号y1は、多直列蓄電セル(B1〜B2n)から電流供給を受けている負荷機器100へ送られるとともに、遅延回路45を介して通電制御回路42に制御信号として与えられる。
これにより、多直列蓄電セル(B1〜B2n)が過放電状態になると、この状態が負荷機器100に通知されるとともに、その通知から所定の遅延時間を経てから通電制御回路42がオンからオフの状態に切換える。または、通知を受けた後に負荷装置から切断の許可を得た後、放電電流を遮断する。
この強制遮断は上記遅延回路45にて設定される所定の猶予時間を置いて行われる。この猶予時間の間、負荷機器100側では、電源遮断に先立って必要となるシーケンス処理、あるいは重負荷の切り離し等の処理を実行することができる。
図3は、本発明の第3実施形態による多直列蓄電セルを示す。この第3実施形態の基本的構成も上記第1または第2の実施形態とほぼ同様である。第1実施形態との相違に着目すると、この実施形態では、充電と放電の両電流をオン・オフ制御する通電制御回路43と、セルに蓄電されている電気容量をアナログ的に検出するためのセル容量監視回路53が設置されている。
通電制御回路43は、充電電流と放電電流をそれぞれにオンオフ制御する双方向の方向性スイッチ回路であって、MOS−FETを用いて構成されている。セル容量監視回路53は、アナログ電圧検出器37を用いて構成されている。このアナログ電圧検出器37は、多直列蓄電セル(B1〜B2n)の列端に位置するセルB2nに設置され、このセルB2nの電圧と所定の基準電圧Vrとの差分をアナログレベルの形で出力する。このアナログレベル信号がセル容量監視信号z1として、負荷機器100へ送信されるようになっている。
キャパシタや二次電池などの蓄電セルの電圧は、そのセルに蓄電されている電気容量の残量に応じて増減する。したがって、各セルにおける電気容量はそのセル電圧をアナログ検出することにより、定量的に検出することができる。
全セル(B1〜B2n)における残り容量を的確に監視するためには、全セルに対してそれぞれセル電圧を検出する必要が生じるが、電圧バランス補正回路31との組み合わせにより、少なくともいずれか1つのセルB2nのセル電圧をアナログ検出することにより、全セル(B1〜B2n)における容量を的確に監視することができる。これは、電圧バランス補正回路31の動作によって全セル(B1〜B2n)の電圧が互いに均等化されていることによる。
上記により、負荷機器100は、上記セル容量監視信号z1に基づいて蓄電セルの残り容量を的確に判定することができ、必要ならば、たとえば容量切れアラーム発信などの処理を実行することができる。また、セル容量監視信号z1に基づいて過充電または過放電の有無を判定し、この判定に基づいて通電制御回路43を制御することにより、過充電防止または過放電防止も的確に行わせることができる。
図4は、本発明の第4実施形態による多直列蓄電セルを示す。この第4実施形態の基本的構成も上記第1〜第3の実施形態とほぼ同様である。それらの実施形態との相違に着目すると、この第4実施形態では、上記第1〜3の実施形態における監視回路51〜53の全機能を備えた複合監視回路54が設置されている。
この複合監視回路54は、過充電、過放電、およびセル容量の各状態をそれぞれに検出するセル状態検出回路541を用いて構成される。この検出回路541は前述した電圧検出器35,36,37の機能を包含し、多直列蓄電セル(B1〜Bn)の中から選択された一部の特定セルに現れる電圧に基づいて、過充電または過放電の有無とセル容量の大小をそれぞれに検出する。各検出結果はそれぞれ監視信号x1,y1,z1として出力され、負荷機器100へ送信される。
この実施形態では、上記特定セルとして、直列接続列の端部にて互いに隣接する2つのセル(B2n−1,B2n)を選択してある。この2つのセル(B2n−1,B2n)の直列電圧が抵抗R1,R2で1/2分圧されてセル状態検出回路541に入力されるようになっている。セル状態検出回路541は、その分圧電圧に基づいて3種類の監視信号x1,y1,z1を生成し、負荷機器100へ送る。負荷機器100は上記監視信号x1,y1,z1に基づいて、過充電または過放電の有無と蓄電セルの残り容量をそれぞれ的確に判定することができる。
この場合、上記判定は2つのセル(B2n−1,B2n)にそれぞれに現れるセル電圧の平均値に基づいて行われる。これにより、2つのセル(B2n−1,B2n)の状態を1つの検出回路541で監視させることができる。このことは部品数およびコストの低減に有効である。また、2つのセル(B2n−1,B2n)の間に固体差によるバラツキあるいは誤差があったとしても、両セルの状態が平均化されて検出されることにより、そのバラツキや誤差からの影響を低減させることができる。
上記実施形態は1つの典型例であって、検出回路541は、過充電、過放電、残り容量のいずれか1つまたは2つだけに対応する検出回路に置き換えることが可能である。
図5は、本発明の第5実施形態による多直列蓄電セルを示す。この第5実施形態では、多直列蓄電セル(B1〜B4,B5〜B8)が複数(2つ)のモジュールM1,M2にグループ分けされている。つまり、2つの多直列蓄電セル(B1〜B4)が直列接続されている。各モジュールM1,M2にはそれぞれ、磁心22によって互いに誘導結合されたインダクタLc1,Lc2とスイッチング回路Sa,Sbとによる電圧バランス補正回路31が設置されている。
監視回路54は、モジュールM1,M2ごとに設置されたセル状態検出回路541を用いて構成されている。セル状態検出回路541は、モジュールM1,M2内でそれぞれ1つだけの特定蓄電セルB4に現れる特定セル電圧を検出し、この検出に基づいて、過充電、過放電、およびセル容量の各状態を検出する。過充電と過放電の検出結果はモジュールM1,M2ごとに2値論理で出力される。
各モジュールM1,M2からの2値検出信号は論理回路38,39に入力されて、監視項目ごとに論理和をとられる。この論理和信号が過充電および過放電の監視信号x1,y1として負荷機器へ送信される。
また、セル容量の検出結果はモジュールM1,M2ごとにアナログレベルで出力され、セル容量の監視信号z1,z2として負荷機器へ送信される。
図6は、本発明の第6実施形態による多直列蓄電セルを示す。この第6実施形態では、多直列蓄電セル(B1〜B4)の各セル電圧を均等化される電圧バランス補正回路31が、トランスT1を用いたトランス結合方式で構成されている。
この方式の電圧バランス補正回路31は、同一磁心21に同一巻数で巻回されて相互に1対1の変圧比をなす複数のトランス・コイル(L1〜L4)と、互いに同相でオン・オフ動作させられるスイッチング回路Scを用いて構成されている。スイッチング回路ScはMOS−FETを用いて構成され、図示を省略する制御回路から与えられる一定周期のパルス信号(クロック信号)により、互いに同相でオン・オフ動作する。
各セル(B1〜B4)はそれぞれスイッチング回路Scを介してトランス・コイル(L1〜L4)に接続されることにより、互いに1対1の変圧比で交流結合される。これにより、各セル(B1〜B4)の電圧が同電圧となるようなバランス補正が行われる。この場合、監視回路54は、直列接続された蓄電セル(B1〜B4)の1つに設置されたセル状態検出回路541を用いて構成することができる。
図7は、本発明の第7実施形態による多直列蓄電セルを示す。この第7実施形態では、多直列蓄電セル(B1〜B2n)が複数(2つ)のモジュールM1,M2にグループ分けされ、各セル電圧の均等化は第1および第2の2つの電圧バランス補正回路31,32を用いて行われるようになっている。
第1の電圧バランス補正回路31は、詳細な図示を省力するが、モジュールM1,M2内のセル間で電圧バランス補正を行う。第2の電圧バランス補正回路32はトランス結合方式であって、モジュールM1,M2間で電圧バランス補正を行う。これにより、全セル(B1〜B2n)の電圧が均等化されるようになっている。この場合、監視回路54を構成するセル状態検出回路541は、いずれか1つのモジュールM2内の少なくとも1つのセルB2nに対してだけ設置すればよい。
以上、本発明をその代表的な実施例に基づいて説明したが、本発明は上述した以外にも種々の態様が可能である。
多直列蓄電セルの全セルの状態を簡単かつ低コストな構成で的確に監視することが可能になり、これにより、過充電または過放電を確実に防止させることができる。
本発明による多直列蓄電セルの第1実施形態を示す要部回路図である。 本発明による多直列蓄電セルの第1実施形態を示す要部回路図である。 本発明による多直列蓄電セルの第1実施形態を示す要部回路図である。 本発明による多直列蓄電セルの第1実施形態を示す要部回路図である。 本発明による多直列蓄電セルの第1実施形態を示す要部回路図である。 本発明による多直列蓄電セルの第1実施形態を示す要部回路図である。 本発明による多直列蓄電セルの第1実施形態を示す要部回路図である。 従来の多直列蓄電セルの第1構成例を示す要部回路図である。 従来の多直列蓄電セルの第2構成例を示す要部回路図である。
符号の説明
100 負荷機器
21,22 磁心
31,32 電圧バランス補正回路
35 電圧検出器(過充電監視用)
36 電圧検出器(過放電監視用)
37 電圧検出器(セル容量監視用)
38,39 論理回路
41,42,43 通電制御回路
51,55 過充電監視回路
52,56 過放電監視回路
53 セル容量監視回路
54 複合監視回路
541 セル状態検出回路
B1〜B2n 蓄電セル
M1,M2 モジュール
Lc1〜Lcn インダクタ
L1〜L4 トランス・コイル
Sa,Sb,Sc スイッチング回路
T1 トランス
Vm 過充電判定基準電圧
Vs 過放電判定基準電圧

Claims (2)

  1. 多直列蓄電セルと、電圧バランス補正回路と、過充電監視回路とを備えたシステムであって、
    多直列蓄電セルは、4個以上の偶数個の蓄電セルが直列に接続され、
    電圧バランス補正回路は、多直列蓄電セルにおいて隣り合う2個の蓄電セルの組み合わせ(奇数番セルと偶数番セルの組み合わせ)ごとに、インダクタ・第1スイッチ・第2スイッチを備え、
    インダクタの一端は、奇数番セルと偶数番セルの接続点に接続され、
    インダクタの他端は、第1スイッチを介して奇数番セルの他端に接続されるとともに、第2スイッチを介して偶数番セルの他端に接続され、
    各インダクタは、共通の磁心によって相互に誘導結合され、
    第1スイッチと第2スイッチは、相補的にオン・オフを繰り返すように制御され、
    過充電監視回路は、ひと組みの奇数番セルと偶数番セルに対してのみ付設され、当該奇数番セルの端子電圧が充電基準電圧を上回ったことを検出する第1検出回路と、当該偶数番セルの端子電圧が充電基準電圧を上回ったことを検出する第2検出回路とを備え、第1検出回路と第2検出回路のいずれかから検出信号が出力された際に過充電検出信号を出力する
    システム。
  2. 多直列蓄電セルと、電圧バランス補正回路と、過放電監視回路とを備えたシステムであって、
    多直列蓄電セルは、4個以上の偶数個の蓄電セルが直列に接続され、
    電圧バランス補正回路は、多直列蓄電セルにおいて隣り合う2個の蓄電セルの組み合わせ(奇数番セルと偶数番セルの組み合わせ)ごとに、インダクタ・第1スイッチ・第2スイッチを備え、
    インダクタの一端は、奇数番セルと偶数番セルの接続点に接続され、
    インダクタの他端は、第1スイッチを介して奇数番セルの他端に接続されるとともに、第2スイッチを介して偶数番セルの他端に接続され、
    各インダクタは、共通の磁心によって相互に誘導結合され、
    第1スイッチと第2スイッチは、相補的にオン・オフを繰り返すように制御され、
    過放電監視回路は、ひと組みの奇数番セルと偶数番セルに対してのみ付設され、当該奇数番セルの端子電圧が放電基準電圧を下回ったことを検出する第1検出回路と、当該偶数番セルの端子電圧が放電基準電圧を下回ったことを検出する第2検出回路とを備え、第1検出回路と第2検出回路のいずれかから検出信号が出力された際に過放電検出信号を出力する
    システム。
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