JP4588899B2 - 吸入式万年筆 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インキ吸入時にインキを吸入するためのインキ吸入パイプがペンの先端近傍に繰り出されて、インキを吸入する方式の吸入式万年筆に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インキ吸入時に尾冠を回転することにより、インキを吸入するためのインキ吸入パイプがペンの先端近傍に繰り出される構造のいわゆる「シュノーケル式」と呼ばれている吸入式万年筆は知られている。こうした吸入式万年筆における吸入動作について図面を用いて簡単に説明すると、図9に示すように、「シュノーケル式」の吸入式万年筆51は、軸筒52内にインキを収容するためのゴムチューブ53を内在させた摺動体54が、軸筒52に対し回転することなく摺動可能に配設してある。摺動体54の前方には、インキ吸入パイプ55が連接してあり、該インキ吸入パイプ55を軸筒52の先端の首部64に装着したペン芯60内に挿入してある。インキ吸入パイプ55内には、インキを保持しかつインキの導入・導出路を形成する内芯56を挿着してある。軸筒52の後端には、回転かつ前後動可能に尾冠57が配設してある。該尾冠57には、回転コマ58が尾冠57に連動して回転かつ前後動可能に連結してあり、回転コマ58と摺動体54とはねじ嵌合59している。
【0003】
図10に示すように、尾冠57を回転させると、該尾冠57に連接した回転コマ58も回転し、ねじ嵌合59した摺動体54が前進し、ペン芯60の先端部からインキ吸入パイプ55が繰り出され、インキ吸入パイプ55の先端がペン61の先端近傍に位置する。次に、図11に示すように、尾冠57を回転させて摺動体54とのねじ嵌合59が解除し、尾冠57を軸筒52の後端から後方へ引き出し、尾冠57を軸筒52内に押し込むと、軸筒52内は気密手段(気密パッキン)62により気密が保たれているので、図12に示すように、軸筒52内の空気が圧縮され空気圧が上昇し、インキ吸入パイプ55の後端に連接したゴムチューブ53が空気圧で潰れる。さらに尾冠57を軸筒52内に押し込むと、図13に示すように、気密手段62が回転コマ58に形成した気密調整部63に位置し、軸筒52内の空気圧が逃げゴムチューブ53が復元する。その際に、インキはゴムチューブ53内に吸入される。図示してないが、インキを吸入後は、尾冠57を元の状態に押し込み、前とは逆方向に尾冠57を回転することにより、インキ吸入パイプ55はペン芯60内に収容され元の状態に戻る。
【0004】
また従来、軸筒の後端に回転可能に配設した尾冠を回転させることにより、尾冠に連接したピストンが尾冠の回転に伴いインキタンク筒内を摺動し、インキをインキタンク筒内に収容するいわゆる「回転式」の吸入式万年筆についてはよく知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前者の「シュノーケル式」の吸入式万年筆においては、インキタンク筒がゴムチューブであり該ゴムチューブの復元力でインキを吸入するために、ゴムチューブを利用しない前記回転式の構造等のものに比べてインキ吸入効率が悪いうえに、経時変化によりゴムが劣化し、さらにインキ吸入効率が低下するという問題がある。後者の「回転式」の吸入万年筆においては、インキを吸入するにはペン及びペン芯をインキに浸けて吸入するために、インキがインキ瓶等にある程度の深さ収容されていなければならない。言い換えればインキ瓶等のインキを最後まで吸入することができないという問題がある。また、インキを吸入するために、ペンを深くインキに浸けなければならなく、ペンのみならず場合によっては首部先端をインキで汚してしまうという問題がある。
【0006】
「シュノーケル式」の吸入万年筆の利点は、「回転式」等の吸入式万年筆に比べて、インキ吸入の際に、ペンを全くインキで汚さないと言うことではないがペンや軸筒の首部等を汚す割合が少ないということである。本発明者は、こうした事実に鑑みて、「回転式」のインキ吸入構造を有する吸入式万年筆に、インキを吸入する際に繰り出すインキを吸入するためのインキ吸入パイプを付設することにより、インキ吸入の際に前述したようなお互いの構造の利点を有する、インキ吸入効率が良く、インキ瓶等に収容されたインキを最後まで吸入でき、インキの吸入の際にペンや軸筒の首部等をインキで汚さないですむ吸入式万年筆を得るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の吸入式万年筆は前記目的を達成するために、軸筒内に、インキタンク筒を回転することなく前後動可能に配設し、インキタンク筒の先端に、先端部を軸筒に装着したペン芯内に収容してインキ吸入パイプを付設し、インキタンク筒と軸筒の後端に配した尾冠とをねじ嵌合により連接して、尾冠を回転することでインキタンク筒が軸筒に対して前後動可能とし、回転コマをインキタンク筒に連動して前後動可能にかつインキタンク筒に対して回転可能に連接し、回転コマの内部に、インキタンク筒内の空気を排出しインキを吸入するための弁部を設けた吸入棒を、インキタンク筒に対して回転することなくかつ回転コマの回転により前後動可能に回転コマとねじ嵌合により連接して設け、尾冠を回転することによりインキタンク筒が軸筒内を前進してインキ吸入パイプの先端をペン芯より突出し、インキタンク筒の前進が止まって尾冠が後方に繰り出されて尾冠とインキタンク筒との連接が解除し、尾冠と回転コマとの間に設けた尾冠と回転コマを連接する係合手段により尾冠と回転コマが連接して尾冠の回転に伴い回転コマが回転し、回転コマの回転により吸入棒がインキタンク筒内を前進してインキタンク筒内の空気を排出し、尾冠を逆回転させることにより回転コマが逆回転し吸入棒を後退させることによりインキタンク筒内にインキを吸入することを特徴とするものである。
【0008】
本発明において操作性を良好にするために、尾冠の回転によりインキタンク筒を前進させて、インキ吸入パイプの先端をペン芯より突出させるが、より確実にインキタンク筒を前進させるために、コイルスプリングによりインキタンク筒を軸筒の先端側に付勢すると良い。インキタンク筒の前進が止まると尾冠が軸筒の後方側に繰り出されるが、尾冠とインキタンク筒とのねじ嵌合が解除しインキタンク筒と尾冠の連接を解除するが、さらに操作性を向上するために尾冠をコイルスプリングにより軸筒の後方側に付勢すると良い。
【0009】
本発明において、例えばインキタンク筒の後端に尾冠をねじ嵌合により連接するが、連接とは、尾冠とインキタンク筒の後端とが直接にねじ嵌合により接続しても良いし、尾冠に他の部材を固定し他の部材とインキタンク筒の後端とをねじ嵌合により接続しても良いことを意味する。尾冠が軸筒の後方側に繰り出された際に尾冠と回転コマとが連接する係合手段としては、尾冠又は尾冠に接続した部材に凹部又は凸部を設け、回転コマには前記係合手段に係合する凸部又は凹部を設けて、前記凹部と凸部が係合するものがある。
【0010】
吸入棒の先端に設けるインキタンク筒内の空気を排出しインキを吸入させるための弁部は、インキタンク筒の内壁面に密接して摺動可能とするが、その形状は適宜決定すればよく特に限定されないが、弁部の後方にインキが流出しないような形状・構造にしなければならない。弁部の材質としては、ゴム、テフロン、テフロン以外のフッ素系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン、ポリアセタール、ナイロン等が使用可能である。
【0011】
また、本発明において、インキタンク筒の先端にインキ吸入パイプをインキタンク筒に付設するが、インキや空気が漏出しないようにすることが重要である。
【0012】
【本発明の実施の形態】
本発明の吸入式万年筆の実施の形態を図面を用いて説明する。
本実施の形態の吸入式万年筆において、キャップの構造は従来から知られた一般的な構造のものであり、そのキャップについての説明を省略するが、本発明の吸入式万年筆がキャップを有さない構造に限定されるものではない。
【0013】
図1〜図8に示す本実施の形態の吸入式万年筆1は、軸筒の胴部2の先端部に連結体3を介して首部4を螺着してある。連結体3の先端に設けた装着孔5に、ペン6及びインキを一時的に溜める櫛溝7を有したペン芯8を装着してある。前記装着孔5の後方には、小径の連絡孔9を設けてあり、その後方の胴部2内にインキを収容するインキタンク筒10を前後動可能に配設してある。
【0014】
インキタンク筒10のペン6側の先端部の外周面には、図2に示すように、周状に等間隔に外方に突出し軸心方向に沿って延びた8個の突状部11が形成してあり、該突状部11を連結体3に形成した凹溝12に係合させて、インキタンク筒10が連結体3及び胴部2に対して回転することなく前後動可能にしてある。インキタンク筒10の突状部11の後端には、外方に突出した鍔部13を形成してあり、インキタンク筒10の前後動に伴い前記鍔部13が胴部2の内壁面に当接しないように、その部分の胴部2内を大径空間部14としてある。大径空間部14を構成する後方の段部15と前記鍔部13との間には、第1コイルスプリング16を配設してインキタンク筒10を前方へ付勢してある。
【0015】
インキタンク筒10の先端には、インキ吸入パイプ18を密栓部材19によりインキや空気が漏れ出さないように連接してあり、インキタンク筒10に連動して前後動可能としてある。インキ吸入パイプ18の先端部は、ペン芯8の中央部に形成した貫通孔17に挿入してある。また、ペン6等を装着した装着孔5には、インキ吸入パイプ18の外周面に密接するパッキン20をペン芯8の後端と連絡孔9を構成する壁面9aとで挟持して設けてあり、ペン芯8側から胴部2側にインキが逆流しないようにしてある。インキ吸入パイプ18の内部には、インキを保持しかつインキの導入・導出路であるインキ溝(図示せず)を有した内芯21を挿着してある。
【0016】
胴部2の後端には、軸筒に対して回転自在かつ前後動可能に尾冠22を配設してある。尾冠22とインキタンク筒10を連接するために、図3に示すように、尾冠22の回転及び前後動に伴い回転及び前後動する尾冠第一筒体23が固着してあり、該尾冠第一筒体23には尾冠第二筒体24と凹凸状の係合手段の凹溝25aを有する被係合部材25が固着してある。尾冠22の回転及び前後動に伴い前記尾冠第二筒体24と被係合部材25も連動して回転及び前後動する。インキタンク筒10は、内部にインキを収容するインキタンク筒前部10aとインキタンク筒後部10bとで構成されており、インキタンク筒前部10aとインキタンク筒後部10bは固着して一体化してある。尾冠第二筒体24は、インキタンク筒後部10bにねじ嵌合26を設けて連接している。
【0017】
また、インキタンク筒後部10bの後端部には、凹凸状の係合手段27により回転コマ28をインキタンク筒10の前後動に伴い連動して前後動可能にしてある。回転コマ28の後端部には、図7に示すように、前記被係合部材25の凹溝25aと係合する凸状部29aを有する係合部材29を固着してあり、尾冠第二筒体24とインキタンク筒後部10bのねじ嵌合が外れて尾冠22が胴部2の後端より後方に突出した際に、前記被係合部材25と係合部材29が係合可能としてある。回転コマ28の内部には、インキタンク筒前部10a内を摺動して空気を排出しインキを吸入するためのラバーで形成した弁部30を先端に設けた吸入棒31を配設してあり、該吸入棒31は回転コマ28とねじ嵌合32を設けて連接し、回転コマ28の回転に対して前後動可能に設けてある。
【0018】
尾冠第二筒体24には外方に突出した鍔部33を設けてあり、該鍔部33とインキタンク筒10の後端部との間には第2コイルスプリング34を配設してあり、尾冠第二筒体24とインキタンク筒後部10bのねじ嵌合26が外れると尾冠22を後方へ付勢するようにしてある。尾冠22の前端にはリング35が装着してあり、胴部2の後端には胴リング体36が装着してある。
【0019】
次に、インキを吸入する際の吸入動作について説明する。
先ず、図1に示す状態の吸入式万年筆1の尾冠22を例えば左回転すると、尾冠22に尾冠第一筒体23を介して連接した尾冠第二筒体24も左回転し、該尾冠第二筒体24にねじ嵌したインキタンク筒10は、図2に示す連結体3との係合により回転することなく第1コイルスプリング16のペン6側への付勢により胴部2内を前進する。それにより、図4に示すように、インキタンク筒10の先端に連接したインキ吸入パイプ18がペン芯8の先端部から突出する。
【0020】
インキタンク筒10が前進して、先端が連絡孔9を構成する壁面9aに当接すると、図5に示すように、今度は、尾冠第二筒体24、被係合部材25、尾冠第一筒体23及び尾冠22が後方へ移動し、図6に示すように、尾冠第二筒体24とインキタンク筒10のねじ嵌合が外れ、第2コイルスプリング34の付勢により尾冠22は後方へ押し出される。その際に、図7に示すように、被係合部材25が回転コマ28に固着した係合部材29に係合することにより、尾冠22の回転にともない回転コマ28も回転可能となる。
【0021】
その状態でさらに尾冠22を左回転すると回転コマ28も回転し、回転コマ28にねじ嵌合32を設けて連接した吸入棒31も回転する。吸入棒31は、弁部30がインキタンク筒10の内壁面への圧接しているために回転せず、図8に示すように、インキタンク筒10内をペン芯8側へ摺動し、インキタンク筒10内の空気を排出する。
【0022】
図示していないが、尾冠22を右回転すると吸入棒31は後退し、インキを吸入する。吸入作動終了後は、尾冠22を胴部2側へ押しながら右回転、前記被係合部材25と係合部材29の係合を解除し、尾冠第二筒体24とインキタンク筒10のねじ嵌合を行う。さらに尾冠22を右回転して、インキタンク筒10を後退しインキ吸入パイプ18をペン芯8内に没入し、元の状態に戻す。なお、筆記時におけるインキの流れは、インキタンク筒10からインキ吸入パイプ18に導出し、インキ吸入パイプ18内に設けた内芯21によりペン芯8側へ流出し、インキ吸入パイプ18の先端部分に形成した切欠溝(図示せず)により、ペン芯8にインキが導出しペン6にインキが供給される。
【0023】
【発明の効果】
本発明の吸入式万年筆は、インキ吸入時にインキ吸入パイプがペン芯より繰り出してインキを吸入するので、インキ瓶等に収容されたインキを最後まで吸入でき、また、ペンをインキに浸けて吸入する必要がないために、ペンや軸筒の首部がインキで汚すということがない。また、ゴムチューブの復元力によりインキを吸入するのではなく、従来知られている、尾冠を回転して、インキタンク筒内に先端に弁部を有した吸入棒を前後動させることによりインキを吸入するいわゆる回転式のインキ吸入構造なので、インキ吸入効率が良い。構造も従来の回転式のインキ吸入構造を基とするものであり、複雑な構造を要しないで得られるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す、吸入式万年筆の縦端面図である。
【図2】図1における、I−I線部分の横端面図である。
【図3】図1における、要部の拡大図である。
【図4】本実施の形態の吸入式万年筆におけるインキ吸入動作を示す図で、インキ吸入パイプが突出した状態を示す図である。
【図5】本実施の形態の吸入式万年筆におけるインキ吸入動作を示す図で、尾冠が後方突出した状態を示す図である。
【図6】本実施の形態の吸入式万年筆におけるインキ吸入動作を示す図で、尾冠の回転にともない回転コマも回転する状態を示す図である。
【図7】図6における、II−II線部分の横端面図である。
【図8】本実施の形態の吸入式万年筆におけるインキ吸入動作を示す図で、尾冠の回転にともないインキ吸入棒が前進した状態を示す図である。
【図9】従来の吸入式万年筆の縦端面図である。
【図10】従来の吸入式万年筆におけるインキ吸入動作を示す図で、インキ吸入パイプが突出した状態を示す図である。
【図11】従来の吸入式万年筆におけるインキ吸入動作を示す図で、尾冠を後方へ繰り出した状態を示す図である。
【図12】従来の吸入式万年筆におけるインキ吸入動作を示す図で、尾冠を軸筒内に戻した際にゴムチューブが空気圧で押し潰された状態を示す図である。
【図13】従来の吸入式万年筆におけるインキ吸入動作を示す図で、さらに尾冠を軸筒内に戻すことにより軸筒内に空気圧が逃げ、ゴムチューブが元の状態に戻りインキを吸入する状態を示す図である。
【符号の説明】
1 吸入式万年筆
2 胴部
8 ペン芯
10 インキタンク筒
16 第1コイルスプリング
18 インキ吸入パイプ
22 尾冠
23 尾冠第一筒体
24 尾冠第二筒体
25 被係合部材
26 ねじ嵌合
27 係合手段
28 回転コマ
29 係合部材
30 弁部
31 吸入棒
32 ねじ嵌合
34 第2コイルスプリング

Claims (2)

  1. 軸筒内に、インキタンク筒を回転することなく前後動可能に配設し、インキタンク筒の先端に、先端部を軸筒に装着したペン芯内に収容してインキ吸入パイプを付設し、インキタンク筒と軸筒の後端に配した尾冠とをねじ嵌合により連接して、尾冠を回転することでインキタンク筒が軸筒に対して前後動可能とし、回転コマをインキタンク筒に連動して前後動可能にかつインキタンク筒に対して回転可能に連接し、回転コマの内部に、インキタンク筒内の空気を排出しインキを吸入するための弁部を設けた吸入棒を、インキタンク筒に対して回転することなくかつ回転コマの回転により前後動可能に回転コマとねじ嵌合により連接して設け、尾冠を回転することによりインキタンク筒が軸筒内を前進してインキ吸入パイプの先端をペン芯より突出し、インキタンク筒の前進が止まって尾冠が後方に繰り出されて尾冠とインキタンク筒との連接が解除し、尾冠と回転コマとの間に設けた尾冠と回転コマを連接する係合手段により尾冠と回転コマが連接して尾冠の回転に伴い回転コマが回転し、回転コマの回転により吸入棒がインキタンク筒内を前進してインキタンク筒内の空気を排出し、尾冠を逆回転させることにより回転コマが逆回転し吸入棒を後退させることによりインキタンク筒内にインキを吸入することを特徴とする吸入式万年筆。
  2. 前記インキタンク筒をコイルスプリングにより軸筒の先端側に付勢し、前記尾冠をコイルスプリングにより後方に付勢してなる請求項1に記載の吸入式万年筆。
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