JP4587336B2 - 内燃機関の排ガス領域内に配置された触媒を診断する方法、および、該方法を実施するための装置 - Google Patents

内燃機関の排ガス領域内に配置された触媒を診断する方法、および、該方法を実施するための装置 Download PDF

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Description

従来技術
本発明は、内燃機関の排ガス領域内に配置された触媒を診断(オンボード診断)するための、独立請求項の上位概念に記載の方法と、該方法を実施するための、独立請求項の上位概念に記載の装置とに関する。
本発明はさらに、制御回路プログラムと制御回路プログラム製品とに関する。
触媒の酸素貯蔵能力は、内燃機関に供給された空気燃料混合気のリーンフェーズで酸素を吸収し、リッチフェーズで放出するのに使用される。このことにより、不所望の排ガス成分を効率的に変換することができる。触媒の劣化が進むにつれて、酸素貯蔵能力は低減する。このことにより、リッチフェーズで酸化反応に十分な酸素が得られなくなる。
DE2444334に、触媒の酸素貯蔵性能の評価に関する触媒診断手法が記載されている。内燃機関には、ラムダ値0.95のリッチ状態の空気燃料混合気と、ラムダ値1.05のリーン状態の空気燃料混合気とが交互に供給される。触媒より下流に配置されたジャンプラムダセンサ(Sprung-Lambdasensor)が、リッチフェーズでは酸素不足の発生を検出し、リーンフェーズでは酸素過剰の発生を検出する。この下流ジャンプラムダセンサの信号はタイミング発生器を停止し、タイミング発生器は、触媒より上流に配置されたジャンプラムダセンサが供給する信号によって開始される。ラムダ値1の前後に制限されたラムダ領域のみを正確に検出するのを可能にするジャンプラムダセンサが使用されるにもかかわらず、リッチフェーズおよびリーンフェーズにおいて空気率λが、ラムダ制御の枠内で設定される。化学量論的燃焼での値1からの空気率λの所定の偏差は次のように決定される。すなわち、両ジャンプラムダセンサの特性曲線が、値1からの偏差を少なくとも近似的に定量的に検出するのになお十分であるように決定される。診断の前提条件は、ガス流量が少なくとも近似的に一定であることだ。このことは、空気量センサおよび/またはスロットルバルブ位置信号発生器によって供給される所定の信号が存在する場合にのみ、診断がイネーブルされることによって保証される。
ドイツ連邦共和国特許第4112480号に記載された触媒診断手法も触媒の酸素貯蔵性能の評価に関し、この手法は、リッチフェーズおよびリーンフェーズの枠内で触媒に供給された酸素量を、測定された空気流と該触媒より上流で広帯域ラムダセンサによって測定された空気率λとに基づいて、積分によって定量的に計算する点で一歩先を行く。
触媒より上流にジャンプラムダセンサ(2点ラムダセンサ)が使用される場合、入力された排ガスの酸素含流量を容易に定量的に検出することはできない。このことは、リッチ混合気にもリーン混合気にも当てはまる。排ガス中の酸素含有量を求める1つのアプローチに、内燃機関に供給される空気燃料運転混合気の正確な前制御に関するアプローチがある。しかし、この前制御誤差は診断結果に著しく大きな影響を及ぼす。
本発明の基礎となる課題は、内燃機関の排ガス領域内に配置された触媒を診断する方法と、該方法を実施するための装置とにおいて、触媒の酸素貯蔵性能の検出において高い精度を実現する方法および装置を提供することである。
発明の概要
上記課題は、独立請求項に記載の各構成によって解決される。
本発明による方法により、診断の基礎とすべき触媒の酸素貯蔵性能を高信頼性で求めることができ、触媒診断の精度および信頼性が向上される。
ここでは、診断混合気ラムダ瞬時信号経過と計算された診断混合気ラムダ信号経過との間で、診断混合気ラムダ瞬時信号経過のλ1通過点と計算された診断混合気ラムダ信号経過のλ1通過点との間に生じる時間差に基づいて偏差が検出される。求められた時間差は、所定の診断混合気λ目標信号経過の補正または診断の中断に使用される。
診断の中断とは、すでに求められた診断結果を却下するという意味でも理解すべきである。
従属請求項に、本発明による方法の有利な実施形態および構成が記載されている。
1つの実施形態では、診断混合気ラムダ瞬時信号経過のλ1通過点が、2点特性ないしはジャンプ特性を有する測定された上流ラムダ信号に基づいて検出される。2点特性ないしはジャンプ特性を有するこのようなセンサ信号を供給するラムダセンサは、特に低コストで入手できる。このことにより、本発明による触媒診断の大量導入で著しい節約が実現される。
診断の信頼性ないしは精度は、λ1通過点の検出時に平均値形成を行うことによってさらに向上される。
すでに述べたように第1の実施形態では、求められた時間差を使用して、診断混合気λ目標信号経過に対する補正信号を決定し、これによって、所定の診断混合気λ目標信号経過を実際に発生する診断混合気λ瞬時信号経過に可能な限り正確に近づける。第2の実施形態では、求められた時間差を時間差閾値との比較によって、計算された診断混合気λ信号経過に対する補正信号を決定するのに使用する。別の実施形態では、求められた時間差は時間差閾値との比較によって、閾値を超える場合に診断を中断し、ないしはすでに求められた診断結果を却下するのに使用する。
本方法を実施するための本発明の装置はまず、本方法を実施するために特別に構成された制御回路に関する。
制御回路は有利には、本方法のステップが制御回路プログラムとして格納されている少なくとも1つの電気的なメモリを有する。
本発明による制御回路プログラムは、本発明の方法が制御回路内で実行される場合に、該方法のすべてのステップが実施されるように構成されている。
機械読み取り可能な担体上に記憶されたプログラムコードを有する制御回路プログラム製品は、プログラムが制御回路内で実行される場合に、本発明による方法を実行する。
後続の従属請求項に、本発明による方法の別の有利な実施形態および構成が記載されている。図面に本発明の実施例が示されており、これらの実施例について以下で詳しく説明する。
図面
図1 本発明による方法が実施される技術的環境を示す。
図2 時間に依存するラムダ信号経過を示す。
図1は内燃機関110を示しており、該内燃機関110の吸気領域111内に空気検出部112が設けられており、排ガス領域113に、触媒115より上流に配置された上流ラムダセンサ114と、該触媒115より下流に配置された下流排ガスセンサ116とが設けられている。
空気検出部112は制御装置120に空気信号ms_Lを供給し、内燃機関110は回転数nを供給し、上流ラムダセンサ114は測定された上流ラムダ信号lam_vK_Mesを供給し、下流ラムダセンサ116は測定された下流ラムダ信号lam_nK_Mesを供給する。制御回路120は燃料調量部121に燃料信号m_Kを供給する。
両ラムダセンサ114,116は有利には、低コストのジャンプラムダセンサとして構成されており、測定されたラムダ信号lam_vK_Mes,lam_nK_Mesはジャンプ特性を有する。ラムダセンサ114,116は、λ=1の領域内のラムダ値に高い精度で調整できる空気燃料混合気、たとえばλ=0.995〜1.005の領域内のラムダ値に高い精度で調整できる空気燃料混合気による内燃機関110の運転を可能にする。
ここでは、触媒115の酸素貯蔵性能を表す少なくとも1つの尺度の検出を基礎とする触媒115の診断が行われる。この酸素貯蔵性能は、触媒115の経時変化の尺度として使用することができる。酸素貯蔵性能が低いということは、ここでは触媒115が経時変化したことを意味する。
内燃機関110の少なくとも1つの運転量が所定の条件を満たす場合にのみ診断が実行されるように構成することができる。運転量としては、たとえば内燃機関110の回転数nまたは負荷を使用することができる。前記少なくとも1つの運転量nが閾値を超えるかまたは下回るかないしは領域内にあるかの検査が行われた後、微分商が所定の閾値を下回るか否かの検査を行うのが目的に適っている。この微分商は、差分商によって近似することができる。このことにより、内燃機関が少なくとも近似的に定常的な運転状態で運転するのが保証される。特性量決定部130に供給される診断イネーブル信号Diag_Fgが存在する場合に、診断はイネーブルおよび実施される。
図2に示された第1の時点ti1の前では内燃機関110は、ラムダ値がたとえばλ=1に少なくとも近似的に決定された空気燃料運転混合気によって運転する。第1の時点ti1で、診断イネーブル信号Diag_Fgが生じる。これに応答して、特性量決定部130が第1の時点ti1で、たとえばλ=0.95のラムダ値に決定された診断混合気で内燃機関110の運転を行わせる。触媒診断の枠内での新たなλへの変化は、有利にはそのつどジャンプ状に行われる。診断混合気のλの時間的経過が、図2に診断混合気λ目標信号経過lam_Diag_Solとしてプロットされている。
第2の時点ti2での切替は、下流ラムダセンサ116によって供給された測定ラムダ信号lam_nK_Mesに依存して行われる。この測定ラムダ信号lam_nK_Mesは特性量決定部130によって使用される。図中にない測定下流ラムダ信号lam_nK_Mesが、触媒115より下流の酸素不足の発生を示すλ1通過点を少なくとも近似的に有する場合、前記変化は行われる。その後、特性量決定部130は診断混合気λ目標信号経過lam_Diag_Solをたとえば1.05のリーンλに決定する。この切替は、基本的に直ちに行うことができる。しかし有利には、直ちにリーンλに切り換えるのではなく、まずはさらに付加的な量のリッチ排ガスを排ガス領域13に投入する。この切替はたとえば、所定の遅延時間の経過後に行われる。測定された下流ラムダ信号lam_nK_Mesに再び、触媒115に酸素過剰が発生したことを示すλ1通過点が生じた場合、詳細に図示されていない、0.95のλを有するリッチ診断混合気へのさらなる切替が行われる。この場合も、切替は原則的に直ちに行うことができる。しかし、有利にはここでも、直ちにリッチλに切り換えるのではなく、まずはさらに付加的な量のリーン排ガスを排ガス領域13に投入する。この切替は、ここでもたとえば、所定の遅延時間の経過後に行われる。下流ジャンプラムダセンサ116の代わりにもちろん、択一的に下流広帯域ラムダセンサを使用することもできる。
触媒115の酸素貯蔵性能O2_Simは、空気信号ms_Lと診断混合気λ目標信号経過lam_Diag_Solと補正信号Korrとが供給される特性量計算部140において、積分によって求められる。積分はたとえば、診断混合気λ目標信号経過lam_Diag_Solがたとえば1.05のリーンλを有する時間にわたって行われる。有利には触媒診断は、複数の周期にわたる酸素貯蔵性能O2_Simの計算結果の平均値を形成できるようにするため、診断混合気λ目標信号経過lam_Diag_Solの複数の周期にわたって行われる。
診断結果の検出では、実際に排ガス領域113に生じた診断混合気λ瞬時信号経過lam_Diag_Isのλが、‐伝搬時間による既知の信号遅延と立ち上がり振動過程とを除外して‐所定の診断混合気λ目標信号経過lam_Diag_Solと十分に一致することが前提とされる。偏差が発生した場合、この偏差は診断結果に直接影響する。
図中の実施例では、第1の時点ti1と第2の時点ti2との間に偏差210が生じていると仮定する。偏差210がたとえば、燃料調量部121に含まれる詳細には図示されていない燃料噴射弁のばらつきまたはドリフトによって、または空気検出部112の誤差によって発生することがある。これは、詳細に図示されていないラムダ制御回路の適合の枠内では完全には補償されない。
ここでは時間差検出部150が設けられている。この時間差検出部150は、診断混合気λ瞬時信号経過lam_Diag_Isのλ1通過点211と、特性量計算部140によって計算された診断混合気λ信号経過lam_Diag_Simのλ1通過点212との間に生じる時間差ti_Dを検出する。小さい時間差ti_Dは、診断混合気λ瞬時信号経過lam_Diag_Isと計算された診断混合気λ信号経過lam_Diag_Simとが良好に一致することに相応する。この場合、特性量計算部140によって求められた酸素貯蔵性能O2_Simは高信頼性であると見なすことができ、診断の基礎とすることができる。正方向または負方向の比較的大きな時間差ti_Dは比較的大きな偏差210を示しているので、求められた酸素貯蔵性能O2_Simは誤差を有することが予測され、このことに相応して診断結果は信頼性を有さないと見なされる。
求められた時間差ti_Dは時間差評価部160において、診断λ補正値lam_Diag_Korrを求めるのに使用することができる。この診断λ補正値lam_Diag_Korrは特性量検出部130へ供給され、該特性量検出部130は該診断λ補正値lam_Diag_Korrに依存して、診断混合気λ目標信号経過lam_Diag_Solの後続の周期で、制御された診断混合気λ目標信号経過lam_Diag_Solと生じる診断混合気λ瞬時信号経過とが良好に一致するように、診断混合気λ目標信号経過lam_Diag_Solを上昇ないしは下降によって調整することができる。診断混合気λ目標信号経過lam_Diag_Solを調整するために、燃料信号m_Kまたは内燃機関110の空気供給部に介入することができる。
求められた時間差ti_Dは時間差評価部160においてさらに、誤差信号Fを求めるのに使用することができる。こうするためには、時間差ti_Dは所定の時間差閾値ti_D_Limと比較される。時間差ti_Dが時間差閾値ti_D_Limを超える場合には誤差信号Fが出力される。この誤差信号Fは、診断結果が信頼性を有さないことが予測されることを示すか、または、連続的な診断を中断するために使用することができる。さらに誤差信号Fは、すでに求められた診断結果を却下すべきであることを決定することができる。
触媒診断の信頼性をさらに向上するためには、診断混合気λ瞬時信号経過lam_Diag_Isのλ1通過点211の検出時に平均値形成を行うことができる。診断混合気λ瞬時信号経過lam_Diag_Isにノイズが重畳されている場合には、この平均値形成によって、リッチ診断混合気からリーン診断混合気への切替時にすでに、ノイズに起因する第1のλ1通過点211が実際のλ1通過点211として評価されない。
この平均値形成の前提条件は、診断混合気λ瞬時信号経過lam_Diag_Isに対して、図2の基礎となるタイムスケールを基準として格段に短いサンプリング間隔を決定することである。このことによって、たとえば第4の時点ti4の前後に、診断混合気λ瞬時信号経過lam_Diag_Isの多数のサンプリング値が得られ、平均値形成が可能になる。このような平均値形成はたとえば次のように実施される。すなわち、まずは、リッチ診断混合気が現れる時間間隔とリーン診断混合気が現れる時間間隔との比が形成された後に、閾値‐たとえば50%‐との比較が行われるように実施される。
本発明による方法が実施される技術的環境を示す。 時間に依存するラムダ信号経過を示す。

Claims (10)

  1. 内燃機関(110)の排ガス領域(113)内に配置された触媒(115)を、該触媒(115)の酸素貯蔵性能(O2_Sim)の検出に基づいて診断する方法であって、
    該酸素貯蔵性能(O2_Sim)を、測定された下流ラムダ信号(lam_nK_Mes)に依存して設定されリッチラムダ値およびリーンラムダ値を有する診断混合気λ目標信号経過(lam_Diag_Sol)に基づいて検出する方法において、
    診断混合気λ瞬時信号経過(lam_Diag_Is)のλ1通過点(211)と計算された診断混合気λ信号経過(lam_Diag_Sim)のλ1通過点(212)との間に生じる時間差(ti_D)に基づいて、該診断混合気λ瞬時信号経過(lam_Diag_Is)と該計算された診断混合気λ信号経過(lam_Diag_Sim)との間の偏差(210)を求め、
    該時間差(ti_D)を、診断λ補正値(lam_Diag_Korr)による該所定の診断混合気λ目標信号経過(lam_Diag_Sol)の補正に使用するか、または診断の中断に使用することを特徴とする方法。
  2. 前記診断混合気λ瞬時信号経過(lam_Diag_Is)のλ1通過点(211)を、ジャンプ特性を有する測定された上流ラムダ信号(lam_vK_Mes)に基づいて検出する、請求項1記載の方法。
  3. 前記λ1通過点(211)の検出時に平均値形成を行う、請求項2記載の方法。
  4. 前記診断混合気λ目標信号経過(lam_Diag_Sol)をジャンプ状に、リッチラムダ値およびリーンラムダ値にまで決定する、請求項1記載の方法。
  5. 前記時間差(ti_D)から、前記診断混合気λ目標信号経過(lam_Diag_Sol)に対する診断λ補正値(lam_Diag_Korr)を決定する、請求項1記載の方法。
  6. 前記時間差(ti_D)が所定の時間差閾値(ti_D_Lim)を上回る場合、前記診断を中断する、請求項1記載の方法。
  7. 内燃機関(110)の排ガス領域(113)内に配置された触媒(115)を診断するための装置において、
    請求項1から6までのいずれか1項記載の方法を実施するために特別に構成された制御回路(120)が設けられていることを特徴とする装置。
  8. 前記触媒(115)より上流にジャンプラムダセンサ(114)が配置されている、請求項7記載の装置。
  9. 制御回路(120)内で実行される場合、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法のすべてのステップを実施することを特徴とする、制御回路プログラム。
  10. 機械読み取り可能な担体上に記憶されたプログラムコードを有し、プログラムが制御回路(120)内で実行される場合に請求項1から6までのいずれか1項記載の方法を実施するための制御回路プログラム製品。
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