JP4583485B2 - 譜面交換装置 - Google Patents
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Description
本発明は、譜面交換装置に関する。さらに詳しくは、ヴァイオリン、チェロ、打楽器など、両手を使う楽器を演奏する場合に、譜面を手でめくろうとすると演奏を中断することになるので、自動で譜面をめくることが要望されている。本発明は、このような譜面を自動的に交換する譜面交換装置に関する。
譜面を自動めくりする従来技術としては、つぎがある。
特許文献1の技術は、支柱に取り付けられ、水平面内で回動自在な回動軸に複数枚の譜面を収納した譜面箱と、前記譜面の回動を停止する係止部と、伝達機構を介して前記係止部を任意に作動させるペダルとからなる。
特許文献1の技術は、支柱に取り付けられ、水平面内で回動自在な回動軸に複数枚の譜面を収納した譜面箱と、前記譜面の回動を停止する係止部と、伝達機構を介して前記係止部を任意に作動させるペダルとからなる。
この従来技術では、譜面を水平軸まわりに回転させると譜面が垂直面内で演奏者の顔の直前を舞い降りるように降下していくので演奏の邪魔になったり注意力を乱すという欠点がある。また、係止部の働くタイミングがうまく合わないと2枚の譜面がめくられてしまう等の問題がある。
特許文献2の技術は、冊子である譜面をセットする譜面台の上部にモータと、このモータによって回動させられるアームとが設けられ、また、アームは上下方向(鉛直方向)にも移動自在に取り付けられている。そして、アームの先端には、薄い平板からなるめくり板が設けられ、さらに、譜面の右ページの上端部に当接するローラが設けられている。このローラもモータによって回転させられる。
この従来技術によると、ローラを回転させて譜面を撓ませ、そこにめくり板を挿し込んでアームを旋回させると、譜面を水平面内で左右に動かせてめくることができる。
この従来技術によると、ローラを回転させて譜面を撓ませ、そこにめくり板を挿し込んでアームを旋回させると、譜面を水平面内で左右に動かせてめくることができる。
しかし、この従来技術では、つぎのような欠点がある。
a)譜面は多数枚の側端縁が閉じられた冊子タイプにしか使えない。
b)譜面を旋回させるのに時間がかかり、曲が連続しているにも拘らず、演奏が中断することがある。
c)ローラやめくり板を動作させるモータが必要であり、装置が複雑で大型化する。
d)譜面が演奏者の顔の前面を、うちわで扇ぐように通過していくので、演奏者の注意力を乱すという問題がある。
a)譜面は多数枚の側端縁が閉じられた冊子タイプにしか使えない。
b)譜面を旋回させるのに時間がかかり、曲が連続しているにも拘らず、演奏が中断することがある。
c)ローラやめくり板を動作させるモータが必要であり、装置が複雑で大型化する。
d)譜面が演奏者の顔の前面を、うちわで扇ぐように通過していくので、演奏者の注意力を乱すという問題がある。
特許文献3の技術は、冊子載置用の載置台に取り付けられた旋回アームと、この旋回アームを180°超の旋回角で正逆回転させる駆動機構を有し、旋回アームは、載置台上下方向に沿って回転自在に保持され、且つ駆動機構により回転駆動するシャフト部と、このシャフト部の上端に連成されたアーム部と、このアーム部の先端に取り付けられた磁石保持体と、この磁石保持体に固定された永久磁石とからなり、永久磁石を冊子の各シート上端の鉄片に吸着させた状態で旋回アームを旋回させることで各シートのめくり動作が行われる。
しかし、この従来技術では、つぎのような欠点がある。
a)譜面は多数枚の側端縁が閉じられた冊子タイプにしか使えない。
b)譜面を旋回させるのに時間がかかり、曲が連続しているにも拘らず、演奏が中断することがある。
c)旋回アームやシャフト部を動かすモータが必要であり、装置が複雑で大型化する。
d)譜面が演奏者の顔の前面を、うちわで扇ぐように通過していくので、演奏者の注意力を乱すという問題がある。
a)譜面は多数枚の側端縁が閉じられた冊子タイプにしか使えない。
b)譜面を旋回させるのに時間がかかり、曲が連続しているにも拘らず、演奏が中断することがある。
c)旋回アームやシャフト部を動かすモータが必要であり、装置が複雑で大型化する。
d)譜面が演奏者の顔の前面を、うちわで扇ぐように通過していくので、演奏者の注意力を乱すという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑み、毎葉型の譜面を1枚づつ確実に交換することができ、譜面の差し替えが迅速にでき、少ない部品でコンパクトにできる譜面の譜面交換装置を提供することを目的とする。
第1発明の譜面交換装置は、毎葉シート型の複数枚の譜面と、該複数枚の譜面を積層状態にしておいて1枚づつ取り除いていく譜面台とからなり、前記譜面は、シート状であって、その一部に磁着性材料からなりピン孔が形成された支持部を備えており、前記譜面台は、積層された複数の譜面の各支持部のピン孔に通した状態で、前記複数の譜面を支持する支持ピンと、積層された譜面の最上層の譜面における支持部を磁着する位置に配置された磁石と、前記最上層の譜面の支持部を前記磁石の磁着力に抗して押し外す押し出し機構とからなり、前記支持ピンの頂面と前記磁石の磁着面との間の間隔は、1枚の支持部の厚さより大きく2枚の支持部の厚さより小さいことを特徴とする。
第2発明の譜面交換装置は、第1発明において、前記譜面台は、積層された複数の譜面を常時、前記支持ピンの先端方向に押し付ける付勢手段を備えていることを特徴とする。
第3発明の譜面交換装置は、第1発明において、前記押し出し機構は、前記最上層の譜面の支持部を押す押し具と、該押し具を前記支持具の押し外し方向に駆動する駆動手段と、常時は前記押し具を駆動前の位置に保持する保持手段とからなり、前記駆動手段は、フットペダルで駆動操作するものであることを特徴とする。
第2発明の譜面交換装置は、第1発明において、前記譜面台は、積層された複数の譜面を常時、前記支持ピンの先端方向に押し付ける付勢手段を備えていることを特徴とする。
第3発明の譜面交換装置は、第1発明において、前記押し出し機構は、前記最上層の譜面の支持部を押す押し具と、該押し具を前記支持具の押し外し方向に駆動する駆動手段と、常時は前記押し具を駆動前の位置に保持する保持手段とからなり、前記駆動手段は、フットペダルで駆動操作するものであることを特徴とする。
第1発明によれば、積層された複数の譜面のうち最上層の1枚は磁石で磁着保持され、その他の譜面は全て支持ピンで物理的に保持されている。そして、押し出し機構により最上層の譜面の支持部を押すと、最上層の譜面のみが磁石の磁力から外れて落下する。このとき、最上層以外の譜面は支持ピンで物理的に支持されているので、落下することはない。よって、譜面が1枚づつ確実に落下させることができる。さらに、本発明の譜面台は、支持ピン、磁石、押し出し機構から構成され、モータ等を用いていないので、コンパクトに構成できる。
第2発明によれば、支持ピンで積層状態に保持された複数枚の譜面は、最上層から1枚づつ取り外されても付勢手段で支持ピン先端方向に押されるので、何度でも譜面を1枚づつ取り出すことができる。
第3発明によれば、押し出し機構の押し具はフットペダルで駆動できるので、演奏者が手を使う必要は全くなく譜面の更新を行える。
第2発明によれば、支持ピンで積層状態に保持された複数枚の譜面は、最上層から1枚づつ取り外されても付勢手段で支持ピン先端方向に押されるので、何度でも譜面を1枚づつ取り出すことができる。
第3発明によれば、押し出し機構の押し具はフットペダルで駆動できるので、演奏者が手を使う必要は全くなく譜面の更新を行える。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の譜面交換装置を構成する譜面台と譜面を示す概念図である。
同図において、Aは譜面台、Bは譜面である。
まず、譜面Bを説明する。1は1枚1枚が別葉になった譜面シートである。この譜面シートはそのまま使用してもよく、透明フィルム製のシート状ケースに入れてもよい。本明細書では、特に区別することなく、両者を譜面Bという。
前記譜面Bの上端縁であって略中央には支持部2が取付けられている。この支持部2は、磁石での吸着が可能な材料、例えば、鉄などの磁着性材料からなり、その中央はピン孔3が形成されている。
図1は本発明の譜面交換装置を構成する譜面台と譜面を示す概念図である。
同図において、Aは譜面台、Bは譜面である。
まず、譜面Bを説明する。1は1枚1枚が別葉になった譜面シートである。この譜面シートはそのまま使用してもよく、透明フィルム製のシート状ケースに入れてもよい。本明細書では、特に区別することなく、両者を譜面Bという。
前記譜面Bの上端縁であって略中央には支持部2が取付けられている。この支持部2は、磁石での吸着が可能な材料、例えば、鉄などの磁着性材料からなり、その中央はピン孔3が形成されている。
譜面台Aは、架台8を備え、その上部に基台11が設けられ、その中間部には譜面受け9が設けられている。譜面受け9は基台11から落下してきた譜面Bを1枚づつ受け取って溜めておく部材であり、そのような機能を果せるなら、どのような形態のものでもよい。本実施形態では、金網製のものが用いられている。
図2は本発明の一実施形態に係る譜面台Aの機構図である。
同図において、11は基台であり、以下に示す各種部材は、この基台11を介して組み付けられている。
12は支持ピンであり、基台11から正面に向って出没するように設けられている。そして、この支持ピン12には、支持部2のピン孔3が通されて、多数枚の譜面Bが支持されるようになっている。
13は押上げ筒であり、支持ピン12のまわりに外挿されている。そして、支持ピン12のまわりに挿入した圧縮バネ14で、押上げ筒13が常時譜面Bを支持ピン12の先端方向に押し出すように付勢している。
15はロック金具であり、支点15aを中心に揺動し、常時は引張りバネ16で引掛け方向に付勢しており、付勢位置はストッパー18で規制されている。そして、解除レバー17を押すと引掛けが解除できるようになっている。したがって、図3に示すように、押上げ筒13が引込み状態にあるとき、その突起13aに引っ掛って引込み状態に固定することができる。ロックを解除しておくと、図2に示すように、押上げ筒13は圧縮バネ14で押され、譜面Bの束を支持ピン12の先端方向に押し付けておくことができる。
同図において、11は基台であり、以下に示す各種部材は、この基台11を介して組み付けられている。
12は支持ピンであり、基台11から正面に向って出没するように設けられている。そして、この支持ピン12には、支持部2のピン孔3が通されて、多数枚の譜面Bが支持されるようになっている。
13は押上げ筒であり、支持ピン12のまわりに外挿されている。そして、支持ピン12のまわりに挿入した圧縮バネ14で、押上げ筒13が常時譜面Bを支持ピン12の先端方向に押し出すように付勢している。
15はロック金具であり、支点15aを中心に揺動し、常時は引張りバネ16で引掛け方向に付勢しており、付勢位置はストッパー18で規制されている。そして、解除レバー17を押すと引掛けが解除できるようになっている。したがって、図3に示すように、押上げ筒13が引込み状態にあるとき、その突起13aに引っ掛って引込み状態に固定することができる。ロックを解除しておくと、図2に示すように、押上げ筒13は圧縮バネ14で押され、譜面Bの束を支持ピン12の先端方向に押し付けておくことができる。
前記支持ピン12の先端に対向する位置には磁石20が配置されている。この磁石20は略L字形に形成されたレバー21に取付けられている。そして、レバー21の基部はピン22で基台11の上端部に軸着されている。
このレバー21は揺動可能であって、図2に示す使用位置と、図3に示す退避位置との間で姿勢変更が可能である。また、このレバー21の基端部と基台11の適所との間には引張りバネ22が取付けられており、この引張りバネ22によってレバー21は使用位置に倒したときも退避位置に倒したときも、それぞれの位置で保持されるようになっている。
このレバー21は揺動可能であって、図2に示す使用位置と、図3に示す退避位置との間で姿勢変更が可能である。また、このレバー21の基端部と基台11の適所との間には引張りバネ22が取付けられており、この引張りバネ22によってレバー21は使用位置に倒したときも退避位置に倒したときも、それぞれの位置で保持されるようになっている。
そして、図3に示すように、磁石20の磁着面20aと支持ピン12の先端面との間の隙間gは、譜面Bの支持部2における1枚分の厚さより大きく、2枚分の厚さよりは小さい間隔に設定されている。このため、図2に示すように、積み重ねられた多数枚の譜面Bのうち、最上層の1枚の譜面Bのみは、磁石20で磁着して保持された状態であり、他の譜面Bは支持ピン12で物理的に支持され、決して落下しない状態に保持されている。
なお、最上層の譜面Bは磁力以上の強い力で磁力が切断される方向に押されると、その1枚の譜面Bのみが落下することになる。
なお、最上層の譜面Bは磁力以上の強い力で磁力が切断される方向に押されると、その1枚の譜面Bのみが落下することになる。
つぎに押し出し機構を、図2に基づき説明する。
前記磁石20で磁着されている最上層の譜面Bにおける支持部2のちょうど上方に当る位置に、押し具31が配置されている。この押し具31はレバー32で支持されており、レバー32は、基台11に設けられたガイド(図示省略)で、上下(矢印U,D方向)に動くようになっている。なお、押し具31とレバー32は同一の部材で作製したものであってもよく、別の部材で作製したものであってもよい。
前記レバー32の基部には圧縮バネ33が外挿され、この圧縮バネ33はレバー32に固定されたバネ座34と基部11に固定された台座35との間に嵌められている。したがって、この圧縮バネ33によりレバー32は上方に押し上げられている。このため、押し具31は譜面Bの支持部2から常時は離れている。一方、レバー32の下端にはコントロールケーブル36が連結されており、このコントロールケーブル36の他端は、フットペダル37に連結されている。このフットペダル37を演奏者が足で踏むと、コントロールケーブル36が引かれ、レバー32を引き下げることができる。
前記磁石20で磁着されている最上層の譜面Bにおける支持部2のちょうど上方に当る位置に、押し具31が配置されている。この押し具31はレバー32で支持されており、レバー32は、基台11に設けられたガイド(図示省略)で、上下(矢印U,D方向)に動くようになっている。なお、押し具31とレバー32は同一の部材で作製したものであってもよく、別の部材で作製したものであってもよい。
前記レバー32の基部には圧縮バネ33が外挿され、この圧縮バネ33はレバー32に固定されたバネ座34と基部11に固定された台座35との間に嵌められている。したがって、この圧縮バネ33によりレバー32は上方に押し上げられている。このため、押し具31は譜面Bの支持部2から常時は離れている。一方、レバー32の下端にはコントロールケーブル36が連結されており、このコントロールケーブル36の他端は、フットペダル37に連結されている。このフットペダル37を演奏者が足で踏むと、コントロールケーブル36が引かれ、レバー32を引き下げることができる。
図4に示すように、レバー32を矢印D方向に引き下げると、押し具31は、最上層の譜面Bの支持部2を押し下げる。磁石20の磁着力はこの押し下げ力より小さいので、譜面Bは下方に押し下げられ、押し具31が下まで下がり切ると、磁石20の磁界から離れるので、譜面Bはそのまま落下していく。
なお、最上層の譜面Bを除く他の譜面Bは全て支持ピン12により物理的に支えられているので、決して落下することはない。また、支持ピン12の先端面と磁石20の磁着面との間の間隔は、支持部2の2枚分よりは小さいので、2枚の譜面Bが同時に落下していくことはない。よって、必ず譜面Bを1枚づつ交換することができる。
なお、最上層の譜面Bを除く他の譜面Bは全て支持ピン12により物理的に支えられているので、決して落下することはない。また、支持ピン12の先端面と磁石20の磁着面との間の間隔は、支持部2の2枚分よりは小さいので、2枚の譜面Bが同時に落下していくことはない。よって、必ず譜面Bを1枚づつ交換することができる。
また、上記のように最上層の1枚の譜面Bが落下すると、圧縮バネ14によって譜面Bの積層物は磁石20の裏面に向って押されてくる。したがって、再びフットペダル37を踏んで押し具31を引き下げると、また1枚の譜面Bを落下させることができる。
このように、演奏者はフットペダル37を踏むだけで、譜面Bを1枚づつ交換することができる。
このように、演奏者はフットペダル37を踏むだけで、譜面Bを1枚づつ交換することができる。
つぎに、押上げ筒13の退避機構を説明する。
図2において、41,42は基台11の適所に固定的に取付けた案内滑車である(なお、被取付部材である基台側部材は煩雑を避けるため図示していない)。この案内滑車41,42にワイヤロープ43が掛け廻され、そのワイヤロープ43の一端は前記レバー21の基端に連絡され、他端は前記押上げ筒13の基端に連絡されている。
図2において、41,42は基台11の適所に固定的に取付けた案内滑車である(なお、被取付部材である基台側部材は煩雑を避けるため図示していない)。この案内滑車41,42にワイヤロープ43が掛け廻され、そのワイヤロープ43の一端は前記レバー21の基端に連絡され、他端は前記押上げ筒13の基端に連絡されている。
図2に示すように、レバー21が使用状態のとき押上げ筒13は前方へ動かしているが、図3に示すようにレバー21を引き上げるとワイヤロープ43が引き込まれるので、押上げ筒13は後退する。
そして、ロック金具15で引き込み位置に固定される。
そして、ロック金具15で引き込み位置に固定される。
この状態では支持ピン12がむき出しになっているので、多数枚の譜面Bの支持金具7を重ねて支持ピン12に挿入することができる。
このように挿入したあと、レバー21を元に戻し、解除レバー17でロックを解除すると、押上げ筒は圧縮バネ14によって前方に押され、図2に示すように譜面Bは磁石20の裏側に押し付けられ、かつ支持ピン12で支持されるようになる。
このように挿入したあと、レバー21を元に戻し、解除レバー17でロックを解除すると、押上げ筒は圧縮バネ14によって前方に押され、図2に示すように譜面Bは磁石20の裏側に押し付けられ、かつ支持ピン12で支持されるようになる。
図5は譜面受けの他の例を示している。譜面Bには、その上端両横に横方向に突出した引掛部4a,4aが形成されている。9a,9aは引掛け金具で、基台11の下端両横から吊下げるような形で取付けられている。
支持ピンから落下してきた譜面Bは、引掛部4a,4aが引掛け金具9a,9aに引っ掛って落下を止められ、垂直に垂れ下がった状態で保持される。
なお、9bはガイド用の針金で、譜面Bの落下を案内する。
以上の外、譜面受けは、どのような形態のものを用いてもよい。
支持ピンから落下してきた譜面Bは、引掛部4a,4aが引掛け金具9a,9aに引っ掛って落下を止められ、垂直に垂れ下がった状態で保持される。
なお、9bはガイド用の針金で、譜面Bの落下を案内する。
以上の外、譜面受けは、どのような形態のものを用いてもよい。
上記の譜面交換装置によると、つぎの利点がある。
1)譜面Bを落下させるだけで新しい譜面Bに交換できるので交換タイミングが早い。このため、演奏の中断が避けられる。
2)譜面Bが演奏者の顔の前を通ることなく下方に落下していくので、演奏者の注意を乱すことがない。
3)譜面Bを1枚づつ確実に替えることができる。
4)大掛かりな旋回アームやモータ等を用いていないので、装置がコンパクトになり、扱いが容易である。
1)譜面Bを落下させるだけで新しい譜面Bに交換できるので交換タイミングが早い。このため、演奏の中断が避けられる。
2)譜面Bが演奏者の顔の前を通ることなく下方に落下していくので、演奏者の注意を乱すことがない。
3)譜面Bを1枚づつ確実に替えることができる。
4)大掛かりな旋回アームやモータ等を用いていないので、装置がコンパクトになり、扱いが容易である。
本発明の譜面交換装置は、両手を使う楽器を演奏する場合に利用でき、演奏を中断することなく譜面を交換することができる。
A 譜面台
B 譜面
1 譜面シート
2 支持部
3 ピン孔
11 基台
12 支持ピン
20 磁石
21 レバー
31 押し具
32 レバー
B 譜面
1 譜面シート
2 支持部
3 ピン孔
11 基台
12 支持ピン
20 磁石
21 レバー
31 押し具
32 レバー
Claims (3)
- 毎葉シート型の複数枚の譜面と、該複数枚の譜面を積層状態にしておいて1枚づつ取り除いていく譜面台とからなり、
前記譜面は、シート状であって、その一部に磁着性材料からなりピン孔が形成された支持部を備えており、
前記譜面台は、
積層された複数の譜面の各支持部のピン孔に通した状態で、前記複数の譜面を支持する支持ピンと、
積層された譜面の最上層の譜面における支持部を磁着する位置に配置された磁石と、
前記最上層の譜面の支持部を前記磁石の磁着力に抗して押し外す押し出し機構とからなり、
前記支持ピンの頂面と前記磁石の磁着面との間の間隔は、1枚の支持部の厚さより大きく2枚の支持部の厚さより小さい
ことを特徴とする譜面交換装置。 - 前記譜面台は、
積層された複数の譜面を常時、前記支持ピンの先端方向に押し付ける付勢手段を備えている
ことを特徴とする請求項1記載の譜面交換装置。 - 前記押し出し機構は、
前記最上層の譜面の支持部を押す押し具と、該押し具を前記支持具の押し外し方向に駆動する駆動手段と、
常時は前記押し具を駆動前の位置に保持する保持手段とからなり、
前記駆動手段は、フットペダルで駆動操作するものである
ことを特徴とする請求項1記載の譜面交換装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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PCT/JP2007/063712 WO2009008059A1 (ja) | 2007-07-10 | 2007-07-10 | 譜面交換装置 |
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JPH10137045A (ja) * | 1996-11-14 | 1998-05-26 | Nobuo Sakuma | 譜面台または書見台用器具 |
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2007
- 2007-07-10 JP JP2008503879A patent/JP4583485B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101741900B1 (ko) * | 2015-06-24 | 2017-06-01 | 구명화 | 테이블 높이조절장치 |
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